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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 3201-3250
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LEATHER
LEATHER-Shock Waves
LEATHER-Shock Waves-In a Dream
LEATHER-Shock Waves-The Battle of Life
LEATHERWOLF-Endangered Species
LEATHERWOLF-Leatherwolf (2nd)
LEATHERWOLF-Leatherwolf (2nd)-Rise or Fall
LEATHERWOLF-Street Ready
LEE AARON-Metal Queen
LEE AARON-Metal Queen-Deceiver
LEE AARON-Metal Queen-Metal Queen
LEGEND(80'S PARTⅡ)-...AD 1980...
LEGEND(80'S PARTⅡ)-...AD 1980...-LEGEND
LEGEND(80'S PARTⅡ)-...AD 1980...-The Way Loves Meant to Be
LEGEND(80'S)-Death in the Nursery
LEGEND(80'S)-Legend
LEROUX-So Fired Up
LEROUX-So Fired Up-Lifeline
LEROUX-So Fired Up-Line on Love
LEROUX-So Fired Up-So Fired Up
LEROUX-So Fired Up-Turning Point
LETHAL-Programmed
LETHAL-Programmed-Fire in Your Skin
LETHAL-Programmed-Killing Machine
LEVERAGE
LEVERAGE-Blind Fire
LEVERAGE-Blind Fire-Hellhorn
LEVERAGE-Blind Fire-Learn to Live
LEVERAGE-Blind Fire-Run down the Hill
LEVERAGE-Blind Fire-Shadow in the Rain
LEVERAGE-Circus Colossus
LEVERAGE-Circus Colossus-Wolf and the Moon
LEVERAGE-Tides
LEVERAGE-Tides-Dreamland
LEVERAGE-Tides-Marching to War
LEVERAGE-Tides-Superstition
LEVERAGE-Tides-WATERFALL
LICH KING
LICH KING-Born of the Bomb
LICH KING-Born of the Bomb-Lich King IV (Born of the Bomb)
LICH KING-Born of the Bomb-We Came to Conquer
LICH KING-The Omniclasm
LICH KING-The Omniclasm-Crossover Songs Are Too Damn Short
LICH KING-The Omniclasm-Lich King VI: The Omniclasm
LICH KING-World Gone Dead
LICH KING-World Gone Dead-ED-209
LIEGE LORD-Master Control
LIEGE LORD-Master Control-Fallout
LIEGE LORD-Master Control-Fear Itself
LIEGE LORD-Master Control-Master Control

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発言している29曲を連続再生 - Youtube



LEATHER ★★ (2009-12-28 20:11:00)

一部マニアの間では、TERRA ROSAの赤尾和重、HELLIONのアン・ボレイン、WARLOCKの
ドロ・ペッシュらと共に「女ロニー・J・ディオ四天王」とも呼ばれた女性シンガー。
CHASTAINのフロントマンとしてHR/HMシーンで注目を集め、5枚のスタジオ作に参加。
'89年にはデヴィッド・T・チャステイン(G)のバックアップを受けてソロ・アルバム『SHOCK WAVES』を
ROADRUNNER RECORDSから発表している。(デヴィッドの他に、後にCANNNIBAL CORPSEやNEVERMOREに
参加するパット・オブライエン(G)も正統派へヴィ・メタリックな楽曲を提供してくれている)
シンガーとして最も脂の乗っていた時期の作品ゆえ、ビブラートの効いた雄々しい歌唱は
男性シンガーも裸足で逃げ出す迫力を誇り、逆に迫力があり過ぎてクド
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LEATHER-Shock Waves ★★ (2009-12-28 20:14:00)

男性シンガー顔負けのドスの効いた歌声を誇る、CHASTAINのゴッド姐ちゃんことレザー・レオーネ(Vo)が'89年にLEATHER名義で発表したソロ・アルバム。
ソロという事で女性らしさを強調してポップ路線に冒険してみたり・・・なんて事は全くなく、大半の楽曲をデヴィッド・T・チャステインが手掛けているだけあって、CHASTAINと同一路線の欧州風味漂うダークなHMサウンドが全編に渡って展開されているので安心されたし。
ただ、全体的にミドル・テンポの楽曲が多く収録され、レザーの「歌」を聴かせる事に重点が置かれている辺りがCHASTAINとは異なる点か。(この辺の楽曲の作り分けも含めて、デヴィッドの曲作りの上手さには感服させられますね)
で、その彼の代わりにGとして本作に参加しているのは、デヴィッドの教え子でARCH RIVALのメンバーとしても知られるマイケル・ハリス。ソ
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LEATHER-Shock Waves-In a Dream ★★ (2009-12-28 21:40:02)

暗く、物悲しげな雰囲気漂うヘヴィ・バラード。
レザーのVoはもとより、美しくエレアコを閃かせる
マイケル・ハリスのGプレイも美味しい1名曲。

LEATHER-Shock Waves-The Battle of Life ★★ (2009-12-28 21:37:32)

メロウに始まり、IRON MAIDENばりに勇壮にギャロップし、
最後は再びメロウに幕が閉じられる、様式美HMならではの
起承転結が美しく決まった名曲。
レザーのパワフルなVoが、曲の持つドラマ性を一層引き立てます。

LEATHERWOLF-Endangered Species ★★★ (2014-08-30 02:30:22)

'85年に5曲入りミニ・アルバムとして発表され、日本では更に未発表の4曲を追加収録して、全9曲のフル・アルバム仕様でCBSから国内盤がリリースされたデビュー作。
誇らしげにクレジットされているトリプルGと、歌いっぷりの良いハイトーンVoが、起伏に富んだ曲展開をグイグイ先導するパワー・メタル・・・というLEATHERWOLFならではのサウンドは既に明確ですが、Keyやボーカル・ハーモニーには目もくれず、ひたすら力押しに押し込んで来るアグレッシブな作風は、後の作品とは異なり、かなりあからさまに欧州HM・・・ぶっちゃけIRON MAIDENからの影響が表出(筋肉質なBプレイもスティーヴ・ハリス風)。後に本家IRON MAIDENまでがトリプルG編成化した時には運命の悪戯を感じてしまいましたね・・・。
通して聴くと、どの楽曲も似たり寄ったり聴こえてしまう詰めの甘いアレンジや曲展開、そ
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LEATHERWOLF-Leatherwolf (2nd) ★★★ (2009-01-17 17:44:00)

トリプルGの存在と、ダークでドラマティカルなサウンドが、アメリカのバンドらしからぬ異彩を放っていたカリフォルニア州はオレンジ・カウンティ出身の正統派HMバンドLEATHERWOLF。その彼らのメジャー・デビュー作となったのが、'87年にISLAND RECORDSよりリリースされた本作。(邦題は『メタル・コーリング』)
嘗て、ヘヴィ・メタルの空洞化現象が問題となっていた頃、雑誌のパワー・メタル特集で「その穴を埋める存在」として、VICIOUS RUMORSやOBSESSION、CHASTAINなんかと共にこのバンドの名前が挙げられており、その特集を読んだ後に早速本作を購入したのだが、これが大当たり。
荒削りながらも硬軟を使い分けるVoに、艶と光沢を感じさせる音色で暗く湿ったメロディを豊かに紡ぎ出すGと、重々しくダイナミックなビートを叩き出すリズム隊、そして、重厚にして劇的極ま
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LEATHERWOLF-Leatherwolf (2nd)-Rise or Fall ★★★ (2009-01-17 17:47:52)

重厚にしてドラマティック。
まさにLEATHERWOLFというバンドの魅力を判り易く体現した
名曲中の名曲。

LEATHERWOLF-Street Ready ★★★ (2014-09-01 23:35:35)

プロデューサーに産業ロック勢との仕事で知られるケヴィン・ビーミッシュを起用し、更に最終的なミックス・ダウンは売れっ子マイケル・ワグナーに依頼。「LEATHERWOLFが勝負に出た」と強く印象付けた'89年発表の2ndフル・アルバム。
湿度を抑え、カラッと抜けの良い音作りに併せて、曲展開も比較的ストレートに整理整頓。殊更にトリプルGの存在は強調せず、Voを中心にアメリカンHMならではのキャッチネスの底上げが図られているサウンドは、言うなれば重厚なパワー・メタルから、シャープな高機動型HRへと華麗なる転身を遂げた感じ。強化されたコーラス・ワークを伴い、よりシンプル且つメロディアスに押し出してくる③⑥等も収録した本編を聴いた時は、LOUDNESSの出世作『THUNDER IN THE EAST』のことを思い出したりも。
『THUNDER~』が、全米でブレイクを果たすべく、大きく音楽
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LEE AARON-Metal Queen ★★★ (2021-10-13 23:55:33)

CRYSTAL VIVPERのマルタ・ガブリエルがソロ・アルバムで“METAL QUEEN”をカヴァーしているのを聴き、久々にCD棚を漁って引っ張り出し改めて聴き直している、カナダ出身の女性シンガー、リー・アーロン(Vo)の2ndアルバム。’84年発表。
TRIUMPH、SANTERS、MOXYといった母国の先輩ミュージシャン達がお膳立てを整え、彼女を売り出すためのプロジェクト色が濃厚だったデビュー作に比べると、本作は作曲/演奏両面でバンド感を強化。サウンドに関しても、『コナン・ザ・グレート』の世界から抜け出してきた女戦士の如きコスプレ衣装を余裕で着こなすリー姐さんの勇姿が物語る通り、より正統派ヘヴィ・メタリックな方向に焦点が定まっています。
ライブ映えを踏まえたミドル・テンポを基軸とする収録楽曲は、欧州風味の抒情メロディと、LAメタルの流れを汲むキャッチーなコーラス・ワーク
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LEE AARON-Metal Queen-Deceiver ★★★ (2021-10-14 23:09:14)

ハードな演奏に力負けしない
リー・アーロンの突き抜けて来るような
ハイトーンVoが映える疾走ナンバー。

LEE AARON-Metal Queen-Metal Queen ★★★ (2021-10-14 23:04:25)

合唱せずにはいられないメタル・クイーンもアンセム。
コーラス部分のGリフはJUDAS PRIESTの“METAL GOD”を
擦ってる印象ですが、テーマ的には正しい引用というべきか?

LEGEND(80'S PARTⅡ)-...AD 1980... ★★★ (2017-01-06 01:28:31)

数年前に古本屋の中古CDコーナーから500円でレスキューした1枚。ピンボケのライブ写真に、そっけなく『…AD 1980』とタイプされただけのジャケットが怪し過ぎて、てっきりNWOBHM期に活動していたジャージー島出身のLEGENDのブート盤か何かかと思った購入したのですが、帰宅後に調べたらLEGENDはLEGENDでもシングル『HIDEAWAY』(’81年)1枚を残して解散したケント出身の方のLEGENDの未発表音源を取りまとめたコンピ盤だったことが判明。あと、こちらのサイトにもちゃんと登録されていましたね。
で。そんな本作で聴けるのは、ジャージーの方のLEGENDにも通じる要素が少なからず感じられる、70年代HR的味わいに、NWOBHM由来のへヴィ・メタリックな光沢と、スピード感や構築感を加味したようなサウンド。加えて、(ヘタウマ・レベルに留まらない)シンガーのしっかりとした歌唱
…続き

LEGEND(80'S PARTⅡ)-...AD 1980...-LEGEND ★★ (2017-01-08 11:08:35)

シンプルに繰り返される反復Gリフが妙に頭に残ります。
しかしながら突き抜けるようなハイトーンを織り交ぜた
Voの熱唱の威力もあって、平坦な印象は受けません。

LEGEND(80'S PARTⅡ)-...AD 1980...-The Way Loves Meant to Be ★★★ (2017-01-08 11:26:00)

胸を突くハイトーンVoと、泣きを湛えたツインGによって
哀愁の度合いをずんどこ増強されながらドラマティックに
高みへと向かって盛り上がっていく様は、
『運命の翼』を発表した頃のJUDAS PRIESTに通じる涙腺破壊力。
本作のハイライト・ナンバーの一つです。

LEGEND(80'S)-Death in the Nursery ★★★ (2015-08-09 23:29:49)

シングルGの4人編成となって'83年に発表された2ndアルバム。
プログレッシブ・ロックや70年代HRの面影を色濃く留めていたデビュー作に比べると、ノリノリの⑤、劇的なイントロ一発で掴まれる⑥といった比較的シンプルな構成の楽曲が象徴する通り、今回はヘヴィ・メタリックにストレッチされたサウンドを披露。(ラフだが一発勝負的迫力が漲るプロダクションもそれを援護しています)
疾走感をいや増したリズム隊、エッジの効いたリフを刻み、メタリックな光沢を放つメロディを奏でるようになったG、そして楽器陣のオマケ程度の存在感だった前作から一転、憂いに満ちた歌メロを「俺が主役だ!」とばかりに朗々歌い上げるVoまで、大作主義を控えめにコンパクトにまとめ上げられた楽曲は飛躍的に「NWOBHM度」をUP。・・・といっても、ヒネリの効いた②や7分に及ぶ大作⑨等でプログレ色をアピールすることも忘れてはいませ
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LEGEND(80'S)-Legend ★★ (2015-08-08 01:33:06)

似たような名前のバンドが多数存在するため紛らわしいですが、こちらは英国はチャンネル諸島(ジャージー島)出身の5人組、'81年発表のデビュー作です。自主レーベルからのリリースゆえ流通が弱く、長らく入手困難とされて来た1枚ですが、今ではベスト盤『LEGEND ANTHOLOGY』で手軽に聴くことが出来るのですから有り難いこってすなぁと。
ただ、『RED』を発表した頃のKING CRIMSONを思い出すOPナンバー①を耳にすればご承知頂けるように、ここで披露されているのは判り易いNWOBHMの「型」に則った音ではなく、インスピレーション重視で奔放に繰り広げられる、プログレッシブ・ロックや70年代ブリティッシュ・ロックからの影響も露わなサウンド。オジー・オズボーンの薫陶を受けたフォークシンガー風(?)なVoの歌声から、ブルージーというかアーシーなセンスを全編に渡って迸らせるGに至るまで、そ
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LEROUX-So Fired Up ★★ (2010-01-24 16:49:00)

カントリー系HRバンドとしてスタートを切り、作品を重ねる毎にAOR/産業ロック色を強めていった
ルイジアナ州出身の6人組が、新Voとして元TRILLIONのファーギー・フレデリクセンを加入させて
'83年に発表した、彼らの作品の中では最も洗練された作風を誇る、5thアルバムにしてラスト作。
鮮烈なハイトーンVo、エッジの効いたリード・プレイから泣きのソロまで幅広くこなすG、時にキャッチーに
時にドラマティックに楽曲を肉付けするKey、陰影に富んだリズムを叩き出すリズム隊、そして繊細且つ劇的な
アレンジが織り込まれたメロディアスHRサウンドは、ポップで叙情的でありながら、ハード・ロッキンな
ダイナミズムも失っていないという絶妙なバランス感覚を誇り、その魅力は爽快なOPナンバー①から
早くも炸裂。続くPVも作られたという②、憂いに満ちたメロディに心打
…続き

LEROUX-So Fired Up-Lifeline ★★★ (2010-01-24 17:13:34)

キャッチーなKeyリフとポップに跳ねる曲調の上で、
突き抜けるようなハイトーンを駆使して哀愁を帯びた
メロディを歌い上げるファーギー・フレデリクセンの
鮮烈なVoが映える1曲。
PVが作られたのも納得の名曲。

LEROUX-So Fired Up-Line on Love ★★★ (2010-01-24 17:18:59)

劇的な泣きのイントロに
バチンと頬を張られるスロー・ナンバー。
クサくならない程度に咽び泣く、エモーショナルなGが
楽曲の備える哀愁を数倍にも引き上げている。
振り絞るように切ない哀メロを歌い上げる
ファーギー・フレデリクセンのVoもいいなぁ。

LEROUX-So Fired Up-So Fired Up ★★★ (2010-01-24 17:08:09)

スカッと爽快に駆け抜けて行くアルバムのOPナンバー。
AOR/産業ロックの枠内で語られる機会の多いバンドなれど、
この曲はHRのフィールドに置いても全く違和感はないような。

LEROUX-So Fired Up-Turning Point ★★★ (2010-01-24 17:24:35)

TOTO風の華やかなKeyと、エッジの効いたGプレイ、
そして溌剌としたハイトーンVoとがガッチリと組み合った、
アルバムのハイライト・ナンバーの1つ。
猛烈な泣きを発散しながら劇的に盛り上がって行く
中間部のアレンジが技あり。
AOR/産業ロックとしてよりも、HR/HMのフィールドで
語られるべき名曲かと。

LETHAL-Programmed ★★★ (2018-07-15 00:13:12)

オハイオ州シンシナティ出身のツインGを擁する5人組が、'90年にMETAL BLADE RECORDSから発表した1stアルバム。(日本盤はアポロンから’92年になってリリース)
リフにソロに縦横無尽に駆け巡るツインGはJUDAS PRIESTから、Dsに寄り添い堅牢にリズムを支えるだけでなく、メロディアスに動き回ってGに対するカウンター・パートの役割もこなすBはIRON MAIDENから、そしてプログレ・メタル・テイストを飲み込んだテクニカルな曲展開はQUEENSRYCHEから…と、それぞれ影響を伺わせ、総合すると非常に「SHRAPNELメタルっぽい」という結論に落ち着く正統派HMサウンドが託されている本作。SHRAPNELメタルと異なる点と言えば、団子状ではない音作り。それとメチャウマな実力派シンガーを擁している点でしょうか?(失礼な)。もろジェフ・テイト型なこのシンガーの歌唱
…続き

LETHAL-Programmed-Fire in Your Skin ★★★ (2018-07-16 08:53:30)

もったいぶるイントロから、テンポアップしてスタートする構成が
ドラマティックなアルバムのOPナンバー。
印象的なフレーズをビシバシ撃ち込むツインGと、
負けじとハイトーンで歌いまくるVoとが、
テクニカルな曲展開に緊張感をもたらし
この手のバンドの楽曲にありがちな冗長さや独りよがり感を
排除してくれています。

LETHAL-Programmed-Killing Machine ★★★ (2018-07-16 09:04:45)

前曲である美しく抒情的なアコギ・バラード“PRAY FOR ME”と
セットでお楽しみ頂きたいアルバムのラスト・ナンバー。
高い技量に溺れることなく、魅力的なメロディの創出に注力する
「できている」VoとGを伴い、適度な疾走感を湛えて盛り上がる
トリに相応しいドラマティックな逸品。
Gが奏でる終盤のフレーズにバンドのルーツが透けてみえます。

LEVERAGE ★★ (2007-12-02 00:42:00)

Gのツォーマス・ヘイッキネンと、Bのペッカ・ライピネンが中心となって、
フィンランドはヘルシンキにて結成された、ツインGとKeyを擁する6人組へヴィ・メタル・バンド。
メイン・ソングライターのGがリッチー・ブラックモアを信奉してるだけあって、
RAINBOWに北欧のバンドらしい透明感を加えたかのようなサウンドは、
哀しく、そしてドラマティックで、特に、確かな歌唱力で胸に沁みる
歌メロを歌いこなすペッカ・ヘイノのVoは、このバンドの大きな武器かと。
1st発表以降、あまり目立った活動の情報は日本には入ってこないが、
最近、国内盤がリリースされたフィンランドのソロ・アーティスト、
アリ・コイヴネンのデビュー作に、ツォーマスが“HEARTSTEALER"という
疾走チューンを提供している。

LEVERAGE-Blind Fire ★★ (2008-02-07 22:17:00)

1st『TIDES』がフィンランドの国内チャートで健闘、イタリアのFRONTIER RECORDSとは、アルバム複数枚の契約を交わす等、
ポジティブな活動を繰り広げる、ツインGにKeyを擁する6人組HRバンドが、前作から約2年振りに発表した2ndアルバム。
クラシカルな速弾きから泣きのソロまでこなすG、如何にも北欧的な透明感と、スケール感を演出するKey、
そして絶品の歌唱力で、悲哀に満ちたメロディを歌い上げるVoと、妙な冒険心を起こすことなく、
前作で披露した美点を素直に受け継ぎ伸ばした作風は、相変わらず叙情的で、プログレッシブで、ドラマティック。
劇的なイントロ一発で、聴き手のハートを鷲掴みにする①に始まり、LEVERAGEというバンドの魅力が判り易く詰め込まれた
様式美HRチューン③⑤⑧、北欧版SAVATAGEといった趣きの④、感動的なバラード⑦
…続き

LEVERAGE-Blind Fire-Hellhorn ★★ (2008-02-09 00:21:10)

角笛の音色からスタートする、へヴィでダーク、
シリアス且つドラマティックなミドル・チューン。
ゴシック・テイストも有り。
メロディックなGソロが印象に残ります。

LEVERAGE-Blind Fire-Learn to Live ★★★ (2008-02-09 00:25:21)

本編ラストを締め括る、ドラマティックなバラード。
悲哀に満ちたメロディを歌うVoがとにかく最高で、
べらぼうなハイトーンが出るわけでも、個性的な声質を
しているわけでもないが、中音域を駆使して
情感豊かに歌い上げるその歌唱は、ひたすら胸に沁みます。

LEVERAGE-Blind Fire-Run down the Hill ★★ (2008-02-09 00:14:52)

KeyとGのバトルも聴ける、
LEVERAGEというバンドの魅力が判り易く詰め込まれた、
アップテンポの様式美HRチューン。

LEVERAGE-Blind Fire-Shadow in the Rain ★★ (2008-02-09 00:16:50)

ドラマティックな導入部で「掴みはOK」となる、
まさにOPナンバーに相応しいHRチューン。
フックに富む歌メロと、スリリング且つ劇的なGソロも○。

LEVERAGE-Circus Colossus ★★ (2009-11-30 22:25:00)

上手いVoに上手いG、楽曲を壮麗に飾り立てるKeyと分厚いコーラス・ハーモニー、それに北欧のバンドならではの
ヒンヤリとした冷気を孕む叙情メロディに彩られた劇的な楽曲の数々・・・と、格調高い
北欧正統派HMサウンドを聴かせてくれるフィンランドの6人組が'09年に発表した3rdアルバム。
シンフォニックな序曲①に導かれアルバムの開巻を飾る、前2作を大きく上回るスケール感を有したドラマティックな
名曲②を聴いただけで、本編のクオリティに対する期待は高まるが、実際、③以降の流れでその期待が裏切られる事はない。
プログレ・メタル的な凝った曲展開とアレンジで聴かせきる④や、VAN HALEN風のメジャー・キーを用いたKeyリフが
印象的なアクセントとなっている⑦など新味を備えた楽曲を収録しつつも、要所を締めるのは②⑤⑨⑩といった
キャッチーな疾走感が心地良
…続き

LEVERAGE-Circus Colossus-Wolf and the Moon ★★★ (2009-11-30 22:33:47)

前2作を大きく上回るシンフォニックなドラマ性で
聴き手を圧倒する、劇的極まりないアルバムのOPナンバー。

LEVERAGE-Tides ★★ (2007-12-02 00:13:00)

最近買ったCDの中でも、大当たりに分類されるフィンランドのソロ・アーティスト、アリ・コイヴネンの
デビュー作『FUEL THE FIRE』に、そう言えばここのメイン・ソングライターであるGが楽曲を提供してたっけな~と、
久し振りに引っ張り出して聴いてみたけど、うん、やはり素晴しい作品ですよ、これは。
本作は、フィンランド出身のKey、ツインGを擁する6人組の正統派へヴィ・メタル・バンドが、'06年に発表した
デビュー作で、リッチー・ブラックモアを師と仰ぐ、高い作曲能力と腕前を備えたG、見事な歌唱を披露するVo、
美しい旋律を紡ぐプログレ風味のKeyが核となって生み出す収録曲の数々が、とにかく絶品。
格調高いピアノのイントロから勢いよくスタートする①、叙情性の滲むサビメロにグッとくる②、キャッチーなサビと
緩急の効いた曲展開が素晴しい④、アコギによ
…続き

LEVERAGE-Tides-Dreamland ★★★ (2007-12-02 00:20:51)

アップテンポな曲調とキャッチーなサビメロ、
全体を貫く如何にも北欧のバンド的な哀愁と透明感、
そしてドラマティックな曲展開と、
まったく聴き手に突っ込む隙を与えない名曲。

LEVERAGE-Tides-Marching to War ★★★ (2007-12-02 00:25:30)

戦争をテーマに取り上げた楽曲だけあって、荒々しく勇ましく、
それでいて哀しげな雰囲気を含んだGリフがこの曲の肝。

LEVERAGE-Tides-Superstition ★★★ (2007-12-02 00:11:31)

とにかく歌メロが絶品なのよ。
よくこんな悲哀に満ちた歌メロを思いつくな~
と、泣きながら感心してしまうぐらい、歌メロが良い。
勿論、北欧的な叙情性に彩られた、素晴しい楽曲が
あってこその話なわけだが。

LEVERAGE-Tides-WATERFALL ★★★ (2007-12-02 00:28:19)

Keyが演出する、如何にも北欧のバンドらしい
水晶の如き透明感を纏って疾走するメタル・チューン。
とてもボーナス・トラックとは思えないクオリティを備える。

LICH KING (2014-10-24 23:09:22)

世界に名だたる名門校が軒を連ねるアメリカはマサチューセッツ州出身ながら、頭空っぽにして楽しめる単純明快な「NEW OLD-SCHOOL THRASH METAL」を追求する5人組。
Voのトム・マーティン(BONDED BY BLOODのバンド・ロゴを手掛けたのはこの人だとか)により'06年に結成され、これまでに数本のデモやEP、そして4枚のフル・アルバムを発表。
ブラック・メタルや他所のスラッシュ・バンド(特にGAMA BOMB)を挑発するような言動や歌詞の数々、かと思えばMANOWARにリスペクトを表明してみたり、また'11年には8ビット音源でファミコン風スラッシュ・サウンドを再現した異色の企画盤『SUPER RETRO THRASH』を発表したりと、血気盛んな活動を繰り広げつつ現在に至る。

LICH KING-Born of the Bomb ★★★ (2014-10-27 23:13:34)

お遊び盤『SUPER RETORO THRASH』で「8ビット・スラッシュ」なる新たなジャンルを開拓して(?)、ファンを引っ繰り返らせつつ楽しませたLICH KING、'13年発表の4thアルバム。(『SUPER~』もカウントするなら5thだけど)
野郎コーラスに先導されて、MANOWARばりに高圧的なアティテュードを撒き散らかしながら突っ走る②が開巻早々に太鼓判を押すように、今回はスラッシャーの本道へと復帰。勢い重視のラフい音作り、ヒステリックに叫び倒すハイピッチVo、腕利き料理人の包丁捌きの如く、刻んで刻んで刻みまくるGリフから、初期衝動に突き動かされるよう遮二無二に突撃するリズムまで、「スラッシュ・メタル」という概念をそのまま音像化したかのようなサウンドを、相変わらずのテンションの高さで展開してくれています。
ガリガリと回転するGリフがSLAYER風の③から、アグレッシ
…続き

LICH KING-Born of the Bomb-Lich King IV (Born of the Bomb) ★★★ (2014-10-29 21:30:08)

アルバムのラストを飾るお馴染み“LICH KING”シリーズ。
7分以上もある大作なれど、緩急?知ったことか!
とばかりに猛スピードで押しまくるスラッシュ・ナンバー。
ゲストにMORBID SAINTのメンバーも参加して
華麗なGソロを狂い咲かせてくれています。

LICH KING-Born of the Bomb-We Came to Conquer ★★★ (2014-10-28 23:09:03)

威勢の良い掛け声コーラスを導入に、
爆発的な疾走感から掻き毟るようなGソロ
ハイテンションに畳み掛けるVoまで
スラッシュ・メタルの権化の如きOPナンバー。
あと本作の隠し味はMANOWARでしょうかね。

LICH KING-The Omniclasm ★★★ (2017-11-12 23:00:25)

米スラッシュ・メタル・シーンの中堅選手となったマサチューセッツ州の5人組が、前作から5年ぶりとなる’17年に発表したニュー・アルバム。
間にシングルやEPのリリースがちょくちょく挟まれていたので、然程待たされた気はしないとは言え、何故こんなにブランクが空いてしまったのか?その理由は…いや全然知らんので誰か教えて欲しいぐらいなのですが、もしかすると本作発表後間もなく、これまでバンドの創作面を一手に担ってきたオリジナル・メンバーである、トム・マーティン(Vo)が脱退してしまったことと何か関係あんのか?と。つかLICH KINGの明日はどっちだ。
とまれ、音楽性の方は何一つ変わっちゃいません。どこかファニーな雰囲気も撒き散らす③や、7分以上の長尺が(全く走ることなく)重厚に迫り出して来る70年代HR風味の⑧辺りは今回の新機軸と言えるかもしれませんが、ラフネス優先の音作りの下、間断な
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LICH KING-The Omniclasm-Crossover Songs Are Too Damn Short ★★★ (2017-11-12 22:40:42)

“クロスオーバー・ソングはどれもクソ短い”の
タイトルに相応しく、1分ちょいのランニング・タイムを
畳み込むように突っ走るクロスオーバー・スラッシュ然とした
アグレッションを発散するスピード・ナンバー。
「クロスオーバー・ソングあるある」が綴られた歌詞も
最高なので、国内盤出して対訳付けて欲しい。

LICH KING-The Omniclasm-Lich King VI: The Omniclasm ★★★ (2017-11-12 22:59:09)

ラストに鎮座まします、ファンにはお馴染みLICH KINGシリーズ最新曲。
6分越えの長尺が物語る通り、スラッシュ・ナンバーとしての
攻撃性や疾走感は十二分に保ちつつ、アルバムの締め括り役に相応しい
ツインGを有用してドラマ性とスケール感もさらりと漂わす
堂々たる名曲に仕上がっています。

LICH KING-World Gone Dead ★★★ (2014-10-24 23:12:23)

猛るシャウト・スタイルのVo、殺伐と刻まれる摩擦係数高めのGリフ、そして楽曲に印象的なフックを構築するメロディック且つ正統派へヴィ・メタリックなツインGとが、さながら尿意を堪えてトイレに駆け込む小学生の如き忙しないリズムに乗り突っ走る、「BACK TO 80'S」なスラッシュ・メタル(ブレンド割合はEXODUS:5、SLAYER:3、VIOLENCE:2ぐらい)を実践する、アメリカはマサチューセッツ州チコピー出身の5人組、'10年発表の3rdアルバム。
イントロ①で焦らしてから一気にスパートをかけて来る②や、バンドのテーマ曲的な“LICH KING”シリーズ第3弾の⑩といった、彼らの面目躍如たる高速スラッシュ・ナンバーを最初と最後に配置。その間にはSLAYERの“AGRESSIVE PERFECTOR”のカヴァー⑨を収録して持ち前のスピード感覚に鈍りがないことを宣言する一方で、映画
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LICH KING-World Gone Dead-ED-209 ★★★ (2014-10-26 09:58:13)

ブルータルな暴れっぷりから、階段が降りられなくオロオロする姿まで、
フィル・ティペット渾身のアニメートが冴え渡る傑作ロボ、
『ロボコップ』のED-209を題材にしたスラッシュ・ナンバー。
ちゃんとジョーンズ副社長の誇らしげなプレゼンからスタート、
中盤にはED-209の警告がフィーチュアされ、機銃の発射速度とシンクロして
Gリフとリズムが刻まれるアレンジ、更にはエンディングでは
『ロボコップ』のテーマ曲までちょろっと引用されていたりと
満載の遊び心とクールなスラッシュ・ソングのカッコ良さとが
見事な融合をみた名曲。最高です。

LIEGE LORD-Master Control ★★★ (2014-08-19 22:43:09)

お盆に帰省した際、「確か持ってたよなぁ」とCD棚を漁って発掘して来たLIEGE LORDの3rdアルバム('88年)。JUDAS PRIESTをお手本にしながらも、バラード等の繊細な表現にはまるで興味を示さない辺りが、まさに王道アメリカン・パワー・メタルといった趣きの1枚です。
高音域でも迫力を損なわないVo、スラッシーに牙を剥くGリフ、そして「肉食ってんどー!」とばかりに叩き付けられるリズムとが、馬力にあかせて突進しまくる押しの強いサウンドは、シンガーのジョー・コミュー(当時はジョセフ・コミューと名乗っていた)が後に加入することになる、OVERKILLの初期スタイルに通じる作風と言えなくもないような?
尤も、RAINBOWの名曲のカヴァー④が象徴するように、ルーツは100%メタル!押忍!(推測)な本作にパンクっ気は皆無。全体を支配する体育会系然とした剛直な雰囲気に反して、2
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LIEGE LORD-Master Control-Fallout ★★★ (2014-08-21 23:22:07)

叙情的な導入に始まり、山あり谷ありで
本編中、最も高いドラマ性を発揮する
アルバムのラスト・ナンバー。
パワー重視のバンドのようでいて、
この曲において2本のGが煌くように紡ぎ出す
メロディには、繊細な構築力が感じられます。

LIEGE LORD-Master Control-Fear Itself ★★ (2014-08-21 23:11:34)

劇的なイントロだけでJUDAS PRIESTからの
影響は明らかですが、アクセルべた踏みの
猪突猛進っぷりや、直線的なサビメロは
スラッシュ/パワー・メタル的・・・というか
王道アメリカン・パワー・メタルの魅力を放っています。

LIEGE LORD-Master Control-Master Control ★★★ (2014-08-21 23:19:02)

アルバムのハイライト・ナンバーの一つ。
切迫感を煽り立てながら図太く疾走する曲調は
パワー・メタルの権化のようですが、
一方で2本のGがテクニカルなフレーズを
華咲かせる辺りは、いかにも80年代の
アメリカのバンドといった華やかな感触も
残してくれます。


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