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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 3301-3350
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LEVERAGE
LEVERAGE-Blind Fire
LEVERAGE-Blind Fire-Hellhorn
LEVERAGE-Blind Fire-Learn to Live
LEVERAGE-Blind Fire-Run down the Hill
LEVERAGE-Blind Fire-Shadow in the Rain
LEVERAGE-Circus Colossus
LEVERAGE-Circus Colossus-Wolf and the Moon
LEVERAGE-Tides
LEVERAGE-Tides-Dreamland
LEVERAGE-Tides-Marching to War
LEVERAGE-Tides-Superstition
LEVERAGE-Tides-WATERFALL
LICH KING
LICH KING-Born of the Bomb
LICH KING-Born of the Bomb-Lich King IV (Born of the Bomb)
LICH KING-Born of the Bomb-We Came to Conquer
LICH KING-The Omniclasm
LICH KING-The Omniclasm-Crossover Songs Are Too Damn Short
LICH KING-The Omniclasm-Lich King VI: The Omniclasm
LICH KING-World Gone Dead
LICH KING-World Gone Dead-ED-209
LIEGE LORD-Master Control
LIEGE LORD-Master Control-Fallout
LIEGE LORD-Master Control-Fear Itself
LIEGE LORD-Master Control-Master Control
LILLIAN AXE-Lillian Axe
LILLIAN AXE-Lillian Axe-Waiting in the Dark
LILLIAN AXE-Love + War
LILLIAN AXE-Love + War-Ghost of Winter
LILLIAN AXE-Poetic Justice
LILLIAN AXE-Psychoschizophrenia
LIMELIGHT-Limelight
LIMELIGHT-Limelight-Ashes to Ashes
LIMELIGHT-Limelight-Man of Colours
LIMELIGHT-Limelight-Metal Man
LION-Dangerous Attraction
LION-Dangerous Attraction-Never Surrender
LION-Dangerous Attraction-Shout It Out
LION-Dangerous Attraction-The Transformers (theme)
LIONHEART-Hot Tonight
LIONHEART-Hot Tonight-Die for Love
LIONHEART-Hot Tonight-Wait for the Night
LIONHEART-Second Nature
LIONHEART-Second Nature-Don't Pay The Ferryman (Chris De Burgh cover)
LIONHEART-Second Nature-Give Me The Light
LIONS PRIDE
LIONS PRIDE-Breaking out
LIONS PRIDE-Breaking out-A Real Friend
LIONS PRIDE-Breaking out-Let the Music Rule the World

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発言している31曲を連続再生 - Youtube



LEVERAGE ★★ (2007-12-02 00:42:00)

Gのツォーマス・ヘイッキネンと、Bのペッカ・ライピネンが中心となって、
フィンランドはヘルシンキにて結成された、ツインGとKeyを擁する6人組へヴィ・メタル・バンド。
メイン・ソングライターのGがリッチー・ブラックモアを信奉してるだけあって、
RAINBOWに北欧のバンドらしい透明感を加えたかのようなサウンドは、
哀しく、そしてドラマティックで、特に、確かな歌唱力で胸に沁みる
歌メロを歌いこなすペッカ・ヘイノのVoは、このバンドの大きな武器かと。
1st発表以降、あまり目立った活動の情報は日本には入ってこないが、
最近、国内盤がリリースされたフィンランドのソロ・アーティスト、
アリ・コイヴネンのデビュー作に、ツォーマスが“HEARTSTEALER"という
疾走チューンを提供している。

LEVERAGE-Blind Fire ★★ (2008-02-07 22:17:00)

1st『TIDES』がフィンランドの国内チャートで健闘、イタリアのFRONTIER RECORDSとは、アルバム複数枚の契約を交わす等、
ポジティブな活動を繰り広げる、ツインGにKeyを擁する6人組HRバンドが、前作から約2年振りに発表した2ndアルバム。
クラシカルな速弾きから泣きのソロまでこなすG、如何にも北欧的な透明感と、スケール感を演出するKey、
そして絶品の歌唱力で、悲哀に満ちたメロディを歌い上げるVoと、妙な冒険心を起こすことなく、
前作で披露した美点を素直に受け継ぎ伸ばした作風は、相変わらず叙情的で、プログレッシブで、ドラマティック。
劇的なイントロ一発で、聴き手のハートを鷲掴みにする①に始まり、LEVERAGEというバンドの魅力が判り易く詰め込まれた
様式美HRチューン③⑤⑧、北欧版SAVATAGEといった趣きの④、感動的なバラード⑦
…続き

LEVERAGE-Blind Fire-Hellhorn ★★ (2008-02-09 00:21:10)

角笛の音色からスタートする、へヴィでダーク、
シリアス且つドラマティックなミドル・チューン。
ゴシック・テイストも有り。
メロディックなGソロが印象に残ります。

LEVERAGE-Blind Fire-Learn to Live ★★★ (2008-02-09 00:25:21)

本編ラストを締め括る、ドラマティックなバラード。
悲哀に満ちたメロディを歌うVoがとにかく最高で、
べらぼうなハイトーンが出るわけでも、個性的な声質を
しているわけでもないが、中音域を駆使して
情感豊かに歌い上げるその歌唱は、ひたすら胸に沁みます。

LEVERAGE-Blind Fire-Run down the Hill ★★ (2008-02-09 00:14:52)

KeyとGのバトルも聴ける、
LEVERAGEというバンドの魅力が判り易く詰め込まれた、
アップテンポの様式美HRチューン。

LEVERAGE-Blind Fire-Shadow in the Rain ★★ (2008-02-09 00:16:50)

ドラマティックな導入部で「掴みはOK」となる、
まさにOPナンバーに相応しいHRチューン。
フックに富む歌メロと、スリリング且つ劇的なGソロも○。

LEVERAGE-Circus Colossus ★★ (2009-11-30 22:25:00)

上手いVoに上手いG、楽曲を壮麗に飾り立てるKeyと分厚いコーラス・ハーモニー、それに北欧のバンドならではの
ヒンヤリとした冷気を孕む叙情メロディに彩られた劇的な楽曲の数々・・・と、格調高い
北欧正統派HMサウンドを聴かせてくれるフィンランドの6人組が'09年に発表した3rdアルバム。
シンフォニックな序曲①に導かれアルバムの開巻を飾る、前2作を大きく上回るスケール感を有したドラマティックな
名曲②を聴いただけで、本編のクオリティに対する期待は高まるが、実際、③以降の流れでその期待が裏切られる事はない。
プログレ・メタル的な凝った曲展開とアレンジで聴かせきる④や、VAN HALEN風のメジャー・キーを用いたKeyリフが
印象的なアクセントとなっている⑦など新味を備えた楽曲を収録しつつも、要所を締めるのは②⑤⑨⑩といった
キャッチーな疾走感が心地良
…続き

LEVERAGE-Circus Colossus-Wolf and the Moon ★★★ (2009-11-30 22:33:47)

前2作を大きく上回るシンフォニックなドラマ性で
聴き手を圧倒する、劇的極まりないアルバムのOPナンバー。

LEVERAGE-Tides ★★ (2007-12-02 00:13:00)

最近買ったCDの中でも、大当たりに分類されるフィンランドのソロ・アーティスト、アリ・コイヴネンの
デビュー作『FUEL THE FIRE』に、そう言えばここのメイン・ソングライターであるGが楽曲を提供してたっけな~と、
久し振りに引っ張り出して聴いてみたけど、うん、やはり素晴しい作品ですよ、これは。
本作は、フィンランド出身のKey、ツインGを擁する6人組の正統派へヴィ・メタル・バンドが、'06年に発表した
デビュー作で、リッチー・ブラックモアを師と仰ぐ、高い作曲能力と腕前を備えたG、見事な歌唱を披露するVo、
美しい旋律を紡ぐプログレ風味のKeyが核となって生み出す収録曲の数々が、とにかく絶品。
格調高いピアノのイントロから勢いよくスタートする①、叙情性の滲むサビメロにグッとくる②、キャッチーなサビと
緩急の効いた曲展開が素晴しい④、アコギによ
…続き

LEVERAGE-Tides-Dreamland ★★★ (2007-12-02 00:20:51)

アップテンポな曲調とキャッチーなサビメロ、
全体を貫く如何にも北欧のバンド的な哀愁と透明感、
そしてドラマティックな曲展開と、
まったく聴き手に突っ込む隙を与えない名曲。

LEVERAGE-Tides-Marching to War ★★★ (2007-12-02 00:25:30)

戦争をテーマに取り上げた楽曲だけあって、荒々しく勇ましく、
それでいて哀しげな雰囲気を含んだGリフがこの曲の肝。

LEVERAGE-Tides-Superstition ★★★ (2007-12-02 00:11:31)

とにかく歌メロが絶品なのよ。
よくこんな悲哀に満ちた歌メロを思いつくな~
と、泣きながら感心してしまうぐらい、歌メロが良い。
勿論、北欧的な叙情性に彩られた、素晴しい楽曲が
あってこその話なわけだが。

LEVERAGE-Tides-WATERFALL ★★★ (2007-12-02 00:28:19)

Keyが演出する、如何にも北欧のバンドらしい
水晶の如き透明感を纏って疾走するメタル・チューン。
とてもボーナス・トラックとは思えないクオリティを備える。

LICH KING (2014-10-24 23:09:22)

世界に名だたる名門校が軒を連ねるアメリカはマサチューセッツ州出身ながら、頭空っぽにして楽しめる単純明快な「NEW OLD-SCHOOL THRASH METAL」を追求する5人組。
Voのトム・マーティン(BONDED BY BLOODのバンド・ロゴを手掛けたのはこの人だとか)により'06年に結成され、これまでに数本のデモやEP、そして4枚のフル・アルバムを発表。
ブラック・メタルや他所のスラッシュ・バンド(特にGAMA BOMB)を挑発するような言動や歌詞の数々、かと思えばMANOWARにリスペクトを表明してみたり、また'11年には8ビット音源でファミコン風スラッシュ・サウンドを再現した異色の企画盤『SUPER RETRO THRASH』を発表したりと、血気盛んな活動を繰り広げつつ現在に至る。

LICH KING-Born of the Bomb ★★★ (2014-10-27 23:13:34)

お遊び盤『SUPER RETORO THRASH』で「8ビット・スラッシュ」なる新たなジャンルを開拓して(?)、ファンを引っ繰り返らせつつ楽しませたLICH KING、'13年発表の4thアルバム。(『SUPER~』もカウントするなら5thだけど)
野郎コーラスに先導されて、MANOWARばりに高圧的なアティテュードを撒き散らかしながら突っ走る②が開巻早々に太鼓判を押すように、今回はスラッシャーの本道へと復帰。勢い重視のラフい音作り、ヒステリックに叫び倒すハイピッチVo、腕利き料理人の包丁捌きの如く、刻んで刻んで刻みまくるGリフから、初期衝動に突き動かされるよう遮二無二に突撃するリズムまで、「スラッシュ・メタル」という概念をそのまま音像化したかのようなサウンドを、相変わらずのテンションの高さで展開してくれています。
ガリガリと回転するGリフがSLAYER風の③から、アグレッシ
…続き

LICH KING-Born of the Bomb-Lich King IV (Born of the Bomb) ★★★ (2014-10-29 21:30:08)

アルバムのラストを飾るお馴染み“LICH KING”シリーズ。
7分以上もある大作なれど、緩急?知ったことか!
とばかりに猛スピードで押しまくるスラッシュ・ナンバー。
ゲストにMORBID SAINTのメンバーも参加して
華麗なGソロを狂い咲かせてくれています。

LICH KING-Born of the Bomb-We Came to Conquer ★★★ (2014-10-28 23:09:03)

威勢の良い掛け声コーラスを導入に、
爆発的な疾走感から掻き毟るようなGソロ
ハイテンションに畳み掛けるVoまで
スラッシュ・メタルの権化の如きOPナンバー。
あと本作の隠し味はMANOWARでしょうかね。

LICH KING-The Omniclasm ★★★ (2017-11-12 23:00:25)

米スラッシュ・メタル・シーンの中堅選手となったマサチューセッツ州の5人組が、前作から5年ぶりとなる’17年に発表したニュー・アルバム。
間にシングルやEPのリリースがちょくちょく挟まれていたので、然程待たされた気はしないとは言え、何故こんなにブランクが空いてしまったのか?その理由は…いや全然知らんので誰か教えて欲しいぐらいなのですが、もしかすると本作発表後間もなく、これまでバンドの創作面を一手に担ってきたオリジナル・メンバーである、トム・マーティン(Vo)が脱退してしまったことと何か関係あんのか?と。つかLICH KINGの明日はどっちだ。
とまれ、音楽性の方は何一つ変わっちゃいません。どこかファニーな雰囲気も撒き散らす③や、7分以上の長尺が(全く走ることなく)重厚に迫り出して来る70年代HR風味の⑧辺りは今回の新機軸と言えるかもしれませんが、ラフネス優先の音作りの下、間断な
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LICH KING-The Omniclasm-Crossover Songs Are Too Damn Short ★★★ (2017-11-12 22:40:42)

“クロスオーバー・ソングはどれもクソ短い”の
タイトルに相応しく、1分ちょいのランニング・タイムを
畳み込むように突っ走るクロスオーバー・スラッシュ然とした
アグレッションを発散するスピード・ナンバー。
「クロスオーバー・ソングあるある」が綴られた歌詞も
最高なので、国内盤出して対訳付けて欲しい。

LICH KING-The Omniclasm-Lich King VI: The Omniclasm ★★★ (2017-11-12 22:59:09)

ラストに鎮座まします、ファンにはお馴染みLICH KINGシリーズ最新曲。
6分越えの長尺が物語る通り、スラッシュ・ナンバーとしての
攻撃性や疾走感は十二分に保ちつつ、アルバムの締め括り役に相応しい
ツインGを有用してドラマ性とスケール感もさらりと漂わす
堂々たる名曲に仕上がっています。

LICH KING-World Gone Dead ★★★ (2014-10-24 23:12:23)

猛るシャウト・スタイルのVo、殺伐と刻まれる摩擦係数高めのGリフ、そして楽曲に印象的なフックを構築するメロディック且つ正統派へヴィ・メタリックなツインGとが、さながら尿意を堪えてトイレに駆け込む小学生の如き忙しないリズムに乗り突っ走る、「BACK TO 80'S」なスラッシュ・メタル(ブレンド割合はEXODUS:5、SLAYER:3、VIOLENCE:2ぐらい)を実践する、アメリカはマサチューセッツ州チコピー出身の5人組、'10年発表の3rdアルバム。
イントロ①で焦らしてから一気にスパートをかけて来る②や、バンドのテーマ曲的な“LICH KING”シリーズ第3弾の⑩といった、彼らの面目躍如たる高速スラッシュ・ナンバーを最初と最後に配置。その間にはSLAYERの“AGRESSIVE PERFECTOR”のカヴァー⑨を収録して持ち前のスピード感覚に鈍りがないことを宣言する一方で、映画
…続き

LICH KING-World Gone Dead-ED-209 ★★★ (2014-10-26 09:58:13)

ブルータルな暴れっぷりから、階段が降りられなくオロオロする姿まで、
フィル・ティペット渾身のアニメートが冴え渡る傑作ロボ、
『ロボコップ』のED-209を題材にしたスラッシュ・ナンバー。
ちゃんとジョーンズ副社長の誇らしげなプレゼンからスタート、
中盤にはED-209の警告がフィーチュアされ、機銃の発射速度とシンクロして
Gリフとリズムが刻まれるアレンジ、更にはエンディングでは
『ロボコップ』のテーマ曲までちょろっと引用されていたりと
満載の遊び心とクールなスラッシュ・ソングのカッコ良さとが
見事な融合をみた名曲。最高です。

LIEGE LORD-Master Control ★★★ (2014-08-19 22:43:09)

お盆に帰省した際、「確か持ってたよなぁ」とCD棚を漁って発掘して来たLIEGE LORDの3rdアルバム('88年)。JUDAS PRIESTをお手本にしながらも、バラード等の繊細な表現にはまるで興味を示さない辺りが、まさに王道アメリカン・パワー・メタルといった趣きの1枚です。
高音域でも迫力を損なわないVo、スラッシーに牙を剥くGリフ、そして「肉食ってんどー!」とばかりに叩き付けられるリズムとが、馬力にあかせて突進しまくる押しの強いサウンドは、シンガーのジョー・コミュー(当時はジョセフ・コミューと名乗っていた)が後に加入することになる、OVERKILLの初期スタイルに通じる作風と言えなくもないような?
尤も、RAINBOWの名曲のカヴァー④が象徴するように、ルーツは100%メタル!押忍!(推測)な本作にパンクっ気は皆無。全体を支配する体育会系然とした剛直な雰囲気に反して、2
…続き

LIEGE LORD-Master Control-Fallout ★★★ (2014-08-21 23:22:07)

叙情的な導入に始まり、山あり谷ありで
本編中、最も高いドラマ性を発揮する
アルバムのラスト・ナンバー。
パワー重視のバンドのようでいて、
この曲において2本のGが煌くように紡ぎ出す
メロディには、繊細な構築力が感じられます。

LIEGE LORD-Master Control-Fear Itself ★★ (2014-08-21 23:11:34)

劇的なイントロだけでJUDAS PRIESTからの
影響は明らかですが、アクセルべた踏みの
猪突猛進っぷりや、直線的なサビメロは
スラッシュ/パワー・メタル的・・・というか
王道アメリカン・パワー・メタルの魅力を放っています。

LIEGE LORD-Master Control-Master Control ★★★ (2014-08-21 23:19:02)

アルバムのハイライト・ナンバーの一つ。
切迫感を煽り立てながら図太く疾走する曲調は
パワー・メタルの権化のようですが、
一方で2本のGがテクニカルなフレーズを
華咲かせる辺りは、いかにも80年代の
アメリカのバンドといった華やかな感触も
残してくれます。

LILLIAN AXE-Lillian Axe ★★ (2012-11-21 22:38:08)

『POETIC JUSTICE』で初めてLILLIAN AXEサウンドに触れ、その後、遡って'88年リリースのこのデビュー作を聴いた時は、叙情性や繊細さよりもLAメタル然としたノリの良さが勝りがちな作風に「あれれ?」ってな感想を抱いたことを思い出します。何せ、本編の幕が上がってのロン・テイラー(Vo)の第一声が「OH! YEAH!」ですからね。そりゃRATTのロビン・クロスビーがプロデュースするよね、と。
尤も、こうしたアメリカンでグルーヴィな要素もLILLIAN AXEの重要な個性の1つ。それに何より、既にスティーヴ・ブレイズのギタリストとしての、メロディ・メイカーとしての才能の煌きは③等を手始めに随所で確認することも出来ます。中でも、じんわりとした温もりを感じさせるバラード⑦、憂いと緊迫感を帯びた⑧、そしてアルバムのハイライトにして、LILLIAN AXE史に残るドラマティック
…続き

LILLIAN AXE-Lillian Axe-Waiting in the Dark ★★★ (2012-11-21 22:47:36)

どちらかと言えば明るいノリが支配的だった
デビュー作の中において、ダークな光沢を帯びた
歌詞と曲調が一際異彩を放つ超名曲。
猛烈な泣きとドラマティックな構築美を兼ね備えた
スティーヴ・ブレイズのGプレイは、既にこの時点で
只者じゃないオーラを纏っていますよ。

LILLIAN AXE-Love + War ★★ (2012-11-23 11:57:51)

アーティスティックな美しささえ感じさせる女性ヌードを戴くモノクロ調のアートワークも評判を呼んだ、'89年発表の2ndアルバム。当時、LILLIAN AXEの音は全く聴いたことがなかったのですが、雑誌等でも取り上げられたこのアルバム・ジャケットのことは妙に印象残っています。いや、単にスケベ心だけでなく。いやいや。
随所でこのバンドならではのリリカルなメロディ・センスを閃かせつつも、全体的に溌剌としたLAメタル・テイストが強く漂って来ていたセルフ・タイトルのデビュー作に比べ、より叙情性と構築美の底上げが図られた本作は、個人的に「LILLIAN AXEサウンド」と認識しているスタイルにぐっと近付いた感がある一方、まだまだ楽曲の完成度にバラつきは見られるのは、やはり過渡期の作品だからでしょうか。
殊にスティーヴ・ブレイズの劇的なGプレイは、冒頭の①②やダーク&ウェットな⑤、美麗なハー
…続き

LILLIAN AXE-Love + War-Ghost of Winter ★★★ (2012-11-23 12:01:35)

言い知れぬ物悲しさを伝える
侘びサビの効いた曲調と泣きのメロディが
冬の情景に「これでもか!」というぐらい
マッチするLILLIAN AXE史に残る名バラード。
イマジネーションを刺激される
タイトルからして最高ですよね。

LILLIAN AXE-Poetic Justice ★★ (2009-11-10 23:13:00)

とんちんかんなジャケット・アートワークに関しては擁護のしようもないが、名曲“THE PROMISED LAND"を
収録する等、内容の方は、前作『LOVE AND WAR』を最後にメジャー・レーベルからドロップしたとは思えぬ
充実っぷりを誇り、LILLIAN AXEの最高傑作とファンの間でも評価の高い'91年発表の3rdアルバム。
アメリカのバンドらしい快活さと、ポップでロマンティックな叙情メロディ、それに美麗なボーカル・ハーモニーが
同居したLILLIAN AXE流メロディアスHRサウンドは本作を以って完成の域へと至り、ここに収められた楽曲の
平均レベルの高さは、彼らのカタログの中でも屈指。取り分け、ロン・テイラーの暖かみのある歌声が映える
ハートウォーミングなバラード⑤や、民俗音楽調の旋律を奏でるアコギに耳奪われる⑨、そして、数あるLILIANE
…続き

LILLIAN AXE-Psychoschizophrenia ★★ (2009-11-13 22:53:00)

濁り気味のGサウンドや、へヴィさを増したリズム・セクションなど、当時ロック・シーンを席巻していた
グランジ・ミュージックからの影響を感じさせるダークな作風がファンの間で賛否両論を呼んだ、'93年発表の4thアルバム。
キャッチーでポジティブな空気が全体を包み込んでいた前作『POETIC JUSTICE』に比べ、今回はシリアスな
雰囲気漂わす楽曲を数多く収録。とは言え、ハートウォーミングなロン・テイラーのVo、劇的な構築美を備えた
スティーヴィー・ブレイズのG(相変わらずアコギの腕前が冴え渡る)、美麗なボーカル・ハーモニー、
そして繊細な泣きを湛えた叙情メロディetc・・・と、LILLIAN AXEの「肝」とでも言うべき魅力の数々は
しっかりと健在であり、特に、悲哀に満ちた泣きメロが胸に突き刺さる④、劇的且つメランコリックに盛り上がって行く⑦、

…続き

LIMELIGHT-Limelight ★★★ (2016-06-27 22:14:27)

マサ伊藤が「NWOBHM最強のバンドの一つ」と記す、英国はノッティンガムシャー、マンズフィールド出身で、マイクとグレンのスクリムショー兄弟を中心に結成された(活動開始は60年代まで遡るという)トリオ・バンドが、'80年に残した唯一のフル・アルバム。
「イギリスのRUSH」と評されただけあって、RUSH、YESを彷彿とさせる凝った曲展開やヒネリの効いたアレンジ、曲によってはメロトロンをフィーチュアする等、プログレ方面へのアプローチに余念のない本作ですが、軸足は飽くまでメタル側にキープ・オン・ロッキン。疾走感溢れるインスト・パートがスリリングなOPナンバー“GOING HOME”、ビートを効かせたダークな“KNIFE IN YOUR BACK”、タイトルからしてド直球のスピード・ナンバー“METAL MAN”、哀愁塗れの“MAMMA”から悲壮且つ重厚な大作曲“MAN OF COLOUR
…続き

LIMELIGHT-Limelight-Ashes to Ashes ★★★ (2016-06-28 22:05:09)

LIMELIGHT=“ASHES TO ASHES”と言っても
過言ではない、NWOBHN史にその名を刻む逸品。

DARK STARの“LADY OF MARS”、INCUBUSの“HELLEN TO TROY”と並ぶ
三大(NWOBHM限定)「影響元が“DOCTOR,DOCTOR”」な名曲ではないかと。

LIMELIGHT-Limelight-Man of Colours ★★★ (2016-06-28 21:48:45)

8分に及ばんとする重厚な曲展開、哀愁のVoとGが紡ぐ
泣きに満ちたメロディに、全編を物悲しげに包み込む
メロトロンの音色・・・。
LIMELIGHTのプログレッシブ・ロックへの傾倒が
最も強く表れている名曲です。

LIMELIGHT-Limelight-Metal Man ★★★ (2016-06-28 21:43:44)

“METAL MAN”という全くヒネリも何もない曲名に相応しく、
ひたすらストレートに飛ばす疾走ナンバー。
「イギリスのRUSH」と評されたLIMELIGHTですが
ここにはラッシュのラの字も見たりません。
その代わりGリフで押しまくる曲調はNWOBHM度満点。
素晴らしい。

LION-Dangerous Attraction ★★★ (2017-10-29 00:43:03)

不幸の波状攻撃に翻弄されながらも立ち向かう、大映ドラマのヒロインばりに健気な姿(?)が日本のHR/HMファンの胸を打ったBIG IN JAPAN筆頭LION、'87年発表の1stフル。(国内盤は『宿命の砦』なる副題あり)
とは言え、彼らが判官びいきのみで人気を集めたわけじゃないことは、タレント揃いのメンバーと、彼らによってクリエイトされる高品質な楽曲の数々からも明らか。元TYTANの英国人シンガー、カル・スワン(Vo)の情念迸るディープ・ボイスを活かしたサウンドは、基本的にはWHITESNAKE辺りからの影響を伺わせるヒンヤリとした哀感を身に纏うブリティッシュHMなのですが、そこにメタリックなエッジの鋭さや、ライブでの大合唱を誘うキャッチーなコーラス・ワーク、そして若きギター・ヒーロー、ダグ・アルドリッジのフラッシーなGプレイといった、LAメタル仕込みの華やかなエッセンスが加わるこ
…続き

LION-Dangerous Attraction-Never Surrender ★★★ (2012-06-03 02:16:54)

自分の中では「LION=この曲」ですね。
その昔、テレビでしょっちゅう放送されていた
B級アクション『処刑ライダー』という映画の
劇中歌に採用されていて、「このカッコイイ曲はなんぞ?」
と思ったのがLIONに興味を持つ切っ掛けでした。

LION-Dangerous Attraction-Shout It Out ★★★ (2017-10-29 23:13:36)

切り裂くように刻まれるGリフのカッコ良さにメタル魂が燃え上がります。
ライブではさぞかし盛り上がったであろうキャッチーなサビも熱い。
“NEVER SURRENDER”と並ぶアルバムのハイライト・ナンバー。
こうしたハードな楽曲でアルバムを締め括る姿勢も「買い」ですよ。

LION-Dangerous Attraction-The Transformers (theme) ★★★ (2017-10-29 23:09:21)

劇場版アニメ「トランスフォーマー」主題歌。
勇ましく、キャッチーで良い曲ですよね。
'93年に再発された『DANGEROUS ATTRACTION』の
スペシャル・エディション盤にボーナス・トラックとして追加収録されていました。
LIONは映画主題歌や挿入歌をぼちぼち手掛けているのですが
メジャーでの大ヒットが見込めないB級アクション、ホラー、アニメと
ジャンルが見事に偏っていて(作品自体の出来はさておき)
マネージメントやレコード会社の援護の弱さが透けて見えてしんみりしてしまうという。

LIONHEART-Hot Tonight ★★ (2008-03-12 22:11:00)

個人的にデニス・ストラットン(G)と言えば、現PRAYING MANTISのメンバーで、叙情的なHRサウンドが持ち味のバンドに、
隙あらばアメリカン・ロック・テイストを持ち込もうとする困った人、ってなイメージがあったのだが、そんなネガティブな
印象は、このLIONHEARTの'84年発表のデビュー作を聴いたら、綺麗サッパリ吹き飛んでしまった。
元々、生来のアメリカン・ロック嗜好が原因でスティーヴ・ハリスと対立、IRON MAIDENを去る羽目になったぐらいの人ゆえ、
そんな彼がイニシアチブを握って制作された本作は、NWOBHMや元メイデンといった肩書きや、勇ましいバンド名から
HM然としたノリを期待すると、大いに肩透かしを食らう事になる、ボーカル・ハーモニーとKey、そしてキラキラと眩い
アレンジをふんだんに取り入れた、ポップ且つキャッチーな産業ロック
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LIONHEART-Hot Tonight-Die for Love ★★★ (2008-03-12 22:19:24)

“WAIT FOR THE NIGHT"と並ぶ、
アルバムのハイライト・ナンバーの1つ。
たっぷりと哀愁を帯びつつも、ポップ且つキャッチーに
弾ける曲調が素晴しい。

LIONHEART-Hot Tonight-Wait for the Night ★★★ (2008-03-12 22:15:54)

邦題は「今宵 ザ・ナイト」。80年代やなぁ(笑)
それはともかく、楽曲は絶品。
洗練された産業ロック寄りの曲調で、
アルバムの出来の良さを確信させるに十分なOPナンバー。
哀愁と都会的なお洒落な雰囲気を演出する、
サックスの音色が非常に効果的。

LIONHEART-Second Nature ★★★ (2017-08-17 23:11:26)

英国のLIONHEART(スティーヴ・グリメットのLIONSHEARTに非ず)が、約30年ぶりに発表した2ndアルバム。
再編されたバンドのラインナップは、デニス・ストラットン(G)、ロッキー・ニュートン(B)、スティーヴ・マン(Key)のオリジナル・メンバーに加えて、旧知の間柄であるクライヴ・エドワーズ(Ds)、そしてSHYのリー・スモール(Vo)という布陣。1st『HOT TONIGHT』で素晴らしい喉を披露していたチャド・ブラウンの不参加を惜しみつつも、リーとてシンガーとしての実力は折紙付きゆえ不安は微塵もなし。LIONHEARTが得意とするハードポップ寄りの楽曲を歌うには声質的にやや「重い」かと思わなくもありませんでしたが、本作の方向性自体がハード気味に振られていることもあり、危惧したような違和感はありませんでしたね。
蔵出し音源集『UNEARTHED』収録曲のリレコ
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LIONHEART-Second Nature-Don't Pay The Ferryman (Chris De Burgh cover) ★★★ (2017-08-18 00:21:21)

アイルランドで活躍する英国人シンガー/ソングライター
クリス・デ・バーが'82年に英米でヒットさせた
『THE GATEWAY』収録曲のカヴァー…と教えて貰わなかったら
LIONHEARTのオリジナル曲と信じて疑わなかったであろうぐらい
見事にハマっている哀愁のHRナンバー。
(確かドイツのDOMAINもカヴァーしていたはず)

LIONHEART-Second Nature-Give Me The Light ★★★ (2017-08-18 00:25:24)

幻想的な“PRELUDE”からスタート。
仄かな哀愁を湛えつつ、煌びやかなKeyを身に纏って
爽やかに躍動する曲調は、まさしく往年の
LIONHEARTサウンドを現代にそのままよみがえらせたかのよう。
OPナンバーの大役を任されたのも納得の輝きを放つ名曲です。

LIONS PRIDE (2012-01-23 07:06:33)

「MAUSOLEUM CLASSIX」は、貴重音源の再発は非常にありがたかったものの、当時、CD化大国と持てはやされていた日本で贅沢に慣れきっていた身としては、海賊盤と紙一重(ブックレットがペラ紙1枚とか)のソリッド過ぎる仕様がネックとなって何となく購入に二の足を踏むシリーズだったのですが、最近は「贅沢抜かしてないで、もっと色々買っておけば良かった・・・」と悔やむ事しきり。
・・・で、そのMAUSOLEUM RECORDS所属バンドの中でも特にマニアから高い評価を受けていたのが、このLIONS PRIDE。

ttp://users.telenet.be/denofiniquitybe/lionspride.htm

上記リンク先のバンド・フォトで馬面のシンガーが着用している日章旗プリントのTシャツには、マジックで「有名」と手書きされているが、実際はインター
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LIONS PRIDE-Breaking out ★★ (2012-01-23 22:26:22)

ベルギー出身の5人組が'84年に残した唯一作で、聴き手に媚びない硬派な佇まいや雄々しいコーラスはACCEPTから、忙しないテンポ・チェンジが仕込まれた曲展開や、劇的に絡むツインGはIRON MAIDENからの影響が伺える、剛直なパワー・メタル・サウンドが全編に亘って炸裂する1枚。
Voが「超」の付く音痴っぷりを露呈しており、いっそメロディ無視で開き直る手もあったろうに、オヤジ臭い声質に反して案外真面目な好青年らしく、丁寧に歌い上げようとするあまり却って傷口を広げてしまっている感バリバリなのですが、ある意味、このVoがバンドの個性になっていると好意的に評価する事も可能・・・イヤイヤ、流石に無理がある。でも男泣きのへヴィ・バラード③に関しては、上手い/下手といった技術的な問題をぶっちぎった熱いエモーションの迸りに心打たれますよ。マジで。またパワーで押し切る⑤⑧のようなNWOBHM系の楽
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LIONS PRIDE-Breaking out-A Real Friend ★★★ (2012-01-24 22:56:19)

全編で炸裂する不器用な泣きっぷりに
男泣きを誘われるヘヴィ・バラード。
Voは率直に言ってヘタクソなのだが、
テクニックよりもエモーションに偏った
暑苦しい歌声が、この曲調には似合っています。
名曲。

LIONS PRIDE-Breaking out-Let the Music Rule the World ★★ (2012-01-24 22:50:02)

回転の速い鋭角的なGリフが疾走する
NWOBHMテイスト溢れるラスト・ナンバー。
この手の勢いで押しまくるタイプの楽曲では
Voの下手さもさほど気になりません。


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