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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 4851-4900
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Rough Silk-Walls of Never-Never Say Never
Rough Silk-Walls of Never-Walls of Never
Rust in Peace
S.A. SLAYER
S.A. SLAYER-Go for the Throat
S.A. SLAYER-Go for the Throat-Go for the Throat
S.A. SLAYER-Go for the Throat-The Witch Must Burn
S.A. SLAYER-Prepare to Die
S.A. SLAYER-Prepare to Die-Prepare to Die
S.D.I.
S.D.I.-Mistreated
S.D.I.-Mistreated-Night of Tears
S.D.I.-Satan's Defloration Incorporated
S.D.I.-Satan's Defloration Incorporated-Quasimodo
S.D.I.-Sign of the Wicked
S.D.I.-Sign of the Wicked-Comin' Again / Sign of the Wicked
S.O.D.(STORMTROOPERS OF DEATH)-Speak English or Die
S.O.D.(STORMTROOPERS OF DEATH)-Speak English or Die-Kill Yourself
SABBAT (日本)-Envenom
SABBAT (日本)-Evoke
SABBAT (日本)-Karmagmassacre
SABBAT (日本)-Sabbatical Holocaust
SABBAT-Dreamweaver
SABBAT-Dreamweaver-Advent of Insanity ~ Do Dark Horses Dream of Nightmares?
SABBAT-Dreamweaver-BEGINNING OF THE END ~ CLERICAL CONSPIRACY
SABBAT-History of a Time to Come
SABBAT-History of a Time to Come-I for an Eye
SABBRABELLS
SABBRABELLS
SABBRABELLS-One Night Magic
SABBRABELLS-One Night Magic-Black Hill
SABBRABELLS-One Night Magic-Darkness World
SABBRABELLS-One Night Magic-ルルドの泉
SABBRABELLS-Sabbrabells
SABBRABELLS-Sabbrabells
SABBRABELLS-Sabbrabells-鏡張りの部屋
SABBRABELLS-Sabbrabells-束縛
SABER TIGER-Agitation
SABER TIGER-Agitation-Into My Brain
SABER TIGER-Agitation-Nightless Quarters
SABER TIGER-Brain Drain
SABER TIGER-Brain Drain-Money
SABER TIGER-Brain Drain-Two Dimensional Sky
SABER TIGER-Bystander Effect
SABER TIGER-Bystander Effect-An Endless End
SABER TIGER-Decisive
SABER TIGER-F.U.S.E.
SABER TIGER-F.U.S.E.-Reflecting the Railway
SABER TIGER-F.U.S.E.-屈辱
SABER TIGER-Indignation

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発言している20曲を連続再生 - Youtube



Rough Silk-Walls of Never-Never Say Never ★★★ (2013-08-02 23:22:42)

リフ&リズムは重厚且つアグレッシブですが、
歌メロは独産メタルらしい憂いを感じさせ、
美しく切り込んでくるピアノ/Keyの美旋律が
ヘヴィな曲調と劇的なコントラストを描き出す、
ROUGH SILKというバンドの個性が
強く打ち出されている逸品。

Rough Silk-Walls of Never-Walls of Never ★★ (2013-08-02 23:14:47)

薄暗い船倉で、むくつけき野郎どもが
オールを漕きながら歌ってる姿が
目に浮かぶような重厚なコーラスは
殆どヴァイキング・メタルの世界です。

Rust in Peace ★★ (2007-04-07 20:52:00)

新メンバーとして、マーティ・フリードマン(G)とニック・メンザ(Ds)が加入。日本のファンにも最も馴染み深い
ライナップに落ち着いたMEGADETHが'90年に発表した、黄金時代の幕開けを飾った4thアルバム。
メロディ・メイカーとして名高いマーティの加入効果か、前作『SO FAR,SO GOOD・・・SO WHAT?』以上にドラマチックな
楽曲が揃った本作は、刺々しかったサウンドが幾分丸みを帯びて聴き易く、Gリフやリード・プレイも
これまで以上にメロディアスにと大きく変化を遂げていて、複雑さが控えめになった曲展開と併せて、
その作風は更に普遍的な正統派へヴィ・メタルへと接近した印象を受ける。相変わらず、聴けば一発で彼と分かる特異性を
保ちつつも、よりメロディを意識した歌唱を聴かせるようになったデイヴ・ムスティンのVoも、そう感じさせる一因か?

…続き

S.A. SLAYER (2014-08-16 22:58:10)

RIOTファンならバンド名に聞き覚えがあるかもしれない、'82年にテキサス州サンアントニオで結成され、ロサンゼルスのSLAYERとの混同を避けるために、出身地名を付け足してS.A. SLAYERを名乗ったスピード/スラッシュ・メタル・バンド。
マーク・リアリとNARITA~RIOTで行動を共にしたドン・ヴァン・スタヴァン(B)、名ドラマー、ボビー・ジャーゾンベクが在籍していたJUGGERNAUT等での活動で知られるボブ・キャレトン(G)、後にWATCHTOWERに加入するロン・ジャーゾンベク(G)、それに現在はMACHINE HEADに籍を置くデイヴ・マクレイン(Ds)と、構成面子は腕利き揃いで、'83年にデビューEP『PREPARE TO DIE』を、'84年に1stフル『GO FOR THE THROAT』をそれぞれ発表。但し、所属レコード会社にリリースを拒否られた『GO~』が
…続き

S.A. SLAYER-Go for the Throat ★★ (2014-08-16 22:59:29)

サン・アントニオのSLAYER、人呼んでS.A. SLAYERの1stフル・アルバム('84年)。
このバンド名で、しかもアメリカ南部の魔境(偏見)テキサス州出身とあっては、さぞかし恐ろしい『悪魔のいけにえ』チックなメタルを聴かせてくれそうなもんですが、実際のところ、本編を再生すると流れ出すのは「一発キメた“EXCITER”」といった趣きのOPナンバー①。作品全体としても、あの頃のJUDAS PRIESTをお手本にしていることは明白な正統派HMサウンドを志向しています。
尤も、当時勃興著しかったスピード/スラッシュ・メタルの切れ味の加味された作風は相当にアグレッシブですし、高低差の激しいメロディを追いかけるVoや、RIOTのメンバーでもあったドン・ヴァン・スタヴァン(B)、後にバカテク・バンドWATCHTOWERに加入するロン・ジャーゾンベク(G)、SACRED RICH、M
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S.A. SLAYER-Go for the Throat-Go for the Throat ★★★ (2014-08-18 22:49:12)

ドラム・ロールと耳を劈くハイトーン・シャウトから
スタートする様がスピード/スラッシュ・メタル版“EXCITER”
といった趣きのアルバム表題曲兼OPナンバー。
「ロブ・ハルフォード級」と評するにはVoの線が
やや細いですが、攻撃性を増した曲調とキレのある演奏で
十分カバーされています。

S.A. SLAYER-Go for the Throat-The Witch Must Burn ★★★ (2014-08-18 22:56:15)

腕利き揃いのメンバーのスキルを
存分に活かした、目まぐるしく緩急自在な
曲展開に翻弄されるアルバム後半のハイライト。
GとBがユニゾンするパートにはゾクゾクさせられますね。

S.A. SLAYER-Prepare to Die ★★ (2014-08-17 22:32:47)

'83年制作の5曲入りデビューEP。
後の1stフル『GO FOR THE THROAT』同様、『BRITISH STEEL』発表時のJUDAS PRIESTをお手本に、ダークでアグレッシブな味付けを加えたメタルを演っていますが、時節柄まだスラッシュ・メタル色はそれほどでもなく、またロン・ジャーゾンベク(G)加入前だからなのか、テクニカル・メタルっぽさも薄め。むしろGリフ主体でストレートに押してくる曲調は、NWOBHMからの影響が色濃く刻まれています。
それと、本作を聴いていて随所で感じるのがRIOTっぽさ。後にマーク・リアリと行動を共にするメンバーを擁する等、元々RIOTと関係の深いバンドってこともあるのでしょうが、例えば独特のエコーを伴ったVoが、疾走感溢れるGリフとリズムに乗っかった②なんて、もろ『FIRE DOWN UNDER』を発表した頃のRIOTを彷彿。

…続き

S.A. SLAYER-Prepare to Die-Prepare to Die ★★ (2014-08-18 23:44:47)

SEを打ち破ってへヴィ・メタリックに
疾走を開始するOPナンバー兼アルバム表題曲。
NWOBHMからの影響を伺わせる一方で、
ハード・ドライヴィンな曲調といい
その上に乗るどこか冷めた雰囲気漂わすVoといい
何だかとてもRIOTっぽい。

S.D.I. ★★ (2007-03-21 17:55:00)

旧西ドイツはオスナブリュック出身の3人組スラッシュ・メタル・バンド。
SATANS DEFLORATION INCORPORATED、略してS.D.I。(S.O.D.とかS.O.B.とか色々あってややこしいけど)
初期HELLOWEENを、よりストレートに、よりスピーディにしたかのようなそのサウンドは、
まさに「スピード・メタル」を絵に描いたかのよう。
'86年に1stアルバム『S.D.I』でデビュー、'88年にバンドの最高傑作と名高い2nd『SIGN OF THE WICKED』を、
'89年には、メロディック・パワー・メタル方面へと接近した3rd『MISTREATED』を発表。
その後、4枚目のアルバム製作の噂もあったが、結局リリースされないまま解散に至った。
その発表されず終いの4枚目のアルバムの音源は、最近、まとめて再発された過去3作のリ
…続き

S.D.I.-Mistreated ★★ (2007-03-23 23:35:00)

Gをフランク・ティーシングからライナー・レイジに代えて、'89年に発表された3rdアルバムにしてラスト・アルバム。
一聴して、かなりメロディ重視の姿勢を取っている事が明らかな内容で、別にそれで疾走感が失われてしまった
ワケではないのだけれども、前作『SIGN OF THE WICKED』に比べ、長尺・複雑化(と言うほど大袈裟なモノじゃないが)が
進んだ楽曲の数々は、スラッシュ/スピード・メタルと言うよりは、当時、ドイツで大流行の兆しを見せていた
「メロディック・パワー・メタル」と表現した方がしっくり来る印象。
勿論、それが悪いなんて事もなく、ダイナミックな曲展開が魅力のOPチューン①、疾走する正統派へヴィ・メタリックなリフと
Gソロがカッコイイ②、スラッシーな③、全収録曲中、最もジャーマン・メロディック・パワーメタル風味が強い⑦
といった楽曲は、
…続き

S.D.I.-Mistreated-Night of Tears ★★ (2007-03-24 21:29:39)

他の3rdアルバム収録曲同様、メロディアスな歌メロは
スラッシュと言うよりメロディック・パワー・メタル的。
スピーディな前半から、中盤のアコギ・パートでスッと引いて、
そこから再びアクセル全開で突っ走る曲展開や、
勇壮なGソロは非常にカッコイイ。
ただ、Voが起伏に富んだメロディを歌いきれていないのが惜しい。

S.D.I.-Satan's Defloration Incorporated ★★ (2007-03-21 17:34:00)

S.O.D.とかS.O.B.とかM.O.D.とかD.R.I.とか、色々あってややこしいが、このS.D.I.は西ドイツは
オスナブリュック出身のトリオ・スラッシャーで、本作は'86年発表の1stアルバムにあたる。
初期HELLOWEENを更に野蛮にして、「野卑になったカイ・ハンセン」といった感じのVoがシャウトしまくる
そのスピーディなスラッシュ・サウンドは、初期HELLOWEENより数倍ストレートで、数倍速く、そして数倍バカ(笑)。
デビュー作ゆえまだまだラフな勢いが勝ち気味で、勢い余ってパンキッシュな③、ハードコアちっくな
瞬間風速ナンバー⑪のような楽曲も収録されているが、このバンドの核にあるのは、
メロディックなインスト・パートを聴けば明らかな通り、飽くまでもヘヴィ・メタル。
特に、アルバムOPを猛スピードで駆け抜ける①や、高速スラッシュ・チ
…続き

S.D.I.-Satan's Defloration Incorporated-Quasimodo ★★ (2007-03-21 21:51:09)

ヤケクソ気味の疾走感といい、ドイツ民謡風のメロディといい、
下手なりに一生懸命メロディを歌うVoといい、
もろ初期HELLOWEENを彷彿とさせる
1stアルバムのOPを飾る高速スラッシュ・チューン。

S.D.I.-Sign of the Wicked ★★ (2007-03-23 23:18:00)

多くのファンがSDIの最高傑作と太鼓判を押す、'88年発表の2ndアルバム。
スピーディでストレートなスラッシュ・メタルが堪能できる反面、ややチープな感が無きにしも非ずだった
デビュー作『SATANS DEFLORATION INCORPORATED』に比べ、一層研ぎ澄まされたリフにビルドアップされたリズム、
勇壮さを増した歌メロ、煽情度を高めたGソロetc・・・と、パンキッシュなラフさやオチャラケた雰囲気が払拭された本作は、
かなり硬派でシリアス、程好い緊張感を漂わせた作風に仕上がっている。
楽曲の練り込み具合も前作の比ではなく、例えばアコギに導かれてスタートする、SDI屈指の名曲①を聴けば明らかな通り、
疾走感はそのままに、静と動、緩急を巧みに取り入れた曲展開は、楽曲に宿るドラマ性を
急上昇させるだけでなく、その疾走感をも更に引き立てることに
…続き

S.D.I.-Sign of the Wicked-Comin' Again / Sign of the Wicked ★★★ (2007-03-24 21:24:55)

2ndアルバムのOPを飾る、SDI屈指の名曲。
初期HELLOWEENを倍速化したかのような、
カミソリの如き高速スラッシュ・ナンバーだが、
中盤にきっちりと「溜め」パートを作っていたりと、
力押しに頼らない曲作りの巧さも光る。

S.O.D.(STORMTROOPERS OF DEATH)-Speak English or Die ★★ (2007-04-26 22:51:00)

個人的に文句なしの名盤について感想を書こうとすると、「とにかく最高!黙って聴け!」
ぐらいの文章しか思い付かない場合が多いのだけど、このスラッシュ・メタル史に燦然と輝く名作、
SOD'85年発表の1stアルバムはまさにそれ。とにかく最高!黙って聴け!
特に、ヘヴィなイントロ①を経て突撃を開始する②、キャッチーにして凶暴な③、マーチのリズムで突き進む④、
一際ダイナミックな曲展開が楽しめる⑤、Gソロも組み込まれた⑥といった具合に、高速スラッシュ・チューンが
息つく暇なく次々に繰り出される、アルバム前半の血沸き肉踊る隙のない構成や、スローなイントロから一転、
ブラスト・ビートが炸裂する名曲⑫なんて最高ですがな。

S.O.D.(STORMTROOPERS OF DEATH)-Speak English or Die-Kill Yourself ★★★ (2006-04-15 00:18:15)

この曲を初めて聴いたのは、
S.O.D.がSTORMTROOPERS OF DEATH名義で参加したオムニバス・アルバム「STARS ON THRASH」でだったか・・・。
とにかく一発で気に入り、後に「SPEAK ENGLISH OR DIE」も買ったが、やはりこの曲のベストの座は揺ぎ無かった。
笑っちゃうぐらい速く、スカッと短く(2分ちょい)、でもリフは驚異的なまでのカッコ良さを誇る。
思わず一緒に叫びたくなるキャッチー(?)なサビも良い。
反復リフで徐々にテンションを上げていく、ミッドテンポの後半も最高。
つまり文句なしの超名曲って事ですな。

SABBAT (日本)-Envenom ★★ (2011-05-18 22:25:36)

VENOMやBATHORY、CELTIC FROSTといったバンドの暗黒遺伝子を受け継ぎ、咽返るようなアングラ臭と邪気がプンプン漂う厄いサウンドを身上とする国産ブラック/スラッシュ・メタラーの古豪が、'91年に発表した1stアルバム。
Voが地の底から響くようなデス声スタイルとは言え、全体を俯瞰で見ると、収録楽曲には明確なメロディの流れがあり、凶悪なグロウルに禍々しいGリフ、そしてドラマティックな曲展開とがスラッシュ・ビートに乗って疾走する③⑥のような楽曲には、メロディック・デス/ブラック・メタルのプロトタイプ的なカッコ良さが宿っている(・・・ような気がする)。
また、インスト曲①②に始まり、同タイプのインスト曲⑪⑫にて本編の幕が下ろされる大仰な構成からは、初期聖飢魔Ⅱを引き合いに出したくなるサタニックHM然とした様式美も感じられ、真面目なHR/HMファンがドン引きしそうな歌
…続き

SABBAT (日本)-Evoke ★★ (2007-02-03 19:39:00)

SABBATはSABBATでも、英国ではなく日本は三重県出身のSABBATが'92年に発表した・・・
何枚目のフル・アルバムになるのでしょうか?2枚目ぐらいかな?
個人的にSABBAT初体験がこのアルバムだったという思い入れを抜きにしても、非常に高い完成度を誇る1枚で、
トゥルー・メタル路線への接近も感じられる最近作とは異なり、重く禍々しいリフといい、
邪悪な雰囲気がプンプン漂ってくる楽曲といい、トーマス・G・フィッシャーばりのデス声Voといい、
ここでの彼らは完全にデス/ブラック・メタル路線を(ブラストこそ炸裂しないものの)2ビート主体で突っ走っている。
それでいて、アコギや和音階、ノーマルVoとデス声の対比等を用いて、時に荘厳さすら醸し出す曲展開は丁寧に練り込まれ、
リフやメロディ、ツイン・リードには欧州HMに由来するドラマ性や湿り気がタップ
…続き

SABBAT (日本)-Karmagmassacre ★★ (2006-11-13 21:39:00)

NWOBHM的な、コテコテの男臭いメタル・サウンドを聴かせてくれる日本は三重出身のSABBAT、'03年発表の8thアルバム。
曲名や歌詞、内ジャケに載せられたメンバーの気合の入ったコスプレ写真からも、ブラック・メタル道一直線な
バンドである事がビンビンに伝わってくるが、彼らが目指しているのは北欧のそれではなく、
飽くまでVENOMや初期SLAYERのような、どこかファニーなエンターテイメント路線。
ダミ声と素っ頓狂なハイトーンを使い分けるVoの歌唱や、わざわざ手間暇かけて再現しているチープな音作りからも、
80年代初頭の雰囲気を狙っている事は明らか。(チープと言っても素材の良さをブチ壊す類のモノではないし)
だから、禍々しく疾走するリフが北欧のブラック・メタル勢を彷彿とさせる①③といった名曲よりも、
スラッシュ・メタル黎明期を思い起こさせる②⑥
…続き

SABBAT (日本)-Sabbatical Holocaust ★★ (2010-05-06 21:35:00)

リリース当時、ベスト盤かと思って購入したら、実は'85年から90年にかけてSABBATが発表した5枚のEP
(+ライブ音源3曲)を、CD1枚にまとめた初期音源集だった事が後に判明。とは言え、初期SABBATの音楽的変遷を
手軽に振り返れる、後追いファンには便利極まりない作品である事に間違いはないので、結果オーライ。
まぁ、ブックレットに堂々と記されている通り、板起こし音源のオフィシャル・ブートレッグゆえ音質はお世辞にも
良好とは言えないが、そもそもプロダクションに拘る人がSABBATを聴くとも思えないので(失礼)これでいいのだ。
VENOMやBATHORYに通底する、禍々しく鋭利なGリフが疾走する、サタニックな雰囲気漂う楽曲の数々は
文句なしのカッコ良さで、それでいてGが紡ぎ出すメロディには日本のバンドならではの構築美が宿っており、
70分オーバ
…続き

SABBAT-Dreamweaver ★★ (2007-03-04 22:18:00)

現在では、引く手数多の敏腕プロデューサーとして名を馳せるアンディ・スニープ(G)や、
SKYCLADのマーティン・ウォルキーア(Vo)が在籍していた事で知られる、英国はノッティンガム出身の
スラッシュ・メタル・バンド、'89年発表の2ndアルバム。(ちなみに、本作からツインGを擁する5人編成となった)
ストレートなスラッシュ・サウンドを聴かせたデビュー作『HISTORY OF A TIME TO COME』に比べ、
今回はマーティンの「色」が強く反映された、ファンタジックな雰囲気漂うコンセプト・アルバムという事で、
スラッシーな疾走感はそのままに、リフはより重厚に、Gは艶を増し、アコギ、ストリングス、女性Voの導入等、
細部へのアレンジにもこれまで以上に気の払われた、起伏に富んだドラマチックな楽曲がズラリと並ぶ。
前作では、割とありがちなシャウト
…続き

SABBAT-Dreamweaver-Advent of Insanity ~ Do Dark Horses Dream of Nightmares? ★★ (2007-12-13 23:05:17)

SKYCLADテイストも感じられる小曲“ADVENT OF INSANITY"から、
組曲形式でスピーディなスラッシュ・チューン
“DO DARK HORSES DREAM OF NIGHTMARES?"へと繋がっていくのだが、
“DO DARK~"の方も、荒々しい曲調の中でアコギを閃かせてみたり、
劇的なGソロを炸裂させてみたりと、一筋縄ではいかない、
個性的な内容に仕上がっている。

SABBAT-Dreamweaver-BEGINNING OF THE END ~ CLERICAL CONSPIRACY ★★ (2007-12-13 22:59:17)

OPナンバーらしく、ストレートに疾走する
高速スラッシュ・チューンだが、重厚且つ劇的なツインGが
大活躍するなど、早くも5人編成となった利点を
存分に活かしてる印象。

SABBAT-History of a Time to Come ★★ (2007-12-11 21:46:00)

マーティン・ウォルキーア(Vo)やアンディ・スニープ(G)らが、学生時代に結成したバンドHYDRAを母体に誕生した、
英国はノッティンガム出身の4人組スラッシャーSABBATが、'86年に制作した2本のデモテープの好評を受け、
ドイツのNOISE RECORDSと契約、'88年に発表したデビュー作がこれ。
スラッシーな疾走感を基調としつつ、そこにアコギ、女性Vo、ドラマティックなメロディを持ち込み、独特のサウンドを
作り上げていた2nd『DREAMWEAVER』に比べると、本作はかなりオーソドックスなスラッシュ・メタル色が濃厚。
幻想的なイントロに導かれてスタートする②にしても、8分以上に及ぶ本編随一の大作⑤にしても、
ダイナミックではあるものの、ドラマティックと言うのとはちょっと違うし、マーティンのVoスタイルが
現在とは異なるシャウト型な事と
…続き

SABBAT-History of a Time to Come-I for an Eye ★★ (2007-12-13 23:13:39)

ストレートなスラッシュ・チューンが揃った1stの中でも、
静と動を巧みに曲中に取り入れたこの曲は、
2nd辺りに収録されていても不思議ではないドラマ性を誇っている。

SABBRABELLS ★★ (2008-11-01 01:51:00)

調べてみたら、本当に再発されるんですねぇ。
しかもDOOMやGROUND ZEROなんかと一緒に!これは嬉し過ぎる・・・。
ついでにHEAVY METAL FORCEシリーズや、SACRIFICEの1stとかも再発してくんないかなぁ。

SABBRABELLS ★★ (2009-03-10 21:47:00)

遂に再発されましたね。
辛抱堪らず、昼休みに会社を抜け出してレコード屋まで買いに走ってしまいました。
まさかこのアルバムを聴く事が出来る日が来ようとは・・・
キングに願掛けした甲斐があったというものです。

この調子でDOOMやSACRIFISEの1stもお願い致します。

SABBRABELLS-One Night Magic ★★ (2007-12-10 22:44:00)

オドロオドロしさとドラマティックな様式美を兼ね備えたサウンドから、「オカルト・メタル」「サタニック・メタル」
と評された、埼玉県出身の5人組へヴィ・メタル・バンドが、'87年に発表した3rdアルバム。
メジャー・デビュー後はカリスマ性がどんどん薄れて、ごく普通のへヴィ・メタル・バンドになってしまったと
批判されることの多い彼らだが(と言ってもインディーズ時代に発表された『SABBRABELLS』を聴いた事がない我が身には
実際の所どうなのか不明なんだけど。そんなわけで願・再発!)、本作では、多彩な楽曲を揃えてメジャー・アクトとして
懐の広さを示す一方、1st収録曲のリメイク⑥、初期からライブのレパートリーだった⑧、オムニバス盤『HEAVY METAL FORCE』に
提供した名曲⑪を、CD盤のみのボーナス・トラックとして収録する等、原典回帰の姿勢も強く
…続き

SABBRABELLS-One Night Magic-Black Hill ★★ (2007-12-13 23:17:29)

1st『SABBRABELLS』収録曲のリメイク。
疾走するリフが非常に個性的且つカッコ良く、
また、インスト・パートで炸裂する
JUDAS PRIESTばりのツインGも聴きもの。

SABBRABELLS-One Night Magic-Darkness World ★★★ (2007-12-13 23:12:21)

タメの効いたイントロからアップテンポで始まり、
Gが濃厚な泣きメロを紡ぎ出す、重く、劇的極まりない
ヘヴィ・パートを経て、再びスピードを上げつつエンディングを迎える、
初期カルメン・マキ&OZがヘヴィ・メタル化したかのような
印象を受ける、3rdアルバム収録曲の中でも1、2を争う名曲。

SABBRABELLS-One Night Magic-ルルドの泉 ★★★ (2006-04-02 00:13:11)

ダーク且つドラマチックなオドロオドロしい曲調は、
流石、日本の元祖(?)サタニック・バンドといったところでしょうか。
でも初めてこの曲を聴いた時に連想したのはカルメン・マキ&OZだったりするのだが・・・。
中古で購入した帯なしの旧規格盤しか持ってなかったので、再発盤に買い直そうと思ったら、
なんと“ルルドの泉"が収録されていない!
アルバムでも1、2を争うこの名曲がカットされてるなんて納得いかんぞ。

SABBRABELLS-Sabbrabells ★★ (2006-04-02 00:15:00)

インディーズで発売されたSABBRABELLS幻のファースト・アルバム。
マニア筋でも「彼らの個性が最も発揮された1枚」と評価が高く、
一日も早い再発が望まれる。
キング様、どうかお願いします。

SABBRABELLS-Sabbrabells ★★ (2009-03-15 21:57:00)

「死ぬまでに一度は聴いてみたい幻の名盤」の中でも5本の指に入ろうかと言う、SABBRABELLSがインディーズ時代に
発表した1stアルバムが、まさかのリマスター再発。しかもオムニバス盤『HEAVY METAL FORCE』に提供した
名曲中の名曲“ルルドの泉"と、第2期SABBRABELLSがレコーディングしていた2曲のデモ音源がオマケ収録されているのだから、
嬉し過ぎて涙が出て来るというもの。CDを聴く前に思わず緊張してしまったのなんて、一体いつ以来やら・・・。
鐘の音と扉の開く音に導かれてスタートする、ダークで劇的な名曲①が象徴するように、大仰な楽曲の数々やシアトリカルな
ライブ・パフォーマンスから「和製サタニック・メタル・バンド」「埼玉(浦和)のBLACK SABBATH」といった
異名を取った彼らだが、流石に現在の耳で聞き直すと、本作にそこま
…続き

SABBRABELLS-Sabbrabells-鏡張りの部屋 ★★★ (2009-03-16 22:35:31)

ヘヴィ且つドラマティックに盛り上がっていく
1stアルバム、後半のハイライトを飾る名曲。
のたうつような中盤の叙情パートを経て、B主導で楽曲が疾走へと
転じる場面のカッコ良さはガッツポーズ物ですがな。

SABBRABELLS-Sabbrabells-束縛 ★★★ (2009-03-16 22:28:03)

歌謡曲的とも言える、絡み付くような情念を発散しながら
哀愁に満ちたメロディを濃厚に歌い上げる高橋喜一のVo、
咽び泣くG、タメの効いたリズムとがグイグイと
盛り上がっていく様に、思わず胸を掻き毟りたくなる1曲。

SABER TIGER-Agitation ★★★ (2011-08-18 02:31:51)

Dsを飯山明寛から、若干20歳の新人(当時)磯田良雄に代えて'94年に発表された2ndフル・アルバム。
安っぽいサウンド・プロダクションと、持ち前の大作主義に更に拍車の掛かった作風、それに90年代の作品らしくヘヴィネスの強化が図られた音楽性が賛否両論を呼んだアルバムなれど、綿密に組み立てられた曲展開の妙や、ヒネリの効いたアレンジなど、一層の洗練を得てドメスティックな色合いが薄まりをみせた本作において、SABER TIGER流HMサウンドは確立を見たと思うのだが、どうでしょう。
先にヘヴィになったと書いたが、朗々と歌う久保田陽子のVoは相変わらずコブシ効きまくりだし、日本人らしい木目細かさで組み立てられた木下昭仁のスリリングでメロディアスなGプレイ、そしてドラマティックなハーモニーを奏でるツインGに彩られた楽曲の数々からは、大味さなんぞ微塵も感じられない。(勿論、疾走ナンバーも
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SABER TIGER-Agitation-Into My Brain ★★★ (2011-08-18 02:35:18)

歌詞は未だ日本語なれど、ジャパメタ色を薄れさせ
良い意味で洗練されたこの名曲からは、
重厚で大仰なドラマ性と、堂々たる威厳が漂う。
久保田陽子のコブシの効いた歌声も圧巻。

SABER TIGER-Agitation-Nightless Quarters ★★★ (2011-08-18 02:38:32)

憂いに満ちたメロディを熱唱するVo、
エモーショナルに上り詰めていく2本のG、
メロウなラインを奏でるB、
タメの効いたDs等、各楽器の見せ場が
無駄なく詰め込まれ、11分超という
長尺を全く退屈させる事なく聴かせきる、
ダークでドラマティックなヘヴィ・バラードの名曲。

SABER TIGER-Brain Drain ★★ (2011-08-30 22:32:59)

日本人離れした声量を誇る不世出のシンガー、下山武徳の力強いな歌声を得て、よりへヴィに、よりアグレッシブにパワーアップを遂げた新編成SABER TIGERが'98年に発表した5thアルバム。
この作品について語ろうとすると、毎度下山の声についてばかり言及してしまうのですが、それはつまり、彼の歌声がそんだけのインパクトを持っていたという事なのだろう。
ただでさえ重厚さを増したサウンドに、更にアクの強い彼のVoが乗ると、最早そのエネルギー量は熱中症を引き起こしかねないレベルのクドさなのだが、それを中和する役割を果たしてくれるのが、木下昭仁(G)の絶品のメロディ・センス。特にアグレッシブながらもきちんとメロディにフックの効いた“TWO DIMENSIONAL SKY”や“MONEY”といった、劇的且つ憂いに満ちた疾走ナンバーはその格好のサンプル的名曲。
初の大舞台ゆえ余裕を欠い
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SABER TIGER-Brain Drain-Money ★★★ (2011-08-31 21:36:30)

歌メロの素晴しさが際立つ疾走ナンバー。
普通のバンドなら最初のサビメロを思い付いただけで
満足しそうなもんですが、このバンドの場合、そこから更に
一捻りも二捻りも加えてメロディを展開させていくところが凄い。

SABER TIGER-Brain Drain-Two Dimensional Sky ★★★ (2011-08-31 21:31:31)

躍動感溢れるリズムの上でテクニカルに踊るGプレイと、
猛烈な憂いを発散するメロディ・センス、双方に冴えを魅せる
木下御大の実力が如何なく発揮された名曲。
勿論、メロディを魅力を損なうことなくパワフルに
歌い上げる下山武徳のVoも忘れちゃいけません。

SABER TIGER-Bystander Effect ★★★ (2016-01-21 21:42:13)

木下昭仁(G)の体調不良に、長らくSABER TIGERの土台を支えてきた木本高伸(B)の脱退といった紆余曲折を経て、'15年に発表された最新アルバム。
しかし、脳梗塞の後遺症なぞまるで感じさせない木下と、ソングライターとしても重要な役割を担う田中康治(G)コンビの火を噴くような高速ツイン・リードGが猛然と牙を剥く①を開巻の合図に、野獣の如き攻撃性、マシーンを思わす複雑精緻な構築力、そして人間的激情の迸りが一体となって渦を巻き、終始高いテンションを保つ本作に、そうしたトラブルの悪影響の影は一切見当たらず。前作でやや気になったドラムの音の軽さもきっちりとアジャストして、迷いも躊躇もなくSABER TIGER流パワー・メタル・サウンドを押し進めています。
あと、今回特筆すべきは久々に日本語詞による楽曲が採用されている点。昔から下山武徳(Vo)は日本語詞を歌ってこそ本領を発揮できる
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SABER TIGER-Bystander Effect-An Endless End ★★★ (2016-01-25 22:50:58)

日本語詞にして大正解、
一言一句にエモーションを込めた
下山の熱傷に心臓を鷲掴みにされる壮絶なバラード。
エンディングのGソロも素晴らしい。

SABER TIGER-Decisive ★★ (2011-09-10 01:08:08)

下山武徳(Vo)のみならず田中康治(G)まで復帰を遂げたからなのか、90年代のプログレ・メタル路線と00年代のパワー・メタル路線の丁度中間を行く、アグレッシブにしてスリリングなHMサウンドが全編に亘って展開されている9thアルバム。
ファン的には復活作というだけで無条件に星3つを進呈したいところなれど、客観的に過去作と聴き比べてみた時、本編中盤に並ぶ楽曲の歌メロの弱さが気になった事は指摘しておきたい。
久々のアルバム制作という事で力み過ぎたのか、従来の「更にここで歌メロにもうひと捻り!」がないため、あともう少しで絶頂に達しそうなのに達せない、微妙なもどかしさが残ってしまう。
とは言えその点を除けば、下山の強靭且つエモーショナルな歌声、御大・木下昭仁(G)が田中と共に紡ぐ技巧を凝らしたGリフに流麗なソロ、タフでタイトなリズム、ドラマティックな曲展開に、憂いに満ちたメロディ
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SABER TIGER-F.U.S.E. ★★ (2011-09-01 23:00:47)

噛み付くように歌う下山武徳のパッション漲るVoと、猛々しいリフの刻みから劇的な構築美を湛えたソロまで、剛柔兼ね備えて流麗に切り込んで来る木下昭仁のGという2本の牙、そしてタフでストロングなリズム隊とが絶妙なフックを効かせつつ猛進する、新生SABER TIGER流メタル・サウンドは健在だが、VoとGとリズムとが激しくぶつかり合って火花を散らしていた前作『SABER TIGER』に比べると、今回はスピードや攻撃性は控えめで若干淡白な作り。
代わりに本編の主役に据えられたのが下山の歌声。グルーヴィなビートやモダンなアレンジの増量で楽曲に適度な隙間(スペース)が生まれた事により、シンガーとして表現力をフルに発揮する機会を与えられた彼氏は、血管がブチ切れそうなパワー全開のシャウトから繊細な表現力に至るまで、アルバム全編に亘ってこれまでの集大成というべき渾身のパフォーマンスを炸裂。下山がここで
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SABER TIGER-F.U.S.E.-Reflecting the Railway ★★★ (2011-09-02 23:43:12)

殺気立った曲調から一瞬空気が変わる、
キャッチーで雄大さ漂うサビメロが秀逸な
ヘヴィ・ナンバー。
感情の振幅の激しい下山の歌声と、
木下のメロディ・センスに唸らされる名曲です。

SABER TIGER-F.U.S.E.-屈辱 ★★ (2011-09-02 23:40:44)

ヘヴィ且つ殺伐とした演奏とドスの効いた下山の歌声が
印象に残るアルバムOPナンバーだが、SABER TIGERらしい
メロディ使いも随所に息衝く。

SABER TIGER-Indignation ★★ (2011-09-02 23:59:12)

野太くパワフル。前任者の下山武徳と似通った歌唱スタイルを持つ新Vo、鈴木勝人を加えた新編成でレコーディング、'05年に発表された8thアルバム。
それゆえシンガー交代による違和感は殆どないのだが、デビュー作ということで気負い過ぎたのか、全体的に歌唱が生硬く、スピーカーを食い破らんばかりの勢いで感情を爆発させていた下山に比べると、表現力という点ではやや物足りない。
尤もそれは『BRAIN DRAIN』で我々の前に登場した際の下山とて同様だったわけで、「あと2、3枚もアルバムを作れば解消される事だろう」と思っていたら、鈴木を擁するラインナップでの作品はこれにて打ち止め・・・。残念。
尚、本作は中庸な魅力を放つミドル・チューン“LORD”が幕開けを飾る事からも察せられる通り、アグレッションに関しては7th『F.U.S.E.』より更に減退している印象なのだが、レコーディングに際
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