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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 401-450
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ANVIL-Speed of Sound
ANVIL-Speed of Sound-No Evil
ANVIL-Strength of Steel
ANVIL-Strength of Steel-Concrete Jungle
ANVIL-Strength of Steel-Cut Loose
ANVIL-Strength of Steel-Kiss of Death
ANVIL-Strength of Steel-Paper General
ANVIL-This Is Thirteen
ANVIL-This Is Thirteen-THUMB HANG
AOR-Nothing But the Best
AOR-The Secrets of L.A.
AOR-The Secrets of L.A.-Back to San Francisco
AOR-The Secrets of L.A.-Deep Whirlpool
APOCALYPSE
APOCALYPSE-Apocalypse
APOCALYPSE-Apocalypse-Apocalypse
APOCALYPSE-Apocalypse-Crash!
APOCALYPSE-Apocalypse-The Night Before
APOCALYPSE-Faithless
APOCALYPSE-Faithless-Division
APOCALYPSE-Faithless-Unwanted
APOCRYPHA-The Eyes of Time
APOCRYPHA-The Forgotten Scroll
APOCRYPHA-The Forgotten Scroll-Broken Dream
APOCRYPHA-The Forgotten Scroll-Tablet of Destiny
APRIL WINE-Animal Grace
APRIL WINE-Animal Grace-This Could Be the Right One
APRIL WINE-The Nature of the Beast
APRIL WINE-The Nature of the Beast-Crash and Burn
APRIL WINE-The Nature of the Beast-Sign of the Gypsy Queen
ARCANGEL-ARCANGEL
ARCANGEL-ARCANGEL-KING OF THE MOUNTAIN
ARCANGEL-ARCANGEL-SIDELINES
ARCANGEL-ARCANGEL-STARS
ARCANGEL-ARCANGEL-USED TO THINK I'D NEVER FALL IN LOVE
ARCANGEL-Harlequins of Light
ARCANGEL-Harlequins of Light-As Far As the Eye Can See
ARCANGEL-Harlequins of Light-Diamonds and Gold
ARCANGEL-Harlequins of Light-Harlequins of Light
ARCANGEL-Harlequins of Light-Legend of the Mary Celeste
ARCARA-A Matter of Time
ARCARA-A Matter of Time-Eternal Affair
ARCARA-A Matter of Time-Far Cry from You
ARCARA-A Matter of Time-Lost in Time
ARCARA-A Matter of Time-Never Tell Your Dream Goodbye
ARGUMENT SOUL-Reviving the Truth
ARGUMENT SOUL-Reviving the Truth-Blind Emotion
ARGUMENT SOUL-Reviving the Truth-Slaughter in a Silent Scream
ARI KOIVUNEN-Becoming
ARI KOIVUNEN-Becoming-Sweet Madness

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ANVIL-Speed of Sound ★★★ (2020-10-19 23:53:19)

ドキュメンタリー映画で再ブレイクの切っ掛けを掴んだANVIL。それは単に幸運が転がり込んできたのではなく、メタル冬の時代である90年代にも挫けず、また「お、まだやってんかい」ってな無神経な輩(俺ですが)の言葉にも心を折られることなく、ヨーロッパに活路を見い出して地道にアルバム・リリースとツアーを重ねた時期の踏ん張りがあったればこそ。
本作はミュージシャン稼業だけでは家族を養っていけないので、それこそリップス(Vo、G)が給食のおじさんとしても糊口を凌いでいた時期(’99年)に発表された9thアルバム。ここに託されているのは、ダンプカーが屋台や通行人を蹴散らしながら爆走するアクション映画のカーチェイス・シーンを彷彿とさせるパワー・メタルで、ぶっちゃけ『SPEED OF SOUND』という直球極まりないタイトルと、翼とジェット・エンジンを装着した金床(ANVIL)が空飛んでるという底抜
…続き

ANVIL-Speed of Sound-No Evil ★★★ (2020-10-20 23:58:12)

ロブ・ライナーの荒ぶるドラミングが主役を張るスピード・ナンバー。
ブラスト・ビートまで飛び出すハッスルぶりにたまげますが、
単に奇をてらっただけでなく、暴風の如く吹き荒れるアグレッシブな楽曲は
アルバムのハイライトに推したいぐらいのカッコ良さを誇っています。

ANVIL-Strength of Steel ★★★ (2012-03-06 22:32:12)

レコード会社やマネージメントとのトラブルが原因で4年間もの沈黙を余儀なくされたANVILが、心機一転、新たにMETAL BLADE RECORDSと契約を結んで'87年に発表するや、バンド史上初めてビルボード・チャートにランクインを果たす等、(ささやかな規模ながらも)過去最高の成績をマークした4thアルバム。
スピードが抑制され、メロディ重視で組み立てられた作風はスラッシュ/パワー・メタルというより「アメリカンなノリも兼備した正統派HM」といった趣きですが、溌剌としたサウンドは相変わらずパワフルで重量感に溢れ、何よりキャッチー。マッチョなジャケット・アートワーク等も含めて『FIGHTING THE WORLD』を発表した頃のMANOWARに通じる魅力が感じられたりする場面も。
前半にミッド・テンポの楽曲が集中するため聴き始めこそ地味な印象を受けるかもしれませんが、重厚なアルバ
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ANVIL-Strength of Steel-Concrete Jungle ★★★ (2012-03-07 21:45:01)

タイトルに相応しいクールさとデンジャーな
緊迫感を背負って、重心低く押し出してくる
ヘヴィ・ナンバー。都会的な憂いを感じさせる
メロディも秀逸。

ANVIL-Strength of Steel-Cut Loose ★★ (2012-03-07 21:59:12)

正統派へヴィ・メタリックなGリフが
シャープに刻まれる、前作収録の名曲
“FREE AS THE WIND”の流れを汲む
疾走ナンバー。

ANVIL-Strength of Steel-Kiss of Death ★★★ (2012-03-07 21:52:37)

リップスとロブのBLACK SABBATH愛が詰まった
ヘヴィ・ナンバー。
「味」と「勢い」で勝負!みたいな印象が強い
リップスですが、この曲におけるエモーションの乗った
Gプレイと歌唱は、彼が高い能力を備えたミュージシャンで
あることを如実に物語っていますね。

ANVIL-Strength of Steel-Paper General ★★★ (2012-03-07 21:46:30)

“THE HELLION”を思わせる劇的なイントロとアウトロは
JUDAS PRIESTを彷彿。
ドカドカと豪快に打ち鳴らされ、楽曲を引っ張る
ロブ・ライナーの「リードDs」も印象に強烈に印象に残る、
個人的にはアルバムのハイライト・ナンバーたる名曲。

ANVIL-This Is Thirteen ★★ (2010-05-04 17:20:00)

映画『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』を見た帰りに思わず購入してしまった
ANVIL13枚目のアルバム。(考えてみりゃ彼らの作品を購入したのは90年代以来、実に久し振りだ)
で、現在。映画のDVDはほぼ毎日のように視聴しているのだが、本作を聴き直す機会はあまりない。
↑上のお二方が仰られている通り、ANVIL作品としての完成度は「並」レベルだし、いくら『THIS IS THIRTEEN』たって
全13曲収録は詰め込みが過ぎるでしょう・・・ってのが正直な感想で、映画の反響がモチベーション的にも
制作環境的にも反映されるであろう、次作『JUGGERNAUT OF JUDGEMENT』こそ真の勝負作かな、と。(期待期待)
とは言え本作が救い難い駄作かっつーと、当然そんな事はなく、現代版“FORGED IN FIRE"といった趣きの
ヘヴィなアルバム
…続き

ANVIL-This Is Thirteen-THUMB HANG ★★ (2010-05-04 17:32:29)

ANVIL結成後、最初に書かれたという楽曲。
映画「アンヴィル!夢を諦めきれない男たち」の中で
その存在について語られた事で、CDにオマケ収録される運びとなった。
スペインの宗教裁判について歌ったという
おどろおどろしい雰囲気漂うドゥーミーなヘヴィ・ナンバー。
良い曲です。

AOR-Nothing But the Best ★★ (2020-04-26 01:15:55)

そのまんまなプロジェクト名や、全てのアルバム・タイトルに「LA」を入れ込む等、遠く離れたフランスの地からウェスト/コースト・サウンドとロサンゼルスに対する熱烈ラブコールを送り続けているマルチ・ミュージシャン、フレデリック・スラマが立ち上げたメロハー・プロジェクトAOR。新旧TOTOのメンバーや盟友トミー・デナンダーを始め、毎度枚挙に暇がないほど豪華なゲストを迎えてレコーディングが行われている彼らの初期の歩みを総括するベスト盤。(日本盤は’04年にCOOL SOUNDからのリリース)
選曲は1st『L.A. CONSESSION』から3曲、3rd『L.A. REFRECTION』から5曲、4th『DREAMING IN L.A.』から4曲、既発曲のリメイク3曲、合わせて全15曲を収録。当時自主制作盤ゆえ入手困難だった(フレデリック本人さえCDを所有していなかったという)初期作の楽曲が
…続き

AOR-The Secrets of L.A. ★★★ (2018-12-16 23:17:33)

若き日に、英語を学ぶために訪れたロサンゼルスにすっかり魅了されてしまい、以降、自身が制作したアルバムのタイトル全てに「L.A.」の単語をブッ込む等、かの地に対するZOKKON命(LOVE)っぷりをつまびらかに表明し続けるフランス人ミュージシャン、フレデリック・スラマ。その彼が立ち上げたプロジェクト、AORの9作目となるスタジオ・アルバムがこちら(’13年発表)。
メロハー作品請負人ことトミー・デナンダーがフレデリックと共同でプロデュースと曲作りを手掛けた本作は、いかにもカリフォルニアの青い空が似合いそうな(そしてプロジェクト名に違わぬ)ポップにしてキャッチー、且つ爽快なハードポップ・チューンが全編に亘って目白押し。まるでフレデリックの「ミーはロスを愛してるザンス」(誤ったフランス人像)との主張がそのまんま音として表現されているかのようですよ。
惜しむらくは本編に「これぞ!」と
…続き

AOR-The Secrets of L.A.-Back to San Francisco ★★★ (2018-12-17 23:47:10)

フレデリック・スラマは見た感じミュージシャンとしての
オーラは限りなくゼロですが(失礼)、実に良い曲を書く人で
ビル・チャップリンのVoをフィーチュアしたこの曲はその好例。
キラキラと跳ねるピアノが効果的に使われているのもポイントです。

AOR-The Secrets of L.A.-Deep Whirlpool ★★★ (2018-12-17 23:43:19)

ファーギー・フレデリクセン関連作品を集める中でゲットしたアルバムでしたが、
適度にキャッチー、適度にハードなこの逸曲は、
まさに彼が歌うに相応しい出来栄えで、アルバムに対する期待値を高める
OPナンバーとしての役割をきっちり果たしてくれています。

APOCALYPSE ★★ (2009-09-27 21:13:00)

スイスはジェネーブにて結成された、ツインGを擁する5人組スラッシュ・メタル・バンド。
情報が少なく、調べても詳しい活動履歴が分からんのだけれど、ともかく'88年にスイスのインディーズOUT OF TIME RECORDSからセルフ・タイトルの1stアルバム『APOCALYPSE』を発表、デビューを飾っている。
後にこのアルバムはUNDER ONE FLAG RECORDSを通じて海外へと配給される事になるが、この時(多分)アートワークがトゥルー・メタル調のモノからスラッシャーにお馴染みの「ツノ付き蝙蝠」イラストに差し替えられ、また本編もSWEET SILENCE STUDIOにおいてフレミング・ラスムッセンの手によるミックスが施されている。
'93年にはシンガーを代えて2nd『THE FAITHLESS』をリリース。この時加入したニック・ラボーなるシンガーは、後にGOT
…続き

APOCALYPSE-Apocalypse ★★★ (2009-09-27 21:18:00)

'88年に英インディーズのUNDER ONE FLAGから発表した1stアルバム。(ミックスは名手フレミング・ラスムッセンが担当)
長らくイギリス出身バンドと信じて疑っていなかったのだが、この文章を書くに当たって調べてみたら、実はスイスのジェネーブに本拠を置くバンドだったと分かって驚いた。全編を包み込む暗く湿った雰囲気といい、煮え切らないメロディを歌うヘタウマVoに、ドラマティックに絡み合うツインG、スピードよりも、手数の多いGリフの積み重ねと劇的な曲展開を重視した楽曲の数々といい、生半可なイギリスのスラッシュ・メタル・バンドよりもよっぽど英国然とした風格漂うスラッシュ・サウンドを披露してくれているのになー。
鋭角的なGリフが疾走する高速スラッシュ・ナンバー①⑨を筆頭に、2nd~3rd期のMETALLICAからの影響が濃厚に感じられる作風だが、メロディックなツインGを組み込ん
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APOCALYPSE-Apocalypse-Apocalypse ★★ (2009-09-28 23:09:46)

テクニカルな見せ場を備えた劇的な曲展開や、
ドラマティックなツインGの絡みなど、
このバンドならではの魅力がきっちりと織り込まれた
バンド名を冠するに相応しいクオリティを備えた名曲。

APOCALYPSE-Apocalypse-Crash! ★★ (2009-09-28 23:05:44)

バンドの地力の高さが伺えるインスト・ナンバー。
クサくない程度に劇的に絡み合うツインG、
軽快なフットワークでボトムを支えるDs、
メロディアスなソロもとるBと、
Voがなくとも不満は一切ない。

APOCALYPSE-Apocalypse-The Night Before ★★ (2009-09-28 23:07:20)

アルバム中、最もパワー・メタリックな仕上がりを誇る
重厚且つメロディックなヘヴィ・チューン。
重心低く刻まれるGリフがカッコイイ。

APOCALYPSE-Faithless ★★★ (2016-05-25 07:12:39)

スイスのAPOCALYPSEがデビュー作から5年のブランクを経て’93年に発表した2ndアルバム(最終作でもある)が漸く正式再発。買い逃していた身には嬉しい限りであります。
この時期はスラッシャーのモダン・ヘヴィネス化が注視され始めた頃合いで、本作に関してもハリス・ジョンズが手掛けた重厚なプロダクションや、エピック性を薄れさせた曲作りの姿勢は明らかに90年代仕様。ただ、歌メロが“BATTERY”を思わせる③からも分かる通り、もともとMETALLICAやTESTAMENTの系譜に連なる、疾走感よりも構築美押しのスラッシュ・サウンドが持ち味だったバンドゆえ、流行に日和ったとの悪印象は皆無。新Voとして、より幅広く「歌える」タイプのニック・ラボーが加わったことで、更にメロディが増量されパワー・メタル化の加速した楽曲がなかなにカッコイイのですよ。それでいてスラッシーな突進力に鈍りが見られな
…続き

APOCALYPSE-Faithless-Division ★★ (2016-05-26 23:29:10)

映画『プレデター2』みたいなイントロSEから
猛然と爆走を開始するスラッシュ・ナンバー。
これがモダン・ヘヴィネスがもてはやされていた
'93年に発表されているのだから頼もしい限り。
なので歌メロがMETTALICAの“BATTERY”みたいなのは
大目に見てあげて下さい。

APOCALYPSE-Faithless-Unwanted ★★ (2016-05-26 23:35:35)

『ピンクパンサー』風のイントロに始まり、
グルーヴィな横ノリ・パートあり、パワフルな疾走パートありと、
起伏に富んだ曲展開を支えるのがニック・メーダーの歌唱力。
現在(GOTTHARD)とは唱法がかなり異なるものの、
ドスを効かせた強面シャウトからハイトーンまで淀みなくこなす
パフォーマンスからは、既に実力派シンガーの片鱗がチラ見え。

APOCRYPHA-The Eyes of Time ★★ (2009-10-18 21:56:00)

速弾きギタリスト、トニー・フレディアンリ率いるネヴァダ州出身の4人組ヘヴィ/パワー・メタル・バンドが、
'88年に発表し、一部では「彼らの最高傑作」と評価の高い2ndアルバム。
プロデュースはマーティ・フリードマン、エンジニアはスティーヴ・フォンタノ、ジャケットはガイ・エイチソンが
担当・・・と、基本的には前作と同じ布陣で制作されていて、作風の方も「SHRAPNELメタル」路線を継承。
その一方で、今回はよりアグレッシブに、よりスピーディにと、パワー・メタル分の一層の強化が
図られており、曲によっては、1st~2ndの頃のVICIOUS RUMORSを思わせるモノもあったり。
ただ、それと引き替えにメロディから叙情性が薄れてしまっている点は痛し痒しで、②④のような勢いで押し切る
疾走曲ならともかく、ミドル・テンポの楽曲においては、フックに欠ける歌
…続き

APOCRYPHA-The Forgotten Scroll ★★ (2009-09-23 21:38:00)

現在は人気バンドTHIRD EYE BLINDに籍を置くトニー・フレディアンリ(G)が中心となって、アメリカは
ネヴァダ州にて結成された4人組パワー/スラッシュ・メタル・バンドが、プロデューサーにCACOPHONY時代の
マーティ・フリードマンを迎えてレコーディング、'87年にSHRAPNEL RECORDSからリリースした1stアルバム。
ダークな雰囲気漂うジャケット・アートワークを、タトゥー・アーティストとして大成したガイ・エイチソンが
手掛けていたりと、今考えると結構豪華な陣容で制作されている本作だが、各楽器の分離の悪いゴチャッとした
音作り(エンジニアはSHRAPNELお抱えのスティーヴ・フォンタノ)や、欧州HMからの影響を伺わせる、アグレッシブだが
キャッチーさに欠けるマイナー調のパワー・メタル・サウンドは、如何にもSHRAPNEL RECO
…続き

APOCRYPHA-The Forgotten Scroll-Broken Dream ★★ (2009-09-26 22:50:27)

無駄に力むことなく、エモーショナルな歌声を
聴かせてくれるVoの歌唱が映える
デビュー作のラストを締める叙情バラード。
メロディを大事にしたGプレイに専念する
トニー・フレディアンリも良い仕事をしています。

APOCRYPHA-The Forgotten Scroll-Tablet of Destiny ★★ (2009-09-26 22:46:05)

「これぞSHRAPNEL!」といった感じのインスト・ナンバー。
トニー・フレディアンリはテクニカルな速弾きのみならず、
楽曲のクラシカルな雰囲気を高めるKeyワークも披露。
あと、何気にBのアル・ラムリーもかなりのテクシャンっぷりを
聴かせてくれている。

APRIL WINE-Animal Grace ★★ (2017-03-05 08:04:14)

キャッチーな楽曲と、花火やライティングを用いた派手なライブ・パフォーマンスが話題を呼び、本国カナダはもとより米英でも人気を博したAPRIL WINE。’80年にはドニントンで開催された第1回MONSTERS OF ROCKに、RAINBOW、JUDAS PRIEST、SCORPIONS、SAXON、RIOT、TOUCHと共に出場も果たしている彼らが、‘84年に発表した通算11枚目のスタジオ・アルバム(バンドはこれを最後に一旦解散)。
邦題は『野獣の叫び』。今度こそギンギンにロックなサウンドを聴かせてくれるのでは…との期待が弥が上にも高まりましたが、盤をセットして再生ボタンを押すと流れ出すのは、リバーブを効かせニューウェーブ風の音作りが成されたOPナンバー①。アルバム自体も、MTVの援護射撃を受けてHR/HM人気がメジャー・シーンへと浮上し始めたことを意識したかの如く、荒々しいエッジ
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APRIL WINE-Animal Grace-This Could Be the Right One ★★★ (2017-03-05 23:15:33)

SF映画風のヘンテコなPVが印象的なアルバム表題曲。
シングル・カットされて全米最高58位。
シンセを効かせたニューウェーブ風の音作りと
お洒落(当時)なアレンジが施されていますが
仄かな哀愁を帯びたキャッチーなメロディが実に魅力的です。

APRIL WINE-The Nature of the Beast ★★★ (2017-03-04 08:26:38)

母国カナダでダブル・プラチナム(アルバム・チャート最高第11位)、アメリカでもプラチナ・ディスク(最高第26位)に認定され、またシングル・カットしたバラード“JUST BETWEEN YOU AND ME”がスマッシュ・ヒットを飛ばす等、APRIL WINE史上最大の成功作となった’81年発表の7thアルバム。
トリプルG編成で、オマケに邦題が『野獣』と来たら、そりゃもうギンギンにハードなノリを期待されるやもしれませんが、実際はキャッチーなメロディとコーラスワークを主軸とする、親しみ易いポップなサウンドが繰り広げられます。それでもこのアルバムはAPRIL WINEのカタログの中ではHR/HM寄りに位置付けられる作品の一つであり、それは本作リリースの前年、NWOBHMに沸くイギリスで開催された記念すべき第1回MONSTERS OF ROCKに、彼らが参戦を果たした経験も無関係ではない
…続き

APRIL WINE-The Nature of the Beast-Crash and Burn ★★★ (2017-03-05 08:01:36)

タイトルからしてHMっぽいですが
実際、トリプルGが暴れ回る疾走感溢れる曲調はかなりハード。
MONSTERS OF ROCK参加経験が、
彼らにこういったタイプの楽曲を書かせたのではないかと。

APRIL WINE-The Nature of the Beast-Sign of the Gypsy Queen ★★★ (2017-03-05 07:59:23)

同じくてっきりオリジナル曲だとばかり。
それぐらい哀愁迸る曲調とAPRIL WINEの個性が
上手いことマッチした名曲です。

ARCANGEL-ARCANGEL ★★★ (2008-10-16 22:25:00)

CANNATA名義で数作のアルバムも発表している、アメリカはコネチカット州出身のマルチ・ミュージシャン、ジェフ・カンナタの名を、一躍メロディ愛好家の間に知らしめたバンド(と言ってもグループとしての実体はなかったらしいが)ARCANGEL。その彼らが'83年に唯一残したフル・アルバムにして、マニアの間では「アメリカン・プログレ・ハードの名盤」と絶賛される逸品がこれ。
「泣き」を含んだ声質のVoが切々と歌うフック満載のメロディ、透明感と叙情性を増幅するスペーシーなKey、繊細に泣きつつもハードさを忘れないG、美麗なコーラス・ハーモニー、そして、適度にドラマティックでプログレッシブなアレンジが施された楽曲の数々は、叙情的だがベタつかず、劇的だが大仰ではないと言う、まさに美しきアメリカン・プログレ・ハード・サウンドの理想的ラインを描き出している。
中でも、ARCANGELというバンド
…続き

ARCANGEL-ARCANGEL-KING OF THE MOUNTAIN ★★★ (2008-10-19 10:43:55)

Vo、G、Keyが、これでもか!というぐらいに泣きまくる
アルバム収録曲中、最もプログレ・テイストが色濃く薫る
アレンジを施された、本編のラストを締め括るドラマティックな名曲。
個人的には、アルバムのハイライト・ナンバーです。

ARCANGEL-ARCANGEL-SIDELINES ★★★ (2008-10-19 10:40:15)

イントロのシンセ(ピアノ)の音色だけでもう泣ける必殺の名曲。
切なさ炸裂しまくりのVo、楽曲を華麗に彩る美しいボーカル・ハーモニー、
しみじみと泣くG、楽曲の叙情性を増幅するKeyといった要素に彩られた
どこかノスタルジックで感傷的な曲調に、思わず胸キュン。

ARCANGEL-ARCANGEL-STARS ★★★ (2008-10-19 10:31:59)

ポジティブなフィーリングを伴って盛り上がっていく曲調が
たまらなく胸に沁みる、ARCANGELというバンドの魅力が
判り易く詰め込まれたアルバムのOPナンバー。

ARCANGEL-ARCANGEL-USED TO THINK I'D NEVER FALL IN LOVE ★★★ (2008-10-19 10:36:33)

美しくポップ、どこか郷愁を誘う哀メロが胸を締め付ける
温かみに溢れた極上のバラード。

ARCANGEL-Harlequins of Light ★★★ (2013-09-04 22:47:50)

アメリカン・プログレ・ハードの名盤『ARCANGEL』('83年)1枚のみを残して消えたジェフ・カンナタ率いるARCANGELが、イタリアの必殺仕掛人セラフィノ・ペルジーノのバックアップを受けて復活、実に30年ぶりに発表した2ndフル・アルバム。(ジェフ・カンナタ自身はCANNATAでもって活動を続けていましたが)
Keyによるスペーシーなイントロからスタートする、重厚感と哀愁漂うOPナンバー①の名曲ぶりに、早くもアルバム自体の出来の良さを確信する本作は、幻想的なアートワークをそのままサウンド化したかのような、メロディアスでロマンティック、且つ美しいハーモニーと仄かなプログレ・フレーバーに包まれたメロハー・ソングが目白押し。
ジェフが年相応の落ち着きを感じさせる声でしっとりと歌っていることもあって、前作に比べると少々アダルトな雰囲気も漂ってきますが、序盤①②③、終盤⑪⑫には立
…続き

ARCANGEL-Harlequins of Light-As Far As the Eye Can See ★★★ (2013-09-05 21:58:21)

カラフルなKeyがプログレ的な味わいを植え付けつつも
美麗なハーモニーとキャッチーなコーラスが
楽曲のポップな躍動感を増幅する名曲。
1stに入っていてもおかしくない仕上がりです。

ARCANGEL-Harlequins of Light-Diamonds and Gold ★★★ (2013-09-05 22:03:32)

確信的にデビュー作を彷彿とさせる
プログレ・ハードのエッセンスを取り込んだ、
ある意味ファン・サービス的な1曲。
それが悪いなんてことはある筈もなく、
ドラマティックにアルバムの山場を飾っています。
また、劇的な曲展開を盛り込みつつも
ランニング・タイムが4分台にまとめられているのも
このバンドらしいところ。

ARCANGEL-Harlequins of Light-Harlequins of Light ★★★ (2013-09-05 21:53:47)

零れるように奏でられるピアノに
スペーシーなシンセが絡む流麗なイントロだけで
ご飯が3杯はいけますね。
重厚且つ劇的な曲調に乗せて、かつてより格段に
表現力を増したジェフ・カンナタが歌うメロディも
ヴァース、コーラス、ブリッジ、
いずれも大変美味しゅうございます。

ARCANGEL-Harlequins of Light-Legend of the Mary Celeste ★★★ (2013-09-05 22:07:42)

タイトルはこんなんですが不気味さは皆無。
仄かな哀愁を含んだメロディが軽やかに舞う曲調は
80年代初頭のSTYX、BOSTON、KANSASに通じる
魅力を放っています。

ARCARA-A Matter of Time ★★ (2009-12-11 21:46:00)

元PROPHETのラッセル・アルカラ(Vo)が、自身の名を冠して立ち上げたバンドの2ndアルバム。('97年発表)
作曲担当はGのスティーヴ・ディアキューティスなのだが、とにかくこの人、曲作りがメチャウマ。個人的には
アーバンなピアノの旋律と華やかなボーカル・ハーモニーに、ラッセルの深い情感を湛えたVoが絡むOPナンバー①の
イントロ部分を聴いただけでハート鷲掴み状態ですが、勿論②以降も、エモーショナルなVoに、
的確な仕事っぷりが光るよく歌うG、そして心打つ叙情メロディに彩られた楽曲の数々が連発され
(叙情性を増幅するアコギとKey、重厚なボーカル・ハーモニーを巧みに用いた技ありのアレンジも素晴しい)、
その全盛期のSTYXやKANSASを彷彿とさせるメロディアスHRサウンドに、哀メロ愛好家なら蕩けること請け合い。
流石に「捨て曲なし」というわ
…続き

ARCARA-A Matter of Time-Eternal Affair ★★★ (2009-12-12 09:59:44)

美しいアレンジと胸に沁みる哀愁のメロディに
満たされたメロディアスHRチューン。
ブルージーな味わいもあるVoと、的確に歌うGの存在もあって
ロック然とした「熱さ」もちゃんと備えてる点が○。

ARCARA-A Matter of Time-Far Cry from You ★★★ (2009-12-12 10:10:11)

メロウに始まり、Voの熱唱とハードに泣くG(アコギの取り入れ方も秀逸)、
そして重厚なコーラスを纏って熱く、劇的に盛り上がっていく
2ndアルバム後半のハイライト・ナンバー。

ARCARA-A Matter of Time-Lost in Time ★★★ (2009-12-12 09:53:35)

ジャジーで都会的な雰囲気を演出するピアノの旋律に、
STYXばりの溌剌としたボーカル・ハーモニーが被さり、
ラッセル・アルカラの深いエモーションに満ちた歌声が流れ出す・・・
というイントロだけでご飯3杯はいけちゃう劇的な名曲。

ARCARA-A Matter of Time-Never Tell Your Dream Goodbye ★★★ (2009-12-12 10:02:50)

泣きまくるラッセル・アルカラの歌声とGソロに
涙腺を刺激されまくる哀愁のバラード。
2ndアルバムの頭3曲は何れも甲乙付け難い名曲ばかりです。

ARGUMENT SOUL-Reviving the Truth ★★★ (2017-05-11 23:11:03)

名古屋を拠点に活動する5人組パワー・メタル・バンドが、’04年にLIGHTS OUT RECORDSからリリースしたデビュー作。
HR/HM冬の時代を通過したこの時期はとんと新譜に対する感度が鈍くなっており、彼らの名前は雑誌等で見聞きはしても完全にスルーしてしまっていました。しかし先頃、GW中に出掛けた先で立ち寄った古本屋CDコーナーにて本作を発見。安かったこともあり、ふと興味を引かれて購入し聴いてみたら…これ無茶苦茶カッコイイじゃねえかオイ!と。
音楽性は、スピード/パワー/メロディ、それにドッシリとした重量感がバランス良く配分された、ジャーマン系とは趣きを異する正統派パワー・メタル。鋼鉄の如く屈強な演奏同様、力強く伸びていくシンガーの歌唱がカール・アルバートを思わせるスタイルなこともあり、VICIOUS RUMORSとの共通点を見出す場面もしばしばです。
さりとて単
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ARGUMENT SOUL-Reviving the Truth-Blind Emotion ★★★ (2017-05-12 00:16:11)

パワフルに疾走するリズムに乗って勇ましく歌うVoと
ドスの効いたコーラスのコンビネーションが
VICIOUS RUMORSを彷彿とさせる一方、
劇的なドラマを構築してみせるツインGと
重厚なコーラス・ワークには
きっちりとこのバンドならではの魅力が刻まれています。

ARGUMENT SOUL-Reviving the Truth-Slaughter in a Silent Scream ★★★ (2017-05-12 00:24:18)

OPナンバー斯くあるべし、なパワフルな疾走曲。
線の細いハイトーン・タイプではなく、
(やや音程に甘さを残しつつも)力強く歌いまくる
カール・アルバート系シンガーの存在が大きな武器。
劇的なツインGのユニゾン・プレイを伴って
一気に加速する終盤の曲展開のカッコ良さはガッツポーズ物ですよ。

ARI KOIVUNEN-Becoming ★★ (2008-08-05 23:31:00)

Vo中心のサウンド・スタイルから、よりバンドらしさを前面に押し出した、タイトでヘヴィ・メタリックな
作風へと変化を遂げた、アリ・コイヴネン、'08年発表の2ndアルバム。
陰鬱な雰囲気の漂うジャケット・アートワークや、アリの「PANTERAから影響を受けた」との発言にドン引きした
メロディ愛好派のリスナーも多い事と察するが、個人的には、先だって行われた来日公演で披露された新曲が、
ちゃんとデビュー作の作風を継承したモノだったので、然程その内容に不安を抱いてはおらず、実際、ゴリゴリのBリフと
機械処理の施されたアリの歌声で幕を開ける、ヘヴィな①にこそ一瞬ギョッとなるものの(でも冷静に聴くと、
十分メロディアスな佳曲だ)、それ以降は、如何にも北欧らしい、ヒンヤリとした冷気と哀感を纏った、メロディアスな
楽曲が全編に渡って敷き詰められ、1stアルバムが
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ARI KOIVUNEN-Becoming-Sweet Madness ★★★ (2008-08-12 23:06:57)

華麗かつドラマティックなイントロのみで
完璧に掴まれてしまう、2ndアルバムのハイライト・ナンバーの1つ。
アリが切々と歌う、憂いを帯びた歌メロが胸に突き刺さります。


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