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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 1801-1850
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EVILE-Hell Unleashed-War of Attrition
EVILE-Infected Nations
EVILE-Skull
EVILE-Skull-Skull
EVILE-Skull-Underworld
EXCITER-Better Live Than Dead
EXCITER-Heavy Metal Maniac
EXCITER-Heavy Metal Maniac-Heavy Metal Maniac
EXCITER-Kill After Kill
EXCITER-Kill After Kill-Rain of Terror
EXCITER-Long Live the Loud
EXCITER-Unveiling the Wicked
EXCITER-Unveiling the Wicked-Invasion/Waiting in the Dark
EXCITER-Violence & Force
EXHORDER-Slaughter in the Vatican
EXHORDER-Slaughter in the Vatican-Death in Vain
EXHORDER-Slaughter in the Vatican-Desecrator
EXHORDER-The Law
EXISTANCE-Breaking The Rock
EXISTANCE-Breaking The Rock-Heavy Metal Fury
EXISTANCE-Breaking The Rock-Honest
EXISTANCE-Breaking The Rock-Marilyn (Icon of Desire)
EXODUS-Blood In, Blood Out
EXODUS-Blood In, Blood Out-Collateral Damage
EXODUS-Blood In, Blood Out-Food for the Worms
EXODUS-Blood In, Blood Out-Wrapped in the Arms of Rage
EXODUS-Bonded by Blood
EXODUS-Exhibit B: The Human Condition
EXODUS-Exhibit B: The Human Condition-Beyond the Pale
EXODUS-Fabulous Disaster
EXODUS-Force of Habit
EXODUS-Impact Is Imminent
EXODUS-Let There Be Blood
EXODUS-Pleasures of the Flesh
EXODUS-Pleasures of the Flesh-Seeds of Hate
EXODUS-Shovel Headed Kill Machine
EXODUS-Tempo of the Damned
EXODUS-The Atrocity Exhibition: Exhibit A
EXODUS-The Atrocity Exhibition: Exhibit A-Children of a Worthless God
EXODUS-The Atrocity Exhibition: Exhibit A-Iconoclasm
EXODUS-The Atrocity Exhibition: Exhibit A-Riot Act
EXORCIST
EXORCIST-Nightmare Theatre
EXORCIST-Nightmare Theatre-Riding to Hell
EXUMER-Fire & Damnation
EXUMER-Fire & Damnation-I Dare You
EXUMER-Possessed by Fire
EXUMER-Possessed by Fire-Destructive Solution
EXUMER-Possessed by Fire-Possessed by Fire
EXUMER-Rising From the Sea

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発言している23曲を連続再生 - Youtube



EVILE-Hell Unleashed-War of Attrition ★★★ (2021-07-21 01:27:31)

刻んで刻んで刻みまくるGリフに、せかせかと突っ走るリズムが
「これぞスラッシュ!」なカタルシスをもたらしてくれるスピード・ナンバー。
演奏に埋もれがちなオルのVoがちと惜しいのですが、その分スリリングに駆け巡る
ツインGの方で埋め合わせをしてくれるので、まあいいかと。

EVILE-Infected Nations ★★ (2010-03-14 00:34:00)

荒々しい攻撃性と湿った構築美を併せ持つ、如何にも英国的なスラッシュ・メタルを聴かせてくれたデビュー作に比べ、
疾走感が減じた分、ヘヴィネスとメロディが増量され大作感を強めた楽曲といい、スラッシュ馬鹿的な
ファニーなノリが薄れ、シリアスさを増した歌詞の数々といい、かなり大胆に変化を遂げた作風が賛否両論を呼んだ
'10年発表の2ndアルバム。なんつーか、デビュー直後のMETALLICAが2ndと3rdをすっ飛ばして、
いきなり『・・・AND JUSTICE FOR ALL』を作っちゃったような感じの作品ですね(?)
特にラストに置かれたインスト・ナンバー⑩は、やや冗長ながらも多彩なアイデアが盛り込まれた10分越えを果たす
大作曲で、これを聴くと、このバンドが目指すべき音楽的到達地点をかなり高く/遠くに設定している事が分かり、
頼もしく思える反面、ボン
…続き

EVILE-Skull ★★★ (2013-09-30 23:26:44)

スピーディだが緩急の演出にも気を払い、印象的なツインGのハモリが随所に散りばめられたサウンドは構築感十分なんだけど、劇的/ドラマティックと言える程の華々しさや愛想はないという、「嗚呼、英国産スラッシュ・メタル」の王道を実直に歩むEVILEが、'13年に発表した4thアルバム。
執拗なシュレッド・リフを前面に押し立てて突貫する①③、ダイナミックな曲展開を擁する②⑥⑨のような、このバンドの魅力を体現するスラッシーな楽曲で要所を固める一方で、80年代スラッシュ・メタル愛に満ちた1st、よりへヴィ且つシリアスに表現の幅を広げに掛かった2nd、そして両者の美味しいトコ取りだった3rd・・・と、アルバム毎にサウンドのマイナー・チェンジを試みてきた彼らだけに、今作においても例えば、禍々しさ漂わすミッド・チューン④、デス・メタリックなアグレッションを撒き散らす⑦等、旺盛な前身意欲を感じさせる楽曲も
…続き

EVILE-Skull-Skull ★★★ (2013-10-02 22:34:11)

アルバム表題曲にして、EVILEという
バンドの魅力を判りやすく伝えてくれる
起伏に富んだダイナミックなスラッシュ・ナンバー。
しかし、この手の楽曲を歌わせると
マット・ドレイクの歌唱は本当に
ジェイムズ・ヘッドフィールドに似ますね。

EVILE-Skull-Underworld ★★★ (2013-10-02 22:31:23)

OPナンバーに相応しく、情け無用で突進する
アグレッシブなスラッシュ・ソングですが、
初期に比べるとマット・ドレイクの歌唱力が
飛躍的に上達しているので、攻撃的に突っ走っても
どこか貫禄のようなものが漂います。

EXCITER-Better Live Than Dead ★★★ (2023-01-26 00:32:14)

スラッシュ・メタルの元祖とも評されるカナダ出身のスピード・メタル・トリオEXCITER。本作は一度の活動停止期間を挟んで6th『KILL AFTER KILL』(’92年)でカムバックを遂げた彼らが'93年に発表した、バンドにとって初めてのライブ・アルバム。活動最盛期の80年代にリリースがなかったのは残念ですが、今となってはダン・ビーラー(Ds、Vo)とジョン・リッチ(B)が揃った状態でのライブ盤を公式に残してくれたことに感謝ですよ。
’91年2月に地元で行った復活ギグの模様が収録されており、セットリストは彼らが最も尖っていた1st~3rdアルバム収録曲のみというかなり偏った構成。でも文句を言うファンはいないんじゃないかな?個人的にも文句はありません。演奏は精緻とは言い難いですし、音質もイマサン。録音レベルが低いのでかなりボリュームを上げて聴いていると、連続再生で別のアーティストの
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EXCITER-Heavy Metal Maniac ★★ (2007-06-05 21:19:00)

ANVILと双璧を為す、カナダ出身の元祖スラッシュ・メタル・バンド、'83年発表の1stアルバム。
鋭く刻まれる剃刀リフに、力いっぱい疾走しまくるリズム隊、ギャンギャンと喧しいぐらいシャウトを繰り返すVo、
勢い重視だがやたらカッコイイGソロ・・・と、EXCITERの何たるかがギュッと凝縮された名曲“HEAVY METAL MANIAC"を
収録した本作は、とにかく全編スピーディ且つハイテンション。特にこのスラッシュ・メタル・バンドすら軽く吹き飛ばす
テンションの高さには凄まじいものがあって、②③⑥⑨といったスピード・チューンなんか、「元気が良い」とか
「エネルギッシュ」とかのレベルを遥かに飛び越えて(↑上の方の発言を引用させて貰うなら)
まさしく「ラウド」という表現がピッタリくるド迫力の作風。何かヤバイ薬でドーピングでもしてたんじゃなかろうか?なんて
…続き

EXCITER-Heavy Metal Maniac-Heavy Metal Maniac ★★★ (2007-11-24 18:35:26)

カミソリ・リフにハイテンションな疾走感、
そして喧しいVoが一丸となって突っ走る、
EXCITERの何たるかがギュギュっと凝縮された、
スラッシュ/パワー・メタル好きなら避けて通れない名曲。

EXCITER-Kill After Kill ★★★ (2018-08-29 00:30:27)

喧嘩別れしたダン・ビーラー(Ds、Vo)とジョン・リッチ(G)が、恩讐を乗り越えて再び手を組んだことからマニアの間で注目を集めた、’92年発表の6thアルバム。ついでにEXCITERにとって久々に日本盤リリースが実現した作品でもあるという。
整合性を重視し、徐々にノーマルな正統派HM路線に接近していた前作までの流れをブッた切るかの如く、剃刀Gリフが騒々しく刻まれ、Voがメロディに頓着せず喚き倒し、低音を効かせるよりもひたすら前のめりに突き進むリズムが猛然と吹き荒れるサウンドは、通して聴くと時々自分が今何曲目を聴いているのか見失いそうになる(笑)金太郎飴感も含め、裏ジャケにデカデカと掲げられた《THE MANIAC IS BACK》の宣言通り、初期EXCITER節が全開。
特にダンのドラミングがEXCITERサウンドの個性確立に果たす役割は大きく、彼が生み出す正統派HMにしては
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EXCITER-Kill After Kill-Rain of Terror ★★★ (2018-08-30 00:26:04)

タガの外れたシャウトVo、カミソリGリフ、ドカドカ突進するバカリズムと
EXCITERここにあり!と大声で叫び倒しているかのような名曲。
当時のダウナーなヘヴィ・ミュージックの趨勢にまるで頓着しない
アゲアゲな飛ばしっぷりに痺れました。

EXCITER-Long Live the Loud ★★★ (2015-07-08 22:27:08)

オリジナル・ラインナップ最後の作品でもある、'85年発表の3rdアルバム。
「俺の辞書に《手加減》の文字はねえ!」とばかりに、歌もドラムも全力でブチかましに来るダン・ビーラーのメーター振り切ったパフォーマンスを軸に、ブレーキのイカれたダンプカーの如く突っ走るEXCITERサウンドは、相変わらずの轢き逃げ上等っぷり。作品を重ねてもテンションが緩まず、寧ろますます意気盛んなのですから、バカよまさにメタルバカ。(大山倍達風に)
無論進歩の跡は着実に刻まれており、例えば力押しに徹していた前2作に比べると、JUDAS PRIESTばりに劇的な序曲でスタートを切る本作は、メロディのフックラインや曲展開のドラマ性が強化されたことで、収録各曲のキャラ立ちが明瞭に。お陰で全体の流れにメリハリが生まれ、これまでありがちだった「俺いま何曲目聴いてんだっけ?」と現在置を見失うようなことがなくなりまし
…続き

EXCITER-Unveiling the Wicked ★★★ (2015-08-13 00:07:02)

ジョン・リッチ(G)が脱退し、オリジナル・ラインナップが崩壊。しかし活動の勢いを鈍化させることを嫌ったバンドは直ちに旧知のギタリスト、ブライアン・マクフィーを迎え入れてツアーを続行すると、その合間にレコーディング作業も行い、'86年に本4thアルバムを発表しました。
突貫人事のようでいて、このブライアン氏が実に良いソロを弾く逸材でして。オールド・スクーラーな前任者に比べると、メタリックなリフを刻む傍らインスト曲②を始め、ソロ・パートではギター・ヒーロー然とした派手なGプレイも決めてみせる等、よりモダン(80年代当時)な感性の持ち主。それに触発されたのか、今作はカミソリっぷりは抑えめに、そのぶんキャッチーなメロディや構築感を重視し、JUDAS PRIEST型正統派HM路線への更なる接近が図られています。
で、こうなると問題になるのがダン・ビーラーの一発キメたようなVo。既に散々
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EXCITER-Unveiling the Wicked-Invasion/Waiting in the Dark ★★★ (2015-08-18 21:52:08)

重々しいイントロから疾走を開始し、
中間部に「聴かせる」インスト・パートを挟んで
ドラマティックに展開していく構成が
これまでになかった魅力を放つ名曲。
ダン・ビーラーは明らかに歌いきれていませんが
この人はこれで良い。

EXCITER-Violence & Force ★★ (2014-10-13 11:21:14)

'84年発表の2nd。当時国内盤が出たにも関わらずイマイチ影が薄いのは、衝撃のデビュー作『HEAVY METAL MANIAC』に比べると、プロダクションからパフォーマンスまでモーレツっぷりが抑制されていて、そこはかとなく「聴かせる」姿勢を見せ始めたことにパワーダウンを感じる方が多いせいでしょうか?
それでも、JUDAS PRIESTの“EXCITER”を10倍アグレッシブに、そして50倍バカにしたようなハイパーっぷりで突進するアルバム表題曲②で幕が上がる本作の、余人を寄せ付けぬテンションの高さはやはり圧倒的。
曲作りのパターンは2、3通りしかなく、しかもどの曲も似たり寄ったりなテンションの高さで押しまくるので、通して聴くと自分が今何曲目を聴いてるのか見失うこともしばしば。そりゃゴッドでなくとも「もうちょっと緩急を考えて欲しい」と苦言を呈したくなるかもしれませんが、しかしなが
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EXHORDER-Slaughter in the Vatican ★★ (2007-05-05 22:01:00)

アメリカはニューオリンズ出身の5人組突撃スラッシャー(但しBはヘルプ)、'90年発表の1stアルバム。
プロデューサーに名手スコット・バーンズ、レコーディング場所はデス・メタルの聖地MORRIサウンド・スタジオという
鉄壁の布陣からも明らかな通り、その作風は(メンバーの風貌同様)非常にバイオレント。
元々、デスラッシャーの元祖的存在として知られているバンドだけに、ドスの効いたハイテンションVo、
重厚且つパワフルなリフ&リズムが隙間なく音の壁を作り上げ、一丸となって押し込んでくる様は圧倒的迫力を誇る。
中でも、スリリングなGソロが疾走感を倍増させる①、その勢いを受け継いで、つんのめり気味に突進する②、
タモリ倶楽部ファンからは空耳ソングとしても親しまれている(?)ダイナミックな③、
バンドのテーマ・ソングと言うべき④という、頭4曲の猛烈な畳み掛け
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EXHORDER-Slaughter in the Vatican-Death in Vain ★★ (2007-11-25 17:05:57)

不気味なSEを引き裂いて、耳から血が出そうな鑢状のリフが
シュレッドされる1stアルバムのOPナンバー。
楽曲の持つ疾走感を倍化させる、勢いに満ち溢れたなGソロも素敵。

EXHORDER-Slaughter in the Vatican-Desecrator ★★ (2007-11-25 16:57:43)

のたうつようなヘヴィネスの効いた前半~中盤から一転、
後半で爆発的な疾走へと転じるダイナミックな仕上がりの1曲。
昔、タモリ倶楽部の空耳アワーで、ラストの畳み掛ける歌詞の部分が
「どすこい、どすこい、どすこい、どすこい、だぁ!」
と聞こえると取り上げられ、爆笑を誘っていた。(Tシャツ獲得)

EXHORDER-The Law ★★ (2007-05-08 06:17:00)

デビュー作『SLAUGHTER IN THE VATICAN』は、硬質且つスピーディなスラッシュ・メタル・アルバムの力作だったが、
この'92年発表の2ndは、スラッシーな疾走感よりも圧し掛かって来るかのようなヘヴィネスの演出に
重きを置いた内容に仕上がっている。
とにかく今回は、徹底的にドンシャリ感が強調されたサウンド・プロダクションが圧巻。生々しいドラム・サウンドは
バスドラの重さが半端じゃないし(ちょっと『...AND JUSTICE FOR ALL』風?)、何より、
グルーヴィなノリを飲み込んで、ジャリジャリと分厚く刻まれるヘヴィ・リフの迫力は圧倒的。
そうした音像に従来の激烈な疾走感が加味された、強力な「掴み」の役割を果たすOPチューン①、
冒頭のへヴィ・パートがその後のスピード感を倍化させる②、インスト曲ながら、本編随一の
スト
…続き

EXISTANCE-Breaking The Rock ★★★ (2017-03-01 23:43:36)

80年代のフレンチ・メタル・シーンを盛り上げたH-BOMBのシンガー、ディディエ・イザールのご子息ジュリアン・イザール(と聞いて「おお!」と色めき立つ方は、きっと失恋船長さんクラスのメタル・マニア)をフロントマンに擁する5人組が、’16年に発表し日本デビュー作ともなった2ndアルバム。
雷鳴に続く抒情的なアコギのイントロを鋭利なGリフが切り裂き、頭振るのに丁度良い速度でOPナンバー①が疾走を開始。ツイン・リードGもメロディックにハモってみせる、このSAXONライクな楽曲に冠されたタイトルは“HEAVY METAL FURY”…。最早この時点でバンドが高純度の正統派HM路線を志向していることは明白です。
但しジュリアンのふにゃっとしたハイトーンVoが柔和な響きを宿していたり、2本のGが快活に弾き出すリフやソロ、もしくはキャッチーなコーラスの飾り方が、曲によってはLAメタル的とも
…続き

EXISTANCE-Breaking The Rock-Heavy Metal Fury ★★★ (2017-03-02 23:27:36)

アコギのイントロで劇的に盛り上げてから
スピーディに疾走を開始する曲展開といい、
ツインGの駆け抜けっぷりといい、
そしてこのタイトル。まさしく
「俺達は正統派HM路線で行く」という
バンドの堅い決意表明が伝わるアルバムのOPナンバーです。

EXISTANCE-Breaking The Rock-Honest ★★★ (2017-03-02 23:33:39)

快活なGリフ(“BARK AT THE MOON”?)と
合唱を誘うキャッチーなコーラスは欧州HMよりも
LAメタルあたりからの影響を伺わせます。
刻み、奏で、ハモる、華やかなツイン・リードGの
活躍が大きな聴き所を作り出す、
アルバムのハイライト・ナンバーの一つ。

EXISTANCE-Breaking The Rock-Marilyn (Icon of Desire) ★★★ (2017-03-02 23:24:46)

タイトルからも察しがつく通り、女優マリリン・モンローの
謎多き死について歌った疾走ナンバー。
(途中の肉声は本人のものかな?)
ツインGの絡みは明らかにIRON MAIDENからの影響が
見て取れますが、ここまでカッコ良ければ文句もないという。

EXODUS-Blood In, Blood Out ★★★ (2014-12-26 23:51:28)

フロントマンの座にスティーヴ“ゼトロ”サウザが出戻って(10年ぶり2度目)、'14年に発表されたEXODUSの新作。
恋愛体質のカップルばりに別れたりヨリを戻したりを繰り返してるんで、今更「ゼトロ復帰」っても新鮮さを感じたりはしませんが、ですがやっぱりこの編成の磐石感は半端ない。ゼトロの剃刀Voに鈍りがないことはHATRIOTの作品群が証明している通りですし。
以前、雑誌では「次作は短い曲が波状攻撃を仕掛けて来るタイプの作品になるよ」とかゲイリー・ホルト(G)が語っていたのに、蓋を開けてみれば収録曲の半数が6分超えという前作同様の大作主義が貫かれていて、嘘つき!(笑)と開巻暫くは微妙なテンションでした。
しかし尺は長めでも全編がアゲアゲな疾走感で敷き詰められ、EXODUSの旨みが凝縮された名曲③で一旦我を忘れてしまうと、以降はラス曲⑫(VARUKERSのカヴァー)まで殆
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EXODUS-Blood In, Blood Out-Collateral Damage ★★★ (2014-12-28 00:52:49)

血沸き肉踊るGリフとリズムのコンビネーションに
ハイテンションなゼトロのVoから、
スラッシュ魂を煽りまくるコーラスまで
もうEXODUSエキス100%(成分無調整)な名曲。
これ聴いてアガらんEXODUSファンはいないじゃなかろうか。

EXODUS-Blood In, Blood Out-Food for the Worms ★★★ (2014-12-28 01:09:30)

本編中、最高速度を叩き出すラスト・ナンバー。
突っ走るキレッキレなGリフのカッコ良さは正しくEXODUS印。
フェードアウト気味に終わってしまうのが
もったいないぐらいの名曲ですよ。

EXODUS-Blood In, Blood Out-Wrapped in the Arms of Rage ★★★ (2014-12-28 00:59:04)

無性に頭振りたくなるEXODUS流スラッシュ・ソングとしての
カッコ良さは勿論のこと、高みへ向かって昇りつめていくような
飛翔感溢れるツイン・リードGにも胸高鳴る逸曲。

EXODUS-Bonded by Blood ★★ (2006-07-20 22:53:00)

EXODUSにアルバム史上、最も欧州へヴィ・メタルからの影響が色濃く薫る、'85年発表のデビュー作。
デモ・テープ並みのクオリティながら、破れかぶれな迫力に満ちている轟然としたサウンド・プロダクション、
テンションも音程もリズム感も狂いっ放しだが、それゆえ極悪な凄味を感じさせる故ポール・バーロフのVo、
憑かれたように前のめりで突っ走るトム・ハンティングのDs、そして何より本作の白眉たる、高いドラマ性と殺傷力を兼ね備えた、
H-TEAMによるツイン・ギター・ソロ&クランチ・リフは強力無比!
2ndアルバム以降ではキャッチーさも加味されていく楽曲も、ここでは凶暴性剥き出し。
名曲④“A LESSON IN VIOLENCE"を山場に、ひたすらササクレ立ったスラッシュ・チューンが、
アグレッション撒き散らかしながら疾走する、アルバム前半の畳み掛けはま
…続き

EXODUS-Exhibit B: The Human Condition ★★ (2010-08-01 21:12:00)

久し振りにメンバー・チェンジなしで制作、'10年に発表された9thアルバム。
「人類の残虐行為」をテーマに据えた、7th『THE ATROCITY EXHIBITION(EXHIBIT A)』と対を成すコンセプト作
ということで、基本的には前作の作風を受け継ぐ、殺伐とした空気が充満するスラッシュ・アルバムなのだが、
テーマがテーマなだけに「重苦しい」「キャッチーさに欠ける」と賛否が分かれた『EXHIBIT A』に比べ、
こちらは疾走感3割増しの上、ゲイリー・ホルトとリー・アルタスのGコンビが、前作以上に華麗にして流麗な
ツイン・リードを随所で炸裂させまくっているため、取っ付き易さでは本作の方に軍配が上がる。
「EXODUSの声」として益々凄味を増したロブ・デュークスの肉食獣シャウト、独特の音色と切り口で刻まれるGリフ、
高揚感を生み出すリズム、そ
…続き

EXODUS-Exhibit B: The Human Condition-Beyond the Pale ★★★ (2010-09-18 01:22:11)

凶悪にしてキャッチー
禍々しくもドラマティック
これぞEXODUS!と思わずコブシを握り締める
リズミック且つ鋭利に畳み掛けるリフ&リズム、
そして飛翔するGソロのあまりのカッコ良さに
血管がプツンといきそうになりました。
再結成後のEXODUSが生み出した
屈指の名曲の一つじゃないでしょうか。

EXODUS-Fabulous Disaster ★★ (2007-01-17 21:48:00)

歯切れの良い疾走感が小気味イイ①、EXODUS史上屈指の名リフが炸裂する②、バンドが一体となって
生み出すグルーヴに思わず体が反応する③という、冒頭からの名曲3連打が圧巻の、'89年発表の3rdアルバム。
アグレッシブ且つキャッチーなリフ、リズミカルでノリの良いVo、印象的なフレーズを閃かせるツインG、
適度なユルさで疾走するリズム隊etc・・・と、EXODUS流スラッシュ・メタルの醍醐味がギュッと詰め込まれた、
この頭3曲のインパクトが余りにも強烈過ぎるせいか、後に続く楽曲の存在感が思いっきり霞んでしまっているのは
問題だが(メロディックなGソロが美味しい⑥⑦なんて普通に良く出来た曲なのに・・・)、
その辺りを差し引いても、聴く価値は大いにある作品。
あと付け加えておくなら、WARのカヴァー④、ブルーズ風の⑤、AC/DCのカヴァー⑩といった
…続き

EXODUS-Force of Habit ★★ (2007-04-10 22:15:00)

トム・ハンティング(Ds)に続きロブ・マッキロップ(B)まで脱退。その後任にマイク・バトラーを迎え入れて
'92年に発表された5thアルバムにしてラスト作(その後、再結成したわけだけど)。
うーん、ごく普通のへヴィ・メタル・アルバムですな、こりゃ。この時期、進むべき音楽的方向性を巡って
所属レーベルのキャピトルとかなり揉めたらしいが、その結果、メンバーのモチベーションの著しい低下が
はっきりとレコードに刻み込まれてしまっていて、全体的に、やや緊張感に欠ける散漫な仕上がり。
中でも、スティーブ・ゼトロ・サウザ(Vo)のテンションの低さはどうした事か。また、楽曲が無駄に長いのも
緩い雰囲気に拍車を掛けていて、特に、年寄りの小便の如くダラダラとキレのないアルバム後半の構成には、
もっと工夫が必要だったのではなかろうか?カヴァー2曲も思いっきり浮きまくっ
…続き

EXODUS-Impact Is Imminent ★★ (2007-01-17 22:05:00)

バンドのメジャー・デビュー作という事で、キャピトル・レコードが権利をガッチリ握っているせいか、
なかなか再発が掛からずに最近はめっきり店頭でも見かけなくなってしまった、'90年発表の4thアルバム。
本作を先ず一聴して圧倒されるのが、その強烈極まりないサウンド・プロダクション。まるで耳に
ヤスリを掛けられているかの如く、ジャキジャキと刻まれるエッジの立ちまくったリフは、重く、分厚く、
ベイエリア・クランチの完成型とでも言うべき迫力を誇る。この特性を存分に活かして歯切れ良く疾走する
アルバム・タイトル・トラック①は、本編の幕開けを飾るに相応しいインパクトを備えた、必殺の名曲。
前作『FABULOUS DISASTER』は、EXODUSの持つファニーな面が強く表れた1枚だったが、今回は幾分か
メロディに欧州的な湿り気が戻ってきていて、特に、緩急の効い
…続き

EXODUS-Let There Be Blood ★★ (2009-09-23 02:18:00)

ロブ・デュークス(Vo)、ゲイリー・ホルト(G)、リー・アルタス(G)、トム・ハンティング(Ds)、
ジャック・ギブソン(B)という編成に落ち着いたEXODUSが、「黎明期のスラッシュ・シーンに燦然と輝く名盤」と
高く評価される、'85年発表の1st『BONDED BY BLOOD』をセルフ・リメイク。
本作はTESTAMENTの『FIRST STRIKE STILL DEADLY』の方法論に触発されて制作されたらしいが、様式美HMに通じる
構築美やドラマ性を湛えた初期TESTAMENTの名曲群が、リ・レコーディングによって一層魅力的に蘇っていたのに対し、
『BONDED~』の魅力は、楽曲のカッコ良さのみならず、ヘタクソなVoや劣悪な音質といったマイナス要素すらも
強力な武器へと転化してしまう、当時のEXODUSが放っていた圧倒的「初期衝動」や「カリス
…続き

EXODUS-Pleasures of the Flesh ★★ (2006-07-21 23:21:00)

Voをポール・バーロフからスティーブ・ゼトロ・サウザに代えて、'87年に発表された2ndアルバム。(国内盤には『栄光への挑戦』なる邦題がつけられていた筈)
良い意味でも悪い意味でも尖がっていた1st「BONDED BY BLOOD」に比べ、格段に聴き易くなっているのが大きな特徴で、
これは、前任者よりメロディを追えるタイプのVoの存在、サウンド・プロダクションの向上と、
演奏のキレをしっかり捉えた整理された音作り、そして何より、フックに富んだキャッチーなクランチ・リフに由るところが大。
個人的に、EXODUSの名前を聞いて想起する音像は、本作に於いて確立された感あり。
勿論、楽曲が親しみ易くなったとは言え、攻撃性は微塵も損なわれてはおらず、アルバム全編、スラッシーに疾走しまくり。
ゲイリー・ホルト&リック・ヒューノルトのH-TEAMによるツイン・ギター
…続き

EXODUS-Pleasures of the Flesh-Seeds of Hate ★★★ (2006-04-13 20:26:22)

EXODUSと言えば、一番好きなアルバムは『BONDED BY BLOOD』だが、一番好きな曲はこれ。
アコギによる美しい小曲“30 SECONDS"(正確には“35 SECONDS"だが/笑)をイントロに、
「攻撃的でありながらキャッチー」という相反する要素を兼ね備えて疾走するリフが凶悪なまでにカッコイイ。
憑かれたかのように突っ走るトム・ハンティングのDs、
エキセントリックでありながら、しっかりと歌っているスティーヴ・ゼトロ・サウザのVoも強烈ながら、
やはり主役はゲイリー・ホルト&リック・ヒューノルトのH-TEAM。
2本のギターが絡み合うようにして高みへと昇り詰めていくクライマックスのソロ・パートは、
あまりの恍惚感に失禁しそうになりましたですよ、はい。

EXODUS-Shovel Headed Kill Machine ★★ (2006-07-24 17:24:00)

再結成2作目を前に早くもラインナップが崩壊。ゼトロ離脱は予想範囲内だったが、H-TEAMの片翼リック・ヒューノルトと、
EXODUS独特の疾走感の要トム・ハンティングの脱退には心底驚かされた。ともあれ、その後任にポール・ボスタフとリー・アルタスを
迎え入れるというサプライズ人事で体制を立て直し、殆どベイエリア・スラッシュ・オールスターズと化したEXODUSが
'05年に発表した7thアルバム。しかもこれが傑作ときたもんだ!
メロディ無視で吠えまくるVo(ポール・バーロフ程の狂気はないが)、キャッチーさより攻撃性を重視した作風は、
1st「BONDED BY BLOOD」を思わせるが、これまでになくベース音が強調された音作りと、重量感溢れるタイトなドラミングによって、
ガチガチにビルドアップされまくった硬質な楽曲は、明らかにその1stの頃の路線とも異なる
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EXODUS-Tempo of the Damned ★★ (2007-01-22 21:10:00)

再結成EXODUSが、紆余曲折を経て'04年に発表した復活の6thアルバム。
かなり迷いの感じられる内容だった前作『FORCE OF HABIT』の反省を踏まえて、本作は自らの原点に
立ち返ったかのような、強力なスラッシュ・メタル・アルバムに仕上がっている。
アンディ・スニープが手掛けたサウンド・プロダクションは、これまでの作品とはかなり違った感触を伝えるものの、
OPチューン①における、キャッチー且つアグレッシブに刻まれるリフ、そして何より躍動する
トム・ハンティングのDsを聴いた瞬間、“あの"EXODUSが帰ってきた!と実感。
全体的にアグレッシブさが前面に押し出されていて、特に、スティーブ・ゼトロ・サウザの力みまくった歌唱は
それを強く意識させる。ただ、迫力は十分だが少々躍動感に欠ける印象が無きにしも非ずで、
折角のミドル・チューンの
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EXODUS-The Atrocity Exhibition: Exhibit A ★★ (2007-12-06 23:23:00)

精神疾患を理由にバンドから離脱したオリジナル・ドラマーのトム・ハンティングが戦線復帰を果たした、'07年発表の8th。
基本路線は前作『SHOVEL HEADED KILL MACHINE』と同様ながら、今回は「組織化された宗教と、その名の下に行われた
残虐行為の数々」をテーマに取り上げたセミ・コンセプト作ということで、いつになくダークな雰囲気がアルバム全編を支配。
『IMPACT IS IMMINENT』を更に強力にした感じのヤスリ状サウンド・プロダクション(アンディ・スニープ謹製)や、
収録曲の大半が7分以上という大作主義が貫かれた作風と併せて、圧し掛かってくるかのようなへヴィネスが圧倒的迫力を誇る仕上がり。
そんな重苦しい空気の中で存在感を発揮するのが、トム・ハンティングのDsと、ゲイリー・ホルト&リー・アルタスの
Gコンビで、前者はEXODUS
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EXODUS-The Atrocity Exhibition: Exhibit A-Children of a Worthless God ★★ (2007-12-08 01:56:33)

リー・アルタスが曲作りに加わっているせいか、
他の楽曲よりもドラマティックな仕上がりのナンバー。
たっぷりフィーチュアされたツインGと、
ロブ・デュークスのクリーンVoによる歌唱も効果的。

EXODUS-The Atrocity Exhibition: Exhibit A-Iconoclasm ★★ (2007-12-08 02:03:20)

暴力的なまでのアグレッションを撒き散らす曲調と、
美しくすらあるツインGのハーモニー・プレイとの対比が
ドラマティックなスラッシュ・チューン。

EXODUS-The Atrocity Exhibition: Exhibit A-Riot Act ★★★ (2007-12-08 01:48:07)

EXODUSのアルバムのOPナンバーにハズレは1曲も存在しないが、
今回も、無事その法則は守られた。
ドラマティックなイントロから、ドクランチなOPリフが炸裂した瞬間、
思わずガッツポーズ取ってアルバムの出来の良さを確信しましたよ。
比較的、長尺曲の揃った『THE ATROCITY~』なれど、
この曲は3分台のランニング・タイムを、一気呵成に突っ走る。

EXORCIST (2015-09-21 22:19:08)

'86年にCOBRA RECORDSからアルバム『NIGHTMARE THEATRE』でデビューを飾った覆面スラッシュ・メタル・バンド。
プロデュースや作曲をVIRGIN STEELEのデヴィッド・ディフェイズとエドワード・パッシーノが手掛けており、てっきりVSの弟分バンドなのかと思いきや、後に、弟分も何もVIRGIN STEELE自身の変名バンドであることが判明。
彼らはこの時期、PILEDRIVERの2nd『STAY UGLY』や、デヴィッド・ディフェイズの妹がシンガーを務めていたORIGINAL SINのアルバム『SIN WILL FIND YOU OUT』に全面参加したりと、積極的に課外活動に精を出していて、このバンドもそうした中の一つだった模様。

EXORCIST-Nightmare Theatre ★★★ (2015-09-21 22:21:59)

突如HR/HMシーンに現れた、謎の(というか、そもそも誰も正体を知りたがらなかった)覆面スラッシャー、EXORCISIT。ジャケットのインパクトも強烈な本作は、彼らが'86年にCOBRA RECORDSに残した唯一作で、スラッシュ愛好家が「EXORCISTは実はVIRGIN STEELEの変名バンドだったのです!!」と、いくら!!マークを多用して熱弁を振るっても、堅気のメタル・ファンからは「それがどうした」ってな醒めた(至極ごもっともな)反応しか返ってこなくてしょんぼりする1枚でもあります。
尚、マスクの下の正体はVIRGIN STEELEですが本編にエピック・メタル的要素は皆無。ラフなプロダクションに、メロディ無視でダーティに吐き捨てるダミアン・ラス(デヴィッド・ディフェイズ)のVo、チリチリとした音色でササクレたリフを刻み、狂ったようにソロを弾き倒すG、押して押して押しまくるリ
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EXORCIST-Nightmare Theatre-Riding to Hell ★★★ (2015-10-01 23:23:28)

音程無視のシャウト型Voに、ヤケクソ気味に引き倒すG、
ひたすら直線的に突っ走るリズムと、
アクセルべた踏みで突っ走る(その結果、最後に事故を起こす)
高速スラッシュ・ナンバー。
スピード・メタリックなGリフのカッコ良さは本編随一。

EXUMER-Fire & Damnation ★★★ (2022-07-13 23:54:07)

『北斗の拳』と『マッドマックス』と『13日の金曜日』をゴタ混ぜにしたようなマスコット・キャラと、オフロードを力尽くで踏破するモンスタートラックの如きスラッシュ・サウンドが強烈なインパクトを放った1st『POSSESSED BY FIRE』(’86年)が、今もマニア筋から熱狂的に支持されるドイツのEXUMERが'12年に発表した復活作。通算3作目。
アルバム・デビューから間もなくバンドを去った中心メンバー、メム・フォン・シュタイン(B、Vo)がラインナップに復帰していることもあって、怪作『POSSESSED~』の再来に期待が高まりましたが、キャリアを重ね安定感を獲得した演奏といい、「キ」印成分控えめのシャウトVoといい、強引な展開が整理されストレートに疾走する楽曲といい、本作で披露されているのは、まぁビックリするぐらいに普通のスラッシュ・メタル。丸大ハンバーグばりに《ポンコツでもいい
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EXUMER-Fire & Damnation-I Dare You ★★★ (2022-07-15 00:30:07)

猛烈なリフの刻みとダークな雰囲気が初期作を彷彿とさせる
・・・と思ったら、2nd『RISING FROM THE SEA』収録曲の
リメイクだったという。でもカッコイイですよ。

EXUMER-Possessed by Fire ★★ (2011-03-29 22:21:16)

VENOMの登場に衝撃を受けたメム・フォン・シュタイン(B)が音頭を取って結成、彼の父親が提案したバンド名「EXHUMER」からHを抜いて「EXUMER」を名乗ったドイツ/フランクフルト出身の4人組スラッシャーがDISASTER RECORDSから'86年に発表した、ジャケットに描かれたジェイソン風怪人のインパクトも十分なデビュー作。(イラストレーターがアルバム・タイトルからイメージを膨らませて創作したキャラクターなのだとか)
個性派スラッシュ・メタル・バンドが群雄割拠するドイツにあって独自色を強調するため、「THE U.S. TRASH METAL BAND FROM GERMANY」を目指したという彼らのサウンドは、破壊的に刻まれる禍々しいGリフや、狂ったように掻き毟られるGソロ辺りにSLAYERからの影響を滲ませつつ、基本はVENOM直系のゴリ押しスラッシュ路線を爆走。演奏力
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EXUMER-Possessed by Fire-Destructive Solution ★★★ (2011-03-31 22:38:43)

執拗なGリフの刻みっぷりと強引に走りまくるDs、
それに喉よ裂けよとばかりに喚き倒すVoが
ヤケクソ気味に突貫するアルバム屈指の名曲。
SLAYER型のキチガイGソロから一転、
美しいメロディを叙情的に紡ぎ出す
Gの振れ幅の大きい良い仕事っぷりがギラリと光っていますね。

EXUMER-Possessed by Fire-Possessed by Fire ★★ (2011-03-31 22:33:15)

不穏なイントロを突いて、喧しく鳴りまくる
Gリフとリズム、そして「とにかく力一杯叫んでます!」感溢れる
Voとが、後は野となれ山となれってな感じで疾走するOPナンバー。
押し出しの強いサビが結構カッコ良い。
曲間には禍々しい雰囲気を演出するミドル・パートも組み込まれているが
息も絶え絶えなVoのパフォーマンスにちょっと笑ってしまう。

EXUMER-Rising From the Sea ★★ (2007-01-31 20:16:00)

ドイツ出身の4人組スラッシャーが、'87年に発表した2ndアルバム。
正直な話、アルバム前半は冴えない内容。キレに欠ける演奏で聴かされる楽曲はフックに乏しく、
声質は迫力十分ながら一本調子なパフォーマンスのVoの存在と相俟って、どの曲も似たり寄ったりに聴こえてしまう。
ミドル・パートを組み込んで楽曲に緩急を演出しようとする姿勢は買えるのだが、それが単に
「かったるい」だけの印象で終わってちゃ拙いだろ、と。Gソロの魅力不足も如何ともし難し。
ところが、エンディングに叙情味を持ち込み「おや?」とさせられる⑥辺りから空気が変わり始め、
ハイテンションに突っ走る⑦、ジェットコースターの如くアップダウンを繰り返す⑧、
バイオレントな高速スラッシュ・チューン⑨、本編ラストを激烈に締める⑩・・・と、アルバム後半には
それまでの失点を取り戻すかのようにテン
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