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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 951-1000
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BRIGHTON ROCK-Take a Deep Breath-Unlease the Rage
BRIGHTON ROCK-Take a Deep Breath-Who's Foolin Who
BRIGHTON ROCK-Young, Wild and Free
BRIGHTON ROCK-Young, Wild and Free-Rock 'n' Roll Kid
BRIGHTON ROCK-Young, Wild and Free-We Came to Rock
BRITNY FOX-Britny Fox
BRITNY FOX-Britny Fox-Girlschool
BRITNY FOX-Britny Fox-Long Way to Love
BRONZ-Carried by the Storm
BRONZ-Taken by Storm
BRONZ-Taken by Storm-Night Runner
BRONZ-Taken by Storm-Send down An Angel
BRUCE TURGON-Outside Looking In
BRUCE TURGON-Outside Looking In-Faith
BRUCE TURGON-Outside Looking In-These Tears Must Fall
BUDGIE-Best of Budgie
BUDGIE-Squawk-Hot as a Docker's Armpit
BULLDOZER-IX
BULLDOZER-IX-Desert!
BULLDOZER-IX-IX
BULLDOZER-IX-The Derby
BULLDOZER-IX-The Vision Never Fades
BULLDOZER-Neurodeliri
BULLDOZER-Neurodeliri-Art of Deception
BULLDOZER-Neurodeliri-Dance Got Sick - Part One
BULLDOZER-Neurodeliri-Overture / Neurodeliri
BULLDOZER-Unexepected Fate
BURN-So Far, So Bad
BURN-So Far, So Bad-We Are The Young
BURNING POINT-Burning Point
BURNING POINT-The Blaze
BURNING POINT-The Blaze-Chaos Rising
BURNING WITCHES-Burning Witches
BURNING WITCHES-Burning Witches-Metal Demons
BURNING WITCHES-Dance With the Devil
BURNING WITCHES-Dance With the Devil-Battle Hymn
Bigg Mouth-Bigg Mouth
Bigg Mouth-Bigg Mouth-Live for Your Life
Black Future
Black Future-Accelerating Universe
Black Future-Forests of Legend
Black Moon Pyramid
Black Sweet
Black Sweet-Time to Depart
Black Sweet-Time to Depart-Masquerade
Black Sweet-Time to Depart-Reach for the Sky
Black Sweet-Time to Depart-Valhalla
Blood of the Nations
Blood of the Nations-Bucket Full of Hate
Blood of the Nations-Kill the Pain

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発言している28曲を連続再生 - Youtube



BRIGHTON ROCK-Take a Deep Breath-Unlease the Rage ★★★ (2016-09-19 08:35:59)

メロディの哀愁っぷりやKeyソロを組み込んだ曲展開からは
ヨーロピアンなドラマ性も迸る哀愁のHRナンバー。
評価が割れるVoですが、金属質なシャウトで曲調に
メタリックなエッジを加えてくれていて、個人的には全然「有り」。
ドラム連打からスタートするアップテンポな楽曲を、
こうして(前作同様)アルバムの最後に置く辺り、
「単なる売れ線狙いバンドと舐めんなよ」
というバンドの矜持が垣間見えるようです。

BRIGHTON ROCK-Take a Deep Breath-Who's Foolin Who ★★★ (2016-09-19 08:28:26)

キラキラKeyに適度と歌うGに支えられ
ポップにハジける曲調に、哀愁を塗したメロディが
絶妙なアクセントを加えてくれる、BRIGHTON ROCKならではの
魅力が光るメロディアスHRソング。
メロディアスでキャッチーなサビメロの素晴らしさよ。

BRIGHTON ROCK-Young, Wild and Free ★★★ (2016-09-15 22:44:48)

BRIGHTON ROCKはバンクーバー出身の5人組。結成当初はHEART ATTACKと名乗っていたそうですが、地元ラジオ局主催コンテストでの優勝を期に改名(グレアム・グリーンの小説にバンド名のヒントを得たそうな)。自主制作した4曲入りEPの好評を後ろ盾に大手WEAカナダとの契約を交わし、’86年にこのデビュー作をリリースしました。(日本盤の邦題はシンプルに『ブライトン・ロック』)
本国カナダではスマッシュ・ヒットとなった本作は、まさしくタイトル『YOUNG, WILD AND FREE』(若くて自由奔放)を地で行くような、元気溌剌なポップ・メタル・サウンドがハジける「ザ・80年代!」な1枚。ケヴィン・ダブロウ+ブラッキー・ローレスな趣き(?)のジェラルド・マクギーのしゃがれハイトーンVoは聴き手の好悪が分かれそうですが、マイケル・ワグナーの的確なプロデューシングを得て、キャッチ
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BRIGHTON ROCK-Young, Wild and Free-Rock 'n' Roll Kid ★★★ (2016-09-16 23:02:38)

アメリカンなイキの良さと、ヨーロピアンなメロディの哀愁を
上手いこと組み合わて疾走する、カナディアンHRの名曲。
しゃがれ声のVoの熱唱と、センスの良さを感じさせるGソロを
フィーチュアした終盤の盛り上がりが実に熱い!

BRIGHTON ROCK-Young, Wild and Free-We Came to Rock ★★★ (2016-09-16 23:08:00)

仄かに哀愁を感じさせるメロディ・ラインに、
ライブ映えするキャッチーなコーラスと
スケールの大きなアレンジが印象に残る
BRIGHTON ROCKの代表曲。
MTVでもPVがよく流れ、母国カナダでは
シングル・ヒットを飛ばしたそうな。

BRITNY FOX-Britny Fox ★★★ (2021-01-04 00:12:28)

LAでバンドを組んで活動するも芽が出ず、地元フィラデルフィアへと戻ったシンガーのディジィー・ディーン・デイヴィッドソンが中心となり結成、デビュー前からKERRANG!!誌の表紙を飾るなど話題を振りまいたBRITNY FOXが、'88年にメジャー・レーベルのCBSから発表した1stアルバム。
髪の毛を膨らませ過ぎてシルエットがウルトラセブンのクール星人みたくなっているメンバーの「ヘアメタル」を体現したようなルックスに、トム・キーファー似のクセの強いディジィーの歌唱スタイル、それにGが元CINDERELLAだったりと、何かと「CINDERELLAの弟分」的な扱いを受ける機会の多いバンドでしたが、音楽性の方からは当時流行のブルーズ・テイストは殆ど感じられず。むしろカラッと陽性で覚えやすいメロディ、盛りに盛られたキャッチーなコーラス・ワーク、フラッシーなGプレイとに彩られたAC/DC辺りに
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BRITNY FOX-Britny Fox-Girlschool ★★★ (2021-01-05 00:27:11)

アルバムのOPナンバーにしてBRITNY FOXの代表曲。
クセの強いシャウトVo、シンプルでノリ易い曲調、
キャッチーなコーラスに曲中を彩るフラッシーなGソロ、
あと80年代感全開のゴキゲンなPVまで、
陽気で豪快なロックンロールに思わず体が動き出す名曲。

BRITNY FOX-Britny Fox-Long Way to Love ★★★ (2021-01-05 00:33:39)

“GIRLSCHOOL”のノリを受け継ぐ爽快なロックンロール。
クセの強い声質が好き嫌い分かれるタイプのシンガーですが、
印象的なコーラス・ワークを始め、こうした抜けの良い楽曲には
ハマっていて、その魅力を存分に引き立ててくれます。
シングル・カットされたのも納得。

BRONZ-Carried by the Storm ★★ (2012-01-08 23:38:36)

アメリカ・ツアー中にオリジナル・ラインナップが崩壊。ただ1人残されたショーン・カークパトリック(G)は英国へと戻ると新メンバーを補充してバンドを再建し、プロデューサーのマックス・ノーマンと共にニュー・アルバムのレコーディング作業を開始。URIAH HEEPのフィル・ランゾン(Key)らの助力を仰いで同作は完成にこそ漕ぎつけたものの、降って沸いた所属レーベルの破産騒動に巻き込まれ、結局正式にはリリースされる事なくお蔵入りとなってしまった。そんな幻の2ndアルバムが数十年の時を経て漸く陽の目を見たのだから、これほど嬉しい事はありません。
エッジが削られソフティケイトされたサウンド・プロダクションの下、“NIGHT RUNNER”系のハード・ロッキンな楽曲が姿を消した本編の大半を占めるのは、アダルトな哀愁漂わすサックスやお洒落な女性コーラスなんかも取り入れられた、よりAOR色を強めた耳に
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BRONZ-Taken by Storm ★★★ (2012-01-08 08:05:45)

GTRのフロントマンとして知られるマックス・ベーコンも在籍していた英国の5ピース・バンドが'84年にBRONZE RCORDSからリリースした1stアルバム。(ちなみにバンドとレコード会社の名前が同じなのは単なる偶然の一致とのこと)
何となく不遇のうちに解散してしまったイメージを彼らに対しては抱いていたのですが、実際はMTVでもオンエアされたシングル曲“SEND DOWN AN ANGEL”がヒット・チャートでそれなりに健闘しており、またアルバム自体も世界中でトータル20万枚に及ぶセールスを記録する等、全くの泣かず飛ばずのままに終わってしまったバンドではなかったようですね。
煌びやかに楽曲を修飾するKeyとボーカル・ハーモニーをふんだんに取り入れつつ、欧州風味の泣きを湛えたツインGできっちりとエッジも効かせられているハードポップ・サウンドは、確かにそれに見合うだけのクオリティ
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BRONZ-Taken by Storm-Night Runner ★★★ (2012-01-08 23:27:39)

メロディアス且つ鋭利に切り込んで来る
ツインGが曲展開を牽引する、
BRONZのハード・サイドを代表する名曲。
“SEND DOWN AN ANGEL”と並ぶ
アルバムのハイライト・ナンバーじゃないでしょうか。

BRONZ-Taken by Storm-Send down An Angel ★★★ (2012-01-08 23:22:40)

英国のシングル・チャートで10位入り寸前まで
上昇したというBRONZの代表曲。
軽快なKeyサウンドと華やかなボーカル・ハーモニーが
アメリカン・プログレ・ハード調で
確かにTOUCHやNEW ENGLANDを彷彿とさせます。

BRUCE TURGON-Outside Looking In ★★★ (2019-07-05 00:40:42)

ルー・グラムの幼馴染で、BLACK SHEEP~ソロ時代~SHADOW KING~FOREIGNERと、長らく彼の相棒役を務めてきたブルース・ターゴンが、自らVoとBを兼任してレコーディングを行い、'05年に発表したキャリア初となるソロ・アルバム。
その門出を祝うように、プロデューサーにPINK CREAM 69のデニス・ワード、レコーディング・メンバーとして盟友ルー・グラムの他、リッキー・フィリップス、ロニー・モントローズ、デニー・カーマッシ、トム・ギンメル、ダイアナ・ミルズetc…といった多彩な面々が集結。但しここで追求されているのは飽くまでアンサンブル重視の抒情的なメロディアスHRであり、都会的なクールネスも漂わす洗練されたサウンドからは、やはりブルース在籍時代のFOREIGNERに通じるものが感じられます。特にルー・グラムとの共作である憂いを帯びた重厚な⑦と、暖かみに溢れた
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BRUCE TURGON-Outside Looking In-Faith ★★★ (2019-07-07 01:12:13)

憂いを帯びたメロディをエモーショナルに歌い上げるVoとG、
ピアノの美旋律が、どことなく都会の冬(日の昇る直前の朝)を
思わせる冷ややかな空気を運んでくる、ムーディで重厚なHRナンバー。

BRUCE TURGON-Outside Looking In-These Tears Must Fall ★★★ (2019-07-07 01:20:22)

ルー・グラムとの共作曲で、彼もバックVoとして参加。
どうせならリードVoも担当しちゃえば良かったのに。
尤も、ブルースのVoに文句があるわけではなく、
青い炎が揺らめくような熱唱で、このアルバムでも1、2を争う
ドラマティックな名曲を盛り上げてくれています。
憂いを湛えた重厚さを増幅するBプレイも◎ですよ。

BUDGIE-Best of Budgie ★★★ (2020-08-04 00:19:36)

METALLICAがカヴァーしたことで、HR/HMファンの間で一気に再評価の機運が高まったイギリスはカーディフ出身のトリオ・バンドBUDGEIのベスト盤。彼らのベスト盤は色々と出ていますが、本作はロジャー・ベインがプロデュースを手掛けた初期2作『BUDGEI』『SQUAWK』を元に編纂、NWOBHM勃発10周年に歩調を合わせるように、当時NWOBHM関連の作品を積極リイシューしていたテイチクのMETAL MANIAから'89年にリリースされました。
《NWOBHMのカリスマ!》《これぞルーツ・オブ・スラッシュ・メタルだ!》と景気の良い文言が溢れかえる帯の惹句に誘われて購入を決意した本作でしたが、METALLICAがカヴァーした“BREDFAN”や“CRASH CURSE IN BRAIN SURGERY”等は収録されておらず、選曲面においては多少の物足りなさが残る内容であることは確
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BUDGIE-Squawk-Hot as a Docker's Armpit ★★★ (2020-08-04 23:16:37)

粘着質に歌うVoに、グネグネとうねる曲調が何やら
酔っ払いの千鳥足を思わせる前半から、突如覚醒。
弾きまくるGに動きまくるB、疾走するDsが硬質に畳み掛け
劇的なエンディングを迎える後半戦はまさに元祖HMの風格。
BUDGIEというと次作以降が語られがちですが
この名曲を聴けばきっと1stや2ndにも興味が湧く…筈。

BULLDOZER-IX ★★ (2008-01-19 17:39:00)

'80年前後から活動を開始、メンバーが大ファンだったというイギリスのTANKからバンド名のヒントを得て、
BULLDOZERを名乗ったイタリアはミラノ出身のトリオ・スラッシャーが、'87年に発表した3rdアルバム。
背徳的(というかお下劣)な歌詞と、エロ本をコラージュしまくったジャケット・デザインが良識者の顰蹙を買い、
KERRANG!やMETAL HAMMERといった雑誌で0点を食らった問題作としても知られるが、収録された楽曲自体は、
0点どころかムチャクチャ高得点モノのカッコ良さを誇る。
作品を重ねる毎に整合性を高めて行き、デビュー当時のVENOM直系の邪悪でノイジーなブラック・メタル・スタイルから
完全に脱却した本作で聴く事が出来るのは、炸裂するような疾走感を基本に据えつつも、そこにイタリアの
バンドならではの濃いめの叙情性を隠し味として加
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BULLDOZER-IX-Desert! ★★ (2008-01-19 17:47:11)

巧みに導入された静と動の対比が
ドラマティックな雰囲気を演出する名曲。
Gが連発する、IRON MAIDEN風のフレーズが印象的に残ります。

BULLDOZER-IX-IX ★★ (2008-01-19 17:45:09)

アルバムの完成度の高さを宣言するかのように
豪快に突っ走る高速スラッシュ・チューン。
忙しなく動き回る単音リフが、90年代以降のブラック・メタル勢を彷彿とさせるが、
勿論、登場はこちらの方が早い。

BULLDOZER-IX-The Derby ★★ (2008-01-19 17:52:02)

荒々しく勇壮。立ち塞がるもの全てを薙ぎ倒して
突き進むような曲調は、まさにBULLDOZER。
再発リマスター盤(とBOXセット)には、A.C.WILDがLABYRINTHの
来日公演にゲスト出演した時のライブ音源が収録されているのだが、
実はそちらの方が、『IX』のバージョンよりも遥かにカッコイイ。(そちらは☆3級)

BULLDOZER-IX-The Vision Never Fades ★★ (2008-01-19 17:56:42)

スピード・チューン“NO WAY"のユーロ・プログレ風のアウトロから
組曲形式で繋がる、アルバムのラスト・ナンバー。
A.C.ワイルドの紡ぎ出す、劇的極まりないGメロディが
とにかく圧巻。“NO WAY"とセットでお楽しみください。

BULLDOZER-Neurodeliri ★★ (2008-10-27 22:57:00)

自殺してしまった初代B、ダリオ・カーリアに捧げられた'88年発表の4thアルバムにして、BULLDOZER最後の
フル・アルバム。(アルバム・タイトルは、そのダリオが活動していたバンド名から取られているらしい)
激烈に疾走しまくるSLAYER直系のスラッシュ・ソングと、バイオレントなロックンロール・スラッシュの2本立てに、欧州のバンドらしい
ドラマティックなメロディと曲展開をブチ込んだ音楽性は、傑作だった前作『IX』の作風を順当に継承しているが、今回は更にそこに、
単なる装飾を越えて大胆に導入され、楽曲に一層のスケール感と禍々しさを演出する、Keyの存在が一際異彩を放っている。
取り分け、荘厳な序曲を経て、禍々しさを撒き散らしながら突っ走るOPナンバー①や、起伏に富んだ曲展開をKeyの音色が
大仰に装飾する⑤、邪悪且つドラマティックに本編を締め括る⑧辺
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BULLDOZER-Neurodeliri-Art of Deception ★★ (2008-10-29 22:17:54)

激烈な疾走感はまさにスラッシュ・メタルそのものながら、
終盤において、KeyとGがバトルを繰り広げるという
異色のパワー・メタル・チューン。
4thアルバムの実験精神を最も判り易く体現した1曲か。

BULLDOZER-Neurodeliri-Dance Got Sick - Part One ★★ (2008-10-29 22:32:59)

今ではなかったことになっている(?)
'92年リリースのEP『TRILOGY-DANCE GOT SICK!"収録曲で、
4th『NEURODELIRI』のMETAL MINDからの再発盤にも、
ボーナス・トラックとしてオマケ収録されている1曲。
ラップVoとダンサブルなKeyを大胆に取り入れた異色曲ながら、
これが色物感のまったくない、実に真っ当にカッコイイ
スラッシュ・チューンに仕上がっているのだから驚く。
バンドの曲作りの上手さが光る名曲。

BULLDOZER-Neurodeliri-Overture / Neurodeliri ★★★ (2008-10-29 22:14:43)

荘厳な序曲を経て、激烈な疾走へと転じる
アルバムのタイトル・トラックにしてOPナンバー。
大仰なKeyの音色を纏って疾走する様は、
まるでメロディック・ブラック・メタル。
先駆性と理屈抜きのカッコ良さを兼ね備えた名曲かと。

BULLDOZER-Unexepected Fate ★★ (2009-09-05 10:47:00)

BOXセットの発売や、旧譜リイシュー等の再評価機運の高まりを受け、ACワイルド率いる
イタリアの古参スラッシャーBULLDOZERがプロジェクト体制ながらも復活を果たし、
豪華ゲストの協力を得て完成に至った、'09年発表の5thアルバムがコレ。
いつの間にやらユーロビート界で大成功を収めていたACだが、本作では、ラッパーと組んでファンの度肝を抜いた
問題作(でも秀作)『DANCE GOT SICK!』で聴かせた様な実験色は一切排除。クラシカルなイントロに次いでブラスト・ビートが
炸裂する①を手始めに、全編をスピーディでアグレッシブな疾走系ナンバーで固めつつ、Keyを効果的に用いて
荘厳さや劇的さの演出が為された作風は、まさしくラスト作となった『NEURODELIRI』の後に続くべき内容に仕上がっている。
ただ、良くも悪くもベテラン・バンド然とした
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BURN-So Far, So Bad ★★ (2020-05-23 09:21:05)

同名バンドが世界中にいて最早どれがどれだかです、こちらはマーク(B)とバーニー(Key)のスタックハウス兄弟により結成され、オリジナル・メンバーだったドラマーの死去という悲劇を乗り越えて、現在までに4枚のアルバムを残している英国出身の5人組。本作は彼らが'93年に発表した1stアルバムにあたる作品です。自主制作盤かな?
当時雑誌の輸入盤レビューで見かけて以来気になってはいたものの、結局買う機会を逸したまま早幾年月。それが去年の正月に古本屋のCDコーナーで500円で売られているのを偶然発見してしまい、思わず「やっと会えたね…」と辻仁成みたいなことを口走ってしまいましたよ。
このバンド名でメンバーにKey奏者もいるとなると、ついついDEEP PURPLE型HRを期待してしまうのが人情というものですが、彼らが志向するサウンドは、熱っぽく歌い上げるVo、コンパクトに練られたソロを弾く
…続き

BURN-So Far, So Bad-We Are The Young ★★★ (2020-05-25 01:24:00)

北欧メタルばりの透明感を湛えた
哀愁のメロディと、バンドの大陸志向を感じさせる
キャッチーなコーラス・ワークの融合が見事にハマった
アルバムでも1、2を争うハイライト・ナンバー。

BURNING POINT-Burning Point ★★★ (2015-11-30 23:21:05)

元BATTLE BEASTの女傑ニッテ・ヴァロ(Vo)を加入をさせた、ツインG、Key奏者を含むフィンランドの6人組パワー・メタラーが、彼女のお披露目も兼ねて'15年に発表した、新曲と過去曲のリメイクとカヴァー曲(KISSにMETAL CHURCH)からなる変則ベスト盤――といっていいのかどうか――な1枚。
BURNING POINTといえば、確か2nd『FEEDING THE FLAMES』('03年)を持っていた筈なのに、内容については薄らボンヤリとしか思い出せず、そのくせバンドの中心メンバーの名前がピート・アホネンだったことに衝撃を受けたことはいやに鮮明に覚えているのネンと。
それはともかく、こうして聴いてみるとJUDAS PRISET型のパワー・メタルに、ヴァイキング・メタルばりの雄々しさや独産メロパワ・メタルに通じるキャッチーさを注入したかのような、疾走感溢れるサウ
…続き

BURNING POINT-The Blaze ★★★ (2017-02-18 08:53:14)

元BATTLE BEASTの女傑ニッテ・ヴァロ(Vo)が加わった新ラインナップのお披露目を、変則ベスト盤たる前作『BURNING POINT』で済ませたピート・アホネン(G)率いるフィンランドの6人組が、満を持して’16年に発表した最新作。
欧州民謡風のメロディと猛々しい疾走感の組み合わせが、どことなくAT VANCEの名曲“SOLDIER OF TIME”を思わすOPナンバー①を聴けば、勇猛果敢にしてドラマティックなパワー・メタル・スタイルにブレがない(つか今更ブレる筈もない)ことは一聴瞭然。ただ今回はメロスピ的に突っ走ろうが、エピック・メタル然と重厚に迫ろうが、常に楽曲の中心に主役として鎮座ましますのはニッテ・ヴァロの歌声。これは現行BURNIG POINT最大の武器が、嘗て「女スティーヴ・グリメット」とも評された彼女の強力な歌唱であるという自覚の下、メンバーがその歌が最も映え
…続き

BURNING POINT-The Blaze-Chaos Rising ★★★ (2017-02-26 21:38:14)

一頃のJUDAS PRIESTを彷彿とさせる疾走ナンバー。
金属的色艶を帯びてパワフルに炸裂する
ニッテ・ヴァロのハイトーンVoも
全盛期のロブ・ハルフォードに肉薄する迫力を誇っていますよ。

BURNING WITCHES-Burning Witches ★★★ (2019-04-02 00:59:33)

メンバー全員が女性で、DESTRUCTIONのシュミーアと、彼のマブダチV.O.パルヴァー(a.k.a. POLTERGAIST)がアルバムのプロデュースを手掛けていることでも話題となった、スイスの「燃える魔女軍団」が’17年に発表したデビュー作。
シュミーアに至ってはバックVoやマネージャー役まで買って出ている熱の入れようで(恐らく曲作りにもタッチ)、まぁ本作を聴けば入れ込みたくなる彼の気持ちもよく分かるという。スラッシーですらある荒くれたリフを刻み、勇壮なメロディを奏でるツインG、強靭なビートを打ち出すリズム隊、堂々たる歌いっぷりで楽曲を力強く盛り立てるVo等、楽器の腕前においても実力者が揃ったメンバーが、戦闘隊形で進撃するタフでストロング、且つ劇的な正統派HMサウンドは実にパワフル。バンド名がバンド名だけにデビュー当時のWARLOCKのことを思い出したりもしますかね?

…続き

BURNING WITCHES-Burning Witches-Metal Demons ★★★ (2019-04-03 00:07:37)

コンパクトに締まった曲展開の中で
鋭角的に刻まれるGリフ、パワフルなVo、
タイトに疾走するリズムが生み出す勇ましさと、
ライブで盛り上がれるキャッチーさを併せ持った
アルバムのハイライト・ナンバーの一つ。

BURNING WITCHES-Dance With the Devil ★★★ (2021-09-27 23:34:49)

2代目フロント・パーソンとして元SHADOWRISEのローラを迎え入れたスイス出身の5人組HMバンドBURNING WITCHESが、'16年に発表した3rdアルバム。
DESTRUCTIONのシュミーアと、元POLTERGEISTのV.O.パルヴァーのマブダチ・コンビがプロデュース担当というお馴染みの布陣でレコーディングが行われた本作は、「そろそろポップな方向にも曲作りの幅を広げて来るかな?」とのこちらの予想を正拳突きで粉砕するかの如く、ストロング&スパルタンな正統派HMサウンドを前2作同様に徹底。
ハイピッチ・スクリームが耳をつんざくスピーディなOPナンバー①から、色気を感じさせるエモーショナルな歌い込みが映える⑥のようなバラード系の楽曲まで、表現力豊かにこなすローラ嬢の歌唱力も前任Voのセレーナと比べて遜色はなく、その実力の程はロス・ザ・ボス(G)をゲストに迎え、エリッ
…続き

BURNING WITCHES-Dance With the Devil-Battle Hymn ★★★ (2021-09-29 01:55:18)

アメリカのエピック・メタルを語る上で欠かすことの出来ない
重要曲でもある、MANOWAR初期の名曲のカヴァー。
音質的には少々厳しいものもあったオリジナル・バージョンに対し
こちらは現代のアドバンテージを生かしたよりヘヴィかつパワフルな仕上がり。
Voもエリック・アダムスになりきって堂々歌い上げてくれています。
この曲のインパクトが他の収録曲を食ってしまっているのはご愛嬌。

Bigg Mouth-Bigg Mouth ★★ (2023-08-01 00:47:53)

「ビッグ・マウス」といえば、QUIET RIOT人気を急落させた故ケヴィン・ダブロウの舌禍のこと…ではなく。個人的に愛して止まない隠れた名バンドBATTLE BRATTのGだったマイケル・モスタートらにより結成されたNY出身の4人組(綴りもBIGじゃなくてBIGG )。本作は彼らが自主制作で'94年に発表した1stアルバムで、翌年ALFA MUSICから日本盤もリリースされています。
BATTLE BRATT時代はQUEENSRYCHEからの影響を伺わせる正統派HMを演っていましたが、本作で聴けるのは恐らくSKID ROW辺りに触発されたであろう90年代仕様のアメリカンHMサウンド。90年代真っ只中とはいえ、切れ味鋭くリフを刻むマイケルのGプレイにも、重量感溢れるリズム・セクション(Dsは後にKEEL~L.A. GUNSを渡り歩くスティーヴ・ライリー)の演奏にもキレがあるのでモダン
…続き

Bigg Mouth-Bigg Mouth-Live for Your Life ★★★ (2023-08-02 00:22:06)

アメリカンHM路線を志向する本編においては毛色が異なる
BATTLE BRATT時代を思わせたりもする哀愁を湛えたバラード。
シンガーの実力者ぶりと、マイケルの咽び泣くGがじっくりと
堪能できるドラマティックな名曲です。

Black Future ★★ (2010-04-21 22:34:00)

労作の割りにチープな印象が拭えないジャケット・アートワークや、70分に迫る勢いの長大過ぎる
収録時間に尻込みしつつ聴き始めた作品だったが、いやいや、これが素晴しいの何のって!
VOIVODやDESTRUCTIONといったバンドが比較対象に挙げられており、実際、首絞められた鶏の断末魔みたいな
Voはシュミーアを、理系の歌詞世界、プログレッシブでフューチャリスティックな雰囲気漂う
楽曲の数々はVOIVODを彷彿とさせる本作。それでいて敷居の高さを感じないのは、テクニカルな楽器陣が
生み出す張り詰めたテンションの高さ、複雑なテンポ・チェンジを難なくこなしつつ、タイト&キャッチーに
疾走するリズム隊、そしてフラッシーに弾きまくるだけでなく、楽曲にきっちりとフックを構築するGコンビの
素晴しい仕事っぷりゆえ。中でも、時にスリリングに絡み合い、時に劇的に重な
…続き

Black Future-Accelerating Universe ★★★ (2010-04-24 02:05:11)

スペーシーに浮遊する叙情パートを飲み込んで、
壮大且つドラマティックに組み立てられた
本編中、最もプレグレ・テイストが色濃く薫る大作ナンバー。
ハイテンションなヤスリ声のVo、多芸なG、
タイトなリズム隊とが一丸となって、目まぐるしく動き回る
予想は裏切り、期待は裏切らない曲展開に翻弄されるうちに、
あっという間に聴き終えられる名曲。

Black Future-Forests of Legend ★★★ (2010-04-24 01:49:38)

北欧民謡調の叙情パートを頭と尻に配置して
時にブラスト・ビートを織り交ぜつつ
ドラマティック且つエキセントリックに
盛り上がっていく大作曲。
音数の多いリフの刻みからメロディックなソロまで
忙しなく動き回るGと、タイトに疾走するリズム隊の
良い仕事っぷりが際立つ名曲かと。

Black Moon Pyramid ★★ (2009-05-05 08:43:00)

「らしさ」炸裂のアルバム・タイトルに、お馴染みマーク・クリナート画伯が手掛けた美しく壮大なジャケット・アートワーク、
要所にインスト曲を配して、全編をドラマティックに物語っていく手法、「エジプト」をコンセプトにファンタジー色を強めた
歌詞の数々etc・・・と、アクセル・ルディ・ペル(G)ならではの様式美HMワールドが遂に完成を見た、'96年リリースの5thアルバム。
これ以降の彼は、今度は完成された「型」の中で如何に優れた楽曲を生み出すかに腐心していく事となる。
サービス精神が勝ち過ぎたのか、全15曲で70分を越える収録時間は幾らなんでも詰め込みが過ぎ、通して聴くと
若干の「ダレ」を覚えるのが難点なれど、1曲1曲の楽曲は相変わらずしっかりと練り上げられていて聴き応えは十分。
RAGEのピーヴィ・ワグナーがゲスト参加を果たし、硬質なBプレイを聴かせてくれ
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Black Sweet (2018-03-16 00:34:09)

熊本出身の兄弟や、関東出身のメンバーらによって結成され、東京を拠点に活動する4人組。
'14年に前身バンドHIDDEN CHRISTIAN(隠れキリシタンの意)として活動を開始し、’17年にBLACK SWEETと改名。同年12月に1st『TIME TO DEPART』でアルバム・デビューを飾った。
最も影響を受けたバンドとしてSTRYPERの名を挙げていて、音楽性は勿論のこと、バンド名もSTRYPERから着想を得ているんでしょうかね?

Black Sweet-Time to Depart ★★★ (2018-03-16 00:39:36)

東京を拠点に活動する4人組が'17年に発表したデビュー作。雑誌のインタビューで「最も影響を受けたバンドはSTRYPER」と答えているのを読んで「おお、国内じゃあまり知らないタイプのバンド」と興味を持って購入してみたら、これが大当たりでしたよ。
実際に本編は、荘厳な序曲①の余韻を切り裂いて攻撃的に疾走する②や、愁いを帯びたメロディが華麗に舞うアップテンポの⑩といった、シャープなGリフとメロディックなツインGの存在が映える、『YELLOW AND BLACK ATTACK』や『SOLDIER UNDER COMMAND』を発表した頃のSTRYPERを彷彿とさせる――更に骨太な感触はあるものの――楽曲によって頭と尻をサンドイッチ。しかしながら通して聴いてみると、ACCEPTの“FAST AS A SHARK”(あるいはANTHEMの“WARNING ACTION!”)に通じるパワー・メタ
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Black Sweet-Time to Depart-Masquerade ★★★ (2018-03-18 01:17:59)

STRYPERに通じる甘美なメロディ・センスと
パワー・メタリックなアグレッションという
BLACK SWEETというバンドに備わった2面の魅力が
1曲の中で巧みな融合を見た逸品。
アルバムのハイライト・ナンバーの一つです。

Black Sweet-Time to Depart-Reach for the Sky ★★★ (2018-03-18 01:11:58)

鋭利なGリフが緊迫感を伴って刻まれるヴァースから
パッと視界が開けるように展開していく印象的なコーラスといい、
フラッシーなツイン・リードGといい
1stや2ndの頃のSTRYPERを彷彿とさせる名曲。
この時期のSTRYPERを彷彿とさせる楽曲なんて
そうそう作れるものじゃありませんよ。

Black Sweet-Time to Depart-Valhalla ★★★ (2018-03-18 01:14:59)

“FAST AS A SHARK”や“WARNING ACTION”といった
楽曲を思わせる、STRYPERというよりは、
もっと骨太でオーソドックスなヘヴィ/パワー・メタル風味が
打ち出された疾走曲。

Blood of the Nations ★★★ (2010-10-09 01:54:29)

失望の連続だった90年代の長い長い回り道を経て、もはやACCEPTのスタジオ・アルバムには何の期待感も持っていなかったのだが、その彼らが、ここまで完成度の高い作品を引っ提げて再々結成を遂げるとは全くの予想外。
金属を削り出すかの如くガツガツと刻まれる屈強なリフ&リズムに、男臭さ満点の金切りVo、ドラマティックに絡む2本のG、それにお馴染みの「地響きコーラス隊」が堅牢なスクラム組んで威風堂々と突き進むサウンドは、正しく7th『RUSSIAN ROULETTE』の後に来るべき、マッチョで勇壮な「ACCEPT流HM」が徹頭徹尾貫かれ、怒涛のOPナンバー①からラス曲⑭(日本盤のみのオマケ扱いなのが勿体ない程のクオリティ)に至るまで、捨て曲は皆無。
その最大の推進力となっているのが、ウド級の特異性は持ち得ずとも、よりメロディアスな歌唱で楽曲を雄々しく彩る新Vo.マーク・トニーロと、起承
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Blood of the Nations-Bucket Full of Hate ★★ (2010-10-10 01:31:54)

オルゴールの音色によるイントロからスタートする
猛々しさに満ちたアルバムのラスト・ナンバー。
アラビア風味を湛えたGリフとメロディが初期RAINBOWを彷彿とさせます。
壮大なエンディングが非常にドラマティックで、
ライブの締めに演奏したらさぞかし盛り上がることでしょう。

Blood of the Nations-Kill the Pain ★★★ (2010-10-10 01:25:42)

個人的にアルバム『BLOOD OF THE NATIONS』の
ハイライト・ソングの一つと位置付けている慟哭のバラード。
聴く者の悶絶を誘うウルフ・ホフマンのGの泣きっぷりと来た日にゃ
演歌も真っ青。
また、歪みを抑えた歌声で、哀愁に満ちたメロディを切々と歌い上げる
マーク・ト二ーロのVoが堪らなくエモーショナルで胸を抉る。


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