この曲を聴け! 

火薬バカ一代さんのページ
火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 3501-3550
→PC向けページ
Tweet
MALICE-In the Beginning...-Godz of Thunder
MALICE-In the Beginning...-Hellrider
MALICE-In the Beginning...-Rockin' With You
MALICE-License to Kill
MALICE-License to Kill-Chain Gang Woman
MALICE-License to Kill-Murder
MALICE-License to Kill-Sinister Double
MALICE-License to Kill-Vigilante
MAMA'S BOYS-Growing Up the Hard Way
MAMA'S BOYS-Growing Up the Hard Way-Last Thing at Night
MAMA'S BOYS-Growing Up the Hard Way-Waiting for a Miricle
MAMA'S BOYS-Power and Passion
MANDATOR-Initial Velocity
MANDATOR-Initial Velocity-Black Rose
MANDATOR-Initial Velocity-Posers
MANDATOR-Perfect Progeny
MANIA-Changing Times
MANIFEST DESTINY
MANIFEST DESTINY-All Life All Minds
MANIFEST DESTINY-All Life All Minds-God Watchers
MANIFEST DESTINY-All Life All Minds-Paths of Thought
MANIFEST DESTINY-All Life All Minds-Private Crime
MANIFEST DESTINY-What You Fear
MANILLA ROAD-Open the Gates
MANOWAR
MANOWAR
MANOWAR-Battle Hymns
MANOWAR-Battle Hymns MMXI
MANOWAR-Battle Hymns MMXI-Battle Hymn
MANOWAR-Battle Hymns-Battle Hymn
MANOWAR-Fighting the World
MANOWAR-Fighting the World-Black Wind, Fire and Steel
MANOWAR-Gods of War
MANOWAR-Hail to England
MANOWAR-Hail to England-Hail to England
MANOWAR-Into Glory Ride
MANOWAR-Into Glory Ride-Gloves of Metal
MANOWAR-Kings of Metal
MANOWAR-Kings of Metal MMXIV
MANOWAR-Kings of Metal-Wheels of Fire
MANOWAR-Louder Than Hell
MANOWAR-Louder Than Hell-Outlaw
MANOWAR-Sign of the Hammer
MANOWAR-Sign of the Hammer-Guyana (Cult of the Damned)
MANOWAR-Sign of the Hammer-Guyana (Cult of the Damned)
MANOWAR-Sign of the Hammer-Thor (The Powerhead)
MANOWAR-The Lord of Steel
MANOWAR-The Lord of Steel-El Gringo
MANOWAR-The Triumph of Steel
MANOWAR-The Triumph of Steel-The Power of Thy Sword

 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 | 51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 | 61 | 62 | 63 | 64 | 65 | 66 | 67 | 68 | 69 | 70 | 71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 | 80 | 81 | 82 | 83 | 84 | 85 | 86 | 87 | 88 | 89 | 90 | 91 | 92 | 93 | 94 | 95 | 96 | 97 | 98 | 99 | 100 | 101 | 102 | 103 | 104 | 105 | 106 | 107 | 108 | 109 | 110 | 111 | 112 | 113 | 114 | 115 | 116 | 117 | 118 | 119 | 120 | 121 | 122 | 123 | 124 | 125 | 126 | 127 | 128 | 129 | 130 | 131 | 132 | 133 | 134 | 135 | 136 | 137 | 138 | 139 | 140 | 141 | 142


発言している24曲を連続再生 - Youtube



MALICE-In the Beginning...-Godz of Thunder ★★★ (2012-02-12 23:16:37)

身も心もJUDAS PRIESTになりきった名曲。
フォロワーもここまで徹底されれば、もはや至芸です。
ロブ・ハルフォードそっくりのハイトーンを
聴かせてくれるこのVo、今改めて聴き直すと、
8:2ぐらいでデーモン小暮成分も入っているような。

MALICE-In the Beginning...-Hellrider ★★★ (2011-03-02 22:39:55)

バイクのエンジン音をイントロに据えた導入部や
シャープなGリフ、小気味良い疾走感以上に、
ブライアン・アレンの歌唱が濃厚なJUDAS PRIEST臭を演出。
サビの歌い回しや、クライマックスのタイトル連呼パートなんて
ロブの生き写しで笑っちゃうやら感動するやら。

MALICE-In the Beginning...-Rockin' With You ★★ (2011-03-02 22:43:34)

重厚にアルバムのOPを飾るヘヴィ・ナンバー。
Gリフやリズム・パターン、サビの展開を聴くと、
ついつい「メ~タル・ゴォ~ッズ」と歌いたくなってしまいますが
そんな部分も含めて愛すべき名曲。

MALICE-License to Kill ★★ (2012-02-16 22:41:20)

JUDAS PRIESTが憑依したかの如き、LAのバンドらしからぬ劇的なブリティッシュHMサウンドを詰め込んだ1st『IN THE BEGINING』でデビューを飾ったMALICEなれど、プロデューサーをマイケル・ワグナーからマックス・ノーマンに代えた本2ndアルバムにおいては、逞しさを増し「ロブ・ハルフォードのそっくりさん」から「ロブ・ハルフォード型ハイトーン・シンガー」へとクラス・チェンジを果たしたジェイムズ・ニールの歌唱、ミッドテンポのヘヴィ・チューンが中核を成す本編の構成等、全体的にソリッドなアメリカンHM(LAメタル)テイストが強化されている印象を受ける。
このJUDAS PREIST成分の減量をプラス/マイナスどちらに評価するかは人それぞれだが、個人的には、身も心もJUDAS PRIESTになりきった“HELLRIDER”や“GODS OF THUNDER”のような強力
…続き

MALICE-License to Kill-Chain Gang Woman ★★ (2012-02-16 22:48:03)

荒々しく駆け抜ける
アップテンポのHMソング。
バックVoとして当時親交のあった
MEGADETHのデイヴ・ムスティンと
デイヴ・エレフソンが参加しています。

MALICE-License to Kill-Murder ★★★ (2012-02-16 22:46:10)

アグレッシブでキャッチー。
2ndアルバムの中では最も強く
JUDAS PRIEST風味が感じられた名曲です。

MALICE-License to Kill-Sinister Double ★★★ (2012-02-16 23:22:38)

いかにもマックス・ノーマン的な
ソリッドな音作りの援護射撃を受けて
良く伸びるハイトーンVoと楽器陣が
一体となって突き進む様が
まさに「メタル!」な2ndアルバムOPナンバー。

MALICE-License to Kill-Vigilante ★★ (2012-02-16 23:19:46)

ダーク且つ重厚に迫り来るヘヴィ・ナンバー。
LAのバンドらしからぬ劇的な構築美を放つ
Gソロが聴かせてくれますね。

MAMA'S BOYS-Growing Up the Hard Way ★★★ (2019-01-11 00:18:45)

パット(G)、ジョン(B)、トミー(Ds)のマクマナス三兄弟により結成されたアイルランドの電撃三銃士ことMAMA’S BOYSが、専任シンガーとしてキース・マレル(Vo)を迎え入れて4人編成となり、'87年に発表した5thアルバム。(邦題は『栄光へのハード・ウェイ』)
マネージメントとのトラブルや、末っ子トミーの白血病再発といった苦難を経てリリースに漕ぎ着けた本作で聴けるのは、マイルドな音作り、キースのスムーズで伸びやかな歌唱、脇に下がったリズムに格段にフィーチュア度の高まったKeyの存在といい、HR/HMというよりはガッツリAOR/産業ロックのフィールドに足を踏み入れたサウンド。哀愁のHRナンバー“夢見る逃亡者”に涙した古参ファン諸兄がこれ聴いて肩を落とした気持ちは非常によく分かりますし、自分も彼らの入門盤に本作を薦めることはまずありませんが、それでも個人的に初めて聴いたMAMA
…続き

MAMA'S BOYS-Growing Up the Hard Way-Last Thing at Night ★★★ (2019-01-12 23:28:22)

“夜に抱かれて”という邦題に相応しく
何となくピロートークでも始まりそうな
アダルトで気怠い哀愁漂うインスト・ナンバー。
パット・マクマナスの泣きのGプレイはやはり絶品ですよ。

MAMA'S BOYS-Growing Up the Hard Way-Waiting for a Miricle ★★★ (2019-01-12 23:26:30)

邦題は“勝利へのミラクル”
格段に上がったKeyのフィーチュア度とキース・マレルのスムースな歌唱のお陰で
気分は洗練されたメロハーといった趣きですが
白血病を患う末弟トミー・マクマナスに対する思いを綴った歌詞といい
骨の太い泣きを伴ったパットのGプレイといい、
一皮剥けばその下にはMAMA'S BOYSらしい熱い血潮が
変わることなく脈打っていることが伝わってくる名曲ですよ。

MAMA'S BOYS-Power and Passion ★★ (2014-09-10 23:16:59)

HR/HMファンにとって「三銃士」と言えば、アレクサンドル・デュマでもプロレスラーでもなく、アイルランドの「電撃三銃士」ことMAMA'S BOYSで決まり!・・・とは別に限らんでしょうが。ともあれ本作は彼らが'85年に発表し、バンドの代表作として広く認知されている4thアルバム。
マクマナス三兄弟が阿吽の呼吸で繰り出す、骨太でソリッドなハード・ロックンロールを基本にしつつも、アンセミックなOPナンバーを始め、一層強化されたコーラス・ワークやKeyを適宜取り入れたアレンジ等からは、当時日の出の勢いだったLAメタルからの影響が如実に感じ取れます。
そうした音楽性の変化が時代の波にマッチして、英米両チャートで好リアクションを得た本作なれど、サウンドをヘヴィ・メタリックに引き締める故トミー・マクマナス(Ds)のパワー・ヒッティングや、ロックンロールを演っても決して明るくなりきれない泣
…続き

MANDATOR-Initial Velocity ★★★ (2017-12-04 22:51:33)

MYSTO DYSTO名義でアルバム1枚を残したオランダ出身の5人組が、ドイツのインディ・レーベルとの契約を機に、よりワールド・ワイドな活動を視野に入れてバンド名をMANDATORと改名(他にもNIGHTMAREやGOBLINも候補だったそうだが同名バンド多数のためボツった)。’88年に発表した再出発デビュー作がこれ。
トレブリーな音色でガンガン暴れ回る「好きやねん、スティーヴ・ハリス」な新Bの演奏にリードされ突き進む、IRON MAIDENからの影響を根っこに据えた荒っぽいパワー/スピード・メタル…という基本スタイルはMYSTO DYSTO時代から変わりなし。と同時に今作では、彼らの主戦場たる欧州でのスラッシュ・メタル人気の高さを踏まえ、噛み付くようなアグレッション剥き出しに歌うVo、ササクレ感倍増のGリフ、畳み掛けるリズム等々、よりスラッシュ・メタル・テイストの底上げが図られて
…続き

MANDATOR-Initial Velocity-Black Rose ★★★ (2017-12-05 00:12:07)

MYSTO DYSTO時代を思わせるパワー・メタル・ナンバーながら
ササクレたGリフの刻み具合からはスラッシュ臭も漂います。
そんな本曲の主役は間違いなく2本のG。
前半の弾きまくりから、スロウダウンしてじっくり聴かせにかかる
後半まで、縦横無尽、メロディックに駆け巡って曲展開を
ドラマティックに彩ってくれています。

MANDATOR-Initial Velocity-Posers ★★★ (2017-12-05 00:20:35)

イントロ聴いた時はMETALLICAの“FOR WHOM THE BELL TOLLS”
のカヴァーかと思いましたよ。
イントロ後は、劇的なツイン・リードGを伴ったスラッシーな疾走に転じる、
MADATORの魅力が分かり易く体現された逸品です。

MANDATOR-Perfect Progeny ★★ (2017-12-05 23:27:12)

専任シンガーが脱退した穴を、GがVoも兼任する形で埋めて’89年に発表されたMANDATORの2ndアルバム。
演奏に安定感が出て来て、リフやリズムの刻みは一層スラッシュ・メタル然としたものとなり、新Voの歌唱法がかなりジェイムズ・ヘッドフィールドを意識したスタイルだったり、またこれまで以上に曲展開にテクニカルな起伏が仕掛けられていたりと、前作が「IRON MAIDEN影響下のパワー・メタル」だったとするならば、今作におけるサウンドは「METALLICA影響下のスラッシュ・メタル」といったところでしょうか。
収録曲の多くが6~7分台と、大作志向が目立ち始めた本編は、(後にメンバーが反省している通り)豊富なアイデアを上手くまとめきれていない印象で、曲によっては少々ダレるというか、即効性に関しては前作に今一歩及ばない印象が無きにしも非ず。しかしスラッシーな疾走感と、ツインGが紡ぐ
…続き

MANIA-Changing Times ★★★ (2016-05-15 00:18:01)

後にABRAXASに合流するクリス・クラウケ(Vo)が在籍していたドイツ・ハンブルグ出身の5人組が、’89年にNOISE RECORDSに残した唯一のフル・アルバム。
結成は'82年とその歴史は結構長く、ゆえに音楽性も「ドコドコ疾走するツーバスの上にハイトーンVoがゆったりしたメロディを乗せる」例のお約束スタイルよりももうちょい荒々しく、印象的なツインGのハモリが散りばめられたパワーメタル・サウンドは、初期HELLOWEENにNWOBHMからの影響を掛け合わせたような感じ。
油断するとすぐ声が引っ繰り返りそうになるVoの危なっかしさ等、全体を覆う垢抜けなさはとても万人向けとは言い難い。しかし、それでもHELLOWEENフォロワーの域を脱せんとする意気込み漲る今作では、アンドレアス・マーシャルが手掛けたアートワーク(バンドのトレードマーク「マフティー君」も健在)のみならず、どこ
…続き

MANIFEST DESTINY ★★ (2010-06-23 23:30:00)

アメリカ覇権主義時代のスローガン「明白なる使命」(MANIFEST DESTINY)から
バンド名を頂いて、80年代末にオクラホマ州はスティルウォーターにて誕生。
2本のデモテープを制作する傍ら、D.R.I.やFORTE、OLIVER MAGNUMといった、同郷ないし
アメリカ西部に拠点を置くバンドのツアーに同行、腕を磨きながら知名度を高めていく。
'95年に制作した3本目のデモテープが、ドイツのインディ・レーベルCRAZY LIFEの目に留まり
ディールを締結。翌'96年に1st『ALL LIFE ALL MAINDS』を発表してデビューを飾った。
国内盤も出たこの作品で聴く事が出来るのは、トレンドに左右されない、良質且つオーセンティックな
アメリカン・パワー/スラッシュ・メタルだったが、なぜか日本ではパッとした評価を得る事が叶わず、

…続き

MANIFEST DESTINY-All Life All Minds ★★ (2010-06-23 23:28:00)

オクラホマ州はスティルウォーター出身の5人組が、独インディーズのCRAZY LIFE RECORDSから
'96年に発表した1stアルバムにして日本デビュー作。
国内盤の帯には「ネオ・スラッシュ」なる単語が踊っているが、実際のところ本作で聴くことが出来るのは、
全盛期のVICIOUS RUMORSやMETAL CHURCH、マイナーどころではPOWERMAD、同郷の先輩バンドFORTEといった
バンドの名前が思い浮かぶ、非常にオーセンティックなアメリカン・パワー/スラッシュ・メタル。
欧州のバンドに比べると、メロディのフックやドラマティックな曲展開の機微などには欠けるが、その分、
ぶっきらぼうな歌い回しがジェイムズ・ヘッドフィールドを思わせる男臭いVoと、強靭なリフの壁を築く
ツインG、小気味良く鳴りまくりリード楽器の役割も果たすB、それに音数の
…続き

MANIFEST DESTINY-All Life All Minds-God Watchers ★★ (2010-06-26 00:27:24)

これぞアメリカン・パワー/スラッシュ・メタル!
といった趣きでガンガン押し出してくる
重厚感溢れるパワー・チューン。

MANIFEST DESTINY-All Life All Minds-Paths of Thought ★★★ (2010-06-23 23:44:30)

パワー、スピード、メロディと三拍子揃った
MANIFEST DESTINYの1stデモのタイトル・トラックにして、
デビュー作のハイライト・ナンバー。
のみならず、「90年代の隠れた名曲コンテスト」を開催した日にゃ
上位に食い込むこと間違いなしの名曲。
スラッシュ/パワー・メタル・ファンなら聴かずに死ぬ事なかれ。

MANIFEST DESTINY-All Life All Minds-Private Crime ★★ (2010-06-26 00:31:40)

“PATHS OF THOUGHT"と双璧を為す
本編屈指のスピード・ナンバー。
噛み付くように歌うVo、強靭なリフ・ワークから
メロディアスなソロまで澱みなくこなすG、
ゴキゴキと鳴りまくり、楽曲をビルドアップするB、
いずれの要素もカッコイイ。

MANIFEST DESTINY-What You Fear ★★ (2010-06-27 21:48:00)

シンガーの交通事故死という悲劇を乗り越えて、'97年に発表された2ndアルバム。
新Voの声質は故スティーヴ・ブライアントと同タイプで、基本的には前作で披露した
アメリカン・パワー/スラッシュ・メタル路線を踏襲しているが、この時代、そして制作経緯からも
想像がつく通り、案の定、本作は暗い怒りに満ちたへヴィネス重視の作風に仕上がっており、
新Voのメロディに無頓着な歌唱スタイルと、ダウン・チューニングの施された音作り、
そしてシンプルでラフなサウンド・プロダクションも、そうした印象に拍車を掛けている。
但しこのバンドの場合、それでもちゃんと楽曲が疾走感を保ち続けているのが、他の多くの
パワー/スラッシュ系バンドとは異なる点で、ザクザクと刻まれる強靭なGリフが、パワフル且つスピーディに
突進する③⑤辺りの楽曲は迫力十分のカッコ良さ。(全体的にス
…続き

MANILLA ROAD-Open the Gates ★★ (2014-08-27 23:46:12)

エピック・メタルの開祖として海外ではカルトな支持を集めるアメリカはカンザス州ウィチタ出身のトリオが、'85年に発表した4thアルバム。
エピック・メタルと聞くと、マッチョなバイキングが血の雨降らせて大暴れする姿を思い浮かべるやもしれませんが、清々しいぐらいにオシャレ感とかモテ要素を感じさせないルックスのメンバーと、貧相なサウンド・プロダクションによって生み出される、猛烈なシケシケ感に覆われた本作には、そうした派手で猛々しいノリは薄め。バイキングつっても、他所の土地への侵略とか大移動とかには余り興味なさそうで、自宅でまったりしてる方が落ち着くインドア派バイキング的というか。
スロー~ミドルハイ・テンポのリズムに、シンプルなメロディを乗せて押し出してくる楽曲は、曲調にしろ曲展開にしろ華を欠けていて、正直かなりオッサン臭いのですが、どっこい。繰り返し聴き込むことによって味わいを増す
…続き

MANOWAR (2016-05-26 23:22:55)

明らかに迷走している感のあったここ数年の活動を振り返ると
驚くと共に「やはり・・・」と、ある程度納得する部分が無きにしも非ず。
でもやはりファンとしては寂しいですね。
SCORPIONSみたく、フェアウェルツアーやってみて「やっぱ解散なしよ」でも
全然オッケーなのですが。

MANOWAR (2016-05-29 08:40:36)

初来日公演を川崎クラブチッタまで見に行ったのですが
その時もエリック・アダムスは「すぐまた戻って来るからな!」と
力強く宣言してましたからね。
それから再来日まで20年近く待たされたことを考えると
MANOWARタイムの「すぐに」は俗世での「だいぶ」に
相当すると思った方が良い…なんて。
LOUD PARKのトリ話が本当だと良いですね。

MANOWAR-Battle Hymns ★★★ (2007-06-05 21:36:00)

'82年発表の記念すべきデビュー作。レコード会社と契約を交わす時、自分達の血でサインとか、国内盤の邦題が『地獄の鎮魂歌』だったとか、語り継がれる仰々しいエピソードの数々に反して、内容は明るいメロディを持った、ノリの良い楽曲が大半を占める。
尤も、ロックンロール・テイストはMANOWARというバンドを構成する重要な一要素なので、本作をして「異色作」と呼ぶには当たらない。それにアルバム中盤以降には、俳優のオーソン・ウェルズの語りをフィーチュアした⑥、ファンにはライブのエンディング曲としてお馴染みの、劇的極まりない⑧といったドラマチックな名曲が並び、実際のところ、聴き終えた後の印象は2nd以降のアルバムと大差ない感じ。
バンドの2枚看板であるジョーイ・ディマイオ閣下のBと、エリック・アダムスの超絶Voは既にその存在感を存分に発揮していて、前者はクラシックの有名曲をベース1本でカヴァ
…続き

MANOWAR-Battle Hymns MMXI ★★★ (2011-02-05 20:01:04)

アルバム・タイトルと、マッチョな色使いで上書きされたアートワークが物語る通り、'82年発表のデビュー作『BATTLE HYMNS』を現代の録音技術とメンバーの技量を持って録り直した作品。
一瞬「何で今?」と首を捻ってしまったが、元々『BATTLE~』は貧弱なサウンド・プロダクションが足を引っ張っていた作品ゆえ、このリレコーディングはファンとしては願ったり叶ったり。
デビュー当時とは比較にならない貫禄と説得力に思わず平れ伏すエリック・アダムスのVo、豪快且つ強靭なジョーイ・ディマイオのB、ロス・ザ・ボスよりもHM度の高いGプレイでサウンドを引き締めるカール・ローガン、そして威厳溢れるドラミングで、嘗ての己を遥か彼方へと吹き飛ばしてみせたド二ー・ヘムズィクの存在を得て、一層のドラマ性と鋼の如き硬質感を獲得した収録曲の数々は、聴いてるだけで無心に頭を振りたくなるカッコ良さ。

…続き

MANOWAR-Battle Hymns MMXI-Battle Hymn ★★★ (2011-02-05 22:16:06)

オリジナル・バージョンを完全に凌駕する迫力と
ドラマ性を獲得したリメイク・バージョン。
威厳に満ちたエリックのVo、マッチョなジョーイのB、
メタリックなカール・ローガンのGも良いが、
何と言ってもこの曲最大の聴き所は、
デビュー当時の大人しさが嘘のような
ラウド且つダイナミックな叩きっぷりを披露する
ド二ーのドラム・プレイ。
つーかこの人、いつの間に出戻ってたの?

MANOWAR-Battle Hymns-Battle Hymn ★★★ (2007-06-09 01:10:12)

必ずライブのエンディングで演奏される超名曲。
まさに「地獄の鎮魂歌」(?)
1st収録バージョンは、オモチャの太鼓みたいにチープな
ドラム・サウンドがイマイチなので、
個人的にはスコット・コロンバスの雷鳴の如きドラミングが堪能できる
劇的さ4割増しのライブ・バージョンを聴く事をお薦めしたい。

MANOWAR-Fighting the World ★★ (2007-06-07 21:39:00)

メジャー・レーベルのATCOに移籍して'86年に発表された、MANOWAR史上最大の問題作として知られる5thアルバム。
かつては「こんなポップなアルバムはらしくない」「ジャケットもKISSの『DESTROYER』のパクリじゃん」とボロクソに貶されていたが、現在ではどちらかと言えば「前半(①②③④)に明るめの曲が並ぶだけで、後半はいつも通りのMANOWAR節が堪能できる作品」との、冷静な評価がファンの間では大勢を占める。
個人的にも本作の作風は、ポップではなく「元気溌剌」と表現したいところだし、もしポップに聴こえるのなら、それは楽曲よりも、クリーンでカラッと垢抜けた、健康的(?)なサウンド・プロダクションに因るところが大きいと思われ。
まぁ、では(今じゃライブの重要なレパートリーとなった①は兎も角)問題の②③④といった楽曲は優れた出来なのか?と問われれば「それほどでもな
…続き

MANOWAR-Fighting the World-Black Wind, Fire and Steel ★★★ (2007-06-09 20:42:23)

個人的には思い入れの薄い5thアルバムだが、
間違いなくアルバムのハイライトを飾るこの曲は、
文句なしで素晴しい。
エンディングがクドイという意見が出ているようですが、確かに(笑)。
ただ来日公演の時には、引き伸ばされたエンディングの最中に、
ジョーイ・ディマイオがベース弦を1本1本、
力任せに引き千切っていくという
圧巻のパフォーマンスを披露して会場を沸かせていたので、
映像付きで見るとまた印象が違うのかもしれませんね。
“BATTLE HYMNS"のエンディングもまた然り。

MANOWAR-Gods of War ★★ (2007-07-04 21:28:00)

ここ数作のコンパクトにまとめられた楽曲重視路線から一転、久し振りに重厚長大なコンセプトを全面に押し出した、'07年発表の記念すべき10thアルバム。
コンセプト重視といえば、30分近くに及ぶ大作組曲“ACHILLES,AGONY AND ECSTASY"を収録した7th『THE TRIUMPH OF STEEL』を思い出すが、全体的にメロディの弱さが目立ったあのアルバムに比べて、今回は1曲1曲がきっちりと練り上げられていて、メロディの煽情度も高め。長尺曲で圧倒するのではなく、キャッチーなHMソングを、SEやナレーション、インスト曲で繋ぎ合わせ、映画のサウンド・トラックの如き壮大さを演出するという手法が取られていて、ジョーイ・ディマイオが『THE TRIUMPH~』から得た教訓をちゃんと本作に活かしている事が判る。例えるなら、6th『KINGS OF METAL』に収録されていた笑撃
…続き

MANOWAR-Hail to England ★★★ (2007-06-05 22:07:00)

前作『INTO GLORY RIDE』が、NWOBHMに沸くイギリスで高く評価された事に感謝を捧げてこのアルバム・タイトルになった・・・という実にMANOWARらしいエピソードを持つ、'84年発表の3rdアルバム。
デビュー作『BATTLE HYMNS』のロックンロール路線から、ドラマ性重視のヘヴィ・メタル路線へと舵を切った『INTO~』は、重厚長大で劇的な楽曲がズラリと並んだ力作だったが、その反面、やや力み過ぎたのか、冗長な部分が無きにしも非ずだった。(飽くまでMANOWARにしてはの話で、有象無象のバンドに比べればそのクオリティの高さは驚異的)
その辺の反省点を踏まえて(?)製作された本作は、余分な贅肉が削ぎ落とされた楽曲はソリッドに研ぎ澄まされ、ランニング・タイムは何れも3~4分台と非常にタイト。それでいて大仰なドラマ性は減じるどころか、益々磨き上げられているのだから畏
…続き

MANOWAR-Hail to England-Hail to England ★★★ (2007-06-09 00:42:44)

MANOWARにハマリ始めた当時、3rdアルバムは世界的に廃盤状態だったので、
仕方ないから今は亡き西新宿のDISKLANDで海賊盤を4000円の大枚はたいて購入したのだが、
まぁ板起こし盤ゆえスクラッチ・ノイズが豪快に入ってるのは我慢するにしても、
この名曲を2分ぐらい聴き進んだ所で、いきなり針飛びを起こして、
最後のコーラス部分まで音が飛んでしまうのには参った。
チクショウ、いい加減な録音しやがって!金返せ!
・・・という意味でも思い出の1曲。
後に国内盤が発売されて、改めて聴き直した時には感動しましたね。

MANOWAR-Into Glory Ride ★★★ (2007-06-05 21:53:00)

メンバーがヴァイキングのコスプレをしたアルバム・ジャケットを見ただけで、いよいよMANOWARが本領を発揮し始めたことがよく分かる、'83年発表の2ndアルバム。
前任者とは比較にならないダイナミックなドラミングを披露するスコット・コロンバスの加入により、ロックンロール調の軽いノリが目立ったデビュー作『BATTLE HYMNS』の作風から一転、アルバム全編をヨーロッパ的なダークネスとヘヴィネスが支配する本作は、頭からケツまで、重厚長大、厳粛且つドラマチックな楽曲が次々に繰り出される。
エリック・アダムスのVoも、実力を存分に発揮できるスケールの大きな楽曲を得た事でエネルギー全開。前作ではあまり出番のなかった「ヴィブラートかけまくりの雄々しい歌い上げ」と「豊かな表現力」をフル活用して、起伏に富んだメロディを見事に歌いこなすその歌唱は、まさに圧巻としか。特に、悲壮感を伴って大きく
…続き

MANOWAR-Into Glory Ride-Gloves of Metal ★★★ (2007-06-09 01:22:39)

1stに比べ、いよいよエリック・アダムスのVoがパワー全開。
特に、この曲における彼の歌唱には心震えます。
何度聴いても「レザー!メタル!スパイクス!アンチェイ~ンンン」
の歌い回しにコブシを握ってしまう俺がいる。

MANOWAR-Kings of Metal ★★★ (2007-06-08 23:41:00)

タイトルといい、アートワークといい、暑苦し・・・もとい、劇的な楽曲の数々といい、ファンは忠誠を誓い、興味の無い人間は失笑を漏らすMANOWARというバンドの一番「濃い」部分をグツグツと煮詰めたかのような、アクの強くてマッチョな作風を誇る'89年発表の6thアルバム。
個人的に初めて買ったMANOWARのアルバムであり、HELLOWEENの『守護神伝 第2章』やRIOTの『THUNDERSTEEL』と並んでメタルに本格的にハマる切っ掛けとなった1枚だけに思い入れも一入なんだけど、その辺の贔屓目を抜きにしても本作のクオリティは『HAIL TO ENGLAND』『SIGN OF THE HAMMER』等の傑作群に匹敵する高さ。(・・・じゃないかな、と)
CD用ボーナス・トラック⑦がちと弱いが(ネタ曲としては満点)、それ以外は、スラッシーな疾走感とダイナミックなサビメロが圧倒的興奮を
…続き

MANOWAR-Kings of Metal MMXIV ★★ (2014-07-30 23:19:27)

せっかくMANOWARが来日するというのに、こちとら出張日程丸被りで、今年のLOUD PARKには早くも不参加が確定・・・。仕方ないのでラウパ用にプールしていた資金の一部で、『BATTLE HYMNS MMXI』に続くリメイク盤、本『KINGS OF METAL MMXIV』を購入致しました。
尤も、音質の著しい向上からメンバーのパフォーマンスの熟達まで、リメイクの意義が明白に刻まれていた『BATTLE~』に対し、『KINGS ~』はもともと脂の乗り切ったMANOWARの漢汁が滴り落ちる大名盤であり、今ひとつリメイクのありがた味を感じ辛いのが難なんですが。
前任者に比べ馬力不足が目立つドラミング、曲順の変更による作品全体のダイナミズムの低下等もそうした印象を後押し。サビメロから爆発力が失われてしまった“WHEELS OF FIRE”のように、ライブ・バージョン準拠で簡素化の図
…続き

MANOWAR-Kings of Metal-Wheels of Fire ★★★ (2007-06-09 21:00:49)

スラッシュ・メタルばりのスピード感と、
炸裂するようにダイナミックに展開する
サビメロのカッコ良さが半端じゃない。
余談だが、RHAPSODYの4thアルバムには、この曲そっくり
(ご丁寧にVoの歌声まで左右のチャンネルに振り分けてある)の
“WHEN DEMONS AWAKE"という曲が収録されていて、
今にして思えば、彼らがジョーイ率いるマネジメント
マジック・サークル・ミュージックに移籍する予兆だったのかな、と。

MANOWAR-Louder Than Hell ★★★ (2007-06-12 21:00:00)

オリジナル・メンバーの1人であり、生粋のロックンローラーだったロス・ザ・ボス(G)が6th『KINGS OF METAL』を最後にバンドを去って以来、ジョーイ・ディマイオ(B)の妥協を許さぬ完璧主義者っぷりに歯止めを掛けられる存在がいなくなったのか、アルバムのリリース・ペースがオリンピック級の気の長さになってしまったMANOWAR、'96年発表の8thアルバム。
前作『THE TRIUMPH OF STEEL』から参加したデイヴィッド・シャンケル(G)とライノ(Ds)が早くも脱退し、新Gとしてカール・ローガンが加入。Dsの座には前任のスコット・コロンバスが出戻るという慌しい人事異動を経て完成をみた本作だが、大勢には全く影響なし。いや、寧ろやや力み過ぎの感があった『THE TRIUMPH~』を軽く凌駕する内容に仕上がっているような・・・。
前作は、30分に及ぼうかという組曲“A
…続き

MANOWAR-Louder Than Hell-Outlaw ★★ (2007-06-12 21:06:05)

↑ドイツではバラードがヒットしたせいか、女性ファンが多いんだとか。

それは兎も角、この曲はシンプル且つ硬派な疾走チューン。
中盤のドラマチックな一捻りに胸躍ります。

MANOWAR-Sign of the Hammer ★★★ (2007-06-06 22:10:00)

ファン・・・いやさ、ブラザーの間でも「MANOWARの最高傑作」と評価の高い、'84年発表の4thアルバム。
結構「音がイマイチ」との意見が出ているようですが、音、そんなに悪いっすかね?個人的には、準メジャー・レーベルと契約して、初めてまともな環境で製作されたアルバムという事で、過去3作に比べてサウンド・プロダクションの質は飛躍的に向上したように思うのですが・・・。ただ、徹底的に作り込まれた最近作のゴージャスさと比べてしまうと、確かに物足りなさを覚えるのも無理ないかな。
ともあれ、内容に関しては他の方同様まったく文句なし。“狂気の掟”“野獣列伝”“死戦士宣言”etc・・・と、仰々しい邦題を眺めているだけでワクワクして来る楽曲の数々は非常に粒が揃っていて、当然の如く、捨て曲は皆無。
何より、従来のスケールの大きなドラマチック路線に、更に疾走感やキャッチーさといった要素が加
…続き

MANOWAR-Sign of the Hammer-Guyana (Cult of the Damned) ★★★ (2007-06-09 02:28:32)

ジム・ジョーンズ牧師、救いの手をありがとう。我々はこの腐敗した世界を後に出来ました。
生命のない肉体は聖なる地に崩れ落ち、腐りゆく肉体は生贄の塚となる。
貴方は神か、それとも我々を釘付けにし、喝采を浴びる名優か。
貴方の一言に従い命を絶って、今、皆、貴方の傍で共に。
ガイアナ、呪われた信者たち。最後の勇気ある抵抗にお言葉を与えて下さい。×2

憑かれたように我々は国作りを続けた。真っ直ぐ前を見るのが怖かった。皆、牧師を恐れていたのだ。
我が子を急き立てる。もうあまり時間がないのだ。あの世で、また、みんな会える。
まず、彼らに飲物を手渡そう。喉の渇きに死ぬほど苦しんでいるから。
ガイアナ、呪われた信者たち。最後の勇気ある抵抗にお言葉を与えて下さい。×4
井戸に踏み込んだ足。水の底へと引き込まれる。地獄の叫びを残して。
牧師
…続き

MANOWAR-Sign of the Hammer-Guyana (Cult of the Damned) ★★★ (2007-06-09 01:01:07)

カルト教団の教祖ジム・ジョーンズ以下、信者913人以上が死亡した
南米ガイアナにおけるの人民寺院集団自殺事件を
題材に取り上げた、MANOWAR屈指の超名曲。
この曲を聴けば、MANOWARが底の浅い単なるファンタジー・バンドじゃない事が分かる筈。
出来れば国内盤の歌詞も読んでみて欲しいところ。
怒りと悲しみを感じさせるジョーイ・ディマイオのBプレイは絶品だ!

MANOWAR-Sign of the Hammer-Thor (The Powerhead) ★★★ (2007-06-09 00:50:57)

4thアルバムにおいて、“GUYANA"に匹敵するハイライト・チューン。邦題は“戦神トール"。
まさに「戦いの歌」といった趣きの勇壮な歌メロと、劇的なリフ、
それに激烈な疾走感に心が震えます。

MANOWAR-The Lord of Steel ★★ (2015-06-20 00:20:36)

近年は、打つ手打つ手が悉く空回ってる印象が否めないMANOWAR。新作がそのモヤモヤ感を吹き飛ばしてくれることを期待したのですが・・・。
神話を綴るに相応しい壮大な作り込みが為されていた前作『GODS OF WAR』の反動か、今回は楽曲にしろプロダクションにしろ、非常にシンプルでコンパクト・・・っつーか、地味じゃね?と。パンチに欠ける音作りから、起伏に乏しい本編の構成、キャッチネスが不足がちの楽曲、そしてクドさ控えめのメンバーのパフォーマンス(特にエリックのVo)に至るまで、従来作が、聴いてるだけで筋肉が勝手にパンプアップするメタル・プロテインとするならば、今回はまるでOL向けダイエット食品の如き淡白さで、これは一体どうしたことかと。
いや勿論優れた楽曲もあるんですよ。剛毅に疾走するOPナンバー“THE LORD OF STEEL”とか、好戦的に煮え立つ“EL GRINGO”
…続き

MANOWAR-The Lord of Steel-El Gringo ★★★ (2015-06-23 00:09:58)

ちょい前、渋谷に「ガンズ・アンド・ストレンジャー」
(原題は同じく“EL GRINGO”)なるアクション映画を
見に行ったら、この曲がエンドロールで流れてきましね。
これがもう映画のつまらなさを帳消しにするカッコ良さで。
アルバム『THE LORD OF STEEL』においても間違いなく
ハイライト・ナンバーの一つですよ。

MANOWAR-The Triumph of Steel ★★ (2007-06-11 22:33:00)

ロス・ザ・ボス(G)とスコット・コロンバス(Ds)が脱退したり、新しいレコーディング・スタジオを建設したりとドタバタと色々な事があって、前作から実に4年のインターバルを経て、'92年に漸く発表された7thアルバム。邦題は『勝利の鋼鉄(はがね)』。
オリジナル・メンバーにして生粋のロックンローラーでもあるロスがバンドを去った事により、ジョーイ・ディマイオの妥協を許さぬ完璧主義者っぷりに歯止めを掛ける存在がいなくなってしまったせいか、これ以降、MANOWARのアルバム・リリース・ペースはオリンピック級の気の長さになってしまうわけだが・・・。ま、それはともかく。
本編の半数を重々しいミドル・チューンが占め、しかもエリック・アダムス(Vo)がドラマチックな歌い上げよりアグレッシブなシャウトを多用している事もあって、MANOWARのアルバムの中でも際立ってヘヴィな仕上がりの本作。
…続き

MANOWAR-The Triumph of Steel-The Power of Thy Sword ★★★ (2007-06-09 20:29:11)

ヘヴィネスは効いていても、楽曲のメロディの弱さと、
せっかくのエリック・アダムスのVoを活かしきれていない印象が
強い7thアルバムの中にあっても、この曲だけは別格。
疾走感、メロディ、そしてエリックの壮絶な歌唱が
三位一体となって突撃する、アルバムのハイライト・チューンだ。


MyPage