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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 2001-2050
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FM-Tough It Out
FM-Tough It Out-Someday
FORBIDDEN-Forbidden Evil
FORBIDDEN-Forbidden Evil-Through Eyes of Glass
FORBIDDEN-Omega Wave
FORBIDDEN-Omega Wave-Adapt or Die
FORBIDDEN-Omega Wave-Behind the Mask
FORBIDDEN-Omega Wave-Dragging My Casket
FORBIDDEN-Omega Wave-Forsaken at the Gates
FORBIDDEN-Omega Wave-Hopenosis
FORBIDDEN-Twisted Into Form
FORCED ENTRY-As Above, So Below
FORCED ENTRY-Uncertain Future
FOREIGNER-4
FOREIGNER-4-I’m Gonna Win
FOREIGNER-4-Juke Box Hero
FOREIGNER-4-Urgent
FOREIGNER-Double Vision
FOREIGNER-Double Vision-Blue Morning, Blue Day
FOREIGNER-Double Vision-Double Vision
FOREIGNER-Double Vision-Lonely Children
FOREIGNER-Double Vision-Spellbinder
FOREIGNER-Double Vision-Tramontane
FOREIGNER-Foreigner
FOREIGNER-Foreigner-Cold as Ice
FOREIGNER-Foreigner-I Need You
FOREIGNER-Foreigner-Starrider
FOREIGNER-Head Games
FOREIGNER-Head Games-Blinded by Science
FOREIGNER-Head Games-Head Games
FOREIGNER-Head Games-Love on the Telephone
FOREIGNER-Mr. Moonlight
FOREIGNER-Mr. Moonlight-Hand on My Heart
FOREIGNER-Mr. Moonlight-Running the Risk
FOREIGNER-Mr. Moonlight-White Lie
FORTBRAGG
FORTBRAGG-FORTBRAGG
FORTBRAGG-FORTBRAGG-NOW
FORTBRAGG-FORTBRAGG-SHOUT(IN THE NIGHT)
FORTE
FORTE
FORTE
FORTE
FORTE-Destructive
FORTE-Division
FORTE-Rise Above
FORTE-Rise Above-Forgiven
FORTE-Stranger Than Fiction
FORTE-Stranger Than Fiction-Stranger Than Fiction
FORTE-Unholy War

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発言している28曲を連続再生 - Youtube



FM-Tough It Out ★★★ (2016-12-31 01:40:11)

タイトルとアートワークはガテン系。でも音楽性の方は、ニール・カーノンが手掛けた音作りから、デズモンド・チャイルドら外部ライター勢を起用した形振り構わぬ姿勢まで(バックVoにはテリー・ブロック、ロビン・ベックも参加)、自信を持って放ったデビュー作『INDISCREET』がコケたことで「じゃあこれならどうだ!」とばかりに、一層AOR路線に前のめりになっている’89年発表の2ndアルバム。
いや前作だってポップで煌びやかな作品でしたけども、要所で溢れ出す泣きや哀愁が、隠しようのないFMのブリティッシュ・ロック・バンドとしての出自を物語っていたのに比べ、今回はもう身も心もアメリカンになりきって大陸の爽やかな微風を送り込んで来てくれています。例えるなら、前作収録曲“AMERICAN GIRL”の明るくハジけるノリを全編に行き渡らせたような感じ…とでも申しましょうか。
しかし、それが批判
…続き

FM-Tough It Out-Someday ★★★ (2017-01-03 22:09:30)

ジュディスとロビンのランダル母娘により作曲された
HR/HM史にキラリと輝くハードポップの名曲。
FMの2ndアルバム購入を決意したのも、
実は彼らがこの楽曲を演っていると耳にしたからに他なりません。
で、こっちもマーク・フリーのバージョンには及ばないまでも
大変素晴らしい出来栄えでありました。

FORBIDDEN-Forbidden Evil ★★ (2007-01-19 23:52:00)

ベイエリアの5人組スラッシャーが、アルバム・タイトルに元のバンド名を冠して、'88年に発表した1stアルバム。
曲の出来・不出来に結構バラつきが見られるため、小粒ながら平均的に良い曲が揃っていた
2nd『TWISTED INTO FORM』に比べるとやや聴き劣りがするものの、EXODUSばりのクランチ・リフ、
随所で印象的なメロディを紡ぎ出すツインG、名手ポール・ボスタフのタイト極まりないドラミングを活かした怒涛の突進力、
より荒々しい楽曲&サウンド・プロダクション・・・と、スラッシュ・メタルならではの醍醐味にかけては本作の方が上。
マシンガンの如く刻まれるリフと、Voのハイテンションなシャウトが異様なまでにカッコイイ⑤は、その好例。
何より、パワー/スピード/メロディと三拍子揃ったFORBIDDEN史上屈指の名曲③を収録しているしね。
ベイエリ
…続き

FORBIDDEN-Forbidden Evil-Through Eyes of Glass ★★★ (2006-06-22 22:39:36)

ギターのフィードバック音を引き裂いて切り込んでくる、
エッジの立ったシャープなリフにまず耳を奪われる。
ダイナミックなリズムを叩き出して疾走するDs、インスト・パートでの仕事振りがナイスなB、
上下動の激しい難易度高めの歌メロを、楽々と歌いこなすVoも強力だ。
だが、やはりこの曲においては、リフ・ワークだけでなく、
惜しみなく豊かなメロディの注ぎ込まれた、美しく劇的なGソロを披露する
ツイン・ギター・コンビがトドメを刺す。最高!
6分半という比較的長尺の曲ながら、その展開には一分の隙も無駄もなく、
アグレッションとドラマティシズムを撒き散らしながら疾走する、
FORBIDDEN・・・いや、スラッシュ・メタル史上屈指の名曲の一つ。

FORBIDDEN-Omega Wave ★★★ (2011-01-22 00:33:40)

THRASH DOMINATIONで来日して以来、音信の途絶えていたFORBIDDENから漸く届けられた再結成第1弾アルバム。
劇的極まりない序曲①に導かれて、ダークでブルータルなOPナンバー②が始まった時は「カッコイイけど、随分殺伐としてんなぁ」と、若干の違和感を覚えずにはいられなかったのだが、刻みの細かいGリフに忙しないリズム、そしてその上で朗々と歌うラス・アンダーソンのハイトーンVoが畳み掛けるように疾走する④辺りまで聴き進めると、以降は1st~2ndアルバムの頃を思い出させる、押さえるべきポイントがキッチリと押さえられた「これぞFORBIDDEN!」な楽曲が頻出。勇壮なメロディにシンガロングを誘われる⑦、美しいアコギが絶妙なアクセントとなっている⑧⑩といった優れたスラッシュ・ナンバーの数々に心動かされないFORBIDDENファンはまずおらんでしょう、と。
流石に「捨て
…続き

FORBIDDEN-Omega Wave-Adapt or Die ★★★ (2011-01-30 14:25:34)

THRASH DOMINATIONで来日した時には既に出来上がっていたらしいが、
実際、80年代のFORBIDDENの面影を最も濃く宿した楽曲じゃなかろうか。
疾走するリズムの上で朗々と歌う、ラス・アンダーソンの衰えの感じられない
ハイトーンを聴いていると「ああ、FORBIDDENだなぁ」としみじみと実感。
アルバムで一番好きな曲かも。

FORBIDDEN-Omega Wave-Behind the Mask ★★★ (2011-01-30 14:42:12)

アルバム後半のハイライト・ナンバー。
本作ならではのモダンな攻撃性と
FORBIDDENらしい木目細かい叙情メロディが
上手いこと組み合わされた名曲。
美しく爪弾かれるアコギの旋律にうっとり。

FORBIDDEN-Omega Wave-Dragging My Casket ★★ (2011-01-30 14:31:13)

高速疾走パートと粘っこいヘヴィ・パートを
併せ持つ、激しいアップダウンを伴った曲展開が印象的。
しっかりと歌うラス・アンダーソンのVo、
そしてツインGが奏でる勇壮なテーマ・メロディに
思わずシンガロングを誘われます。

FORBIDDEN-Omega Wave-Forsaken at the Gates ★★ (2011-01-30 14:21:53)

誰もがJUDAS PRIESTの“THE HELLION”を想起するであろう
ドラマティックなインスト曲“ALPHA CENTURY”に導かれて
バイオレントに疾走を開始する5thアルバムのOPナンバー。
野太いラス・アンダーソンのシャウトに一瞬ギョッとさせられる
新生FORBIDDENの新たな側面を提示する楽曲だが、
よくよく聴けばGプレイや歌メロ等に従来の「らしさ」は確認できるし、
単純にスピード・ナンバーとしての完成度は高い。

FORBIDDEN-Omega Wave-Hopenosis ★★ (2011-01-30 14:35:28)

“ADAPT OR DIE”同様、アルバム制作作業の初期の時点で
既に完成していたという楽曲。
かなり野太い仕上がりなれど、アコギを効果的に用いた
サビメロの憂いに満ちた展開はFORBIDDENならでは。

FORBIDDEN-Twisted Into Form ★★ (2006-06-22 22:32:00)

名手ポール・ボスタフ(Ds)が在籍していた事で知られるベイエリア・スラッシュ・バンド、'90年発表の2nd。
デビュー作に比べ、若干スピードが押さえ気味に、サウンドが丸く聴き易くなった事が硬派スラッシャーには不評のようなれど、
なんのなんの。個人的にはEXODUS臭が抜けたシャープなリフと、次から次へと湧き出る豊潤なメロディの魅力が、それを補って遥かに余りある。
一層安定感を増した「歌える」Voと、ガッチリとボトムを支えるポール・ボスタフのタイトなドラミングと併せて、本作こそ、
FORBIDDENが真の個性を確立させた記念すべき作品ではないだろうか。(まぁこの作品以降、迷走を始めてしまうわけだが)
“THROUGH EYES OF GLASS"レベルの名曲こそ見当たらないものの、1曲目のアコギ・イントロに始まり、アウトロ的存在の7曲目まで、
息つく暇な
…続き

FORCED ENTRY-As Above, So Below ★★ (2007-05-12 00:54:00)

アメリカはシアトル出身で、BがVoも兼任する3人組スラッシュ・メタル・バンド、'91年発表の2ndアルバム。
トリオ編成とは思えない分厚いサウンド、高度な演奏技術に裏打ちされた、テクニカルでプログレッシブな曲展開・・・と、
デビュー作『UNCERTAIN FUTURE』の作風を順当に受け継いだ作風ながら(Gが1曲だけリードVoを取っているのも1stと同じ)
サウンド・プロダクションが向上して音が図太くなった分、疾走パートとミドル・パートのコントラストが
より明確になって、曲展開がかなり整理された事と併せ、随分と取っ付き易くなったとの印象を受ける。
それにしても、ここのBはやはり素晴しい。①を筆頭にスラッシーなスピード・チューンでは猛烈にのたうったかと思えば、
⑧や⑨のインスト・パートでは、曲の持つ叙情性を増幅させるメロウなBプレイを聴かせたり・・・と、
…続き

FORCED ENTRY-Uncertain Future ★★ (2006-12-04 21:51:00)

一筋縄ではいかないスラッシュ・サウンドを聴かせる3ピース・バンド、'89年発表の1stアルバム。
スラッシュといっても、有無を言わせぬスピードで聴き手を捻じ伏せるのではなく、複雑且つ自由奔放な曲展開と、
3人編成とは思えぬ音の厚さ&ハイテクニックを誇る楽器陣がスリリングに絡み合い生み出す緊張感が、彼ら最大の武器。
正直、キャッチーとは言い難い作風で個人的には苦手なタイプなのだが、不思議と本作が何度も聴けてしまうのは、
難解さは控えめに走るべきパートでは痛快に突っ走るメリハリの効いた曲構成と、テクニカル且つメロディアスな
フレーズを弾き出すG、そして強烈なウネリの生み出しバンドの中核を担う、個性的なBの存在によるところが大。
(これでVoにもっと魅力があったなら尚良かったのだが・・・)
特に、“ANACONDA"のタイトル通りにBが激しくのたうつ④
…続き

FOREIGNER-4 ★★★ (2012-12-11 22:41:47)

現在までにトータル1700万枚以上を売り上げる、問答無用のFOREIGNERの代表作、'80年発表の4thアルバム。
「産業ロック」のトップランナーでありながら、Keyにべったり頼り切ることを良しとせず、メンバーの個性を活かしたソリッドでハード・ロッキンなサウンドも得意としていた彼らですが、結成メンバーのイアン・マクドナルドとアル・グリーンウッドの脱退が契機となったのか、徐々にこの辺りからポップ路線へとシフトし始めます。「元祖パワー・バラード」と評される④や、ダンサブルなリズムとクールなサックスが印象に残る⑥のような大ヒット曲は、モダンでお洒落なアレンジをふんだんに取り入れ都会的な洗練の度合いを一層高めた「FOREIGNERサウンド」の象徴的存在でしょうか?
勿論、ノリノリのOPナンバー①や、AC/DCばりのタテノリ・チューン②のような、ビートの効いた楽曲も収録されてはいるの
…続き

FOREIGNER-4-I’m Gonna Win ★★★ (2012-12-12 21:55:23)

なぜだか人気のない楽曲ですが、
個人的には『4』の中でも1、2を争うぐらい
お気に入りの名曲。
始まりこそ地味めですが、後半に進むに連れて
熱を帯びていく曲展開、それに何より
ルー・グラムの入魂の絶唱に何度聴いても
痺れまくりですよ。
この曲を聴け!いや、聴いて下さい。

FOREIGNER-4-Juke Box Hero ★★★ (2012-12-12 21:46:52)

なぜか聴いているAC/DCのことが思い浮かぶ
ギンギンにビートの効いたタテノリ・ナンバー。
とはいえ勢いのみならず、キャッチーでフックの
効いたメロディや曲展開をちゃんとちゃんと
備えている辺り、流石FOREIGNER。
アルバムのハイライト・ソングの1つです。

FOREIGNER-4-Urgent ★★★ (2012-12-12 21:48:41)

マイケル・ジャクソンが踊り出しそうな
ダンサブルなビートとモダンなアレンジが印象的。
そう、この曲の肝はサックスですね。

FOREIGNER-Double Vision ★★★ (2012-12-07 23:52:16)

1st『FOREIGNER』がビッグ・セールスを記録し、一躍「産業ロック」(当時は悪口だったわけですが)のパイオニアとなったFOREIGNER、'78年発表の2ndアルバム。
70年代HRやプログレッシブ・ロックの残滓も聴き取れたデビュー作に比べ、メロディやアレンジ、曲展開、それに演奏がコンパクトに整理され、よりスマートさを増した作風は、いよいよ「FOREIGNERサウンド」の方向性が定まった手応えがひしひしと感じられます。
特に、タイトル通り血が騒ぐOPナンバー①、モダンで冷やかな哀感を漂わす②、腰に訴えかけるハードさを備えたアルバム表題曲⑥は、チャート上位に食い込む大ヒットとなったのも納得の名曲ですよ。
それ以外にも、ロマンティックなバラード③あり、スペーシーなスケール感を有する⑦あり、ただ正確に譜面をなぞるのでは表現し得ない、メンバー同士の阿吽の呼吸が見事に活かさ
…続き

FOREIGNER-Double Vision-Blue Morning, Blue Day ★★★ (2012-12-08 23:52:57)

“蒼い朝”という邦題が良いですよね。
ポップなんですが、冷やかでメランコリックな
曲調が、まさしく「都会の憂鬱な平日の朝の空気」を
伝えてくれます。

FOREIGNER-Double Vision-Double Vision ★★★ (2012-12-08 23:58:23)

「タイトルは知らないけど聴いたことはある」
って人も多いんじゃないかと思う大ヒットナンバー。
ズンズンと腰に響いてくる、FOREIGNERの中では
比較的ハードな部類の楽曲ですが、哀愁味を増幅する
キャッチーでメロウなサビメロのアレンジが実に絶妙。

FOREIGNER-Double Vision-Lonely Children ★★★ (2012-12-09 00:05:43)

邦題は“寂しき子供たち”
この頃は未だ70年代HR風味の名残りが感じられますね。
豪快に繰り出されるGリフとコシの強いリズム、
メロディアスに切り込んでくるKey、その上でタメを
効かせて熱唱するVoが一体となって楽曲を
熱くダイナミックに盛り上げてくれています。

FOREIGNER-Double Vision-Spellbinder ★★★ (2012-12-09 00:09:59)

楽曲自体の素晴しさも然ることながら
この曲ではルー・グラムのシンガーとしての
非凡さが光ります。
楽譜通りに歌っているだけでは決して生み出し得ない
「タメ」と「間」を心得た熱唱にハート鷲掴みですよ。

FOREIGNER-Double Vision-Tramontane ★★★ (2012-12-09 00:01:39)

ミック・ジョーンズが「ヨーロッパ方面からの
影響が強く出た楽曲」と語る、透明感と壮大なスケール感を
湛えたスペーシーなインスト・ナンバー。
主役を張るGとKeyが実に良い仕事をしていらっしゃる。

FOREIGNER-Foreigner ★★★ (2012-12-05 23:28:39)

現在ではジャンルの一形態を表す言葉として便利に使われている「産業ロック」という呼称ですが、これがFOREIGNERサウンドを揶揄するために生み出された、要するに悪口の類だったと初めて知った時は結構驚きましたね。
尤もこの'77年発表のデビュー作(邦題『栄光の旅立ち』)に関して言えば、音作りといい、アレンジといい、結構「攻めてる」メンバーの楽曲に対するアプローチといい、AOR/産業ロック度は控えめ。むしろ70年代HRやプログレ・テイストの残り香も漂って来る作風は、バンド・メンバーのFOREIGNER以前の音楽的出自を強く意識させる作りです。
特に、ミック・ジョーンズの泣きまくりのGが辛抱堪らん③や、ハード且つダイナミックに展開していく⑩は本作ならではの逸品かと。
一般的に想起される「FOREIGNERサウンド」とは少々趣きを異するものの、幾重にも積み重ねられたボーカル・ハ
…続き

FOREIGNER-Foreigner-Cold as Ice ★★★ (2012-12-06 23:07:47)

邦題は“つめたいお前”
個人的に、数あるFOREIGNERの名曲の中でも
最も愛している珠玉の逸品。
都会的で冷やかな哀感を運んでくるピアノと
レイヤー状に重ねられ楽曲を立体的に彩る
美麗なボーカル・ハーモニーが最高に素晴しい!

FOREIGNER-Foreigner-I Need You ★★★ (2012-12-06 23:15:48)

この曲におけるリフとリズムの豪快さ、
火花を散らす楽器隊の応酬っぷりは70年代HR的ですね。
これまた1stアルバムでしか聴くことの出来ない
緊迫感とスケール感に満ちた名曲。

FOREIGNER-Foreigner-Starrider ★★★ (2012-12-06 23:12:23)

プログレ・ハード色が強く出た初期FOREIGNERならでは・・・
というか、このアルバムでしか聴くことの出来ないタイプの
濃厚な哀愁を漂わせた名曲。
ルー・グラムのエモーショナルな熱唱に煽られるように
猛烈に咽び泣くミック・ジョーンズのGプレイを聴いて
眉毛が八の字にならん奴はおらんでしょう。

FOREIGNER-Head Games ★★★ (2012-12-09 22:13:59)

ジャケット・アートワークと一部楽曲の歌詞が「性差別」「人種差別」と物議を醸し出したため、FOREIGNERのアルバムとしてはやや不本意なセールス結果に終わってしまった(それでも200万枚以上を売り上げているのだから立派なもんですが)'79年発表の3rdアルバム。
また、バンドの主導権を巡るルー・グラム&ミック・ジョーンズ組と、イアン・マクドナルド&アル・グリーンウッド組による内紛が陰を落としたこともあり、どうにもパッとしない地味な印象を持っていた本作ですが、今回改めて聴き直してみて、そうしたマイナス要素が作品のクオリティに全く悪影響を与えていない事実に驚かされました。
1st収録の“つめたいお前”、2nd収録の“蒼い朝”に匹敵するパンチの効いた逸品は見当たらない代わりに、クールなメロディと練り上げたアレンジに隙なく埋め尽くされた楽曲群は、旧作同様いずれもしっかりと耳を捉える出
…続き

FOREIGNER-Head Games-Blinded by Science ★★★ (2012-12-10 21:46:02)

アルバムのハイライト・ナンバーの1つで
邦題は“科学の影に”。
後半へ向けて尻上がりに盛り上がっていく
ドラマティックな曲展開とルー・グラムの熱唱に
プログレ・ハード風味が濃厚に漂います。

FOREIGNER-Head Games-Head Games ★★★ (2012-12-10 21:51:20)

ポップ&キャッチーで躍動感溢れるアルバム表題曲。
シングル・カットされたのも納得です。

FOREIGNER-Head Games-Love on the Telephone ★★★ (2012-12-10 21:48:43)

邦題は“真夜中の電話”。
適度にKeyを効かせたキビキビとした曲調に
FOREIGNERらしいヒンヤリとした感触の
哀メロが乗っかった名曲。
さらりとこういうタイプの楽曲を作れちゃうのが
このバンドの凄いところです。

FOREIGNER-Mr. Moonlight ★★★ (2008-04-18 23:49:00)

6th『INSIDE INFORMATION』を最後に袂を分かっていた、ルー・グラム(Vo)とミック・ジョーンズ(G)がヨリを戻し、FOREIGNER復活を賭けて'94年に発表した8thアルバム。
結果を先に述べてしまうなら、本作はビルボードの100位以内に入ることすら叶わぬままフェードアウト(最高位は123位)。グランジ旋風吹き荒れるミュージック・シーンの逆風をもろに食らって、期待されたようなビッグ・セールスを記録できなかった。そのため評論家筋からは「失敗作」の烙印を押される事の多い1枚だが、いやいや、なかなかどうして。ことクオリティに関しては、全盛期の名盤群と比較したって、決して引けを取らない見事な内容を誇る。(・・・ように思う)
繊細且つ、叙情的なメロディに彩られた収録曲の数々は、これぞFOREIGNER!との魅力に満ち溢れた仕上がりで、特に、ドラマティックな盛り上がり
…続き

FOREIGNER-Mr. Moonlight-Hand on My Heart ★★★ (2008-04-19 00:05:47)

憂いに満ちたメロディを、エモーショナルに歌い上げる
ルー・グラムのVoを聴いていると、あまりの艶やかさに
腰が砕けそうになりますね。
特に、胸をグイグイと締め付ける終盤の熱唱っぷりにゃ
思わず涙がちょちょ切れます。

FOREIGNER-Mr. Moonlight-Running the Risk ★★★ (2008-04-18 23:56:45)

個人的には8thアルバムのハイライト・チューン、
ミック・ジョーンズの曲作りの上手さと、
ルー・グラムのエモーショナルな歌声が、
心行くまで堪能できる劇的な名曲。
気品を演出するKeyが、中期~後期MAGNUMを思わせる場面も。

FOREIGNER-Mr. Moonlight-White Lie ★★★ (2008-04-18 23:53:26)

美しいGのイントロに導かれてスタートする、
まさにOPナンバーに相応しい、爽やかさとキャッチーさを
兼ね備えた名曲。
この曲を聴いた瞬間、アルバムの出来の良さを確信しましたよ。

FORTBRAGG ★★ (2008-04-27 11:11:00)

リマスター化、デモ音源をボーナストラックとして追加収録、
更に小野正利に全曲歌い直して貰って再発。

・・・してくれたら万歳三唱ものなんだけど。無理か。

FORTBRAGG-FORTBRAGG ★★ (2008-04-24 20:04:00)

月9ドラマの主題歌“YOU'RE MY ONLY"をスマッシュ・ヒットさせ、レコ大新人賞を獲得したソロ・シンガー 小野正利や、
後にCONCERTO MOONに参加する長井一郎が嘗て在籍していた事で知られる、東京出身の4人組HMバンドFORTBRAGGが、
'90年にリリースしたセルフ・タイトルのデビューEP。(同タイトルで内容の異なるデモもあるようだが、そちらは未聴)
OPとEDにインスト曲を配置した構成といい、北欧メタルばりの美旋律と、ドラマティックな曲展開を聴かせる楽曲といい、
イングヴェイから多大な影響を受けたと思しき、クラシカルな速弾きを炸裂させるGといい、そのサウンドは、まさに王道様式美HM路線。
さすがに5曲では物足りなさを感じずにはいられないが(歌入りは3曲のみだし)、とりあえず、収録曲の平均クオリティは高めで、
特に、序曲①から展開し
…続き

FORTBRAGG-FORTBRAGG-NOW ★★ (2008-04-27 11:06:27)

ジャパニーズ様式美HMの王道を行く疾走ナンバー。
小野のVoがやや不安定だが、楽曲のカッコ良さは、それを補って余りある。
この曲に関しては、主役はVoよりも
豊かな美旋律を紡ぎ出すGでしょうか。

FORTBRAGG-FORTBRAGG-SHOUT(IN THE NIGHT) ★★ (2008-04-27 11:01:19)

序曲“トロールの森"から繋がる、EPのOPナンバー。
スリリング且つドラマティック、起承転結を備えた曲展開は、
様式美HMファンなら必ずや気に入る筈の魅力を備えている。
若さいっぱい!といった感じの小野のVoが微笑ましい。

FORTE ★★ (2007-02-14 21:27:00)

ジェフとグレッグのスコット兄弟が中心となって、オクラホマ州で結成されたパワー/スラッシュ・メタル・バンド。
'92年に『STRANGER THAN FICTION』でアルバム・デビュー、そのスピーディでメロディアス、
且つドラマチックなサウンドがヨーロッパを中心に好評を博し、
'94年に、よりへヴィさを増した(日本デビュー作ともなった)2nd『DIVISION』を、
'97年に、モダンな要素を大幅に取り入れた3rd『DESTRUCTIVE』を発表。
メタル不毛地帯と化したアメリカを代表するバンドとして気を吐き、90年代を駆け抜けたが、
時代の逆風に抗いきることが出来ずに、'99年発表の4th『RISE ABOVE』を最後に解散。
21世紀を迎えることは叶わなかった。合掌。

FORTE ★★ (2007-06-04 22:04:00)

2ndと3rdは国内発売された関係で、
結構中古盤コーナーでもダブついているのですが、
確かに4th(あと1stも)は余り見かけませんね。
かといってプレミア物かと言えば、前にDISK UNIONの中古盤コーナーで
見かけた時は、僅か3桁の値段で叩き売られていましたし。
全く見かけない商品というわけでもないので、
地道に探してみるのも手かもしれませんよね・・・。
(ちなみに、俺は近所のBOOK OFFの中古CDコーナーで買いました)

FORTE ★★ (2007-07-02 20:13:00)

Voが、1stで歌っていたオリジナル・メンバーの
ジェイムズ・ランデルというのが嬉しいですね。
個人的に、歴代Voの中でも一番好きなシンガーだったので。

>1stだけどーしても見つからないけど。トホホ・・・
これは本当にそうですよね。下手すりゃ4thより見かけないぐらい?
でも、バンドが再結成した事で、過去のカタログをリマスターして
再発するという可能性も、グッと高まったんじゃないでしょうか。
・・・と、信じたい。

FORTE ★★ (2012-06-13 22:47:55)

良さそうですねぇ(笑)

すぐにでも聴きたいぐらいなのですが、
果たして国内盤は出るかどうか・・・。

FORTE-Destructive ★★ (2007-02-08 21:10:00)

再びVoにメンバー・チェンジが発生。更に前2作で味のあるBプレイを披露していたオリジナル・メンバーの
レヴ・ジェイムズまで脱退するというトラブルを乗り越えて、'97年に発表された3rdアルバム。
沈黙を余儀なくされた3年間で相当フラストレーションが溜まったのか、本作にはかなり殺伐とした空気が
充満していて、無機的な音作り、重くダークなGリフ、うねりの入ったリズム、歌い上げよりも
シャウトに重点を置いたVoの歌唱・・・と、これまで以上に「怒り」の感情が前面に押し出された作風。
正直、90年代型モダン・メタルからの影響が伺えるスピード/へヴィ・チューンの数々は冴えない印象なれど(②は良い曲)、
代わりに突出しているのが、KeyとメロウなBの隠し味が効いてる⑤や、力強く盛り上がっていく⑧といった、
泣きの入ったバラード・ナンバーの完成度。また、前半の叙
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FORTE-Division ★★ (2007-02-07 21:49:00)

日本デビュー作となった、'94年発表の2ndアルバム。Voにメンバー・チェンジが起きているが、
新Voも前任者同様、しっかりと歌えるタイプなので、大勢には全く影響なし。
デビュー作よりも、更にアグレッシブさが強調された印象の本作が発表された'94年と言えば、
アメリカではモダン・へヴィネスが猛威を振るい始めていた時期。重さを増したリフ・ワークや、
グルーヴィなノリが散見されるリズム面等、その影響は本作にも確かに影を落としてはいるものの、
多少、上っ面の装飾に変化があろうとも、核となるスコット兄弟の曲作りの方向性にブレはない。
スラッシーな疾走感と、メロディの質の高さは相変わらず健在なり。
①②こそモダン・へヴィネス路線の楽曲ゆえ掴みとしては物足りないが、ジェフ・スコットの
メロディックなGソロをフィーチュアした③以降は、タイト且つパワフルな
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FORTE-Rise Above ★★ (2007-02-08 21:29:00)

このバンドには珍しく、メンバー・チェンジなしで'99年に発表された4thアルバム。
(世紀末を記念して、イントロに『ターミネーター2』のスコアを配した③のような楽曲を収録)
前作『DESTRUCTIVE』で感じられた迷いを完全に吹っ切ったのか、今回はのっけから、まるで開き直ったかのように
エンジン全開。過去最高にも思えるサウンド・プロダクションのもと、気持ち良いぐらいザクザクと刻まれるリフ、
強靭なリズム隊、シャウト多用の前作から一転、実力をフルに発揮して歌いまくるVoとが一丸となって
アルバム全編をパワフルに疾走しまくる様は、ひたすらに爽快。1st『STRANGER THAN FICTION』以来の
ピュア・パワー/スラッシュ・メタル・アルバムに仕上がっていて、個人的には嬉しい限り。
特に、メロディをしっかりと聴かせる前半~泣きの入ったGソロ~
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FORTE-Rise Above-Forgiven ★★★ (2007-02-08 21:37:22)

どっしりとした重量感溢れる前半から、
メロディアスなGソロを経て、後半の疾走パートへ・・・という
FORTEの得意パターンを高次元で実践してみせた名曲中の名曲。
楽曲全編を貫く、胸に突き刺さってくるかのような
哀愁を帯びたメロディが絶品。
個人的に、FORTEの楽曲ではこれがベスト1。

FORTE-Stranger Than Fiction ★★ (2007-02-07 20:58:00)

ジェフ(G)とグレッグ(Ds)のスコット兄弟が中心となって、オクラホマ州で結成された
4人組パワー/スラッシュ・メタル・バンド、'92年発表の1stアルバム。
2nd『DIVISION』以降は、幾らかモダンさも感じさせる音楽性へとシフトしていった彼らだが、
このデビュー作の時点では、微笑ましいぐらい混じりっ気なしのピュア・パワー/スラッシュ・サウンドを実践。
アルバム全編を貫くパワフルな疾走感と、そこからもたらされる爽快感の大きさにかけては、
FORTEの作品史上、最高と言えるのではないだろうか。
そのクオリティの高さを支えるのが、アグレッシブにもメロウにも歌えるVoと、ツボを突いたプレイを聴かせるGの存在。
また、随所で印象的なフレーズを閃かせるアクティブなBの活躍も、アルバムの完成度の底上げに大きく貢献している。
聴き始めこそ①のGリフ
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FORTE-Stranger Than Fiction-Stranger Than Fiction ★★ (2007-02-07 21:11:30)

イントロのリフを聴いた時点で名曲と分かってしまう
アルバムのタイトル・トラック。
疾走するリフ&リズムに乗って歌われる雄々しい歌メロは、
ジャーマン・メロディック・パワー・メタルのそれを思わせる。
うっすら流れるKeyと弾けるBの隠し味も効いた、
1stアルバムにしか収録されていないタイプの名曲。

FORTE-Unholy War ★★★ (2012-09-23 20:20:54)

オリジナル・メンバーの楽器隊に加えて、3代目フロントマンのデヴィッド・トンプソン(Vo)という布陣で復活を遂げたFORTEが'12年に発表した4thアルバム。
最初このライナップを知った時は「なんだ、Voは(初代シンガーの)ジェイムズ・ランダルじゃないのか」と思わなくもなかったのですが、実際に本編を聴いてみたら、滅法パワフルで男臭いデヴィッドの歌声はジェイムズの不在を補って余りある素晴しさ。それに何より、解散前の音楽性を更にスピーディに、マッシヴに猛々しく鍛え上げたような楽曲群が鼻血モノのカッコ良さで最高なのですよ。
男の哀愁背負った雄々しいフレーズの乱れ撃ちに血が滾るジェフ・スコットのGプレイと、タイトにして破壊力抜群のリズムを叩き付けて来るレヴ・ジョーンズ(B)&グレッグ・スコット(Ds)のコンビ、そこにデヴィッドのパワー全開のVoが加わって攻撃的に畳み掛けるサウンドは、
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