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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 5201-5250
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ANVIL-This Is Thirteen-THUMB HANG ★★ (2010-05-04 17:32:29)
ANVIL結成後、最初に書かれたという楽曲。
映画「アンヴィル!夢を諦めきれない男たち」の中で
その存在について語られた事で、CDにオマケ収録される運びとなった。
スペインの宗教裁判について歌ったという
おどろおどろしい雰囲気漂うドゥーミーなヘヴィ・ナンバー。
良い曲です。
ANVIL-This Is Thirteen ★★ (2010-05-04 17:20:00)
映画『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』を見た帰りに思わず購入してしまった
ANVIL13枚目のアルバム。(考えてみりゃ彼らの作品を購入したのは90年代以来、実に久し振りだ)
で、現在。映画のDVDはほぼ毎日のように視聴しているのだが、本作を聴き直す機会はあまりない。
↑上のお二方が仰られている通り、ANVIL作品としての完成度は「並」レベルだし、いくら『THIS IS THIRTEEN』たって
全13曲収録は詰め込みが過ぎるでしょう・・・ってのが正直な感想で、映画の反響がモチベーション的にも
制作環境的にも反映されるであろう、次作『JUGGERNAUT OF JUDGEMENT』こそ真の勝負作かな、と。(期待期待)
とは言え本作が救い難い駄作かっつーと、当然そんな事はなく、現代版“FORGED IN FIRE"といった趣きの
ヘヴィなアルバム
…続き
SERENITY-Words Untold & Dreams Unlived-Forever ★★★ (2010-05-01 00:21:50)
リリカルなKeyにキレのあるG、
泣きの入った歌メロに重厚なリズムが心地良く疾走する、
このバンドならではの魅力に溢れた名曲。
邦題は“無限"
SERENITY-Words Untold & Dreams Unlived-Engraved Within ★★★ (2010-05-01 00:19:31)
邦題は“務験"
Key大好き人間としては、冒頭の流麗なKeyプレイだけで
ご飯おかわり三杯は可能。
楽曲自体、起承転結を伴ってドラマティックに展開する
隙のない仕上がりで文句なし。
SERENITY-Fallen Sanctuary-Words Untold & Dreams Unlived ★ (2010-05-01 00:09:55)
SERENITY-Words Untold & Dreams Unlived ★★ (2010-04-30 23:50:00)
オーストリアは、西部チロル地方ヴェルグル出身の5人組プログレッシブHMバンドが、
'07年にNAPALM RECORDSから発表した1stアルバム。(邦題は『夢言』)
音楽雑誌や、このサイトにおいても高評価を獲得したノルウェーのCIRCUS MAXIMUSと同時期に、
同じレーベル(サウンド・ホリック)から日本デビューを飾り、且つ演ってる音楽も「ポップな
ヴォーカル・メロディにも気を配った、独り善がりにならないキャッチーなプログレ・メタル」
という類似性を備えながら、CIRCUS MAXIMUSの『ISOLATE』に比べると悲しいぐらい話題にならなかった本作。
どっこい、要所にインストの小曲を配して、本編全体をドラマ性たっぷりに物語っていく構成といい
(コンセプト・アルバムってわけではない様だが)、各曲に付けられた仰々しい邦題が決して大袈裟には感
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EMIR HOT-Sevdah Metal-Stand and Fight ★★ (2010-04-29 19:50:26)
さめざめと泣くアコギと
ジョン・ウェストのVoを用いて
上手く曲調に起伏が演出されたバラード。
EMIR HOT-Sevdah Metal-Endless Pain ★★ (2010-04-29 19:41:21)
セヴダのメロディと様式美HM然とした曲調が
上手く組み合わされた、エミール・ホットが目指す
「セヴダ・メタル」なるサウンドが
非常に判り易く示された1曲かと。
EMIR HOT-Sevdah Metal-You ★★ (2010-04-29 19:37:46)
本編ラストに鎮座まします
8分以上に及ぶ大作ナンバー。
女性Voの導入が楽曲の持つ
幻想的な雰囲気を強化。
ジョン・ウェストの熱唱も映える。
EMIR HOT-Sevdah Metal ★★ (2010-04-29 11:28:00)
ボスニア・ヘルツェゴビナ(旧ユーゴスラビア)出身のミュージシャンというと、勉強不足ゆえミシャ・カルヴィン
ぐらいしか思いつかないのだが、このエミール・ホットなるギタリストもなかなかの逸材。
ジョン・ウェスト(Vo)にマイク・テラーナ(Ds)という実力派ミュージシャンのバックアップを受けて
制作された、本ソロ・デビュー作で披露されているのは、時に賑々しく、時に猛烈な哀愁を発散しながら楽曲を彩る
ボスニア/中央・東部地方発祥の民俗音楽「セヴダ」のメロディを大胆に導入した、スピーディでクラシカルな様式美HM。
特に、起伏に富んだ泣きのバラード⑥、エキゾチックなメロディを撒き散らしながら疾走する⑦、
そして女性Voの導入がドラマティックな効果を上げている、本編のハイライトたる大作ナンバー⑩といった楽曲は、
聴いているだけで東欧の寒々とした自然や街並みが目
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EMIR HOT ★★ (2010-04-29 11:26:00)
旧ユーゴスラビア(現ボスニア・ヘルツェゴビナ)、ツズラ出身で、現在はロンドンを拠点に
活動中というギタリスト。てっきり若手ミュージシャンかと思いきや、写真を見ると
結構ベテランっぽい雰囲気で、実際、80年代末からバンド活動を開始し、地元ではTVドラマの
サントラを手掛けるなど、既に確固たる地位を築いているとのこと。
ボスニア/中部・東部バルカン地方のトラッド音楽「セヴダ」(ポルカに似てる)と、
ネオ・クラシカル風味の様式美HMとの融合を図ったアルバム『SEVDAH METAL』で
ソロ・デビュー。国内盤もリリースされたが、サウンド・ホリックが会社を畳んでしまったので現在は廃盤・・・。
STORMWARRIOR-Heading Northe ★★ (2010-04-27 21:52:00)
社長の急逝に伴いサウンド・ホリックが会社を畳んでしまったため、徳間ジャパン・コミュニケーションズを通じて
配給されていた、同レーベルのカタログ全てが廃盤になる・・・との話を聞いて、慌てて購入を後回しにしていた
対象作品を買い漁っている今日この頃。その流れの中で入手したのが、STORMWARRIORが'08年に発表したこの3rdアルバム。
嘗て彼らのデビュー作を聴いた時は、もっさいジャケットに下手っぴぃな歌といい、好印象を持った記憶がないのだが、
あれから早幾年月、いつの間にやら本格派メタル・バンドとしての風格を身に付けていて吃驚。化けたなぁ。
HELLOWEEN~GAMMA RAYの流れを汲む、ティピカルなメロパワ・サウンドに加えて、今回は北欧神話と海賊を
題材に取ったコンセプト作ということで、全体的にヴァイキング・メタル風味が大幅増量。大仰なSEやK
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SACROSANCT-Truth Is - What Is-Truth Is What Is ★★ (2010-04-24 10:12:47)
スラッシュ・メタルならではの疾走感と、
このバンドらしい捻くれた曲展開、
それに凝ったアレンジが堪能できる
アルバムのハイライトを飾る7分以上に及ぶ大作曲。
縦横無尽に動き回るツインGも○。
SACROSANCT-Truth Is - What Is-Dimension Of Violence ★ (2010-04-24 09:58:00)
上擦り気味のVoと線の細いDsがやや不安定ながら
(このバンドにしては)ストレートに疾走する楽曲は
単純にカッコイイ。
VEKTOR-Black Future-Accelerating Universe ★★★ (2010-04-24 02:05:11)
スペーシーに浮遊する叙情パートを飲み込んで、
壮大且つドラマティックに組み立てられた
本編中、最もプレグレ・テイストが色濃く薫る大作ナンバー。
ハイテンションなヤスリ声のVo、多芸なG、
タイトなリズム隊とが一丸となって、目まぐるしく動き回る
予想は裏切り、期待は裏切らない曲展開に翻弄されるうちに、
あっという間に聴き終えられる名曲。
Black Future-Forests of Legend ★★★ (2010-04-24 01:49:38)
北欧民謡調の叙情パートを頭と尻に配置して
時にブラスト・ビートを織り交ぜつつ
ドラマティック且つエキセントリックに
盛り上がっていく大作曲。
音数の多いリフの刻みからメロディックなソロまで
忙しなく動き回るGと、タイトに疾走するリズム隊の
良い仕事っぷりが際立つ名曲かと。
VEKTOR-Black Future ★★ (2010-04-21 22:34:00)
労作の割りにチープな印象が拭えないジャケット・アートワークや、70分に迫る勢いの長大過ぎる
収録時間に尻込みしつつ聴き始めた作品だったが、いやいや、これが素晴しいの何のって!
VOIVODやDESTRUCTIONといったバンドが比較対象に挙げられており、実際、首絞められた鶏の断末魔みたいな
Voはシュミーアを、理系の歌詞世界、プログレッシブでフューチャリスティックな雰囲気漂う
楽曲の数々はVOIVODを彷彿とさせる本作。それでいて敷居の高さを感じないのは、テクニカルな楽器陣が
生み出す張り詰めたテンションの高さ、複雑なテンポ・チェンジを難なくこなしつつ、タイト&キャッチーに
疾走するリズム隊、そしてフラッシーに弾きまくるだけでなく、楽曲にきっちりとフックを構築するGコンビの
素晴しい仕事っぷりゆえ。中でも、時にスリリングに絡み合い、時に劇的に重な
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VEKTOR ★★ (2010-04-21 22:31:00)
ツインG編成で、Vo兼Gのデヴィッド・デサントを中心に結成された、
アリゾナ州テンペ出身の4人組テクニカル・スラッシュ・メタル・バンド。
自主制作の1st『DEMOLITION』と、デモテープ2本を発表した後、リズム隊を刷新して'09年末に
HEAVY ARTILLERY RECORDSから2nd『BLACK FUTURE』を発表、これが世界各地で好評を博する。
メンバーが告白する通り、変則的に動き回るGリフから、耳に引っ掛かる不協和音の使い方、
科学、宇宙をテーマに取り上げた理系の歌詞、そしてバンド・ロゴに至るまでVOIVODからの影響が色濃い
音楽性ながら、若手スラッシャーらしいはっちゃけた疾走感と、激しくも悲哀に満ちた叙情メロディを
紡ぎ出す、メロディックなツインGの存在が前面に押し出されているため、VOIVODに比べると
かなりキャ
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WILDFIRE-Summer Lightning-Screaming in the Night ★★ (2010-04-17 01:10:08)
鋭角的且つメロディアスに絡み合う
ドラマティックなツイン・リードGが美味しい名曲。
確かな実力を備えたシンガーながら、
いかにもNWOBHMチックな垢抜けない哀愁を漂わせた
ポール・マリオ・デイの歌いっぷりも見事。
WILDFIRE-Summer Lightning-The Key ★★★ (2010-04-17 01:05:35)
2本のGが劇的にハモるインスト曲
“PRELUDE IN F FLAT MINOR"を経て疾走を開始。
英国然とした煮え切らない歌メロ、伸びやかに絡み合う
メロディアスなツイン・リードG、そして起承転結を兼ね備えた
ドラマティックな曲展開・・・と、「これぞNWOBHM!」と
思わずガッツポーズ決めたくなる名曲。
よりハードになったPRAYING MANTIS的な感触もあり。
WILDFIRE-Summer Lightning ★★ (2010-04-15 23:05:00)
IRON MAIDENの初代フロントマンとして知られ、またMOREのシンガーとして第2回MONSTERS OF ROCKにも
出演したポール・マリオ・デイ(Vo)や、元WEAPONのジェフ・サマーズ(G)、ブルース・ビスランド(Ds)といった
中堅ミュージシャン連中によって結成された5人組HRバンドが、'84年にMAUSOLEUM RECORDSから発表した2ndアルバム。
如何にも英国的な雰囲気漂う、煮え切らないメロディを熱唱するVoに、伸びやかに絡み合うメロディアスな
ツイン・リードGが疾走する、「これぞNWOBHM!」なサウンドが詰め込まれた本作は、マニア筋からの評価も
非常に高く(雑誌等でNWOBHMの特集が組まれると「必聴の名盤」として選出される機会多し)、取り分け、
分厚いGハーモニーに導かれてスタートする、起承転結がバッチリ決まった劇的な
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ROYAL BLISS-Life In-Between-Finally Figured Out ★★★ (2010-04-09 23:51:18)
ミカエル・アーランドソンの名曲“IT'S ALRIGHT"を
彷彿とさせる、メソメソと女々しい(褒め言葉)
泣き虫バラードの名曲。
前曲“POCKET OF DREAMS"からの繋ぎが
また素晴しいんだわ。
STATETROOPER-The Calling ★★ (2010-04-09 23:38:00)
よもやの再結成を果たしたSTATETROOPERが、'02年に発表した2ndフル・アルバム。
流石に「オリジナル・メンバー全員集合」というわけには行かなかったようだが、ぶっちゃけこのバンドは
ゲイリー・バーデン(Vo)とジェフ・サマーズ(G)さえ居ればそれでOKなわけで、セルフ・タイトルの1stフル同様、
本作もまたゲイリーの歌メロ作りの上手さと、ジェフの曲作りの上手さが巧みに組み合わさった、メロディアスHRの
好盤に仕上がっている。(プロデューサーを務めたマイケル・ヴォスの貢献も大きいのかな)
Keyのフィーチュア度が下がったぶんGサウンドが強調された作風は、前作に比べ随分とヘヴィさを増した印象で、
個人的にはポップな躍動感やキャッチーさが薄れてしまった点は残念でならないが、とは言え、如何にも英国の
バンドらしい翳りと、大仰にならない程度のドラ
…続き
SODOM-M-16 ★★ (2010-04-06 22:26:00)
アルバム・タイトルから曲名、ジャケット・デザイン、THE TRASHMENの代表曲(映画『フルメタル・ジャケット』で
お馴染みの)“SURFIN' BIRD"のカヴァー、それに「戦争」をテーマに据えた歌詞の数々に至るまで、
トム・エンジェルリッパーのミリオタ魂が全編に渡って炸裂しまくった、'01年発表の11thアルバム。
SLAYERばりにファスト&ブルータルなスラッシュ路線への帰還がファンから歓迎された前作『CODE RED』に比べ、
重厚感と緩急の演出に重きの置かれた本作はかなり評価が分かれる様子なれど、とは言え、殺伐としたGリフが
刻まれる④を筆頭に、高い殺傷力を誇る高速スラッシュ・ナンバーはしっかりと健在だし、ミドル/スロー・テンポの
楽曲にしても、ちゃんと疾走パートが組み込まれているので、全編を貫く突撃感覚に鈍りは全く見られない。
とい
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ROYAL BLISS-Life In-Between ★★ (2010-04-01 23:27:00)
メンバーを襲った数々の不運を乗り越えて、ユタ州出身の5人組が
米メジャーのCAPITAL RECORDSから'09年に発表した2ndフル・アルバム。
NICKELBACKもどきのエモ系ロック・バンドかと思いきや、あにはからんや。これが実に日本人好みの
哀愁に満ちたメロディアスHRを聴かせてくれる連中で、中音域をメインに歌い上げるVoの歌唱スタイルや
濁ったGの音色こそ今風だが、「悲劇と美に彩られたメランコリー・ロックンロール」なる大仰な帯の叩き文句通り、
ノリ重視のグルーヴィーなロック・チューンを排し、ひたすら「哀愁」に特化された叙情的な楽曲の数々は、
時に80年代メロハーに通じる魅力を放ち、個人的にはNICKELBACKの諸作よりも好みだったり。また物悲しい反面、
どこかメロディが乾いていて、湿気っぽさが感じられない辺りはやはりアメリカのバンド
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OVERKILL-Ironbound-Bring Me the Night ★★★ (2010-03-28 21:45:12)
スラッシュ・メタルというよりは、
スピード・メタルと評したい、
NWOBHMの薫りが漂ってきそうな名曲。
ボビー・ガスタフソン脱退以降、
ここまで即効性の高い楽曲は久々に聴いたような。
OVERKILL-Ironbound-Ironbound ★★★ (2010-03-28 21:39:45)
本編序盤のハイライトを飾るアルバム表題曲。
肉厚なGリフや、噛み付くように歌うブリッツのVoの
ハイテンションなカッコ良さ、タイトにしてソリッド、
それでいて体に訴えかけて来るノリの良さをも兼ね備えた
リズム隊、そしてトドメに劇的極まりないツイン・リードGを
フィーチュアしたインスト・パート・・・と、
まったく隙のない構成には白旗を揚げるしかない名曲。
OVERKILL-Ironbound-The Green and Black ★★★ (2010-03-28 21:34:33)
お馴染みD.D.ヴァーニのごついBに牽引される形で
激走するアルバムのOPナンバー。
8分以上ある大作曲にも関わらず、マッドなブリッツのVoと
楽器陣のキレのある演奏が生み出す猛烈な突進力をもって
全くダレを感じさせない。
楽曲にフックを作り出すメロディックなGソロも○。
OVERKILL-Ironbound ★★★ (2010-03-28 02:15:00)
ボビー・ガスタフソン(G)脱退以前と以後のOVERKILLでは、断然前者の作品群を愛して止まない我が身だが、
'10年に発表された、この最新15thアルバムの圧倒的クオリティには心底度肝を抜かれましたよ。
特に、豪快に本編OPを蹂躙する①、疾走するツイン・リードGがガッツポーズ物の劇的さを誇る②、そして、
古き良きスピード・メタル・チューンの風情漂わす③という冒頭の3連発は、マッドでスピーディでソリッド、
それでいてキャッチーという、現行OVERKILLの魅力の全てが詰め込まれた名曲揃い。彼らが80年代に発表した
名作の数々だって、ここまで強力な「掴み」を有してはいなかったような?
上記3曲のインパクトが強すぎるせいで、後続の楽曲の存在が霞みがちな点は痛し痒しなれど、どっこい、
初期IRON MAIDENばりに威勢良くハジける⑥、独産パワー/スラ
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DESTRUCTOR-Sonic Bullet ★★ (2010-03-21 23:26:00)
以前にフラッとCD屋に立ち寄ったら、輸入盤コーナーにこの作品が置かれていて「DESTRUCTORって再結成してたんかい」
と驚かされた、'02年発表の2ndフル・アルバム。(実は既に3rdアルバムもあると知って更に吃驚)
で、早速購入して聴いてみたら、これがマシンガンの如く刻まれるGリフといい、力任せにタイコぶっ叩いてます
ってな趣きのリズムといい、青筋立てて喚き倒すVoといい、20年近く前のデビュー作『MAXIMUM DESTRUCTION』の作風を
頑固に受け継いだ、武骨な男気メタル・サウンドが全編に渡って貫かれており、その不変っぷりに笑うやら感心するやら。
勿論何も変わってないわけではなく、流石にテクノロジーの進歩もあって音質は向上しているし、デイヴ・オーバーキルの
Voが、以前よか幾らかメロディをなぞって歌っているので、スラッシュ色より正統派の
…続き
DESTRUCTOR-Maximum Destruction-Overdose ★★★ (2010-03-20 18:17:26)
スラッシュ・メタル然とした疾走感を誇る
アルバム随一のスピード・ナンバー。
鋭角的なGリフと突っ込み気味のリズム、
威勢良く弾きまくるGにテンション上がりまくり。
DESTRUCTOR-Maximum Destruction-Destructor ★★ (2010-03-20 18:13:20)
ヒステリックなシャウトに、派手に弾き倒すG、
力任せに突っ走るリズムと、このバンドの魅力が
判り易く詰まった、血沸き肉踊るバンドのテーマ・ソング。
DESTRUCTOR-Maximum Destruction-Maximum Destruction ★★ (2010-03-20 18:09:10)
破壊音とバンド名の連呼という
判り易過ぎるイントロ“PRELUDE IN SLEDGE-MINOR"を
皮切りにスタートするアルバム表題曲。
地を這うかの如きヘヴィネスを備えた曲調が
初期METAL CHURCHを思わす名曲で、
「長崎」「広島」といったキーワードも登場。
DESTRUCTOR-Maximum Destruction ★★ (2010-03-20 18:03:00)
オハイオ州にて結成され、80年代にはアンダーグラウンド・レベルながらそれなりに人気を博した4人組
パワー/スラッシュ・メタル・バンドが、米インディーズのAUBURN RECORDSから'85年に発表した1stアルバム。
このバンド名、このアルバム・タイトル、そして、スタッド&レザーに棘棘リスト・バンド、ガンベルトと
チェーンで武装した、むくつけきメタル馬鹿4人がポーズを決めたジャケット・アートワークから想像される通りの
ガッツと男気漲るパワー・サウンドが詰め込まれた本作は、TANKやRAVENといったバンドを更にスラッシュ・メタル
寄りにしたかの如き騒々しさと突進力を誇り、曲によっては、1st~2nd期のOVERKILLを彷彿とさせたりも。
インディーズ作品ゆえサウンド・プロダクションはかなりしょっぱいが演奏は結構安定しており、特に、
ヒステリッ
…続き
DESTRUCTOR ★★ (2010-03-20 18:00:00)
80年代初頭にオハイオ州はユークリッドにて、Vo兼Gのデイヴ・オーバーキルを中心に結成。
積極的なライブ活動とデモテープ制作で知名度を高め、'84年にAUBURN RECORDSと契約。
翌年、同レーベルから1st『MAXIUM DESTRUCTION』を発表してデビューを飾る。
このアルバムはROADRUNNER RECORDSを通じてヨーロッパ方面にも配給され高評価を獲得。バンドは直ちに
2nd『DECIBEL CASUALTIES』の制作に取り掛かるが、'88年の正月、ベース・プレイヤーが刺殺される
という大事件が発生。この悲劇にレコード会社とのトラブルが重なり、バンドは活動を停止。
尚、未発表に終わった2ndアルバムの音源は、90年代末に再発された1stアルバムに
ボーナス・トラックとして収録されている。
ちなみに、その再発作業が切
…続き
SKELETONWITCH-Breathing the Fire-・・・and into the Flame ★★ (2010-03-20 09:37:09)
アコギを用いて演出される静と動の対比も上手く決まった、
本編ラストをドラマティックに飾る逸曲。
ブラスト・ビートに乗って疾走し、
全編を悲壮に彩るメロディが堪らなくカッコイイったら。
SKELETONWITCH-Breathing the Fire-The Despoiler of Human Life ★★ (2010-03-20 09:35:59)
正統派HM風味が一際色濃い、アルバムでも1、2を争う名曲。
Voはメロディ無視の咆哮スタイルながら、
巧みに勇壮な雰囲気を演出。
ただ、この曲に限らず「これから」というところで
楽曲がぶった切られるように終わってしまう
尻切れトンボな構成は頂けません。
SKELETONWITCH-Breathing the Fire-Released From the Catacombs ★★ (2010-03-20 09:34:44)
緩急の効いた曲展開と、
全編を彩る勇壮且つ悲壮感を
帯びたメロディが強い印象を残す
アルバム屈指の名曲。
SKELETONWITCH-Breathing the Fire-Longing for Domination ★★ (2010-03-20 09:32:22)
ブラスト・ビートを織り交ぜて前のめりに突っ走る、
北欧デス/ブラック・メタル風味の色濃いスピード・ナンバー。
暗く湿ったアングラ臭は、アメリカのバンドとは
思えませんなぁ。
SKELETONWITCH-Beyond the Permafrost-Within My Blood ★★★ (2010-03-20 01:01:14)
“SACRIFICE FOR THE SLAUGHTERGOD"と双璧を為す、
2ndアルバムのラストを締め括るハイライト・ナンバー。
イントロのツインGからしてもろIRON MAIDENしているが、
北欧デス/ブラック+スラッシュ+NWOBHMという
このバンドならではの魅力が最も判り易く体感できる逸曲.
SKELETONWITCH-Beyond the Permafrost-Sacrifice for the Slaughtergod ★★ (2010-03-20 01:00:06)
疾走するインスト・パートで紡ぎ出される
寒々しくも猛烈な泣きを伴った叙情メロディに
思わずグッとコブシを握り締めてしまう名曲。
次作では、こうしたベタなクサメロが
余り聴けなくなってしまったのが残念。
(全くなくなってしまったわけじゃないけど)
CAVALERA CONSPIRACY-Inflikted-The Exorcist ★★★ (2010-03-16 21:25:13)
POSSESSEDの名曲のカヴァー。
イントロの“TUBULAR BELLS"のメロディも
ちゃんとアコギで再現されており、
オリジナル・バージョンの唯一にして最大の弱点だったDsも、
イゴールが叩く事によって改善されているのだから、
これはもう文句なしの名カヴァー認定。
CAVALERA CONSPIRACY-Inflikted ★★ (2010-03-16 21:06:00)
マックスとイゴールのカヴァレラ兄弟が恩讐を乗り越え再タッグを組み、'08年に発表した作品。
『ROOTS』以降のSEPULTURAのアルバムは今ひとつ好きになれなかったし、SOULFRYに至ってはまともに聴いた事すらない
という酷い有様ゆえ、このプロジェクトにもさして期待していなかったのだが、実際に聴いてみたら、これが
人間離れしたマックスの怒号Voと、圧倒的音数の多さで畳み掛けて来るイゴールのドラミング、それにテクニカルな
Gが終始高いテンションを保って怒涛の如く突っ走る、曲によっては『ARISE』の頃のSEPULTURAを
思わせたりもする、無茶苦茶カッコイイ作品に仕上がっていて驚いたの何のって。何せ、かのPOSSESSEDの名曲
“THE EXORCIST"のカヴァー⑫(例のイントロもちゃんとアコギで再現)と他の楽曲を並べて聴いても
全然違
…続き
EVILE-Infected Nations ★★ (2010-03-14 00:34:00)
荒々しい攻撃性と湿った構築美を併せ持つ、如何にも英国的なスラッシュ・メタルを聴かせてくれたデビュー作に比べ、
疾走感が減じた分、ヘヴィネスとメロディが増量され大作感を強めた楽曲といい、スラッシュ馬鹿的な
ファニーなノリが薄れ、シリアスさを増した歌詞の数々といい、かなり大胆に変化を遂げた作風が賛否両論を呼んだ
'10年発表の2ndアルバム。なんつーか、デビュー直後のMETALLICAが2ndと3rdをすっ飛ばして、
いきなり『・・・AND JUSTICE FOR ALL』を作っちゃったような感じの作品ですね(?)
特にラストに置かれたインスト・ナンバー⑩は、やや冗長ながらも多彩なアイデアが盛り込まれた10分越えを果たす
大作曲で、これを聴くと、このバンドが目指すべき音楽的到達地点をかなり高く/遠くに設定している事が分かり、
頼もしく思える反面、ボン
…続き
ANNIHILATOR-Live at Masters of Rock ★★ (2010-03-13 02:11:00)
チェコ共和国のメタル・フェスティバル『MASTER OF ROCK』に3rdビルとして登場した際の
ライブの模様を捉えた、ANNIHILATORの3枚目となる実況録音盤。『IN COMMAND』は過去の蔵出し音源集で、
『DOUBLE LIVE ANNIHILATION』は'02年に行われた欧州ツアーのダイジェストだったわけで、
1ステージをそのまま収録したライブ盤は本作が初めてとなる・・・のかな。
フェス仕様のセットリストゆえマニアックな選曲は望むべくもなく、収録楽曲は前の2枚と被りまくりだが、
Voが違うのでそこから受ける印象はかなり異なるし、何より、腕利き揃いのメンバー達の手により、
一筋縄では行かない捻りと攻撃性を兼ね備えた楽曲の数々が、流麗に構築していく様はやはり圧巻。
特に光っているのがフロントマン、デイヴ・パッテンの存在で(勿論、名
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SKELETONWITCH-Breathing the Fire ★★ (2010-03-11 21:43:00)
オールド・スクールなスラッシュ・メタルと、北欧デス/ブラック・メタルのハイブリッド・サウンドを
聴かせてくれる、オハイオ出身の5人組が'09年に発表した3rdアルバム。
前作はHOWLING BULL RECORDSから国内盤がリリースされたが、どうやら今回は見送られてしまったようで残念。
ブラスト・ビートを織り交ぜてスピーディに疾走するリズムの上で、咆哮型Voと、刻みの細かいササクレ立ったGリフ、
そしてメロディアスなツインGが紡ぎ出す、荒涼とした雰囲気漂う叙情メロディが荒れ狂うという、前作で披露した
音楽性は維持しつつ、プロデューサーにシアトル/グランジ・シーンの立役者ことジャック・エンディノを迎え、
音作りやアレンジ面において確かな進歩の跡が伺える、なかなかの力作に仕上がっているんだけどなぁ。
つんのめり気味に突っ走る②、勇壮なテーマ・メロ
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SKELETONWITCH-Beyond the Permafrost-Limb From Limb ★★ (2010-03-11 21:35:53)
JUDAS PRIESTの“THE HELLION"を彷彿とさせる
導入部を経て、激烈に疾走を開始するスピード・ナンバー。
どう聴いても、アメリカのバンドというよりは
北欧のメロディック・デス/ブラック・メタル・バンドだ。
SKELETONWITCH-Beyond the Permafrost ★★ (2010-03-10 22:45:00)
アメリカはオハイオ州出身のツインGを擁する5人組が、PROTHETIC RECORDSから'07年にリリースした2ndアルバム。
デス声の入ったVo、トレモロ・リフ、時に炸裂するブラスト・ビートetc・・・と、その作風は露骨に北欧の
ブラック・メタルや、IN FLAMES、AT THE GATES等のメロディック・デス・メタル・バンドからの影響が透けて見えるが、
SLAYERばりのテンションの高さで暴走する高速スラッシュ・ソング①がアルバムのOPを飾っている事からも明らかなように、
このバンドの根幹にあるのは、間違いなく80年代のオールドスクールなヘヴィ/スラッシュ・メタル・サウンド。
特に、中心メンバーがNWOBHMからの強い影響を公言してるだけあって、メロディックに弾きまくったかと思えば、
劇的にハーモニー・プレイを決めてくれるツインGは、各楽曲の
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SKELETONWITCH ★★ (2010-03-10 22:43:00)
メンバーが愛する、NWOBHMを主とした80年代の正統派HMやスラッシュ・メタルと、90年代以降の
デス/ブラック・メタルを掛け合わせた音楽性を追求すべく00年代前半に、Gのネイト・ガーネットを
中心に活動を開始。一応、新世代スラッシュ・メタル・バンドの一群に括られるバンドではあるが、
どちらかと言えば北欧デス/ブラック・メタル寄りのアングラ臭漂うサウンドがその持ち味。
'06年に自主制作の1st『WORSHIP THE WITCH』でデビューを飾り、アングラ・シーンで評価を高めると、
翌年、PROSTHETIC RECORDSと契約を果たし、同年には2nd『BEYOND THE PERMAFROST』をリリース。
これが日本デビュー作となった。
'09年、より完成度を増した3rd『BREATHING THE FIRE』を発表するも、こちらは現在
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OVERKILL-Immortalis ★★ (2010-03-08 22:03:00)
「そのうち国内盤が出るだろ」と購入を後回しにしていたら、いつの間にか次作『IRONBOUND』のリリースが
アナウンスされ始め、こりゃいかんと慌てて買いに走った'07年発表の15thアルバム。(結局国内盤は出なかったなぁ)
Dsにメンバー・チェンジが発生しているが、大勢に影響がある筈もなく、前作『RELIXIV』で迷いを吹っ切った彼らは、
本作でも最初から最後まで直球勝負の弩スラッシュ・メタル路線を邁進。無論、そのサウンドは80年代の
焼き直しというわけではなく、ちゃんと現代的なアレンジやブルータリティが加味されているのだが、
ボビー“ブリッツ"エルズワース(Vo)の腹筋ばりにビルドアップされまくったマッチョな作風の割りに、
繰り返し聴いてもゲップや疲労感を覚えないのは、キャッチーなメロディを噛み付くように歌うブリッツのVoと、
鋼鉄の如き質感と
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