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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 7001-7050
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筋肉少女帯-きらきらと輝くもの-機械
筋肉少女帯-きらきらと輝くもの-小さな恋のメロディ
筋肉少女帯-きらきらと輝くもの-僕の歌を全て君にやる
筋肉少女帯-エリーゼのために
筋肉少女帯-エリーゼのために-スラッシュ禅問答
筋肉少女帯-エリーゼのために-生きてあげようかな
筋肉少女帯-キラキラと輝くもの
筋肉少女帯-サーカス団パノラマ島へ帰る
筋肉少女帯-サンフランシスコ-タチムカウ-狂い咲く人間の証明-
筋肉少女帯-シーズン2
筋肉少女帯-ステーシーの美術
筋肉少女帯-ステーシーの美術-リテイク
筋肉少女帯-ステーシーの美術-再殺部隊
筋肉少女帯-レティクル座妄想
筋肉少女帯-レティクル座妄想-ノゾミのなくならない世界
筋肉少女帯-レティクル座妄想-ワダチ
筋肉少女帯-筋少の大車輪-サボテンとバントライン
筋肉少女帯-月光蟲
筋肉少女帯-月光蟲-イワンのばか
筋肉少女帯-公式セルフカバーベスト 4半世紀
筋肉少女帯-最後の聖戦
筋肉少女帯-最後の聖戦-221b戦記
筋肉少女帯-最後の聖戦-カーネーション・リインカネーション
筋肉少女帯-最後の聖戦-境目のない世界
筋肉少女帯-新人
筋肉少女帯-新人-ヘドバン発電所
筋肉少女帯-断罪!断罪!また断罪!!
筋肉少女帯-蔦からまるQの惑星
金谷幸久-Cry for the Moon
金谷幸久-Cry for the Moon-Dirty But So Beautiful
金谷幸久-Cry for the Moon-Happy Wedding
金谷幸久-EAU ROUGE
金谷幸久-EAU ROUGE-A WARENESS OF ONENESS
金谷幸久-EAU ROUGE-HERE'S THE TIME(BLOOD TYPE PURPLE!!)
金谷幸久-EAU ROUGE-SUNSET'95
月光蟲
月光蟲-イワンのばか
五人一首-死人贊歌
五人一首-死人贊歌-そして無に帰す
高浜裕輔
高浜裕輔-PROTOTYPE
高浜裕輔-PROTOTYPE-AMOUR
高浜裕輔-PROTOTYPE-FIRE AWAY
高浜裕輔-PROTOTYPE-STRAY DOG
山本恭司-ELECTRIC CINEMA
山本恭司-ELECTRIC CINEMA-JUST CAN'T TAKE IT
山本恭司-GUITAR MAN
山本恭司-GUITAR MAN-絆 FOREVER
紫-IMPACT
寺田恵子

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筋肉少女帯-きらきらと輝くもの-機械 ★★★ (2008-09-14 19:33:48)

本城聡章がこれまで手掛けてきた楽曲の中では、この曲が一番好きかも。
静と動の対比の効いた劇的な曲展開、メタリックなGリフの
カッコ良さも然る事ながら、溢れ出るような憂いに満ちた、
大槻ケンヂの歌うメロディがとにかく強力無比。
テクニック的にはとても上手いシンガーとは言えない人だが、
そうした小手先の部分を遥かにブッ千切った、
個性と説得力には凄まじいものがあります。

筋肉少女帯-きらきらと輝くもの-小さな恋のメロディ ★★★ (2008-09-14 19:25:35)

劇的なイントロを聴いただけで一発K.O.。
スピーディな曲調に乗っかる、大槻ケンヂの絶唱が胸を締め付ける、
橘高文彦のペンによるヘヴィ・メタリックなスピード・チューン。
この曲を聴いてつくづく思うのは、大槻ケンヂも歌が上手くなったなぁ
ということ。

筋肉少女帯-きらきらと輝くもの-僕の歌を全て君にやる ★★★ (2008-09-14 19:38:13)

哀感とキャッチーさが程好くブレンドされたメロディが、
軽やかに駆け抜けていく哀愁のハード・ポップ・ナンバー。
橘高文彦の曲作りの上手さが光る名曲で、良い意味でメジャー感漂う、
取っ付き易さがその最大の魅力。

筋肉少女帯-エリーゼのために ★★ (2008-11-09 20:29:00)

個人的に、初めて購入した筋肉少女帯のアルバムであり、ここに収録された名曲“スラッシュ禅問答"を聴き、
その重厚なGリフ、パワー・メタリックな疾走感、そして劇的な曲展開の余りのカッコ良さにノックアウトされて以来、
「筋肉少女帯って色物バンドかと思ってたけど、違うんだなぁ」と、彼らを見直す切っ掛けともなった'92年発表の7thアルバム。
メロディ無視で畳み掛けてくる、大槻ケンヂの歌うというよりも「朗読する」といった感じの歌唱スタイルや、
HMのみならず、プログレ、パンク、ファンク、ポップスといった様々な音楽からの影響がごった煮された
クセの強い収録曲は、かなり好き嫌いが分かれるものの、随所で発揮されるメロディ・センスの良さ
(特にキャッチーなサビメロ作りの上手さ)と、凝ったアレンジの数々で、不思議と最後まで聴き通せてしまう本作。
中でも、前述の名曲⑦
…続き

筋肉少女帯-エリーゼのために-スラッシュ禅問答 ★★★ (2008-11-09 20:40:41)

スラッシュと言うよりもパワー・メタルといった感じの曲調だが、
重厚なGリフ、怒涛の突進力、ドラマティックな曲展開と、
カッコいいものはカッコいい。
中原中也の「サーカス」を引用した歌詞も印象に残る。

筋肉少女帯-エリーゼのために-生きてあげようかな ★★★ (2008-11-09 20:44:51)

ほんわか和み系の曲調に混ぜられた、ひとつまみの哀愁と、
リリカルな歌詞が胸を打つバラード。
橘高文彦のブライアン・メイを彷彿とさせるGプレイも良いねぇ。

筋肉少女帯-キラキラと輝くもの ★★ (2008-09-14 18:13:00)

牧歌的な曲調の中に、一抹の寂しが忍ぶ小曲①から繋がっていく、猛々しいイントロに一発KOされる、
必殺のスピード・ナンバー②(確か深夜アニメの主題歌にもなっていた筈)、本城聡章がこれまで手掛け来た楽曲の中で
トップクラスのお気に入り、激しくも美しい劇的なハード・ナンバー③、憂いに満ちたポップなメロディが
駆け抜けていく、橘高文彦ならではの魅力に溢れたアルバム表題曲④、メロディックなG、豪奢なKey(ピアノ)、
そして、歌詞も歌メロもまさに「大槻ケンヂ節」としか言いようのない個性的な歌声で畳みかけるVoとが、掛け合いを繰り広げながら
テンションをグイグイ高めていく10分近くに及ぶ大作⑤・・・といった、優れた楽曲がズラリ揃ったアルバム前半の聴き応えが
半端じゃない、漫画家・高橋葉介の手によるカラフルなジャケット・アートワークが目印の、'96年リリースの11t
…続き

筋肉少女帯-サーカス団パノラマ島へ帰る ★★ (2011-11-21 20:33:24)

筋肉少女帯ファンにとっては4th、メタル者にとっては橘高文彦(G)が本格的に曲作りに関与し始めた記念すべき最初のアルバム。
祝祭の非現実的な賑々しさと、それが過ぎ去った後に残される一抹の寂寥感を捉えた作風に、コンセプト作よろしく全編にサーカスとピエロ(道化者)のイメージが散らされた本作。凝った装丁が施されたブックレットはまるでメルヘンチックな絵本の如きだが、収録されている楽曲のタイトルは“電波ブギー”に“元祖 高木ブー伝説”etc・・・。
アクの強い独創的な音世界はかなり聴き手を選ぶものの、橘高の流麗なGプレイを得たことでサウンド全体のHM度は急カーブを描いて跳ね上がり(元々HR色は濃いめのバンドでしたが)、取り分け、パワーヒッター太田明の重く豪快なドラミングが映える“23の瞳”や“また、会えたらいいね”、そして中盤にアバンギャルドなジャズ調セクションを挟み込んで突っ走る必殺
…続き

筋肉少女帯-サンフランシスコ-タチムカウ-狂い咲く人間の証明- ★★★ (2008-11-12 21:48:38)

猛烈アジテーション・ソング。
大槻ケンヂの書いた秀逸な歌詞の素晴しさも然る事ながら、
心中を支配する恐怖心を捻じ伏せて、
精一杯の虚勢を張って戦いを挑む心意気を見事に表現した、
本城聡章のメロディ・センスに乾杯。

筋肉少女帯-シーズン2 ★★★ (2011-11-26 21:54:45)

吉田仁美版『DESTROYER』(?)といった趣きのイラストがアートワークを飾る、再結成第2弾スタジオ作にして、'09年発表の14thアルバム。
前作『新人』はヘヴィ・メタリックな色合いが強く打ち出された快作でしたが、今回もその傾向は継承されており、橘高文彦(G)のみならず本城聡章(G)や内田雄一郎(B)らも、優れたメロディ・センスはそのままにエッジの効いた楽曲の数々を提供、HR/HMリスナーが聴いても十二分に楽しめる内容に仕上げてくれているのが嬉しい。
個人的には三柴理(Key)の妙なるピアノの調べが存分にフィーチュアされている点もツボで、特に、タイトル通りの哀愁漂わせたメロディがパワー・メタリックに疾走する“ドナドナ”、別プロジェクトでリリースされた名曲のセルフ・リメイク“踊る赤ちゃん人間”、リリカルな歌詞と劇的な曲調が相互に補完し合う“1000年の監視者”、長谷川浩二(
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筋肉少女帯-ステーシーの美術 ★★ (2008-08-24 21:28:00)

大槻ケンヂ(Vo)のフェバリット・ムービーである『ゾンビ』を題材にとった、切なくも激しい、珠玉の名曲
“再殺部隊"を収録した、'96年発表の10thアルバム。(アルバム・タイトルは「グレーシー柔術」のもじりだとか)
橘高文彦(G)の存在に釣られて筋肉少女帯のアルバムを集めるようになった身ゆえ、どちらかと言えば彼らの作品は
アルバム単位よりも楽曲単位で楽しませて貰う事の方が多いのだが、その中にあっても本作は、↑上で別の方が
仰っておられる通りメロディの充実度がなかなか高く、筋少のアルバムの中でも、かなりお気に入りの1枚だったりする。
名曲中の名曲⑤をハイライトに、超個性的な歌唱法で攻撃的に畳み掛けてくる大槻ケンヂのVoに圧倒される②、
どこかノスタルジックな雰囲気が漂うポップ・チューン③、暗く悲しげな前半から、後半に向けて怒涛の盛り上がりっぷりを

…続き

筋肉少女帯-ステーシーの美術-リテイク ★★★ (2008-08-24 22:03:28)

ストリングスをフィーチュアした、ダークでメランコリックな
前半も胸に沁みるが、圧巻は怒涛の盛り上がりっぷりを聴かせる後半。
特に、尋常ならざるテンションで畳み掛けてくる
大槻ケンヂのVoの圧倒的迫力は白眉。

筋肉少女帯-ステーシーの美術-再殺部隊 ★★★ (2008-08-24 22:01:06)

大槻ケンヂの『ゾンビ』愛が伺える1曲。
起承転結が完璧に決まった曲展開、ネオクラシカルなGソロ、
リリカルな歌詞、テクニック的な優劣を遥かにブッちぎって
聴く者を圧倒する大槻ケンヂのVo・・・
個人的には、筋肉少女帯で最も好きなナンバー。

筋肉少女帯-レティクル座妄想 ★★ (2008-11-23 02:11:00)

サイケなジャケット・アートワークに、HR/HM、パンク、ポップス、プログレ等、様々な音楽ジャンルからの影響が
闇鍋状態の楽曲、そして、希代のストーリーテラー・大槻ケンヂが歌い綴る独創的な歌詞世界・・・と、筋肉少女帯という
バンドの魅力が非常に判り易い形で凝縮された、彼らの代表作として名高い'94年発表の9thアルバム。
収録曲の完成度の高さも然る事ながら、本作の肝はやはり「歌詞」。普段、歌詞なんぞメロディのツマぐらいにしか
思っていない自分ですら、妄想、電波、猟奇、幻想、終末、アングラ、死への憧れ、過剰な自意識が乱れ飛び交う、
ダークでリリカル、かつエキセントリックな歌詞世界には強烈なインパクトを受けざるを得ない。
しかも、そうした猛毒を有した歌詞を、親しみ易いキャッチーなメロディに包んで届けてくれるのだから凶悪極まりない。
こんなんを10代の頃
…続き

筋肉少女帯-レティクル座妄想-ノゾミのなくならない世界 ★★★ (2008-11-23 02:18:01)

舞踏のリズムで突っ走る、ポルカ・メタルとでも言うべき
スピード・ナンバーの名曲。作曲は勿論、橘高文彦。
大槻ケンヂの実体験を元にした、
ファンの心理を鋭く突いた歌詞も印象に残る。

筋肉少女帯-レティクル座妄想-ワダチ ★★ (2008-11-23 02:21:02)

重く、暗く、壮大な70年代型HRナンバー。
戦犯として裁かれ、処刑された日本兵の遺書を引用したという
歌詞が、強いインパクトを残す1曲。

筋肉少女帯-筋少の大車輪-サボテンとバントライン ★★ (2008-11-10 23:12:50)

サボテンと猫だけが友達という、
文系の孤独な少年テロリストの短い生涯を、
壮大かつポジティブな曲調で綴った名曲。
明るさの中から滲み出す、ひと匙の哀愁が胸に沁みます。

筋肉少女帯-月光蟲 ★★ (2008-11-10 23:02:00)

後に、再結成アルバム『新人』でリメイクされる事となる名曲“イワンのばか"を収録し、沼田元氣の手による奇怪な
ジャケット・アートワークといい、アングラ臭が濃密に匂ってくる歌詞世界といい、ドロッとネガティヴな雰囲気の漂う楽曲の
数々といい、筋肉少女帯のカタログの中でも、一際、ダークな(と言うか「病んでる」)作風を誇る'90年発表の5thアルバム。
収録楽曲は、やはり正統派HMとはかなり距離を感じさせる捻くれた味わいだし、とてもじゃないが「キャッチー」と言い難い
仕上がりなんだけど、聴けば聴くほど、この奇妙な味わいがクセになってくるのだから不思議だ。
アグレッシブなGリフとリズムが畳み掛けてくる①、シュールな歌詞と、橘高文彦の流麗なGソロが耳を惹く②、
鬱々としたバラード③、孤独な少年テロリストの短い一生を、やたら壮大且つポジティブな曲調で綴った④、

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筋肉少女帯-月光蟲-イワンのばか ★★★ (2008-11-10 23:07:14)

ロシアの凍土を彷彿とさせる、寒々としたメロディが
疾走する様式美HMチューンの名曲。
橘高文彦の流麗且つネオ・クラシカルなGソロに痺れた!
聴いてると、何だか無性にコサックダンスが踊りたくなる1曲。
踊れんけど。

筋肉少女帯-公式セルフカバーベスト 4半世紀 ★★★ (2014-05-24 01:10:14)

セルフ・カヴァー盤の類は、余程ドラスティックな編成替えのあったバンドぐらいしか手を出さない方針なのですが、結成25周年を記念して発表された本作は買って正解でした。
無論、リレコ・バージョンがオリジナルを上回るようなことはなく。衝動性や焦燥感といった、若さ故に生み出し得た要素はどうしたって薄まっているのですが、他方、歳月を経たからこそ醸し出せる表現力の深み/ワビサビに関しては、顕著な進化の跡が刻まれています。
アレンジがよりメロディアスに、へヴィ・メタリックにストレッチされている点も好印象を促進する大きな要因で、中でも特筆すべきは、正式メンバー顔負けの仕事っぷりで、唯一無二の大槻ケンヂのVo、構築美に富む橘高文彦のテクニカルなGに次ぐ、「第三の男」として見せ場を攫う三柴理(Key)の存在。新曲①②で披露する流麗な指捌き(尚①でタイコ叩いているのは太田明)、奔流の如き荒れ狂う⑩の
…続き

筋肉少女帯-最後の聖戦 ★★ (2008-11-12 21:32:00)

漫画家・小林源文の代表作の1つ『CAT SHIT ONE』のイラストを用いたジャケット・アートワークが目を惹く、
筋肉少女帯のとりあえずのラスト作となった、'97年発表の12thアルバム。(前作の高橋葉介に
次作の浅田弘幸と、これで漫画家の手によるジャケットが3作続いた事になるわけだ)
美醜の対比が鮮やかなブルータルなOPナンバー①、力強く憂いに満ちたメロディが秀逸な②、水木一郎の猛烈に「引き」の
入ったシャウトが、壮大且つヒロイックな曲調を盛り上げる先行シングル曲⑦、“戦え!何を!?人生を!"ばりの
猛烈アジテーション・ソング⑧、筋肉少女帯のその後の運命を見越していたかのような歌詞が意味深な⑪といった
優れた楽曲を数多く手掛けた、本城聡章(G)のソングライターとしての才能がキラリと光りを放つ本作。
その一方で、出来の良い曲とそうでない曲の差がハ
…続き

筋肉少女帯-最後の聖戦-221b戦記 ★★★ (2008-11-12 21:52:04)

声優の神谷明や宮村優子が参加していることで話題になった
ナンバーながら、やはり主役は水木一郎御大の
猛烈に「引き」の入ったシャウト。
元々ヒロイックでドラマティックな雰囲気を備えた楽曲を
より一層盛り上げてくれています。

筋肉少女帯-最後の聖戦-カーネーション・リインカネーション ★★ (2008-11-12 21:41:15)

ブルータル極まりない曲調の中から浮かび上がってくる、
中盤の叙情的でドラマティックな曲展開が演出する
美醜の対比が鮮やかな印象を残す「最後の聖戦」OPナンバー。

筋肉少女帯-最後の聖戦-境目のない世界 ★★★ (2008-11-12 21:37:18)

「最後の聖戦」のハイライトを飾る、
橘高文彦印の憂いに満ちた哀メロが疾走する
高速ハード・ポップ。
ハードさとポップさのバランスが絶妙な名曲。

筋肉少女帯-新人 ★★ (2008-08-31 17:19:00)

恩讐を乗り越え再結成を果たした筋肉少女帯が、'08年に発表した待望のニュー・アルバム(通算13枚目)。ちなみに、全盛期を支えた
ドラマー・太田明は不参加のため、元DEAD ENDの湊雅史ら、複数の助っ人ミュージシャンを起用して、レコーディングは行われている。
で、肝心の内容の方は、「HR私小説」とも評される大槻ケンヂの唯一無二な歌詞世界と、個性的な歌唱スタイル、
橘高文彦の構築美に溢れたGプレイ、そして一筋縄ではいかない楽曲群と、解散前の作風をしっかりと継承しつつも、今回はかなりHMテイストが
前面に押し出されていて、彼らがここまでメタリックなアルバムを作ったのって、初めて(もしくは『月光蟲』以来)なんじゃなかろうか?
特に、バンドのHM面を一手に担う橘高文彦が、過去最多となる4曲を提供していることが本作の「肝」で、しかもそれが名曲“イワンのバカ"の

…続き

筋肉少女帯-新人-ヘドバン発電所 ★★★ (2008-08-31 19:31:02)

13thアルバム「新人」のハイライトを飾るスピード・ナンバー。
アグレッシブな曲調と、リリカルに閃くピアノの調べの対比が、
楽曲の劇的さを一層引き立てています。
あと、『レティクル座妄想』収録の名曲“ノゾミのなくならない世界"の
テーマ・メロディが、ところどころで引用されているのも印象に残る。

筋肉少女帯-断罪!断罪!また断罪!! ★★ (2011-11-23 00:23:11)

昭和特撮風味漂う実写版「オロカメン」(ジョージ秋山!)のジャケット・アートワークと、押しの強いアルバム・タイトルが強烈なインパクトを放つ'91年リリースの6th。
全6曲収録(6枚目だから?)というEPクラスの控えめなボリュームに反して、聴き終えた後には十二分な満腹感に浸れる高カロリー仕様な本作は、中毒性の高いサビメロが一種トランス状態を引き起こす代表曲“踊るダメ人間”を手始めに、朗らかに狂っている(太田明の小気味良いパーカッションも秀逸な)“猫のおなかはバラでいっぱい”、そこから間を置かずに繋がっていく展開が非常にドラマティックで効果的な、橘高文彦(G)のペンによる劇的な疾走ナンバー“パブロフの犬”、そして、決して上手くはないがそれ以上のサムシングを備えた大槻ケンヂの絶唱と、仄暗く澱んだ感傷的な旋律が猛烈に感情に訴えかけて来るスロー・ナンバー“どこへでも行ける切手”(アニメ『新世
…続き

筋肉少女帯-蔦からまるQの惑星 ★★ (2011-11-28 20:08:52)

ヘヴィ・メタリックな作風のアルバムが連続した反動なのか、一転してコミック・バンド的な味わいが強く打ち出されている(ような気がする)'10年発表の15th。別に筋肉少女帯にストレートなHR/HMサウンドは求めていないので、アグレッシブな内容じゃなかったからと言ってガッカリすることはないのだが、今回はこれといった強力なキメ曲が本編に見当たらず、また全体的にメロ
ディも弱いかな?と(特に本編後半)。
そういう意味では7th『UFOと恋人』辺りとの共通点を感じたりもする1枚なのだが、『UFO~』がよくよく聴けば個々の楽曲自体は良く出来ていたのと同様、本作もまた、Key奏者(というよりピアニスト)三柴理の華麗なる指捌きが炸裂する“家なき子と打点王”や、中世風のお城が建ちそうな程の構築美に溢れた“爆殺少女人形舞1号”(いずれも作曲は橘高文彦)等、ドラマティックな名曲の存在が確認できるし、
…続き

金谷幸久-Cry for the Moon ★★★ (2015-04-17 22:42:19)

金谷幸久(G)が『EAU ROUGE』以来、実に20年振りに発表した2ndソロ・アルバム。
名曲“AWARENESS OF ONENESS”収録の前作はなかなかの力作でしたが、シンガーにX-RAY~EBONY EYESの藤本朗、Key奏者に元TERRA ROSAの岡垣正志を招いてレコーディングされている今作もまた、「昭和」の薫りがツーンと鼻腔を突く関西風様式美HMサウンドが徹底されており(何せ収録曲の半数近くがEBONY EYESの楽曲のリメイクだ)、クオリティ面でも一歩も引けを取らない出来栄え。
歌謡曲的な歌詞世界、コブシを効かせたシンガーの歌い回し、そしてGとKeyのテクニカル且つコテコテな掛け合いまで、昨今の垢抜けたJ-METAL的洗練とは一切無縁の脂っこい作風は、人によっちゃ胃もたれ起こす危険性ありありですが、個人的には行きつけのラーメン屋レベルでしっくり来る味わい。
…続き

金谷幸久-Cry for the Moon-Dirty But So Beautiful ★★★ (2015-04-19 00:50:21)

イントロで溜めを作ってから疾走を開始する
劇的な曲展開、コブシが回る歌メロ、GとKeyの
ドラマティックなコンビネーションetc・・・と、
和製様式美メタルの醍醐味が詰まった本編ハイライト。
悶絶モノの歌メロを堂々歌い上げる
藤本朗の衰え知らずの歌唱力にも脱帽です。

金谷幸久-Cry for the Moon-Happy Wedding ★★★ (2015-04-19 00:44:00)

前曲のインスト・ナンバー“LOVE AND HATE”のエンディングを
ぐぅ~と引っ張ってから、ドカンと炸裂するイントロの
ドラム・パターンが“KILL THE KING”風で笑顔になってしまう
虹色疾走曲。

金谷幸久-EAU ROUGE ★★ (2008-12-20 11:19:00)

元EBONY EYESの様式美HMギタリスト、金谷幸久が'95年に発表した1stソロ・アルバム。
当時はEBONY EYESの事も、彼がどんなミュージシャンなのかも知らずに、帯に書かれた「紫の神々が失ってしまった
熱き虹色の輝きを継承するメロディカル・ギタリスト」なる大仰なキャッチコピーと、元TERRA ROSAの赤尾和重(Vo)に
岡垣正志(Key)、元WOLFの黒木政彦(G)&堀江睦男(Ds)、そしてマルチ・ミュージシャンの加瀬竜哉(B)といった、
豪華なゲスト勢の顔触れに釣られて本作を購入したのだが、これが正解。テクのひけらかしに終わらない、
しっかりと構築された叙情フレーズを丁寧に奏でる金谷のGプレイを中心に、まさにこの面子が奏でるに相応しい、
コテコテのジャパニーズ・・・というか関西風様式美HMサウンドが、頭から尻までギュッと詰め込まれた1枚
…続き

金谷幸久-EAU ROUGE-A WARENESS OF ONENESS ★★★ (2008-12-20 11:22:22)

アルバムのハイライトを飾るスピード・ナンバー。
この曲のみ、本編の他の曲とはテンションが一段階違う印象を受けますね。
赤尾のVo、金谷と黒木のGも良いけれど、個人的に一番良い仕事を
していると思うのは、流麗なKeyでしょうか。

金谷幸久-EAU ROUGE-HERE'S THE TIME(BLOOD TYPE PURPLE!!) ★★★ (2008-12-20 11:28:49)

タイトルからしてニヤけてしまう、ドラマティックなインスト・ナンバー。
10分近くに及ぶ長尺を飽きさせない、起承転結がきっちり決まった
曲展開と、メロディアスに「歌う」金谷のGプレイが素晴しい。
岡垣のKeyのサポート振りもナイス。

金谷幸久-EAU ROUGE-SUNSET'95 ★★★ (2008-12-20 11:35:33)

EBONY EYES時代の名曲をセルフ・リメイク。
「ネオ・クラシカル」とは異なる、良い意味でアナログな
フィーリングを湛えたクラシカルなインスト・ナンバー。
泣きまくる金谷のGに星三つを進呈。

月光蟲 ★★ (2008-11-10 23:02:00)

後に、再結成アルバム『新人』でリメイクされる事となる名曲“イワンのばか"を収録し、沼田元氣の手による奇怪な
ジャケット・アートワークといい、アングラ臭が濃密に匂ってくる歌詞世界といい、ドロッとネガティヴな雰囲気の漂う楽曲の
数々といい、筋肉少女帯のカタログの中でも、一際、ダークな(と言うか「病んでる」)作風を誇る'90年発表の5thアルバム。
収録楽曲は、やはり正統派HMとはかなり距離を感じさせる捻くれた味わいだし、とてもじゃないが「キャッチー」と言い難い
仕上がりなんだけど、聴けば聴くほど、この奇妙な味わいがクセになってくるのだから不思議だ。
アグレッシブなGリフとリズムが畳み掛けてくる①、シュールな歌詞と、橘高文彦の流麗なGソロが耳を惹く②、
鬱々としたバラード③、孤独な少年テロリストの短い一生を、やたら壮大且つポジティブな曲調で綴った④、

…続き

月光蟲-イワンのばか ★★★ (2008-11-10 23:07:14)

ロシアの凍土を彷彿とさせる、寒々としたメロディが
疾走する様式美HMチューンの名曲。
橘高文彦の流麗且つネオ・クラシカルなGソロに痺れた!
聴いてると、何だか無性にコサックダンスが踊りたくなる1曲。
踊れんけど。

五人一首-死人贊歌 ★★★ (2021-06-22 01:18:55)

前作『内視鏡の世界』リリースから10年以上音沙汰がなく、てっきり解散したじゃないかと思っていた五人一首が’20年に発表した、バンドの健在をアピールする3rdアルバム。
例えブランクが空こうとも、しかと見据えられた方向性にブレはなく、鼓膜を引っ掻くように刻まれるVOIVOD辺りを彷彿とさせるGリフに、大作主義の下、技巧を凝らして万華鏡の如く綴られる複雑怪奇な曲展開、その上で炸裂するグロウルとクリーンなトーンによる歌い上げをアングラ演劇の主演女優みたいなテンションで行き来する、思わず「女・大槻ケンヂ」と呼びたくなる個性的なVoとが目まぐるしく交錯する、例えるなら初期筋肉少女帯と人間椅子を足して2で割ってプログレ・メタルのエッセンスを振りかけたようなサウンドは、相変わらず独特極まる音世界を構築しています。
あと、個人的に彼らの作品を購入する最大の動機となったのが、時にリード楽器の役
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五人一首-死人贊歌-そして無に帰す ★★★ (2021-06-22 23:56:34)

心を打つ儚げな美しさから、神経を逆撫でるような混沌まで
さながら万華鏡の如く1曲の中で様々に曲想が移り変わっていく
アルバムの魅力を集約したかの如きOPナンバー。
各メンバーの多重人格的なパフォーマンスもそうした雰囲気を
的確に盛り立ててくれていますよ。

高浜裕輔 ★★ (2008-01-20 16:16:00)

数々のセッションや、FOR COLLECTION等のバンド活動を経て
梶山章率いる様式美HMバンドPRECIOUSに加入したキーボーディストで、
メンバーの脱退などでPRECIOUSの活動が休止した'91年に
DANCERの藤本泰司(G)、MARINOの大谷レイヴン(G)、ANTHEMの坂本英三(Vo)、
WOLFの松本龍以(Vo)ら、豪華ゲスト・ミュージシャンを迎えて、
ソロ・アルバム『PROTOTYPE』を発表している。現在は何をやってるんでしょうかね?
尚、『PROTOTYPE』は1度廃盤になった後、'94年に藤本泰司人気を当て込んで
日本クラウンから再発されたが(ジャケットが酷い)、現在はそちらも廃盤の様子。
高品質なヘヴィ・メタル・アルバムなので、何とか復刻して欲しいところなのだが・・・。

高浜裕輔-PROTOTYPE ★★ (2008-01-20 15:36:00)

梶山章率いる様式美HMバンド、PRECIOUSのキーボーディストだった高浜裕輔が、藤本泰司(G)、大谷レイヴン(G)、
坂本英三(Vo)、松本龍以(Vo)ら豪華ゲスト・ミュージシャン陣を迎えて制作、'91年に発表したソロ・アルバム。
ソロといっても、超絶技巧が炸裂するテクニカルなインスト物ではなく、アンサンブルを重視した楽曲志向の作風で、
全曲、高浜が作曲を手掛けたメロディックな正統派ジャパメタ・チューンの数々は、聴き応え十分。
楽曲の基盤を支える、高浜の華麗なKeyワークも然る事ながら、きっちりと自身の個性を活かした仕事っぷりを聴かせる
ゲスト・ミュージシャン達の良い仕事っぷりが特筆モノで、アルバムに全面的に参加し、①のソロを筆頭に
期待通りの緩急自在のGワークを披露している藤本や、本編随一の名曲と言うべきスピーディなHMナンバー⑫で、
スリリ
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高浜裕輔-PROTOTYPE-AMOUR ★★★ (2008-01-20 15:44:07)

序曲“CUSTOMARY"から繋がっていく、アルバムのOPナンバー。
力強い曲調の上に乗る、確かな歌唱力でもって
憂いを帯びた歌メロを歌う松本龍以のVoと、
藤本泰司の緩急を備えた劇的極まりないGソロが
とにかく絶品。

高浜裕輔-PROTOTYPE-FIRE AWAY ★★★ (2008-01-20 15:54:20)

イントロ代わりのインスト曲“NIGHTMARE"を経て、
冒頭のKeyリフがスタートした瞬間にガッチリと掴まれる
スピーディな様式美HMチューンの名曲。
松本龍以の雄々しい歌唱、藤本泰司のメロディアスなG、
楽曲を華麗に彩る高浜裕輔のKey、起承転結を備えた曲展開と
いずれの要素も非常に素晴しい。

高浜裕輔-PROTOTYPE-STRAY DOG ★★★ (2008-01-20 16:06:44)

アルバムのラストを締める、スピーディな様式美HMナンバー。
華麗に楽曲を彩る高浜裕輔のKeyワーク、女性Vo吉越由美の
力強い歌声も絶品だが、それ以上の存在感を放つのが
グイグイと胸を締め付けるメロディを連発して、
時にVo以上に雄弁に「歌う」大谷レイヴンのG。
個人的にはこの曲が、アルバムで一番好きかな。

山本恭司-ELECTRIC CINEMA ★★★ (2021-08-18 23:39:37)

日本HR/HM界の至宝、山本恭司(G)が渡英してレコーディングを行い、'82年に発表した2枚目のソロ・アルバム。驚くべきはBOW WOW名義での最終作となった8th『WARNING FROM STARDUST』とほぼ同時進行で制作が進められていたことで、僅か1か月足らずの内にこんだけハイクオリティなアルバムを2枚も仕上げているのですから、当時の山本の創作意欲はどんだけ神懸っていたのかと。
バックを固めるのはシングル1枚を残して消滅した幻のNWOBHMバンドLAST FLIGHTのメンバー。正直「そんなよう知らん連中起用して大丈夫?」と不安を感じなくもなかったのですが、実際に聴いてみるとこれが確かな歌唱力を有するVo(後にALASKAに参加するロバート・ホーソーン)といい、多彩な演奏の引き出しを持つKey(ゲイリー・ムーアとの活動で知られるトミー・アイアー)といい、実に堂々たるパフォ
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山本恭司-ELECTRIC CINEMA-JUST CAN'T TAKE IT ★★★ (2021-08-20 00:53:24)

K溌剌とはじけるロック・チューン。
山本自身がアルバム『ELECTRIC CINEMA』について
「音楽的な転機となった作品」と語っている通り
後のVOW WOW時代へと繋がっていく要素も感じられる
Keyを活かしたキャッチーな仕上がりです。

山本恭司-GUITAR MAN ★★★ (2020-07-16 00:37:18)

レコード会社主導で歌謡ロック路線へと舵を切ったBOW WOWが、’80年に発表した問題作『GLORIOUS ROAD』と、タモリ倶楽部のソラミミスト、安斎肇がジャケット・デザインを手掛けている’81年発表の『HARD DOG』、永井豪原作の特撮人形劇(人呼んでスーパー・マリオラマ)『Xボンバー』のサウンドトラックとして制作された'82年発表の『組曲Xボンバー』、ままならぬバンド活動で溜め込んだストレスを発散するような快作に仕上がったソロ『HORIZON』(’80年)という4枚の作品から、ギター教材用に編集・選曲されている、山本恭司(G)の80年代初頭の波乱万丈な歩みを振り返るのに重宝するベスト盤。
こちとらオリジナル・アルバムは一通り揃えていますし、いくら収録曲が山本自身の手によってリマスタリングされていると言っても、「やはりベスト盤の購入はスルーの方向でひとつ」…とか思いながら収
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山本恭司-GUITAR MAN-絆 FOREVER ★★★ (2020-07-16 23:52:27)

シングルのみで発表され、アルバムには長らく未収録だった
(既にマスターテープは失われており、再録には相当な苦労があった模様)
幻の名曲にして、歌もギターも泣きまくる慟哭のバラード。
子供の時分、TVドラマ「新ハングマン」のEDから流れてくるの聴いて
「良い曲だ」とは思っとりましたが、当時は特に演奏しているバンドの
ことまでは意識してなかったので、あとでBOW WOWの曲だと知った時は
結構な驚きでしたよ。

紫-IMPACT ★★★ (2021-09-23 01:19:48)

ジョン・ロード愛迸るハモンド・オルガン、リッチー・ブラックモア風のギター(但しこちらはツインG編成)、イアン・ペイスばりにスウィングするドラム…「日本のDEEP PURPLE」と評され、70年代オキナワンロックの盛り上がりを語る上で欠かすことの出来ない重要バンド、ジョージ紫率いる「紫」が’76年に発表した2ndアルバム。
アメリカ軍キャンプにて米兵相手に実戦経験を積んだ本格派ゆえ、紫の名を不本意な意味で有名にしてしまった城間正男の罪状はともかく実力は間違いない骨太なVoを始め、メンバーの鍛え上げられたパフォーマンスと研ぎ澄まされたテクニックに「部屋に篭って勉強しました」的な線の細さや借り物感は皆無。DEEP PURPLE型HR路線を1stアルバム同様に疾走しつつ、今作は日本のバンドらしい木目の細かいアレンジ/沖縄のバンドならではのメロディ・センスといった独自性をトッピングすることで
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寺田恵子 (2013-02-22 22:02:15)

SHOW-YAのフロント・ウーマン。'91年に同バンドから脱退後はソロ・アーティストへと転身し、ヒット作『BODY & SOUL』を手始めに、'03年までに6枚のアルバムを発表。
LOUDNESSのニ井原実、EARTHSHAKERの西田昌史らと結成した西寺実('08年)等のサイド・プロジェクトをこなしつつ、現在は'05年に再結成を果たしたSHOW-YAで絶賛活動中。


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