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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 6051-6100
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TOURNIQUET-Psycho Surgery
TOURNIQUET-Psycho Surgery-Psycho Surgery
TOURNIQUET-Stop the Bleeding
TOURNIQUET-Stop the Bleeding-Harlot Widow and the Virgin Bride
TOXIK
TOXIK-Dis Morta
TOXIK-Think This
TOXIK-Think This-Spontaneous
TOXIK-World Circus
TOXIK-World Circus-Heart Attack
TRADIA-Welcome to Paradise
TRADIA-Welcome to Paradise-Sweet 16
TRANCE
TRANCE-Break out
TRANCE-Break out-Confession
TRANCE-Break out-For Your Love
TRANCE-Break out-Loser
TRANCE-Metal Forces
TRANCE-Metal Forces-Ballad for a Group
TRANCE-Power Infusion
TRANCE-Power Infusion-Burn Your Lies
TRANCE-Power Infusion-Children Of Illusion
TRANCE-Power Infusion-Heavy Metal Queen
TRANCE-Power Infusion-Storm & Thunder
TRANCE-Victory
TRANCE-Victory-One Man Fighter
TRANCE-Victory-Victory
TRANCEMISSION
TRANCEMISSION-Back in Trance
TRANCEMISSION-Back in Trance-Play the Game
TRANCEMISSION-Back in Trance-Power of the Heart
TRAUMA-Scratch and Scream
TRAUMA-Scratch and Scream-The Day All Hell Broke Loose
TREAT-Coup de Grace
TREAT-Dreamhunter
TREAT-Dreamhunter-Outlaw
TREAT-Dreamhunter-World of Promises
TREAT-Ghost of Graceland
TREAT-Ghost of Graceland-Endangered
TREAT-Organized Crime
TREAT-Organized Crime-Get You on the Run
TREAT-Scratch and Bite
TREAT-Scratch and Bite-Hidin'
TREAT-The Pleasure Principle
TREAT-The Pleasure Principle-Ride Me High
TREAT-Tunguska
TREAT-Tunguska-All Bets Are Off
TREAT-Tunguska-Progenitors
TRESPASS-Footprints in the Rock
TRESPASS-Footprints in the Rock-Be Brave

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TOURNIQUET-Psycho Surgery ★★★ (2020-08-20 01:35:11)

「曲作りにおいてはベートーヴェンから多大な影響を受けた」と語る(別にクラシカルなメロディを大盤振る舞いするわけではない)ドラマー、テッド・カークパトリックがリーダーを務めるLA出身のスラッシュ・メタル・バンド、TOURNIQUETが再び共同プロデューサーにビル・メトイヤーを迎えてレコーディングを行い、'91年にMETAL BLADE RECORDSから発表した2ndアルバム。
購買意欲を著しく削いでくれるジャケットのクオリティに関しちゃ、だいぶグレードダウンしてしまった印象ですが、オーケストラのチューニングの様子をイントロ代わりに、ファスト&テクニカルに炸裂するOPナンバー①のカッコ良さが提示する通り、緊張感を湛えたHMサウンドはデビュー作に負けず劣らず高いテンションをキープしています。
ドライな音作り、ササクレ立ったGリフ、ハイトーン控えめにシャウト主体の歌唱スタイルに切り
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TOURNIQUET-Psycho Surgery-Psycho Surgery ★★★ (2020-08-21 00:22:08)

前作で聴けたようなハイトーンは控えめに
シャウト主体のスタイルに切り替えたVoと
畳み込むようなリズムの疾走感、
テンション高くストップ&ゴーを繰り返す曲展開等
インテレクチュアル・スラッシュ・メタル風味を
各段に増したアルバムのOPナンバー。カッコイイ。

TOURNIQUET-Stop the Bleeding ★★★ (2020-08-06 00:52:08)

近頃ベートーベンの“交響曲第5番”をドラム・カヴァーしたことで話題を呼んだらしいテッド・カークパトリック率いるLA出身の5人組スラッシュ・メタル・バンド(実はクリスチャン・メタル・バンドでもある)TOURNIQUETが、ビル・メトイヤーをプロデューサーに起用して'90年にリリースした1stアルバム。
仕事帰りにCD屋に立ち寄ったら、何と再発された彼らの旧譜がディスプレイされているのを発見。昔3rdアルバムを購入して結構気に入っていたものの、当時は本作も2ndも入手困難だったため、そのまますっかり忘却の彼方だった記憶が蘇り「うわ、懐かしいなぁ!」と思わず衝動買いをしてしまいましたよ。
情緒不安定なロブ・ハルフォードといった趣きのハイトーンVoに、チリチリと鼓膜に突き刺さる音色でリフを刻み、フラッシーにソロを奏でる2本のG、神経症気味にアップダウンを繰り返す曲展開を立体的に支える
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TOURNIQUET-Stop the Bleeding-Harlot Widow and the Virgin Bride ★★★ (2020-08-07 00:31:27)

7分以上に及ぶ長尺をドラマティックに物語ってアルバムを締め括る大作ナンバー。
山あり谷ありの曲展開を堅牢に支える楽器陣もさることながら、
聴きモノはやはりエキセントリックなストーリーテラーぶりを発揮するガイ・リッターのVo。
キング・ダイアモンドに通じる芝居がかった歌唱は好き嫌いが分かれそうですが
ハマるとクセになる魅力あり。

TOXIK ★★ (2007-04-14 21:56:00)

TOXIKと改名前は「TOKYO」というバンド名だったとか。
(同名のバンドが存在したため、改名を余儀なくされたらしい)

TOXIK-Dis Morta ★★★ (2023-02-03 00:44:22)

リアルタイムで活動していた80年代よりも、インターネットを介してその存在が若いスラッシュ・メタル・ファンにも知れ渡った現在の方がより高い評価を受けている気がする、ニューヨーク出身のテクニカル・スラッシュ・レジェンドTOXIKが、旧譜の再発、デモ音源の発掘といった助走を経て、'22年に満を持して発表した復活作。通算3作目。
1st『WORLD CIRCUS』や2nd『THINK THIS』とがそうであったように、今回もシンガーにメンバー・チェンジが発生していますが、歌唱スタイルが前任者達と同タイプなので違和感はまるでなし。鼓膜をつんざくハイピッチ・スクリームを駆使して歌いまくるVoと、SHRAPNELメタル顔負けの勢いで、ジャズ/フュージョン方面からの影響を伺わせるテクニカルなフレーズを猛然と弾き倒すジョシュ・クリスチャンのGを両軸に、テンション高く畳み掛けるテクニカル・メタル・サウ
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TOXIK-Think This ★★ (2007-03-18 16:51:00)

前作で凄まじいハイトーンを響かせていたVoが脱退、ついでにギタリストをもう1人加えて
ツインG編成へと移行・・・と、大幅なメンバー・チェンジを経て、'89年に発表された2ndアルバム。
新たに加わったVoも前任者と良く似た声質&強烈なハイトーン・ボイスの持ち主という事で、
サウンド的に大きな変化は感じられないが、より曲展開の目まぐるしさに拍車が掛かり、
アコギを単なる装飾以上に積極活用したり、劇的に盛り上がりるバラード④を収録してみたりと、
前作以上にメロディへの拘りが強まったため、「ドーピングしたQUEENSRYCHE」、もしくは
「難解になったFLOTSAM&JETSAM」的な、プログレッシブな雰囲気も感じられるようになった。
但し、流麗なG、複雑なリズムを一糸乱れずに叩き出すリズム隊、突き刺さるようなハイトーンVoが
一体となって突っ
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TOXIK-Think This-Spontaneous ★★ (2007-03-18 17:50:31)

金属的質感を伴って刻まれるリフ、
一筋縄では行かないリズム、
突き抜けてくるハイトーンVoとが一体となって突っ走る、
2ndアルバムのハイライト・チューン(個人的に)。
キャッチーなサビでの加速感がたまらない。

TOXIK-World Circus ★★ (2007-03-18 00:36:00)

アメリカはニューヨーク出身の4人組スラッシュ・メタル・バンド、'87年発表のデビュー作。
その昔、彼らがオムニバス・アルバム『STARS ON THRASH』に提供していた、キャッチーでハイパーな
高速スラッシュ・チューン“HERAT ATTACK"の余りのカッコ良さに痺れ、早速、その名曲をOPナンバーに戴く本作を
買いに走った記憶があるのだが、このアルバムにはそれ以外にも、流麗なGソロをフィーチュアして疾走する⑤⑥、
アコギによるイントロを経て、正統派へヴィ・メタリックな盛り上がりをみせる⑦、本編随一の
アグレッションを撒き散らしてラストを締める⑩といったスラッシュ・メタルの名曲が多数収録されている。
2nd『THINK THIS』では、幾らかプログレッシブ方向に舵を切った彼らだが、この1stの時点では
テクニカル且つタイトな演奏、ロブ・ハルフ
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TOXIK-World Circus-Heart Attack ★★★ (2007-03-18 00:47:09)

ハッハッハッ、ハート・アタック!
TOXIKの全楽曲の中でも、断トツのキャッチーさを誇る
高速スラッシュ・チューン。
ロブ・ハルフォードを彷彿とさせる超絶ハイトーンを
ブチかますVoのハイテンションっぷりも凄まじい。

TRADIA-Welcome to Paradise ★★★ (2023-09-12 00:39:03)

ニュージャージー出身のKey奏者を含む5人組、TRADIAの2ndアルバムにして、メロディ愛好家からは「知る人ぞ知る名盤」として高評価を受ける1枚。日本盤リリースは’96年ですが、実際のレコーディングはデビュー作『TRADE WIND』(’89年)とほぼ同時期に行われており、正式な2ndアルバムというよりは、お蔵入り音源を集めた未発表曲集というのが正確なところの模様。
尤もそんなことは本作の素晴らしい内容を前にすれば枝葉末節ですよ。発売当時はジャケットから受ける印象と、NEXUS RECORDSからのリリースだったので「プログレ系だろう」とスルーしてしまい、数年後にDEPATUREの3rd『OPEN YOUR MIND』に参加していたデイヴ・ボルドウィンがここでも歌っているとの情報に興味を惹かれて購入したわけですが、本作で聴けるのは飽くまで歌中心に組み上げられたメロハー・サウンド。
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TRADIA-Welcome to Paradise-Sweet 16 ★★★ (2023-09-12 23:52:03)

一部地域ではラジオのトップ10チャートにランクインする等の
話題を呼んだというバンドの代表曲。デイヴ・ボルドウィンの伸びやかなVo、
適度なハードさとKeyを生かして華麗に舞う叙情メロディのドラマティックな共演は、
それも納得の名曲ぶりを呈していますよ。

TRANCE (2014-12-16 23:13:04)

'77年結成でドイツのイデンコーベン出身。'82年に1stフル『BREAK OUT』でデビューを果たし、ここ日本でも2nd『POWER INFUSION』('83年)と3rd『VICTORY』('85年)は熱心なメタル・マニアを中心に高い人気を博した。
法的な問題から'89年にTRANS MISSIONと改名し、4枚目のアルバムとなる『BACK IN TRANCE』をリリース。
その後再びバンド名を戻し、数枚のアルバムを発表するもパワーダウン感は否めず、90年代末期に解散。
現在は再結成を遂げて、TRANS MISSION名義でしぶとく活動を継続している模様。

尚、最近初期作がリマスター再発された模様ですが、それなら3rd『VICTORY』の再発も是非。昔、バイト先の先輩に録音して貰ったテープが既にビロビロ状態で聴けたもんじゃないんですよね・・・。

TRANCE-Break out ★★★ (2014-12-16 23:28:43)

ドイツ出身で名前が「トランス」だなんて聞くと、クラブでドンツクドンツク流れてるダンス・ミュージック演ってる連中のように思えますが、ジャケットを開いて見れば、ヒゲ面&皮ジャンという、ルックスから服装までオシャレ感ゼロのメンバーが雁首揃えていてホッと一安心(?)。
彼らが奏でるのは、泣きを通り越して、時に「嗚咽」レベルにまで達するメロディのフィーチュアされた、ウリ・ロート時代のSCORPIONSからの影響も濃厚なHRサウンド(もしかしてバンド名も『IN TRANCE』を参考にしたのでは?と)。そう思って聴くと、ローター・アントーニ(Vo)の塩っ辛いことこの上ないハイトーンも、どことなくポリープ手術前のクラウス・マイネに通じるものがあるようなないような・・・。
軽快なOPナンバーこそ平凡な印象ですが、まるで演歌の如き②で「おぅっ」と鼻面を掴まれると、後はポップな曲調に乗せてGが泣き
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TRANCE-Break out-Confession ★★★ (2014-12-17 22:14:16)

まるで演歌、というか
演歌そのまんまなイントロで
思わず泣き笑いになってしまう名曲。
タメまくりなエンディングも演歌っぽい。

TRANCE-Break out-For Your Love ★★★ (2014-12-17 22:25:18)

哀愁が溢れ出す泣きメロをたっぷりと
フィーチュアしたキャッチーなHRナンバー。
ノーマルなシンガーが歌っていればヒット・チャートを
賑わしたっておかしくないポテンシャルを秘めていますが
このバンドのシンガーは、アクの強い超塩辛声の持ち主。
大衆にアピールするにゃ不向き過ぎますが、
その代わりメタル・マニアには猛烈アピールする名曲に
仕上げてくれています。
個人的にはアルバムで一番好きな曲ですね。

TRANCE-Break out-Loser ★★★ (2014-12-17 22:33:20)

隙間を活かしたアレンジやグルーヴの醸成、
7分以上に及ぶ長尺等、ノリは完全に70年代HRですが
とにかく顔がくしゃくしゃになるような泣きのGソロが強烈。
タイトルを地で行く「負け犬の遠吠え」チックなこのソロを
聴いて最初に思い出した言葉が
“泣くがいい、声を上げて泣くがいい”でしたよ。

TRANCE-Metal Forces ★★ (2021-10-11 23:14:22)

ACCEPTのフロントマン候補に名前が挙がったこともあったと聞くローター・アントーニの個性的なVoと、ジャーマン演歌と呼びたくなる濃い口の泣きメロを武器に、80年代初頭には(メンバー曰く)SCORPIONS、ACCEPTに次ぐ人気を誇ったという独産HMバンドTRANCE。名曲“HEAVY METAL QUEEN”のカッコ良さも未だ忘れ難い彼らが、改名や解散といった紆余曲折を経て21世紀に復活を遂げ、’21年に発表した再結成第2弾アルバムがこちら。彼らの作品の日本盤リリースはこれが初めてじゃないでしょうか?
最早オリジナル・メンバーはマーカス・バーガー(G)一人なれど、『METAL FORCES』なるコテコテなアルバム・タイトルが物語る通り、本作で炸裂するのは武骨で重厚な正統派HMサウンド。元VICIOUS RUMORSのニック・ホルマン(Vo)の堂々たる歌唱を始め、老成とは無縁のパ
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TRANCE-Metal Forces-Ballad for a Group ★★★ (2021-10-13 00:34:34)

アルバムを締め括る6分越えの大作ナンバーで、
'78年にAGEからTRANCEとバンド名を改めた後、最初に制作された
デモテープの収録曲を現メンバーで再録した模様。
バラード調に始まり、ハードに盛り上がっていくドラマティックな
曲展開を彩る、鼻にツーンと来る泣きのメロディはまさしく
初期TRANCE節というべき臭気を放っていて「最高か」と。

TRANCE-Power Infusion ★★★ (2014-12-18 22:23:17)

かつて新宿ツバキハウスにリクエストが殺到したとかしなかったとか(どっちよ)、未だ語り継がれる名曲“HEAVY METAL QUEEN”をトップに戴く'83年発表の2ndアルバム。
日本人の琴線に訴えかける哀愁のメロディ・センスはそのままに、今回は70年代HR的横ノリ感や、演歌にも匹敵する「泣き」は減少。その代わりエッジの効いたGリフを前面に押し出し、より時代に即して、キビキビとへヴィ・メタリックなサウンドにストレッチされています。
そうした印象に拍車をかけるのが、益々クドさ全開のローター・アントーニのVo。前作での歌唱はクラウス・マイネをオーバーブーストさせたような感じでしたが、ここではウド・ダークシュナイダーやマーク・ストレイスを引き合いに出して語りたくなる、パワフルなカミソリっぷりを披露。バンドの看板声として歌舞伎町のネオンの如き輝きをギラギラと放ちます。本作のマイナー臭
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TRANCE-Power Infusion-Burn Your Lies ★★ (2014-12-21 01:53:33)

クサいメロディを身に纏って
メロウに始まり徐々に盛り上がっていくという
お約束感満点の秀曲。
中盤で疾走へとテンポアップする曲展開も
これまたありがちですが「そこが良いんじゃない!」と。

TRANCE-Power Infusion-Children Of Illusion ★★★ (2014-12-21 02:02:34)

前作収録の“CONFESSION”の流れを汲む
クッサクサの泣きメロに噎せ返りそうになる演歌型バラード。
金属声のシンガーの熱唱が一見ミスマッチですが、
逆に「強面男の激情」みたいな悲哀を
引き立たせてくれているように感じられ、
個人的には全然ありですよ。

TRANCE-Power Infusion-Heavy Metal Queen ★★★ (2014-12-20 09:37:08)

HR/HMファンを自認するなら
この「シンプルながら無茶苦茶カッコイイ」の
お手本のようなGリフは一聴の価値あり。
舌がピリピリくるぐらい塩っ辛いVoの歌唱も
ソリッドで勇ましい曲調を盛り上げてくれます。
ここ日本でも局地的ヒットとなったというのも納得の名曲。

TRANCE-Power Infusion-Storm & Thunder ★★★ (2014-12-21 01:45:03)

嵐のように吹き荒れるGと
雷鳴の如く打ち鳴らされるドラムが、
曲名に相応しい怒涛の勢いで突っ走る疾走ナンバー。
Voのハイパーな歌いっぷりもハマってます。

TRANCE-Victory ★★★ (2015-11-15 09:47:30)

70年代HRからの影響も引き摺っていた1st、ヘヴィ・メタリックにストレッチされた2ndと来て、'85年発表の本3rdアルバムは丁度その中間を行くような仕上がり。ソリッドなリフ&リズムよりも歌メロやコーラスを重視し、一層メロディアスに、キャッチーに磨かれた収録曲の数々を聴くと、当時隆盛を誇ったLAメタルの余波が彼らにも及んでいたことが伺えます。特に、時にメジャー・キーも交えてポップさを増したアナログA面に並ぶ楽曲はその傾向強いかな?と。
それでも、2本のGが歌い上げる強烈に耳に焼き付く泣きのメロディや、そしてローター・アントーニ(Vo)の耳にピリピリくる塩っ辛い歌唱といった、「TRANCEらしさ」も圧倒的プレゼンスを主張。重厚な⑤からスタートするB面サイドには前作のノリを受け継ぐハードな楽曲が並んでいます。中でも、Voのアカペラ・イントロを経て威勢良く疾走を開始する⑥、アンセミック
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TRANCE-Victory-One Man Fighter ★★★ (2015-11-16 23:02:56)

美しく叙情的な導入から一転、
ドカドカとパワフルに疾走を開始するHMナンバー。
でもやっぱりGリフよりも金属声のVoの歌メロの方が
印象に残るのが、3rdアルバム収録曲ならでは。

TRANCE-Victory-Victory ★★★ (2015-11-16 23:06:33)

ドイツのバンドらしいメロディの哀愁も、
HMバンドならではのエッジも失うことなく
キャッチーな洗練も実現して見せた
3rdアルバムの表題曲にしてハイライト。
ちょっと日本のフォーク・ソング風(?)な
“ナ~ナナナ~ ナ~ナナナ~♪”のコーラスは、
ライブ会場じゃさぞかし盛り上がったことでしょう。

TRANCEMISSION (2016-06-14 21:10:54)

名曲“HEAVY METAL QUEEN”を始め、日本でも局地的に大人気だったドイツのTRANCEが、レコード会社との法的トラブルから名前を改めて再デビュー。
尤も、メンバー構成も音楽性もTRANCE時代をそのまんま受け継いでいて、彼らが’89年に発表した『BACK IN TRANCE』は、実質的にTRANCEの4thアルバムというべき内容。
バンドはこのあと、’91年に名前をTRANCEに戻して数枚のアルバムを発表した後、活動停止。
現在は再びTRANCEMISSION名義で復活して活動している模様。ややこしいな。

TRANCEMISSION-Back in Trance ★★★ (2016-06-14 21:13:34)

レコード会社との法的トラブルを切っ掛けに、バンド名をTRANCEからTRANCE MISSIONへと改めることとなったドイツの5人組が、'89年に発表した出直しデビュー作。
尤も、バンド名は変われども音楽性の方は全くと言っていいぐらい変わっていません。愛好家から「SCORPIONSの後継者」とも評された鼻の奥にツーン!と突き刺さるクッサクサな泣きメロも、「クセになる」or「生理的に受け付けない」の二者択一を聴く者に突きつけるローター・アントーニの個性的過ぎる歌唱も、まるで実家のような安心感。2本のGが印象的に歌う①⑦、軽快な疾走感が後期RAINBOWを思わす②、「ジャーマン演歌」と呼びたくなる泣きのバラード③、哀愁のミッド・チューン⑧etc…と、本編には基本的に捨て曲は見当たりません。
中には、これまで以上にポップな方向に踏み込んだ④や、Keyによる薄化粧が施された⑦みたいな
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TRANCEMISSION-Back in Trance-Play the Game ★★★ (2016-06-15 23:55:55)

哀愁を放ちながら、全編通じて軽快に踊るGが
後期RAINBOWに通じる疾走感を生み出している、
個人的にはアルバムのハイライト・ナンバー。

TRANCEMISSION-Back in Trance-Power of the Heart ★★★ (2016-06-15 23:46:09)

アコギが爪弾かれるイントロから
既に「演歌の花道」ムード満点な
泣きの名バラード。
こういう濃い哀愁漂わす楽曲を歌わせると
Voのクドイ歌声が実にマッチします。

TRAUMA-Scratch and Scream ★★ (2014-08-04 00:02:57)

METALLICA加入前のクリフ・バートン(B)が一時期、籍を置いていたことで知られるLAの5人組が、'84年にSHRAPNEL RECORDSに残した最初で最後のフル・アルバム。(クリフは不参加だけど)
初めて聴いた時は、執拗に刻まれるGリフとドカドカ打ち鳴らされるリズムの上で、ハイトーンVoがシャープ気味に暴走するOPナンバー①のインパクトで、スラッシュ・メタルそのものに感じられたものですが(「あのクリフがいたバンド」との先入観も大きかった)、リイシューされたのを機会に久々に聴き直してみたら、むしろ「JUDAS PRIESTとNWOBHMからの影響をたんまり浴びたパワー・メタル」が正しい表現かなぁ?と。特に、ドラマティックなツイン・リードGが、光沢を放ちながら重厚に押し出してくるアルバム表題曲④はその代表格。
無論、スラッシーなアグレッションは全編に亘って漲っていて、これ
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TRAUMA-Scratch and Scream-The Day All Hell Broke Loose ★★★ (2014-08-04 23:00:44)

上手いか下手かで言ったら
そりゃ上手くはないけれども、
とにかくVoにしろコーラスにしろ、
Gリフからリズム、Gソロに至るまで
あらゆるセクションが制御不能状態で
暴走しているかのような勢いに
圧倒されてしまう逸品。

TREAT-Coup de Grace ★★★ (2011-01-06 21:49:50)

北欧メタルの代表的なバンドの作品はそれなりにチェックしていたが、なぜかこれまでTREATのことはノー・マーク状態だったので、本作(6th?)を最初に聴いた時は「正直このバンドのこと舐めてました、申し訳ない!」と、思わず手を突いて謝りたくなってしまった次第。
心を打つ哀メロや、絶妙なポップ・センス、分厚いボーカル・ハーモニーに包まれたキャッチーなコーラス・ワークを筆頭に、かつてのTREATらしさを十二分に保ちつつも、北欧メタル・バンドにありがちな「垢抜けないB級感」や「頼りない線の細さ」と一線を画すのは、曲作りの巧さはもとより、しっかりとした歌唱力を備えたVo、抜群のセンスでまとめられた良質なソロを紡ぎ出すG、腰の据わったビートを刻むリズム隊等、豊富なキャリアに裏打ちされた、確かな表現力とテクニックを身に付けたメンバーのスキルの高さゆえ。
特に、本編への没入度を高めるドラマティ
…続き

TREAT-Dreamhunter ★★★ (2018-12-25 23:28:28)

昔、近所の古本屋で本作の輸入盤が投げ売りされているのを発見し、買って帰って中を見たら何故か日本語解説&対訳が付属していて、「輸入盤なのに?なんで??」と首を捻ったことを思い出す(初期国内盤は輸入盤に帯と解説/対訳を付けた仕様だったらしい…とネット普及後に調べて判明)、TREATが’87年に発表した3rdアルバム。邦題は『サバイバー』。
TREATが「ポストEUROPE」とも「スウェーデンのBON JOVI」とも言われていた時期の作品ゆえ、音楽性はこれがまぁポップ。全編に亘って、ザ・80年代!なキラッキラに煌めくKeyがふんだんに取り入れられた、ALIENやSKAGARACKといったバンドにも通じるキャッチーでメロディアスな北欧ハードポップ・サウンドが繰り広げられています。
4th『ORGANIZED CRIME』(’89年)を先に聴いてから本作に遡った自分は、両者のギャップに
…続き

TREAT-Dreamhunter-Outlaw ★★★ (2018-12-26 23:26:35)

北欧メタル・バンドとしてのTREATの魅力が凝縮された疾走ナンバー。
印象的に切り込んでくるツインGから、甘美な哀メロ、煌めくKey、
それにキャッチーなコーラスまで、アルバムのハイライト・ナンバーとして
眩い輝きを放つ名曲です。

TREAT-Dreamhunter-World of Promises ★★★ (2018-12-26 23:31:27)

ハードな“OUTLAW”と、雄大なこのシングル曲の2連発で
3rd『DREAMHUNTER』の勝ちは決まったといっても過言ではありません。
ちょっぴりアイリッシュ風味入ったヴァースから、
大陸産ポップ・メタル勢に通じるライブ会場で大合唱を巻き起こしそうな
サビへと繋ぐ曲展開が秀逸。
そりゃあヒットしますわな。

TREAT-Ghost of Graceland ★★★ (2016-06-23 00:55:32)

昨年行ったフェアウェルツアーが予想を上回る反響を呼んだことから、サクッと解散宣言を撤回したTREATが'16年に発表した復活第2弾アルバム。
ファンがTREATに期待する要素全部盛りの快作だった前作『COUP DE GRACE~最後の一撃』に対し、今回は「一握りのビジネスマンが世界経済を牛耳る」という世相を皮肉ったアートワークが表す通り、全体的にダークな色合いを強めた仕上がり。へヴィなGリフやグルーヴが前面に押し出されているのは、メンバー曰く「長期ツアーの経験が反映された結果」とのことですが、昔からメロディックHRバンドが「ライブ映えする曲作りを心掛けたぜ」なんて言い出すと大抵ロクなことにならないと相場が決まっていて、本作も1曲目の重たげなGリフが聴こえて来た時は「げぇ」と眉を顰めてしまいましたよ。
ところがどっこい。伸びやかなロバート・アーンルンドの歌声、抒情的なKey、美
…続き

TREAT-Ghost of Graceland-Endangered ★★★ (2016-06-23 23:48:28)

ドヨンと薄曇りな感じのイントロに始まり、
Keyを効かせつつテンポアップするヴァースを経て、
爽快にハジけるサビメロへと至る、雲間から徐々に
陽の光が差し込んでくるような曲展開が実にお見事。

TREAT-Organized Crime ★★★ (2013-06-06 23:54:37)

「世界中のどこよりも日本で一番で売れた作品。また、このアルバム・リリースに伴って行われた来日公演は、バンド史上最大のハイライトだった」とメンバーが述懐する、'90年発表の4thアルバム。
デビュー当時は「ポストEUROPE」と言われたTREATですが、この頃になるとGUNS N' ROSESやBON JOVI辺りからの影響も取り込み、音楽性の拡散が一層顕在化。
それはいかにも90年代の作品らしく、よりハードなGを前面に押し出しつつ、時にスリージーだったりブルージーだったりする冒頭3曲に特に顕著に表れていて、初めてこの流れを耳にした時は少々引いてしまいましたよ。正直な話。
ただ、本編を聴き進めれば4曲目以降は従来のTREATらしさが回復。また、例え新味を盛り込んだ楽曲であっても、哀愁を湛えたロバート・アーンルンドの歌声とKeyを効果的に用いることで、メロディから北欧のバン
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TREAT-Organized Crime-Get You on the Run ★★★ (2015-01-13 22:35:32)

北欧メタルらしい哀愁を発散するサビメロに
思わず胸キュンなTREATの代表曲。
先日、TREATの来日公演に足を運んだのですが
バンドと観客の掛け合いも行われたこの名曲が
間違いなくライブのハイライトでありました。


↓TREATを生で見る最後のチャンスと、急遽参加を決めたのですが、
大変素晴らしいライブでしたよ。出先から直行したので
この曲ぐらいしか予習する時間がなかったものの、
ドンピシャで掛け合いが行われたので「よっしゃ」と(笑)。

TREAT-Scratch and Bite ★★ (2021-03-31 23:31:32)

デビュー・シングルをヒットさせた勢いを駆り'85年に発表された記念すべき1stアルバム。
こちとら便利なのでつい「北欧のBON JOVI」とか「ポストEUROPE」とか評しがちなTREATですが、BON JOVIやEUROPEが世界的成功を収めるのは'86年以降のこと。なのでこの時期の彼らに関してはクローン/フォロワー・バンドというより、たまたま同時期に同じようなスタイルの音楽性を志していた、というのが適当なのかなぁと。
そんなわけで、アルバムの幕開けを飾るのは能天気なパーティ・ロック・チューン①。音質は薄っぺらいですし、現在は実力派シンガー然とした歌唱を聴かせてくれるロバート・アーンルンドのVoもまだまだ野暮ったかったりと、初めて聴いた当時は正直「買って損こいた…」と頭を抱えそうになってしまったことを告白しておきます。
但し、そうした評価は後に4th『ORGANIZE
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TREAT-Scratch and Bite-Hidin' ★★★ (2021-04-02 00:22:12)

1stアルバムにあってはハード寄りに位置するロック・チューン。
ハモンド・オルガンとシンセを効果的に使い分け、
ヴァース~ブリッジ~コーラスと、1曲の中でメロディが明暗の
グラデーションを描いていく様に胸躍ります。

TREAT-The Pleasure Principle ★★★ (2019-10-29 01:16:20)

GREAT KING RATを始め、マイケル・シェンカー、ジョン・ノーラムらとの活動を通じて、今じゃシンガーとしての知名度の方が遥かに高くなったリーフ・スンディンをニュー・ドラマーとして迎え入れたTREATが、'86年に発表した2ndアルバム。
「ポストEUROPE」とも「北欧のBON JOVI」とも評され、TREATが最もポップ寄りの音楽性を志向していた時期の作品ゆえ、彼らのカタログ中でも存在感の薄さは1、2を争いますが、なかなかどうして完成度の高さは立派なもの。憂いを孕んだ声質の魅力はそのままに、歌唱力をいや増したVo、相変わらず絶品に練られたソロを組み立ててくれているG等、メンバー各々の技量の向上はもとより、一層ポップ&キャッチーに磨き上げられたメロディと、フィーチュア度の上がった煌びやかなシンセにより全編が彩られたサウンドは、それまでにあった野暮ったさが払拭され、洗練された
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TREAT-The Pleasure Principle-Ride Me High ★★★ (2019-10-29 23:49:08)

先行シングルとしてもリリースされており、
この曲のみエンジニアをジーン・ボヴワー(CROWN OF THORNS他)が担当。
ハード・ロッキンなエッジと躍動感、キャッチーなコーラスで華やかな雰囲気を演出しつつ
声質自体に憂いを孕んだVoの歌唱が醸し出す切ない哀愁が良いアクセントになっています。

TREAT-Tunguska ★★★ (2018-10-31 22:35:46)

解散宣言の撤回後、それまで以上にバンド活動に対して積極的になったことの表れのように、前作『GHOST OF GRACELAND』(’16年)から僅か2年という短いインターバルでの発表となったTREATの最新アルバム。
TREATにしてはややダークで重厚な方向に振られていた――それでもメロディのフックに翳りがなかったのが流石――『GHOST~』に比べ、今作は逆にバンドが原点(この場合は復活1作目にして大傑作『COUP DE GRACE』の作風を指す)を見つめ直したかのように、アンダース・ヴィクストロムのGがもたらすヘヴィ・メタリックな切れ味と、ポンタス・エグベリ&ジェイミー・ボーガーの腕利きリズム隊により醸成される躍動感溢れるリズム、そしてロバート・アーンルンドの泣きを含んだVoが際立たせる、TREAT独自の哀メロ・センスとがバランス良く配合したHMサウンドが託されています。

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TREAT-Tunguska-All Bets Are Off ★★★ (2018-11-02 00:36:11)

ライブで演奏したら盛り上がりそうなキャッチーなコーラスと
ノリ易く弾む曲調、ロバート・アーンルンドの甘い歌声が映える
哀感が滲みだすメロディ(ブリッジ部分が特に印象的)…と、
アルバム後半のハイライトを担っていると言っても
過言ではない名曲っぷりに胸打たれます。

TREAT-Tunguska-Progenitors ★★★ (2018-11-02 00:30:35)

神秘的に奏でられるイントロを、ダイナミックなリズムと
メタリックなGリフが力強く蹴破ってスタートするアルバムOPナンバー。
ライブ映えしそうな雄々しいコーラスをフィーチュアしつつも
北欧のバンド然とした冷ややかな哀メロのフックにも抜かりはありません。
流石の出来栄え。

TRESPASS-Footprints in the Rock ★★★ (2018-07-04 00:21:04)

サットクリフ兄弟を中心に結成され、'99年にはNWOBHM勃発から20周年を祝う記念ライブに出演するため初来日も果たしているTRESPASS、'18年発表の復活第2弾アルバム。(タイトルが良いですよね)
‘93年リリースの最初の再結成アルバムでは、流行に飲み込まれたダーク&へヴィな作風を披露してファンに盛大に溜息を吐かせたTRESPASSでしたが、今作では往年の「らしさ」を大幅回復。どれぐらい回復したかと言えば、そもそも彼らの作品はシングルや初期デモ音源を取りまとめた編集盤『THE WORKS』(’92年)しか聴いたことがない自分のような手合いですら、「実にTRESPASSらしい作品!」と膝を打ってしまったぐらいに。
特に頭3曲は強力で、湿気ったリフ、印象的なハーモニーを奏でるツインG、くぐもった声質で煮え切らない歌メロを拾っていくマーク・サットクリフのヘタウマVo…と、何か
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TRESPASS-Footprints in the Rock-Be Brave ★★★ (2018-07-07 00:07:50)

ヘタウマVoが歌う曇天模様の歌メロといい、
早歩きのテンポに乗せて、伸びやかにハモるツインGが
奏でる湿った旋律といい、80年代初頭のTRESPASSが
そのまんま現代に蘇ったかのような逸品。
初期PRAYING MANTIS好きにもお薦めです。


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