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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 4651-4700
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RIK EMMETT-Handiwork-Twilight
RIK EMMETT-Handiwork-Two Jigs
RIK EMMETT-Ipso Facto
RIK EMMETT-Ipso Facto-Can't Lie to Myself
RIK EMMETT-Ipso Facto-Lickity Bit
RIK EMMETT-Ipso Facto-Out of the Blue
RIK EMMETT-Ipso Facto-Rainbow Man
RIK EMMETT-Live at the Berklee
RIK EMMETT-Raw Quartet
RIK EMMETT-Raw Quartet-The Last Goodbye
RIK EMMETT-Raw Quartet-Too Little Too Late
RIK EMMETT-Res 9
RIK EMMETT-Res 9-End of the Line
RIK EMMETT-Res 9-Grand Parade
RIK EMMETT-Res 9-The Ghost of Shadow Town
RIK EMMETT-Swing Shift
RIK EMMETT-Swing Shift-Santa Fe Horizon
RIK EMMETT-Swing Shift-Veronica's Blue Walls
RIK EMMETT-Ten Invitations from the Mistress of Mr. E
RIK EMMETT-Ten Invitations from the Mistress of Mr. E-El Cuento Del Gadio
RIK EMMETT-The Spiral Notebook
RIK EMMETT-The Spiral Notebook-Raise High
RIK EMMETT-The Spiral Notebook-The Hardest Part
RIK EMMETT-The Spiral Notebook-The Longing
RIK EMMETT-The Spiral Notebook-The Numbers Game
RIOT
RIOT V
RIOT V-Army of One
RIOT V-Born in America
RIOT V-Fire Down Under
RIOT V-Immortal Soul
RIOT V-Narita
RIOT V-Restless Breed
RIOT V-Rock City
RIOT V-The Privilege of Power
RIOT V-Thundersteel
RIOT V-Thundersteel-Thundersteel
RIOT V-Unleash the Fire
RIOT V-Unleash the Fire-Land of the Rising Sun
RIOT-Army of One
RIOT-Born in America
RIOT-Fire Down Under
RIOT-Immortal Soul
RIOT-Narita
RIOT-Restless Breed
RIOT-Rock City
RIOT-The Privilege of Power
RIOT-Thundersteel
RIOT-Thundersteel-Thundersteel
RIOT-Unleash the Fire

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RIK EMMETT-Handiwork-Twilight ★★ (2008-11-02 10:26:54)

“TWILIGHT"というタイトル通り、夕暮れ時の郷愁や
物悲しさが漂ってくるような、叙情的なインスト曲。
滑らかに爪弾かれるアコースティック・ギターの美しい音色に、
ただただ聴き惚れるばかり。
普通に弾いたって、全体にこんな「深い」音色では鳴りませんて。

RIK EMMETT-Handiwork-Two Jigs ★★ (2008-11-02 10:18:57)

タイトル通り、ジグ(舞曲)のメロディを取り入れた
軽快なインスト小曲。
メロディアスで躍動感溢れるGプレイが最高に素晴しく、
アコギ一本でここまで「聴かせる」事の出来るミュージシャンは
ロック・シーン広しと言えどもそうはいない。

RIK EMMETT-Ipso Facto ★★ (2008-10-20 16:46:00)

「ソフト過ぎる」「もっとロックして欲しい」と批判された1stソロ・アルバム『ABSOLUTERY』のポップな作風を
反省したのか(個人的には、あれはあれで良かったと思うけど)、いきなりGがホットに弾きまくられるハード・チューン①で
本編の幕が開く、リック・エメット師匠、'92年発表の2ndソロ・アルバム。(邦題も判り易く『ストレート・アップ』)
全体的な仕上がりとしては、ソロ・デビュー作の方向性を順当に受け継いだロックンロール路線ながら、
前作に比べ、楽曲にハード・ロッキンな「勢い」や「熱さ」が漲っているのが本作の大きな特徴で、
それに併せて、曲展開のダイナミズム、ブルーズ風味の「泣き」といった、TRIUMPH時代を想起させる
(ファンがリック・エメットに期待する)要素が、ある程度戻ってきているのが嬉しい。
特に、渋く、エモーショナルに泣きまくる
…続き

RIK EMMETT-Ipso Facto-Can't Lie to Myself ★★★ (2008-10-20 17:15:51)

猛烈な「泣き」を伴った、エメット師匠入魂のVoとGが
息苦しいほどの盛り上がりを演出するダイナミックな名曲。
もう「泣くがいい、声を上げて泣くがいい」って感じ。

RIK EMMETT-Ipso Facto-Lickity Bit ★★ (2008-10-20 17:08:17)

エメット師匠のアコースティック・ギターの妙技が堪能できる、
軽やかなインスト・ナンバー。
TRIUMPHのオリジナル・アルバムに収録されていても違和感はない。

RIK EMMETT-Ipso Facto-Out of the Blue ★★★ (2008-10-20 16:58:24)

1stソロでは意図的にTRIUMPH的な要素は封印していた
エメット師匠なれど、この曲では、得意のエモーショナルで
ブルージーな、泣きのGとVoが全開。
聴く度にしみじみと泣ける、絶品のバラードに仕上がっています。
ちなみに2ndアルバムは原題が『IPSO FACTO』、
邦題が『ストレート・アップ』

RIK EMMETT-Ipso Facto-Rainbow Man ★★ (2008-10-20 17:12:17)

ノリの良い前半から、叙情的な中盤を経て、ダイナミックに
盛り上がる後半と、メリハリの効いた曲展開が秀逸。
2ndアルバム収録曲の中で、最もTRIUMPH時代のノリを感じさせる1曲かも。

RIK EMMETT-Live at the Berklee ★★ (2008-11-01 01:17:00)

'00年1月に、ボストンは、かのバークリー音楽大学において行われた希代の名ギタリスト、
リック・エメットのソロ・コンサートの模様を収録したライブ・アルバム。
ステージ上にはギターを抱えたリック・エメットただ一人、リズムは全て打ち込みというシンプルな編成から、
てっきり「エメット師匠を囲むアコースティックな夕べ」ってな感じのまったりとした内容を想像していたのだが、
確かに会場の雰囲気は暖かで和気藹々とした空気が漂っているものの、エメット師匠の演奏は、これがすこぶるエネルギッシュで、
ショウにはしっかりと緩急が演出されている。終盤の盛り上がりっぷりなんて、かなりのものじゃあないでしょうか?
ただ、やはり本作においても個人的に耳を惹かれるのは、師匠の繊細な表現力が最大限に発揮されるメロウな楽曲の数々。
取り分け、タイトル通り「メランコリック」な曲調が心
…続き

RIK EMMETT-Raw Quartet ★★ (2008-10-29 22:38:00)

アコースティカルな『TEN INVITATIONS FROM THE MINSTRESS OF MR. E』、ジャジーな『SWING SHIFT』に続く、
ルーツ・ミュージック三部作のトリを飾る作品として「ブルーズ」をテーマに制作、'99年にリリースされた
リック・エメット6枚目のソロ・アルバム。(ちなみに国内盤が発売された最後の作品でもある)
オール・インストだった『TEN~』や、本格的なジャズ作だった『SWING~』に対し、今回は歌入り、
しかもアップテンポの④⑩を収録するなど、よりハードな作風ということで、前2作に比べグッと取っ付き易い内容に
仕上がっていると言える本作だが、飽くまで直球勝負の「ブルーズ」であり、「ブルージーなHR」というわけではないので、
その渋さゆえ、地味(退屈)に感じてしまう若いメタル・ファンも多いかもしれんなぁ、と。
…続き

RIK EMMETT-Raw Quartet-The Last Goodbye ★★★ (2008-11-01 01:22:35)

一音一音に魂の込められた泣きっぷりに
涙腺が激しく刺激される、エモーショナルで感動的な
インスト・バラード。

RIK EMMETT-Raw Quartet-Too Little Too Late ★★★ (2008-11-01 01:26:30)

アルバム『RAW QUARTET』の中において、
“THE LAST GOODBYE"と双璧を為す泣きの名バラード。
インストの“THE LAST~"に対し、こちらは歌入り。
エメット師匠の渋くソウルフルなVoと、
そのVoと同じくらい雄弁に「歌う」Gが、とにかく胸に沁みます。

RIK EMMETT-Res 9 ★★★ (2017-01-28 08:10:57)

近年はすっかりマイペースな活動が板についているカナディアン・ロック界の至宝、リック・エメット先生から久々に届けられたソロ・アルバム。純粋な新作としてはAIR TIME以来となるのでしょうか?(AIR TIMEの2ndもずっと待ってるんだけどなぁ)
自ら「これまで発表して来たソロ作の集大成的内容」と語る本作は、ハード・ドライヴィンな①にて幕が上がり、アレックス・ライフソン(RUSH)が客演を果たしたポップ・チューン②、ジェイムズ・ラブリエ(DREAM THEATER)が流石の喉を披露するバラード③…といった具合に、バラエティ豊かにして高品質な楽曲をズラリ収録。過去のソロ作同様、HR/HMアルバムとして括るには少々音圧が不足気味ですが、そんなこたぁエメット師匠入魂の歌声とエモーショナルなGの技前が濃厚に絡みつく名曲⑤や、ラブリエ、ライフソン、エメットの豪華共演が実現したダイナミックなラ
…続き

RIK EMMETT-Res 9-End of the Line ★★★ (2017-01-29 09:05:17)

HR/HMとは若干距離を感じさせる本編中にあって
豪快に刻まれるGリフと、炸裂感溢れるリズムをフィーチュアした
この曲は、間違いなくHRナンバーとして存在を主張しています。
リードVoをジェイムズ・ラブリエ(DREAM THEATER)と
リック・エメットが分け合い、更に2ndソロではRUSHの
アレックス・ライフソンが客演を果たすという
本編の締めに相応しいダイナミックな仕上がりの一篇。

RIK EMMETT-Res 9-Grand Parade ★★★ (2017-01-29 09:12:00)

リック・エメット(Vo)、マイク・レヴァイン(B)、ギル・ムーア(Ds)
のHRトライアングル、ここに復活!な1曲。
TRIUMPHは再結成を果たしたものの、新作がリリースされる気配は
まったくないため、こうして再び三人の共演が実現した
楽曲を聴けるのが嬉しくてもう。欲を言えば
もっとギンギンにロックしている楽曲だったら尚嬉しかったのですが
往年の名曲“SUITECASE BLUES”にヒントを得て書かれたという
この抒情ナンバーだって、うっとり聞き惚れる素晴らしい出来栄えですからね。

RIK EMMETT-Res 9-The Ghost of Shadow Town ★★★ (2017-01-29 09:23:12)

じわじわ~っと哀愁が溢れ出すイントロだけで「はいきた名曲」と。
グッと抑えたヴァースから、エモーションを一気に解き放つ
サビメロの熱唱ぶりと、胸搔き乱されずにはいられない入魂のGプレイに、
これぞエメット師匠!と咽び泣きながら姿勢を正したくなる
アルバムのハイライト・ナンバーです。

RIK EMMETT-Swing Shift ★★ (2008-11-02 23:44:00)

ルーツ・ミュージック三部作の第2弾として「ジャズ」をテーマに制作、自ら立ち上げたOPEN HOUSE RECORDSから
RIK EMMET & OHC名義で'98年にリリースした、リック・エメット師匠、5枚目のソロ・アルバム。
発表当時、本作に初めて触れた時は、エレキの「エ」の字もロックの「ロ」の字も見当たらない本格的なジャズ路線に
「こりゃアカン」と2、3度聴いたきりで投げ出してしまった記憶があるのだが、今回、この文章を書くに当たって
改めて棚から引っ張り出してきて聴き直してみたら・・・あれ?けっこう良いよ?これ。
俺がリスナーとして成熟して、ジャズも聴けるようになったから・・・なんて事はなく、単にじっくりと腰を据えて
聴いてみたら、メロディの良さが再発見できただけの事で、まぁ、中には和み系ナンバーもあるにはあるが、
軽快な前半を経て、中盤か
…続き

RIK EMMETT-Swing Shift-Santa Fe Horizon ★★★ (2008-11-03 20:53:22)

地平線に向かって真っ直ぐに伸びる一本道を、
ひたすら車で走り続けているかのような気分が味わえる、
ロマンティック且つ美しい哀メロ・ナンバー。
絶妙なニュアンスで爪弾かれ、胸をキューっと締め付ける
アコギがとにかく絶品。

RIK EMMETT-Swing Shift-Veronica's Blue Walls ★★ (2008-11-03 20:58:33)

宮廷音楽風の優雅さを漂わせる、
洗練された泣きのスロー・ナンバー。
悲哀に満ちたアコーディオンの音色には、
堪らんもんがありますな。

RIK EMMETT-Ten Invitations from the Mistress of Mr. E ★★ (2006-03-23 22:00:00)

リック・エメットがクラシック・ギターに挑んだ(と言うにはリラックスした作風だが)オール・インスト・アルバム。
ロケンロール!的エネルギーや激しさは皆無の音楽性なれど、リック・エメットのアーバンな雰囲気漂わせた絶品のギター・プレイと、叙情メロディに彩られた楽曲の数々は、TRIUMPH時代の“LITTLE BOY BLUES"、ソロになってからの“OUT OF THE BLUE"といったスロー・ナンバーにグッと来た経験の持ち主なら、時が経つのも忘れてドップリと浸れる事をお約束する一枚。
長い夜のお供にお薦めです。

RIK EMMETT-Ten Invitations from the Mistress of Mr. E-El Cuento Del Gadio ★★★ (2006-03-26 17:55:27)

リック・エメット版“SPANISH GUITAR"とでも言うべき、ラテン・フレイバー薫る哀愁を帯びた曲調が非常に魅力的。(こちらはインスト曲だけど)
そのギター・プレイから濃厚な泣きを発散するゲイリー・ムーアに比べ、リック・エメットのギターは泣いてはいても、常にどこか都会的なお洒落な雰囲気を漂わせる。夜の首都高のドライブ中に流したら、ピタリとハマること間違いなし。

RIK EMMETT-The Spiral Notebook ★★ (2008-10-23 23:04:00)

前作『IPSO FACTO』から3年のブランクを経て、'95年に発表されたリック・エメットの3rdソロ・アルバム。
彼のソロ作は、ポップス路線だったり、ロックンロール路線だったり、ブルーズ路線だったり、ジャズ路線だったりと、
作品毎にカラーが異なり、またその刺激の少なさゆえ、ファン以外には取っ付き難く感じられる内容の
アルバムが少なくないのだが、どっこい、AOR色が強く打ち出された本作はその例外。HRテイストこそ前作から
かなり後退してしまったものの、その分、メロディのフックと哀愁は大幅UP。お陰でエメット師匠のハイテクニックに
裏打ちされた、一音一音に魂の込められた、エモーショナルで繊細な表現力に長けた絶品のGプレイと歌唱が映える映える。
ただ譜面通りに、正確に歌ったりギターを弾いたりするだけじゃ、絶対にこの深みや情感を演出する事は叶いませんぜ。
…続き

RIK EMMETT-The Spiral Notebook-Raise High ★★ (2008-10-25 21:31:23)

レゲエ調のまったりとしたリズムの上に
哀愁を帯びたメロディが乗っかる、
曲作りの上手さとアレンジ・センスの良さが光る1曲。

RIK EMMETT-The Spiral Notebook-The Hardest Part ★★★ (2008-10-25 21:47:03)

3rdアルバムの中でも一際そのハードさが光りを放つ、
ブルージーなHRナンバー。
後半へ進むにつれて、熱く、激しく熱を帯びていく
VoとGのパフォーマンスがとにかく圧巻。
TRIUMPHの名曲“ROCKN'ROLL MACHINE"を彷彿とさせる
クライマックスのGプレイには聴き惚れます。

RIK EMMETT-The Spiral Notebook-The Longing ★★★ (2008-10-25 21:35:09)

美しく感動的な、珠玉の名バラード。
エモーショナルな歌声の素晴しさも然る事ながら、
やはり白眉は「表現力豊かなGプレイ」のお手本のような、
一音入魂のアコギ・プレイ。聴く度に腰が砕けそうになります。

RIK EMMETT-The Spiral Notebook-The Numbers Game ★★ (2008-10-25 21:42:00)

洗練されたハード・ポップ・チューン。
仄かに漂う哀愁がただひたすらに心地良い、
エメット師匠の優れたポップ・センスが堪能できる1曲。

RIOT ★★ (2007-04-20 23:47:00)

「やはり名曲を沢山持ってるバンドは強い」と実感させられたライブでした。
特に、中盤の“ROAD RACIN'"以降の名曲連打による怒涛の盛り上がりは圧巻!
トニー・ムーア時代、マイク・ディメオ時代の楽曲をバランス良く歌いこなしていた
マイク・ティレリの歌唱の素晴しさは言うに及ばず、“BURN"のカヴァーを止めたのは正しい判断だと思いますし、
その代わりに“DANCE OF DEATH"のような、埋もれてしまった過去の名曲を掘り起こしてくれたのもナイスでした。
これで会場がクラブチッタ、Dsがボビー・ジャーゾンベクだったら最高だったのにな・・・というのは欲張り過ぎですね。

RIOT V ★★ (2007-04-20 23:47:00)

「やはり名曲を沢山持ってるバンドは強い」と実感させられたライブでした。
特に、中盤の“ROAD RACIN'"以降の名曲連打による怒涛の盛り上がりは圧巻!
トニー・ムーア時代、マイク・ディメオ時代の楽曲をバランス良く歌いこなしていた
マイク・ティレリの歌唱の素晴しさは言うに及ばず、“BURN"のカヴァーを止めたのは正しい判断だと思いますし、
その代わりに“DANCE OF DEATH"のような、埋もれてしまった過去の名曲を掘り起こしてくれたのもナイスでした。
これで会場がクラブチッタ、Dsがボビー・ジャーゾンベクだったら最高だったのにな・・・というのは欲張り過ぎですね。

RIOT V-Army of One ★★ (2007-04-18 22:13:00)

'06年発表の13thアルバム。来日公演に備えて改めて聴き直してみたけれど、やっぱり素晴しい作品ですよ、これは。
名曲“THUNDERSTEEL"の遺伝子を受け継いだ、スリリング且つ劇的なツインGが炸裂するスピード・チューン
①⑦⑩で要所を締めつつも、飽くまで本作のメインとなるのは、マイク・ディメオのブルージーでエモーショナルな
歌唱を活かした哀愁のメロディに彩られたミドル・チューンの数々。落ち着いた声質の持ち主ゆえ、
疾走曲を歌うとバックの演奏に埋もれてしまう事もあるディメオだが、やはりこの手の楽曲を歌わせると絶品だ。
特に、ポップ・フィーリングを取り込んだ②や、濃厚な哀愁漂う⑤、広がりの感じられるサビメロが
秀逸なブルーズ・ナンバー⑥は、その彼氏の熱唱と相俟ってリスナーの胸をギュウギュウと締め付けてくれる逸品。
マーク・リアリはWESTWOR
…続き

RIOT V-Born in America ★★ (2009-09-05 11:09:00)

比較的に入手が容易だったにも関わらず、RIOTのカタログの中では飛び抜けた影の薄さを誇った不遇の5thアルバム。
よりゴージャスで華やかな方向へとHR/HMシーンが推移していた'84年という時期にあっては、まず売れなさそうな
(そして実際売れなった)男臭くマイナー調のHMサウンドが詰め込まれた本作は、タイトルからして「メタル」してる
スピーディな④を筆頭に、前作『RESTLESS BLEED』に比べるとヘヴィ・メタリックなアグレッションや疾走感がやや回復。
代わりに哀愁や泣きといった要素が薄れ、大味になってしまった気がしなくもないが、レット・フォリスターの
小手先のテクニックだけでは表現不可能な、素敵なサムシングを備えたやさぐれチンピラ風味のVoが楽曲にえも言われぬ
エモーションを与えており、特に、バラード調に始まりテンポアップして盛り上がっていくHM
…続き

RIOT V-Fire Down Under ★★ (2009-09-01 22:04:00)

完成度の高さに反して、契約上の問題から長らく廃盤状態が続き、'90年代末に再発されるまで後追いファン(俺です)
には聴く事が叶わなかった、ガイ・スペランザ在籍時代最後の作品となった'81年発表の3rdアルバム。
当時、日本と共にRIOTが高い支持を取り付けていたイギリスでのNWOBHM勃発に影響を受けたのか、従来のロックンロール色が
大幅に減退し、ソリッドなGリフ主導で疾走する楽曲の数々は、よりハードに、よりスピーディにと、
これまで以上にエッジの効いた、最早ハードロックというよりもヘヴィ・メタルと表現すべき作風に仕上がっており、
その筆頭が、アルバムのOPを勇ましく駆け抜けていく高揚感溢れる名曲①。それ以降も、①の勢いを受け継ぐ
アルバム表題曲②、シンプル且つミステリアスなGリフが印象的なミッド・チューン③、ライブでも
お馴染みのウェスタンな雰
…続き

RIOT V-Immortal Soul ★★★ (2011-11-20 20:48:14)

紆余曲折はあったものの結局ト二ー・ムーアがシンガーの座に出戻り、名盤『THUNDERSTEEL』リリース時のラインナップ(勿論、マイク・フリンツも健在)でレコーディングが進められ、'11年に発表されたニュー・アルバム。
ここ数年のトニー・ムーアの歌声には衰えの兆候が見受けられたので(例えば大村孝佳のソロ作とか)、「そんなんでパワー・メタル路線に戻って大丈夫かよ・・・」と懐疑的にならざるを得なかったのですが、ところがどっこい、息の合ったツインGと、名手ボビー・ジャーゾンベクが叩き出すパワフルなリズムに乗って、トニーの朗々たる――衰えなんぞ微塵も感じさせない――歌声が疾走するOPナンバー“RIOT”が切れ味鋭く始まった瞬間、そうした不安は跡形もなく吹き飛ばされてしまいました。流石バンド名を関する自信作だけのことはあり、数ある“THUNDERSTEEL”風疾走曲のなかでも、この曲は本家に
…続き

RIOT V-Narita ★★ (2009-08-31 22:44:00)

デビュー作『ROCK CITY』の日本での成功に感謝の意を捧げてこのタイトルになったという、'79年発表の2ndアルバム。
「力士」+「アザラシ」(そしてフジヤマ&ジャンボジェット機)というジャケット・アートワークの出来は
不憫極まりないが、中身は前作の路線を順当に受け継ぐ、アメリカのバンドらしいシンプルなノリの良さに、
NY出身バンドならではのストリート感覚と乾いた哀愁をまぶした、硬派でハード・ドライヴィンなロックンロール・サウンド。
熱く弾ける②や、こっ恥ずかしくも勢いよく疾走する⑦といった楽曲に明らかなように、これまで以上にハードな
ツインGの絡みが前面に押し出され、攻撃性を増した作風はHR度が前作から格段にレベルアップ。
その最大の成果と言うべきが、成田空港の三里塚闘争に着想を得たという、印象的なテーマ・メロディを備えた
スリリングなイン
…続き

RIOT V-Restless Breed ★★ (2009-09-02 22:05:00)

『FIRE DOWN UNDER』同様、長らく入手困難な状態が続いていた'83年発表の4thアルバム。邦題は『非常警戒』。
と言っても、「RIOT屈指の名盤」「ガイ・スペランザ時代の最高傑作!」と評価の高い『FIRE~』に比べると、
レット・フォリスター(Vo)加入第1作となった本作は、「音楽性が拡散したRIOTらしからぬ問題作」と否定的に
紹介される事が多かったため(最近はそうでもないけど)、別に聴けなくともそれほど惜しいとは思っていなかったのだが、
'90年代末になってようやっと再発されたのを期に購入し、聴いてみて驚いたの何のって。何じゃこの傑作は?!
確かに、気持ち良さげにハーモニカが吹き鳴らされる⑤のような異色曲が収録されているし、ミディアム・テンポの
楽曲を中心にまとめられた本編は疾走感を減じている。どっこい、「RIOTの魅力=哀愁のメロディ
…続き

RIOT V-Rock City ★★ (2009-08-31 22:34:00)

疾走感溢れる曲調、哀愁のメロディ、そしてエモーショナル且つドラマティックなツインGという、
RIOTというバンドの魅力がギュッと凝縮された名曲中の名曲にして、HR/HMファン永遠のアンセム“WARRIOR"を
収録した'78年発表の1stアルバム。(『怒りの廃墟』って邦題の意味はよう分からんが)
傑作『THUNDERSTEEL』でRIOTファンとなり、遡って本作を購入したクチなので、初めて聴いた時は
(ライブに欠かせないバンドの代表曲③⑥を収録しつつも)、本編に詰め込まれたその余りに飾り気のない、
シンプルなロックンロール・サウンドに思わず拍子抜けしてしまったわけだが、とは言え、ガイ・スペランザの
パッショネイトなVoによって歌われる楽曲は、NY出身バンドならではの硬質感と乾いた哀愁をそこはかとなく漂わせ、
「如何にもアメリカン」といった感じの能
…続き

RIOT V-The Privilege of Power ★★ (2009-09-12 19:26:00)

曲間に挟み込まれた長~いSEや、ホーン・セクションを大胆に導入したチャレンジブルな姿勢が、
ファンの間で賛否両論を巻き起こした、RIOT初のコンセプト作でもある'89年発表の7thアルバム。
かつては「SE長過ぎるよね」と指摘される度に「いや!そんな事はない!お前はRIOTのセンスを理解していない!」
と憤り立って反論していたが、オッサンになった今改めて本作を聴き直すと・・・やっぱりSE長過ぎるよね(笑)
(①~②の流れなんて、ライブ盤『RIOT IN JAPAN-LIVE!!』の間髪入れない展開の方が数倍劇的でカッコイイ)
とは言え、アルバム自体は前作『THUNDERSTEEL』の路線を継承した、疾走感&哀愁兼備のパワー・メタル路線という
方向性にブレはなく、それはポルポト派のジェノサイドについて歌った名曲中の名曲⑤を聴けば明らか。
また、楽曲
…続き

RIOT V-Thundersteel ★★ (2009-09-06 21:28:00)

RIOT復活作にして、多くのファンが「彼らの最高傑作」と太鼓判を押す'88年発表の6thアルバム。個人的にも自分の
お金で初めて購入し、HR/HMにのめり込む切っ掛けとなった作品という事で、非常に思い入れを感じている1枚。
豊かな声量を活かして歌いまくるトニー・ムーアと、元JUGGERNAUTの名ドラマー、ボビー・ジャーゾンベクを得て
(但し、本編の半分でDsを叩いているのはLION時代のマーク・エドワーズ)、かつてのオーセンティックな
HMサウンドから一気にパワー・メタル色を強めた本作の魅力は、痛快なハイトーンVo、手数の多いダイナミックな
ドラミング、そしてシャープに切り込んで来るツインG(でもバンドはシングルG編成)が一丸となって
都会的な哀愁を伴い疾走する、アルバム表題曲①に集約されているといっても過言ではない。
HMのカッコ良さを余す所
…続き

RIOT V-Thundersteel-Thundersteel ★★★ (2006-03-11 01:25:00)

哀愁背負って、血の涙を流しながら疾走する(脳内イメージ)超名曲。
昔「歌い出しの部分が“おー、ぺチャパイかい"と聞こえる」という空耳ネタを「POWER ROCK TODAY」に送ったら採用されたのも良い思い出・・・。

RIOT V-Unleash the Fire ★★★ (2014-09-28 21:57:24)

RIOTとしての活動継続を決意したメンバーの意思は尊重するけど、バンドの絶対的柱だったマーク・リアリの存在なくして、果たしてどれほどの作品が作れるものか?・・・ってな懐疑の視線は百も承知であったろう残されたメンバーは、確信的に名盤『THUNDERSTEEL』を思わすメロディを随所で引用し、「WARRIOR」「SHINE」「NARITA」「TOKYO ROSE」etc・・・といったキーワードを歌詞のあちこちに散りばめ、更には日本のファンに向けた⑥、代表曲“OUTLAW”の続編⑧といった楽曲の収録から、思わず脱力を誘われるダサジャケ(笑)に至るまで、なりふり構わず全力をもって「最大公約数的RIOTらしさ」を猛アピール。
これで肝心要の曲が退屈なら噴飯モノだったところですが、元S.A. SLAYERで、NARITA~RIOTとマークの曲作りの相棒を務め続けたドン・ヴァン・スタヴァン(B)
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RIOT V-Unleash the Fire-Land of the Rising Sun ★★★ (2014-09-30 22:36:47)

“日いづる国”というタイトルが示す通り
日本のファンとの絆について歌うと同時に
「NARITA」とか「TOKYO ROSE」とか「SHINE」とか
お馴染みのフレーズが散りばめられた歌詞は
新しいスタートを切るに当たっての
RIOTの改めての自己紹介のように感じられたりも。
勿論、歌詞だけでなく、パワーとスピードだけに
頼らないメロディも素晴らしいですよ。

RIOT-Army of One ★★ (2007-04-18 22:13:00)

'06年発表の13thアルバム。来日公演に備えて改めて聴き直してみたけれど、やっぱり素晴しい作品ですよ、これは。
名曲“THUNDERSTEEL"の遺伝子を受け継いだ、スリリング且つ劇的なツインGが炸裂するスピード・チューン
①⑦⑩で要所を締めつつも、飽くまで本作のメインとなるのは、マイク・ディメオのブルージーでエモーショナルな
歌唱を活かした哀愁のメロディに彩られたミドル・チューンの数々。落ち着いた声質の持ち主ゆえ、
疾走曲を歌うとバックの演奏に埋もれてしまう事もあるディメオだが、やはりこの手の楽曲を歌わせると絶品だ。
特に、ポップ・フィーリングを取り込んだ②や、濃厚な哀愁漂う⑤、広がりの感じられるサビメロが
秀逸なブルーズ・ナンバー⑥は、その彼氏の熱唱と相俟ってリスナーの胸をギュウギュウと締め付けてくれる逸品。
マーク・リアリはWESTWOR
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RIOT-Born in America ★★ (2009-09-05 11:09:00)

比較的に入手が容易だったにも関わらず、RIOTのカタログの中では飛び抜けた影の薄さを誇った不遇の5thアルバム。
よりゴージャスで華やかな方向へとHR/HMシーンが推移していた'84年という時期にあっては、まず売れなさそうな
(そして実際売れなった)男臭くマイナー調のHMサウンドが詰め込まれた本作は、タイトルからして「メタル」してる
スピーディな④を筆頭に、前作『RESTLESS BLEED』に比べるとヘヴィ・メタリックなアグレッションや疾走感がやや回復。
代わりに哀愁や泣きといった要素が薄れ、大味になってしまった気がしなくもないが、レット・フォリスターの
小手先のテクニックだけでは表現不可能な、素敵なサムシングを備えたやさぐれチンピラ風味のVoが楽曲にえも言われぬ
エモーションを与えており、特に、バラード調に始まりテンポアップして盛り上がっていくHM
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RIOT-Fire Down Under ★★ (2009-09-01 22:04:00)

完成度の高さに反して、契約上の問題から長らく廃盤状態が続き、'90年代末に再発されるまで後追いファン(俺です)
には聴く事が叶わなかった、ガイ・スペランザ在籍時代最後の作品となった'81年発表の3rdアルバム。
当時、日本と共にRIOTが高い支持を取り付けていたイギリスでのNWOBHM勃発に影響を受けたのか、従来のロックンロール色が
大幅に減退し、ソリッドなGリフ主導で疾走する楽曲の数々は、よりハードに、よりスピーディにと、
これまで以上にエッジの効いた、最早ハードロックというよりもヘヴィ・メタルと表現すべき作風に仕上がっており、
その筆頭が、アルバムのOPを勇ましく駆け抜けていく高揚感溢れる名曲①。それ以降も、①の勢いを受け継ぐ
アルバム表題曲②、シンプル且つミステリアスなGリフが印象的なミッド・チューン③、ライブでも
お馴染みのウェスタンな雰
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RIOT-Immortal Soul ★★★ (2011-11-20 20:48:14)

紆余曲折はあったものの結局ト二ー・ムーアがシンガーの座に出戻り、名盤『THUNDERSTEEL』リリース時のラインナップ(勿論、マイク・フリンツも健在)でレコーディングが進められ、'11年に発表されたニュー・アルバム。
ここ数年のトニー・ムーアの歌声には衰えの兆候が見受けられたので(例えば大村孝佳のソロ作とか)、「そんなんでパワー・メタル路線に戻って大丈夫かよ・・・」と懐疑的にならざるを得なかったのですが、ところがどっこい、息の合ったツインGと、名手ボビー・ジャーゾンベクが叩き出すパワフルなリズムに乗って、トニーの朗々たる――衰えなんぞ微塵も感じさせない――歌声が疾走するOPナンバー“RIOT”が切れ味鋭く始まった瞬間、そうした不安は跡形もなく吹き飛ばされてしまいました。流石バンド名を関する自信作だけのことはあり、数ある“THUNDERSTEEL”風疾走曲のなかでも、この曲は本家に
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RIOT-Narita ★★ (2009-08-31 22:44:00)

デビュー作『ROCK CITY』の日本での成功に感謝の意を捧げてこのタイトルになったという、'79年発表の2ndアルバム。
「力士」+「アザラシ」(そしてフジヤマ&ジャンボジェット機)というジャケット・アートワークの出来は
不憫極まりないが、中身は前作の路線を順当に受け継ぐ、アメリカのバンドらしいシンプルなノリの良さに、
NY出身バンドならではのストリート感覚と乾いた哀愁をまぶした、硬派でハード・ドライヴィンなロックンロール・サウンド。
熱く弾ける②や、こっ恥ずかしくも勢いよく疾走する⑦といった楽曲に明らかなように、これまで以上にハードな
ツインGの絡みが前面に押し出され、攻撃性を増した作風はHR度が前作から格段にレベルアップ。
その最大の成果と言うべきが、成田空港の三里塚闘争に着想を得たという、印象的なテーマ・メロディを備えた
スリリングなイン
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RIOT-Restless Breed ★★ (2009-09-02 22:05:00)

『FIRE DOWN UNDER』同様、長らく入手困難な状態が続いていた'83年発表の4thアルバム。邦題は『非常警戒』。
と言っても、「RIOT屈指の名盤」「ガイ・スペランザ時代の最高傑作!」と評価の高い『FIRE~』に比べると、
レット・フォリスター(Vo)加入第1作となった本作は、「音楽性が拡散したRIOTらしからぬ問題作」と否定的に
紹介される事が多かったため(最近はそうでもないけど)、別に聴けなくともそれほど惜しいとは思っていなかったのだが、
'90年代末になってようやっと再発されたのを期に購入し、聴いてみて驚いたの何のって。何じゃこの傑作は?!
確かに、気持ち良さげにハーモニカが吹き鳴らされる⑤のような異色曲が収録されているし、ミディアム・テンポの
楽曲を中心にまとめられた本編は疾走感を減じている。どっこい、「RIOTの魅力=哀愁のメロディ
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RIOT-Rock City ★★ (2009-08-31 22:34:00)

疾走感溢れる曲調、哀愁のメロディ、そしてエモーショナル且つドラマティックなツインGという、
RIOTというバンドの魅力がギュッと凝縮された名曲中の名曲にして、HR/HMファン永遠のアンセム“WARRIOR"を
収録した'78年発表の1stアルバム。(『怒りの廃墟』って邦題の意味はよう分からんが)
傑作『THUNDERSTEEL』でRIOTファンとなり、遡って本作を購入したクチなので、初めて聴いた時は
(ライブに欠かせないバンドの代表曲③⑥を収録しつつも)、本編に詰め込まれたその余りに飾り気のない、
シンプルなロックンロール・サウンドに思わず拍子抜けしてしまったわけだが、とは言え、ガイ・スペランザの
パッショネイトなVoによって歌われる楽曲は、NY出身バンドならではの硬質感と乾いた哀愁をそこはかとなく漂わせ、
「如何にもアメリカン」といった感じの能
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RIOT-The Privilege of Power ★★ (2009-09-12 19:26:00)

曲間に挟み込まれた長~いSEや、ホーン・セクションを大胆に導入したチャレンジブルな姿勢が、
ファンの間で賛否両論を巻き起こした、RIOT初のコンセプト作でもある'89年発表の7thアルバム。
かつては「SE長過ぎるよね」と指摘される度に「いや!そんな事はない!お前はRIOTのセンスを理解していない!」
と憤り立って反論していたが、オッサンになった今改めて本作を聴き直すと・・・やっぱりSE長過ぎるよね(笑)
(①~②の流れなんて、ライブ盤『RIOT IN JAPAN-LIVE!!』の間髪入れない展開の方が数倍劇的でカッコイイ)
とは言え、アルバム自体は前作『THUNDERSTEEL』の路線を継承した、疾走感&哀愁兼備のパワー・メタル路線という
方向性にブレはなく、それはポルポト派のジェノサイドについて歌った名曲中の名曲⑤を聴けば明らか。
また、楽曲
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RIOT-Thundersteel ★★ (2009-09-06 21:28:00)

RIOT復活作にして、多くのファンが「彼らの最高傑作」と太鼓判を押す'88年発表の6thアルバム。個人的にも自分の
お金で初めて購入し、HR/HMにのめり込む切っ掛けとなった作品という事で、非常に思い入れを感じている1枚。
豊かな声量を活かして歌いまくるトニー・ムーアと、元JUGGERNAUTの名ドラマー、ボビー・ジャーゾンベクを得て
(但し、本編の半分でDsを叩いているのはLION時代のマーク・エドワーズ)、かつてのオーセンティックな
HMサウンドから一気にパワー・メタル色を強めた本作の魅力は、痛快なハイトーンVo、手数の多いダイナミックな
ドラミング、そしてシャープに切り込んで来るツインG(でもバンドはシングルG編成)が一丸となって
都会的な哀愁を伴い疾走する、アルバム表題曲①に集約されているといっても過言ではない。
HMのカッコ良さを余す所
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RIOT-Thundersteel-Thundersteel ★★★ (2006-03-11 01:25:00)

哀愁背負って、血の涙を流しながら疾走する(脳内イメージ)超名曲。
昔「歌い出しの部分が“おー、ぺチャパイかい"と聞こえる」という空耳ネタを「POWER ROCK TODAY」に送ったら採用されたのも良い思い出・・・。

RIOT-Unleash the Fire ★★★ (2014-09-28 21:57:24)

RIOTとしての活動継続を決意したメンバーの意思は尊重するけど、バンドの絶対的柱だったマーク・リアリの存在なくして、果たしてどれほどの作品が作れるものか?・・・ってな懐疑の視線は百も承知であったろう残されたメンバーは、確信的に名盤『THUNDERSTEEL』を思わすメロディを随所で引用し、「WARRIOR」「SHINE」「NARITA」「TOKYO ROSE」etc・・・といったキーワードを歌詞のあちこちに散りばめ、更には日本のファンに向けた⑥、代表曲“OUTLAW”の続編⑧といった楽曲の収録から、思わず脱力を誘われるダサジャケ(笑)に至るまで、なりふり構わず全力をもって「最大公約数的RIOTらしさ」を猛アピール。
これで肝心要の曲が退屈なら噴飯モノだったところですが、元S.A. SLAYERで、NARITA~RIOTとマークの曲作りの相棒を務め続けたドン・ヴァン・スタヴァン(B)
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