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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 1-50
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(You Can Still) Rock in America
101 SOUTH-101 South
101 SOUTH-101 South-Live for the Moment
101 SOUTH-101 South-Your Razor Is Sharp
1ST AVENUE-Daily Battle
220VOLT-220 Volt
220VOLT-220 Volt-Child of the Night
220VOLT-220 Volt-Nightwinds
220VOLT-220 Volt-Prisoner of War
220VOLT-220 Volt-Woman in White
220VOLT-Eye to Eye
220VOLT-Lethal Illusion
220VOLT-Lethal Illusion-Private Queen
220VOLT-Lethal Illusion-Shotgun Sally
220VOLT-Lethal Illusion-The Great Escape
3 (Emerson, Berry & Palmer)-...To the Power of Three
3 (Emerson, Berry & Palmer)-...To the Power of Three-Chains
3 (Emerson, Berry & Palmer)-...To the Power of Three-Runaway
3 INCHES OF BLOOD-Advance and Vanquish
3 INCHES OF BLOOD-Battlecry Under a Winter Sun
3 INCHES OF BLOOD-Fire Up the Blades
3 INCHES OF BLOOD-Here Waits Thy Doom
3 INCHES OF BLOOD-Here Waits Thy Doom-All of Them Witches
3 INCHES OF BLOOD-Here Waits Thy Doom-Battles and Brotherhood
3 INCHES OF BLOOD-Here Waits Thy Doom-Call of the Hammer
3 INCHES OF BLOOD-Here Waits Thy Doom-Silent Killer
3 INCHES OF BLOOD-Here Waits Thy Doom-Snake Fighter
3 INCHES OF BLOOD-Long Live Heavy Metal
3 INCHES OF BLOOD-Long Live Heavy Metal-Look Out
3 INCHES OF BLOOD-Long Live Heavy Metal-Men of Fortune
3 INCHES OF BLOOD-Long Live Heavy Metal-Metal Woman
3RD STAGE ALERT-3rd Stage Alert
3RD STAGE ALERT-3rd Stage Alert-Superstar
44 MAGNUM-LIVE ACT II
5X
5X-CARMEN MAKI'S 5X
5X-CARMEN MAKI'S 5X-FANTASY
5X-CARMEN MAKI'S 5X-LOVE CONFESSION
5X-HUMAN TARGET
5X-HUMAN TARGET-DOWN TO PIECES
5X-HUMAN TARGET-MIDNIGHT TRAIN
5X-HUMAN TARGET-MOVIN'ON
5X-HUMAN TARGET-悪い夢
707-707
707-707-Waste of Time
707-707-Whole Lot Better
707-Mega Force
707-Mega Force-Mega Force
707-The Second Album
707-The Second Album-Live Without Her

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発言している31曲を連続再生 - Youtube



(You Can Still) Rock in America ★★★ (2017-02-13 22:11:58)

スポーツ番組のテーマ曲か、ビールのCMにでも
起用したらさぞかしハマりそうな
喉越し爽やか、後味スッキリな疾走ナンバー。
テクニカルなツインG、ライブで盛り上がらずにはいられない
コーラスを聴いてテンションが上がらないメタル者がいましょうか。

101 SOUTH-101 South ★★★ (2020-08-18 01:02:41)

HARLAN CAGEや近頃再結成を遂げたFORTUNEでの活動を通じてメロディ愛好家から厚い信頼を勝ち取るロジャー・スコット・クレイグ(Key)が新たに立ち上げたプロジェクト、101 SOUTHが'00年にMTM RECORDSから発表した1stアルバム。
Voは長年の相棒ラリー・グリーン…ではなく、’14年にソロ・デビューも飾っているグレゴリー・リン・ホールなる人物ですが、流石にロジャーのお眼鏡に適ったシンガーだけあって歌唱能力には一点の不安もなし。太めのハスキー・ボイスを駆使するマイルドな歌いっぷりは、むしろこれ程の実力者がローカル・レベルでくすぶっているアメリカのHR/HMシーンの層の厚さに驚かされるぐらいですよ。
力強く重厚な②、アップテンポでキャッチーな⑤、憂いを湛えたコーラス・ワークが胸に迫る⑥等、「よくもまぁこんなグッとくるメロディを考え付く」ってな職人技が冴
…続き

101 SOUTH-101 South-Live for the Moment ★★★ (2020-08-19 01:32:59)

アルバムを締め括る(日本盤はこの後にボーナス・トラックがあるのですが)
本編中最もロック・テイストが色濃く打ち出されたハード・ナンバー。
シンガーが男性的な歌声で熱唱する、フックの効きまくったサビの哀メロっぷりにうっとりですよ。

101 SOUTH-101 South-Your Razor Is Sharp ★★★ (2020-08-19 01:37:28)

憂いを帯びたメロディが、サビへ向かって徐々に盛り上がっていき
劇的なコーラスで力強くハジける曲展開がエクスタシー
ロジャー・スコット・クレイグの天才メロディ・メイカーぶりが堪能できる名曲です。

1ST AVENUE-Daily Battle ★★ (2013-05-05 21:59:09)

90年代にちょっとしたセンセーションを巻き起こしたオランダの貴公子、ロビー・ヴァレンタインがソロ活動以前に在籍していたことで知られるバンドが
、'94年に発表した2ndアルバム兼最終作。
その彼がKey奏者として全面参加、一部曲作りにもタッチしている本作で披露されているのは、グルーヴィなロック・ソングから壮大なバラードまでバラエティ豊かに取り揃えられた、ロビー様のソロ作と趣きを同じゅうするメロディックHRサウンド。尤も、アレほどの大仰さやシアトリカルなドラマ性は感じられず、全体的にモダンで、よりAOR路線を志向しているのが特色。
強力なキメ曲が見当たらない本編は小粒にまとまっている印象も拭えませんが、そのぶん妙なクセがないので、すんなりと彼らが作り出す(国内盤解説で評されているところの)「シネマ・ロック・ワールド」へと入っていくことが出来るのが魅力。
爽快な曲調に
…続き

220VOLT-220 Volt ★★★ (2013-05-28 22:08:41)

'83年発表の1st。かつて本作を購入しに店へ足を運んだ際、何をトチ狂ったのか「220ワットのアルバムありませんか」と電球感覚で店員に尋ねてしまい、いらん恥をかいたことでも思い出深い1枚であります。
前面に押し立てられたツインGが奏でる、陰りを湛えた美旋律/叙情メロディとがてんこ盛りに盛られたサウンドは、「ザ・北欧メタル」な魅力を判り易く体現する一方で、安普請な四畳半プロダクションと、肺に穴が開いててそこから空気が漏れてんじゃねえの?と思ってしまうぐらいパワー不足なVoの存在がネックとなり、どうにも垢抜けない雰囲気によって作品全体が覆われています。
尤も、こうした頼りなさが、良くも悪くも本作の「北欧メタルっぽさ」を底上げしている感もあるので、個人的には大してマイナス・ポイントとは思っていないのですが・・・。
特に、全編に亘って胸に沁みる泣きメロと叙情フレーズをぶっ込んで
…続き

220VOLT-220 Volt-Child of the Night ★★ (2013-05-29 22:32:58)

3分弱のタイトなランニング・タイムの中を
エッジの立ったGリフ主導でアグレッシブに
突っ走る様は、NWOBHMからの影響を強く伺わせます。
疾走するツイン・リードGの劇的に☆二つ。

220VOLT-220 Volt-Nightwinds ★★★ (2013-05-29 22:13:27)

どこか素っ頓狂な女性Voと、パワー不足の
男性Voのデュエットは不安定極まりないですが
彼らが歌う憂いを帯びたメロディ、
それに陰気且つ劇的な2本のGの泣きっぷりは
それらをカバーして余りあるほどに魅力的。

220VOLT-220 Volt-Prisoner of War ★★ (2013-05-29 22:27:34)

シンプル且つ荒々しくギャロップするHMナンバー。
デビュー・シングルとしてリリースするや
なぜか海を越えたアメリカのラジオ局で人気を博し
結果的に、バンドにメジャー・レーベルCBSとの
契約をもたらした220VOLTの代表曲の一つ。

220VOLT-220 Volt-Woman in White ★★★ (2013-05-29 22:21:38)

RIOTの“WARRIOR”を彷彿とさせるイントロで
いきなりテンションMAX。非力な歌が入ってきて
ズッコケますが、その彼が拾う歌メロは十分魅力的ですし、
疾走しても透明感を失わないメロディ、哀愁を帯びて
乱舞するツインGの旨みには、北欧メタル・バンドとしての
220VOLTの魅力が凝縮されています。

220VOLT-Eye to Eye ★★ (2015-10-06 01:27:08)

EUROPEの成功劇に刺激され、その後に続かん!とばかりに、アメリカナイズされたコマーシャル路線へと転進を試みた'88年発表の4thアルバム。
売れっ子マックス・ノーマンのプロデューサー起用、タイトに締まった音作りから、分かりやすく整理された曲展開、キャッチーさをいや増したメロディ、そして盛り盛りのコーラスに至るまで、バンド側の「アメリカで売れたるでぇ!」との熱い野望をヒシヒシと伝えるかのように躍動するサウンドは、「田舎臭さも北欧メタルの魅力だよな」とかのたまう難儀なジャンルファン(俺)以外にも十分アピールし得る、220VOLTの代表作に相応しい洗練された佇まいを獲得しています。
さりとて、北欧メタル・テイストが完全に失われてしまったわけじゃなく、例えば疾走ナンバー⑦におけるスリリングなツイン・リードGの用い方や、淡い哀感に覆われたアルバム表題曲④、名曲と評判のバラード⑤等か
…続き

220VOLT-Lethal Illusion ★★★ (2018-03-05 23:03:36)

「ポストEUROPE」の有力候補バンドの一つだったスウェーデンの5人組が’97年に発表した5枚目のスタジオ・アルバム。4th『EYE TO EYE』(’88年)からかなり間隔が空いたため、てっきり再結成作だとばかり思っていたのですが、実際は『EYE~』発表後のセッションで作り溜められたものの、リリースの機会がないままお蔵入りしてしまっていた楽曲を、バンド解散後に取りまとめた未発表音源集だったという。
基本的な作風は、アメリカでのサクセスを目指してプロデューサーにマックス・ノーマンを起用、スッキリと洗練され垢抜けた前作と同一路線。…いや寧ろ過剰な装飾を排してシンプルにロックしている点では90年代らしいサウンドと言うべきか。陰気や、泣きの美旋律といった初期北欧メタル要素は殆ど見当たりませんが、それでも楽曲の質の高さ、わけてもメロディ・センスの良さはしっかりとキープされているのだから流石
…続き

220VOLT-Lethal Illusion-Private Queen ★★★ (2018-03-05 23:23:50)

Voの歌唱力から曲調まで、
初期の頃に比べスッキリと洗練されています。
バンドのメロディ・センスの良さが
如何なく発揮された哀愁のロッカ・バラード。

220VOLT-Lethal Illusion-Shotgun Sally ★★ (2018-03-05 23:08:15)

「ヒーハー!」という陽気な掛け声から
軽快に走り始めるノリの良いロック・チューン。
DEEP PURPLEの“HIGHWAY STAR”から影響を受けたと
メンバーが語る華やかなに迸るGソロが
良いアクセントになっていますね。

220VOLT-Lethal Illusion-The Great Escape ★★★ (2018-03-05 23:13:58)

乾いた哀愁漂わせたバラードリーな前半
(言われてみると確かに“すべては風の中に”っぽい)と
テンポアップしてハードロッキンに疾走する後半と
一粒で二度美味しい名曲。

3 (Emerson, Berry & Palmer)-...To the Power of Three ★★★ (2020-10-29 01:12:30)

EMERSON, LAKE & POWELLがアルバム1枚きりで瓦解。グレッグ・レイクとヨリを戻して目論んだEL&P復活もグレッグの再離脱で頓挫してしまったキース・エマーソン(Key)とカール・パーマー(Ds)が、代打ちとしてGTRのロバート・ベリー(Vo、B、G)をメンバーに加え、EB&Pならぬ「3」名義で'88年に残した唯一のアルバムがこちら。
かなりコマーシャルな方向へ寄せた作風ゆえ、廃盤のCDは再発もかからず長いこと黙殺状態が続く不遇な1枚ですが、個人的にはバリバリ売れ線を意識している割に70年代に刻んだ偉大な足跡や、あるいはミュージシャンとしての拘りが足枷となって、ポップになりきれず、かといってプログレッシブ・ロック物としても生煮えな仕上がりとなってしまった作品よりも、本作の方が聴き直す頻度も好感度も高いぐらいですよ。
特に、この後もALLIANCE等で優れたメロデ
…続き

3 (Emerson, Berry & Palmer)-...To the Power of Three-Chains ★★★ (2020-10-30 00:48:39)

ロバート・ベリーの秀逸なメロディ・センスが活かされた
キャッチーなハードポップ・ナンバー。プログレっぽさを求めるリスナーには
噴飯モノかもしれませんが、ここまで開きなってくれればいっそ清々しいというもの。

3 (Emerson, Berry & Palmer)-...To the Power of Three-Runaway ★★★ (2020-10-30 00:57:43)

一度聴けば覚えてしまえそうなキャッチーなコーラスが
印象的なハードポップ・チューン。当然ロバート・ベリーのペンによる。
派手に個性を主張しつつも、軽快に弾む楽曲を高揚感を湛えて盛り上げる
間奏部におけるキース・エマーソンの仕事ぶりにも花丸を差し上げたくなります。

3 INCHES OF BLOOD-Advance and Vanquish ★★★ (2011-01-27 23:05:37)

メタルコアか、はたまたラウド・ロックかというバンド名とは裏腹に、NWOTHMがブームとなる以前からオールドスクールなメタルを追求し続けていたカナダ出身の6人組が、ROADRUNNER RECORDSと契約後の'04年に発表した(日本デビュー作でもある)2ndアルバム。
同一のテーマを掲げる楽曲①⑥⑬を要所に配して本編をドラマティックに盛り上げる構成に、コッテコテの歌詞世界、IRON MAIDEN直系のツインGや骨太な疾走感に満ちたリズムなど聴き所は多々あれど、何と言っても本作(というかこのバンド)最大のセールスポイントは、耳をつんざくカミソリ・ハイトーンVoと、ブラック・メタル型絶叫Voを繰り出す2人のシンガーの存在。特に「ロブ・ハルフォード+キング・ダイアモンド」とも評されるカム・パイプスのシャウトは強烈極まりなく、また、この手の個性的な声質を誇るシンガーってのは案外歌メロが退屈
…続き

3 INCHES OF BLOOD-Battlecry Under a Winter Sun ★★ (2011-02-12 01:07:15)

ツインG(結成当初はトリプルG編成だったらしい)のみならず、ヒステリックなハイトーンを武器に歌いまくるカミソリVoと、ギャアギャア喚き倒すブラック・メタル型Voというタイプの異なる2人のリード・シンガーも擁する6人編成の大所帯バンドが、'02年に発表した自主制作の1stアルバム。
この時点で既に「NWOBHM、スラッシュ・メタル、デス/ブラック・メタルのエッセンスも取り込んだトラディショナルな正統派HM」という方向性が、全くブレずに見据えられていることに先ず感心。
プロフェッショナルな制作環境が整う次作以降と比較すると、音質はチープだし楽曲も荒削り、未整理なハイトーンVoとデス声Voの絡み具合などアレンジ面の詰めの甘さも目に付くが、ともかく勢いと熱さ(暑さ?)は有り余るぐらいに十分。
ドラマティックなツインGの重ね方や小気味良いBの動きっぷり等、IRON MAIDENへ
…続き

3 INCHES OF BLOOD-Fire Up the Blades ★★ (2011-02-15 23:00:56)

本作リリース後、デス声担当のジェイミー・フーパーがバンドから離脱したため、ツインVo編成としては最後の作品となった、'07年発表の3rdアルバム。
プロデューサー兼アドバイザーとして、ツアーを通じて知り合ったSLIPKNOTのジョーイ・ジョーディソンが迎えられた影響か、硬質にビルドアップされたサウンド・プロダクションの下、デス声パートを増量し、時にブラスト・ビートを交えつつソリッドに突っ走る楽曲の数々は、これまでになく攻撃的でハードコアな面構えを覗かせる。
勿論、IRON MAIDENからの濃厚な影響を基調とする、野蛮で勇壮な彼ら流の正統派HMサウンドは不変であり、それは、マーチング・ドラムに乗って2本のGが劇的にハモリ倒す序曲①を皮切りに、切っ先鋭く攻め込んでくる②③④といったスピード・ナンバーによる序盤の畳み掛けに明らか。ガッツポーズ物のツインGのみならず、様式美BLAC
…続き

3 INCHES OF BLOOD-Here Waits Thy Doom ★★★ (2010-12-25 22:55:39)

昨今流行の長めなバンド名といい、SLIPNOTのジョーイ・ジョーディソンがお気に入りバンドとして彼らの名を挙げ、3rdアルバムのプロデューサー兼アドバイザー役を買って出たというエピソードといい、てっきり「オーセンティックなメタルの要素も取り入れたラウド・ロック、ないしはメタルコア・バンド」かと思っていたのですが、聴いてびっくり。'10年発表のこの4thアルバム(邦題『破滅のへヴィ・メタル』)に詰め込まれているのは、カナダ出身らしく(?)EXCITERのダン・ビーラーの系譜に連なるカミソリ・シャウトを轟かせるVo、劇的なハーモニー・プレイからIRON MAIDENに対する熱烈な憧憬が滲み出るツインG、頭を振るのに丁度良いスピードでビートを刻むリズム隊とがパワフルに押し出してくる、野蛮で武骨で勇壮な、混じりっけなしの正統派HMサウンドじゃありませんか。
力強く疾走する好戦的なOPナンバ
…続き

3 INCHES OF BLOOD-Here Waits Thy Doom-All of Them Witches ★★★ (2010-12-25 23:28:51)

邦題は“魔女を燃やせ!”
抑え気味のイントロからスタートする
本編随一の長尺を誇るドラマティックな
エピック・チューン。
よっ、正統派!と思わず声を掛けたくなる
劇的なユニゾン・プレイを聴かせてくれる
ツインGが良い仕事をしてくれています。

3 INCHES OF BLOOD-Here Waits Thy Doom-Battles and Brotherhood ★★★ (2010-12-25 23:09:33)

刺々しいリフ、ヤスリ声のVo、
適度なスピードで疾走するリズム、
一緒に叫びたくなるサビメロ、
そしてドラマティックに絡む2本のG・・・と、
好戦的で野蛮な「これぞメタル!」なOPナンバー。

3 INCHES OF BLOOD-Here Waits Thy Doom-Call of the Hammer ★★ (2010-12-25 23:16:47)

畳み掛けるような疾走感がスラッシュ・メタルからの
影響を伺わせる、3rdアルバム随一のスピード・ナンバー。
無心に頭振るには持ってこいの1曲ですね。

3 INCHES OF BLOOD-Here Waits Thy Doom-Silent Killer ★★ (2010-12-25 23:12:58)

邦題は“静かなる殺人者”
初期IRON MAIDENを思わせる尖がった疾走曲だが、
のみならず、ノリ良くキャッチーな曲調が素晴しい。

3 INCHES OF BLOOD-Here Waits Thy Doom-Snake Fighter ★★★ (2010-12-25 23:22:18)

邦題は“蛇戦士”(そのまんまだな)
豪快且つキャッチーなドラムが楽曲のカッコ良さを
一層引き立てている名曲で、炸裂感満点のDs、
バックに薄っすらと流れるKey、そしてVoが独特の
カミソリ声を駆使して曲タイトルを連呼するクライマックス部分は
「メタル好きでこれ聴いて血が滾らねぇ奴はいねえ!」
と思わず断言したくなるほどのカッコ良さ。
個人的にはアルバムで一番好きな曲かも。

3 INCHES OF BLOOD-Long Live Heavy Metal ★★★ (2012-05-31 22:55:57)

RAINBOWとメタルに対してリスペクトを捧げるタイトルのみならず、内容の方も最高な'12年発表の5thアルバム。
ウド・ダークシュナイダーを先鋭化させたようなカム・パイプス(Vo)のカミソリ熱血ハイトーンVoを筆頭に、隙あらば劇的なユニゾン・プレイを決めまくるツインG、それにガッチリとボトムを支える骨太且つ強固なリズム・セクションに至るまで、各パートが益々ビルドアップされており、バンドが前作『破滅のへヴィ・メタル』以来、より強靭に、よりドラマティックに成長を遂げたことがひしひしと伝わってくる仕上がり。これで更にサウンドに重厚感が加われば「新世代のACCEPT」にすらなれる逸材だと思うのですが、一方でこの荒っぽい前のめり感覚も失っては欲しくないような・・・。
JUDAS PRIEST調のイントロとIRON MAIDENばりのインスト・パートを兼ね備えた勇猛にして劇的な①、デス
…続き

3 INCHES OF BLOOD-Long Live Heavy Metal-Look Out ★★★ (2012-06-02 00:01:59)

ロブ・ハルフォード、キング・ダイアモンド、
ウド・ダークシュナイダー、ダン・ビーラーといった
攻撃的なハイトーンを聴かせてくれるシンガーと
比較される機会の多いカム・パイプスですが、
ロニー・J・ディオに捧げられたこの疾走ナンバーでは、
その歌唱はそこはかとなくロニー風に聴こえます。
キャッチーなGリフとサビメロがDIO風だからかもしれませんが。
それにして、劇的なツインGと、DEEP PURPLEか
はたまたURIAH HEEPかといった趣きのオルガン・ソロが
駆け抜けていくインスト・パートが無茶苦茶クール!

3 INCHES OF BLOOD-Long Live Heavy Metal-Men of Fortune ★★★ (2012-06-02 00:04:44)

押しと引きを心得た曲展開でもって、
7分に及ぶ長尺を飽きさせることなく
聴かせ切る、本編のクライマックスを
飾るに相応しいエピック・ソング。
珍しく(初?)ノーマル・ボイスでの
メロディアスな歌い上げがフィーチュアされた
中盤における、哀愁に満ちたメロディが
素晴しく胸を打ちます。

3 INCHES OF BLOOD-Long Live Heavy Metal-Metal Woman ★★★ (2012-06-02 00:06:49)

このタイトルで、2本のGがその威力を如何なく発揮した
JUDAS PRIESTを思わせる劇的なイントロダクションと、
IRON MAIDENばりの構築美に満ちたインスト・パートを
備えているのですから、素晴しくないわけがありません。

3RD STAGE ALERT-3rd Stage Alert ★★★ (2019-12-04 00:51:11)

『METAL MASSACRE 2』に参加して知名度を高めたLA出身の5人組が、’85年にMETAL BLADE RECORDSに残したデビュー作にして唯一作の5曲入りEP。当時日本盤もちゃんとリリースされており(同じマネージメントに所属していたALCATRAZZの前座で来日計画もあったとか)、90年代には世界に先んじて日本で初CD化も実現しています。
Dsを叩いているのがマーク・エドワーズ、Bはロン・マレーというSTEELER人脈に連なるバンドで、それが縁でか我らのイングヴェイがプロデュースを担当(『MARCHING OUT』よか余程音質が良くて笑う)。あとKeyをHELLIONのアン・ボレインが弾いていたりと、レコーディングに関わっている面子は結構豪華ですよ。
「インギーが面倒見たバンド」という一点でのみよく知られている彼らですが、出している音は別にネオクラシカル路線では
…続き

3RD STAGE ALERT-3rd Stage Alert-Superstar ★★★ (2019-12-04 23:55:17)

演奏はテクニカルだけど、音符で空間を埋め尽くすSHRAPNELメタルとは異なり、
適度に隙間を設けて疾走する曲調からは、DEEP PURPLEやRAINBOWに通じる
オーセンティックなHRの薫りが漂ってきます。

44 MAGNUM-LIVE ACT II ★★★ (2021-06-29 00:11:23)

MARINO、RAJAS、X-RAY、MAKE-UP…次々にCDで復刻されるジャパニーズ・メタルの名盤を片っ端から買いまくっていた90年代。当然44 MAGNUMのカタログにも手を伸ばしたのですが、当時は「和製MOTLEY CRUE」との評判に対する先入観もあり、さして聴き込むことなくアルバムを手放してしまい、彼らのことを見直すのはもうしばらく経った後、このライブ盤を入手するまで掛かることになったという。
本作は'85年7月に渋谷公会堂にて行われた公演の模様を、LP時代は2枚組、全18曲というボリュームで収録した実況録音盤で、LPリリース時のD面にはロンドンのカムデンパレスで行われたライブ音源4曲も収録されていました。(CDではカット。現在は復活済み)
やたらフェードアウトが目立ったりと粗めの編集は多少気になるところではあるものの、HM時代を総括するかの如く初期3作から名曲を
…続き

5X (2011-09-15 22:44:39)

5X!
失恋船長さんはアルバムをお持ちなんですね。羨ましい限りです。
90年代にCD化されていたことを当時は全く知らず、
その後、カルメン・マキ絡みの作品が次々に紙ジャケ化された時も、
なぜか5Xの作品だけはスルーされていましたし・・・。
 
ダウンロードしたろかいな。

5X-CARMEN MAKI'S 5X ★★★ (2013-03-15 22:57:35)

高崎晃(G)やミッキー吉野(Key)がゲスト参加している、'83年発表の2ndアルバム。
あんまりメタルっぽくないアートワークに訝しみつつ再生してみると、流れ出すのは、来生悦子提供のバラード“LOVE IS FAIDING”や、ボビー・ヘヴの代表曲“SUNNY”のカヴァーを収録する等、やや音楽性を拡散させたサウンド。
勿論ハードネスやヘヴィネスは必要にして十分保たれてはいるのですが、全体的にヘヴィ・メタリックな猛りや疾走感よりも、カルメン・マキの「歌」が主役に据えられている印象があって、その作風は丁度、カルメン・マキ&LAFFと5Ⅹの1stの中間ぐらい。あ、だから本作は「CARMEN MAKI'S 5X」名義で発表されたのか?
とは言え、この質の高さはお見事。マキ姐さんのシンガーとしての資質が十全に活かされた、春日博文作曲のOPナンバー“FANTASY”から、ジョージ吾
…続き

5X-CARMEN MAKI'S 5X-FANTASY ★★★ (2013-03-15 23:02:13)

前作でも“MIDNIGHT TRAIN”に歌詞を提供していた
春日博文ですが、今回もアルバムのハイライト級の
名曲を提供してくれています。
付き合いの長さゆえか、やはりこの人が作る楽曲は
カルメン・マキというシンガーの実力を
120%引き出してくれているような気がしますね。

5X-CARMEN MAKI'S 5X-LOVE CONFESSION ★★★ (2013-03-15 22:59:50)

まさしくアルバムのクライマックス。
ヘヴィ・メタルというよりは70年代HR的な
タメの効いた盛り上がりっぷりで
だからこそシンガー/楽器陣の達者さが光ります。
特にジョージ吾妻のGプレイは圧巻!

5X-HUMAN TARGET ★★★ (2013-02-11 19:06:10)

何気なく5Xの名前を検索したら、いつの間にか彼らのカタログがリイシューされていた事実に辿り着き、思わず盛大に鼻水を噴射。しかも更に調べてみれば、来る3月にはライブ盤や2ndアルバムの再発も控えているというじゃありませんか。90年代にCD化された時に買い逃して以来、涙を飲んで待ち続けて幾年月。「来たか長さん待ってたホイ」と思わず小躍りしたくなりましたよ(古いか)。
本作は'82年発表のデビュー作で、ジョージ吾妻が刻む回転の速いGリフ、ソリッド且つアッパーなリズム隊、そしてニール・ケイが「女ゲディ・リー」と評したカルメン・マキの貫禄のシャウトとが一堂に会するOPナンバー“MOVIN' ON”や、Bリフ主導で突っ走る「ジャパニーズMOTORHEAD」な“MIDNIGHT TRAIN”、マキ姐さんのスケ番カミソリVoが映える“DOWN TO PICES”らスピード・ナンバーの存在が物語る通
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5X-HUMAN TARGET-DOWN TO PIECES ★★★ (2013-02-11 21:58:23)

スケ番チックなカミソリVoと
シャープな曲調の切れ味の鋭さとが相俟って、
なんとなく『BRITISH STEEL』を発表した頃の
JUDAS PRIEST的な雰囲気を感じてしまいます。

5X-HUMAN TARGET-MIDNIGHT TRAIN ★★ (2013-02-11 22:01:38)

Bリフ主導でガンガン突っ走る様は
確かにニール・ケイが評する通り
「ジャパニーズMOTORHEAD」。
歌詞はOZ時代の僚友、春日博文が提供していて
やっぱりカルメン・マキは日本語詞を
歌った方がしっくり来るなぁ、と思ったり。

5X-HUMAN TARGET-MOVIN'ON ★★★ (2013-02-11 21:44:41)

攻撃的なVoに硬質なGリフ、
タイト且つスピーディに疾駆するリズムと、
まさに「80年代型」のHMナンバー。
鮮烈に5Xサウンドを叩き付けて来る
バンドの代表曲です。

5X-HUMAN TARGET-悪い夢 ★★★ (2013-02-11 21:53:25)

歌詞が日本語なこともあって、そこはかとなく
OZ的なムードも漂うナンバー。
これぞカルメン・マキ!といった趣きの
大仰な歌メロ、ハードなGと図太いBにソリッドなDs等、
若々しさとベテランならではの味が同居した
個人的にアルバムでも一押しの名曲です。

707-707 ★★★ (2019-09-27 08:59:19)

中心メンバーのケヴィン・ラッセル(G、Vo)により結成され、ボーイング社製ジェット旅客機の名前からバンド名を頂いて707を名乗ったミシガン州デトロイト出身の4人組が、’80年に発表したセルフ・タイトルのデビュー作。日本ではケヴィン・チャルファント(Vo)が在籍していたバンドとして知られていますが、この時点では彼はまだ未加入。アルバムでは弦楽器隊とKey奏者の3人が曲によって交代でVoを担当しています。
パチンコ・パーラーみたいなバンド名ゆえ音楽的イメージが沸き難いものの、本作に託されているのは、全米シングル・チャート50位台にランクインするヒットとなった軽快にロックするOPナンバー①を皮切りに、キャッチーなメロディを洗練された演奏とアレンジで聴かせるAOR/産業ロック。よりHR志向が強まりをみせる次作に対し、リード楽器としてサウンドの鍵を握るKeyの存在感の大きさといい、泣きのGを
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707-707-Waste of Time ★★★ (2019-09-30 23:40:45)

きびきびと進む前半からテンポ・チェンジしてドラマティックに
展開していく曲展開と、アレンジ面において重要な役割を果たす
Key(ピアノ)の華麗な活躍ぶりに拍手喝采なアルバムのハイライト・ナンバー。
ハードに駆け巡るGソロもカッコイイ。
改めて聞き直すとSAVATAGEに通じる魅力を感じたりも。

707-707-Whole Lot Better ★★★ (2019-09-30 23:46:25)

哀愁を帯びたメロディを切々と歌い上げるVo、物悲しいピアノの美旋律、泣きのG、
そして美しくも切ないストリングスの音色が、こっちの涙腺を破壊せんと
情け容赦ない攻撃を加えてくる劇的なバラード。

707-Mega Force ★★★ (2019-10-01 23:54:51)

待遇改善を図りレーベル移籍を果たした707が、'83年に発表した3rdアルバム。実際は2ndとの間に、レコーディングはされたがお蔵入りしてしまった幻のアルバム『THE BRIDGE』('04年に正式リリースが実現)もあるのですが、まぁそれは置いといて。
専任Key奏者の再加入や、東宝東和のハッタリ宣伝に乗せられて映画館へ見に行ったらタックコムの期待を裏切る小ささに子供心にガックリ来たアクション映画『メガフォース』の主題歌を収録していたりと、色々語るべきポイントの多い本作なれど、何はさておき先ず特筆すべきは名シンガー、ケヴィン・チャルファントの加入ですよ。従来のツインVo体制に不満はありませんでしたが、更に一段も二段もレベルが上の専任シンガーが歌うことで、楽曲の個性がクッキリと際立ち一層輝いて聴こえるのは間違いのないところ。
サウンドの方は前作の流れを順当に引き継いだ、煌びやか
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707-Mega Force-Mega Force ★★★ (2019-10-03 00:19:18)

今だったら「嘘」「大げさ」「紛らわしい」とJAROに訴えられそうな東宝東和の過大広告に釣られて
劇場へ足を運んだチビッコ達をガッカリさせたというアクション映画『メガフォース』の主題歌。
近所のレンタルビデオ屋閉店セールで購入したVHSを繰り返し見ているうちにすっかり大好きになってしまいましたが。
バンドとジョナサン・ケインの共作曲で、しつこいぐらい繰り返される“LIKE A MEGAFORCE”の歌詞を
気が付けば一緒に合唱している愛すべき名曲。

707-The Second Album ★★★ (2019-09-29 23:07:04)

特にタイトルは付けられておらず、単に『SECOND ALBUM』(そのまんまだ)と呼称される’81年発表の2ndアルバム。前作で素晴らしい鍵盤捌きを披露していたKey奏者のデューク・マクファデン('05年に心臓の合併症で死去)が脱退し、後任は迎えずKeyの座はセッション・ミュージシャンで賄ってトリオ編成でレコーディングされています。(元RUNAWAYSのシェリー・カーリーがゲストVoとして⑤に参加)
そのせいなのか、はたまたREO SPEEDWAGONのオープニング・アクトとして全米のアリーナやスタジアムをツアーして回った成果か、本作ではサウンドの主導権がGへと移り、より明るくシンプルなHR路線を志向。抒情味が薄れてしまったため、当初はあまりピンと来ず「全米チャートで150位台に沈んでしまったのもさもありなん」とか思ったりしましたが、メロディは相変わらずキャッチーですし、脇に回った
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707-The Second Album-Live Without Her ★★★ (2019-09-30 23:50:50)

従来の持ち味である胸に沁みる哀愁のメロディ・センスと、
2ndアルバムで増強されたハード・ロッキンなエッジとが
理想的な融合を果たした、2ndアルバムのハイライトを飾る名曲。


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