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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 5051-5100
URIAH HEEP-Look at Yourself-Shadows of Grief
URIAH HEEP-Look at Yourself-Look at Yourself
URIAH HEEP-Look at Yourself-July Morning
URIAH HEEP-Look at Yourself
URIAH HEEP-Salisbury-Salisbury
URIAH HEEP-Salisbury
URIAH HEEP-...Very 'eavy ...Very 'umble-Wake Up (set your sights)
URIAH HEEP-...Very 'eavy ...Very 'umble-Come Away Melinda
URIAH HEEP-...Very 'eavy ...Very 'umble
BLANC FACES-Blanc Faces
PERSEFONE-Shin-Ken-Fall to Rise
PERSEFONE-Shin-Ken-Rage Stained Blade
PERSEFONE-Shin-Ken-The Endless Path
URIAH HEEP
PERSEFONE-Shin-Ken
EXODUS-Exhibit B: The Human Condition
CODE RED-WOLVES OF WARFIELD-DESTROY
CODE RED-WOLVES OF WARFIELD
CODE RED
HUGO-Hugo
Y & T-Mean Streak
Y & T-Black Tiger
PRETTY MAIDS-The Best Of...back to Back
Y & T-Earthshaker
SACRIFICE(日本)-CREST OF BLACK
Y & T-Facemelter
UNCLE SLAM-Say Uncle
GALNERYUS-Resurrection
GRAND ILLUSION-Brand New World
WOLF SPIDER-Drifting in the Sullen Sea-Orphanage
WOLF SPIDER-Kingdom of Paranoia-Manifestants
MANIFEST DESTINY-What You Fear
WOLF SPIDER-Drifting in the Sullen Sea
WOLF SPIDER-Kingdom of Paranoia
WOLF SPIDER
MANIFEST DESTINY-All Life All Minds-Private Crime
MANIFEST DESTINY-All Life All Minds-God Watchers
MANIFEST DESTINY-All Life All Minds-Paths of Thought
MANIFEST DESTINY
MANIFEST DESTINY-All Life All Minds
ANGEL DUST-To Dust You Will Decay
ROSICRUCIAN-Silence-Autocratic Faith
ROSICRUCIAN-Silence-Esoteric Traditions
ROSICRUCIAN-Silence
ROSICRUCIAN-No Cause for Celebration-A Moment of War
ROSICRUCIAN-No Cause for Celebration-The Opening of the Glory End
ROSICRUCIAN-No Cause for Celebration-Stench of Life
ROSICRUCIAN-No Cause for Celebration-Much About Nothing
ROSICRUCIAN-No Cause for Celebration
ROSICRUCIAN
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発言している19曲を連続再生 - Youtube



URIAH HEEP-Look at Yourself-Shadows of Grief ★★★ (2010-08-15 14:34:14)

イントロだけ聴くとちょっぴりDEEP PURPLEっぽいけど
メイン・リフを刻むのがKeyな辺りはやっぱりURIAH HEEP。
普段ケン・ヘンズレーの陰に隠れがちなミック・ボックスが
その存在感を主張する勇ましいGソロがカッコイイ。

URIAH HEEP-Look at Yourself-Look at Yourself ★★★ (2010-08-14 22:30:27)

歪んだ音色で攻撃的に押し出してくるKey、
ハードなG、リズミックに疾走するリズム、
エキセントリックなハイトーンVoと
鮮烈な印象を残すファルセット・コーラス・・・と
URIAH HEEPの魅力がギュッと凝縮された名曲中の名曲。
URIAH HEEP未体験者はまずこの曲からどうぞ。
(“AGAINST THE ODDS"でもいいけど)

URIAH HEEP-Look at Yourself-July Morning ★★★ (2010-08-14 22:22:02)

まず「7月の朝」という邦題がいい。
10分以上に及ぶ長尺を全く気にさせない
叙情的且つドラマティックな曲展開もいい。
そして何より、尻上がりにカオスの数値を上げていく
ケン・ヘンズレーのKeyプレイがエキサイティング。

URIAH HEEP-Look at Yourself ★★ (2010-08-14 22:16:00)

URIAH HEEPのハード・サイドを代表する名曲“LOOK AT YOURSELF"や、ソフト・サイドを代表する
大作バラード“JULY MOURNING"を収録。彼らを語る上で・・・と言うよりも、ブリティッシュHR史を
語る上でも欠かす事の出来ない歴史的名盤として知られる、'71年発表の3rdアルバム。
裏声やヴィブラートを自在に操り色彩豊かなハイトーンを繰り出すVo、ディストーションの効いた
オルガン・サウンドをもって楽曲の基盤を成すKey、剛柔兼ね備え雄弁に歌うG、そしてファルセットを
駆使した特徴的なコーラス・ワークなど、前2作での試行錯誤を経て、遂にURIAH HEEPならではの
HRサウンドを確立するに至った本作最大の聴き所は、やはり前述の名曲①であり③。
特に③の後半パートにおける、カオス渦巻くケン・ヘンズレーの「淡々と狂ってる」
…続き

URIAH HEEP-Salisbury-Salisbury ★★★ (2010-08-13 23:42:16)

購入後しばらく、間違えて「サルスベリー」と呼んでました。
鳴り物がかなり大胆に導入されているが、
能天気な印象はまるでなく、むしろ楽曲の持つ勇壮さや
壮大な雰囲気をググッと盛り上げる、効果的な役割を
果たしているように思います。
ただ、URIAH HEEPっぽさは薄いかな。
どっかのプログレ・バンドみたいだ。

URIAH HEEP-Salisbury ★★ (2010-08-13 23:35:00)

サクセスへの野心やリスクを恐れない冒険心といった、新人バンドならではの「勢い」が
ヒシヒシと感じられる、'71年発表の2ndアルバム。
その象徴たるのが、アルバム・タイトルを冠され本編ラストに鎮座まします超大作ナンバー⑥で、
16分を越える長大なランニング・タイムにブラス・セクションの導入など、70年代ロッカーらしい実験精神が
存分に発揮された曲調は、正直なところ「URAIAH HEEPらしさ」は希薄な印象なのだが、
とは言えミック・ボックス入魂のGソロに、ケン・ヘンズレーの幽玄美溢るるKeyプレイ、
そして、重厚且つ劇的なリズムを叩き出すB&Dsら楽器陣が牽引するドラマティックな曲展開といい、
鳴り物を効果的に使用した壮大且つ勇壮なメロディといい、長尺を物ともしない内容が
聴き応え十分なのもまた確かで、この辺の楽曲構築術の冴えは流石URI
…続き

URIAH HEEP-...Very 'eavy ...Very 'umble-Wake Up (set your sights) ★★★ (2010-08-13 00:27:29)

デビュー作のラストを締め括るに相応しい
ストレンジ且つドラマティックな味わいの名曲。
まさに変幻自在といった趣きのVoやKeyのパフォーマンスの
素晴しさは言うに及ばず、音数の多いリズム隊も
いい仕事してますよね。

URIAH HEEP-...Very 'eavy ...Very 'umble-Come Away Melinda ★★ (2010-08-13 00:24:57)

たださえ物悲しい曲調に被さるメロトロンの音色が
楽曲の悲哀を一層際立たせます。
戦争で死んだ母親について話す父と娘の会話
という歌詞からして既に悲しい。

URIAH HEEP-...Very 'eavy ...Very 'umble ★★ (2010-08-13 00:14:00)

4大ブリティッシュHRバンド(という括り方をするのは日本人だけらしいが)の一つ、
URIAH HEEPが'70年に発表した、ホラー映画ばりのインパクトを放つジャケット・アートワーク
(この顔がデヴィッド・バイロンのものとは驚き)も印象的な、記念すべき1stアルバム。
本国イギリスでは「単なるティーンエイジャー向けのバンド/作品」とこき下ろされたらしいが、
もしそれが本当の話なら、当時のティーンエイジャーは随分と成熟していたんだなぁ、と。
ケン・ヘンズレーが操る歪んだオルガン・サウンドに、ミック・ボックスのGとヘヴィなリズム・セクションが絡み、
その上を超個性的なデヴィッド・バイロンのハイトーンVoが舞う名曲①に顕著に表れている通り、
完成度の高さでは最高傑作の誉れ高い『LOOK AT YOURSELF』には及ばないまでも、
URIAH HE
…続き

BLANC FACES-Blanc Faces ★★ (2010-08-08 01:43:00)

元FURYの哀メロ職人、ロビーとブライアンのラ・ブランク兄弟が立ち上げた
アメリカン・メロディアスHRプロジェクトBLANC FACES、'06年発表の1stアルバム。
2nd『FALLING FROM THE MOON』が大変素晴しい作品だったので、是非本作も聴きたいと思っていたのだが、
残念ながら国内盤は既に廃盤・・・。どっこい、運良く売りに出されていた中古盤を入手出来たので、
早速、毎日のように聴き倒しているわけだが、伸びやかにもパワフルにも歌えるVo、過不足なく存在感を
主張するG、効果的に取り入れられたKey、そしてキャッチーなメロディに彩られた、ポップで爽やか、且つ
ロマンティックな楽曲の数々が取り揃えられた本編は、『FALLING~』にも引けを取らないクオリティの高さ。
突出した名曲こそ見当たらないまでも、大陸の抜けるような青空を想
…続き

PERSEFONE-Shin-Ken-Fall to Rise ★★★ (2010-08-05 22:53:50)

オリエンタルな雰囲気漂う序曲を経て、
和風のメロディ、琴(?)、ネオクラG、
攻めの姿勢を持ったKey、プログレHM的な構築美を湛えた
曲展開が目まぐるしく突っ走る、
3rdアルバムの魅力を判り易く提示する名曲。

PERSEFONE-Shin-Ken-Rage Stained Blade ★★ (2010-08-05 22:50:21)

歌詞のネタ元は「一乗寺下がり松の決闘」かな?
3rdアルバム随一のブルータル・チューンながら
どこか透明感を湛えた雰囲気がこのバンドならではの魅力。

PERSEFONE-Shin-Ken-The Endless Path ★★★ (2010-08-05 22:47:09)

複雑な曲展開やインスト・パートの凝りっぷりは
プログレ・メタル的だが、歯切れの良い疾走感と、
確固たるキャッチーさ、それに胸に染み入る
叙情メロディが楽曲に一本筋を通しているため難解さは皆無。
ディープなデス声、ブラック・メタル的シャウト、
そしてクリーンVoという三声の導入も効果的。

URIAH HEEP ★★★ (2010-08-05 22:36:00)

祝・再来日!
『SEA OF LIGHT』でURIAH HEEPにハマッた後追いファンの身ゆえ、
これで漸く生URIAH HEEPを見ることが出来ます。嬉しいなぁ。
「LOUD PARK 10」直後という日程に一抹の不安を覚えますが、
ラウパの客層とURIAH HEEPのファン層って
被ってなさそうだから大丈夫か?

PERSEFONE-Shin-Ken ★★★ (2010-08-04 21:41:00)

「宮本武蔵をネタにしたコンセプト・アルバム」という点に、珍品収集癖を刺激され購入した作品だったが、これが心打つメロディに、勇壮且つドラマティックな曲展開がギュウ詰め、珍奇な部分なんぞ微塵も見当たらない、文字通り『真剣』な力作に仕上がっていて、思わずバンドに土下座して謝りたくなってしまった次第。
国内盤帯には「シンフォニック・デス・メタル」と表記されているが、トミー・ハンセンが手掛けたクリアなプロダクションや、曲間にインストの小曲を配して全編を劇的に物語っていく手練手管、CACOPHONYのカヴァー⑮も難なくこなすツインG、それにプログレ・マインド漲るKey奏者を擁する編成からはアングラ臭は殆ど感じられず、寧ろ本作の場合、プログレッシブHMバンドが楽曲に一層のドラマ性や陰影、ダイナミズムを演出するために敢えてデス/スラッシュ・メタル的要素を導入している・・・と解釈した方がしっくり来る
…続き

EXODUS-Exhibit B: The Human Condition ★★ (2010-08-01 21:12:00)

久し振りにメンバー・チェンジなしで制作、'10年に発表された9thアルバム。
「人類の残虐行為」をテーマに据えた、7th『THE ATROCITY EXHIBITION(EXHIBIT A)』と対を成すコンセプト作
ということで、基本的には前作の作風を受け継ぐ、殺伐とした空気が充満するスラッシュ・アルバムなのだが、
テーマがテーマなだけに「重苦しい」「キャッチーさに欠ける」と賛否が分かれた『EXHIBIT A』に比べ、
こちらは疾走感3割増しの上、ゲイリー・ホルトとリー・アルタスのGコンビが、前作以上に華麗にして流麗な
ツイン・リードを随所で炸裂させまくっているため、取っ付き易さでは本作の方に軍配が上がる。
「EXODUSの声」として益々凄味を増したロブ・デュークスの肉食獣シャウト、独特の音色と切り口で刻まれるGリフ、
高揚感を生み出すリズム、そ
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CODE RED-WOLVES OF WARFIELD-DESTROY ★★★ (2010-07-30 23:58:38)

ガリガリと刻まれるSLAYER~SODOM直系のGリフ、
豪快に打ち鳴らされるリズム、
ヒステリックに喚き立てるVoが怒涛の如く突進する
アグレッシブでキャッチーな高速スラッシュ・ソング。
溜めたエネルギーを解き放つようなサビが問答無用の
カッコ良さ。聴く度に頭振りながら一緒に叫びたくなりますね。
デストローイ!

CODE RED-WOLVES OF WARFIELD ★★ (2010-07-30 23:40:00)

横浜出身のスラッシュ・メタル・トリオが'08年に発表し、雑誌等で高い評価を受けたというデビュー作。
バンド名やジャケット・アートワーク、戦争をテーマにした歌詞の数々がSODOMっぽさを漂わせているが、
実際、整合性よりも勢い重視の荒々しく好戦的なスラッシュ・サウンドは、『NUCLAER WINTER』『AGENT ORANGE』
の頃のSODOMと重なる部分多し。(Voはトム・エンジェルリッパーというよりもミレ・ペトロツァってな感じだけど)
何より、結成が90年代初頭のベテラン・バンドが演ってるとはとても思えぬ、若々しく刺々しい初期衝動に塗れた
楽曲の数々がカッコイイったら。特に、畳み掛けるように疾走するリズムの上に、ささくれ立ったGリフと、
攻撃的且つキャッチーな歌メロが乗っかった④は、どうしても似たり寄ったりの楽曲が多くなってしまう、
この手
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CODE RED ★★ (2010-07-30 23:39:00)

CDデビューを飾ったのは最近のことながら、結成は90年代前半まで遡るという(その頃はMINDFIELDと
名乗っていた)、息の長い活動歴を誇る神奈川県出身のスラッシュ・メタル・バンド。
これまでに彼らが発表した、デモテープやCD-Rの数々については公式サイトに詳細なデータが
あるのでそちらをどうぞ。(サンプル音源なんかも聴けますよ)
'08年に発表され、バンドの知名度向上に大きく貢献したデビュー作『WOLVES OF WARFIELD』から早2年。
そろそろ2ndアルバムが聴いてみたいぞ、と。

HUGO-Hugo ★★ (2010-07-25 00:25:00)

元VALENTINE~OPEN SKYZのフロントマン、ヒューゴ(Vo)が、所属レコード会社を通じて知り合った
ゲイリー・ヒューズ、ヴィニー・バーンズらTENのメンバーの協力を得て制作、'97年に発表した1stソロ・アルバム。
その音楽性は「業界屈指のスティーヴ・ペリーそっくりさんシンガー」と謳われる(?)ヒューゴの
ハスキー・ボイスと、歪みを抑えたロング・トーンが二ール・ショーンを思わせるヴィ二ー・バーンズの
メロウなGプレイを活かした、JOURNEY濃度高めのアメリカン・メロディアスHR路線。
彼はこの後も、同様の作風で2枚のソロ・アルバムを残しているが、100曲近いマテリアルの中から収録曲を
選りすぐったというだけあって、完成度の高さにおいてはこのデビュー作が頭一つ抜きん出た印象を残す。
美しい序曲から飛翔感を伴って展開していく②に始まり、
…続き

Y & T-Mean Streak ★★ (2010-07-24 00:24:00)

切れ味鋭いGリフが踊る、Y & Tのハード・サイドを代表する名曲“MEAN STREAK"の存在が
端的に示す通り、ブルーズ・ロック的な泣きや哀愁、マイナー調の雰囲気が薄れ、ザックリと刻まれる
Gリフに、一層キャッチーさを増した曲展開やコーラス・ワークなど、洗練されたヘヴィ・メタリックな
側面が強調された作風に仕上がっている、'84年発表の3rdアルバム。
と言っても、日本のファンに捧げられた泣きの名曲⑤(Gも良いけど、裏メロを取るBもグッジョブ)
を筆頭に、ポップ且つ憂いを帯びた③、哀愁のミドル・チューン⑧、そして個人的にアルバム表題曲に
匹敵する名曲と信じて疑わないハードな疾走ナンバー⑥など、メロディの叙情味やフックに
大味感や鈍りは微塵も感じられないので安心されたし。
本作以降、Y & Tはその音楽性を徐々にポップ化させてファンから賛
…続き

Y & T-Black Tiger ★★ (2010-07-19 21:26:00)

Y & Tというバンドの美点を余すところなく捉えた名曲中の名曲“FOREVER"を収録し、
多くのファンから彼らの最高傑作として高く評価される、'82年発表の2ndアルバム。
デビュー作らしい、若さに任せた勢いが全編に横溢していた1st『EARTHSHAKER』に対し、
本作はそうした荒々しさが抑制された分、サウンド・プロダクションの充実、ポップ&キャッチーさを
増したメロディに、強化されたコーラス・ハーモニー、それに整合性とドラマ性の向上が図られた曲展開など、
収録楽曲はより洗練され、完成度を高めたとの印象を受ける。
その最大の成果と言うべきなのが、組曲形式でアルバムの幕開けを飾る①②の劇的極まりない流れであり、
そして、聴く度に眉毛が八の字になってしまうイントロからエンディングに至るまで、猛烈な「泣き」を発散する
Y & T屈指の名曲⑤
…続き

PRETTY MAIDS-The Best Of...back to Back ★★ (2010-07-18 17:46:00)

新作『PANDEMONIUM』を聴いていたら、ふとPRETTY MAIDSの過去のアルバムを聴き直したく
なってしまったのだが、残念ながら数年前の引越しに際し彼らの作品の殆どを手放してしまっていたので、
仕方なく、'98年に発表されたこのベスト盤を引っ張り出して聴きまくっている今日この頃。
80年代から90年代にかけてのPRETTY MAIDSの歩みを手っ取り早く振り返る事の出来る本作は、
「酒井康監修」という、果たして良いのか悪いのか微妙に分かり難い売り文句が添えられているのだが、
各アルバムから満遍なく代表曲を押さえてみせた御大の選曲センスは確かだし、また、それら収録曲を
単に年代順に並べるのではなく、1枚のアルバムとしてスムーズに聴き通せるよう配置する等、全体の構成にも
気の払われた作りは、ベスト盤につきまといがちな商売っけよりもバンドに対
…続き

Y & T-Earthshaker ★★ (2010-07-14 21:36:00)

YESTERDAY & TODAY改めY & Tの仕切り直しデビュー作となった、'81年発表の1stアルバム。
ブルーズ・ベースのシンプルでノリの良いアメリカン・ロックに、欧州HRばりの叙情性とドラマ性を混ぜ合わせた
サウンドは、既にこのバンドならではの個性をドーンと確立しているだけでなく、デイヴ“人間国宝"メニケッティの
GとVoが濃厚に咽び泣く⑤⑩といった、Y & Tを語る上で欠かす事の出来ないバラードの名曲も収録。
一方で、他のどこよりも先ずNWOBHMが盛り上がりを見せていた英国で評価を得た事実が物語る通り、
本作は彼らのカタログの中でも一際ハード&へヴィな作風を誇っており、その要となっているのが
「イアン・ペイスの腕とジョン・ボーナムの足を持つ男」と言われた(?)レナード・ヘイズ(Ds)の存在。
一撃一撃がズンズンと下っ腹に響く彼のパワ
…続き

SACRIFICE(日本)-CREST OF BLACK ★★ (2010-07-11 23:00:00)

一度でいいから聴いてみたいと願っていたSACRIFICEの幻の1st『CREST OF BLACK』('87年)がまさかの再発。
失恋船長さんに教えて頂いて発売スケジュールを確認した時は、思わず我が目を疑ってしまいましたよ。
「和製VENOM」の異名を取った彼らだけに、デビュー作たる本作では、てっきり後の作品以上に初期衝動に
忠実なスラッシュ・メタルを演っているものとばかり思っていたのだが、あにはからんや。ここで聴く事が
出来るのは、埃っぽく破天荒、それでいて日本のバンドらしい整合性も兼ね備えたハードコアなヘヴィ・メタル。
子守唄に導かれて幕開ける本編の半数を占めるのは、イーヴルな雰囲気漂わすミドル・チューンの数々で、
疾走曲にしても、その走り方は雪崩を打って畳み掛けるスラッシュ・メタルのそれではなく、飽くまで正統派HMに
由来する走りっぷり。杉
…続き

Y & T-Facemelter ★★ (2010-07-08 23:19:00)

ソロ・アルバムもあったし、来日公演もあったしで、それほど間が開いた印象はなかったのだが、実際は13年ぶりの
リリースだというY&Tの新作アルバム。再結成後の前2作が余りパッとした出来栄えではなかったので、今回も然したる
期待は抱かずに購入、漫然とCDデッキにセットして聴き始めたのだが・・・これが良い、非常に良いのだ。
往年の必殺メドレー“FROM THE MOON"~“OPEN FIRE"の流れを思い起こさせる①②の
ドラマティックな展開を聴いただけ、完璧にハートを鷲掴みにされてしまいましたよ。
FRONTIER RECORDSと契約を交わしたことが奏功したのか、本作は良い意味で「開き直り」が感じられるというか、
原点回帰の姿勢が終始徹底されており、前述の①②以外にも、名曲“FOREVER"+“MIDNIGHT IN TOKYO"
といった趣きの
…続き

UNCLE SLAM-Say Uncle ★★ (2010-07-06 23:17:00)

'88年のリリース当時、海外ではレコードとカセットテープしか発売されず、僅かにリリースされた
日本盤CDが超レア・アイテムと化していたUNCLE SLAMのデビュー作が、待望のリマスター再発。
SUICIDAL TENDENCIESとの繋がりからクロスオーバー方面で語られる機会の多いバンドなれど
(ジャケ絵もSUICIDAL TENDENCIES、EXCEL、NO MERCYといったそっち系バンドとの仕事で知られるマイケル・ザイフが担当)
本作に詰め込まれているのは、ランディ・バーンズ謹製のソリッドな音作りの下、ザクザクと刻まれる
クッキリとした輪郭線を描くGリフ、緩急を効かせてダイナミックに突進するリズム、そして短いながらも
ちゃんと練り込みの跡が伺えるGソロ等、そのサウンドは完全にストレートなスラッシュ・メタル。
ツインG風のアレンジを取り入
…続き

GALNERYUS-Resurrection ★★ (2010-07-04 23:03:00)

何ゆえ小野正利がGALNERYUSに加入したのかは知る由もないが、FORTBRAGG以来、十数年振りに
本格派HMバンドの一員となった彼が自慢の喉を披露してくれるというならば、こりゃ聴かずにおらいでか!
と慌てて購入に走ったGALNERYUSの6thアルバム。で、結論から述べさせて貰うとこれが非常に素晴しかった。
このバンドの事は「ギター・ヒーローを擁するバタ臭い様式美系HMバンド」だとばかり思っていたのだが、
どっこい本作で聴くことが出来るのは、時にJ-POP的なポップ・センスも垣間見えるメロディック・メタル。
それでもクオリティは十分に高いうえに、この路線だからこそ、長らくポップ・シンガーとして
キャリアを積んできた小野の歌唱もズバリはまっている。声域/声量/表現力の豊かさはFORTBRAGG時代の比ではなく、
何より、澱みなく真っ直ぐに伸び
…続き

GRAND ILLUSION-Brand New World ★★ (2010-07-03 00:48:00)

中心メンバーの仲違いが原因で活動休止状態にあったGRAND ILLUSIONが、今年発表した待望の復活作。
その陰にはデーモン小暮閣下の決して小さくない貢献があったとの事で、ファンとしては彼に足向けて寝れませんな。
メンバーのルックスは益々「普通のオッサン化」が進行しているものの、サウンド自体は変わらぬ高品質を維持。
瑞々しいサウンド・プロダクション、ポップでキャッチーな哀メロ、華やかなKey、壮麗なハーモニーetc・・・が
揃った本作で聴く事が出来るのは、デビュー作や、最高傑作と名高い2nd『VIEW FROM THE TOP』の作風を
彷彿とさせる美しき北欧ハードポップ。個人的には、ハード・ロッキンなノリが増量された前作や、
中心メンバーのアンダース・リドホルムが、別シンガーと組んで立ち上げたHRプロジェクトCODEも愛聴させて
貰ってはいた
…続き

WOLF SPIDER-Drifting in the Sullen Sea-Orphanage ★★ (2010-07-03 00:21:08)

スラッシーな疾走感、主張の強いB、テクニカルなGなど
いずれのパートも良い仕事をしてくれているが、
個人的に最も感銘を受けたのはVoの歌メロ。
スラッシュというよりは正統派HM寄りだが、
これが実にカッコイイ。

WOLF SPIDER-Kingdom of Paranoia-Manifestants ★★ (2010-07-03 00:14:59)

山あり谷ありで忙しなく畳み掛けて来る曲展開や
スリリングな楽器陣の絡みはプログレ方面からの
影響も感じさせるが、楽曲全体を貫くのは
紛うかとなきスラッシーな疾走感。
曲調のドライブ感を増強するBと、
威勢の良い掛け声コーラスも○。

MANIFEST DESTINY-What You Fear ★★ (2010-06-27 21:48:00)

シンガーの交通事故死という悲劇を乗り越えて、'97年に発表された2ndアルバム。
新Voの声質は故スティーヴ・ブライアントと同タイプで、基本的には前作で披露した
アメリカン・パワー/スラッシュ・メタル路線を踏襲しているが、この時代、そして制作経緯からも
想像がつく通り、案の定、本作は暗い怒りに満ちたへヴィネス重視の作風に仕上がっており、
新Voのメロディに無頓着な歌唱スタイルと、ダウン・チューニングの施された音作り、
そしてシンプルでラフなサウンド・プロダクションも、そうした印象に拍車を掛けている。
但しこのバンドの場合、それでもちゃんと楽曲が疾走感を保ち続けているのが、他の多くの
パワー/スラッシュ系バンドとは異なる点で、ザクザクと刻まれる強靭なGリフが、パワフル且つスピーディに
突進する③⑤辺りの楽曲は迫力十分のカッコ良さ。(全体的にス
…続き

WOLF SPIDER-Drifting in the Sullen Sea ★★ (2010-06-27 09:19:00)

妙に眼力のある涙目爺さんのイラストが強いインパクトを放つ、'91年発表の4thアルバム。
個人的に初めて購入したWOLF SPIDERの作品だったりするのだが、手数多めのGリフと、変拍子を交えつつ
キレ味を失わないリズムのコンビネーションを活かした歯切れの良い疾走感はそのままに、これまで以上に
歌うようになったVoや、よりメロディアスに、エキセントリシティを控えめにした楽曲を筆頭に、
今回はスラッシュ・メタルというよりも、テクニカルな要素も備えた正統派パワー・メタル路線へとシフト・チェンジ。
メロディのフックの弱さは相変わらずながら、「もっとコマーシャルな音楽性の作品を作れ」との
レコード会社からの圧力にもめげず、自らの個性と聴き易さを両立させてみせた曲作りのセンスは大したもの。
静と動のコントラストも鮮やかなOPナンバー①、Keyを効果的に取り
…続き

WOLF SPIDER-Kingdom of Paranoia ★★ (2010-06-26 23:24:00)

80年代から90年代にかけて、TURBOやDRAGON、KATらと共にポーランドHR/HMシーンの一翼を担ったポズナニ出身の
5人組が、英インディーズのUNDER ONE FLAGから'90年に発表した、バンドの最高傑作と評価も高い3rdアルバム。
本サイトのTARGETの項目で、TARGETとWOLF SPIDERとの類似性を指摘する意見を読み、そうだったっけ?と
久し振りに本作をCD棚から引っ張り出して聴き直してみたのだが、乱高下するメロディをハイテンションに
歌いこなすVo、ユニークなラインを刻む存在感抜群のBと、手数の多いGリフから劇的なユニゾン・プレイまで
慌しく動き回るツインG、そしてスピーディ&テクニカルに畳み掛けて来る曲展開・・・と、
これが確かに似てました。(メンバーはMEKONG DELTAやVOIVODのTシャツ着てるし)

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WOLF SPIDER ★★ (2010-06-26 23:21:00)

TURBOのドラマー、トミーGによって80年代中期にポーランドはポズナニにて結成。
ゴキブリすら捕食する実在の大型蜘蛛から名前を取ってWILCZY PAJAKを名乗る。
数々のロック・フェスに参加しつつ足場を固め、'87年にセルフ・タイトルの1stアルバムでデビュー。
バンド名を英語表記のWOLF SPIDERと改めた後、'88年に2nd『BARWY ZtA』を発表し、
ポーランドのメタル・シーンにおいて確固たる地位を築く。
'89年、2ndの英語バージョン『HUE OF EVIL』を、新G(後にACID DRINKERSに加入)、
新Vo(SCANNER、ANGEL DUST、再結成MEKONG DELTA等での活動で知られるレオ・スピーゲル)と共に制作。
'90年には再々度シンガーをチェンジして、バンドの最高傑作と名高い3rd『KINGDOM
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MANIFEST DESTINY-All Life All Minds-Private Crime ★★ (2010-06-26 00:31:40)

“PATHS OF THOUGHT"と双璧を為す
本編屈指のスピード・ナンバー。
噛み付くように歌うVo、強靭なリフ・ワークから
メロディアスなソロまで澱みなくこなすG、
ゴキゴキと鳴りまくり、楽曲をビルドアップするB、
いずれの要素もカッコイイ。

MANIFEST DESTINY-All Life All Minds-God Watchers ★★ (2010-06-26 00:27:24)

これぞアメリカン・パワー/スラッシュ・メタル!
といった趣きでガンガン押し出してくる
重厚感溢れるパワー・チューン。

MANIFEST DESTINY-All Life All Minds-Paths of Thought ★★★ (2010-06-23 23:44:30)

パワー、スピード、メロディと三拍子揃った
MANIFEST DESTINYの1stデモのタイトル・トラックにして、
デビュー作のハイライト・ナンバー。
のみならず、「90年代の隠れた名曲コンテスト」を開催した日にゃ
上位に食い込むこと間違いなしの名曲。
スラッシュ/パワー・メタル・ファンなら聴かずに死ぬ事なかれ。

MANIFEST DESTINY ★★ (2010-06-23 23:30:00)

アメリカ覇権主義時代のスローガン「明白なる使命」(MANIFEST DESTINY)から
バンド名を頂いて、80年代末にオクラホマ州はスティルウォーターにて誕生。
2本のデモテープを制作する傍ら、D.R.I.やFORTE、OLIVER MAGNUMといった、同郷ないし
アメリカ西部に拠点を置くバンドのツアーに同行、腕を磨きながら知名度を高めていく。
'95年に制作した3本目のデモテープが、ドイツのインディ・レーベルCRAZY LIFEの目に留まり
ディールを締結。翌'96年に1st『ALL LIFE ALL MAINDS』を発表してデビューを飾った。
国内盤も出たこの作品で聴く事が出来るのは、トレンドに左右されない、良質且つオーセンティックな
アメリカン・パワー/スラッシュ・メタルだったが、なぜか日本ではパッとした評価を得る事が叶わず、

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MANIFEST DESTINY-All Life All Minds ★★ (2010-06-23 23:28:00)

オクラホマ州はスティルウォーター出身の5人組が、独インディーズのCRAZY LIFE RECORDSから
'96年に発表した1stアルバムにして日本デビュー作。
国内盤の帯には「ネオ・スラッシュ」なる単語が踊っているが、実際のところ本作で聴くことが出来るのは、
全盛期のVICIOUS RUMORSやMETAL CHURCH、マイナーどころではPOWERMAD、同郷の先輩バンドFORTEといった
バンドの名前が思い浮かぶ、非常にオーセンティックなアメリカン・パワー/スラッシュ・メタル。
欧州のバンドに比べると、メロディのフックやドラマティックな曲展開の機微などには欠けるが、その分、
ぶっきらぼうな歌い回しがジェイムズ・ヘッドフィールドを思わせる男臭いVoと、強靭なリフの壁を築く
ツインG、小気味良く鳴りまくりリード楽器の役割も果たすB、それに音数の
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ANGEL DUST-To Dust You Will Decay ★★ (2010-06-22 22:48:00)

80年代のジャーマン・スラッシュ/スピード・メタルを語る上では欠かす事の出来ない(・・・そうでもないか?)
ドルトムント出身の5人組が、Voをローマン・ケイマーから、後にSCANNERやREACTORに参加する事で知られる
S.L.クーに代えて、'88年に発表した2ndアルバムにしてラスト作。(で、90年代に再結成)
プロデューサーにキット・ウルーヴェンを迎えた事で音質が向上。また、しっかりと歌える専任シンガーが
加わったことで「脱スラッシュ/スピード・メタル」志向が加速した本作は、全体的にパワー・メタル度が急上昇。
と言っても、彼らの場合はドイツのバンドらしい高いドラマ性を有しながらも、メロパワ的な懐っこさより、
JUDAS PRIESTやACCEPTの系譜に連なるゴツゴツとした感触の硬派なサウンドがその身上で、刻みの細かいGリフや、
畳み掛け
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ROSICRUCIAN-Silence-Autocratic Faith ★★★ (2010-06-21 22:14:59)

怪しくもドラマティックな雰囲気を撒き散らしながら
スラッシーに疾走する、アルバムで1、2を争う名曲。
ピアノとGのバトル・パートは鳥肌モノのカッコ良さだが
深みに欠ける安っぽい音色なのだが残念。
これが生ピアノなら失禁してたんじゃなかろうか。

ROSICRUCIAN-Silence-Esoteric Traditions ★★★ (2010-06-21 22:11:53)

一瞬のブレイク後、エキゾチックなメロディを纏って
怒涛の如く疾走する冒頭部分を聴いていると、
何となくARTILLERYを思い出しますね。
神秘的且つドラマティックな雰囲気が横溢する
アルバムのハイライト・ナンバー。

ROSICRUCIAN-Silence ★★ (2010-06-21 21:51:00)

グラビア・アイドルばりにセクシー&ウェッティなメンバーの裏ジャケ写真が妙にイラっとくる(笑)、
スウェーデン出身の5人組が'92年に発表した1stアルバム。
ネオクラG、ピアノ、弦楽器、オペラVoといったクラシカルな要素を増強して、実験的且つユニークな
サウンドを構築した2nd『NO CAUSE FOR CEREBRATION』に比べると、本作で聴くことが出来るのは、
デス声に片足突っ込んだ悪声Voに、重たく湿ったGリフ、そして威勢のいい掛け声コーラスが、
デビュー作らしい荒々しさを伴って疾走する、比較的ストレートなスラッシュ・メタル。
と言っても、一筋縄では行かない曲展開とミステリアスな雰囲気を備えた楽曲等、次作で一層クローズアップ
される事となる風変わりなテイストも既に健在で、特に、寒々しくも異国情緒漂わすアコギから、
テクニカルな速弾
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ROSICRUCIAN-No Cause for Celebration-A Moment of War ★★★ (2010-06-20 21:17:16)

“MUCH ABOUT NOTHING"と並ぶアグレッション漲る
高速スラッシュ・ソングながら、中間部には
強引にオペラVoパートが捻じ込まれ、エンディングは
ラウンジ音楽風と、人を食った曲展開が武器の1曲。
中期THERIONに通じる魅力あり。
個人的にはアルバムで一番好きだ。

ROSICRUCIAN-No Cause for Celebration-The Opening of the Glory End ★★ (2010-06-20 21:13:43)

スリリングでスピーディ、且つ劇的なイントロで
グッと惹き込まれる。
以降の展開はまぁ並なんだけど、
中間部の寒々とした叙情旋律を爪弾くアコギと、
流麗なGソロをフィーチュアした中間部の
ドラマティックな展開は素晴しい。

ROSICRUCIAN-No Cause for Celebration-Stench of Life ★★ (2010-06-20 21:08:12)

激しく起伏に富んだ曲展開の中で、
ヴァイオリンとネオクラGがバトルを繰り広げながら
スラッシーに疾走するという
本作品の特異な音楽性を端的に示した1曲。

ROSICRUCIAN-No Cause for Celebration-Much About Nothing ★★ (2010-06-20 21:03:46)

野太いシャウト型Voと、スラッシーなリフ&リズムが
無愛想に疾走するヴァースから一転、サビメロは
テンポダウンしてメロディアス且つ壮大に展開する。
滑らかなGソロも聴きもの。

ROSICRUCIAN-No Cause for Celebration ★★ (2010-06-20 19:21:00)

1stの時点で、既に一風変わったスラッシュ・サウンドを聴かせてくれていた彼らなれど、
この日本デビュー作となった'94年発表の2ndでは、更にそうした要素を拡充。国内盤の帯に付けられた惹句
「華麗なるバロック音楽とアグレッシブなスラッシュ・メタルの融合」はちょいと筆が滑りすぎだが、
ネオクラG、朗々と歌うオペラVo、ヴァイオリン、Key、ピアノ等が強引に捻じ込まれた楽曲の数々は、実際かなり個性的。
と言っても「アバンギャルド」と評するほど突き抜けた作風ではなく、そうした実験的な要素は主に楽曲の
ドラマ性を底上げする方向で活かされているし、何よりアルバム全編を貫くのは、飽くまでスラッシュ・メタル然
とした疾走感(音作りはデス・メタル風味だが)。ゆえにメタル者の耳にも結構取っ付き易い。
前作に比べると、'94年という時節柄へヴィネスが強調されている印
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ROSICRUCIAN ★★ (2010-06-20 19:19:00)

スウェーデンはヴェステロースにて80年代末に誕生。作曲を始め、プロデュースからアートワークの
コンセプトまで手掛ける才人Gコンビを中心に活動を展開。デモテープ1本を制作した後、セルフ・プロデュースで
1st『SILENCE』をレコーディング、'91年にBLACK MARK RECORDSから発表してレコード・デビューを飾る。
秘密結社「薔薇十字団」からバンド名のアイデアを頂くだけあって、流麗且つ劇的なネオ・クラシカルGを
フィーチュア、北欧的な荒涼感を撒き散らしつつ疾走するミステリアスなスラッシュ・メタル・サウンドが
その持ち味で、Vo(元MEZZROW)とDsを変えて、'94年には更なる充実作『NO CAUSE FOR CEREBRATION』を
発表するも、残念ながらバンドはそこで活動を停止。
Voを除くメンバーはそのままヘヴィ・ロック・バン
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