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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 3601-3650
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MASTEDON-It's a Jungle Out There!-Shine On
MASTEDON-Lofcaudio
MASTEDON-Lofcaudio-Holiest One
MASTEDON-Lofcaudio-It Is Done
MASTER-Master
MASTER-Master-Bass Solo / Children of the Grave
MASTER-Master-Unknown Soldier
MASTER-On the Seventh Day God Created... Master
MASTER-On the Seventh Day God Created... Master-Constant Quarrel
MASTER-On the Seventh Day God Created... Master-Used
MASTER-Unreleased 1985
MASTERPLAN
MAVERICK-MAVERICK
MAVERICK-MAVERICK-ENDLESS SMILE
MAVERICK-MAVERICK-MAVERICK
MEAT LOAF-Bat Out of Hell
MEAT LOAF-Bat Out of Hell II: Back Into Hell
MEAT LOAF-Bat Out of Hell III: The Monster Is Loose
MEAT LOAF-Bat Out of Hell III: The Monster Is Loose-Alive
MEAT LOAF-Bat Out of Hell III: The Monster Is Loose-Blind as a Bat
MEAT LOAF-Bat Out of Hell III: The Monster Is Loose-The Monster Is Loose
MECCA-Mecca
MECCA-Mecca-Can't Stop Love
MECCA-Mecca-Wishing Well
MEGADETH
MEGADETH-Countdown to Extinction
MEGADETH-Dystopia
MEGADETH-Dystopia-Dystopia
MEGADETH-Dystopia-Poisonous Shadows
MEGADETH-Endgame
MEGADETH-Killing Is My Business... and Business Is Good!
MEGADETH-Peace Sells... But Who's Buying?
MEGADETH-Rust in Peace
MEGADETH-So Far, So Good... So What!
MEGADETH-Super Collider
MEGADETH-Super Collider-Dance in the Rain
MEGADETH-Th1rt3en
MEGADETH-That One Night: Live in Buenos Aires
MEGADETH-That One Night: Live in Buenos Aires-Hangar 18 / Return to Hangar
MEGADETH-The System Has Failed
MEGADETH-United Abominations
MEGADETH-United Abominations-Washington Is Next!
MEKONG DELTA-Kaleidoscope
MEKONG DELTA-Kaleidoscope-Sabre Dance
MEKONG DELTA-Lurking Fear
MEKONG DELTA-Mekong Delta
MEKONG DELTA-Mekong Delta-Kill the Enemy
MEKONG DELTA-The Music of Erich Zann
MEKONG DELTA-The Music of Erich Zann-Age of Agony
MEKONG DELTA-The Music of Erich Zann-The Final Deluge

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MASTEDON-It's a Jungle Out There!-Shine On ★★★ (2013-05-12 23:49:08)

美しいメロディと透き通るようなコーラスが
いかにもクリスチャン・メタル的な
神々しい雰囲気を漂わす美麗なバラード。

MASTEDON-Lofcaudio ★★★ (2013-05-13 23:03:02)

エレファンテ兄弟自らが主宰するPAKADEM RECORDSから'90年に発表された2ndアルバム。
複数のリード・シンガーの起用や、豪華なセッション・ミュージシャンの参加を仰いでいる点等は前作と同様ながら、今回は、アルバムの方向性が絞り切れていない印象もあったデビュー作の反省を生かして、Keyのフィーチュア度を高め、より優美なメロハー路線を徹底。併せて、楽曲を彩るメロディの哀愁やフック、それにハーモニーの強化も図られており、個人的にはキラキラのKeyを纏って軽やかに疾駆するOPナンバー“HOLIEST ONE”が始まった途端、「はいはい、俺の負け俺の負け」と両手を挙げて降参したくなりました。
ジョン・エレファンテ在籍時代のKANSASを思わせるプログレ・ハード調のアレンジや曲展開が端々で顔を覗かせているのも本作の特色で、ことにインスト“STAMPIDE”から次曲“LIVIN
…続き

MASTEDON-Lofcaudio-Holiest One ★★★ (2013-05-14 23:07:06)

眩いKeyとテクニカルなGの掛け合いを
フィーチュアしつつハードに疾走する
アルバムのOPに打ってつけの名曲。
眩いKeyと重厚なハーモニーにくるまれた
華麗にしてキャッチーなサビメロが
思わず一緒に歌いたくなる素晴しさ。

MASTEDON-Lofcaudio-It Is Done ★★★ (2013-05-14 23:10:52)

ジョン・エレファンテ在籍時代のKANSASの
アルバムに収められていても違和感のなさそうな名バラード。
Voのエモーショナルな歌声と、メロディから滲み出す
哀愁が涙腺に沁みるったらないですよ。

MASTER-Master ★★ (2008-07-04 00:04:00)

結成は'83年とかなり古く、一般的な知名度こそ低いものの、マニア筋からは、スラッシュ・メタルとデス・メタルの
結節点として高い評価と人気を得る、ポール・スペックマン率いるシカゴ出身のトリオが、'90年にNUCLEAR BLASTから
リリースした1stアルバム。(正確には、'85年に制作されたが、お蔵入りしてしまった幻のデビュー作『UNRELEASED 1985』もある)
スコット・バーンズをプロデューサーに迎え、1度レコーディングした内容がレコード会社にダメ出しを食らい、
異なった面子で再び録り直すという、煩雑な経緯を辿って発表に至った作品なれど、歪な音色で刻まれる禍々しいGリフに、
重量感溢れる2ビートでラッシュするDs、ゴリゴリと動き回る硬質なB、そして反体制・反社会的な歌詞を
叩きつけてくる吐き捨て型のVo・・・と、飾り気のない、オーソドックス
…続き

MASTER-Master-Bass Solo / Children of the Grave ★★★ (2008-07-05 01:04:19)

不穏な雰囲気漂うBインスト・パートをイントロ代わりに
スタートする、BLACK SABBATHの名曲のカヴァー。
これまでも様々なアーティストが取り上げてきた
SABBATHの代表曲だが、個人的には、このカヴァー・バージョンがベスト。
Bによるイントロだけで完璧に掴まれる、
スピーディ且つ劇的なアレンジが素晴しいったら。

MASTER-Master-Unknown Soldier ★★ (2008-07-05 00:58:16)

戦車の進撃を思わせる迫力と、キャッチーさを併せ持った
1stアルバムの中でも1、2を争う出来の名曲。
意外なほどメロディアスに切り込んで来るGソロと、
唸りをあげる硬質なBラインのカッコ良さも特筆もの。

MASTER-On the Seventh Day God Created... Master ★★ (2008-07-12 02:28:00)

米アングラ・メタル・シーンの首領、ポール・スペックマン(Vo、B)率いるデス/スラッシュ・メタル・トリオ
MASTERが'91年に発表した、ファンの間ではバンドの最高傑作と誉れ高い2ndアルバム。
頭からケツまでただひたすらに疾走しまくる、スラッシュ・メタル・テイストが色濃く打ち出されていた
デビュー作『MASTER』に比べ、サウンド・プロダクションの向上に伴い、グッとヘヴィネスが強化された
(バスドラの重さが半端じゃない)本作は、シンセによるイントロからスタートする②や、引き摺るようなスロー・パートと
スピーディな疾走パートが波状攻撃を仕掛けてくる③のような楽曲を収録する等、よりダイナミズムの演出に気が配られ、
破壊的に刻まれる禍々しいGリフといい、荒々しく突進する地鳴りの如きリズムといい、全体的に、デス・メタル色を
強めた内容に仕上がっている
…続き

MASTER-On the Seventh Day God Created... Master-Constant Quarrel ★★ (2008-07-12 22:47:21)

④“USED"⑤“DEMON"、そしてこの曲という、
スピード・ナンバーで息つく暇なく畳み掛けられる中盤は、
まさに2ndアルバム最大の山場かと。

MASTER-On the Seventh Day God Created... Master-Used ★★ (2008-07-12 22:38:48)

ひたすらブルータルに、押せ押せで突っ走るデス・メタル・ナンバー。
それだけに、「華麗」とでも表現したくなる、
ポール・マスヴィダルのテクニカルなGソロの存在感が際立ちます。

MASTER-Unreleased 1985 ★★ (2010-05-25 22:17:00)

COMBAT RECORDSから'85年にリリースされる筈が、契約上のトラブルでお蔵入りとなってしまい、
'03年に発表されるまで陽の目を見る機会のなかった、MASTER幻の1stアルバム。
全曲が正式なデビュー作『MASTER』に再録されているので、「要するにデモ音源集みたいなもんでしょ」
と思われるかもしれないが、さに非ず。曲は同じでも両者から受ける印象は全く異なり、
スラッシュ/デス・メタル風味が色濃い『MASTER』に比べ、本作はパンク/ハードコア的な
生々しい前のめり感が強く漂う。極めてローファイなサウンド・プロダクションの下、
ダーティな咆哮を上げるVo、刺々しくノイジーなリフ&リズム、そして掻き毟られるようなGソロが
乾いた殺気を撒き散らしながら突っ走る、攻撃的な楽曲の数々に宿る初期衝動の熱量も桁違いで、
本作を聴くと、あれほ
…続き

MASTERPLAN ★★ (2007-06-15 22:18:00)

マイク・テラーナはドラミングも強烈でしたが、叩いてる時の顔はもっと強烈だったような・・・(笑)
また、マイク・ディメオはRIOT時代のライブとは比べ物にならないぐらい歌が上手くなっていましたよね。
ヨルン・ランデの抜けた穴をしっかりと埋めていたと思います。
客も十分入っていましたし、“HEROES"のリフの大合唱や、ローランド・グラポウ・コール、
そして前日はプレイしてくれなかった“MASTERPLAN"も、きっちりと最後に演ってくれてと、
最終日に相応しい大盛り上がりのライブだったのではないでしょうか。

MAVERICK-MAVERICK ★★★ (2018-11-26 00:12:48)

香港やドイツでライブを行い、欧州のレーベルが企画したANVIL、RUNNING WILDといったバンドのトリビュート盤に参加する等、アルバム・デビュー前から積極的に海外での活動にも目を向けていた北海道出身のHMウォリアー、堀田勝彦(Vo、G)率いるMAVERICKが'05年にSPIRITUAL BEASTから発表した1stアルバム。
音楽性の方は徹頭徹尾の正統派HMサウンド。JUDAS PRIESTからの影響を伺わせるツインGを絡ませながら、ACCEPTばりの質実剛健さをもってリフ&リズム&コーラスが突き進む様は、なんだったら「METAL」の5文字をそのまま音楽にしてしまったかのような成分無調整っぷりで微笑ましい限り。暑苦しい(誉め言葉)声質のVoは好き嫌いが分かれそうなタイプですが、堀田の歌うメロディが時折濃厚に発散する昭和風味の哀愁にはグッとくるものがありました。特に、イントロ
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MAVERICK-MAVERICK-ENDLESS SMILE ★★★ (2018-11-26 00:18:45)

アグレッシブで勇ましい曲調と
Voが歌う物悲しい哀愁に満ちたメロディの
コントラストが美味で、聴いていると何やら
負け戦に立ち向かう戦士の姿を幻視してしまいますよ。
アルバムで一番好きな曲かもしれません。

MAVERICK-MAVERICK-MAVERICK ★★★ (2018-11-26 00:22:04)

独産メロパワ・メタルからの影響を伺わせるパワー・チューン。
アルバムの〆に自分たちの名を冠するテーマ曲を持ってきて、
尚且つそれをちゃんと名曲レベルに仕上げていることからも
このバンドの地力の確かさが窺い知れるというものです。

MEAT LOAF-Bat Out of Hell ★★ (2009-05-25 21:59:00)

役者としてのキャリアも積む個性派シンガー、ミートローフことマーヴィン・リー・アディと、ワーグナー狂の
ソングライター、ジム・スタインマンがタッグを組んで作り上げ(プロデュースはトッド・ラングレンが担当)、
'78年に発表するや大好評を博し、現在に至るまで全世界で3000万枚以上というギネス級の売り上げを記録しているMEATLOAFの
デビュー作にして、一大ロック・オペラ・アルバム『BAT OUT OF HELL』(邦題『地獄のロックライダー』)シリーズの第1章。
高揚感を生み出す力強いメロディを、全身全霊を込めて熱唱するパワフルなVo、壮大にしてダイナミックな起伏を描く
オペラティックな曲展開、全編を豊かに彩るピアノの旋律にビッグなコーラス・・・。聴き終えた後、思わずそれまで止めていた息を
「っぷは~」と吐き出してしまうくらい、怒涛の盛り上がりっぷりを
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MEAT LOAF-Bat Out of Hell II: Back Into Hell ★★ (2009-05-26 23:06:00)

グランジ/オルタナティブ・ロック旋風が猛威を奮い、HR/HMシーンから急速に華やかさが失せていった'93年という
時期に発表され、それとは真逆を行く絢爛豪華な内容にも関わらず、ヨーロッパはおろかアメリカでも爆発的な
セールスを記録し「MEATLOAF健在!」を鮮烈に印象付けた、ロック・オペラ『BAT OUT OF HELL』シリーズ第2弾。
シンプルなロックンロール・テイストも強く感じられたデビュー作に対し、よりゴージャスに、より壮大に、
よりシアトリカルにと、あらゆる面においてスケールアップの図られた本作は、QUEENからオペラティックな部分のみを
抽出し、それを更にカリカチュアしたかのような作風を誇り、時にその芝居がかった大仰さはMANOWARの領域にまで
到達せんとする勢い。特に、まるでミュージカルの如く激しく場面転換を繰り返しながら、心揺さぶる
…続き

MEAT LOAF-Bat Out of Hell III: The Monster Is Loose ★★ (2009-05-28 19:54:00)

ミートローフとジム・スタインマンの仲違いが原因で、発表まで実に13年もの歳月を要した『BAT OUT OF HELL』シリーズ第3弾。
そのため、今回ジムはアルバム用に7曲の既発曲を提供するのみに留まっており、彼に代わるミートローフの新たな
パートナーには懐かしや、デズモンド・チャイルド御大が起用。その他にも売れっ子ライターやら大物ミュージシャンやら
錚々たる面子がゲスト参加していて、この過去に例を見ない豪華な布陣からは、ジム不在の大穴を埋めるべく
なりふり構ってらんないミートローフ側の切羽詰った事情が透けて見えなくもないが、とは言え、
優れたアーティスト達が優れたパフォーマンスを提供してくれているのだから、文句を言う筋合いなど全くない。
派手な曲展開は抑え気味に、重厚且つシンフォニックなアレンジが施された楽曲の数々は、前2章とはやや趣きを異するものの
…続き

MEAT LOAF-Bat Out of Hell III: The Monster Is Loose-Alive ★★★ (2009-05-28 21:31:10)

オルフのカルミナ・ブラーナを彷彿とさせる
大仰でシンフォニックな序曲“MONSTRO"から繋がっていく、
心が浮き立つような飛翔感と高揚感、そして気品を漂わせた
アルバムのハイライト・ナンバー。素晴しい。

MEAT LOAF-Bat Out of Hell III: The Monster Is Loose-Blind as a Bat ★★★ (2009-05-28 21:33:52)

悲しげなピアノの旋律を纏って、
息苦しい程盛り上がっていくドラマティックな名曲。
MEATLOAFの楽曲で、ここまでヨーロピアン風味の翳りを
湛えたメロディが聴かれるのは珍しいような?

MEAT LOAF-Bat Out of Hell III: The Monster Is Loose-The Monster Is Loose ★★★ (2009-05-28 21:37:11)

重たく澱んだGサウンドがゴシック・メタルっぽい雰囲気を
演出する、これまで無かったタイプのアルバムOPナンバー。
壮大且つ優美なストリングスと力強いミートローフの歌声が
たまらなくドラマティック。

MECCA-Mecca ★★★ (2018-10-22 23:14:25)

'14年に逝去したファーギー・フレデリクセン(Vo)が、友人のシンガー、ジョー・ヴァナ(Vo)に誘われ参加したプロジェクト、MECCAが'02年に発表した1stアルバム。Voを分け合うシンガー2人の他に、TOTO時代の同僚デヴィッド・ハンゲイト(B)が参加していることや、ジム・ピートリックが曲作り並びにプロデューサーとして制作に全面関与していることでも話題を集めた1枚…らしい。いや、リリース当時完全にノーマークで、ファーギーの死後、彼の参加作品を調べていて「へー、こんな作品もあったのかと」とその存在を漸く知ったぐらいの体たらくでして、よう知らんのですよ。
既に廃盤ゆえ中古盤にはそれなりのプレミア価格が付けられており、なかなか手が出し辛い状況が続いていたのですが、価格が落ち着いてきた最近になって漸く聴くことが出来ました。関わっている面子が面子だけに、やはり期待を裏切らぬメロハーの優良
…続き

MECCA-Mecca-Can't Stop Love ★★★ (2018-10-23 23:21:46)

哀愁湛えた導入から、まるでパッと視界が開けるかのように駆け出す
転調を巧みに活かした曲展開と、それを熱く盛り上げる
2人のシンガーの爽快な歌いっぷりに胸が熱くなる名曲。
流石はジム・ピートリックの技前です。

MECCA-Mecca-Wishing Well ★★★ (2018-10-23 23:26:00)

曲名がFREEの名曲を思わせますが、曲調やピアノの用い方を聴くに
結構意識して曲作りが進められたのではないでしょうか?
但しこちらの方が、洗練されたメロハー風味が
より強めに出ていることは言うまでもありません。
楽曲にキリリとしたエッジを効かせるGもいい仕事をしています。

MEGADETH ★★ (2007-11-04 10:50:00)

最近はメタル系のライブじゃ使用されることが少なくなった
(個人的に足を運ぶのはLIONSHEARTの来日公演以来の)サンプラですが
昔から音が良い会場として知られてますよ。

MEGADETH-Countdown to Extinction ★★ (2007-04-20 23:31:00)

大胆なサウンド・チェンジが奏功して、MEGADETH史上最大のヒット作となった'92年発表の5thアルバム。
スラッシーな疾走感をグッと控えめにして(ミドル~ミドル・ハイ/テンポが中心)、リフにしろ、曲展開にしろ、
Gソロにしろ、かなりの簡素化が図られた楽曲は、良く言えばソリッドで無駄がない、悪く言えば地味めな仕上がり。
実際、本作を初めて耳にした時は、ドラマ性が大幅に後退してしまった内容に肩透かしを覚えたが、
よくよく聴き込んでみれば、リフの切れ味に鈍りはないし、シンプルにまとめられた収録曲は
いずれも非常にキャッチーで、大ヒットも納得だ。
小気味良く疾走する①、冷酷に刻まれるリフにゾクゾクさせられる②、メランコリックなBラインが印象的な⑦、
ボーナストラックとは思えない一際アグレッシブな⑫・・・。そして何より、これらの楽曲を説得力十分に歌いこ
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MEGADETH-Dystopia ★★★ (2016-03-05 09:40:04)

新GとしてANGRAのキコ・ルーレイロ(あとドラマーの座にLAMB OF GODのクリス・アドラー)が加入したことでも話題のMEGADETHのニュー・アルバム。
まず結論を述べさせて貰うと、三ツ星級の力作です。コマーシャルな方面にも大胆に踏み込んだ前作『SUPER COLLIDER』(’14年)が、「こういうのもありだよね」と一歩引いて俯瞰で楽しむ作品だったとするならば、角張った攻撃性や緊迫感、ニヒリズムが復活した今作は、「これが聴きたかった!」とファンの身を一歩前に乗り出させる仕上がりというか。
特に冒頭3曲の畳み掛けは強力。エキゾチックな女性コーラスに導かれ、研ぎ澄まされたGリフが冷ややかに滑り出すイントロだけでハート鷲掴みな①、キレッキレに乱舞するツインGが放つアグレッションと、シングル・カットされたのも当然のキャッチネスが同居する②、そして80年代のMEGADETHを
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MEGADETH-Dystopia-Dystopia ★★★ (2016-03-06 09:43:31)

イントロだけで惹き込まれてしまいますよね。
デイヴが歌う愁いを帯びたキャッチーなメロディ、
キコが紡ぐテクニカルなパッセージ、
デイヴとキコのスリリングな高速ツイン・リード等
新編成の強みが分かり易い形で打ち出されいて
先行シングルになったのも納得の名曲ぶり。

MEGADETH-Dystopia-Poisonous Shadows ★★★ (2016-03-06 09:51:44)

どこかエキゾチックに響くメランコリックな
メロディが妖しく揺蕩うバラードリーな逸品。
愁いとフックを有するサビメロをムーディに歌い上げる
「シンガー」デイヴ・ムスティンの実力に痺れます。

MEGADETH-Endgame ★★ (2009-09-16 22:01:00)

10th『THE SYSTEM HAS FILED』でファンが望む音楽性に帰還を遂げて以降、MEGADETHは(と言うかデイヴ・ムスティンは)
新作を発表する度に、こちらが「ま、これぐらいかな」と予想するラインを、更に大きく上回るクオリティの
アルバムを提供し続けて来てくれたわけだが、それは今回も同様であり、スリリングなインスト曲①に続いて、
(もろ『PEACE SELLS...BUT WHO'S BUYING?』の頃を彷彿とさせる)鋭角的なGリフ、キレのある曲展開、そして
テンション高めのGソロが畳み掛けるように疾駆する②が始まった瞬間、喝采を上げた人も少なくなかったんじゃなかろうか?
“WASHINGTON IS NEXT!"のようなキャッチーな名曲こそ収録されてはいないが、その分、前作『UNITED ABOMINATIONS』には
欠けていた「ス
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MEGADETH-Killing Is My Business... and Business Is Good! ★★ (2007-04-02 22:11:00)

音、悪っ(苦笑)。レコーディング費用をドラッグ代として使い込んでしまったせいで、
こんな劣悪な音質になってしまったという、'85年発表の1stアルバム。
意表を突くユーロ・プログレ風のピアノの調べで幕を開ける本作は、その後、一転して激烈に走り出す
アルバム・タイトル・トラック①に代表されるように、尖がったリフ、尖がったリズム、尖がったGソロ、尖がった曲展開、
尖がったVoが歌う尖がった歌詞、そして薄っぺらで割れ歪んだ尖がったサウンド・プロダクションと、
当時のデイヴ・ムスティンの「寄らば斬る!」という心境をダイレクトに反映してか、
MEGADETHの全作品中、最も殺気立ち、尖がりまくったアグレッシブな内容に仕上がっている。
異様なテンションの高さと、複雑且つ強引なリフ/リズム・チェンジを飲み込んだ作風は、
これ1枚で「インテレクチュアル・ス
…続き

MEGADETH-Peace Sells... But Who's Buying? ★★ (2007-04-04 21:40:00)

デビュー作『KILLING IS MY BUSINESS...AND BUSINESS IS GOOD!』の成功を受け、インディのCOMBATから
メジャー・レーベルのCAPITOLへと移籍して、'86年に発表された2ndアルバム。
異様なまでのテンションの高さや、触れれば切れそうな尖がり具合は相変わらずなれど、
上昇気流に乗った精神的余裕からか、追い詰められた野生動物の如き殺気立った雰囲気が薄れ、
シンプルながら印象に残るリフ&メロディが次々に繰り出される名曲③に代表されるように、
その作風は良い意味でキャッチー。全体的に結構聴き易くなった感じを受ける。
これは、サウンド・プロダクションの飛躍的な向上や、更にメロディアスなフレーズを奏でるようになったツインG、
そして、ぎこちなさや強引さが後退し、より練り込まれて流麗さを増した曲展開に拠るところ
…続き

MEGADETH-Rust in Peace ★★ (2007-04-07 20:52:00)

新メンバーとして、マーティ・フリードマン(G)とニック・メンザ(Ds)が加入。日本のファンにも最も馴染み深い
ライナップに落ち着いたMEGADETHが'90年に発表した、黄金時代の幕開けを飾った4thアルバム。
メロディ・メイカーとして名高いマーティの加入効果か、前作『SO FAR,SO GOOD・・・SO WHAT?』以上にドラマチックな
楽曲が揃った本作は、刺々しかったサウンドが幾分丸みを帯びて聴き易く、Gリフやリード・プレイも
これまで以上にメロディアスにと大きく変化を遂げていて、複雑さが控えめになった曲展開と併せて、
その作風は更に普遍的な正統派へヴィ・メタルへと接近した印象を受ける。相変わらず、聴けば一発で彼と分かる特異性を
保ちつつも、よりメロディを意識した歌唱を聴かせるようになったデイヴ・ムスティンのVoも、そう感じさせる一因か?

…続き

MEGADETH-So Far, So Good... So What! ★★ (2007-04-05 22:07:00)

デイヴ・ムスティンは、この'88年発表の3rdアルバムについて「手っ取り早くドラッグ代を稼ぐ為に売れ線を狙った作品」と
語ったらしいけど、一体コレのどの辺が売れ線狙い?と言うぐらい、切り裂くような疾走感といい、
鋭角的に刻まれるリフといい、噛み付くように歌う尖がったVoといい、緊張感に満ちた曲展開といい、
従来のサウンド・スタイルを受け継ぎつつも、よりドラマチックな構築美が感じられるようになった楽曲に隙はなく、
前2作同様、本作もまた捨て曲なしの名盤に仕上がっている。
特に、アルバムのOPを飾るに相応しい、壮大にしてメタリックなファンファーレ①の余韻を引き裂き、マシンガンの如く刻まれる
イントロ・リフにゾクゾクさせられる「これぞMEGADETH!」な②(元々“MEGADETH"というタイトルだったとか)、
Gが「メ~リ~ジェ~ン♪」と歌い(笑)、
…続き

MEGADETH-Super Collider ★★ (2013-07-17 22:47:39)

前作の時点で予兆はありましたが、やっぱり更にメロディアスな方向へと踏み込んだ'13年発表の14thアルバム。
聴き手を捻じ伏せるような即効性よりも、訴えかけるような遅効性を、突き刺さってくるようなGリフのインパクトよりも、ジワジワと沁み込んで来るメロディの浸透力を重視した本編は、確かに雑誌等のレビュー通り、問題作『RISK』を発表した頃に顕著だった音楽的挑戦を再び試みたかのような内容です。
正直、手放しでは歓迎できない作風ではあるのですが、にも関わらず予想よりもずっと素直に楽しめてしまったのは、悲壮の滲む劇的な名曲⑥を筆頭とする収録楽曲の出来の良さ、それに無理せずとも自然体でこの手のサウンドをこなせるようになったバンドの(というかムスティンの)成熟ゆえでしょうか。まぁ②みたいな懐っこいメロディをフィーチュアしたポップな楽曲を歌うには、彼の懐っこさの真逆を行くシニカルな声は不向
…続き

MEGADETH-Super Collider-Dance in the Rain ★★★ (2013-07-18 22:17:48)

メランコリックな前半から、緊張感を高めつつ
テンポアップする後半まで、隙なく「MEGADETHらしさ」を
提示してくれるアルバム屈指の名曲。
こういう優れた楽曲にゲスト(DISTURBEDのデイヴィッド・ドレイマン)
をぶっ込むムスティンのセンスも相変わらず冴えています。

MEGADETH-Th1rt3en ★★ (2012-02-26 16:28:50)

復活以降は傑作アルバムを連発、恩讐を乗り越えて行われた「BIG 4」ツアーも成功裡に終わらせ、更には盟友のデイヴィッド・エレフソン(B)が戦列復帰を果たす等、精神的にも肉体的にも(首の手術はありましたが)絶好調な状態にあるデイヴ・ムスティン率いるMEGADETHが贈る最新スタジオ作。
スラッシーなスピード感の抑制、ミッド・テンポの楽曲が目立つ本編の構成、90年代の迷走さえも糧へと変えたメロディの練られ具合、それに何より、シンガーとしてのデイヴ・ムスティンの存在感にまず耳奪われる本作を一聴しての感想は、やはり多くの方々同様「『COUNTDOWN TO EXTINCTION』に似てるなー」というものでした。それにしても、キャッチーなのにニヒルで、尖がりつつも歌心を失わない彼の歌唱を聴くに付け「凄いシンガーになったなぁ」との思いを新たにさせられますね。
そんなムスティンの唯一無二の
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MEGADETH-That One Night: Live in Buenos Aires ★★★ (2021-08-03 00:08:25)

拡散傾向にあったサウンドの焦点を再びHMに集約することで、鮮やかにMEGADETH復活を印象付けた会心作『THE SYSTEM HAS FAILED』。本作は同アルバム発表後、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで'05年に開催されたPEPSI MUSIC FESTIVALにてMEGADETHがトリを務めた際のパフォーマンスの模様を収録する2枚組実況録音盤。
デイヴ・ムスティン(Vo、G)以下、グレン・ドローヴァー(G)、ショーン・ドローヴァー(Ds)、ジェイムズ・マクドノフ(B)というラインナップで行われたこの時のライブが、未だMEGADETHの看板を掲げての活動に逡巡を覚えていたというデイヴに、バンド存続を決意させる決定打となったことはよく知られており、それを踏まえて本作を聴くと、そりゃこんだけ観客が熱狂してくれてたらデイヴも考えを改めるわな、と。
いやまぁとにかく歌う歌う
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MEGADETH-That One Night: Live in Buenos Aires-Hangar 18 / Return to Hangar ★★★ (2021-08-04 00:45:47)

名曲なのは今更言うまでもないことですが、
冒頭から印象的なメロディはもちろんGリフまで歌い
更には曲のブレイクに合わせてMEGADETHコールを送る
観客の隙の無い盛り上がりに煽られて、バンドの演奏が
終盤に向けてどんどんテンションを高めていく様に
アガらずにはいられません。

MEGADETH-The System Has Failed ★★ (2006-07-10 22:07:00)

「そしてムスティンだけが残った」状態で製作、'04年に発表された10thアルバム。
とは言え、ラトルヘッドの復活したアルバム・ジャケット、毒吐きまくりの歌詞、刺々しいVoにシャープなリフに複雑な曲展開、
そしてメロディックに炸裂するGソロといった攻撃性全開の楽曲は、皮肉な事にちゃんとメンバーが揃っていたここ数作より
遥かに全盛期のMEGADETHを彷彿とさせる。1人残ったデイヴ・ムスティンが、思う存分創作活動に没頭できた事がこの好結果に繋がったのか・・・。
勿論、単なる過去の遺産の焼き直し等という安易さは微塵もなく、特に、時に強烈な「憂い」を発散するキャッチーな
メロディの魅力(歌メロの充実度が半端じゃない)は、90年代の試行錯誤があったればこそ。
中でも、リフ・メイカー/メロディ・メイカー/ソロイスト デイヴ・ムスティンの能力が、高いレベルで結実した
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MEGADETH-United Abominations ★★ (2007-05-18 23:14:00)

「デイヴ・ムスティン=MEGADETH」という図式を定着させた傑作『THE SYSTEM HAS FAILED』から3年ぶりに発表された
待望の11thアルバムで、緊迫感に満ちたアグレッシブな楽曲からメロディアスなナンバーまでズラリ揃った、
ファンの期待に見事に応えた内容に仕上がっているんじゃないかな、と。
特に、叙情的なイントロを経て、これぞMEGADETH!たる鋭角的なリフが刻まれるダイナミックな①は、このアルバムの作風を
象徴するかのような名曲だし、キャッチー且つ憂いを帯びたリフ&メロディが疾走する(ムスティンの歌メロが絶品!)
本編のハイライト・チューン②、静と動の対比がドラマチック極まりない③という、頭3曲の完成度の高さは特筆モノ。
この3連打が余りにも強烈過ぎるため、やや似通ったテンポの楽曲が続く中盤の印象が霞んでしまったのは痛し痒しだが、
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MEGADETH-United Abominations-Washington Is Next! ★★★ (2007-05-18 23:23:32)

キャッチー且つ憂いを帯びたリフ&メロディ、
デイヴ・ムスティンが歌う絶品の歌メロと
正統派へヴィ・メタル色の強い楽曲ながら、
それでいてMEGADETHらしさも失っていないという
まさに文句の付けようのない名曲。
未だにこのレベルの楽曲を作り得るといは・・・
恐るべしムスティン。

MEKONG DELTA-Kaleidoscope ★★ (2017-10-04 00:44:49)

'92年発表の5thアルバム(日本盤には『万華鏡』なる副題あり)。確か初めて買って聴いたMEKONG DELTA作品がコレですよ。
今回から、前任者よりもしっかりとメロディをなぞって歌える新Voが加入。一糸乱れぬ高度な演奏テクニックの下、激烈な疾走パート→バラード・パート…みたいな分かり易い緩急の類だけに留まらず、「間」「グルーヴ」といった、テク(音数の多さ)のみならず演奏する側にセンスも要求される楽曲構築術、立体的アレンジを登用したサウンドは、浮遊感漂わす③辺りに代表されるように、従来のスラッシュ愛好家限定のキワモノ・イメージを脱ぎ捨て、コクや深みを感じさせる本格派プログレ・メタル路線へとモード・チェンジ。④⑨等を聴いていると中期以降のVOIVODのことを思い出しましたよ。これまでの流れを汲むアグレッションと、ここに来て増量されたプログレ風味が絶妙な配合をみた⑥なんてアルバムのハ
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MEKONG DELTA-Kaleidoscope-Sabre Dance ★★★ (2017-10-05 00:32:58)

運動会やら何やらで誰もが一度は耳にしたことがあるであろう
ハチャトリアンの代表曲のカヴァーですが、
例えばイングヴェイ風のネオクラシカル的な
雰囲気は全くと言っていいぐらい感じれず、それよりも
狂気と理性がせめぎ合っているかのようなMEKONG DELTAならではの
個性がしかと刻まれた好カヴァー。
思い起こせばアルバム『KALEIDSCOPE』を購入したのは
この曲聴きたさが一番の動機でしたよ。

MEKONG DELTA-Lurking Fear ★★★ (2018-07-12 22:24:34)

鬼才ラルフ・ヒューベルト率いるMEKONG DELTA、'08年発表の復活第2弾アルバム。
実験精神が先走っていた90年代後期の作品に比べると、'05年の復活以降に発表された作品はどれも独産スラッシャーならではの切れ味と攻撃性、テクニカルな演奏の応酬がもたらす張り詰めたテンションという、従来のMEKONG DELTA節が大幅回復。特に本作はジャーマン・メタル・シーン屈指の凄腕ドラマー、ウリ・カッシュが参戦しているということもあり、事前の期待値の高さにゃ並々ならぬものがありましたが、変拍子を交えた神経症気味曲展開と有無を言わせぬ突進力で、その期待に見事に応えてくれているのは流石。
欲を言いえば、個性的且つ押し出しの強い楽器陣に完全に存在感を抹消されてしまっているVo(ANGEL DUSTやSCANNERに在籍していた人物らしい)は、多少ヘタクソでももっとキャラの立った声質の持ち
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MEKONG DELTA-Mekong Delta ★★ (2017-09-25 23:04:55)

ライブは一切行わず、プロモーション活動にも消極的と、デビュー当初「謎の覆面バンド」扱いされていたドイツのテクニカル・スラッシャー、’87年発表の1st。今となっては、AVENGER(RAGEの前身)の面々と、バンドのエンジニアだったラルフ・ヒューベルト(B)がMETALLICAの登場に触発され立ち上げたプロジェクトだったことは広く知られた話。本作はピーヴィ・ワグナーが抜けた代わりにLIVING DEATHのGチームが加入し、ラルフ以下、ヨルグ・マイケル(Ds)、ライナー・ケルヒ(G)、フランク・フリッケ(G)、ウルフガング・ボーグマン(Vo)というラインナップでレコーディングが行われました。
そのせいか、鋭利なGリフの切れ味はLIVING DEATH風、クセの強いVoは初期RAGE調(歌メロはピーヴィ在籍時に書かれたものだとか?)で、曲によってはKeyを用いて禍々しいスロー・チュー
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MEKONG DELTA-Mekong Delta-Kill the Enemy ★★★ (2017-09-26 23:45:02)

クラシックとスラッシュの融合を謳い
前衛的且つプログレッシブなアプローチが
ボンクラ・メタラーには敷居の高さすら感じさる
MEKONG DELTAですが、1stの頃はスラッシャーとしての
突撃精神の方が勝っていて、特にLPのA面「AAAARRG SIDE」の
トリを〆るこの曲のアホ程はっちゃけた疾走感は痛快ですらあるという。
(ちなみにB面はMEKONK DELTA SIDE)

MEKONG DELTA-The Music of Erich Zann ★★★ (2017-09-28 23:28:26)

80年代に「テクノ・スピード・メタルの巨匠」なる称号を得たドイツのテクニカル・スラッシャー、MEKONG DELTA、’88年発表の2ndアルバム。
悪魔を異次元に封じるため演奏を続ける老音楽家の運命を描いた、H.P.ラヴクラフトの短編小説『エーリッヒ・ツァンの音楽』題材のコンセプト・アルバムでもある今作は、バンドがテーマに掲げる「クラシックとスラッシュ・メタルの融合」が更に強力に推進された印象(ジャケ絵のオッサンはベートーヴェンではない)。クラシック曲のカヴァーはもとより、別に巧かないがメロディをなぞって歌う場面が増えたVoといい、バラードリーなパートやオーケストレーションの導入といい、アレンジや曲展開の複雑さがこれまで以上に高まった収録曲は、彼らが個性確立に向けて大きく前進した証左。中でもヴァイオリンを交えつつ激烈に突っ走る⑨から、一転して静謐に本編の幕を引く⑩への流れは本編の
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MEKONG DELTA-The Music of Erich Zann-Age of Agony ★★★ (2017-09-28 23:46:29)

ヨルグ・マイケルのドコドコドラムに乗って
LIVING DEATHのGチームが刻む高殺傷力を誇るGリフが
襲い来るジャーマン・スラッシュ然とした突撃ナンバーでありつつ
そこに唐突に裏声コーラスが被さったり、
ツインGが奇怪なメロディをハモったりと
MEKONG DELTAならではの個性もきっちりと刻印された逸品。

MEKONG DELTA-The Music of Erich Zann-The Final Deluge ★★★ (2017-09-28 23:56:24)

2ndアルバムのコンセプトであるHPラヴクラフトの小説
「エーリッヒ・ツァンの音楽」のクライマックスを
そのまま歌詞に取り入れたアルバムのハイライト・ナンバー。
うっすらと聞こえてくるバイオリン(ヴィオル?)の
調べはツァンが奏でているのか。
曲調は激烈だが案外Voは歌っていて。但しヘタクソ。
でもそれが却って聴き手の不安感を煽る好結果に繋がっているのは怪我の功名。
曲間を空けずに、一転して静謐な“EPILOGUE”へと繋げる構成も巧み。


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