この曲を聴け! 

火薬バカ一代さんのページ
火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 7051-7100
→PC向けページ
Tweet
寺田恵子-悪い夢
寺田恵子-悪い夢-悪い夢
寺田恵子-悪い夢-崩壊の前日
柴田直人
柴田直人
柴田直人-STAND PROUD! Ⅱ
小野正利-The Voïce -Stand Proud!-
小野正利-Vs
小野正利-Vs-Livin’ On A Prayer
聖飢魔II-1999 BLACK LIST [本家極悪集大成盤]-FIRE AFTER FIRE
聖飢魔II-1999 BLACK LIST [本家極悪集大成盤]-地獄の皇太子
聖飢魔II-THE END OF THE CENTURY
聖飢魔II-THE END OF THE CENTURY-JACK THE RIPPER
聖飢魔II-THE END OF THE CENTURY-THE END OF THE CENTURY
聖飢魔II-THE END OF THE CENTURY-悪魔の賛美歌
聖飢魔II-メフィストフェレスの肖像
聖飢魔II-メフィストフェレスの肖像-GREAT DEVOTION
聖飢魔II-メフィストフェレスの肖像-HOLY BLOOD 〜闘いの血統〜
聖飢魔II-メフィストフェレスの肖像-メフィストフェレスの肖像
聖飢魔II-メフィストフェレスの肖像-地獄の皇太子は二度死ぬ
聖飢魔II-恐怖のレストラン
聖飢魔II-恐怖のレストラン-ギロチン男爵の謎の愛人
聖飢魔II-恐怖のレストラン-殺しの現場!!
聖飢魔II-聖飢魔II〜悪魔が来たりてヘヴィメタる
聖飢魔II-聖飢魔II〜悪魔が来たりてヘヴィメタる-悪魔組曲作品666番ニ短調
大村孝佳-Eclipse from East
大村孝佳-Nowhere to Go
大槻ケンヂと絶望少女達-かくれんぼか 鬼ごっこよ
中間英明-Point of No Return
中間英明-Point of No Return-Inquisition
中間英明-Point of No Return-Point of No Return
中村達也-Turn on the Light
中村達也-Turn on the Light-Turn on the Light
藤本泰司&フレンズ-My Quest
樋口宗孝-破戒凱旋録(DESTRUCTION)
浜田麻里-Blue Revolution
浜田麻里-Blue Revolution-Love Trial
浜田麻里-Lunatic Doll〜暗殺警告
浜田麻里-Lunatic Doll〜暗殺警告-SPACER
浜田麻里-MAGICAL MYSTERY “MARI” 浜田麻里 LIVE ’85
浜田麻里-MAGICAL MYSTERY “MARI” 浜田麻里 LIVE ’85-DON’T CHANGE YOUR MIND〜SE: SO LONG
浜田麻里-MISTY LADY
浜田麻里-MISTY LADY-Heart Line
浜田麻里-MISTY LADY-MORE FINE FEELING
浜田麻里-MISTY LADY-SWEET LIE
浜田麻里-MISTY LADY-TURNING POINT
浜田麻里-PROMISE IN THE HISTORY
浜田麻里-PROMISE IN THE HISTORY-Earth-Born
浜田麻里-PROMISE IN THE HISTORY-PROMISE IN THE HISTORY
浜田麻里-RAINBOW DREAM

 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 | 51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 | 61 | 62 | 63 | 64 | 65 | 66 | 67 | 68 | 69 | 70 | 71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 | 80 | 81 | 82 | 83 | 84 | 85 | 86 | 87 | 88 | 89 | 90 | 91 | 92 | 93 | 94 | 95 | 96 | 97 | 98 | 99 | 100 | 101 | 102 | 103 | 104 | 105 | 106 | 107 | 108 | 109 | 110 | 111 | 112 | 113 | 114 | 115 | 116 | 117 | 118 | 119 | 120 | 121 | 122 | 123 | 124 | 125 | 126 | 127 | 128 | 129 | 130 | 131 | 132 | 133 | 134 | 135 | 136 | 137 | 138 | 139 | 140 | 141 | 142


発言している27曲を連続再生 - Youtube



寺田恵子-悪い夢 ★★★ (2013-02-22 22:04:08)

寺田恵子(Vo)が、カルメン・マキにリスペクトを捧げた'94年発表のカヴァー・アルバム。(SHOW-YA時代に“私は嵐”とか演ってましたもんね)
SHOW-YA作品はベスト盤ぐらいしか持っておらず、彼女のソロ作に至ってはまともに聴いたことすらなかったので、本作については「どらどら、お手並み拝見」と物凄い上から目線で聴き始めたのですが、これがそうした高飛車な態度をクロスカウンターで粉砕する出来栄え。
カルメン・マキ&OZのドラマティックな楽曲を中心に選り抜かれた選曲はツボをしっかりと押さえている上、岡野はじめ、是永巧一、鈴木亨明らが手掛けたアレンジもオリジナル版を尊重(70年代HR的な泥臭さはだいぶ薄まっていますが)。それに何と言っても、あの難曲“崩壊の前日”すら見事に歌いこなす、寺田恵子嬢の力強い歌いっぷりが本編の白眉!
声域/声量/表現力と、テクニック的に優れているの
…続き

寺田恵子-悪い夢-悪い夢 ★★★ (2013-02-24 22:02:38)

二度の逮捕を経て麻薬禍から抜け出した
カルメン・マキが自身の心情を綴った渾身の一編で
5Xのデビュー作『HUMAN TARGET』収録曲。
基本に忠実でありつつ、オリジナル版にはない
アコギを導入して独自色も主張する好カヴァー。
元々の楽曲の良さと相俟って、寺田嬢がアルバム表題曲に
選出したのも納得のカッコ良さ。

寺田恵子-悪い夢-崩壊の前日 ★★★ (2013-02-24 21:35:43)

カルメン・マキ&OZの2nd『閉ざされた町』収録曲。
歌いこなすのはかなり難しい楽曲だと思うのですが、
メインの演奏にワンテンポ間を置いて歌メロを
追っ付けていく歌唱法まで見事に再現した
寺田恵子のパフォーマンスに痺れます。
ちなみに、ギタリストとして大谷令文が参加。

柴田直人 (2013-11-11 23:16:01)

言わずと知れたANTHEMの大黒柱。「ANTHEM=この人」といっても決して間違いではありません。
あと柴田直人と言えば、当時せっかく友達が「これ、柴田直人のプロジェクトが手掛けてるらしいよ」と言って貸してくれたのに、ゲーム音楽にあまり興味が持てなかったので碌すっぽ聴きもせずに返してしまったことを今更悔やんでいる『ドラキュラ・バトル』のサントラの再発を是非ともお願い致します。太田カツ(G)も参加してたんでしたっけ。

柴田直人 (2013-11-13 22:35:37)

柴田直人プロジェクトが4枚もリリースされていたとは
全く知りませんでした。やっぱり色んな方向にアンテナを
張ってないと見逃す作品が出てきますねぇ。

柴田直人-STAND PROUD! Ⅱ ★★★ (2013-11-11 23:18:57)

ANTHEMの柴田直人(B)をフィーチュアした企画アルバム『STAND PROUD!』シリーズ、'97年発表の第二弾。
屍忌蛇が手掛けた第一弾が、主に80年代に生み出されたHR/HM王道の名曲をカヴァーしていたのに対し、もう一世代上の柴田直人はLED ZEPPELIN、DEEP PURPLEの2大巨頭を筆頭に、70年代HRやKING CRIMSON等のプログレ・バンドを中心にカヴァー。統一感はまるでないが、ジャンルに縛られないこの幅広さこそが70年代ロックの奥深さにして醍醐味。前作が自分で作ったお好みテープ感覚で聴くことの出来るアルバムだったとするなら、本作は先輩から貰った音楽の教科書って感じでしょうかね。無論、名曲揃いな上に参加ミュージシャンも豪勢なんで「お勉強しましょう」的な堅苦しさは絶無なんですが。
プロデューサーとしても優れた手腕を揮うお人だけに、本作でも参加ミュージ
…続き

小野正利-The Voïce -Stand Proud!- ★★★ (2011-10-26 22:53:49)

HR/HM史に輝く名曲の数々を、国内ミュージシャン達がカヴァーする人気企画『STAND PROUD!』シリーズ第5弾の主役に起用されたのは、現GALNERYUSの小野正利(Vo)。同シリーズでシンガーがメインに据えられたのって今回が初めてじゃなかろうか?
HR/HMファンなら一度は聴いた事があるであろう有名曲中心の無難な選曲で、アレンジに関してもオリジナル・バージョンを尊重しての完コピが基本ゆえ、ぶっちゃけ「小野正利によるカラオケ大会」的なノリが無きにしも非ずな本作ですが、個人的にはこの人のカラオケなら金払ってでも聴きたいぐらいなので全く問題なしですよ。
特に、“LADY OF WINTER”(CRIMSON GLORY)や“TONIGHT I'MFALLING”(TNT)、“LOVEDRIVE”(SCORPIONS)辺りは「歌えばハマるだろうなぁ」とは思っていましたが、実際
…続き

小野正利-Vs ★★★ (2022-09-01 00:01:46)

《カヴァー・アルバムじゃない。VSアルバムだ。》との帯惹句を目にして「言葉の意味はよう分からんがとにかく凄い自信だ」と呟いた、現GALNERYUSのフロント・パーソン小野正利が、デビュー25周年を記念して洋楽カヴァーを中心にレコーディングを行い(GALNERYUSのメンバーも参加)、'16年に発表した2枚組ソロ・アルバム。
前作『THE VOICE -STAND PROUD-』(’11年)の感想を書いた際に「次は産業ロックに特化したカヴァー・アルバムをお願いしたい」と記したのですが、本作でその願いが概ね叶う形に。DISC-1には主に90年代以降のヒット曲を、DISC-2にはBON JOVI、JOURNEY、VAN HALEN、ケニー・ロギンスといった80年代の音楽シーンを象徴するようなアーティストのヒット曲をメインに配して、それを小野が衰え知らずの美声を生かして伸びやかに歌い上げる
…続き

小野正利-Vs-Livin’ On A Prayer ★★★ (2022-09-02 00:12:37)

飽きるほど聴いてきたBON JOVIの代表曲を、ピアノ主体のバラード風にアレンジ。
透明感と叙情性を増した曲調に小野のクリスタルな美声がマッチして
アルバムのハイライト級の輝きを放つ逸品に仕上がっています。

聖飢魔II-1999 BLACK LIST [本家極悪集大成盤]-FIRE AFTER FIRE ★★★ (2008-08-12 23:35:20)

イントロのシャープなGリフだけでノックアウトされてしまう、
必殺のスピード・ナンバー。
てっきりダミアン浜田作曲だと思ってたけど、
ジェイル大橋の手による楽曲だったんですね。やるなぁ。

聖飢魔II-1999 BLACK LIST [本家極悪集大成盤]-地獄の皇太子 ★★ (2008-08-12 23:16:48)

序曲“魔王凱旋"から繋がる、
初期・聖飢魔Ⅱの魅力を判り易く伝える様式美HMナンバー。
線の細さが微笑ましい1st収録バージョン、
カッコ良さ大幅増のリメイク・バージョン、
どちらも味わい深く、捨て難い。

聖飢魔II-THE END OF THE CENTURY ★★ (2008-08-12 22:06:00)

エリック・アダムスばりの大仰さを誇る、デーモン小暮のシアトリカルなVo(ルックスは和製キング・ダイアモンドだが)、
随所で劇的なハモりっぷりを聴かせてくれるツインG、そして、デビュー作より格段にダイナミズムを増したリズム隊・・・と、
初期・聖飢魔Ⅱの集大成的作品と呼ぶに相応しい内容に仕上がった、'87年リリースの2ndアルバム。
バンドの創始者(でも既に脱退済み)ダミアン浜田が手掛けた、ドラマティックな様式美HMチューンの数々も、
ますます磨き上げられて、その完成度を高め、荘厳でクラシカルな序曲①に導かれてスタートするアルバム表題曲②に始まり、
ダイナミックで物騒なメタル・アンセム風の③から、中期BLUE OYSTER CULTに通じる詩情を漂わせた美しい④、
“切り裂きジャック"のタイトル通り、鋭利なGプレイに痺れる⑤を経て、聖飢魔Ⅱというバンドの魅
…続き

聖飢魔II-THE END OF THE CENTURY-JACK THE RIPPER ★★★ (2008-08-12 23:33:00)

まさにタイトル通りな、鋭利な刃物を思わせるGプレイが
非常にカッコイイ。劇的極まりないGソロも◎。
やはりメタル・バンドたるもの、一度は「切り裂きジャック」を
ネタに曲を作らないとね(笑)。

聖飢魔II-THE END OF THE CENTURY-THE END OF THE CENTURY ★★★ (2008-08-12 23:27:29)

名盤のOPを飾るに相応しい名曲。
クラシカルな序曲を経て、華麗なツイン・リードGが
劇的に疾走を開始する場面は、何度聴いてもガッツポーズ物の
カッコ良さですよ。
デーモン小暮の歌メロの魅力も素晴しい。
(まだちょっと線が細いけどね)

聖飢魔II-THE END OF THE CENTURY-悪魔の賛美歌 ★★★ (2008-08-12 23:30:17)

美しく儚くも、どこか歪んだ詩情を漂わせた曲調が、
中期BLUE OYSTER CULTを彷彿とさせる名曲。

聖飢魔II-メフィストフェレスの肖像 ★★ (2008-08-17 18:08:00)

徹底的にヘヴィでアグレッシブな『恐怖のレストラン』発表したかと思えば、珍作『PONK!』でファンを引っ繰り返らせたりと、
イマイチ方向性の定まらない活動を繰り広げてきた聖飢魔Ⅱが、いよいよ間近に迫った1999年を意識してか(?)、
再び、彼ららしいデーモニックな風格漂う、王道HM路線へと軌道修正を図って制作した、'96年発表の9thアルバム。
バンドの代表曲“地獄の皇太子"にオマージュを捧げた①で幕を開ける本編の構成や、聖飢魔Ⅱの創始者・ダミアン浜田、
ジェイル大橋(G)といった、バンド初期の構成員がアルバム制作に関わっている事からも、
原点回帰の姿勢は明らかで、特に、ダミアン浜田が作詞・作曲を手掛けた②⑤⑥は、ダークな歌詞世界といい、
妖しく叙情的、かつドラマティックなメロディといい、1stや2ndの頃を思わせる内容に仕上がっていて、
初期・聖
…続き

聖飢魔II-メフィストフェレスの肖像-GREAT DEVOTION ★★★ (2008-08-17 22:25:47)

9th『メフィストフェレスの肖像』において、
最もヘヴィ・メタリックなカッコ良さを発散する疾走チューン。
クールなGリフに一発ノックアウト!

聖飢魔II-メフィストフェレスの肖像-HOLY BLOOD 〜闘いの血統〜 ★★★ (2008-08-17 22:19:45)

メイデンばりにギャロップするリズムが勇壮さを煽る、
『メフィストフェレスの肖像』のラスト・ナンバー。
正直、あのアルバムはボーナス・トラックなしで、
この曲で終わっておいた方が美しかったような・・・。

聖飢魔II-メフィストフェレスの肖像-メフィストフェレスの肖像 ★★★ (2008-08-17 22:23:10)

ダミアン浜田の手によるアルバム・タイトル・トラック。
暗くマイナー調のメロディと、美しいアコギを効果的に取り入れた
ドラマティックな曲展開が、バンド初期の様式美HM路線を
思い起こさせる、まさにダミアン印の名曲。

聖飢魔II-メフィストフェレスの肖像-地獄の皇太子は二度死ぬ ★★★ (2008-08-17 22:17:19)

タイトルからして、原点回帰の姿勢がビンビンに
伝わってきて期待させられるが、実際、その期待が
裏切られることはない。
名盤のOPを飾るに相応しい名曲。

聖飢魔II-恐怖のレストラン ★★ (2008-08-14 19:15:00)

作品を重ねる毎にメタル色が薄れ、洗練されたHRバンドへと変化していった聖飢魔Ⅱが、久々に原点回帰を志向し、
デーモニックなコンセプトを前面に押し出して制作・発表した、'92年リリースの7thアルバム。
原点回帰と言っても、別に1stや2ndアルバムの頃のような、様式美HMスタイルに戻ったわけじゃなく、
重厚なGリフに絡む呪術的なリズムが、禍々しい雰囲気を演出するOPナンバー①に代表されるように、歪んだ音色で
荒々しくシュレッドされるGリフ、重く叩きつけられるようなリズム、そして、いつになくヒステリックな歌唱を響かせる
デーモン小暮のパワフルなVo・・・と、その作風は、数ある聖飢魔Ⅱのアルバムの中でも、断トツのバイオレントさを誇る。
ダークなヘヴィネスが強調され、従来の聖飢魔Ⅱの作品において顕著だった「遊び」や「笑い」の要素が極力抑えられた
シリア
…続き

聖飢魔II-恐怖のレストラン-ギロチン男爵の謎の愛人 ★★★ (2008-08-15 01:04:39)

この曲が切っ掛けで、それまで色眼鏡で見ていた
聖飢魔Ⅱに対する視線が一変。
禍々しさを撒き散らして疾走するリズムの上に乗る、
デーモン小暮のストロングなVoと、
ヘヴィ・メタリックなGリフのカッコ良さは筆舌尽くし難い。
「ヘヴィ・メタル!」とのシャウトと共に
Gソロが走り出す場面も最高です。

聖飢魔II-恐怖のレストラン-殺しの現場!! ★★★ (2008-08-15 01:14:39)

ぶん回されるように刻まれるリフ&リズムに、
凄まじいアグレッションを誇るデーモン小暮のVoが
一丸となって突っ走る、異常なまでにハイテンションな
エネルギーに満ち溢れた、狂気の名曲。

聖飢魔II-聖飢魔II〜悪魔が来たりてヘヴィメタる ★★ (2008-08-09 20:51:00)

現在よりも、ヘヴィ・メタルという音楽様式にファンが強い拘りを持っていた(=洒落が通じない)時代に、
早過ぎるデビューを飾ってしまった為、BURRN!!で0点を獲得する等、かなり手厳しい評価を受けた事で知られる
聖飢魔Ⅱの笑撃・・・もとい、衝撃の1stアルバム。
後期・聖飢魔Ⅱと比べてしまうと、サウンド・プロダクションは冴えないし、実力派Voとして鳴らす
デーモン小暮閣下の歌声も、まだまだ青さを残しているしで、初めて本作に触れた時は、
正直なところ「何だかチープだなぁ」との印象を受けなくもなかった・・・が、しかし。
聖飢魔Ⅱの創始者にして、デビュー時には既にバンドから脱退済みだったダミアン浜田殿下が手掛けた、
ドラマティック&サタニック、且つ笑えるHMナンバーの数々は、0点どころか非常に高得点モノのクオリティを誇っており、
特に、聖飢魔Ⅱの代
…続き

聖飢魔II-聖飢魔II〜悪魔が来たりてヘヴィメタる-悪魔組曲作品666番ニ短調 ★★★ (2008-08-12 23:23:10)

荘厳、ダーク、クラシカル、ファニーでドラマティック・・・と、
初期・聖飢魔Ⅱの魅力が全て詰め込まれた、10分以上に及ぶ大作組曲。
後にリメイクされたが、最も笑える最終章“BATTLER"が
カットされてしまっているので、
個人的には1stアルバム収録バージョンがお気に入り。

大村孝佳-Eclipse from East ★★ (2008-09-12 00:19:00)

マーク・ボールズ、リッチー・コッツェン、ドゥギー・ホワイトら、豪華なゲストを迎えて制作された5曲入りEP
『NOWHERE TO GO』でデビューを飾ったハイテク・ギタリスト大村孝佳が、バンド名義(CROSS ROAD)で'06年に発表した1stアルバム。
参加メンバーの顔触れはかなり地味になったし、今回は全曲が日本語詞で歌われているせいか、若干、ジャパメタ風味が
増量されたとの印象を受けるが、メンバーの実力は確かな上に(余裕のないVoの歌唱は好き嫌いが分かれるかもしれないが)、
大村の劇的なGプレイと、彼自身が手掛ける楽曲のクオリティは変わらぬ高水準を保っており、トータルの完成度には全く揺らぎなし。
ゲーム『ファイナル・ファンタジー』のテーマ曲を思わせる華麗なインスト曲①で幕を開ける本作は、ドライヴする
HRチューンあり、グルーヴィなロックンロールロ
…続き

大村孝佳-Nowhere to Go ★★ (2008-09-07 02:21:00)

関西出身のテクニカル・ギタリスト大村孝佳が、'04年にリリースした5曲入りデビューEP。YAMAHAの全面バックアップを
受けた若き天才Gの門出を祝って、ご祝儀代わりにヴィタリ・クープリ(Key以外にもプロデュースを担当)、
スティーヴ・デジョルジオ(B)、ドゥギー・ホワイト(Vo)、マーク・ボールズ(Vo)、磯田良雄(Ds)、
リッチー・コッツェン(Voとしてのみ参加)ら、豪華なゲスト・ミュージシャン勢が客演。
勿論、いくらゲストが華やかでも、肝心の楽曲がショボくては虚しいだけだが、大村は精度の高いGプレイのみならず、
曲作りの上手さにおいてもその手腕を発揮。たった5曲収録にも関わらず、マーク・ボールズが伸びやかな歌声を披露する、
アップテンポのハード・チューン①、リッチー・コッツェンのエモーショナルな熱唱が映える②、ヴィタリ・クープリの
華麗
…続き

大槻ケンヂと絶望少女達-かくれんぼか 鬼ごっこよ ★★ (2009-01-10 12:36:00)

筋肉少女帯は好きだが、それは橘高文彦や本城聡章が作る楽曲の魅力に依るところが大な為、当初、本作に興味は
なかったのだが、漏れ聞こえて来る評判の高さと、「三柴聡(Key)ゲスト参加」との情報に後押しされて
とうとうアルバムを購入。で、実際に聴いてみたら・・・これがかなり良い出来でした。
「ダメ人間賛歌」とでも言うべき、シニカルでリリカルな歌詞世界は大槻ケンヂ節が全開だし、意外な程のHM度の
高さを誇る収録曲は劇的なメロディに彩られており(本城聡章辺りが書きそう)、アニソン的な匂いは殆ど感じられないしで、
筋肉少女帯ファンが本作を聴いても、まず失望する事はないように思われる。敢えて筋少との相違点を探すならば、
随分とVoが前に出た音作りと、女性声優さんが多数参加しているが故に漂う「華やかな雰囲気」ぐらいのものか?
個人的には、三柴聡による美麗なピアノ
…続き

中間英明-Point of No Return ★★ (2008-03-24 21:39:00)

HURRY SCUARY、ANTHEM等での活動で知られる、ルックス、テクニック、センス(作曲能力)の三拍子揃った、
天が二物も三物も与えた天才ギタリスト・中間英明が、'89年に発表したソロ・アルバム。
イングヴェイ・マルムスティーンからの強い影響を基本に、マイケル・シェンカーばりの濃厚な「泣き」と、
ウルリッヒ・ロートを思わせる、粘りの効いたGの音色を併せ持った様式美HMサウンドのカッコ良さはガッツポーズ物で、
そのクオリティはHURRY SCUARY時代を大きく上回り、更に言うなら、歌入り曲よりもインスト曲の方が遥かに
クオリティが高いのだから、まさに中間英明というギタリストの真価が、120%発揮された内容に仕上がっていると言える。
スピーディな様式美HMナンバー①、クラシカルな③、繊細なエレアコの妙技が堪能できる④、美旋律とエモーショナルな
…続き

中間英明-Point of No Return-Inquisition ★★★ (2008-03-24 21:52:05)

イントロのGリフを聴いただけで、
出来の良さを確信できるOPナンバーにして、
アルバムのハイライト・ナンバー。
Voの役割を果たす中間の「歌う」Gプレイのお陰で、
インスト物でも物足りなさを感じる事はない。

中間英明-Point of No Return-Point of No Return ★★★ (2008-03-24 21:48:04)

生オケをフィーチュアした“A SHORT PIECE FOR A GUITER AND STRINGS"を
序曲代わりに、アルバムのラストをドラマティックに締め括る名曲。
イングヴェイからの影響が露骨に感じられるが、
起承転結がバッチリと決まった曲展開の素晴しさの前には些細な事。
Gとガップリと四つに組む、名手・小川文明のKeyも良い仕事をしています。

中村達也-Turn on the Light ★★ (2009-04-05 16:41:00)

後に高谷学(Vo)と組んでBLINDMANを立ち上げる事となるギタリスト中村達也が、'94年に自主制作で発表した
ソロ・アルバム。(確かこのプロジェクトがBLINDMAN結成の切っ掛けとなったんでしたっけ?)
雑誌を読んでいて見かけた「中村達也なるミュージシャンの“TURN ON THE LIGHT"という楽曲がかなり強力らしい」
との情報を頼りに、なんの予備知識もなく購入した本作だったが、アルバム表題曲にして疾走チューンの
名曲“TURN~"以外にも、②⑥⑧等の佳曲が数多く収録されており、キャッチーな彩りを加えるKeyを
ふんだんに取り入れ、時にポップな味わいも感じさせる正統派HRサウンドは、なかなかの聴き応え。
大半の楽曲が歌入りで、且つ、泣きのインスト曲⑤によく表れているように、無理に音符を詰め込むことなく
一音一音を丁寧に紡ぎ出す中村のG
…続き

中村達也-Turn on the Light-Turn on the Light ★★★ (2009-04-05 19:58:09)

個人的にアルバムを購入する切っ掛けともなった名曲。
スピーディに疾走し、「楽曲の中の楽曲」として成立している
良く練り上げられた中村のGソロが素晴しいったら。
やや不安定ながら、感傷的な歌声で楽曲の叙情性を強化するVoも
良い仕事をしています。

藤本泰司&フレンズ-My Quest ★★ (2015-04-14 22:19:25)

藤本泰司(G)が'91年に発表した初のソロ・アルバム。失恋船長さんが既に詳しく名前を挙げられている通り、豪華なゲスト・ミュージシャンの参加が話題になった作品で、こちとら、その顔触れだけで購入を即決させられたぐらいですよ。
んで、この面子が演るに相応しい、さぞかし強力な様式美ないし正統派HMサウンドが聴けるものと、期待と興奮に鼻の穴広げまくって再生ボタンを押してみたら・・・あれ?と。DANCER解散後、新たな方向性を模索している時期だったのか、かつては「和製マイケル・シェンカー」と評された藤本のGプレイにしろ、彼がクリエイトする楽曲にしろ、哀愁や泣き成分は非常に希薄。音質はラフだし、リラックスしまくりな楽曲も、カッチリとまとまった構築感より「気の合う仲間達と気の向くままにレコーディングしてみました」的な楽しげな雰囲気が強く伝わって来る仕上がり。
あまり親しくもない知り合いの誕生
…続き

樋口宗孝-破戒凱旋録(DESTRUCTION) ★★★ (2022-12-22 06:38:10)

LOUDNESSのドラマー、故樋口宗孝が'82年に発表した1stソロ・アルバム。
まず邦題が良いんですよ。『破戒凱旋録』。非常に中二マインドをくすぐられます。この時期のLOUDNESS関連の作品は他にも『撃剣霊化』とか『魔界章典』とか『ジャガーの牙』とか、声に出して読みたくなる日本語タイトルばかりで最高でしたね。
本作の存在を初めて知った当時(LOUDNESSについてもよく知らなかった)は、ソロ・アルバムってのは「バンドの花形であるシンガーかギタリストしか作らない」というかなり誤った先入観があったもんで、縁の下の力持ち的存在の筈のドラマーが、山本恭司、CHAR、北島健二、中島優貴、鳴瀬喜弘、山田信夫、松澤浩明といった錚々たる面子をゲストに迎え、リーダーシップを発揮してソロ作を作り上げていたことにかなりの衝撃を受けましたよ。
過剰な自己主張は抑制しつつも、パワフルなドラミ
…続き

浜田麻里-Blue Revolution ★★ (2008-07-02 00:03:00)

ルックス良し、声域/声量/表現力の三拍子揃った歌唱力良しと、天がニ物も三物も与えた実力派女性シンガー
浜田麻里が、メタル・クィーン時代('85年)に発表した5thアルバム。
作品を重ねる毎に、LOUDNESSの影響下から脱し、へヴィ・メタル色を薄れさせていった彼女だが、MAKE UPの松澤浩明、
現B'zの松本孝弘を筆頭に、鳴瀬善博(カルメン・マキ&OZ)、西村昌敏(FENCE OF DEFENCE)、厚見礼衣(VOW WOW)ら、
錚々たる面子が脇を固めた本作には、最早、“SPACER"“DON'T CHANGE YOUR MIND"のような
「これぞHM!」といった感じのスピード・ナンバーは皆無。
但し、こと収録曲のクオリティに関しては、過去最高とも言える充実っぷりを誇るのが、このアルバムの素晴しい所で、
ハード・ロック的なエッジはしっかりと
…続き

浜田麻里-Blue Revolution-Love Trial ★★★ (2008-07-02 22:03:51)

この名曲のポイントが、こんなに低いのは納得いかんぞ、と。
個人的には初期・浜田麻里の楽曲の中でも、ピカイチの
完成度を誇る名曲だと思う。
劇的極まりないイントロでノックアウト、
メロディアスな松本孝弘のGと、厚見礼衣の鮮烈なKeyの絡み、
そして突き抜けていくような浜田麻里の強烈なハイトーンVo・・・
浜田絵理のコーラスも素晴しい。

浜田麻里-Lunatic Doll〜暗殺警告 ★★★ (2012-01-17 22:50:04)

自分が浜田麻里の名前を認識するようになった頃には、既に彼女は売れっ子ポップ・シンガーとして歌番組にガンガン出まくっていましたが、その後雑誌で「昔《麻里ちゃんはヘヴィ・メタル》だったらしい」との情報を入手し、「ほんじゃ聴いてみっか」ぐらいの軽い気持ちで初期作の数々に手を出してみたら、その圧巻の歌唱力にぶっ飛ばされてしまいましたよ。
LOUDNESSの故樋口宗孝(Ds)の全面バックアップを受けている本作は、メタル・クィーン風味全開のビジュアルや『暗殺警告』なる意味不明な邦題、それに歌詞等からも伝わって来る通りのコテコテなHM路線を猛進。
良くも悪くもトゥー・マッチなこの作風に「ジャパメタ(笑)」と失笑を漏らす人もいるかもしれないが、だがしかし。独特のビブラートを伴ったパワフルなハイトーンVoを駆使して、樋口のドラミングや湯浅晋のGプレイと真っ向張り合い、本編の主役を堂々務め上げる
…続き

浜田麻里-Lunatic Doll〜暗殺警告-SPACER ★★★ (2012-01-18 21:49:15)

小曲“MISTRESS”から繋がっていく展開も
様式美を感じさせる、1stアルバム随一の
ハードさを誇るコテコテの疾走ナンバー。
人によっちゃ笑っちゃうかもしれませんが
浜田麻里の堂々たる歌唱は冗談ごとではありません。
北島健二のシャープなGプレイもカッコイイ。

浜田麻里-MAGICAL MYSTERY “MARI” 浜田麻里 LIVE ’85 ★★★ (2020-12-03 00:21:10)

4th『RAINBOW DREAM』発表後、浜田麻里が’85年に行った初の全国ツアーの中から、中野サンプラザと大阪厚生年金会館でのライブの模様を収録する実況録音盤。
セットリストは、1stから3曲、2ndから1曲、3rdから2曲、4thから2曲(うち1曲は映画『ベスト・キッド』主題歌“MOMENT OF THE TRUTH”のカヴァー)という全8曲からなる構成で、初期HM時代を総括するベスト盤としての機能も果たしています。
ブックレットに記載がないので、イントロのアカペラから見事なコーラスを披露する妹さん以外、バック・バンドのメンバー名が不明なのは残念ながら(同タイトルのビデオの方だと分かるのかな)、演奏はすこぶるタイト。そしてやはり、なんといっても本編のヒロインたる浜田麻里嬢の歌声が絶品で、CDでは凄いけど生歌聴いたらガッカリなんてのはよくある話ですが、彼女は完全に別格。現
…続き

浜田麻里-MAGICAL MYSTERY “MARI” 浜田麻里 LIVE ’85-DON’T CHANGE YOUR MIND〜SE: SO LONG ★★★ (2020-12-03 23:55:21)

スタジオ・バージョンも十分凄いのですが、
この時期のライブ・バージョンもまた凄い。
エネルギーが奔流となって溢れ出すような
(それこそ喉手術前のクラウス・マイネばりに)
尻上がりにパワーを増していく歌いっぷりに圧倒されます。

浜田麻里-MISTY LADY ★★★ (2012-01-20 07:07:28)

まず「ヘヴィ・メタルありき」でアルバム作りが進められていた印象の前2作に対し、浜田麻里自身が全曲の作詞を手掛け、また単独で書き上げた楽曲も収録される等、彼女のアーティストとしての資質を活かしたアルバム作りへと、制作環境に変化の兆しが見え始めた'84年発表の3rdアルバム。
メタル・クィーン度の下がった普通のアイドル風ジャケ写がアートワークを飾る(但し裏ジャケは何故かホラーチックなので油断できない)本作は、故樋口宗孝の手を離れて制作された事により収録楽曲の方もコテコテのHM路線から、明るく弾むタイトル・トラックのような、これまでになかったタイプの楽曲が見受けられる、Keyもふんだんに取り入れられたキャッチーなメロディック・メタル路線へとシフト・チェンジ。
と言っても音楽性が拡散してしまったなんてことはなく、劇的にOPを飾るミッド・チューン“PARADISE”や、山本恭司提供のも
…続き

浜田麻里-MISTY LADY-Heart Line ★★★ (2012-01-21 01:20:22)

前2作のハードさを受け継ぎつつ、
ポップでキャッチー、思わず踊りたくなる
ノリの良さも備えているという、
一皮向けた魅力を放つ名曲。
俺も3rdじゃこの曲が一番好きですね。

浜田麻里-MISTY LADY-MORE FINE FEELING ★★★ (2012-01-21 01:33:07)

MAKE UPの山田信夫作曲の劇的な名バラード。
楽曲のスケール感を見事に表現する
「この人にゃ限界なんでないんじゃなかろうか?」
と思わされる、サビメロの声の伸びっぷりは
感動的ですらあります。

浜田麻里-MISTY LADY-SWEET LIE ★★★ (2012-01-21 01:16:54)

山本恭司のペンによる
華麗さと劇的さを併せ持った
まさにVOW WOWライクなHRナンバー。
(人見元基のVoでも聴いてみたくなりますね)
Gの泣きっぷりも山本節です。
弾いているのは北島健二ですが。

浜田麻里-MISTY LADY-TURNING POINT ★★ (2012-01-21 01:36:30)

雄大なバラード“MORE FINE FEELING”から
繋げる展開が心憎い3rdアルバム随一のハード・ナンバー。
Voに負けじと火花を散らすGとKeyのバトルも熱い。

浜田麻里-PROMISE IN THE HISTORY ★★ (2012-01-22 10:04:28)

HR/HM時代の区切りとなった'86年発表の6thアルバム。これ以降はレコーディング拠点を海外へと移し、脱HR/HMに拍車が掛かっていくので、個人的には(楽曲単位ではなく)アルバム単位で楽しめる浜田麻里作品はここら辺までかなぁ、と。
ギンギンのHRナンバー“COME AND GO”から壮大なバラード“PROMISE IN THE HYSTORY”まで、バラエティ豊かな楽曲が取り揃えられた本編は、前作においてハイレベルな領域にまで高められた「哀愁に満ちた歌モノHR路線」を継承しつつも、リバープが深めに掛けられた音作りやファッショナブルなKey等、サウンド全体は益々モダンにソフティケイト。
過密なレコーディング・スケジュールが祟って弾不足に陥っていたのか、ボリュームは30分台とコンパクトなのにカヴァー曲が多数収録されていたここ数作に対し、今回は全編がオリジナル曲で固められており、
…続き

浜田麻里-PROMISE IN THE HISTORY-Earth-Born ★★★ (2012-01-22 10:10:50)

増田隆宣が手掛けているからか、
Keyを上手く用いて壮大なアレンジが施された、
プログレ・タッチのドラマティックな曲展開を
堪能する事が出来るアルバム・ラスト・ナンバー。

浜田麻里-PROMISE IN THE HISTORY-PROMISE IN THE HISTORY ★★★ (2012-01-22 10:15:48)

前半のハイライトを飾る壮大なバラード。
各音域を自由自在に行き来し、且つ豊かな表現力も
失わない浜田麻里嬢の声の出具合が
気持ち良いったらないですね。

浜田麻里-RAINBOW DREAM ★★ (2012-01-21 01:02:05)

ジャケットを飾る生瀬範義画伯の手による浜田麻里嬢のイラストが妙に怖い、'85年発表の4thアルバム。
ゲイリー・ムーアの“LOVE CAN MAKE A FOOL OF YOU”のリメイク曲“LOVE,LOVE,LOVE”と、SURVIVORの“MOMENT OF THE TRUTH”のカヴァーが収録されているので、舶来志向のHR/HMファン的にも取っ掛かり易い(?)本作。前者でゲイリーを彷彿とさせる濃厚な泣きのGを炸裂させリスナーから涙を搾り取るのは現B'zの松本孝弘で、彼氏はこの曲のみならず本編に全面参加し若さ溢れるGプレイを披露。また映画『ベストキッド』の主題歌としても知られる後者に関しては、恐らく日本でも大ヒットした同作の知名度を当て込んでの選曲なんでしょうね。個人的には好きな曲なので楽しませて頂きましたが。
オリジナル曲に関して言えばHM色は徐々に薄れ始めており、前
…続き


MyPage