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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 2751-2800
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IAN GILLAN-Toolbox-Don't Hold Me Back
IAN GILLAN-Toolbox-Pictures of Hell
ICED EARTH-Burnt Offerings
ICED EARTH-Burnt Offerings-Burnt Offerings
ICED EARTH-Burnt Offerings-Dante's Inferno
ICED EARTH-Dystopia
ICED EARTH-Dystopia-Anguish of Youth
ICED EARTH-Dystopia-Anthem
ICED EARTH-Dystopia-Dark City
ICED EARTH-Dystopia-Dystopia
ICED EARTH-Horror Show
ICED EARTH-Iced Earth
ICED EARTH-Incorruptible
ICED EARTH-Incorruptible-Great Heathen Army
ICED EARTH-Incorruptible-Seven Headed Whore
ICED EARTH-Night of the Stormrider
ICED EARTH-Night of the Stormrider-Angels Holocaust
ICED EARTH-Plagues of Babylon
ICED EARTH-Plagues of Babylon-Cthulhu
ICED EARTH-The Glorious Burden
ICON-Icon
ICON-Icon-Rock 'n' Roll Maniac
ICON-Night of the Crime
ICON-Night of the Crime-Hungry for Love
ICON-Night of the Crime-Out for Blood
IMPELLITTERI-Wicked Maiden
INCUBUS(UK)
INCUBUS(UK)-To the Devil a Daughter
INTRUDER(THRASH)-A Higher Form of Killing
INTRUDER(THRASH)-A Higher Form of Killing-Mr. Death
INTRUDER(THRASH)-A Higher Form of Killing-The Martyr
INTRUDER(THRASH)-Escape from Pain
INTRUDER(THRASH)-Live to Die... Relived
INTRUDER(THRASH)-Live to Die... Relived-Kiss of Death
INTRUDER(THRASH)-Psycho Savant
INTRUDER-Believer
INTRUDER-DANGEROUS NIGHTS
INTRUDER-DANGEROUS NIGHTS-HEARTS ON THE LOOSE
INTRUDER-DANGEROUS NIGHTS-Surprise Attack
IQ-Are You Sitting Comfortably?
IQ-Are You Sitting Comfortably?-Falling Apart at the Seams
IRON ANGEL-Hellbound
IRON ANGEL-Hellish Crossfire
IRON ANGEL-Hellish Crossfire-Heavy Metal Soldiers
IRON ANGEL-Winds of War
IRON ANGEL-Winds of War-Creatures of Destruction
IRON ANGEL-Winds of War-Sea of Flames
IRON ANGEL-Winds of War-Son of a Bitch
IRON CROSS
IRON CROSS-Warhead

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IAN GILLAN-Toolbox-Don't Hold Me Back ★★★ (2019-04-10 23:58:02)

重厚でメロディアスなミッド・チューン。
こういう曲ではレオナード・ヘイズ起用がバッチリはまります。
(音作りのせいかあまり目立った感じはありませんが)
終盤でハイトーンを連打するギランのVoも絶好調。

IAN GILLAN-Toolbox-Pictures of Hell ★★★ (2019-04-11 00:09:56)

“CANDY HORIZON”から“DON'T HOLD ME BACK”ときて、
このヘヴィ・メタリックなハード・ナンバーに繋がっていく
一連の流れは、間違いなくアルバム『TOOLBOX』のハイライト。
突き抜けるハイトーンVoにメロディアスなG、
「ワン・バスでツー・バスの音を出す男」と評された
ヘイズのキレキレなドラムまで堪能できてしまう全部入りな逸品。

ICED EARTH-Burnt Offerings ★★★ (2007-12-15 00:36:00)

2nd『NIGHT OF THE STORM RIDER』が日本で大ヒットしたにも関わらず、レコード会社とのビジネス上のトラブルから3年もの沈黙を余儀なくされたジョン・シェイファー(G)率いるフロリダのパワー・メタル軍団が、復活を懸けて'95年に発表した3rdアルバム。
後にジョンが「ストレスの溜まる状況が曲作りに影響を与えた」と語った通り、前作で聴かれたような壮大なオーケストレーションが脇へと下がり、生々しい音像で迫り来る楽曲群は、ICED EARTHの作品の中でも、一際ダークでヘヴィ、且つ怒りに満ちた仕上がり。(また、スラッシュ・メタル色が残る最後の作品でもある)
とは言え、別に本作発表当時、ロック・シーンを席巻していた「モダン・へヴィネス」からの影響があるわけでもなし、作品自体は、相変わらずパワフルでメランコリックでドラマティック。いや寧ろ、ICED EARTHの曲を歌
…続き

ICED EARTH-Burnt Offerings-Burnt Offerings ★★★ (2007-12-15 00:41:55)

“TUBULAR BELLS"ばりのイントロに始まり、
繊細さと豪快さ、激しさと美しさを兼ね備えた
ドラマティック極まりない曲展開が堪能できる、
ICED EARTHの美味しい部分が余す所なく詰め込まれた
3rdアルバムのOPチューンにして、アルバム・タイトル・トラック。

ICED EARTH-Burnt Offerings-Dante's Inferno ★★★ (2007-02-05 22:51:23)

ICED EARTHの楽曲は、長ければ長いほど
(もしくは短ければ短いほど)クオリティが上がっていく
傾向が見られるのだが、この深遠かつドラマチック、
十数分という長さを全く気にさせない大作は、その代表格。
序曲的に配置された小曲“THE PIERRED SPIRIT"(これまた名曲)
とセットでお楽しみください。

ICED EARTH-Dystopia ★★★ (2013-02-08 23:36:58)

看板シンガーのマシュー・バーロウが脱退。その後任に元INTO ETERNITYのステュウ・ブロックを迎え入れて'11年に発表された10thアルバム。
マシューのような攻撃的なシャウトから、リッパーの如きハイピッチ・スクリームに至るまで自由自在に歌いこなし、それでいて小器用さよりも、ぶっ太い芯の通ったパワフルさが強烈に印象に残るステュウの見事な歌唱を得たお陰で、マシュー不在の痛手を全く感じることなく本編に没頭できる今作ですが、やはりアルバム最大の求心力たり得ているのは、首魁ジョン・シェイファーが手掛け、唯一無二のICED EARTH印が刻印されている収録楽曲の数々。
ストーリー・アルバムを作ると、コンセプトの構築に熱心になり過ぎて肝心の楽曲がお留守になるパターンの多い彼らですが、今回はノンコンセプトなHMアルバムということもあり(映画が元ネタになっているものが多いようですが)、
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ICED EARTH-Dystopia-Anguish of Youth ★★★ (2013-02-10 22:58:14)

自殺を試みた女性についての歌なので
ダークでメランコリックな雰囲気が漂いますが、
アコギによって醸し出される叙情性が
このバンドらしい武骨な優しさを伝えてくれるバラード。
マシュー・バーロウでも、ティム・オーウェンズでもなく、
Voがステュウ・ブロックだからこそ演れた楽曲ではないかと。

ICED EARTH-Dystopia-Anthem ★★★ (2013-02-10 23:04:12)

オフィシャル・ビデオも作られた
アルバムのリーダー・トラック(なのかな)。
コートの襟を立てて、逆風を突いて
一歩一歩前進していくような気分にさせられる
厳粛且つ重厚な、まさしく「アンセム」な1曲。

ICED EARTH-Dystopia-Dark City ★★★ (2013-02-10 23:00:40)

個人的に大好きなSF映画『ダークシティ』を
題材に取っているだけでも星三つを進呈したいぐらいですが
楽曲自体も相当なカッコ良さ。
ことに疾走するツインGのドラマティックさ加減は
思わずコブシを突き上げたくなる程です。

ICED EARTH-Dystopia-Dystopia ★★★ (2013-02-10 22:55:12)

このイントロ聴いて昂ぶらない奴は偽メタル・ファンだな!
と、思わず物騒なことを口走りたくなるぐらい
劇的な導入部を擁する、まさに掴みにもってこいの名曲。

ICED EARTH-Horror Show ★★★ (2011-02-14 23:17:05)

2nd『NIGHT OF THE STORMRIDER』と共に、マシュー・バーロウが歌うICED EARTHの最高傑作として愛して止まない、'01年発表の6thアルバム。
重厚壮大なコンセプトを前面に押し出したアルバムを手掛けると、ストーリーは非常にドラマティックなのに、肝心の収録曲が地味で決め手に欠くという、後期SAVATAGEに通じる弱点を毎度感じずにはいられないICED EARTH。
ところがどっこい、ホラー/オカルト映画、怪奇小説の世界観をコンセプトに掲げる本作では、狼男や吸血鬼など、同ジャンルのアイコン的モンスターが曲毎にテーマとして設定されており、これが個々の楽曲のキャラ立ちを明確化。しかもそのいずれもが、野太くも憂いに満ちたマシューのVo、ジョン・シェイファーが刻み込む重厚なGリフ、そしてドラマティックな曲展開を兼ね備えたICED EARTH印の名曲揃いと来たも
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ICED EARTH-Iced Earth ★★ (2006-10-30 21:52:00)

2nd以降はよく見かけるのに、どういうわけか本作だけは入手困難な状態が続いている、'91年発表の1stアルバム。
デビュー作という事で、まだ現在のようなスケールのデカイ大仰さは然程感じられず、どちらかと言えばオーソドックスなパワー/スラッシュ・メタルの要素が濃厚。楽曲は比較的コンパクトにまとめられ、クセの強いVoの存在と相俟って、彼らの全カタログ中、最もストレートな作風に感じられる。
だがしかし。ザクザクと刻まれるゴン太リフ、重々しく疾走するリズム、扇情的なツインG、繊細なアコギ、Keyを効果的に導入したドラマ性に満ちた曲展開etc・・・と、既にICED EARTHならではの個性はガッチリ確立済み。
特に、クライマックスへと向かって力強く盛り上がっていく②、組曲形式でアルバムの締めを飾る⑥⑦⑧は、その辺りが強く発揮された、繊細さと攻撃性の同居するドラマチックな名曲で必聴
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ICED EARTH-Incorruptible ★★★ (2017-09-12 23:47:11)

まず雑誌に載ったICED EARTHのインタビューで、新作(’17年発表)がコンセプト・アルバムではないことを確認して「よし、今回は期待できそうだぞ!」と(超失礼)。これまで再三述べて来たことですが、首領ジョン・シェイファーはコンセプトに囚われず、個々に起承転結を有する楽曲をクリエイトしている時の方が、作曲者としての切れ味がより鋭さを増す印象で(個人の感想です)、本作もその説を裏付けてくれる強力な出来栄えを誇る。…って、ICED EARTHのカタログに駄作は1枚もありませんけどね。
勿論コンセプト・アルバムじゃないからといって、ドラマ性や劇的さが薄まってしまうようなことはなく。厳めしいコーラスがヴァイキング軍団の行軍を思わせる①、海賊の戦場たる大海の如く力強くうねる②、ネイティヴ・アメリカンのスピリチュアルな雰囲気を纏ったインスト曲⑦、ジョンの南北戦争マニア魂が燃え盛る、フレデリッ
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ICED EARTH-Incorruptible-Great Heathen Army ★★★ (2017-09-13 23:50:57)

重厚且つ物々しいイントロを経て
ヴァイキングについて歌った歌詞に相応しく
厳めしく進撃を開始するOPナンバー。
聴いてるだけで力瘤ってしまう
パワフルな曲調にはICED EARTHの個性が
しっかりと刻み込まれています。

ICED EARTH-Incorruptible-Seven Headed Whore ★★★ (2017-09-13 23:55:04)

ICED EARTHがここまでストレートに突っ走る
楽曲を演ったのは一体いつ以来でしょうか。
スラッシュ・メタルのルーツを伺わせる疾走ナンバーで、
噛み付くようなシャウトから突き抜けるハイトーンまで
振れ幅の大きなVoの歌唱と、テクニカルに駆け巡るGとが
効果的に楽曲のテンションを高めてくれています。

ICED EARTH-Night of the Stormrider ★★★ (2006-12-07 22:51:00)

「ドラマティック・スラッシュ・メタル」と聞くと、DESPAIRの3rd『BEYOND THE REASON』と共に真っ先に頭に思い浮かぶのが、このICED EARTH'92年発表の2ndアルバム。
既に確固たる個性を築いていたとは言え、まだオーソドックスなパワー/スラッシュ・メタル風味が強く、収録曲のクオリティにもバラつきが見られたデビュー作に比べ、今回はメンバー・チェンジでVoの
歌唱力がUP(特にメロウな歌い上げが魅力)。よりツインGの煽情度も高まり、各楽曲の平均クオリティとドラマ性が飛躍的に向上・・・と、捨て曲皆無の高い完成度を誇る作品に仕上がっている。
そして何より、コンセプト・アルバムという舞台装置を用意し、アコギ、生ピアノ、オーケストレーションの大胆且つ効果的な導入、アコースティックな小曲で曲間を繋ぎ、ドラマを流麗に物語っていく
その演出手腕には、いよ
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ICED EARTH-Night of the Stormrider-Angels Holocaust ★★★ (2007-02-05 22:44:28)

やはりICED EARTHと言えばこの曲。
その他の2ndアルバム収録曲も何れも高いクオリティを誇るが、
この超名曲(特にイントロ)のインパクトの前には
霞んでしまう・・・というのが実際のところ。

ICED EARTH-Plagues of Babylon ★★ (2014-03-05 23:51:44)

それなりの歳月ICED EARTHの活動をフォローして来た身として、ジョン・シェイファー(G)の才能を疑ったことは一度としてありませんが、なればこそ不思議なんが、どうしてこの人はコンセプト・アルバムを作らせると収録楽曲が華に欠ける仕上がりになるんかなぁ?と。
テーマ練るのに時間を取られてしまうのか、はたまた、1曲毎ではなくアルバム全体の流れの中でドラマを構築しようとするからなのか・・・理由は色々考えられますが、本作に関して言えば、新加入のステュウ・ブロック(Vo)が、自己紹介代わりにロブ・ハルフォードばりのハイトーンからダンディな低音まで多彩な歌声を披露していた前作に対し、今回はケレンを排して、(ほぼ)中音域一本に絞った歌唱に徹していることも、この落ち着いた作風に少なからず影響を及ぼしている印象あり。
尤も、それでも彼の歌唱の雄々しさに疑問を挟む余地はなく、また頼れる相棒を得
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ICED EARTH-Plagues of Babylon-Cthulhu ★★★ (2014-03-06 23:22:07)

クトゥルー神話を題材に取り上げ、
メランコリックな導入部からテンポアップして
荒々しく盛り上がっていくという
ICED EARTHの必勝パターンが炸裂する名曲。
数千、数万のむくつけき野郎共が拳振り上げながら
合唱してる姿が目に浮かぶような、
荘厳にして勇壮なサビメロもいい具合に
メタル魂を鼓舞してくれます。

ICED EARTH-The Glorious Burden ★★★ (2007-05-26 23:30:00)

マイナー臭の発生源だった(そしてそれこそが最大の魅力だった)マシュー・バーロウ(Vo)が抜け、後任に元JUDAS PRIESTの肩書きを持つティム“リッパー”オーウェンズを迎えた事で、全体的にグッと垢抜けて、メジャー・アクトとしての貫禄が感じられるようになった'04年発表の7thアルバム。
「戦争」をテーマに掲げたコンセプト作、更に南北戦争の天王山、所謂「ゲティスバーグの戦い」を20分間に亘って壮絶に、ドラマティックに、エモーショナルに綴ったジョン・シェイファー渾身の大作組曲⑨~⑪を含む、パワー/メロディ/ドラマ性の三拍子揃った(傑作6th『HORROR SHOW』に勝るとも劣らない)ハイクオリティな内容を誇る本作については、既に多くの方が意見を述べていので、自分なんぞが今更付け加えることはもうなにもありません。
ただ1つ、本作にまつわる事で非常に残念だったのは、チケットを購
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ICON-Icon ★★★ (2015-04-29 00:01:58)

軽薄さを微塵も感じさぬ重厚な正統派HMサウンドが託された、LAメタル異端の名盤として、ARMORED SAINTやMALICEの諸作と共に雑誌等で取り上げられる機会の多い、ICONが'84年に発表したデビュー作。(そういやプロデューサーはマイク・ヴァーニーでしたっけね)
メタリックな光沢を放ちながら、ツインGとリズムとが分厚く押し出してくるOPナンバー①を聴けば、彼らのお手本がJUDAS PRIESTであることは疑いようがありませんが、その一方で、アイラインばっちり/カットTシャツざっくりなメンバーの派手派手なルックス、ギタリストのドヤ顔が目に浮かぶようなテクニカルなプレイ満載のリードG、あと「歌う」よりも「叫ぶ」といった感じの勢い重視なVo等は、バンドの出自が間違いなくLAメタルにあることも物語っていています。
正直、音程に無頓着に喚くVoには聴き疲れを覚えなくもないのです
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ICON-Icon-Rock 'n' Roll Maniac ★★★ (2015-04-29 00:12:28)

個人的には1stアルバムで一番好きな楽曲なのですが
まさかの得票数0。
アメリカンな威勢の良さと、ヨーロピアンな
湿り気と重厚感の良いトコ取りな名曲ですよ!

ICON-Night of the Crime ★★★ (2017-05-29 00:35:16)

見た目も出す音も華やかなバンドが揃っていたLAメタル・シーンにおいて、ウェット且つ重厚な欧州風味の正統派HMサウンドが異彩を放ったICON、’85年発表の2ndアルバム。
クオリティは高かったものの、デビュー作がセールス的には伸び悩んだ結果を踏まえ、バンドはここで大きく音楽性を転換。曲作りにおいては外部ライターのボブ・ハリガンJr(JUDAS PRIESTとの仕事で知られる)の助力を仰ぎ、シンセサイザーやボーカル・ハーモニーを大幅増量。ポップ&メロディアス化が推進された本編は、プロデュースをエディ・クレイマー、ミックスをロン・ネヴィソンという大物が手掛けたことで一気に抜けが良くなった音作りと併せて、グッと大人びて洗練された風格を身に纏うようになりました。
“聖なる咆哮”とか“美しき聖像破壊者達”とか、大仰な邦題が似合うメタリックな雰囲気は大きく後退するも、派手さを抑えてミディ
…続き

ICON-Night of the Crime-Hungry for Love ★★★ (2017-05-29 23:29:29)

HRバンドとしてのエッジや重量感は十全に保ちつつ、
ICONというバンドのメロディ・センスの良さが
如何なく発揮された哀愁のメロハー。
特にコーラスの美しさに蕩けますね。
このサビメロをぶち壊すことなくパワフルに歌い上げる
シンガーの確かな成長ぶりに拍手。

ICON-Night of the Crime-Out for Blood ★★★ (2017-05-29 23:26:50)

スペーシーなシンセとテクニカルなGが映える
抒情的なインスト・パートと、テンポアップして
ハードに盛り上がる歌入りパートの二部構成からなる、
ドラマティックなアルバムのハイライト・ナンバー。
前作に収録されていてもおかしくない曲調ですが
Voの歌唱力やアレンジ力の向上もあって
より安定感が増しています。

IMPELLITTERI-Wicked Maiden ★★ (2009-03-12 23:21:00)

ベテラン・バンドの原点回帰が相次ぐ昨今、約10年ぶりにロブ・ロック(Vo)との復縁を果たした
IMPELLITTERIの最新作も、そうした姿勢がハッキリと打ち出された内容に仕上がっていて嬉しい限り。
賛否両論を呼んだ実験作『PEDAL TO THE METAL』は結構好きな作品だったのだが、やはり、華麗且つストロングな
正統派HMナンバーが全編に渡って敷き詰められた本作を聴いてしまうと、「これこそがIMPELLITTERI!」との
思いを新たにするのも確かで、何より、掴みはOKな名曲①や、流麗なKeyが良いアクセントとなっている③で炸裂する、
ロブの熱いシャウトが素晴しいったら。やはりこの人の歌声を聴くと、心のメタル魂にポッと火を点されますなー。
フックの効いた哀メロが心地良い④⑥といった、適度に力の抜けた(ポップな)楽曲も◎。
アルバムとしては
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INCUBUS(UK) (2015-04-12 23:01:03)

同名バンドが多数存在するため、別項「INCUBUS」のコメント欄でなくとも混乱しますが(笑)、こっちはイギリスのダラム出身で、デイヴ(Vo、G)、ケン(G)、スティーヴ(Ds)のクロフォード3兄弟と、その友人コリン・エヴァンス(B)によって結成された4人組。
マニアから愛されるGUARDIAN RECORDSと契約を結んだ後、まずはレーベル・メイトのMILLENIUM、SPARTAN WARRIORと共にオムニバス盤『PURE OVERKILL』に楽曲提供をした後、'84年に1st『TO THE DEVIL DAUGHTER』でアルバム・デビューを果たす。
大成出来ぬままNWOBHM史の片隅へフェードアウトしていったバンドですが、ハモリまくるツインGを生かしたサウンドは、(少々垢抜けないながらも)今尚郷愁を掻き立てる輝きが感じられます。

INCUBUS(UK)-To the Devil a Daughter ★★★ (2015-04-12 23:06:28)

スティーヴ、デイヴ、ケン・クロフォードの3兄弟を擁してNWOBHM最末期に活動していた英国のバンドが、'84年にGUARDIAN RECORDSに残した唯一のフル・アルバム。
ヘタウマなジャケット、チープな音質、いなたいVoと、後発ながらもNWOBHMの伝統をきっちりと受け継いでいる頼もしき(?)本作ですが、音の方にまでNWOBHMらしい荒々しさや疾走感を期待すると、3兄弟による息の合ったボーカル・ハーモニーに彩られた、時にポップにさえ感じられるウェットでメロディアスな作風に、間違いなくスカされることになりますのでご注意を。
味のある楽曲の連なりが醸成する「雰囲気」によって聴き手を「酔わす」タイプの作品ゆえ、強烈なインパクトを焼き付けられる名曲は見当たりませんが、このバンド最大の武器たる、シケシケな哀愁のメロディをのべつまくなし紡ぎ出すツインGは、印象的にハモリまくるOPナン
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INTRUDER(THRASH)-A Higher Form of Killing ★★★ (2017-03-20 22:22:22)

ドラマーのジョン・ピエローニを中心に、テネシー州にて結成されたパワー/スラッシュ・メタル・バンドが’89年に発表した2ndアルバム。1st『LIVE TO DIE』の好評を受けてこちらは日本盤のリリースも実現しています。(でももう廃盤という)
本作からサイドGを加えて5人編成に移行。また新たにMETAL BLADEと契約を結ぶ等、バンドに訪れた環境の変化は音楽性の方にも伝播。具体的に言うと、まずレコーディング・パジェットが増えたことで音質が改善。更に全編を貫く畳み掛ける疾走感はそのままに、よりテクニカルなアプローチが試みられた楽曲は、Gリフ重視、ギャング・コーラスの増量等、一層スラッシュ・メタル色を強めた仕上がりに。近未来の毒ガス戦争に警鐘を鳴らすアートワークや、ノーベル賞受賞科学者フリッツ・ヘイバーの言葉をインナースリーブに引用したりする社会派カラーの鮮明さも、この時期のスラッシ
…続き

INTRUDER(THRASH)-A Higher Form of Killing-Mr. Death ★★★ (2017-03-20 22:28:19)

メロディアスに歌えるVoと、ギャング・コーラスの
抜群にテンポの良い掛け合いにアガらずにはいられない
アルバムのラスト・ナンバー。
猛然と弾きまくるGも鮮烈な印象を残します。

INTRUDER(THRASH)-A Higher Form of Killing-The Martyr ★★★ (2017-03-20 22:37:06)

ヨーロピアンな湿り気を漂わせていた前作に比べると、
ニュースのナレーションをSEに付け加えるモダンなアレンジから、
湿度の下がった音作り、山あり谷ありの展開を盛り込みつつ
Gリフ主導で突っ走る曲調まで、より明快にベイエリア・スラッシュ路線への
傾倒が感じられるアルバムのOPナンバー。
いやでも十分カッコイイんですよ、これが。

INTRUDER(THRASH)-Escape from Pain ★★ (2007-02-24 22:57:00)

CD屋の輸入盤コーナーで見かけて、「お、INTRUDERの新作か?」と思って購入、後で確認したら
'90年発表の5曲入りEPの再発盤(リマスター仕様)だった。
しかし、これが結構優れた内容で、前年発表の2nd『HIGHER FROM OF KILLING』は大人しくまとまり過ぎていて、
正直、可もなく不可もなくといった感じのアルバムだったが、それが本作では一変。
上擦り気味だったVoの歌唱に太さが増し、更に『HIGHER~』のウィーク・ポイントだったDsの技量が格段に向上。
モタリが殆ど感じられなくなっていて、そのドラミングに引っ張られる形でリフや疾走感のキレ味も
大幅パワーアップ。結果、作品に宿るダイナミズムが前2作の比ではなくなっている。
CHICAGOの名曲“長い夜"のカヴァー①も、巧くスラッシュ・バージョンに変換しているし、
EDに
…続き

INTRUDER(THRASH)-Live to Die... Relived ★★★ (2007-03-26 21:26:00)

今から十数年ほど前に、BURRN!!誌のスラッシュ・メタル特集でこのアルバムが取り上げられていたのを読んで早速買いに走った記憶がある、テネシー州は、ナッシュビルならぬスラッシュビル(笑)出身の4人組、’87年発表の1stアルバム。
ツインG編成となった次作以降は、明快なベイエリア・スラッシュ路線へと徐々にシフトしていくこととなる彼らですが、シングルG編成のこの時期は、所属先がJAG PANZERやLIEDGE LORDを擁したB級メタルの登竜門(?)IRON WORKSだったこともあってか、NWOBHMからの影響も伺わすダークで湿気ったスピード・メタルを演っています。個人的には、初めてOPナンバー①を耳にした時は、HEATHENの『BREAKING SILENCE』のことを思い出しました…と書くと、どんな感じの音か伝わるでしょうか?
音質はイマサンなれど(メタル・バンドの中で
…続き

INTRUDER(THRASH)-Live to Die... Relived-Kiss of Death ★★ (2007-03-26 21:34:49)

1stアルバムのハイライト・チューン。
何処となく東欧を思わせる、物悲しげなアコギのイントロに
始まり、スピーディ且つ劇的に盛り上がっていく曲展開が
素晴しい。

INTRUDER(THRASH)-Psycho Savant ★★ (2009-10-13 22:25:00)

バンドの代表作と名高い『LIVE TO DIE』('87年)の頃は、シュールで不気味なジャケット・アートワークが
ピタリとハマる、欧州風味の暗く湿った雰囲気漂うスラッシュ・メタルを演っていた彼らだが、作品を重ねる毎に
そういった要素は薄れていき、この3rdにしてラスト・アルバムでもある本作で聴く事ができるのは、
すっかり垢抜けたアメリカン・スラッシュ・メタル。・・・と言っても能天気さはまるでなく、
それよりもリズミックに疾走するキャッチーな縦ノリのリズムにそうした要素を強く感じてみたり。
フラッシーに弾きまくり、全編を華麗に彩るメロディックなツインG、起伏に富んだメロディを歌うVo、
そして技巧を凝らした(プログレッシブ・ロックからの影響も感じさせる)テクニカルな曲展開を兼ね備えた
①④⑥⑧といった楽曲は、特に本作の方向性と魅力を判り易く伝える名
…続き

INTRUDER-Believer ★★ (2015-06-07 23:58:30)

スラッシュ・メタル・バンドの方ではなく、ジョン・カラク(G)率いるニュージャージーのメロハー・バンドが、'00年に発表した2ndアルバム。
前作『DANGEROUS NIGHTS』は、「まるで収録全曲が(BON JOVIの)“RUNAWAY”状態」と評された哀愁のアメリカン・メロディアスHRの好盤でしたが、今回は本当にその“RUNAWAY”をセルフ・カバー(カラク氏は“RUNAWAY”共作者)。しかもオリジナルの完コピではなく、バラード調に始まってハードに盛り上がっていくという中々にドラマティックなアレンジが施されていて、この曲目当てで購入した身としては、一本釣りされた甲斐があった!と思わせてくれる好カヴァー。
ただアルバム全体としては、長年に亘って作り溜められたアイデアの大盤振る舞いだった前作と比べてしまうと、やや弱く感じられてしまう点は致し方ないところか。いやそれにしたっ
…続き

INTRUDER-DANGEROUS NIGHTS ★★★ (2013-12-28 00:53:41)

ジョン・ボン・ジョヴィと名曲“RUNAWAY”を共作したことで知られるソングライター、ジョン・カラク(G)が、これまで書き溜めてきたマテリアルを世に出すべく、ARCARAやSHOTGUN SYMPHONYの主要メンバーの力を借りて立ち上げたバンドが'97年に放ったデビュー作。
先頃購入した『メロディアスHRディスクガイド』(まさしく新世紀版『メロディック・ロックへの誘い』といった趣きの好著)において「全曲が“RUNAWAY”状態」とレビューされていたのを読んで興味を持ち、折りよく安価で売りに出されていた中古盤を入手して聴いてみたのですが、これがもう(恐らく意図的に)“RUNAWAY”感バリバリなOPナンバー①を手始めに、Keyが印象的なフックを作り出す哀愁のメロディック・ロック・サウンドはまさしく初期BON JOVI路線。「BON JOVIったらやっぱ1stでしょ」な我が身にはジャ
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INTRUDER-DANGEROUS NIGHTS-HEARTS ON THE LOOSE ★★★ (2013-12-29 10:23:01)

「俺だって“孤独のランナウェイ”の作曲者だぜ!」
というジョン・カラクの主張が漲るイントロに
顔が綻ぶアルバムのOPナンバー。
尤も、楽曲自体は“孤独~”と似ているわけではない
魅力的なメロディックHRの名曲。

INTRUDER-DANGEROUS NIGHTS-Surprise Attack ★★★ (2013-12-29 10:26:03)

奇襲攻撃のタイトルに相応しく、
Keyがメロウネスのみならず、ぴりっとした
緊迫感も演出する逸品。
ギタリストとしてもジョン・カラクが
良い仕事を披露しています。

IQ-Are You Sitting Comfortably? ★★★ (2022-11-17 00:27:40)

80年代初頭に英国で盛り上がりをみせたネオ・プログレッシブ・ロック・ムーブメントの渦中にて、ブームの旗手たるMARILLIONに続く存在と目されたロンドンの5人組が、'89年にSQUAWK RECORDSから発表した4thアルバム。
発売当時は「けっ、気取ったバンド名を名乗りやがってよぉ」と、いらぬ僻み根性を発動させ購入はスルーしてしまったアルバムですが、後追いでチェックしてみたところ、その内容の素晴らしさに感銘受けまくり。正直舐めててスマンかった、と。
メジャー・レーベルからのリリースということで、プログレ・メタル的な大仰さや緊張感の演出よりも、キャッチーなメロディをしっかりと聴かせることに重きを置いた、ポップ寄りの路線に仕上げられてはいるのですが、一見耳馴染みが良く分かり易いサウンドようでありつつ、実は曲間をシームレスに繋いで全編を流れるように構築し、変拍子や技ありの曲展
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IQ-Are You Sitting Comfortably?-Falling Apart at the Seams ★★★ (2022-11-18 00:02:44)

柔和な声質のVoによって歌われるメロディはポップな響きも湛えていますが
変化に富む曲展開に支えられた7分以上に及ぶ長尺といい
スペーシーなアレンジといい、プログレッシブ・ロックならではの
魅力もきっちり兼ね備えた名曲に仕上げられています。

IRON ANGEL-Hellbound ★★★ (2018-08-31 00:25:23)

ドイツの古参パワー・メタル軍団が復活を果たし、2nd『WINDS OF WAR』(’86年)以来、実に32年ぶりに3rdアルバムとなる本作を発表してくれました。
しかも音楽性は驚くぐらい変わっていないという。「30年間まんじりとも変化してない」と書くと悪口のようですが、嘗ての己の個性を的確に把握し、それを長年に亘って維持し、揺るぎなく提示してみせることだってそう簡単に出来ることじゃありませんよ。
スピード・ナンバーを中心に、野卑なVo、剛直に刻まれるリフ&リズム、要所で湿ったメロディをブッ込むツイン・リードGとが直線的に畳み込む、ACCEPTやJUDAS PRIEST、あるいはNWOBHMからの影響を下敷きにしたムサ苦しさ満点のサウンドは、まさに『WINDS~』に続く作風であり、80年代中頃の独産パワー・メタルならではの味わい。殊にHELOWEENブレイク以降のメロパワ勢に顕
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IRON ANGEL-Hellish Crossfire ★★ (2014-11-24 18:40:22)

NWOBHMに触発されて'80年頃に活動を開始した、ジャーマン・パワー・メタル第一世代に属するバンド・・・と説明するよりも、「2ndにユルゲン・ブラックモアがゲスト参加してたバンド」と説明した方が「あー、いたね。そんな連中」と通りが良い(気がする)ハンブルグ出身の5人組、'85年発表の1stアルバム。
スピーディ且つ攻撃的サウンド(+陰気な歌詞)で、後続の独産スラッシュ勢にインスピレーションを授けたとされる彼ら。思いっきり頼りないVoと、取り立ててオチもヤマもない勢い任せな楽曲とが、B級メタルの香ばしさを濃厚に漂わす本作の裏ジャケに掲げられた、《この作品を全世界のスピード/へヴィ・メタル・ファンに捧ぐ》との文言に、処分に困る結婚式の引き出物を貰った時のような表情を浮かべてしまったHR/HMリスナーも多かったのではないかと。
でも、個人的には結構好きな作品なんですよね、これ。特
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IRON ANGEL-Hellish Crossfire-Heavy Metal Soldiers ★★ (2014-11-30 00:09:27)

ストレートど真ん中なタイトルに相応しく
ヒネリもへったくれもなく突っ走るスピード・ナンバー。
スラッシュにしては迫力不足で、パワー・メタル的にはへたくそ過ぎる
というVoの力量不足には如何ともし難いものがありますが
Gリフのカッコ良さとタイトな疾走感だけで十分楽しませくれます。

IRON ANGEL-Winds of War ★★ (2014-12-10 21:40:42)

一部マニアの間で、リッチー・ブラックモアの実子、ユルゲン・ブラックモア(G)がゲスト参加していることが話題となった'86年発表の2ndアルバム。ただリッチーの幻影を求めて本作を購入した虹紫ファンの多くは、ムサ苦しく炸裂する野卑なパワー・サウンドを耳にして、盤を速攻で売っ払うかブン投げたのではないかと推察されますが・・・。
スピード/スラッシュ・メタリックな②④⑨で要所を締めつつも、ACCEPTが演りそうな③、ライブじゃコール&レスポンスが盛り上ったに違いない⑤、初期HELLOWEENの名曲“HEAVY METAL”を彷彿とさせる⑦、そしてユルゲンがGソロを弾いている本編の目玉曲⑧を聴けば明らかな通り、今回はパワー・メタル・テイストが大増量。明快さと勇壮さ増し増しのコーラス・ワークや、ウルフ・ホフマンを手本に印象的に「歌う」2本のG(あとカレ・トラップの手掛けた整理された音作り)もそ
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IRON ANGEL-Winds of War-Creatures of Destruction ★★★ (2014-12-11 23:20:29)

1stのスピード/スラッシュ・メタル路線を受け継いで
アルバムのラストを激烈に締め括る疾走ナンバー。
鬼のように刻まれるGリフのカッコ良さはもとより
噛み付くような歌メロの迫力、
シャープに炸裂するツイン・リードGの練られ具合といい、
前作からのバンドの成長ぶりがしかと確認できる名曲です。

IRON ANGEL-Winds of War-Sea of Flames ★★ (2014-12-11 23:14:51)

明快なイントロや、合唱を誘うコーラスからして、
本作におけるバンドのパワー・メタル志向を物語っています。
ユルゲン・ブラックモアがGソロを弾いていることが話題になりましたが、
正直、それほど耳を引くような内容ではなく
むしろエンディング付近をドラマティックに盛り上げる
Gソロの方がよっぽどエキサイティングですよ。

IRON ANGEL-Winds of War-Son of a Bitch ★★ (2014-12-11 22:31:34)

タイトルといい、パワー・ロックンロールな曲調といい
ACCEPTへのなりきりっぷりが楽しい1曲。
この手の楽曲だとVoの粗も目立ちませんしね。
「空腹のウド・ダークシュナイダー」みたいな感じで。

IRON CROSS (2014-12-28 22:36:59)

バンド名で検索しても「同名バンドが多い」「アルバム1枚きりで消息不明」ぐらいのことしか分からない、アメリカ・ペンシルバニア州ピッツバーグ出身の4人組。
(でもこちらのサイトには、収録曲まで含めて一発登録することが出来て驚いた)
謎に包まれた・・・というより、単に大した活動をしなかった、要は80年代のHR/HMブームを盛り上げた泡沫バンドの一つってことなんでしょうが、でも彼らが'85年に発表した唯一作『WARHEAD』は、「その他大勢」とは切って捨て難いサムシングを放つ力作でした。

IRON CROSS-Warhead ★★ (2014-12-28 22:49:40)

IRON CROSSを名乗るバンドはあちこちにいますが、彼らはペンシルバニア州ピッツバーグ出身の4人組で、本作は'85年発表のデビュー作。というか唯一作か。
以前ワゴンセールで投売りされていたところを、バンド名とアートワークが気に入って「SHRAPNEL系かな?」と当たりを付けて購入したのですが、これがドンピシャと言わないまでも結構近い感じのパワー・メタルを演っていて、思わず「よっしゃ」と握り拳固めてしまいましたね。
オヤジ臭い声質のシンガーをフロントマンに据え、重心低くパワフルに押し出してくるサウンドはJUDAS PRIESTからの影響が濃厚ですが、さほどダークな雰囲気は漂って来ないあたりがアメリカ産。ザックリと刻まれるリフ&リズムの組み合わせは、曲によってはLAメタルっぽく感じられたりも。
音質は今ひとつ。手癖だけで組み立てられたようなGソロが存在感に乏しく、どうも
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