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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 3051-3100
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KANSAS-Point of Know Return-Point of Know Return ★★★ (2008-12-06 17:08:41)
KANSASのポップ・サイドを代表する、
溌剌としたキャッチーな名曲。
ブリッジ・パートにおける、スティーヴ・ウォルシュの
艶やかな熱唱っぷりは何度聴いても「最高!」以外の
形容詞が思いつきません。
KANSAS-Song for America ★★ (2008-11-24 12:38:00)
プロデューサーに、その後、長い付き合いとなるジェフ・グリックスマンを迎えて制作、彼らの初期作品の中では
全米チャート最高57位に食い込むなど1番の健闘ぶりを見せた、'75年リリースの2ndアルバム。
デビュー作『KANSAS』は、ブリティッシュHRテイストが色濃く漂う(時に初期URIAH HEEPっぽかったりする)、
ハードな作風に仕上がっていたが、今回は、才人ケリー・リヴグレンが本領を発揮。10分前後に及ぶ長尺曲を複数収録するなどの
大作主義が打ち出され、KANSASがいよいよプログレ・ハード路線へと本格的にシフトし始めたと事を物語る内容。
個人的には、アメリカのバンドならではの大らかさと、ヨーロピアンな華麗さや気品を併せ持った、KANSAS独特の
ポップ&キャッチーなメロディが、アルバムのそこここで聴かれるようになった事もポイントかな、と。
…続き
KANSAS-Song for America-Incomudro - Hymn to the Atman ★★★ (2008-11-24 17:18:35)
中間部にドラム・ソロ・パートを配したりと、
2ndアルバムの中でも最もプログレッシブ・ロック・テイストが
色濃く漂う、ドラマティックなラスト・ナンバー
“宇宙への祈り"という邦題通りのスペーシーな雰囲気を
演出するムーグ・シンセサイザーが非常に効果的。
KANSAS-Song for America-Lamplight Symphony ★★★ (2008-11-24 17:12:24)
長尺も飽きさせない終盤のスリリングな曲展開と、
(幻想的で切ない歌詞のせいか)楽曲全体に漂う物悲しさが胸を打つ、
ファンタジックで叙情的、かつドラマティックなバラード。
KANSAS-Song for America-Song for America ★★★ (2008-11-24 17:03:34)
10分に及ぶ大作ながら、暗さや重さが腹にもたれる事のない
華麗で軽やかな曲展開が印象に残る、KANSASらしい長尺曲。
アメリカ大陸の変遷について歌った歌詞も良いね。
KANSAS-Two for the Show ★★★ (2011-09-12 23:21:31)
音楽雑誌等でライブ・アルバムの特集が組まれたりすると「必聴の名盤」として取り上げられる機会の多い、KANSASが'78年に発表した実況録音版。
70年代後半という最も脂が乗ってた時期のパフォーマンスが収められているだけあって、スティーヴ・ウォルシュの艶やかな歌声を筆頭に、各メンバーの演奏はスタジオ盤を大きく上回るダイナミズムとエネルギッシュな躍動感に満ち溢れ、何より、勢いを駆るこの頃のKANSASはHR/HM史に残る名盤を連発してたので、とにかく収録曲が粒揃い。プログレ・ロック然とした緻密なアレンジや複雑な構成と、強力な哀愁/フック/高いポピュラリティを有するメロディまでも備えた、ドラマティックな名曲が次々に繰り出される様はまさしく圧巻。
ゆえに最初から最後まで全てが聴き所と言っても過言ではない本作なれど、個人的に特にお薦めしたいのは、KANSASの「静」の表現力が如何なく発
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KANSAS-Vinyl Confessions ★★ (2008-12-29 22:45:00)
脱退したスティーヴ・ウォルシュに代わって、現在ではソロ・シンガー兼プロデューサーとして手腕を振るう
ジョン・エレファンテを加入させ、前作『AUDIO VISONS』から凡そ2年ぶりに発表された9thアルバム。
ジョン・エレファンテの声質が非常にスティーヴ・ウォルシュのそれと似通っている事と、彼の卓越した歌唱能力の
高さもあって、シンガー交代の違和感は殆ど感じられない本作。プログレ・ハード色がほぼ払拭され、シンプル且つ
コンパクトにまとめられた産業ロック・テイストが増強されているものの、ポップでキャッチーなメロディの魅力は
相変わらず高水準を維持。ただ今回は、曲によっては若干叙情性が薄らいでしまった印象が無きにしも非ずか。
洗練された泣きメロが心地良い、リリカルなポップ・チューン①、哀切に満ちた歌メロとピアノの旋律が
もう辛抱堪らんバラード④、ポッ
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KANSAS-Vinyl Confessions-Chasing Shadows ★★ (2008-12-29 23:12:42)
“DUST IN THE WIND"や“HOLD ON"の系譜に連なる
泣きの名バラード。憂いに満ちたメロディを歌う
ジョン・エレファンテの情感豊かなVoと、
儚げな旋律を奏でるピアノの美しい調べにもうメロメロ。
KANSAS-Vinyl Confessions-Play On ★★★ (2008-12-29 23:16:02)
個人的に、9thアルバムのハイライトはこの曲で決まり。
勇ましい曲調に、美しく、凛とした気品とドラマ性を付与する
流麗なピアノの調べは、何度聴いても「最高」以外の
形容詞が思い浮かびません。
KANSAS-Vinyl Confessions-Play the Game Tonight ★★★ (2008-12-29 23:06:47)
アルバムの出来の良さを確信させる、
リリカルなメロディに彩られた泣きのポップ・チューン。
この曲をOPに持ってくる辺り、KANSASの
「これからは産業ロック路線で行きますよ」という
決意表明に感じられなくもない。(ような?)
KARELIA-Raise ★★ (2010-05-29 00:27:00)
おフランス出身らしいトレビヤンな気品を纏って、クラシカル/オペラティック/シンフォニックと、
三拍子揃った大仰なHMサウンドを聴かせてくれる5人組が、'05年に発表した2ndアルバム。
アートワークを手始めに寒色系のイメージでまとめられた本作は、メロパワ的な疾走感や煌びやかな
ゴージャスさが薄れてしまったため、デビュー作『USUAL TRAGEDY』程の高評価は得られなかった様だが、
イヤイヤなかなかどうして。荘厳に響き渡る混声オペラ・コーラスは健在だし、ディープな低音ボイスと
へしゃげ気味のハイトーンを使い分けるVo、悲壮なメロディをエモーショナルに紡ぎ出すG、楽曲にゴシック調の
冷ややかな哀感を付与するKey・・・と、前作の美点をしっかりとキープしつつ、一層深みを増した内容は
聴き応え十分。何より、これまで以上に悲哀の度を高めたメロディの泣き
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KARELIA-Raise-Unbreakable Cordon ★★★ (2010-05-29 00:35:38)
物悲しくも美しい2ndアルバムのハイライト・チューン。
「韓流ドラマの主題歌のようだ」と評されたが、
実際、ピアノとGが情感たっぷりに紡ぎ出す
猛烈なまでに悲壮なメロディ展開はそれっぽい。
ただ、劇的なイントロを聴けば分かるとおり、
曲自体はかなりハードでドラマティック。
KARELIAのみならず、'05年度のHR/HMシーンを代表する逸曲かと。
KATANA-Heads Will Roll ★★★ (2011-08-22 21:55:45)
このバンド名に、サムライが描かれたジャケット、それに“HEART OF TOKYO”なる楽曲を収録する等、日本のHR/HMファンとして無条件に応援せずにはいられない、スウェーデン出身の5人組正統派HMバンドのデビュー作。(プロデュースはアンディ・ラ・ロックが手掛けている)
IRON MAIDENからの多大なる影響をベースに組み立てられ、そこに独産メロパワ・メタルのエッセンスと、新人らしい溌剌としたノリの良さを加えて仕上げられたサウンドは「まさにNWOTHM」といった感じだが、↑上の方も仰られている通り、彼らの場合はVoが歌うキャッチーなメロディが前面に押し出されているのが大きな特徴で、このシンガー、ポップ風味も取り込んだ躍動感溢れる歌メロの構築センスが抜群に冴えており、IRON MAIDENを思わす2本のGが威勢良く駆け回るOPナンバー①に始まり、日本愛を湛えて(?)小気味良く疾走
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KATANA-Heads Will Roll-Blade of Katana ★★ (2011-08-22 22:06:20)
正直、もろメロパワ調のサビメロは苦手なのだが、
曲名といい、日本に関連したキーワードが頻出する歌詞といい、
バンドのテーマソング的1曲。
ライブで演ったら盛り上がること請け合いで、
思わず一緒に重武装して東京に進撃したくなりますね。
KATANA-Heads Will Roll-Heart of Tokyo ★★★ (2011-08-22 21:58:16)
曲名と歌詞だけで星三つを進呈したいぐらいですが、
実際、小気味良く疾走する楽曲自体も十分にカッコ良く、
決してタイトル負けしていない辺りも評価ポイント。
KATANA-Heads Will Roll-Livin' Without Fear ★★★ (2011-08-22 22:00:54)
IRON MAIDENばりに威勢良く駆け回るツインG、
ジャーマン・メロディック・パワー・メタルを思わす曲調、
そしてVoが歌う勇ましくもキャッチーなメロディ・・・と、
KATANAというバンドの魅力が判り易く表現された
まさしくOPナンバーに相応しい名曲。
KATANA-Heads Will Roll-Quest for Hades ★★★ (2011-08-22 22:15:11)
アルバムのクライマックスを飾るに相応しい
スケールの大きさとドラマ性を持ち合わせた
7分近くに及ぶ大作ナンバー。
エキゾチックなメロディ使いや劇的な曲展開など、
元ネタは明らかにIRON MAIDENだが、
ここまで完成度高く作り込んでくれたのなら
文句などありません。良い曲です。
KATANA-Storms of War ★★★ (2013-09-22 23:26:50)
直球なバンド名とジャケット・アートワーク、それに優れた楽曲をもって一部好事家のハートを鷲掴みにしたスウェーデンの5人組が、再びアンディ・ラ・ロックと組んで'12年に発表した2ndアルバム。
「カミカゼ吹き荒ぶ海原を舞台に激突する、巨大サムライ・ゾンビvsモンゴリアン・ウォリアー」という、盛りに盛ったアートワークだけで思わず頬が緩む本作ですが、内容の方もデビュー作同様、NWOTHMらしい、威勢良くハジける正統派HMサウンドが横溢。
少々青臭いVoが歌うメロディがポップな響きも湛えていて、それが独特の味となっていた前作に比べ、初期HELLOWEENタッチの①、コブシの回る歌メロが絶好調時のイングヴェイを彷彿とさせる②、フビライ・ハーンと元寇の役について歌った荒ぶるエピック・ソング③・・・と、今回はシンガーの歌唱が逞しさを増したこともあって、よりソリッドにへヴィ・メタリックな方向へ
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KATANA-Storms of War-Kubilai Khan ★★★ (2013-09-23 22:00:37)
アルバムのリーダー・トラックと言えそうな大作曲。
「元寇の役」について歌った楽曲といえばGRAND PRIXの
名曲“SAMURAI”を思い出しますが、このバンドの場合は
発想の元ネタはIRON MAIDENのような気がしますね。
「彼らがチンギス・ハーンなら俺らはフビライ・ハーンだ!」みたいな?
いやでも荒々しくもドラマティックで良い曲です。
中盤にもう一捻りあるとなお良かったと思いますが。
KATANA-Storms of War-The Samurai Returns ★★★ (2013-09-23 22:11:51)
タイトルからして「きたきた」となりますが
こういう楽曲を単なる色物に堕とすことなく
きっちりと名曲に仕上げてくるのが、
このバンドの素晴らしいところです。
前がかりのビートで畳み掛けてくる
勇壮なIRON MAIDEタイプの疾走ナンバー。
KATANA-Storms of War-Wrath of the Emerald Witch ★★★ (2013-09-23 21:54:53)
コブシの回る歌メロは、90年代の最も調子の
良い時のイングヴェイが書きそうな魅力を放つ名曲。
時折ひっくり返りそうになりがら
起伏の激しい歌メロを拾っていくVoを聴いていると
つい手に汗握ってしまいます。
KATANA-The Greatest Victory ★★★ (2016-10-29 08:53:17)
スウェーデンのKATANAも本作(’15年発表)で三作目に到達。ぼちぼちコンセプトを重荷に感じ始める頃合いでは?と思いきや、2曲目から早くも曲名が“YAKUZA”で「あ、全然そんなことなさそう」と。更にその後に続くのが“SHOGUN”。歌詞も「SHOGUN-COME BACK!」とか「SHOGUN-TAKE CHARGE!」とか、松平健もビックリの暴れん坊ぶり。アートワークにはメンチ切ってる髑髏武者がフィーチュアされており、ますます意気盛んなことが確認できて先ずは一安心ですよ。
歌詞のテーマに日本ネタを取り入れても、メロディ等には和風趣味を取り入れず、飽くまでIRON MAIDEN由来の正統派HMサウンドに拘った作風は前二作同様。サビメロの展開が独産メタル調の①から明らかなように、コール&レスポンスが捗りそうなパワー・メタル風味が一層増量傾向にあって、それはそれでカッコイイですし、
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KATANA-The Greatest Victory-In the Shadows ★★★ (2016-10-30 10:21:59)
短いインスト曲“THE VOID”とセットで楽しみたい
アルバム最後を飾る大作曲。
バンド名にしろ、アートワークにしろ、幾つかの曲名にしろ
浮ついた印象に眉を顰めるHR/HMリスナーもいらっしゃるかもしれませんが、
バラード調に始まり重厚に盛り上がっていく劇的な曲展開といい
Voの見事な歌いっぷりといい、これはドッシリと地に足を付けた
本格正統派HMの名曲に仕上がっております。
KATANA-The Greatest Victory-Yakuza ★★★ (2016-10-30 10:30:41)
海外でも高い知名度を誇るジャパニーズマフィアに捧げられた(?)一曲。
但し、歌詞からすると山口組系ではなく任侠映画の世界観が元ネタでしょうか。
妙にキャッチーなサビの「ヤクザ!ヤクザ!」は
聴く度に一緒に叫びたくなってウズウズしてしまいますね。
KEANE (USA)-KEANE ★★★ (2013-01-13 20:37:41)
トム(Vo、Key)とジョン(Ds)のキーン兄弟が、KEANEを名乗って'81年に発表した1stアルバム。(邦題は『ドライヴィング・サタデー・ナイト』)
故ジェフ・ポーカロらの絶賛もあって「ヤングTOTO」として評判を呼び、特にここ日本では、ポップで軽やかなOPナンバー①がCMソングに起用される等スマッシュ・ヒットを記録したという本作は、TOTOの薫陶を受けたと思しき確かなテクニックを備えつつも、飽くまで「歌」をサウンドの中心に据えた、アンサンブル重視のキャッチーなメロディアスHRを志向。それでいて、若干17歳とは思えぬ成熟した歌声を響かせるトムのVoや、ジョンのエネルギッシュなドラミング(この時16歳!)、それにハード・ドライヴィンなGが楽曲にエッジとダイナミズムを加えてくれているので、甘口になり過ぎないという。これならHR/HMファンでも十分楽しめるんじゃないでしょうか。
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KEANE (USA)-KEANE-BAD LITTLE BABY GIRL ★★★ (2013-01-13 22:09:38)
ジョン・キーンのアタッキーなドラムが
暴れ回る、アルバム随一のハード・ナンバー。
この曲は「HRソング」と表現してもいいかな?
(掛け声コーラスも入っていますし)
それでいて、フックの効いた哀愁のメロディと
Keyのお陰でがさつな印象は皆無。
KEANE (USA)-KEANE-KILL OR BE KILLED ★★★ (2013-01-13 22:15:27)
トム・キーンのエモーショナルな歌声、
指の隙間から零れ落ちていくようなピアノの旋律、
哀愁を帯びてよく歌うG、
それにメリハリの効いた曲展開と、
あらゆる点においてアルバムの
ベスト・トラックに推したい名曲です。
KEANE (USA)-KEANE-LORELEI ★★★ (2013-01-13 22:20:31)
アダルトなムードが漂う瀟洒なバラード。
この手の楽曲を説得力十分に歌いこなす
トム・キーンのVoを聴くと、
「本当に未成年?」と尋ねてみたくなりますね。
KEANE (USA)-KEANE-TRYIN' TO KILL A SATURDAY NIGHT ★★★ (2013-01-13 21:59:10)
カセット・テープのCMソングに起用されたそうで
実際、楽しげでキャッチーなロック・ソングです。
土曜の夜に浮き立つ心情を表現したかのような
流麗なKeyに思わずこっちの心も逸ります。
KEANE (USA)-TODAY, TOMORROW AND TONIGHT ★★ (2013-01-14 21:47:12)
70年代に、デヴィッド・フォスターやジェフ・ポーカロといった大物ミュージシャン達のバックアップを受け、齢13~14歳にして2枚のアルバムを発表した早熟の兄弟デュオ、トム(Vo)とジェフ(Ds)のTHE KEANE BROTHERSが、KEANEと改名した後、'82年に発表した2ndアルバム。(邦題は『スターダスト・トゥナイト』)
後にCHICAGOのフロントマンとして活躍することとなるジェイソン・シェフ(B)が新たにバンドに加わっていますが、メイン・ソングライターを務めるのは相変わらずトム・キーンゆえ、本作で演っているのは前作同様、洗練された歌心とハード・ドライヴィンなエッジをバランス良く併せ持ったAOR/産業ロック。
ただ、前作に比べると心持ちシンプルに、カラッと抜け良くまとめられている印象があって、個人的にはその点において1stの哀愁具合の方に軍配を上げるですが、それでも
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KEANE (USA)-TODAY, TOMORROW AND TONIGHT-I'M READY TONIGHT ★★★ (2013-01-15 23:07:04)
イントロのピアノが良いなぁ。
フックの効いたメロディに
キャッチーに弾む曲調、
それに躍動感溢れる演奏といい、
KEANEの魅力を判り易く、且つ余す所なく伝えてくれる
アルバムのハイライト・ナンバーの1つです。
KEANE (USA)-TODAY, TOMORROW AND TONIGHT-OH OH OH ★★ (2013-01-15 23:03:17)
抜け良く、ポップに弾む曲調が
2ndアルバムの作風を象徴しているようです。
とはいえ、声を歪ませてパワフルに歌う
トム・キーンのVoもあって、
ロックならではの躍動感も失ってはいません。
KEE OF HEARTS-Kee of Hearts ★★★ (2023-03-16 00:00:11)
EUROPEのキー・マルセロ(G)+FAIR WARNINGのトミー・ハート(Vo)の組み合わせだからKEE OF HEARTS。FRONTIERS RECORDSのバックアップを受けて立ち上げられたプロジェクトが’16年に発表した唯一作。
このタッグでは’20年にOUT OF THIS WORLD名義でもアルバムをリリース済みで、あちらではキー・マルセロが曲作りを自ら手掛けていたのに対し、本作はレーベル側があらかじめ用意したアレッサンドロ・デル・ヴェッキオを始めとする職人ソングライター勢の手掛けた楽曲に、二人が生命を吹き込むというスタイルが取られています。有体に言えばお仕着せのプロジェクトであるわけですが(それが嫌でOUT OF THIS WORLDを新たに立ち上げたのかな)、とはいえ流石にメロディ職人たちが関与しているだけあって、収録曲はアッパレな完成度の高さ。また泣きのGソロ
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KEE OF HEARTS-Kee of Hearts-Learn To Love Again ★★★ (2023-03-20 22:57:02)
アレッサンドロ・デル・ヴェッキオの曲作りウマ男っぷりが
存分に発揮された名曲。ラストをハードナンバーで締め括る
アルバムは信用できますね。キー・マルセロのテクニカルな
Gソロも楽曲をスリリングに盛り上げてくれています。
KEEL-Keel ★★★ (2018-11-08 00:16:52)
来日公演も盛況の内に終了させたKEELが、その余勢を駆って発表した4thアルバム(’87年)。尤も翌年にはマーク・フェラーリとブライアン・ジェイのGチームが揃って脱退、ほどなくバンドは解散してしまうこととなるのですが、まぁそれはまた別のお話…。
プロデューサーがジーン・シモンズからマイケル・ワグナーにバトンタッチした本作は、初期作に比べるとKeyのフィーチュア度が上がった分、ヘヴィ・メタリックな疾走感や荒々しさは後退。いかにもマイケル・ワグナー印といった感じの分厚いプロダクションを得て、ミッド・テンポの楽曲を中心に据えたサウンドは、よりメロディアスでマイルドに、華やかなボーカル・ハーモニーをふんだんに散りばめた洗練されたポップ・メタルを聴かせてくれるようになりました。
特にバンドの家族や関係者、ゲスト・ミュージシャン(あと取材で現場を訪れていた酒井康)ら、総勢50名以上がレコ
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KEEL-Keel-King of the Rock ★★★ (2018-11-09 00:16:50)
何をもってKEELらしいとするかは人それぞれだと思いますが
筋張ったロンのシャウト、切れ味鋭いツインG、ノリ良く疾走するリズム、
キャッチーなコーラスと、4thアルバムにおいて最も「ああ、KEELだなぁ」と
思わされた疾走ナンバーの逸品。
KEEL-Keel-United Nations ★★★ (2018-11-09 00:11:11)
合唱せずにはいられないアンセミックなアルバムOPナンバー。
バンド・メンバーのみならず、その家族や関係者、ゲスト・ミュージシャンら
総勢50名がレコーディングに参加し、更にそれをマイケル・ワグナーが
分厚く膨らませたコーラス・ワークが圧巻の迫力を誇る。
テーマに相応しく、国連本部でも演奏したことがあった筈。
KEEL-Lay Down the Law ★★★ (2016-07-20 22:44:31)
「LAメタルの首領」ことロン・キール(Vo)が、STEELER解散後、SHRAPNEL RECORDSのマイク・ヴァーニーの仲介を得てマーク・フェラーリ(G)らと共に結成したバンドのデビュー作('84年発表)。
個人的にKEELと聞いて真っ先に思い浮かぶのは、代表作『誇り高き挑戦』よりもこっちでして、まぁ主に「オッパイ鷲掴みジャケット」のインパクトのせいなんですが。でも日本盤は出ていないし、なかなかCD化もされないしで、ジャケットは食い入るように眺めていても実際に聴いたことはなかったため(酷)、数年前に再発された時は嬉しかったなぁと。
音楽性は王道LAメタル路線。次作以降ほど洗練されてはおらず、荒々しくエネルギッシュな曲調に乗せて、マークとブライアン・ジェイのGチームが「LAメタルはリフが命!」とばかりに軽快に刻むGリフは、1曲目から実にノリ良くキャッチー。ロンが繰り出すパワ
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KEEL-Lay Down the Law-Speed Demon ★★★ (2016-07-21 23:53:42)
2ndでもリメイクされてましたが、ロン・キールの
金属質なハイトーンVoは、デビュー作収録バージョンの方が
迫力が感じられて好きですね。
KEEL-Lay Down the Law-Tonight You're Mine ★★★ (2016-07-21 23:56:39)
そういやKEELってSHRAPNEL RECORDS所属バンドだったよね
と思い出させてくれる、ロン・キールの筋張ったハイトーンと
弾きまくりのツインGをフィーチュアして
へヴィ・メタリックに疾走するスピード・ナンバー。
KEEL-Streets of Rock & Roll ★★ (2021-04-05 23:51:54)
綺羅星の如きLAメタル勢の中にあって、ビッグ・ヒットには恵まれずともファンからは根強く愛されたロン・キール(Vo)率いるKEELが再結成を遂げて――正確には90年代にも一度復活を果たしているのですが――'10年にFRONTIERS RECORDSから発表した、通算5作目となるスタジオ・アルバム。
レコーディングに名を連ねたのは、リーダーのロン以下、マーク・フェラーリとブライアン・ジェイのGチームに、ドラマーのドワイン・ミラーといった黄金期のメンバー。ケニー・チェイソン(B)は不参加ながら、これだけ主だった面子が揃っていれば不満を漏らすファンはいないじゃないでしょうか。正直、ミッド・チューン2連発による本編の立ち上がりは少々地味で、「素直にスピード・ロック・チューン③で始めときゃいいのに」とか思わなくもなかったですが、印象的なGリフ、分厚いハーモニー、一緒に歌いたくなるコーラスを配し
…続き
KEEL-Streets of Rock & Roll-Come Hell or High Water ★★★ (2021-04-07 00:44:32)
落ち着いた曲調が目立つ本編にあっては
溌剌とロックしているアップテンポの疾走ナンバー。
ロン・キールのパワフルな歌声と、彼に負けじと
マーク・フェラーリとブライアン・ジェイの
ツイン・リードGもインスト・パートを
スリリングに盛り上げてくれています。
これをOPナンバーにすれば良かったのに。
KELLY KEAGY-I'm Alive ★★★ (2020-04-28 23:10:29)
「NIGHT RANGERの歌えるドラマー」ケリー・ケイギーが、レブ・ビーチ、ジム・ピートリック、トミー・デナンダー、ブルース・ガイチらをゲストに迎えてレコーディングを行い、前作『TIME PASSES』(’01年)以来、6年ぶりに発表した2ndソロ・アルバム。(プロデュースはケリーとジム・ピートリックが共同で担当)
芸達者な面子が集うNIGHT RANGERは、メンバー各自がこれまでに複数枚のソロ・アルバムをリリースして来ていますが、それらの中にあって個人的に最もお気に入りの1枚に挙げられるのが本作ですよ。サウンドはシンプル且つモダンなエッセンスも織り込まれたメロディアス・ロック。アレンジや音作りに飾り気が控えめな分、1曲の中で時に爽やかに、時に物憂げにカラフルに表情を替えていくメロディのフックの豊かさ――とりわけケリーの少々掠れた歌声が切ないフィーリングを増幅するサビメロの秀逸
…続き
KELLY KEAGY-I'm Alive-World Before You and After ★★★ (2020-04-30 00:33:43)
大暴れするケリーのドラムと、レブ・ビーチのフラッシーなGが
互いにテンションを高め合うエネルギッシュなHRナンバー。
それでいて大味になることなく、疾走するリズムの上で歌い上げられる
メロディはグッとくる憂いを秘めています。
NIGHT RANGERの名曲群にだって比肩し得るアルバムのハイライト・ナンバー。
KELLY KEELING-Mind Radio ★★★ (2022-06-02 00:21:54)
ケリー・ケイギー(NIGHT RANGER)とかケリー・ハンセン(FOREIGNER)とか、似たような名前のミュージシャンがいて時々混乱するのですが、本作はこれまでマイケル・シェンカー、ジョン・サイクス、ジョン・ノーラム、ヴィニー・ムーアといった錚々たるギタリスト達とコラボって来た実績の持ち主である、ケリー・キーリング(Vo)が'08年にFRONTIERS RECORDSから発表した2枚目のソロ・アルバム。
…の割にイマイチこの人の名前が覚えられないのは(己の記憶力の拙さはひとまず棚上げ)、やはり「ケリー・キーリングといえばこのバンド/この仕事」的な決定打に欠けているせいじゃないかと思うわけですが、にも関わらずあちこちから声が掛かるのは実力が認められているからこそ。本作で聴ける見事な歌声は「そりゃソロ・アルバム作るよね」と納得するレベルであり、しかも楽曲提供をアレッサンドロ・デル・
…続き
KELLY KEELING-Mind Radio-Love Will Tear Us Apart ★★★ (2022-06-03 00:51:16)
楽曲自体の素晴らしさはもとより、
哀愁のメロディを情感たっぷり込めて熱唱する
ケリー・キーリングの歌ウマさんぶりに
何よりも瞠目させられるバラード。
KELLY KEELING-Mind Radio-No Man's Land ★★★ (2022-06-03 00:55:40)
エッジの効いた曲調と、哀愁のメロディが絶妙なハーモニーを奏でる
「流石アレッサンドロ・デル・ヴェッキオの仕事!」
と膝を打たずにはいられないメロディック・ロック・チューン。
バラード“LOVE WILL TEAR US APART”からこの曲へと繋がる流れは
間違いなくアルバムのハイライトですよ。
KELLY SIMONZ'S BLIND FAITH-Sign of the Times ★★ (2008-12-20 11:42:00)
アメリカのMIでギターを学び、B、Ds、Keyまでこなすマルチ・プレイヤー、ケリー・サイモン(またの名を島津和博)による、
一人ネオ・クラシカルHMプロジェクトことKELLY SIMONZ'S BLIND FAITHが'98年にリリースした、自主制作の1stアルバム。
余りにイングヴェイそっくりな作風や、ところどころで顔を覗かせる借り物チックなフレーズには流石に苦笑を隠せないが、
テクニックのみならず、確かな表現力をも身につけたケリーの精度の高いGプレイと、美旋律に彩られた、クラシカル且つ
ドラマティックな収録曲の数々を聴いていると、段々「まぁどうでもいいか、んな事は」と思えてくるのも事実。
何よりアメリカで揉まれただけあって、邦楽的な匂いを殆ど感じさせない、この人のバタ臭い作曲センスは貴重だ。
取り分け、単なるイングヴェイ・フォロワーには決して真似で
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KELLY SIMONZ'S BLIND FAITH-Sign of the Times-Stay in My Heart ★★★ (2008-12-20 11:52:12)
バッハルベルの“カノン"の引用を不自然に感じさせない、
大陸的な雄大さを湛えたクラシカルな叙情バラード。
Gのみならず、エモーショナルな歌声の素晴しさも特筆モノで、
この人のVoはスロー・ナンバーの方が映えますね。
KELLY SIMONZ'S BLIND FAITH-Silent Scream ★★ (2008-12-28 02:42:00)
現在は、日本のMIで講師の職にも就いているというケリー・サイモンが、ソロ名義で'99年に発表した2ndアルバム。
もろイングヴェイ路線だったデビュー作(だが力作)に比べると、楽曲の幅に広がりが見られ、またインスト曲がその数を減らす等、
ギタリストとしてよりも「ミュージシャン:ケリー・サイモン」がより前面に押し出された内容に仕上がっている本作。
ファンキー&グルーヴィな②のような一風変わったタイプの楽曲も収録されているが、全体としては
邦楽的な匂いの殆どしない、美旋律の散りばめられたネオ・クラシカルHMという音楽性にブレはない。
相変わらず、ケリーのGプレイは「静」の表現力に冴えまくっていて、取り分け、まるで韓流ドラマの主題歌のような③、全パートが猛烈に
泣きまくる本編のハイライト⑥、繊細に爪弾かれるアコギに涙がちょちょ切れる⑨、そして、彼の歌の上手さが
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