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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 1851-1900
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EXUMER-The Raging Tides
EXUMER-The Raging Tides-The Raging Tides
EYES-Eyes
EYES-Eyes-Nobody Said It Was Easy
Eastern Orbit
Eastern Orbit-Future Force
Eastern Orbit-Future Force-Epitaph
Eastern Orbit-Future Force-Space Strut
Eastern Orbit-Future Force-Time Limit Man
Eastern Orbit-Live-journey to Utopia
Eastern Orbit-Live-journey to Utopia-Fire Ball
Eastern Orbit-Live-journey to Utopia-Journey to Utopia
Evil Invaders
Evil Invaders-EVIL INVADERS
Evil Invaders-Feed Me Violence
Evil Invaders-Feed Me Violence-Feed Me Violence
Evil Invaders-Pulses of Pleasure
Evil Invaders-Pulses of Pleasure-Master of Illusion
Evil Invaders-Pulses of Pleasure-Stairway to Insanity
Evil Invaders-Shattering Reflection
Evil Invaders-Shattering Reflection-Forgotten Memories
Exarsis
Exarsis-New War Order
Exarsis-New War Order-Human Project
Exarsis-New War Order-Twisted Logic
Exarsis-Sentenced to Life
Exarsis-Sentenced to Life-...Against My Fears
Exarsis-The Brutal State
Exarsis-The Brutal State-Dying Earth
Exarsis-The Brutal State-Mind Poisoning
Exarsis-The Brutal State-Vote for Crisis
Exarsis-The Human Project
Exarsis-The Human Project-Skull & Bones
Exarsis-The Human Project-The Brutal State
Exarsis-The Human Project-The Human Project
Exarsis-Under Destruction
Exarsis-Under Destruction-The Return
Exarsis-Under Destruction-Thrash Is Back
Excalibur(france)-Fils Vengeur
Excalibur(france)-Fils Vengeur-Fils Vengeur
Excalibur(frence)-Fils Vengeur
Excalibur(frence)-Fils Vengeur-Fils Vengeur
Excess
Excess-Melting Point
Excess-Melting Point-Foreign Lands
Excess-Melting Point-The Game
F.K.U.
F.K.U.-1981
F.K.U.-1981-Corpse Mania
F.K.U.-4: Rise of the Mosh Mongers

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発言している23曲を連続再生 - Youtube



EXUMER-The Raging Tides ★★★ (2019-08-15 23:24:49)

80年代に2枚のアルバムを残し解散したEXUMERが、1st『POSSESSED BY FIRE』(’86年)発表後にバンドを去った中心メンバー、メム・フォン・シュタイン(Vo、G)を擁するラインナップで復活を果たしたのは00年代初頭のお話。ただ、その後待てど暮らせど作品リリースの動きはなかったので「ああ、ライブで小銭を稼ぐだけなのね」と油断していたら、ここ数年で3枚のスタジオ・アルバムを次々発表。それまでのブランクを取り返すようなアクティブな活動っぷりを見せてくれて意表を突かれましたよ。
本作は’16年発表の復活第2弾アルバム(通算4作目)で、プロデュースは前作同様ヴァルデマー・ゾリヒタが担当。アートワークには『13日の金曜日』のジェイソンと『北斗の拳』の雑魚キャラを足して2で割ったようなお馴染みのマスコットキャラが登場しています。
再結成後の彼らの音には本作で初めて触れた
…続き

EXUMER-The Raging Tides-The Raging Tides ★★★ (2019-08-15 23:38:06)

鋭利でキャッチーなGリフを前面に押し立ててスマートに疾走するアルバム表題曲。
欧州風味のダークネスを湛えたGソロもしっかり練られていて
かつての「無理を通せば道理が引っ込む」出鱈目っぷりは影を潜めています。
若干の寂しさを覚えつつも、でもこれも十分カッコイイですよ。

EYES-Eyes ★★ (2017-03-07 22:28:03)

ジェフ・スコット・ソートがフロントマンを務める(ついでに盟友マルセル・ヤコブもヘルプ要員として数曲でBをプレイしている)LAの4人組が、CURB RECORDSとの契約を得て'91年に発表したデビュー作。
熱く歪んだメタル・ボイスで正統派HMを歌わせたら業界屈指と評判のジェフですが、それだけに留まらず、メロハーにもファンクにも対応できる、幅広い柔軟性と表現力の持ち主であることはファンならご承知の通り。土の匂いが薫る活きのいいHRナンバーから、キャッチーなハードポップ、更には美しいバラードまで、バラエティ豊かな楽曲が取り揃えられた本作では、主に彼氏の後者の才能が如何なく発揮されています。BURRN!!誌レビューでの高評価に釣られて購入した当時は、一聴して「ちぇっ、イングヴェイみたいな音楽性じゃねえのか」とガックリした覚えがあるものの(浅はかな…)、しかし折角買ったんだからと繰り返し聴
…続き

EYES-Eyes-Nobody Said It Was Easy ★★★ (2017-03-07 22:52:34)

美しいバラード。
アグレッシブなHMナンバーだけでなく
この手の抒情的な楽曲を歌わせても
ジェフ・スコット・ソートは絶品の実力を
発揮してくれますね。

Eastern Orbit (2014-03-02 22:47:33)

中島優貴(Key)率いるHEAVY METAL ARMYが、より幅広い音楽性を追求すべく、メンバー・チェンジ(ギターがシンキから多田勇に、ベースがチェピート竹田からデイヴ伊藤に交代)を契機にEARSTEN ORBITと改名。
ハードネスは維持しつつも、中島の操るKeyをこれまで以上に前面に押し出し、プログレ・テイストを増強した1st『FUTURE FORCE』を'82年に発表して出直しデビューを飾る。
アルバムのクオリティのみならず、横田基地で収録された『LIVE! JOURENEY TO UTOPIA』('83年)を聴けば明らかなようにライブ・アクトとしての実力も確かだったが、結局、その後間もなくバンドは自然消滅・・・。

Eastern Orbit-Future Force ★★★ (2014-03-02 22:49:35)

これまで良い評判は耳にしても「でもプログレ作品なんでしょ?」と、あまり食指が動かずにいたEARSTEN ORBITのデビュー作('82年)を、紙ジャケ再発を機会に購入してみたのですが、これが聴いてビックリ。スペーシー且つ攻撃的に切り込んでくる中島のKeyに、新加入の多田勇(G)とデイヴ伊藤(B)、それに宮永英一のドラミングが嵐のように暴れ回るOPナンバー①の迫力からして度肝を抜くカッコ良さ。余計な先入観を彼方へと吹き飛ばされてしまいましたよ。
「近未来への警鐘」をテーマに据えたトータル・コンセプト作で、アメリカン・プログレ・ハード調の③や、KING CRIMSONの不朽の名曲“EPITAPH”のカヴァーに挑んだ⑨といった楽曲も収録。辣腕ミュージシャン同士の鬩ぎ合いによって生じるスリルや豪快さよりも、Keyがアンサンブルのまとめ役を担った整合性重視の作風は、確かにこれまで以上に中島の
…続き

Eastern Orbit-Future Force-Epitaph ★★★ (2014-03-03 22:33:53)

KING CRIMSONの不朽の名曲“墓碑銘”のカヴァー。
オリジナルに匹敵する出来栄えとは口が裂けても
言えませんが、でも原曲の深遠な静謐さは敢えて
オミットして、よりHR的なアプローチを試みた
攻めの姿勢を感じさせるアレンジは買い。
どうせリスキーな挑戦ですし、カヴァーするなら
これぐらいやった方が聴いていて楽しいですよ。

Eastern Orbit-Future Force-Space Strut ★★★ (2014-03-03 22:24:06)

OP曲。スペーシーな響きを湛えつつ
切れ味鋭く暴れ回る中島のKeyを筆頭に、
プログレ・バンドというこちらの先入観を
豪快に粉砕するハードなインスト・ナンバー。
曲中で繰り返される「THE FORCE WITH YOU」の
元ネタは『スターウォーズ』の「理力と共にあらんことを」
でしょうかね?

Eastern Orbit-Future Force-Time Limit Man ★★★ (2014-03-03 22:28:18)

静から動、動から静、そして再び静から動・・・
といった具合に、プログレシッブ・ロック的な
ドラマティックな構築美と、HR然とした疾走感とを
併せ持ったアルバムのハイライト・ナンバー。
触れ幅の大きな曲調を完璧にこなしてみせる
高度なテクニックと表現力を併せ持ったメンバーの
力量に瞠目させられます。

Eastern Orbit-Live-journey to Utopia ★★★ (2017-01-14 10:23:17)

‘83年11月に、EASTERN ORBITが米軍横田基地内の将校クラブ「NCO CLUB」で行ったライブの模様を収めた実況録音盤(前座は十二単だったという)。
メンバーはJ.J.(Vo)、中島優貴(Key)、宮永“CHIBI”英一(Ds)、多田勇(G)、デイヴ伊藤(B)、それに特別ゲストのCHAR(G)という布陣。英語のMCも流暢にこなせるJ.J.の熱唱を始め、手練れの面子が繰り出す熱く激しいパフォーマンスと、初っ端からテンションが振り切れている観客の熱狂とが相俟って、本作を聴いていると、何やら海外で(そも米軍基地内はアメリカの領土なんですけども)、海外のバンドのライブを見ているような錯覚に陥る瞬間もしばしば。中でも個人的には、イアン・ペイスばりのタイトで流れるようなドラミングのみならず、RAIBOWのカヴァー③ではリードVoも担当する(しかも巧い!)という多才ぶりを発揮している
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Eastern Orbit-Live-journey to Utopia-Fire Ball ★★★ (2017-01-15 08:34:15)

このタイトルでこのバンドですから
DEEP PURPLEのカヴァーかな?と思ったのですが、違いました。
Charをゲストに招いてのステージ上でのジャム・セッションに
曲名を付けたものなのですが、これがまさしくタイトルを地で行く
火を噴くような楽器陣の掛け合いがスリリングな出来栄え。
疾走感溢れる曲調はテーマ・メロディも印象的で
ちゃんと「インスト曲」として成立しています。

Eastern Orbit-Live-journey to Utopia-Journey to Utopia ★★★ (2017-01-15 08:27:30)

1stアルバムには収録されておらず、このライブ盤でしか
聴くことができない(多分)アルバム表題曲。
宮永英一の流れるようなドラムロールと、Charが奏でる
“星条旗よ永遠なれ”をイントロ代わりにスタート。
一度聴けば耳に残る印象的なリフレインを持った哀愁のHRナンバーで
熱く激しく咽び泣くGソロも強烈。
それまでバリバリ英語の楽曲とMCをこなしてきたJ.J.が
曲紹介で「Char、オ願イシマス」と
凄い丁寧に日本語を話しているのも微笑ましい。

Evil Invaders (2014-02-24 23:51:04)

ベルギーはリンブルグ州モルにおいて、Vo兼Gのジョー・アヌス(凄ぇ名前だな)が結成。
バンド名がRAZORの2ndアルバムから取られていることは想像に難くなく、事実、彼らが演奏しているのはカミソリの如きGリフとリズムがハイテンションに突っ走る、RAZORはもとより、MOTORHEAD、IRON MAIDEN、EXCITER、その他諸々からの影響をちゃんぽんしたスピード/スラッシュ・メタル・サウンド。
'13年発表のセルフ・タイトルの6曲入りデビューEPが高評価を受け、また同作を引っ提げて参加した、地元リンブルグが隔年で開催する音楽コンクール「LIMBOMANIA」では見事優勝。
'14年には早くもTRUE THRASH FESTでの来日公演も決定している等、期待と注目を集める逸材。

Evil Invaders-EVIL INVADERS ★★★ (2014-02-24 23:52:22)

ベルギーから現れた期待の新人5人組が'13年に発表したデビューEP。
前評判やジャケットの印象から、てっきりスラッシュ・メタル・バンドだと思っていたのですが、当たらずと言えども遠からず。
熟練職人の刃物捌きのような鋭利にして軽快なリフ・ワークや、スタッカート気味に走り抜けるリズムがスラッシーな攻撃性とスピード感を具現化しつつも、サウンド全体としては、FASTKILLの伊藤昭博似のハイトーンでテンション高くまくし立てるVoがしっかりとメロディを「歌い」、尚且つツイン・リードGがメロディックに、ドラマティックに駆け巡っていることもあって、その印象は「限りなくNWOTHM寄りのスピード・メタル」といった趣き。
特に、MOTORHEAD遺伝子を組み込んでフルスロットルで高速回転するGリフ&Bラインと、起承転結を背負って劇的に疾走する曲展開が血中メタル成分を沸騰させる②と、主張し
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Evil Invaders-Feed Me Violence ★★★ (2018-05-22 00:12:57)

なかなか国内盤が発売されず、「まさか今回はスルーされてしまうのか?」と危機感を募らせていたら、’17年発表の4曲入りEP『IN FOR THE KILL』とドッキングした豪勢な2枚組仕様でのリリースが実現しホッと一安心。ベルギーの切り込み部隊EVIL INVADERSが’18年に発表した2ndフル・アルバム。
鼓膜をつんざく高音スクリームVo、カミソリGリフ、性急なリズムが一丸となって畳み込む、カナダの元祖スラッシュ・メタル・バンド、EXCITERの名曲“VIOLENCE & FORCE”のカヴァー⑩が「オリジナル曲か」っつーぐらい違和感なくハマりまくるスピード・メタル路線を迷いなく突撃する一方で、従来の疾走疾走また疾走という力業スタイルに比べると、今回は重厚なインスト小曲③から繋がるヘヴィな④、ラストを締め括るドラマティックなエピック・ナンバー⑨といった楽曲を要所に配置することで
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Evil Invaders-Feed Me Violence-Feed Me Violence ★★★ (2018-05-24 00:04:21)

高速で刻まれるイントロのGリフの切れ味だけで
その名曲ぶりを確信させられるアルバム表題曲。
前掛かりな突進から、2本のGを活かした中間部の
ドラマティックなタメを経て、再び突進へ転じるという
緩急の効いた曲展開からもバンドの確かな成長が聴き取れます。

Evil Invaders-Pulses of Pleasure ★★★ (2015-04-22 23:34:29)

セルフ・タイトルのデビューEPが絶賛されたベルギーの5人組が、満を持して'15年に発表した1stフル・アルバム。(日本デビュー作でもある)
剃刀Gリフを目まぐるしく刻み倒し、IRON MAIDENへの憧憬も露わに劇的にハモりまくるツインGにグイグイ引っ張られて、ハイピッチVoと、敏捷な機動性を誇るリズム隊を伴い一気呵成に突っ走るサウンドは、NWOTHMの一派に含めるには尖がっていて、スラッシュ・メタルで括るにはメロディアス。さてこの音を何と表現するべきか…と一瞬考え込んでから、あ。「スピード・メタル」でいいじゃんかと。
ただ、字余り気味のテンションで押し込んで来る②のような楽曲にしても、曲展開には緩急やドラマが仕込まれ、Gソロにも尺がたっぷりと取られています。昨今評判のSPEEDTRAPやDEMOLITION TRAINといったプレ・スラッシュ/スピード・メタル勢に比べるとパ
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Evil Invaders-Pulses of Pleasure-Master of Illusion ★★★ (2015-04-23 23:00:46)

序曲“BLINDED”とセットで劇的に本編の幕を引く、
勢いは抑え気味に、聴かせることに主眼を置いたエピック・ソング。
ツインGが奏でる印象的なメロディを手始めに、
これまたIRON MAIDENからの影響が濃厚に打ち出されていますね。

Evil Invaders-Pulses of Pleasure-Stairway to Insanity ★★★ (2015-04-23 22:54:08)

“BE QUICK OR BE DEAD”か、
はたまた“PURGATORY”かといった趣きの
Gリフでグワシッと掴まれるスピード・メタル・ナンバー。
シャウトだけでなく、ここではきっちりとメロディを
追いかけるVoも楽曲の荒ぶる勇ましさを援護射撃。

Evil Invaders-Shattering Reflection ★★★ (2022-06-20 23:15:27)

これまでに3度の来日公演を敢行する等、今やベルギーを代表するHMバンドへと成長を遂げた感のあるEVIL INVADERSが、プロデューサーにFLESHGOD APOCALYPSEのメンバーであるフランチェスコ・パオリとフランチェスコ・フェリーニを招聘してレコーディングを行い、'22年に発表した3rdフル・アルバム。
積極的なツアー攻勢と、折からの新型コロナウィルス感染症蔓延による世界中の混乱が重なって、前作リリースから5年ものブランクが空いてしまいましたが、ジョーのハイピッチ・スクリーム、カミソリGリフとタイトなリズムとが、一糸乱れぬ統制のもとで突っ走るテクニカルなスピード・メタル・サウンドは健在。その一方で、よりメロディックに歌うようになったVoといい、スピードは抑え気味にして、ダイナミズム演出にこれまで以上に気の払われた構成といい、前作あたりから顕著になった正統派HMスタイルへ
…続き

Evil Invaders-Shattering Reflection-Forgotten Memories ★★★ (2022-06-21 23:52:16)

EVIL INVADERSにとって初(?)のバラード。
といっても悲壮感を湛えて劇的な盛り上がりを呈する曲調に
甘さの類は皆無。Voもムーディに歌い上げたりはせず、
喉から血を吐くような激情シャウトで聴き手のハートを鷲掴んでくれます。

Exarsis (2013-10-12 00:08:36)

ニュース番組的には財政問題で、HR/HM的には新世代スラッシュ・メタル・バンド勢の台頭で注目を集めるギリシャはキアトにおいて、'09年に結成。
'10年に入り、アレックス(Vo)、クリスP(B)、パナヨティス(G)、クリスT(G)、ジョージ(Ds)というラインナップが揃うとバンド活動が活性化。デモ音源のリリースやスプリット・アルバム『3 WAYS OF THRASHERS』に参加して地歩を固めると、'11年には自主制作した1st『UNDER DESTRUCTION』を、アテネのインディーズATHENS THRASH ATTACKからリリースする。
同作が国内外で評判となったことから、新たにドイツのMDD RECORDSと契約を交わしたバンドは、'13年にはプロデューサーにジョージ・ボコスを迎えて2nd『THE BRUTAL STATE』(2nd)を発表。彼らはこのアルバムで日
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Exarsis-New War Order ★★★ (2017-12-06 22:16:14)

シンガーを交代して2作目、通算では4作目ともなるスタジオ・アルバム。(’17年発表)
そろそろ中堅バンドの仲間入りというキャリアを積み重ねながらも、バタバタと落ち着きのない、どこかB級感漂うスラッシュ・サウンドは相変わらず。と言ってもこれは貶しているわけじゃなく、寧ろ褒め言葉。演奏はキレキレですし、普通デビュー当時の初期衝動は作を重ねる毎に貫禄や整合性といった要素に上書きされていくものですが、このバンドの場合はラフい音質の下、ハイテンションで歌いまくるVo、マシンガン・リフを間断なく吐き出すG、せかせか忙しないリズム、テンポ良く炸裂する威勢の良い野郎コーラスetc.と、未だ(良い意味で)「スラッシュ小僧」感を保ち続けててくれているのだから貴重ですよ。
イントロ序曲①をブチっと強引に断ち切って②が突っ走り始める、笑っちゃうぐらい荒っぽい導入で掴みはOK。その後も猛然とラッシュを
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Exarsis-New War Order-Human Project ★★★ (2017-12-08 00:28:15)

前作のタイトル・トラックがここに収録されている理由は不明。
本編の幕引き役に相応しく7分以上に及ぶ大作ですが、
鋭利なリフ、小回りの利くリズム、アッパーなVoが緊迫感を伴い
一塊に突っ走って、勿体ぶった雰囲気が皆無なのがこのバンドらしい。
ただよくよく聴くとVoはハイピッチを活かしてメロディを
歌っていますし、何より劇的にハモりながら駆け抜けて行く
ツインGが、楽曲が持つドラマ性を効果的に高めてくれています。

Exarsis-New War Order-Twisted Logic ★★★ (2017-12-08 00:23:02)

普通、序曲とそれに続く楽曲ってのはシームレスに
繋がって行くもんだと思うのですが、ここでは曲と曲の継ぎ目が
くっきりと露呈していて、「いいんだよ、細けぇことは!」
というノリ一発(雑な)姿勢が微笑ましくて良い。
濁声とハイトーンを使い分けテンション高く迫るVo
Gリフを痙攣気味に刻み倒したかと思えばソロは劇的に響かせるツインG、
それらを乗せてわっせわっせと一心不乱に突っ走るリズムとが畳み掛ける
炸裂感に溢れたOPに打ってつけのスピード・ナンバー。

Exarsis-Sentenced to Life ★★★ (2022-06-16 00:30:24)

作を重ねても落ち着く気配が全然ない、メタル馬鹿っぽさを漲らせながら全力疾走を続けるギリシャのEXARSISが、こっちが知らぬ間にリリースしていた5thアルバム(’20年発表)。いやマジでいつの間に出てた?
このCD不況の折、無事国内盤が発売されただけでも寿ぐべきこととはいえ、解説もついてないソリッド過ぎる仕様はそりゃないぜと。なので、かつてSUICIDAL ANGELSへと去った筈のクリス・T(G)がしれっとバンドに出戻った理由については不明のままなれど(脱退以降も両者は良好な関係を保っていたようですが)、一聴してすぐに分かるのは、鼓膜をつんざくハイピッチVo、手数多めに押し込んでくるリフ&リズムを軸としたサウンドのけたたましさには微塵の変化もないこと。
キャリアを積んだスラッシュ・メタル・バンドにとってスピード・ダウンは避け難い宿命みたいなものとはいえ、彼らの場合、アッパー
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Exarsis-Sentenced to Life-...Against My Fears ★★★ (2022-06-17 00:45:07)

ムーディなインスト・ナンバー“THE DRUG”をイントロ代わりに
スタート。メロディアスな前半はミドル・テンポで抑え気味ながら、
中盤からは血管切れそうな勢いでシャウトをひり出すVo及び全楽器が
アクセルべた踏みで猛加速。スラッシュ魂にボッと炎を点火してくれます。

Exarsis-The Brutal State ★★★ (2013-10-15 23:16:39)

日本デビュー作ともなった'13年発表の2ndアルバム。
1st『UNDER DESTRUCTION』最大の欠点だった安普請のプロダクションが劇的な改善を遂げ、オーラ0だったジャケット・アートワークもVEKTORやMUNICIAL WASTEとの仕事で知られるアンドレイ・ボウジコフが手掛けることによって大幅グレードアップ。加えて、刺々しくドライでキャッチーなリフ&リズムが「トルクより回転数で勝負!」とばかりに高速で畳み掛ける収録楽曲には、『UNDER~』を凌駕せんとする前のめりな威勢の良さが漲っているのですから素晴らしい。
それと今回、アコギ序曲のしじまをブチ破って猛突進へと転じる②や、本編最高速度を誇る④、それに1st収録の代表曲をより強力にリメイクした⑤といった優れたスラッシュ・ナンバーの数々を聴いて驚かされるのが、Voの著しい成長っぷり。前作では割とありがちなシャウト・ス
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Exarsis-The Brutal State-Dying Earth ★★★ (2013-10-16 22:24:09)

キャッチーな疾走感とキビキビとしたノリの良さを
併せ持つ、ANTHRAX風味のスラッシュ・ナンバー。
1stアルバム収録曲のセルフ・リメイクですが、
音質、Voの迫力、楽器陣の演奏の精度、
それにアレンジの練り具合まで、完成度は段違いに増しています。
(サイレン音を取り入れた楽曲にハズレなし)
歌詞には「EXARSIS」という言葉も登場しますし、
バンドの代表曲なんでしょうかね。

Exarsis-The Brutal State-Mind Poisoning ★★★ (2013-10-16 22:16:43)

エンジンふかし過ぎてタイヤが空転するのもなんのその、
アクセルべた踏みで突っ走る突撃スラッシュ・ナンバー。
ハイテンションで叫び倒すVoとメロディアスに疾走する
ツインGも切迫感を煽ってくれます。

Exarsis-The Brutal State-Vote for Crisis ★★★ (2013-10-16 22:19:09)

疾走感にかけてはアルバム収録曲中、1、2を
争うハイスピード・ナンバー。
でありながら、キャッチーさを失っていないのが
このバンドの良いところ。
随所で炸裂する掛け声コーラスが
良い感じに高揚感を盛り上げてくれます。

Exarsis-The Human Project ★★★ (2015-07-06 00:10:42)

メンバー5人中3人が脱退するという、バンドによっては致命傷にもなりかねない大幅な編成替えを経て、'15年に発表された3rdアルバム。それでいて音楽性は拡散することなく、寧ろその切っ先を益々鋭く研ぎ澄ませて健在です。
ジタバタと焦燥感を伴い喧しく炸裂する①、硬質に畳み掛けて来る④、アグレッシブな中にもキャッチーさを宿らせた⑩等、従来の「80年代型スラッシュ・メタル」のフォーマットをブレずに受け継ぎつつ、本作はプロダクションの強度が増したことで、リフ&リズムの切れ味、野郎コーラスの迫力、そしてメロディックに閃くGソロの鮮烈さetc・・・が、一層ダイレクトに伝わって来るようになりました。また「元メタル雑誌のライター」というユニークな出自の新Voが、前任者ほどのクレイジーネスを感じさせない代わりに、よりコントロールされたハイピッチ・シャウトを提供。
結果として、熱に浮かされたような破
…続き

Exarsis-The Human Project-Skull & Bones ★★★ (2015-07-11 22:59:53)

陰謀論でお馴染みの秘密結社について歌ったスラッシュ・ソング。
攻撃的ハイピッチVoを持ち味としながらも
メロディをなぞっても歌えるニュー・シンガーの
存在が活かされた、本編中にあってはパワー・メタリックな
感触も味わえる名曲。オフィシャル・ビデオを制作していることからも
バンド側のこの曲に対する手応えの確かさが感じられますね。
リードBと共に走り出すパートのカッコイイこと。

Exarsis-The Human Project-The Brutal State ★★★ (2015-07-11 23:07:09)

キャッチーさを伴って、歯切れ良く
跳ねるように疾走する曲調と、
合唱を誘う威勢のいいコーラスが
ANTHRAX辺りを彷彿とさせる本編ラスト・ナンバー。

Exarsis-The Human Project-The Human Project ★★★ (2015-07-11 23:15:04)

3rdアルバム表題曲にしてOPナンバー。
嵐のように吹き荒れるリフ&リズムの絨毯爆撃、
脳天から突き抜けるようなハイピッチVo、
目まぐるしく駆け巡るGソロが怒涛の如く聴き手を煽り立て、
居ても立ってもいられない気分にさせてくれる曲調は
実に「スラッシュ・メタルらしさ」に満ち溢れています。

Exarsis-Under Destruction ★★ (2013-10-12 00:10:15)

ギリシャ出身の5人組スラッシュ・メタル・バンドが、アテネのインディーズATHENS THRASH ATACKから'11年にリリースした自主制作の1stアルバム。
いかにも「身近な知り合いにちゃちゃっと描いて貰いました」感漂うチープなジャケット・アートワークと、ダビングを繰り返した聴き古しのカセットテープの如き劣悪な音質とが、リスナーの聴く意欲を著しく削いでくれますが、それさえ乗り越えられれば(高過ぎるハードルだけれども)、収録曲の出来は非常にハイクオリティで驚かされます。
デモテープでWHIPLASHの名曲“POWER THRASHING DEATH”をカヴァーしていることからもこのバンドの趣味嗜好は明らかで、音程無視のシャウト型Vo、ササクレたGリフ、突っ込み気味のリズムとが「止まったら死ぬ!」とばかりに前のめりな生き様を炸裂させまくったスラッシュ・サウンドは、野生動物ばり
…続き

Exarsis-Under Destruction-The Return ★★★ (2013-10-14 20:36:56)

ランニング・タイムは2分台とコンパクトですが、
前のめりな疾走感、キャッチーなノリの良さ、
高揚感を煽る掛け声コーラス、それに印象的なGソロと、
このバンドの魅力が全て凝縮されていると
いっても過言ではない、アルバムのハイライト・ナンバー。

Exarsis-Under Destruction-Thrash Is Back ★★★ (2013-10-14 20:30:54)

タイトルからして若気の至り感炸裂しまくりな、
スラッシュ・メタル・バンドのデビュー作に
収録されるに相応しい逸品。
攻撃的でありながら、ノリ易いキャッチーさも備えた
実にこのバンドらしい仕上がりです。

Excalibur(france)-Fils Vengeur ★★★ (2023-02-06 23:23:23)

バンド名はX-CALIBERでもEXCULIBERでもなくEXCALIBUR(間違い探しか)。80年代初頭のフレンチ・メタル・シーンで頭角を現し、一時はベルギーのMAUSOLEUM RECORDSと正式契約寸前まで漕ぎ着けたらしいですが、主要メンバーの脱退等で活動が軌道に乗らず、結局アルバム・デビューを果たせぬまま解散してしまったという4人組。本作は彼らが残した幻のデモテープ『FILS VENGEUR』(’84年)を始め、貴重なライブ音源等を取りまとめて収録した特別編集盤…なのかな?
フレンチ・メタル熱が盛り上がっていた時期に行きついた作品で、ファンタジックなバンド名とは裏腹に、神秘さの欠片もねぇジャケット・アートワークは海原雄山が「このイラストを書いたのは誰だあ!!」と怒鳴り込んできそうなヘボヘボ具合ですし、元がデモ音源だけにプロダクションのショボさも相当なもんですが、しかしそれ
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Excalibur(france)-Fils Vengeur-Fils Vengeur ★★★ (2023-02-10 00:15:56)

EXCALIBURの代表曲。リマスターしようが元がデモなので
音質の改善具合はたかが知れていますが、忙しなく刻まれる
Gリフ、ガムシャラに突っ走るリズム、劇的に舞うインスト・パートの
カッコ良さには「それがどうした」と思わされるだけの
魅力が備わっていますよ。

Excalibur(frence)-Fils Vengeur ★★★ (2023-02-06 23:23:23)

バンド名はX-CALIBERでもEXCULIBERでもなくEXCALIBUR(間違い探しか)。80年代初頭のフレンチ・メタル・シーンで頭角を現し、一時はベルギーのMAUSOLEUM RECORDSと正式契約寸前まで漕ぎ着けたらしいですが、主要メンバーの脱退等で活動が軌道に乗らず、結局アルバム・デビューを果たせぬまま解散してしまったという4人組。本作は彼らが残した幻のデモテープ『FILS VENGEUR』(’84年)を始め、貴重なライブ音源等を取りまとめて収録した特別編集盤…なのかな?
フレンチ・メタル熱が盛り上がっていた時期に行きついた作品で、ファンタジックなバンド名とは裏腹に、神秘さの欠片もねぇジャケット・アートワークは海原雄山が「このイラストを書いたのは誰だあ!!」と怒鳴り込んできそうなヘボヘボ具合ですし、元がデモ音源だけにプロダクションのショボさも相当なもんですが、しかしそれ
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Excalibur(frence)-Fils Vengeur-Fils Vengeur ★★★ (2023-02-10 00:15:56)

EXCALIBURの代表曲。リマスターしようが元がデモなので
音質の改善具合はたかが知れていますが、忙しなく刻まれる
Gリフ、ガムシャラに突っ走るリズム、劇的に舞うインスト・パートの
カッコ良さには「それがどうした」と思わされるだけの
魅力が備わっていますよ。

Excess (2018-02-23 23:39:32)

80年代に活躍したフランスのHR/HMバンドは、海外にまで伝わって来る情報が少なく、このバンドもまた然り。 ‘83年にフランスはシェール県ブルージュで結成。80年代に2枚のスタジオ・アルバム(1stのプロデュースを担当したのはSATAN JOKERのドラマー、ルノー・ハントソンだった)を、90年代に1枚のEPを発表するも、レーベルの後押しを受けられずに21世紀を迎える前に解散したことぐらいしか、調べてみても分からない。
あとシンガーだったジャン・ルイ・トゥーブノとドラマーのアラン・トゥーブノ(兄弟?)は、'07年と'08年にそれぞれお亡くなりなっていて、’17年にNO REMORSEからリリースされた再発盤は、彼らに捧げられているという。

Excess-Melting Point ★★★ (2018-02-23 23:40:15)

フランスはシェール県ブルージュ出身で、アルバム2枚(とEP1枚)を残して解散した今もオリジナルLPの中古盤が高値で取引される等、マニア筋から根強い支持を受ける5人組が'86年に発表した1stアルバム。
夢見が悪くなりそうな人相の悪い兄ちゃんが描かれたジャケットだけだと、オカルト/サタニック・メタルでも演ってそうな感じを受けますが、実のところ、JUDAS PRIESTの“THE HELLION”か、はたまたY&Tの“FROM THE MOON”かというツインGによる重厚なイントロで幕が上がる本作で聴くことが出来るのは、オーソドックスな正統派HMサウンド。(フランスのバンドには珍しく歌詞は全曲英詞です)
良好とは言い難いプロダクションと、煮え切らないウェットな声質のシンガーの歌唱が相俟って、全体的に小ぢんまりとしていて些か音に迫力は欠けますが、聴き手の期待を煽るドラマティックなイ
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Excess-Melting Point-Foreign Lands ★★★ (2018-02-26 00:08:21)

JUDAS PRIESTの“THE HELLION”や、Y&Tの“FROM THE MOON”を
思い出さずにはいられない、重厚なGによるイントロだけで
名曲の貫禄は十分。こぢんまりとしたプロデュースのせいで
今一つ問答無用の迫力には欠けますが、憂いを帯びたメロディと、
劇的に駆け巡るツインGとを乗せて疾走する楽曲自体は十分にカッコ良い。

Excess-Melting Point-The Game ★★★ (2018-02-26 00:12:51)

アルバムのトリを務めるナンバーで、これまたKeyと
泣きのGの共演によるイントロだけで名曲の貫禄は十分。
勿論、ウェットな声質のVoが歌う、透明感を湛えた哀メロが
軽快に疾走するイントロ後の曲展開だって
こっちの期待を裏切るものではありません。
Voに負けじと歌うGソロがまた素晴らしい。

F.K.U. (2015-03-18 23:21:41)

S.O.D.の活動に触発され、'87年に結成されたという古参スラッシュ・メタル・バンド。
現メンバーは、元MIDAS TOUCHのパトリック・スポロング(B)、DARKANEのローレンス・マックローリー(Vo)、WUTHERING HEIGHTSのテディ・モーラー(Ds)、LOST SOULSのピーター・ランス(G)と腕利き揃い。その代償として継続的な活動を行うことが難しかったようなれど、過去にリリースした4枚のスタジオ・アルバムは何れも高評価を獲得し、'13年発表の4th『4:RISE OF THE MOSH MONGERS』では待望の日本デビューも飾っている。

F.K.U.-1981 ★★★ (2018-02-06 22:51:24)

楽曲の題材選びから、全身に血塗れメイキャップを施したメンバーの扮装まで、「ホラー・スラッシュ」を標榜するスウェーデンの5人組が'17年に発表した5thアルバム。
キレッキレなGリフ、機動力に富むリズム、メロディも追えるハイピッチVoという、抜群の安定感を誇るパフォーマンスがスクラムを組み、ランニング・タイム2~3分台とタイトにまとめ上げられた高速ナンバーが次から次へと畳み掛ける、速戦即決のスラッシュ・メタル…という基本スタイルは勿論継続。但しGソロが殆ど聴かれなかったり、前作『4:RISE OF THE MOSHERS』に比べるとややクロスオーバー方面に揺り戻されている感有り。
ヘドバンに興じてるうちにアッという間に聴き終っているという、頭よりも体で楽しむタイプの作品であり、1曲1曲のインパクトはそれほどでもない…かと思いきや。歌詞のテーマに『バーニング』『13日の金曜日PA
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F.K.U.-1981-Corpse Mania ★★★ (2018-02-06 22:57:02)

2分に満たないランニング・タイムを一気呵成に突っ走る
身も蓋もないスピード・ナンバーですが、
高速で刻まれるGリフのカッコ良さや、
一度聴いただけで耳に残る印象的なコーラスや、
それをド迫力で歌うVoの実力の高さがハッキリと示された
非常に濃密な仕上がり。

F.K.U.-4: Rise of the Mosh Mongers ★★★ (2015-03-18 23:23:31)

「フレディの下着」なる人を食ったバンド名や、ジョージ・A・ロメロの『ランド・オブ・ザ・デッド』を思わせるアートワーク、それに映画や尽きせぬスラッシュ愛を題材に取った歌詞のアイデアが物語る通り、「ホラーとスラッシュ・メタルの融合」をコンセプトに掲げたスウェーデンの4人組が'13年に発表した4thアルバム。
瞬間風速ナンバー“THE UBERSLASHERS”シリーズを含む全20曲もの楽曲を擁する等、クロスオーバー・スラッシュの薫りをそこかしこに漂わせつつも、全体を見渡せば、タイトな中にも緩急を飲み込んだダイナミックな曲展開や、ソロでもきっちり自己主張するメタリックなG、そしてメロディも歌えるハイトーン・シンガーの存在等、ここに来てますます正統派のメタルへと接近。例えば②なんて、勇壮なサビメロがジャーマン・パワーメタルを彷彿とさせるほどですよ。
映画のOPを思わせる大仰なイント①
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