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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 2901-2950
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JON LORD-Before I Forget-Say It's All Right
JON LORD-Before I Forget-Tender Babes
JON LORD-Before I Forget-Where Are You
JONO
JONO-Life
JONO-Life-Crown
JONO-Life-No Return
JONO-Life-The March
JORN-Starfire
JORN-Starfire-Starfire
JOSHUA-Intense Defense
JOSHUA-Intense Defense-I've Been Waiting
JOSHUA-Surrender
JOSHUA-The Hand Is Quicker Than the Eye
JOSHUA-The Hand Is Quicker Than the Eye-November Is Going Away
JOURNEY-Arrival
JOURNEY-Departure
JOURNEY-Eclipse
JOURNEY-Eclipse-Chain Of Love
JOURNEY-Eclipse-Edge Of The Moment
JOURNEY-Eclipse-Resonate
JOURNEY-Escape
JOURNEY-Freedom
JOURNEY-Frontiers
JOURNEY-Generations
JOURNEY-Infinity
JOURNEY-Raised on Radio
JOURNEY-Revelation
JOURNEY-Revelation-After All These Years
JOURNEY-Trial by Fire
JUGGERNAUT
JUGGERNAUT-Baptism Under Fire
JUGGERNAUT-Baptism Under Fire-Cut Throat
JUGGERNAUT-Baptism Under Fire-Impaler
JURASSIC JADE-Gore
JURASSIC JADE-黒い果実 the Early Years 1985-1988
JUST*IF*I-ALL ONE PEOPLE
JUST*IF*I-ALL ONE PEOPLE-Carpe Diem
JUST*IF*I-ALL ONE PEOPLE-For Those in Favour
JUST*IF*I-ALL ONE PEOPLE-The Reprise
Jagged Edge UK-Fuel for Your Soul
Jagged Edge UK-Fuel for Your Soul-Out in the Cold
Janstate
Janstate-Shot to Pieces
Janstate-Shot to Pieces-C.u. in Heaven
Janstate-Shot to Pieces-Rising up
Jerome Mazza-Outlaw Son
Jerome Mazza-Outlaw Son-Neverland
Jester
Jester-Its Time

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JON LORD-Before I Forget-Say It's All Right ★★★ (2009-08-29 21:03:53)

ヴィッキー・ブラウンのエモーショナルな歌声に
どっぷりと酔いしれる、ソウルフルなバラード。
BAD COMPANYから客演している、ミック・ラルフス入魂の
泣きのGソロも涙腺を刺激してくれます。

JON LORD-Before I Forget-Tender Babes ★★★ (2009-08-29 21:17:54)

静謐なイントロを豪快にブチ破る、コージー・パウエルの
破壊的なドラミングに総毛立つ。(あと余りに特徴的過ぎてちょっと笑う)
イントロに限らず、終始ジョン・ロードのKeyとコージーのDsが
火花を散らしまくるスリリングなインストの名曲。

JON LORD-Before I Forget-Where Are You ★★★ (2009-08-29 21:10:52)

個人的にはアルバムで最も好きなナンバー。
アルコール焼けしたちょいしゃがれ気味の
エルマー・ガントリーの渋い歌声に絡む、
ジョン・ロードの流麗で包み込むような優しさに満ちた
Keyの調べを聴いてるだけでもう泣けてくる絶品のバラード。
星三つじゃ足りません。

JONO (2018-03-07 00:38:47)

スタジオ・ワークを中心にアレンジャー/マルチ・プレイヤーとして活動していた、スウェーデン人ミュージシャンのヨハン・ノービー(Vo)により立ち上げられたバンド。当初は自身の演りたい音楽を追求するソロ・アルバム制作(’06年にリリース)のためにメンバーを集めただけだったが、確かな手応えを得たことから正式にバンド化。'13年に1st『REQUIEM』を、'15年に2nd『SILENCE』を地元のインディー・レーベルから発表。
その2作が好評を博したことからイタリアのFRONTIER RECORDSと契約を交わし、’17年発表の3rd『LIFE』で晴れて日本デビューを飾った。

JONO-Life ★★★ (2018-03-07 00:41:03)

ヨハン・ノービー(Vo)率いるスウェーデンの6人組が、'17年に発表した3rdアルバムにして日本デビュー作。邦題は『ライフ~華麗なる生涯』(別にコンセプト作ではない模様)。
雑誌等での高評価に興味を引かれて「どれほどのもんか」と購入してみれば、なるほど、こいつは確かにエクセレントな出来栄えですよ。ツインGにKey奏者を擁する大所帯編成を活かして奏でられるのは、重厚にしてスケールの大きなメロディアスHRサウンド。初期QUEENからの多大なる影響を伺わせるオペラティックな曲展開に、芝居掛かった熱唱を披露するヨハンのVo、気品漂わすピアノの美旋律、そして北欧メタルならではの…もっと言うとミカエル・アーランドソンに通じる悲哀に満ちたメロディが冷ややかな彩りを添える楽曲は、こっちの泣きのツボを知り尽くし的確に押してくるかのような、《押せば命の泉湧く》浪越徳治郎ばりのゴッドハンドぶり。

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JONO-Life-Crown ★★★ (2018-03-07 23:43:52)

モダンなアレンジを取り入れつつ、導入部からサビへ向かって
徐々に視界が開けていくような絶妙なメロディ展開に胸がザワつきます。
その盛り上がりが頂点に達するブリッジ・パートなんて
「たまんねぇな、オイ!」と膝を打ってしまいましたよ。

JONO-Life-No Return ★★★ (2018-03-07 23:38:21)

ポロポロと奏でられるピアノが効果的に
フィーチュアされているのと、タメを効かせて
ドラマティックに盛り上がっていく曲展開せいか、
この曲に関しては「北欧メタル風味の泣きと哀愁が大増量されたSAVATAGE」
との趣きを感じたり。つまり最高ってことですかね。

JONO-Life-The March ★★★ (2018-03-07 23:32:55)

アルバムのラストを哀しく、儚い余韻を残して締め括る
泣きの名バラード。囁くように、感情を振り絞るように
歌うヨハン・ノービーの絶品のVoが楽曲が持つ悲哀を
より一層引き立ててくれています。ピアノの美旋律が
VIPERの名曲“MOONLIGHT”のことを思い出させたりも。

JORN-Starfire ★★★ (2021-12-09 01:07:57)

THE SNAKESに関わった90年代末ぐらいからか。日本のHR/HMファンの間でも「どうもノルウェー出身の凄いシンガーがいるらしい」と徐々に噂になりつつあったタイミングで、ヨルン・ランデ(Vo)がリリースした初めてのソロ・アルバム(’00年)。その門出を祝うべく、ロニー・ル・テクロ、トゥーレ・オストビー、ラルフ・サントーラ&シェーン・フレンチ等々、ヨルンがフロントマンを務めたVAGABOND、THE ARK、MILLENIUMといったバンドの面々がゲスト参戦して華を添えてくれています。
ソロ・アルバムといっても、書下ろしの新曲5曲、カヴァー5曲の全10曲からなる内容は若干変則的。ソロ・シンガーとしての表現欲求に突き動かされて作り上げたというよりは、「自分、こんな色々なタイプの楽曲が歌いこなせます!今後ともヨロシク!」ってな、HR/HMシーンに向けたプレゼン的な性格が強めに感じられ
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JORN-Starfire-Starfire ★★★ (2021-12-10 00:53:49)

ミドル・テンポで、OPナンバーらしい派手さには欠けるのですが
だからこそ「ハイトーン出せます」程度では絶対に歌いこなせない、
シンガーに高い技量が求められる楽曲であり、これを冒頭に持ってくる辺り、
ヨルンの自らの歌声に対する自信の程が伺えますよ。

JOSHUA-Intense Defense ★★★ (2023-10-06 00:02:20)

名バラード“NOVEMBER IS GOING AWAY”でメロディ愛好家達から涙をカツアゲしたジョシュア・ペラヒア(G)率いるJOSHUAが、80年代半ばに知己を得たドン・ドッケン&ディーター・ダークスの勧めを受け、LAからドイツへと渡ってレコーディングを行い89年に発表した3rdアルバム。(本作のみ国内盤が「ヨシュア」表記に)
ドイツに拠点を移したからといって今更パワーメタル化する筈もなく。本作で披露されているのは前2作の流れを汲む、煌びやかなKeyと分厚いハーモニーに彩られたメロディアスHR。ジョシュアも得意のアーミングを有用した、キラキラと鱗粉をまき散らすようなGプレイをもってアルバム全編を生き生きと躍動。ロブ・ロック(Vo)という強力な相棒を得たことで、そのサウンドはより一層ブラッシュアップされた印象で、特に爽やか&キャッチーな②、歯切れ良く弾む曲調と哀愁のメロディのコン
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JOSHUA-Intense Defense-I've Been Waiting ★★★ (2023-10-09 01:09:02)

ロブ・ロックの伸びやかな歌唱と、ジョシュア・ペラヒアの
テクニカルに煌めくGプレイを生かしたハードポップ・チューン。
特にキャッチーでありつつ、ふとした拍子に哀愁も薫る
メロディ展開の妙にジョシュアの非凡な才能が伺えます。

JOSHUA-Surrender ★★★ (2012-09-19 22:32:35)

ソロ・パートにおいて垣間見えるどこかエキゾチックなメロディ・センスと、強引な速弾きとを武器にするジョシュア・ペラヒアのGプレイ、そして泣きの名曲“NOVEMBER IS GOING AWAY”の存在で日本のHR/HMファンのハートを鷲掴みにしたJOSHUAが、メンバーを総とっかえして'85年に発表した2ndアルバム。
日本での高評価が耳に入ったのかどうか、よりギター・オリエンテッドで日本人好みの叙情HRサウンドへと軌道修正が図られている本作。それでも「速弾きギタリストを擁するバンドの作品」と聞いて想像される音楽性とは、かなり隔たりのある作風であることに変わりはないのですが、前作において目立ちまくっていたKey奏者やベーシストが脱退、新たに加わったメンバーが脇役に徹してジョシュア・ペラヒアの存在を盛り立てる演奏に終始しているため、内容(とバンドとして)のまとまりの良さに関しては前作を
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JOSHUA-The Hand Is Quicker Than the Eye ★★ (2008-07-27 18:14:00)

LA出身の速弾きギタリスト、ジョシュア・ペラヒア率いるJOSHUAが、'82年に発表した1stアルバム(邦題は『旋風』)。
速弾きギタリストの作品と言っても、イングヴェイのようなネオ・クラシカル路線とも、シュプネラル系のHM路線とも
異なり、その作風は、甘く爽やかなメロディを大々的にフィーチュアした、キャッチーなハード・ポップ路線。
切ないメロディを歌うVoと、心の琴線を揺さぶる繊細なGプレイが、猛烈な哀愁を発散する泣きの名バラード
“NOVEMBER IS GOING AWAY"を収録し、メロディ愛好派のリスナーを虜にした事で知られる本作なれど、
実は、そうしたノリの楽曲はどちらかと言えば少数派ゆえ、メロメロに泣きまくる作風を期待すると、肩透かしを
食う事になりかねないので注意が必要かも。“SHE'S GONE"という珠玉の名バラードを収録しつつも、
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JOSHUA-The Hand Is Quicker Than the Eye-November Is Going Away ★★★ (2008-07-27 18:23:52)

少々頼りないが、甘い声質で感傷的なメロディを歌うVo、
繊細且つ表情豊かな演奏で聴く者の胸を締め付けるG、
楽曲の華やかさ/可憐さを増幅するKeyの素晴しい仕事っぷりが
キラリと輝く、JOSHUAが誇る泣きの名バラード。

JOURNEY-Arrival ★★★ (2010-12-12 02:32:42)

バンドを去ったペリー&スミスのWスティーヴの後任として、TYKETTO~TALL STORIESのスティーヴ・オウジェリーと、名手ディーン・カストロノヴォを加入させ体勢を立て直したJOURNEYが、'00年に発表した11thアルバム。
レコード会社が11曲収録を提案したのに対し、メンバーは13曲収録を主張。結局バンド側の意見が通り、日本盤はボーナストラックを含めて全14曲を収録、ランニング・タイムは70分弱とボリューミーな内容と相成った本作だが、実際に聴いてみるとこれが不思議と中弛みを余り感じない。ゆったりとしたテンポの楽曲を中心に固められた作風は前作同様ながら、にも関わらずダレた印象がそれほどでもないのは、若々しいオウジェリーの歌声が、本編に溌剌とした空気を運んでくれているからか?
開巻早々に勝負あった!となる①②③の強力な畳み掛け、アダルトでメランコリーなバラード⑤や、二
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JOURNEY-Departure ★★ (2010-11-28 18:26:52)

爽快/ポップ/キャッチーと三拍子揃った「これぞJOURNEY!」な超名曲①“お気に召すまま”で幕が開く、俗に言う「JOURNEY出世三部作」の最終章にして、その集大成的内容を誇る'80年発表の6thアルバム。
スティーヴ・スミスがノリ良く叩き出す軽快なリズムに、ヨーロピアンHR調の暗さや重さが払拭され一気に垢抜けたメロディ、そしてケヴィン・エルソンが手掛けた乾いた質感のサウンド・プロダクション等、ポップさ、キャッチーさ、それに都会的な洗練の度合いを大幅に増した本作は、例えば、本編後半に配置された3部構成からなる組曲⑨~⑪の流れにしても、大仰さやプログレ色は皆無で、さらりと聴き通すことが出来るというコマーシャル仕様。よく言われるように「大多数のHR/HMファンが、JOURNEYと聞いて想起する音楽スタイルは本作をもって確立された」・・・というのは正にその通りだと思う。
正直なと
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JOURNEY-Eclipse ★★★ (2011-07-02 10:38:30)

アーネル・ピネダ(Vo)参加2作目となる'11年発表の14thアルバム。
日本盤にはボーナス・トラックとして名曲“DON'T STOP BELIEVIN'”のライブ・バージョンが収められているのだが、これ聴いて観衆のあまりの熱狂っぶりビックリ。どうやら同曲がドラマ主題歌に採用されリバイバル・ヒットとなった事に起因しているらしいのですが、改めてJOURNEYがそこらの懐メロ・バンドとは一線を画す存在であることを実感した次第。
また、こうしたファン層の若返りはバンド側にも相当の自信をもたらしたようで、それがアルバムのクオリティにもしっかりと反映されるという好循環。ニール・ショーン(G)がインタビューで「前作よりハードな作品にしたかった」とか答えてるのを読んだ時は嫌な予感もしましたが、実際に聴いてみれば、清涼で爽快で壮大な哀メロの海に頭から爪先までどっぷりと浸れる、どこ切っても10
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JOURNEY-Eclipse-Chain Of Love ★★★ (2011-07-03 00:55:40)

零れ落ちるように奏でられるジョナサン・ケインの
Keyの上に、アーネル・ピネダの明度の高い歌唱が乗る、
澄んだ哀愁を湛えたイントロだけで掴みはOK。
重厚なディーン・カストロノヴォのドラミングをフィーチュアして
力強く、壮大に盛り上がっていく以降の展開も素晴しい。

JOURNEY-Eclipse-Edge Of The Moment ★★★ (2011-07-03 01:04:30)

ある意味、バンドの2ndボーカリストと言っても
過言ではない、印象的且つエモーショナルに歌う
ニール・ショーンのGが存在感を発揮した名曲。

JOURNEY-Eclipse-Resonate ★★★ (2011-07-03 01:01:21)

個人的にはアルバム『ECLIPSE』のハイライトを飾る
悲哀のドラマに満ちたHRナンバー。
アーネル・ピネダが情感豊かに歌い上げる、
あまりに物悲しいサビメロが涙腺に沁みて困ります。

JOURNEY-Escape ★★★ (2010-12-02 21:42:56)

'81年にリリースされ、JOURNEYに初めて全米チャート№1の栄冠をもたらした、ファンからも次作『FRONTIERS』と並び「バンドの最高傑作」と評価の高い7thアルバム。個人的に、AOR/産業ロックと聴くと本作のサウンドのことが真っ先に頭に思い浮かびますね。
Key奏者としてのみならず、ソングライターとしても類稀なる才能を誇るジョナサン・ケインが新メンバーとして加わった事で、前作『DEPATURE』にて確立されたJOURNEYならではの音楽性に一層の磨きが掛かり、よりポップに、よりキャッチーに、よりメロディアスに聴き易さを増した本作は、例えば軽快なロックンロール路線の楽曲にしても泥臭さは皆無で、徹底してお洒落で洗練された都会的な雰囲気が漂う。これはやはり、脇に回ってアレンジの一部としての機能を優先する(前任のグレッグ・ローリーとは資質の異なる)ジョナサンのKeyワークと、その彼
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JOURNEY-Freedom ★★★ (2023-01-13 01:08:33)

JOURNEYが11年ぶりに発表した待望のニュー・アルバム。…なんですけども、全16曲収録(日本盤のみのボートラ含む)、ランニング・タイム70分オーバーという、ウチの近所の国道を行きかってる土建屋トラックも顔負けの過積載っぷりにいきなりテンション・ダウン。こっちとしては8曲入り程度のボリュームで構わないので、5年に1枚ぐらいのペースでアルバムをリリースしてくれた方が嬉しいんだけどなぁと。
尤も、今回はコロナ禍に加えて、ロス・ヴァロリー&スティーヴ・スミスの解雇というバンド内部のゴタゴタが重なってしまった止む得ない事情があったことは重々承知しておりますし、何より、ニールの伸びやかなG、叙情性と透明感を増幅するジョナサン・ケインのKey、それに上手いVoとに彩られた優れた楽曲を揃えて、聴き手に「待った甲斐はあった」と思わせるクオリティの作品をちゃんと提供してくれる辺りは流石JOURNE
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JOURNEY-Frontiers ★★★ (2010-12-03 22:59:06)

HR/HMに興味がなくとも一度は耳にした事があるであろう、印象的なイントロで幕が開く“SEPARATE WAYS”と、美しく温もりに満ちたバラード“FAITHFULLY”というJOURNEY史上屈指の名曲2篇を収録。マイケル・ジャクソンの『THRILLER』に阻まれ全米チャート№1の座こそ獲得ならなかったものの、全世界で1000万枚以上の高セールスを記録し、多くのファンから「バンドの代表作」と太鼓判を押される'83年発表の8thアルバム。
雄弁且つメロディアスに歌う表情豊かなG、ノーブルな美声を活かしてソウルフルに歌い上げるVo、透明感溢れる音色で楽曲をスペーシーに彩るKey、センスの良さを感じさせるフレーズを随所で閃かせるB、そしてタイト&キャッチーなDsとが一体となって生み出される、JOURNEYならではの都会的な洗練を施されたメロハー・サウンドは益々円熟味を増し、既に王者とし
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JOURNEY-Generations ★★ (2010-12-18 00:17:53)

バラードばかり要求される状況にうんざりしたJOURNEY――というか二ール・ショーン(G)――が、敢えてHRテイストを強調して作り上げたという(飽くまで「彼らにしては」だけど)、'05年発表の12thアルバム。
但し、些か力み過ぎたのかその手の楽曲はややメロディが弱く、また、力んで歌っても常に透明感を失わない非常にAOR/産業ロック向きの声質を備えている反面、ハードな楽曲を歌うには馬力不足なスティーヴ・オウジェリーというシンガーの資質もあり、本作に対するファースト・インプレッションは余り芳しいものではなかった。
バンド側もそれは承知で、アップテンポの楽曲は二ールやロス・ヴァロリー(B)、ディーン・カストロノヴォ(Ds)にリードVoパートを割り振っているのだが、今度はそれが本編の統一感を欠き、やや散漫さを感じさせる要因に繋がってしまっているのだから、ままならぬというか何と言うか
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JOURNEY-Infinity ★★★ (2010-11-26 23:20:40)

アメリカン・ロック・シーン指折りの実力派シンガー、スティーヴ・ペリーが遂に加入。これまでのインスト・パート重視のプログレ路線から、ペリーの類稀なる歌声をサウンドの中心に据えた、ポップでコマーシャルなメロディアスHR路線へと方向転換が図られた、'78年発表の4thアルバム。
所謂「JOURNEYサウンド」の基礎が形作られ、全米だけで300万枚以上の売り上げを記録、その後の大躍進の先駆けともなった本作は、実際、儚くも美しい感動的な名バラード⑤を筆頭に、「これぞJOURNEY!」と唸らされる楽曲の数々を収録しているわけだが、その一方で、ヨーロピアン風味の暗さと叙情性を湛えたメロディに、名手エインズレー・ダンバーの重厚なドラミングの存在もあって、作品全体としては、未だ産業ロック的な色合いはさほど感じられなかったりもする。
但し、重たいショットで楽曲の輪郭線を太く縁取るDsに乗って、フ
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JOURNEY-Raised on Radio ★★ (2010-12-08 23:23:10)

サクセスの代償としてメンバー間のパワー・バランスが崩れ自壊への道を転げ落ちていくのは、古今東西、有名バンドが一度は通る道なわけだが、無論JOURNEYもその例外ではなく、『ESCAPE』『FRONTIERS』のメガヒットと引き替えにラインナップが崩壊。ロス・ヴァロリー(B)とスティーヴ・スミス(Ds)が去り、あとに残った二ール・ショーン(G)、スティーヴ・ペリー(Vo)、ジョナサン・ケイン(Key)がセッション・ミュージシャンを雇って制作、'86年にリリースされた9thアルバム。(一部楽曲にはスティーヴ・スミスも参加しているのだとか)
JOURNEYの殆どの楽曲は、元々ショーン/ペリー/ケインの3人によって書かれているので、理屈からすればリズム隊が脱退したからと言って音楽性に大きな変化はない筈なのだが、いやにファンキーに跳ねるBといい、淡々とリズムをキープするこじんまりとしたDsと
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JOURNEY-Revelation ★★★ (2010-12-19 01:12:51)

STYX、KANSAS、BOSTON・・・と、嘗ての同期バンドが軒並みセミ・リタイア状態に甘んじている中、唯一、定期的に新作をリリースし、尚且つそれらの作品が確かなクオリティと一定以上の商業的成功を収めているという、現役感バリバリの活動を続け気を吐くJOURNEY、'08年発表の13thアルバム。(本作も全米チャート初登場第5位にランクイン)
今回より、四代目フロントマンとしてフィリピン出身の新人アーネル・ピネダが加入。しかもこれが頭に「超」を付けたくなる程の逸材で、若き日のスティーヴ・ペリーを思わせる伸びやかなハイトーンと、スティーヴ・オウジェリーばりの張りと艶を併せ持った歌唱がメチャ強力。のみならず、その歌声は歴代シンガーの誰よりもHR向きの「熱さ」を宿しているという隙のなさ。
この若き逸材獲得に触発されたのか、アルバム自体もメロウな味わいの『TRYAL BY FIRE』
…続き

JOURNEY-Revelation-After All These Years ★★★ (2008-11-08 17:25:53)

個人的にも、この曲は今年のベスト・チューン候補。
どこまでも真っ直ぐに伸びていくVo、透明感と叙情性に満ち溢れたKey、
そしてエモーショナル極まりないGが紡ぎ出す哀メロの洪水に、
通勤中に初めて聴いた時は「ぎょえ~、これは堪らん!」と、
身悶えを抑えるのに一苦労でした。やはりJOURNEYは凄い。

JOURNEY-Trial by Fire ★★★ (2010-12-07 23:16:05)

『RAISED ON RADIO』('86年)を最後に活動休止状態にあったJOURNEYが全盛期のメンバーで再結集。'96年にリリースされるや、HR/HM冬の時代真っ只中にも関わらず全米チャート初登場第3位という好成績をマークし、世間に「JOURNEY健在!」を印象付けた復活アルバム。
一音入魂でGをエモーショナルに歌わせる二ール・ショーン、加齢により艶は薄れても、ソウルフルな表現力と節回しは健在のスティーヴ・ペリー、透明感と叙情性を湛えた音色で楽曲に絶品の彩りを加えるジョナサン・ケインのKey等、メンバーのすこぶる強力なパフォーマンスをフィーチュアした都会派メロハー・サウンドは、10年に及ぶブランクの長さを全く感じさせることなく、むしろ前作『RAISED~』以上に全盛期のJOURNEY節の美点を余すところなく継承。何より、ポップでロマンティック、アダルト且つ瀟洒な雰囲気漂わす楽曲
…続き

JUGGERNAUT ★★ (2009-09-08 21:50:00)

'80年代初頭、テキサス州はサンアントニオにてハーラン・グレン(Vo)が中心となって結成される。
元々はKAMIKAZEというバンド名だったらしいが、ハーランのオカンのアイデアを採用してJUGGERNAUTと改名。
『METAL MASACRE Ⅶ』に楽曲を提供する等して知名度を高め、'86年にMETAL BLADE RECORDSより
1st『BAPTISM UNDER FIRE』を発表、レコード・デビューを飾っている。
現在では、凄腕ドラマーとして勇名を馳せるボビー・ジャーゾンベクが世に出る
切っ掛けになったバンドとして知られるが、ボビー以外にも、RIOT休止中のマーク・リアリと一緒に
NARITAをやっていたメンバーが在籍していたりと、何かとRIOTとは縁の深いバンドである。
活動後期にはSACRED REICH~MACHINE HEADの
…続き

JUGGERNAUT-Baptism Under Fire ★★ (2009-09-08 21:51:00)

日本のHR/HMファンからはRIOTのメンバーとして親しまれ、現在ではロブ・ハルフォードも一目置く凄腕として
世界的な知名度を誇る名ドラマー、ボビー・ジャーゾンベクのキャリアの出発点となった、テキサス州は
サンアントニオ出身の4人組スラッシュ・メタル・バンドが'86年に発表した最初で最後のフル・アルバム。
プログレッシブ・ロックからの影響を垣間見せる、複雑且つ緊張感に満ちた曲展開を備えたテクニカルな
スラッシュ・メタルを演っており、派手に動き回るB(かなり良い仕事してます)と共にボトムを支えるボビーのDsは、
この時点で既に一級品。力強さと手数の多さを併せ持った彼のドラミングが、その完成度を数段引き上げている
②のような楽曲を聴くと、「やはり巧い人は昔から巧いんだなぁ~」と、感心させられること請け合い。
尤も、いくらリズム隊がサウンドを引き締めよ
…続き

JUGGERNAUT-Baptism Under Fire-Cut Throat ★★ (2009-09-12 18:05:26)

複雑な事をやろうとすると、
冗長さが気になってしまうこのバンドだが、
こういう小細工なしの突撃スラッシュ・チューンは、
ボビーのDsの威力もあって単純にカッコイイ。

JUGGERNAUT-Baptism Under Fire-Impaler (2009-09-08 21:55:18)

エリザベート・バソリー伯爵夫人を題材に採ったナンバーらしいが、
何度聴いても「ピンクパンサー」のテーマ曲の
スラッシュ・メタル・バージョンにしか聴こえないんだよなぁ。
カッコイイし、好きな曲だけどね。

JURASSIC JADE-Gore ★★ (2007-06-30 01:46:00)

特異な個性を誇る日本のベテラン・スラッシャー、JURASSIC JADEが'89年に発表した1stフル・アルバム。
現在では幅広いラウド・ミュージックからの影響を取り入れた、深遠なサウンドを披露している彼らだが、
この頃はバリバリにファストでピュアなスラッシュ・メタル・バンド。
ガリガリと刻まれる殺傷力満点のリフの数々や、緩急をしっかりと織り込んで畳み掛けてくる曲展開なんかは
SLAYERからの影響を伺わせるものの、とても女性・・・いや、人類のモノとは思えぬHIZUMIの壮絶なVoや、
勢いだけでなくカッチリと構築されたNOBのGソロ、そして日本語詞による唯一無二の歌詞世界といった要素を聴けば、
JURASSIC JADEが単なるSLAYERのフォロワーなどではなく、独自のサウンド・スタイルを確立した
スラッシュ・メタル・バンドであることが良く判
…続き

JURASSIC JADE-黒い果実 the Early Years 1985-1988 ★★ (2009-02-08 18:59:00)

『LIVE AT EXPLOSION』('85年)、『A CRADLE SONG』('86年)、『WAR OF PROXY』('87年)という3枚のEPに、
蔵出しのライブ映像を加えてリイシューした、JURASSIC JADEのスラッシュ・メタル時代を総括する2枚組初期音源集。
EXPLOSION LABELから発売された作品は、現在ではその殆どが入手困難なモノばかりゆえ(3月には、SABBLABELLSやDOOMが
残した名盤の数々が一斉再発されるそうですが)、こうした企画盤は自分のような後追いファンには非常に有り難い。
で、肝心のサウンドの方は、一筋縄では行かないエクストリーム・ミュージックを演っている現在に比べると、
音質面等は多少(というか、かなり)チープな印象が否めないものの、ガリガリとシュレッドされる鋭利なGリフと、
ひたすら直線的に刻まれ
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JUST*IF*I-ALL ONE PEOPLE ★★★ (2017-10-18 22:57:47)

LOVERBOYのシンガーで、HEARTのアン・ウィルソンとデュエットした名曲“パラダイス~愛のテーマ”が日本でも大ヒットしたマイク・レノ。その彼が結成したバンド(プロジェクト?)の’94年発表の唯一作。我らがゼロ・コーポレーションから日本盤もリリースされましたが、世はグランジ/オルタナ旋風吹き荒れる90年代真っ只中。歌心に溢れたG(JOURNEYのニール・ショーンも参加)や瀟洒なKeyをフィーチュアする、しっとり胸に沁み入るメロディック・ロック作品なんてのは全然お呼びじゃなく、ほぼ話題に上ることもないままフェードアウト。斯くいう自分も当時は発売されていたことにすら気付かず、後年、ROCK CANDYからのCD再発を機に漸く興味を持ったという後追いっぷりですよ。
1曲目からいきなりバラードがカマされる構成が物語る通り、スロー~ミディアム・テンポの楽曲を中心に取り揃えられたポップな本
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JUST*IF*I-ALL ONE PEOPLE-Carpe Diem ★★★ (2017-10-18 23:13:40)

亡き友人に捧げられた歌詞に相応しく、
ポロポロと物悲し気に零れ落ちるピアノの旋律、
悲哀を湛えて重厚に盛り上がっていく曲展開、
そして楽曲に込められたエモーションを余すところなく
表現しきるマイク・レノの歌唱が感動を呼ぶ名曲。

JUST*IF*I-ALL ONE PEOPLE-For Those in Favour ★★ (2017-10-18 23:20:29)

気持ち良さげに吹き鳴らされるハーモニカと
軽快に踊るピアノ、歯切れ良く刻まれるGとリズムに
思わず体が動き出すロック・チューン。
ノリノリの曲調ながら、どこかさらっと都会的で
クールな雰囲気を湛えている辺りがこのバンドらしさか。

JUST*IF*I-ALL ONE PEOPLE-The Reprise ★★★ (2017-10-18 23:29:15)

アルバムの最後に置かれた13分以上に及ぶ大作ナンバー。
マイク・レノのソウル全開な歌いっぷりを筆頭に
長さをまるで感じさせないが、といってもプログレ・テイストや
様式美メタル的な起承転結は仕込まれていない。
リハーサルなしの一発勝負でレコーディングされていて、メンバー曰く
「自然に溢れ出た、直接的な、瞬間的な、感情の表現であり、
この曲は全くのライブであり、編集されていない」とのこと。
だとしたら、大したもんだなぁ!と。

Jagged Edge UK-Fuel for Your Soul ★★ (2021-02-15 23:24:41)

バンド名で検索を掛けるとアメリカのR&Bグループばかりが引っ掛かってきますが、こちらは英国の4人組。バーニー・トーメに師事し、10代の頃から次世代のギター・ヒーロー候補として注目を集めていたというマイク・グレイと、TOKYO BLADEの主要メンバーとして知られるアンディ・ロビンス(B)はイギリス出身、現在はソロ・バンドを率いて活動中のマッティ・アルフォンゼッティ(Vo)はスウェーデン出身、それにイタリア人のドラマーという国際色豊かな面子からなるJAGGED EDGEが、デビューEP『TROUBLE』(’89年)に続いて'90年に発表した1stフル・アルバム。
原点回帰ブームがHR/HMシーンを席巻していた時節柄、彼らが聴かせてくれるのもやはり、声質がカル・スワン似のマッティの歌唱と、出しゃばり過ぎず、さりとて後ろへ下がり過ぎもしないマイクのツボを押さえたGプレイが光る、ブルージー
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Jagged Edge UK-Fuel for Your Soul-Out in the Cold ★★★ (2021-02-17 00:10:29)

フックに富むメロディに彩られた哀愁のメロハー。
ブルーズ色が殆ど感じられない、本編中においては
例外的ともいえる仕上がりですが、でもこれが良い曲なんですわ。
何だったらこのノリでアルバム1枚作って欲しかったと思うぐらいに。
マッティのソウルフルなVoと、マイクの歌心を感じさせる
Gプレイも耳を惹きます。

Janstate (2013-12-25 23:10:49)

'92年にイギリス、ノース・デヴォンはバーンスティブルにて、クライヴ・ジャン・バーネイジ(Vo、G)とデイヴ・ニール(B)を中心に結成。
最初に制作したデモテープがMETAL HAMMER誌でそれなりの評価を受けたことを切っ掛けにして、ラインナップを完成させると、同年暮れには早くもデビュー・アルバム『SHOT TO PIECES』を自主制作。
JETHRO TULLのマーティン・バレが所有するスタジオでレコーディング(マーティンもサックスでゲスト参加)が行われた同作は、'93年にはゼロ・コーポレーションとの契約を経て日本でもリリースされた。

Janstate-Shot to Pieces ★★ (2013-12-25 23:12:04)

'93年~'94年頃といえば、ホストにハマったOLの如くゼロ・コーポレーションに湯水のようにお金を貢ぎまくっていた時期なのですが、そうした流れの中で購入したのが、イギリスはノース・デヴォン出身の5人組が'93年に発表したこの1stアルバム。(というか唯一作)
日本のみでCD化された作品ゆえ、ゼロからリリースされた中古盤がそれなりのプレミア価格で取引されている本作ですが、内容に関して正直に申さば、詰めの甘いプロダクションといい、フックに乏しい楽曲といい、「地味」の一言に尽きます。煮え切らない作風こそ英国バンドの証!と好意的に評価することも可能とはいえ、まぁ退屈な①が始まった時は「イモ引いた・・・」と購入したことを後悔しそうになりましたよ。
しかし、テクニック的には決して上手くはないものの、泣きを含んだ声質が涙腺を刺激するシンガーの歌唱や、いかにもヨーロピアンな翳りを湛えたメロデ
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Janstate-Shot to Pieces-C.u. in Heaven ★★★ (2013-12-26 23:49:13)

ドラマティックな泣きのバラード。
Voは決して上手くないのですが、声質自体が
泣いているので、この手のエモーショナルな
楽曲を歌わせると効果的にメロディの哀愁を
増幅してくれています。

Janstate-Shot to Pieces-Rising up ★★ (2013-12-26 23:46:10)

ヘヴィ・メタリックなGリフと疾走するリズムの上で
湿気ったメロディを熱唱するヘタウマVoと
それなりにドラマティックに絡み合うツインGとが
乗っかる様が、まさしく「ザ・ブリティッシュ」な1曲。

Jerome Mazza-Outlaw Son ★★★ (2022-12-27 00:08:32)

ジェローム・マッツァをご存知でしょうか?名前を聞いて「デニス・キャメロン率いるクリスチャン・メタル・バンドANGELICAの2ndで歌ってた人でしょ」とスラスラ出て来た貴方はかなり年季の入ったHR/HMリスナーとお見受け致します。本作はその彼がESCAPE MUSICから'18年に発表した2枚目のソロ・アルバムに当たる作品。ロック色皆無の1stソロは日本盤リリースなしでしたが、今回はキャッチーなメロディから躍動感溢れる曲調まで、ANGELICA時代にも通じるハイクオリティなメロディアスHRサウンドが詰まっており、めでたくRUBICON MUSICから国内盤の発売も実現しています。
本作においてブレーン役を担うのは、ジェロームとはスティーヴ・ウォルシュ(KANSAS)のソロ・アルバム『BLACK BUTTERFLY』(’17年)制作時に縁を結んだ「北欧のメロハー請負人」ことトミー・デ
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Jerome Mazza-Outlaw Son-Neverland ★★★ (2022-12-28 00:08:51)

アップテンポの曲調に、ジェロームの伸びやかなVoによって
謳われる爽快感溢れるメロディと、アルバムの
オープニング・ナンバーとして100点満点の働きぶりを
聴かせてくれる逸品です。

Jester (2019-06-08 00:19:14)

アメリカと国境を接する街、カナダはオンタリオ州ウィンザーにて結成。
JOURNEY、BOSTON、RUSH、SAGAといった先輩バンドからの影響を糧に音楽性を磨き上げ、
4曲入りデモテープ『LAST LAUGH』を制作した後、’94年にMEGAROCK RECORDSから
1st『ITS TIME』を発表してデビュー。同作はゼロ・コーポレーションから日本盤も発売されている。
情報が少ないバンドゆえその後の消息は判然としないものの、
恐らく本作1枚きりで消滅してしまったものと思われる。

Jester-Its Time ★★★ (2019-06-08 00:20:54)

カナダはオンタリオ州ウィンザー出身の4人組が、'94年に発表した1stアルバム。(恐らく唯一作)
国内盤はゼロ・コーポレーションからの発売。かつてゼロのカタログをコンプリートすべくレーベル買いを実行していた時期もあった身としては、本作の存在を全く関知していなかったことに少なからずショックを受けたのですが、インターネットが発達した現在ですら、調べてみても素性に関しては情報が少ないバンドゆえ、「どうせ大したことない内容なんだろ?あん?」と上から目線のオラついた態度で本作に挑んだところ、いやこれが非常に歯応えの感じられる作品で、逆に「舐めてて申し訳ありませんでした」とこっちがシメられる羽目になってしまったという。
音の方はほんのりプログレ風味も漂うメロディアスHR。明る過ぎず暗過ぎないサウンドはまさにカナディアン・メロハーの面目躍如といったところで、楽器陣は安定したテクニックを有し
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