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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 4501-4550
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RAINBOW-Down to Earth
RAINBOW-Long Live Rock 'n' Roll
RAINBOW-Long Live Rock 'n' Roll-L.A. Connection
RAINBOW-Monsters of Rock - Live at Donington 1980
RAINBOW-Rising
RAINBOW-Ritchie Blackmore's Rainbow
RAINBOW-Straight Between the Eyes
RAINBOW-Stranger in Us All
RAJAS-Turn It up
RAJAS-Turn It up-Love Fire
RAJAS-Turn It up-Your Song
RALF SCHEEPERS-Scheepers
RALF SCHEEPERS-Scheepers-The Pain Of The Accused
RALPH SANTOLLA-Shaolin Monks in the Temple of Metal
RALPH SANTOLLA-Shaolin Monks in the Temple of Metal-Red Baron
RALPH SANTOLLA-Shaolin Monks in the Temple of Metal-Sartori
RALPH SANTOLLA-Shaolin Monks in the Temple of Metal-Starlight
RAM JAM
RAM JAM-Portrait of the Artist as a Young Ram
RAM JAM-Portrait of the Artist as a Young Ram-Hurricane Ride
RAM JAM-Portrait of the Artist as a Young Ram-Turnpike
RAM JAM-Ram Jam-Black Betty
RAMOS-HUGO
RAMOS-HUGO-THE DREAM
RAMOS-HUGO-THE DREAM-BRING BACK THIS LOVE
RAMOS-HUGO-THE DREAM-I CAN TAKE YOU
RAMOS-HUGO-THE DREAM-YOU 'RE NOT ALONE
RAMOS-Living in the Light
RAMOS-Living in the Light-Tell Me Why
RAMOS-Living in the Light-Winds of Change
RAMOS-My Many Sides
RAMOS-My Many Sides-All Over Now
RANDY JACKSON'S CHINA RAIN-Bed of Nails
RANDY JACKSON'S CHINA RAIN-Bed of Nails-Before It's Too Late
RAPED APE
RAPED APE-TERMINAL REALITY
RAPED APE-TERMINAL REALITY-CIRCLE OF BLOOD
RAPED APE-TERMINAL REALITY-HYPOTHERMIA
RAPED APE-TERMINAL REALITY-RETURN TO NOTHING
RAPED APE-TERMINAL REALITY-THE KRUSHER
RAPHAEL-mind soap
RATA BLANCA-El libro oculto
RATA BLANCA-El libro oculto-Cuarto poder
RATA BLANCA-Guerrero del arco iris
RATA BLANCA-Guerrero del arco iris-La boca del lobo
RATA BLANCA-Magos, espadas y rosas
RATA BLANCA-Magos, espadas y rosas-El beso de la bruja
RATA BLANCA-Magos, espadas y rosas-El camino del sol
RATA BLANCA-Magos, espadas y rosas-Mujer amante
RAVEN-All for One

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RAINBOW-Down to Earth ★★★ (2012-09-29 00:22:47)

リッチー・ブラックモア(G)以下、グラハム・ボネット(Vo)、コージー・パウエル(Ds)、ロジャー・グローヴァー(B)、ドン・エイリー(Key)という、知名度的には歴代最強の布陣で制作、'79年に発表された4thアルバム。
特異な歌声と、短髪、グラサン、それに勝新ばりのノーパン主義(時にチャックを閉め忘れて息子がコンニチワする仕様)を貫く独特のファッション・センス等、前任者のロニーとは何から何まで異なるグラハムの存在と、更に突き詰められたカラッと抜けの良いアメリカンHR志向が発表当時こそ戸惑いを持って受け止められたものの、現在では(当サイトでの人気の高さからも伺える通り)「RAINBOWならではの魅力を備えた名盤」として高く評価されている本作。
何せ、ロニーとは別ベクトルで暑苦しさMAXのグラハムの青筋声と、骨太なコージーのドラミングが全編を彩る以上は単なるポップ・アルバムに
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RAINBOW-Long Live Rock 'n' Roll ★★★ (2012-10-02 23:04:45)

リッチー・ブラックモア(G)、ロニー・J・ディオ(Vo)、コージー・パウエル(Ds)による三頭政治の最高到達地点にして、ロニーもコージーも亡き今、永遠に更新される事のない最終到達地点となってしまった'78年発表の3rdアルバム。
CDの帯には「ポップな路線に転身を図った野心作」なんて文句が踊っていますが、いやいや、とんでもない。よしんばラジオを意識した曲作りが為されているにしても、重厚なリッチー、ロニー、コージーのパフォーマンスに彩られた、このミスティックでドラマティックな様式美HRサウンドがポップってことはぁ断じてない。コレがポップってんならグラハム時代やジョー時代のRAINBOWが演ってる音楽はシャンソンか何かですよ。
カルピスの原液みたいだった『RAINBOW RISING』に比べると、本作は、より万人向けに飲み易く(聴き易く)味付けが調節されており、楽曲は高いドラマ性
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RAINBOW-Long Live Rock 'n' Roll-L.A. Connection ★★ (2012-10-02 23:34:15)

駄曲?いやいや。
ロニー時代のRAIBOWと「L.A.」という言葉は
うなぎと梅干の如き食い合わせの悪さですが
これは結構好きな曲ですよ。
後半で軽快に踊るピアノが
良いアクセントとなっています。

RAINBOW-Monsters of Rock - Live at Donington 1980 ★★★ (2017-03-15 23:00:55)

英国がNWOBHMに沸いた’80年。ドニントン・パークにて開催された第1回MONSTERS OF ROCKでヘッドライナーを務めたRAINBOWのライブの模様を収録する実況録音盤。(実際は順序が逆で、そもそもRAINBOWがトリを飾るに相応しいHMフェスとして考案されたのがMONSTERS OF ROCKだった…と後で教えて貰った時は結構驚きましたね)
この時のメンバーは、リッチー・ブラックモア以下、グラハム・ボネット、コージー・パウエル、ロジャー・グローヴァー、ドン・エイリーという4th『DOWN TO EARTH』発表時の面々。個人的にRAINBOW史上最も愛して止まないこのクセの強いラインナップが、次々に名曲/名演を繰り出しながら、ステージ上でハイテンションに鎬を削り合う様を、聴き過ぎてヨレヨレになってしまったカセットテープ・クオリティではなく、公式にデジタル・リマスターされ
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RAINBOW-Rising ★★★ (2012-10-01 20:43:24)

最強ドラマー、コージー・パウエルが遂に加入。イカした楽曲を彩る、イカしたGにイカしたVo、イカしたDsとイカしたアートワーク、オマケに『虹を翔る覇者』というイカした邦題まで、あらゆる点において突き抜けたカッコ良さを提示してくる'76年発表の2ndアルバム。
この歴史的名盤に関しては、既に色々な方が色々な賛辞を寄せて下さっているので今更付け加えられることなど余りありません。(でも大好きなアルバムなんで無理矢理にでも語らせて貰うわけですが)
アルバム後半に鎮座まします2篇、重厚長大な“STARGAZER”と、RAINBOW版“BURN”といった趣きの“A LIGHT IN THE BLCAK”は、後々そのエッセンスをフォロワー・バンド群が再利用しまくる名曲中の名曲ですし(特に前者)、やや地味なイメージで語られがちなA面収録曲にしても、スペーシーだったりノリノリだったりキャッチーだ
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RAINBOW-Ritchie Blackmore's Rainbow ★★★ (2012-09-30 20:15:58)

我が愛すべき様式美HMの開祖、RAINBOWが'75年に発表した記念すべきデビュー作ですが、自分がこれを購入したのは彼らのカタログ中一番最後でした。コージー・パウエル参加前の作品であることに加えて、事前に見聞きしてきた情報から、何となくJUDAS PRIESTやUFO、SCORPIONSなんかの1stアルバム同様、こっちがバンドに期待する音楽性とズレた内容のように思えたことがその理由。
尤も実際に聴いてみれば、そこはやはり御大リッチー・ブラックモア&ロニー・J・ディオの組み合わせ。余人には真似できない高品質なHRサウンドを全編に亘って展開し、こちらの危惧を虹の彼方へと吹っ飛ばしてくれたわけですが。
個人的にはDIOの持ち歌なイメージが強い“銀嶺の覇者”、演歌ばりにコブシの効いた“虹をつかもう”、シャープなインスト“STILL I'M SAD”といった代表曲以外にも、フォーキー
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RAINBOW-Straight Between the Eyes ★★★ (2012-10-06 00:22:56)

リッチー・ブラックモア(G)の理想とする音楽を追求するべく、これまで妥協なきメンバー・チェンジと大胆な作風の変化を繰り返してきたRAINBOWでしたが、前作『DIFFICULT TO CURE』で掴んだ音楽的方向性と商業的成績に相当の手応えを感じたのか、'82年発表の本6thアルバムでは「大衆性を増したメロディアスHR」というサウンド・スタイルを、変化させるのではなく、より「掘り下げる」という方法論が選択されています。
『闇からの一撃』というイカした邦題ほどガツンと一撃される名曲(これまでのアルバムには必ずその手の楽曲が1、2曲は存在していた)が見当たらないため、RAIBOWのカタログの中では日陰者の地位に甘んじている(?)作品ですが、個人的には『DIFFICULT~』以上の愛聴盤。
印象的なソロを連発するリッチーのGプレイ等、前作より心持ちハードな方向へと揺り戻された作風を
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RAINBOW-Stranger in Us All ★★★ (2012-10-07 22:05:30)

熱心なファンの皆様におかれましては言いたいことも多々ありましょうが、個人的には、リアルタイムでリリースに立ち会えた最初の(そして恐らく最後の)RAINBOWのアルバムということで、思い入れも一入の1枚。
この作品発表のちょっと前まで、DEEP PURPLEの新作『紫の聖戦』のしょっぱい出来や、来日公演を直前に控えたDEEP PURPLEからの離脱等で猛烈なバッシングを浴びていたにも関わらず、本作をもってその世評をまるっと引っ繰り返してみせたリッチー・ブラックモアという稀代のトリックスターの実力には、腹の底から感服させられました。
ここに収められた楽曲に関しても、鮮やかなスパニッシュGソロにアガりまくる名曲“BLACK MASQERADE”や、ペールギュントの“山の魔王の宮殿にて”をモチーフにした“HALL OF THE MOUNTAIN KING”を筆頭に、「嘗ては凄かった人
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RAJAS-Turn It up ★★★ (2018-08-20 22:39:34)

脱退したCRAZY COOL JOE(その後DEAD ENDに参加)の後任として、ノンちゃんこと河内倫子(B)が加わり、女2人/男3人という当時の日本のHR/HMバンドには珍しい編成となったRAJASが、'85年に発表した1stフル・アルバム。
濃厚な昭和臭にむせ返りそうになる歌詞に思わず赤面を誘われてしまう向きもありましょうが、EARTHSHAKERの西田昌史がプロデュースを手掛け、更に楽曲提供も行っている本作の質の高さに疑問を差し挟む余地は一切なし。
ここで実践されているのは、中心メンバーたる森川“セン”邦子(Vo)の華を感じさせる歌唱を基軸に据え、そこにツインGがエッジを加えるメロディアスなHRサウンド。本編は前半に明るくポップな楽曲が並び、聴き進めるに従ってだんだん哀愁味が増していく構成となっていて、個人的にはやはり後半戦こそがツボです。森川のVoは、シンプルでポップ
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RAJAS-Turn It up-Love Fire ★★★ (2018-08-22 00:19:09)

EARTHSHAKERの西田昌史との共作曲。
歌謡曲的な哀愁を帯びたメロディを
ねっとりと歌い上げる森川邦子の歌唱力を
堪能できるミッド・チューン。
Keyが非常に効果的に使われています。

RAJAS-Turn It up-Your Song ★★★ (2018-08-22 00:39:41)

アルバムを締め括る7分越えの大作バラード。
劇的な盛り上がりを演出する楽器陣のバックアップを受けて、
70年代歌謡の流れを汲む哀愁のメロディを
堂々歌い上げる森川のVoが大いなる感動を呼びます。

RALF SCHEEPERS-Scheepers ★★★ (2019-06-20 22:27:24)

ジャーマン・メタル・シーンが誇る実力派シンガー、ラルフ・シーパースが'11年に発表した初のソロ・アルバム。
リリースはFRONTIERS RECORDSですが、いきなりAOR/産業ロックを歌い出すような衝撃展開はなく(それはそれでちょっと聴いてみたい気がしますが)。山籠もりの修行を終えて人里に降りてきた格闘家みたいなラルフの黒光りする勇姿をフィーチュアしたアートワークと、荒々しく刻まれるリフ&リズムの上でハイトーンVoが鼓膜をつんざくOPナンバー①のカッコ良さが物語る通り、ここで披露されているのはJUDAS PRIEST成分がドックンドックンと脈打つストロングな正統派HMサウンド。というか、バック・メンバーがマット・シナー(B)を筆頭にPRIMAL FEARのメンバーばかりなので、演ってることはほぼほぼPRIMAL FEARと一緒。(本作の方がよりソリッドでメタリックかな)

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RALF SCHEEPERS-Scheepers-The Pain Of The Accused ★★★ (2019-06-20 23:13:21)

ジャケットにフィーチュアされた、2、3人は人を殺めてそうなルックス(失礼)とは裏腹に
剛から柔まで、ラルフ・シーパースの卓越した歌唱力が遺憾なく発揮された
ドラマティックな大作ナンバー。しかもこれをラルフ自身が作曲しているのだから大したもの。
そして嘗ての僚友カイ・ハンセンが劇的なGソロで楽曲の盛り上がりに華を添えるという
至れり尽くせりなアルバムのハイライト。

RALPH SANTOLLA-Shaolin Monks in the Temple of Metal ★★★ (2018-06-26 23:01:35)

自分がHR/HMを聴くようになって以降にデビューを飾ったミュージシャンの訃報に触れるのはやるせなさが過ぎるでしょうと、ラルフ・サントーラ死去の報を知り、彼が'02年に残したソロ・アルバムを引っ張り出して聴き直しながら呟いてしまいましたよ。
メタル冬の時代真っ只中のアメリカから、EYEWITNESS、MILLENIUMといったバンドを率いて登場したラルフは、ウリ・ロートやマイケル・シェンカーの系譜に連なる卓越したGテクニック&表現力、それに優れたメロディックHRナンバーを次々クリエイトする曲作りの才をもって注目を集めたギタリストでありました。特にMILLENIUMは名曲の宝庫で、ヨルン・ランデが歌ったパワフル且つ爽快な“POWER TO LOVE”や、阪神大震災を題材に取った劇的な疾走ナンバー“RUN”等は、今でも折に触れて聴き直す名曲ですよ。
本ソロ・アルバムでもそうした彼の
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RALPH SANTOLLA-Shaolin Monks in the Temple of Metal-Red Baron ★★★ (2018-06-27 23:21:33)

時に流麗に、時にクラシカルに、そして時にエモーショナルに
哀愁を湛えたメロディを奏でながら駆け巡るGプレイに聴き惚れる
歌なしのハンデを全く感じさせないインストの逸品。
ラルフ自身が奏でるピアノも非常に効果的です。

RALPH SANTOLLA-Shaolin Monks in the Temple of Metal-Sartori ★★★ (2018-06-27 23:30:45)

和音階を取り入れた抒情ナンバー。
アルバム・タイトルやアートワークに呼応する
穏やかで平安に満ちた曲調は
まさに悟りの境地を描き出すかの如し。

RALPH SANTOLLA-Shaolin Monks in the Temple of Metal-Starlight ★★★ (2018-06-27 23:26:31)

2ndソロをTENのヴィニー・バーンズが、
エンディングのソロをFAIR WARNINGのヘルゲ・エンゲルケが、
リズム・セクションをEMERALD RAINのメンバーがゲストとして
固めていることでも注目すべき楽曲ですが、
何より素晴らしいのは歌謡曲的ですらある哀愁のメロディの煽情度。
ラルフのよく歌うGがそれを効果的に盛り立てています。

RAM JAM (2017-12-14 22:52:16)

60年代に“GREEN TAMBOURINE”で全米№1の座を獲得したLEMON PIPERSのメンバーだったビル・バートレット(G)を中心にニューヨーク・シティで結成。
’77年にシングル“BLACK BETTY”(レッドベリーのカヴァー)が全米チャート17位、全英チャート8位のヒットとなり、デビュー・アルバム『RAM JAM』も全米チャート34位にランクインというまずまずの成績を収める。
しかし、ジミー・サントロ(G)が曲作りの主導権を握り、よりハード且つメタリックなサウンドを聴かせるようになった2nd『PORTRAIT OF THE ARTIST AS A YOUNG RAM』(’78年)は、その出来栄えに反して全く鳴かず飛ばずで、バンドはその後間もなく解散。メンバー達も表舞台から姿を消している。

RAM JAM-Portrait of the Artist as a Young Ram ★★★ (2017-12-14 22:58:19)

全米チャート最高18位、全英チャート最高7位にランクインしたファンキーな名曲“BLACK BETTY”(ジョニー・デップ主演映画『ブロウ』でも印象的な使われ方をしていました)のシングル・ヒットで知られるNYの4人組が、'78年に発表した2ndアルバム。
RAM JAMに関しては“BLACK BETTY”しか知らず、もしかして一発屋?ぐらいにさえ思っていたのですが、国内盤再発を機に本作にも手を出してみたら、いやいやいや、とんでもねぇ。HR/HMリスナーにとっちゃ寧ろこっちの方が重要作じゃねえか!という。
いかにも70年代HR然としたグルーヴを纏った、土の匂い漂わす豪快なロックンロールという基本的ノリは前作を踏襲しつつ、今回は楽曲がよりハード&タイトに引き締まっています。吼えるG、唸るB、轟くDs、その上でハスキー声で熱っぽく歌うVoとがダイナミックに交錯するサウンドは、曲によっ
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RAM JAM-Portrait of the Artist as a Young Ram-Hurricane Ride ★★★ (2017-12-17 00:20:18)

ハードに弾き出されるGリフ主導でグイグイ飛ばしまくる様は
'78年にして完全にHMのスタイルを先取りしています。
曲調的にはRAINBOWの名曲“KILL THE KING”を彷彿とさせますが
様式美的ドラマ性より、土煙蹴立てて突っ走っる埃っぽさが
勝って聴こえる辺りが、アメリカのバンドならではの魅力かと。

RAM JAM-Portrait of the Artist as a Young Ram-Turnpike ★★★ (2017-12-17 00:12:59)

ムーディに歌うVoに、ピアノが醸し出す重厚な抒情性、
プログレ・ハード的ともいえる曲調といい、
アルバムの中では異色な存在感を放つ
(だがそこがいい)名曲です。

RAM JAM-Ram Jam-Black Betty ★★★ (2017-12-17 00:07:04)

英米チャートでスマッシュ・ヒットとなった
RAM JAMのデビュー・シングルですが、
実は演奏している連中はバンドじゃなかったりするという
色々曰くの多い楽曲でありますが
熱くファンキーに弾む前半から、ハードさいや増す後半へと
ダイナミックな曲展開に思わず体が揺れてしまいます。

RAMOS-HUGO (2013-02-28 22:55:36)

スティーヴ・ペリーのそっくりさん(声が)として知られ、地元ではJOURNEYのトリビュート・バンドEVOLUTIONでも活動しているというシンガー、ヒューゴ・ヴァレッティと、グレッグ・ローリー、ロス・ヴァロリー、スティーヴ・スミスという元JOURNEY組と結成したTHE STORMや、ニール・ショーン脱退後のHARDLINEへの参加、またソロ・アルバムの発表等、多岐に渡った活動で知られるギタリスト、ジョシュ・ラモスが、FRONTIER RECORDSの仲介を受けて新たに立ち上げたプロジェクト。
演ってる音楽?勿論、ドJUORNEY路線のメロハーです。

RAMOS-HUGO-THE DREAM ★★★ (2013-02-28 22:56:39)

HUGOことヒューゴ・ヴァレンティと、元JOURNEYのメンバーらと結成したTHE STORMでHR/HMシーンに一躍その名を知らしめたギタリスト、ジョシュ・ラモスとが結成したプロジェクトのデビュー作。('08年発表)
何かとJOURNEYと縁のあるミュージシャン2人の組み合わせ、しかもそれを後押しするのがFRONTIER RECORDSとあって、出来上がった作品はやはりド直球のJOURNEY路線。勿論、こちとらそれにガッカリする筈もなく、美しくキャッチーなメロディと、胸躍るポップ・フィーリングに彩られた絶品のメロディアスHRサウンドに「それを待っていたで!」と膝を打ったわけですが。
本家JOURNEYに比べると、よりエネルギッシュな印象で(間違っても「アグレッシブ」等と形容できる作風ではありませんが)、クリアな清涼感漂うヒューゴのハイトーンVoに、歌を引き立ててつつ、決して
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RAMOS-HUGO-THE DREAM-BRING BACK THIS LOVE ★★ (2013-03-02 00:49:39)

これまた清涼感を湛えたメロディが
爽快に駆け抜けていく様が、メロディアスHRの
教科書通りの心地良さをもたらしてくれる逸品。

RAMOS-HUGO-THE DREAM-I CAN TAKE YOU ★★★ (2013-03-02 00:54:47)

基本、アルバムにおいてはヒューゴを立てる演奏に
終始しているジョシュ・ラモスですが、7分に及ぶ
この大作ナンバーの主役は間違いなく彼。
とは言え、派手に弾きまくったり、Voをないがしろに
したりすることはなく、飽くまでそのGプレイは
楽曲最優先の姿勢が貫かれていますが。

RAMOS-HUGO-THE DREAM-YOU 'RE NOT ALONE ★★★ (2013-03-02 00:46:05)

清涼感溢れるヒューゴのVoと、
ハードでありつつも歌心を忘れないジョシュ・ラモスのG、
両者の相性の良さが如何なく発揮された
身も心も浮き上がっていくような飛翔感に満ちたOPナンバー。

RAMOS-Living in the Light ★★★ (2020-05-17 23:37:34)

ギタリスト発掘人ことマイク・ヴァーニー社長の目に留まり、LE MANSの一員としてSHRAPNEL RECORDSからプロ・デビュー。しかし以降は一貫して「テクニックの披露よりメロディ」「ギターより歌」重視のスタンスを崩すことなく今に至るギタリスト、ジョシュ・ラモスが、現FOREIGNERのケリー・ハンセンをプロデューサーに迎えて(バックVoにも参加)'03年にFRONTIERS RECORDSから発表したソロ・アルバム。
初めてのソロ名義、その上フュージョン畑で活躍するスチュワート・ハム(B)、SHRAPNEL作品でお馴染みのアトマ・アナー(Ds)、元EYESで、イングヴェイのバンドのシンガー候補だったこともあるマーク・ウェイツ(Vo)等、腕に覚えのあるミュージシャン連中がバックを固めていることあり、もしかしたら今回は派手にGを弾きまくったインスト・アルバムなのかも…と思いきや、
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RAMOS-Living in the Light-Tell Me Why ★★★ (2020-05-19 01:26:31)

スペーシーなイントロで十分に焦らしてから
哀愁のメロディが走り始める、本編においては
ハード寄りな仕上がりのロック・チューン。
ギターも比較的弾きまくっていますが、
常に歌心を失わないのがこの人の美点。
物悲しくもキャッチーなコーラスが絶品ですよ。

RAMOS-Living in the Light-Winds of Change ★★★ (2020-05-19 01:15:23)

マーク・ウェイツの美しい歌声に導かれてスタートする
爽やかな清涼感溢れるメロディアスHRナンバー。
Keyの用い方も効果的で、THE STORMやTWO FIRESといった
バンドのアルバムに収録されても立派にハイライト・チューンの
役目を果たせたのではないかという名曲ぶりです。

RAMOS-My Many Sides ★★★ (2020-12-17 01:05:34)

それこそ肩眉を剃り落して山に篭りそうな勢いで(誤ったイメージ)ひたすらJOURNEY型メロディアスHRサウンドを求道し続ける「馬鹿よのう…まさにメロハー馬鹿」なギタリスト、ジョシュ・ラモス。RAMOS名義では『LIVING IN THE LIGHT』(’03年)以来、実に17年ぶりとなる、’20年発表の2ndソロ・アルバムがこちら。
トニー・ハーネル、ダニー・ヴォーン、エリック・マーティン、トニー・ミルズ…著名な実力派シンガー勢をゲストに迎えてレコーディングされている本作でも、当然JOURNEY路線のメロハー・サウンドが聴けるものとばかり思っていましたが、意表を突いて本編の幕開けを飾るのは、イントロからGが派手に弾きまくられ(そもそもSHRAPNELからデビューを飾った人なのでテクニックは十分)、70年代HRばりの豪快さを伴って繰り出される①。アルバム全体としても所謂クラシック・ロ
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RAMOS-My Many Sides-All Over Now ★★★ (2020-12-18 00:53:27)

ブルージーな色合いが強いアルバムの中にあって
アルバムの終盤を〆るこの曲は爽快な曲調にキャッチーな
コーラス、それにジョー・レッタの熱いVoとが相俟って
80年代ポップ・メタル的な味わいを感じさせてくれます。

RANDY JACKSON'S CHINA RAIN-Bed of Nails ★★ (2020-02-03 00:08:39)

ZEBRAの中心メンバーだったランディ・ジャクソン(Vo、G)が、同バンド解散後の’90年に立ち上げたニュー・プロジェクトCHINA RAIN。ジェフ・スコット・ソート、マーク・スローター&ディナ・ストラムのSLAUGHTER組、あるいはSKID ROWのレイチェル・ボランとデイヴ“スネイク”セイボ、そしてBON JOVIやKISS、アリス・クーパー等への楽曲提供で知られる腕利きソングライター、ジャック・ポンティら、豪華共作陣の強力を得て制作、’93年に発表したデビュー作に当たる1枚。多分唯一作。
リリース当時BURRN!!誌レビューで酒井前編集長にクソミソに貶された挙句30点だったかを献上されていて、そうなると逆にどんな内容なのか気になってしまうのが人情というもの。しかも我らがゼロ・コーポレーションからの発売とあっては、こっちに買わないという選択肢はねぇよと。
基本的にはZ
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RANDY JACKSON'S CHINA RAIN-Bed of Nails-Before It's Too Late ★★★ (2020-02-04 00:19:19)

マーク・スローターとランディ・ジャクソンの共作で、
プロデュースにディナ・ストラムも関与。
バックVoとしてジェフ・スコット・ソートが参加する等、
アルバムのハイライト的役割を果たすポップ・ナンバー。
発表時期がもう5年ぐらい早ければヒットしていたのではないか?
と思わされる、キャッチーなサビメロが印象的。

RAPED APE ★★ (2010-06-15 21:13:00)

80年代後半、フロリダ州はレイクワースにて誕生。2本のデモテープを制作した後、
デス・メタルの聖地として知られるMORI SOUNDスタジオにて、プロデューサーにスコット・バーンズを迎えて
レコーディング作業を開始、'93年にLEVIATHAN RECORDSから6曲入りEPを発表してレコード・デビューを飾る。
「スラッシュ冬の時代にオールドスクールなスラッシュ・メタルを演ってるバンド」として話題になるが、
実際のところそのサウンドには、PANTERAを筆頭としたヘヴィ・ロック・バンド勢からの影響も伺え、
彼らは本作リリース後に解散しているが、もしフル・アルバムを制作していたのなら、多分その内容は
モダン・へヴィネス路線に傾いた作風になっていたんじゃないかなぁ、と。
但し、'94年にリリースされた日本盤に収録されている、初期デモ音源のリメイク・ト
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RAPED APE-TERMINAL REALITY ★★ (2010-06-15 21:16:00)

古き良きスラッシュ・メタルが壊滅状態にあった'90年代半ばに、オールドスクールなスラッシュ・サウンドを
聴かせてくれるバンドとして好き者達の間でちょっぴり話題を呼んだ、フロリダ出身の4人組が'93年に発表したデビューEP。
プロデューサーにスコット・バーンズを迎え、MORI SOUNDスタジオにてレコーディングされてるだけあって、
流石にそのクオリティは安定。デス・メタリックな要素も散りばめられたサウンドは迫力満点で、リリース当時は
スラッシュに飢えてた事もあり、嬉々として聴き込んだ覚えがある。・・・のだが、ある程度同ジャンルが復興を
果たした現在、若いスラッシャーにアピールし得る魅力を本作が備えているかと言えば、正直それはかなり微妙。
やはりこの作品は、スラッシュ冬の時代にリリースされたからこそ、評価された1枚だったんじゃないかなー、と。
但し
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RAPED APE-TERMINAL REALITY-CIRCLE OF BLOOD ★★ (2010-06-15 22:13:25)

ランニング・タイムが5分半と、
このバンドにとっては長尺な楽曲ながら、
安定した演奏力から生み出される
緩急に富んだ曲展開をもって、ダレ場を作る事無く
一気に最後まで聴かせ切る。名曲です。

RAPED APE-TERMINAL REALITY-HYPOTHERMIA ★★ (2010-06-15 22:07:27)

濁声だが一応メロディを追いかけているVoを取り入れ、
ドスを効かせて突き進むスラッシュ・ソング。
短くもキチンと練られたソロを聴かせてくれるGがポイント高し。

RAPED APE-TERMINAL REALITY-RETURN TO NOTHING (2010-06-15 22:15:37)

2本のGが正統派へヴィ・メタリックに絡み合う、
このバンドのルーツの一端が垣間見えるインスト・ナンバー。

RAPED APE-TERMINAL REALITY-THE KRUSHER ★★★ (2010-06-15 22:00:44)

1stデモ『PERPETUAL AGGRAVATION』に“DA KRUSHA"という
タイトルで収録されていた楽曲をリメイク。
シャウト型の濁声Vo、鋭利なGリフと共にメロディアスな
フレーズも紡ぎ出すG、聴いてるだけでジッとしてられなくなる
性急なビートを叩き出すリズム隊とが一丸となって、
畳み掛けるように疾走する、これぞまさにスラッシュ・メタル!
なカッコ良さに満ち溢れた名曲。

RAPHAEL-mind soap ★★★ (2011-02-20 18:20:14)

ビジュアル系はチェックの対象外だったのだが、本作リリース当時('99年)、DISKUNIONにて配布されてたフリーペーパーに奥村裕司氏が推薦文を寄せていたのを読んで、思わず購入してしまったRAPHAELのデビュー作。
そんなわけで、このバンドについては何も知らないのですが、取り敢えずここで聴く事が出来るのは、ネオクラシカルなフレーズを次々に繰り出してくるGと、楽曲を華麗に彩るKeyをふんだんに取り入れて疾走する、ドイツや北欧のメロパワ・バンドに通じるドラマ性を湛えた様式美HMサウンド。
スピーディな楽曲をズラリ揃えた上げ上げな内容にも関わらず、攻撃性よりも、上品且つ優雅な雰囲気が支配的な辺りはV系バンドの面目躍如といった趣きで、ナイーブな歌詞世界や、この時期のこの手のバンド独特の、奇妙なファルセットとビブラートを駆使したシンガーの歌唱スタイルに地獄突きをお見舞いしたくなる向き
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RATA BLANCA-El libro oculto ★★ (2018-06-06 22:57:22)

アルゼンチンの白ネズミ軍団、RATA BRANCAが'94年に発表した4曲入りEP。(邦題は『神秘体系』)
「南米のRAINBOW」の名に恥じぬ、リッチー・ブラックモアから受けた特大の影響も露わな様式美HM路線をひた走って来たきた彼らでしたが、ここに来て若干サウンドをスタイル・チェンジ。歌詞は相変わらず全編スペイン語ながら、収録曲に関しちゃ思わずコブシが回ってしまう哀愁を抑え気味にした代わりに、重厚に迫る正統派HMナンバーあり、明るくちょっぴりポップなノリの楽曲あり、80年代のOZZY OSBOURNEを思わせる疾走ナンバーあり…といった具合に、曲調の幅を意欲的に広げに掛かった仕上がり。EPなので単に遊び心を発揮しただけなのか、それともいい加減これまでとは違うことを演りたくなったのか。次作以降、彼らが発表した作品から急速に様式美色が抜けて行ったことを踏まえると、どうやら後者の思惑が
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RATA BLANCA-El libro oculto-Cuarto poder ★★★ (2018-06-07 23:26:04)

邦題は“第四の力”
スパニッシュ・メタル特有のクサ味は薄まってしまいましたが
シャープに疾走する様はこれはこれで十二分にカッコイイ。

RATA BLANCA-Guerrero del arco iris ★★★ (2017-12-01 23:43:42)

アルゼンチンの「白ネズミ」団こと、RATA BLANCAが'91年に発表するやいなや、本国では予約だけでプラチナムに到達してしまったという大ヒット3rdアルバム。ついでに自分が初めて購入した彼らの作品でもあります。そら『虹の戦士』なんて邦題付けられたら、RAINBOW信者としてはチェックせんわけに行かんでしょう。
「南米のRAINBOW」の二つ名に託された期待を裏切らない様式美HMサウンドや、中心メンバーたるバルテル・ヒアルディーノの作曲スタイル&テクニカルなGプレイから垣間見える(つかモロ出し)リッチー・フリークぶりは当然今回も健在。1曲目のイントロを聴いた時は“LONG LIVE ROCK’N ROLL”のカヴァーが始まったのかと思ったぐらいのもので。更に“DRINKING WITH THE DEVIL”風の②、④が“FIRE DANCE”に瓜二つで⑤は“KNOCKING AT
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RATA BLANCA-Guerrero del arco iris-La boca del lobo ★★★ (2017-12-01 23:51:30)

邦題は“狼の口”。個人的に愛読していた漫画
『狼の口~ヴォルフスムント』とは無関係ですが。
(当たり前か)
まぁ誰がどう聴いても元ネタがRAINBOWの
“FIRE DANCE”であることは明白なんですけど
スパニッシュ風味というか、南米風味の濃いめに
味付けされた仕上がりが、これはこれで十分カッコイイ。

RATA BLANCA-Magos, espadas y rosas ★★★ (2017-08-23 00:23:55)

90年代前半、マニアの間でスパニッシュ・メタル・ブームがちょっぴり盛り上がった時期がありまして、その際に日本に紹介されたのがスペインのMEDINA AZAHARAと、「白いネズミ」を意味するバンド名を名乗る、このアルゼンチン出身のRATA BLANCA。本作は'90年に発表されるや本国でトリプル・プラチナム級の高セールスを記録し、RATA BLANCAの国民的バンドとしての地位を盤石の物とした'90年発表の2ndアルバムであります。
巻き舌とコブシが効きまくったアドリアン・バリラーリの情熱的なVo、作曲者としてもギタリストとしても「リッチー大好きっ子」ぶりを全力表明するヴァルテル・ヒアルディーノのGプレイ、それに『魔術師と薔薇の伝説』なる仰々しい邦題からもお分かり頂ける通り、彼らが志向するのはRAINBOW直撃の様式美HM(+イングヴェイ・テイストも投入)。
“STREET
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RATA BLANCA-Magos, espadas y rosas-El beso de la bruja ★★★ (2017-08-24 00:15:04)

“SPOTLIGHT KIDS”や“FIRE DANCE”といった
後期RAINBOWを思わす疾走感と、
巻き舌バリバリのスパニッシュ・メタルの哀愁とが
合体を果たしたアルバムのハイライト・ナンバーの一つ。

RATA BLANCA-Magos, espadas y rosas-El camino del sol ★★★ (2017-08-24 00:21:44)

まさしく「これぞアルゼンチンのRAINBOW!」という
ミスティック且つドラマティックな大作ナンバー。
どうしたって“STARGAZER”の影がちらつきますが、
中東的な雰囲気を纏った本家に対し、こちらはスペイン語の歌詞もあってか
マヤやインカ、アステカといった中南米で栄えた太古の文明に
思いを馳せたくなるエキゾチックなムードに溢れています。
イングヴェイを彷彿とさせる猛烈な速弾きを炸裂させる
ヴァルテル・ヒアルディーノのGプレイも聴きモノですよ。

RATA BLANCA-Magos, espadas y rosas-Mujer amante ★★★ (2017-08-24 00:08:23)

曲調的には“STREET OF DREAMS”に触発されて書かれたであろうことは
明かなのですが、そこにスペイン語によるバリラーリの情熱的な歌い回しと
本家より3割増しで哀愁が増強されたメロディが乗っかることで
RATA BLANCAならではの魅力が付与されているではないでしょうか。
歌心を感じさせるリッチー・テイスト溢れるGソロも実に胸に沁みます。

RAVEN-All for One ★★ (2007-07-12 21:30:00)

破天荒なまでにエネルギッシュなサウンドとライブ・パフォーマンスから「アスレチック・ロック」とも呼ばれ、
後のパワー/スラッシュ・メタル勢に大きな影響を与えた事で知られる、英国はニューキャッスル出身の
パワー・トリオRAVENが、'83年に発表した3rdアルバム。
「元祖パワー/スラッシュ・メタル」的な荒々しい疾走感よりも整合性に重き置いた感じの作風に仕上がっている本作だが、そこはRAVEN。
圧倒的にパワフルな①を聴けば判るように、多少スピードが落ちようとも、作品全体に漲るエネルギー量は相変わらず尋常ではない。
と言うか、マイケル・ワグナー&ウド・ダークシュナイダーが手掛けたサウンド・プロダクションの飛躍的な向上により、
ジョン・ギャラガーのハイテンションなVoと唸るB、ギャンギャンと喧しくリフを刻む一方で、⑤⑧で聴かれるような
メロウなソロも紡
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