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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 1601-1650
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DOKKEN-Under Lock and Key
DOKKEN-Under Lock and Key-In My Dreams
DOKKEN-Under Lock and Key-Lightnin' Strikes Again
DOMINOE-Keep in Touch
DOMINOE-Keep in Touch-Here I Am
DOMINOE-Keep in Touch-Let's Talk About Life
DON AIREY-K2 (Tales Of Triumph & Tragedy)
DON AIREY-K2 (Tales Of Triumph & Tragedy)-Death Zone/Whiteout
DON AIREY-K2 (Tales Of Triumph & Tragedy)-Song for Al (Vocal)
DON AIREY-Keyed Up
DON AIREY-Keyed Up-Adagio
DON DOKKEN-Up From the Ashes
DOOM-Human Noise
DOOM-No More Pain
DORO-Force Majeure
DORO-Force Majeure-Angels With Dirty Faces
DORO-True at Heart
DORO-True at Heart-I Know You by Heart
DOWNES BRAIDE ASSOCIATION-Skyscraper Souls
DR.MASTERMIND
DR.MASTERMIND-ABUSER
DR.MASTERMIND-DOMINATION
DR.MASTERMIND-DR.MASTERMIND
DR.MASTERMIND-DR.MASTERMIND-ABUSER
DR.MASTERMIND-DR.MASTERMIND-DOMINATION
DR.MASTERMIND-DR.MASTERMIND-THE VILLA(2631)
DR.MASTERMIND-THE VILLA(2631)
DRAGON-Fallen Angel
DREAMHUNTER-KINGDOM COME
DREAMHUNTER-KINGDOM COME-MY DAYS ARE COUNTED
DRIFTER-Nowhere to Hide
DRIFTER-Nowhere to Hide-Concrete Jungle
DRIFTER-Nowhere to Hide-The Elder
DRIFTER-Reality Turns to Dust
DRIFTER-Reality Turns to Dust-Highlander
DRIFTER-Reality Turns to Dust-Reality Turns to Dust
DRIVE,SHE SAID-Drive, She Said
DRIVE,SHE SAID-Drive, She Said-Don’t You Know
DRIVER-M.a.r.s.
DRIVER-M.a.r.s.-You and I
DUBLIN DEATH PATROL
DUBLIN DEATH PATROL-DDP 4 Life
DUBLIN DEATH PATROL-DDP 4 Life-Ddp 4 Life
DUBLIN DEATH PATROL-DDP 4 Life-Iron Fist
DUBLIN DEATH PATROL-DDP 4 Life-R.I.P.
DUKES OF THE ORIENT-Dukes of the Orient
DUKES OF THE ORIENT-Dukes of the Orient-Brother in Arms
DUST BOLT
DUST BOLT-Awake the Riot
DUST BOLT-Awake the Riot-Eternal Waste

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発言している21曲を連続再生 - Youtube



DOKKEN-Under Lock and Key ★★★ (2016-09-26 23:07:23)

MTVの登場で市場規模が爆発的に拡大し、HR/HMシーンはメインストリーム化が一気に進行。そうした変化を踏まえ、音作りから楽曲までメタリックな荒々しさを抑制した分、ソフトで洗練された側面が強調されている’85年発表の3rd。『TOOTH AND NAIL』が上り調子のDOKKENの勢いを十全に捉えた作品だったとするならば、こちらは円熟の域に入ったバンドの安定感(内情はどうあれ)を楽しむべき1枚といったところでしょうか。
哀愁が滲む“UNCHAIN THE NIGHT”や、MTVでビデオが頻繁にオンエアされアルバム・セールスの押し上げたという“SLIPPIN’ AWAY”“IT’S NOT LOVE”辺りが物語る通り、収録楽曲はミッドテンポを中心にまとめられ、よりキャッチー&メロディアスに磨きが掛けられています。ドンのVoにしろジョージのGにしろ、「俺が」「俺が」という過度な自己主張
…続き

DOKKEN-Under Lock and Key-In My Dreams ★★★ (2016-09-26 23:13:14)

“INTO THE FIRE”の進化系。
当時のバンドの充実ぶりが反映されたかのような
息の合った三声ボーカル・ハーモニーの美しさに聞き惚れます。
DOKKENのソフト・サイドの最高到達地点を垣間見せてくれる名曲ではないかと。

DOKKEN-Under Lock and Key-Lightnin' Strikes Again ★★★ (2016-09-26 23:23:45)

どこかで聴いたようなGリフ…というか、後続がこぞって真似た結果
(インテリペリとかインテリペリとか、あとインテリペリとか)
すっかりHMのスタンダートと化してしまった名Gリフのカッコ良さは
まさしく雷に打たれたかの如く。
「柔」のVoと「剛」のGの対決は、この曲に関してはG優勢なのですが
それでも負けじと声を振り絞る、終盤のドンの熱いシャウトが
メタル・ハートにビンビン響きますね。

DOMINOE-Keep in Touch ★★★ (2021-05-04 00:38:09)

ドイツ出身で、紅一点のKey奏者を含む6人組DOMINOEが'88年に残した1stアルバム。本国ドイツや隣国スイスではかなりのヒットを記録したこともあり、今でも根強い人気を誇る1枚で、帯付の国内盤CDが中古盤屋にて、5桁のプレミア価格で売りに出されているのを見かけたこともあるぐらいですよ。
一昔前の国産RPGのオープニング曲みたいなイントロからスタートする本編で披露されているのは、シンセをふんだんに取り入れて透明感を演出するAOR/産業ロック寄りのメロハー・サウンド。ダンサンブルなビート、角を出来るだけ削りソフティケイトされた音作りは80年代ど真ん中といった趣きで今聴くと多少の古臭さが漂いますし、同ジャンルに属する英米の一線級バンドと比べると、シンガーにはもうワンランク上の歌唱力を求めたくなるというのが正直なところ。決して下手というわけではないのですが…。
しかし、後にプロデ
…続き

DOMINOE-Keep in Touch-Here I Am ★★★ (2021-05-04 23:25:29)

Keyによる派手なイントロで興味を引き付け
女性コーラスも配したキャッチーかつ華やかな
サビメロで聴き手をノックアウトする名曲。
シングル・カットされ、本国ドイツではTOP5に
食い込むヒット曲になったのだとか。

DOMINOE-Keep in Touch-Let's Talk About Life ★★★ (2021-05-04 23:30:24)

ダンサンブルなビートに軽快なシンセが絡み、
仄かに哀愁を含んだキャッチーなメロディと
明るいコーラスが華を添える、ザ・80年代!
感溢れる逸品。これまたシングル・カットされて
本国では好成績を記録しています。

DON AIREY-K2 (Tales Of Triumph & Tragedy) ★★ (2016-02-17 22:58:50)

'86年にカラコルム山脈の最高峰「K2」で発生し、13名もの死者を出す惨事となった大量遭難事故「ブラックサマー」。その渦中に巻き込まれた女性登山家達の悲劇をコンセプトに綴る、ベテランKey奏者ドン・エイリー、渾身のコンチェルト・アルバム('88年発表)。ちなみに同時期に似たようなタイトルの映画(『K2/愛と友情のザイル』)が封切られており、こちとら本作はそのサントラ盤と勘違い。必死こいてショップの映画コーナーを探し回った…という無駄な労力を費やしたことでも記憶に残る1枚です。
ゲイリー・ムーアにコージー・パウエルにメル・ギャレーetc…と、ドンの人脈を活かした豪華なゲスト・ミュージシャンの顔触れも話題になりましたが、まさしく映画の劇伴の如く、シリアスな心情/情景描写に重きを置いた壮大なサウンドが紡がれる本編に、HR/HM的スリルやエキサイトメントは薄め。それでもゲイリーの泣きのGの
…続き

DON AIREY-K2 (Tales Of Triumph & Tragedy)-Death Zone/Whiteout ★★★ (2016-02-18 22:52:16)

“死帯”と“白い闇”の二部構成からなる、本編中では異色とも言えるHRナンバー。
人見元基がこの曲に起用されているのは、やはりニール・マーレイの推薦があったから?
そしてDsはコージー・パウエル!・・・なのかどうかは、クレジットがないので不明。
音作りがHR/HM的ではないので分かり難いのですが、ちょっとしたオカズの入れ方とか
推測するに多分。(違ってたら恥ずかしい)

DON AIREY-K2 (Tales Of Triumph & Tragedy)-Song for Al (Vocal) ★★★ (2016-02-18 23:04:12)

邦題は“アルに捧げる歌”。
アイルトン・セナ追悼番組のED曲だった・・・という事実からも、
その泣きの名バラードっぷりが伝わるのではないでしょうか。
アルバムにはインストと歌入りの2バージョンが収録されているのですが
泣き度の高さはインスト・バージョンの方が遥かに上。
流石ゲイリー・ムーア。

DON AIREY-Keyed Up ★★★ (2019-06-23 02:11:45)

現在はDEEP PURPLEに加入し、故ジョン・ロードの後任という大役をこなすドン・エイリー(Key)が'14年に発表した作品。彼のソロ・アルバムを購入するのは『K2-栄光と悲劇の物語-』(’88年)以来でして、日本盤が発売されたのもアレ以来なのだとか?
'11年に急逝したゲイリー・ムーア(G)の参加音源が収録されていることから購入を決意しましたが、ゲイリー以外のゲストの顔触れもまぁ渋い。盟友グラハム・ボネット(Vo)の参加は予想の範疇にしても、PERSIAN RISKのカール・センタンス(Vo)とか、元BLACK SABBATHのローレンス・コットル(B)とか、再結成SWEET SAVAGEのメンバーだったサイモン・マクブライド(G)とか、英国HR/HMシーン一筋に歩んできたドンのキャリアを物語るかのように、派手さはなくとも滋味溢れる面子が集結しています。
本作で聴けるのは
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DON AIREY-Keyed Up-Adagio ★★★ (2019-06-24 00:49:31)

クラシックの名曲“アルビノーニのアダージョ”のカヴァー。
壮絶に泣きまくるGは故ゲイリー・ムーアの名演で、
レコーディングは'09年9月に行われていた模様。
楽曲の素晴らしさ/演奏のクオリティ両面において
まさに「お宝音源」との評価に相応しい逸品。
ドン・エイリーに感謝ですよ。

DON DOKKEN-Up From the Ashes ★★★ (2012-12-03 23:36:55)

ドン・ドッケンのソロ・プロジェクト――と言うとドンがムッとするので彼がリーダーを務めるバンド――が、'90年に発表した唯一作。
本作は、スーパー・バンドとしての「名」と、作品としての「実」の釣り合いがしっかりと高いレベルで取れている秀作で、音自体はDOKKEN路線のメロディアスHRサウンドですが、堅実に自分を盛り立ててくれる2人の凄腕ギタリストをバックに従えたドンが、「あ~、嫌いな奴が横から出しゃばって来ないグループってイイなぁ!」(と思ってたかどうかは定かじゃありませんが)と、伸び伸び気持ち良さげに、持ち前のソフトで繊細な歌声を披露しているのが印象に残ります。
主役は飽くまでVoであり、歌とギターが対等に(色々な意味で)火花を散らしまくる作風を期待する向きには物足りなく感じられるかもしれませんが、ハイテク・ギタリスト2人のセンス溢れる演奏と、ドン、ジョン・ノーラム、ピーター
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DOOM-Human Noise ★★ (2015-11-08 23:43:23)

丁度、久々にDOOMのカタログを引っ張り出していた時に、こちらのサイトで1stの再発を知り「マジで?!」と。以前にも再発の話はありましたが、その際はいつの間にか立ち消えてしまって、もう無理なのかなと思っていたら・・・。いや、目出度い。
個人的にDOOMの音に触れたのはかなり遅く、'91年発表の本5thアルバムが最初。その時はスラッシュ・メタルからパンク、ノイズ、インダストリアル、ジャズに加えてKING CRIMSONばりのプログレ・テイストまで貪欲に飲み込みで攪拌したような、一筋縄では行かない――どころか荒縄でグルグル巻きに亀甲縛りされているかの如きアバンギャルドっつーか先鋭的つーか――なサウンドを前に、「俺にはまだ早過ぎる音だった・・・」とK.O.負けを喫したものでした。
というか、今聴いても十分尖がりまくりな本編は、先読み不能の変態チックな楽曲があったかと思えば、その合間
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DOOM-No More Pain ★★★ (2016-01-13 23:46:01)

EXPLOSION RECORDSの名盤群が次々にリイシューされた近年。遂に「最後の大物」と言うべきDOOMの1stアルバムのお出ましと相成りました。
再発話が浮かんじゃ消えてを繰り返した本作なれど、結果的にはバンド自らが関わることで、リマスターだけに留まらず、アレンジから曲順まで異なるLPバージョンとCDバージョン同時収録の2枚組仕様、更にはEP『GO MAD YOURSELF』や、LP発売時の初回盤特典だったソノシート音源までボートラ収録という決定版的装丁での再発が為されたわけですから、長らく待った甲斐があったというものですよ。
・・・と、嬉しさの余りつい前置きが長くなってしまったので、音楽性同様に尖がりまくったルックスと、XのYOSHIKIが(ごく短期間ですが)ヘルプ参加していた事実から「ビジュアル系源流の一つとしてのDOOM」について一席ぶろうとか思ったのですがグダグ
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DORO-Force Majeure ★★★ (2020-12-08 00:22:44)

ドロ・ペッシュというと、個人的には今でも「元WARLOCK」の肩書で語ってしまいがちなのですが、既にソロとしての活動期間の方が圧倒的に長い彼女にしてみりゃ「いつまで過去のこと引き摺ってんのさ」ってなもんじゃないでしょうか。
‘89年発表の本作は、マネージャーとのトラブルが原因でWARLOCKというバンド名が使用できなくなったため、初めて「DORO」名義でリリースされた記念すべき1枚で、レコーディングはニューヨークで行われ、バックに名の知れたアメリカ人ミュージシャンを起用(ドラマーはボブ・ロンディネリ)。いきなりPROCOL HARUMの名曲“青い影”のカヴァーで幕が上がる意表を突いた本編の構成等、このアルバムが「ドロ・ペッシュというソロ・アーティスト」の作品であることをガッツリ主張する仕上がりとなっています。
彼女の歌を主役に据え、欧州的な暗さを排してすっきり垢抜けたアレンジ
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DORO-Force Majeure-Angels With Dirty Faces ★★★ (2020-12-08 23:48:48)

ハードロックのエッジを効かせて躍動する曲調に
ドロがパワフルに歌い上げるキャッチーなメロディが彩りを添える、
硬軟のバランスに優れたメロディック・ロック・ナンバー。
この路線であと1、2枚は聴いてみたかった。

DORO-True at Heart ★★★ (2019-11-27 02:20:41)

WARLOCKが空中分解に近い形で解散した後、アメリカに拠点を移したドロ・ペッシュ(Vo)が’91年に発表した、ソロ名義では3枚目となるアルバム。
硬派なWARLOCK時代とは一変。フェミニンなビジュアル、女ロニー成分控えめの歌唱から、アダルティーな歌詞に至るまで、女性ソロ・シンガー然としたイメージを全面に押し出したポップでコマーシャルなメロハー路線はここでも堅持されています。
リリース当時は「何も彼女がこれを演らんでも…」とか思ったものですが、ドロ姐さんにしてみりゃWARLOCK時代は「女にHMは歌えない」と言われ、ソロになったらなったで「昔の方が良かった」とか言われるのだから、「ほんだら、どないせぇちゅうねん」と、さぞかし心中ハラワタが煮えくり返る思いだったこととお察し致します。申し訳ない。
ただ、彼女がメタル・ゴッデス路線へ復帰を果たした現在、ある程度冷静に本作と
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DORO-True at Heart-I Know You by Heart ★★★ (2019-11-28 00:42:43)

序盤はしっとりと典型的抒情バラード風に始まり、
終盤に向かってズイズイと哀愁濃度を高めていく名曲。
その泣きっぷりからは演歌に通じる侘び寂びを感じてしまいますよ。

DOWNES BRAIDE ASSOCIATION-Skyscraper Souls ★★★ (2022-05-03 01:25:15)

現在はASIAとYESで二足の草鞋を履くジェフ・ダウンズ(Key)と、ポップ・ミュージック・シーンで数々の音楽賞を受賞してきた売れっ子プロデューサー/マルチ・インストゥルメンタリストのクリス・ブレイド(Vo)。この二人によって立ち上げられたプロジェクトDBA(DOWNES BRAIDE ASSOCIATIONの略)が、XTCのアンディ・パートリッジ、元SOFT CELLのマーク・アーモンドを始めとする多彩なゲストを迎えてレコーディングを行い、'17年に発表した3rdアルバム。
前2作では打ち込みやプログラミングで補っていた楽器パートに専任ミュージシャンを配し、よりバンド感とプログレッシブ・ロック志向を強調した仕上がりが目指されたという本作は、序曲①に続いていきなり18分越えの大作ナンバー②で幕が上がるという大胆な構成が取られていますが、主役は飽くまでポップかつキャッチーなメロディで
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DR.MASTERMIND ★★ (2012-06-09 07:00:27)

オジー・オズボーンとブラッキー・ローレスを足して2で割ったような顔面力を持つ男、Dr. MASTERMINDことマット・マッコート(Vo)率いるトリオ・バンドが'86年に唯一残したフル・アルバム。
首魁マイク・ヴァーニーの肝煎りでレコーディングに参加した速弾ギタリスト、カート・ジェイムズと、マットとはWILD DOGS時代に同じ釜の飯を食った仲間でもある凄腕ドラマー、ディーン・カストロノヴォをバックに従え制作された本作には、団子状の音質といい(エンジニアは勿論スティーヴ・フォンタノ)、パワフルだが大味な楽曲といい、隙あらば弾き倒すGといい、もう典型的なSHRAPNEL流パワー・メタル・サウンドが詰め込まれていて嬉しくなります。
肝心要のマットのVoが、メロディに頓着せずガナリ立てるばかりなのは「しっかりせぇよ、ドクター!」ってな感じですが、その弱点を補うのが鮮烈な輝きを放つカ
…続き

DR.MASTERMIND-ABUSER ★★★ (2012-06-09 22:48:31)

イントロのスピード・メタリックなGリフから
一気に惹き込まれてしまうスピード・ナンバー。
この手の直線的な楽曲にはDR.MASTERMINDの
野卑のVoも違和感なくはまっていて、
狭い声域の中で一生懸命カッコイイ歌メロを
拾ってくれていてナイスです。

DR.MASTERMIND-DOMINATION ★★ (2012-06-09 22:41:31)

DR.MASTERMINDの自己紹介から始まるOPナンバー。
スラッシーな疾走曲で、ディーン・カストロノヴォの
タイトで痛快なドラミングが映える映える。
この手の曲を聴くと、ディーンにはまたこんな演奏を
聴かせてくんないかなぁ、と思ってしまいますね。
剛直な曲調に大輪の華を咲かせるカート・ジェイムズの
Gソロも聴き応え十分です。

DR.MASTERMIND-DR.MASTERMIND ★★ (2012-06-09 07:00:27)

オジー・オズボーンとブラッキー・ローレスを足して2で割ったような顔面力を持つ男、Dr. MASTERMINDことマット・マッコート(Vo)率いるトリオ・バンドが'86年に唯一残したフル・アルバム。
首魁マイク・ヴァーニーの肝煎りでレコーディングに参加した速弾ギタリスト、カート・ジェイムズと、マットとはWILD DOGS時代に同じ釜の飯を食った仲間でもある凄腕ドラマー、ディーン・カストロノヴォをバックに従え制作された本作には、団子状の音質といい(エンジニアは勿論スティーヴ・フォンタノ)、パワフルだが大味な楽曲といい、隙あらば弾き倒すGといい、もう典型的なSHRAPNEL流パワー・メタル・サウンドが詰め込まれていて嬉しくなります。
肝心要のマットのVoが、メロディに頓着せずガナリ立てるばかりなのは「しっかりせぇよ、ドクター!」ってな感じですが、その弱点を補うのが鮮烈な輝きを放つカ
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DR.MASTERMIND-DR.MASTERMIND-ABUSER ★★★ (2012-06-09 22:48:31)

イントロのスピード・メタリックなGリフから
一気に惹き込まれてしまうスピード・ナンバー。
この手の直線的な楽曲にはDR.MASTERMINDの
野卑のVoも違和感なくはまっていて、
狭い声域の中で一生懸命カッコイイ歌メロを
拾ってくれていてナイスです。

DR.MASTERMIND-DR.MASTERMIND-DOMINATION ★★ (2012-06-09 22:41:31)

DR.MASTERMINDの自己紹介から始まるOPナンバー。
スラッシーな疾走曲で、ディーン・カストロノヴォの
タイトで痛快なドラミングが映える映える。
この手の曲を聴くと、ディーンにはまたこんな演奏を
聴かせてくんないかなぁ、と思ってしまいますね。
剛直な曲調に大輪の華を咲かせるカート・ジェイムズの
Gソロも聴き応え十分です。

DR.MASTERMIND-DR.MASTERMIND-THE VILLA(2631) ★★ (2012-06-09 22:46:37)

8分に届かんとする大作ナンバーですが、
前半のパワフルなHMソング・パートと
後半のカート・ジェイムズのネオクラ・ソロ・パートが
乖離しており、何やら独立した2曲を無理矢理1つに
まとめてしまったような印象あり。良くも悪くも
「俺が主役だ!」と言わんばかりのカートの自己主張に満ちた
Gプレイを聴いていると、苦虫を噛み潰したような
ドクターの顔が思い浮かぶようです。
(実際どうだったかは知りませんが)

DR.MASTERMIND-THE VILLA(2631) ★★ (2012-06-09 22:46:37)

8分に届かんとする大作ナンバーですが、
前半のパワフルなHMソング・パートと
後半のカート・ジェイムズのネオクラ・ソロ・パートが
乖離しており、何やら独立した2曲を無理矢理1つに
まとめてしまったような印象あり。良くも悪くも
「俺が主役だ!」と言わんばかりのカートの自己主張に満ちた
Gプレイを聴いていると、苦虫を噛み潰したような
ドクターの顔が思い浮かぶようです。
(実際どうだったかは知りませんが)

DRAGON-Fallen Angel ★★ (2008-12-08 22:25:00)

'84年、ヤレク・グロノウスキー(G)が中心となってポーランドはカトヴィツェにおいて結成された
「ポーランドのメタル・レジェンド」ことDRAGONが'90年に発表した2ndアルバム。
デビュー作では、同郷のTURBO辺りに通じるパワー・メタル・サウンドを聴かせてくれていたらしいが(未聴)、
フロントマンをチェンジした本作では、禍々しい咆哮を響かせるVoといい、ドロッと粘着質に刻まれるGリフの質感といい、
一気にデス・メタル化。「サタニズムとは無関係に、現代世界におけるサタンの存在について考察したコンセプト・アルバム」(ヤレク談)
との発言がコケ脅しに聴こえない、重く、ダークで、オドロオドロしい雰囲気が全編を包み込んでいるが、ブラスト・ビートの一歩手前で
前のめりに疾走するスラッシュ・メタル然としたリズムや、如何にも東欧的な雰囲気の漂う、寒々として硬質な
…続き

DREAMHUNTER-KINGDOM COME ★★★ (2021-08-30 23:02:44)

結成は80年代半ばまで遡り、メジャー・デビューまであと一歩のところで夢破れたスウェーデンのLIFELINEが、再出発を図ってDREAMHUNTERと名を変え、'96年にZ RECORDDSから発表した1stアルバム。
出身が北欧で、Key奏者を含む編成で、このバンド名で、このアルバム・タイトル、おまけにアートワークはダークでファンタジック…こりゃもう絶対に様式美HM作品でしょう?と「おいでませ北欧へ」な手招きを幻視しながら再生した本作でしたが、意表を突いて始まったのはハスキーなVoによって歌われる、カラッと湿度低めのメロディと厚めに盛られたハーモニーとが、存外ハードにロックするアメリカンなメロハー・サウンド。初めて北欧旅行に出掛けたら記録的な熱波の年で、街中を殆ど水着みたいな恰好の人達が闊歩しているのを見て「フロリダかな?」と戸惑ったことをふと思い出してしまいましたよ。
それ
…続き

DREAMHUNTER-KINGDOM COME-MY DAYS ARE COUNTED ★★★ (2021-09-01 00:39:32)

前身であるLIFELINE時代に発表済みの楽曲を
わざわざリメイクしていることからも、バンドの
このバラードに対する自信の程が伺えるというものですが
実際、ピアノをフィーチュアしてじっくりと盛り上がる曲調は
実に感動的。音質がもうちょい良ければ…というのは
ないものねだりというやつですかね。

DRIFTER-Nowhere to Hide ★★ (2013-01-09 22:20:13)

'89年発表の2ndアルバムにしてラスト作。
MOTORHEADのフィル・キャンベルがゲスト参戦して②⑨(後者はROSE TATOOのカヴァー)でGプレイを披露。更にリリース当時BURRN!!誌でもレビューされてそこそこの点数を獲得する等、DRIFTERの代表作と言えばコレっつーことになるのでしょうか。
プロデューサーには再びカレ・トラップが登板しているものの、示唆に富んだ幻想的なイラストから直球勝負の写真へとアートワークの変化が物語る通り、全体的にファンタジックな色合いは後退。より重量感を増し、頑健に鍛え上げられたパワー/スラッシュ・メタル然とした内容となっています。
さりとて、別にドラマティック路線の楽曲が姿を消してしまったわけではなく、ちゃんと「歌う」Voに、相変わらず劇的にハモるツインG等、聴き進めるに従ってその手の楽曲が顔を覗かせる本編は、核の恐ろしさについて
…続き

DRIFTER-Nowhere to Hide-Concrete Jungle ★★ (2013-01-12 07:14:12)

タイトルに相応しく
ターザンの雄叫びからスタートするパワフルなナンバー。
シンプル且つマッシブに鍛え上げられた曲調に絡む、
荒々しく畳み掛けて来る野郎コーラスが
非常にカッコ良く、2ndアルバムの
魅力を伝えてくれる逸曲。

DRIFTER-Nowhere to Hide-The Elder ★★★ (2013-01-12 07:10:46)

実質的なアルバムのラスト・ナンバーで
従来の雄々しいドラマ性と、今作ならではの
鍛え上げられたマッチョさが上手く融合した名曲。
個人的には本編のハイライトはコレです。

DRIFTER-Reality Turns to Dust ★★ (2013-01-07 22:11:38)

'83年、スイスはチューリッヒにおいてピーター・ヴォルフ(G)を中心に結成。バンド初期の活動(ロゴ制作とか)にはCELTIC FROSTのトム・G・ウォリアーとマーティン・E・エインが関与していたことでも知られる4人組が、'88年に発表した1stアルバム。
畳み掛ける疾走感や、威勢のいい野郎コーラスといったスラッシュ・メタル的アグレッションと、(プロデューサーのカレ・トラップ繋がりでか)同時期のBLIND GUARDIANなんかに通じるファンタジックなドラマ性、それにプログレ・メタル風味の技巧と展開美を詰め込んだパワー/スラッシュ・サウンドは、ひと口に○○風とは括れない個性を感じさせてくれます。
ただ、たまに朗々と芝居がかった歌唱を披露するVo、起伏の激しい曲展開を堅牢に支える楽器陣など、1つ1つの要素を抜き出して評価すれば高品質なのに、何故かトータルだと今ひとつモッサリとし
…続き

DRIFTER-Reality Turns to Dust-Highlander ★★★ (2013-01-10 23:12:49)

ストレートに突っ走るパワー・チューン。
タイトルと歌詞から察するに映画「ハイランダー」が
元ネタにあると思われますが、実際曲調の方も
勇ましい高揚感に満ち溢れています。
劇的なツインGハーモニーにも闘魂を煽られますよ。

DRIFTER-Reality Turns to Dust-Reality Turns to Dust ★★★ (2013-01-10 23:10:15)

アルバム・タイトルを冠しているだけあって
かなり気合の入った作り込みが為されています。
イントロ“DUST TO DUST”から繋がり、
起伏に富んだ曲展開や、欧州民謡風味が取り入れられた
メロディを聴いていると、同時期の
BLIND GUARDIANを思い出したりします。
(もっとパワー/スラッシュ寄りですが)
単なるリズム楽器に留まらない働きぶりを披露する
ベースも○。

DRIVE,SHE SAID-Drive, She Said ★★★ (2020-12-21 23:20:10)

半世紀近くに亘り活動を続けるアメリカン・メロハー界の良心、マーク・マンゴールド(Key)が、盟友アル・フレッチ(Vo)と立ち上げたプロジェクト、最早マークのライフ・ワークとさえ言えそうな(の割に余り評価がパッとしないのが痛し痒し)なDRIVE, SHE SAID。本作は彼らが'89年にCBS傘下のIMAGINE RECORDSからリリースしたデビュー・アルバムで、プロデュースはマーク本人が担当。幾つかの楽曲ではアルド・ノヴァの名前も共同プロデューサーとしてクレジットされ、またボブ・キューリックやフィオナ、トニー・ブルーノ、ケニー・アーロンソンらをゲストに迎えレコーディングが行われています。
ここで聴けるのは、「TOUCHがアルバム1枚きりで解散せず、80年代も作品リリースを重ねていたら、多分こんな音を出すようになってたんじゃなかろうか?」と思わされる、ポップで洗練されたメロハー・サ
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DRIVE,SHE SAID-Drive, She Said-Don’t You Know ★★★ (2020-12-22 23:22:29)

TOUCH時代の名曲“愛は謎のストーリー”のリメイク。
シンセが増量され、よりモダンなアレンジが施されていますが
アル・フレッチのパワフルな熱唱にドライヴするG等、
これはこれでカッコイイ。
というかこれがカッコ良すぎて、他の楽曲の印象を霞ませてしまっている感が
無きにしも非ずなのですが・・・。

DRIVER-M.a.r.s. ★★ (2016-07-18 08:59:50)

トニー・マカパイン(G)のM、トミー・アルドリッヂ(Ds)のA、ロブ・ロック(Vo)のR、ルディ・サーゾ(B)のSと、各メンバーの頭文字を取ってM.A.R.S.と命名されたHMプロジェクト…と長いこと思い込んでいたので、当サイトの「M」の項目を探していたのですが、そうか、DRIVERが正式名称だったんですよね。そりゃ探しても見つからん筈だわ。
んで、本作は’87年発表のデビュー作。音楽性は、パワフルなハイトーンVo、流麗な速弾きギター、重心低く突進するリズム・セクションetc…と、もう典型的なSHRAPNEL系パワー・メタル。当初はメジャーからのリリースを念頭に置いていたそうですが、どう考えたってこれはSHRAPNEL RECORDSのために誂えた作品としか思えないサウンドですよ。
起伏に乏しい曲調&平易な音作りとが相俟って、仕上がりの単調さは多少気になるところではあるのです
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DRIVER-M.a.r.s.-You and I ★★★ (2016-07-19 22:37:15)

トニー・マカパインが、ギターのみならず
Key奏者としても良い仕事をしているドラマティックなバラード。
「歌ってくれりゃ誰でも良いよ」的な、歌メロの練り込み不足が
少々気になった本編にあって(まずインストで曲を作った後、
適当な歌メロを押っ付けた感じ?)、この曲はロブ・ロックの
歌唱力が十分に活かされています。

DUBLIN DEATH PATROL ★★ (2008-12-23 18:33:00)

TESTAMENTのチャック・ビリー、LAAZ ROCKITのウィリー・ラング、
そしてチャックとは幼馴染でもあるEXODUSのスティーヴ・ゼトロ・サウザら、
スラッシュ・シーンの錚々たる面子が寄り集まって'06年に立ち上げられた
パワー/スラッシュ・メタル・プロジェクト。(実際の結成は80年代初頭まで遡るらしいが)
'07年にはMACHINE HEADのフィル・ダメル、VIO-LENCEのエディ・ビリー、TESLAのトロイ・ルケッタらを
ゲストに迎えて5曲入りEP『DDP 4 LIFE』を自主制作・インターネット通販のみでリリース。
RAMPAGE時代に作られたという収録曲は、パワフル&スピーディ、且つ適度なキャッチーさも
備えた優れもので、TESTAMETNTやEXODUS、LAAZ ROCKITファン以外のスラッシャーにも
必ずやアピ
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DUBLIN DEATH PATROL-DDP 4 Life ★★ (2008-12-23 18:35:00)

TESTAMENTのチャック・ビリー(Vo)、元EXODUSのスティーヴ“ゼトロ"サウザ(Vo)、LAAZ ROCKITのウィリー・ラング(G)ら、
カリフォルニア州ダブリン出身のミュージシャン達が寄り集まって立ち上げたパワー/スラッシュ・メタル・プロジェクトが
'07年に発表した5曲入りデビューEP。(国内盤は、更にここに有名バンドのカヴァー曲を追加収録)
いくらスラッシュ・シーン屈指のミュージシャン連中が関わっているプロジェクトとは言え、この御時世、自身のバンドでは
やれないような実験的な音楽性を追求してたら嫌だなぁ、と購入には二の足を踏んでいたのだが、実際に聴いてみれば、
これが実にオールド・スクールなノリのパワー/スラッシュ・サウンドが最初から最後まで詰め込まれていて
ホッと一安心。何せMORTORHEAD、UFO、THIN LIZZYといった
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DUBLIN DEATH PATROL-DDP 4 Life-Ddp 4 Life ★★ (2008-12-23 22:03:57)

重量感に溢れた、アルバムのタイトル・トラックにして
バンドのテーマソング。
メロディアスな2本のGが盛り上がりを演出する、
終盤のドラマティックな展開が聴き所か。

DUBLIN DEATH PATROL-DDP 4 Life-Iron Fist ★★ (2008-12-23 22:05:46)

言わずと知れたMOTORHEADの名曲のカヴァーだが、
他のカヴァー曲に比べても、その音楽性ゆえ
最もDDPというバンドにハマッて聴こえる。

DUBLIN DEATH PATROL-DDP 4 Life-R.I.P. ★★ (2008-12-23 21:58:32)

Gが派手に弾きまくられるイントロで「おっ」とさせ、
パワフルでノリの良い前半~中盤で聴き手を引き込み、
爆走を開始する後半で一気に寄り切るOPナンバー。

DUKES OF THE ORIENT-Dukes of the Orient ★★★ (2022-02-01 00:13:54)

‘06年にオリジナルASIAの復活が実現。長年の相棒だったジェフ・ダウンズがそちらへ参加してしまったため微妙な立場に置かれることとなった「もう一つのASIA」のシンガー、ジョン・ペイン。本作は彼がプログレ・フィールドでの活躍で知られるエリク・ノーランダー(Key)を曲作りのパートナーに、ブルース・ブイエ(G)、ガスリー・ゴーヴァン(G)、ジェフ・コールマン(G)、ジェイ・シェレン(Ds)ら豪華アーティストをゲストに迎えて――といえば聞こえは良いけど実際は制作期間が長期に及んだせいでメンバーが入れ替わっただけ――レコ―ディングを行い、DUKES OF THE ORIENT名義で’18年に発表したアルバム。
例によってBURRN!!誌では酷評され60点台を食らっていましたが、「ペインが歌いノーランダーが曲作りに噛んでいるのだから、そんな酷い内容なわけなかろう」と購入してみれば、これが元
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DUKES OF THE ORIENT-Dukes of the Orient-Brother in Arms ★★★ (2022-02-02 01:28:48)

アルバムのOPナンバーに相応しい力強さと高揚感を伴い、
聴き手を沸々と勇気づけるような曲調は
近年のMAGNUMに通じる魅力あり。
そのMAGNUMのボブ・カトレイにも通じる
ジョン・ペインのジェントルメンな歌声にも聞き惚れます

DUST BOLT (2014-09-02 23:36:54)

ドイツはバイエルン州ランツベルグにて'06年に活動を開始した時、中心メンバーは若干13歳だったという早熟なスラッシュ・メタル・バンド。
KREATOR、METALLICA、PANTERA、パンク/ハードコアをお手本に(特にベイエリア・スラッシュからは影響を受けまくったとのこと)、ライブ活動と曲作りに邁進し、'10年にはかのWACKEN METAL BATTLEで優勝を果たす等、ドイツ国内において確固たる支持基盤を築き上げる。
こうした評判を後ろ盾にNAPALM RECORDSとの契約を実現させたバンドは、'12年にデビュー作『VIOLENT DEMOLITION』を発表。更には'14年発表の2nd『AWAKE THE RIOT』で本邦初登場も果たした。

DUST BOLT-Awake the Riot ★★★ (2014-09-03 23:57:24)

'14年発表の2ndアルバム。デビュー作に引き続きアンドレイ・ボウジコフの手掛けたアートワークや、社会問題について物申す歌詞が、彼らがスラッシャーらしく「言いたいこと」を山ほど抱えたバンドであることを物語ります。
NAPALM RECORDSとの契約を得てレコーディング作業が行われているだけあって、自主制作だった前作とはサウンド・プロダクションの質が段違い。その結果、耳から出血する勢いで刻み倒されるGリフの鋭利な求心力や、猛烈なアップダウンを息を止めて全力疾走しているかのような、手数の多いリズムの迫力が、スポイルされずにダイレクトに伝わって来るようになりました。
PVも作られた②、7分超のドラマが託されている⑩等、単なる彩りの域を超えて「聴き所」として機能するメロディを奏で始めた2本のGに、抑揚の増したシャウトを繰り出すVo(別にメロディアスに歌っているわけではない)・・・と
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DUST BOLT-Awake the Riot-Eternal Waste ★★★ (2014-09-05 23:16:43)

パワー・メタリックなGリフを
フィーチュアしつつ、ゆったりとツインGが
ハモる中間部を境に、リズムが更にブーストする
後半パートのカッコ良さにはドキが胸胸ですよ。


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