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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 4201-4250
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PANZER-Send Them All to Hell-Mr. Nobrain
PANZER-Sábado negro
PANZER-Sálvese quien pueda
PANZER-Sálvese quien pueda-Junto a ti
PANZER-Toca madera
PAR LINDH PROJECT-Veni Vidi Vici
PARADISE LOST-Gothic
PARADISE LOST-Gothic-Eternal
PARADOX
PARADOX
PARADOX-Collision Course
PARADOX-Collision Course-Shattered Illusions
PARADOX-Electrify
PARADOX-Heresy
PARADOX-Heresy II (End of a Legend)
PARADOX-Heresy II (End of a Legend)-The Visitors
PARADOX-Pangea
PARADOX-Pangea-Alien Godz
PARADOX-Pangea-Raptor
PARADOX-Product of Imagination
PARADOX-Riot Squad
PARADOX-Riot Squad-Hollow Peace
PARADOX-Riot Squad-Psychofficial
PARADOX-Riot Squad-Suburban Riot Squad
PARADOX-Tales Of The Weird
PARADOX-Tales Of The Weird-Brainwashed
PARADOX-Tales Of The Weird-Brutalized
PARADOX-Tales Of The Weird-Day of Judgement
PARADOX-Tales Of The Weird-Tales of the Weird
PARIAH-Blaze of Obscurity
PARIAH-Blaze of Obscurity-Blaze of Obscurity
PARIAH-The Kindred
PARIAH-The Kindred-Scapegoat
PASTORE
PASTORE-THE END OF OUR FLAMES
PASTORE-THE END OF OUR FLAMES-BRUTAL STORM
PASTORE-THE END OF OUR FLAMES-NIGHT AND DAY
PASTORE-THE END OF OUR FLAMES-THE END OF OUR FLAMES
PASTORE-THE PRICE FOR THE HUMAN SINS
PASTORE-THE PRICE FOR THE HUMAN SINS-HORIZONS
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PAUL LAINE-Stick It In Your Ear
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PANZER-Send Them All to Hell-Mr. Nobrain ★★ (2015-01-25 22:49:41)

挑発的な歌詞に反して、適度にノリの良い曲調と
合唱を誘うコーラスが印象的。
ドイツのバンドらしい「聴かせる」メロディアスな
Gソロも良い感じですよ。

PANZER-Sábado negro ★★★ (2017-02-20 23:22:34)

PANZERが解散前の’87年に発表した、マドリードのレガネス劇場で収録された実況録音盤。ハッキリ言って音質はかなり悪い。最新技術でレコーディングされた昨今のライブ盤と比べたら月とスッポン、もしくはSHM-CDと西新宿で購入したブート盤ぐらいの差がありますが、しかし、そんなこたぁどーでもよくなるぐらい内容が素晴らしいんですよ、これが。
堂の入った客あしらいと、終始パワーの落ちない巻き舌バリバリの熱唱で会場のボルテージをMAXまで引き上げるVo、火を噴くような速弾きから濃厚な泣きのソロまでこなすG、ソロ・タイムでも観客をノせることを怠らないリズム隊とが、熱気に満ちたパフォーマンスで畳み掛ける正統派HMナンバーの数々。そして何より1曲目から最終曲に至るまで、歌って歌って歌いまくってバンドを強力にサポートする観客(野郎率100%)の存在が、本作を特別印象深い物にしてくれています。

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PANZER-Sálvese quien pueda ★★★ (2016-03-07 22:14:19)

PANZERを名乗るバンドは欧州から南米まで幅広く分布していますが、こちらはスペインの5人組で、本作は'83年発表の彼らの2ndアルバム。
Key奏者を擁し、DEEP PURPLE/RAINBOW影響下のHRを聴かせてくれていたような気がするデビュー作(CD棚を漁るも発見出来ず。持っていた筈なんだけど…)に比べると、Key奏者が脱退してツインG体制へと移行した本作は、基本的な音楽性はそのままに、NWOBHMの盛り上がりに歩調を合わせ、グッとハードネスを高めた仕上がりに。
しょっぱい音質と、不安点なシンガーの歌唱、あとスペイン語の耳慣れない発音とが相俟って、初めて聴いた当時は「垢抜けねぇ田舎メタルだな」との感想を持ったものですが、慣れてしまうと逆にこれが旨みに変わります。巻き舌シンガーが熱唱する、コブシの効いたメロディのクサさ、そして威勢のいいツインGをフィーチュアしてハジける
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PANZER-Sálvese quien pueda-Junto a ti ★★★ (2016-03-08 22:45:51)

コッテコテでクッサクサな哀愁を撒き散らす
「これぞスパニッシュ・メタル」なバラード
・・・って、言ってることが他の曲と一緒ですな。
こういう曲調には巻き舌バリバリな
スペイン語の発音が非常にマッチします。

PANZER-Toca madera ★★★ (2016-03-09 22:05:29)

前作『SALVESE DE PLASTICO』発表後にGコンビが脱退。その後任にヘスス・ディアズ(G)一人を加えた4人組で制作されている、'85年発表の3rdアルバム。
シングルG編成になったことで、作風が多少なりともソフトな方向へ変化するかと思いきや、のっけからカマされる重厚なGリフが物語る通り、寧ろその音楽性は一層ハード&へヴィ路線に傾斜。DEEP PURPLE/RAINBOWテイストが後退した代わりに、JUDAS PRIESTを始めとする新世代(当時)バンドからの影響を全面に打ち出すようになった本編は、ビルドアップされたプロダクションと併せて、完全にHM路線へとシフト完了。実際、レコーディングがMEDITERRANEO STUDIOで行われていたり、メロイック・サイン掲げてジャケットに収まる老婆がロブ・ハルフォードのコスプレ姿だったりと、JUDAS PRIESTに対する憧憬は
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PAR LINDH PROJECT-Veni Vidi Vici ★★ (2009-05-09 20:55:00)

THE FLOWER KINGS等と共にスウェーデンのプログレ・シーンを牽引する、「北欧のキース・エマーソン」こと
鬼才パル・リンダー率いるプロジェクトが'01年に発表した、古代ローマの英雄ガイウス・ユリウス・カエサルの
名言「VENI, VIDI, VICI.(来た、見た、勝った)」をタイトルに戴く4thアルバム。(邦題『幻想のノスタルジア』)
↑上の方同様、長いだけのプログレ・サウンドに興味はないのだけれど、このプロジェクトの場合、全編に満ち溢れる
ロマンティックな泣きメロがとにかく素晴しく、例え大作主義が打ち出されていようとも、シンフォニックな
アレンジが施された叙情的な楽曲の数々に、冗長さや難解さは皆無。取り分け、元クラシック・ピアニストという
出自を持つパル・リンダー氏の流麗なKeyプレイは本編の白眉で、生ピアノ、メロトロン、チャーチ・オルガ
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PARADISE LOST-Gothic ★★★ (2018-04-19 22:53:33)

PARADISE LOSTが'91年に発表し、「ゴシック・メタル」というHR/HMのサブ・ジャンル誕生に決定的な足跡を刻んだ2ndアルバム。何せタイトルからしてそのまんま『GOTHIC』ですし、曲によってはKeyやオーケストレーション、ソプラノVoによるお耽美な味付けも加えられていたりと、最初の第1歩にして既にこのジャンルに求められる要素を一通り網羅しているのだから凄い。いやこの場合は彼らがここで提示した要素が、後にゴシック・メタルに必要不可欠なスタンダードになっただけなのか。
尤も、本作の時点では飽くまでそれらはほんの彩りに過ぎず、地の底から湧き上がって来るかの如きニック・ホルムズの咆哮Voにしろ、蠢くGリフにしろ、中~低速をメインに泥濘の中をもがくように這い進むリズムにしろ、今時のゴシック・メタルのようなキャッチーさになんぞ目もくれないサウンドは、完全にデス・メタルのそれ。未だ
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PARADISE LOST-Gothic-Eternal ★★★ (2018-04-19 23:06:12)

響き渡るデス声Voが漂わす禍々しさと、
Gが淡々と反復するオカルト映画のテーマ曲みたいな
メロディが醸し出す、そこはかとなく荘厳な雰囲気が
組み合わさった、PARADISE LOST初期の名曲。

PARADOX ★★ (2008-01-25 23:55:00)

4thアルバムがとうとうリリースされましたね。
輸入盤を買うべきか、国内盤が発売されるまで待つか
(国内盤、出るよね?)、非常に悩ましいところです。
気持ち的には今すぐ購入したいんだけど・・・。

PARADOX ★★ (2008-05-05 01:27:00)

BLACKFOOTの名曲“GOOD MORNING"のカヴァーが
大変に素晴しい仕上がりだったので、
輸入盤を買わずに、じりじりと我慢した甲斐がありましたよ!(笑)
ただ、個人的に「キングから国内盤リリース」→「THRASH DOMINATION 08で来日」
という未来予想図を勝手に思い描いていたので、マーキーからの発売には少々アテが外れた感あり。
せっかくチャーリーが「日本でライブ演って、それをレコーディングしたい」
と(社交辞令もあるとはいえ)言ってくれてるんだから、何とか来日公演の実現を!

PARADOX-Collision Course ★★ (2006-04-20 20:45:00)

流行におもねらず、と言ってノスタルジーにも囚われていない、理想的な復活作。
パワフルな楽曲と、チャーリー・シュタインハウアーの衰えぬVoパフォーマンスには、
お世辞抜きでJUDAS PRIESTの『ANGEL OF RETRIBUTION』級の感銘を受けた。
アコギによる序曲(美味しいメロディてんこ盛り)から、激ドラマチックなタイトル・トラックへ・・・
という流れが、代表作『HERESY』と二重写しになるアルバムOPの構成も、PARADOXの
「ファンの期待に応えるぞ!」という決意表明に他ならない(んじゃないかなぁ、と)。
リフの重さは現代的だが、それが各曲の叙情性やスピード感を殺しておらず、
むしろ引き立て、破壊力を倍化させている点も評価ポイント。
序盤からスラッシーに押しまくり(かと思えば突然アコギ・パートを挿入してハッと
させる
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PARADOX-Collision Course-Shattered Illusions ★★ (2006-04-20 20:54:03)

これはPARADOX史上、最速チューンじゃなかろうか?
冒頭からガツンとカマされる「これぞスラッシュ・メタル!」たる
ストロングなリフの刻みが強烈。
それでいて、歌メロやGソロにおけるメロディの使い方に
しっかりと気を配っている辺り、自分達の武器が何なのか良く分かってるなぁと感心。
ことにインスト・パートのドラマチックな展開は聴きモノです。

PARADOX-Electrify ★★ (2008-05-05 01:06:00)

数々の困難を乗り越えて、ジャーマン・スラッシュ・メタルの雄PARADOXが、前作から実に8年振りに発表した、待望の4thアルバム。
家族との度重なる死別や、自身も大病を患って病床に伏せるなど、バンドのリーダー、チャーリー・シュタインハウアーを
襲った不幸の連鎖を思えば、「長いこと待たせやがって」なんて台詞は間違っても出てこないが、
しかし本作が、長いこと待たされた甲斐のある、優れた内容に仕上がっているのも、また事実。
ザクザクと荒々しくシュレッドされる勇猛なGリフ、怒涛の突進力、憂いに満ちたメロディを歌う雄々しいVo、
そしてドラマティックなツイン・リードG・・・と、PARADOXというバンドの魅力の粋を結集したかのような名曲①だけでも
完璧に心を鷲掴みにされてしまうが、それ以降も、“HIGHPERSPEED "のタイトルに偽りなしの高速疾走曲⑤や、こ
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PARADOX-Heresy ★★ (2006-11-15 22:09:00)

ジャーマン・スラッシュ・メタル史に残る名作として、燦然と光り輝く'89年発表の2ndアルバム。
勇壮なリフ、ツインGの煽情力、歌メロの質、曲展開、様式美に則ったアルバムの構成と、
あらゆる要素がデビュー作から桁違いのグレードアップを遂げており、十字軍を題材にした
(昨今話題の『ダ・ヴィンチ・コード』にも通じるものがある)コンセプト・アルバムということで、
ドラマ性に満ちたスケール感も、これまでの比ではない。
JUDAS PRIEST、IRON MAIDENばりのメロディックなツイン・リードGが際立っていた前作に対し、
今回は豊潤なメロディがアルバム全編を貫き、HELLOWEENを初めとするメロディック・パワー・メタルへ接近した印象。
勿論、スラッシュ・メタル・バンドならではの攻撃性や疾走感は十分に保たれていて、それはアグレッシブなリフの刻みや、
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PARADOX-Heresy II (End of a Legend) ★★★ (2021-11-18 01:11:27)

チャーリー・シュタインハウアー(Vo)率いるPARADOX、'21年発表の新作アルバム。
そのチャーリー以外面子がごっそり入れ替わっていますが、最早メンバー・チェンジはこのバンドの恒例行事ゆえ驚きには値せず。逸材だったガス・ドラックスの離脱は痛手なれど、後任には近年ETERNITY’S END等を率いて頭角を現しているクリスティアン・ミュンツナー(G)が出戻っているので、空いた穴は完全に塞がったと言えるのではないでしょうか。
それより何より、本作最大のトピックは「宗教戦争」をテーマに取り上げたコンセプト・アルバムにして名盤の誉れ高い2nd『HERASY~異端』(’89年)の続編作りに、満を持してチャーリーが着手したこと。尤も、多数のゲストを迎えたり生オケを導入したりといった大仕掛けは目もくれず、ダークなメロディをニヒルに歌い上げるVo、タイトに刻まれるGリフ、硬質に突っ走るリ
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PARADOX-Heresy II (End of a Legend)-The Visitors ★★★ (2021-11-24 00:03:20)

ザクザクと重心低くタイトに刻まれるリフ&リズム、メロパワ系の親しみ易さとは
一味異なるニヒルなチャーリーのVoが一丸となってソリッドに畳み掛ける、
変わらぬPARADOX節に舌鼓を打つスピード・ナンバー。リーダー・バンドを率いての
活動等で獲得した自信を糧に、これまでよりも主張を強めたクリスティアン・ミュンツナーの
劇的なシュレッド・ギターが、楽曲に新鮮な味わいを付与してくれています。

PARADOX-Pangea ★★★ (2016-08-14 08:56:19)

嘗て、マイケル・シェンカーは「精神的に追い詰められた時の方が、生み出すメロディの輝きが増す」と実しやかに語られていましたが、その言を借りるならば、PARADOXのアルバムがどれも素晴らしいのは、やっぱりリーダーのチャーリー・シュタインハウアー(Vo、G)が不幸な目にばかり遭っているからでしょうか?同じドイツ人ですし…。
ってな与太話はともかく、数々の困難を乗り越えて(詳細については国内盤解説参照)リリースに漕ぎ着けた本7thアルバムは、これまでの作品同様強力な内容を誇っています。久々のコンセプト作だったり、新進気鋭のギリシャ人ギタリスト、ガス・ドラックスが新メンバーとして加わったりと、色々トピックもありますが、勇猛果敢な突撃ナンバー①の堂々たる出来栄えが宣言する通り、「PARADOX=チャーリー」の基本図式に一切のブレはなし。金属が擦り合わされるかの如き音色でソリッドに刻まれるGリ
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PARADOX-Pangea-Alien Godz ★★★ (2016-08-18 23:23:28)

“RAPTOR”とタメを張るアルバムのハイライト・ナンバーの一つ。
キャッチーと表現できそうな小気味良さで疾走するリズムの上で
チャーリーが歌うメロディもいつも以上にメロディック。
ガス・ドラックスが奏でる構築度高めのGソロと併せて
これまた「限りなくスラッシュ寄りの80年代ジャーマン・パワーメタル」
といった塩梅の逸品。

PARADOX-Pangea-Raptor ★★★ (2016-08-18 23:14:15)

金属質なGリフの刻みに、パワフルな疾走感、
愁いに満ちたメロディを歌い上げる硬派なVo…と
PARADOXの魅力全開な名曲。
これまで以上にメロディックな歌メロがもたらす
80年代ジャーマン・パワーメタル風味も
オツな味わい。

PARADOX-Product of Imagination ★★ (2006-11-15 21:11:00)

ドラマチックなスラッシュ・メタルを聴かせるドイツの5人組スラッシャー、'87年発表の1stアルバム。
彼らの人気を決定付けた名作『HERESY』に比べると、本作はまだまだ青い。歌メロにしろ、曲展開にしろ、
かなり直線的で若さに任せた荒々しさが目立ち、全体的に練り込み不足との印象は否めない。
尤も、それは『HERESY』と比較しての評価なわけで、本作単品で見るなら、その新人離れしたクオリティの高さは十分驚異的。
これぞスラッシュ・メタル!たる疾走感は次作以上に味わえるし、何より、JUDAS PRIESTやIRON MAIDENといったバンドの
最良の部分をお手本にしたかのような、劇的なツイン・リードGの威力は、この時点で既に半端ではない。
また、組曲形式でアルバムのOPを飾る、バンドのテーマソング①②、本編随一の大作曲④、
叙情的なインスト⑤を経て
…続き

PARADOX-Riot Squad ★★ (2009-10-28 22:01:00)

個人的に、数あるジャーマン・パワー/スラッシュ系バンドの中でも最も愛して止まない、
苦労人チャーリー・シュタインハウアー率いるPARADOXが'09年に発表した5thアルバム。
溜まりに溜まったフラストレーションを晴らすべく、叙情的なバラードや、起承転結を備えた様式美タッチの楽曲は
収録せず、ガンガン力押しに終始するアグレッシブな作風だった4th『ELECTRIFY』と同一路線を行く内容ながら、
どことなくサイバーな雰囲気が漂い、曲間にインストの小曲を配するなど、コンセプト・アルバム的な色合いも
感じられた前作に比べると、今回はややオーソドックスなHM路線へと引き戻された印象を受ける。
「掴み」には持ってこいインパクトのデカさを誇る名曲①を筆頭に、金属質なGリフと機関銃の如く刻まれるリズムが
一丸となって突進するハイパーな⑤⑦⑩等、昨今のスラッシ
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PARADOX-Riot Squad-Hollow Peace ★★★ (2009-11-01 00:08:41)

正統派へヴィ・メタリックなドラマ性と
スラッシュ・メタル然とした攻撃性が
バランス良く配合されたアルバム屈指の名曲。
終盤のツインGが奏でるフレーズの美味しさときたらもう。

PARADOX-Riot Squad-Psychofficial ★★ (2009-11-01 00:11:38)

速い速い。アルバム最速・・・
いや、PARADOX史上最速のスラッシュ・ナンバーか?

PARADOX-Riot Squad-Suburban Riot Squad ★★★ (2009-11-01 00:06:54)

劇的なイントロを経て金属質なGリフが刻まれ、
重厚なリズムが怒涛の如く突進を開始した瞬間、
「よし、今回も大丈夫」と確信できる
ツカミに持って来いの名曲。
硬派な哀愁を背負ったVo、独特の憂いに満ちたメロディを
紡ぎ出すツインGの良い仕事っぷりも相変わらず。

PARADOX-Tales Of The Weird ★★★ (2012-12-15 21:45:14)

3年振りの新作ですが、それぐらいのインターバルだとPARADOXの場合「お、今回は早かったな」とか思ってしまいます。解散宣言まで飛び出したその3年間の波乱万丈っぷりに関しては国内盤解説に詳しいのですが、読みながら「もう'12年のベスト・アルバムはコレで決まりでいいや」とか思ってしまいましたよ。
実際お世辞でもなんでもなく、ソリッドでありつつ男の哀愁も背負ったチャーリーのVoと、メロディックに切り込んでくるツインG、そして機銃弾の如く速射されるリフ&リズムの猛ラッシュで聴き手を捻じ伏せる、PARADOX流パワー/スラッシュ・サウンドは無類のカッコ良さ。冒頭のスピード・ナンバー三連打や、切れ味鋭い⑨といった楽曲の武骨な畳み掛けには、このバンド不変の美学が宿っています。
今回はデス・メタル・バンド出身ギタリストが新たに加わっているため、更にブルータルな方向へ歩みを進めるのかと思いき
…続き

PARADOX-Tales Of The Weird-Brainwashed ★★★ (2012-12-16 22:45:14)

アップテンポではあるものの、
スラッシュというよりは正統派HM寄り。
エピック・メタルばりの力強さと
スケール感を伝えるサビメロがカッコイイったら。

PARADOX-Tales Of The Weird-Brutalized ★★★ (2012-12-16 22:36:55)

憂いを帯びたメロディを硬派に歌うVo、
攻撃的に畳み掛けるリフ&リズム、
ドラマティックに絡み合うツインG、
それでいながら肉体に訴えかけるキャッチーさも
併せ持った、スラッシュ/パワー/正統派へヴィ・メタルの
美味しいトコ取りな名曲。
個人的にはアルバムのハイライト・ナンバーです。

PARADOX-Tales Of The Weird-Day of Judgement ★★★ (2012-12-16 22:40:57)

決してメロディを見失わない硬派なVoとツインG、
破壊的なGリフ、それに重量感溢れるリズムとが
重心低く突進する「これぞPARADOX!」な
パワー/スラッシュ・ナンバー。血圧が上がりますよ。

PARADOX-Tales Of The Weird-Tales of the Weird ★★★ (2012-12-16 22:29:01)

ドラマティックな導入部に、ツインGの劇的な絡みを
活かした曲展開、それに10分に及ばんとする大作主義など、
元々アルバム『TALES OF THE WEIRD』が
名作『HERESY』の続編として制作された
(その後コンセプトが変更された)という、
その名残りを感じさせてくれる名曲です。
終始パワフルに突っ走って、大作曲にありがちな
もったいぶった部分が皆無なのがこのバンドらしい。

PARIAH-Blaze of Obscurity ★★ (2007-04-09 21:40:00)

SATAN、BLIND FURY、SKYCLAD等の活動で知られる、スティーヴ・ラムゼイ(G)率いるイギリスは
ニューカッスル出身の5人組へヴィ・メタル・バンドが、'89年に発表した2ndアルバム。
チリチリとささくれ立ったリフといい、煮え切らないメロディを歌うVoといい、如何にもブリティッシュな
暗い湿り気を帯びた楽曲といい、NWOBHMの薫りが濃厚に匂い立つサウンドは、このバンドの前身である
SATANやBLIND FURYと同様ながら、本作はそこに更にスラッシュ・メタルのエッセンスを取り入れ、
よりスピーディに、よりへヴィにと、一層アグレッシブ面の強化が図られた仕上がり。
尤も、リフの刻みや疾走感にはスラッシーな雰囲気が強く漂うとはいえ、そこはキャリアの長いベテラン・バンド。
力押しのみに終始するなんて野暮な真似はせずに、押しと引きを心得た
…続き

PARIAH-Blaze of Obscurity-Blaze of Obscurity ★★★ (2007-10-31 21:04:35)

1stからメロディの魅力を大幅にアップさせた2ndの中でも、
屈指のクオリティを誇る、ドラマチックなセミ・バラード。
メロディアスに歌い上げるマイケル・ジャクソンのVoと、
胸にグッとくるフレーズを積み重ねるGコンビの働きっぷりが素晴しい。

PARIAH-The Kindred ★★ (2007-10-30 20:12:00)

英国にて70年代末から、SATAN~BLIND FURY、そしてまたSATANと、メンバー・チェンジに泣かされつつも、改名を繰り返しながら
活動を続けてきたスティーヴ・ラムゼイ(G)が、心機一転を図るべくバンド名をPARIAHと改め、'88年に発表した1stアルバム。
後期SATANは、ポップ路線にも目配せの感じられる作風だったが、本作ではそうしたポップ色は一掃され、
スピーディに疾走するリズムに乗って、如何にもイギリス的な暗い湿り気を帯びたリフが荒々しく刻まれ、
マイケル・ジャクソン(Vo)が鋭角的なシャウトを響かせる・・・といった具合に、NWOBHM期のSATANを、
更にアグレッシブにしたかのような、スラッシュ・メタル・サウンドが展開されている。
楽曲の構築美やメロディの魅力に関しては、'89年発表の2nd『BLAZE OF OBSCURITY』
…続き

PARIAH-The Kindred-Scapegoat ★★★ (2007-10-31 05:52:09)

スラッシーな疾走感を基調としつつも、
そこにドラマチックな曲展開とツインG(ハモリっぷりが良い)を
フィーチュアして、6分以上をダレることなく聴かせ切る名曲。
個人的には1stアルバムのハイライト・チューン。

PASTORE (2012-05-13 09:17:12)

スラッシュ・メタル・バンドACID STORMでキャリアをスタートし、ブラジル人ドラマーのエレノ・ヴァーリ企画のメタル・オペラ・プロジェクト、SOULSPELLに参加した事で知名度を高めた実力派シンガー、マリオ・パストーレが、「自分の得意とする方向性を追求する」ことを基本コンセプトに、ACID STORM時代の同僚ファビオ・ブィットヴィダス(Ds)、マリオのボーカル教室の生徒だったラファエル・ガザル(G)らと共に'07年に立ち上げたバンド。
'10年に発表したデビュー作『THE PRICE FOR THE HUMAN SINS』はブラジルで大ヒットとなり、これを追風に、正式メンバーとしてアレックス・ガルッチ(B)を加えてライブ活動を活発化させる等、バンドとしての基盤を整えた彼らは'12年には2nd『THE END OF OUR FLAMES』をリリース。デビュー作の作風を受け継ぐス
…続き

PASTORE-THE END OF OUR FLAMES ★★ (2012-05-14 07:10:57)

デビュー作が各所で高評価を受けたことをモチベーションに変え、遅咲きのブラジル人シンガー、マリオ・パストーレ率いるPASTOREが'12年に発表した2ndアルバム。
現代的なアグレッションも加味されたJUDAS PRIEST直系の正統派HMサウンドという、前作で披露した音楽的立ち位置は守りつつ、ロブ・ハルフォードやブルース・ディッキンソンといった先人たちからの影響を糧とするパワフルなハイトーンVoに益々磨きを掛けたマリオの骨太な歌唱を筆頭に、強靭なビートを叩き出すリズム・セクション、そしてリフからソロまで劇的にこなすラファエル・ガザルのGプレイ等、そのパフォーマンスには更なる説得力が付与。これはバンド形態が整えられ、ライブの経験を積んだ事でメンバー間のコンビネーションが一層密になったことの賜物と思われ、アルバムOPナンバー①なんてHR/HM好きなら胸躍らされずにはいられないカッコ良さ
…続き

PASTORE-THE END OF OUR FLAMES-BRUTAL STORM ★★★ (2012-05-15 07:03:42)

2ndアルバムのOPナンバーにして
JUDAS PRIEST+IRON MAIDEN(というか
ロイZと作ったブルースのソロ作の方が近い)的な
PASTORE屈指の名曲。
劇的なイントロだけで完全に掴まれてしまいますね。

PASTORE-THE END OF OUR FLAMES-NIGHT AND DAY ★★ (2012-05-15 07:09:35)

重心を低く押し出してくるようなパワー・チューン。
攻撃的な曲の中で劇的に閃く、ツインG風のアレンジを加えて、
印象的なフレーズを奏でるラファエル・ガザルのGプレイが
光る1曲。

PASTORE-THE END OF OUR FLAMES-THE END OF OUR FLAMES ★★ (2012-05-15 07:06:55)

JUDAS PRIESTの『PAINKILLER』からの影響が
強く感じられた前作に比べ、本作はIRON MAIDEN
・・・というかブルース・ディッキンソンの
ソロ作からの影響もそこここで感じられ、
このアグレッシブな疾走曲におけるマリオ・パストーレの
雄々しい歌声は、ロブ・ハルフォードのみならず
ブルースを思わせる場面もちらほら。

PASTORE-THE PRICE FOR THE HUMAN SINS ★★ (2012-05-13 08:12:10)

オペラも歌える実力派シンガー、マリオ・パストーレ率いるバンド――というかこの時点ではプロジェクト――が'10年に発表したデビュー作。
BURRN!!誌では90点台の高得点を叩き出す等、『PINKILLER』を発表した頃のJUDAS PRIESTを思わせる骨太で劇的な正統派HMサウンドがここ日本でも高く評価された本作。特筆すべきはやはりマリオ・パストーレの堂々たる歌いっぷりで、若き日のロブ・ハルフォードとブルース・ディッキンソンを足して2で割ったようなパワフルなハイトーンVoは、聴く者のメタル魂をビンビンに刺激してくれます。
JPの『PAINKILLER』といえば、アグレッシブで押しの強いA面よりも、劇的でメロディアスな楽曲が並んだB面サイドをより愛聴している身としては、本作は全体的に肩に力が入り過ぎていて、Voの素晴しさに比べ収録楽曲に(特にメロディに関して)弱さを感じる場面
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PASTORE-THE PRICE FOR THE HUMAN SINS-HORIZONS ★★★ (2012-05-13 20:45:58)

ピアノとアコギを用いたメロウな前半から
バンド・サウンドが加わって劇的に盛り上がる後半まで
悲壮な雰囲気に貫かれたパワー・バラードの逸品。
マリオ・パストーレのエモーショナルな歌いっぷりも
見事で、個人的にはアルバムで一番好きな曲です。

PASTORE-THE PRICE FOR THE HUMAN SINS-OUT OF CONTROL ★★ (2012-05-13 20:48:57)

日本盤のみのボーナス・トラックですが、
それが勿体ないぐらいの秀曲。
アルバム自体は『PAINKILLER』を発表した頃の
JUDAS PRIESTや、ロイZと組んだブルース・ディッキンソンの
ソロ作からの影響が感じられる作風で統一されていますが
この曲のみは80年代のJP/IMスタイル。

PASTORE-THE PRICE FOR THE HUMAN SINS-THE PRICE FOR THE HUMAN SINS ★★★ (2012-05-13 20:43:59)

1stアルバム表題曲兼OPナンバー。
『PAINKILLER』を彷彿とさせるアグレッシブ且つ
ストロングなパワー・チューンですが、
そう思えるのはちゃんとロブ・ハルフォードばりに
歌える実力派Voがいるからこそ。

PAT TRAVERS-Live!go for What You Know ★★★ (2018-02-14 23:40:28)

その昔、《ギター戦士》ことパット・トラヴァースの名前は知ってても音を聴いたことはなかった頃、「入門盤にはコイツがお薦め」と教えて頂き、購入した'79年発表のライブ盤。
初めて耳にした当初は、序盤のファンキーなノリにイマイチ入り込めなかったことを告白しておきますが、軽妙なMCで観客から爆発的な大合唱を引き出す③で「おっ」と思わされると、パット・トラヴァースとパット・スロールのツインGがユニゾンしながら泣きまくる劇的な④で完全にハートを鷲掴みにされ、後はダイナミックに畳み込んで来る後半戦まで一気一気。「微妙」とかほざいた序盤の雰囲気も、今じゃ大好物ですよ。
WパットのGが唸りを上げ(トラヴァースのVoも熱い)、緩急自在のトミー・アルドリッジ(Ds)、キャラ立ちまくりのGとDsの接着剤役を担いつつ、テクニカルなフレーズでサウンドの緊張感を保つマーズ・コウリング(B)と、メンバーはジ
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PAT TRAVERS-Makin' Magic-Stevie ★★★ (2018-02-15 00:46:04)

パット・トラヴァース屈指の名バラード。
エモーショナルな泣きに関してはライブ・バージョンに
軍配が上がりますが、スタジオ・バージョンだって
素晴らしさでは引けを取りません。KEYが効いてます。
確かこの時期のドラマーは後にIRON MAIDENに加入する
ニコ・マクブレイン。曲終盤で強烈なハイトーンを
響かせているのはゲスト参加のグレン・ヒューズではなかったか。

PAUL DI'ANNO'S BATTLEZONE-Fighting Back ★★★ (2016-09-03 09:19:35)

正直に告白すると、ポール・ディアノって昔はあんま好きじゃなかったんですよ。バンドを結成しても長続きせず、メンバーも定着しない人望のなさとか(身につまされるなぁ)、その時その時の音楽的流行にすり寄って行く節操のなさとか、IRON MAIDEN時代の遺産への依存体質とか。ついでに、やたら「メイデンはディアノ時代で終わった」と強弁してくる知り合いの存在にも、そうした苦手意識に拍車を掛けられましてね。
しかし年食うと、この人の立ち回りのヘタクソな生き様が段々と沁みてくるのだから不思議なものでして。更にナイス・タイミングでBATTLEZONEのアルバムが再発されることを教えて頂いたので、ものは試しと’86年発表の本1stアルバムを購入してみたらば、自身在籍期のIRON MAIDENに、スラッシュ・メタルばりの突進力を注入したようなパワーメタル・サウンドが「おお、イカしてるじゃあないか!」と。
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PAUL DI'ANNO'S BATTLEZONE-Fighting Back-The Land God Gave to Caine ★★★ (2016-09-04 22:59:04)

7分以上に及ぶ長尺に、重厚な曲展開と、
“神より賜りしカインの聖域”という邦題が
決してこけ脅しには響かない逸品。
シアトリカルなポールのVoも楽曲に備わった
ドラマ性をより一層引き立ててくれていますよ。

PAUL DI'ANNO-The Worlds First Iron Man ★★ (2022-12-20 01:54:40)

IRON MAIDENフロントマンとして過ごした日々は遠くへと去り、’12年には保険金や補助金の不正受給がバレ逮捕されてしまい9ヵ月間臭い飯を食う等、『ザ・ノンフィクション』の登場人物ばりに塩辛い人生を送る男、ポール・ディアノ。そんなメタル界隈随一、中孝介の“サンサーラ”が似合う男が'96年に個人名義で発表したソロ・アルバムがこちら。
アルバム・タイトルが『~IRON MAN』だったり、今回もIRON MAIDENの楽曲(ライブ音源)が収録されていたりして「擦るなぁ」と苦笑を誘われますが、意外にも本編にメイデン色は希薄。いや希薄というか1曲目がいきなりジェームズ・ブラウンの“LIVING IN AMERICA”、更にWILDCHERRYの“PLAY THAT FUNKY MUSIC”とドファンクなカヴァー2曲が頭から続いた時は、買うCD間違ったかとジャケを二度見してしまいましたよ。
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PAUL DI'ANNO-The Worlds First Iron Man-Show Some Emotion ★★★ (2022-12-21 00:40:54)

神秘的なピアノのイントロだけで名曲の気配が漂ってきますが
ドラマティックな曲調はその期待を裏切りません。
ディアノの熱唱もベテラン・シンガーの凄味をしっかりと伝えてくれますよ。

PAUL LAINE-Stick It In Your Ear ★★★ (2022-12-13 01:38:53)

カナダ出身の才能豊かなシンガー/ソングライター、ポール・レインが、ブルース・フェアバーン・プロデュースのもと’89年に発表した1stソロ・アルバム。
それにしても国内盤のジャケットはちょっと酷過ぎやしませんかね。インディーズのパンク・バンドならまだしも、ポールのハスキー・ボイスを軸に、フックの効いたメロディと分厚いハーモニーがモリモリに盛られた「カナダのBON JOVI」的サウンドが託された本作に対して「よっしゃ、このジャケデザインで勝負だ!」と思えた担当者は一体どういう了見の持ち主だったのか?と。
あとOPナンバー①が7分以上ある大作の割にフックに乏しく、のっけでカマしてやろうとした挙句滑っている感があるのですが、一方で素直にBON JOVI路線を演ってくれている2曲目以降は一騎当千の逸品が揃っております。様々なアイデアを盛り込んでキャッチーにまとめ上げた②、パワー・バラー
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PAUL LAINE-Stick It In Your Ear-Dorianna ★★★ (2022-12-13 23:49:24)

キャッチーなメロディと美しいハーモニーにくるまれて
爽やかな哀愁を発散するハードポップの名曲。
ポール・レインの力感溢れる歌声もさることながら
後にPOKERFACEやTHE DISTANCEで活躍する
ケニー・ケイオスのよく歌うギターも楽曲の
魅力を底上げしてくれています。


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