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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 1701-1750
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Drysill-Welcome to the Show-Anthem for the Insane
Drysill-Welcome to the Show-Fiesta for Friends
Drysill-Welcome to the Show-Play It Loud
Drysill-Welcome to the Show-We're Coming to Rock You
Drysill-Welcome to the Show-Welcome to the Show
D・A・D-Osaka After Dark
DéTENTE
DéTENTE-Decline
DéTENTE-Recognize No Authority
DéTENTE-Recognize No Authority-Losers
DéTENTE-Recognize No Authority-Shattered Illusions
E-FORCE-Modified Poison
E-FORCE-Modified Poison-Agent 99
E-FORCE-Modified Poison-Deviation
E-FORCE-Modified Poison-Exterminator
E.L.O.-Out of the Blue
E.L.O.-Out of the Blue-Mr. Blue Sky
EARTHSHAKER-EARTHSHAKER
EARTHSHAKER-EARTHSHAKER-I FEEL All SADNESS
EARTHSHAKER-Live in Budohkan
EBONY EYES
EBONY EYES-FINAL FIGHT
EBONY EYES-FINAL FIGHT-FINAL FIGHT
EBONY TEARS-Tortura Insomniae
ECLIPSE-Are You Ready to Rock
ECLIPSE-Are You Ready to Rock-Hometown Calling
ECLIPSE-Are You Ready to Rock-Under the Gun
ECLIPSE-Bleed & Scream
ECLIPSE-Bleed & Scream-Ain't Dead Yet
EDGE OF FOREVER-Feeding the Fire
EDGE OF FOREVER-Feeding the Fire-Birth of the Sun
EDGE OF FOREVER-Feeding the Fire-Mother of Darkness
EDGE OF SANITY-Infernal
EDGE OF SANITY-Purgatory Afterglow
EDGE OF SANITY-Purgatory Afterglow-Silent
EDGE OF SANITY-Purgatory Afterglow-Twilight
EDGE OF SANITY-The Spectral Sorrows
EDGE OF SANITY-The Spectral Sorrows-Darkday
EDWIN DARE-Cantbreakme
ELEGY-State of Mind
ELF-Elf
ELF-Elf-Never More
ELIXIR-The Son of Odin
ELIXIR-The Son of Odin-Dead Man's Gold
ELIXIR-The Son of Odin-Son of Odin
ELIXIR-The Son of Odin-Treachery
ELIZA-Battle Field
ELIZA-Something Like Hot
ELIZA-Something Like Hot-Battle Field, Running Wild
EMERSON, LAKE & PALMER-Emarson,lake & Powell

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Drysill-Welcome to the Show-Anthem for the Insane ★★★ (2015-06-13 23:48:26)

冒頭のGリフの刻みっぷりだけでテンションが上がります。
ツインGが奏でるメロディは湿っているものの、
全体的にじめじめ度は低く、NWOBHM風味とは一味異なる、
歯切れ良く溌溂とした爽快な疾走ナンバーです。

Drysill-Welcome to the Show-Fiesta for Friends ★★★ (2015-06-10 23:51:26)

ブンブン唸りを上げるBと
重々しくビートを刻むDsに
エリック・ホークのパワフルなVoが
乗っかった重厚な曲調は
様式美BLACK SABBATH・・・というか
ARTCHに通じる魅力を放っています。
ラス曲に相応しい存在感。

Drysill-Welcome to the Show-Play It Loud ★★ (2015-06-13 23:44:57)

KISSの影がちらつくノリノリ・ロックンロール。
それでいて叙情性が滲むブリッジ・パート等は
やっぱヨーロッパのバンドならでは。
歌詞に「TOKYO」が登場するのもポイントです。

Drysill-Welcome to the Show-We're Coming to Rock You ★★★ (2015-06-10 22:53:50)

LAメタルに通じる溌剌としたノリの良さに、
欧州のHMバンドらしい翳りを湛えたメロディ、
ライブ映えしそうな合唱を誘う勇壮なコーラスとが
三位一体となってキャッチーに駆け抜けていく一品。

Drysill-Welcome to the Show-Welcome to the Show ★★★ (2015-06-10 22:41:02)

既にこの時点で説得力十分なエリック・ホークの歌唱と
歯切れの良く刻まれるGリフが威勢良く突っ走る様に
メタル魂がアガりまくる、アルバム・タイトル・トラック兼
ハイライト・ナンバー。聴けて良かった。

D・A・D-Osaka After Dark ★★ (2017-01-17 00:11:23)

D.A.D.と言えば、大ヒット作『NO FUEL LEFT FOR THE PILGRIMS』(’89年)に対して、BURRN!!誌上ではゴッドが90点台を献上。その後すぐに2度の来日公演が実現する等、「新世代北欧ロック・バンドの雄」として注目を集める存在でした。本作はそんな彼らが’90年に日本で行ったショウケース・ギグ(会場は大阪MIDシアター)の模様を捉えた実況録音盤で、収録曲は7曲と少なめ。また選曲が『NO FUEL~』に偏っていることもあり、バンドの入門盤向けというよりは「熱心なファン向けアイテム」に類される1枚かと。
ぶっちゃけ、哀愁と美旋律まみれのオールドスクールな北欧メタルを愛する身的には、その風変りなロックンロール・サウンドは当時完全に興味の範疇外だったのですが、「日本収録のライブ盤」という点に釣られて本作を購入。そしたら「あ。案外良い曲書けるバンドなんだ」と(失礼
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DéTENTE ★★ (2008-07-05 01:10:00)

何だか再結成したらしいじゃないですか。
しかも、故ドーン・クロスビーの代わりにVoに抜擢されたのが、
元HELLIONのアン・ボレインだってんだから、笑えばいいのか驚けばいいのか。
バンドのメイン・ソングライターの一人だったロス・ロビンソン(G)は、
今や売れっ子プロデューサーになってしまったので、再結成に参加するのは
難しいようですが、何とか音源を発表してくれないかな~。

DéTENTE-Decline ★★ (2010-09-07 00:14:00)

女性ブルータル・ボイス・シンガー、ドーン・クロスビー(故人)を擁し、現在では名プロデューサーとしての
名声を確立するロス・ロビンソンが、ギタリストとして在籍していた事でも知られるLA出身の
4人組スラッシャーが再結成を遂げ、デビュー作以来、実に23年ぶりに発表した2ndアルバム。
復活当初報じられた「元HELLIONのアン・ボレインが新Voとして加入」のニュースに、一体どんな音が
出てくるのだろう?と大いに期待に胸膨らませていたのだが、レコーディング作業前に既に彼女は脱退済み。
オマケに多忙なロス・ロビンソンも不参加とあって、本作に対する事前の期待値はみるみる萎んでいったのだが、
実際に聴いてみればコレがなかなかの力作で、バンドの底力を改めて思い知らされた次第。
3代目シンガー、ティナ・ティール嬢はドーン・クロスビーと非常に似通った声質の持ち主で
…続き

DéTENTE-Recognize No Authority ★★ (2007-09-13 21:40:00)

西のHOLY MOSES、東のDETENTEと評された・・・かどうかは知らないが、ザビーネ・クラッセンばりの
強烈なシャウトを響かせる女傑Vo、ドーン・クロスビー(R.I.P.)を擁するLA出身の
5人組スラッシュ・メタル・バンドが、'86年にROADRUNNER RECORDSから発表した唯一のフル・アルバム。
実際、音楽性もHOLY MOSESと共通点が多く(バンド同士付き合いもあったようで、特にザビーネとドーンの両姐御は親しかったとか)、
猛々しく無骨なリフ、怒涛の如く押し寄せるリズム隊、そして凶悪な存在感を放つ女性Voといった要素から
生み出されるサウンドの迫力は、そのHOLY MOSESに匹敵せんとする勢い。
ただ、本家に比べるとドーン姐さんのVoは、音程無視の喚き型ながらも女性ならではの「艶」を感じさせるし、楽曲の方も
ダイナミズムよ
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DéTENTE-Recognize No Authority-Losers ★★ (2007-09-13 21:44:31)

アルバムのOPをパワフル且つスピーディに飾る
高速スラッシュ・チューン。
噛み付くように歌うドーン・クロスビー姐さんの歌唱に
圧倒されます。

DéTENTE-Recognize No Authority-Shattered Illusions ★★ (2007-09-13 21:46:39)

劇的なイントロから疾走を開始する、
正統派パワー・メタリックなリフにガツンと掴まれる名曲。
個人的にはアルバムのハイライト・チューン。

E-FORCE-Modified Poison ★★ (2008-10-14 23:40:00)

元VOIVODのエリック・フォレスト(Vo、B)が、移住先のフランスにて結成したエクストリーム・メタル・トリオ
E-FORCEが、'03年のデビュー作『EVIL FORCES』以来、実に5年ぶりに発表した2ndアルバム。('08年)
VIOVODと言えば、CELTIC FROST、MEKONG DELTAと並んで個人的に「苦手なスラッシュ・メタル・バンドBEST3」に
堂々ランキング入りしているのだが(でもライブは楽しめた)、このE-FORCEはVOIVOD因子を濃厚に受け継ぎつつも、
難解さや複雑さは控えめで、特に本作は、正統派ヘヴィ・メタリックなカッコ良さや、スラッシーな疾走感といった、
キャッチーな要素が前面に押し出されている為、非常に取っ付き易い。
まぁ、後半へ聴き進んで行けば行くほど、VOIVODに由来する神経症的リフ/リズム・ワーク、捻くれ
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E-FORCE-Modified Poison-Agent 99 ★★ (2008-10-14 23:49:54)

唸りを上げるBがメチャかっこいいイントロから、
メロディアスに浮遊する序盤を経て、スラッシーに疾走を開始する
VOIVOD風味の実験精神とスラッシュ・メタル・テイストが
巧みに組み合わされた1曲。

E-FORCE-Modified Poison-Deviation ★★★ (2008-10-14 23:46:45)

ハイテンションな絶叫型Vo、クールなGリフ、
スラッシーに疾走するリズム、その上を舞う緩急を心得たメロディックなGソロ・・・と、
2ndアルバムとE FORCEというバンドの魅力を、判り易く伝える名曲。

E-FORCE-Modified Poison-Exterminator ★★★ (2008-10-14 23:53:07)

タイトルからして期待させられるが、
実際、カッコ良さにかけては2ndアルバム随一といっても過言ではない。
畳み掛けるように疾走するリズム、
シャープに切り込んで来るGリフのカッコ良さも只事ではないが、
やはりトドメの一撃は、流麗にしてドラマティックなGソロ。
炸裂した瞬間に、思わずガッツポーズ取っちゃいましたよ。

E.L.O.-Out of the Blue ★★★ (2012-01-14 00:52:01)

E.L.O.のアルバムは数枚しか持っていないのですが、その中にあって手の伸びる頻度が高いのが、この'77年発表の7thアルバム。
レコードだと2枚組仕様で収録時間70分オーバーの大作アルバムですが、天才メロディ・メイカー、ジェフ・リンが生み出す「BEATLES以上にBEATLESらしい」とも評されたキャッチーで甘やかな叙情メロディを、エレガントなストリングス、スペーシーなKey、優美なボーカル・ハーモニーを導入した壮麗なアレンジで包み込んで聴かせてくれるスケールの大きなポップ・ロック・サウンドは、あまりの心地良さに時が経つのも忘れてしまいます。
ヘヴィ・メタリックな音像を求める向きには刺激が少な過ぎて聴けたもんじゃないかもしれませんが、本編後半には“雨の日のコンチェルト”と題されたプログレ・ハード・タッチのコンセプト・セクション(⑩~⑬)も組み込まれており、STYXやKANS
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E.L.O.-Out of the Blue-Mr. Blue Sky ★★★ (2012-01-14 01:02:23)

ポップで軽やかなメロディとドラマティックな
曲展開に心浮き立つE.L.O.屈指の名曲。
“雨に歌えば”じゃありませんが、
雨の日に聴いたら傘片手に踊り出したくなりますよ。
いや本気で。

EARTHSHAKER-EARTHSHAKER ★★ (2006-04-26 22:02:00)

名曲中の名曲“MORE"を収録している2ndアルバム「FUGITIVE」も捨て難いが、
トータルの完成度で選ぶなら、OPを劇的に飾るバンドのテーマ曲“EARTHSHAKER"、キャッチーな疾走曲“WALL"、
エイドリアン・スミス作曲の如何にも(中期)メイデン風なHMチューン“DARK ANGEL"等、捨て曲なしのこのデビュー作こそがマイ・ベスト。
山本隆士に酒井康に宇井秀雄、おまけにデイヴ・メニケッティといった錚々たる面子がライナーに寄稿している事実からも、本作の完成度の高さが伺えようと言うもの。(?)
伊藤政則氏のプロデュースは、今聴くとソフト過ぎてアグレッションに欠けるように感じられるが、
代わりにバンドの武器の一つである「繊細な表現力」は十二分に活かされているので無問題。
特に、そっち方面の代表曲である泣きの名バラード“I FEEL ALL S
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EARTHSHAKER-EARTHSHAKER-I FEEL All SADNESS ★★★ (2006-04-22 01:36:43)

西田“Mr.ヴィブラート"昌史の胸締め付ける熱唱、繊細な表現力でビシバシ涙腺を刺激してくる石原慎一郎のG、
劇的なリズムを叩き出し、ドラマを重厚に演出する工藤義弘&甲斐貴之のリズム隊・・・
「泣きのバラード」という言葉を音楽にしたら、こんな曲が出来るんじゃなかろうか?
思わずそう考えさせられるぐらい、各パートが壮絶に泣きまくる傑作バラード。
特に、石原慎一郎による慟哭のGソロの涙腺破壊力は圧倒的だ。

EARTHSHAKER-Live in Budohkan ★★★ (2018-01-08 00:54:35)

デビュー以来破竹の快進撃を続けて来たEARTHSHAKERが、国産HR/HMバンドとして初めて日本武道館という檜舞台で行ったライブの模様を収めた’86年発表の実況録音盤。メジャー・デビューから僅か3年足らずで武道館に辿り着いてしまったのですから、当時の彼らにどんだけ勢いがあったか分かろうというものですよ。ちなみに以前のCDは容量の関係上数曲カットされてしまっていましたが、現行バージョンはLPに準じた2枚組仕様に戻っていますので、安心してお買い求め下さい。
収録曲は永川敏郎(Key)が正式メンバーとして加入し、音楽性が拡散し始める5th『OVERRUN』以前の初期4作からチョイス。つまり「哀愁のメロディ」と「独特の歌詞世界」とを大切にした歌謡HRチューンばかりがセットリストに並ぶ上に、シンフォニックなOP序曲に導かれて、のっけから劇的に炸裂するのが名曲中の名曲“MORE”ですよ。そり
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EBONY EYES ★★★ (2013-07-14 01:17:02)

『FINAL FIGHT』のCDが遂にリマスター再発、
しかも2010年に行われライブ音源を追加収録した2枚組仕様で・・・っ!
何も知らずに立ち寄ったお店で現物を発見した時は
思わず鼻水吹きそうになってしまいましたよ。
ジャケットがシンプルなデザインに変更されたのは、
賢明な判断のような残念なような・・・(笑)

EBONY EYES-FINAL FIGHT ★★★ (2013-07-30 23:16:43)

待てば海路の日和あり。
長らく廃盤状態にあったEBONY EYESの2ndアルバムが遂にリマスター再発ですよ、お客さん。'91年のリリース当時は完全スルーだったのですが、その後、金谷幸久(G)のソロ作を聴いたことで一気に変心。以来、ダウンロード版や高額な中古盤に手を出さず、ひたすらCDでのリイシューを待ち続けてきた作品だけに喜びも一入ってもんです。
で。実際に聴いてみた本作は、ジャケットにしろ歌詞や曲調にしろ、90年代というよりは80年代っぽさが濃厚に漂っており(特にアルバム前半)、この辺の野暮ったさというか「ジャパメタ的クサ味」が、発表当時BURRN!!誌のレビューコーナーでこき下ろされた要因なんかな?と。
尤も、80年代はおろか90年代すら遠くへと去った今となっては余り意味のない話で、そういう意味では、今日まで再発が伸び伸びになったのは結果オーライと言えるかも。
…続き

EBONY EYES-FINAL FIGHT-FINAL FIGHT ★★★ (2013-07-31 22:53:57)

コブシの効いたメロディを歌い上げる
藤本のハイトーンVo、起承転結の決まった
劇的な曲展開から各楽器陣の見せ場まで
盛り込んだ、EBONY EYES全部乗せな名曲。
まぁぶっちゃけ“KILL THE KING”なんですけどね。

EBONY TEARS-Tortura Insomniae ★★ (2007-02-25 21:53:00)

スウェーデン出身の4人組メロディック・デス・メタル・バンド、'97年発表の1stアルバム。
『眠れぬ夜の物語』という秀逸な邦題の付けられた本作、とにかくメロディの魅力が半端じゃありません。
普段、余りメロデスに入れ込んでいない自分でも、これにはバッチリやられてしまった。
デス声も凶悪度控えめ(ちゃんと歌詞が聞き取れる)だし、スピードもブラスト・ビートではなく「スタスタ」という
2ビートが基本なので、良く出来たスラッシュ・メタル・アルバムとしても楽しむ事が出来る優れ物。
(つまり、一般的なデス・メタル・リスナーには物足りない内容という事かも知れないけど)
そして何より本作の肝は、北欧民謡風の寒々としたメロディを奏で、楽曲に気品と幻想的な雰囲気を演出する
バイオリンの存在。
リフにソロにとアルバム全編に渡って大活躍する様は、まさに「北欧版SKY
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ECLIPSE-Are You Ready to Rock ★★★ (2015-08-28 22:32:07)

FRONTIER RECORDSが仕掛けた数多のプロジェクトに参加し、ソングライターとしての手腕を振るって来たスウェーデン人アーティストのエリック・マーテンセン。その彼のメイン・バンドたるECLIPSEが'08年に発表した2ndアルバム。
そんなわけで聴く前から出来の良さは約束されたようなもんの本作ですが、実際に聴いた後も、その信頼が裏切られることはありませんでした。80年代風味満点の健康的なメロディックHR(日章旗ジャケットの採用は80年代っぽさを演出するためか?)という、デビュー作で披露したサウンドを継承しつつ、メロハー路線に寄せてた前作に比べると、今回はWHITESNAKEやUFOといった彼らのルーツたるブリティッシュHRバンド勢に対する愛情をつまびらかに開陳することで、楽曲に、よりハード・ロッキンなエッジと躍動感が加味されているのが特徴。その辺は『ARE YOU READY
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ECLIPSE-Are You Ready to Rock-Hometown Calling ★★★ (2015-08-30 00:37:10)

円を描くような感じで刻まれるGリフ、
疾走するリズムや印象的にハモるツインGまで、
曲調はヘヴィ・メタリックと言っていいぐらい
アグレッシブですが、その上に乗っけられた
歌メロは実に伸びやかでフックに満ちています。

ECLIPSE-Are You Ready to Rock-Under the Gun ★★★ (2015-08-30 00:42:57)

叙情的なイントロから、シャウト一発、
熱く弾ける攻撃的な曲調へと転じる様式美全開な曲展開で
早くもハート鷲掴み。
北欧のバンドらしい憂いをたっぷりと湛えつつも、
一緒に歌いやすいキャッチーさも加味されたサビメロに
メタル魂が燃え上がりますよ。

ECLIPSE-Bleed & Scream ★★★ (2020-05-26 01:23:50)

北欧HR/HMシーン指折りの腕利きソングライター、エリック・モーテンセン(Vo)率いるECLIPSEが、'12年に発表した4thアルバム。
近年は来日公演も敢行する等、スタジオ・プロジェクトの段階を脱して、ライブ・バンドとしての評判もメキメキ高めつつある彼らゆえ、それに合わせて音楽性も初期のメロハー路線から、より実戦映えする骨太な正統派HM路線へと作を重ねる毎にビルドアップ。殆どパワー・メタリックとさえ評せそうな疾走ナンバー⑧も収録する等、本作の辺りからそうしたサウンドの軌道修正の試みの跡がハッキリと顔を覗かせるようになりました。
だからと言って、ヘヴィさの演出に執心するあまりメロディのフックがなおざりになる…なんて下手を打ったりしないのが流石で、本編は北欧のバンドらしい胸を打つ哀メロと、ハード・エッジが見事な融合を果たした楽曲がズラリ。OPナンバーに相応しい華やかさを纏って
…続き

ECLIPSE-Bleed & Scream-Ain't Dead Yet ★★★ (2020-05-26 23:13:26)

熱気と冷気を交錯させながら哀愁のメロディが駆け抜ける
アルバムのハイライト・ナンバー。猛烈な憂いを発散する
サビメロと、Voの熱唱ぶり、後に続く泣きのGソロに
涙腺をベンベン掻き鳴らされるますよ。

EDGE OF FOREVER-Feeding the Fire ★★★ (2020-06-25 00:46:04)

今やFRONTIERS RECORDS関連の作品には欠かせない存在となった感のあるマルチ・アーティスト、アレッサンドロ・デル・ヴェッキオの名前を初めて意識する切っ掛けとなったプロジェクト、EDGE OF FOREVERが'04年に発表した1stアルバム。
シンガーは現AXEのボブ・ハリスで、プロデューサー兼ソングライターとして故マルセル・ヤコブが全面バックアップ。ジェフ・スコット・ソートも一部楽曲にゲスト参加していることで注目を集めた作品…というか、当時は確かマルセルのネーム・バリューに釣られて本作を購入したんだっけなぁと。この頃はアレッサンドロは「誰それ?」状態でしたから…。
そうした制作環境が関係しているのかどうか、本作にはアレッサンドロ印のメロハー・チューンの合間に、マルセル在籍時代のイングヴェイや初期TALISMANを彷彿とさせる北欧風様式美HMナンバーも収録。ジェフ
…続き

EDGE OF FOREVER-Feeding the Fire-Birth of the Sun ★★★ (2020-06-26 00:35:12)

メロディが寒暖のグラデーションを描きながらポップに躍動する
腕利きソングライター、アレッサンドロ・デル・ヴェッキオここにあり!
な名曲。

EDGE OF FOREVER-Feeding the Fire-Mother of Darkness ★★★ (2020-06-26 00:24:38)

マルセル・ヤコブがプロデュースを手掛けていることと関係あるのかどうか、
非常に初期イングヴェイっぽい(『MARCHING OUT』に収録されていても違和感なさそうな)
雰囲気を纏い、重厚且つ劇的に展開される北欧様式美HMナンバー。

EDGE OF SANITY-Infernal ★★ (2007-11-15 22:09:00)

40分以上に及ぶ超大作“CRIMSON"1曲のみで構成された問題作、5th『CRIMSON』(国内盤にはボーナス・トラックが
収録されてたけど)がファンから総スカン食らった事に懲りたのか、再び軌道修正を図って'97年に発表した6thアルバム。
前作のやり過ぎ大作主義から一転、今回の収録曲は、何れもコンパクト且つストレートにまとめられていて、
Keyやアコギ等の凝った装飾を排したアレンジも、至ってシンプル。破壊的な音色で刻まれる図太いリフ&リズムが
強調された作風は、まるで3rd『THE SPECTRAL SORROWS』以前のそれに立ち返ったかのよう。
疾走チューンのテンポが、ブラスト・ビートから2ビート主体へと落ちている事と、ツインGの絡みがより整合性を
増したこと、そして北欧的な悲壮感や耽美性が薄まり、スッキリと垢抜けたメロディの質の変化とが相俟っ
…続き

EDGE OF SANITY-Purgatory Afterglow ★★★ (2007-11-10 18:25:00)

異能の天才ダン・スウァノ率いるEDGE OF SANITYが作り上げた、このバンドの最高傑作にして、メロディック・デス・メタル黎明期を代表する名盤の1つでもある、'94年発表の4thアルバム。
前作『THE SPECTRAL SORROWS』において、ブルータルなデス・メタルに明確なメロディの流れを持ち込む事で、(CARCASSの『HEARTWORK』に先んじて)メロディック・デス・メタルなるサウンドを、世のメタラー諸氏に知らしめたダンだが、本作では更に、Key、アコギ、クリーンVoを用いた「美しさ」の演出、静と動の対比、それらを効果的に活かしたドラマチックな曲展開といった要素の数々を大胆に導入し、一層の音楽的進化を遂げている。
ヨーロッパ的なダークネスをたっぷりと含んだ流麗なリフ・ワークと、北欧のバンドならではの悲哀と激情を兼ね備えたメロディの素晴しさは出色で、特に、後半に
…続き

EDGE OF SANITY-Purgatory Afterglow-Silent ★★★ (2007-11-10 18:43:15)

EDGE OF SANITY屈指の名曲。
猛烈なブラストから、アコギによる「静」パートへと
目まぐるしく移り変わっていくダイナミックな曲展開が秀逸。
全体を貫くキビキビとした疾走感、
中間部で炸裂するツインGのハモリっぷりも良し。

EDGE OF SANITY-Purgatory Afterglow-Twilight ★★ (2007-11-10 18:37:17)

ノーマルVoとKeyによる幻想的なイントロから、
破壊的なリフ&リズムが刻まれるヘヴィ・パートへと移行する
重量級のミドル・チューン。
後半に向けてどんどん濃度を高めていく、
胸を締め付ける悲哀に満ちたメロディが素晴しい。

EDGE OF SANITY-The Spectral Sorrows ★★★ (2018-04-19 00:26:53)

「世界初のメロディック・デス・バンド」については諸説入り乱れているようですが、自分が初めて耳にしたメロデス作品は、間違いなくスウェーデンが誇る異能の才人、ダン・スウァノ率いるEDGE OF SANITYが'93年に発表したこの3rdアルバム。
それまでもGソロがメロディアスだったり、Key類をアクセント的に用いるバンドはチラホラいましたけど、本作の場合、ダウン・チューニングされ破壊的音色で刻まれるリフ、轟然と畳み掛けるリズム、響き渡る重低音グロウルとが荒れ狂う様は完全にデス・メタルそのものでありつつも、Gリフやコード進行といった楽曲の構造自体にハッキリとメロディの流れが聴き取れるという、まさに《デス・メタルとメロディ。出会う筈のなかった2人が出会ってしまった――》と昼メロ調のナレーションを入れたくなるぐらい、斬新な(もしくはコロンブスの卵的な)発想のサウンドを提示。そりゃ「その手が
…続き

EDGE OF SANITY-The Spectral Sorrows-Darkday ★★★ (2018-04-20 00:25:11)

重厚なイントロを豪快に蹴破ってスラッシーなリズムが疾走、
執拗に刻まれるGリフはササクレた音色ながら印象的な
メロディの流れをハッキリと宿していて、
更に中間部ではシンセを用いてドラマティックな曲展開を演出…と
最初期の一撃にして、既に「メロデス」のスタンダードを
ほぼ網羅してしまっている名曲であります。

EDWIN DARE-Cantbreakme ★★ (2015-01-25 22:25:31)

しれっと実家のCD棚に並んでたんだけど、果たしていつ購入したのか全く記憶が定かでない(そんなんばっか)、アメリカはオハイオ州出身の4人組が'96年に発表した2ndアルバム。
ソロ作も発表しているハイテク・ギタリスト、ジェフ・コールマンを頭に、ジェフ・テイト型ハイトーンを響かせるVoから、躍動感溢れるBラインを閃かせるケヴィン・チャウン(後にARTENSIONに参加)ら、メンバー全員がテクニシャン揃いな上にルックスもイケてる。しかも演ってる音楽が、当時アメリカでは死に体だったテクニカルな正統派HM・・・とくれば、スター性は十分(少なくとも日本では)。BURRN!!誌じゃ早くからカラーページにインタビューが載ったりもしたのですが、にも関わらず大きな成功を収めることが出来なかったのは、やっぱり楽曲(メロディ)のフックの弱さが原因だったかなぁ?と。
それでも、火の吹くような速弾きを炸
…続き

ELEGY-State of Mind ★★★ (2014-06-07 23:22:09)

「VANDENBERG以来の衝撃」との高評価と共に、日本デビューを飾ったダッチ・メタル・バンドの最高傑作と謳われる、'97年発表の4thアルバム。
本作より、当時マニアの間で知る人ぞ知る存在だった実力派シンガー、イアン・パリー(Vo)が加入。前任者との「リーグの違い」(ニール・ショーン的表現)を実証するその歌唱力のレベルは、壮大な序曲①に続く②の冒頭部分における歌声を数秒間耳にしただけでも明らか。
前Voのエドワード・ホーヴィンガも決して下手なシンガーじゃありませんでしたが、パワー/色艶/表現力を兼ね備えたパリーの声を得たことで、従来のテクニカルに駆け巡るQUEENSRYCHE型HMサウンドが一気に垢抜け、よりダイナミックに、よりドラマティックにスケールアップ(クサ味は少々薄れたかな?)。然るべきバンドが、然るべきタイミングで、然るべき人物を加入させた結果成し遂げられた飛躍的
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ELF-Elf ★★★ (2018-09-26 01:19:11)

エルフといえば「絶世の美男美女」というこっちの既成概念を完膚なきまでに叩き潰してくれる、ディオ校長が扮した白塗り&ひげ面のコワモテのドワーフ…いやコボルド…ゲフンゲフン、エルフがアートワークを飾る、NY出身の4人組が'72年に発表した1stアルバム。
ロニー・J・ディオ(本作では本名のロナルド・パダヴォナでクレジット)や、その従弟でTHE RODSを結成するデヴィッド・フェインステインが在籍し、後にDEEP PURPLEを脱退したリッチー・ブラックモアにバンドごと乗っ取られてRAINBOWの母体になったことでも有名な彼ら。バンド名はファンタジックですし、ツアーを共にして気に入られたことが縁で、アルバムのプロデュースをDEEP PURPLEのロジャー・グローヴァーとイアン・ペイスが共同で手掛けていますが、サウンドの方に虹紫テイストはほぼ皆無。ここで聴かれるのはFACES辺りに通じるア
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ELF-Elf-Never More ★★★ (2018-09-26 23:19:57)

「明」の雰囲気を纏った本編において
この曲が湛える「暗」の雰囲気は一際異彩を放っています。
既に実力派シンガーとしての貫禄十分のロニーのVo、
全編を抒情的且つ流麗に彩るミッキー・リー・ソウルのピアノ、
時に切っ先鋭く、時に濃厚な泣きを湛えて切り込んでくる
デヴィッド・フェインシュテインのGが一丸となって演出する
クライマックスの盛り上がりっぷりに胸が震えます。

ELIXIR-The Son of Odin ★★★ (2014-09-18 22:44:53)

IRON MAIDENの故クライヴ・バー(Ds)が参加していたことでも知られる、ロンドン出身の遅れてきたNWOBHMバンド、ELIXIRが'86年に発表した1stアルバム。
80年代のバブリーさとは無縁の苦学生的プロダクションの下、大味なOPナンバー①が始まった時は「ハズレ掴んだか?」と不安になりましたが、彼らの本領は後に続く、これぞメタル!な勇壮なフレージングに胸躍る②③以降にこそ発揮されていますので、ご安心あれ。
どんよりと薄曇りの湿った空気に覆われた、無愛想ながらもドラマティックな盛り上がりを聴かせるサウンドは、絵に描いたようなNWOBHMスタイルを体現する一方で、朗々歌い上げる英国声のシンガーと、ドカドカとやたらパワフルに鳴りまくるドラムの存在が、楽曲にエピック・メタリックなスケール感と重厚感を付与(本作のドラマーはクライヴじゃありませんけどね)。
特に、プログ
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ELIXIR-The Son of Odin-Dead Man's Gold ★★★ (2014-09-21 09:12:12)

Keyをアクセントに用いて重厚に繰り広げられる
ドラマティックな曲展開や朗々歌い上げるVoは
完全にRAIBOW型エピック・メタル路線なのですが
尖がったGリフや炸裂感溢れるドラムが
NWOBHM然とした荒々しさも楽曲に付与していて、
それがこのバンド独特の味になっています。

ELIXIR-The Son of Odin-Son of Odin ★★★ (2014-09-21 09:06:49)

疾走する“TREACHERY”から繋がっていくアルバム表題曲。
うっすらとKeyの薄化粧が施された
壮大且つドラマティックな曲調はロニー期のRAINBOWや
様式美BLACK SABBATHを彷彿とさせる完成度の高さ。
ここでもドラムが存在感を発揮していますね。

ELIXIR-The Son of Odin-Treachery ★★★ (2014-09-21 09:04:12)

挑みかかるようなアップテンポの曲調と
回転の速いGリフは初期IRON MAIDEN風ですが
その上に乗る朗々としたVoと、重たく響くドラミングが
このバンド独特の味わいを醸し出しています。

ELIZA-Battle Field ★★★ (2018-02-12 22:47:50)

北海道の古豪が復活を遂げ、80年代に彼らが残した名曲の数々を現編成で録り直したリレコーディング・アルバムを発表してくれました。
ELIZAって「エリザ」じゃなくて「イライザ」と読むのね…と結構最近知ったぐらいの後追い野郎ゆえ、今となっては入手困難な彼らの音源をこうして取りまとめてくれる作品の存在は非常にありがたい。派手なビジュアル・イメージからロックンロール系バンドかと思いきや、こうして聴いてみると、どちらかと言えば様式美路線寄りとさえ言えそうなHMサウンドが持ち味のバンドだったんだなぁと。しかも(失恋船長さん情報で)現在フロントマンを務めているのが、GRUDGE/CURSEで強烈なシャウトを炸裂させていたSADAYAことSAKEBIと知っては、こりゃもうアルバムを買わない理由がない。考えてみるとGRUDGE/CURSE時代の金属質なシャウトしか知らないので、持ち前の金属声は勿論キ
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ELIZA-Something Like Hot ★★★ (2019-07-13 02:01:41)

80年代の北海道HR/HMシーンを盛り上げ、近年再始動を果たしたELIZA。それに伴い音源の発表も活発化してくれていて、長らく入手困難だった’84年リリースの本1stフル・アルバムも、ボーナス・トラックとしてライブ音源6曲を追加収録する形で再発の運びとなり、後追いファンとしてありがたい限り。
派手なルックスにまず目が行く彼らですが、音楽性の方はLAメタルに通じるワイルドなノリの良さと、NWOBHMを通過した切れ味の鋭さを併せ持ち、そこに北海道出身バンドらしい(?)繊細且つ湿ったメロディも注入した、独特な味わいのHMをプレイ。楽器陣の演奏はタイト且つ疾走感に溢れ、Voもインスト・セクションに比べるとやや線の細さが気になる場面はあれど、それでも十分健闘している部類。特に、アルバムのラストに配された代表曲にして名曲⑪や、憂いを湛えたツインGが疾走するスピード・ナンバー②③、ドラマティック
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ELIZA-Something Like Hot-Battle Field, Running Wild ★★★ (2019-07-15 23:51:35)

音質のハンデをものともしないキレのある演奏、やや線は細いが
オラオラと挑みかかるように歌うVo、劇的に絡み合うツインGと、
「アルバムの最後をスピード・ナンバーで締め括るバンドは信頼できる」
という自説を補強してくれる名曲の一つ。

EMERSON, LAKE & PALMER-Emarson,lake & Powell ★★ (2017-09-21 23:00:22)

EL&P――と表記するとカール・パーマー氏がムッとされますので――EMERSON, LAKE & POWELLが'86年に残した、スタジオ・アルバムとしては唯一となる作品。
じんわり胸に沁み入る英国シンガー然としたグレッグ・レイクのジェントリーな歌声、華麗にKeyを操りバンマス役を担うキース・エマーソン、そこに我らがコージー先生の個性的なDsとがマッスル・ドッキング!この組み合わせによって生み出されたサウンドのマジックは、『ワールドプロレスリング』テーマ曲にして、いきなり10分に迫る長尺でアルバムOPを飾る①からして全開。のっけからトリオ編成が出してる音とは思えぬ壮大なスケール感で聴き手の度肝を抜きに掛かってきてくれますよ。
但し、全体的に「いかにも80年代」なプロダクションが緊張感を著しく削いでいる感は否めず。またシンセが紡ぐ大衆度高めのメロディは分かり易い反面、少々安易な
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