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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 2601-2650
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HIRSH GARDNER-WASTELAND FOR BROKEN HEARTS-DON'T YOU STEAL
HIRSH GARDNER-WASTELAND FOR BROKEN HEARTS-MORE THAN YOU'LL EVER KNOW
HIRSH GARDNER-WASTELAND FOR BROKEN HEARTS-WASTELAND FOR BROKEN HEARTS
HITTEN-State of Shock
HITTEN-State of Shock-State of Shock
HITTMAN-Hittman
HITTMAN-Hittman-Caught in the Crossfire
HITTMAN-Hittman-Metal Sport
HITTMAN-Vivas Machina
HITTMAN-Vivas Machina-Mercy
HITTMAN-Vivas Machina-Say a Prayer for Me
HOBBS' ANGEL OF DEATH-Heaven Bled
HOBBS' ANGEL OF DEATH-Hobbs' Angel of Death
HOBBS' ANGEL OF DEATH-Hobbs' Satan's Crusade
HOLOCAUST-Smokin' Valves・the Anthology
HOLOCAUST-Spirits Fly
HOLOCAUST-Spirits Fly-The Small Hours
HOLY GRAIL-Crisis in Utopia
HOLY GRAIL-Crisis in Utopia-Cherish Disdain
HOLY GRAIL-Crisis in Utopia-Crisis in Utopia
HOLY GRAIL-Crisis in Utopia-Fight to Kill
HOLY GRAIL-Crisis in Utopia-My Last Attack
HOLY GRAIL-Crisis in Utopia-The Blackest Night
HOLY GRAIL-Ride the Void
HOLY GRAIL-Ride the Void-Bestia triumphans
HOLY GRAIL-Ride the Void-Ride the Void
HOLY MARTYR
HOLY MARTYR-Invincible
HOLY MARTYR-Invincible-Ghost Dog
HOLY MARTYR-Invincible-Sekigahara
HOLY MARTYR-Invincible-Shichinin no Samurai
HOLY MARTYR-Invincible-Takeda Shingen
HOLY MARTYR-Invincible-Zatoichi
HOLY MOSES
HOLY MOSES
HOLY MOSES
HOLY MOSES-Agony of Death
HOLY MOSES-Agony of Death-Dissociative Disorder
HOLY MOSES-Agony of Death-Imagination
HOLY MOSES-Agony of Death-Schizophrenia
HOLY MOSES-Agony of Death-World in Darkness
HOLY MOSES-Disorder of the Order
HOLY MOSES-Disorder of the Order-Disorder of the Order
HOLY MOSES-Finished With the Dogs
HOLY MOSES-Finished With the Dogs-Current of Death
HOLY MOSES-Finished With the Dogs-In the Slaughterhouse
HOLY MOSES-Master of Disaster
HOLY MOSES-Queen of Siam
HOLY MOSES-Queen of Siam-Necropolis
HOLY MOSES-Reborn Dogs

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HIRSH GARDNER-WASTELAND FOR BROKEN HEARTS-DON'T YOU STEAL ★★ (2008-05-20 00:11:30)

開放感と爽快感に満ち溢れた、溌剌とした疾走チューン。
分厚く、美しいボーカル・ハーモニーが
もろNEW ENGLAND風味で思わず頬が緩みます。

HIRSH GARDNER-WASTELAND FOR BROKEN HEARTS-MORE THAN YOU'LL EVER KNOW ★★★ (2008-05-20 00:16:28)

ラストを締め括る三部構成の組曲にして、
アルバムのハイライト・ナンバー。
ジョン・ファノン、ジミー・ウォルドー、ゲイリー・シェアら、
NEW ENGLANのメンバーがゲスト参加していて、
美しく、切なく、そしてドラマティックな曲展開は、
まさにNEW ENGLANDの味わい。どころか、同バンドの名曲と
比較したって決して引けは取らないクオリティを誇る名曲。

HIRSH GARDNER-WASTELAND FOR BROKEN HEARTS-WASTELAND FOR BROKEN HEARTS ★★ (2008-05-20 00:08:12)

張りのあるハイトーンVoで歌われる泣きメロが心地良い、
アルバムの幕開けを飾る劇的なミドル・ナンバー。

HITTEN-State of Shock ★★★ (2016-11-01 23:20:04)

バンド名として「HIT TEN TIMES」(10回打つ)を縮めた造語「HITTEN」を名乗り、輸入盤市場で話題を攫っていたスペイン・ムルシア自治州出身の5人組が、'16年発表の2ndアルバムで日本デビューを飾りました。
ブルーノ・サンマルチノばりの「人間発電所」ジャケットと、雑誌レビューで「スラッシーな要素も感じられるNWOTHMバンド」と評されていたことから、もっと破れかぶれで前のめりな音を出してる連中だとばかり思っていましたが、確かにGリフが初期スピード・メタル風の⑥みたいな楽曲もあるにせよ――実際はキャッチーなメロディを歌うVoと、メタル愛ダダ漏れでメロディックにハモリまくるツインGを核に据えた、優等生的とも言える聴き易い正統派HMサウンドが本作の魅力であったという。
音像に比してハイトーン・シンガーの歌声は少々線が細め。ふわふわとしてやや不安定ながら、JUDAS P
…続き

HITTEN-State of Shock-State of Shock ★★★ (2016-11-04 22:32:57)

オフィシャル・ビデオも制作された2ndアルバム表題曲。
1stアルバムの頃のMETALLICAを思い出せる
スピード・メタリックなGリフと疾走感に、
ガンベルトや日章旗Tシャツで身を固めたメンバーの眩い出で立ちまで
80年代メタル度満点の逸品。

HITTMAN-Hittman ★★★ (2019-01-24 23:52:42)

Voは元ANTHRAX、Bは元ATTILA、Dsは元TAKASHIという、凄いんだか凄くないんだか…な面子でレコーディングされた傑作デモ『METAL SPORT』(’85年)がドイツで評判を呼んだことから、同国のSPV/STEAMHAMMER RECORDSとの契約を得て、NY出身の5人組が'88年に発表した1stアルバム。
国内盤は、当時ジャーマン・スラッシャーの作品を次々リリースしていたテイチクのMETAL MANIAからの発売で、その印象もあって結構長いこと彼らはドイツのバンドだと思い込んでいました。哀愁に満ちたメロディを泣きの入ったハイトーンで歌い上げるVoといい、湿った旋律を紡ぎ劇的にハモる2本のGといい、それらを乗せてスピーディに駆け抜けるリズムといい、出している音も欧州風味満点の正統派HMサウンドでしたし。ただNY出身であることを踏まえて聴き直してみると、泣きまくって
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HITTMAN-Hittman-Caught in the Crossfire ★★★ (2019-01-27 00:59:31)

メタリックなGリフの刻みと
タイトな疾走感の心地良さに思わず頭が前後に動く
アルバム中盤のハイライト・ナンバー。
劇的に絡むツイン・リードGにもハッとさせられますね。

HITTMAN-Hittman-Metal Sport ★★★ (2019-01-27 00:48:28)

KEEP IT TRUEフェスでも大合唱を巻き起こしていたアルバムOPナンバー。
泣きの入った声質のハイトーンVoと、劇的なハーモニーを奏でる
ツインGがやはり聴きモノですが、何気にBも良い仕事をしてくれていますね。

HITTMAN-Vivas Machina ★★★ (2020-11-19 00:11:04)

復活作が評判を呼んでいるニューヨーク出身の5人組が、デビュー作から4年のブランクを経て、’92年にSPV/STEAMHAMMER RECORDSより発表した2ndアルバム。
前作はアメリカのバンドとは思えぬヨーロピアンな風情漂う正統派HMの名作でしたが、プロデューサーにEXTREMEとの仕事で知られるボブ・セント・ジョンを起用した今作では、曲によってはファンキーに跳ねるリズムや、明るくハジけるコーラス・ワークといった、まさしくEXTREMEっぽい要素を導入する等、音楽性が若干拡散。これを「意欲的」と評価するか、「散漫になってしまった」とガッカリするかは聴き手次第といったところでしょうか。
初めて聴いた当時は、印象に残る曲とそうでない曲がハッキリと分かれてしまっている点にテンションが上がりきらず、後者寄りの感想を抱いたりもしましたが、ただ、これまで以上に幅広い表現力を駆使して見
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HITTMAN-Vivas Machina-Mercy ★★★ (2020-11-19 23:47:35)

アルバムの締めに相応しく、豊富なアイデアをブッ込んで
ドラマティックに仕上げられた大作曲。
長尺をダレさせない場面転換多めの曲展開と、多彩な表現力で
それを支えるシンガーの見事な歌唱力に聞き惚れますね。

HITTMAN-Vivas Machina-Say a Prayer for Me ★★★ (2020-11-19 23:42:05)

曲名といい、曲調といい、BON JOVIを意識していることが
ビンビンに伝わってくるメロハー・チューンですが、
ここまで良い曲に仕上げられては文句を言う気も失せるというもの。
本家よりもメロディの湿り気は強めですし、シンガーの確かな歌唱力が
楽曲を歯応えのあるものにしてくれています。

HOBBS' ANGEL OF DEATH-Heaven Bled ★★ (2016-12-04 23:06:00)

スラッシュ・メタル史に名を刻むベテランを次々と招聘する東の「THRASH DOMINATION」の向こうを張り、メジャーで華々しい実績を残したわけじゃないけど、マニアのハートにはその存在がガッチリと刻まれているクセ者を続々来日させる西の「TRUE THRASH FEST」。
'15年にはオーストラリアのHOBBS’ ANGEL OF DEATHまでが参戦を果たし「本当に呼んだの?」「すげえな!」と感心させられたばかり。しかも今回その彼らが新作を発表してくれて感激も一入です。国内盤はRAZORのライブ盤との同時発売で、店で2作が隣り合ってディスプレイされているのを見かけた時は「おお、テイチクの『HOBBS’ ANGEL OF DEATH vs RAZOR』再現!」と、思わず前世紀にタイムスリップした気分になりましたよ。
首魁ピーター・ホブス(Vo、G)のルックスは流石に老けた…
…続き

HOBBS' ANGEL OF DEATH-Hobbs' Angel of Death ★★ (2007-01-23 21:49:00)

嘗てはテイチクから、RAZORの5thアルバムとのスプリット仕様で国内盤も出ていた
(今でもたまに法外なプレミア価格で中古盤が売られているのを見かけます)
オーストラリア出身の4人組スラッシャーが、'88年に発表した1stアルバム。
バンド名やブラック・メタル的な歌詞からも察しの付く通り、サウンドの方はまさにSLAYER・・・
しかも彼らが最もイーヴルで欧州ヘヴィ・メタリックな雰囲気をその身に纏っていた、『SHOW NO MERCY』や
『HELL AWAITS』の頃を彷彿とさせる、ダイナミックなスラッシュ・メタルを実践。
不吉なイントロから一気に疾走へと転じる①に始まり、ラストを締める高速スラッシュ・チューン⑩に至るまで、
ダレ場なしに聴かせきる本編のテンションの高さは半端じゃない。特に前述の①、緩急の効いた②、その勢いを引き継ぐ③と来て、
…続き

HOBBS' ANGEL OF DEATH-Hobbs' Satan's Crusade ★★ (2007-01-26 23:18:00)

アルバム・デビュー前に製作した2本のデモ・テープ『ANGEL OF DEATH』と『VIRGIN METAL INVASION FROM DOWNUNDER』を
1つにまとめ、デジタル・リマスターを施してCD化した初期音源集。
流石にリマスターしたとはいえ、デモ音源ゆえ音質的には少々厳しい場面も散見されるが、バンドの音楽的方向性は
この頃からハッキリと定まっていて、SLAYERからの影響が色濃く薫る、ダークでスピーディ且つイーヴルな
スラッシュ・サウンドは、音の悪さを差し引いても遥かに余りある、ハイレベルなカッコ良さを誇る。
全11曲中、よりストレートなサウンドを聴かせる①~⑥が『ANGEL~』から、邪悪なドラマ性や荘厳さを
強調した感じの⑦~⑪が『VIRGIN~』からの音源。ここから後に①②③④⑤⑥⑨⑪がデビュー作に
収録される事になるわけで、
…続き

HOLOCAUST-Smokin' Valves・the Anthology ★★★ (2016-05-21 10:01:52)

躍進→改名→解散→METALLICAによる再評価を切っ掛けに復活…という浮き沈みを経た、スコットランド・エディンバラ出身の5人組の活動を総括する2枚組ベスト盤(’03年)。
「METALLICAが“THE SMALL HOURS”をカヴァー」「物騒この上ないバンド名」といった要素から、勝手にスラッシュ・メタルのご先祖様的な音を期待してデビュー作『THE NIGHTCOMERS』(’81年)を購入したら、聴こえて来たのは特別速いわけでもアグレッシブでもない曲調に、のっぺり声でぶっきら棒に歌うVoが乗っかった、ごくごくシンプルなHMサウンド。「思ってたんと違う」と勝手に立腹した挙句、速攻CD売っ払ってその後彼らの作品に触れる機会はなかったのですが、本ベスト盤のリリースを契機にふと思い立ってもう一度対峙してみたら、これが意外なぐらい楽しめてしまったというね。
特に、サバシーなGリフ
…続き

HOLOCAUST-Spirits Fly ★★ (2017-10-01 22:15:11)

21世紀を目前に突如蘇ったNEAT RECORDSから、これまた復活を遂げたHOLOCAUST(といってもそれ以前から離散集合を繰り返していた)が’96年に発表した4thアルバム…ではなくて。実際は’92年に自費出版された3rd『HYPNOSIS OF BIRDS』の曲順を入れ替えた上に改題し、そこに’93年リリースの4曲入りEPやらMETALLICAの“MASTER OF PUPPETS”のカヴァーやらの音源を突っ込んだコンピ盤的性格の1枚という。
NWOBHM復活組がこの時期の新生NEAT RECORDSに残した作品は、イマイチ開き直り切れていない微妙な代物が多かったと記憶していますが、それらに比べると本作は結構イイ線を行っているのではないかと。METALLICAがカヴァーしてくれたことにより再びHOLOCAUSTに注目が集まる切っ掛けとなった代表曲“THE SMALL HOU
…続き

HOLOCAUST-Spirits Fly-The Small Hours ★★ (2017-10-02 23:32:19)

METALLICAがカヴァーしたことでHOLOCAUSTの名を
一躍有名にした彼らの代表曲だが、スタジオ・バージョンはこれが初披露?
初めて聴いた時は、のっぺりとダウナーなヘタウマVoと、疾走感よりも
BLACK SABBATH直系の漆黒色のヘヴィネスが支配的な曲調に
「期待していたのと違うなー」とか思ったものですが、
ただテンポ・チェンジも含んだ曲展開はちゃんとメタリックな緊迫感を
湛えていて、いや改めて聴き直す十分カッコイイのですよ、これが。
これをカヴァーしていたMETALLICAの慧眼にも感服です。

HOLY GRAIL-Crisis in Utopia ★★★ (2012-05-19 21:33:17)

JUDAS PRIESTの“EXCITER”とACCEPTの“FAST AS A SHARK”の(ベタだけどハマってる)カヴァーを収録している事からも察しの付く通り、直球勝負の正統派/パワー・メタル・サウンドに軸足が置かれているこのデビュー作ですが、一方で「もうちょい色々な要素を取り入れたHMを追求したい」との理由でWHITE WIZARDと袂を別った人達が作ったアルバムなだけに、ワイルドな声質のVoが歌うメロディからはモダンなセンスが感じられたり、SHRAPNELメタルばりに派手に弾きまくり高速でハモるツインG、時にスラッシュ/デス・メタリックなビートを織り交ぜて畳み掛けるリズム、そしてエピック・メタル調のドラマティックな曲展開・・・といった具合に、彼らが強く影響を受けたジャンルのエッセンスが随所で顔を覗かせている。
2本のGがRACER Xを思わせる暴れっぷりを披露するOPナン
…続き

HOLY GRAIL-Crisis in Utopia-Cherish Disdain ★★ (2012-05-21 22:53:03)

鮮烈なGソロがアグレッシブな曲調に華を添え、
叙情的なアウトロがアルバムのエンディングを
締め括るに最適なドラマを演出する
スリリングなスピード・ナンバー。
ちょっとメロデスからの影響も感じられますかね。

HOLY GRAIL-Crisis in Utopia-Crisis in Utopia ★★★ (2012-05-21 22:41:55)

本編前半の山場にして、個人的にはアルバムで
最もお気に入りの疾走ナンバー。
畳み掛けるような曲調はスラッシュ/デス・メタルからの
影響が滲みますが、勿論Voはメロディアスに
歌っていますし、かっちりと構築されたネオクラシカルな
ソロをフラッシーに紡ぐGソロもグー。

HOLY GRAIL-Crisis in Utopia-Fight to Kill ★★★ (2012-05-21 22:38:13)

OPナンバー“MY LAST ATTACK”と、続くこの曲の
カッコ良さでアルバムの出来の良さは約束されたようなもんです。
(実際その約束は破られません)
小気味良く疾走するリズムとライブ映えしそうな
シンガロング・パートがIRON MAIDENチックですね。

HOLY GRAIL-Crisis in Utopia-My Last Attack ★★★ (2012-05-21 22:35:32)

テクニカルに弾きまくる2本のGが
高速且つ劇的にハモるイントロ部分だけで
耳を奪われてしまう勇ましいOPナンバー。
フェードアウトで終わってしまうのが惜しまれる。

HOLY GRAIL-Crisis in Utopia-The Blackest Night ★★★ (2012-05-21 22:47:19)

プログレ・タッチの軽快なインスト・ナンバー
“NOCTURNE IN D MINOR”から一転、
勇猛にして重厚、且つドラマティックに展開される
アルバム中盤のハイライト的名曲。
熱く粗いVoの声質が、この曲のような
聴き手を奮い立たせるサビメロを歌うのに打って付けですよ。

HOLY GRAIL-Ride the Void ★★★ (2013-03-17 10:07:12)

デビュー作リリース後、さっぱり音沙汰がなかったので「解散したんかいな」と思っていたら、単にそれはこっちがモノを知らなかっただけで、実際には全世界津々浦々を忙しくツアーして回っていたというHOLY GRAILが、'13年に発表した2ndアルバム。
ピロピロとテクニカルに弾き倒し、派手にハモリまくるSHRAPNEL系ツインGを擁するオールドスクールな正統派HMに軸足を置きながら、マット・ハイド謹製の弾力性に富んだ音作りと、怒号やデス声を織り交ぜつつ、中音域をメインに浮遊感のある歌メロを拾うVoがモダンな感触も付与するこのバンド独自の音楽性は、今回もブレることなく健在。劇的なインスト曲①から繋がっていく、プログレ・メタルばりの技巧/ドラマティックな曲展開がバッチリと決まった②、憂いを帯びたメロディに悶絶させられるアルバム表題曲⑤、アグレッシブ且つキャッチーな疾走ナンバー⑦、クラシカルなア
…続き

HOLY GRAIL-Ride the Void-Bestia triumphans ★★★ (2013-03-18 21:57:51)

序曲“ARCHEUS”から繋がるドラマティックにして
技巧の凝らされた曲展開は、正統派HMを基盤としつつ、
デス・メタルからプログレ、メタルコアにエピック・メタル等、
様々なジャンルからの影響がぶち込まれていて、
まさしくこのバンドの音楽性が明確に表された1曲。
OPナンバーに選ばれたのも納得ですよ。

HOLY GRAIL-Ride the Void-Ride the Void ★★★ (2013-03-18 22:00:27)

叙情的なイントロから疾走へと転じるアルバム表題曲。
眉が八の字になってしまう程の猛烈な憂いを発散する
サビメロがとにかく秀逸で、こうした優れたメロディ・センスも
彼らが凡百のNWOTHMバンドとは一線を画す存在であることを
物語ってくれています。

HOLY MARTYR (2011-10-27 23:33:50)

バンド名は「ホーリー・マーター」と読む。
90年代半ばにイタリアはミラノにて結成されたパワー・メタル・バンドで、
結成の音頭を取ったリーダーのイエノ・スピガ(G)は、WARLORD、OMEN、
MANILA ROAD、ATTACK、更には日本の凱旋MARCHといったバンドからの
影響を公言する、かなりグッと来るセンスの持ち主。
勇壮な史劇を題材に取り上げた1st『STILL AT WAR』('07年)や
コンセプト作でもあった2nd『HELLENIC WARRIOR SPIRIT』('08年)が
ヨーロッパ圏を中心に好評を博し、日本の歴史(というよりも時代劇)の
要素を曲名や歌詞、そして曲調に大胆に取り入れた'11年発表の3rd『INVINCIBLE』
(邦題は『天下無敵の戦士』)で、満を持して日本デビューを飾った。

HOLY MARTYR-Invincible ★★★ (2011-10-27 23:36:16)

勝新太郎(!)が描かれたアートワークと、メンバーの歌舞伎風隈取メイク、それに“7人の侍”“武田信玄”“関が原”“座頭市”etc・・・といった曲名からも察せられる通り、日本の時代劇のエッセンスが大胆に取り入れられたサウンドに苦笑を誘われる方は多い事かと存じますが(俺もちょっと笑った)、どっこい彼らは真剣だ。
時に和風の旋律を絡ませつつ、IRON MAIDENや独産メロパワ・メタルからの影響を根っこに据えて、ヒロイックに疾走する収録楽曲のカッコ良さは実際かなりのものであり、堅苦しい歴史の教材からではなく、エンターテイメントの王様たる映画からの影響がダイレクトに反映された本編は、サウンド・トラックばりのスケール感やドラマ性を有している上に、何よりすこぶるキャッチー。(これは躍動感溢れるリズムを刻むタイトなDsの貢献度大)
侍かぶれの殺し屋の生き様を描いたオフビートなアクション映画に
…続き

HOLY MARTYR-Invincible-Ghost Dog ★★★ (2011-10-28 23:41:57)

『葉隠れ』を愛読し、侍にリスペクトを捧げる
黒人ヒットマンの生き様を描いたジム・ジャームッシュ
監督作品『ゴースト・ドッグ』に着想を得ているミドル・チューン。
引っ掛かり気味に展開するキャッチーなサビメロが非常に秀逸で、
個人的にはアルバムで一番のお気に入り。

HOLY MARTYR-Invincible-Sekigahara ★★ (2011-10-28 23:57:45)

ラウドに打ち鳴らされるドラムが全体を牽引する、
パワー漲る疾走ナンバーで、メンバー曰く
「先の大震災で被害を受けた日本に捧げた」
楽曲なのだか。嬉しいじゃありませんか。

HOLY MARTYR-Invincible-Shichinin no Samurai ★★★ (2011-10-28 23:45:39)

元ネタは言わずと知れた黒澤明の名画『七人の侍』ですね。
和風序曲“THE SOUL OF MY KATANA”からドラマティックに展開し、
タイトルに相応しい勇猛さとヒロイズムを撒き散らしながら疾走する、
IRON MAIDENからの影響も色濃く香る本編のハイライト・ナンバーの一つ。

HOLY MARTYR-Invincible-Takeda Shingen ★★ (2011-10-28 23:55:12)

榎本孝明扮する上杉謙信のアジと鬨の声からスタートするが、
曲名は“武田信玄”という不思議さよ。
とまれ楽曲自体は非常にカッコイイ。
風林火山の旗印の下、破竹の快進撃を続ける武田軍の
攻勢をそのまま楽曲化したかのような、
アグレッシブで好戦的な曲調にメタル魂がメラメラと燃え上がります。

HOLY MARTYR-Invincible-Zatoichi ★★★ (2011-10-29 00:01:45)

ジャケットにもイラストが描かれている事からも、
彼らの思い入れの深さが伺えますね。
実は『座頭市』は(水戸黄門と同じく)かつてアニメ化された事があり、
その主題歌を英語でカバーしたのがこの曲・・・と言われたら
思わず信じてしまいそうになるぐらい、昭和のヒーロー・アニメばりの
勇ましさを誇る疾走ナンバー。

HOLY MOSES ★★ (2008-11-16 22:40:00)

新作、出たようですね。直ぐにでも買いたいですが、ここは国内盤が出るまでグッと我慢の子。
とはいえ、それもいつになる事やら・・・。LAAZ ROCKITの新作なんて
半年近くも待たされたら、そりゃもう新作じゃねぇっつーの。(出してくれるだけ嬉しいけど)

HOLY MOSES ★★ (2009-06-21 21:05:00)

いつの間にか国内盤が発売されておりました。
ボーナス・トラックはSLAYERのトリビュート・アルバムに提供していた
名曲“GHOST OF WAR"のカヴァー。

さて、歌詞とこれ目当てに買ったもんかどうか・・・。

HOLY MOSES ★★ (2009-11-03 23:42:00)

初来日公演を新宿に見に行ってきました。
いやー、楽しかった。これならPRAYING MANTISのライブを諦めてまで
足を運んだ甲斐があったというもの。
ちゃんと復活後のみならず初期作からもバランス良く選曲された
セットリストが秀逸だったし、アトミック・シュタイフのドラミングが
生で拝めたことも嬉しかったけど、何よりザビーネ姐さんの
チャーミングさ加減ときた日にゃ。
ラストでは客席ダイブまで敢行して、お神輿状態でファンに
運ばれてく姐さんの嬉しそうな顔を見てたら不覚にも目頭が熱く・・・。
バンド的にも客の盛り上がりっぷりにかなり手応えを
感じていたようだったので、今度は間を置かずに来日して欲しいなぁ。

HOLY MOSES-Agony of Death ★★ (2009-01-15 22:49:00)

ヨルグ・マイケル、ウリ・カッシュと並ぶ、ジャーマン・メタル・シーンの三大凄腕(渡り鳥)ドラマーの1人、
アトミック・シュタイフを加入させたHOLY MOSESが'08年に発表した最新作は、気合の感じられる
ジャケット・アートワークといい、曲間をフューチャリスティックな間奏曲で繋ぎ合わせ、全編を流麗に物語っていく
手法といい、SF的なテーマを備えたコンセプト・アルバムに仕上がっている・・・のだとか。(英語なんで詳細不明)
コンセプト作と言っても、ザビーナ・クラッセン姐さんの野獣の如き咆哮に、猛々しくシュレッドされるGリフ、
そして畳み掛けるような疾走感・・・と、相変わらずのHOLY MOSES節が炸裂しまくった内容の方に、小難しさは皆無。
特に今回は、デス・メタルばりのブルータリティに満ち溢れていた前作に比べ、スラッシュ・メタル度が大幅回復。これはやはり
…続き

HOLY MOSES-Agony of Death-Dissociative Disorder ★★★ (2009-01-17 09:28:57)

隠し味として使われているKeyが非常に効果的な
11thアルバムのハイライト・ナンバー。
アトミック・シュタイフが叩き出す歯切れ良いリズムに、
ラルフ・サントーラの咽び泣くGが絡みつくようにして疾走する
クライマックスの盛り上がりっぷりには思わず悶絶。

HOLY MOSES-Agony of Death-Imagination ★★ (2009-01-17 09:15:49)

HOLY MOSESのアルバムの1曲目を飾るナンバーにハズレはないが、
今回もその例外ではない。
ザビーナ姐さんの強力なシャウト、猛々しいGリフ、
まさにアトミック・シュタイフ以外の何者でもない
小気味良く疾走するDsに支えられた、
高速スラッシュ・チューンの名曲。
AGENT STEELよりゲスト参加のカルロス・メディーナが
閃かすBも印象的。

HOLY MOSES-Agony of Death-Schizophrenia ★★ (2009-01-17 09:23:37)

サビメロで雄々しい歌声を聴かせるヘニング・バッセの
歌唱の威力もあって、本編中で最も正統派HM寄りの仕上がりとなった1曲。
クライマックスで炸裂するツイン・リード・ギターの
余りのカッコ良さに思わずガッツポーズ。

HOLY MOSES-Agony of Death-World in Darkness ★★★ (2009-01-17 09:20:08)

一聴してそれと分かる、ラルフ・サントーラの濃厚なGソロが頭から炸裂。
全体的にも非常に正統派HM色が濃厚な仕上がりで、
ラルフに引けを取らない、しっかりと構築された
Gプレイを聴かせてくれるミヒャエルのGプレイに星三つを進呈。

HOLY MOSES-Disorder of the Order ★★ (2006-11-17 23:20:00)

EP『MASTER OF DISASTER』で復活の狼煙を上げたHOLY MOSESが'02年に発表した、実に8年振りとなる通算8枚目のフル・アルバム。
驚いた事に、中心メンバーだったアンディ・クラッセンがラインナップにその名を連ねておらず、
「それじゃ復活しても意味ねーだろ」と不安に思うも、裏方として作曲やプロデュースに関わっているようなのでホッと一安心。
そのアンディが全曲手掛けた収録曲はと言えば、これがかなり強力な仕上がり。先のEPを聴いた時点で心配はしていなかったが、
パワーダウンしていたり、モダン方向へ妙な色気を見せる事無く、バンドの全盛期を思わせる
勇猛且つダイナミックなスラッシュ・チューンがズラリ。イントロに続いて②のリフが走り始めた瞬間、
多くのファンが本作のクオリティを確信したのではなかろうか。また、アグレッシブでありながらも非常にキ
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HOLY MOSES-Disorder of the Order-Disorder of the Order ★★ (2007-02-07 20:06:08)

リズミカル且つキャッチーなリフがクセになる
8thアルバムのタイトル・トラック。
ゴリゴリのスラッシュ・チューンだけでなく、
こういう印象的なメロディを持った楽曲も作れる点が
アンディ・クラッセンの凄いところ。

HOLY MOSES-Finished With the Dogs ★★ (2006-11-04 22:32:00)

3rd『THE NEW MACHINE OF LIECHTENSTEIN』と並んで、初期HOLY MOSESの最高傑作と名高い、'87年発表の2ndアルバム。
猛々しく刻まれるリフ、地鳴りの如く疾駆するリズム隊、邪悪な絶叫Vo・・・と、ジャーマン・スラッシュ・メタルの
王道を行くそのド迫力サウンドは、マイ・ベストである3rd『THE NEW MACHINE~』のメロディ重視路線に
物足りなさを覚えた硬派スラッシャーの諸兄にも、自信を持ってお薦め出来る強力な仕上がり。
徹底的に磨き上げられたタイトな楽曲(ランニング・タイムは全て2~3分台)に漲る、アグレッション、スピード感、
ドラマ性は、いずれも1stから段違いにパワーアップを遂げ、特に、つんのめり気味に疾走する①、
怒涛の突進力に圧倒される②、歯切れの良い演奏が痛快な③、本作のハイライト・チューン的存
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HOLY MOSES-Finished With the Dogs-Current of Death ★★★ (2009-11-01 00:15:12)

2ndアルバムの頭4曲に漲るテンションの高さは
半端じゃないんだけど、その中でも、この曲と
“IN THE SLAUGTER HOUSE"は頭一つ抜きん出た
インパクトのデカさを誇る。
度を越したアグレッションを発散しつつも
キャッチーなのが良いねぇ。

HOLY MOSES-Finished With the Dogs-In the Slaughterhouse ★★★ (2006-11-05 12:20:06)

いかにもジャーマンな猛々しいリフを刻むアンディ・クラッセンのG、
人間離れした咆哮を響かせるザビーネ・クラッセンのVo、
そして地鳴りの如きリズム隊とが一丸となって突進する様がド迫力の、
HOLY MOSES屈指の高速スラッシュ・チューン。
中でも、前任者とは比較にならないダイナミックなビートを叩き出す
ウリ・カッシュのDsは白眉。

HOLY MOSES-Master of Disaster ★★ (2007-09-05 21:54:00)

7th『NO MATTER WHAT'S THE CAUSE』を最後に、長らく休眠状態にあったHOLY MOSESの復活の狼煙となった、'01年発表の5曲入りEP。
翌年の復活第1弾アルバム『DISORDER OF THE ORDER』ではプロデュースと楽曲提供のみ。それ以降の作品には
完全不参加ということでファンを落胆させた元リーダーのアンディ・クラッセン(G)なれど、取り敢えず、
このEPでは作曲・プロデュースのみならず、Voを除く全てのパートを担当する等、八面六臂の大活躍。
個人的に何より賞賛したいのは、全くブランクを感じさせない、相変わらずハイレベルな曲作りの巧さで、
活動末期にはハードコア色を強めていたHOLY MOSESだが、復活を経て初心に立ち返ったのか、本作では再び己の立ち位置を
「スラッシュ・メタル・バンド」に定め、全5曲、往年のファ
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HOLY MOSES-Queen of Siam ★★ (2006-11-06 21:43:00)

女性ブルータル・シンガーの元祖、ザビーネ・クラッセン擁するドイツのベテラン・スラッシャー、'86年発表の1stアルバム。
本作を一聴してまず耳を捉えるのは、やはりザビーネ姐御の強烈なVo。その断末魔の如きシャウトは
女性・・・いや、人間離れした凶悪なブルータリティを発散。しかもブックレットの写真を見れば判るとおり、
ARCH ENEMYのアンジェラ・ゴソウに勝るとも劣らない美貌の持ち主なんだから、素晴しいじゃありませんか。
その彼女によって歌われるサウンドの方は、既に「スピーディで勇猛な王道ジャーマン・スラッシュ・メタル」という方向性が
しっかりと定まっているものの、デビュー作という事で、まだまだ大人しい印象が強い(飽くまで2nd以降と比較しての話だけど)。
これはウリ・カッシュの前任Dsが、オーソドックスなドラミングに終始している事も大きいと思われる
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HOLY MOSES-Queen of Siam-Necropolis ★★ (2007-01-29 22:49:41)

記念すべき1stアルバムのトップを飾る疾走チューン。
ザビーネ・クラッセンの野獣の如き咆哮は圧巻だが、
それでも今聴くと、やはり若さと青さが感じられて微笑ましい。
曲自体も、ウリ・カッシュ加入前ということで、
それほど常識外れの疾走感はなく、
スリリング且つメロディックに斬り込んで来る
アンディ・クラッセンのGと共に、
そこはかとなく正統派HMテイストが漂う。

HOLY MOSES-Reborn Dogs ★★ (2006-11-11 01:19:00)

次作『NO MATTER WHAT'S THE CAUSE』をアンディ・クラッセンのソロ・アルバムと考えるなら、
実質、HOLY MOSESのラスト作となる'92年発表の6thアルバム。
ランニング・タイムはいずれも2~3分台、ギター・ソロも殆どなし、欧州のメタル・バンドならではの湿り気を排し、
徹底的にビルドアップが図られた硬質な楽曲群は、最早、スラッシュ・メタルと言うよりハードコアの領域。
マッチョ化に一役買ってるベースを前面に押し出した音作りは、如何にも90年代的なモダンさを漂わせるが、
本作が素晴しいのは、スローダウンして内省方向に流される事なく、リフのカッコ良さにも疾走感にも、
全く鈍りが見受けられない点。特に④⑦⑧⑩といった、殺気立ったスピード・チューンの破壊力は相当なものだ。
HOLY MOSESの真価が発揮されている作品か?と問わ
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