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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 5351-5400
HELSTAR-A Distant Thunder
SSS-The Dividing Line-Unrest in the Northwest
SSS-The Dividing Line-Toxic Bee
SSS-The Dividing Line-Oil and Water
SSS-Short, Sharp, Shock-Black Night White Light
SSS-Short, Sharp, Shock-Overload
SSS-Short, Sharp, Shock-SSS
SSS-The Dividing Line
SSS-Short, Sharp, Shock
DARK ANGEL-Leave Scars
LAAZ ROCKIT-No Stranger to Danger
DARKNESS-Defenders of Justice-Predetermined Destiny
DARKNESS-Defenders of Justice-They Need a War
DARKNESS-Defenders of Justice
DARKNESS-Death Squad-Tarsman of Chor
DARKNESS-Death Squad-Faded Pictures
DARKNESS-Death Squad
POSSESSED-Beyond the Gates
FEINSTEIN-Third Wish-Masquerade
FEINSTEIN-Third Wish-Third Wish
FEINSTEIN-Third Wish-Streaming Star
FEINSTEIN-Third Wish-Regeneration
HELSTAR-Nosferatu-Perseverence and Desperation
HELSTAR-Nosferatu-The Curse Has Passed Away
HELSTAR-Nosferatu-Baptized in Black
HELSTAR-Nosferatu
FEINSTEIN-Third Wish
FEINSTEIN
THE SCOURGER-Dark Invitation to Armageddon-In the Hour of Ruin
THE SCOURGER-Dark Invitation to Armageddon-Last Nail to the Coffin
THE SCOURGER-Dark Invitation to Armageddon-Dark Invitation to Armageddon
THE SCOURGER-Dark Invitation to Armageddon-To Tame a Life
THE SCOURGER-Dark Invitation to Armageddon-No Redemption
THE SCOURGER-Blind Date With Violence-The Oath & the Lie
THE SCOURGER-Blind Date With Violence-Enslaved to Faith
THE SCOURGER-Blind Date With Violence-Maximum Intensity
THE SCOURGER-Blind Date With Violence-Hatehead
THE SCOURGER-Blind Date With Violence-Decline of Conformity / Grading: Deranged
DEATH ANGEL-The Ultra-Violence
OVERKILL-Bloodletting
MADISON-Best in Show
THE RODS-Wild Dogs
SIEGES EVEN-Life Cycle-Apocalyptic Disposition
SIEGES EVEN
SIEGES EVEN-Life Cycle
THE SCOURGER-Dark Invitation to Armageddon
THE SCOURGER-Blind Date With Violence
THE SCOURGER
GUARDIAN'S NAIL-MERODICAL RENAISSANCE-SECOND WIND
DEICIDE-Serpents of the Light
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発言している29曲を連続再生 - Youtube



HELSTAR-A Distant Thunder ★★ (2009-08-14 23:03:00)

'81年にテキサス州はヒューストンにて結成され、紆余曲折を経た現在もしぶとく活動を続ける
5人組の正統派HMバンドが、METAL BLADE RECORDS移籍第1弾として'88年に発表した3rdアルバム。
スラッシュ/パワー・メタル風味の攻撃性を備えつつ、スピードよりも構築感を重視した曲展開で畳み掛けるスタイルや、
全盛期のロブ・ハルフォードを彷彿とさせるジェイムズ・リヴェラの突き抜けるようなハイトーンVoと、光沢を帯びた音色で
劇的なメロディを豊かに紡ぎ出すJUDAS PRIESTばりのツインGを前面に押し出した作風は、2nd『DIGITAL DICTATOR』を
発表した頃のVICIOUS RUMORSを彷彿とさせる。(後にジェイムズ・リヴェラは本当にVRに加入する事になるのだが)
歌唱能力の高さに比べ、歌メロにキャッチーさが欠ける(フックが弱い
…続き

SSS-The Dividing Line-Unrest in the Northwest ★★★ (2009-08-11 10:08:24)

前作“BLACK NIGHT WHITE LIGHT"のノリを受け継ぐ
劇的なイントロを聴いただけで思わず笑ってしまう
正統派ヘヴィ・メタリックでドラマティックな大作ナンバー
(といっても4分だけど)
今度はJUDAS PRIESTへのトリビュート・ソングなのだろうか?

SSS-The Dividing Line-Toxic Bee ★★ (2009-08-11 10:04:27)

ハードコア色を強めた2ndアルバムの中では
比較的スラッシュ・メタル寄りな1曲。
ランニング・タイムが2分近くあるし、
何よりイントロのGの刻みっぷりが
えらいカッコイイんだわ。

SSS-The Dividing Line-Oil and Water ★★ (2009-08-11 10:02:12)

正統派へヴィ・メタリックで劇的なイントロ
“THE DIVIDING LINE"の余韻を切り裂いて
1分もないランニング・タイムを息継ぎなしで突っ走る、
まさに「SSSらしい」1曲。

SSS-Short, Sharp, Shock-Black Night White Light ★★★ (2009-08-11 09:55:33)

いきなりアコギから始まって驚かされる
SSSらしからぬ異色の大作ナンバー。
METALLICA(というかクリフ・バートン)について歌った
歌詞といい、メロディックなGソロ(確かに弾き切れていない)といい
初期METALLICAに対するトリビュート・ソングというのも納得な
微笑ましくドラマティックな名曲。

SSS-Short, Sharp, Shock-Overload ★★ (2009-08-11 09:49:23)

ちゃんとソロ・パートが設けられているだけでなく、
全編に渡ってGが大活躍(このバンドにしては)する
一際スラッシュ・メタル色が濃厚なナンバー。
アルバム中盤のハイライトを飾る名曲かと。

SSS-Short, Sharp, Shock-SSS ★★ (2009-08-11 09:41:26)

ゴロンゴロン唸りをあげるBに導かれてスタートする
バンドのテーマソング。この手のバンドの場合、
1曲だけ取り上げてああだこうだ言うのは野暮なような
気がしなくもないが、取り合えずカッコイイものは
カッコイイということで。

SSS-The Dividing Line ★★ (2009-08-10 22:54:00)

いつまで経っても国内盤が発売されず、音楽雑誌に取り上げられる気配もないので、とうとう我慢できずに
輸入盤を購入してしまった、英国はリヴァプール出身の4人組が'08年に発表した2ndフル・アルバム。
スラッシュ・メタル由来の切れ味鋭いGリフを備えながら、短い曲は十数秒、長くても2分台というコンパクトに圧縮された
楽曲が次々に波状攻撃を仕掛けてくる、S.O.D.やD.R.I.といったバンドを思い出すクロスオーバー・スラッシュ・メタルという
基本スタイルは不変ながら、今回は全20曲収録で30分強という前作以上にタイトなランニング・タイムが明確に物語る通り
ハードコア度が大幅増量。これまでよりも更にシンプル且つストレートにまとめられた楽曲群は、
安定感を増した演奏にも支えられ、全編を最初から最期まで息継ぎなしに一気呵成で畳み掛けてくる。
と言ってもメタリ
…続き

SSS-Short, Sharp, Shock ★★ (2009-08-10 22:51:00)

短く(SHORT)鋭く(SHARP)衝撃的(SHOCK)。略してSSS・・・という中坊感覚全開なネーミングセンスが素敵な、
イギリスはリヴァプール出身の4人組スラッシュ・メタル・バンドが'07年に発表した1stフル・アルバム。
「リヴァプールの疾走王」とも「MUNICIPAL WASTEへのイギリスからの回答」とも評される彼らが聴かせてくれるのは、シンプルだが
即効性の高いGリフに、切迫感溢れる上擦りシャウトで畳み掛けてくるVo、そして1~2分台とタイトに絞られた曲展開を備えた、
まさに帯表記の「スラッシュ?パンク?ハードコア? NO, NO, THIS IS クロスオーバー!」を地でいくサウンド。
演奏はやや不安定だが、「でも演るんだよ!」的な心意気に溢れた、このガムシャラで前のめりな疾走感はかなり爽快。
全編でハードコア/パンク指数高めの走りっぷり
…続き

DARK ANGEL-Leave Scars ★★ (2009-08-09 20:51:00)

'89年に発表された、ドン・ドーティに代わる新Voロン・ラインハート加入一発目となる3rdアルバム。
曲作りの主導権がジーン・ホグラン(Ds)へと移り、これまでのストレートなスラッシュ・メタル路線から、複雑化/大作化が著しい本作を初めて聴いた時は、無駄に長く、また煮え切らない楽曲が余り好きになれなかった覚えがあるのだが、今改めて聴いてみると、これが十分「走ってる」ストレートなスラッシュ・メタルに聴こえてしまうんだから、時の流れってのは恐ろしい。
ペラペラで厚みに欠けるサウンド・プロダクションとか、『DARKNESS DESCENDS』から『TIME DOES NOT HEAL』へと至る過渡期の作品ゆえの中途半端さ(アレンジや曲展開の未整理)とか、色々気になる部分もあるにはあるが、何のかんの言いつつも、前2作の作風を迷いなく受け継ぐ高速スラッシュ・ナンバー①②、LED ZEPP
…続き

LAAZ ROCKIT-No Stranger to Danger ★★ (2009-08-09 17:13:00)

「ベイエリアのクランチ軍団」の異名を取るLAAZ ROCKITと言えども、デビュー当時はシンプルなHMを演っており
(飽くまでこのバンドにしてはだけど)、特にこの'85年発表の2ndアルバムは、ブライトな音色で刻まれる
Gリフ、シンプルでノリ易いリズム、メロディアスに歌うマイケル・クーンズのVoに、華やかさすら漂わす
コーラス・ハーモニー、曲によっては(③とか⑤とか)「ポップ」とさえ表現できそうなナンバーが収録されていたりと、
彼らのカタログの中でも、一際LAメタルからの影響が強く感じられる作風に仕上がっている。
尤も、そこはLAAZ ROCKIT。デビュー作『CITY'S GONNA BURN』がそうであったように、メロディは常に欧州風味の
湿り気を帯び、流麗に弾きまくる構築度高めのツインGも健在。JUDAS PRIEST風のクールなGリフが映える②
…続き

DARKNESS-Defenders of Justice-Predetermined Destiny ★★★ (2009-08-08 17:56:30)

パートによっては頑張ってメロディアスに歌い上げる濁声Vo、
IRON MAIDENばりのハーモニーを聴かせてくれるツインG、
起承転結がバッチリ決まった曲展開、
いずれもドラマティックな2ndアルバムのハイライト・ナンバー。

DARKNESS-Defenders of Justice-They Need a War ★★ (2009-08-08 17:50:46)

スピードに頼らずとも良い曲が書ける事を証明してみせた
重厚で緊張感に溢れたヘヴィ・チューン。
実はドイツ語バージョンの方が
(曲調と合っていて)カッコイイ。

DARKNESS-Defenders of Justice ★★ (2009-08-08 17:41:00)

メンバーがプログレッシブ・ロックや、WATCHTOWER等のインテレクチュアル・スラッシュ・メタルからの
影響を告白する、'88年発表の2ndアルバム。
とは言え、本作で聴く事が出来るサウンドは、人を食ったような暢気なイントロ・パートから一転、切れ味鋭く
猛烈な疾走を開始するOPナンバー①を手始めに、濁声Vo、カミソリGリフ、それに性急に突っ走るリズムを兼ね備えた
王道ジャーマン・スラッシュ・メタル以外の何者でもなく、そこには妙な実験精神が入り込む余地なんぞ皆無。
但し、基本的には前作『DEATH SQUAD』の作風を継承しつつも、アレンジや曲展開の複雑化に伴い、一層の長尺化が
進んだ収録楽曲からはこれまで以上に「練り込み」の跡が伺えるのも確かで、取り分け、隠し味的にKeyを用いた④、
下っ腹にズンズン響く重厚なヘヴィ・チューン⑤、メロディアスに
…続き

DARKNESS-Death Squad-Tarsman of Chor ★★ (2009-08-08 17:40:32)

激烈高速スラッシュ・ソングを演奏する一方、
こういう正統派へヴィ・メタリックなインスト曲も
収録して本編の流れにメリハリを付ける辺り、上手い。
曲自体も「スラッシュ化したIRON MAIDEN」調でカッコイイ。

DARKNESS-Death Squad-Faded Pictures ★★ (2009-08-08 17:36:40)

実にDARKNESSらしい高速スラッシュ・ナンバー。
サビの部分を、濁声Voが一生懸命歌ってる辺りに
好感を感じますね。

DARKNESS-Death Squad ★★ (2009-08-08 00:38:00)

'84年に結成され、独スラッシャーの第1世代に属していたエッセン出身の4人組が、'86年に発表した1stアルバム。
ジリジリとノイジーに荒っぽく刻まれるGリフ、濁声で吼え立てるVo、そして取り憑かれたように性急なビートを
叩き出すリズム隊とが一丸となって突っ走る、実にスラッシュ・メタルらしいスラッシュ・メタルが全編に渡って
繰り広げられる本作は、DARKNESSが残した3枚のフル・アルバムの中でも、特に攻撃的な作風を誇る・・・っても、
まぁこれは彼らに限った話じゃなく、同時代の大概のスラッシュ・メタル・バンドのデビュー作に
当て嵌る話なわけだが、その多くが「やりたい事に技術が追い付いていない」状態だったに対し、このバンドが凄いのは
全編をスピーディに押しまくりつつ、その合間に正統派へヴィ・メタリックなインスト・ナンバー⑤や、
アコギに始まりアコギ
…続き

POSSESSED-Beyond the Gates ★★ (2009-08-07 22:50:00)

プロデューサーにTHE RODSのドラマー、カール・キャネディ迎えて制作された'86年発表の2ndアルバム。
劣悪な音質やモタリまくるDsといった、技術的な稚拙さをモロ出しにしつつも、それらの欠点を遥かに超越した
サムシングを備えた異端の名盤として、マニア筋から高く評価される1st『SEVEN CHURCHES』に比べ、
プロデューサーのチョイスや、サウンド・プロダクション&演奏技術の著しい向上等、アングラ臭を薄れさせ
格段にスラッシュ・メタル色を強めた本作の作風は、「普通になってしまった」と嘆かれる機会が多いらしいが、
どっこい、個人的にはこの「聴き易さ」を断固支持。何と言っても音質向上の効果は大きく、これにより
もともと個性的だったリフ・ワークに切れ味の鋭さが加わり、その特異性に一層の磨きが掛かっているし、
また、音にヘヴィネスが宿った事で疾
…続き

FEINSTEIN-Third Wish-Masquerade ★★ (2009-08-07 08:10:58)

胸が熱くなるメロディと、ジョン・ウェストの
伸びやかなVoを纏って疾走するHRナンバー。
そのオーソドックスさゆえ「ここが凄い!」ってな
書き方は出来ないのだが、とにかく全体的に完成度高し。

FEINSTEIN-Third Wish-Third Wish ★★★ (2009-08-07 08:09:33)

メロウに始まり、重厚な前半を経て、
後半は疾走へと転じるデビュー作の表題曲にして
本編のハイライトを飾る10分近くに及ぶ大作ナンバー。
今にもロニー・J・ディオの歌声が聴こえて来そうなくらい
ドラマティック。

FEINSTEIN-Third Wish-Streaming Star ★★ (2009-08-07 08:08:25)

これまたジョン・ウェストの雄々しいVoが映えるナンバー。
特に、クライマックスで炸裂する
朗々とした歌い上げの素晴しさと言ったら。
(バックに流れるGメロディも美しい)

FEINSTEIN-Third Wish-Regeneration ★★★ (2009-08-07 08:06:57)

オーソドックスなHMのカッコ良さが
凝縮されたデビュー作のOPナンバー。
疾走曲だが、スピードは飽くまで
ノリ易く速過ぎない。その上に乗る
ジョン・ウェストの雄々しいVoと、
メロディックなGが最高です。

HELSTAR-Nosferatu-Perseverence and Desperation ★★★ (2009-08-06 23:28:22)

ジェイムズ・リヴェラの代わりに、2本のギターが
これでもか!と歌いまくるドラマティックでクラシカルな
インスト・ナンバーの名曲。
テクニカルなだけでなく、胸にグッとくる哀愁を帯びた
メロディを紡ぎ出すツインGの名演に酔える1曲。
そのまま名バラード“THE CURSE HAS PASSED AWAY"に
繋がっていく展開も上手い。

HELSTAR-Nosferatu-The Curse Has Passed Away ★★★ (2009-08-06 23:23:24)

アコギを効果的に取り入れた
HELSTAR流パワー・バラードの名曲。
パワフルな楽曲のみならず、こうした
スロー・ナンバーも説得力十分に
歌いこなせるジェイムズ・リヴェラは
やはり素晴しいシンガーだ。

HELSTAR-Nosferatu-Baptized in Black ★★★ (2009-08-06 23:11:11)

美しく爪弾かれるアコギをフィーチュアした序曲を、
スラッシーに刻まれるGリフが打ち破ってスタートする
スリリングでドラマティックな4thアルバムOPチューン。
ダークで怪しげな雰囲気漂うメロディを朗々と歌い上げ
楽曲に説得力とドラマ性を付与するジェイムズ・リヴェラのVoと、
テクニカル且つ劇的に弾きまくるツインGが素晴しいったら。

HELSTAR-Nosferatu ★★ (2009-08-06 21:02:00)

吸血鬼のイラストが描かれたジャケット・アートワーク、インスト曲やKeyの導入、曲間にSEやダイアログを配置して
本編に芝居懸った流れを演出するなど、「ドラキュラ(ヴラド・ツェペシュ)伯爵をテーマに取り上げた
半コンセプト・アルバム」という内容に相応しい盛り上げが為された、'89年発表の4thアルバム。
音楽性の方は、ジェイムズ・リヴェラの強力なハイトーンVoと、テクニカル且つメロディックに弾きまくるツインGを
活かした、アメリカのバンドらしからぬダークでドラマティカルなパワー・メタル。荒々しいリフの刻みっぷりからは
スラッシュ・メタル的な勢いも感じられるが(プロデューサーはビル・メトイヤーだし)、起伏に富んだ
曲展開重視で畳み掛けてくるスタイルゆえ、疾走感はそれほどでもない。個人的には初期QUEENSRYCHEを
思い出したりしたが、調べてみると
…続き

FEINSTEIN-Third Wish ★★ (2009-08-03 22:36:00)

元THE RODSのデヴィッド“THE ROCK"フェインシュテインが新たに結成した、自身の名を冠するプロジェクトのデビュー作。
Voとして実力派シンガー、ジョン・ウェストが全面参加していたり、MANOWARのジョーイ・ディマイオと
ロス・ザ・ボスがプロデュースに関わっていたり、BURRN!!誌のレビューで高得点を獲得したりと、いろいろ
話題性はあったにも関わらず、大して評判になる事なく現在では中古屋の片隅で埃を被っている姿を見かける本作。
スラッシュでもデスでもメロスピでもネオクラシカルでもない、実にへヴィ・メタルらしいヘヴィ・メタルが最初から
最後まで詰め込まれた内容は、「何も足さない、何も引かない」サントリー・ウィスキーの如き芳醇な仕上がりで、
全13曲が収録された長丁場にも関わらず、捨て曲なし。一体なぜこのクオリティで人気が出なかったのか・・・
…続き

FEINSTEIN ★★ (2009-08-03 22:32:00)

ロニー・J・ディオの従兄弟とか、ELFの初代Gとか、THE RODSの司令塔とか、様々な肩書きを持つ
デヴィッド・フェインシュテインが、ARTENSIONやROYAL HUNT等での活動を通して日本でも高い人気を誇る
実力派シンガー、ジョン・ウェストとタッグを組んで立ち上げた新プロジェクト。
エグゼクティヴ・プロデューサーとして、アマチュア時代に同じ釜の飯を食った旧友ジョーイ・ディマイオ(MANOWAR)の
名前がクレジットされており、ライナーを読むと制作にはロス・ザ・ボスも1枚噛んでいるのだとか。
サウンドの方は、80年代の伝統を今に伝える、適度な疾走感と重厚感を併せ持った実にHMらしいHMで、
最も勢いのあった頃のDIOを彷彿とさせるサウンド・・・と言えなくもないような。
スピードやアグレッションで押しまくるタイプではないゆえ古臭く感じられた
…続き

THE SCOURGER-Dark Invitation to Armageddon-In the Hour of Ruin ★★ (2009-08-02 17:20:05)

前曲“NO REDEMPTION"の勢いを受け継いで疾走する
高速スラッシュ・ナンバー。
隠し味として導入されているKeyや、ノーマルボイスによる
バックVoが良い仕事をしています。

THE SCOURGER-Dark Invitation to Armageddon-Last Nail to the Coffin ★★ (2009-08-02 17:17:39)

重厚且つ劇的に本編ラストを飾る、1stアルバムでは
見られなかったタイプのヘヴィ且つメロディアスな
ミドル・チューン。“TO TAME A LIFE"同様、
美しく劇的なメロディを奏でるGソロが秀逸。

THE SCOURGER-Dark Invitation to Armageddon-Dark Invitation to Armageddon ★★★ (2009-08-02 17:11:24)

エキゾチックなイントロに始まり、
スピーディ且つドラマティックに綴られる
起承転結を兼ね備えた曲展開が耳惹く
2ndアルバムのハイライト・チューンにして
THE SCOURGER屈指の名曲の一つ。

THE SCOURGER-Dark Invitation to Armageddon-To Tame a Life ★★ (2009-08-02 17:08:53)

これまでになかったタイプのミドル・チューン。
リフのカッコ良さゆえスピードがなくとも飽きる事はないし、
何より美しく劇的なメロディを紡ぎ出すツインリードが
素晴しいったら。

THE SCOURGER-Dark Invitation to Armageddon-No Redemption ★★ (2009-08-02 17:05:51)

不穏さ漂う序曲“LEX TALIONIS"を経て
アグレッシブに疾走を開始する2ndアルバムのOPナンバー。
ブラスト・ビートも炸裂するが、音作りとVoの歌唱法が
変化しているせいか、デスラッシュ色よりも
スラッシュ・メタル風味の方が強く感じられる。

THE SCOURGER-Blind Date With Violence-The Oath & the Lie ★★ (2009-08-02 17:00:17)

注釈無用で激走する、1stアルバム最速のスラッシュ・ナンバー。
それでいてGソロはメロディックと、このバンドならではの
魅力が非常に良く表された1曲。

THE SCOURGER-Blind Date With Violence-Enslaved to Faith ★★ (2009-08-02 16:42:50)

Gリフからはパンキッシュなノリも感じられるのだが、
曲調自体は北欧のバンドらしく暗く翳りを帯びているという
ミスマッチの妙。
しつこくない程度に挿入される叙情メロディも効果的。

THE SCOURGER-Blind Date With Violence-Maximum Intensity ★★ (2009-08-02 16:39:15)

一際AT THE GATEからの影響が強く感じられるナンバー。
メロディックなGソロが印象に残る。

THE SCOURGER-Blind Date With Violence-Hatehead ★★ (2009-08-02 16:38:01)

アグレッシブだがキャッチーという、
このバンドならではの強みが良く出てる1曲。
ただ、どう聴いたって直球ど真ん中の
デスラッシュ・ナンバーであり、
これがナショナル・チャートの1位を獲得しちゃうんだから
フィンランドってのは凄い国だなぁ、と。

THE SCOURGER-Blind Date With Violence-Decline of Conformity / Grading: Deranged ★★ (2009-08-02 16:35:57)

冒頭に短いイントロ・パートがくっ付けられた
1stアルバムのOPナンバー。
切れ味鋭く疾走するリフ&リズムの上に、
トーマス・リンドバーグ似の絶叫Voが乗るという
デビュー作の方向性を判り易く示した名曲。
この頃はスラッシュというよりもデスラッシュ・メタル
といった趣きが強く感じられる。

DEATH ANGEL-The Ultra-Violence ★★ (2009-08-02 01:17:00)

3rd『ACT Ⅲ』で初めてDEATH ANGELのサウンドに触れた後、遡って本作を購入したのだが、“THRASHERS"のタイトル通り
ハチャメチャに疾走しまくる①がスタートした瞬間、「これ本当に同じバンド?」と思わず烏龍茶吹いた'87年発表の1stアルバム。
『ACT Ⅲ』で聴かせた整合性や実験精神はここには皆無と言ってよく、頭からケツまで、メンバーの平均年齢が
若干17歳(Dsに至っては当時僅か14歳)というピチピチの若さに任せた、衝動性溢るる前のめりな走りっぷりが全開。
未だ演奏は荒削りだが、それすらも「迫力」に転化してしまう、このウルトラ・ヴァイオレンスな勢いには圧倒されますね。
一方、そうした抜き身のアグレッションを猛り狂わせつつも、Gソロは結構メロディアスだったり、曲によっては
Voがちゃんと歌っていたり、リフ/リズム・チェンジの仕掛けら
…続き

OVERKILL-Bloodletting ★★ (2009-08-01 00:53:00)

パワー・メタル色を薄れさせ、みるみるマッチョ化が進んだボビー・ガスタフソン脱退以降のOVERKILLには
嘗て程の思い入れを感じられずにいたのだけれど、そうした意識を一変させてくれたのが、この'00年発表の11thアルバム。
久々に4人編成に戻って制作された本作は、一分の隙もなくビルドアップされまくった、ソリッドでストロングな
作風は相変わらずなれど、勇ましくキャッチーな歌メロをしっかりと「歌う」ブリッツのVoといい、
メロディックなソロを聴かせてくれるデイヴ・リンクスのGといい、ここ数作の中では一際
初期の頃を思い起こさせるパワー/スラッシュ・メタル色が強く表れた仕上がりなのが嬉しい。
また、リズム隊にもスラッシュ・メタル的なフットワークが復活しており、とりわけ、硬質且つダイナミックに疾走する
②③④、メロウなイントロを備えた⑦、重厚にして劇的
…続き

MADISON-Best in Show ★★ (2009-07-28 00:28:00)

北欧メタル史に燦然と輝く名曲“RAY DOWN YOUR ARMS"を収録したデビュー作『DIAMOND MISTRESSで、
多くの北欧メタル・マニアのハートを鷲掴みにしたMADISONが、'86年に発表した2ndアルバム。
ポップ化が進んだ作風に賛否両論あったため、購入にはかなり躊躇した覚えもあるのだが、実際に聴いてみれば
これが、以前よりもグッと技量を高めたヨラン・エドマンのクリスタルなハイトーンVoが心地良い
哀メロ・チューン①を筆頭に、透明感と美旋律満載の「これぞ北欧メタル!」な内容に仕上がっており、ホッと一安心。
僅か12日間で突貫レコーディングされ、NWOBHM的な野暮ったさも漂っていたデビュー作に比べると、今回は予算と
制作期間に余裕があったせいか、サウンド・プロダクションが格段に向上。それゆえ、ヘヴィ・メタリックな
ハードネスは
…続き

THE RODS-Wild Dogs ★★ (2009-07-20 22:28:00)

都会的なクールさ漂う硬派な楽曲に、活きの良いパフォーマンス(おまけに激渋なアートワーク)が
詰め込まれたセルフ・タイトルのデビュー作がNWOBHMに沸く英国で高く評価され、ここ日本でもマニア筋から
「西のY&T、東のTHE RODS」と並び称されたパワー・トリオが、'83年に発表した2ndアルバム。
彼らを語る上で外せない名曲“POWER LOVER"級のキラー・チューンは、残念ながら本作には見当たらないし、
前作に比べると、若干ワイルドさが薄れた気がしなくもないが、代わりに重厚感溢れる硬質な楽曲はHM度が大増量。
特に、メタリックに刻まれるGリフがイカス②、重たい杭が打ち込まれるかの如き③、タイトル通りの
猛々しさを誇る(タイトル・トラックでもある)⑤、VANILLA FUDGEのカヴァーながら違和感なくハマってる⑥、
そして男泣きを誘う熱き名
…続き

SIEGES EVEN-Life Cycle-Apocalyptic Disposition ★★ (2009-07-16 22:11:44)

やや取っ付き難い楽曲が並ぶ本編にあって、
この曲は結構即効性が高い出来。
TESTAMENTの“OVER THE WALL"そっくりのフレーズが
奏でられるのはご愛嬌。

SIEGES EVEN ★★ (2009-07-15 22:08:00)

この項目を見て「SIEGES EVEN!懐かしいな~」と調べてみたら、
まだ現役で活動していると知って驚いた。
てっきりもう解散したものとばかり・・・。

SIEGES EVEN-Life Cycle ★★ (2009-07-15 22:05:00)

81年に西ドイツにて誕生した4人組が、SPV/STEAMHAMMER RECORDSから'88年に発表したデビュー作で、
嘗てはNY出身のスラッシャー、NAPALMの1st『CRUEL TRANQUILITY』とのスプリット仕様で
国内盤もリリースされていた作品。(尺合わせのために2曲ほどカットされてたけど)
生き急ぐかの如く作品毎に音楽性を拡散させていった彼らだが、この頃は、高度な演奏技術を活かした複雑極まりない
曲展開に、素っ頓狂なハイトーンVoが絡むテクニカルなスラッシュ・メタルを演っていて、バンド側は自身の音楽性を
「テクノ・スラッシュ」と呼称していたらしいが、別にKeyやサンプリングが使われているわけでもないのに、なしてテクノ?
BLIND GUARDIANやRHAPSODYなど、引く手数多な腕利きミュージシャン、アレクサンダー(Ds)とオリ
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THE SCOURGER-Dark Invitation to Armageddon ★★ (2009-07-12 22:16:00)

デビュー作『BLIND DATE WITH VIOLENCE』をスマッシュ・ヒットさせたTHE SCOURGERが、
その勢いを駆って'09年にリリースした2ndフル・アルバム。
『BLIND~』では、輸入盤店じゃ「AT THE GATESタイプ。GOOD!」とか書かれそうなデスラッシュ・メタルを聴かせてくれていたが、
今回は、刺々しいサウンド・プロダクションの下、不穏なイントロをささくれ立ったGリフが切り裂き、カミソリ度を増した
ハイテンションVoと、前作以上に練り込まれたGソロ(④⑩なんて思わず「おおっ」と前に身を乗り出しそうになる程)、
それにタイトな走りっぷりが痛快なリズム隊とが、一丸となって畳み掛けて来る②を手始めに、オールドスクールな
スラッシュ・メタル色が大幅増。取り分け、中東風味のメロディが奏でられる導入部から劇的に展開していく

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THE SCOURGER-Blind Date With Violence ★★ (2009-07-12 22:13:00)

セッポ・タルヴァイネン(Ds)が中心となって、フィンランドはヘルシンキにて結成された、元GANDALFの
ヤリ・フルスカイネン(Vo)らを擁する5人組が'06年に発表した1stフル・アルバム。
アルバムからの先行シングルとしてリリースされた“HATEHEAD"が、フィンランドのナショナル・チャートで
第1位を記録するという大ヒットを飛ばし、同国内において若手エクストリーム・メタル・バンドの有望株筆頭に
躍り出た事で知られる彼ら。今年リリースされた2nd『DARK INVITATION TO ARMAGEDDON』では
オールドスクール・テイスト色濃いスラッシュ・メタルを聴かせてくれたが、このデビュー作の時点では
楽曲といい、音作りといい、「デスラッシュ」と形容した方がシックリと来るサウンドで、取り分けリフ・ワークや
Voの歌唱スタイルからはAT
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THE SCOURGER ★★ (2009-07-12 22:12:00)

'03年にドラマーのセッポ・タルヴァイネンと、元GANDALFのヤリ・フルスカイネン(Vo)が中心となって
結成した、フィンランドはヘルシンキ出身のツインGを擁する5人組エクストリーム・メタル・バンド。
シングル“HATEHEAD"や“NEVER BURY THE HATCHET"、EP『MAXIMUM OF INTENSITY』をスマッシュ・ヒットさせ、
同国内において確かな地位を確立。ヒステリックなシャウト型Vo、刻み目の荒いGリフ、
タイトなリズム隊をフィーチュアした、切れ味鋭いオールドスクールなスラッシュ・メタルに、
現代的な攻撃性やモダンなアレンジを加えたサウンドがその持ち味で、
早ければ今年年末には3rdアルバムを発表予定。

GUARDIAN'S NAIL-MERODICAL RENAISSANCE-SECOND WIND ★★★ (2009-07-12 18:32:18)

これは名曲。昔、新宿のレコード屋で読んだフリーペーパーに
この曲を絶賛するレビューが載っていて、興味を駆られて
『MELODICAL RENAISSANCE』を購入したのだけど、大正解でした。
Voがもっと上手ければ・・・と思わなくもないが、多少の不満は
ドラマティックな曲展開と痒い所に手の届くメロディの魅力に
吹っ飛ぶと言うもの。
できれば、この路線でEPも作って欲しかった・・・。

DEICIDE-Serpents of the Light ★★ (2009-07-12 18:02:00)

前作ほどではないにしろ、相変わらずキリスト教徒の神経を逆撫でにする
挑発的なジャケット・アートワークが目印の、'97年発表の4thアルバム。
重く禍々しいGリフと無慈悲に刻まれるリズムの上で、グレン・ベントンがキリスト教に対する
怒りと憎しみに塗れた咆哮をあげるという、3rd『ONCE UPONE THE CROSS』で確立されたDEICIDE流ブルデス・サウンドに
大きな変化は見られないが、今回はオドロオドロしさや圧迫感の下がった(スラッシュ・メタル的な)音作りと、
よりゆったりとメロディアスなフレーズを奏でるようになったホフマン兄弟のGソロのお陰か、前作よりも
かなり聴き易くなったとの印象を受ける。尤も、そうは言ってもラルフ・サントーラ在籍時代のメロディアスさとは
大幅に異なるし、相変わらずサウンド自体はデス・メタル以外の何者でもない仕上がり
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