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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 651-700
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BANSHEE-Race Against Time ★★★ (2016-07-24 09:46:04)
ATLANTIC RECORDSとの契約をゲットしたBANSHEEが、MANOWARやMASSなんかとの仕事で知られるジョン・マティアスを共同プロデューサーに迎えてレコーディング作業を行い、'89年に発表した1stフル・アルバム。
自主制作のデビューEPではヨーロピアンHMからの影響が衒いなく打ち出されていましたが、今回はメジャーからのリリースということもあり、軸足は正統派HMに置きつつも、『オズの魔法使い』ネタのミュージック・ビデオ――カンザス出身だから?――がそれなりにMTVで人気を集めた①に代表されるように、曲によってはアリーナ・ロック的スケール感や、合唱を誘うノリの良さを大幅増。腕の立つベーシストの加入によりリズム面の強化が図られたサウンドは、粗削りな部分が抑えられ重量感と整合性がグッと高まりました。
勿論、それで彼ら独自の魅力が薄まったなんてことはなく。勇ましげにギ
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BARON ROJO-Metalmorfosis ★★★ (2016-02-21 00:20:28)
第一次世界大戦で活躍したドイツ空軍のエース・パイロット、マンフレート・フォン・リヒトフォーフェンの異名「レッド・バロン」をバンド名に頂くスペインのBARON ROJO。彼らの代表作と言えば、スペイン国内はもとより欧州圏、更には遠く日本にまでその名を轟かせた2nd『炎の貴族』('82年)が決定盤でしょうが、'83年発表のこの3rdアルバムだって内容の良さでは引けを取りません。
歌詞は勿論全曲スペイン語。しかしプロデューサーにナイジェル・グリーンを迎え、ロンドンのBATTERY STUDIOで(DEF LEPPARDの『PYROMANIA』的布陣で)レコーディングされているだけあって、音作り、メンバーの熱の篭ったパフォーマンス、それに収録楽曲まで、田舎臭さは殆ど漂ってきません。NWOBHMの洗礼を受けたエッジの鋭さ/軽快なノリの良さ/濃い口の哀愁を併せ持ったサウンドは、同時期の欧米のH
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BARON ROJO-Metalmorfosis-Hiroshima ★★★ (2016-02-21 00:26:16)
スペイン語の歌詞なので何について歌っているのかは
分かりませんが、このタイトルで、シリアス且つ重厚な曲調・・・
おそらく反核兵器とかのメッセージが託されているのではないかと。
でもちゃんと「サムラ~イ」「ゲイシャ~」なる
単語も飛び出すので安心だ。(何が)
BARON ROJO-Metalmorfosis-Siempre estás allí ★★★ (2016-02-21 01:40:03)
ウリ・ロート在籍時代のSCORPIONSにも匹敵する泣きと哀愁が
イントロからダダ漏れで漏れ出す、美しく劇的な
アルバムのハイライト・ナンバー。
シンガーの歌唱もどことなくクラウス・マイネを思わせるものあり。
(決してカルロス・デ・カストロのヘアスタイルのことではなく)
BARON ROJO-Volumen brutal ★★★ (2016-06-19 23:34:25)
KERRANG!誌の表紙を飾り、'82年開催のレディング・フェスティバル(この時は日本からBOW WOWも参戦)に出演する等、スパニッシュ・メタルの地位向上に大いなる貢献を果たしたBARON ROJOが、イアン・ギラン所有のKINGSWAY STUDIOでレコーディングを行い、KAMAFLAGE RECORDSから’82年に発表した2ndアルバム。(邦題『炎の貴族』)
メンバーの「ハゲ・デブ・ヒゲ」数え役満なルックスのハンデをモノともせず、現在までに世界中で200万枚以上のセールスを記録していると聞くバンドの代表作だけに、「たかが辺境メタルだろ?」とか舐めたこと抜かす輩には、「ラテン・フィルターで濾過したJUDAS PRIEST」的趣きでコテコテ且つ勇壮に疾走する、スパニッシュ・メタル史に燦然と輝く名曲⑥が、ジャケットに描かれた棘付きメリケンサックばりの正拳突きをお見舞いするぜ!と
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BARON ROJO-Volumen brutal-Concierto para ellos ★★ (2016-06-20 23:54:21)
メンバー的には「ジョン・ロードに参加して貰えたら最高だな!」
だったらしいですが、流石にそれは叶わず、でもイアン・ギラン所有の
スタジオでレコーディングした縁で、代わりにコリン・タウンズ
(当時GILLAN)がゲストでKey弾いてくれたという。
曲調もDEEP PURPLEタイプで非常にイイ。
邦題は“我らがコンサート”だったかな、確か。
BARON ROJO-Volumen brutal-Resistiré ★★★ (2016-06-21 00:03:32)
指摘されるまで気にしてませんでしたが、
言われてみると確かにパープル・エッセンスもちょっと感じられたり。
と言うか、ここのGは明らかにリッチー大好きっ子っぽいですよね。
JUDAS PRIESTの劇的さ、DEEP PURPLE的疾走感を
ラテン・フィルターを通して再構築した感じ?
何はともあれ、スパニッシュ・メタル史に燦然と輝く
名曲であることは間違いありません。
BARREN CROSS-Atomic Arena ★★★ (2017-07-08 08:03:05)
LAを拠点に活動していた4人組がENIGMA RECORDSからリリースすると、これが全米FMネットワークのラジオ番組で絶賛。CMJのHMチャート20位圏内にもランクインする話題作となった、BARREN CROSSの代表作でもある’87年発表の2ndアルバム。
プロデュース担当がディノとジョンのエレファンテ兄弟であることからも分かるように、彼らもまたクリスチャン・メタル・バンド。ストレートなキリスト賛歌ではなく、麻薬、テロ、自殺etc.といった社会問題を、怒りを込めて取り上げる硬派な歌詞世界は余りそれ系っぽくありませんが、伝聞によればメンバーの中には実際に教会で教えを説いたり、カウンセリングの奉仕をしている者もいたという、クリスチャンとしての経歴は結構な本格派。
但し音の方は、分厚いハーモニーと美旋律に彩られた教科書通りのSTRYPER路線ではなく、もっとハード寄り。ハイトー
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BARREN CROSS-Atomic Arena-Cultic Regimes ★★★ (2017-07-09 23:10:49)
キ印の笑い声をイントロ代わりにスタート。
3分弱のランニング・タイムをパワフルに飛ばしまくる
パワー・メタリックなスピード・ナンバー。
これだけ聴いて彼らが「クリスチャン・メタル」だと分かる人は
あまりいないのではないでしょうか。
BARREN CROSS-Hotter Than Hell! Live ★★★ (2017-07-10 23:53:09)
クリスチャン・メタルと言えば、ロブ・ハルフォードになりきったシンガーの歌声が話題を呼んだSAINTというJUDAS PRIESTタイプのバンドが居ましたが、同じジャンルに属する仲間でも、このBARREN CROSSはブルース・ディッキンソン似の歌唱スタイルのシンガーを擁し、IRON MAIDEN型の正統派HMを聴かせてくれるLAの4人組。
本作はそんな彼らが'90年にMEDUSA RECORDSから発表した実況録音盤で、3rd『STATE OF CONTROL』(’89年)発表に伴う全米ツアーの中から、地元でのライブの模様を収録。序盤から出し惜しみせずに名曲“DYING DAY”を繰り出してこっちのテンションを一気に引き上げてくれるセットリストは、ヒットを飛ばした2nd『ATOMIC ARENA』(’87年)収録曲を中心に過去3枚のスタジオ・アルバムから選曲されていて、ある意味80
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BATHORY-Bathory ★★ (2007-07-03 21:32:00)
スッカスカの音質から垣間見えるアングラ主義、暗黒サタニック性、禍々しく寒々しい楽曲、
そして「独りスラッシュ・メタル」と呼ばれる家内手工業的なアルバムの制作スタイルが、後続のバンド群に
多大なインスピレーションを与えたという元祖ブラック・メタラーBATHORY、'84年発表のデビュー作。
尤も、傑作と名高い3rd『UNDER THE BLACK MARK』辺りに比べると、まだまだブラック・メタル的な要素は希薄で、
それよりも不気味なイントロ①に導かれてスタートする②を聴けば判るように、チリチリしたリフにしろ、
ダミ声中心のクォーソンのVoスタイルにしろ、その作風は多分にオーソドックスなスラッシュ・メタル寄り。
とは言え、初期VENOMからロックンロール色を取り除いた代わりに、爆発的な疾走感と、北欧のバンドらしい
暗く湿った質感を加味した感じの陰惨
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BATHORY-Bathory-War ★★★ (2007-07-03 21:45:52)
アルバムのラストを締める突撃スラッシュ・チューン。
荒々しく、野蛮にして勇壮なBATHORY初期の名曲。
聴いてると「WAR!」「WAR!」と一緒に歌いたくなりますね。
BATHORY-Blood Fire Death ★★ (2007-06-18 21:48:00)
VENOMやCELTIC FROSTと並んで、「ブラック・メタルの元祖」と崇め奉られる
スウェーデンのカルト・スラッシャーBATHORYが、'88年に発表した4thアルバム。
チープな音質、寒々しく邪悪なリフ、性急に疾走するリズム、ヒステリックな絶叫Vo、ある種、宗教的な
荘厳さすら感じさせる楽曲と、後にブラック・メタルと呼ばれる事になるサウンド・スタイルの雛形を
確立した前3作に比べると、ノルウェー出身の画家ペーター・ニコライ・アルボの代表作の1つ、
『THE WILD HUNT OF ODIN(ASGARDSTEIEN)』をアルバム・ジャケットに用いた本作は、大仰さやドラマ性といった
要素が後退して、よりスラッシュ・メタル的なストレートさが前面に押し出されているのが特徴。
クォーソンのVoパフォーマンスにも幅が出て来ているし、サウンド・プロダ
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BATHORY-Blood on Ice ★★ (2007-09-01 23:48:00)
'95年にレコーディングされた当時の最新音源に、(ファンの要望に応える形で)'88年~'89年に
レコーディングされていた未発表音源を加えて、'96年にリリースされた9thアルバム。
新旧の楽曲が入り混じっていていも、不自然さやクオリティのバラつきといったマイマス面が一切感じられない辺りは、
流石クォーソン先生。ただ、残念ながら音の方は余り良くない・・・いや、音が悪いというよりも、やたらクォーソンのVoが
前に出たミックスになっているせいで(ちなみに、今回はアルバム全編をクリーンVoで歌っています)、
彼の歌唱の弱点であるピッチの不安定さが、必要以上に悪目立ちしているような・・・。
ともあれ、その点さえ除けば、これまでのBATHORYのアルバム同様、本作もまた強力極まりない出来。
『HAMMERHEART』や『TWILIGHT OF THE GO
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BATHORY-Hammerheart ★★ (2007-07-07 01:19:00)
ジャケット・アートワークに、英国人画家フランク・ディクシー卿の名画「ヴァイキングの火葬」を用いている事からも判る通り、
これまでのスラッシュ/ブラック・メタル路線から、ヴァイキング・メタル路線へと、その作風を大きく変化させた
'90年発表の5thアルバム。例えるなら、前作収録の名曲“BLOOD,FIRE DEATH"の方向性をアルバム全編に渡って押し進めてみた感じ?
疾走曲が完全に姿を消してしまったため、BATHORYにスピードを求めるファンには本作は耐え難いほど退屈な代物だろうが、
一方で、クォーソンの創造する暗黒世界に魅せられた者にとっては、これぞまさしく捨て曲なしの大傑作。
強烈なうねりを生み出す壮大なスケール感、メランコリックという表現では生温い絶望的なまでにダークなメロディ、
厳粛且つ荘厳な雰囲気を演出するコーラスといった要素に彩られた楽曲の
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BATHORY-Requiem ★★ (2007-08-30 22:00:00)
壮大でドラマチックなヴァイキング・メタル路線が行き着く所まで行ってしまった感のあった
6th『TWILIGHT OF THE GODS』(BURRN!!のレビューで1点を献上され「自縛霊も逃げ出す密教のBGM」と評された)から一転、
ソリッドでスピーディな高速スラッシュ・チューンが、息つく暇なく次々に繰り出されるという、
スロウで重厚な『TWILIGHT~』とは対照的な作風に仕上がった、'94年発表の7thアルバム。
例えるなら、良好なサウンド・プロダクションで1st『BATHORY』を作り直してみた感じ?
ここ数作続いたメランコリックな大作主義は影を潜め、コンパクト且つストレートにまとめられた楽曲には、
メロディのメの字も見当たらない。Gソロは初期の頃を彷彿とさせる突き刺さるようなアグレッションを発散させ、
前作ではアルバム全編をクリーンVoで
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BATHORY-The Return...... ★★ (2007-07-09 21:58:00)
友達がいなくても音楽活動は出来るんだ!と、世の引き篭もり系メタル・ミュージシャンに勇気と希望を与えた(?)
クォーソンによる「独りスラッシュ・メタル・プロジェクト」ことBATHORY、'85年発表の2ndアルバム。
(でも実際は、アルバムのレコーディングにはサポート・メンバーも参加しているらしい)
北欧暗黒メタル史に燦然と輝く・・・いや、ドス黒い影を落す名盤として知られる1st『BATHORY』は、どちらかと言えば
VENOM直系のイーヴルでサタニックなスラッシュ・メタル風味が色濃い作風だったが、この2ndでは、いよいよ前作と同等か
もしくはそれ以上に劣悪なサウンド・プロダクションの下、歪み切っていて最早何を弾いているのかすら判然としない禍々しいリフ、
取り憑かれたように疾走するリズム、凄まじい邪気を発散する絶叫Vo、耳に突き刺さる狂ったGソロetc・
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BATHORY-Twilight of the Gods ★★ (2007-08-04 01:06:00)
ファンの間では「BURRN!!で1点を獲得した作品」として知られる、'91年発表の6thアルバム。
1点を付けられるなんてどんなに酷い作品なんだ?と思われるかもしれないが、実際は、前作『HAMMERHEART』の作風を
順当に受け継いだ、暗く、重く、壮大にしてドラマチックなヴァイキング・メタル・チューンがアルバム全編に渡って敷き詰められた、
非常にハイクオリティな内容の逸品。(音質も向上しているし、幻想的なジャケット・アートワークも美しい)
敢えてこれまでと異なる部分を挙げるなら、クォーソンが濁声を封印し、全編をノーマル・ボイスで歌うようになった点で、
線が細く、ピッチも甘いその歌唱はお世辞にも上手いとは言えないながらも、北欧にはこの手のシンガーがゴロゴロ居るので
いちいち目くじらを立てる程のものではないし、聴き慣れるとこれが結構味わい深くて、楽曲の雰
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BATHORY-Under the Sign of the Black Mark ★★ (2007-05-16 21:40:00)
クォーソン率いる(・・・って率いるも何も正式メンバーは彼1人きりなんだけど)
スウェーデンのカルト・スラッシャー、'86年発表の3rdアルバム。
BATHORYと言えば、北欧地下世界音楽の帝王、もしくは宅録引き篭もりメタルの元祖とか、
BURRN!!誌のレビューで1点を獲得したとか、呪縛霊も逃げ出す密教のBGM(笑)だとか、堅気のメタル・ファンを
ドン引きさせる評判ばかりが話題になりがちのバンドだが、少なくとも本作に関して言えば、
同じように「ブラック・メタルの始祖」として崇められる初期VENOMやCELTIC FROSTの作品群よりも
遥かに明快な作風で取っ付き易く、且つ内容的にも非常に優れモノの逸品。
低音が全く効いていない、ペラペラでスカスカなチープ極まりないサウンド・プロダクションは相変わらずながら、
このボヤ~と霧のように不明瞭な
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BATHORY-Under the Sign of the Black Mark-Woman of Dark Desires ★★ (2007-05-18 23:42:35)
アルバム最速チューンの座は“MASSACRE"に譲るものの、
チープな音質の下、禍々しく疾走するリフ&リズムといい、
そこに絡みつくシンセのヒンヤリとした音色といい、
耳をつんざくヒステリックなGソロといい、
クォーソンの邪悪な絶叫Voといい、
まさに「元祖ブラック・メタル」な名曲。
BATON ROUGE-Baton Rouge ★★ (2022-12-14 23:38:46)
フロントマンのケリー・キーリングがBLUE MURDERに参加するため脱退したのを引き金に、アルバム2枚を残して解散してしまったLA出身の4人組BATON ROUGEが、'97年に突如発表した3rdアルバム。
じゃあ再結成したのか?というと、そういうわけでもないそうで、5人目のメンバーとしてバンドを支え続けたプロデューサー/ソングライターのジャック・ポンティが、手元に未発表のデモ音源が残っていることに気が付き、ケリーをシンガーに起用して改めてレコーディングを行いリリースに漕ぎ着けたというのが真相の模様。ケリーも「再結成とは思っていない」との発言を残しているらしく、なので本作については3rdアルバムというよりは蔵出し音源集という表現の方が的確なのかも。
まぁ体裁は何であれ、ジャック・ポンティが惜しんだだけあって本作には良い曲が揃っています。プロダクションが簡素なのと、バンドとし
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BATON ROUGE-Lights Out on the Playground ★★★ (2018-07-17 23:35:20)
ジョン・サイクス、ジョン・ノーラム、マイケル・シェンカーといった凄腕ギタリスト達との仕事で知られるシンガー、ケリー・キーリングのキャリアの出発点となったバンドが、新たにサイド・ギタリストを加え5人組となって’91年に発表した2ndアルバム。
名作と評判の1st『SHAKE YOUR SOUL』は、グランジ/オルタナ・ロックを演っていそう不気味なジャケットの印象が悪過ぎて購入をスルーしてしまったため、我が家にあるBATON ROUGE作品は本作のみ。前作同様ジャック・ポンティがプロデュースを担当しているものの、よりへヴィに、そして時節柄ブルーズ色が強まった作風がイマイチ評判が宜しくないようなのですが、いやいや。ハイクオリティなアメリカンHR作品として、個人的にはかなり愛聴している1枚であります。
確かに⑫みたいなもろブルーズ路線の楽曲もありますが、ケリーのタメを効かせたエモーシ
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BATON ROUGE-Lights Out on the Playground-The Price of Love ★★★ (2018-07-18 22:37:41)
メジャー・キーとマイナー・キーを巧みに使い分けることで
楽曲に鮮やかなコントラストを生み出す
このバンドならでは曲作りのセンスが光る
アルバムでも1、2を争う名曲。
PVが作られたのも納得ですよ。
世が世なら大ヒットしてもおかしくなかったのに・・・。
BATON ROUGE-Lights Out on the Playground-Tokyo Time ★★★ (2018-07-18 22:32:43)
アルバムの購入動機もこの曲聴きたさだったことを思い出しましたよ。
そして実際、こっちの膨らんだ期待にきっちりと応えてくれた名曲。
ポップな曲調と哀感を含んだキャッチーなコーラスが
このバンドの曲作りの腕前の確かさを物語っています。
タイトル負けしていません。
BATON ROUGE-Shake Your Soul ★★★ (2019-05-21 00:23:02)
ルイジアナ州ニューオーリンズにて結成され、LAを拠点に活動していた5人組BATON ROUGEの'90年発表のデビュー作。
2nd(名盤)と3rd(悪くない)は手元にあるものの、この1stは「不気味なキューピー人形」といった趣きのジャケットの印象が悪過ぎて、リリース当時購入をスルーしてしまっていました。最近になって運良く国内盤を入手する機会に恵まれたのですが、多くのHR/HMファンが「隠れた名盤」と太鼓判を押すその完成度の高さに、改めて唸らされた次第。
デビューに向けてバンドが書き上げた100曲に及ぶ楽曲の中から、アルバム収録曲12曲を選りすぐり、腕利きソングライター/プロデューサーとして知られるジャック・ポンティとの共同作業でそれらを更にブラッシュアップしていく…というレコーディング・プロセスを経ているだけあって、大陸産ポップ・メタルらしい明るいノリと威勢の良さ、体を揺さぶ
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BATON ROUGE-Shake Your Soul-Melenie ★★★ (2019-05-22 00:48:01)
ポップ・メタル然とした溌剌さが勝る本編にあって
哀愁強めのメロハー・チューンっぷりが
ナイスなアクセントにもなっています。
バンドのフックを効かせたメロディ作りの巧みさが光る
コンパクトに締まった名曲。
BATTLE BEAST-Battle Beast ★★★ (2013-08-06 22:41:59)
「女スティーヴ・グリメット」の異名に相応しい熱唱で、当方のメタル・ハートを鷲掴みにしたニッテ・ヴァロ嬢が脱退してしまい、デビューして早々に行く手に立ち込めた暗雲を、しかし見事に雲散霧消させてみせた気迫漲る2ndアルバム。
やたら眼ぢからのあるニュー・シンガー、ノーラ・ロウヒモの艶と光沢を湛えた歌唱は、前任者のそれと比べても何ら遜色ない堂々たるもので、特に声を張り上げた際のビブラートを伴ってシャープに切れ上がるハイトーンが痺れる程イカしています。
リーダーのアントン・カバネンがウド・ダークシュナイダーばりの金切声でコーラス・パートを担当するパワフルな①、再び漫画『ベルセルク』を題材に取り上げた、エピカルな重厚感とキャッチーなノリの良さが同居した②⑨、それにシャウト一閃、殺気を撒き散らかしながら突進する⑪等、煌びやかなKeyを適宜取り入れたストロング且つしなやかな曲調と、彼女の歌
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BATTLE BEAST-Battle Beast-Black Ninja ★★★ (2013-08-06 22:46:59)
ロニー時代のBLACK SABBATHを思わせる
重厚且つパワフルなミッド・チューン。
「黒忍者」の文字をバックに外人クノイチが
MP奪われそうな不思議な踊りを披露する
PVが面白過ぎて何度も見てしまうのですが
楽曲自体も名前負けしないカッコ良さで最高です。
いやホントに。
是非来日して、この曲を演奏して欲しい。
その時は「ニンジャー♪」のコーラスは任せとけ。
BATTLE BEAST-Bringer of pain ★★★ (2017-03-25 09:10:45)
創設メンバーのアントン・カバネン(G)が解雇され、看板シンガー、ノーラ・ロウヒモ(Vo)を中心とする新体制でレコーディング作業が進められた、17年発表の4thアルバム。
バンドの主導権がノーラ嬢へと移ったことで、音楽性についても変化が生じています。「Keyによる派手な装飾の施された、勇ましくもキャッチーな正統派HM」という基本路線は継承しつつも、これまで以上に「歌」に比重を置くようになったサウンドは、よりモダンでメロディックな方向へ軌道修正。丁度、WARLOCKがDOROと改名した時のような…って、あんまし適当な例えじゃないか。
アレンジにおけるKeyの重用、ダンサブルなビートの多用、Voの引き立て役に徹する楽器陣、メタル版ABBAみたいな⑤⑨や、男性Voとのデュエットを盛り込むゴシック・メタル調の⑥を演る一方で、「これぞBATTLE BEAST!」という重厚&劇的な⑪を敢え
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BATTLE BEAST-Steel ★★★ (2012-03-21 09:26:32)
今時「BATTLE BEAST」ですよ。この全くヒネリのないフルチン気味なバンド名に、思わず目頭を押さえてしまいましたね。
大仰なSEや序曲で勿体付けることなく、シンプルにスタートする本編に詰め込まれているのは、問答無用でヘッド・バンギングを誘発する勇壮なリフ&リズム、楽曲に潤いとキャッチーさをもたらすKey、それにリーダーのアントン・カバネン(G)が担当するウド・ダークシュナイダーばりの濁声コーラスを伴って、パワフル且つソリッドに押し出してくるド直球のHMサウンド。
ストロングなだけでなく、思わず合唱を誘われる叙情味とフックの効かせられたサビメロ作りの上手さからは、NWOTHMの有望株KISSIN' DYNAMITEに通じるセンスの冴えが感じられますが、彼らに比べるとこのバンドはグッと「しなやか」な印象で、それはやはり「女スティーヴ・グリメット」との異名を取る女性シンガー、
…続き
BATTLE BEAST-Steel-Iron Hand ★★★ (2012-03-21 21:37:26)
とにかくサビメロを一度聴いてみて頂きたい。
劇的なまでに勇ましいメロディを、心震わされる
ヴィブラートとコブシの聴かせて絶唱する
ニッテ・ヴァロ嬢のVoに鳥肌立ちまくりですよ。
いやはや、凄いシンガーだ。
BATTLE BEAST-Steel-The Band of the Hawk ★★★ (2012-03-21 21:31:44)
「黄金時代編」が下敷きにあるようなので
前を見据えて勇ましく進撃していくような
雰囲気に満ち溢れたエピック・ソングに仕上がっています。
ファンファーレの如く高らかに鳴り響くKey、
勝ち鬨の声を思わせる雄々しいコーラス、
そして力強いニッテ・ヴァロの歌声にメタル魂を
鼓舞されない奴はいねぇだろ!と、
思わず極論を口走りたくなってしまいますね。
BATTLE BEAST-Unholy Savior ★★ (2015-02-09 23:54:22)
LOUD PARKでのライブ・パフォーマンスが絶賛され、ぐっと評価が高まっている絶好のタイミングでリリースされた3rdアルバム。
国内盤の解説を山崎智之氏が担当していて「我々のBATTLE BEASTが~」とか熱筆を振るってるのを読むと、この手の音を茶化してたBURRN!!誌時代からの変貌振りに、一体どういう心境の変化だ?と思わず首を捻りたくなる・・・という私的心象はどうでもいいとして。肝心の本作、相変わらず良く出来ています。
冒険アニメの主題歌のような①、先行配信され賛否両論を呼んだダンサブルな⑤、それにバラードも複数曲収録する等、前2作に比べると「濃さ」を抑制した分、普遍性と分かり易さの拡充に努めて勝負に出た!との印象を強く受ける本作。これが思惑通りヒットに繋がるかどうかは現時点では未知数ですが、取り合えず前述の楽曲はどれも良く出来てます(ちょっと小粒だけど)。
②
…続き
BATTLE BRATT (2019-01-22 23:23:25)
‘84年初頭にリズム隊が音頭を取って結成。NEW RENAISSANCE RECORDSのオムニバス盤『SPEED METAL HELL』(’87年)に楽曲提供する等して名を上げた後、U.S. METAL RECORDSと契約を交わし、'88年にセルフ・プロデュースで1stフル・アルバム『BATTLE BRATT』を発表してデビューを果たす。ちなみに同作のCDはメルダックがリリースした日本盤しか存在していなかった為、中古盤がかなりの高額で取引されていたという。(現在は正式に再発が叶ったため安価での入手が可能)
その後まもなくバンドは音信不通となるも、'05年に結成20周年を記念して復活を遂げ、過去音源を取りまとめたアンソロジー盤や、フル・アルバムも発表している模様。
BATTLE BRATT-Battle Bratt ★★★ (2019-01-22 23:27:07)
ニューヨーク出身の4人組が'89年にU.S. METAL RECORDSから発表した1stアルバム(エンジニアとしてVIRGIN STEELEのデヴィッド・ディフェイの名前がクレジット)。ちなみに国内盤はメルダックから「MELDAC METAL MOVEMENT SIRIES」と銘打って、TITAN FORCE、PAGAN、JACK STARR’S BURNING STARR、MERZYという渋い面子の作品と一緒に'91年にリリースされています。
それにしてもジャケットが酷い。漫画家志望の女子中学生に頼み込んで描いて貰ったようなイラストは、本作を愛する身としてもちょっと擁護し難いレベルで、いっそメンバーに、お前らこのイラストのどこにイケる!という勝算を感じたのか、一体これでどんな人達にアピールしようと思ったのか問い詰めたくなるという。しかしジャケのチープさに反して、内容は全然悪くな
…続き
BATTLE BRATT-Battle Bratt-Can't Let Your Love Go ★★★ (2019-01-24 00:13:53)
派手に動き回るBと重々しく跳ねるリズムに先導されて
重厚にアルバムを締め括るラスト・ナンバー。
ハイトーンVoが歌うメロディも魅力的で
特に中間部はライブじゃさぞかし盛り上がったことでしょう。
BATTLE BRATT-Battle Bratt-Heat of the Night ★★★ (2019-01-24 00:22:27)
アルバムのハイライト・ナンバーの一つ。
テクニカルなG、力強いリズム、ハイトーンVoが歌う哀愁のメロディ、
曲展開を壮麗に肉付けするコーラス・ハーモニーと、
このバンドの魅力がてんこ盛りに盛られています。
BATTLE BRATT-Battle Bratt-Winds of Change ★★★ (2019-01-24 00:18:44)
これぞメタルという重厚感を身に纏った勇壮なOPナンバー。
曲展開を立体的且つ壮麗に彩るボーカル・ハーモニーも
楽曲に効果的なアクセントを加えてくれています。
BATTLEAXE-Burn This Town ★★★ (2016-01-11 00:34:45)
内容よりも、ヘッタクソなジャケットのインパクトでHR/HMリスナーの記憶に刻まれる、BATTLEAXEの1stフル('83年)。そりゃ技術レベルで言ったら全く弁護できませんが、でも半端に上手い代物より、テクはないけど味だけは有り余ってるこのイラストの方が彼らには似合っていますよ。(いや皮肉じゃなく)
そんな本作に託されているのは、今ひとつな音質の下、上手かないけど熱意は伝わるヘタウマVoをフィーチュアし、エッジーなGリフ主体でストレートに押して来る極めてオーソドックスなNWOBHMサウンド。普通はそれを土台に、更にその上にスラッシーな攻撃性だったり、LAメタル風の華やかさだったりといった自分なりの「色」を盛るもんですが、本作はそうした足し算感覚ゼロ。例えるならミートソースのかかってないスパゲティか、はたまた天カスしか浮いてないうどんか、みたいなソリッド過ぎる味わい。
なので、
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BATTLEAXE-Burn This Town-Battleaxe ★★★ (2016-01-11 21:56:14)
雷鳴のようなイントロから
シンプルだけどえらくカッコイイ
シャープなGリフが刻まれ、そしてシャウト一発!
というメタル100%な導入部で笑顔になってしまう
バンドのテーマ曲。終盤の「バッ!トル・アックス!」の
連呼は一緒に叫びたくなりますね。
BATTLEAXE-Burn This Town-Hands Off ★★ (2016-01-11 22:01:24)
初期RIOTをへヴィ・メタリックに仕上げたような
自然と腕を振り上げたくなる
ハイテンション且つドライヴ感満点の疾走ナンバー。
これまたリフのカッコ良さが印象的。
ライブだとインスト・パートを拡張して
掛け合いをやりそうなタイプの楽曲ですね。
BATTLEAXE-Heavy Metal Sanctuary ★★★ (2020-01-13 01:02:23)
NWOBHM期に活躍。後にSATAN~PARIAHに参加するイアン・マコーマック(Ds)が在籍していた英国サンダーランド出身のBATTLEAXEが復活。ジョン・サイクスの後釜としてTYGERS OF PAN TANGに加わったことで知られるギタリスト、フレッド・パーサーをプロデューサーに迎え、'14年に発表した通算3枚目となるアルバムがこちら。
再結成の話を耳にしても「需要あったんだ?(笑)」と半笑いを浮かべたままの我が身でしたが、大仰な導入を経てOPナンバー①のGリフがスピーディに走り始めた途端、そのカッコ良さに、舐めくさった態度に正拳突きをかまされたような衝撃を受けましたよ。
「何も足さない」「何も引かない」サントリーウィスキーが如き超超オーソドックスなHMサウンド(バイカーズ・ロック時代のSAXONとかに近しい)は、デビュー当時からまんじりとも変化してませんが、元来、尖
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BATTLEAXE-Heavy Metal Sanctuary-Hail to the King ★★★ (2020-01-13 01:15:43)
Gリフの切れ味、Voの歌唱力、プロダクションの充実まで
80年代当時よりも格段にパワーアップを遂げている
(しかも「らしさ」だって全く失われてはいない)
復活BATTLEAXEの魅力の粋を結集したかのような名曲。
ハモリながら疾走するツインGのカッコ良さはガッツポーズ物ですよ。
BATTLEAXE-Heavy Metal Sanctuary-Kingdom Come ★★★ (2020-01-13 01:21:31)
抒情的なイントロからスタートする、いかにも英国産HMらしい
憂いを充満させた重厚なミッド・チューン。
デイヴ・キングのデビュー当時とは見(聴)違えるような熱唱が、
ドラマティックな曲展開を力強く彩ってくれています。
BATTLEAXE-Power From the Universe ★★ (2016-03-02 23:11:23)
『宇宙からのパワー』を受信中(?)のメンバーが配置された、ジャケットの構図や色合いの美しさも印象的な'85年発表の2ndアルバム。
アートワークの飛躍的レベルアップが物語る通り、良くも悪くもテメェらのやりたいことにしか興味がなかった風情(ある意味ミュージシャンとしては正しい)の前作『BURN THIS TOWN』に比べると、全体的にテンポを抑え気味にして、その分メロディの増量が図られた今作は、彼らなりに周囲を見回して、「もっと多くの人に聴いて貰いてぇ」「もっと売れてぇ」と、より他人の耳目の存在を意識するようになったのが伝わる仕上がり。
無論、デビュー作で聴かせたオーソドックス過ぎるぐらいオーソドックスな典型的NWOBHMサウンド――'80年前後のJUDAS PRIESTを基本に、AC/DCのタテノリ感も加味したような音楽性――自体は不変なのですが。今回はそこに、OPを飾るBA
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BATTLEAXE-Power From the Universe-Chopper Attack ★★★ (2016-03-03 22:46:57)
タイトル通り、ローターの回転音からスタートする
ヒネリもなんもないド直球の疾走ナンバー。だがそこが良い。
疾走と言ってもスラッシーだったりはせず、
飽くまで頭を振るのに丁度いい速度なのがポイント。
サビは腕を振り上げながら
「アンダァ!アンダ・チョッパー・アタック!」
と一緒に歌いたくなる逸品ですよ
BB STEAL (2019-12-12 00:21:31)
オーストラリア出身で、BOSSで活動していたVoとGや、AC/DCのヤング兄弟の甥にあたるドラマー、ジェイムズ・ヤングら、それなりにキャリアを積んできたメンバー達が、よりワールドワイドな活動を目標に結成。
ツアーでオーストラリアを訪れたDEF LEPPARDのフィル・コリンに気に入られ、プロデュースから技術的な特訓、更には本編へのバックVoとしての参加等、彼の全面的な協力を得てデビューを飾ったことと、もろにDEF LEPPARDを彷彿とさせる華やかなHRサウンドが話題を呼んだ5人組。ちなみにバンド名のBB STEALはBEG BORROW STEALの略だとか。
'91年発表の『ON THE EDGE』1枚きりでバンドは解散したが、後に再結成。'13年には復活アルバムを発表している模様。
BB STEAL-On the Edge ★★★ (2019-12-12 00:26:08)
元BOSSのメンバーや、ヤング兄弟(AC/DC)の甥でもあるドラマーらにより結成されたオーストラリア出身の5人組が、PHONOGRAM RECORDSから'91年に発表した1stアルバム。
いきなりのメジャー・デビュー。DEF LEPPARDのフィル・コリンに見い出され、彼が全10曲中6曲のプロデュースを担当している等、話題性は十分だったにも関わらず今一つパッとした印象のないままフェードアウトしてしまったのは、音楽シーンが端境期を迎えていた’91年という登場時期が悪かったのか、はたまたNWOBHMのマイナー・バンドみたいなバンド名とチープなジャケットが足を引っ張ったせいか。
ミドル・テンポ主体の楽曲、声質がジョー・エリオット似のVoが歌う、適度に哀愁と透明感を漂わすポップなメロディ、キャッチーなサビメロ、それを分厚く包み込むボーカル・ハーモニーetc…と、本作で聴けるのはまさ
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BB STEAL-On the Edge-Shot Full of Love ★★★ (2019-12-13 00:06:52)
アルバムにおいては比較的ハード寄りのロック・チューン。
DEF LEPPARDを思わすギターアルペジオと、
風通しの良い爽やかなサビメロが非常に印象に残る逸品に仕上がっています。
BEAST IN BLACK-Berserker ★★★ (2018-01-08 23:37:45)
中心メンバーとして創作面を一手に担ってきたものの、民主化を求める他メンバーのクーデターに遭い新日…もといBATTLE BEASTから放逐されてしまったアントンが、「元気があれば何でもできる!」と発奮(違うアントンと混同した文章)。新たにWARDRUMのヤニス・パパドプロス(Vo)らと共に別団体を旗揚げし、’17年に発表したデビュー作。
バンド名は勿論、獅子をあしらったアートワークや、漫画『ベルセルク』を題材に取った歌詞まで、本作にはBATTLE BEAST時代を彷彿とさせるモチーフが山盛り。男臭いシャウトのみならず女性と聴き紛うソフトな歌い上げまで器用に使い分けるヤニスのVo、煌びやかでシンフォニックなKeyによる装飾、サブVoとして随所で濁声コーラスを噛ませて来るアントンの歌声とが相俟って、勇ましくドラマティック、それでいてキャッチーな正統派HMサウンドは、知らずに聴いたらBAT
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