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CROSSROADS-The Wild One-War Drags On
CROWLEY-Evil Bride
CROWLEY-Evil Bride-Gate of Golden Dawn
CROWLEY-Nocturne
CROWLEY-Nocturne-Don't Be in a Hurry
CROWLEY-Nocturne-Evening Prayer (1985 demo)
CROWLEY-Whisper of the Evil
CROWLEY-Whisper of the Evil-Floating Man
CROWLEY-Whisper of the Evil-Woman in a Black Cape
CRY OF DAWN-Anthropocene
CRY OF DAWN-Anthropocene-Edge Of A Broken Heart
CRY OF DAWN-Cry of Dawn
CRY OF DAWN-Cry of Dawn-Light a Light
CRYSTAL VIPER
CRYSTAL VIPER-Crimen Excepta
CRYSTAL VIPER-Crimen Excepta-Child of the Flame
CRYSTAL VIPER-Crimen Excepta-Crimen Excepta
CRYSTAL VIPER-Crimen Excepta-Fire Be My Gates
CRYSTAL VIPER-Crimen Excepta-It's Your Omen
CRYSTAL VIPER-Legends
CRYSTAL VIPER-Legends-Sydonia Bork
CRYSTAL VIPER-Legends-The Ghost Ship
CRYSTAL VIPER-Metal Nation
CRYSTAL VIPER-Metal Nation-Agents of Steel
CRYSTAL VIPER-Metal Nation-Gladiator, Die by the Sword
CRYSTAL VIPER-Metal Nation-Her Crimson Tears
CRYSTAL VIPER-Metal Nation-Metal Nation
CRYSTAL VIPER-Possession
CRYSTAL VIPER-Possession-Julia is Possessed
CRYSTAL VIPER-The Curse of Crystal Viper
CRYSTAL VIPER-The Curse of Crystal Viper-City of the Damned
CRYSTAL VIPER-The Curse of Crystal Viper-City of the Damned
CRYSTAL VIPER-The Curse of Crystal Viper-Shadows on the Horizon
CRYSTAL VIPER-The Curse of Crystal Viper-The Last Axeman
CRYSTAL VIPER-The Curse of Crystal Viper-The Last Axeman
CYCLONE TEMPLE-Building Errors in the Macine
CYCLONE TEMPLE-I Hate Therefore I Am
CYCLONE TEMPLE-I Hate Therefore I Am-Why
CYCLONE TEMPLE-My Friend Lonely
CYCLONE TEMPLE-My Friend Lonely-Killing Floor
CYCLONE(BELGIE)
CYCLONE(BELGIE)-Brutal Destruction
CYCLONE(BELGIE)-Brutal Destruction-Long to Hell
CYCLONE(BELGIE)-Brutal Destruction-Take Thy Breath
CYCLONE(BELGIE)-Brutal Destruction-The Call of Steel
CYCLONE(BELGIE)-Inferior to None
CYCLONE(BELGIE)-Inferior to None-Neurotic
Carmilla-Live Explosion '88-'89
Carrion
Carrion-Evil is There!

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CROSSROADS-The Wild One-War Drags On ★★★ (2019-10-27 23:53:22)

アルバムの締めを重厚に飾る大作ナンバー。
TANKの超名曲を思い出さずにはいられないタイトルですが、
実際そのイメージ通り、荘厳なマーチング・ドラムに
Voのメタリックな熱唱が乗っかったドラマティックな名曲に仕上がっています。

CROWLEY-Evil Bride ★★★ (2022-02-15 23:48:38)

名古屋が生んだ和製サタニック・メタルのレジェンド、CLOWLEY。再結成を実現し、今度こそ活動を軌道に乗せつつある彼らが'20年に発表した待望の1stフル・アルバム。
復活後のCROWLEYがこれまでにリリースしてきたのは、幻の名盤と化していたデビューEP『WHISPER OF THE EVIL』のリマスター再発だったり、過去の名曲の数々を現編成でリメイクしたセルフ・カヴァー曲集『NOCTURN』だったりと、ある程度クオリティが担保されている作品だったので購入に躊躇はなかったのですが、純然たる新作ともなると「伝説のバンドだけにもし退屈な出来栄えだったら目も当てられない…」と、購入に若干の尻込みを覚えてしまったのが正直なところ。ただ実際にトライしてみれば、うだうだ悩んでないでもっと早く聴けばよかったと、ホッと胸を撫で下ろす見事な力作に仕上がっていましたよ。
収録曲はどれもダーク
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CROWLEY-Evil Bride-Gate of Golden Dawn ★★★ (2022-02-16 00:37:31)

憂いを帯びたメロディがまとわりつくように妖しく舞い、
曲調のテンポアップに合わせて走り始めるケリ・ケリーの
Gソロが劇的に華を添える、アルバムのハイライト・ナンバーの一つ。

CROWLEY-Nocturne ★★★ (2017-11-27 00:30:21)

「和製オカルト/サタニック・メタルの雄」として、SABBRABELLSと並び称された名古屋の5人組が、30年ぶりの復活を果たした上に新作まで発表してくれて、こちとら思わず「姉さん、事件です!」と叫びそうになったという(古い)。SABBRABELLSやDOOMのデビュー作さえ再発される昨今、そりゃあ先ずは廃盤のままほったらかしのEP『WHISPER OF THE EVIL』のリイシューを!と思わなくもありませんが、本作が過去音源のリメイク集であり、またこうしてバンドが復活して活動を継続してくれれば『WHISPER~』再発の可能性だってグンと高まるわけですから、今後に期待すりゃいいだけのことよねと。
内容の方はダークでアグレッシブなHM。「オカルト」「サタニック」と聞くと構えてしまう方もおられましょうが、リメイクに当たって音質が向上を遂げ、また歌詞が英詞化されたことでVoの歌い回しから
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CROWLEY-Nocturne-Don't Be in a Hurry ★★★ (2017-11-27 22:48:23)

CLOWLEYのライブの定番曲でもあったという
地底深くをウネウネとうねくるかの如きヘヴィネスと
憂いを湛えたメロディが合体したヘヴィ・チューン。
音質並びにVoの技量向上に伴い、
劇的さも更なるパワーアップを遂げています。

CROWLEY-Nocturne-Evening Prayer (1985 demo) ★★★ (2017-11-27 23:01:15)

ボーナス・トラックとして収録された幻の名曲。
この曲のみ歌詞が日本語で、お陰でVoのコブシが
ぐるんぐるん回る回る。
そのせいか、どこかTERRA ROSA辺りにも通じる
関西様式美HMっぽさも感じられたり。
つまりそれぐらい劇的な名曲ということで。

CROWLEY-Whisper of the Evil ★★★ (2019-01-05 00:09:11)

元祖・和製サタニックHMバンドの一つであり、’18年に再録アルバム『NOCTURN』を発表して復活の狼煙を上げた名古屋出身のCROWLEY。暮れにCD屋を覗いたら、彼らが'86年に発表した1st『WHISPER OF THE EVIL』がしれっと再発されて棚に並んでいるじゃありませんか。思わず「?!」と我が目を疑ってしまいましたよ。
内容は1st収録曲①~⑥に加え、’85年発表のEP『THE SCREAM OF DEATH』(’85年)から⑦~⑨、それに’17年に録られた“DESTITUTE SONG”のアンプラグド・バージョン⑩の全10曲を収録。いくら伝説的名盤と謳われても30年も昔の、しかもインディーズ作品。賞味期限切れを起こしている可能性もあるのでは?との疑念は、しかし悪魔降臨を奉じるが如き邪悪なイントロに続き、ハイトーンVoとGリフが鋭角的に切り込んでくるOPナンバー①、ヘ
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CROWLEY-Whisper of the Evil-Floating Man ★★★ (2017-11-27 22:53:13)

オカルト/サタニック・メタル的な大仰さよりも、
NWOBHMの洗練を受けたダークな正統派HMといった趣きの
ストレートな疾走感が勝るスピード・ナンバー。
特に中間部で劇的に炸裂するツインGハーモニーは
「待ってました!」となりますね。

CROWLEY-Whisper of the Evil-Woman in a Black Cape ★★★ (2019-01-05 00:36:01)

地獄の釜でぐつぐつと煮立てられているかのような禍々しさと、
全てを振り絞るようなハイトーンVoによる絶唱、妖しくのたうつGによって
生み出されるドラマティックなメロディ、そしてタメにタメてから
終盤で疾走に転じる劇的な曲展開に胸を鷲掴まれてしまう名曲ですよ。

CRY OF DAWN-Anthropocene ★★ (2023-07-13 00:42:18)

様々なバンド/プロジェクトに参加しては衰え知らずの伸びやかな美声を提供し続ける「Mr.北欧ボイス」ことヨラン・エドマンを主役に据えたFRONTIERS RECORDSのプロジェクト、CRY OF DWANが’23年にまさかの2ndアルバムをリリース。1st『CRY OF DWAN』は大変素晴らしい内容でしたけど既に7年前の作品であり、「ああ、1枚きりの単発プロジェクトだったのね」と納得しかけていただけに今回の続編リリースには意表を突かれましたよ。
制作チームの顔触れは一新されており、ブレーン役にはダニエル・フローレスに代わってトミー・デナンダーが就任。それに伴い音楽性の方にも若干の路線変更が見受けられます。例えばKeyの役割が透明感や抒情性の増幅から、華やかさやキャッチネスの演出へと変化していることが物語る通り、北欧メロハー風味よりもAOR/ハードポップ方向へ大きく踏み込んだ仕上が
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CRY OF DAWN-Anthropocene-Edge Of A Broken Heart ★★★ (2023-07-21 00:24:40)

アコースティック・バージョンが収録されていることからも
バンドがこの曲をアルバムのリーダー・トラックの一つに
位置付けていることが分かる美しいバラード。
やはりこの手の楽曲を歌わせるとヨラン・エドマンの歌唱は絶品すね。
トミー・デナンダーのギターも楽曲をエモーショナルに彩ってくれています。

CRY OF DAWN-Cry of Dawn ★★★ (2022-09-19 23:12:58)

ネオクラシカルな疾走ナンバーで威力を発揮するクリアなハイトーンと、バラード系の楽曲の魅力を引き立てるソウルフルな歌い回しを武器に、ここ日本では「Mr.北欧ボイス」の称号を欲しいままにするシンガー、ヨラン・エドマンを主役に起用したFRONTIERS RECORDS発のプロジェクト、CRY OF DOWNが’16年に発表した1stアルバム。
プロデュースはダニエル・フローレスが担当、曲作りにはFIND ME、ONE DESIRE他のソレン・クロンクヴィスト、PALACEのマイケル・パレスら、ハリー・ヘス(HALEM SCAREM)主演のプロジェクトFIRST SIGNALに関わっていた面子が再結集していて(NEWMANのスティーヴ・ニューマンもゲスト参加)、これまでのFIRST SIGNAL作品の打率の高さを思えば本作に対する期待値も跳ね上がろうというもので、実際その期待を裏切らない見
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CRY OF DAWN-Cry of Dawn-Light a Light ★★★ (2022-09-20 23:36:10)

青空に向かって昇り詰めていくような
爽やかさと高揚感を併せ持ったハードポップ・チューンで
ヨランのクセのない歌声もこの曲調に見事にハマっています。

CRYSTAL VIPER ★★ (2009-09-24 23:33:00)

'03年、ポーランドはカトヴィツェにてマルタ・ガブリエル(Vo)と、マネージャー兼プロデューサー
(そしてマルタの旦那でもある)バート・ガブリエルが音頭を取って結成。W.A.S.P.、MANILLA ROADといった
バンドのトリビュート・アルバムに参加しつつ知名度を高め、ドイツのインディーズ・レーベル
KARTHAGO RECORDSと契約。'07年にデビュー作『THE CURSE OF CRYSTAL VIPER』を発表、好評を博す。
'08年、VIRGIN STEELEのカヴァーやライブ、未発表音源を収録した企画盤『THE LAST AXEMAN』を、
翌'09年にはジャケットはレベルダウンしたものの、内容はグレードUPを果たした2ndフル・アルバム
『METAL NATION』をリリース。元RAGEのマンニ・シュミット、STORMWARRIOR
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CRYSTAL VIPER-Crimen Excepta ★★ (2012-06-06 07:15:02)

「間違いなくCRYASTAL VIPERの音楽だが、これまでとは異なるサウンドを目指した」というマルタ・ガブリエル(Vo)のコメントが、判り易く本作の方向性を表している'12年発表の4thアルバム。
「中世の魔女狩りと宗教裁判」をテーマに据えたコンセプト・アルバムということで、従来前面に出ていたヒロイックなメロディや明快な疾走感が抑制された代わりに、これまで以上に表現力をフル活用してダークなストーリーを歌い綴っていくマルタ姐さんのVo、起伏の激しい曲展開や、楽曲間をSEで繋いだプログレ・メタル的手法等、本編はヨーロッパの暗黒面を暴き出すコンセプト作に相応しい、ミステリアスでシアトリカルな空気が充満している。(解説でも触れられていますが、確かにところどころでKING DIAMONDを思い起こさせます)
バンド史上初の試みということでやや力み過ぎたのか、全体的にキャッチーさに欠け
…続き

CRYSTAL VIPER-Crimen Excepta-Child of the Flame ★★★ (2012-06-08 22:32:53)

暗黒時代のヨーロッパに放り込まれたような
不安感を煽る、ダークでミステリアスなヘヴィ・ナンバー。
高低差の激しいメロディを歌いこなす
マルタ・ガブリエルのVoはもとより、
ガッツポーズものの劇的さを誇る
ツインGのハモリっぷりにも拍手。

CRYSTAL VIPER-Crimen Excepta-Crimen Excepta ★★★ (2012-06-08 22:35:34)

シアトリカルな色合いの強い楽曲が揃った
4thアルバムの中でも、本曲は飛び抜けて
そのテイストが濃く感じられるのは、
やはりHELLのデイヴィッド・ボウアーが
大仰な歌唱で華を添えているからか。
IRON MAIDEN風のインスト部分もドラマティックだし、
アルバムの性格を象徴する、まさしく
タイトル・トラックに相応しい1曲かと。

CRYSTAL VIPER-Crimen Excepta-Fire Be My Gates ★★★ (2012-06-08 22:43:07)

これまたKING DIAMONDを思わせる
オルガンの音色からスタートする
アルバム屈指のドラマティカルな大作曲。
ヒロインの強い怒りと悲しみを見事に表現した
マルタ姐さんの熱唱と、慟哭のメロディを伴った
サビメロには胸を打たれずにはいられませんて。

CRYSTAL VIPER-Crimen Excepta-It's Your Omen ★★ (2012-06-08 22:37:52)

CRYSTAL VIPERお得意のスピード・ナンバー・・・
なのですが、KING DIAMOND風のオルガンが
取り入れられているせいか、勇壮さと共に
ダークな雰囲気が漂ってくるのが本作ならではの味。

CRYSTAL VIPER-Legends ★★ (2010-12-31 08:39:18)

ポーランドのメタル・ゴッデス、マルタ・ガブリエル(Vo)率いるCRYSTAL VIPERが、日本未発売のライブ盤『DEFENDERS OF THE MAGIC CIRCLE:LIVE IN GERMANY』を間に挟んで'10年に発表した3rdフル・アルバム。
元MANOWAR(現ANGEL OF BABYLON)ライノのナレーションに導かれてスタートする、パワフルなOPナンバー②を耳にした瞬間に理解できる通り、本作もまた、猛々しくドラマティックなパワー・メタルという前2作を通じて確立した「型」を忠実に踏襲。収録楽曲はいずれもCRYSTAL VIPER印がクッキリと刻印されているが、個人的には、もろジャーマン・メロパワ風味の③⑨のような疾走ナンバーよりも、猛々しさの中に一抹の東欧的な物悲しさを宿した、②⑤⑧のようなスピードに頼らない楽曲の方がより好みだったり。
男勝りのストロン
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CRYSTAL VIPER-Legends-Sydonia Bork ★★★ (2011-01-03 00:37:39)

ピアノをバックにマルタ姐さんが
しっとりと歌い上げる叙情バラード。
ファンタジー映画の挿入歌として使えそうな
美しくも悲哀に満ちたメロディが胸に沁みます。
楽器隊が加わる後半の盛り上がりも含めて、
個人的にアルバムで一番好きな曲だったり。

CRYSTAL VIPER-Legends-The Ghost Ship ★★★ (2011-01-03 00:30:42)

毎度、アルバムのトップには強力な楽曲を配してくれる
CRYSTAL VIPERですが、これもその例外に非ず。
ライノ(元MANOWAR)のナレーションに導かれて
パワフルに疾走する曲調は思わずコブシを振り上げたくなるカッコ良さ。
東欧民謡風というか、荒々しさの中に一抹の物悲しさを宿した
Gメロディが秀逸ですね。

CRYSTAL VIPER-Metal Nation ★★ (2009-09-26 00:05:00)

レザー・ウィッチ改めマルタ・ガブリエル(Vo)率いる、ポーランド出身の4人組パワー・メタル・バンドが、
ミキシング&マスタリング・エンジニアにアンディ・ラ・ロックを迎えて制作、デビュー作との間に
EP『THE LAST AXEMAN』('08年)のリリースを挟んで'09年に発表した、日本デビュー作ともなった2ndフル・アルバム。
新Bとして元DRAGONのトム・ヴォリナが加入したりと陣容に若干の変化はあれど、マルタ(とその旦那で、バンドの
プロデュースも務めるバート・ガブリエル)が健在な以上大勢に影響がある筈もなく、前作『THE CURSE OF CRYSTAL VIPER』で
披露した、彼女のパワフルな歌唱を中心に据えたヒロイックでドラマティック、且つキャッチーな
パワー・メタル・サウンドには一転の曇りもない。寧ろ、よりスピーディに、よりドラマティッ
…続き

CRYSTAL VIPER-Metal Nation-Agents of Steel ★★★ (2009-09-26 19:49:34)

言わずと知れたAGENT STEELの代表曲のカヴァー。
見事なハマりっぷりで、個人的にはジョン・サイリースの
ヒステリックなハイトーンVo版よりもこっちの方が
好きなくらいなもので。

CRYSTAL VIPER-Metal Nation-Gladiator, Die by the Sword ★★★ (2009-09-26 19:47:15)

2ndアルバムのクライマックスを飾る、
3部構成からなる力強く重厚なエピック・チューン。
東欧調のテーマ・メロディが印象的。

CRYSTAL VIPER-Metal Nation-Her Crimson Tears ★★ (2009-09-26 19:52:30)

女性シンガーならではの「艶」を活かした
マルタ・ガブリエルのしっとりとした歌声が
楽曲の叙情性を増幅するパワー・バラード。

CRYSTAL VIPER-Metal Nation-Metal Nation ★★★ (2009-09-26 19:40:49)

物悲しげな序曲“BREAKING THE CURSE"を経て、
劇的に疾走を開始する2ndアルバムのタイトル・トラック。
どこか民俗音楽的な風情を湛えた雄々しくもキャッチーな
サビメロが秀逸。

CRYSTAL VIPER-Possession ★★ (2014-03-19 22:53:16)

映画『エクソシスト』を思わせるコンセプト・アルバムということで、パワー・メタル然とした突撃感覚よりも、緩急やドラマティックな曲展開といった、全体の整合性を重視した'14年発表の5th。
同じくコンセプト作だった前作のスタイルを継承しているわけですが、ことサウンドの疾走感に関してはかなり回復基調にあり、何よりも聴く者のメタル魂を震わせ、「彼女が歌えばどんなタイプだろうとも、それがCRYSTAL VIPERの楽曲になる」とさえ思わせてくれる、マルタ・ガブリエル(Vo)のヒロイックな歌唱が、流石の存在感で本編をビシッと引き締めてくれています。
東欧調のどこか物悲しい旋律が、時に叙情的に、時にパワフルに疾駆する③、勇ましくもキャッチーな④、メロディ・センスが際立つ重厚なミッド・チューン⑥⑧等、CRYSTAL VIPERが安心と信頼のパワー・メタル・ブランドであることを証明する秀曲を多
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CRYSTAL VIPER-Possession-Julia is Possessed ★★★ (2014-03-21 23:41:14)

叙情的な導入部はIRON MAIDEN調ですが、
勇ましく疾走しながらも、どこか一抹の物悲しさを
漂わすメロディがいかにも東欧的で
楽曲自体はまさにCRYSRTAL VIPER印の名曲に
仕上がっています。

CRYSTAL VIPER-The Curse of Crystal Viper ★★ (2009-09-24 23:36:00)

才色兼備のフロント・ウーマン、レザー・ウィッチによってポーランドはカトヴィツェにて結成された
4人組パワー・メタル・バンドが、'07年に独インディーズのKARTHAGO RECORDSより発表した1stアルバム。
ファンタジックなコンセプト、マッチョなジャケット・アートワーク、そしてヒロイックな楽曲群が端的に
物語る通り、本作に詰め込まれたサウンドは、MANOWARやIRON MAIDENといったバンドからの影響を叩き台とした、
スピーディでドラマティック、それでいてキャッチーな味わいも備えた正統派パワー・メタル。
その個性確立に大きく貢献しているのが、CRYSTAL VIPERの中心人物でもあるレザー・ウィッチのパワフルなVoであり、
ガテラル系でも、オペラ系でも、ゴシック系でもない、正しく女ロニー・ディオの系譜に連なる彼女の歌声は、
楽曲のキ
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CRYSTAL VIPER-The Curse of Crystal Viper-City of the Damned ★★ (2009-09-25 23:28:08)

攻撃的且つキャッチーに疾走するサビメロが
痛快極まりないスピード・メタル・チューン。

CRYSTAL VIPER-The Curse of Crystal Viper-City of the Damned ★★ (2009-09-26 19:59:50)

雄々しくキャッチーに疾走するサビメロが
秀逸且つ痛快極まりない、本編でも1、2を争う名曲。

CRYSTAL VIPER-The Curse of Crystal Viper-Shadows on the Horizon ★★ (2009-09-25 22:05:56)

ブンブン唸りまくるBといい、
ドラマティックなフレーズを奏でるGといい、
ブルース・ディッキンソン風の歌い上げを披露するVoといい、
「自分ら、IRON MAIDEN尊敬してますから!」
ってな感じの曲調が微笑ましくもカッコイイ。
1stで一番好きな曲かも。

CRYSTAL VIPER-The Curse of Crystal Viper-The Last Axeman ★★ (2009-09-26 00:00:55)

後にEPのタイトル・トラックともなったエピック・チューン。
スピードに頼らずとも、こうした重厚なHMナンバーが
作り出せるのがこのバンドの(というかマルタ・ガブリエルの)
素晴しいところ。

CRYSTAL VIPER-The Curse of Crystal Viper-The Last Axeman ★★ (2009-09-26 20:01:12)

後にEPのタイトル・トラックともなった
重厚なエピック・チューン。
スピードに頼らずともこうした優れた楽曲を
作り出せるのがこのバンドの良いところか。

CYCLONE TEMPLE-Building Errors in the Macine ★★ (2009-09-23 02:02:00)

Voをブライアン・トロックからマルコ・サリナスにチェンジして'93年に発表された6曲入りEP。
跳ねるリズムやヘヴィネスが強調された、所謂「モダン・へヴィネス」影響下にある作風が、リリース当時、
スラッシャー諸氏の落胆を誘った作品で、個人的にも初めて①を聴いた時は「CYCLONE TEMPLEよ、お前もか・・・」と
溜息を吐いたクチなのだが、先日、THRASH DOMINATION 09に足を運んでスラッシュ・メタル熱が高まった勢いを駆って、
久し振りに棚から引っ張り出して本作を聴き直してみたら、これが案外悪くない。と言うか結構良いんですわ、これが。
確かにリズムからはストレートな疾走感が、曲展開からは劇的さが、そしてメロディからは憂い/泣きといった要素が
薄れてしまっているのだけど、それでも尚、スラッシュ・メタル然としたスピード感は必要にして

…続き

CYCLONE TEMPLE-I Hate Therefore I Am ★★ (2006-06-17 21:44:00)

黒人スラッシャー、グレッグ・フルトン率いるドラマチック・スラッシュ・メタル・バンド、'91年発表のデビュー作。
ドラマチックと言っても大仰さは然程感じられず、物憂げな叙情性と、スラッシーな疾走感を併せ持つ練り上げられた楽曲からは、
むしろ洗練されたクールな雰囲気が強く漂う。都会的とでも言いましょうか・・・。
特に、作品の二枚看板とでも言うべき、鋭いカッティングが気持ち良いリフ・ワークから、繊細なアコギ・プレイ、
多分に「泣き」を含んだソロまで流麗にこなすグレッグ・フルトンのGと、憂いを帯びた歌メロを確かな歌唱力で歌い上げる
(太く掠れた声質がイカス)ブライアン・トロックのVoとが、タイト極まりないリズム隊と一体となって疾走する①“WHY"
③“WORDS JUST ARE WORDS"⑥“I HATE THEREFORE IAM"といった起伏に富んだス
…続き

CYCLONE TEMPLE-I Hate Therefore I Am-Why ★★★ (2006-05-07 16:52:26)

物憂げな雰囲気漂わす叙情パートと、小気味良い疾走パートとの対比が劇的なドラマを演出する曲展開や、
それをしっかりと支えるタイトなリズム隊、気持ち良いぐらいザクザクと刻まれるクランチーなリフetc・・・
と、絶賛すべき点は多いが、やはりこの曲を名曲以上の「超名曲」足らしめているのは、確かな歌唱力を持ったVoが歌う
憂いを帯びた歌メロ。「よくもまぁこんなフックに富んだ歌メロを思い付くな」と感心させられる程、
ツボを突いたメロディ・ラインが秀逸。取り敢えず、スラッシュ界の「歌メロチャンプ」の称号を進呈したい。

CYCLONE TEMPLE-My Friend Lonely ★★ (2009-10-03 13:21:00)

'93年に発表された6曲入りEP『BUILDING ERRORS IN THE MACHINE』を、新加入のVo.ソニー・デルーカを
フィーチュアした編成で再レコーディング、新曲3曲を追加収録して'94年に発表された変則構成の2ndアルバム。
デビュー作で聴かせた、憂いを帯びたメロディが疾走する劇的なスラッシュ・サウンドに、PANTERA型のヘヴィ・リフや
跳ねるリズム、横ノリのグルーヴを加味した音楽性(でも今の耳で聴き直すと非常に真っ当なスラッシュ・メタルに
感じられる)は『BUILDING~』と同様ながら、突貫作業でレコーディングされたが故にかなりラフな仕上がりだったEPに対し、
本作は、サウンド・プロダクションが格段の向上を遂げ、また、新Voの声質が初代フロントマンのブライアン・トロックの
それを彷彿とさせるため、よりデビュー作寄りの作風に仕上が
…続き

CYCLONE TEMPLE-My Friend Lonely-Killing Floor ★★ (2009-10-03 13:29:19)

全体的にPANTERAっぽさを強めた作風の2ndアルバムの中にあって、
最もデビュー作の頃の面影を留めた高速スラッシュ・ナンバー。
ヨーロッパのバンドとは一味違う、独特の硬質感を湛えて
疾走する憂いを帯びたメロディが素晴しい。
EP『BUILDING ERRORS IN THE MACHINE』にも収録されているので
聞き比べてみるのも一興かと。

CYCLONE(BELGIE) (2012-09-04 07:35:50)

'81年、ベルギーの首都ブリュッセル近郊の街ビルボーデルにて誕生。活動初期はCENTURIONと名乗っていたが、後にCYCLONEと改名する。
メンバー・チェンジを繰り返しつつ数本のデモテープを制作(FEAR FACTORYのクリスチャン・オルデ・ウォルバースやCHANNEL ZEROのエグゼヴィア・カリオンらも一時在籍)。またROADRUNNER RECORDSがリリースしたコンピ盤『METAL RACE』にも楽曲を提供し、これが切っ掛けとなって同レーベルと契約が成立。'86年に1st『BRUTAL DESTRUCTION』でアルバム・デビューを飾った。
'86年と言えばスラッシュ・メタルの名盤の数多くが生み出された言わば黄金時代。それゆえ同作は一部マニア以外の注目を集める事が出来ずに埋没してしまい、バンドは長期間の雌伏を余儀なくされることに。
90年代に入ると、大幅
…続き

CYCLONE(BELGIE)-Brutal Destruction ★★★ (2012-09-04 23:00:28)

FEAR FACTORYやCHANNEL ZEROのメンバーも輩出しているベルギー出身の名門(?)スラッシュ・メタル・バンドが、'86年にROADRUNNER RECORDSから発表したデビュー作。
強気なアルバム・タイトルが示す通り、同時期に登場したベルギアン・メタル勢の中でも一際アグレッシブな音楽性を標榜していた彼らが本作において披露するのは、ヒステリックな金切りVoに、2本のG(時にはトリプルG)が刻む、ドリルでコンクリートをハツッてるようなGリフ、それにバタバタと忙しないリズムとが一心不乱に突っ走る、小細工無用、ド直球のスラッシュ・メタル。
攻撃的な演奏やテンション高めな疾走感はSLAYERの『SHOW NO MERCY』、荒削りながらもリフ/リズム・チェンジを組み込んでダイナミズムも演出しようと頑張る曲展開はMETALLICAの『KILL 'EM ALL』、刺々しい
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CYCLONE(BELGIE)-Brutal Destruction-Long to Hell ★★ (2012-09-06 23:05:08)

インスト“PRELUDE TO THE END”から
繋がっていくOPナンバー。
EXODUS風の鋭利なGリフが、SLAYER風の
荒っぽくハイテンションなパフォーマンスに乗って
突っ走る、アルバムの幕開けを飾るのに
相応しいスラッシュ・ソング。

CYCLONE(BELGIE)-Brutal Destruction-Take Thy Breath ★★ (2012-09-06 23:09:15)

CYCLONE版“FIGHT FIRE WITH FIRE”と
評される高速スラッシュ・ナンバー。
まぁ、あの曲ほどのインパクトは
持ち得ていないのですが、
一心不乱に突進する様には非常に好感が持てますね。

CYCLONE(BELGIE)-Brutal Destruction-The Call of Steel ★★ (2012-09-06 23:07:39)

イントロの重厚なGリフの刻み具合から
一気に惹き込まれてしまいます。
スラッシュ・メタルというよりは
80年代初頭のハードコアなHMといった趣きが
濃厚に感じられ、日本のSACRIFICEのことを
思い出したりもします。

CYCLONE(BELGIE)-Inferior to None ★★ (2012-09-05 23:35:50)

1st『BRUTAL DESTRUCTION』が不発に終わったことから長期間の沈黙を余儀なくされたCYCLONEが、'90年にベルギーのインディーズJUSTICE RECORDSへ移籍してリリースした2ndアルバム。
演ってるのは『BRUTAL~』と大きくは変わらない、実にスラッシュ・メタルらしいスラッシュ・メタルなのですが、溢れんばかりの初期衝動をダイレクトに叩き付けて来た前作に比べると、DEATHとの仕事で有名なエリック・グリーフをプロデューサーに迎えたことでサウンド・プロダクションが格段の向上を遂げた本作は、炸裂感が抑制された代わりにグッと腰を落としたヘヴィネスを身に着けていて、この辺りはやっぱり90年代の作品だなぁ、と。
従来の高音シャウト型から、ドスを効かせたジェイムズ・ヘッドフィールド型へと歌唱スタイルをチェンジしたVoや、インスト・ナンバー⑧が端的に示す通り、こ
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CYCLONE(BELGIE)-Inferior to None-Neurotic ★★★ (2012-09-10 21:09:43)

密度の濃い音作り、メロディを追いかけつつ語尾をシャープ気味に
吐き捨てるVo、疾走感は保持しつつも、イントロに当たる
前曲“CONVULTIONS”と併せると10分に迫る長尺等、
METALLICAからの影響が濃厚に感じられるアルバムOPナンバー。
オリジナリティという点については疑問符が付きますが
カッコイイものはカッコイイです。

Carmilla-Live Explosion '88-'89 ★★ (2023-08-21 23:07:21)

『イカすバンド天国』に出演し、女性メンバーのみで構成された陣容でも注目を集めた4人組HMバンドCARMILLA。終ぞアルバム・デビューを果たすことなく、80年代の国内インディーズ・シーンを駆け抜けた彼女達が、’88年から’89年にかけて残した秘蔵ライブ音源(①~⑦)や、コンピ盤提供曲(⑫~⑭)等を取りまとめて収録した貴重音源集がこちら。
女性メンバーのみと聞くと何やら華やかなサウンドを想像してしまいますが、このバンドが叩きつけてくるのは野郎バンドも裸足で逃げ出す迫力を有するゴリゴリのパワー/スラッシュ・メタル。BLACK SABBATHやSABBLABELLSからの影響を伺わせる白塗りのオカルト・メタルから、より過激なスラッシュ・メタル方向へとサウンドをどんどん先鋭化させていったという彼女達の足跡は、本編ライブ(神楽坂EXPLOSIONで収録)において披露されている楽曲にもガッチリ
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Carrion (2014-04-01 22:19:17)

現在はGURDに籍を置くV.O.パルヴァーによって、スイスはベルンにて結成。
VENOM、SLAYER、METALLICAに刺激を受け、彼らよりも過激で邪悪でスピーディなサウンドを目指したというバンドは、ライブや、地元の教会の壁にサタニックな落書きを施すといった活動(?)と並行して制作した2本のデモテープが評判を呼んだことから、ドイツのインディーズGAMA RECORDSと契約を結び、'86年に『EVIL IS THERE!』でデビュー。
同郷のMESSAIAHや、ドイツのDESTRUCTIONらと親交を深めつつライブ活動を行うも、大きな成功を収めることは出来ず、しばらく後にVoが脱退。
その後任としてアンドレ・グリーダーを迎えたバンドは、POLTERGEISTと改名して活動の継続を図っていくことなる。

Carrion-Evil is There! ★★ (2014-04-01 22:21:12)

スイスのスラッシュ・メタル・バンドと言えば、個人的にCELTIC FROSTやCORONERを差し置いて真っ先に名前が浮かぶのがPOLTERGEISTなんですが、その前身バンドであるCARRIONが'86年にGAMA RECORDSに残した唯一作がこちら。
初期METALLICAやSLAYER、あと地理的にジャーマン・スラッシャー勢にも触発されたという彼らのサウンドは、「腐肉」を意味するバンド名に相応しい邪気がプンプン。顔面にはコープス・ペイント(やり過ぎて志村けんのバカ殿みたくなってるメンバーもいますが)を施し、オカルト思想や悪魔崇拝をテーマに掲げた歌詞を、テクニック度外視のスピードに乗せて叩き付ける来るスタイルは「プロト・ブラック・メタル」的とも言え、その先見性は同郷のMESSIAHに通じるものがありました。(事実、両バンドは仲良しだったという)
僅か4日間で突貫レコーデ
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