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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 1501-1550
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DEMONA-Metal Through The Time
DEMONA-Metal Through The Time-Metal Through The Time
DEMONICA
DEMONICA-Demonstrous
DEMONICA-Demonstrous-Astronomica
DEMONICA-Demonstrous-Ghost Hunt
DEPARTURE-CORPORATE WHEEL
DEPARTURE-CORPORATE WHEEL-LISTEN TO WHAT I SAY
DEPARTURE-CORPORATE WHEEL-SACRIFICE
DEPARTURE-CORPORATE WHEEL-TIME
DEPARTURE-DEPARTURE
DEPARTURE-DEPARTURE-THE WAY YOU SHOW YOUR LOVE
DEPARTURE-HITCH A RIDE
DEPARTURE-HITCH A RIDE-NO WHERE TO GO
DEPARTURE-OPEN YOUR MIND
DEPARTURE-OPEN YOUR MIND-100 MIDNIGHTS
DEPARTURE-OPEN YOUR MIND-BELIEVER
DEPARTURE-OPEN YOUR MIND-FAIR WARNING
DEPARTURE-OPEN YOUR MIND-YOU WERE MINE
DEPRESSIVE AGE-First Depression
DEPRESSIVE AGE-Lying in Wait
DEPRESSIVE AGE-Lying in Wait-Psycho Circle Game
DESPAIR-Beyond All Reason
DESPAIR-Beyond All Reason-Deaf and Blind
DESPAIR-Decay of Humanity
DESPAIR-Decay of Humanity-Victims of Vanity
DESPAIR-History of Hate
DESPAIR-History of Hate-Constructing the Apocalypse
DESPAIR-History of Hate-Freedom Now
DESPAIR-History of Hate-History of Hate
DESPAIR-History of Hate-Never Trust
DESPAIR-History of Hate-The Enigma
DESTINY-Atomic Winter
DESTINY-Atomic Winter-Atomic Winter
DESTINY-Atomic Winter-The Extreme Unction
DESTRUCTION-Cracked Brain
DESTRUCTION-Cracked Brain-Time Must End
DESTRUCTION-Release From Agony
DESTRUCTION-Release From Agony-Release From Agony
DESTRUCTION-Sentence of Death
DESTRUCTION-Sentence of Death-Total Desaster
DESTRUCTION-Them Not Me
DESTRUCTOR
DESTRUCTOR-Forever in Leather
DESTRUCTOR-Forever in Leather-Tear Down the Heavens
DESTRUCTOR-Forever in Leather-World of War
DESTRUCTOR-Maximum Destruction
DESTRUCTOR-Maximum Destruction-Destructor
DESTRUCTOR-Maximum Destruction-Maximum Destruction
DESTRUCTOR-Maximum Destruction-Overdose

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DEMONA-Metal Through The Time ★★ (2014-06-18 22:45:14)

80年代メタルにディープな愛情を注ぐ、チリ出身のメタル・ディーヴァ、タンザ嬢率いるDEMONAの1st。
これまでVECTOM、WARDANCE、IRON ANGELといったマニアックなバンドの楽曲をカヴァーしてきた漢前なセンスの持ち主だけに、本デビュー作に託されているのも、噎せ返りそうになるぐらい濃厚なアングラ・メタル・エキスが注入されたスピード/スラッシュ・サウンド。取り分け聴きモノなのが⑨で、POLTERGEIST、DESTRUCTOR、ドイツのWARRANT、日本のSABBAT・・・と、書いてるだけでクラクラ来る面子のシンガー達が順繰りにリードVoを取っていく、まるでB級メタル版“STARS”といった趣きの名曲です・・・ってスイマセン。ちょっと筆が滑りました。(名曲なのは本当)
勇ましく駆け巡るツインGをお供に、リフとリズムが直線的且つ忙しなく突っ込んで来る収録曲は、
…続き

DEMONA-Metal Through The Time-Metal Through The Time ★★★ (2014-06-18 23:05:04)

オールドスクールでスピード・メタリックな楽曲自体の
カッコ良さも然ることながら、やはり聴きモノなのは、
豪華(・・・豪華?)なシンガー達による歌唱リレー。
参加面子はWARDANCEのサンドラ・シューマッハ、
WARRANTのヨルグ・ユラシェク、POLTERGEISTのV.O.パルヴァーに
DESTRUCTORのデイヴ・オーヴァーキル、更に日本からは
SABBATのゲゾル・・・と、「よく集めたなぁ」と感服しきり。
カルトな楽曲をカヴァーするだけでなく、そのバンドのメンバーに
実際に参加を仰いでしまう、タンザ嬢のメタルに賭ける情熱は本物ですよ。

DEMONICA (2014-04-03 23:51:46)

MERCYFUL FATEが開店休業中の時間を使って、ハンク・シャーマン(G)が、FORBIDDENのクレイグ・ロシセロ(G)やマーク・ヘルナンデス(Ds)らと共に結成。
当初はHANK SHERMAN'S DEMONICAと名乗り、単なるプロジェクトに過ぎなかったが、ラインナップが固まってバンドとしての性質が強まったことから、シンプルにDEMONICAと改名。
'10年には、プロデューサーにデイヴ・オーテロを迎えてレコーディングを行ったデビュー作『DEMONSTROUS』を発表している。

DEMONICA-Demonstrous ★★ (2014-04-03 23:53:26)

MERCYFUL FATEやFATEでの活動で知られるハンク・シャーマン(G)が、FORBIDDENのクレイグ・ロシセロ(G)、マーク・ヘルナンデス(Ds)らと共に結成したバンドのデビュー作。('10年発表)
奇怪に蠢くリフ・ワークから、エキゾチックなメロディを妖しく躍らせるGソロまで、表現の振れ幅の大きなハンクのGプレイに彩られたサウンドは、スラッシーな疾走感を全編に亘って横溢させる一方で、高密度な音作りといい、ワビサビに乏しい絶叫型Voといい、今時のエクストリーム・メタル・エキスもがっつり注入。MERCYFUL FATE+FORBIDDENなスラッシュ・メタルを期待すると肩透かしを食う可能性は大。
この顔合わせなら、もっと凄い作品が作れたんじゃないか?との思いは捨てきれませんが、それでも、鋭利なGリフが起伏の激しい曲展開を牽引する②や、ハンク・シャーマンの変幻自在なGプレ
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DEMONICA-Demonstrous-Astronomica ★★★ (2014-04-06 22:23:35)

アルバムのラストにおわす大作インスト・ナンバー。
ハンク・シャーマンのGがVoの不在を埋めるように
時に激しくエキセントリックに、
時に訥々とエモーショナルに、
全編に亘って歌いまくっています。

DEMONICA-Demonstrous-Ghost Hunt ★★★ (2014-04-06 22:20:21)

激烈な疾走パートと、けだるげに
歌い上げられるサビメロの組み合わせは
いかにも今風ですが、そこにハンク・シャーマンの
エキセントリックなGプレイが加わることで
楽曲が他にはない輝きを放ち始めます。
個人的にはアルバムで一番好きな曲。

DEPARTURE-CORPORATE WHEEL ★★★ (2012-05-07 21:12:26)

JOURNEY型の産業ロックを得意とするマイク・ウォルシュ(G)率いるメロディアスHRバンドが、三代目シンガーとしてティモシー・ルイスを迎えて'02年に発表した3rdアルバム。
リリース当時は何故かイマイチぴんと来なくて、買ったはいいものの数回聴いたきりでCD棚に放置してしまっていたのですが、「DEPATURE、復活!」のニュースを耳にして、久々に本作を引っ張り出し聴き直してみたら、これが前2作に勝るとも劣らぬ非常に良く出来た内容であることに気付かされ、「あの頃、俺は一体何が気に入らなかったのだろう?」と思わず過去の自分に対して首を捻った次第。
新Voは前任シンガー達に比肩する伸びやかな歌唱を披露してくれていますし、ツボを心得たマイクのGプレイと、楽曲を華やかに飾り立てるKeyサウンド、美しいハーモニーに気の効いたアレンジの数々、そして都会的な洗練の加えられた哀愁のメロディe
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DEPARTURE-CORPORATE WHEEL-LISTEN TO WHAT I SAY ★★ (2012-05-08 22:37:00)

キャッチー且つ爽快感漂うイントロだけで勝負あり!
本編への期待感を高めるという
OPナンバーとしての役割を見事に果たしている名曲です。

DEPARTURE-CORPORATE WHEEL-SACRIFICE ★★★ (2012-05-08 22:42:26)

個人的に3rdアルバムで一押しのHRナンバー。
清涼で伸びやかなVoの歌声や、
曲調を美しく彩るKeyのセンス溢れる演奏も
素晴しいですが、本曲の主役は何と言っても
全編に亘って雄弁に歌うマイク・ウォルシュの
Gプレイですよ。

DEPARTURE-CORPORATE WHEEL-TIME ★★★ (2012-05-08 22:38:19)

Voの歌いっぷりといい、
優しく包み込むような曲調といい、
本家よりJOURNEYっぽい(?)
JOURNEY型バラードの名曲。

DEPARTURE-DEPARTURE ★★★ (2008-02-28 21:48:00)

ニュージャージー出身で、これまでBON JOVIのメンバーや、アルド・ノヴァ、PROPHET~MESSAGEのディーン・ファザーノらと
活動を共にしてきたというマルチ・ミュージシャン、マイク・ウォルシュ率いる産業ロック・バンドが、'98年に発表した1stアルバム。
JOURNEYを思わせるバンド名とアルバム・タイトル、イマジネーションを刺激する美しいジャケット・アートワークに
聴く前からワクワクさせられる本作だが、実際、その期待が裏切られる事はない。心地良く躍動するリズム、都会的な
哀愁を漂わせる洗練されたメロディ、そして華やかさを増幅するKey(元RAINBOWのデイヴ・ローゼンタールが全面参加)に
よって、キラキラと眩いアレンジが施された、高いヒット・ポテンシャルを秘めた楽曲が多数収録された内容は、
まさに「キャッチーでメロディアスな産業ロック・ア
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DEPARTURE-DEPARTURE-THE WAY YOU SHOW YOUR LOVE ★★★ (2008-02-28 21:54:46)

SURVIVERの名曲“THE SEARCH IS OVER"にも匹敵する、
感動的な名バラード。
肝は、ケン・マイケルズの張り・艶・伸びの
三拍子が揃った絶品のハイトーンVo。
思わず結婚式で流したくなります。

DEPARTURE-HITCH A RIDE ★★ (2012-05-16 08:42:59)

3枚の名作を残して活動休止状態にあったマイク・ウォルシュ(G)率いる産業/メロディアスHRバンドDEPATUREが、10年ぶりに発表した4thアルバム。
デビュー以来、作品を作る度にフロントマンを変えてきた彼らゆえ、本作でもその伝統に倣って(?)スウェーデン出身のニューシンガー、アンディ・クラヴィヤカが加入しているのですが、DEPATUREファンならマイクのお眼鏡に適った彼が確かな実力を有する逸材であることは今更疑わないでしょう。またオリジナル・メンバーのジョン・オコーネル(Key)や、2nd制作時に加入したデューイ・リベステロ(Ds)もバンドに残留しており、意外なところでその結束の高さをアピール。(ちなみにBはマイクのご子息ライアン・ウォルシュが担当)
そうした面々の的確なパフォーマンスもあって、本作はファンの誰もが「おお、DEPATUREだ」と納得するに十分の作風と完成度
…続き

DEPARTURE-HITCH A RIDE-NO WHERE TO GO ★★★ (2012-05-16 22:14:47)

上手いVoが歌う洗練された叙情メロディ、
歌心を感じさせるGプレイと
気の効いたフレーズを奏でるKeyによって
形作られるこのメロハーの名曲を聴いていると
10年に及ぶブランクがみるみるうちに
埋められていきますよ。

DEPARTURE-OPEN YOUR MIND ★★★ (2008-03-06 22:17:00)

デビュー作『DEPARTURE』が、日本とヨーロッパで高く評価された事に気を良くしたマイク・ウォルシュ(G)が、
DEPARTUREを単発のレコーディング・プロジェクトからパーマネントなバンドへと昇格させ、'99年に発表した2ndアルバム。
コンパクト且つキャッチーな楽曲、綿密なアレンジ、都会的な哀愁を漂わす洗練されたメロディ・・・と、美しく瑞々しい
産業ロック・サウンドは1stアルバムと同様ながら、今回は全体のダイナミズムが格段に向上。これは、前作では
完全に脇役に徹していたマイクのGがグッと前に出て来て、楽曲にハード・ロッキンなエッジを効かせている点が大きく、
特に、爽快に躍動するOPナンバー①、ポジティブな曲調の合間に忍ばされる泣きメロが胸を締め付ける②、
物悲しげなメロディにVoの熱唱が映えるバラード③、力強く、高揚感に満ちた④等で披露されてい
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DEPARTURE-OPEN YOUR MIND-100 MIDNIGHTS ★★★ (2008-03-06 23:39:29)

高揚感に満ちた曲調と、泣きまくるマイク・ウォルシュのG、
伸びやかなデイヴ・ボールドウィンの歌唱、
叙情性を増幅するKeyと、全てが素晴しい
ドラマティックな2ndアルバムのハイライト・チューンの1つ。

DEPARTURE-OPEN YOUR MIND-BELIEVER ★★★ (2008-03-06 23:30:07)

ポジティブな曲調の産業ロック・チューン。
マイク・ウォルシュのGが紡ぎ出す、猛烈な泣きメロが
胸を締め付ける名曲。個人的に、2ndではこの曲が一番好き。

DEPARTURE-OPEN YOUR MIND-FAIR WARNING ★★★ (2008-03-06 23:31:53)

1stに比べ、ハードロック度が高まったことを
端的に物語る、躍動感と爽快感に満ち溢れたOPナンバー。
キャッチーで、ひたすら心地良い名曲。

DEPARTURE-OPEN YOUR MIND-YOU WERE MINE ★★★ (2008-03-06 23:35:43)

寂しげな雰囲気の漂う哀メロが胸に沁みるバラード。
新加入のVo、デイヴ・ボールドウィンの熱唱が
曲の完成度を一層高めている。

DEPRESSIVE AGE-First Depression ★★ (2007-03-01 21:08:00)

旧東ドイツ出身の5人組スラッシュ・メタル・バンド、'92年発表の1stアルバム。
作品毎に音楽性を大きく変化させていった彼らだが、このデビュー作の時点ではバリバリのスラッシュ路線を邁進。
そのスタイルは、4th『MENTAL VORTEX』の頃のCORONERに歌えるVoが参加した感じ・・・と言えば分かり易いだろうか?
激しく入れ替わる静と動、要所で用いられるアコギやGアルペジオ、そして流麗にしてドラマチックなGソロが
メランコリックな雰囲気を演出していて、和田誠氏が本作を例えて「メランコリー・スラッシュ」と評するのにも納得だ。
ただメロディの質が、叙情的やキャッチーというのとは少々異なるので、その手の音を期待すると
スカされる事になりかねないので注意が必要かも。湿り気はタップリと帯びているのだが、
もっと硬質(無愛想ともいう)で寒々しい印象が強
…続き

DEPRESSIVE AGE-Lying in Wait ★★ (2017-05-23 21:55:28)

90年代当時、DRAKKARプロモーションのボスだったボギー・コペックの猛プッシュを受けて1st『FIRST DEPRESSIN』で日本デビューを飾った5人組が、’93年にGUN RECORDSから発表した2ndアルバム。
テクニカルな演奏を下敷きに、変則的なリフ/リズム/曲展開で畳み掛けるプログレ掛かったスラッシュ・メタル…という、例えばスイスのCORONER辺りに通じる基本スタイルは今回もそのまま。代わりにスピードはグッと抑え気味にされ、本作ではその分メロディが増量されています。そうした作風を後押しするのが、ぬめっとした声質で、どこかデカダンな浮遊感を湛えたメロディを朗々と熱唱するVoの存在。また、好き嫌いはともかくバンドの個性確立に大きく貢献しているこのシンガーが歌うメロディが、東欧然とした(彼らは東ベルリン出身)寒々しく暗鬱な質感を纏っているのも大きな特徴で、中でも全編を覆
…続き

DEPRESSIVE AGE-Lying in Wait-Psycho Circle Game ★★★ (2017-05-23 22:00:39)

感情移入過多というか、
過剰にエモーショナルなシンガーの歌唱は
好き嫌いが分かれそうですが、全編を覆う
絶望的なまでに暗く物悲しいメロディと組み合わさると、
その味わいがクセになります。

DESPAIR-Beyond All Reason ★★★ (2006-04-24 21:27:00)

全体的に音圧が下がって、アグレッションで聴き手を圧倒するよりも、凝ったアレンジや曲展開で聴き手をグッと惹き込むサウンド・スタイルへと転換が図られているため、スラッシャー的には評価の割れる作品かもしれませんが、個人的にはDESPAIRの最高傑作に押したい'92年発表の3rdアルバム。
尤も、彼らは元々メロディに強い拘りを持つバンドでしたし、本作はそのセンスがここに来て遂に大爆発しただけのこと。特に、2人のギタリストによって紡ぎ出され、アルバム全編で乱舞するクラシカルなメロディは、聴き手の感性のツボをグイグイ刺激してくる絶品さです。
メンバーの高い演奏技術に裏打ちされた攻撃性や疾走感はそのままに、キーボードとアコギの大胆な導入で耽美性が増大。荘厳なイントロダクションに導かれて疾走を開始する名曲中の名曲“DEAF AND BLIND"、ミステリアスな雰囲気の前半と、激しく盛り上がる
…続き

DESPAIR-Beyond All Reason-Deaf and Blind ★★★ (2006-03-11 01:47:02)

やたらドラム・サウンドが軽いのは気になるが、このドラマチックな様式美スラッシュ・チューンの魅力の前には些細な事。
クラシカルなイントロ“BEYOND COMPREHENSION"と併せてお楽しみください。

DESPAIR-Decay of Humanity ★★★ (2006-11-17 22:50:00)

ドイツの5人組様式美スラッシュ・メタル・バンド、'91年発表の2ndアルバム。
正常な感性の持ち主の購買意欲を著しく減退させる、悪趣味なイラスト・ジャケットは頂けないが(CETTURY MEDIA所属バンドらしいと言えば、まぁその通りですが)、内容の方はハイクオリティ。
傑作3rd『BEYOND ALL REASON』ほどの一種宗教的な荘厳さや、ドラマチックな曲展開は聴かれないものの、スラッシーなリフ&リズムの上でツインGが流麗且つ華麗に乱舞する、時に気品すら漂う独特なスラッシュ・サウンドはこの時点で既に完成をみています。
アグレッシブな濁声と朗々歌い上げるクリーンVoを使い分けるニュー・シンガー、アンドレアス・ヘンシェルの加入は確実にバンドのレベルを数段上に引き上げており、小気味良く疾走するリフ&リズムと、クラシカルなメロディの緊張感を孕んだ絡みが絶品の①⑥、中間部に
…続き

DESPAIR-Decay of Humanity-Victims of Vanity ★★ (2006-04-24 21:31:18)

2ndアルバムのハイライト・チューン。
重厚なイントロが終わるや否や、緊迫感を湛えたスラッシュ・リフが疾走開始。
そこに、濁声はもとより朗々とした歌唱も見事に操るVoと、
2本のGが華麗に奏でるクラシカルなソロが絡む曲展開は、痺れるほどにドラマチック。
これで時々演奏がヨレなければ、星3つ級の名曲なのだが・・・。

DESPAIR-History of Hate ★★★ (2013-01-27 20:29:10)

国内盤もリリースされている2ndや3rdに対し、長らく入手困難な状態にあった'89年発表の1stアルバムが、CENTURY MEDIA RECORDS創立25周年を記念して待望のリマスター再発。いやー目出度い。
同レーベルの創立者でもあらせられる初代シンガー、ロベルト・カンプフのメロディ無視の吐き捨てVo、時にブラスト・ビート寸前までヒートアップするリズム、むくつけき野郎コーラス(RISKのロム・ケイマーらが参加)、それにハリス・ジョンズが手掛けたササクレた音作りと、DESPAIRのカタログの中でも水際立った「ジャーマン・スラッシュ度」の高さを提示している本作ですが、勿論、既にこの時点で唯一無二の個性はドドンと確立済み。
まだまだ荒削りとは言え、クラシカルなメロディを紡ぐツインG、Key/アコギの効果的な導入、そして対位法を用いた、ドラマティック且つ静と動の落差の大きな曲展開
…続き

DESPAIR-History of Hate-Constructing the Apocalypse ★★ (2013-01-28 21:19:22)

8分以上に及ぶ長尺の中に、このバンドならではの
美と破壊のドラマが詰め込まれた大作曲。
全体的に未整理で今ひとつキャッチーさには欠けますが
とにかく思い付いたアイデアを手当たり次第に
ぶち込んでみました、ってな感じのチャレンジブルな
姿勢には好感が持てます。

DESPAIR-History of Hate-Freedom Now ★★★ (2013-01-28 21:13:20)

“THE ENIGMA”から繋がっていく
実質的なアルバムのOPナンバー。
スラッシュ・メタルらしい押せ押せの曲調と、
そこに絡むクラシカルなアコギやGソロが
落差の大きなドラマを演出するDESPAIR印の名曲。

DESPAIR-History of Hate-History of Hate ★★ (2013-01-28 21:15:51)

ブラストするドラムの、いかにもジャーマン・スラッシュらしい
たがの外れた暴走っぷりを筆頭に、各楽器の見せ場を盛り込まれた
アグレッシブ且つドラマティックなスラッシュ・ナンバー。

DESPAIR-History of Hate-Never Trust ★★★ (2013-01-28 21:27:56)

ジャーマン・スラッシュ・メタル然とした
アグレッシブな疾走感と、このバンドならではの
美意識に貫かれたドラマティックなメロディとが
無理なく同居した、アルバムでも1、2を争う
名曲ではないでしょうか。

DESPAIR-History of Hate-The Enigma ★★★ (2013-01-28 21:08:28)

アルバムの幕開け役を担うクラシカルな序曲ですが、
これだけでも十分な満足感が得られる勢いの名曲。
テンポアップしてアグレッシブに盛り上がる曲調に
シンフォニックなKeyが絡むクライマックス部分は
何度聴いても総毛立つカッコ良さですよ。

DESTINY-Atomic Winter ★★ (2019-08-02 00:31:05)

かつてはデンマークのGEISHA(ミッキー・ディーとかが在籍していたバンド)のメンバーを擁し、現在もオリジナル・メンバーのベーシストを中心に再結成して活動を継続しているという5人組が、’89年に発表した2ndアルバム。US METAL RECORDSと契約を交わし、アートワークをIRON MAIDENとの仕事で有名なイラストレーター、デレク・リッグスが手掛けていたりと、DESTINYの出世作として知られる1枚であります。
濁声Voが歌うクール…つか無愛想なメロディと、スラッシーなリフを荒々しく刻む一方で流麗にハモってみせもするツインG、テクニカルに編まれた起伏の激しい曲展開をフィーチュアする、ややプログレ・メタル掛かったダークなサウンドが本作の魅力。初めて聴いた際は、何となくスウェーデンのスラッシュ・メタル・バンドAGONYのことを思い出したりしたものの、Voがより明快に歌っており
…続き

DESTINY-Atomic Winter-Atomic Winter ★★★ (2019-08-05 00:20:14)

クセの強い濁声とヒステリックなハイトーンで、高低差の激しいメロディを行きつ戻りつするVo、
ササクレたGリフが、杭を打ち込むようなリズムと共に重々しく突き進むアルバム表題曲。
タメにタメてからテンポアップする曲展開と、うっすらと取り入れられたKeyが、
冷ややかで荘厳な空気を醸し出す、北欧ドゥーム・メタルに通じる魅力も放つ大作ナンバー。

DESTINY-Atomic Winter-The Extreme Unction ★★★ (2019-08-05 00:08:56)

3分弱というタイトなランニング・タイムを全力疾走する
プログレ・メタル寄りの作風を提示する作中にあって
最も正統派HM色が色濃く感じられる逸品。
インスト・パートをドラマティックに彩るツインGと
ごりごりアクセントを加えて来るBもカッコイイ。

DESTRUCTION-Cracked Brain ★★ (2006-11-11 22:42:00)

'90年に発表された、DESTRUCTION史上随一の問題作。尤も、発表に至る経緯こそが問題なのであって、
作品そのものの存在感は極めて薄いと言わざるを得ないわけだが・・・。
その最大の理由は、やはりシュミーアの不在。助っ人参加のアンドレ・グリーダー(POLTERGEIST)が、わざわざシュミーアに似せたヒステリックなVoを披露しているが、
本家の狂気には遠く及ぶべくもなく、逆にアンドレ本来の持ち味も活かせていない始末。
(彼の真価はPOLTERGEISTの3rdアルバムで発揮されているので、そちらは必聴。ヨーロピアン・スラッシュの名盤です)
小奇麗にまとめられた音質は迫力不足だし、肝心の収録曲のクオリティも、前作に比べると今一つパンチに欠ける・・・と、
ないない尽くしの4thアルバムなのだが、それでも個人的に本作が嫌いになれないのは、相変わらず華麗極
…続き

DESTRUCTION-Cracked Brain-Time Must End (2006-03-30 20:39:38)

イマイチ地味な印象の拭えないアルバム「CRACKED BRAIN」の中にあっても
リフに冴えの感じられない凡曲ながら、激情宿るギター・ソロだけは大変素晴しい。
まさしく「蝶のように舞い、蜂のように刺す」ツイン・ギターの華麗さときたら、
お前は一体どこの様式美バンドか?と問い詰めたくなる程ドラマチック。
なので星一つオマケして「佳曲」にランクUP。

DESTRUCTION-Release From Agony ★★★ (2006-11-03 18:57:00)

ジャーマン・スラッシュ・メタル史上、随一のインパクトを誇るジャケットのアートワークも凄まじい、'87年発表の3rdアルバム。
新たにサイドGを加えたツイン・ギター編成となり、サウンド的にも大きな変化を遂げたこの作品、音質の方も、前作が「触れれば切れる研ぎ澄まされた剃刀」の如きそれだったのに対して、今回は「ぶっとい鉈」といった趣き。切れ味はそれほどでもないけど、破壊力は抜群だ。
シャープな疾走感が後退し、テクニカルに動き回る2本のGを最大限に活かしたリフまたリフの壁と、構築美すら感じさせる複雑怪奇な曲展開で畳み掛けるスタイルは、大多数のファンから高評価を得る一方で、筋金入りのスラッシャーからは「駄作」との厳しい評価の声も。
だがしかし。穏やかながら不安感漂うインスト曲①に導かれて炸裂する名曲中の名曲②、美しくも邪悪極まるスロー・チューン④を筆頭に、緩急、美醜、正気と狂気、
…続き

DESTRUCTION-Release From Agony-Release From Agony ★★★ (2006-11-03 19:10:54)

目まぐるしい曲展開と、シュミーアの狂気に満ちたVoパフォーマンスによって
ギリギリまで高められたテンションが、絡み合い、昇り詰めて行く
飛翔感すら感じさせるツイン・リード・ギターで解き放たれる瞬間にゾワゾワと鳥肌が・・・。
DESTRUCTIONを代表する名曲中の名曲。

DESTRUCTION-Sentence of Death ★★★ (2022-07-20 23:21:13)

以前、誰のインタビューだったか記憶が定かじゃないのですが(ニッケ・アンダーソンだったかな)、「今聴き直すと音質や技術面にチープな部分も目立つ80年代スラッシュ・メタル作品をそれでも愛さずにはいられないのは、バンドの爪先立ちの姿が生々しく記録されているからだ」的な受け答えをしているのを読んで、なるほどなぁと物凄く納得した覚えがありまして。要するに予算とか、テクニックとか、センスとか、高く掲げられた理想の自分達に少しでも近付こうと懸命に背伸びする姿が、危なっかしくも目が離せない魅力を放つのだと。
その言に則れば、DESTRUCTIONが’84年に発表したこのデビューEPがマニアから熱烈に愛されるのもさもありなん。個人的に彼らの最高傑作といえば『RELEASE FROM AGONY』が真っ先に思い浮かぶんですが、あちらが王者としての風格漂わす作風だったのに対し、初期衝動に突き動かされて荒
…続き

DESTRUCTION-Sentence of Death-Total Desaster ★★★ (2022-07-22 00:42:19)

イントロで焦らしてから自棄っぱちな爆走へと転じる
DESTRUCTION初期の名曲。正直音は悪いし、ドラミングは
グチャグチャですが、アバタもエクボで、ずっと聴いてると
段々このドラムが楽曲が放つカオスな雰囲気を盛り上げているように
感じられてくるという。鋭利なリフに弾きまくりのソロまで
マイクのGは既に頭抜けたセンスが迸っています。

DESTRUCTION-Them Not Me ★★ (2007-01-08 10:37:00)

熱心なファン以外は、もう誰もその存在を覚えていないであろう(アンドレ・グリーダー以上の影の薄さを誇る)
トーマス・ローゼンメルケルをDESTRUCTION三代目シンガーの座に迎え、'95年に発表された6曲入りEP。
その彼氏のハードコア・テイスト漂う歌唱(勿論、メロディアスにも歌える)と、モダンな
サウンド・プロダクションとが相俟って、一聴、かなりヘヴィな印象を受けるかもしれないが、
実際のところ、相変わらず一筋縄では行かない、テクニカルなリフ・ワークをフィーチュアした楽曲に、
モダン・へヴィネス勢からの影響は殆ど感じられない。特に、スラッシーな勢いに満ちた①②⑥といった楽曲は十分に魅力的。
ただ、あの構築美溢れるクラシカルなツイン・リード・ギターの旨みは大きく後退していて、最後の⑥まで来て、
漸く華麗なツインGを聴くことが出来るものの、全体的に
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DESTRUCTOR ★★ (2010-03-20 18:00:00)

80年代初頭にオハイオ州はユークリッドにて、Vo兼Gのデイヴ・オーバーキルを中心に結成。
積極的なライブ活動とデモテープ制作で知名度を高め、'84年にAUBURN RECORDSと契約。
翌年、同レーベルから1st『MAXIUM DESTRUCTION』を発表してデビューを飾る。
このアルバムはROADRUNNER RECORDSを通じてヨーロッパ方面にも配給され高評価を獲得。バンドは直ちに
2nd『DECIBEL CASUALTIES』の制作に取り掛かるが、'88年の正月、ベース・プレイヤーが刺殺される
という大事件が発生。この悲劇にレコード会社とのトラブルが重なり、バンドは活動を停止。
尚、未発表に終わった2ndアルバムの音源は、90年代末に再発された1stアルバムに
ボーナス・トラックとして収録されている。
ちなみに、その再発作業が切
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DESTRUCTOR-Forever in Leather ★★★ (2021-01-27 23:51:37)

80年代に活動、偏差値低めのバカメタルっぷりがマニアから愛されるも、主要メンバーの一人が刺殺されてしまうという悲劇を受けて解散を余儀なくなされたデイヴ・オーヴァーキル(Vo)率いるDESTRUCTOR。本作は復活作となった'02年リリースの『SONIC BULLET』に続き、’07年に発表された3rdアルバムに当たる作品です。
その『SONIC~』は、ブランク明けにしては悪くない出来栄え…ってな印象でしたが、アルバム・タイトルからしてバンドの心意気が伝わってくる本作は、評価に下駄を履かせる必要まるでなし。プロダクションの向上もあり、80年代作品にほんのり漂っていたチープさを現代的アグレッションに置き換えて、破壊的に刻まれるGリフ、悪路を力づくで踏破するダンプカーが如きゴリ押しリズムとが、デイヴの荒くれVoを伴って猪突猛進。美しさとか洗練とかとは百万光年無縁の武骨で男臭いパワー/スラ
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DESTRUCTOR-Forever in Leather-Tear Down the Heavens ★★★ (2021-01-28 23:49:32)

地響き立てて突っ走る、アルバムOPナンバーに
相応しい迫力を宿したアッパー・チューン。
中間部には押せ押せの空気を一転させて
ドラマティックに「聴かせる」パートを仕込む等
ベテランらしからぬパワーと、ベテランらしい
曲作りの技の冴えが共存する逸品です。

DESTRUCTOR-Forever in Leather-World of War ★★★ (2021-01-28 23:45:15)

タイトルに相応しく一触即発の雰囲気を纏って突き進む。
アグレッシブなだけでなく、聴き手を行進へと誘うような
エピカルなドラマ性も宿したアルバム前半のハイライト・ナンバー。

DESTRUCTOR-Maximum Destruction ★★ (2010-03-20 18:03:00)

オハイオ州にて結成され、80年代にはアンダーグラウンド・レベルながらそれなりに人気を博した4人組
パワー/スラッシュ・メタル・バンドが、米インディーズのAUBURN RECORDSから'85年に発表した1stアルバム。
このバンド名、このアルバム・タイトル、そして、スタッド&レザーに棘棘リスト・バンド、ガンベルトと
チェーンで武装した、むくつけきメタル馬鹿4人がポーズを決めたジャケット・アートワークから想像される通りの
ガッツと男気漲るパワー・サウンドが詰め込まれた本作は、TANKやRAVENといったバンドを更にスラッシュ・メタル
寄りにしたかの如き騒々しさと突進力を誇り、曲によっては、1st~2nd期のOVERKILLを彷彿とさせたりも。
インディーズ作品ゆえサウンド・プロダクションはかなりしょっぱいが演奏は結構安定しており、特に、
ヒステリッ
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DESTRUCTOR-Maximum Destruction-Destructor ★★ (2010-03-20 18:13:20)

ヒステリックなシャウトに、派手に弾き倒すG、
力任せに突っ走るリズムと、このバンドの魅力が
判り易く詰まった、血沸き肉踊るバンドのテーマ・ソング。

DESTRUCTOR-Maximum Destruction-Maximum Destruction ★★ (2010-03-20 18:09:10)

破壊音とバンド名の連呼という
判り易過ぎるイントロ“PRELUDE IN SLEDGE-MINOR"を
皮切りにスタートするアルバム表題曲。
地を這うかの如きヘヴィネスを備えた曲調が
初期METAL CHURCHを思わす名曲で、
「長崎」「広島」といったキーワードも登場。

DESTRUCTOR-Maximum Destruction-Overdose ★★★ (2010-03-20 18:17:26)

スラッシュ・メタル然とした疾走感を誇る
アルバム随一のスピード・ナンバー。
鋭角的なGリフと突っ込み気味のリズム、
威勢良く弾きまくるGにテンション上がりまくり。


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