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CLOVEN HOOF-Cloven Hoof
CLOVEN HOOF-Cloven Hoof-Cloven Hoof
CLOVEN HOOF-Cloven Hoof-Gates of Gehenna
CLOVEN HOOF-Cloven Hoof-Laying Down the Law
CLOVEN HOOF-Cloven Hoof-Return of the Passover
CLOVEN HOOF-Dominator
CLOVEN HOOF-Dominator-Fugitive
CLOVEN HOOF-Dominator-Reach for the Sky
CLOVEN HOOF-Dominator-Rising Up
CLOVEN HOOF-Dominator-Road of Eagles
COASTLINE-Coastline
COASTLINE-Coastline-Masterplan
COASTLINE-Coastline-Miracle
CODE RED
CODE RED-Fang of the Sun
CODE RED-WOLVES OF WARFIELD
CODE RED-WOLVES OF WARFIELD-DESTROY
CONCEPTION-Flow
CONCEPTION-Flow-Cardinal Sin
CONCEPTION-In Your Multitude
CONCEPTION-Parallel Minds
CONCEPTION-Parallel Minds-Parallel Minds
CONCEPTION-Parallel Minds-Silent Crying
CONCEPTION-The Last Sunset
CONCEPTION-The Last Sunset-Among the Gods
CONCEPTION-The Last Sunset-The Last Sunset
CONCERTO MOON-Make It Shine Vol.2-Change My Heart
CONDITION CRITICAL
CONDITION CRITICAL-Operational Hazard
CONDITION CRITICAL-Operational Hazard-Morning Sickness
CONTROL DENIED-The Fragile Art of Existence
CORONER-Mental Vortex
CORONER-Mental Vortex-Divine Step (Conspectu Mortis)
CORONER-No More Color
CORONER-No More Color-D.O.A.
CORONER-Punishment for Decadence
CORONER-Punishment for Decadence-Arc-Lite
COSMOS FACTORY
COSMOS FACTORY-An Old Castle of Transylvania
COZY MURAKAMI PROJECT
COZY MURAKAMI PROJECT-SOUL BOUND -DEDICATED TO COZY POWELL-
COZY MURAKAMI PROJECT-SOUL BOUND -DEDICATED TO COZY POWELL--THE LAW MAKER
COZY POWELL-Tilt-Sunset
CRACK JAW-Branded
CRACK JAW-NIGHTOUT
CRACK JAW-NIGHTOUT-Never Tell No Lie
CRACK JAW-NIGHTOUT-Nightout
CRACK JAW-NIGHTOUT-STRUCK BY THUNDER
CRAIG GOLDY-Hidden in Plain Sight
CRAIG GOLDY-Hidden in Plain Sight-Eye for An Eye

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CLOVEN HOOF-Cloven Hoof ★★★ (2017-07-14 00:49:08)

CLOVEN HOOFつったら、大英帝国印の正統派HMサウンドが詰め込まれた2nd『DOMINATOR』が愛聴盤でして。ゆえに初めて’84年発表のこの1stを聴いた時は「え。こんなに演ってる音楽性が違ってたの?」と結構驚いたという。まぁ本作と次のアルバムとの間にメンバーの大半が入れ替わっているので、それも道理なわけなのですが。
とは言うものの、シケシケな音質が如何にもNWOBHMな地下室臭を醸し出す中、テクよりも芝居がかった「味」で勝負するVo(後にフランスのメタル・バンド、H-BOMBに参加)や、英国然とした湿気まみれのリフとメロディを紡ぐG等、それぞれ「地」「水」「火」「風」を名乗る4人のメンバー(後で「雲」とか「山」とかも加わると思ったんだがなぁ←それ違う作品)によって奏でられるサウンドは、全編がダークな色彩と大仰な大作主義に貫かれていて、確かにこっちの音の方が「悪魔の蹄」を
…続き

CLOVEN HOOF-Cloven Hoof-Cloven Hoof ★★★ (2017-07-17 22:23:01)

OPナンバー兼バンドのテーマ・ソングに相応しく、
静と動を行きつ戻りつする大仰な曲展開といい、
歌ったりガナったり語ったりと忙しいVo、
湿度の高いメロディを奏でるG、
「エコエコアザラク エコエコザメラク」と
オカルト風味全開の歌詞世界etc.と
CLOVEN HOOFというバンドの何たるかが
ギュッと凝縮された名曲です。

CLOVEN HOOF-Cloven Hoof-Gates of Gehenna ★★★ (2017-07-17 22:28:48)

デビューEP『THE OPENING RITUAL』のOPナンバーでもあった楽曲。
1stアルバム・バージョンでは、重厚なインスト曲“MARCH OF DAMMED”から
繋がっていくドラマティックな構成が用意されています。
Voの歌唱法といい、G主導で導かれる少々プログレ掛かった劇的な曲展開といい、
『運命の翼』を発表した頃のJUDAS PRIESTからの影響が濃厚に息衝く逸品。

CLOVEN HOOF-Cloven Hoof-Laying Down the Law ★★★ (2017-07-17 22:33:20)

ギミックは排して、シンプルなGリフで押して行く
メタリックな曲調は、『STAND UP AND FIGHT』を
発表した頃のQUARTZに通じるものあり。
NWOBHMらしさを前面に出した、こういう楽曲も
また味わい深くてカッコイイ。

CLOVEN HOOF-Cloven Hoof-Return of the Passover ★★★ (2017-07-17 22:43:04)

チリチリと不吉なイントロが
幾ばくかのオカルト臭を醸し出すものの、
湿ったメロディを豊かに紡ぐGに主導される形で
長尺をドラマティックに紡いでいく楽曲自体は
正統派のブリティッシュHMの伝統美に満ち溢れていますよ。

CLOVEN HOOF-Dominator ★★★ (2015-03-21 23:39:37)

派手なメイクのメンバーが、それぞれ「地」「水」「火」「風」を名乗る等、南斗五車星な要素・・・じゃね、シアトリカルな要素を売りにHR/HMシーンへ打って出た英国ウルヴァーハンプトン出身の4人組、'88年発表の2ndアルバム。(ジャケットに戴くは、WHITE DWARF誌の表紙を飾ったことでも知られるジョン・ブランシェ画伯のアマゾニア・ゴシックのイラストですよ)
ラインナップの大幅刷新を経て、メンバーのルックスも名前もノーマルに落ち着いてしまった本作なれど、託されているサウンドは、変わらず・・・というか一層筋肉質に鍛え上げられた、トゥー・マッチ・ピュアな正統派HM。例えSF映画風のコンセプトを擁していようとも、大袈裟なSEやKeyによる味付けは用いず、またポップ・メタルやスラッシュ・メタルといった当時流行の音にも目もくれず、「マイナー」「古臭い」と謗られようとも、徒手空拳で真っ向勝負を
…続き

CLOVEN HOOF-Dominator-Fugitive ★★★ (2015-03-23 00:26:12)

勇壮なバッキングの上に、憂いを帯びつつも、
どこか透明感漂わす歌メロが乗っかり
アグレッシブだけど押し付けがましくないという
英国産メタル独特の醒めた雰囲気も形成する疾走ナンバー。

CLOVEN HOOF-Dominator-Reach for the Sky ★★★ (2015-03-23 00:15:34)

正統派HMのカッコ良さを体現する
イントロのGメロディだけでやられますが、
ブリティッシュな憂いを湛えた歌が入ってくると更に良い。
シャウトに逃げずに、丁寧にメロディを歌い上げる
シンガーの大変素晴らしい仕事ぶりに星3つ。

CLOVEN HOOF-Dominator-Rising Up ★★★ (2015-03-22 23:56:32)

見(聴)違えるように逞しく生まれ変わった
新生CLOVEN HOOFを猛烈アピールするOPナンバーにして
ACCEPTばりのパワフルさを誇る疾走曲・・・と思ったら
中盤で“FAST AS A SHARK”風Gリフがちらり登場。

CLOVEN HOOF-Dominator-Road of Eagles ★★★ (2015-03-23 00:31:40)

他の収録曲と若干趣きを異する、
完全にエピック・メタル路線が取られた本編ラス曲。
時に語り、時に朗々歌い上げる
大仰な曲調に対して一歩も引かない
シンガーの実力者っぷりが堪能できる名曲です。

COASTLINE-Coastline ★★ (2019-02-13 00:08:28)

紅一点の女性シンガー、ヘレナ・ローゼンタールを擁し、“名前のない馬”や“銀色の髪の少女”等のヒット曲で知られるイギリスのフォーク/ロック・グループAMERICAのアルバム・タイトルからバンド名を拝借して、「COASTLINE」を名乗ったスウェーデンの5人組が、'03年にVINNY RECORDSに残した最初で最後のフル・アルバム。
Keyが軽やかに弾むイントロからして絵に描いたようなメロハー感を醸し出すOPナンバー①や、明るくキャッチーな③が作品全体の方向性を示唆する通り、本作はポップな「歌」を主役に据えたメロディアスHRアルバム。お世辞にも上質とは言い難いプロダクションと、ベタ足気味のリズム・ワークが、本来サウンドが持ち得る筈の躍動感を多少スポイルしている感は否めないものの、ヘレナ嬢の耳に心地よく響く健康的な歌声と、そのVoをメロディアスな演奏で堅実にサポートするG、煌めくKey
…続き

COASTLINE-Coastline-Masterplan ★★★ (2019-02-13 23:54:41)

甘く軽快な曲調にヘレナ嬢の可憐な歌声が映えるハードポップ・ナンバー。
キャッチーに弾むメロディを聴いていると
こちらの荒んだハートもいつしか弾み出すという塩梅で。

COASTLINE-Coastline-Miracle ★★★ (2019-02-13 23:24:24)

緩急を効かせてアルバムの最後を哀愁たっぷり且つハードに締め括る名曲。
切ないフィーリングを発するヘレナ嬢の歌声のみならず、
要所でテクニカル且つ泣きに満ちたメロディを噛ませてくる
Gの活躍ぶりにも耳惹かれます。

CODE RED ★★ (2010-07-30 23:39:00)

CDデビューを飾ったのは最近のことながら、結成は90年代前半まで遡るという(その頃はMINDFIELDと
名乗っていた)、息の長い活動歴を誇る神奈川県出身のスラッシュ・メタル・バンド。
これまでに彼らが発表した、デモテープやCD-Rの数々については公式サイトに詳細なデータが
あるのでそちらをどうぞ。(サンプル音源なんかも聴けますよ)
'08年に発表され、バンドの知名度向上に大きく貢献したデビュー作『WOLVES OF WARFIELD』から早2年。
そろそろ2ndアルバムが聴いてみたいぞ、と。

CODE RED-Fang of the Sun ★★★ (2018-02-08 23:28:26)

横浜のスラッシュ・メタル・バンドが'17年に発表した2ndフル・アルバム。彼らの音源に触れるのは随分と久し振りな気がしますが(FASTKILLとのスプリットEP以来?)、こっちが知らなかっただけでバンドは弛まぬ研鑽を積んでいた模様。いつの間にかVoがチェンジして、4人組のツインG編成になっていたことにも驚かされましたよ。
Gリフが機銃弾の如く撃ち出され、情け無用!ファイア!とばかりに連続炸裂するリズム。その上で急降下爆撃機の風切り音を思わすGソロと、兵士の断末魔ばりのシャウトが吹き荒れる、常在戦場スピリッツに貫かれたスラッシュ・サウンドは、「戦争」を曲作りの重要なテーマに据えるバンドに相応しい殺気を放っています。
一方で今回のメンバー・チェンジは、メロディと重厚感の増量という点において、多少なりとも本作に変化をもたらしており、特に「聴かせる」Gソロが疾走する④、メロディアスな
…続き

CODE RED-WOLVES OF WARFIELD ★★ (2010-07-30 23:40:00)

横浜出身のスラッシュ・メタル・トリオが'08年に発表し、雑誌等で高い評価を受けたというデビュー作。
バンド名やジャケット・アートワーク、戦争をテーマにした歌詞の数々がSODOMっぽさを漂わせているが、
実際、整合性よりも勢い重視の荒々しく好戦的なスラッシュ・サウンドは、『NUCLAER WINTER』『AGENT ORANGE』
の頃のSODOMと重なる部分多し。(Voはトム・エンジェルリッパーというよりもミレ・ペトロツァってな感じだけど)
何より、結成が90年代初頭のベテラン・バンドが演ってるとはとても思えぬ、若々しく刺々しい初期衝動に塗れた
楽曲の数々がカッコイイったら。特に、畳み掛けるように疾走するリズムの上に、ささくれ立ったGリフと、
攻撃的且つキャッチーな歌メロが乗っかった④は、どうしても似たり寄ったりの楽曲が多くなってしまう、
この手
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CODE RED-WOLVES OF WARFIELD-DESTROY ★★★ (2010-07-30 23:58:38)

ガリガリと刻まれるSLAYER~SODOM直系のGリフ、
豪快に打ち鳴らされるリズム、
ヒステリックに喚き立てるVoが怒涛の如く突進する
アグレッシブでキャッチーな高速スラッシュ・ソング。
溜めたエネルギーを解き放つようなサビが問答無用の
カッコ良さ。聴く度に頭振りながら一緒に叫びたくなりますね。
デストローイ!

CONCEPTION-Flow ★★ (2018-06-03 23:52:10)

ノルウェーのCONCEPTIONの最終作となった、'97年発表の4thアルバム。
ロイ・S・カーン(Vo)の艶やかな歌唱と、トゥーレ・オストビー(G)の変幻自在のGプレイを軸に、ジャーマン・パワー・メタル勢からの影響&北欧メタルらしい透明感を湛えるメロディをトッピングしたドラマティックなサウンドを聴かせてくれた初期の頃から、作を重ねる毎に今時メタル(といっても'97年当時の話)要素も拡充。空間を活かした揺らめくヘヴィネスやグルーヴ、エフェクト類、ダンサンブルなアレンジの数々が投入された本作では、モダンでプログレッシブなHM路線へと完全にシフト・チェンジを済ませています。
正直、当時は「どんどん地味になっていくなぁ」とあまり感心した覚えがなかったのですが、凝ったリズムを織り込んでテンポ良く駆け抜ける④、妖しくも神秘的なロイの熱唱が映えるバラード⑤、ストリングスをフィーチュアした
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CONCEPTION-Flow-Cardinal Sin ★★★ (2018-06-04 23:33:51)

KeyとトゥーレのGが奏でる浮遊感と透明感を
湛えた抒情メロディ、立体的に編まれた
リズムに絡みつくロイの妖艶でしなやかな歌唱が
緊迫感を漂わせつつ駆け抜ける、
この時期のCONCEPTIONならではの名曲。

CONCEPTION-In Your Multitude ★★★ (2020-06-19 00:50:44)

CONCEPTIONが再結成作をリリースしたのをきっかけに、まだ感想を書いていなかった’95年発表のこの3rdアルバムを引っ張り出して聴き直している今日この頃。
所属がビクター、プロデューサーはトミー・ニュートン、解説をキャプテン和田が寄稿という、数え役満でメロパワ・メタルの一群に括っていたCONCEPTIONが、直線的な疾走感は控えめに、技巧を凝らしたグルーヴや複雑に編まれた曲展開といった、プログレ・メタルのエレメントをより強調したサウンドへと軌道修正を図る端緒となった1枚で、全体を覆うドヨンと薄暗い空気感、ブン回すように刻まれるヘヴィ・リフ等は、明らかに90年代の流行りからの影響が感じられます。正直彼らのカタログにおける存在感は薄めであまり聴き返す頻度は高くなかったのですが、ロイ・S・カーン(Vo)とトゥーレ・オストビー(G)の歩みを俯瞰で見ると、現在に至るまで2人が追求してい
…続き

CONCEPTION-Parallel Minds ★★ (2008-09-15 18:13:00)

CONCEPTIONの日本デビュー作にして、ファンからはバンドの最高傑作との呼び声も高い、'93年発表の2ndアルバム。
優れた内容ながら、今聴き直すと、サウンド・プロダクションや曲作りの点に置いて、ややチープな感が無きにしも非ずな
1st『THE LAST SUNSET』(でも、個人的に一番好きなアルバムだったりもする)に比べ、プロデューサーに独メタル・ファンには
お馴染みの、名手トミー・ニュートンを迎えて制作された本作は、先ずサウンド・プロダクションが飛躍的に向上。
ザクザクと刻まれる重厚なGリフや、疾走感はそのままにヘヴィネスとダイナミズムを増したリズム、そして、様式美HM然とした
ドラマティックな曲展開のカッコ良さ/迫力が、一層ダイレクトに伝わって来るようになった。
また、スパニッシュ風味は減退してしまったものの、相変わらずエキゾチカルなフレー
…続き

CONCEPTION-Parallel Minds-Parallel Minds ★★★ (2008-09-15 18:20:27)

泣きのバラード“SILENT CRYING"の
静かな余韻を切り裂いて、この曲の劇的なイントロが
疾走を始めた途端、勝負あった。
この流れは、間違いなく2ndアルバムのハイライトかと。

CONCEPTION-Parallel Minds-Silent Crying ★★★ (2008-09-15 18:16:59)

繊細なアコギと、零れ落ちていくようなピアノの音色、
そしてエモーショナル極まりないロイ・S・カーンの歌声が
聴く者の涙を搾り取る悲痛なバラード。
猛烈な「泣き」を発散するトゥーレ・オルスビーの
Gソロの素晴しさも、筆舌尽くし難いものあり。

CONCEPTION-The Last Sunset ★★ (2008-09-13 17:43:00)

現在はKAMELOTで活躍中の名シンガー、ロイ・S・カーンのプロ・キャリアの出発点として知られる、
南ノルウェーはトーテン出身の、Keyを含む5人組HMバンドCONCEPTIONが'92年にリリースした1stアルバム。
作品を重ねる毎にプログレッシブ・メタル色を強めていった彼らだが、このデビュー作で聴く事が出来るのは、
北欧のバンドならではの、透明感溢れる哀メロをその身に纏った、メロディックなパワー・メタル・サウンド。
特に本作は、新人バンドならではの勢いと荒々しさに満ちた作風で、彼らのディスコグラフィーの中でも
随一のヘヴィ・メタリックさを誇る仕上がり。
北欧のバンドにありがちな、線の細い頼りないハイトーン・シンガー達とは一線を画す、ロイのしなやかで艶やかかなVoと、
バンドの中心人物、トゥーレ・オレスビーの流麗且つラテン・フレーバー薫るGプレ
…続き

CONCEPTION-The Last Sunset-Among the Gods ★★★ (2008-09-13 17:58:36)

プログレ・メタル風味の緊張感とドラマ性に満ちた曲展開、
随所に散りばめられ、強力なフックとなるフラメンコ・タッチの
メロディとGプレイ、そして、起伏に富んだメロディを
堂々と歌い上げる、ロイ・S・カーンの神々しい歌唱・・・。
まさにCONCEPTIONというバンドの何たるかが、ギュっと詰め込まれた1曲。
どことなく、TRIUMPHの名曲“THE CITY"を思い出したりも。

CONCEPTION-The Last Sunset-The Last Sunset ★★★ (2008-09-13 17:53:47)

曇天の隙間から射し込む陽光の如き、
ロイ・S・カーンの色艶と表現力を兼ね備えた歌声に涙を絞り取られる、
まさに、アルバムのジャケット・アートワーク通りの仕上がりと言える
絶品の名バラード。

CONCERTO MOON-Make It Shine Vol.2-Change My Heart ★★★ (2006-04-02 00:49:37)

この超名曲を初めて聴いたのはオムニバス・アルバム「MAKE IT SHINE VOL.2」において。
同シリーズ1作目に完成度の高い様式チューンを提供していた
CRYSTAL CLEARのGとZENITHのVo・Key・Dsが結成した新バンドの曲という事で
聴く前からある程度の期待はしていたが、その完成度の高さはこちらの予想の遥か上を行くものでした。
イントロが流れ出した瞬間、早くもガッツポーズ。
ギターが素晴しいのは言わずもがな、良い仕事してるKey、コブシの効いた歌を聞かせるVoも素晴しい。

CONDITION CRITICAL (2014-06-12 23:30:52)

QUIET RIOTのアルバムからバンド名を取った・・・なんてことは絶対になかろうが、「重体」を意味するバンド名を名乗る、アメリカはニュージャージー州において'11年に結成された若きスラッシュ・メタル・バンド。
GとDsがネット上で知り合い、実際にジャムって手応えを感じたのを切っ掛けにバンド活動がスタート。メンバー・チェンジを繰り返してラインナップを固めた後、'12年に発表した3曲入りデモ『BREAD TO KILL』が各方面で好評を得る。
勢いに乗ったバンドは'13年に自主制作のデビュー作『OPERATION HAZARD』を発表。こちらも高く評価されている。

CONDITION CRITICAL-Operational Hazard ★★ (2014-06-12 23:33:16)

公共の場で広げた日にゃドン引きもんの、エド・レプカ謹製『ZOMBIO/死霊のしたたり』チックなゴアゴア・ジャケットを目印に戴く、ニュージャージー出身の若き4人組が'13年に発表した自主制作の1stアルバム。
スラッシーな攻撃性とスピード感の醸成に主眼を置きつつも、引っ掛かり気味に進行するダイナミックな曲展開や、鮮烈に噴き出すメロディックなGソロを、バイオレントな楽曲のアクセントに用いるスラッシュ・サウンドから、「DEMOLITION HAMMER Jr」なるニックネームを頂戴しているという彼ら。他にもMGADETH、VIOLENCE、SEPULTURA、TESTAMENTの名を影響源として挙げており、事実、そうしたバンドからの影響はアルバムの随所に息衝いています。
特に思わず血管が拡張する③④のカッコ良さは格別。目の粗い鑢で削ぎ卸すように刻まれるGリフ、巨大肉食獣が喉を鳴らし
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CONDITION CRITICAL-Operational Hazard-Morning Sickness ★★★ (2014-06-14 00:37:36)

少々とっ散らかった印象もありますが、
緊迫感を伴って刻まれるGリフ、
煽りまくるVoとコーラス、
劇的に噴き出すGソロと、
前のめりな勢いがそれをカヴァーして余りあります。

CONTROL DENIED-The Fragile Art of Existence ★★★ (2022-06-27 23:22:44)

故チャック・シュルデナー(G)が「もっとオールドスクールなHMを追求したい」という己の欲求を解消するべく、DEATHとは別に立ち上げたバンドのデビュー作。’98年発表。
国内盤が出るものと思っていたのに、なぜか当時日本発売は見送られてしまい(チャック没後にボーナス・ディスクを加えた2枚組デラックス盤のリリースが実現)、もしや酷い内容なのか?メロパワ・メタルでも演っていたらどうしよう?いやでもそれはそれでスゲェ聴いてみたいか?等とグルグル考え込みつつ買い求めてみれば、スラッシーな猛進から、シートベルトが体にめり込むような急ハンドルに急制動、穏やかなクルーズ・モードから一転して再びアクセルを床まで踏み抜いての急加速…と、これがもし路上だったら一発アウトを食らうであろう危険運転っぷりで聴き手を振り回す、例えるならDEATHの最終作『THE SOUND OF PERSEVERANCE』を歌
…続き

CORONER-Mental Vortex ★★ (2006-12-16 00:04:00)

スイスの技巧派スラッシュ・メタル・トリオ、'91年発表の4thアルバム。
神経質なまでにリフ/リズム・チェンジを繰り返す、複雑怪奇な曲展開がストレートに整理整頓されているのが
本作の大きな特徴で、それゆえ、発表当時は「地味」「大人しくなってしまった」との評価を受けたが
(実際それは当たってる)、個人的には、この「聴き易さ」を支持したい。
派手な展開が抑えられ、アコギの効果的な導入等で「静」の表現力に磨きが掛けられたことで、
このバンドが持つメロディ・センスの良さが浮かび上がって来たし、何より、これまでどうにも取っ付き難い
印象の強かった楽曲に、キャッチーさが備わった点が大きい。
その最大の成果が、アルバムの幕開けを飾る7分に及ぶ大作①。スラッシーな疾走感と叙情的な
インスト・パートの対比も絶妙なドラマチックな名曲。また、疾走するGソロがパワ
…続き

CORONER-Mental Vortex-Divine Step (Conspectu Mortis) ★★ (2007-01-24 21:34:23)

難解さが薄れ、即効性の高い楽曲が揃った
『MENTAL VORTEX』というアルバムの魅力を
分かり易く伝える名曲。静と動の対比が美しい。

CORONER-No More Color ★★★ (2017-11-15 23:32:47)

スイスの技巧派トリオが'89年に発表し、リアル・タイムで初めて聴いた彼らの作品となった3rdアルバム。ちなみにCORONER作品ジャケットに毎回印刷されている黒塗り模様は、日本盤の「帯」にインスパイアされたデザインなのだというプチトリビア。
ジャズの素養を持ち、トリッキーなリフを刻む一方でネオ・クラシカルなメロディも流麗に紡ぐG、変拍子と起伏だらけの曲展開を一部の隙もなく支え、実はリード楽器の役割を果たしているDs、そのGとDs両方に寄り添い変幻自在に動き回るBと、当時最上クラスの技量を誇る楽器陣が、さながら暴風の如く猛威を振るうインテレクチュアル・スラッシュ・メタルに、聴き手はただただ濁流に飲まれた木の葉のように翻弄されるのみ。
スラッシーなアグレッション以上に、研ぎ澄まされたメンバー間のテクニカルな応酬にサウンドの焦点が絞られた今作は、発表時は「テクニカル・メタル方面に突
…続き

CORONER-No More Color-D.O.A. ★★★ (2017-11-16 23:45:14)

イントロだけで三ツ星級の名曲であることを確信。
奇想天外且つ流麗なリフとメロディ、
変拍子山盛りのリズムが嵐の如く吹き荒ぶ、
CORONERの個性爆発な名曲。
安易に大作にせず、タイトに5分以内にランニング・タイムを
まとめるセンスも買い。

CORONER-Punishment for Decadence ★★★ (2017-11-13 23:02:11)

オーギュスト・ロダンの代表作『地獄の門』(の一部)がアートワークにあしらわれている、スイスのスラッシュ・メタル・トリオ、’88年発表の2ndアルバム。
高度な演奏技術が狂い咲く、複雑精緻な構築美を有するサウンドはMEGADETHやWATCHTOWER等に通じるインテレクチュアル・スラッシュ(当時はテクノ・スラッシュとも)で括られるスタイルながら、そこに師匠筋であるCELTIC FROSTから受け継いだ禍々しい暗黒色のトーンと、欧州HM流の美意識に裏打ちされた抒情メロディが組み合わさることで、他に類を見ないCORONER独自の音楽性が屹立。
Voの不在を埋めるようにGが歌いまくるネオクラ路線のインスト曲④、爆発を繰り返しながら終局へ向かって昇り詰めていく⑤、メロディック・ブラック・メタルを先取りしてしまったような⑧、ジミヘンの代表曲“紫の煙”をCORONER流にカヴァーしてみせ
…続き

CORONER-Punishment for Decadence-Arc-Lite ★★★ (2017-11-14 23:05:40)

ネオクラシカルなGと、前へ前へと出て来るドラムが
火花バチバチの主導権争いを繰り広げながら
スリリングに突き進む様にグイグイ引き込まれます。
その両者の接着剤的役割を果たすBもテクニシャン。
歌の不在がまったく気にならないインストの名曲ですね。

COSMOS FACTORY (2019-01-10 00:03:02)

60年代末期からKey奏者の泉つとむを中心にザ・サイレンサーとして
活動していたバンドが、立川直樹のプロデュースを受けてCOSMOS FACTORYと名を改め
'73年に1st『トランシルヴァニアの古城』でレコード・デビュー。
HUMBLE PIEやTHE MOODY BLUESの来日公演の前座を務める傍ら、
'74年に2nd『謎のコスモス号』、'76年に3rd『BLACK HOLE』を発表。
'77年の4th『嵐の乱反射』を最後に解散。

COSMOS FACTORY-An Old Castle of Transylvania ★★★ (2019-01-10 00:06:01)

60年代末期に結成され、日本のプログレッシブ・ロック・シーン黎明期を駆け抜けた5人組が、’73年にコロムビア・レコードから発表した1stアルバム。
遡ると元々はGSグループとして活動していたそうで、そのせいか歌詞は全て日本語。ファルセットを用いたVoの歌唱スタイルや、歌メロからは歌謡曲テイストが色濃く滲み、「日本語ロック論争」かまびすしい70年代当時はそうしたドメスティックな要素が批判の俎上に乗せられたりもしたそうな。但し、後追いリスナー的には「寧ろそこがいいんじゃない!」と。ムーグ・シンセサイザー、メロトロン、バイオリンというプログレ三種の神器に琴まで加え、時にメランコリックに、時に壮大に紡がれるシンフォニックなサウンドには、欧米のバンドにだって引けを取らないミュージシャン・シップ/楽曲構築力の高さと共に、日本のバンドならではの木目細かいメロディ・センスが注入されていて、こちとら
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COZY MURAKAMI PROJECT (2013-07-15 10:11:14)

BLINDMANにも籍を置いていた村上克敏(Ds)ことコージー村上が、'98年4月に交通事故により急逝した不世出のドラマー、コージー・パウエルに捧げるべく立ち上げたトリビュート・プロジェクト。
アルバム『SOUL BOUND』は、コージーの6回忌に併せて'04年4月にリリースされた。
参加メンバーはANTHEMの柴田直人、MARINOの大谷令文、MAKE-UPの山田信夫ら多士済々。
収録楽曲はコージーがドラム・スティック片手に渡り歩いた代表的バンド(RAINBOW、WHITESNAKE、BLACK SABBATH、M.S.G.、EL&P、JEFF BECK GROUP)やソロ作からピックアップされている。

COZY MURAKAMI PROJECT-SOUL BOUND -DEDICATED TO COZY POWELL- ★★★ (2013-07-16 07:38:35)

『OCTPUS』風のフロント・カバー/腕組ポーズの裏ジャケ、ドラムセットの再現具合から、本作の主役たるコージー村上のドラム・プレイに至るまで、どこを切っても「コージー・パウエル愛」が溢れ出すトリビュート・アルバム。
ツボを押さえた選曲も秀逸で、例えばRAINBOWでは定番曲を敢えて外し“LADY OF THE LAKE”や“DANGER ZONE”といった隠れた名曲をカヴァーしている辺りが、流石「マニア目線で作ったアルバム」と嬉しくなりますね。まぁ、どうせWHITESNAKEを演るなら“SLIDE IT IN”よりも“SLOW AN' EASY”とかが聴いてみたかった・・・とか思いますが。
リスペクトが長じて生み出された作品ゆえ、基本的に楽曲は完コピが大前提。そのためコージー御大に特に関心がない場合には「単なるカラオケ大会」に映りかねないのですが、逆にコージー及び参加ミュージ
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COZY MURAKAMI PROJECT-SOUL BOUND -DEDICATED TO COZY POWELL--THE LAW MAKER ★★★ (2013-07-19 22:45:12)

Vo良し、Gのリフ&ソロ良し、Bのフレーズ良し、Ds完璧と、
Wトニー&コージー・パウエル時代のBLACK SABBATHの
一つの最高到達地点とでも言うべき名曲なのですが、
日本のアーティストぐらいしかカヴァーしない現状が
悲しいですね。ドラムを壊さんばかりの勢いを感じさせる
コージー村上のドラミングは元より、井上貴史のVo、
BLACK SABBATHマニアっぷりを感じさせる和泉慎治(G)と
鈴木研一(B)の人間椅子コンビの仕事ぶりも◎。

COZY POWELL-Tilt-Sunset ★★★ (2006-04-02 16:49:52)

バリバリのハード・ロック・チューンは勿論のこと、
こういうバラード・チューンにおいても味わい深いプレイを披露するコージー・・・。
まさに唯一無二の存在でした。

CRACK JAW-Branded ★★ (2017-08-11 09:20:21)

SPV/STEAMHAMMER RECORDSとアルバム3枚分の契約を交わし、'85年に名盤『NIGHTOUT』でデビューを飾った西ドイツ・フランクフルト出身の5人組の2ndアルバム。…になる筈が、レーベルとの関係が拗れたことでリリースはご破算。やる気を失ったバンドも解散してしまったためそのままお蔵入りの憂き目に遭った不遇な1枚が、’16年に初お目見え。正式発売に際しては、リマスター音源、再結成後にレコーディングされた新曲(これがなかなかの出来栄えで良い感じ)等の大量ボーナス・トラックに加えて、更にはブックレットにはバンド・ヒストリーから詳細な各曲解説まで収録。如何にもドイツ人らしい几帳面な仕事ぶりが発揮された本作の仕様からも、バンド側の本作のリリースが叶ったことに対する喜びの程が伝わって来るかのようです。
音の方は、1stのスタイルを順当に引き継いだ哀愁のヨーロピアンHR。プロダ
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CRACK JAW-NIGHTOUT ★★★ (2016-03-12 20:54:04)

幼馴染のメンバー達により、西ドイツ・フランクフルトにおいて結成された5人組が、STEAMHAMMER/SPV RECORDSに残した'85年発表の唯一作。
名前は知ってても、CD化されるまで実際に音を聴いたことはなかったのですが、再発を期に購入してみたら、時に切れ味鋭く、時にメロディアスに切り込んで来る2本のGを武器に、溌剌と躍動するHMサウンドが、もう度肝抜かれるカッコ良さ。特に疾走ナンバー②⑤⑧と、荒ぶるツインGが鮮烈且つ劇的に駆け巡る「これぞメタル!」な名曲のツボの押さえっぷりはお見事。聴いてて思わず変な声が出ちゃいましたよ。うひょう!
レコード会社から押し付けられたという、シャレオツなスカイライン・ジャケットが「俺たちAORバンドじゃなくてHMバンドなのに…」とメンバー的には大層不満だったそうで、確かに押し出しの強さには欠けますが、個人的には結構好きですよ、このジャケ
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CRACK JAW-NIGHTOUT-Never Tell No Lie ★★★ (2016-03-15 00:17:02)

オラオラ状態で刻まれる攻撃的なGリフに
メタル魂が燃え上がる逸品。
2分辺りでのリフ/リズム・チェンジ後
更にカッコ良さのギアが一段上がる曲展開が素晴らしい。
このバンドは本当ツインGの用い方が巧みやでぇ。

CRACK JAW-NIGHTOUT-Nightout ★★★ (2016-03-13 21:35:38)

挑みかかるようなGリフと曲調が
いかにもジャーマン・メタルな勇壮さを漂わしますが
この曲の本領が発揮されるのはインスト・パートに突入後。
あまりに劇的に疾走するツインGのインパクトに、
初めて聴いた時は思わず「こう来たか!」と声が出てしまいましたよ。

CRACK JAW-NIGHTOUT-STRUCK BY THUNDER ★★★ (2016-03-13 21:47:50)

初めて耳にした時は「これだからメタルの名曲探しはやめられない!」
と思わせられた逸品ですよ。Voにもうちょいパワーがあれば
“THUNDERSTEEL”級の評価を得られたんじゃないかと思うのですが、
シャープに疾走するリフ&リズムの上で2本のGが華麗に乱舞する
突き抜けたカッコ良さを前にすると、多少の文句は雲散霧消してしまいます。

CRAIG GOLDY-Hidden in Plain Sight ★★ (2017-07-24 23:20:15)

DIO脱退後のキャリアが今一つパッとしないクレイグ・ゴールディが、CRAIG GOLDY’S RITUAL名義で’90年にGRAND SLAM RECORDSから発表した作品。
まず、売れないSF漫画家の没イラストをリサイクルしたみたいな駄目ジャケで1ストライク(読めそうで読めない日本語にイラッ/笑)。書く内容について苦慮を感じさせるゴッドの歯切れの悪い国内盤解説で2ストライク。そしてA面にGIUFFRIA時代の僚友デヴィッド・グレン・エイズレー(Vo)と共作した音源を収録し、B面にはバンド形式(Voはマイク・ストーンが担当)でレコーディングされた楽曲が並ぶという、変則的な…ぶっちゃけ「寄せ集め音源集」とも言える構成で、3ストライク!バッター・アウト!となる1枚。
そんなわけで聴き始めの期待値は限りなくゼロに等しかったのですが、聴き終えてみるといやいやどうして。アメリカンな埃
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CRAIG GOLDY-Hidden in Plain Sight-Eye for An Eye ★★ (2017-07-25 23:06:20)

跳ねるリズムに乗ってトリッキーに躍動する
クレイグ・ゴールディのフラッシーなGプレイが聴きモノ。
都会的なクールネスを湛えたデヴィッドの歌メロも良い感じですよ。


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