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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 1451-1500
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DEICIDE-The Stench of Redemption-Never to Be Seen Again
DEICIDE-Till Death Do Us Part
DEICIDE-Till Death Do Us Part-In the Eyes of God
DEICIDE-To Hell With God
DEICIDE-To Hell With God-Empowered by Blasphemy
DEICIDE-To Hell With God-To Hell With God
DEMOLITION HAMMER-Epidemic of Violence
DEMOLITION HAMMER-Epidemic of Violence-Epidemic of Violence
DEMOLITION HAMMER-Epidemic of Violence-Skull Fracturing Nightmare
DEMOLITION HAMMER-Tortured Existence
DEMOLITION TRAIN
DEMOLITION TRAIN-Unleash the Hordes
DEMOLITION TRAIN-Unleash the Hordes-All Hell Is Breaking Loose
DEMOLITION TRAIN-Unleash the Hordes-Demolition Train
DEMOLITION TRAIN-Unleash the Hordes-Metal Mayhem
DEMOLITION TRAIN-Unleash the Hordes-Unleash the Hordes
DEMON-Blow-Out
DEMON-Blow-Out-Sacred Heart
DEMON-Blow-Out-Stop the Fire
DEMON-Breakout
DEMON-Breakout-England's Glory
DEMON-Breakout-Standing in the Shadow
DEMON-Breakout-Through these Eyes
DEMON-British Standard Approved
DEMON-British Standard Approved-Proxima
DEMON-British Standard Approved-Wonderland
DEMON-Heart of Our Time
DEMON-Heart of Our Time-Expressing the Heart
DEMON-Heart of Our Time-Genius?
DEMON-Hold On to the Dream
DEMON-Hold On to the Dream-Eastern Sunset
DEMON-Hold On to the Dream-Hold On to the Dream
DEMON-Night of the Demon
DEMON-Night of the Demon-Father of Time
DEMON-Night of the Demon-Into the Nightmare
DEMON-Night of the Demon-Night of the Demon
DEMON-Night of the Demon-One Helluva Night
DEMON-Taking the World by Storm
DEMON-Taking the World by Storm-Remembrance Day (A Song for Peace)
DEMON-The Plague
DEMON-The Plague-Fever in the City
DEMON-The Plague-The Plague
DEMON-The Unexpected Guest
DEMON-The Unexpected Guest-Beyond the Gates
DEMON-The Unexpected Guest-Don't Break the Circle
DEMON-The Unexpected Guest-Have We Been Here Before?
DEMON-Unbroken
DEMON-Unbroken-Fill Your Head with Rock
DEMON-Unbroken-Prey
DEMON-Unbroken-Unbroken

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DEICIDE-The Stench of Redemption-Never to Be Seen Again ★★ (2007-11-18 18:36:36)

曲自体も良いが、まるで“巨人の星"のような
コブシの効いたメロディを奏でるGソロのインパクトが凄い。
しかもこれを弾いているのが、ラルフ・サントーラではなく、
元CANNIBAL CORPSEの肩書きを持つ、
ジャック・オーウェンの方だと知って、2度びっくり。

DEICIDE-Till Death Do Us Part ★★ (2008-06-10 23:32:00)

グレン・ベントンが裁判沙汰に巻き込まれ、活動休止を余儀なくされたDEICIDEが、最後っ屁として制作した、'08年発表の9thアルバム。
従来の暴虐なブルデス・サウンドに、ラルフ・サントーラとジャック・オーウェンズによる、華麗且つメロディックな
ツインGを組み込み、新たなDEICIDE流デス・メタルを作り出すことに成功した傑作『THE STENCH OF REDEMPTION』に比べると、
バンドの活動休止や、それに伴うラルフの脱退といったネガティブな要因が影響したのか、今回は、楽曲、演奏、
サウンド・プロダクションと、全体的にテンション・ダウン。相変わらずの禍々しさを誇りつつも、
いまいちハジけきらない、グレンのVoのテンションの低さも気になるところだ。
とは言え、『THE STENCH~』が素晴し過ぎたゆえにそう感じてしまうのであって、純粋に単品と
…続き

DEICIDE-Till Death Do Us Part-In the Eyes of God ★★★ (2008-06-11 00:02:43)

禍々しい曲調を切り裂いて炸裂する、
流麗且つドラマティックのGソロが堪らない、
9thアルバムのハイライト・ナンバー。
8thに比べると、アルバム自体はブルデス路線へと
揺り戻されているが、この曲は前作に収録されていても
おかしくないノリを保持している。

DEICIDE-To Hell With God ★★ (2011-06-12 21:21:17)

雑誌インタビューでスティーヴ・アシェイム(Ds)が「グレン・ベントン(Vo)が裁判に巻き込まれちゃったから暫く活動休止する」と語っていたので長いこと待たされるかと思いきや、意外にも(と言っても3年経ってるわけだけど)短いスパンで届けれらた新作アルバム。
内容については、グレンの人非人Voと、スティーヴの高橋名人ばりの猛射ドラムを軸に、そこへラルフ・サントーラとジャック・オーウェンの流麗にして華麗なツインGがメロディックに絡んでくる、邪悪/激烈/荘厳と三拍子揃ったいつも通りのDEICIDEサウンドが徹頭徹尾貫かれている一方、ラルフのGソロが泣きやドラマ性より、楽曲の禍々しさを増強する演奏を心掛けている印象ゆえ、作風的には前作『TILL DEATH DO US PART』と重なる部分多し。
ただ、歌詞やパフォーマンスが不完全燃焼気味だった『TILL~』に比べると、本作はアンチ・ク
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DEICIDE-To Hell With God-Empowered by Blasphemy ★★ (2011-06-12 21:29:48)

良い意味で典型的なDEICIDE流デス・メタル・チューン。
サビメロの後ろで2本のGが奏でる劇的なメロディに
思わず血圧が上がります。

DEICIDE-To Hell With God-To Hell With God ★★ (2011-06-12 21:26:52)

これぞまさにOPナンバー!
といった趣きのブルータルでスピーディな曲調に、
禍々しいVoと流麗なGソロが絡む
ラルフ・サントーラ加入以降の
DEICIDEの様式美に則った名曲。

DEMOLITION HAMMER-Epidemic of Violence ★★ (2007-05-06 21:57:00)

MEATLOAFやSEPULTURAのアルバムを手掛けた事で知られる、マイケル・ウィーランのジャケット・アートワークが
目印の、アメリカはニューヨーク出身の4人組スラッシャー、'92年発表の2ndアルバム。
'92年と言えば、既に本格的にスラッシュ・メタル冬の時代へと突入し始めていた時期だが、
本作はそんなタイミングに発表された作品とはとても思えない、デス声の一歩手前で踏み止まって
力強いシャウトを響かせるVoといい、容赦なく刻まれるザクザクのGリフといい、なかなかに耳を惹くメロディを
紡ぎ出すツインGといい、緩急を飲み込みタイト且つダイナミックなリズムを叩き出すリズム隊といい、
痛快なまでに疾走しまくりの、ストロングで高純度なスラッシュ・メタル・アルバムに仕上がっている。
特に、硬派な疾走感がまさにNY風味のOPチューン①、後半に印象的なツイン
…続き

DEMOLITION HAMMER-Epidemic of Violence-Epidemic of Violence ★★ (2007-11-25 16:31:54)

デビュー作のタイトル・トラック。
都会派らしい、硬質で断固とした疾走感と、
アグレッシブ極まりない曲調に反して、
結構メロディアスなGソロのコントラストが印象に残る名曲。
個人的にはアルバムのハイライト・チューン。

DEMOLITION HAMMER-Epidemic of Violence-Skull Fracturing Nightmare ★★ (2007-11-25 16:43:59)

スラッシュ・メタル・アルバムのOPナンバーはこうでないと!
・・・といった感じで疾走しまくる高速スラッシュ・チューン。
猛烈に畳み掛けて来る分厚いリフ&タイトなリズムと、
意外なくらいメロディアスなツインGが良い味出してます。
(叙情的というわけではないが)

DEMOLITION HAMMER-Tortured Existence ★★ (2009-03-09 21:48:00)

'86年に結成されたNY出身の4人組デスラッシャーが、CENTURY MEDIA RECORDSより'91年に発表したデビュー作。
その昔うっかり買い逃したら、いつの間にやら中古盤市場でプレミアがついてしまい、これまでとても手が出せるような
状況にはなかったのだが、先日、ようやっとリマスター盤が再発されたので、喜び勇んで購入させて頂いた本作。
CENTURY MEDIAの御用達アーティスト、アクセル・ハーマンが手掛けた悪趣味全開のジャケット・アートワーク
(溶解しかかったオッサンの顔面のドアップ)や、プロデューサー=スコット・バーンズ、MORRI SOUNDスタジオにて
レコーディング・・・といった制作環境、そして何よりそのバイオレントな作風から、発表当時は「デス・メタル」の
カテゴリーに入れられる事も多かった作品なれど、今改めて聴き直すと、デス声の一
…続き

DEMOLITION TRAIN (2015-06-24 23:39:16)

初期METALLICA+MOTORHEAD÷初期IRON MAIDENみたいなサウンドを聴かせてくれるギリシャの4人組。
アポストリス(Vo、G)とヴァシリス(G)コラカス兄弟らによりバンドが結成されたのは'09年。
当初は専任Voを含む5人組だったようだが、程なくアポストリスがGとVoを兼任する現在の編成に落ち着く。
'11年に制作したデモ『KILL YOUR BOSS』や、METAL HAMMAER誌に提供したMETALLICAの“LEAPER MESSIAH”のカヴァー(日本盤にボートラとして収録)が好評を博した勢いを駆って、バンドはフル・アルバムのレコーディング作業を開始。『KILL~』からの再録音曲も含む10曲入りデビュー作『UNLEASH THE HORDES』は、ギリシャのインディーズNO REMORSE RECORDSから'14年に発表された。

DEMOLITION TRAIN-Unleash the Hordes ★★★ (2015-06-24 23:50:10)

アートワークを踏まえてバンド名を意訳するなら「暴走機関車」といったところでしょうか?
この昭和プロレスラーのニックネームみたいなバンド名に相応しく「華美な装飾もヒネったアレンジもお呼びじゃねぇぜ!」とばかりに、NWOTHMやスラッシュ・リバイバルも飛び越えて、更にルーツを遡ったパンク+メタルなサウンドをストレートに叩き付けて来る4人組が'14年に発表したデビュー作。
無理に喉を潰さず、素に近い声でガナり立てる粗野なVoに、「刻む」というより豪快に「掻き鳴らす」感じのGリフとが、荒ぶる掛け声コーラスを伴ってオラオラ飛ばしまくるOPナンバー①なんてもろパンク路線ですが、このバンドの場合、尺をたっぷり取って派手に弾きまくる2本のGが楽曲の鋼鉄成分を高め、サウンド全体をメタリックにビルドアップしてくれているのが美点。
殊に、ツイン・リードGがドラマティックに駆け巡る⑤⑨、厳つい
…続き

DEMOLITION TRAIN-Unleash the Hordes-All Hell Is Breaking Loose ★★ (2015-06-27 01:20:47)

強面のBイントロから、濁声Voが歌う
男臭くもキャッチーなサビメロまで
知らない人に「これ、MOTORHEADのカヴァー曲だよ」と
言ったら、十中八九は信じるじゃないでしょうか?
ただ、流麗に組み立てられたGソロは現代的で
この辺の取り合わせの妙がこのバンドならではの味か。

DEMOLITION TRAIN-Unleash the Hordes-Demolition Train ★★★ (2015-06-27 01:27:04)

刺々しくもキャッチーなGリフ、「暴走機関車」の如く突き進むリズムに、
劇的に炸裂するなツイン・リードGから主張の強いBまで、
バンドの長所全部入りで疾走する
まさしく彼らのテーマ曲に相応しい逸品。

DEMOLITION TRAIN-Unleash the Hordes-Metal Mayhem ★★★ (2015-06-27 01:12:05)

この曲名で、破れかぶれな突進振りを聴いていたら
何となく英国のWARFAREのことを思い出してしまいましたよ。
しかし回転の速いGリフも演奏もキレっキレで
中盤の転調してからドラマティックにツイン・リードGが
走り出すインスト・パートはIRON MAIDENっぽくもあるという
非常にお得感溢れる名曲。アルバムのハイライトですね。

DEMOLITION TRAIN-Unleash the Hordes-Unleash the Hordes ★★★ (2015-06-27 01:30:24)

アルバム表題曲。高速で回転するGリフのクールさは本編随一。
初期METALLICAやDIAMOND HEADに通じる魅力有り。
上擦り気味のVOと共に全セクションが前のめりに突っ走る様は
プレ・スラッシュ/スピード・メタル的でもあります。

DEMON-Blow-Out ★★ (2012-08-04 00:46:31)

思わず「もうちょっと何とかならんかったのか・・・」と声を掛けたくなる貧相なアートワークが目印の、'92年発表の9thアルバム。しかし見た目に反して中身は充実しているのだから流石はDEMON。
前作『HOLD ON TO THE DREAMS』を最後にKey奏者のスティーヴ・ワッツが脱退してしまったため、今回から曲作りのパートナーがスティーヴン・ブルックス(G)に交代しているのですが、これによりプログレ・テイストや大作主義が綺麗サッパリ取っ払われ、ソリッド且つコンパクトにまとめられた楽曲は過去最高にギター・オリエンテッドでヘヴィ・メタリック。
反面、メロディにキャッチーさが欠ける場面も散見され、その辺りにはやはりスティーヴ・ワッツの不在を実感せざるを得ないわけですが、スティーヴン・ブルックスもその穴を埋めるべく、ソング・ライターとしてもギタリストとしても奮闘しており、特に、Gが
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DEMON-Blow-Out-Sacred Heart ★★ (2012-08-06 21:24:28)

このタイトルだけで名曲認定したくなりますが
実際、美しく爪弾かれるアコギに、デイヴ・ヒルの
切々とした歌声が被さるイントロだけで
ノックアウトされてしまいます。
欲を言えば中盤にもうひと展開欲しいのですが、
この芸のない実直さもDEMONの魅力の1つなのです。

DEMON-Blow-Out-Stop the Fire ★★★ (2012-08-06 21:13:55)

哀愁に満ちたスティーヴン・ブルックスの
Gの妙技が冴えるロッカ・バラード。
物悲しい曲調ながら、威厳を失っていない辺りが
如何にも大英帝国出身バンド、流石DEMONです。

DEMON-Breakout ★★★ (2012-05-27 01:00:39)

'87年発表の6thアルバム。DEMONのカタログの中では比較的影の薄い存在ですが(全部影が薄いじゃん?とか言わないように!)、実はこれがなかなかの力作。
勇ましいファンファーレ調のKeyを伴った重厚な①、“HURRICANE”のタイトルに恥じぬ勢いを感じさせてくれる②・・・という開始早々のハードな展開に象徴されるように、今回は近作に顕著だったプログレ風味が後退し、代わって1st~2ndアルバムの頃を思わせるハード・ロッキン/へヴィ・メタリックなエッジとエネルギッシュな躍動感が戻って来ており、特に、子供達による賛美歌調のイントロに導かれて疾走を開始する⑤は、“ENGLAND’S GLORY”というタイトルが物語る通り、大英帝国の輝かしい歴史を高らかに謳い上げる逸品。(本国のライブではさぞかし盛り上がったに違いない)
また、ただ勢い任せなだけでなく、軽快なタッチで奏でられるピア
…続き

DEMON-Breakout-England's Glory ★★★ (2012-05-27 20:38:07)

聖歌隊のイノセントな歌声をイントロに、
大英帝国の栄光の歴史を高らかに謳い上げる
ノリノリのHRチューン。
ご当地のライブではさぞかし盛り上がったことでしょう。

DEMON-Breakout-Standing in the Shadow ★★★ (2012-05-27 20:44:50)

全体的にハード志向が貫かれた6thアルバムですが
この曲は案外にポップ。スティーヴ・ワッツの
流麗にして軽快なKeyワークが心踊る高揚感を
演出していて、やはりこの人の適性は
こっち路線なんだな~と。
とは言え、中間部には泣きのGが配され、
曲展開にはきっちり緩急も設けられています。

DEMON-Breakout-Through these Eyes ★★★ (2012-05-27 20:41:37)

テクニックよりも味で勝負!なヘタウマ系シンガーに
分類されることの多いデイヴ・ヒル氏ですが、
この劇的且つ感動的な名バラードにおける歌声は
並のシンガーじゃ太刀打ちできないほどにエモーショナル。
哀愁の親父ボイスに男泣き必至ですよ。

DEMON-British Standard Approved ★★ (2018-07-01 21:54:22)

今作への参加を最後に、病没したオリジナル・メンバー、マルコム・スプーナー(G)に捧げられている’85年発表の4thアルバム。
前作『悪魔主義』で開眼したプログレッシブ・ロック路線に更に大胆に踏み込んでおり、DEMON史上最大の問題作といえば、真っ先に本作の名前が思い浮かぶ人も多いのではないかと。タイタニック号がモダン・アート調に描かれたジャケット、やがて沈みゆく豪華客船と、アルバム制作当時の閉塞感漂う英国の世相を重ね合わせたコンセプト、個々の楽曲のインパクトより、滑らかに紡がれる作品全体の構成を重視した作り、そして何より実力派シンガーぶりが板に付いてきたデイヴ・ヒル(Vo)の歌唱と、スティーヴ・ワッツ(Key)の鍵盤捌きを両軸に展開されるサウンドに、最早NWOBHM色は勿論、バンド名から想起するような悪魔感も皆無。PINK FLOYDを引き合いに批評されたという本作について、国内盤
…続き

DEMON-British Standard Approved-Proxima ★★★ (2018-07-03 00:15:28)

壮大でドラマティックなバラード。
スティーヴ・ワッツのKeyをバックに
主役として堂々たる歌いっぷりを披露する
デイヴ・ヒルの「実力派シンガー」ぶりが聴きモノです。

DEMON-British Standard Approved-Wonderland ★★ (2018-07-03 00:18:35)

曲調は明るくポップですが
歌詞は「ワンダーランド」(当時の英国)を皮肉っているという
英国バンドらしいDEMONのシニカルなセンスが堪能できる
爽やかなハードポップ・チューン。

DEMON-Heart of Our Time ★★ (2012-05-21 09:21:19)

オリジナル・メンバーのレス・ハント(G)脱退と、喜多郎から影響を受けたというKey奏者スティーヴ・ワッツの加入が重なって、脱HR/HM志向が加速した4th『BRITISH STANDARD APPROVED』と同じ年にリリースされている5thアルバム。このリリース・ペースの早さには盟友マル・スプーナー(G)が肺炎により死去したことが大きく関わっており、後にデイヴ・ヒル(Vo)は「マルの病没後、すぐにでも行動を起こさなければDEMONの歴史はあの時で終わっていたと思う」と述懐している。
で中身の方は、前作よりはHRテイストを回復しているとは言え、Keyが全体の雰囲気を決定付ける役割を担い、コンパクト且つシンプルにまとめられた楽曲はやっぱり随分とポップ。OPナンバー①なんてお洒落な女性コーラスまで取り入れられていて、1stや2ndの頃しか知らない人がこれを聴いたらDEMONだと気付かな
…続き

DEMON-Heart of Our Time-Expressing the Heart ★★★ (2012-05-22 23:06:58)

コンパクトにまとめられた楽曲が並ぶ作中にあって
この曲のみは6分以上の長尺を誇りますが、
実際、神秘的なイントロに始まり、DEMONらしい
泣きを伴ったメロディや曲展開はそれも納得の
ドラマティックな仕上がり。
ところで、Keyが時折奏でる印象的なフレーズは
映画「未知との遭遇」を元ネタにしているのでしょうかね。

DEMON-Heart of Our Time-Genius? ★★ (2012-05-23 07:15:27)

ポップ&モダンな曲調の上で
伸びやかに歌うジョン・ウォータハウスの
Gプレイが胸に沁みます。
デイヴ・ヒルも歌が上手くなったなぁ、と
しみじみ実感させられる1曲。

DEMON-Hold On to the Dream ★★ (2012-05-24 06:52:09)

優れたソングライターとして、そして腕利きミュージシャンとして、デイヴ・ヒル(Vo)と共にDEMONを支えてきたKey奏者、スティーヴ・ワッツの参加最終作となった'91年発表の8thアルバム。とは言え別に両者の関係が険悪化したとか、そういうマイナス要素が脱退の理由ではなかったようで、それはデイヴが本作をDEMONの重要作品の1つに挙げ、スティーヴのバンドに対する貢献の大きさに謝辞を捧げている再発盤CDの解説からも読み取れます。
んで、そのスティーヴ・ワッツの手によるドラマティックなKeyのイントロに導かれ、溌剌として勇ましいOPナンバー①で幕が上がる本作は、大枠としてはブリティッシュHM路線の名盤だった前作の流れを汲みながらも、全体的にドラマ性とヘヴィ・メタリックな荒々しさは薄らいでいる。起承転結がバッチリ決まった雄々しく力強い③はアルバム屈指の名曲と言えますし、続くこれまた劇的な④
…続き

DEMON-Hold On to the Dream-Eastern Sunset ★★★ (2012-05-26 01:06:24)

神秘的なイントロに始まり、
じっくりと盛り上げてから疾走へと転じ、
壮大なスケール感を伴ってエンディングを迎えるという
これぞブリティッシュHM、な起承転結が決まった
ドラマティックな名曲。
間違いなくアルバムのハイライトですよ。

DEMON-Hold On to the Dream-Hold On to the Dream ★★★ (2012-05-26 01:10:28)

VoとGがゆったりと哀愁のメロディを歌い上げ、
DARE辺りに通じるアイリッシュ風味が
仄かに香ってくる高品質な叙情HRナンバー。

DEMON-Night of the Demon ★★ (2012-02-20 23:34:51)

'81年発表の1stフル・アルバム。(邦題は『魔夜』)
BLIND GUARDIANが“DON'T BRAKE THE CIRCLE”をカヴァーした事でこのバンドに興味を持ち、当時折り良くCD化された本作を購入したのですが、BGのカヴァーがバキバキにビルドアップされたスピード・メタル・バージョンであったこと、NWOBHMに属するバンドだし、この名前で、ホラー映画調のジャケット・アートワーク、そしてハッタリの効いた邦題の数々もあって、さぞかしオカルティックでオドロオドロしい(それこそKING DIAMONDみたいな)サウンドが聴けるものとワクワクしながら再生ボタンを押してみたら、始まったのはキャッチーで、時にポップとさえ表現出来そうな展開もみせるハードロック・・・。「期待してたのと違うじゃねぇか!」と勝手に憤慨し、長らく放置プレイの刑に処していたのですが、その後、改めて聴き直してみた
…続き

DEMON-Night of the Demon-Father of Time ★★★ (2012-02-22 23:00:54)

1stアルバムでは“NIGHT OF THE DEMON”に
匹敵する名曲ではないでしょうか。
華はないけど、Vo並に歌い、泣く、
レス・ハントのGプレイが存在感を発揮する
哀愁のバラード。

DEMON-Night of the Demon-Into the Nightmare ★★ (2012-02-22 22:56:28)

邦題は“悪夢への誘い”。
シンプルだが非常にキャッチーな
Gメロディが耳に残る逸品。
レス・ハントが紡ぐメロディには
哀愁成分が多く含まれているのですが、
じめじめしていないのでポップな
曲調の躍動感を殺していない点も
素晴しい。

DEMON-Night of the Demon-Night of the Demon ★★★ (2012-02-21 22:08:13)

デイヴ・ヒルの暑苦し・・・もとい情熱的な歌声と
泣きを含んだツインGがヨーロピアン・メタル然とした
湿り気と怪しげな雰囲気を発散しているが、
同時にどこか楽しげでキャッチーなノリも同居したDEMONは、
「オカルト・メタルでもサタニック・メタルでもなく
《お化け屋敷メタル》である」と評していた人がいましたが
まさに言いえて妙。

DEMON-Night of the Demon-One Helluva Night ★★ (2012-02-21 22:11:47)

邦題は“恐怖の一夜”ですが、そんな雰囲気は
露とも感じさせぬノリノリの曲調が逆に印象に残りますね。
但し、鋭角的なGリフや、ツインGが奏でる
湿り気を帯びたメロディはいかにもNWOBHM出身バンド
といった趣き。

DEMON-Taking the World by Storm ★★★ (2012-03-28 22:42:11)

嘗ての相棒マル・スプーナーは他界、オリジナル・メンバーのレス・ハントも既にバンドを去り、唯1人残されたデイヴ・ヒル(Vo)がDEMONの看板を背負って'89年に発表し、久々に国内盤リリースも実現した7thアルバム。
一時期はプログレ方面への思索を深め、別世界へと旅立ってしまった感もあったDEMONでしたが、その後は徐々に本分を取り戻し、本作では遂に多くのファンが「彼らのベスト作品と言えばコレ」とその名を挙げるレベルの傑作をモノにするに至った。
独特のノリの良さと、印象的なメロディを奏でるツイン・リードGを伴って疾走する楽曲が並ぶアルバム序盤は、往年のDEMONサウンドを更にヘヴィ・メタリックに仕上げたかのような感触ですが、4曲目以降は7分~11分台の長尺曲が連続する大作主義が打ち出されており、中でも、デイヴ・ヒルの新たな曲作りのパートナーでもあるKey奏者,スティーヴ・ワッツ
…続き

DEMON-Taking the World by Storm-Remembrance Day (A Song for Peace) ★★★ (2012-03-28 22:48:23)

曇天の下に広がるスコットランドの雄大で美しい
大地が目に浮かぶような、哀愁と力強いドラマ性に
彩られた7thアルバム屈指の名曲。
デビュー当時はヘタウマ系だったデイヴ・ヒルですが、
この曲では見事な歌いっぷりを披露して聴く者の涙を
誘ってくれます。
(と言いつつ、テクより味で勝負の基本スタイルは不変ですが)

DEMON-The Plague ★★★ (2012-03-26 23:13:27)

NWOBHM然としたツインG主導のHR/HMスタイルから、Keyの存在がカギをプログレ・ハード路線へと、DEMONサウンドがドラスティックな変貌を遂げた'83年発表の3rdアルバム。
邦題こそ『悪魔主義』と恐ろしげですが、時にポップに響く叙情メロディ、Key主体の凝ったアレンジ、トレヴァー・ホーン人脈に連なるエンジニア勢が手掛けた風格漂う音作り、そしてこれまでより一回りも二回りもスケールアップした曲展開を伴うアルバム表題曲①に代表されるように、本作はASIAやMAGNUMといったバンドの名前を思い出すプログレ・ハードの領域へとかなり大胆に踏み込んでいる。
従来のマイナー調のハードネスやロックンロール・テイストが一掃された分、ドラマティックな大作主義が前面に押し出された作風は賛否両論分かれる内容ではあるものの、(上品なジョン・ウェットンやボブ・カトレイの歌唱の真逆を行く)デイヴ
…続き

DEMON-The Plague-Fever in the City ★★★ (2012-03-27 22:28:54)

美しいインスト・パートと、劇的に盛り上がる
歌入りパートの二部構成で組み立てられた
ドラマティックな大作ナンバー。
曲展開のカギを握るのはセッションKey奏者の
アンディ・リチャードで、完璧にプログレ方面に
片足を突っ込んだ仕上がり具合ですが、
デイヴ・ヒルのソウルフルな親父Voと
レス・ハントな泣きを湛えたGプレイがしっかりと
DEMONの刻印の役割を果たしてくれています。

DEMON-The Plague-The Plague ★★★ (2012-03-27 22:36:00)

イントロのメロディが本編終曲“地獄へのステップ”で
再びリプライズされるという、3rdアルバムにおける
プログレ方面への歩み寄りを率直に伝えてくれる
アルバムOPナンバー兼アルバム表題曲。
スペーシーなコーラスに包まれてポップな
メロディを歌うデイヴ・ヒルのVoも
どことなく親父臭を抑え気味のように感じられますね。

DEMON-The Unexpected Guest ★★★ (2012-02-23 05:30:37)

本邦初登場作となった'82年リリースの2ndアルバム(邦題は『招かれざる客』)。
不気味なアートワークに仰々しい邦題、オカルト趣味を前面に打ち出した歌詞、それでいてダークさやオドロオドロしさは控えめに、ブリティッシュな哀愁を湛えて時にポップな表情さえ見せる楽曲の数々・・・と、デビュー作の作風を忠実に受け継いだHRサウンドは健在。
寧ろ、Keyをアクセントに用いて、よりキャッチーに、よりメロディアスに洗練された収録楽曲のクオリティには確かな向上の跡が見て取れ、中でもその筆頭に上げられるのがOPナンバー“DON'T BREAK THE CIRCLE”。和風メロディを取り入れた怪しげな序曲から繋がる劇的な曲展開、味のあるオヤジ声を駆使して憂いを帯びた歌メロをエネルギッシュに歌い上げるデイヴ・ヒルのVo、エモーショナルな泣きメロ携えて切り込んで来るツインG、そして思わず一緒に歌いたく
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DEMON-The Unexpected Guest-Beyond the Gates ★★ (2012-02-25 00:51:49)

邦題は“地獄のゲート”。物々しいですなぁ。
湿り気やミステリアスな雰囲気を
演出するKeyが隠し味的に用いられた
HRナンバーで、ここでも耳を奪われるのは
やはりデイヴ・ヒルの情熱的な歌声と
レス・ハントが紡ぐ泣きのメロディ。

DEMON-The Unexpected Guest-Don't Break the Circle ★★★ (2012-02-23 23:19:22)

和風(?)メロディが聴かれるイントロ“監視”から
繋がっていく、適度な疾走感も伴ったドラマティックな曲展開、
一度聴いただけで「Don'T break the circle~♪」と
合唱せずにはいられないキャッチーな歌メロに、
全編に溢れる泣きのGメロディetc・・・と、この曲には
初期DEMONの魅力がギュギュッと凝縮されていますね。
BLIND GUARDIANのスピード・メタル・バージョンからは
感じられなかった「大英帝国の威厳」が漂って来るあたりも◎

DEMON-The Unexpected Guest-Have We Been Here Before? ★★★ (2012-02-25 00:45:03)

2ndアルバム後半の山場となる泣きのバラード。
全身全霊を込めて振り絞るように歌うデイヴ・ヒルの絶唱と、
濃厚に咽び泣くレス・ハントの哀愁に満ちた
Gプレイには涙腺を刺激されずにはいられません。

DEMON-Unbroken ★★★ (2013-06-12 22:53:18)

'12年発表の14thアルバム。再結成後のDEMON作品を聴くのは今回が初めてなのですが、湿ったドラマ性と適度なノリの良さを併せ持ったブリティッシュHMサウンドは、紛うことなきDEMON節。このクオリティならば、ファン以外の方から「わざわざ日本盤出すほどの作品か」と、後ろ指を指されてしまうこともありますまい。
中期の傑作『TAKING THE WORLD BY STORM』で開眼した作風を基本に、Keyをスパイス的に用いて、楽曲をよりコンパクトに、メロディアスにまとめ上げた本作の魅力は、“バビロンの城門”を思わせるエスニックなイントロ付きの雄々しいOPナンバー“PREY”と、憂いを帯びたアルバム表題曲“UNBROKEN”、歴戦のベテランが演るからこそ血が滾る説得力が滲み出すロック賛歌“FILL YOUR HEAD WITH ROCK”辺りに凝縮。
それにしても、すっかり本格派
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DEMON-Unbroken-Fill Your Head with Rock ★★★ (2013-06-13 23:16:49)

新人バンドが演ったら、もっとアッケラカンと
抜けの良い仕上がりになりそうですが、
DEMONが演ると、ノリの良さの中にも背負った哀愁が漂います。
ベテラン・バンドが紆余曲折を経て辿り着いたこの境地。
若いバンドにゃこの凄味は出せませんよ。

DEMON-Unbroken-Prey ★★★ (2013-06-13 23:18:59)

エスニックなイントロだけで名曲の匂いが
ぷんぷんしますが、雄々しい曲調はその期待を裏切りません。
さりげなく楽曲の叙情性とドラマ性を底上げする
Keyのナイス・アシストっぷりもポイントです。

DEMON-Unbroken-Unbroken ★★★ (2013-06-13 23:21:06)

これぞブリティッシュHM!な憂いと、緩急の効いた
曲展開を飲み込んだアルバム表題曲。
弾きまくりのGソロも痛快です。
あと、やはりこの曲でもさりげなくKeyが良い仕事してます。


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