この曲を聴け! 

火薬バカ一代さんのページ
火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 4351-4400
→PC向けページ
Tweet
POLTERGEIST-Depression
POLTERGEIST-Depression-Depression
POLTERGEIST-Depression-Prophet
POLTERGEIST-Depression-Ziita
POLTERGEIST-Nothing Lasts Forever
POLTERGEIST-Nothing Lasts Forever-Empty Inside
POLTERGEIST-Nothing Lasts Forever-Only You Remain
POLTERGEIST-Nothing Lasts Forever-Tell Me
POSSESSED-Beyond the Gates
POSSESSED-Seven Churches
POSSESSED-Seven Churches-Death Metal
POSSESSED-The Eyes of Horror
POWERLORD
POWERLORD-The Awakening
POWERLORD-The Awakening-(The Awakening) Powerlord
POWERMAD-Absolute Power
POWERWOLF
POWERWOLF-Blessed & Possessed
POWERWOLF-Blessed & Possessed-Armata Strigoi
POWERWOLF-Blessed & Possessed-Blessed & Possessed
POWERWOLF-Lupus Dei
POWERWOLF-Lupus Dei-Prayer in the Dark
POWERWOLF-Preachers of the Night
POWERWOLF-Preachers of the Night-Amen & Attack
POWERWOLF-The Sacrament of Sin
POWERWOLF-The Sacrament of Sin-Demons Are a Girl's Best Friend
PRAYING MANTIS-A Cry for the New World
PRAYING MANTIS-A Cry for the New World-Journeyman
PRAYING MANTIS-A Cry for the New World-Letting Go
PRAYING MANTIS-A Cry for the New World-Rise Up Again
PRAYING MANTIS-Captured Alive in Tokyo City
PRAYING MANTIS-Demorabilia
PRAYING MANTIS-Metalmorphosis (30th Anniversary album - Japanese Edition)
PRAYING MANTIS-Time Tells No Lies
PRAYING MANTIS-Time Tells No Lies-Children of the Earth
PRAYING MANTIS-Time Tells No Lies-Lovers to the Grave
PRECIOUS
PRECIOUS-Singles Collection
PRECIOUS-Singles Collection-Burnig Vengeance
PRECIOUS-Singles Collection-Crazy for Your Love
PRECIOUS-To Glory We Steer
PRECIOUS-To Glory We Steer-Wasting My Time
PRETTY BOY FLOYD-Leather Boyz With Electric Toyz
PRETTY BOY FLOYD-Leather Boyz With Electric Toyz-48 Hours
PRETTY BOY FLOYD-Leather Boyz With Electric Toyz-Only the Young
PRETTY BOY FLOYD-Porn Stars
PRETTY BOY FLOYD-Porn Stars-Set the Night on Fire
PRETTY MAIDS
PRETTY MAIDS-Pretty Maids
PRETTY MAIDS-The Best Of...back to Back

 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 | 51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 | 61 | 62 | 63 | 64 | 65 | 66 | 67 | 68 | 69 | 70 | 71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 | 80 | 81 | 82 | 83 | 84 | 85 | 86 | 87 | 88 | 89 | 90 | 91 | 92 | 93 | 94 | 95 | 96 | 97 | 98 | 99 | 100 | 101 | 102 | 103 | 104 | 105 | 106 | 107 | 108 | 109 | 110 | 111 | 112 | 113 | 114 | 115 | 116 | 117 | 118 | 119 | 120 | 121 | 122 | 123 | 124 | 125 | 126 | 127 | 128 | 129 | 130 | 131 | 132 | 133 | 134 | 135 | 136 | 137 | 138 | 139 | 140 | 141 | 142


発言している24曲を連続再生 - Youtube



POLTERGEIST-Depression ★★ (2008-01-06 19:38:00)

シュミーア脱退後のDESTRUCTIONが発表した問題作『CRACKED BRAIN』に、Voのアンドレ・グリーダーが助っ人参加した事で、日本でも名前が知られるようになった、スイスはバーゼル出身の4人組スラッシャーPOLTERGEISTが、'89年にリリースした1stアルバム。
スイスとドイツの国境を挟んで、ご近所同士だったDESTRUCTIONとはバンドぐるみで親しかったようで、その関係性からか本作リリース当初は、「まるで小型DESTRUCTION」とのレビューが目立ったが、実際のところ彼らのサウンドは、飛翔感と構築感を兼ね備えたGソロにこそ影響が伺えるものの、全体的には、DESTRUCTIONに比べ随分とマイルドで取っ付き易い。リフにしろメロディにしろ、よりキャッチーさが強調されていて、初めて聴いた時はDESTRUCTIONよりも、FORBIDDEN等のベイエリア・スラッシュに
…続き

POLTERGEIST-Depression-Depression ★★ (2008-01-06 19:46:19)

不穏さを漂わせたアコギによるイントロを経て、
パワフルに疾走を開始するアルバム・タイトル・トラックで、
小気味良く動き回るリード・ベースが非常にカッコイイ
高速スラッシュ・ナンバー。

POLTERGEIST-Depression-Prophet ★★ (2008-01-06 19:52:46)

基本はタイトに疾走するスラッシュ・チューンながら、
荒々しくも、ちゃんとメロディを歌うVoと、
Keyを隠し味に使った中盤の展開が劇的さを演出する、
本編中随一のドラマ性の高さを誇る名曲。
1stデモにも収録されていた、バンドの代表曲の1つ。

POLTERGEIST-Depression-Ziita ★★ (2008-01-06 19:54:59)

1stデモ収録曲のリメイク。
華麗な飛翔感と、劇的な構築美を兼ね備えたGソロの威力は、
本編中でも随一。

POLTERGEIST-Nothing Lasts Forever ★★★ (2008-01-08 22:24:00)

CENTURY MEDIAから離れてしまった為、当初は日本未発売だったが、そのハイクオリティな内容が輸入盤市場で評判を呼び、後に国内盤もリリースされる運びとなった、'93年発表の3rdアルバムにして、ラスト・アルバム。
デス・メタルの聖地MORRI SOUNDスタジオでレコーディングされた、分厚く、ギザギザにささくれ立った鑢状のサウンド・プロダクションが過去最強とも思える迫力を誇る一方、本作を一聴して先ず印象に残るのは、そうした攻撃性よりも、ますます強化されたメロディ重視の姿勢。
前2作にも増して、起伏に富んだメロディを歌うようになったアンドレ・グリーダーのVoが活かされた収録曲の数々は、スラッシーな疾走感や複雑な曲展開がセーブされた分、凝ったアレンジやキャッチーさが強調されていて、特に、意表を突くミステリアスなミドル・チューン①や、アメリカンな空気すら漂う穏やかなバラード⑤
…続き

POLTERGEIST-Nothing Lasts Forever-Empty Inside ★★★ (2008-01-08 22:43:44)

ザクザクのGリフとタイトに疾走するリズムのカッコ良さも
然ることながら、しっかりメロディを歌う雄々しいVoと、
流麗なメロディを紡ぎ出すGの存在こそが本曲の肝。
劇的なイントロ部分でガッと掴まれる、
高速スラッシュ・ナンバーの超名曲。

POLTERGEIST-Nothing Lasts Forever-Only You Remain ★★ (2008-01-08 22:34:06)

ミステリアスなメロディをフィーチュアした、
シンプルなノリのミドル・チューン。
大胆なアコギの導入といい、
印象的なボーカル・ハーモニーといい、
豊かなメロディといい、3rdアルバムにおける
音楽性の変化を端的に物語る名曲。

POLTERGEIST-Nothing Lasts Forever-Tell Me ★★ (2008-01-08 22:49:40)

徐々にテンポを上げながら、劇的に盛り上がっていく
3rdアルバム後半の山場となる名曲。
アコギを巧みに交えた、インスト・パートのドラマティックな
アレンジが秀逸過ぎる。

POSSESSED-Beyond the Gates ★★ (2009-08-07 22:50:00)

プロデューサーにTHE RODSのドラマー、カール・キャネディ迎えて制作された'86年発表の2ndアルバム。
劣悪な音質やモタリまくるDsといった、技術的な稚拙さをモロ出しにしつつも、それらの欠点を遥かに超越した
サムシングを備えた異端の名盤として、マニア筋から高く評価される1st『SEVEN CHURCHES』に比べ、
プロデューサーのチョイスや、サウンド・プロダクション&演奏技術の著しい向上等、アングラ臭を薄れさせ
格段にスラッシュ・メタル色を強めた本作の作風は、「普通になってしまった」と嘆かれる機会が多いらしいが、
どっこい、個人的にはこの「聴き易さ」を断固支持。何と言っても音質向上の効果は大きく、これにより
もともと個性的だったリフ・ワークに切れ味の鋭さが加わり、その特異性に一層の磨きが掛かっているし、
また、音にヘヴィネスが宿った事で疾
…続き

POSSESSED-Seven Churches ★★★ (2017-03-22 23:03:17)

METAL BLADEのコンピ盤『METAL MASSACRE Ⅳ』に“SWING OF THE AXE”を提供してHR/HMシーンに打って出たサンフランシスコの5人組スラッシャー。このデビュー作発表当時(’85年)、メンバーがまだ高校生の若さだったことでも注目を集めました。
映画『エクソシスト』のテーマ曲“TUBULAR BELLS”の美しく静謐な余韻を、初期SLAYERを一層サタニック且つアングラ化させたような“PENTAGRAM”が暴力的に引き裂いて本編はスタート。その大半をスピード・ナンバーが占める割に、スラッシュ・メタル特有のスカッと走り抜ける爽快感は薄めで、それよりも強く印象に刻まれるのは、べたーっと張り付いてくるようなジメジメとした不快感。Voにしろ楽器陣にしろ、めいめいが好き勝手自己主張しまくって崩壊寸前のまま(でもギリギリ踏み止まっている)、ぐしゃっと押し寄せる土
…続き

POSSESSED-Seven Churches-Death Metal ★★★ (2017-03-22 23:15:54)

ONSLAUGHTの“DEATH METAL”と双璧をなす名曲。いや冥曲?
下水を吐き戻しているみたいなグロウルVoに
低音域を、刻むというより「蠢く」単音Gリフなど、
初めて聴いた時は「ひえぇ、悪魔のノイズじゃあぁ」
以外の何者でもありませんでしたが、
時間を経て聴き直すと、′85年の時点で後のデス・メタル・スタイルを
ほぼ先取りしてしまっていたことに驚かされます。

POSSESSED-The Eyes of Horror ★★ (2006-07-28 23:09:00)

良好と言えないまでも音質が向上。Dsのモタリも然程気にならなくなった(慣れたか?/笑)'87年発表のミニ・アルバム。
元々リフのアイデアに優れたバンドでしたが、ここでは更に楽曲そのものが練り上げられ、ただ勢い任せで疾走するのではなく、
その突進力を効果的にコントロールすべく、メリハリ/緩急/ダイナミズムが持ち込まれた曲展開は、
2nd「BEYOND THE GATES」から着実な前進の感じられる内容に仕上がっている。このまま行けば、次のフル・アルバムでは
とんでもない傑作をモノにしそうだったが、これを最後にバンドは敢え無く解散・・・無念。(閑話休題)
本作で特筆すべきはツインGの縦横無尽の活躍っぷりで、前作でも、かなり耳惹かれるメロディアスなフレーズを弾いて
「おおぅ」と唸らされたが、今回は更なるパワーUPを果たして、もはや「華麗」とでも形容すべきレベ
…続き

POWERLORD (2017-12-03 23:07:58)

‘84年にオクラホマ州オクラホマシティーにて結成。ちなみにドラマーのボブ・ガーリー(LA出身)はデビュー前のSLAYERやDARK ANGELのライブを助っ人として手伝っていた経験もある実力派。
'86年にバンドが自主制作した6曲入りEP『THE AWAKENING』は、欧米のパワー/スラッシュ・メタル愛好家の間で高い人気を誇り、オリジナルLPは勿論のこと、SHARK RECORDSからリリースされた、POWERLORDとその他2バンドをひとまとめにした雑なスプリット仕様の再発盤CDすら高額なプレミア価格で取引されていたという。(現在はSHADOW KINGDOM RECORDSから単独での再発盤CDがリリース済み)

POWERLORD-The Awakening ★★★ (2017-12-03 23:10:01)

アメリカでHR/HMシーンの炎が勢いよく燃え上がった’84年に、オクラホマ州オクラホマシティーにて結成されたという4人組が、自主制作で'86年に発表した6曲入りEP。
「POWERLORD」のバンド名に相応しく、本作において叩き付けられるのは、音程のないシャウト(MANOWARのエリック・アダムスの得意技であるアレ)と耳をつんざく強烈なハイトーンを使い分ける実力者っぷりが「アメリカのミュージシャン層の厚さは半端ないな」と感心させられるVo、リフにソロに高圧的に攻めてくるG、地響きを立てて突進するリズム隊等、メンバー全員が青筋浮かべてパフォームする姿が目に浮かぶような、限りなくスラッシュ・メタル寄りのアメリカン・パワー・メタル(このバンド名でハードポップを演っていたら、それはそれで斬新だが)。比較対象として即座に思い浮かぶバンドは初期VICIOUS RUMORSやSAVAGE GRA
…続き

POWERLORD-The Awakening-(The Awakening) Powerlord ★★★ (2017-12-03 23:22:05)

インスト・セクションと歌入りセクションの
2部構成からなるバンドのテーマ曲。(カウント上は1曲)
スラッシーなGリフ、ドスの効いたリズム、様々な歌唱スタイルを
使い分ける実力者っぷりが頼もしいVoとが、
ブルドーザーの如く押し寄せて来るパワフルな曲調が迫力。

POWERMAD-Absolute Power ★★★ (2014-10-02 23:56:12)

映画『ワイルド・アット・ハート』に出演していたことでも知られている、アメリカはミネソタ州出身の4人組が'89年に発表した、不気味キューピーちゃんのアートワークも印象的な1stフル。
先頃唐突に再発されたのには驚かされましたが、もっと驚いたのはこれが日本初CD化だったという事実。発表当時からBURRN!!誌を筆頭に高評価を得ていたので、てっきり国内盤が出ていたとばかり思っていましたよ。
プロデューサーの人選や、展開多めでプログレ方面に寄せた楽曲、そして何より超音波ハイトーンも余裕でこなす「歌える」シンガーのインパクトもあって、初めて本作を聴いた時は単純に「スラッシュ・メタル化したQUEENSRYCHE」的な感想を持ったものですが、今聴き直すと、例えば引っ掛かり気味に刻まれるリフ&リズムが、仄暗い緊迫感を伴って小気味良く疾走する①⑦辺りは、ヒネリの効いたアレンジや畳み掛ける曲展開
…続き

POWERWOLF (2017-01-21 09:59:00)

ドイツ南西部の都市、ザールブリュッケンにて、ストーナー・ロック・バンドRED AIMを前身として、’03年から活動を開始。
「狼」をシンボルに掲げ、コープス・ペイント&全身ローブのシアトリカルな扮装で身を固め、一風変わったコンセプトのもと繰り出されるパワー・メタル・サウンドでもって着実に地歩を固め、’04年に『RETURN IN BLOODRED』、’07年に2nd『LUPUS DEI』を、’09年には3rd『BIBLE OF THE BEAST』、'11年に4th『BLOOD OF THE SAINTS』と、アルバムを発表する毎に人気も上昇。3rdがドイツ総合チャート第77位、4thが23位、そして’13年発表の5th『PREACHERS OF THE NIGHT』がとうとうナショナル・チャート第1位の座を獲得する快挙を達成している。

POWERWOLF-Blessed & Possessed ★★★ (2017-01-23 22:41:09)

ドイツ本国でチャート№1の座を獲得した5th『PREACHERS OF THE NIGHT』の勢いを駆り、'15年に発表された6thアルバム。ついでにここ日本でも漸く国内盤のリリースが実現(前作も同時発売)。更に国内盤は、JUDAS PRIESTの“A TOUCH OF EVIL”、SAVATAGEの“EDGE OF THORNS”、CHROMING ROSEの“権力と栄光”、BLACK SABBATHの“HEADLESS CROSS”etc.といった、思わず「ナイス・チョイス!」と肩を叩きたくなる名曲の数々のカヴァー、全10曲を収録したボーナスCDとの2枚組仕様。しかもお値段はお得な据え置き価格で、これはお買い得ですよ!(ショップTV風に)
音楽性の方も前作同様、シンフォニックなKeyとチャーチ・オルガンを活かした劇的なアレンジ、ラテン語を交えた歌詞を時にオペラティックに、時にメ
…続き

POWERWOLF-Blessed & Possessed-Armata Strigoi ★★★ (2017-01-24 23:45:36)

東欧風の物悲しいメロディと、
どことなく応援歌っぽくも響く雄々しい曲調が合体した
ライブじゃさぞかし盛り上がるであろう逸品。

POWERWOLF-Blessed & Possessed-Blessed & Possessed ★★★ (2017-01-24 23:49:33)

適度な疾走感に、荘厳なアレンジ、
ライブ映えしそうなコーラスetc.と、
前作収録の名曲“AMEN&ATTACK”と系統を同じくする
アルバム表題曲兼OPナンバー。

POWERWOLF-Lupus Dei ★★★ (2018-03-28 00:48:50)

4th『PREACHERS OF THE NIGHT』(’13年)を本国ナショナル・チャート第1位の座に送り込み、一躍その名を世界に知らしめたドイツのPOWERWOLF。急遽日本盤も発売された『PREACHERS~』で聴ける劇的且つシンフォニックなパワー・メタル・サウンドのカッコ良さに感心し、こりゃ過去作も是非チェックせねばと思ったのですが、どうしたことか3rd以前のカタログは入手困難。辛うじて購入できた(なぜか近所の古本屋のCDコーナーで売られていた)のが、この'07年発表の2ndアルバムだったという。
荘厳な雰囲気を醸し出すチャーチ・オルガンの多用や、オペラティックな歌い上げとメタリックなシャウトを使い分け、楽曲にシアトリカルな盛り上がりを演出するVoの歌唱等、バンドの重要な個性となる要素はまだ確立には至っておらず、この時点での印象は、BLIND GUARDIAN影響下の豪奢な
…続き

POWERWOLF-Lupus Dei-Prayer in the Dark ★★★ (2018-03-29 00:16:30)

冷ややかなKeyのイントロをシャープなGリフが切り裂き
濁声Voと共に楽曲が走り出す。重厚なクワイアを伴う
サビは思いっきり荘厳に展開しつつ、ブリッジ・パートは
ライブ映えするキャッチーさも備わっているという、
POWERWOLF節が存分に堪能できる逸品。

POWERWOLF-Preachers of the Night ★★★ (2017-01-21 10:01:37)

’13年に発表するやドイツのナショナル・チャート№1の座に躍り出る大ヒット作となった4th。
何だかよう分からんが、基本コンセプトに「狼」を据えたバンドということで、「まぁ要するにドイツ版MAN WITH A MISSONみたいなもんか?」とか薄らぼんやりしたイメージを抱いて本作を購入してみれば、別にメンバーは狼マスクを被っていたりはしませんでしたし(当たり前だ)、託されているサウンドも流行り要素皆無のオーソドックスなジャーマン・パワー・メタルだったという。
但しオーソドックスと言っても、Keyを活かしたシンフォニックなアレンジ、白塗りの風貌でパワフルなシャウトと朗々たるオペラティックな歌い上げを使い分ける「新世代のキング・ダイアモンド」――というか「ドイツのデーモン小暮」と呼びたくなる――実力派シンガーの歌唱、重厚に炸裂するクワイア、そして楽曲に冷厳なアクセントを加えるチャ
…続き

POWERWOLF-Preachers of the Night-Amen & Attack ★★★ (2017-01-22 22:30:36)

合唱を誘われるキャッチーなコーラスをフィーチュアして
パワフルなGリフとリズムが勇壮に疾走。
その上に乗せられた、オペラティックな歌い上げと
熱く歪んだシャウトの両刀使いのVoと
チャーチオルガンの冷ややかな旋律が
このバンド独特の荘厳な雰囲気を演出する名曲。

POWERWOLF-The Sacrament of Sin ★★★ (2018-10-01 00:02:08)

前作『狂気崇拝』(’15年)との間に、ライブ盤『THE METAL MASS』(’16年)のリリースを挟んで'18年に発表された7thアルバム。
キャッチー且つアグレッシブな曲調や韻を踏んだ曲名がPOWERWOLF印の①④⑪、本編最速で駆け抜けるアルバム表題曲⑧といった「らしさ」全開の楽曲で要所を固めつつも、作品全体としては、今回はテンポや攻撃性が抑え気味。バンド史上初のバラード⑤にもチャレンジした本編は、キャッチーなメロディの充実と、ライブ映え重視の姿勢が打ち出され、最初に流し聴きした際は「ちょっとユルいアルバムか?」とか思ったりもしましたが、歌詞カード片手にじっくり対峙してみれば全くそんなことはなかったという。
やはりこのバンドのメロディ・センスの冴えには頭抜けたものがあり、上記楽曲以外にも、PVが制作された②、トニー・マーティン時代のBLACK SABBATHを思わす③
…続き

POWERWOLF-The Sacrament of Sin-Demons Are a Girl's Best Friend ★★★ (2018-10-04 23:45:51)

POWERWOLFらしいドラマ性や荘厳さを湛えた曲調に、
キャッチーでメロディアスなサビメロが巧みに組み合わされた
高いヒット・ポテンシャルを感じさせる逸品。
セクシーなPVも目のご馳走。

PRAYING MANTIS-A Cry for the New World ★★ (2009-10-25 17:26:00)

得票数の高さからも伺える通り、多くのファンが「PRAYING MANTISの最高傑作」と太鼓判を押す、'93年発表の3rdアルバム。
“CAN'T SEE THE ANGEL"のような飛びっきりの名曲を収録しつつも、全体としてはティノ&クリスのトロイ兄弟が
得意とする叙情派HR路線と、デニス・ストラットンが持ち込んだアメリカンHR路線とに、その作風が分裂気味だった
復活作『PREDETOR IN DISGUISE』に比べ、今回は意図的に原点回帰が図られ、美しく劇的なツインG、STRYPERにも
匹敵する壮麗な三声ボーカル・ハーモニー、そしてジワジワと涙腺を刺激する繊細な泣きメロ等、ファンが
PRAYING MANTISに求める要素が満載。原点回帰と言いつつも、名作と名高いデビュー作にだって明るいノリの楽曲は
収録されていたわけで、ここまで本編が叙情HR
…続き

PRAYING MANTIS-A Cry for the New World-Journeyman ★★★ (2009-10-25 17:32:47)

個人的には“LETTING GO"と双璧を為す
3rdアルバムのハイライト・ナンバー。
中間部のスペーシーな雰囲気漂うインスト・パートが
どこかNEW ENGLANDの名曲“果てしなき冒険"を思わせる。
厳かなGインスト曲へと繋がって本編の幕が閉じる
構成も美しいね。

PRAYING MANTIS-A Cry for the New World-Letting Go ★★★ (2006-03-21 22:44:12)

切なさ炸裂のVoを、ツイン・ギターとボーカル・ハーモニーが華麗且つドラマチックに彩る。
泣いて泣いて泣きまくる、胸締め付ける超名曲。必聴。

PRAYING MANTIS-A Cry for the New World-Rise Up Again ★★ (2009-10-25 17:30:18)

シャープに疾走する3rdアルバムのOPナンバー。
もしPRAYING MANTISのライブに足を運ぶ機会があるのなら
この曲のポップなサビメロは歌えるようになっておいた方が
良いかと。

PRAYING MANTIS-Captured Alive in Tokyo City ★★★ (2012-02-13 23:33:41)

「2枚組&ベスト選曲で贈るPRAYING MANTIS初のライブ・アルバム!」と聞いて「おおっ」と身を乗り出した人達が、「但しシンガーはゲイリー・バーデン」と付け加えられた途端、ざざーっと引き潮の如く醒めていく様が目に浮かぶような実況録音盤。
そのゲイリーは本作に於いても、OPナンバーの時点で早くも歌声がヨレヨレというミラクルなパフォーマンスを披露。にも拘らず、不思議と腹立ちよりも「流石ゲイリー」「それでこそゲイリー」的な安心感や微笑ましさが先立ってしまうという、愛すべきキャラクター性をアピールしており、ある意味、何者にも変え難い人材ですよ、この人は。
幕開けから既にアップアップの様相を呈している彼の歌唱ですが、その後は大崩れすることなく持ち堪えますし(=ずっとヨレヨレ)、またそのガラッパチなオヤジ声が、ライブでも霞む事のない美しさを誇るPRAYING MANTIS必殺の三声
…続き

PRAYING MANTIS-Demorabilia ★★★ (2012-02-12 23:01:23)

デビュー作『TIME TELLS NO LIES』リリース後、荒波に浮かんだ木の葉の如くマネージメントとレコード会社に翻弄され続けていた時期にレコーディングが行われ、発表する機会のないまま長らく埋もれてしまっていた未発表曲の数々を取りまとめた発掘音源集。ちなみにタイトルは「DEMO」と「MEMORABILIA(記録)」を組み合わせた造語なのだとか。
目玉となるのは、現URIAH HEEPのバーニー・ショウ(Vo)を迎えたラインナップでレコーディングされた幻の2ndアルバム(一部被っている楽曲もあるけど基本的には『PREDATOR IN DISGUISE』とは別物)用楽曲群と、PRAYING MANTISとしての活動が行き詰まった後、元IRON MAIDENのクライヴ・バー(Ds)らと結成したESCAPE時代に制作されたデモテープに収められていた楽曲の数々。
特に後者は、日本の
…続き

PRAYING MANTIS-Metalmorphosis (30th Anniversary album - Japanese Edition) ★★ (2012-02-11 01:19:15)

選曲が初期作に偏っているので、入門者向けベスト盤としての機能を果たすかどうかは微妙な線ですが、繊細な泣きと叙情メロディを満載にしたツインG&ボーカル・ハーモニーが伸びやかに駆け抜けていく楽曲の数々を聴いていると、つくづく「名曲を山ほど抱えたバンドだなぁ」と実感させてくれる1枚であることは確か。
特に、普段は“CHILDREN OF THE EARTH”と“LOVER TO THE GRAVE”という2大名曲の陰に隠れがちなデビュー作収録楽曲が意外なほど魅力的に蘇っており、「ああ、そういえばこの曲ってこんなにカッコ良かったんだ」と再認識させられましたね。
近年のライブに倣ったのか、テンポを落とし気味に楽曲が再構築されているため、何やらマッタリとした空気にアルバム全体が包み込まれてしまっている点は頂けませんが、逆に“LOVER~”のようにテンポが落とされたことでメロディの魅力が際
…続き

PRAYING MANTIS-Time Tells No Lies ★★ (2008-03-10 21:37:00)

華麗なツインG、美しく分厚いボーカル・ハーモニー、そして繊細な泣きメロをフィーチュアした、ドラマティックで
叙情的なHRサウンドを聴かせる英国の4人組が、'81年に発表した1stアルバム。(邦題は『戦慄のマンティス』)
必殺の名曲“CHILDREN OF THE EARTH"と“LOVER TO THE GRAVE"を収録し、NWOBHMムーブメントの中でも屈指の
完成度を誇る1枚と高く評価されながらも、権利関係の複雑さから、長年再発される事なく「幻の名盤」扱いされていた本作。
それゆえ、'95年に念願叶って復刻が果たされた時には、多くのファンが感涙に咽んだというが、実際のところその作風は、
爽やかな曲調のOPナンバー①が象徴するように、結構ポップ路線寄りのサウンドなので、メロメロに泣きまくる
(例えば3rd『A CRY FOR THE NEW WOR
…続き

PRAYING MANTIS-Time Tells No Lies-Children of the Earth ★★★ (2008-03-10 21:52:50)

華麗にして劇的なツインG、繊細に泣きまくる叙情メロディの洪水、
欧州のメタル・バンド随一と言われる美しい三声ボーカル・ハーモニー、
そして静と動の対比が効いたドラマティックな曲展開と、
PRAYING MANTISというバンドの魅力が完璧に詰め込まれた、名曲中の名曲。

PRAYING MANTIS-Time Tells No Lies-Lovers to the Grave ★★★ (2008-03-10 21:59:37)

1stアルバムにおいて、“CHILDREN OF THE EARTH"と双璧を為す
初期PRAYING MANTISが誇る必殺の名バラード。
メロメロに泣きまくる繊細且つ美しいメロディが
胸を締め付け、後半のドラマティックな盛り上がりっぷりが
また素晴しい。

PRECIOUS ★★ (2008-01-24 22:39:00)

MANDRAKE ROOT RECORDSのバックアップのもと、'87年にシングル『CRAZY FOR YOUR LOVE』でデビュー。
楽曲自体のクオリティの高さと、梶山章の超絶Gプレイで世のメタラー諸氏の度肝を抜いた。
スタート時は、梶山をシーンに送り出すためのプロジェクトに過ぎなかったPRECIOUSだったが、シングルの好評を受け
正式にバンド化。'88年に2ndシングル『BLASTING YOUR HEAD』、'91年に1stアルバム『TO GLORY WE STEER』を発表。
しかし、メンバー間の音楽的嗜好の不一致や、度重なるメンバー・チェンジに思うように活動できず、結局'90年に解散。
'92年には、2枚のシングルをCD化した『SINGLE COLLECTION』がリリースされている。

PRECIOUS-Singles Collection ★★ (2008-01-24 22:42:00)

日本が世界に誇る凄腕ギタリスト、梶山章率いる様式美HMバンドPRECIOUSが、80年代に発表した2枚のシングル
『CRAZY FOR YOUR LOVE』と『BLASTING YOUR HEAD』を1枚にまとめてCD化し(③のみリミックス・バージョン)、
PRECIOUS解散後の'92年にリリースされた4曲入りEP。
本作最大のトピックは、何と言ってもジャパメタ史上に残る名曲中の名曲“CRAZY FOR YOUR LOVE"の存在に尽きる。
このシングルがリリースされた'87年頃は、PRECIOUSはバンドというより「若き天才Gを世に出すためのプロジェクト」的な
性格が強かったようだが、大谷レイヴン(プロデュース)、岡垣正志(Key)、堀江睦夫(Ds)、西條幸男(Vo)、
マイク・ハマー(B)ら、強力なミュージシャン達のバックアップを受けて、持ち前の
…続き

PRECIOUS-Singles Collection-Burnig Vengeance ★★ (2008-01-26 10:45:22)

アルバムのOPを飾るに相応しいスピード・チューン。
Voの声域の狭さが祟って、サビが思うように盛り上がらない点が
辛いが、劇的な梶山のGソロが、その弱さを補って余りある。

PRECIOUS-Singles Collection-Crazy for Your Love ★★★ (2008-01-24 22:52:43)

疾走するイントロの劇的なリフ・ワークのカッコ良さだけで
K.O.は確実だが、更に梶山章による華麗にして流麗、
且つドラマティックなGソロがトドメを刺す、
ジャパニーズ・へヴィ・メタル史上屈指の、
様式美HMチューンの超名曲。

PRECIOUS-To Glory We Steer ★★ (2008-01-25 23:40:00)

梶山章(G)、二代目Voの深川英二、岡野健太郎(Ds)、後にSABER TIGERに加入する木本高伸(B)、高浜裕輔(Key)
という布陣で制作、'90年に発表されたPRECIOUSの1stフル・アルバムにして、ラスト・アルバム。
従来の様式美HM路線を追求しつつも、楽曲のバラエティは確実に幅を広げていて、お約束の王道スピード・ナンバーは
①のみに留まり、それ以降はフックに富む哀メロを活かした、ミドル~ミドル・ハイ・テンポの楽曲が数多く並ぶ。
また、単なる装飾を超えて、これまで以上にKeyを大々的にフィーチュア、「ポップさ」「キャッチーさ」といった
要素を意識した曲作りが為されているのも、本作の大きな特徴と言える・・・かも。
尤も、軟弱の印象は微塵もなく、様式美HMチューン①に始まり、ポップ・フィーリングを上手く取り込んだ③、
猛烈な憂いを発散す
…続き

PRECIOUS-To Glory We Steer-Wasting My Time ★★ (2008-01-26 10:49:28)

楽曲全体から、強烈な憂いと泣きを発散するミドル・チューン。
劇的なリフ・ワークといい、エモーショナルなGソロといい、
ここで炸裂する梶山のGプレイを聴けば、彼がテクニックのみを
売りにした速弾きギタリストとは、一線を画すことが分かる筈。

PRETTY BOY FLOYD-Leather Boyz With Electric Toyz ★★★ (2017-04-08 10:44:20)

自ら「プリティ・ボーイ」と名乗る神経の太さ(いや実際は大恐慌時代のアメリカで暴れ回ったアウトローの通称なんですけどね)や、'89年当時ですら「それはどうか」というデーハーなルックスを前に、自称・荒ぶるメタル益荒男的には「けっ」となってしまい、実際に音に触れるまでかなりの時間を要したPRETTY BOY FLOYDのデビュー作。
しかし、ただ甘いだけでなく存外ワイルドですらあるOPナンバー①のキャッチーな出来栄えが、侮り倒していたこっちの居住まいを「見てくれだけで舐めたらいかんぜよ」と律してくれます。MOTOLEY CRUEやPOISON影響下のロックンロール・サウンドは、すぐにでも口ずさめてしまうメロディや、思わず一緒に歌いたくなるコーラスといった、アリーナ・ロック然としたフック構築に徹底して心が砕かれていて、多少あざとさや合成甘味料的チープネスが無きにしも非ずとはいえ、「だとして
…続き

PRETTY BOY FLOYD-Leather Boyz With Electric Toyz-48 Hours ★★★ (2017-04-08 11:01:49)

シリーズ屈指のポンコツ作「ベストキッド3」
(今となってはそんなところが多少愛しくもある)
のサントラに提供されたと聞くノリノリのロックンロール。
映画の粗を隠すかの如く「細けぇことはいいんだよ!」と
躁の気全開で突っ走る楽し気な曲調を聴いていると
「同じアホなら踊らにゃ損、損」な気分にさせられますよ。

PRETTY BOY FLOYD-Leather Boyz With Electric Toyz-Only the Young ★★★ (2017-04-08 10:47:47)

あざとい!
でも素晴らしい!
と思わず膝を打つ名曲。
今となっては感傷的な気分にすらさせられる
甘く爽やかなサビメロが秀逸です。

PRETTY BOY FLOYD-Porn Stars ★★★ (2018-10-12 01:21:12)

グラマラスなルックスと、意外に(と言ったら失礼ですが)秀でた作曲能力の高さで「遅れて来たLAメタル・バンド」として評判を呼んだPRETTY BOY FLOYDがリユニオンを果たし、'99年に発表した2ndアルバム。
ダーク&ヘヴィの嵐が吹き荒れた90年代を活動停止によりほぼスルー出来たことが奏功したのか、本作で聴けるのは、砂糖菓子のように甘ったるい――それが個性でもある――スティーヴ・サマーズの歌唱スタイルから、彼が歌う親しみ易いメロディや、思わず口ずさみたくなるキャッチーなコーラスまで、デビュー作の美点を余すところなく受け継いだ、明るく楽しいパーティ・ロック・サウンド。硬派を謳っていた連中でさえ次々にトレンドを取り入れようとしてズッコケていた当時にあって、「恰好だけ」とか「軽薄」とか侮られまくっていた彼らの方が、むしろHR/HMシーンの変化にも揺らぐことなく自分たちのサウンドを貫
…続き

PRETTY BOY FLOYD-Porn Stars-Set the Night on Fire ★★★ (2018-10-15 23:41:14)

疾走感に溢れたシンプルで乗りやすい曲調に、
甘く、ライブ映えしそうなキャッチーなメロディとコーラスが
トッピングされた、10年間のブランクもHR/HMシーンの流行り廃りも
俺達にゃ関係ねー!とばかりに溌剌とカマされるPBF印の名曲。

PRETTY MAIDS ★★★ (2012-11-02 22:54:25)

今年はLOUD PARKを蹴ってPRETTY MAIDSの久々の来日公演に足を運びました。
「何で日程被せ気味にするかなー。客入り悪いに決まってるじゃん」
とかぶちぶち文句タレながら会場に入って吃驚。ほぼ満員の盛況ぶりじゃないですか。
PRETTY MAIDSファンの忠誠心を舐めていて申し訳ない。
 
ライブの内容に関してはもう文句なし。ロニーは流石に高音がキツそうでしたし、
ケン・ハマーは「?!」と思うぐらい体型が丸くなってましたが、
客を乗せるパフォーマンスの上手さ、それに何より次から次へと繰り出される
名曲の数々の威力は抜群。ファンも終始ノリまくり歌いまくりで
今年見た中で最も楽しめたライブでした。
・・・ってよく考えたら今年はROYAL HUNTぐらいしかライブ行けてねえや。

PRETTY MAIDS-Pretty Maids ★★ (2017-06-22 23:21:44)

日本でも確固たるファン・ベースを構築済みのPRETTY MAIDS。その彼らのカタログの中で、次作にして名盤『RED, HOT AND HEAVY』のインパクトに存在感を掻き消されてしまい、「え?そんな作品あったっけ?」と極めて影が薄いのが、’84年発表のこの6曲入りデビューEP。人気がないとか以前に、そもそも知名度がないという点ではTNTの1stに通じるものがあるような、ないような…。中古盤屋じゃとんと見かけない割に、特にプレミア価格で取引されているわけでもない辺りが本作の立ち位置を如実に物語っていますよ。
ロニー・アトキンスの看板Voや、攻撃的なツインGの運用法等、バンドとしての基礎が固まりつつあることは既に本作の時点で伺えるものの、NWOBHMやTHIN LIZZYからの影響の痕跡がハッキリとコンニチワする楽曲に関しては、まだまだ荒削り。例えば疾走ナンバー①④は、名曲“BAC
…続き

PRETTY MAIDS-The Best Of...back to Back ★★ (2010-07-18 17:46:00)

新作『PANDEMONIUM』を聴いていたら、ふとPRETTY MAIDSの過去のアルバムを聴き直したく
なってしまったのだが、残念ながら数年前の引越しに際し彼らの作品の殆どを手放してしまっていたので、
仕方なく、'98年に発表されたこのベスト盤を引っ張り出して聴きまくっている今日この頃。
80年代から90年代にかけてのPRETTY MAIDSの歩みを手っ取り早く振り返る事の出来る本作は、
「酒井康監修」という、果たして良いのか悪いのか微妙に分かり難い売り文句が添えられているのだが、
各アルバムから満遍なく代表曲を押さえてみせた御大の選曲センスは確かだし、また、それら収録曲を
単に年代順に並べるのではなく、1枚のアルバムとしてスムーズに聴き通せるよう配置する等、全体の構成にも
気の払われた作りは、ベスト盤につきまといがちな商売っけよりもバンドに対
…続き


MyPage