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DECADENCE-3rd Stage of Decay-3rd Stage of Decay ★★ (2009-02-01 18:29:01)
DECADENCEの楽曲の中では、最もメロディアスな
仕上がりと言えそうな3rdアルバムの表題曲。
全編を貫く、北欧のバンドならではの荒涼感を伴った
叙情メロディが良い感じ。
ある意味、へヴィ・バラードと言ってもいいかも。
DECADENCE-3rd Stage of Decay-Theater of the Absurd ★★ (2009-02-01 18:24:35)
スラッシュ・メタル然とした疾走感に満ちた仕上がりの1曲。
キャッチーなサビメロを歌う、ブルータルでありながら
女性らしさも感じさせるキティ嬢のVoが映える。
DECADENCE-Chargepoint ★★ (2009-11-08 20:19:00)
前作『3rd STAGE DECAY』まで幾らか残っていた北欧デスラッシュの薫りがほぼ一掃され、乾いた音色で刻まれる
ササクレ立ったGリフに、良い意味で軽快に疾走するリズム、そして、ますます劇的に煽情度を高めたツインGと、
バンドが標榜する「メロディック・スラッシュ」サウンドに、より相応しい内容に仕上がった4thアルバム。
見目麗しい女性Voをフロントマンに頂く編成や、雄弁に「歌う」ツインG等、ARCH ENEMYと共通点の多い音楽性は
相変わらずながら、こちらの方が、時に女性らしさの感じ取れるVoの凶悪度は低く、デス・メタル特有の
ヘヴィネスや粘着性も薄いため、人によっては「ARCH ENEMYよか聴き易い」と感じられるかも。
(逆に音が軽過ぎて物足りないと思う人も多かろうが)
スピーディでアグレッシブ、尚且つドラマ性とキャッチーさも兼ね備えた
…続き
DECADENCE-Chargepoint-Be Home When I'm Gone ★★ (2009-11-08 20:42:57)
4thアルバムの締めを飾るラスト・ナンバー。
スラッシーな疾走感を保ちつつ、
北欧メタルならではの湿ったメロディが全編を彩る
4thの中では最も正統派へヴィ・メタリックな1曲。
DECADENCE-Chargepoint-Discharge ★★ (2009-11-08 20:36:14)
怪しげなイントロから疾走へと転じる
4thアルバムのOPナンバー。
攻撃的だが、同時にメロディックでキャッチーな部分を持った
このバンドならではの魅力が伝わる1曲。
DECADENCE-Chargepoint-Silent Weapon (for a Quiet War) ★★★ (2009-11-08 20:29:35)
Gが奏でる、雄々しさと悲哀を兼ね備えた
印象的なテーマ・メロディがとにかく秀逸。
このメロディがスラッシーに疾走する様は
思わず身を乗り出してしまうぐらいのカッコ良さ。
スラッシャーのみならず、メタル者なら1度は聴いておいた方が吉。
DEFIANCE ★★ (2009-02-11 00:18:00)
'85年にカリフォルニア州オークランドにて結成された、ベイエリア・スラッシャーとしては第3世代に属する5人組。
メンバー・チェンジを繰り返しながら制作したデモ・テープが、ROADRUNNER RECORDSの名物A&Rモンテ・コナーの耳に止まり、
同レーベルと契約。'89年にジム・アダムス(G)、ダグ・ハリントン(G)、マイク・カウフマン(B)、マット・ヴァンダー・エンデ(Ds)、
ケン・エルキントン(Vo)というラインナップで1st『PRODACT TO SOCIETY』を発表する。
(プロデュースはANNIHILATORのジェフ・ウォーターズが担当)
翌'90年に、Voを元LOUGHING DEADのスティーヴ・エスコヴァルに変え、最高傑作と名高い2nd『VOID TERRA FIRMA』を
(プロデューサーはジョン・カニバルティ)、'93年にはヘ
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DEFIANCE-Beyond Recognition ★★ (2009-02-11 19:07:00)
HEATHENとの仕事等で知られるロブ・ビートンをプロデューサーに迎えて制作、
残念ながらDEFIANCE最後の作品となってしまった、'93年発表の3rdアルバム。
ベイエリア・スラッシュ・メタル然とした作風に仕上がっていた前2作に比べ、今回は素っ気ない音作りといい、
作品全体を覆う暗く澱んだ雰囲気といい、重心を低く落とし、疾走感よりもヘヴィネスやグルーヴ重視で押し出してくる
楽曲といい、グランジ・サウンドやPANTERA型ヘヴィ・ロックといった、当時、アメリカのロック・シーンを
席巻しつつあった新興勢力からの影響が、如実に反映された内容に仕上がっている。
①⑤等、スラッシーなスピード・チューンがなくなったわけじゃないし、Gも相変わらず流麗に弾きまくっているのだが、
そのメロディは従来の正統派HMに由来するドラマティックなモノではなく、ダークで浮
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DEFIANCE-Product of Society ★★ (2009-02-11 00:22:00)
'85年、スラッシュ・メタルの聖地、サンフランシスコ・ベイエリア(オークランド)にて結成された
5人組スラッシュ・メタル・バンドが、ROADRUNNER RECORDSと契約後、'89年に発表した1stアルバム。
ジャケット・アートワークを手掛けたのは、スラッシャーにはお馴染みのエド・レプカ画伯で、プロデュースは、
ちょうどデビュー作『ALICE IN HELL』を作り終えたばかりだったレーベル・メイト、ANNIHILATORのジェフ・ウォーターズが担当。
(ちなみに、バンド側はジェフの仕事っぷりを讃えつつも、クリーン過ぎるプロダクション自体は気に入っていないのだとか)
よくTESTAMENTのソックリさんぶりが揶揄されていた彼らだが、流麗なメロディを紡ぐツインGといい、カッチリと
構築された曲展開といい、実際、そのサウンドはTESTAMENTに酷似(
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DEFIANCE-Product of Society-Hypothermia ★★★ (2009-02-11 00:28:04)
デモテープのタイトル・トラックでもあった、
バンドの代表曲の一つ。
畳み掛けるようなスラッシーな疾走感と、
印象的なメロディを伴ったドラマティックな曲展開が
見事に組み合わされた名曲。
DEFIANCE-Product of Society-Tribulation ★★ (2009-02-11 00:33:11)
TESTAMENTのそっくりさんっぷりが揶揄される事の多かった
DEFIANCEだが、刻みの細かいGリフといい、畳み掛けるように
次々と展開していく曲構成といい、この曲はどことなくANNIHILATORっぽい。
プロデュースを担当したジェフ・ウォーターズから
何らかのインプットがあったんじゃなかろうか。
DEFIANCE-The Prophecy ★★ (2009-12-16 22:34:00)
「再結成アルバムを作ってるらしい」との情報はあっても、その後リリースされる気配が一向になく、
どうなんてんだろ?と思っていたDEFIANCEから漸く届けられた復活第1弾アルバム。(通算4作目)
闘病の末この世を去った故ダグ・ハリントン(G)に捧げられた本作は、ブックレットに在りし日の彼の姿を捉えた写真が
収められているだけでなく(添えられたメッセージが涙を誘う)、ダグが作曲に関与し、生前にレコーディングされていた
当人のGプレイまでフィーチュアした楽曲を収録するなど、ファンならずともグッと来る仕上がり。
肝心の内容に関して言えば、そのダグの死がアルバム作りにどの程度影響を及ぼしたかは知る由もないが、爆発寸前の
感情を無理矢理押し殺したかのような、不穏なテンションを孕んだ本編の雰囲気は、かなり殺気立っていてダーク。
もともとスピードよりもパワー重視
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DEFIANCE-Void Terra Firma ★★ (2009-02-11 00:37:00)
色々と個人的問題を抱えていたケン・エルキントン(Vo)の首を切り、元LOUGHING DEADのスティーヴ・エスコヴァルを
新Voとして加入させる事で、結成以来、長らくの懸案事項だった「定着しないフロントマン」問題に決着を付けた
DEFIANCEが'91年に発表した、ファンからもメンバーからもバンドの最高傑作と高い評価を得る2ndアルバム。
FORBIDDENやXENTRIX等との仕事で知られるジョン・カニヴァルティがプロデュースを手掛け、クランチの効いた、
如何にもベイエリア・スラッシュ然としたサウンド・メイクが施された本作は、TESTAMENTのフォロワーっぷりが揶揄された
1st『PRODUCT OF SOCIETY』に比べ、名曲“KILLERS"のカヴァーが何の違和感もなく本編の流れに馴染んでいる事からも明らかな通り、
今回は楽曲がよりドラマテ
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DEFIANCE-Void Terra Firma-Deception of Faith ★★ (2009-02-11 00:42:14)
全体的にIRON MAIDEN色が強まった2ndアルバムの中にあって、
この曲は1stの頃の面影を強く残す。
まぁ要するにTESTAMENTっぽいってことなんだが、
非常に格好良いスラッシュ・チューンなので、
それも別に気にならない。
DEFIANCE-Void Terra Firma-Last Resort (Welcome to Poverty) ★★★ (2009-02-11 00:47:59)
本編をスピーディに締め括るスラッシュ・ナンバー。
触れれば切れそうなエッジの立ちまくったGリフのカッコ良さも
然る事ながら、ドラマティックな掛け合いを展開しながら
疾走するツインGのカッコ良さは、また格別。
DEFIANCE-Void Terra Firma-Skitz-Illusions ★★ (2009-02-11 00:45:03)
激烈に突っ走りまくる、2ndアルバムの中では
最もスラッシュ・メタルらしいアグレッションに満ち溢れた1曲。
DEFIANCE-Void Terra Firma-Void Terra Firma ★★★ (2009-02-11 00:39:56)
前作から、バンドが更にドラマティックな方向へと
進化を遂げたことをハッキリと物語る、2ndアルバムの
OPナンバーにしてアルバム表題曲。
小気味良い疾走感に乗せて、劇的に奏でられる
IRON MAIDEN風のメロディが勇壮な雰囲気を煽る名曲。
DEICIDE ★★ (2007-05-31 22:37:00)
まぁラルフ・サントーラって、一ッ所にジッとしていられるタイプのミュージシャンじゃないですしね。
DEICIDEで素晴しいアルバムを残してくれただけでも御の字かな、と。
出来れば、グレン・ベントンとスティーヴ・アシェイムの2人には、
今後もこの路線を続けて欲しいところなのですが・・・。
DEICIDE-Deicide ★★ (2007-08-02 21:52:00)
グレン・ベントン(Vo.G)、スティーヴ・アシェイム(Ds)、エリック(G)とブライアン(G)のホフマン兄弟からなる
ラインナップで結成、「神殺し」を意味する言葉「DEICIDE」をバンド名に冠した、バイブル・ベルト地帯は
フロリダ出身のアンチ・クライスト・デス・メタル軍団、'90年発表の1stアルバム。
MORRI SOUNDスタジオにプロデューサー/スコット・バーンズという、フロリダ・デス・メタル界隈ではお馴染みの布陣で
レコーディングされた本作は、ドロドロと重く禍々しいリフ&リズムに、爽快感よりも病的な雰囲気の
勝る疾走感、メロディの「メ」の字も見当たらない咆哮型Voと、これまた典型的なブルータルで
ストロング・スタイルのデス・メタル・サウンドを聴く事が出来る。
現在のDEICIDEと比べると、サウンド・プロダクションの質は落ちるし、幾らか
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DEICIDE-Deicide-Crucifixation ★★★ (2007-11-18 18:44:12)
1stアルバムを締め括る猛烈な高速ナンバー。
禍々しいグレン・ベントンのVo、間断なくシュレッドされる
マシンガン・リフ、畳み掛けるように疾走するリズム、
ドリルの如く頭に突き刺さってくるGソロが、
一丸となって雪崩を打って突進する様は、
一種、荘厳でドラマティックな雰囲気すら漂わす。
DEICIDE-Legion ★★ (2008-05-11 21:41:00)
苛烈なアンチ・クライスト道を往くDEICIDEが、'92年に発表した、ブックレットに記載されている
「北米、及び全ての国々のキリスト教徒ども、俺の復讐を受けるがいい」との声明文も強烈な2ndアルバム。
間断なくシュレッドされる禍々しいリフに、息つく暇なく畳み掛けてくる怒涛のリズム、「まるで砕け散ったガラス片が
スピーカーから飛び出してくるよう」と評されたルナティックなGソロ、そして、邪悪極まりないデス声Voといった要素が、
暴風の如く吹き荒れるサウンドは、1st『DEICIDE』の作風を忠実に受け継いでいるが、プロダクションの改善により
サウンド全体の迫力が1stから飛躍的に向上。オドロオドロしく本編の幕開けを飾る、ブルータルなOPナンバー①に始まり、
激烈にラストを締め括るハイスピード・ナンバー⑧に至るまで、ますます冴え渡るリフとリズムのコンビネーシ
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DEICIDE-Legion-Trifixion ★★ (2008-05-20 00:29:42)
そこはかとなくメロディの流れが感じられる、
邪悪にして荘厳、ダイナミック且つスピーディな
2ndアルバムのハイライト・ナンバー。
DEICIDE-Once Upon the Cross ★★ (2007-08-06 23:35:00)
北欧ツアー中にライブ会場を爆破されたり、過激派団体から殺人予告を受けたりと、苛烈なアンチ・クライスト道を突き進む
グレン・ベントン率いるDEICIDEが'96年に発表した、ファンの多くが初期の代表作としてその名を挙げる、衝撃の3rdアルバム。
「イエス・キリストの人体解剖図」という過激でショッキングなジャケット・アートワークが
物議を醸したことで知られる本作だが、内容の方も負けじと過激さがパワーアップ。
ズッシリと手応えの感じられる、スコット・バーンズ/MORRI SOUNDスタジオ謹製の充実したサウンド・プロダクションのもと、
より太く、より重く、重厚さを増したリフ、高速ブラストからヘヴィ・パートまで緩急自在のリズム隊、
テンションの高さはそのままに、ややメロディアスになったホフマン兄弟によるツインG、そして地獄の底から
沸き上がるかのようなグ
…続き
DEICIDE-Serpents of the Light ★★ (2009-07-12 18:02:00)
前作ほどではないにしろ、相変わらずキリスト教徒の神経を逆撫でにする
挑発的なジャケット・アートワークが目印の、'97年発表の4thアルバム。
重く禍々しいGリフと無慈悲に刻まれるリズムの上で、グレン・ベントンがキリスト教に対する
怒りと憎しみに塗れた咆哮をあげるという、3rd『ONCE UPONE THE CROSS』で確立されたDEICIDE流ブルデス・サウンドに
大きな変化は見られないが、今回はオドロオドロしさや圧迫感の下がった(スラッシュ・メタル的な)音作りと、
よりゆったりとメロディアスなフレーズを奏でるようになったホフマン兄弟のGソロのお陰か、前作よりも
かなり聴き易くなったとの印象を受ける。尤も、そうは言ってもラルフ・サントーラ在籍時代のメロディアスさとは
大幅に異なるし、相変わらずサウンド自体はデス・メタル以外の何者でもない仕上がり
…続き
DEICIDE-The Stench of Redemption ★★ (2007-05-31 21:44:00)
北欧ブラック・メタル勢も裸足で逃げ出す、筋金入りのアンチ・クライスト軍団DEICIDE、'06年発表の8thアルバム。
まるで地獄の底から響いて来るかのようなグレン・ベントンのデス声、無慈悲且つ高速で刻まれるリフに、
ブラスト・ビート炸裂させまくりのスティーヴ・アシェイムのDs・・・と、楽曲は何れも絵に描いたように邪悪極まりない
デス・メタル・チューンばかりなのだが、勢い任せで押し切るのではなく、リフやリズム、歌メロ(特にサビ部分)に
ベテランらしくきっちりと強力なフックが仕掛けられているので、単調さとか、どの曲も全部同じに聴こえて
途中で飽きるといった、この手のバンドにありがちな弱点の類は一切ない。
そして何より本作の白眉は、今回から新たにバンドに加わった名手ラルフ・サントーラのG。元々、DEATHやICED EARTHの
ツアーに同行したりと
…続き
DEICIDE-The Stench of Redemption-Crucified for the Innocence ★★★ (2007-05-31 21:53:23)
楽曲自体は直球勝負の高速デス・メタル・チューンなのだが、
ラルフ・サントーラのGが流麗に絡むサビは非常にキャッチーで
(ポップという意味ではない)ドラマチック。
ラルフ加入効果が端的に表された
アルバムの(個人的には)ハイライト・チューン。
DEICIDE-The Stench of Redemption-Never to Be Seen Again ★★ (2007-11-18 18:36:36)
曲自体も良いが、まるで“巨人の星"のような
コブシの効いたメロディを奏でるGソロのインパクトが凄い。
しかもこれを弾いているのが、ラルフ・サントーラではなく、
元CANNIBAL CORPSEの肩書きを持つ、
ジャック・オーウェンの方だと知って、2度びっくり。
DEICIDE-Till Death Do Us Part ★★ (2008-06-10 23:32:00)
グレン・ベントンが裁判沙汰に巻き込まれ、活動休止を余儀なくされたDEICIDEが、最後っ屁として制作した、'08年発表の9thアルバム。
従来の暴虐なブルデス・サウンドに、ラルフ・サントーラとジャック・オーウェンズによる、華麗且つメロディックな
ツインGを組み込み、新たなDEICIDE流デス・メタルを作り出すことに成功した傑作『THE STENCH OF REDEMPTION』に比べると、
バンドの活動休止や、それに伴うラルフの脱退といったネガティブな要因が影響したのか、今回は、楽曲、演奏、
サウンド・プロダクションと、全体的にテンション・ダウン。相変わらずの禍々しさを誇りつつも、
いまいちハジけきらない、グレンのVoのテンションの低さも気になるところだ。
とは言え、『THE STENCH~』が素晴し過ぎたゆえにそう感じてしまうのであって、純粋に単品と
…続き
DEICIDE-Till Death Do Us Part-In the Eyes of God ★★★ (2008-06-11 00:02:43)
禍々しい曲調を切り裂いて炸裂する、
流麗且つドラマティックのGソロが堪らない、
9thアルバムのハイライト・ナンバー。
8thに比べると、アルバム自体はブルデス路線へと
揺り戻されているが、この曲は前作に収録されていても
おかしくないノリを保持している。
DEICIDE-To Hell With God ★★ (2011-06-12 21:21:17)
雑誌インタビューでスティーヴ・アシェイム(Ds)が「グレン・ベントン(Vo)が裁判に巻き込まれちゃったから暫く活動休止する」と語っていたので長いこと待たされるかと思いきや、意外にも(と言っても3年経ってるわけだけど)短いスパンで届けれらた新作アルバム。
内容については、グレンの人非人Voと、スティーヴの高橋名人ばりの猛射ドラムを軸に、そこへラルフ・サントーラとジャック・オーウェンの流麗にして華麗なツインGがメロディックに絡んでくる、邪悪/激烈/荘厳と三拍子揃ったいつも通りのDEICIDEサウンドが徹頭徹尾貫かれている一方、ラルフのGソロが泣きやドラマ性より、楽曲の禍々しさを増強する演奏を心掛けている印象ゆえ、作風的には前作『TILL DEATH DO US PART』と重なる部分多し。
ただ、歌詞やパフォーマンスが不完全燃焼気味だった『TILL~』に比べると、本作はアンチ・ク
…続き
DEICIDE-To Hell With God-Empowered by Blasphemy ★★ (2011-06-12 21:29:48)
良い意味で典型的なDEICIDE流デス・メタル・チューン。
サビメロの後ろで2本のGが奏でる劇的なメロディに
思わず血圧が上がります。
DEICIDE-To Hell With God-To Hell With God ★★ (2011-06-12 21:26:52)
これぞまさにOPナンバー!
といった趣きのブルータルでスピーディな曲調に、
禍々しいVoと流麗なGソロが絡む
ラルフ・サントーラ加入以降の
DEICIDEの様式美に則った名曲。
DEMOLITION HAMMER-Epidemic of Violence ★★ (2007-05-06 21:57:00)
MEATLOAFやSEPULTURAのアルバムを手掛けた事で知られる、マイケル・ウィーランのジャケット・アートワークが
目印の、アメリカはニューヨーク出身の4人組スラッシャー、'92年発表の2ndアルバム。
'92年と言えば、既に本格的にスラッシュ・メタル冬の時代へと突入し始めていた時期だが、
本作はそんなタイミングに発表された作品とはとても思えない、デス声の一歩手前で踏み止まって
力強いシャウトを響かせるVoといい、容赦なく刻まれるザクザクのGリフといい、なかなかに耳を惹くメロディを
紡ぎ出すツインGといい、緩急を飲み込みタイト且つダイナミックなリズムを叩き出すリズム隊といい、
痛快なまでに疾走しまくりの、ストロングで高純度なスラッシュ・メタル・アルバムに仕上がっている。
特に、硬派な疾走感がまさにNY風味のOPチューン①、後半に印象的なツイン
…続き
DEMOLITION HAMMER-Epidemic of Violence-Epidemic of Violence ★★ (2007-11-25 16:31:54)
デビュー作のタイトル・トラック。
都会派らしい、硬質で断固とした疾走感と、
アグレッシブ極まりない曲調に反して、
結構メロディアスなGソロのコントラストが印象に残る名曲。
個人的にはアルバムのハイライト・チューン。
DEMOLITION HAMMER-Epidemic of Violence-Skull Fracturing Nightmare ★★ (2007-11-25 16:43:59)
スラッシュ・メタル・アルバムのOPナンバーはこうでないと!
・・・といった感じで疾走しまくる高速スラッシュ・チューン。
猛烈に畳み掛けて来る分厚いリフ&タイトなリズムと、
意外なくらいメロディアスなツインGが良い味出してます。
(叙情的というわけではないが)
DEMOLITION HAMMER-Tortured Existence ★★ (2009-03-09 21:48:00)
'86年に結成されたNY出身の4人組デスラッシャーが、CENTURY MEDIA RECORDSより'91年に発表したデビュー作。
その昔うっかり買い逃したら、いつの間にやら中古盤市場でプレミアがついてしまい、これまでとても手が出せるような
状況にはなかったのだが、先日、ようやっとリマスター盤が再発されたので、喜び勇んで購入させて頂いた本作。
CENTURY MEDIAの御用達アーティスト、アクセル・ハーマンが手掛けた悪趣味全開のジャケット・アートワーク
(溶解しかかったオッサンの顔面のドアップ)や、プロデューサー=スコット・バーンズ、MORRI SOUNDスタジオにて
レコーディング・・・といった制作環境、そして何よりそのバイオレントな作風から、発表当時は「デス・メタル」の
カテゴリーに入れられる事も多かった作品なれど、今改めて聴き直すと、デス声の一
…続き
DEMOLITION TRAIN (2015-06-24 23:39:16)
初期METALLICA+MOTORHEAD÷初期IRON MAIDENみたいなサウンドを聴かせてくれるギリシャの4人組。
アポストリス(Vo、G)とヴァシリス(G)コラカス兄弟らによりバンドが結成されたのは'09年。
当初は専任Voを含む5人組だったようだが、程なくアポストリスがGとVoを兼任する現在の編成に落ち着く。
'11年に制作したデモ『KILL YOUR BOSS』や、METAL HAMMAER誌に提供したMETALLICAの“LEAPER MESSIAH”のカヴァー(日本盤にボートラとして収録)が好評を博した勢いを駆って、バンドはフル・アルバムのレコーディング作業を開始。『KILL~』からの再録音曲も含む10曲入りデビュー作『UNLEASH THE HORDES』は、ギリシャのインディーズNO REMORSE RECORDSから'14年に発表された。
DEMOLITION TRAIN-Unleash the Hordes ★★★ (2015-06-24 23:50:10)
アートワークを踏まえてバンド名を意訳するなら「暴走機関車」といったところでしょうか?
この昭和プロレスラーのニックネームみたいなバンド名に相応しく「華美な装飾もヒネったアレンジもお呼びじゃねぇぜ!」とばかりに、NWOTHMやスラッシュ・リバイバルも飛び越えて、更にルーツを遡ったパンク+メタルなサウンドをストレートに叩き付けて来る4人組が'14年に発表したデビュー作。
無理に喉を潰さず、素に近い声でガナり立てる粗野なVoに、「刻む」というより豪快に「掻き鳴らす」感じのGリフとが、荒ぶる掛け声コーラスを伴ってオラオラ飛ばしまくるOPナンバー①なんてもろパンク路線ですが、このバンドの場合、尺をたっぷり取って派手に弾きまくる2本のGが楽曲の鋼鉄成分を高め、サウンド全体をメタリックにビルドアップしてくれているのが美点。
殊に、ツイン・リードGがドラマティックに駆け巡る⑤⑨、厳つい
…続き
DEMOLITION TRAIN-Unleash the Hordes-All Hell Is Breaking Loose ★★ (2015-06-27 01:20:47)
強面のBイントロから、濁声Voが歌う
男臭くもキャッチーなサビメロまで
知らない人に「これ、MOTORHEADのカヴァー曲だよ」と
言ったら、十中八九は信じるじゃないでしょうか?
ただ、流麗に組み立てられたGソロは現代的で
この辺の取り合わせの妙がこのバンドならではの味か。
DEMOLITION TRAIN-Unleash the Hordes-Demolition Train ★★★ (2015-06-27 01:27:04)
刺々しくもキャッチーなGリフ、「暴走機関車」の如く突き進むリズムに、
劇的に炸裂するなツイン・リードGから主張の強いBまで、
バンドの長所全部入りで疾走する
まさしく彼らのテーマ曲に相応しい逸品。
DEMOLITION TRAIN-Unleash the Hordes-Metal Mayhem ★★★ (2015-06-27 01:12:05)
この曲名で、破れかぶれな突進振りを聴いていたら
何となく英国のWARFAREのことを思い出してしまいましたよ。
しかし回転の速いGリフも演奏もキレっキレで
中盤の転調してからドラマティックにツイン・リードGが
走り出すインスト・パートはIRON MAIDENっぽくもあるという
非常にお得感溢れる名曲。アルバムのハイライトですね。
DEMOLITION TRAIN-Unleash the Hordes-Unleash the Hordes ★★★ (2015-06-27 01:30:24)
アルバム表題曲。高速で回転するGリフのクールさは本編随一。
初期METALLICAやDIAMOND HEADに通じる魅力有り。
上擦り気味のVOと共に全セクションが前のめりに突っ走る様は
プレ・スラッシュ/スピード・メタル的でもあります。
DEMON-Blow-Out ★★ (2012-08-04 00:46:31)
思わず「もうちょっと何とかならんかったのか・・・」と声を掛けたくなる貧相なアートワークが目印の、'92年発表の9thアルバム。しかし見た目に反して中身は充実しているのだから流石はDEMON。
前作『HOLD ON TO THE DREAMS』を最後にKey奏者のスティーヴ・ワッツが脱退してしまったため、今回から曲作りのパートナーがスティーヴン・ブルックス(G)に交代しているのですが、これによりプログレ・テイストや大作主義が綺麗サッパリ取っ払われ、ソリッド且つコンパクトにまとめられた楽曲は過去最高にギター・オリエンテッドでヘヴィ・メタリック。
反面、メロディにキャッチーさが欠ける場面も散見され、その辺りにはやはりスティーヴ・ワッツの不在を実感せざるを得ないわけですが、スティーヴン・ブルックスもその穴を埋めるべく、ソング・ライターとしてもギタリストとしても奮闘しており、特に、Gが
…続き
DEMON-Blow-Out-Sacred Heart ★★ (2012-08-06 21:24:28)
このタイトルだけで名曲認定したくなりますが
実際、美しく爪弾かれるアコギに、デイヴ・ヒルの
切々とした歌声が被さるイントロだけで
ノックアウトされてしまいます。
欲を言えば中盤にもうひと展開欲しいのですが、
この芸のない実直さもDEMONの魅力の1つなのです。
DEMON-Blow-Out-Stop the Fire ★★★ (2012-08-06 21:13:55)
哀愁に満ちたスティーヴン・ブルックスの
Gの妙技が冴えるロッカ・バラード。
物悲しい曲調ながら、威厳を失っていない辺りが
如何にも大英帝国出身バンド、流石DEMONです。
DEMON-Breakout ★★★ (2012-05-27 01:00:39)
'87年発表の6thアルバム。DEMONのカタログの中では比較的影の薄い存在ですが(全部影が薄いじゃん?とか言わないように!)、実はこれがなかなかの力作。
勇ましいファンファーレ調のKeyを伴った重厚な①、“HURRICANE”のタイトルに恥じぬ勢いを感じさせてくれる②・・・という開始早々のハードな展開に象徴されるように、今回は近作に顕著だったプログレ風味が後退し、代わって1st~2ndアルバムの頃を思わせるハード・ロッキン/へヴィ・メタリックなエッジとエネルギッシュな躍動感が戻って来ており、特に、子供達による賛美歌調のイントロに導かれて疾走を開始する⑤は、“ENGLAND’S GLORY”というタイトルが物語る通り、大英帝国の輝かしい歴史を高らかに謳い上げる逸品。(本国のライブではさぞかし盛り上がったに違いない)
また、ただ勢い任せなだけでなく、軽快なタッチで奏でられるピア
…続き
DEMON-Breakout-England's Glory ★★★ (2012-05-27 20:38:07)
聖歌隊のイノセントな歌声をイントロに、
大英帝国の栄光の歴史を高らかに謳い上げる
ノリノリのHRチューン。
ご当地のライブではさぞかし盛り上がったことでしょう。
DEMON-Breakout-Standing in the Shadow ★★★ (2012-05-27 20:44:50)
全体的にハード志向が貫かれた6thアルバムですが
この曲は案外にポップ。スティーヴ・ワッツの
流麗にして軽快なKeyワークが心踊る高揚感を
演出していて、やはりこの人の適性は
こっち路線なんだな~と。
とは言え、中間部には泣きのGが配され、
曲展開にはきっちり緩急も設けられています。
DEMON-Breakout-Through these Eyes ★★★ (2012-05-27 20:41:37)
テクニックよりも味で勝負!なヘタウマ系シンガーに
分類されることの多いデイヴ・ヒル氏ですが、
この劇的且つ感動的な名バラードにおける歌声は
並のシンガーじゃ太刀打ちできないほどにエモーショナル。
哀愁の親父ボイスに男泣き必至ですよ。
DEMON-British Standard Approved ★★ (2018-07-01 21:54:22)
今作への参加を最後に、病没したオリジナル・メンバー、マルコム・スプーナー(G)に捧げられている’85年発表の4thアルバム。
前作『悪魔主義』で開眼したプログレッシブ・ロック路線に更に大胆に踏み込んでおり、DEMON史上最大の問題作といえば、真っ先に本作の名前が思い浮かぶ人も多いのではないかと。タイタニック号がモダン・アート調に描かれたジャケット、やがて沈みゆく豪華客船と、アルバム制作当時の閉塞感漂う英国の世相を重ね合わせたコンセプト、個々の楽曲のインパクトより、滑らかに紡がれる作品全体の構成を重視した作り、そして何より実力派シンガーぶりが板に付いてきたデイヴ・ヒル(Vo)の歌唱と、スティーヴ・ワッツ(Key)の鍵盤捌きを両軸に展開されるサウンドに、最早NWOBHM色は勿論、バンド名から想起するような悪魔感も皆無。PINK FLOYDを引き合いに批評されたという本作について、国内盤
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