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URIAH HEEP-Conquest-It Ain't Easy ★★★ (2010-09-01 22:16:30)
アルバムのラストを大いに盛り上げて締め括る劇的な名曲。
濃厚に泣きまくるメロディ、情感豊かに歌い上げる
ジョン・スローマンのVo、絡みつくように哀愁に満ちた
フレーズを奏でるケン・ヘンズレーのKey、
何れの仕事っぷりも素晴しい。
URIAH HEEP-Conquest-No Return ★★ (2010-09-01 22:12:13)
期待感を煽るKeyのイントロを経て、グレン・ヒューズを
思わせるジョン・スローマンのファンキーなVoが始まった途端、
俺も思わず椅子からずり落ちそうになりましたよ。
でも歌の上手さは大したものだし、曲自体も、メロディは
湿り気を帯び、曲調はリズミック且つダイナミックでカッコイイ。
ミック・ボックスのハードなG、
ハジけるトレヴァー・ボルダーのBも印象的。
URIAH HEEP-Conquest ★★ (2010-09-01 21:56:00)
有名な「硫黄島に星条旗を掲げる海兵隊」の写真をモチーフにしたジャケットが目印の、'80年発表の13th。
櫛の歯が抜けるように有力メンバーが脱退していき、三代目シンガーとして元LONE STARのジョン・スローマンを
迎えレコーディングされた本作は、前任者達とは全く異なる歌唱スタイルの新Vo、これを最後にバンドを去る
ケン・ヘンズレー(Key)の影の薄さ、単なるリズム楽器以上に「URIAH HEEPらしさ」の創出に貢献していた
リー・カースレイク(Ds)の不在、それに産業ロック化が一層押し進められたポップな楽曲の数々とが相俟って、
これまでの作品群との連続性に欠ける作風は、確かに「バンド史上最大の問題作」との評価もむべなるかな。
一方で単純に1枚の作品として評価した場合、↑上の方々が仰られている通りそんなに悪い作品じゃないですよ、これが。
確かに
…続き
URIAH HEEP-Fallen Angel ★★ (2010-08-31 01:02:00)
ジョン・ロートン(Vo)最後の参加作品となった、'78年発表の12thアルバム。それにしても僅か18ヶ月の間に
3枚のスタジオ盤をレコーディングって、今じゃ考えられない凄まじいリリース・ペースだよなぁ。
基本的には前作『INNOCENT VICTIM』の作風を継承した、洗練されたメロディアスHRアルバムで、もはやそのサウンドに
初期作の如き妖気は望むべくもないが、前作においてポップで乾いたアメリカン・ロック方向へ振り過ぎた事に
対する反動か、今回はメロディの湿り気と楽曲のハードさが回復。特に、憂いを帯びて軽快に疾走する曲調に、
ロートンのパワフルの歌唱が乗っかったOPナンバー①、本作を最後にバンドを去る(80年代に復帰)カースレイクの
置き土産的名バラード⑤、ダイナミックにボトムを支えるリズム隊の活躍が光るハード・ナンバー⑨、
美しいアコギとボー
…続き
URIAH HEEP-Fallen Angel-Fallen Angel ★★★ (2010-08-31 01:00:36)
アコギと浮遊するボーカル・ハーモニー、
それにケン・ヘンズレーの幻惑的なKeyサウンドが
えも言われぬファンタジックな雰囲気を演出する名曲。
(クライマックス部分のジョン・ロートンの歌いっぷりも見事)
大仰さは感じられないが、アルバムを締め括るに相応しい
構築美を備えたアルバムのハイライト・ナンバーの一つ。
URIAH HEEP-Fallen Angel-I'm Alive ★★★ (2010-08-31 00:53:17)
比較的ポップな12th『FALLEN ANGEL』の中にあって
そのハードさが一際光りを放つ名曲。
哀愁に満ちたメロディを奏でるGや伸びやかなVo以上に、
個人的には、センス溢れるフレーズでサウンドの土台を
ハード且つ強固に支えるリー・カースレイクと
トレヴァー・ボルダーのリズム隊の素晴しい仕事っぷりも
見逃せません。
URIAH HEEP-Fallen Angel-Woman of the Night ★★★ (2010-08-31 00:48:27)
12th『FALLEN ANGEL』のハイライト・ナンバーの1つ。
心地良く疾走するリズムの上を
ミック・ボックスのGとケン・ヘンズレーのKey、
それにボーカル・ハーモニーが華麗に舞い、
ジョン・ロートンのパワフルなVoがトドメを刺すという
隙のない構成に圧倒される超名曲。
URIAH HEEP-Innocent Victim ★★ (2010-08-29 01:15:00)
ジョン・ロートン(Vo)在籍時代の最高傑作と言えば、10th『FIREFLY』がトドメを刺すが、セールス面のみで
評価するなら、ヒットシングル“FREE ME"を収録した本作の方が代表作と言う事になるのだろうか?
初めてこのアルバムを聴いた時のショックは相当なもので、こちとら永遠の名曲“哀れみの涙"を収録した
前作『FIREFLY』の作風を受け継ぐ、淡い泣きメロ満載のファンタジックな作品を期待していたのに、
いきなり始まったのは、トレバー・ボルダーのBが軽快にチョッパる朗らかなアメリカン・ロック・チューン①・・・。
以降もその手の楽曲が連続し、ヒット・シングル④は西海岸の風がそよいできそうなポップ・ソングだわ、
⑧に至ってはレゲエ調と来たもんだ。(URIAH HEEPのトレードマークの1つであるボーカル・ハーモニーも、
妖しさや美しさの演出からお
…続き
URIAH HEEP-Innocent Victim-Choices ★★★ (2010-08-29 01:13:49)
乾いた作風の11thアルバムの中にあって、
バラード“幻想"と共に最も嘗てのURIAH HEEP色を
強く感じさせるドラマティックな名曲。
曲が進むに従って息苦しい程に盛り上がっていく
楽器陣のエモーショナルな演奏と、
ジョン・ロートン入魂の歌唱に胸を締め付けられます。
間違いなく11thアルバムのハイライト・ナンバー。
URIAH HEEP-Innocent Victim-Illusion ★★★ (2010-08-29 01:08:04)
アメリカンで乾いた感触が支配的な11thアルバムの中にあって、
嘗てのURIAH HEEPの「色」を強く感じさせる、
邦題“幻想"通りの美しさに満ちたバラード。
咽び泣くミック・ボックスのGがたまんねぇっす。
これから!というところでフェードアウトして終わってしまう
アルバム収録バージョンより、再発盤にボーナストラックとして
収録されているフル・エディション・バージョンの方が数倍素晴しい。
星三つはそちらに対しての評価ということで。
URIAH HEEP-Innocent Victim-Free 'n' Easy ★★ (2010-08-29 01:03:10)
アグレッシブで疾走感溢れるシャッフル・チューン。
レコード会社から「第二の“安息の日々"を作れ」という
プレッシャーから生まれた楽曲と邪推。
タイトルもそんな感じだし。
全体的にカラッと乾いた印象なのは収録アルバムの特性ゆえか。
URIAH HEEP-Innocent Victim-Keep on Ridin' ★ (2010-08-29 00:57:18)
初めて聴いた時は、その明るい曲調に「勘弁してよ・・・」と
頭を抱えてしまいましたが、繰り返し聴くうちに
「これはこれであり?」と思うようになった次第。
リラックスして歌うロートンのVoと、リズミックに跳ねる
トレヴァー・ボルダーのBに、自然と体がリズムをとってしまいます。
URIAH HEEP-High and Mighty-Midnight ★★★ (2010-08-27 22:10:22)
ミック・ボックスのGが奏でるイントロを聴いただけで
「よし、名曲!」と太鼓判を押したくなるバラード。
ジョン・ウェットンのBが地味に良い仕事してますね。
同じバラードでも内相的な“WEEP IN SILENCE"とは
趣きを異にする、外向きなエネルギーな満ちた曲調が魅力的。
URIAH HEEP-High and Mighty-Misty Eyes ★★★ (2010-08-27 22:04:24)
『HIGH AND MIGHTY』の中でも1、2を争うぐらい
お気に入りの1曲。
アコギを取り入れたポップで軽快な曲調に、
URIAH HEEPらしい美しくミスティカルなメロディが乗っかった
新旧の作風に上手く折り合いを付けた名曲じゃないかと。
URIAH HEEP-High and Mighty-Weep in Silence ★★★ (2010-08-27 22:00:26)
“静かなる涙"の邦題通り、
1人でメソメソと泣きたくなる繊細で感傷的なバラード。
こういう曲歌わせるとデヴィッド・バイロンのVoは
天下一品ですな。
ミック・ボックスの泣きのGソロもグッときます。
URIAH HEEP-High and Mighty ★★ (2010-08-27 21:51:00)
正直「それはどうなの?」と言うジャケット・イラストと、妖しさやドラマ性を大幅に減じた
シンプルでポップな作風がファンの間で賛否両論を呼んだ、'76年発表の9thアルバム。
ケン・ヘンズレー(Key)との反目や、自身のアルコール中毒の悪化でのっぴきならない状況下にあった看板シンガー
デヴィッド・バイロンは、遂にこのアルバムを最後にURIAH HEEPを去る事となるが、OPナンバー①でリードVoを
担当しているのがジョン・ウェットン(B)な辺りも、そうしたバンド内の緊張状態を表しているような?
その①は聴き始めこそ地味な印象だが、華麗なコーラス・パートが花開く後半はグッと盛り上がるし
(ただキーが全くあっていない楽曲を歌うウェットンの歌唱はかなり苦しそうだ)、続くおセンチな泣きメロに
思わず涙腺が緩む感傷的な②、タイトル通りミスティックでマジカルな雰
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URIAH HEEP-Return to Fantasy-A Year or A Day ★★★ (2010-08-24 23:18:14)
アコギを効果的に取り入れ、緩急を付けて劇的に
盛り上がっていく8thアルバムのラスト・ナンバー。
これまでの作品のラスト・ナンバーに比べると
ドラマ性にはやや乏しいものの、
憂いを帯びたメロディの素晴しさと、
繊細な歌唱から雄々しい歌い上げまで
堂々とこなすデヴィッド・バイロンの
熱唱の前にはそんな些細な不満は
綺麗サッパリ吹き飛ばされてしまいます。
URIAH HEEP-Return to Fantasy-Beautiful Dream ★★ (2010-08-24 23:10:35)
スペーシーな雰囲気漂うイントロを聴いていると
RAINBOWの名曲“EYE OF THE WORLD"を思い出したりも。
勿論、発表はこちらの楽曲の方が先なわけだが。
全体的にロックンロール風味が強い8thアルバムの中にあって
数少ない初期テイストの感じられる楽曲の一つ。
鮮やかなシャウトを繰り出すデヴィッド・バイロンの
歌いっぷりが素晴しいったら。
URIAH HEEP-Return to Fantasy-Return to Fantasy ★★★ (2010-08-24 23:05:29)
劇的なメロディを紡ぎ出すGとリズム隊に
深遠な響きを湛えたKeyが絡むイントロだけで
小生の愚息も思わず昇天。
英国的な哀愁漂わすデヴィッド・バイロンのVoに
美麗なボーカル・ハーモニーが絡むサビメロの
素晴しさも特筆モノ。
全体的にロックンロール・テイストが強く感じられる
8thアルバムの中にあって、この名曲には間違いなく
初期URIAH HEEP精神が宿っています。
URIAH HEEP-Return to Fantasy ★★ (2010-08-24 22:39:00)
ケン・ヘンズレーが「終わりの始まり」と語るゲイリー・セイン(B)解雇騒動を経て'75年に発表された8th。
(セインはその翌年死去。死因はオーバードーズとも感電事故の後遺症とも言われているが、真実やいかに)
後任Bは元KING CRIMSONのジョン・ウェットン。しかもアルバムは全英チャート最高第7位にランクインする
ヒット作となり、その上タイトル曲はURIAH HEEPを代表する名曲の一つ・・・と、トピックだらけの作品ゆえ、
このバンドに興味を持った時点で速攻購入に走ったのだが、アルバム表題曲①のインパクトが
余りに強過ぎるため、続く楽曲が完全に霞んで聴こえてしまう事や、全体的にロックンロール調の
軽快なノリが目立つ作風等から、正直、購入当初の感想は余り芳しいものではなかった。
尤も、現在では本作は大好きな1枚だし、スペーシーな雰囲気漂う導入部
…続き
URIAH HEEP-Wonderworld-Wonderworld ★★★ (2010-08-22 21:22:58)
聴き進めるほどに壮大に盛り上がっていくという
アルバムに対する期待感を煽るには持ってこいのOPナンバー。
ドラマティックなんだけど、どこか繊細さが感じられる辺りが
URIAH HEEP印。
これはデヴィッド・バイロンの歌声の特性によるものか。
URIAH HEEP-Wonderworld-Dreams ★★★ (2010-08-22 21:15:23)
URAIH HEEPのアルバムのラストに置かれた楽曲は
大抵がドラマティックな名曲ばかりだが、
この曲もその例外ではない。
妖しく、壮大ですこぶるドラマティック。
この曲でもゲイリー・セインのBが印象的な働きを見せていて
このアルバムを最後にバンドを去ってしまうとは・・・
と、何とも複雑な気分にさせられますね。
URIAH HEEP-Wonderworld-We Got We ★★ (2010-08-22 21:09:41)
邦題は『恋の炎を燃やせ』
軽快に踊るケン・ヘンズレーのシンセ・サウンドと
ゲイリー・セインのBプレイが印象に残る
ノリの良いロック・チューン。
哀愁に満ちたメロディを朗々と歌い上げる
デヴィッド・バイロンのVoも良いわー。
URIAH HEEP-Wonderworld-Suicidal Man ★★ (2010-08-22 21:02:27)
全楽器が重心を低く刻むイントロがカッコイイ。
骨太なヘヴィさが印象に残る仕上がりながら
Voメロディとハーモニーは華麗さに満ち、
軽快なゲイリー・セインのBランニングもナイス。
ヘヴィさと華やかさのバランスが絶妙な1曲。
URIAH HEEP-Wonderworld ★★ (2010-08-22 20:57:00)
ゲイリー・セイン在籍時代最後の作品となった、'74年発表の7thアルバム。(邦題は『夢幻劇』)
ブラック企業ばりのアルバム制作スケジュールや、メンバー間の対立、マネージャーへの不信感等から、当時、
バンドはいつ空中分解してもおかしくない状態にまで疲弊しきっていたらしく、そのためケン・ヘンズレーや
ミック・ボックスは、本作について「もっと良い物が作れた筈だ」と自嘲気味に振り返るが、んな事ぁない。
前作『SWEET FREEDOM』に比べ、幾分ハードさを回復したその内容は、収録曲のクオリティといい、
メンバーのパフォーマンスやアンサンブルの冴えといい、相変わらず高いレベルを維持。
本作を最後に解雇されるゲイリー・セインも、とてもヘロイン中毒が取り返しのつかないレベルまで
悪化していたとは思えぬ、素晴しいBプレイを披露してくれています。
まさに邦
…続き
URIAH HEEP-Sweet Freedom-Pilgrim ★★★ (2010-08-21 23:57:31)
クラシカルな女性コーラスに、ケン・ヘンズレーの
荘厳なKeyプレイが絡むイントロを聴いただけで
全身の毛が逆立ちます。
ハードに歌うミック・ボックスのG、
張りのある歌声で勇ましく歌うデヴィッド・バイロンのVo、
重厚且つ劇的なリズム・ワーク、全てが華麗にしてドラマティック。
アルバムを締め括るのにこれほど相応しい曲が他にあろうか。
URIAH HEEP-Sweet Freedom-Sweet Freedom ★★★ (2010-08-21 23:50:31)
哀愁に満ちた6thアルバム・タイトル・トラック。
豊かな包容力を感じさせるデヴィッド・バイロンの歌声と
ウォームな音色でメロウなラインを奏でる
ゲイリー・セインのBが素晴しい。
URIAH HEEP-Sweet Freedom ★★ (2010-08-21 23:41:00)
前作『THE MAGICIAN'S BIRTHDAY』辺りを境に、マネージャーとの不和、バンド内部の薬物汚染や
メンバー同士の軋轢など、デビュー以来、休みなしで突っ走って来たことによる弊害が徐々に表面化し始め、
そのため、この'73年発表の6thアルバム以降の作品は、商業的には十分な成功を収めているにも関わらず
1st~5thに比べると一段低く見られる事が多いが、イヤイヤどうしてどうして。唯一無二の個性を備えたVoや
各楽器陣のパフォーマンスを存分にフィーチュアした本編は、相変わらず聴き応え十分。
全体的にプログレ色が薄れ、ややポップさは増しているものの、壮麗なコーラスが印象的な③、
ゲイリー・セインのメロウなBラインが素晴しい④、「アルファベットの歌」を取り入れ軽快に駆け抜けていく
⑥といった楽曲は、聴き込むほどに味わいが増すスルメ級の名曲だし
…続き
GRAND PRIX-Grand Prix ★★ (2010-08-20 19:23:00)
現URIAH HEEPのバー二ー・ショウ(Vo)やフィル・ランゾン(Key)が在籍していた
イギリス出身の5人組HRバンドが、'80年に発表した1stアルバム。
一応NWOBHMの範疇に入るバンドなのだろうが、バー二ー・ショウ(これまた現URIAH HEEP)の張りのある
ハイトーンVo、溌剌としたボーカル・ハーモニー、そして華やかでドラマティックなKeyをたっぷりとフィーチュアして、
ポップ&キャッチーに弾む頭3曲の流れが如実に表している通り、STYXや後期KANSASといった大陸出身の
プログレ・ハード系バンドを彷彿とさせる洗練されたサウンドに、NWOBHM特有の荒っぽさやアングラ臭は皆無。
・・・と言っても、時節柄やはり各楽器は結構ハードに自己主張しており、取り分け、本編中を縦横無尽に動き回り、
楽曲を華やかに色付ける、フィル・ランゾンのK
…続き
URIAH HEEP-The Magician's Birthday-Sunrise ★★★ (2010-08-18 21:57:33)
デヴィッド・バイロンの天を突くシャウトと
重たいリフ/リズムが大波の如くうねくる
イントロだけでノックアウト。
力強く、劇的。
まさにアルバムのOPを飾るに相応しい名曲。
URIAH HEEP-The Magician's Birthday-The Magician's Birthday ★★★ (2010-08-18 21:53:37)
OPの印象的なリフ&リズムの刻みっぷりや、
中盤の激しいバトル・パートを筆頭に
ミック・ボックス(G)とリー・カースレイク(Ds)の
存在がクローズアップされた大作曲。
勿論、シアトリカルなデヴィッド・バイロンのVo、
ケン・ヘンズレーの幻惑的なKeyプレイ、
そして妖しくも美しいコーラス・ワークも健在。
要するに自分がURIAH HEEPに求める全てが詰め込まれた
名曲ってことですな。
URIAH HEEP-The Magician's Birthday ★★ (2010-08-18 21:28:00)
『魔の饗宴』なる物々しい邦題が付けられた、'72年発表の5thアルバム。
デビューから僅か数年の間に5枚のスタジオ・アルバムを制作し、しかもその何れもが
「捨て曲なしの名盤」と評されるに相応しい完成度の高さを誇っているのだから、
多くのファンがこの時期を「URIAH HEEPの黄金時代」と呼ぶのも納得が行くと言うもの。
特に本作は前作から1年足らずという短いスパンでレコーディングされているにも関わらず、
そのクオリティは無類。この頃のバンドの創作意欲がいかに神憑っていたか、良く分かります。
意表を突いてアコースティック・ナンバーで幕を開けた前作に対し、「これぞURIAH HEEP」たる壮大にうねる
OPナンバー①に始まり、妖しく不気味、それでいて華麗でドラマティックなプログレッシブな大作ナンバー⑧
にて締め括られる本作は、“EASY LIV
…続き
URIAH HEEP-Demons and Wizards-Rainbow Demon ★★★ (2010-08-15 20:46:30)
BLACK SABBATHばり・・・というかそれ以上の
オドロオドロしさが炸裂する
ミステリアスなヘヴィ・チューン。
重厚なリフ&リズムに併せて
淡々と歌い始めるデヴィッド・バイロンのVoや
妖しく揺らめくKey、そして歪んだ音色で
這い回るGの怖いこと怖いこと。
URIAH HEEP-Demons and Wizards-Circle of Hands ★★★ (2010-08-15 20:36:28)
“クリムゾン・キングの宮殿"のメロディを纏って
じっくりと盛り上がっていくス風ケールの大きな名曲。
ムーディにうねるBがいい仕事してますね。
URIAH HEEP-Demons and Wizards-Easy Livin' ★★ (2010-08-15 20:31:39)
“LOOK AT YOURSELF"を、よりポップに、
メロディアスに、コンパクトに仕上げた感じで、
ヒットを飛ばしたのも納得のキャッチーな名曲だが、
個人的にはコンパクトにまとまり過ぎていて
やや物足りなさを覚えなくもない。
URIAH HEEP-Demons and Wizards ★★ (2010-08-15 20:24:00)
デヴィッド・バイロン(Vo)、ケン・ヘンズレー(Key)、ミック・ボックス(G)、ゲイリー・セイン(B)、
リー・カースレイク(Ds)という、いわゆる黄金期のメンバーが顔を揃え、淡くファンタジックな
ジャケット・アートワークは名匠ロジャー・ディーンが担当、更に「オカルト」をテーマに掲げた
コンセプト作・・・と、まさに全盛期のURIAH HEEP全部入りといった趣きの'72年発表4thアルバム。
“安息の日々"の邦題で知られるキャッチーなヒット曲③を収録し、バンドの最高傑作に推すファンも
多い1枚ながら、個人的に初めて聴いた時は、攻めの姿勢の感じられた前3作に対し、いきなり
アコースティカルな①で幕が開く本編に「随分マッタリしちゃったなぁ」と拍子抜けした事を思い出します。
尤も今改めて聴き直してみれば、BLIND GUARADIANもカヴァーした①
…続き
URIAH HEEP-Look at Yourself-Shadows of Grief ★★★ (2010-08-15 14:34:14)
イントロだけ聴くとちょっぴりDEEP PURPLEっぽいけど
メイン・リフを刻むのがKeyな辺りはやっぱりURIAH HEEP。
普段ケン・ヘンズレーの陰に隠れがちなミック・ボックスが
その存在感を主張する勇ましいGソロがカッコイイ。
URIAH HEEP-Look at Yourself-Look at Yourself ★★★ (2010-08-14 22:30:27)
歪んだ音色で攻撃的に押し出してくるKey、
ハードなG、リズミックに疾走するリズム、
エキセントリックなハイトーンVoと
鮮烈な印象を残すファルセット・コーラス・・・と
URIAH HEEPの魅力がギュッと凝縮された名曲中の名曲。
URIAH HEEP未体験者はまずこの曲からどうぞ。
(“AGAINST THE ODDS"でもいいけど)
URIAH HEEP-Look at Yourself-July Morning ★★★ (2010-08-14 22:22:02)
まず「7月の朝」という邦題がいい。
10分以上に及ぶ長尺を全く気にさせない
叙情的且つドラマティックな曲展開もいい。
そして何より、尻上がりにカオスの数値を上げていく
ケン・ヘンズレーのKeyプレイがエキサイティング。
URIAH HEEP-Look at Yourself ★★ (2010-08-14 22:16:00)
URIAH HEEPのハード・サイドを代表する名曲“LOOK AT YOURSELF"や、ソフト・サイドを代表する
大作バラード“JULY MOURNING"を収録。彼らを語る上で・・・と言うよりも、ブリティッシュHR史を
語る上でも欠かす事の出来ない歴史的名盤として知られる、'71年発表の3rdアルバム。
裏声やヴィブラートを自在に操り色彩豊かなハイトーンを繰り出すVo、ディストーションの効いた
オルガン・サウンドをもって楽曲の基盤を成すKey、剛柔兼ね備え雄弁に歌うG、そしてファルセットを
駆使した特徴的なコーラス・ワークなど、前2作での試行錯誤を経て、遂にURIAH HEEPならではの
HRサウンドを確立するに至った本作最大の聴き所は、やはり前述の名曲①であり③。
特に③の後半パートにおける、カオス渦巻くケン・ヘンズレーの「淡々と狂ってる」
…続き
URIAH HEEP-Salisbury-Salisbury ★★★ (2010-08-13 23:42:16)
購入後しばらく、間違えて「サルスベリー」と呼んでました。
鳴り物がかなり大胆に導入されているが、
能天気な印象はまるでなく、むしろ楽曲の持つ勇壮さや
壮大な雰囲気をググッと盛り上げる、効果的な役割を
果たしているように思います。
ただ、URIAH HEEPっぽさは薄いかな。
どっかのプログレ・バンドみたいだ。
URIAH HEEP-Salisbury ★★ (2010-08-13 23:35:00)
サクセスへの野心やリスクを恐れない冒険心といった、新人バンドならではの「勢い」が
ヒシヒシと感じられる、'71年発表の2ndアルバム。
その象徴たるのが、アルバム・タイトルを冠され本編ラストに鎮座まします超大作ナンバー⑥で、
16分を越える長大なランニング・タイムにブラス・セクションの導入など、70年代ロッカーらしい実験精神が
存分に発揮された曲調は、正直なところ「URAIAH HEEPらしさ」は希薄な印象なのだが、
とは言えミック・ボックス入魂のGソロに、ケン・ヘンズレーの幽玄美溢るるKeyプレイ、
そして、重厚且つ劇的なリズムを叩き出すB&Dsら楽器陣が牽引するドラマティックな曲展開といい、
鳴り物を効果的に使用した壮大且つ勇壮なメロディといい、長尺を物ともしない内容が
聴き応え十分なのもまた確かで、この辺の楽曲構築術の冴えは流石URI
…続き
URIAH HEEP-...Very 'eavy ...Very 'umble-Wake Up (set your sights) ★★★ (2010-08-13 00:27:29)
デビュー作のラストを締め括るに相応しい
ストレンジ且つドラマティックな味わいの名曲。
まさに変幻自在といった趣きのVoやKeyのパフォーマンスの
素晴しさは言うに及ばず、音数の多いリズム隊も
いい仕事してますよね。
URIAH HEEP-...Very 'eavy ...Very 'umble-Come Away Melinda ★★ (2010-08-13 00:24:57)
たださえ物悲しい曲調に被さるメロトロンの音色が
楽曲の悲哀を一層際立たせます。
戦争で死んだ母親について話す父と娘の会話
という歌詞からして既に悲しい。
URIAH HEEP-...Very 'eavy ...Very 'umble ★★ (2010-08-13 00:14:00)
4大ブリティッシュHRバンド(という括り方をするのは日本人だけらしいが)の一つ、
URIAH HEEPが'70年に発表した、ホラー映画ばりのインパクトを放つジャケット・アートワーク
(この顔がデヴィッド・バイロンのものとは驚き)も印象的な、記念すべき1stアルバム。
本国イギリスでは「単なるティーンエイジャー向けのバンド/作品」とこき下ろされたらしいが、
もしそれが本当の話なら、当時のティーンエイジャーは随分と成熟していたんだなぁ、と。
ケン・ヘンズレーが操る歪んだオルガン・サウンドに、ミック・ボックスのGとヘヴィなリズム・セクションが絡み、
その上を超個性的なデヴィッド・バイロンのハイトーンVoが舞う名曲①に顕著に表れている通り、
完成度の高さでは最高傑作の誉れ高い『LOOK AT YOURSELF』には及ばないまでも、
URIAH HE
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BLANC FACES-Blanc Faces ★★ (2010-08-08 01:43:00)
元FURYの哀メロ職人、ロビーとブライアンのラ・ブランク兄弟が立ち上げた
アメリカン・メロディアスHRプロジェクトBLANC FACES、'06年発表の1stアルバム。
2nd『FALLING FROM THE MOON』が大変素晴しい作品だったので、是非本作も聴きたいと思っていたのだが、
残念ながら国内盤は既に廃盤・・・。どっこい、運良く売りに出されていた中古盤を入手出来たので、
早速、毎日のように聴き倒しているわけだが、伸びやかにもパワフルにも歌えるVo、過不足なく存在感を
主張するG、効果的に取り入れられたKey、そしてキャッチーなメロディに彩られた、ポップで爽やか、且つ
ロマンティックな楽曲の数々が取り揃えられた本編は、『FALLING~』にも引けを取らないクオリティの高さ。
突出した名曲こそ見当たらないまでも、大陸の抜けるような青空を想
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PERSEFONE-Shin-Ken-Fall to Rise ★★★ (2010-08-05 22:53:50)
オリエンタルな雰囲気漂う序曲を経て、
和風のメロディ、琴(?)、ネオクラG、
攻めの姿勢を持ったKey、プログレHM的な構築美を湛えた
曲展開が目まぐるしく突っ走る、
3rdアルバムの魅力を判り易く提示する名曲。
PERSEFONE-Shin-Ken-Rage Stained Blade ★★ (2010-08-05 22:50:21)
歌詞のネタ元は「一乗寺下がり松の決闘」かな?
3rdアルバム随一のブルータル・チューンながら
どこか透明感を湛えた雰囲気がこのバンドならではの魅力。
PERSEFONE-Shin-Ken-The Endless Path ★★★ (2010-08-05 22:47:09)
複雑な曲展開やインスト・パートの凝りっぷりは
プログレ・メタル的だが、歯切れの良い疾走感と、
確固たるキャッチーさ、それに胸に染み入る
叙情メロディが楽曲に一本筋を通しているため難解さは皆無。
ディープなデス声、ブラック・メタル的シャウト、
そしてクリーンVoという三声の導入も効果的。
PERSEFONE-Shin-Ken ★★★ (2010-08-04 21:41:00)
「宮本武蔵をネタにしたコンセプト・アルバム」という点に、珍品収集癖を刺激され購入した作品だったが、これが心打つメロディに、勇壮且つドラマティックな曲展開がギュウ詰め、珍奇な部分なんぞ微塵も見当たらない、文字通り『真剣』な力作に仕上がっていて、思わずバンドに土下座して謝りたくなってしまった次第。
国内盤帯には「シンフォニック・デス・メタル」と表記されているが、トミー・ハンセンが手掛けたクリアなプロダクションや、曲間にインストの小曲を配して全編を劇的に物語っていく手練手管、CACOPHONYのカヴァー⑮も難なくこなすツインG、それにプログレ・マインド漲るKey奏者を擁する編成からはアングラ臭は殆ど感じられず、寧ろ本作の場合、プログレッシブHMバンドが楽曲に一層のドラマ性や陰影、ダイナミズムを演出するために敢えてデス/スラッシュ・メタル的要素を導入している・・・と解釈した方がしっくり来る
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