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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 1951-2000
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FIFTH ANGEL-Fifth Angel-Fifth Angel
FIFTH ANGEL-Fifth Angel-Wings of Destiny
FIFTH ANGEL-Time Will Tell
FIFTH ANGEL-Time Will Tell-Broken Dreams
FIFTH ANGEL-Time Will Tell-Midnight Love
FIFTH ANGEL-Time Will Tell-Time Will Tell
FIND ME-Angels in Blue
FIND ME-Angels in Blue-One Last Kiss
FIND ME-Lightning in a Bottle
FIND ME-Lightning in a Bottle-Far from Over (feat. Vince DiCola)
FIND ME-Wings of Love
FIND ME-Wings of Love-Bottom of My Heart
FIND ME-Wings of Love-On the Outside
FIONA-Beyond The Pale
FIONA-Fiona
FIONA-Fiona-Over Now
FIONA-Fiona-Rescue You
FIONA-Fiona-Talk to Me
FIONA-Heart Like a Gun
FIONA-Squeeze
FIONA-Squeeze-Ain't That Just Like Love
FIREHOUSE-Bring 'em Out 'Live'
FIREHOUSE-Firehouse 3-I Live My Life for You
FIRST SIGNAL-FIRST SIGNAL
FIRST SIGNAL-Face Your Fears
FIRST SIGNAL-Face Your Fears-Face Your Fears
FIRST SIGNAL-Line of Fire
FIRST SIGNAL-Line of Fire-A Million Miles
FIRST SIGNAL-Line of Fire-Tonight We Are the Only
FIRST SIGNAL-One Step over the Line
FIRST SIGNAL-One Step over the Line-Minute of Your Time
FIST-Turn The Hell On
FIST-Turn The Hell On-Collision Course
FIST-Turn The Hell On-Terminus
FIST-Turn The Hell On-You'll Never Get Me Up (in One of Those)
FLAMES-Last Prophecy
FLAMES-Summon the Dead
FLESHGOD APOCALYPSE-Agony
FLOTSAM AND JETSAM-Doomsday for the Deceiver
FLOTSAM AND JETSAM-No Place For Disgrace 2014
FLOTSAM AND JETSAM-No Place for Disgrace
FLOTSAM AND JETSAM-When the Storm Comes Down
FM-Atomic Generation
FM-Indiscreet
FM-Indiscreet-American Girls
FM-Indiscreet-I Belong to the Night
FM-Indiscreet-Love Lies Dying
FM-Metropolis
FM-Metropolis-Over You
FM-Metropolis-Still the Fight Goes On

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FIFTH ANGEL-Fifth Angel-Fifth Angel ★★ (2008-10-12 23:41:41)

フックと哀愁に富んだメロディの良さ(あとVoの上手さ)が際立つ、
バンドのテーマ曲でもあるミドル・チューン。
勿論、ツボを押さえたジェイムズ・バードのGプレイも最高だ。

FIFTH ANGEL-Fifth Angel-Wings of Destiny ★★★ (2008-10-12 23:44:57)

タイトルはJUDAS PRIEST調で、導入部はIRON MAIDENの
名曲“審判の日"を彷彿とさせる、1stアルバム随一の
ドラマ性の高さを誇る名曲。

FIFTH ANGEL-Time Will Tell ★★ (2008-10-13 19:29:00)

中心メンバーのジェイムズ・バードとケン・メアリーの脱退(但しケンは、ヘルプ参加で引き続き本作でもDsを叩いている)
というバンド存亡の危機を乗り越えて、1st『FIFTH ANGEL』に勝るとも劣らぬクオリティの作品を作り上げた事で、
FIFTH ANGEL凄し!との評価が一層高まった、日本デビュー作でもある'89年発表の2ndアルバム。(邦題は『時の呪文』)
音楽性に大きな変化はなく、前作同様、UFOの名曲“LIGHTS OUT"のカヴァーがピタリとハマる、
アメリカのバンドらしからぬ叙情的でドラマティックなブリティッシュHR路線を迷いなく邁進。
但し、今回はメジャーからのリリースという事で、若干作風がVo中心になったというか、前作にあったような疾走曲が姿を消し、
全体的にミドル・テンポの楽曲をメインに手堅くまとめられているため、そこに物足りなさを覚
…続き

FIFTH ANGEL-Time Will Tell-Broken Dreams ★★★ (2008-10-13 19:31:41)

リリカルなアコギの調べに導かれてスタートする、
叙情的で劇的なバラードの名曲。
VoとGの豊かな表現力がこれでもか!と堪能できる、
2ndアルバムのハイライト・ナンバー。

FIFTH ANGEL-Time Will Tell-Midnight Love ★★★ (2008-10-13 19:34:49)

ミドル・テンポの楽曲が大半を占める2ndアルバムの中にあって、
躍動感溢れるこの曲の存在はキラリと光る。
単にアップテンポなだけでなく、
哀メロ満載で切り込んで来るツインGの威力も大変素晴しい。

FIFTH ANGEL-Time Will Tell-Time Will Tell ★★ (2008-10-13 19:38:14)

従来の「らしさ」と、ポップ風味を上手くブレンドした
2ndアルバムのタイトル・トラック。
曲作りの上手さが光りますね。

FIND ME-Angels in Blue ★★★ (2019-05-06 08:51:59)

FRONTIERS RECORDSのバックアップを受け、プロデューサー/ソングライター/ミュージシャンとしてマルチな活躍ぶりをみせる売れっ子ダニエル・フローレスと、兄弟デュオFURYやBLANC FACES(新作待ってます)等での活動で知られるシンガー、ロビー・ラ・ブランクによるメロディアスHRプロジェクトが、4年ぶりに発表した3rdアルバム(’19年)。余談ですが、デビュー作が『WINGS OF LOVE』で次作が『DARK ANGEL』と来て、今回が『ANGELS IN BLUE』。どうやらこのプロジェクト、「天使」推しで行く気らしいということがハッキリしましたよ。
前2作がメロハーの好盤だったこともあり本作にも期待値を上げて臨んだところ、当初は最も印象に残るのがSURVIVERの名曲“DESPERATE DREAMS”のカヴァー⑫という結果に、「流石に3作目ともなるとマンネリ
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FIND ME-Angels in Blue-One Last Kiss ★★★ (2019-05-08 23:51:26)

日本盤ボーナス・トラックとして別バージョンが
収録されていることからも、FIND MEがこのバラードを
アルバムのリーダー・トラックに位置付けていることが伺えます。
スケールの大きな曲調にロビー・ラ・ブランクの力強さと
説得力を併せ持った歌声が映える感動的な名曲。

FIND ME-Lightning in a Bottle ★★★ (2022-05-27 01:38:29)

早いもので企画立ち上げから既に10年を数える、ロビー・ラ・ブランク(Vo)を中心とするメロディアスHRプロジェクトFIND MEが、メモリアル・イヤーたる'22年に発表した4thアルバム。(ちなみに今回もアートワークや表題には「天使」を絡めて来るものと思いきや、蓋を開けてみればほぼ無関係なネタで「あら?」と肩透かしを食いましたよ)
スタート当初から寸分たがわぬ…どころか、初めてのソロ・アルバムのリリース等の経験を経ることで、張り/艶/伸びと年齢を重ねて益々パワーアップしている感すら漂うロビーのグンバツな歌声から、プロデュースを担うダニエル・フローレスを筆頭に、FROINTIERS RECORDSお抱えの腕利きソングライター/ミュージシャン勢が作曲と演奏の両面を漏れなくバックアップする体制に至るまで、これまでの勝利の方程式を手堅く踏襲した作りゆえ、ぶっちゃけ取り立てて目新しさはなく、
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FIND ME-Lightning in a Bottle-Far from Over (feat. Vince DiCola) ★★★ (2022-05-31 01:33:14)

オリジナルはロッキーの弟ことフランク・スタローンが歌った
映画『ステイン・アライヴ』の主題歌で、それを本家から作曲担当の
ヴィンス・デコーラ(Key)を招いてカヴァー。この名曲に目を付けただけで
星3つは確定ですが、スピーディな曲調に派手なKeyをフィーチュアした
HR調のアレンジがばっちり決まった秀逸なカヴァー・バージョンに仕上がっています。
他のオリジナル収録曲を完全に霞ませちゃってる点は痛し痒しか。

FIND ME-Wings of Love ★★★ (2019-02-06 00:03:11)

「敏腕ミュージシャン/プロデューサー」+「実力派シンガー」÷「腕利きソングライター陣」=「名盤」一丁上がり!というのが、イタリアのFRONTIER RECORDSが編み出した勝利の方程式。まぁ必ずしも上手く機能するとは限らないというのが現実のままならぬところではありますが、スウェーデン出身のミュージシャン/プロデューサー/ソングライターのダニエル・フローレスと、FURYやBLANC FACESの活動で知られるシンガー、ロビー・ラ・ブランクを上記計算式に当てはめて立ち上げられたプロジェクト、FIND MEが’13年に発表したこのデビュー作は、間違いなく大当たりに分類される1枚です。
ロビーの歌の上手さや、G、Keyを始めとする参加ミュージシャン達の的確な仕事っぷりは勿論のこと、特筆すべきは収録曲の出来の良さ。適度にロック然としたエッジを保ちつつ、哀愁とフックの効いたメロディを盛り込ん
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FIND ME-Wings of Love-Bottom of My Heart ★★★ (2019-02-06 00:15:16)

アレッサンドロ・デル・ベッキオ提供のHRナンバー。
ポジティブなエネルギーを放射するメロディを纏って
アップテンポで駆け抜ける曲調と
ロビー・ラ・ブランクのエネルギッシュな歌唱が
高揚感を大いに盛り上げてくれます。

FIND ME-Wings of Love-On the Outside ★★★ (2019-02-06 00:10:49)

トーマス・ヴィクストロムが提供した楽曲で
ロビー・ラ・ブランクの伸びやかな歌声をフィーチュア、
HR然としたエッジと躍動感を併せ持ち、
何よりメロディのフックの効きっぷり(特にBメロが素晴らしい)に
思わず「たまらん!」と膝を打ちたくなりますよ。

FIONA-Beyond The Pale ★★ (2013-05-22 22:56:42)

いよいよボー・ヒルがレコーディング・プロセスに全面的に関わって作り上げられた、'86年発表の2ndアルバム。(キップ・ウィンガー、レブ・ビーチらも参加)
HR色は一気に後退しましたが、角の取れたモダンなプロダクション、踊りやすく(ノリやすく)ビート感が強調された楽曲等、サウンドは格段に洗練され、歌だけでなく作曲作業にも積極的にタッチし始めたフィオナ嬢のパフォーマンスからもメジャー・アーティスト然とした成熟が感じられるようになりました。
ただその反面、万人受けする歌メロを無難になぞってる印象も無きにしも非ずで、デビュー作でこちらの胸を打ったひたむきさというか、思わず保護欲をそそられる「ギリギリまで力を振り絞っている感じ」が薄れてしまっている点は痛し痒し。
まぁそうは言っても、フックの効いたメロディを盛り込んだ⑥や、高いヒット・ポテンシャルを備えたバラード⑧みたいな楽曲の出
…続き

FIONA-Fiona ★★★ (2013-02-24 01:19:24)

'12年にはショーケース規模ながらも初来日公演を行う等、未だ根強い支持を集めるFIONAことフィオナ・フラナガンが'85年に発表したデビュー作。
「ボー・ヒルの(元)嫁」のイメージに引き摺られ、本作については「豪勢なソングライター陣のバックアップを受けた産業ロック/ハードポップ作品」的な先入観を持っていたのですが、再発を機に購入して聴いてみたら、作曲はGOOD RATSのペピ・マルチェロ(息子は後にMARCHELLOを率いてデビューを飾るジーン・マルチェロでしたか)がほぼ一手に担っている上、何より、予想よりもずっとハードにロックしているサウンドにガツンと一撃ドツかれた次第。(ボー・ヒルも1曲のみ参加しています)
色気ムンムンではなく、さりとて男勝りなメタル・クィーン風でもない、ガール・ネクスト・ドア的な自然体が魅力のフィオナ嬢は、端正な容姿とは裏腹に、例えば②④⑦といった楽曲
…続き

FIONA-Fiona-Over Now ★★★ (2013-02-24 22:23:23)

これまたフィオナ嬢の熱唱が映える
ミディアム・テンポのエモーショナルなロック・ナンバー。
負けてらんねぇ!とばかりに
ボビー・メッサーノのGソロも熱いですよ。

FIONA-Fiona-Rescue You ★★★ (2013-02-24 22:16:51)

エモーショナルな熱唱を感動を呼ぶ、
アルバムでも1、2を争う名曲。
力を振り絞るようにして歌うフィオナ嬢の歌唱は
華奢な外見と相俟って(実際どうなのかはともかく)
「健気」で「一生懸命」な印象が強く感じられ、
聴いてるこっちも何やら応援したくなってしまいます。

FIONA-Fiona-Talk to Me ★★★ (2013-02-24 22:09:28)

全米チャートでも64位と健闘したシングル曲。
ボー・ヒルが手掛けており(ジョニ・ミッチェルとの共作)、
サックスがモダンでアーバンな空気を演出する一方、
フィオナ嬢の性根の座った歌いっぷりが
メタル魂をもビンビンに刺激してくれる名曲。

FIONA-Heart Like a Gun ★★ (2013-09-15 22:59:37)

ボー・ヒルとキース・オルセンの2人がプロデュースを担当。ブラッド・ギルス、キップ・ウィンガー、ドウィージル・ザッパ、デヴィッド・グレン・エイズリーらをゲストに迎えてレコーディング、'89年に発表された3rdアルバム。
売れっ子プロデューサーの全面協力を受けることで「鮮烈さ」は色褪せた代わりに、(良くも悪くも)「商品」としてより完成された2nd『BEYOND THE PALE』の作風を受け継ぐ内容ではありますが、単純に本作の方が自分好みの楽曲が揃っているせいか、『BEYOND~』よりも楽しんで聴くことが出来ました。
米シングル・チャート54位にランクインしたという、キップ・ウィンガーとのデュエット曲②を含むアルバム序盤は「ふーん」ぐらいの心持ちで聴き流していたのですが、暖かみに溢れたバラード④で「おや?」と思わされ、マイク・スラマー共作のロック・ナンバー⑤で「おお」と身を前に乗
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FIONA-Squeeze ★★★ (2018-08-13 09:28:41)

名物A&Rとして知られたジョン・カロドナーの引きもあり、ATLANTICからGEFFIN RECORDSへと移籍を果たしたフィオナが、’93年に発表した4thアルバム。
フィオナ一人がフィーチュアされていたこれまでのジャケットに対し、今回はローラ・マクドナルド(B)、ジミー・デグラッソ(Ds)、デヴィッド・マーシャル(G)ら、新加入のメンバーも平等に――なぜか全員裸で――登場。乱交パーティー感…じゃなかった「バンド感」をアピってきます。そんなアダルトな雰囲気も漂うジャケットのイメチェンぶりから、すわ落ち着いたAOR/産業ロック路線への鞍替えか?と危惧を覚える向きもありましょうが、実際のところ作風に大きな変化はなく、益々表現力に磨きの掛かったフィオナの歌を主役に据える、キャッチーな躍動感に溢れたゴージャスなハードポップ・サウンドは、前3作の路線を順当に踏襲する仕上がり。敢えて変化を探
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FIONA-Squeeze-Ain't That Just Like Love ★★★ (2018-08-15 01:47:37)

ソロ・アーティストではなく、バンドとしての一体感を強調するべく、
エッジの効いたGリフがイントロから豪快に刻まれます。
ライブ映えしそうな躍動感とフックを有したメロディとが
ポップにハジける、アルバムでも1、2を争う名曲ではないでしょうか。

FIREHOUSE-Bring 'em Out 'Live' ★★★ (2016-10-01 08:55:17)

'99年に来日したFIREHOUSEが、大阪の梅田HEAT BEATで行った公演の模様を収録。意外にもこれが彼らの初ライブ・アルバムだとか。
セットリストは、この時点でリリース済みだった4枚のスタジオ・アルバムからヒット曲、代表曲を中心に網羅。比率はやはり1st『FIREHOUSE』と2nd『HOLD YOUR FIRE』に偏り気味ですが、このことに異議を唱えるファンは恐らく少ないですよね。C.J.スネアの伸びやかな歌声を始め、美しいコーラス・ワークから楽器隊の安定したパフォーマンス、更にはOPで必殺の名曲“OVERNIGHT SENSATION”をブチかまし、後に続くのは“ALL SHE WROTE”。このFIREHOUSEが誇る代表曲2連打でいきなり会場を興奮の坩堝に叩き込むステージ進行に至るまで、場数を踏んで鍛えられたライブ・バンドとしての実力が如何なく発揮された出来栄え。
…続き

FIREHOUSE-Firehouse 3-I Live My Life for You ★★★ (2016-10-01 09:04:38)

優し気な曲調のバラードで、FIREHOUSEのバラードとしては
並みの出来かなぁとか思っていたのですが、
日本で収録されたライブ・バージョンを聴いて、いや素晴らしい!と。
楽曲の良さだけでなく、リズム隊だけの援護でコーラス部分を
見事に大合唱する観客に感動。
あんな長い歌詞、英語バカな自分にゃよう歌えませんよ。

FIRST SIGNAL-FIRST SIGNAL ★★★ (2019-05-31 00:23:22)

日本でも高い人気を誇るカナダのHAREM SCAREM。そのシンガーであるハリー・ヘスを主役に迎えたプロジェクトのデビュー作。(’10年発表)
改名騒動に音楽的試行錯誤等、再結成以前のHAREM SCAREMは、バンドが演りたい音楽とファンが彼らに期待する音楽とが微妙なすれ違いを続け、その距離を埋めきれぬまま解散へと至った印象が少なからずありますが、FRONTIERS RECORDSの仕切りで実現した本作は、「俺達が理想とする初期HAREM SCAREM風の楽曲をハリー・ヘスに歌って貰いたい!」との願望ありきでレコーディングされているため、その辺りの思惑のズレが皆無。デニス・ワードがプロデュースを担当し、盟友ダレン・スミス(B)らのゲスト参加を仰ぎ、マーティン兄弟、ダニエル・フローレス、エリック・マーテンソンら、名うてのソングライター陣がハリーのために腕を振るうというお膳立ての揃い
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FIRST SIGNAL-Face Your Fears ★★★ (2023-04-25 00:54:20)

HAREM SCAREMのハリー・ヘスとFRONTIERS RECORDSの愉快な仲間達によるメロディアスHRプロジェクト、FIRST SIGNALが'23年に発表した最新作。これで早くも5枚目に到達、しかも前作『CLOSER TO THE EDGE』から僅か8ヵ月のブランクでのリリースというハイペースな活動ぶりが、安定した人気の高さとレーベル側がこのプロジェクトに賭ける意気込みのほどを物語っているんじゃないでしょうか。
アレッサンドロ・デル・ヴェッキオを始めとするブレーンの顔触れに大きな変化はないものの、前作が(良くも悪くも)やや煮詰まりの気配を感じさせる仕上がりだったため、リリース間隔の短さと相俟って本作に関しては購入時に若干の懸念を覚えなくもなかったのですが、実際に聴いてみたら、いやこれが全くの杞憂でしたね。Gの存在を前面に押し出し、よりパワフルな歌唱を披露するハリー、アップ
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FIRST SIGNAL-Face Your Fears-Face Your Fears ★★★ (2023-04-26 01:22:00)

リフもリズムもハリーの歌唱も「HMナンバー」と形容可能な
逞しさですが、壮麗なハーモニーに包まれたサビメロのフックの強度が
如実に物語る通り、大味感は皆無。新味とらしさがバランス良く
ブレンドされた名曲に仕上がっています。

FIRST SIGNAL-Line of Fire ★★★ (2020-07-28 00:08:04)

前2作の内容の素晴らしさと高評価を受けて、完全にハリー・ヘス(Vo)のレギュラー・プロジェクトとして定着した感のあるFIRST SIGNALが'19年に発表した3rdアルバム。
プロデューサーにはダニエル・フローレスが続投。参加ソングライター勢は前作から一新され、BAD HABITのハル・マラベルや、XORIGINのダニエル・パルクヴィスト、FRONTIRES RECORDS絡みのプロジェクトで頻繁に名前を見かけるソレン・クロンクヴィスト等、ダニエル人脈に連なる北欧系ミュージシャンが多数起用されています。なので音楽性にブレが生まれる筈はなく、ハリーのエモーショナルなハスキー・ボイスが映えるよう、作曲陣は抒情的でキャッチーなメロディアスHRソングを集中的に提供してくれているわけですが、個人的に嬉しかったのがスタン・メイズナーの名前がクレジットされていたことでして。METROPOLIS
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FIRST SIGNAL-Line of Fire-A Million Miles ★★★ (2020-07-29 00:38:45)

スウェーデンのソングライター、ヘンリク・ヘドストロムなる人物の提供曲。
ハリーの歌声が映える哀切な響きを湛えたメロディに煌びやかなアレンジ等、
北欧ハードポップ風味溢れる名曲で、女性Voのさりげない導入や、
マイケル・パレスの泣きを湛えたGプレイも効果的に楽曲を盛り立ててくれています。

FIRST SIGNAL-Line of Fire-Tonight We Are the Only ★★★ (2020-07-29 00:44:10)

嵐やKA-TUN等にも楽曲提供をしているというシンガー/ソングライター
アンダース・レゾフ提供曲で、オフィシャルなリリック・ビデオも
制作されているアルバムのリーダー・トラック的1曲。
ハリーの爽快な歌声を得て、爽やかに伸びやかに、澄み切った青空へ
溶け込んでいくような清々しさに満ち溢れた名曲に仕上がっています。

FIRST SIGNAL-One Step over the Line ★★★ (2020-07-07 00:36:49)

'13年にHAREM SCAREMの再結成が実現したこともあり、もはやハリー・ヘスに副業に勤しむ時間的余裕はねえだろうと続編は諦めかけていたFRONTIERS RECORDS発「俺達が書いたメロディアスHRナンバーをハリー・ヘスに歌って貰おう」プロジェクトことFIRST SIGNALから’16年に届けられた、まさかの2ndアルバム。
プロデュースはデニス・ワードからダニエル・フローレスにバトンタッチ。作曲陣もアレッサンドロ・デル・ヴェッキオ、マッツ・ヴァレンティン、ナイジェル・ベイリー、トーマス・ヴィクストロム等々、前作から顔触れが一新されていますが、音楽的方向性は全くブレておらず、今回も抒情的なメロディ/キャッチーなコーラス/ダレン・スミス(B)続投による重厚なボーカル・ハーモニーを山盛りに、ハリーの爽快な歌声が映えるメロディアスHRソングが大集合しています。HAREM SCAR
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FIRST SIGNAL-One Step over the Line-Minute of Your Time ★★★ (2020-07-08 01:20:44)

元BLOOD RED SAINTSのドラマーで現TAINTED NATIONのシンガー、
ピート・ニューデックと、イアン・ナッシュ(何者?)の共作曲で、
ハリー・ヘスの熱唱が映えるメロディからマイケル・パレスのGに至るまで
だだ漏れの哀愁が胸を締め付けるハードポップの名曲。
感傷的だけどベタつかない清涼感を振りまくコーラス・ワークが絶品です。

FIST-Turn The Hell On ★★★ (2016-04-06 22:58:44)

英国はタイン・アンド・ウィア州にて結成。当初はAXEと名乗るも、アメリカに同名バンドが存在することを知り、名をFISTと改めた5人組が、デビュー・シングル『NAME, RANK AND SERIAL NUMBER』をスマッシュ・ヒットさせた勢いを駆って、メジャーのMCA RECORDSから’81年に発表した1stフル・アルバム。
どうもFISTについては、NWOBHMの中にあってアグレッシブ方向にもメロディアス方向にも振り切れない、中途半端というか地味な立ち位置のバンド…との偏見を持っていたのですが、いやいやいや。90年代の国内盤CD化を契機に購入したらば、これが熱気を孕んでドライヴするOPナンバー①が始まって早々にノックアウト。つか、そもそもつまんねぇ作品だったら何遍も日本盤がリイシューされるわきゃねえよな、と。気付くのが遅すぎましたね。
リフまたリフ攻勢で突き進む、NWO
…続き

FIST-Turn The Hell On-Collision Course ★★★ (2016-04-07 22:45:06)

70年代ブリティッシュHRに通じる哀愁と
ドラマ性迸るアルバム・ハイライト・ナンバーの一つ。
VoとGの泣きの競演には胸打たれずにはいられませんて。

FIST-Turn The Hell On-Terminus ★★★ (2016-04-07 22:54:43)

イントロから「演歌かい!」っつーぐらい
泣き・・・というか嗚咽?に満ち満ちていて
聴いているだけで眉が八の字になる名バラード。
決して器用なタイプのシンガーではないキース・サッチフィールドですが
逆にだからこそ、全身全霊を傾けての熱唱が
この曲調にドはまりしています。

FIST-Turn The Hell On-You'll Never Get Me Up (in One of Those) ★★★ (2016-04-07 22:49:27)

3分に満たないランニング・タイムを
ひたすらリフ・リフ・リフ、そしてリフ!で押し通す、
まさに「ザ・NWOBHM」な疾走ナンバー。その潔さに乾杯。
しゃがれ声でまくした立てるVoもカッコ良さを増強してくれます。

FLAMES-Last Prophecy ★★ (2011-06-02 22:12:06)

デス声Voに、音数多く暴走がちのリフ&リズム、おまけにアルコール万歳ソングまで演ってみたりと、騒々しくとっ散らかった独産スラッシュ・メタル風味のサウンド・スタイルを身上とする(でも実際はギリシャ出身の)4人組が'89年に発表し、彼らのラスト作ともなった4thアルバム。
いきなり厳かな般若心経の読経で幕を開ける、衝(笑?)撃のOPナンバー①に度肝を抜かれる本作だが、内容に関しては前作『SUMMON THE DEAD』に比べると、ずっと常識的で聴き易い仕上がり。
デス声Voの凶悪度が下がり、音質はそれなりに改善、演奏もタイトに締まって楽曲がキャッチーさを増すなど、全体的に整合性と取っ付き易さの底上げが為されているが、その一方で、小じんまりとまとめられているため、バカバカしいほどの迫力が薄れてしまったとの印象もあり、痛し痒し。
SLAYERばりに荒ぶる②、TANKやMOTOR
…続き

FLAMES-Summon the Dead ★★★ (2011-06-01 23:08:15)

デスラッシャーの先駆け的存在とも目される、ギリシャのカルト・スラッシュ・メタル・バンドが'88年に発表した3rdアルバム。
結成当初はNWOBHMの匂いも香る正統派HMを演っていたが、本作で完全にスラッシュ・メタル・フィールドへと移行完了。“EASTEN FRONT(東部戦線)”のタイトルやSEからも分かる通り、映画『戦争のはらわた』へのトリビュート・ソングたる①を手始めに、ペラっペラな音質のもと、鬼のように刻まれるGリフと、けたたましく打ち鳴らされるDs、そして野蛮なデス声Voとがグシャグシャの塊となって突進する暴走スラッシュ・メタルは、初期のKREATORやSODOM、BULLDOZER辺りを比較対象に挙げたくなるとっ散らかり具合だが、とにかくバカバカしいまでの迫力は十分。
痙攣気味に炸裂するGリフのクールさにも侮れないものがあるし、曲によっては泣きのGソロからドラマティ
…続き

FLESHGOD APOCALYPSE-Agony ★★★ (2011-11-05 01:08:37)

メンバーに専任ピアノ奏者がいるとの情報にピアノ・サウンド愛好家としての食指をそそられ、バンドの事も碌に知らずに衝動的に購入してしまった作品。
で実際聴いてみると、確かに流麗にピアノが閃く場面は多々あるものの、へヴィな演奏にその音が埋もれがちで期待していたほど目立ってはいませんでした。
それでもブルータルなデス声Voと寒々しいメロディを朗々歌い上げるクリーンVo、暴力的に吹き荒れるリフ&リズムの嵐と、壮麗に楽曲を包み込むドラマティックなオーケストレーションetc・・・といった、数々の相反する要素を飲み込んで突進する陰影の濃ゆいシンフォニック・デス・メタル・サウンド(流石イタリア産)は全身が総毛立つ程に劇的で高品質。買って良かった。
そうした本編を個性的に彩るのが、ネオクラシカルな旋律とエモーションに満ちた泣きメロを紡ぐG、胸抉る程の悲壮感を醸し出すクリーンVo(Bが兼任)
…続き

FLOTSAM AND JETSAM-Doomsday for the Deceiver ★★ (2006-07-31 22:45:00)

F&Jの代表作と言えば、やはり2nd「NO PLACE FOR DISGRACE」で決まりだろうが、ジェイソン・ニューステッドが
唯一参加している、この'86年発表のデビュー作も、完成度の高さでは負けていない。
兎に角、(俺のように)METALLICAでジェイソン・ニューステッドというベーシストの存在を知り、
遡ってこのアルバムを聴くと、その活き活きとハジけるように動き回る魅力的なベース・プレイに
「METALLICAと全然違うなぁ」と驚かされること請け合い。これが若さか・・・なんて。
ぶっちゃけた話、彼が殆ど手掛けたという収録曲のクオリティも、「...AND JUSTICE FOR ALL」以降の
METALLICAの楽曲より断然上だ。(と言っても、これは単なる好みの問題なんだけれども)
本作は、のっけからガツンとカマされる勇壮な①“HAMME
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FLOTSAM AND JETSAM-No Place For Disgrace 2014 ★★★ (2015-03-04 23:37:27)

'88年発表の2nd『NO PLACE FOR DISGRACE』のリレコーディング・アルバム。切腹ジャケットがオリジナル盤と比較して「使用前」「使用後」状態になっているのが面白くて、つい購入してしまいましたよ。(タイトル直訳と思しき「不面目者に居場所はありません」なる怪しげな日本語が載っているのもポイント/笑)
よりドラマティックに、よりメロディアスに。ジェイソン・ニューステッド脱退というピンチが、逆に残されたメンバーの潜在能力をフルに引き出す好結果へと繋がった名盤『NO PLACE~』の素晴らしさ、殊に、殆ど完璧と言っていい頭4曲の流れの隙のなさについては今更語るまでもなし。なので今作とオリジナル盤の差異について述べさせて貰うと・・・基本的に何も変わっていない(笑)。勿論プロダクションは現代的に進化していますが、アレンジに関しては原典を尊重。これを「だったらオリジナル聴けばいい
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FLOTSAM AND JETSAM-No Place for Disgrace ★★ (2006-12-21 22:04:00)

ジェイソン・ニューステッドをMETALLICAに引き抜かれる(しかも、その後METALLICAが作ったのは
Bの音の聴こえない『・・・AND JUSTISE FOR ALL』・・・)という大事件を乗り越えて、'88年に発表された2ndアルバム。
中心メンバーのジェイソンが抜けた事で、当然サウンドの方にも変化が生じていて、まず大きいのはBの存在感が
後退した事。代わりにツインGが曲作りの中心に据えられ、そのせいか全体的にかなりメロディアスに、
聴き易くなった印象を受ける。疾走感はそのままに、以前よりもドラマチックな曲展開を聴かせるようになった楽曲は、
スラッシュ・メタルというよりは、メロディックなパワー・メタルといった趣き。特に緩急自在のツインGは、
思いっきり弾きまくった時も良いが、じっくりと泣かせに掛かった時のメロディの煽情度が半端じゃない。

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FLOTSAM AND JETSAM-When the Storm Comes Down ★★ (2009-03-15 00:51:00)

プロデューサーにアレックス・ぺリアラスを迎えて制作、'89年に発表された3rdアルバム。
MCA RECORDS移籍後初のアルバム作りという事で、より幅広いリスナー層にアピールする事を念頭に置いたのか、
前2作に比べるとスラッシーな攻撃性が薄れ、エリックAKのハイトーンVoと、2本のGが紡ぎ出す豊かなメロディが
前面に押し出された楽曲の数々は、これまで以上に正統派へヴィ・メタリック。
名曲①を筆頭に、ストレートなスラッシュ・ソングもちゃんと収録されてはいるものの、それ以上に印象に残るのが、
Gリフと歌メロのカッコ良さが際立つミドル・チューン⑥、「押し」と「引き」がバッチリ決まった⑦といった、
ドラマティックな曲展開が光るメロディアスなナンバーの数々。特に、寂しげなアコギの音色に導かれて
叙情的にスタートする⑨は、その怒涛の盛り上がりっぷりが本編の
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FM-Atomic Generation ★★★ (2018-05-12 02:20:34)

英国のベテラン・ロック・バンドFMが、キャリア30周年を祝う企画盤『INDISCREET 30』のリリースを挟んで'18年に発表した新作スタジオ・アルバム。
FMと言えば、挨拶代わりのOPナンバー①が物語る通り、スティーヴ・オーヴァーランド(Vo)の絶品の歌唱力を活かしたブルージーな味わい漂わすメロディアスHRサウンドが持ち味。当然本作でもそうした渋めのテイストは保持されているわけですが、前作でデビュー作のリメイクにチャレンジしたことが良い刺激になったのか、今回は初期作を思わせるキャッチーなハードポップ風味も随所に編み込む等、FMがこれまで歩んできたキャリア(音楽的変遷)を肯定的に総括する内容に仕上がっています。
哀愁のメロディに、控えめながら的確に仕事をこなすGと美しいハーモニーが華を添える②、爽やかな微風の如く心地良い⑤、哀メロがキャッチーに弾む本編のハイライト・ナンバー
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FM-Indiscreet ★★★ (2016-12-29 00:18:05)

名前は知っていても、ちゃんと音に触れたのは名曲“CLOSER TO HEAVEN”が最初ゆえ、FMについては「ブルージーな味わいを取り入れたメロディックHRバンド」という認識でいたのですが、後で「いや、初期の頃は違ってたらしいよ」と教えて貰い、興味を引かれて購入したのが、この’86年発表のデビュー作。
キラッキラに眩く煌めくシンセをふんだんに取り入れた音楽性は、例えばVAN HALENの“JUMP”を思わす曲調に乗せて、屈託なくアメリカへの憧れを歌い上げた⑤に代表されるように、まさしく80年代ど真ん中なハードポップ・サウンド。そのブルーズ要素ゼロっぷりに、なるほど。こりゃ確かに90年代以降のFMとはかなり違っているなぁと。
いやでも、哀愁を湛えて弾むOPナンバー①や、明るく爽やかな②、ドラマティックな導入部だけで掴みはOKな④、心地良く駆け抜けて行く⑥…といった具合に、高いヒ
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FM-Indiscreet-American Girls ★★★ (2016-12-29 12:07:31)

屈託なくアメリカへの憧れを歌い上げた歌詞といい
“JUMP”を思わせるシンセ・リフといい、
80年代感バリバリに躍動するハードポップ・ナンバー。
バンドにしてみりゃ「若気の至り」な1曲かもしれませんが
でもこれ素晴らしい曲ですよね。

FM-Indiscreet-I Belong to the Night ★★★ (2016-12-29 12:12:25)

イントロのシンセだけで「来た、来たぁ!」と。
ポップ・センスとブリティッシュな哀愁が
巧みブレンドされた、この時期のFMならでは名曲。
個人的には1stアルバムで一番リピート率の高い楽曲です。
クリス・オーヴァーランドの歌心に溢れたGプレイも
実に良い仕事してくれていますよ。

FM-Indiscreet-Love Lies Dying ★★★ (2016-12-29 12:05:25)

テクニックだけでなく、ブレスとか節回し、感情表現も含め
こんだけ歌えたらシンガー業が楽しくて仕方なかろうなぁ
と思わせてくれるスティーヴ・オーヴァーランドの歌の上手さよ。
そうした彼の歌唱力が存分に生かされた哀愁の名バラード。
更に抒情性を増して蘇った『INDISCREET 30』のバージョンもお薦めです。

FM-Metropolis ★★★ (2022-04-14 01:12:29)

5th『PARPHERANALIA』(’96年)を最後に活動停止状態に陥るも、復活を遂げた00年代以降は良作を連発して現在まで好調な活動を継続する英国のFM。『バットマン』のパロディ的なアートワークが目印の本作は、再始動の狼煙となった’10年発表の6thアルバムです。
FMの熱心なファンとは言い難い身ゆえ、当時は「あれ?いつの間にか復活してたんだ」ぐらいの認識であり、本作も発売から数年後に中古で購入したぐらいだったのですが、いやこれが本当に素晴らしい出来栄え。FMと言ったらブルージーな味わいが個性と思っておりましたが、当然そうしたエッセンスを端々に散りばめつつも、本編においてそれ以上に印象に残るのはメロディの泣きや哀愁といった部分。
シンプルな音作りのもと、やたら無骨に刻まれる1曲目のGリフが聴こえて来た時は一瞬「げっ」と嫌な予感を覚えたものの、聴き進めるに従ってそれが杞憂で
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FM-Metropolis-Over You ★★★ (2022-04-15 00:11:53)

ライブ映えする軽快なノリの良さと、スティーヴ・オーヴァーランドの
美声が映える哀愁のメロディ、そしてFMのトレードマークたる美しい
ボーカル・ハーモニーに彩られた(印象的なツインGのハモリも◎)
アルバム中盤のハイライト・ナンバー。
表題曲でもあるインストの小曲“METROPOLIS”とセットでお楽しみください。

FM-Metropolis-Still the Fight Goes On ★★★ (2022-04-15 00:18:56)

アルバムを締め括る7分越えの大作ナンバー。
ラス曲に相応しい重厚感と、視界が開けていくような
爽やかさが同居した感動的な名曲。
スティーヴ・オーヴァーランド絶品の歌声が
五臓六腑に染み渡るでぇ。


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