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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 2351-2400
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GUARDIAN'S NAIL-MERODICAL RENAISSANCE-SECOND WIND
GUARDIAN-First Watch
GUARDIAN-First Watch-Rock in Victory
GUARDIAN-Miracle Mile
GUARDIAN-Miracle Mile-Sweet Mystery
GUILD OF AGES-Citadel
GUILD OF AGES-Citadel-SO THE COULD BE YOU
GUILLOTINE
GUILLOTINE-Blood Money
GUILLOTINE-Under the Guillotine
GUILLOTINE-Under the Guillotine-Executioner
GUILLOTINE-Under the Guillotine-Guillotine
GUILLOTINE-Under the Guillotine-Leprosy
GUILLOTINE-Under the Guillotine-Tormentor
GYPSY ROSE-Gypsy Rose
GYPSY ROSE-Gypsy Rose-Promise to Stay
Galleon
Galleon-Lynx
Geff-Land of the Free
Geff-Land of the Free-Land of the Free
George Murasaki Project
George Murasaki Project-George Murasaki Project
George Murasaki Project-George Murasaki Project-Fly Away
George Murasaki Project-George Murasaki Project-Keep on Rocking
George Murasaki Project-George Murasaki Project-Peaceful
George Murasaki Project-George Murasaki Project-Rocking All Night
George Murasaki and Mariner-Mariner One
George Murasaki and Mariner-Mariner One-When the Morning Comes
George Murasaki and Mariner-Mariner Two
Goin' Home Tonight
H-BOMB-Attaque
H-BOMB-Attaque-Exterminateurs
H-BOMB-Coup De Metal
H-BOMB-Coup De Metal-Chasseur Du Frime
H.E.A.T-Live in London
HADES-If at First You Don't Succeed '98
HADES-If at First You Don't Succeed '98-I Too Eye
HADES-If at First You Don't Succeed '98-Opinionate!
HADES-Resisting Success
HADES-Resisting Success-Legal Tender
HADES-Resisting Success-Masque of the Red Death: I. Red Death / II. The Prince's Masterplan / III. The Masquerade: The Twelfth Hour / Return of the Red Death
HADES-Resisting Success-Nightstalker
HAIL OF BULLETS
HAIL OF BULLETS-On Divine Winds
HAIL OF BULLETS-On Divine Winds-Full Scale War
HAIL OF BULLETS-On Divine Winds-Kamikaze
HAIL OF BULLETS-On Divine Winds-Operation Z
HAIL OF BULLETS-On Divine Winds-Sugar Loaf Hill
HAIL OF BULLETS-On Divine Winds-Tokyo Napalm Holocaust
HALESTORM

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GUARDIAN'S NAIL-MERODICAL RENAISSANCE-SECOND WIND ★★★ (2009-07-12 18:32:18)

これは名曲。昔、新宿のレコード屋で読んだフリーペーパーに
この曲を絶賛するレビューが載っていて、興味を駆られて
『MELODICAL RENAISSANCE』を購入したのだけど、大正解でした。
Voがもっと上手ければ・・・と思わなくもないが、多少の不満は
ドラマティックな曲展開と痒い所に手の届くメロディの魅力に
吹っ飛ぶと言うもの。
できれば、この路線でEPも作って欲しかった・・・。

GUARDIAN-First Watch ★★★ (2017-07-06 00:27:16)

「STRYPERの弟分」(お前もか)として注目を集めたLA出身の4人組が、’89年にENIGMA RECORDSから発表した1st。ちなみにバンド名や、「ジーザス・パワー」というお馴染みのフレーズが飛び出す歌詞等からもお察しの通りのクリスチャン・メタル・バンドです。
レーベルから本作のプロデュースを依頼されたSTRYPERのオズ・フォックスが、試しにメンバーと面会してみたところすっかり意気投合。逆にオズの方がGUARDIANのギタリスト、トニー・パラシオスのギター教室の生徒になってしまった…なんて国内盤解説で語られるエピソードが伝えてくれるように、バンドの実力の高さは折紙付き。そんな彼らが奏でるのはジャンル愛好家が手を叩いて喜びそうな哀愁と美旋律、それに分厚いコーラス・ハーモニーを満載にした、STRYPER直系の優等生ライクなクリスチャン・メタル・サウンド。
流石にSTRYP
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GUARDIAN-First Watch-Rock in Victory ★★★ (2017-07-07 00:08:56)

メタリックに切り込むG、ハード・ロッキンな疾走感、
哀愁を帯びたメロディを伸びやかに歌うVoと
キャッチーなコーラスを分厚く彩るハーモニー…と、
クリスチャン・メタルの魅力が「これでもか!」と詰め込まれた
GUARDIAN屈指の名曲。
これ聴いてピンと来なかったらGUARDIANを聴く必要はないのではないかと。

GUARDIAN-Miracle Mile ★★ (2018-12-03 23:44:08)

GUARDIANといえば、ヘヴィ・メタリックな疾走ナンバーから哀愁のバラードまで揃った1st『FIRST WATCH』(’89年)において、STRYPER直系の正統派HMを聴かせてくれたクリスチャン・メタル・シーンの優等生でしたが、国内盤リリースがなかった2nd『FIRE AND LOVE』(’90年)を間に挟み、'93年発表のこの3rdアルバムでは当時HR/HMシーンを席巻していたブルーズ・ロック・ブームに感化されたのか、随分と落ち着いた、茶色いHRサウンドを聴かせるバンドに変貌を遂げていて、初めて聴いた時は面食らってしまいましたよ。(ちなみにプロデュースは、ディノとジョンのエレファンテ兄弟が担当)
美旋律と分厚いVoハーモニーに彩られた正統派クリスチャン・メタルから、アコースティックギターが乾いた空気と土の匂いを運んでくる渋めのブルーズ・ロック路線へ。未だ折に触れては1stを聴
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GUARDIAN-Miracle Mile-Sweet Mystery ★★ (2018-12-05 23:21:18)

気持ち良さげに掻き鳴らされるアコギと軽快に踊るバイオリンが
乾いた哀愁と土の匂いを運んでくるリラックスしたバラード。
ハスキーなシンガーの歌声も曲の雰囲気にマッチしています。

GUILD OF AGES-Citadel ★★ (2010-01-30 10:59:00)

コロラド州出身で、AXEのボビー・バースのバックアップを受けてデビューを飾ったメロディアスHRバンド、
CAUGHT IN THE ACT改めGUILD OF AGESが'01年に発表した3rdアルバム。(CITA時代も含めると5枚目のスタジオ作)
バンド名を巡ってポップ・グループと揉めた事がトラウマになったのか(?)、改名以降の彼らはどんどん
ヘヴィな方向へと歩みを進め、『神聖なる城塞』という欧州メロパワ・バンドばりの仰々しい邦題が
付けられた本作も、そのタイトルに相応しく、更にHM路線へと踏み込んだ内容に仕上がっている。
尤も、フックの効いた哀メロ作りの上手さには定評あるバンドゆえ、大味だったり無機質だったりする印象は全くなく、
特に今回は、ボビー・バースの伝手でJADED HEARTのマイケル・ボーマン(今や立派なグラミー賞ノミネート・シンガー)
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GUILD OF AGES-Citadel-SO THE COULD BE YOU ★★★ (2010-01-30 11:06:34)

アルバム『CITADEL』のハイライト・ナンバー。
とにかくメロディ愛好派を自認する方なら、
この曲のクライマックスのサビメロを一度聴いてみて頂戴。
よくこんな、美しくも涙を誘う、劇的極まりない
泣きメロを思いつくなぁと、唸らされること請け合いですから。

GUILLOTINE (2011-05-24 23:34:20)

NOCTURNAL RITESのフレドリック・マンベリ(Vo、G)とニルス・エリクソン(B)が、彼らの愛するオールドスクールなスラッシュ・メタルの復権と再評価を目指して'95年に結成したバンド。(結成当初はラインナップが安定せず、殆どデュオ・プロジェクト状態だったらしいが)
3曲入りデモテープの高評価を足掛かりにして、'97年にアメリカのインディーズNECROPOLIS RECORDSから1stアルバム『UNDER THE GUILLOTINE』を発表(タイトルは勿論KREATORの名曲から拝借)。
ジャケットから音質、曲名、楽曲のスタイルに至るまで、溢れんばかりのマイナー・スラッシュ愛に満ちた内容が好き者を中心に支持されたが、本業のNOCTURNAL RITESでの活動が軌道に乗り始めたため、こちらのバンドでの活動は凍結状態に。
どっこい、21世紀に突入し、世界的にス
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GUILLOTINE-Blood Money ★★★ (2011-05-25 20:33:02)

新たにPERSUADERのメンバーの助力を得て正式にバンド体制を整えたGUILLOTINEが、11年ぶりに発表した2ndアルバム。(邦題は『血染めの札束(マネー)』)
デビュー作『UNDER THE GUILLOTINE』は、ドイツ勢を主とした、80年代のマイナーなスラッシュ・メタルに対する深い愛情に満ち溢れた好盤だったが、今回はそこから一気に洗練の度合いを高め、SLAYERに代表される正統派スラッシュ・メタル路線へと接近。
カミソリの如きGリフのインパクトに関しては『UNDER~』に軍配が上がるものの、エド・レプカ画伯が手掛けたジャケット・アートワークから漂う風格に、格段の向上を遂げたサウンド・プロダクションや演奏のタイトさ、そして、ツインG編成への移行により迫力とドラマ性をいや増した楽曲の数々・・・と、総合的な完成度の高さでは間違いなく本作の方が上。(各曲に付けられた仰々
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GUILLOTINE-Under the Guillotine ★★★ (2011-05-24 22:33:39)

チープなジャケット、チープなサウンド・プロダクション、コケ脅し感漂う曲名の数々・・・と、予備知識なしで聴いたら先ず間違いなく「80年代のB~C級スラッシュ・メタル・バンドのアルバム」と思う事は必定だが、実際はNOCTURNAL RITESのメンバーが立ち上げた別バンドのデビュー作。('97年発表)
NWOTMに先んじること約10年、彼らの愛する80年代マイナー・スラッシュ・メタル・サウンドの再現に心血の注がれた本作は、安っぽい音作りのみならず、ダーティな吐き捨て型Voといい、手数多めで刻まれるGリフに、緩急もクソもなくひたすら直線的に突っ走るリズムといい、往年のジャーマン・スラッシュ勢からの影響が特に顕著に感じられ、取り分け、鋭利なカミソリが軽快に振り回されているかのようなGリフのカッコ良さは出色。
本編屈指のキラー・リフをフィーチュアしたバンドのテーマ・ソングたる④や、勢い
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GUILLOTINE-Under the Guillotine-Executioner ★★ (2011-05-26 23:23:34)

このタイトル、このGリフ、このVoの叫びっぷり、
そしてこのリズムの疾走感・・・
80年代マイナー・スラッシュ・メタルの「あるあるネタ」で
固められたようなOPナンバー。
初めて聴いた時は笑ってしまったが、
これが'97年の楽曲だってんだから驚きます。

GUILLOTINE-Under the Guillotine-Guillotine ★★★ (2011-05-26 23:32:35)

バンド名を冠するに相応しいカッコ良さを誇る
アルバム前半のハイライト・ナンバー。
アグレッシブなだけでなく、キャッチーさも
備えたカミソリGリフが素晴しい。
Gソロも◎。

GUILLOTINE-Under the Guillotine-Leprosy ★★ (2011-05-29 01:47:22)

これまた秀逸なGリフをフィーチュアして突っ走る
絵に描いたようなオールドスクール・スラッシュ・ナンバー。
DEATHの2ndアルバムを思わすタイトルだが、
実際、少しは意識してんじゃなかろうか。

GUILLOTINE-Under the Guillotine-Tormentor ★★★ (2011-05-26 23:35:29)

絵に描いたようなオールド・スクール臭を漂わす
高速スラッシュ・ナンバー。
勢い任せにはしない、しっかりと構築された
Gソロが疾走する様がガッツポーズ物のカッコ良さ。
後半のハイライト・ナンバーでしょう。

GYPSY ROSE-Gypsy Rose ★★ (2021-11-08 23:53:29)

浅草のベテラン・ストリッパーみたいなバンド名ですが、出身はスウェーデン。結成は80年代初頭まで遡るキャリアの持ち主にも関わらず、レコード会社の方針転換による活動の停滞や、一度の解散と復活といった離散集合を経て、ようやくこの1stアルバムのリリースに漕ぎ着けたのは'05年になってからという苦労人バンドです。
中心メンバーのマーティン・クロンルンドは、その間にプロデューサー/エンジニアとしてメキメキ頭角を現し(再結成WHITE WOLFやマッツ・レヴィンのDOGPOUND等にも関与)、今やトム・ギャレーのロック・オペラ・プロジェクトPHENOMENAの仕切りを任されるほど。そうした彼が本作においてクリエイトしているのは、カラッとキャッチーなメロディ、陰に籠らない躍動感溢れる曲調、合唱を誘うビッグなコーラスをフィーチュした、80年代アメリカへの憧憬がとめどなく溢れ出すポップ・メタル・サウ
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GYPSY ROSE-Gypsy Rose-Promise to Stay ★★★ (2021-11-10 00:08:01)

哀愁を帯びたヴァースから華開くように展開していく
キャッチーなコーラス・ワークに星3つ。
シンガーの声質は好き嫌いが分かれそうですが
このクセの強さがLAメタルっぽさを強化してくれていて
個人的には有りだなと。

Galleon (2014-02-15 01:12:38)

'81年に、ゴラン(Vo)とダン(Ds)のフォルズ兄弟を中心に結成。
'85年に制作したデモテープが「スウェディッシュ・ロック・チャンピオンシップ」の決勝まで勝ち進む等、着実に認知度と経験値を高め、'91年にはデビュー作のレコーディングを開始。
ところがここでトラブル発生。当時バンドはARAGONと名乗っていたのだが、同名のバンドがオーストラリアにも存在していることが発覚し、バンド名の変更を余儀なくされる。
'92年、名をGALLEONと改め、日本のゼロ・コーポレーションとの契約を得たバンドは、満を持して1st『LINX』を発表。(奇しくもオーストラリアのARAGONもゼロ・コーポレーションから日本デビューを飾っているという)
その後、日本盤がリリースされたのは3rd『KING OF ARAGON』('95年)までだったと記憶していますが、この文章を書くにあたって
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Galleon-Lynx ★★★ (2014-02-15 01:14:38)

大雪の晩にはこいつがキクぜ!・・・と、棚から引っ張り出して聴いていたら、どっぷりとその音世界に浸ってしまい、危うくトリップしかけたスウェーデンのネオ・プログレッシブ・ロック・バンドが'92年に発表した1stアルバム。
総収録時間は70分以上、楽曲の殆どが6~7分越えという大作主義が貫かれたプログレ・テイスト全開な作りですが、例えば14分オーバー/全7章からなる⑤のような壮大な組曲にしても、先ずは北欧ならではの透明感と叙情性ありき。素朴な哀メロを暖かく歌い上げるVo(グレック・レイク風)、アルペジオを多用するGに、キース・エマーソン風味のKeyと軽快なリズム・ワークによって彩られた曲展開からも、派手さ/大仰さは必要最低限に抑制されています。
そうしたポンプ・ロック寄りの作風が、HR/HMファンには刺激乏しく響くやもしれませんが、本編中最もハードな仕上がりの①や、BACK-TIC
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Geff-Land of the Free ★★★ (2022-02-08 01:21:16)

スウェーデン発の5人組プロジェクト、GEFF(ジェフ)が'06年にリリースした今のところ唯一のアルバム。
まず北欧メタル・ファン的には参加面子が食指をそそります。Voがヨラン・エドマン、Bにパー・スタディン、Dsはアンダース・ヨハンソンで、Keyにマッツ・オラウソン、そしてゲストはイェンス・ヨハンソンときたもんだ。元SILVER MOUNTAINのパーを除けばまるでイングヴェイのバンド被害者の会…もとい同窓会状態という。プロジェクト発起人である、肝心のラルフ・イェデステッド(G)のみ日本では全く無名のミュージシャンで、「いや君、名前ジェフじゃないんかい」ぐらいの感想しか思い浮かばないとはいえ、地道にキャリアを積み上げてきた御仁らしく、確かな曲作りのセンスをもってしてこの顔触れにマニアが寄せる期待にバッチリと応える、DEEP PURPLE~RAINBOWの流れを汲む北欧様式美HMサウ
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Geff-Land of the Free-Land of the Free ★★★ (2022-02-09 07:18:58)

アルバム表題曲。歌うはヨラン・エドマン、迎えうつはイェンスとアンダースの
ヨハンソン兄弟という北欧メタル・ファンにとっては鉄壁の布陣。
冷気と憂いを孕んだ歌メロはまさにヨランのためにあつらえたような仕上がりで
イェンスの華麗な鍵盤捌きともども、グッとくるものあり。
ギタリスト、ラルフ・イェデスデットの確かな才能を伺わせる名曲です。

George Murasaki Project (2017-06-01 23:58:29)

‘87年にジョージ紫が立ち上げたプロジェクト(というかバンド)。恥ずかしながら、インターネット環境が普及するまでその存在すら知りませなんだ。
ジョージ紫自ら設立した音楽事務所、有限会社・紫から自主制作という形でセルフ・タイトルのデビュー・アルバムを発表(’88年)。メンバーはジョージ紫(Key)以下、仲門ウィリー(Vo、B)、厚志ユタカ(G)、CONDITION GREENのエツ(Ds)というラインナップ。
当時、CDが2000枚程度がプレスされたらしく、その後は長らく入手困難な状態が続いていた。
'17年になって、現紫のCHRIS(B)がリマスタリングを手掛ける形で再発が実現。基本的に沖縄限定リリースの模様なれど、専門店でなら入手が可能。

George Murasaki Project-George Murasaki Project ★★★ (2017-06-01 23:59:53)

元紫のジョージ紫(Key)が自主制作、GMP(GEORGE MURASAKI PROJECT)名義にて、'88年にひっそりと(?)リリースしたフル・アルバムが、いつ間にやらシレッとリイシューされていて驚きましたよ。但し、折角のリマスター再発なのに解説文はおろか歌詞カードもなし。ジャケットがペラ紙1枚というMAUSOLEUM CLASSIXばりにソリッド過ぎる仕様はもう少し何とかならんかったのでしょうか。いや再発してくれただけで有難いことではあるんですけども。
音楽性の方は、ハモンド・オルガン大活躍の①や、音数多めのリズム隊のタイトな存在感が映える②、KeyとGが火花を散らす疾走ナンバー⑦といった楽曲が物語る通り、紫時代からのパープル・エッセンスを濃厚に受け継ぐHRスタイルを披露。一方で80年代作品らしく、メロディ重視の楽曲志向も鮮明に打ち出されていて、ねちっこいVoと情感豊かなGが
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George Murasaki Project-George Murasaki Project-Fly Away ★★★ (2017-06-04 09:28:45)

「島唄よ風に乗る~🎵」という沖縄民謡“島唄”の
メロディを効果的に取り入れられた、10分以上に亘る長尺ナンバー。
プログレッシブ・ロック的味わいも感じられる曲展開は
聴く者を穏やかに包み込む雄大さと優しさに溢れていて
まるで南国時間の流れに身を委ねているかのような忘我の心持に。

George Murasaki Project-George Murasaki Project-Keep on Rocking ★★★ (2017-06-04 09:20:58)

気持ち良いぐらいタイトなドラムのイントロからスタート。
攻撃的にして華麗なKeyワークと、Gのスリリングな絡み、
音数多めのリズムなど「よ!待ってました!」というぐらい
DEEP PURPLE感溢れる疾走ナンバーの名曲。

George Murasaki Project-George Murasaki Project-Peaceful ★★★ (2017-06-04 09:34:49)

仲門ウィリーのエモーショナルな歌唱と、
ジョージ紫が優美に奏でるピアノに
しっとりと聞き惚れる美しいバラード。
この曲からEUROPEの“THE FINAL COUNTDOWN”風の
次曲“FAREWELL TO ARMS”に繋げる曲展開も良し。

George Murasaki Project-George Murasaki Project-Rocking All Night ★★★ (2017-06-04 09:45:25)

ジョージ紫が操るハモンド・オルガンが楽曲の基盤を作り
そこにホットなVoとGがスリリングに切り込んで来るという
DEEP PURPLE感満点のOPナンバー。
この曲に限らず、随所でセンスフルなオカズをガンガン
叩き込んで来るドラムの仕事ぶりも特筆モノです。

George Murasaki and Mariner-Mariner One ★★★ (2022-08-29 23:32:37)

姉さん、事件です(古い)。遂に、遂にジョージ紫&MARINERのカタログ2枚が再発ですよ。SABBRABELLS、DOOM、SACRIFICEといったバンドの1stアルバムが次々CD化された昨今、もしかしたら彼らも…と一縷の希望は抱き続けていましたけど、嘗てオムニバス盤『OKINAWAN HARD ROCK LEGENDRY』に提供されていた2曲を繰り返し聴いて満足していた時期を想うと「まさかこの日が来ようとは」と感慨に浸らずにはいられませんて。
音楽的方向性の違いから紫がアルバム2枚を残して解散した後、ジョージ紫が新たなメンバー(全員アメリカ人)と共に結成したバンドで、本作はニューヨークにてレコーディングが行われ’79年に発表された1stアルバム。多彩に楽曲を色付けるKeyを中心に据えた音楽性は紫時代を継承しつつ、インプロヴィゼーションは控えめに、曲展開からコーラス・ワークまで
…続き

George Murasaki and Mariner-Mariner One-When the Morning Comes ★★★ (2022-08-31 00:56:44)

邦題は“朝が来るとき”
バラード風の導入を経て、泣きとエモーションを昂らせながら
テンポアップする中盤の盛り上がりに実にグッとくる
アルバム屈指の名曲です。

George Murasaki and Mariner-Mariner Two ★★★ (2022-09-05 23:51:43)

‘80年のリリース以来、正式にCD化されることなく長らく幻の逸品と化していた、ジョージ紫&MRINERの2ndアルバムがようやくリイシュー。しかも1st『MARINER ONE』(’79年)との2枚組仕様での再発という太っ腹ぶり。まぁ数年後には紙ジャケット化され、別々に再リリースされたものを改めて買い直す羽目になっている自分の姿が、別に占い師でなくともありありと想像できますが、それはともかくまずはこの快挙を心の底から寿ぐべきでしょう。感謝。
前作と同じ布陣でロサンゼルスにてレコーディングされていることもあり、基本的にはこれまでの作風を踏襲しつつ、プログレ・ハード色は若干の薄まりをみせていて、その分⑤のような明るく開放的なノリの楽曲を収録する等、曲作りのバラエティは更なる広がりを感じさせる仕上がり。
そのため初聴時のインパクトに関してはデビュー作に一歩譲る印象は否めないものの、
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Goin' Home Tonight ★★★ (2017-01-26 23:18:39)

草原を吹き抜ける一陣のそよ風の如き
爽やかなアルバムOPナンバー。
音楽雑誌にて
「足りない音も、余分な音も、一つとしてない名演」
と評されたヴィト・ブラッタのGソロが
皆さん激賞されている通りの素晴らしさ。

H-BOMB-Attaque ★★ (2016-04-13 23:55:23)

核戦争後の荒廃した世界をイメージしたのか、メンバー全員が息絶えている(!)B級SF映画チックなアートワークが秀逸な、'84年発表の1stフル・アルバム。
BURRN!!誌創刊号の輸入盤レビューにおいて、マサ伊藤からエールを送られていた本作(点数はさておき)。元々演奏はタイトなバンドでしたが、ここではリズムのテンポを抑え気味に、その分、Voはパンチの効いた声質を活かしてより起伏に富んだメロディを歌うようになり、またツインGも随所でドラマティック且つ印象的なハーモニーを重ねる等、勢い勝負の荒々しさ漲るデビューEPに比べ、そのサウンドからは格段に練り込みの跡が伺えます。
中でも、「サイレン音をフィーチュアした楽曲にハズレなし」の自説を補強してくれるOPナンバー①や、レコードB面の幕開け役を担う疾走ナンバー⑥は、H-BOMBが類型的NWOBHMスタイルから脱し、本格派の正統派HMバン
…続き

H-BOMB-Attaque-Exterminateurs ★★★ (2016-04-14 21:55:58)

重厚なイントロに空襲警報のようなサイレンが被さり
そこから一気に疾走へと雪崩れ込む冒頭の展開だけで
ガッチリと掴まれてしまいます。
JUDAS PRIEST思わす劇的なツイン・リードGのハモリも美しい。

H-BOMB-Coup De Metal ★★ (2016-04-11 23:15:08)

「H(エッチ)BOMB」なんて聞くとピンク色の妄想が膨らみますが、実際は「水爆」を意味するHYDROGEN BOMBの略語。そんな物騒極まりない単語をバンド名に戴くフランス出身5人組(なのでバンド名の発音は「アッシュ・ボム」)が、'83年に発表した6曲入りデビューEP。
次作『ATTAQUE』では、JUDAS PRIESTからの影響を彼らなりに消化吸収した正統派HMサウンドを聴かせてくれることになるですが、この時点ではまだその域には達しておらず、Gリフ主体で土煙蹴立てて突っ走る楽曲は、押しも引きもヒネリもへったくれもなくNWOBHM感覚丸出し。「俺たちゃメタルが好きだ!文句あっか!」と全身全霊でアピって来ます。
楽曲は荒々しいことこの上ない反面、演奏はキビキビしていて結構タイト。野太い疾走感がACCEPTを彷彿とさせる、H-BOMBのテーマ曲①や、パワー・メタリックなリフにテ
…続き

H-BOMB-Coup De Metal-Chasseur Du Frime ★★★ (2016-04-12 21:43:56)

ブン回されるように刻まれるGリフと
野太いリズムの疾走感が組み合わさって
スピード・メタリックなカッコ良さを演出する
デビューEP随一の名曲。
お手本はACCEPTと見たがどうか。

H.E.A.T-Live in London ★★★ (2015-09-20 10:16:04)

先日、スウェーデンの俊英H.E.A.T.が初の単独来日公演を行いました。もしガラガラだったら気の毒だし・・・と足を運んでみれば、「んなモン余計なお世話じゃボケ!」とばかりに会場は入り口からファンが溢れ出す大盛況ぶり。
実際、エネルギッシュなパフォーマンスから、観客を巧みに乗せるステージングまで、踏んできた場数の多さが伝わるライブは「北欧バンド=ライブ下手」という先入観を粉砕してくれる内容で、こりゃ人気出るのも当然よなと。特に、メロハー的線の細さとは無縁で、時にパンクロッカーばりのはっちゃけ具合でステージ狭しと動き回るエリク・グローンウォール(Vo)の存在感には大いに感銘を受けた次第。・・・という彼らのライブの素晴らしさを余す所なく捉えているのが、'14年発表の本実況録音盤です(やっと本題)。
イギリスのFIREFESTでトリを務めた時の模様がレコーディングされている本作、まず
…続き

HADES-If at First You Don't Succeed '98 ★★ (2015-03-15 23:15:13)

物憂げなイントロから反転攻勢に出るOPナンバー①が、当時『MASTER OF PUPPETS』をリリースして飛ぶ鳥落とす勢いだったMETALLICAからの影響があからさまでちょっと笑う。また硬質なスラッシュ・ビートが怒涛の如く畳み掛ける⑦も秀逸・・・といった具合に、ことほど然様に「スラッシュ風味のパワー・メタル」だった1stに比べ、1歩も2歩もスラッシュ・メタル方向へ踏み込んだ作風に仕上がっている、'88年発表の2ndアルバム。
その一方、前作で既に大作曲に挑むチャレンジ精神を発揮していたバンドゆえ、今回はアレンジや曲展開に凝り、緩急のコントロールを意識する等、より「聴かせる」姿勢も鮮明化。スラッシーな攻撃力と風変わりなメロディとが同居する⑩や、ハムレットをテーマに取り上げた組曲⑪⑫は、そうした彼らの意欲の賜物と言えましょうか。ただそうなると、ハイパーに歌いまくるアラン・テッシオ(
…続き

HADES-If at First You Don't Succeed '98-I Too Eye ★★★ (2015-03-17 21:58:07)

技巧を強く意識している2ndアルバムの中にあって
前作に通じる破れかぶれな威勢の良さ漂う
ハイテンションなスラッシュ・ナンバー。
耳を劈くハイトーンVoに、荒れ狂うG、
ゴリゴリ鳴りまくるBと畳み掛けるDsと
全パートが青筋立ててパフォームしてる姿が
目に浮かぶようですよ。

HADES-If at First You Don't Succeed '98-Opinionate! ★★ (2015-03-17 21:49:31)

音作りや、緩急を飲み込んだ曲展開のお手本は
あからさまに『MASTER OF PUPPETS』を発表した頃の
METALLICAですが、それが悪いことかと言えば
ここまでカッコイイ曲に仕上げてくれたんなら、まぁ良いかと。
元々、技巧を凝らすタイプのバンドであり、
何よりアラン・テッシオのハイトーンVoが乗れば
それなりに個性が醸成されますしね。

HADES-Resisting Success ★★★ (2015-03-11 23:44:48)

『BORN TO METALIZE』や『METAL MASSACRE Ⅵ』等のオムニバス盤に参加して名を上げたニュージャージー出身の5人組が、'87年に放ったデビュー作。
ラフい音質、耳を劈くハイトーンVo、ザリザリとした音色で粗挽きリフを刻むG、ドライヴするBに突っ込み気味に駆け巡るDsが、テンションも高く一塊に押し込んで来るサウンドは、こいつらが『METAL MASSACRE』シリーズに参加してたのも当然よな、ってな80'S アメリカン・パワー/スラッシュ・メタル街道を爆走しています。
中でも、やはり聴きモノなのはアラン・テッシオのVo。後にWATCHTOWERに参加して、バカテク揃いのメンバー相手に一歩も引かない飛び道具みたいな歌唱でマニアを仰け反らせた彼氏ですが、ここでもその実力の片鱗を味わうことができる・・・というか、こっちの方が歌メロがキャッチーで取っ付き易いぐら
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HADES-Resisting Success-Legal Tender ★★★ (2015-03-12 22:02:47)

2分ちょっとのランニング・タイムの間中
鋭利に研ぎ澄まされた殺傷力満点のGリフが
ぶん回され続ける通り魔的スラッシュ・ナンバー。
いや、カッコ良い。

HADES-Resisting Success-Masque of the Red Death: I. Red Death / II. The Prince's Masterplan / III. The Masquerade: The Twelfth Hour / Return of the Red Death ★★ (2015-03-12 22:19:53)

エドガー・アラン・ポーの『赤死病の仮面』を題材に取り上げ、
3部構成、10分に迫る大作ナンバー。
派手に自己主張する各セクションの見せ場や
まるで90年代のモダン・ヘヴィネスを先取りしたかのような
(要するにBLACK SABBATH風)スロー・パートを織り交ぜつつ
大仰に展開していく楽曲は、アイデアが先行し過ぎて
やや冗長な出来栄えなれど、意気込みは大いに買える。
頑張ったで賞。

HADES-Resisting Success-Nightstalker ★★★ (2015-03-12 22:09:18)

ブルージーなイントロからスタートするので意表を突かれますが、
思わず一緒に叫びたくなるコーラスをフィーチュアした本編は
勇ましくもキャッチーな出来栄え。そのイントロだけでなく、
インストパートでは猛烈な勢いで弾き倒し、
アラン・テッシオのハイトーンVoと真っ向張り合う
Gの暴れっぷりも堪能できるパワー・チューン。

HAIL OF BULLETS (2011-08-19 21:40:34)

'06年にギタリストのステファン・ゲベティが音頭を取って結成。BOLT THROWERやPESTILENCE、ASPHYX、GOREFESTといったバンドのメンバーが名を連ねるダッチ・デス・メタル・バンド。
元EDGE OF SANITYのダン・スウォノの協力を得て'07年に制作した4曲入りデモテープが高評価を獲得した事で、METAL BLADE RECORDSとの契約を手に入れ、'08年、第二次世界大戦の東部戦線を題材としたコンセプト作『・・・OF FROST AND WAR』でデビュー、これがメディアやメタル・ファンの間で好評を博す。
翌年にはワルシャワ蜂起をテーマにした新曲を含む6曲入りEP『WARSAW RISING』をリリース。
更に本邦初登場となった'11年発表の2ndフル『ON DEVINE WIND』(邦題『吹けよ神風!』)では、太平洋戦争と大日本帝国の
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HAIL OF BULLETS-On Divine Winds ★★ (2011-08-19 21:42:11)

バンドの事も碌に知らず本作を購入したのは、このアルバムが「大日本帝国の栄枯盛衰」をテーマに据えたコンセプト・アルバムである事に戦争映画ファンとして食指をそそられたからだが、アルバム1枚で太平洋戦争開戦から終戦までを語り切ろうとする欲張りな構成ゆえ、真珠湾攻撃、満州事変、ガダルカナル、飛び石作戦、東京大空襲、沖縄地上戦、そして玉音放送・・・と、主要なポイントは押さえれているものの、総じて展開が駆け足気味で、学校の教科書を流し読みしているかのような食い足りなさが残る。
ただメンバーは百戦錬磨のベテラン揃いだけに曲作りの巧さは確かで、凶悪且つ殺伐としたデス/スラッシュ・サウンドを基本としつつ、シチュエーションに応じて2本のGを効果的に用いたドラマティックなメロディや曲展開を導入する等、収録曲はいずれも良く練られており、特に、ハワイへと向かう零戦の大編隊の如く轟然と突き進む②、東南アジア資
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HAIL OF BULLETS-On Divine Winds-Full Scale War ★★ (2011-08-21 00:25:46)

南方作戦実施中の日本軍の快進撃を
禍々しく好戦的に綴った重厚なデス・メタル・ナンバー。
アルバムの中では一番好きな曲かもしんない。

HAIL OF BULLETS-On Divine Winds-Kamikaze ★★★ (2011-08-21 17:21:45)

ご存知、神風特別攻撃隊について歌われており、
2本のGが幾度となく奏でるテーマ・メロディが
まるで鎮魂歌の如く重く哀しく響き渡るスピード・ナンバー。
ただ、情緒やエモーションの類がバッサリと
排された歌詞は欧米のバンドならでは。

HAIL OF BULLETS-On Divine Winds-Operation Z ★★ (2011-08-21 00:16:46)

タイトルは真珠湾攻撃を目的とする「ハワイ作戦」
のアメリカ側の呼称より(邦題は“極秘指令Z”)。

ドラマティックなインスト曲“THE EVE OF BATTLE”を
イントロ代わりにスタートするスピーディ且つ
アグレッシブな曲調が、ハワイ上空を飛ぶ零戦の大編隊や
激しい戦闘を想起させるOPナンバー。

HAIL OF BULLETS-On Divine Winds-Sugar Loaf Hill ★★ (2011-08-21 17:17:16)

沖縄本島攻略作戦「アイスバーグ」を開始した米軍は、
硫黄島での戦訓を活かし、丘陵地帯に群島のように
構築された反射面陣地に立て篭もった日本軍に
多量の出血を強いられた。曲名はこの時、沖縄戦の
天王山とも言える血みどろの死闘が繰り広げられた
丘の名前より取られている。
楽曲の方も「まさに」といった仕上がり具合。

HAIL OF BULLETS-On Divine Winds-Tokyo Napalm Holocaust ★★★ (2011-08-21 16:57:27)

欧米視点から太平洋戦争を点描している
『ON DIVINE WINDS』だが、この曲に関しては
タイトルが示す通り東京大空襲の非人道性を
冷静な視点で告発。
まるで炎に照らし出されて夜空を不吉に舞う
B-29の巨体の群が目に浮かぶような、
無慈悲で緊迫感に満ちたヘヴィ・ソング。

HALESTORM (2012-04-30 21:45:27)

リジー(Vo)とジョン(Ds)のへイル姉弟が中心となって活動を開始。当初は姉弟以外のメンバーは流動的だったらしいが、'00年発表の6曲入りEP『DON'T MESS WITH THE TIME MAN』の制作を境にラインナップが固まり、更に積極的なライブ活動が実を結んで、'05年には米メジャーのATLANTICとディールが成立。
まずは挨拶代わりにライブEP『ONE AND DONE』('06年)をリリースし、そして'09年には本命の1stフル・アルバム『HALESTORM』を発表。(プロデュースはハワード・ベンソンが担当)
同作は80年代HR/HMからの影響が色濃く打ち出された作風にも関わらず、全米総合チャートの40位にランクインを果たし、シングル“I GET OFF”とIT'S NOT YOU”もメインストリーム・チャートのトップ10に入るという好リアクションを獲得してい
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