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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 6351-6400
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URIAH HEEP-High and Mighty-Weep in Silence
URIAH HEEP-Innocent Victim
URIAH HEEP-Innocent Victim-Choices
URIAH HEEP-Innocent Victim-Free 'n' Easy
URIAH HEEP-Innocent Victim-Illusion
URIAH HEEP-Innocent Victim-Keep on Ridin'
URIAH HEEP-Into the Wild
URIAH HEEP-Into the Wild-Into the Wild
URIAH HEEP-Into the Wild-Trail of Diamonds
URIAH HEEP-Living the Dream
URIAH HEEP-Living the Dream-It’s All Been Said
URIAH HEEP-Living the Dream-Take Away My Soul
URIAH HEEP-Look at Yourself
URIAH HEEP-Look at Yourself-July Morning
URIAH HEEP-Look at Yourself-Look at Yourself
URIAH HEEP-Look at Yourself-Shadows of Grief
URIAH HEEP-Official Bootleg Vol.Ⅲ Live in Kawasaki Japan 2010
URIAH HEEP-Outsider
URIAH HEEP-Raging Silence
URIAH HEEP-Raging Silence-Blood Red Roses
URIAH HEEP-Return to Fantasy
URIAH HEEP-Return to Fantasy-A Year or A Day
URIAH HEEP-Return to Fantasy-Beautiful Dream
URIAH HEEP-Return to Fantasy-Return to Fantasy
URIAH HEEP-Salisbury
URIAH HEEP-Salisbury-Lady in Black
URIAH HEEP-Salisbury-Salisbury
URIAH HEEP-Sea of Light
URIAH HEEP-Sea of Light-Against the Odds
URIAH HEEP-Sea of Light-Love in Silence
URIAH HEEP-Sea of Light-Mistress of All Time
URIAH HEEP-Sea of Light-Time of Revelation
URIAH HEEP-Sea of Light-Universal Wheels
URIAH HEEP-Sonic Origami
URIAH HEEP-Sonic Origami-Between Two Worlds
URIAH HEEP-Sonic Origami-Change
URIAH HEEP-Sonic Origami-Question
URIAH HEEP-Sonic Origami-The Golden Palace
URIAH HEEP-Sweet Freedom
URIAH HEEP-Sweet Freedom-Pilgrim
URIAH HEEP-Sweet Freedom-Sweet Freedom
URIAH HEEP-The Magician's Birthday
URIAH HEEP-The Magician's Birthday-Sunrise
URIAH HEEP-The Magician's Birthday-The Magician's Birthday
URIAH HEEP-Wake the Sleeper
URIAH HEEP-Wake the Sleeper-Overload
URIAH HEEP-Wake the Sleeper-Tears of the World
URIAH HEEP-Wake the Sleeper-Wake the Sleeper
URIAH HEEP-Wake the Sleeper-What Kind of God
URIAH HEEP-Wonderworld

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URIAH HEEP-High and Mighty-Weep in Silence ★★★ (2010-08-27 22:00:26)

“静かなる涙"の邦題通り、
1人でメソメソと泣きたくなる繊細で感傷的なバラード。
こういう曲歌わせるとデヴィッド・バイロンのVoは
天下一品ですな。
ミック・ボックスの泣きのGソロもグッときます。

URIAH HEEP-Innocent Victim ★★ (2010-08-29 01:15:00)

ジョン・ロートン(Vo)在籍時代の最高傑作と言えば、10th『FIREFLY』がトドメを刺すが、セールス面のみで
評価するなら、ヒットシングル“FREE ME"を収録した本作の方が代表作と言う事になるのだろうか?
初めてこのアルバムを聴いた時のショックは相当なもので、こちとら永遠の名曲“哀れみの涙"を収録した
前作『FIREFLY』の作風を受け継ぐ、淡い泣きメロ満載のファンタジックな作品を期待していたのに、
いきなり始まったのは、トレバー・ボルダーのBが軽快にチョッパる朗らかなアメリカン・ロック・チューン①・・・。
以降もその手の楽曲が連続し、ヒット・シングル④は西海岸の風がそよいできそうなポップ・ソングだわ、
⑧に至ってはレゲエ調と来たもんだ。(URIAH HEEPのトレードマークの1つであるボーカル・ハーモニーも、
妖しさや美しさの演出からお
…続き

URIAH HEEP-Innocent Victim-Choices ★★★ (2010-08-29 01:13:49)

乾いた作風の11thアルバムの中にあって、
バラード“幻想"と共に最も嘗てのURIAH HEEP色を
強く感じさせるドラマティックな名曲。
曲が進むに従って息苦しい程に盛り上がっていく
楽器陣のエモーショナルな演奏と、
ジョン・ロートン入魂の歌唱に胸を締め付けられます。
間違いなく11thアルバムのハイライト・ナンバー。

URIAH HEEP-Innocent Victim-Free 'n' Easy ★★ (2010-08-29 01:03:10)

アグレッシブで疾走感溢れるシャッフル・チューン。
レコード会社から「第二の“安息の日々"を作れ」という
プレッシャーから生まれた楽曲と邪推。
タイトルもそんな感じだし。
全体的にカラッと乾いた印象なのは収録アルバムの特性ゆえか。

URIAH HEEP-Innocent Victim-Illusion ★★★ (2010-08-29 01:08:04)

アメリカンで乾いた感触が支配的な11thアルバムの中にあって、
嘗てのURIAH HEEPの「色」を強く感じさせる、
邦題“幻想"通りの美しさに満ちたバラード。
咽び泣くミック・ボックスのGがたまんねぇっす。
これから!というところでフェードアウトして終わってしまう
アルバム収録バージョンより、再発盤にボーナストラックとして
収録されているフル・エディション・バージョンの方が数倍素晴しい。
星三つはそちらに対しての評価ということで。

URIAH HEEP-Innocent Victim-Keep on Ridin' (2010-08-29 00:57:18)

初めて聴いた時は、その明るい曲調に「勘弁してよ・・・」と
頭を抱えてしまいましたが、繰り返し聴くうちに
「これはこれであり?」と思うようになった次第。
リラックスして歌うロートンのVoと、リズミックに跳ねる
トレヴァー・ボルダーのBに、自然と体がリズムをとってしまいます。

URIAH HEEP-Into the Wild ★★★ (2011-05-09 20:56:56)

ライブも見れたし、次の新作まで、また10年ぐらい掛かる事になっても気長に待ちますよ・・・とか思ってたら、意外にも短いインターバルで発表されてビックリ。しかもこれが非常に素晴しい出来栄えで2度ビックリ。(いやビックリは失礼か)
確信的に70年代黄金期のサウンド再現が目論まれていた(そしてそれに成功した)前作『WAKE THE SLEEPER』に比べると、ずっと肩の力が抜け、現在のバンド内のポジティブな雰囲気をナチュラルに伝えてくれる本作は、『WAKE~』ほど強力な「掴み」こそ有してはいないものの、収録楽曲のクオリティの高さでは互角かそれ以上。
中でも、華麗なボーカル・ハーモニーを纏って、熱唱型Vo、ハードなG、攻めの姿勢が貫かれたKey、そしてドライブするリズム隊とがスリリングに火花を散らすアルバム表題曲③、それにドラマティックな曲展開がかの“7月の朝”を思い起こさせる⑥は、本
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URIAH HEEP-Into the Wild-Into the Wild ★★★ (2011-05-09 21:43:39)

ハード・ドライヴィンに疾走するリズムの上で
ミック・ボックスのGとフィル・ランゾンのKeyが
ガップリ四つに組み合い、バー二ー・ショウが
ホットなVoを聴かせてくれるという
バー二ー時代で例えるなら“AGAINST THE ODDS”に
匹敵する超名曲。
アルバムのみならず、このレベルの楽曲を生み出せるのなら
まだまだURIAH HEEPは大丈夫。

URIAH HEEP-Into the Wild-Trail of Diamonds ★★★ (2011-05-10 22:38:13)

デヴィッド・バイロンを意識したと思しき
バー二ー・ショウの歌メロや、壮麗なコーラス、
それに起承転結がドラマティックに決まった曲展開など、
名曲“JULY MORNING”を思い出さずにはいられない
アルバムのハイライト・ソングの一つ。

URIAH HEEP-Living the Dream ★★★ (2018-10-21 00:28:19)

三大ブリティッシュ・ロック・バンド仲間(日本でしか通用しない括りらしいですが)のLED ZEPPELINやDEEP PURPLEに比べると、フォロワーを見かける機会がとんとなかったのも今は昔。ここ10年で明らかにURIAH HEEPに影響を受けたであろう音を出すバンドが北欧を中心に続々現れるようになった昨今、満を持して本家が’18年に発表した新作アルバム。(邦題は『桃源郷』)
実際の所バンドがそういったシーンの趨勢に触発されたかどうかは定かじゃありませんが、ともあれ、全体的にリラックスした穏やかなトーンが印象的だった前作『異端審問』に対し、サウンドをパワフルに駆動させるラッセル・ジルブリックの重々しいドラム連打で立ち上がる本作は、躍動感と適度な緊迫感を伴う①④⑧のようなアップテンポの楽曲を各所に散らした、現在の彼らの意気軒高っぷりを如実に伝えてくれる作風に仕上がっています。

…続き

URIAH HEEP-Living the Dream-It’s All Been Said ★★★ (2018-10-21 23:32:07)

邦題は“悲観主義”でバンドのプログレッシブな感性が
いかんなく発揮された6分以上に及ぶ大作ナンバー。
フィルのKeyがポイントマンの役割を果たし、
長尺ながらも劇的且つファンタジックな曲展開は
一時もダレることなく最後まで緊張感を保ち続けます。
アルバムのハイライト・ナンバーの一つですよ。

URIAH HEEP-Living the Dream-Take Away My Soul ★★★ (2018-10-21 23:21:31)

邦題は“不安な日々”。
“安息の日々”をひっくり返したのでしょうかね。
ノリ易いアップテンポの曲調に乗って、
ミック・ボックスがギタリストとしての凄味を発揮してみせる
終盤のGソロ・パートが圧巻。何度聴いても惹き込まれてしまいますよ。

URIAH HEEP-Look at Yourself ★★ (2010-08-14 22:16:00)

URIAH HEEPのハード・サイドを代表する名曲“LOOK AT YOURSELF"や、ソフト・サイドを代表する
大作バラード“JULY MOURNING"を収録。彼らを語る上で・・・と言うよりも、ブリティッシュHR史を
語る上でも欠かす事の出来ない歴史的名盤として知られる、'71年発表の3rdアルバム。
裏声やヴィブラートを自在に操り色彩豊かなハイトーンを繰り出すVo、ディストーションの効いた
オルガン・サウンドをもって楽曲の基盤を成すKey、剛柔兼ね備え雄弁に歌うG、そしてファルセットを
駆使した特徴的なコーラス・ワークなど、前2作での試行錯誤を経て、遂にURIAH HEEPならではの
HRサウンドを確立するに至った本作最大の聴き所は、やはり前述の名曲①であり③。
特に③の後半パートにおける、カオス渦巻くケン・ヘンズレーの「淡々と狂ってる」
…続き

URIAH HEEP-Look at Yourself-July Morning ★★★ (2010-08-14 22:22:02)

まず「7月の朝」という邦題がいい。
10分以上に及ぶ長尺を全く気にさせない
叙情的且つドラマティックな曲展開もいい。
そして何より、尻上がりにカオスの数値を上げていく
ケン・ヘンズレーのKeyプレイがエキサイティング。

URIAH HEEP-Look at Yourself-Look at Yourself ★★★ (2010-08-14 22:30:27)

歪んだ音色で攻撃的に押し出してくるKey、
ハードなG、リズミックに疾走するリズム、
エキセントリックなハイトーンVoと
鮮烈な印象を残すファルセット・コーラス・・・と
URIAH HEEPの魅力がギュッと凝縮された名曲中の名曲。
URIAH HEEP未体験者はまずこの曲からどうぞ。
(“AGAINST THE ODDS"でもいいけど)

URIAH HEEP-Look at Yourself-Shadows of Grief ★★★ (2010-08-15 14:34:14)

イントロだけ聴くとちょっぴりDEEP PURPLEっぽいけど
メイン・リフを刻むのがKeyな辺りはやっぱりURIAH HEEP。
普段ケン・ヘンズレーの陰に隠れがちなミック・ボックスが
その存在感を主張する勇ましいGソロがカッコイイ。

URIAH HEEP-Official Bootleg Vol.Ⅲ Live in Kawasaki Japan 2010 ★★★ (2012-02-12 00:14:49)

'10年秋に行われたURIAH HEEPの来日公演は、個人的にその年のベスト・ライブに推したくなるほどの素晴しさでしたが、あの時の感動を鮮烈に蘇らせてくれるのが、10月24日(日)に川崎クラブチッタで繰り広げられたコンサートの模様をほぼフルセットで収録している、この2枚組実況録音盤。
タイトルこそ「BOOTLEG」となっているものの、クリアな音質は正規のライブ・アルバムと比較しても何ら遜色のないクオリティ(流石「公式」)で、顔の前で手をヒラヒラさせるあの奇妙なアクションが思い出されるミック・ボックスの楽しげなGプレイを筆頭に、メンバー(&ステージに出たり入ったり忙しかったミッキー“戦場カメラマン”ムーディ)の熱気溢れるパフォーマンスと、華麗なるボーカル・ハーモニーまでしっかりと再現された名曲の数々が余すところなく収められた本編を聴くと、気分はもうすっかりあの夜にタイム・スリップ。生
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URIAH HEEP-Outsider ★★ (2014-10-07 22:36:07)

膵臓癌により逝去したトレヴァー・ボルダー(B)に捧げられ、アルバム・タイトル『異端審問』を始め、収録各曲には大仰な邦題が冠されているURIAH HEEPの新作ですが、作品全体を覆うのは、気の合う仲間と自然体で作り上げたかのようなリラックスした空気。
意図して70年代HEEPサウンドの再現が試みられていた前2作に比べると、少々緊迫感が乏しい作り思え、購入当初こそあまりピンと来なかったのですが、時が経つにつれて遅効性のブリティッシュHRの魔力にじわじわと体の奥深くまで蝕まれ、気が付けばすっかりお気に入りの1枚に。
軽快に弾むOPナンバー①もよく聴けばインスト・パートはURIAH HEEPらしいドラマ性を帯びていますし、アップテンポで疾走する④⑦⑩や、シャッフル・リズムに“遠き日の安息”なる邦題がジャスト・フィットな⑧といった楽曲を聴けば分かる通り、肩の力を抜きつつも、ミック・ボッ
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URIAH HEEP-Raging Silence ★★ (2012-06-15 07:19:35)

バーニー・ショウ(Vo)&フィル・ランゾン(Key)という元GRANDPRIX組が加入し、以降20年に亘って続く磐石の布陣となったURIAH HEEPが'89年に発表した17thアルバム。
西側HRバンドとしては初となるソ連でのライブを成功裡に終わらせた勢いと、また、それに伴う英国でのURIAH HEEP再評価の機運の高まりに乗じて制作された・・・と書くと、何やら初期の作風に立ち返ったアルバムのように思われるかもしれませんが、実際はそんなことはなく、今回も路線としてはポップ・ロック・サウンド。いきなりARGENTのヒット曲のカヴァー①で幕が開く本編も思いっきり腰を砕けさせてくれます。
これといったキメ曲が見当たらず、その昔、購入した事をすっかり忘れて痛恨の2度買いをカマしてしまうぐらい自分の中では影の薄い本作ゆえ、他のURIAH HEEPの傑作群と比較するとどうしても評価が辛
…続き

URIAH HEEP-Raging Silence-Blood Red Roses ★★★ (2012-06-16 23:50:32)

過酷なツアーとレコード会社のサポート不足に
嫌気が差してURIAH HEEPを去ったピート・ゴルビーでしたが
バンドとの関係は良好だったようで、
こうして優れた楽曲をアルバム用に提供してくれています。
元々彼が自分用に書き下ろしたナンバーゆえ
「ヒープらしさ」は希薄な仕上がりですが、
良い曲は良い曲。

URIAH HEEP-Return to Fantasy ★★ (2010-08-24 22:39:00)

ケン・ヘンズレーが「終わりの始まり」と語るゲイリー・セイン(B)解雇騒動を経て'75年に発表された8th。
(セインはその翌年死去。死因はオーバードーズとも感電事故の後遺症とも言われているが、真実やいかに)
後任Bは元KING CRIMSONのジョン・ウェットン。しかもアルバムは全英チャート最高第7位にランクインする
ヒット作となり、その上タイトル曲はURIAH HEEPを代表する名曲の一つ・・・と、トピックだらけの作品ゆえ、
このバンドに興味を持った時点で速攻購入に走ったのだが、アルバム表題曲①のインパクトが
余りに強過ぎるため、続く楽曲が完全に霞んで聴こえてしまう事や、全体的にロックンロール調の
軽快なノリが目立つ作風等から、正直、購入当初の感想は余り芳しいものではなかった。
尤も、現在では本作は大好きな1枚だし、スペーシーな雰囲気漂う導入部
…続き

URIAH HEEP-Return to Fantasy-A Year or A Day ★★★ (2010-08-24 23:18:14)

アコギを効果的に取り入れ、緩急を付けて劇的に
盛り上がっていく8thアルバムのラスト・ナンバー。
これまでの作品のラスト・ナンバーに比べると
ドラマ性にはやや乏しいものの、
憂いを帯びたメロディの素晴しさと、
繊細な歌唱から雄々しい歌い上げまで
堂々とこなすデヴィッド・バイロンの
熱唱の前にはそんな些細な不満は
綺麗サッパリ吹き飛ばされてしまいます。

URIAH HEEP-Return to Fantasy-Beautiful Dream ★★ (2010-08-24 23:10:35)

スペーシーな雰囲気漂うイントロを聴いていると
RAINBOWの名曲“EYE OF THE WORLD"を思い出したりも。
勿論、発表はこちらの楽曲の方が先なわけだが。
全体的にロックンロール風味が強い8thアルバムの中にあって
数少ない初期テイストの感じられる楽曲の一つ。
鮮やかなシャウトを繰り出すデヴィッド・バイロンの
歌いっぷりが素晴しいったら。

URIAH HEEP-Return to Fantasy-Return to Fantasy ★★★ (2010-08-24 23:05:29)

劇的なメロディを紡ぎ出すGとリズム隊に
深遠な響きを湛えたKeyが絡むイントロだけで
小生の愚息も思わず昇天。
英国的な哀愁漂わすデヴィッド・バイロンのVoに
美麗なボーカル・ハーモニーが絡むサビメロの
素晴しさも特筆モノ。
全体的にロックンロール・テイストが強く感じられる
8thアルバムの中にあって、この名曲には間違いなく
初期URIAH HEEP精神が宿っています。

URIAH HEEP-Salisbury ★★ (2010-08-13 23:35:00)

サクセスへの野心やリスクを恐れない冒険心といった、新人バンドならではの「勢い」が
ヒシヒシと感じられる、'71年発表の2ndアルバム。
その象徴たるのが、アルバム・タイトルを冠され本編ラストに鎮座まします超大作ナンバー⑥で、
16分を越える長大なランニング・タイムにブラス・セクションの導入など、70年代ロッカーらしい実験精神が
存分に発揮された曲調は、正直なところ「URAIAH HEEPらしさ」は希薄な印象なのだが、
とは言えミック・ボックス入魂のGソロに、ケン・ヘンズレーの幽玄美溢るるKeyプレイ、
そして、重厚且つ劇的なリズムを叩き出すB&Dsら楽器陣が牽引するドラマティックな曲展開といい、
鳴り物を効果的に使用した壮大且つ勇壮なメロディといい、長尺を物ともしない内容が
聴き応え十分なのもまた確かで、この辺の楽曲構築術の冴えは流石URI
…続き

URIAH HEEP-Salisbury-Lady in Black ★★★ (2014-11-09 22:10:30)

確かにライブのエンディングを飾るには
少々小粒な印象を持っていたのですが、
実際にライブで聴いてみると、
覚えやすいメロディから、唱和を誘うコーラスまで、
会場が一体感を持って盛り上がれる楽曲なんだなぁ、と。
来日公演を経て、魅力を再発見した名曲でした。

URIAH HEEP-Salisbury-Salisbury ★★★ (2010-08-13 23:42:16)

購入後しばらく、間違えて「サルスベリー」と呼んでました。
鳴り物がかなり大胆に導入されているが、
能天気な印象はまるでなく、むしろ楽曲の持つ勇壮さや
壮大な雰囲気をググッと盛り上げる、効果的な役割を
果たしているように思います。
ただ、URIAH HEEPっぽさは薄いかな。
どっかのプログレ・バンドみたいだ。

URIAH HEEP-Sea of Light ★★ (2008-06-03 22:29:00)

個人的に、以前からその名前は知っていても、全く興味の範疇外だったURIAH HEEPというバンドにハマり、
彼らのオリジナル・アルバムを揃える切っ掛けともなった、'95年発表の傑作19thアルバム。
デビュー25周年という節目を意識してか、80年代以降のポップ・ロック路線のエッセンスを随所に残しつつも、
全体としては原点回帰の姿勢が強く打ち出されていて、それは、4th『悪魔と魔法使い』以来ひさびさの登場となる、
名匠ロジャー・ディーンの手による、幻想的なイラストをジャケット・アートワークに用いている事からも明らか。
何より、ベテラン・バンドらしからぬ若々しい躍動感と、ブリティッシュHRならではの湿り気を帯びたメロディ、
そして、ファンタジック且つドラマティックな曲展開を備えた楽曲群の充実っぷりが素晴しく、
特に、静謐なイントロをハードなGリフが切
…続き

URIAH HEEP-Sea of Light-Against the Odds ★★★ (2006-05-12 22:00:34)

傑作アルバム『SEA OF LIGHT』の幕開けを飾るに相応しいドラマチック・チューン。
幻想的なイントロをハードなGリフが切り裂き、
フィル・ランゾンによる華麗なハモンドの音色と、
リー・カースレイクの叩き出すダイナミックなビートに乗って曲が疾走を開始。
伸びやかなVoを聴かせるバーニー・ショウ
(ライブでの大合唱が容易に想像出来る雄々しいサビメロが秀逸)や、
印象的なオブリを閃かせるトレバー・ボルダーのBも良い仕事をしているが、
やはり要はミック・ボックスのG。
メロディアスなソロ・プレイも然ることながら、結成25周年(当時)を経ても、
未だにこのレベルの楽曲を生み出し得るその才能には、ただただ敬服するのみ。

URIAH HEEP-Sea of Light-Love in Silence ★★★ (2008-06-04 21:39:42)

7分近くに及ぶ長尺を、全く飽きさせる事なく聴かせきる、
ファンタジック且つプログレッシブな
アルバム後半のハイライト・ナンバー。
壮大にしてドラマティックな中間部のアレンジが堪りませんなぁ。

URIAH HEEP-Sea of Light-Mistress of All Time ★★ (2008-06-04 21:31:31)

Voのバーニー・ショウが主役を張った、
アコースティカルなメロウ・チューン。
柔和でファンタジックな楽曲の完成度を、
バーニーの伸びやかでエモーショナルな歌声が
数段階も上へと引き上げている。

URIAH HEEP-Sea of Light-Time of Revelation ★★ (2008-06-04 21:26:33)

「SEA OF LIGHT」の原点回帰志向を象徴するかのような、
名曲“安息の日々"を思わせるシャッフル・チューン。
軽快に弾むリズムと、哀愁を帯びたメロディが心地良い。

URIAH HEEP-Sea of Light-Universal Wheels ★★ (2008-06-04 21:35:47)

トレヴァー・ボルダーの重たいベース・ラインに、
力強く劇的な曲調が印象に残るヘヴィ・ナンバー。
この曲に限らず、トレヴァー・ボルダーのBは
アルバム全編で非常に良い仕事っぷりを披露している。

URIAH HEEP-Sonic Origami ★★★ (2012-06-18 07:04:09)

「折紙」という日本語の組み込まれたユニークな表題が妙に耳に残る'98年発表の19thアルバム。
前作『SEA OF LIGHT』が、ジャケットから何から確信的に70年代URIAH HEEPサウンドの再現が目論まれた傑作だったため、本作は「ラジオ・フレンドリーな楽曲作りを試みた」というミック・ボックス(G)の発言や、70分オーバーの長尺がネックとなって、リリース当時は余り素直に楽しめなかったのですが、今回この文章を書くに当たって改めてじっくりと聴き直してみたら、自分の中で評価がモリモリ急上昇。いや、良いアルバムですよね、これ。
OPを雄々しく飾る①は、G、Vo、Keyの見事な歌いっぷり、劇的な曲展開を支えるリズム隊、そして美しく重厚なボーカル・ハーモニーまで「URIAH HEEP全部入り」な掛け値なしの超名曲ですし、それを開巻の合図とする頭3曲の畳み掛け具合や、ブリティッシュH
…続き

URIAH HEEP-Sonic Origami-Between Two Worlds ★★★ (2012-06-18 23:09:52)

ドラマティックな曲展開から華麗なボーカル・ハーモニーまで
“AGAINST THE ODDS”と双璧を為す、URIAH HEEPが
90年代に生んだ超名曲の1つ。
但し、あまりにもこの曲が良すぎるため、
以降の本編が少々霞んで聴こえてしまうという
皮肉な結果を引き起こしていたりも。
 
終盤で入魂の弾きまくりを炸裂させる
ミック・ボックスのGが素晴しいですね。

URIAH HEEP-Sonic Origami-Change ★★★ (2012-06-19 23:20:35)

名バラード“QUESTION”から間を置かずに
繋がっていく、軽快なロック・チューン。
仄かな叙情性と、ポップで上品な高揚感を
湛えた曲調はプログレ・ハード・テイストも
感じられます。

URIAH HEEP-Sonic Origami-Question ★★★ (2012-06-19 23:17:07)

暖かみに溢れたバー二ー・ショウの歌声といい、
しっとりとした叙情味を伝えるミック・ボックスの
アコギといい、時折閃くフィル・ランゾンの美しい
ピアノの旋律といい、まさしく↑上の方が仰る通り
しみじみと「良い曲だなぁ」と実感するバラード。
間髪入れずに次曲“CHANGE”に繋がる展開も良い。

URIAH HEEP-Sonic Origami-The Golden Palace ★★★ (2012-06-18 23:11:52)

アルバムの幕引き役を担うのに相応しい、
オーケストラをフューチュアした大作曲ですが、
大仰さよりも包み込むような温もりに満ちた曲調が
その魅力。

URIAH HEEP-Sweet Freedom ★★ (2010-08-21 23:41:00)

前作『THE MAGICIAN'S BIRTHDAY』辺りを境に、マネージャーとの不和、バンド内部の薬物汚染や
メンバー同士の軋轢など、デビュー以来、休みなしで突っ走って来たことによる弊害が徐々に表面化し始め、
そのため、この'73年発表の6thアルバム以降の作品は、商業的には十分な成功を収めているにも関わらず
1st~5thに比べると一段低く見られる事が多いが、イヤイヤどうしてどうして。唯一無二の個性を備えたVoや
各楽器陣のパフォーマンスを存分にフィーチュアした本編は、相変わらず聴き応え十分。
全体的にプログレ色が薄れ、ややポップさは増しているものの、壮麗なコーラスが印象的な③、
ゲイリー・セインのメロウなBラインが素晴しい④、「アルファベットの歌」を取り入れ軽快に駆け抜けていく
⑥といった楽曲は、聴き込むほどに味わいが増すスルメ級の名曲だし
…続き

URIAH HEEP-Sweet Freedom-Pilgrim ★★★ (2010-08-21 23:57:31)

クラシカルな女性コーラスに、ケン・ヘンズレーの
荘厳なKeyプレイが絡むイントロを聴いただけで
全身の毛が逆立ちます。
ハードに歌うミック・ボックスのG、
張りのある歌声で勇ましく歌うデヴィッド・バイロンのVo、
重厚且つ劇的なリズム・ワーク、全てが華麗にしてドラマティック。
アルバムを締め括るのにこれほど相応しい曲が他にあろうか。

URIAH HEEP-Sweet Freedom-Sweet Freedom ★★★ (2010-08-21 23:50:31)

哀愁に満ちた6thアルバム・タイトル・トラック。
豊かな包容力を感じさせるデヴィッド・バイロンの歌声と
ウォームな音色でメロウなラインを奏でる
ゲイリー・セインのBが素晴しい。

URIAH HEEP-The Magician's Birthday ★★ (2010-08-18 21:28:00)

『魔の饗宴』なる物々しい邦題が付けられた、'72年発表の5thアルバム。
デビューから僅か数年の間に5枚のスタジオ・アルバムを制作し、しかもその何れもが
「捨て曲なしの名盤」と評されるに相応しい完成度の高さを誇っているのだから、
多くのファンがこの時期を「URIAH HEEPの黄金時代」と呼ぶのも納得が行くと言うもの。
特に本作は前作から1年足らずという短いスパンでレコーディングされているにも関わらず、
そのクオリティは無類。この頃のバンドの創作意欲がいかに神憑っていたか、良く分かります。
意表を突いてアコースティック・ナンバーで幕を開けた前作に対し、「これぞURIAH HEEP」たる壮大にうねる
OPナンバー①に始まり、妖しく不気味、それでいて華麗でドラマティックなプログレッシブな大作ナンバー⑧
にて締め括られる本作は、“EASY LIV
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URIAH HEEP-The Magician's Birthday-Sunrise ★★★ (2010-08-18 21:57:33)

デヴィッド・バイロンの天を突くシャウトと
重たいリフ/リズムが大波の如くうねくる
イントロだけでノックアウト。
力強く、劇的。
まさにアルバムのOPを飾るに相応しい名曲。

URIAH HEEP-The Magician's Birthday-The Magician's Birthday ★★★ (2010-08-18 21:53:37)

OPの印象的なリフ&リズムの刻みっぷりや、
中盤の激しいバトル・パートを筆頭に
ミック・ボックス(G)とリー・カースレイク(Ds)の
存在がクローズアップされた大作曲。
勿論、シアトリカルなデヴィッド・バイロンのVo、
ケン・ヘンズレーの幻惑的なKeyプレイ、
そして妖しくも美しいコーラス・ワークも健在。
要するに自分がURIAH HEEPに求める全てが詰め込まれた
名曲ってことですな。

URIAH HEEP-Wake the Sleeper ★★ (2008-06-15 02:09:00)

欧米におけるクラシック・ロック人気の復活や、SANCTUARY RECORDSと契約を結んだこと等に後押しされたのか、
新作は半ば諦めていたURIAH HEEPから、ひょっこり届けられた、実に10年ぶりの発表となる待望の21thアルバム。
身体を壊したリー・カースレイク(Ds)が脱退してしまったため、10年以上の長きに渡って続いた鉄壁のラインナップは崩れてしまったものの、
ミック・ボックスの粘り強いG、伸びやかなバーニー・ショウのVo、トレヴァー・ボルダーのメロディアスなB、ソングライターとしても
活躍するフィル・ランゾンの華麗なるKey、そしてサビメロを分厚く覆う、繊細なボーカル・ハーモニーをフィーチュアした
バンド・サウンドには、まったく影響なし。と言うか、本作の完成度の高さが、前作『SONIC ORIGAMI』を大きく凌ぎ、
傑作『SEA OF
…続き

URIAH HEEP-Wake the Sleeper-Overload ★★★ (2008-06-15 10:32:43)

ハードなG、アップテンポのリズム、華麗なるKey、
伸びやかなVoに、分厚く繊細なボーカル・ハーモニー・・・と、
URIAH HEEPサウンドの最も美味しい部分が
ギュッと詰め込まれた、アルバムを代表する名曲の1つ。

URIAH HEEP-Wake the Sleeper-Tears of the World ★★ (2008-06-15 10:37:12)

名曲“EASY LIVIN'"のノリを受け継いだ、
哀愁のメロディをまとってリズミックに飛び跳ねる曲調と、
全編を華麗に彩るボーカル・ハーモニーが印象的な
シャッフル・チューン。

URIAH HEEP-Wake the Sleeper-Wake the Sleeper ★★ (2008-06-15 10:29:23)

伊藤政則氏が、この曲が始まった瞬間に「若い!」と叫んだというも
大いに納得のいく、アグレッシブでスピーディなアルバムのOPナンバー。
ミック・ボックスがハードに刻む、ワウの効いたGリフが一際印象に残る仕上がりで、
これに限らず、本作ではミック・ボックスのGの踏ん張りが
強い光を放っています。

URIAH HEEP-Wake the Sleeper-What Kind of God ★★★ (2008-06-15 10:44:29)

アルバム随一の劇的なドラマ性の高さを誇る、
6分半に及ぶ大作ナンバー。
雄大な前半から繋がっていく、粘りの効いたG、アクティブに動き回るB、
スケール感を演出するKey、突き抜けていくようなボーカル・ハーモニーとが
ガップリと組み合った後半の盛り上がりっぷりには、ただただ涙、涙・・・。

URIAH HEEP-Wonderworld ★★ (2010-08-22 20:57:00)

ゲイリー・セイン在籍時代最後の作品となった、'74年発表の7thアルバム。(邦題は『夢幻劇』)
ブラック企業ばりのアルバム制作スケジュールや、メンバー間の対立、マネージャーへの不信感等から、当時、
バンドはいつ空中分解してもおかしくない状態にまで疲弊しきっていたらしく、そのためケン・ヘンズレーや
ミック・ボックスは、本作について「もっと良い物が作れた筈だ」と自嘲気味に振り返るが、んな事ぁない。
前作『SWEET FREEDOM』に比べ、幾分ハードさを回復したその内容は、収録曲のクオリティといい、
メンバーのパフォーマンスやアンサンブルの冴えといい、相変わらず高いレベルを維持。
本作を最後に解雇されるゲイリー・セインも、とてもヘロイン中毒が取り返しのつかないレベルまで
悪化していたとは思えぬ、素晴しいBプレイを披露してくれています。
まさに邦
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