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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 5101-5150
GRAND ILLUSION-Brand New World
WOLF SPIDER-Drifting in the Sullen Sea-Orphanage
WOLF SPIDER-Kingdom of Paranoia-Manifestants
MANIFEST DESTINY-What You Fear
WOLF SPIDER-Drifting in the Sullen Sea
WOLF SPIDER-Kingdom of Paranoia
WOLF SPIDER
MANIFEST DESTINY-All Life All Minds-Private Crime
MANIFEST DESTINY-All Life All Minds-God Watchers
MANIFEST DESTINY-All Life All Minds-Paths of Thought
MANIFEST DESTINY
MANIFEST DESTINY-All Life All Minds
ANGEL DUST-To Dust You Will Decay
ROSICRUCIAN-Silence-Autocratic Faith
ROSICRUCIAN-Silence-Esoteric Traditions
ROSICRUCIAN-Silence
ROSICRUCIAN-No Cause for Celebration-A Moment of War
ROSICRUCIAN-No Cause for Celebration-The Opening of the Glory End
ROSICRUCIAN-No Cause for Celebration-Stench of Life
ROSICRUCIAN-No Cause for Celebration-Much About Nothing
ROSICRUCIAN-No Cause for Celebration
ROSICRUCIAN
RAPED APE-TERMINAL REALITY-RETURN TO NOTHING
RAPED APE-TERMINAL REALITY-CIRCLE OF BLOOD
RAPED APE-TERMINAL REALITY-HYPOTHERMIA
RAPED APE-TERMINAL REALITY-THE KRUSHER
RAPED APE-TERMINAL REALITY
RAPED APE
STYGIAN-Planetary Destruction-The Switch
STYGIAN-Planetary Destruction-Preacher and the Politician
STYGIAN-Planetary Destruction-Fall From Grace
STYGIAN-Planetary Destruction-Needful Things
STYGIAN-Planetary Destruction-Cremation
STYGIAN-Planetary Destruction
STYGIAN
MAGNUM-Into the Valley of the Moonking-Time to Cross That River
MAGNUM-Into the Valley of the Moonking-No One Knows His Name
MAGNUM-Into the Valley of the Moonking-The Moon King
MAGNUM-Into the Valley of the Moonking-All My Bridges
MAGNUM-Into the Valley of the Moonking-Cry to Yourself
MAGNUM-Into the Valley of the Moonking
ANNIHILATOR-Annihilator-Coward
ANNIHILATOR-Annihilator-The Trend
ANNIHILATOR-Annihilator
BLANC FACES-Falling From the Moon-Falling From the Moon
BLANC FACES-Falling From the Moon
KARELIA-Raise-Unbreakable Cordon
KARELIA-Raise
MASTER-Unreleased 1985
VITAL REMAINS-Icons of Evil
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発言している27曲を連続再生 - Youtube



GRAND ILLUSION-Brand New World ★★ (2010-07-03 00:48:00)

中心メンバーの仲違いが原因で活動休止状態にあったGRAND ILLUSIONが、今年発表した待望の復活作。
その陰にはデーモン小暮閣下の決して小さくない貢献があったとの事で、ファンとしては彼に足向けて寝れませんな。
メンバーのルックスは益々「普通のオッサン化」が進行しているものの、サウンド自体は変わらぬ高品質を維持。
瑞々しいサウンド・プロダクション、ポップでキャッチーな哀メロ、華やかなKey、壮麗なハーモニーetc・・・が
揃った本作で聴く事が出来るのは、デビュー作や、最高傑作と名高い2nd『VIEW FROM THE TOP』の作風を
彷彿とさせる美しき北欧ハードポップ。個人的には、ハード・ロッキンなノリが増量された前作や、
中心メンバーのアンダース・リドホルムが、別シンガーと組んで立ち上げたHRプロジェクトCODEも愛聴させて
貰ってはいた
…続き

WOLF SPIDER-Drifting in the Sullen Sea-Orphanage ★★ (2010-07-03 00:21:08)

スラッシーな疾走感、主張の強いB、テクニカルなGなど
いずれのパートも良い仕事をしてくれているが、
個人的に最も感銘を受けたのはVoの歌メロ。
スラッシュというよりは正統派HM寄りだが、
これが実にカッコイイ。

WOLF SPIDER-Kingdom of Paranoia-Manifestants ★★ (2010-07-03 00:14:59)

山あり谷ありで忙しなく畳み掛けて来る曲展開や
スリリングな楽器陣の絡みはプログレ方面からの
影響も感じさせるが、楽曲全体を貫くのは
紛うかとなきスラッシーな疾走感。
曲調のドライブ感を増強するBと、
威勢の良い掛け声コーラスも○。

MANIFEST DESTINY-What You Fear ★★ (2010-06-27 21:48:00)

シンガーの交通事故死という悲劇を乗り越えて、'97年に発表された2ndアルバム。
新Voの声質は故スティーヴ・ブライアントと同タイプで、基本的には前作で披露した
アメリカン・パワー/スラッシュ・メタル路線を踏襲しているが、この時代、そして制作経緯からも
想像がつく通り、案の定、本作は暗い怒りに満ちたへヴィネス重視の作風に仕上がっており、
新Voのメロディに無頓着な歌唱スタイルと、ダウン・チューニングの施された音作り、
そしてシンプルでラフなサウンド・プロダクションも、そうした印象に拍車を掛けている。
但しこのバンドの場合、それでもちゃんと楽曲が疾走感を保ち続けているのが、他の多くの
パワー/スラッシュ系バンドとは異なる点で、ザクザクと刻まれる強靭なGリフが、パワフル且つスピーディに
突進する③⑤辺りの楽曲は迫力十分のカッコ良さ。(全体的にス
…続き

WOLF SPIDER-Drifting in the Sullen Sea ★★ (2010-06-27 09:19:00)

妙に眼力のある涙目爺さんのイラストが強いインパクトを放つ、'91年発表の4thアルバム。
個人的に初めて購入したWOLF SPIDERの作品だったりするのだが、手数多めのGリフと、変拍子を交えつつ
キレ味を失わないリズムのコンビネーションを活かした歯切れの良い疾走感はそのままに、これまで以上に
歌うようになったVoや、よりメロディアスに、エキセントリシティを控えめにした楽曲を筆頭に、
今回はスラッシュ・メタルというよりも、テクニカルな要素も備えた正統派パワー・メタル路線へとシフト・チェンジ。
メロディのフックの弱さは相変わらずながら、「もっとコマーシャルな音楽性の作品を作れ」との
レコード会社からの圧力にもめげず、自らの個性と聴き易さを両立させてみせた曲作りのセンスは大したもの。
静と動のコントラストも鮮やかなOPナンバー①、Keyを効果的に取り
…続き

WOLF SPIDER-Kingdom of Paranoia ★★ (2010-06-26 23:24:00)

80年代から90年代にかけて、TURBOやDRAGON、KATらと共にポーランドHR/HMシーンの一翼を担ったポズナニ出身の
5人組が、英インディーズのUNDER ONE FLAGから'90年に発表した、バンドの最高傑作と評価も高い3rdアルバム。
本サイトのTARGETの項目で、TARGETとWOLF SPIDERとの類似性を指摘する意見を読み、そうだったっけ?と
久し振りに本作をCD棚から引っ張り出して聴き直してみたのだが、乱高下するメロディをハイテンションに
歌いこなすVo、ユニークなラインを刻む存在感抜群のBと、手数の多いGリフから劇的なユニゾン・プレイまで
慌しく動き回るツインG、そしてスピーディ&テクニカルに畳み掛けて来る曲展開・・・と、
これが確かに似てました。(メンバーはMEKONG DELTAやVOIVODのTシャツ着てるし)

…続き

WOLF SPIDER ★★ (2010-06-26 23:21:00)

TURBOのドラマー、トミーGによって80年代中期にポーランドはポズナニにて結成。
ゴキブリすら捕食する実在の大型蜘蛛から名前を取ってWILCZY PAJAKを名乗る。
数々のロック・フェスに参加しつつ足場を固め、'87年にセルフ・タイトルの1stアルバムでデビュー。
バンド名を英語表記のWOLF SPIDERと改めた後、'88年に2nd『BARWY ZtA』を発表し、
ポーランドのメタル・シーンにおいて確固たる地位を築く。
'89年、2ndの英語バージョン『HUE OF EVIL』を、新G(後にACID DRINKERSに加入)、
新Vo(SCANNER、ANGEL DUST、再結成MEKONG DELTA等での活動で知られるレオ・スピーゲル)と共に制作。
'90年には再々度シンガーをチェンジして、バンドの最高傑作と名高い3rd『KINGDOM
…続き

MANIFEST DESTINY-All Life All Minds-Private Crime ★★ (2010-06-26 00:31:40)

“PATHS OF THOUGHT"と双璧を為す
本編屈指のスピード・ナンバー。
噛み付くように歌うVo、強靭なリフ・ワークから
メロディアスなソロまで澱みなくこなすG、
ゴキゴキと鳴りまくり、楽曲をビルドアップするB、
いずれの要素もカッコイイ。

MANIFEST DESTINY-All Life All Minds-God Watchers ★★ (2010-06-26 00:27:24)

これぞアメリカン・パワー/スラッシュ・メタル!
といった趣きでガンガン押し出してくる
重厚感溢れるパワー・チューン。

MANIFEST DESTINY-All Life All Minds-Paths of Thought ★★★ (2010-06-23 23:44:30)

パワー、スピード、メロディと三拍子揃った
MANIFEST DESTINYの1stデモのタイトル・トラックにして、
デビュー作のハイライト・ナンバー。
のみならず、「90年代の隠れた名曲コンテスト」を開催した日にゃ
上位に食い込むこと間違いなしの名曲。
スラッシュ/パワー・メタル・ファンなら聴かずに死ぬ事なかれ。

MANIFEST DESTINY ★★ (2010-06-23 23:30:00)

アメリカ覇権主義時代のスローガン「明白なる使命」(MANIFEST DESTINY)から
バンド名を頂いて、80年代末にオクラホマ州はスティルウォーターにて誕生。
2本のデモテープを制作する傍ら、D.R.I.やFORTE、OLIVER MAGNUMといった、同郷ないし
アメリカ西部に拠点を置くバンドのツアーに同行、腕を磨きながら知名度を高めていく。
'95年に制作した3本目のデモテープが、ドイツのインディ・レーベルCRAZY LIFEの目に留まり
ディールを締結。翌'96年に1st『ALL LIFE ALL MAINDS』を発表してデビューを飾った。
国内盤も出たこの作品で聴く事が出来るのは、トレンドに左右されない、良質且つオーセンティックな
アメリカン・パワー/スラッシュ・メタルだったが、なぜか日本ではパッとした評価を得る事が叶わず、

…続き

MANIFEST DESTINY-All Life All Minds ★★ (2010-06-23 23:28:00)

オクラホマ州はスティルウォーター出身の5人組が、独インディーズのCRAZY LIFE RECORDSから
'96年に発表した1stアルバムにして日本デビュー作。
国内盤の帯には「ネオ・スラッシュ」なる単語が踊っているが、実際のところ本作で聴くことが出来るのは、
全盛期のVICIOUS RUMORSやMETAL CHURCH、マイナーどころではPOWERMAD、同郷の先輩バンドFORTEといった
バンドの名前が思い浮かぶ、非常にオーセンティックなアメリカン・パワー/スラッシュ・メタル。
欧州のバンドに比べると、メロディのフックやドラマティックな曲展開の機微などには欠けるが、その分、
ぶっきらぼうな歌い回しがジェイムズ・ヘッドフィールドを思わせる男臭いVoと、強靭なリフの壁を築く
ツインG、小気味良く鳴りまくりリード楽器の役割も果たすB、それに音数の
…続き

ANGEL DUST-To Dust You Will Decay ★★ (2010-06-22 22:48:00)

80年代のジャーマン・スラッシュ/スピード・メタルを語る上では欠かす事の出来ない(・・・そうでもないか?)
ドルトムント出身の5人組が、Voをローマン・ケイマーから、後にSCANNERやREACTORに参加する事で知られる
S.L.クーに代えて、'88年に発表した2ndアルバムにしてラスト作。(で、90年代に再結成)
プロデューサーにキット・ウルーヴェンを迎えた事で音質が向上。また、しっかりと歌える専任シンガーが
加わったことで「脱スラッシュ/スピード・メタル」志向が加速した本作は、全体的にパワー・メタル度が急上昇。
と言っても、彼らの場合はドイツのバンドらしい高いドラマ性を有しながらも、メロパワ的な懐っこさより、
JUDAS PRIESTやACCEPTの系譜に連なるゴツゴツとした感触の硬派なサウンドがその身上で、刻みの細かいGリフや、
畳み掛け
…続き

ROSICRUCIAN-Silence-Autocratic Faith ★★★ (2010-06-21 22:14:59)

怪しくもドラマティックな雰囲気を撒き散らしながら
スラッシーに疾走する、アルバムで1、2を争う名曲。
ピアノとGのバトル・パートは鳥肌モノのカッコ良さだが
深みに欠ける安っぽい音色なのだが残念。
これが生ピアノなら失禁してたんじゃなかろうか。

ROSICRUCIAN-Silence-Esoteric Traditions ★★★ (2010-06-21 22:11:53)

一瞬のブレイク後、エキゾチックなメロディを纏って
怒涛の如く疾走する冒頭部分を聴いていると、
何となくARTILLERYを思い出しますね。
神秘的且つドラマティックな雰囲気が横溢する
アルバムのハイライト・ナンバー。

ROSICRUCIAN-Silence ★★ (2010-06-21 21:51:00)

グラビア・アイドルばりにセクシー&ウェッティなメンバーの裏ジャケ写真が妙にイラっとくる(笑)、
スウェーデン出身の5人組が'92年に発表した1stアルバム。
ネオクラG、ピアノ、弦楽器、オペラVoといったクラシカルな要素を増強して、実験的且つユニークな
サウンドを構築した2nd『NO CAUSE FOR CEREBRATION』に比べると、本作で聴くことが出来るのは、
デス声に片足突っ込んだ悪声Voに、重たく湿ったGリフ、そして威勢のいい掛け声コーラスが、
デビュー作らしい荒々しさを伴って疾走する、比較的ストレートなスラッシュ・メタル。
と言っても、一筋縄では行かない曲展開とミステリアスな雰囲気を備えた楽曲等、次作で一層クローズアップ
される事となる風変わりなテイストも既に健在で、特に、寒々しくも異国情緒漂わすアコギから、
テクニカルな速弾
…続き

ROSICRUCIAN-No Cause for Celebration-A Moment of War ★★★ (2010-06-20 21:17:16)

“MUCH ABOUT NOTHING"と並ぶアグレッション漲る
高速スラッシュ・ソングながら、中間部には
強引にオペラVoパートが捻じ込まれ、エンディングは
ラウンジ音楽風と、人を食った曲展開が武器の1曲。
中期THERIONに通じる魅力あり。
個人的にはアルバムで一番好きだ。

ROSICRUCIAN-No Cause for Celebration-The Opening of the Glory End ★★ (2010-06-20 21:13:43)

スリリングでスピーディ、且つ劇的なイントロで
グッと惹き込まれる。
以降の展開はまぁ並なんだけど、
中間部の寒々とした叙情旋律を爪弾くアコギと、
流麗なGソロをフィーチュアした中間部の
ドラマティックな展開は素晴しい。

ROSICRUCIAN-No Cause for Celebration-Stench of Life ★★ (2010-06-20 21:08:12)

激しく起伏に富んだ曲展開の中で、
ヴァイオリンとネオクラGがバトルを繰り広げながら
スラッシーに疾走するという
本作品の特異な音楽性を端的に示した1曲。

ROSICRUCIAN-No Cause for Celebration-Much About Nothing ★★ (2010-06-20 21:03:46)

野太いシャウト型Voと、スラッシーなリフ&リズムが
無愛想に疾走するヴァースから一転、サビメロは
テンポダウンしてメロディアス且つ壮大に展開する。
滑らかなGソロも聴きもの。

ROSICRUCIAN-No Cause for Celebration ★★ (2010-06-20 19:21:00)

1stの時点で、既に一風変わったスラッシュ・サウンドを聴かせてくれていた彼らなれど、
この日本デビュー作となった'94年発表の2ndでは、更にそうした要素を拡充。国内盤の帯に付けられた惹句
「華麗なるバロック音楽とアグレッシブなスラッシュ・メタルの融合」はちょいと筆が滑りすぎだが、
ネオクラG、朗々と歌うオペラVo、ヴァイオリン、Key、ピアノ等が強引に捻じ込まれた楽曲の数々は、実際かなり個性的。
と言っても「アバンギャルド」と評するほど突き抜けた作風ではなく、そうした実験的な要素は主に楽曲の
ドラマ性を底上げする方向で活かされているし、何よりアルバム全編を貫くのは、飽くまでスラッシュ・メタル然
とした疾走感(音作りはデス・メタル風味だが)。ゆえにメタル者の耳にも結構取っ付き易い。
前作に比べると、'94年という時節柄へヴィネスが強調されている印
…続き

ROSICRUCIAN ★★ (2010-06-20 19:19:00)

スウェーデンはヴェステロースにて80年代末に誕生。作曲を始め、プロデュースからアートワークの
コンセプトまで手掛ける才人Gコンビを中心に活動を展開。デモテープ1本を制作した後、セルフ・プロデュースで
1st『SILENCE』をレコーディング、'91年にBLACK MARK RECORDSから発表してレコード・デビューを飾る。
秘密結社「薔薇十字団」からバンド名のアイデアを頂くだけあって、流麗且つ劇的なネオ・クラシカルGを
フィーチュア、北欧的な荒涼感を撒き散らしつつ疾走するミステリアスなスラッシュ・メタル・サウンドが
その持ち味で、Vo(元MEZZROW)とDsを変えて、'94年には更なる充実作『NO CAUSE FOR CEREBRATION』を
発表するも、残念ながらバンドはそこで活動を停止。
Voを除くメンバーはそのままヘヴィ・ロック・バン
…続き

RAPED APE-TERMINAL REALITY-RETURN TO NOTHING (2010-06-15 22:15:37)

2本のGが正統派へヴィ・メタリックに絡み合う、
このバンドのルーツの一端が垣間見えるインスト・ナンバー。

RAPED APE-TERMINAL REALITY-CIRCLE OF BLOOD ★★ (2010-06-15 22:13:25)

ランニング・タイムが5分半と、
このバンドにとっては長尺な楽曲ながら、
安定した演奏力から生み出される
緩急に富んだ曲展開をもって、ダレ場を作る事無く
一気に最後まで聴かせ切る。名曲です。

RAPED APE-TERMINAL REALITY-HYPOTHERMIA ★★ (2010-06-15 22:07:27)

濁声だが一応メロディを追いかけているVoを取り入れ、
ドスを効かせて突き進むスラッシュ・ソング。
短くもキチンと練られたソロを聴かせてくれるGがポイント高し。

RAPED APE-TERMINAL REALITY-THE KRUSHER ★★★ (2010-06-15 22:00:44)

1stデモ『PERPETUAL AGGRAVATION』に“DA KRUSHA"という
タイトルで収録されていた楽曲をリメイク。
シャウト型の濁声Vo、鋭利なGリフと共にメロディアスな
フレーズも紡ぎ出すG、聴いてるだけでジッとしてられなくなる
性急なビートを叩き出すリズム隊とが一丸となって、
畳み掛けるように疾走する、これぞまさにスラッシュ・メタル!
なカッコ良さに満ち溢れた名曲。

RAPED APE-TERMINAL REALITY ★★ (2010-06-15 21:16:00)

古き良きスラッシュ・メタルが壊滅状態にあった'90年代半ばに、オールドスクールなスラッシュ・サウンドを
聴かせてくれるバンドとして好き者達の間でちょっぴり話題を呼んだ、フロリダ出身の4人組が'93年に発表したデビューEP。
プロデューサーにスコット・バーンズを迎え、MORI SOUNDスタジオにてレコーディングされてるだけあって、
流石にそのクオリティは安定。デス・メタリックな要素も散りばめられたサウンドは迫力満点で、リリース当時は
スラッシュに飢えてた事もあり、嬉々として聴き込んだ覚えがある。・・・のだが、ある程度同ジャンルが復興を
果たした現在、若いスラッシャーにアピールし得る魅力を本作が備えているかと言えば、正直それはかなり微妙。
やはりこの作品は、スラッシュ冬の時代にリリースされたからこそ、評価された1枚だったんじゃないかなー、と。
但し
…続き

RAPED APE ★★ (2010-06-15 21:13:00)

80年代後半、フロリダ州はレイクワースにて誕生。2本のデモテープを制作した後、
デス・メタルの聖地として知られるMORI SOUNDスタジオにて、プロデューサーにスコット・バーンズを迎えて
レコーディング作業を開始、'93年にLEVIATHAN RECORDSから6曲入りEPを発表してレコード・デビューを飾る。
「スラッシュ冬の時代にオールドスクールなスラッシュ・メタルを演ってるバンド」として話題になるが、
実際のところそのサウンドには、PANTERAを筆頭としたヘヴィ・ロック・バンド勢からの影響も伺え、
彼らは本作リリース後に解散しているが、もしフル・アルバムを制作していたのなら、多分その内容は
モダン・へヴィネス路線に傾いた作風になっていたんじゃないかなぁ、と。
但し、'94年にリリースされた日本盤に収録されている、初期デモ音源のリメイク・ト
…続き

STYGIAN-Planetary Destruction-The Switch ★★ (2010-06-12 18:25:46)

アコギも用いたメランコリックな導入部から、
山あり谷ありの曲展開を経てドラマティックに
盛り上がっていく本編のラスト・ナンバー。
複雑なリフ/リズム・チェンジや一筋縄では
いかない曲展開を一丸となってこなす
メンバーの地力の高さが伺える1曲。
これでもう少しVoに魅力があればな・・・。

STYGIAN-Planetary Destruction-Preacher and the Politician ★★ (2010-06-12 18:19:34)

激烈に疾走するスラッシュ・メタルらしい
スラッシュ・ナンバーながら、テンポ・ダウンして
劇的に展開するサビメロは正統派へヴィ・メタリック。
テクニカルに弾きまくりつつも、フックのあるメロディを
しっかりと構築するGソロが美味しい。

STYGIAN-Planetary Destruction-Fall From Grace ★★ (2010-06-12 18:13:42)

アルバム収録曲中、最もストレートに疾走するナンバーで
注釈無用の「スラッシュ・メタル・ソング」。
歌唱力に難のあるVoなれど、こういう楽曲をシャウトする分には
何ら問題を感じさせない。
いやカッコイイ。

STYGIAN-Planetary Destruction-Needful Things ★★ (2010-06-12 18:09:59)

繊細なアコギと泣きまくるGが叙情性を増幅する
STYGIAN流ヘヴィ・バラード。
但し、この手の楽曲を演るにはVoが些か弱い。
Gがその分をカバーしてるけどね。

STYGIAN-Planetary Destruction-Cremation ★★★ (2010-06-12 18:07:58)

スラッシュ・メタルらしく畳み掛けるように疾走する
スピーディな曲調から一転、中盤に奏でられる
美しいアコギと泣きのGソロにハッと胸を突かれる名曲。

STYGIAN-Planetary Destruction ★★ (2010-06-12 11:45:00)

デヴィッド・T・チャステインのバックアップを受けて、LEVIATHAN RECORDSからデビューを飾った
イリノイ州はシカゴ出身の5人組スラッシャーが、'92年に発表した最初で最後のフル・アルバム。
ストレートな疾走感よりも、凝ったリフや曲展開重視の作風は如何にも90年代のスラッシュ・メタル・バンド的だが、
3rd~4thの頃のMETALLICAから強い影響を受けたと思しき、そのサウンドは十分に魅力的で(ややキャッチーさには
欠けるが)、輸入盤市場での高評価を受けて、国内盤リリースにこぎつけたのも納得のカッコ良さ。
とりわけ、ドラマティックなハーモニー・プレイが炸裂する⑦や、続くインスト曲⑧辺りに強く表れている通り、
アルバム全編に渡ってテクニカルに弾きまくるツインGコンビはこのバンド最大の武器で、流石、
デヴィッド・T・チャステインの眼鏡に適
…続き

STYGIAN ★★ (2010-06-12 11:36:00)

元WRATHのゲイリー・ゴルウィツアー(Vo)や、TOROUBLE出身で、後にCHASTAINやKENZINERといった
バンドを渡り歩くデニス・レッシュ(Ds)らが在籍していた5人組スラッシュ・メタル・バンド。
80年代前半にギター・コンビが中心となってイリノイ州はシカゴにて結成。デモテープ制作が縁で知り合った
元速弾き四天王、デヴィッド・T・チャステインが運営するLEVIATHAN RECORDSと契約。まず'91年に
5曲入りEP『LINES IN THE SAND』を制作した後、'93年に1stフル『PLANETARY DESTRUCTION』を発表する。
デモテープがKERRANG!!誌において「未契約バンドの中でもトップ10に入るクオリティ」と高く評価された
実績を持つバンドだけに、ややキャッチーさに欠ける部分はあるものの、疾走感を保ちつつ
…続き

MAGNUM-Into the Valley of the Moonking-Time to Cross That River ★★★ (2010-06-09 23:13:58)

なぜか知らねどライブ風の歓声が付け加えられた、
淡く美しい叙情バラードの名曲。
こうした楽曲を歌うボブ・カトレイの歌声は本当に素晴しい。
忘我の境地で聞き惚れてしまいます。
エモーショナルに爪弾かれるクラキンさんの
アコギと、楽曲のおセンチさを高める
マーク・スタンウェイのKeyも素晴しいったら。

MAGNUM-Into the Valley of the Moonking-No One Knows His Name ★★ (2010-06-09 23:03:41)

前曲“MOONKING"の勢いを引き継ぎ、
これまた劇的且つ力強く展開していくナンバー。
サビを彩るファンファーレ調のKeyメロディが印象的。

MAGNUM-Into the Valley of the Moonking-The Moon King ★★★ (2010-06-09 23:01:04)

ブルージーに始まり、じっくり劇的に盛り上がっていく
アルバム表題曲にして本編のハイライト的名曲。
憂いに満ちたメロディを熱唱するボブ・カトレイのVo、
燻し銀の魅力を放つトニー・クラーキンの泣きのG、
スペーシー且つ壮大なマーク・スタンウェイのKeyと
MAGNUMの三本柱が揃って良い仕事しまくり。
またTHUNDER解散後、復帰を果たしたハリー・ジェイムズの
堅実なドラミングも楽曲のドラマ性向上に
大きく貢献しているように感じられます。

MAGNUM-Into the Valley of the Moonking-All My Bridges ★★ (2010-06-09 22:55:28)

高揚感に満ち溢れたポップ・チューン。
マーク・スタンウェイの手による
優雅で華やかなイントロを耳にしただけで
心が浮き立つのを感じますね。

MAGNUM-Into the Valley of the Moonking-Cry to Yourself ★★ (2010-06-09 22:48:57)

ファンタジックなイントロと共に優雅に本編の幕開けを飾る
アルバムのOPナンバー。後半でじっくりと聴かせてくれる
トニー・クラーキンのGが渋い。

MAGNUM-Into the Valley of the Moonking ★★ (2010-06-08 22:32:00)

再結成以降の作品は、細々とながらもちゃんと国内盤が出ていたので今回も期待していたのだが、
結局リリースが見送られてしまった'09年発表の14thアルバム。イマジネーションをかき立てられる
アルバム・タイトルに、名匠ロドニー・マシューズが手掛けた美麗なアートワーク、それに何より、
英国のバンドならではの湿り気と、淡くファンタジックな色合いに包み込まれた重厚な叙情HRサウンドは
相変わらずハイクオリティな内容を誇っているだけに、何とも勿体ないの話じゃありませんか。
初期ドラマティック路線への回帰の姿勢も感じられた前作『PRINCESS ALICE AND THE BROKEN ARROW』に比べると、
本作は幾分シンプルでポップな作風ながら、暖かみに溢れた音色でよく歌うトニー・クラーキンのGと、
華やか且つ上品なマーク・スタンウェイのKey、そして英
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ANNIHILATOR-Annihilator-Coward ★★★ (2010-06-06 00:14:37)

猛烈なスピードで駆け抜けていく高速スラッシュ・ソングながら
アグレッシブなだけでなく、キャッチーな魅力も備えた
アルバムのハイライト・ナンバーの一つ。
この曲における炸裂感とドラマ性を併せ持った
ジェフ・ウォーターズのGプレイはもう絶品。

ANNIHILATOR-Annihilator-The Trend ★★ (2010-06-06 00:05:07)

7分越えを果たす大作だが、
実のところ3分のイントロと4分の本編から構成された
ストレートなスラッシュ・ナンバー。
個性的なリフ・ワーク(“ALISON IN HELL風のパートも有り)
のみならず、時にデイヴ・パッテンのメタルコア風Vo以上に
魅力的に歌うジェフ・ウォーターズのGがとにかく魅力的。

ANNIHILATOR-Annihilator ★★ (2010-06-05 18:28:00)

ANNIHILATOR史上、最もハードコアな面構えのアリス嬢がアートワークを飾った13thアルバム。
ここ近作同様、エキセントリシティは控えめに、コンパクト且つシンプルにまとめられた作風で、個人的に
「デイヴ・パッテンを擁するラインナップの最高傑作では?」というぐらい気に入っていた前作と比べてしまうと
“HAUNTED"のようなドラマティックなナンバーが見当たらず、中盤に並ぶ楽曲にやや面白味が欠けていたりと、
多少物足りなさを覚えるのも事実だが、そうした不満点を補って遥かに余りあるのが、精密なリフ・ワークから
構築美を湛えたメロディアスなソロ・パートまで、目まぐるしくこなす名手ジェフ・ウォーターズのテクニカルなGプレイ。
『METAL』では大挙参加してくれたゲスト・ギタリスト達に花を持たせていた彼氏なれど、今回はもう最初から
最後まで鬼のように弾
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BLANC FACES-Falling From the Moon-Falling From the Moon ★★★ (2010-05-30 21:10:03)

伸びやかなVo、華やかなKeyによく歌うGが
ロマンティックなメロディを纏ってポップに駆け抜けていく
BLANK FACESというメロディアスHRプロジェクトの
魅力がギュッと凝縮された、2ndアルバムのタイトル・トラック。

BLANC FACES-Falling From the Moon ★★ (2010-05-30 21:04:00)

元FURYのロビー・ラ・ブランク(Vo、G)とブライアン・ラ・ブランク(B)の兄弟による
アメリカン・メロディアスHRプロジェクトが'10年に発表した2ndアルバム。
JUORNEY、TOTO、SURVIVORといったバンドの流れを汲む、洗練された産業ロックを演奏しており、
特に目新しい部分があるわけではないのだが、偉大なる先達が作り上げたフォーマットの中で
徹底した磨き上げがなされたそのサウンドは、すこぶるポップで爽快、キャッチーでロマンティック。
躍動感溢れるビートを叩き出すリズム隊の踏ん張りと、パワフルにも歌えるVoの存在のお陰で本編が
まったりし過ぎる事はないし、何より、聴いてるだけで日々の生活の疲れが洗い流されていくような、
ポジティブなフィーリングに満ちた清涼なメロディが素ん晴しい。OPに相応しいエネルギッシュなロック・チューン①、
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KARELIA-Raise-Unbreakable Cordon ★★★ (2010-05-29 00:35:38)

物悲しくも美しい2ndアルバムのハイライト・チューン。
「韓流ドラマの主題歌のようだ」と評されたが、
実際、ピアノとGが情感たっぷりに紡ぎ出す
猛烈なまでに悲壮なメロディ展開はそれっぽい。
ただ、劇的なイントロを聴けば分かるとおり、
曲自体はかなりハードでドラマティック。
KARELIAのみならず、'05年度のHR/HMシーンを代表する逸曲かと。

KARELIA-Raise ★★ (2010-05-29 00:27:00)

おフランス出身らしいトレビヤンな気品を纏って、クラシカル/オペラティック/シンフォニックと、
三拍子揃った大仰なHMサウンドを聴かせてくれる5人組が、'05年に発表した2ndアルバム。
アートワークを手始めに寒色系のイメージでまとめられた本作は、メロパワ的な疾走感や煌びやかな
ゴージャスさが薄れてしまったため、デビュー作『USUAL TRAGEDY』程の高評価は得られなかった様だが、
イヤイヤなかなかどうして。荘厳に響き渡る混声オペラ・コーラスは健在だし、ディープな低音ボイスと
へしゃげ気味のハイトーンを使い分けるVo、悲壮なメロディをエモーショナルに紡ぎ出すG、楽曲にゴシック調の
冷ややかな哀感を付与するKey・・・と、前作の美点をしっかりとキープしつつ、一層深みを増した内容は
聴き応え十分。何より、これまで以上に悲哀の度を高めたメロディの泣き
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MASTER-Unreleased 1985 ★★ (2010-05-25 22:17:00)

COMBAT RECORDSから'85年にリリースされる筈が、契約上のトラブルでお蔵入りとなってしまい、
'03年に発表されるまで陽の目を見る機会のなかった、MASTER幻の1stアルバム。
全曲が正式なデビュー作『MASTER』に再録されているので、「要するにデモ音源集みたいなもんでしょ」
と思われるかもしれないが、さに非ず。曲は同じでも両者から受ける印象は全く異なり、
スラッシュ/デス・メタル風味が色濃い『MASTER』に比べ、本作はパンク/ハードコア的な
生々しい前のめり感が強く漂う。極めてローファイなサウンド・プロダクションの下、
ダーティな咆哮を上げるVo、刺々しくノイジーなリフ&リズム、そして掻き毟られるようなGソロが
乾いた殺気を撒き散らしながら突っ走る、攻撃的な楽曲の数々に宿る初期衝動の熱量も桁違いで、
本作を聴くと、あれほ
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VITAL REMAINS-Icons of Evil ★★ (2010-05-20 23:06:00)

デビュー作『LET US PRAY』以来、久々に購入したVITAL REMAINSのアルバム。('07年発表の5th)
アンチ・クライスト魂が炸裂しまくったジャケット・アートワークも衝撃的な本作は、MORBID ANGELの
エリック・ルータンがプロデュースを担当、DECIDEからグレン・ベントンがゲストVoとして参戦を果たして
悪魔の如き咆哮を上げ、まるで機銃弾の様に吐き出される殺傷力満点のリフ&リズムと一体となって無慈悲に
荒れ狂うという、ストロング・スタイルのデス・メタルとしては文句なしに、凶悪極まりない内容に仕上がっている。
相も変わらず、キリスト教に対する憎悪に塗れたグレンのデス声も強力無比だが、何より本作を孤高の存在へと
高めているのが、デイヴ・スズキのネオクラ風味も感じられる流麗なGプレイ。その腕前はイングヴェイ・マルムスティーン

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