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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 4701-4750
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RIOT-Unleash the Fire-Land of the Rising Sun
RISK
RISK-Dirty Surfaces
RISK-Dirty Surfaces-Bury My Heart
RISK-Hell's Animals
RISK-Hell's Animals-Russian Nights
RISK-The Daily Horror News
RISK-The Daily Horror News-Roadwar
RISK-The Reborn
RISK-The Reborn-Last Warning
RISK-Turpitude
RISK-Turpitude-Hopeless Ground
RITUAL CARNAGE-Every Nerve Alive
RITUAL CARNAGE-I, Infidel
RITUAL CARNAGE-The Highest Law
RIVERDOGS-Absolutely Live
RIVERDOGS-Riverdogs
ROADHOUSE-Roadhouse
ROADHOUSE-Roadhouse-Hell Can Wait
ROADHOUSE-Roadhouse-Time
ROB MORATTI-Epical
ROB MORATTI-Epical-Valerie
ROB MORATTI-Paragon
ROB MORATTI-Paragon-Alone Anymore
ROB MORATTI-Paragon-Remember
ROB MORATTI-Renaissance
ROB MORATTI-Renaissance-Best of Me
ROB MORATTI-Renaissance-Hold on to Love
ROB MORATTI-Renaissance-I Don’t Want to Wait Forever
ROB MORATTI-Transcendent
ROB MORATTI-Transcendent-Answer of Life
ROB MORATTI-Victory
ROBERT BERRY-The Dividing Line
ROBERT FLEISCHMAN-World in Your Eyes
ROBERT FLEISCHMAN-World in Your Eyes-Heaven to Me
ROBERT FLEISCHMAN-World in Your Eyes-The Crush
ROBERT FLEISCHMAN-World in Your Eyes-World in Your Eyes
ROBERT PLANT-Pictures at Eleven
ROBERT PLANT-Pictures at Eleven-Slow Dancer
ROBERT TEPPER-No Easy Way Out
ROBERT TEPPER-No Easy Way Out-Angel of the City
ROBIN BECK-Trouble or Nothin'
ROBIN BECK-Trouble or Nothin'-First Time
ROBIN BECK-Trouble or Nothin'-Hide Your Heart
ROBIN BECK-Trouble or Nothin'-If You Were a Woman and I Was a Man
ROBIN BECK-Trouble or Nothin'-Tears in the Rain
ROCK'N'ROLL STANDARD CLUB BAND-ROCK'N'ROLL STANDARD CLUB
ROCKET SCIENTISTS-Earthbound
ROCKET SCIENTISTS-Earthbound-Carry Me Home
ROCKHEAD-Rockhead

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RIOT-Unleash the Fire-Land of the Rising Sun ★★★ (2014-09-30 22:36:47)

“日いづる国”というタイトルが示す通り
日本のファンとの絆について歌うと同時に
「NARITA」とか「TOKYO ROSE」とか「SHINE」とか
お馴染みのフレーズが散りばめられた歌詞は
新しいスタートを切るに当たっての
RIOTの改めての自己紹介のように感じられたりも。
勿論、歌詞だけでなく、パワーとスピードだけに
頼らないメロディも素晴らしいですよ。

RISK ★★ (2007-02-14 21:43:00)

70年代に活躍したロック・バンド、FAITHFUL BREATHを前身にドイツで結成。
'88年に1st『THE DAILY HORROR NEWS』でアルバム・デビューを果たす。
'89年に2nd『HELL'S ANIMALS』'90年に3rd『DIRTY SURFACE』、'92年に4th『THE REBORN』を発表と
順調に活動を続けるも、モダン・へヴィネス勢から大きな影響を受けたと思しき
5th『TURPITUDE』で派手にズッコケて、その後は消息不明に。
日本では最後まで地味な存在だった彼らだが、その男臭く勇壮なパワー/スラッシュ・サウンドは、
勢いだけに頼る事無く、ベテランらしい小技が効かせてあったりと、聴き応え十分。
再評価を望みたいところです。

RISK-Dirty Surfaces ★★ (2007-01-15 22:04:00)

これは'90年発表の3rdアルバムですね。METAL MANIAから出てた国内盤は、その前年('89年)に
発表されたEP『RATMAN』とのカップリング仕様でしたっけ。
さて、その本作。SE①を経て疾走曲②が始まった途端に「おや?」となる。以前に比べて音圧が
下がったというか、リフからスラッシュ・メタル的な重厚感が薄れ、随分と聴き易くなった印象を受ける。
代わりアコギやKey等の導入でメロディが強調された収録曲の数々は、Voの歌メロ(特にサビ部分)にしろ、
リフにしろソロにしろ、前2作に比べて全体的にかなりメロディアスな仕上がりで、
より正統派へヴィ・メタルへの接近が感じられる作風。
尤も、前述の②を筆頭に、相変わらずスラッシーな疾走感は健在だし、何より、ACCEPTを思わせる重厚な④、
RISK流のヘヴィ・バラード⑧、そして勇壮なリフと
…続き

RISK-Dirty Surfaces-Bury My Heart ★★ (2007-01-27 22:30:42)

スラッシュ・メタル的な疾走感は残しつつも、
リフにしろ歌メロにしろ、もはや曲の構造自体が
メロディアスでパワー・メタル的・・・という、
3rdアルバムのサウンド・スタイルを象徴する名曲。
重厚且つドラマチックな男性コーラスがACCEPTを思わせる。

RISK-Hell's Animals ★★ (2007-01-11 21:42:00)

アルバム・デビュー前にバンドから離脱していたオリジナル・メンバーのシロ・ハーマン(G)が復帰、
新たに5人編成へと生まれ変わって、'89年に発表された2ndアルバム。
デビュー作の延長線上にある「勇壮なパワー/スラッシュ・メタル」路線に変更はないが、
正式にツインG編成へと移行した成果か(1stではハイミィ・ミークスがVoとサイドGを兼任していた)、
サウンドに宿る重量感がこれまでとは桁違い。ゆえに今回は、重厚なリフやリズムを活かした
ミドル・チューンの出来が秀逸で、中でも、Keyの使い方が効果的な⑥、劇的なインスト・パートを持つ
一際ヘヴィな⑧、雄々しくも物悲しい雰囲気漂う⑨といった楽曲は、本作を代表する名曲/佳曲。
正直、“ROAD WAR"のようなキラー・チューンがない分、疾走曲のインパクトは前作に1歩譲るものの、
ヘヴィなパートはよ
…続き

RISK-Hell's Animals-Russian Nights ★★ (2007-01-27 22:16:39)

荒々しくもしっかりと歌うVoと、メロディアスなリフ、
聴かせるGソロをフィーチュアした、力強く勇壮な1曲。
個人的には、2ndアルバムのハイライト・チューン。

RISK-The Daily Horror News ★★ (2007-01-10 08:34:00)

RISKと言えば、曲者揃いのジャーマン・スラッシュ勢に比べると毒が弱く、HELLOWEENを初めとする
メロディック・パワー・メタル勢に比べるとメロディに愛想がない。ついでにルックス的にもイケてない・・・と、
その地味さゆえ、結局日本ではブレイク出来ないまま消えていった印象が強いが、
この'88年発表のデビュー作で聴ける、飾り気のない勇壮なパワー・メタル・サウンドは、実に魅力的。
本作は彼らの全アルバム中、最もスラッシュ色が強く出た1枚で、OPチューン①を筆頭に、
重厚なリフ、力強く疾走するリズム、それに直線的なVo(きっちり歌う事も出来る)を駆使して、
ひたすらラッシュするスタイルは単純にカッコイイ。また、「押し」の一手で寄り切るのではなく、
アコギや叙情メロディを効果的に用いて、アルバムの流れに起伏を生み出しリスナーを飽きさせない辺り、
…続き

RISK-The Daily Horror News-Roadwar ★★ (2007-01-11 21:49:23)

Voこそ直線的なスラッシュ・スタイルだが、
シャープなリフや、疾走するツイン・リード・ギターは
JUDAS PRIESTばりのカッコ良さを誇る
1stアルバムのハイライト・チューン。

RISK-The Reborn ★★ (2007-01-17 21:24:00)

(シリアスなメタル・ファンから評判の悪かった)バンドのトレードマークのコミック調動物ジャケットを止め、
脱スラッシュ・メタル、そして、古代インド神話を下敷きにしたというRISK初のコンセプト作に挑んだ、
まさに勝負作の'92年発表4thアルバム。
その甲斐あってか、一部では「本格派に生まれ変わったRISKの最高傑作」とも評価されたが、
個人的にはどうにも地味な印象が拭えない作品。
扱ったテーマがテーマなだけに力み過ぎたのか、重苦しい楽曲がズラリと並び、過去3作のように
爽快に突っ走る場面は殆どない。期待を誘う妖しげなイントロ①に導かれて始まる大作②は、
劇的メタル好きなら一聴の価値が有る名曲だが、その後は似たり寄ったりのテンションの楽曲が続き、
山場にもイマイチ欠けるため、通して聴くと飽きがくる・・・というのが正直なところ。
ただ、個
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RISK-The Reborn-Last Warning ★★ (2007-01-27 22:47:24)

シタールを取り入れた妖しげな序曲“ARISE"から繋がる、
10分以上に及ぶアルバム随一の大作。
『THE REBORN』は全体的に地味な仕上がりの作品だったが、
アコギや宗教的な男性コーラス、ナレーションを組み込みながら、
長尺を全くダレる事無く聴かせきるこの曲は、掛け値なしの名曲。
特に、過去のどのアルバムよりも
「聴かせる」フレーズを連発するツインGが素晴しい事この上なし。

RISK-Turpitude ★★ (2019-07-26 01:30:39)

ハイミィ・ミークス(Vo)率いる独産パワー/スラッシュ・メタル・アクトのRISKが、4人編成となって'93年に発表した4thアルバムにしてラスト作。
ジェイムズ・ヘッドフィールドを意識している風に吼えるVoといい、陰鬱なメロディ、ダウン・チューニングの施されたGリフ、疾走感大幅減のリズムといい、90年代にHR/HMシーンを席巻したモダン・ヘヴィネス症候群の病状をもろに患った感じのサウンドが全編に亘って繰り広げられる問題作であり、同じヘヴィ路線でも前作『REBORN』(’92年)は、欧州HMならではの美意識が光るメロディとドラマティックに練られた曲展開が深みを醸し出していたのに対し、本作の場合、冗長な楽曲とダラダラ締まりに乏しい全体の構成から「適当に流行に寄せてみました」という体が感じられ、ファン評価はすこぶる低い。
斯くいう自分も、購入当時は「こんなん作るから解散する羽目にな
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RISK-Turpitude-Hopeless Ground ★★★ (2019-07-28 01:28:43)

ハイミィの男らしい歌声が厳粛な雰囲気を高める、
憂いを帯びてドラマティックなバラード。
Gもエモーショナルなソロを提供して楽曲の盛り上がりに
貢献してくれています。賛否両論あった『TURPITUDE』ですが
この曲聴いた時には「RISK健在」と小声で呟きたくなりましたよ。

RITUAL CARNAGE-Every Nerve Alive ★★ (2006-09-02 00:48:00)

大した予備知識もなしに、骸骨武者&2丁拳銃というイカしたアルバム・ジャケットに惹かれて購入してみたら、
これが大当たり。極太のリフがバリバリ刻まれ、スタスタと2ビートが猛スピードで駆け抜けていく
スラッシュ・メタルの力作であった。(ライナーによれば'00年発表の2ndアルバムとのこと)
とにかく徹頭徹尾、疾走しまくりの1枚で、本編ラストをヘヴィに締める⑩(とは言え、この曲にだって
疾走パートが組み込まれているんだが)以外は、METALLICAのカヴァー曲“HIT THE LIGHTS"他、
日本盤のみのボーナス・トラック4曲も含めて、収録曲全てが高速スラッシュ・チューン。
「緩急?知らねーよ」とばかりに飛ばしまくる、スラッシュ馬鹿一代っぷりが存分に堪能できる1枚。
それでいて単調さが然程感じられないのは、欧州へヴィ・メタルからの影響が色濃いリフ・
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RITUAL CARNAGE-I, Infidel ★★ (2006-11-08 20:28:00)

逆輸入スラッシュ・メタル・バンドの代表格RITUAL CARNAGE、'05年発表の4thアルバム。
前作『THE BIRTH OF TRAGEDY』は、楽曲のクオリティは高かったものの、低音咆哮を止めたVoと、
妙にこじんまりとしたサウンド・プロダクションの迫力不足が気になってイマイチ入り込めない作品だったのだが、
今回は過去最高にも思える良好なサウンド・プロダクションに仕上がっていて、文句なし。
完全にハイトーン主体のスタイルに切り替えたVo(時々、FORBIDDENのラス・アンダーソンっぽい)の
線の細さが気になるものの、充実した楽曲群の前には枝葉末節。
特に、迫力、疾走感、リフのカッコ良さ、ツインGが生み出すメロディの旨みといった要素が、それまでより
数段ランクアップして畳み掛けてくる(曲間が殆どないのも効果的)、7曲目以降の展開は何度聴
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RITUAL CARNAGE-The Highest Law ★★ (2006-09-04 22:16:00)

2nd「EVERY NEVER ALIVE」が、かなりカッコイイ出来だったので、遡って聴いてみた'98年発表の1stアルバム。
うん。こちらもなかなかイケてます。
分厚く刻まれるリフ、全編をスピーディに疾走するリズム、そしてメロディックなツイン・ギターといった要素は
もう既にこの時点で耳にすることが出来るが、オーセンティックなヘヴィ/スラッシュ・メタルからの影響が
色濃く感じられた「EVERY~」に比べると、本作はもう少しコア寄りなスタイル。轟然とした音作りといい、
Voの歌唱もデス・メタル風だし、時にブラスト・ビートが炸裂したりと、所謂メロディック・デス・メタル的なアプローチが目立つ。
まだまだ、有無を言わせぬ迫力は感じられないものの、クオリティの高さは折り紙付き。
特に、シャープ且つメロディアスな2本のGの絡みが勇壮さを演出する、アルバムのタ
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RIVERDOGS-Absolutely Live ★★ (2018-09-24 08:22:34)

プロデューサーとして、メンバーとして、現DEF LEPPARDのヴィヴィアン・キャンベル(G)が全面的に関わっていたことで知られるRIVERDOGSが、’93年にひょっこりとリリースしたライブ盤。輸入盤市場での好評を受けてか、後にZEROコーポレーションから国内盤も発売されています。
本作はヴィヴィアン脱退後にレコーディングされており、リハーサル・スタジオ「サード・アンコール」に観客を招待してパーティを開いた際のライブの模様を収録。セットリストは1st『RIVERDOGS』から3曲、カヴァーを1曲、そして2ndアルバムに収録予定だったという7曲の全11曲から構成。収録場所が場所だけに、全体的にこじんまりとしていて、アリーナ・ロック的スケール感や派手さとはほぼ無縁のライブながら、逆に気心の知れた観客の暖かい反応と、RIVERDOGSが聴かせる素朴な歌心に溢れたブルーズ・ロック・サウン
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RIVERDOGS-Riverdogs ★★★ (2018-07-19 23:27:53)

WHITESNAKEを脱退したヴィヴィアン・キャンベル(G)がメンバーに加わったことで、それまでの無名の存在から注目のニューカマーへと一気にレベルアップを遂げたRIVERDOGSが、'90年に発表したデビュー作。(邦題は『荒野の叫び』)
ちょうどこの時期、HR/HMシーンは80年代を席巻した煌びやかなLAメタル・ムーブメントに対する揺り返し現象として、「ルーツ回帰」を旗印に掲げるブルーズ志向が一大トレンドの様相を呈しており、本作でRIVERDOGSが奏でているのも、シンプルなトリオ編成、過度な装飾を排したアレンジ、全編から溢れ出す地に足の着いた歌心…と、間違いなくそうした流れの中に位置付けられるブルージーなHRサウンド。
但し、エモーショナルなVoとGの共演に聴き惚れる哀愁のバラード⑤を始め、ここには「とりあえず流行にいっちょ噛み」的な付け焼刃感や、軽薄さは皆無。一方で地味に
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ROADHOUSE-Roadhouse ★★★ (2019-08-28 00:45:34)

アルコール依存症の悪化と、「よりハードなサウンドへ進むべき」との主張がコマーシャル志向を固めていた他メンバーとの意見の対立を招き、結果3rd『PYROMANIA』(’86年)レコーディング途中でDEF LEPPARDから追い出されてしまったピート・ウィリス(G)。その彼が、自身がリーダーを務めるバンドとして立ち上げたROADHOUSEが’91年に発表した最初で最後のフル・アルバムがこれ。
味もそっけもない本作のジャケットを一目見て「期待できそうもねぇ」とか思ってしまいましたが、ところがどっこい。ゆったりとシンプルでノリ易いリズムの上を、ピートが奏でる透明感を湛えた哀愁のメロディと、空間の広がりを感じさせる爽快なボーカル・ハーモニーが華麗に舞うHRサウンドは、否が応にもDEF LEPPARDを意識させつつ、本家にも決して引けを取らないポテンシャルを提示。己の早合点を大いに反省した次第
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ROADHOUSE-Roadhouse-Hell Can Wait ★★★ (2019-08-29 23:13:38)

エモーショナルに響き渡るピート・ウィリスのGと
ポール・ジャクソンのVoにうっとり聞き惚れてしまう抒情バラード。
当時シングル・カットもされていて、UKチャートでは
TOP10に食い込むヒットとなっています。(最高第9位)

ROADHOUSE-Roadhouse-Time ★★★ (2019-08-29 23:08:52)

PVも作られているミッド・チューン。
雄大なスケールと哀愁のメロディに彩られた曲調、
楽曲が持つ透明感を引き立てるピートのGプレイと
Voの歌声が実に心地良い。

ROB MORATTI-Epical ★★★ (2023-06-20 00:45:17)

「FINAL FRONTIERのフロントマン」の肩書も今は昔。これまでに4枚のアルバムをリリースし、既に作品数においてはFINAL FRONTIER時代を凌駕する等、安定したソロ・キャリアを積み重ねているロブ・モラッティが’22年に発表した新作アルバム。
セルフ・プロデュースにて制作された本作で披露しているのは、『EPICAL』というタイトルに相応しい劇的なシンフォ・メタル…なわけはなく(当たり前)。従来の路線をしっかりと引き継いだ、自身の張り良し/艶良し/伸び良しなハイトーン・ボイスが映えるキャッチーで爽快なメロディアスHRサウンド。前作に引き続いて、近年FRONTIERS RECORDS関連の作品で引っ張りダコなARCTIC RAINのウルリック・ロングヴィスト&ピート・アルペンボルグという腕利きソングライター・コンビのバックアップを受けているだけあって、今回も終始、フックの効
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ROB MORATTI-Epical-Valerie ★★★ (2023-06-22 01:11:43)

伸びやかなイントロを聴いただけで期待が膨らみます。
ロブが張りのあるハイトーンで歌い上げる、爽やかさの中にも哀愁が潜んだ
甘酸っぱいメロディに胸キュンを誘われるハードポップ・チューン。

ROB MORATTI-Paragon ★★★ (2021-03-08 23:35:57)

未だに復活を期待する声が漏れ聞こえる(己の中から)FINAL FRONTIERや、'18年に惜しまれながら長いキャリアに幕を下ろしたカナダを代表するHRバンドSAGAのフロントマンも務めたロブ・モラッティ(Vo)が、トニー・フランクリン(B)を始めとする気心の知れたバック・メンバー、それに曲作りのパートナーとして新たにFRONTIERS RECORDS系作品で活躍するウルリック・ロンクヴィスト、ピート・アンペンボルグらを迎えてレコーディングを行い、'20年に発表した4枚目のソロ・アルバム。
近作の順調なリリース・ペース、それにアルバム毎に託されたメロディアスHRサウンドのハイクオリティっぷりといい、順風満帆にソロ活動を進展させている彼氏ゆえ、今回も余裕綽々のアベレージ越え。悲哀を湛えたメロディからゲストに迎えられたジョエル・ホークストラの華やかなGプレイまで、まるで「哀愁のメロハー
…続き

ROB MORATTI-Paragon-Alone Anymore ★★★ (2021-03-10 00:11:02)

アルバムの中盤を爽やかに盛り上がるハードポップ・チューン。
躍動感溢れるビートに乗って清涼感振りまくサビメロは
クリアなハイトーン・ボイスの持ち主であるロブ・モラッティが
歌うのにまさしくうってつけじゃなでしょうか。

ROB MORATTI-Paragon-Remember ★★★ (2021-03-10 00:04:18)

ロブ・モラッティの甘くクリアな歌声が
映える哀愁のメロディに彩られた
アルバムのハイライト・ナンバー。
印象的なソロで楽曲を華やかに盛り立てる
ゲスト参戦のジョエル・ホークストラの
Gプレイも的確です。

ROB MORATTI-Renaissance ★★★ (2019-11-07 00:40:13)

FINAL FRONTIERやSAGA等での活動を通じ知名度を高めてきたカナディアン・メロディアスHRシーン屈指の実力派シンガー、ロブ・モラッティが、前作『TRANSCENDENT』(’16年)から2年半という順調なペースで発表してくれた3枚目のソロ・アルバム。(MORATTI名義の作品も含めると4枚目になるのかな)
今回もロブと共にメイン・ソングライターを務めているのは、数々のバンド/プロジェクトで活躍するトーベン・エネヴォルドセン(G)と、BLOODBOUND、STREET TALKのフレドリック・バーク(Key)という前作同様の面子。なので本作に託されているのも当然の如く、抒情的なメロディと美しいポップ・フィーリングに彩られたメロハー路線であり、その方向性は従来からビタ一文ブレていません。ロブの甘く鼻に掛かった感じのハイトーンVo――この人の特徴的なハイトーンを聴く度に、レコ
…続き

ROB MORATTI-Renaissance-Best of Me ★★★ (2019-11-07 23:41:33)

聴く者をじんわりと暖めてくれる
どこかノスタルジックな雰囲気も湛えたバラード。
80年代だったらシングル・カットされ話題を呼んでいたに違いない
と思わされる魅力を放っています。

ROB MORATTI-Renaissance-Hold on to Love ★★★ (2019-11-07 23:55:48)

快活に弾む曲調に爽やかな哀メロがトッピングされた
梅雨明けの青空を思わすロック・チューン。
何となく『VITAL SIGNS』を発表した頃のSURVIVORのことを思い出したりも。

ROB MORATTI-Renaissance-I Don’t Want to Wait Forever ★★★ (2019-11-07 23:52:45)

収録各曲のサビメロの組み立ての上手さが光る
アルバム『RENAISSANCE』の中でも、
個人的に特ににグッときた逸品。
洗練された哀愁漂わす曲調にロブの歌声が
心地良くマッチしています。

ROB MORATTI-Transcendent ★★★ (2016-08-27 08:32:32)

'11年発表の1stソロ『VICTORY』以来音沙汰がないと思っていたら、実際はこっちが知らないだけで複数のメロディックHRバンドの作品に参加したり、’15年には自ら音頭を取ってJOURNEYのトリビュート・アルバムを制作していたり(聴いてみてぇな、おい)と、継続的に音楽活動に精を出していたらしいソロ・シンガー、ロブ・モラッティが、'16年にリリースした2ndアルバム。
前作同様、トニー・フランクリンら複数のゲスト・ミュージシャンを招いてレコーディングが行われた本作の音楽性は、ファンが安心して楽しめるメロディアスHR路線。明る過ぎず/暗過ぎず/落ち着き過ぎず、適度な哀愁を湛えたキャッチーに吹き抜けるOPナンバー①で早くもメロハー愛好家のハートを鷲掴みにするように、今回もそのサウンドはカナディアン・メロディアスHRの美しいシルエットを描き出しています。
こめかみにキーンと来るこ
…続き

ROB MORATTI-Transcendent-Answer of Life ★★★ (2016-08-29 23:57:10)

神秘的なイントロから哀愁を漂わせて滑り出すOPナンバー。
ロブ・モラッティの超音波ライクなハイトーンVoは
好き嫌いが分かれそうですが、空に向かってゆったりと
舞い上がっていくようなサビメロの素晴らしさは
伸びやかに歌い上げるこの人のVoあってこそですよ。

ROB MORATTI-Victory ★★★ (2013-03-21 07:36:36)

お、ロブ・モラッティって登録されていたんですね。
MORATTIでデビューを飾り、VON GROOVEのムラデンと組んだメロハー・プロジェクト、FINAL FRONTIERで日本のメロディアスHRファンから篤い信認を得た彼氏が、SAGAでのアルバイトを間に挟んで'12年に発表した初のソロ・アルバム。
一貫して80年代風アメリカン(カナディアンと言うべきか)メロディアスHRに拘ってきた人だけに、本作で追求しているのも、自身のちょっと鼻に掛かった甘いハイトーン・ボイスが映える、AOR/産業ロック寄りのメロハー・サウンド。(ゲスト参加のレブ・ビーチが的確なGプレイで楽曲に華を添えてくれているのも高ポイント)
Keyの効いたOPナンバーから、ボーカル・ハーモニーが印象的なラスト・ナンバーに至るまで、これまで彼の活動をフォローして来たファンなら安心してポップ&キャッチーな音世界に
…続き

ROBERT BERRY-The Dividing Line ★★★ (2022-03-29 01:14:38)

EL&Pの再結成にしくじったキース・エマーソンとカール・パーマーが新たに立ち上げたバンド3(THREE)、フロントマンのマックス・ベーコンと衝突し、折角レコーディングに参加した2ndアルバムがお蔵入りの憂き目に遭ったGTR、あるいはサミー・ヘイガー人脈に連なるミュージシャン達により結成されたALLIANCE等々…。関わったバンドが今ひとつパッとした実績を残せず、敗戦処理投手的な役回りを担うことが多いせいか、長いキャリアに見合うだけの十分な評価を得られていないように感じられるシンガー/ソングライター、ロバート・ベリーが、ALLIANCEのメンバーとFRONTIERS RECORDSのバックアップを得て制作、’08年に発表したソロ名義では3枚目となるアルバム。
音楽性の方は、これまでの彼の活動遍歴をバランス良く総括するような、ポップでメロディアス、曲によっては仄かにプログレ・ハード風の
…続き

ROBERT FLEISCHMAN-World in Your Eyes ★★★ (2020-12-14 23:51:03)

正式加入寸前でJOURNEYフロントマンの座をスティーヴ・ペリーにかっ攫われてしまったロバート・フライシュマン(Vo)。実力はありながらも運に恵まれず90年代は裏方稼業に活動の軸足を移していた彼氏が本家JOURNEY作品のリリースも手掛けているFRONTIERS RECORDSと契約を結び、20数年ぶりに発表した2ndソロ(プロデュースはケリー・ハンセンが担当)。
JOURNEYのヒット曲“お気に召すまま”や名曲“WINDS OF MARCH”に共作者として名を残す等、自身も確かな曲作りの才を有しているのに加えて、本作を語る上で外せないのがジョシュ・ラモス(G)の参戦ですよ。JOURNEYに入り損ねたシンガーと、ことあるごとにJOURNEY愛を詳らかに表明してきたギタリスト、この座組を実現させた時点で本作の勝ちは決まったと。事実、清涼感溢れるコーラスが秀逸なOPナンバー①、ハイトー
…続き

ROBERT FLEISCHMAN-World in Your Eyes-Heaven to Me ★★★ (2020-12-16 00:51:33)

JOURNEY躍進の切っ掛けとなった、彼らの初期の名曲の幾つかに
共作者として名を連ねているロバート・フライシュマンの
作曲術が冴える哀メロ・チューン。抒情的な導入部から
テンポアップして清涼感を増していく曲展開が秀逸。
要所で飛び出す往時を思わすハイトーンも良いアクセントになっています。

ROBERT FLEISCHMAN-World in Your Eyes-The Crush ★★★ (2020-12-16 00:56:48)

ポジティブなフィーリングを振りまきながら
軽快に駆け抜けていく、これまたジョシュ・ラモス節全開の
爽快なロック・チューン。(ロバート・フライシュマンとの共作)
ニール・ショーン直系の歌心に溢れたGプレイにも耳を惹かれるものあり。

ROBERT FLEISCHMAN-World in Your Eyes-World in Your Eyes ★★★ (2020-12-16 00:45:18)

アルバムの幕開け役に相応しいハードエッジと
軽快な疾走感を伴ったOPナンバー。
サビメロの爽やかで伸びやかなメロディ展開は
まさしくジョシュ・ラモスの仕事ですなぁと。

ROBERT PLANT-Pictures at Eleven ★★★ (2016-11-29 23:44:26)

SILVERHEADのロビー・ブラント(G)を曲作りのパートナーに迎え、元GENESISのフィル・コリンズ(Ds)や、ジョン・ボーナム死去後LED ZEPPELIN入りが噂されていたコージー・パウエル(Ds)のゲスト参戦を得てレコーディングが行われた、’82年発表のロバート・プラント(Vo)初のソロ・アルバム(邦題『11時の肖像』)。
ZEPについての知識皆無のくせに何故本作を購入したかと言えば、完全にコージーのドラム目当てでしたね、はい。御大はZEP色が一際強く打ち出された④と、徐々に熱量を高めていくバラード⑦(こういう曲も味わい深くこなせるのが流石)を担当。特に“KASYMIR”に通じる壮大且つアラビックな前者は本編のハイライトで、RAINBOW脳患者には“STARGAZER”的にも響くこの名曲を彼に叩かせるとは、やるな、プラント(何様)。
そんなわけで当初は上記2曲ばか
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ROBERT PLANT-Pictures at Eleven-Slow Dancer ★★★ (2016-11-30 22:56:52)

本編中、最もLED ZEPPELINテイストを纏った8分近い大作曲。
“KASIMYR”の薫り漂うアラビックな曲調に、
コージーの特徴的なドラミングが華を添えます。
ZEPにコージーが加入してたらこんな感じだったんかねぇと
夢が広がる名曲でありました。

ROBERT TEPPER-No Easy Way Out ★★★ (2022-10-24 23:38:09)

シルヴェスタ・スタローンに見い出されたアメリカ人ソロ・シンガー、ロバート・テッパーが'86年に発表した1stアルバム。邦題は『逃れえぬ闘い』。
本作は昔からAOR/産業ロックのレア・アイテムとして人気が高く、先日も帯付の国内盤CDがオークション・サイトにて5桁の値を付けられて落札されていましたが、内容に関しても値段負けしない、プレミアム価格に相応しいだけの質の高さを誇っていますよ。
どうにも「一発屋」なイメージがついて回る御仁ながら、ギンギンに効かされたシンセサイザーが嬉し恥ずかし懐かしい濃厚な80年代臭を運んでくるAOR/産業ロック・サウンドは、パワフルなハスキー・ボイスを生かした歌唱力から、フックに富んだメロディを巧みに盛り込むソングライティング・センス(パット・ベネターやベニー・マドーンズといったアーティストのヒット曲の作曲に関与)に至るまで、デビュー前の長い下積み時代
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ROBERT TEPPER-No Easy Way Out-Angel of the City ★★★ (2022-10-26 01:17:12)

脂っこい出演陣に大味な演出と、80年代丸出しな作風が今となっては
愛おしいポリス・アクション「コブラ」の主題歌としても知られるバラード。
タレサン、指ぬきグローブ、ヤティマティックという昭和の小学生憧れの
三種の神器を身に着けたスタさんのゲップが出そうなクドい勇姿とは裏腹に
女性Voとデュエットで聴かせる哀愁の曲調はオシャレで洗練されています。

ROBIN BECK-Trouble or Nothin' ★★★ (2018-06-17 22:38:26)

長い下積み時代を経て、コカ・コーラのCMソングに起用された“FIRST TIME”が全英シングル・チャート№1の座に輝いたのを始め、ヨーロッパ各国で大ヒットを記録。遂に表舞台への切符を手に入れたロビン・ベック(Vo)が、'89年に発表した2ndソロ・アルバム。
そんな彼女を所属レーベルも積極的に援護。プロデューサー兼曲作りのブレインとして、当時話題作を次々に手掛けていたヒット請負人デズモンド・チャイルドを招聘し、その彼の伝手で売れっ子ソングライター/敏腕スタジオ・ミュージシャン(Bは現BON JOVIのヒュー・マクドナルド)が集結した本作が、捨て曲なしのハードポップ・アルバムの名盤に仕上がることは、まぁ自明の理であったと。
何より本作のヒロインたるロビン・ベックの、アイドル系とも歌姫系とも異なる、ロック・シンガー然としたダイナミズムとパッション迸る歌声が素晴らしい。ホリー・ナ
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ROBIN BECK-Trouble or Nothin'-First Time ★★★ (2018-06-18 23:15:24)

'88年にコカ・コーラのCMソングに起用され、全英シングル・チャート第1位を筆頭に
ヨーロッパで大ヒットとなったロビン・ベックの代表曲。
そう知った上で聴くと、何やら脳裏にあの80年代のコカコーラのCM映像
(イケてる男女が満面の笑顔で恋に仕事にスポーツに浮かれるのヤツ)が思い浮かぶ
爽やかで洗練されたバラードの逸品。

ROBIN BECK-Trouble or Nothin'-Hide Your Heart ★★★ (2018-06-18 23:04:57)

躍動感溢れる曲調がOPナンバーに相応しい
ホリー・ナイトとデズモンド・チャイルドの共作曲。
分厚いハーモニーをお供に、フックの効いたサビメロを
パワフルに歌い上げるロビン・ベックの熱唱に圧倒されますね。

ROBIN BECK-Trouble or Nothin'-If You Were a Woman and I Was a Man ★★★ (2018-06-18 23:38:55)

ワイルドにロックするシャレオツな都会派HRチューン。
ゴージャスなハーモニーに包まれたサビメロのフックは流石。
ダンサンブルなボニー・タイラーのバージョンも良かったですが、
よりパワフルなロビン姐さんのバージョンの方が個人的には好みですよ。

ROBIN BECK-Trouble or Nothin'-Tears in the Rain ★★★ (2018-06-18 23:07:13)

ダイアン・ウォーレンとデズモンド・チャイルドの共作曲とあっては
最高な曲にならないわけがありませんが、実際その期待に
きっちりと応えてくれるドラマティックなバラード。
ロビン・ベックのパワフルにして伸びやかな歌唱が映える
サビメロの息苦しい程の盛り上がりっぷりは
まさにダイアン・ウォーレンの真骨頂といったところ。

ROCK'N'ROLL STANDARD CLUB BAND-ROCK'N'ROLL STANDARD CLUB ★★★ (2013-11-15 22:39:49)

『STAND PROUD!』シリーズ第0弾・・・ではなく、B'zの松本孝弘(G)が、自身のルーツであるロックンロールの名曲(メインは70年代)の再構築に挑んだカヴァー・アルバム。
この人クラスのミュージシャンなら、大物パワーで有名人を山ほど招いてバブリーな作品も作れたと思いますが、そこを敢えてバンド形式に拘り、ゲストは最小限に留める姿勢に本作に注ぐ当人の熱意や、オリジナルに対する真摯なリスペクトが感じられ、非常に好感が持てます。
何よりLOUDNESSの樋口宗孝(Ds)、TWINZERの生沢佑一(Vo)、VOW WOWの人見元基(Vo)といった押し出しの強い面子(Bはアレンジャーとして辣腕を揮う明石昌夫)を向こうに回して、一歩も退くことなく、楽曲の中心でその存在感を主張する彼のGプレイがお美事。M.S.G.の名インスト④や、ゲイリー・ムーアの泣きにも決して聴き劣りしない⑧(メ
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ROCKET SCIENTISTS-Earthbound ★★★ (2021-08-23 23:24:50)

90年代に日本のHR/HMシーンで女性シンガー、ラナ・レーンの人気が高まった際、一緒に注目を集めたのがアルバムのプロデューサーであり、彼女の旦那でもあるKey奏者のエリク・ノーランダーでした。本作は彼が盟友マーク・マクライトと共に結成したROCKET SCIENTISTの1stアルバム(’93年発表)で、ラナ・レーン人気に後押しされて’95年に日本盤のリリースが実現しています。
エリクが学生時代から作り溜めてきたマテリアルも使用されているという本作で聴けるのは、テクニック全開の楽器陣が火花バチバチでぶつかり合うDREAM THEATER系のスリリングなプログレ・メタル…ではなく、しっとりとした抒情メロディと穏やかな曲想に包まれたシンフォニック・ロック路線のサウンド。要はLANA LANEとほぼほぼ同一の作風でして、何せ関わっているミュージシャン連中からして(バックVoとして参加のラ
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ROCKET SCIENTISTS-Earthbound-Carry Me Home ★★★ (2021-08-24 22:27:59)

優美にして軽やかにアルバムを締め括るラスト・ナンバー。
プログレというよりは、ほぼメロハー・チューン。
美しいハーモニーに彩られたサビメロに蕩けますよ。

ROCKHEAD-Rockhead ★★★ (2018-06-12 23:51:37)

METALLICAのブラック・アルバムを始め、次々にビッグ・ヒット作品を手掛けて敏腕プロデューサーとしての地位を不動のものとしたボブ・ロック。その彼が立ち上げたバンド、ROCKHEADが’93年に残した唯一のフル・アルバムがこちら。
知名度を活用して有名人を山ほど招集し、ゴージャスなソロ・プロジェクトに仕上げることだって出来たでしょうに、飽くまでバンド形式に拘りゲストは必要最小限。また機を見るに敏な売れっ子プロデューサーゆえ、90年代の流行に沿ったモダンなサウンドを提示してくるものと思いきや、さに非ず。ビッグなドラム・プロダクション、厚めに重ねられたギター、目の前で歌っているかのように生々しく録られたVoという、まさしく「ボブ・ロック印」の音作りを得て展開されるのは、80年代アリーナ・ロックを思わせる、ソリッドでパワフルな高揚感に満ちたアメリカンHRだったという。シングル・カットさ
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