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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 5451-5500
RIOT-Thundersteel
RIOT V-Born in America
BULLDOZER-Unexepected Fate
RIOT V-Restless Breed
RIOT V-Fire Down Under
RIOT V-Narita
RIOT-Rock City
ARTILLERY-When Death Comes-When Death Comes
ARTILLERY-When Death Comes
JON LORD-Before I Forget-Tender Babes
JON LORD-Before I Forget-Bach Onto This
JON LORD-Before I Forget-Where Are You
JON LORD-Before I Forget-Say It's All Right
JON LORD-Before I Forget-Before I Forget
AMORAL-Show Your Colors
WARBRINGER-Waking Into Nightmares-Senseless Life
WARBRINGER-Waking Into Nightmares-Shadow From the Tomb
WARBRINGER-Waking Into Nightmares-Living in a Whirlwind
WARBRINGER-Waking Into Nightmares-Jackal
WARBRINGER-War Without End-Beneath the Waves
WARBRINGER-War Without End-At the Crack of Doom
WARBRINGER-War Without End-Hell on Earth
WARBRINGER-War Without End-Total War
WARBRINGER-Waking Into Nightmares
WARBRINGER-War Without End
WARBRINGER
VANDENBERG-Alibi-Fighting Against the World
VANDENBERG-Alibi-Kamikaze
VANDENBERG-Alibi
BIGHORN-BIGHORN-SPARROW
BIGHORN-BIGHORN-MARY-ANNE
BIGHORN-BIGHORN-PENNY FOR YOUR DREAMS
BIGHORN-BIGHORN
BIGHORN
HUGHES / THRALL-Hughes/Thrall
HELSTAR-A Distant Thunder-Winds of War
HELSTAR-A Distant Thunder
SSS-The Dividing Line-Unrest in the Northwest
SSS-The Dividing Line-Toxic Bee
SSS-The Dividing Line-Oil and Water
SSS-Short, Sharp, Shock-Black Night White Light
SSS-Short, Sharp, Shock-Overload
SSS-Short, Sharp, Shock-SSS
SSS-The Dividing Line
SSS-Short, Sharp, Shock
SSS
DARK ANGEL-Leave Scars
LAAZ ROCKIT-No Stranger to Danger
DARKNESS-Defenders of Justice-Predetermined Destiny
DARKNESS-Defenders of Justice-They Need a War
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RIOT-Thundersteel ★★ (2009-09-06 21:28:00)

RIOT復活作にして、多くのファンが「彼らの最高傑作」と太鼓判を押す'88年発表の6thアルバム。個人的にも自分の
お金で初めて購入し、HR/HMにのめり込む切っ掛けとなった作品という事で、非常に思い入れを感じている1枚。
豊かな声量を活かして歌いまくるトニー・ムーアと、元JUGGERNAUTの名ドラマー、ボビー・ジャーゾンベクを得て
(但し、本編の半分でDsを叩いているのはLION時代のマーク・エドワーズ)、かつてのオーセンティックな
HMサウンドから一気にパワー・メタル色を強めた本作の魅力は、痛快なハイトーンVo、手数の多いダイナミックな
ドラミング、そしてシャープに切り込んで来るツインG(でもバンドはシングルG編成)が一丸となって
都会的な哀愁を伴い疾走する、アルバム表題曲①に集約されているといっても過言ではない。
HMのカッコ良さを余す所
…続き

RIOT V-Born in America ★★ (2009-09-05 11:09:00)

比較的に入手が容易だったにも関わらず、RIOTのカタログの中では飛び抜けた影の薄さを誇った不遇の5thアルバム。
よりゴージャスで華やかな方向へとHR/HMシーンが推移していた'84年という時期にあっては、まず売れなさそうな
(そして実際売れなった)男臭くマイナー調のHMサウンドが詰め込まれた本作は、タイトルからして「メタル」してる
スピーディな④を筆頭に、前作『RESTLESS BLEED』に比べるとヘヴィ・メタリックなアグレッションや疾走感がやや回復。
代わりに哀愁や泣きといった要素が薄れ、大味になってしまった気がしなくもないが、レット・フォリスターの
小手先のテクニックだけでは表現不可能な、素敵なサムシングを備えたやさぐれチンピラ風味のVoが楽曲にえも言われぬ
エモーションを与えており、特に、バラード調に始まりテンポアップして盛り上がっていくHM
…続き

BULLDOZER-Unexepected Fate ★★ (2009-09-05 10:47:00)

BOXセットの発売や、旧譜リイシュー等の再評価機運の高まりを受け、ACワイルド率いる
イタリアの古参スラッシャーBULLDOZERがプロジェクト体制ながらも復活を果たし、
豪華ゲストの協力を得て完成に至った、'09年発表の5thアルバムがコレ。
いつの間にやらユーロビート界で大成功を収めていたACだが、本作では、ラッパーと組んでファンの度肝を抜いた
問題作(でも秀作)『DANCE GOT SICK!』で聴かせた様な実験色は一切排除。クラシカルなイントロに次いでブラスト・ビートが
炸裂する①を手始めに、全編をスピーディでアグレッシブな疾走系ナンバーで固めつつ、Keyを効果的に用いて
荘厳さや劇的さの演出が為された作風は、まさしくラスト作となった『NEURODELIRI』の後に続くべき内容に仕上がっている。
ただ、良くも悪くもベテラン・バンド然とした
…続き

RIOT V-Restless Breed ★★ (2009-09-02 22:05:00)

『FIRE DOWN UNDER』同様、長らく入手困難な状態が続いていた'83年発表の4thアルバム。邦題は『非常警戒』。
と言っても、「RIOT屈指の名盤」「ガイ・スペランザ時代の最高傑作!」と評価の高い『FIRE~』に比べると、
レット・フォリスター(Vo)加入第1作となった本作は、「音楽性が拡散したRIOTらしからぬ問題作」と否定的に
紹介される事が多かったため(最近はそうでもないけど)、別に聴けなくともそれほど惜しいとは思っていなかったのだが、
'90年代末になってようやっと再発されたのを期に購入し、聴いてみて驚いたの何のって。何じゃこの傑作は?!
確かに、気持ち良さげにハーモニカが吹き鳴らされる⑤のような異色曲が収録されているし、ミディアム・テンポの
楽曲を中心にまとめられた本編は疾走感を減じている。どっこい、「RIOTの魅力=哀愁のメロディ
…続き

RIOT V-Fire Down Under ★★ (2009-09-01 22:04:00)

完成度の高さに反して、契約上の問題から長らく廃盤状態が続き、'90年代末に再発されるまで後追いファン(俺です)
には聴く事が叶わなかった、ガイ・スペランザ在籍時代最後の作品となった'81年発表の3rdアルバム。
当時、日本と共にRIOTが高い支持を取り付けていたイギリスでのNWOBHM勃発に影響を受けたのか、従来のロックンロール色が
大幅に減退し、ソリッドなGリフ主導で疾走する楽曲の数々は、よりハードに、よりスピーディにと、
これまで以上にエッジの効いた、最早ハードロックというよりもヘヴィ・メタルと表現すべき作風に仕上がっており、
その筆頭が、アルバムのOPを勇ましく駆け抜けていく高揚感溢れる名曲①。それ以降も、①の勢いを受け継ぐ
アルバム表題曲②、シンプル且つミステリアスなGリフが印象的なミッド・チューン③、ライブでも
お馴染みのウェスタンな雰
…続き

RIOT V-Narita ★★ (2009-08-31 22:44:00)

デビュー作『ROCK CITY』の日本での成功に感謝の意を捧げてこのタイトルになったという、'79年発表の2ndアルバム。
「力士」+「アザラシ」(そしてフジヤマ&ジャンボジェット機)というジャケット・アートワークの出来は
不憫極まりないが、中身は前作の路線を順当に受け継ぐ、アメリカのバンドらしいシンプルなノリの良さに、
NY出身バンドならではのストリート感覚と乾いた哀愁をまぶした、硬派でハード・ドライヴィンなロックンロール・サウンド。
熱く弾ける②や、こっ恥ずかしくも勢いよく疾走する⑦といった楽曲に明らかなように、これまで以上にハードな
ツインGの絡みが前面に押し出され、攻撃性を増した作風はHR度が前作から格段にレベルアップ。
その最大の成果と言うべきが、成田空港の三里塚闘争に着想を得たという、印象的なテーマ・メロディを備えた
スリリングなイン
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RIOT-Rock City ★★ (2009-08-31 22:34:00)

疾走感溢れる曲調、哀愁のメロディ、そしてエモーショナル且つドラマティックなツインGという、
RIOTというバンドの魅力がギュッと凝縮された名曲中の名曲にして、HR/HMファン永遠のアンセム“WARRIOR"を
収録した'78年発表の1stアルバム。(『怒りの廃墟』って邦題の意味はよう分からんが)
傑作『THUNDERSTEEL』でRIOTファンとなり、遡って本作を購入したクチなので、初めて聴いた時は
(ライブに欠かせないバンドの代表曲③⑥を収録しつつも)、本編に詰め込まれたその余りに飾り気のない、
シンプルなロックンロール・サウンドに思わず拍子抜けしてしまったわけだが、とは言え、ガイ・スペランザの
パッショネイトなVoによって歌われる楽曲は、NY出身バンドならではの硬質感と乾いた哀愁をそこはかとなく漂わせ、
「如何にもアメリカン」といった感じの能
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ARTILLERY-When Death Comes-When Death Comes ★★ (2009-08-30 14:46:34)

『BY INHERITANCE』とも、それ以前の作風とも異なる、
新生ARTILLERYの魅力が詰め込まれた5thアルバムのOPナンバー。
今後もこの路線で突っ走ってくれると嬉しいな、と。

ARTILLERY-When Death Comes ★★ (2009-08-29 23:50:00)

ARTILLERYが'91年に発表した3rd『BY INHERITANCE』をこよなく愛する身としては、初期ブルータル・スラッシュ路線の
復活作『B.A.C.K』は諸手を挙げて絶賛できる内容ではなかったのだが、そんな彼らが10年ぶりに新作を発表、
しかもそれがどうやら『BY~』の頃を彷彿とさせる作風に仕上がってるらしい・・・・と聞いては否が応にも期待が
高まり、それこそ嬉し涙の海で溺死する覚悟を決めて本作('09年、5thアルバム)を購入したのですが・・・。
ARTILLERYのトレードマークである、独特の動きを魅せる手数の多いGリフは健在だし、本編のそこここで聴かれる
東洋風味のメロディは確かに『BY~』を思い起こさせる。——んだけれども、その割に、繰り返し聴いても
今ひとつ己のメタル魂が鼓舞されないのは、歌メロが余りにも普通過ぎるせいかな、と。
…続き

JON LORD-Before I Forget-Tender Babes ★★★ (2009-08-29 21:17:54)

静謐なイントロを豪快にブチ破る、コージー・パウエルの
破壊的なドラミングに総毛立つ。(あと余りに特徴的過ぎてちょっと笑う)
イントロに限らず、終始ジョン・ロードのKeyとコージーのDsが
火花を散らしまくるスリリングなインストの名曲。

JON LORD-Before I Forget-Bach Onto This ★★★ (2009-08-29 21:13:26)

バッハの“トッカータとフーガ"の旋律で幕を開ける、
8分に及ぶクラシカル&プログレッシブなインストの大作ナンバー。
全編を華麗に彩る、攻めの姿勢を持ったジョン・ロードの
Keyプレイがたまらなくカッコイイ。

JON LORD-Before I Forget-Where Are You ★★★ (2009-08-29 21:10:52)

個人的にはアルバムで最も好きなナンバー。
アルコール焼けしたちょいしゃがれ気味の
エルマー・ガントリーの渋い歌声に絡む、
ジョン・ロードの流麗で包み込むような優しさに満ちた
Keyの調べを聴いてるだけでもう泣けてくる絶品のバラード。
星三つじゃ足りません。

JON LORD-Before I Forget-Say It's All Right ★★★ (2009-08-29 21:03:53)

ヴィッキー・ブラウンのエモーショナルな歌声に
どっぷりと酔いしれる、ソウルフルなバラード。
BAD COMPANYから客演している、ミック・ラルフス入魂の
泣きのGソロも涙腺を刺激してくれます。

JON LORD-Before I Forget-Before I Forget ★★★ (2009-08-29 21:01:00)

リッチー・ブラックモアがRAINBOWで演りそうな
美しく幻想的な雰囲気を漂わせたハーフ・インスト・ナンバー。
サビ部分を彩る、PINK FLOYD等との仕事で知られる
サム&ヴィッキー母娘の可憐なコーラス・ハーモニーが印象的。

AMORAL-Show Your Colors ★★ (2009-08-24 22:24:00)

去年、フィンランド・フェスト08を見に行った時の話。2番手として登場したアリ・コイヴネンに対し、ステージ前方に
陣取った外人客が終始、中指を立てて野次を飛ばしまくっているのを目撃して、やはりコアなメタル・マニアからの
風当たりはキツイものがあるのか・・・と暗澹たる気分を味わったのだけど、ニコ・カリオヤルヴィ(Vo)に代わる
新たなフロントマンとして、そのアリを加入させたAMORALが'09年に発表するや、ファンの間で
「問題作」として賛否両論を巻き起こした本作(4th)を聴いていたら、ふとその事が思い出された。
尤も、「エクストリーム・メタル・バンドにメタル・アイドル加入」という経緯こそが問題なのであって、内容自体は、
北欧のバンドならではのメランコリックなメロディを満載にした、非常に優れたHMアルバムに仕上がっているように思うのだが・・・。

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WARBRINGER-Waking Into Nightmares-Senseless Life ★★★ (2009-08-23 22:13:41)

正統派へヴィ・メタリックなGリフと、
疾走する泣きGソロをフィーチュアして
ドラマティックに盛り上りつつ激走する
2ndアルバムの(個人的に)ハイライト・チューン。

WARBRINGER-Waking Into Nightmares-Shadow From the Tomb ★★ (2009-08-23 22:08:34)

デス・メタリックな暴力性も発散する
バイオレントな曲調と、劇的なインスト・パートの
コントラストが印象に残る1曲。

WARBRINGER-Waking Into Nightmares-Living in a Whirlwind ★★ (2009-08-23 22:01:46)

リズム・チェンジからブラスト・ビートまで
事も無げにこなす新加入のDsの怒涛の如きドラミングが
炸裂するブルータルな1曲。
こりゃ前任ドラマーじゃ出来ない曲だ。

WARBRINGER-Waking Into Nightmares-Jackal ★★ (2009-08-23 21:57:57)

イントロを聴いただけで、前作から如何に彼らが
成長を遂げたか伝わって来る、タフでストロングな
高速スラッシュ・ナンバー。
相変わらずメロディアスなGソロも○。

WARBRINGER-War Without End-Beneath the Waves ★★ (2009-08-22 01:16:04)

楽曲自体は刺々しく疾走する高速スラッシュ・チューンなのだが
そこに絡むGソロは非常にメロディアス。
冒頭から正統派HMのノリで歌いまくっており、
ちょっと笑ってしまった。いや、良い曲です。

WARBRINGER-War Without End-At the Crack of Doom ★★★ (2009-08-22 01:09:39)

Gリフにインパクトにかけては本編随一。
ブラスト・ビートを織り交ぜてバイオレントに
疾走するリズムに、よく歌うGと練られた曲展開が
絡む様はメロディック・デス・メタル風味ですらある。

WARBRINGER-War Without End-Hell on Earth ★★ (2009-08-22 01:05:47)

小細工抜きでガンガン攻め立ててくる、
正統派のスラッシュ・メタル・ナンバー。
聴いてるだけで暴れ出したくなりますね。

WARBRINGER-War Without End-Total War ★★★ (2009-08-22 01:01:49)

1stフルのOPナンバーにして、WARBRIGNERというバンドの
何たるかが詰め込まれた彼らの代表曲。
(デビューEP収録曲のリメイクでもある)
荒々しく好戦的な曲調の割りに、フラッシーに弾きまくる
ツインGや一緒に叫びたくなるサビといい
結構キャッチーな仕上がりなのも好ポイント。

WARBRINGER-Waking Into Nightmares ★★ (2009-08-19 22:31:00)

一聴して「うぉ、化けやがった」と驚かされる、カリフォルニア出身の5人組スラッシャーが
プロデューサーにEXODUSのゲイリー・ホルトを迎えて制作、'09年に発表した2ndフル・アルバム。
荒削りな演奏、楽曲、それに音作りと、濃厚に80年代風味が薫るオールドスクールなスラッシュ・メタルを
演っていたデビュー作『WAR WITHOUT END』に対し、本作は、コケ脅し臭の消えたジャケット・アートワーク
(手掛けたのはダン・シーグレイヴ)から、グッと引き締まったサウンド・プロダクション、そしてよりスピーディに、
よりダイナミックに、より劇的に磨き上げられた収録楽曲に至るまで、過酷なロード生活で得た経験値が見事に
本編のクオリティに反映された、あらゆる面においてデビュー作から格段のパワーUPを遂げた内容に仕上がっている。
取り分け、一層のへヴィネスとダイ
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WARBRINGER-War Without End ★★ (2009-08-19 22:28:00)

カリフォルニア出身の5人組スラッシュ・メタル・バンドが、プロデューサーにビル・メトイヤーを迎えて制作、
'08年にCENTURY MEDIAからリリースした1stフル・アルバム。
新世代スラッシャーの多くがそうであるように、彼らもまた、ヒステリックなシャウトを繰り出すVo、ヤスリで削り
出したような刻み目の荒いGリフ、それにバタバタ忙しなく疾走するリズムと、メンバー全員の平均年齢が20歳とは思えぬ、
80年代テイスト満載のオールドスクールなスラッシュ・メタルを実践。ジャケット・アートワークに戦車をあしらい、
歌詞のモチーフに「戦争」を選ぶ姿勢からも明らかなように、アグレッシブで高揚感に満ちた好戦的なサウンドが
その持ち味ながら、フラッシーに弾きまくるツインGと、正統派HM由来の構築性を湛えた曲展開をフィーチュアした
楽曲は存外キャッチーで(ポップ
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WARBRINGER ★★ (2009-08-19 22:27:00)

カリフォルニアにて、ONSLAUGHTとZOMBIEという2つのスラッシュ・メタル・バンドが
合流する形で誕生し、'06年に自主制作した5曲入りEP『ONE BY ONE, THE WICKED FALL』でデビュー。
幾つかのコンピ盤に参加して知名度を高めた後、CENTURY MEDIA RECORDSと契約を交わすと、
'08年に『WAR WITHOUT END』を、'09年には2ndフル『WAKING INTO NIGHTMARE』を発表。
荒々しく尖がった楽曲にイマイチな音質、それにドタバタした演奏がどこか郷愁を誘う、オールドスクールな
スラッシュ・サウンドが詰め込まれた1st、メンバー・チェンジと過酷なツアー生活の成果が
そのクオリティに見事に反映された、よりビルドアップされた内容の2nd、
どちらも聴き応え十分の作品に仕上がっており、
…続き

VANDENBERG-Alibi-Fighting Against the World ★★★ (2009-08-17 21:48:16)

やや大人しめにまとめられた3rdアルバムの中にあって、
重厚且つドラマティックなこの曲のへヴィ・メタリックな
カッコ良さは一際耳を引く。

VANDENBERG-Alibi-Kamikaze ★★★ (2009-08-17 21:35:29)

“KAMIKAZE"というタイトルを名乗るなら
これぐらいカッコ良くないとね、
と実感させられる、アルバムのハイライトを
飾るインストの名曲。

VANDENBERG-Alibi ★★ (2009-08-17 21:12:00)

若さや爽やかさをイメージさせた「青色」から、落ち着きを感じさせる「赤色」へと、ジャケット・アートワークの
変化が物語る通り(?)、ヘヴィ・メタリックな疾走感やエッジが後退し、より成熟したHRバンドへと
その音楽性を変化させた、'85年発表の3rdアルバムにしてVANDENBERGのラスト作。
角が取れ、丸みを帯びたモダンなサウンド・プロダクションに、ボーカル・ハーモニーが強化され、ミドル・テンポの
楽曲がズラリ取り揃えられた楽曲と、以前に増して「聴かせる」姿勢が前面に押し出されており、
エイドリアンのGプレイも相変わらずの泣きとドラマ性を湛えつつ、今回は楽曲の1パートに徹しているとの印象で、
前2作で聴かれたような鮮烈な「華」を感じさせるGソロが炸裂する場面は少ない。
有体に言ってしまうとかなり地味な仕上がりの本作なのだが、ポップで溌剌とした③、
…続き

BIGHORN-BIGHORN-SPARROW ★★★ (2009-08-16 20:47:37)

アルバム『BIGHORN』のハイライトを飾る名曲中の名曲。
叙情的なイントロから一転、軽やかに駆け抜けていく曲調が
「旅」について綴った歌詞世界と絶妙にマッチ。
全体的にポジティブな雰囲気を漂わせつつ、
仄かに薫る哀愁が胸に沁み、なぜだか無性に泣けて仕方がない。

BIGHORN-BIGHORN-MARY-ANNE ★★★ (2009-08-16 20:42:05)

儚げなイントロを聴いただけで胸を締め付けられる名バラード。
やや頼りなさげなVoが切々と歌い上げる泣きメロと、
それを援護する哀切なストリングスとピアノの調べ、
そして透明感を湛えたボーカル・ハーモニーが絶品です。

BIGHORN-BIGHORN-PENNY FOR YOUR DREAMS ★★★ (2009-08-16 20:37:26)

5分足らずという短い時間の中に、
BIGHORNというバンドの魅力が余す所なく詰め込まれた
代表曲と呼ぶに相応しい名曲。

BIGHORN-BIGHORN ★★ (2009-08-16 19:56:00)

90年代末期のCD化大国日本において、ソニーから再発された数多くの「隠れた名盤」の中でも、ARCANGELや
TRILLIONと並んで特に愛聴させて貰ったのが、カナダはバンクーバー出身の5人組メロディアスHRバンドが
唯一残した、'78年発表のこのセルフ・タイトルのデビュー・アルバム。
いきなりQUEENばりに美しいボーカル・ハーモニーで幕が開く名曲①によく表れている通り、キャッチーで繊細な
泣きメロ、透明感を湛えた華麗なボーカル・ハーモニー、そして優美にして流麗なピアノとKeyがタップリと
フィーチュアされたサウンドは、良い意味で典型的なアメリカン・プログレ・ハード路線で、その内容と来た日にゃ、
同時期のSTYXやBOSTONにも匹敵するクオリティの高さ。(もっとポップ寄りだけど)
凝ったアレンジと曲展開を備えた楽曲は、堪らなくドラマティックな
…続き

BIGHORN ★★ (2009-08-16 19:54:00)

カナダはヴァンクーバーにて結成された5人組メロディアスHRバンド。
'78年にセルフ・タイトルの1st『BIGHORN』でデビュー。
システム・エンジニアとして、駆け出し時代のボブ・ロックの名前がクレジットされている
この作品には、ポップな泣きメロと美しいボーカル・ハーモニー、そして劇的な曲展開に
全編が彩られた、全盛期のSTYXを彷彿とさせるサウンドが詰め込まれており、
マニア筋から高い評価を得るが、成功を掴むまでには至らず、結局彼らは
このアルバム1枚を残して消息を絶つ。
'99年、当時「CD化大国」の称号を欲しい侭にしていた日本において
世界初CD化がなされ、世のメロディ愛好諸氏派を喜ばせた事は記憶に新しい。
でももう廃盤?

HUGHES / THRALL-Hughes/Thrall ★★ (2009-08-16 00:05:00)

歌神グレン・ヒューズがギタリストのパット・スロールとタッグを組んで、HUGHES/THRALL名義で
'82年に発表した唯一のアルバムにして、現在でもグレンのライブで必ず演奏される名曲を
数多く収録した、彼を語る上で欠かす事の出来ない重要作品の一つ。
自分がこの作品を購入したのはかなり遅く、'94年に行われたグレンのソロ公演で聴いた名バラード“COAST TO COAST"の
余りの素晴しさに感動した事がその切っ掛けだったのだが、当初の予想ではグレンとパットの組み合わせという事で、
かなり通好みの渋い作風を想像していたのだけれど、実際に聴いてみると、そうした渋みや、如何にもグレン的な
ファンキーな要素を端々に漂わせつつも、全体としては、これが時に産業ロック的なキャッチネスも感じさせる、
非常に洗練されたハードポップ・サウンドが詰め込まれていて良い
…続き

HELSTAR-A Distant Thunder-Winds of War ★★★ (2009-08-14 23:07:37)

叙情バラード風のイントロに始まり、
スピーディ且つアグレッシブに盛り上がりつつ
最後はまたバラード調に締め括られるという
起承転結がバッチリ決まった
様式美パワー・メタル・チューンの名曲。
リリカルなピアノ・サウンドの導入も効果的。

HELSTAR-A Distant Thunder ★★ (2009-08-14 23:03:00)

'81年にテキサス州はヒューストンにて結成され、紆余曲折を経た現在もしぶとく活動を続ける
5人組の正統派HMバンドが、METAL BLADE RECORDS移籍第1弾として'88年に発表した3rdアルバム。
スラッシュ/パワー・メタル風味の攻撃性を備えつつ、スピードよりも構築感を重視した曲展開で畳み掛けるスタイルや、
全盛期のロブ・ハルフォードを彷彿とさせるジェイムズ・リヴェラの突き抜けるようなハイトーンVoと、光沢を帯びた音色で
劇的なメロディを豊かに紡ぎ出すJUDAS PRIESTばりのツインGを前面に押し出した作風は、2nd『DIGITAL DICTATOR』を
発表した頃のVICIOUS RUMORSを彷彿とさせる。(後にジェイムズ・リヴェラは本当にVRに加入する事になるのだが)
歌唱能力の高さに比べ、歌メロにキャッチーさが欠ける(フックが弱い
…続き

SSS-The Dividing Line-Unrest in the Northwest ★★★ (2009-08-11 10:08:24)

前作“BLACK NIGHT WHITE LIGHT"のノリを受け継ぐ
劇的なイントロを聴いただけで思わず笑ってしまう
正統派ヘヴィ・メタリックでドラマティックな大作ナンバー
(といっても4分だけど)
今度はJUDAS PRIESTへのトリビュート・ソングなのだろうか?

SSS-The Dividing Line-Toxic Bee ★★ (2009-08-11 10:04:27)

ハードコア色を強めた2ndアルバムの中では
比較的スラッシュ・メタル寄りな1曲。
ランニング・タイムが2分近くあるし、
何よりイントロのGの刻みっぷりが
えらいカッコイイんだわ。

SSS-The Dividing Line-Oil and Water ★★ (2009-08-11 10:02:12)

正統派へヴィ・メタリックで劇的なイントロ
“THE DIVIDING LINE"の余韻を切り裂いて
1分もないランニング・タイムを息継ぎなしで突っ走る、
まさに「SSSらしい」1曲。

SSS-Short, Sharp, Shock-Black Night White Light ★★★ (2009-08-11 09:55:33)

いきなりアコギから始まって驚かされる
SSSらしからぬ異色の大作ナンバー。
METALLICA(というかクリフ・バートン)について歌った
歌詞といい、メロディックなGソロ(確かに弾き切れていない)といい
初期METALLICAに対するトリビュート・ソングというのも納得な
微笑ましくドラマティックな名曲。

SSS-Short, Sharp, Shock-Overload ★★ (2009-08-11 09:49:23)

ちゃんとソロ・パートが設けられているだけでなく、
全編に渡ってGが大活躍(このバンドにしては)する
一際スラッシュ・メタル色が濃厚なナンバー。
アルバム中盤のハイライトを飾る名曲かと。

SSS-Short, Sharp, Shock-SSS ★★ (2009-08-11 09:41:26)

ゴロンゴロン唸りをあげるBに導かれてスタートする
バンドのテーマソング。この手のバンドの場合、
1曲だけ取り上げてああだこうだ言うのは野暮なような
気がしなくもないが、取り合えずカッコイイものは
カッコイイということで。

SSS-The Dividing Line ★★ (2009-08-10 22:54:00)

いつまで経っても国内盤が発売されず、音楽雑誌に取り上げられる気配もないので、とうとう我慢できずに
輸入盤を購入してしまった、英国はリヴァプール出身の4人組が'08年に発表した2ndフル・アルバム。
スラッシュ・メタル由来の切れ味鋭いGリフを備えながら、短い曲は十数秒、長くても2分台というコンパクトに圧縮された
楽曲が次々に波状攻撃を仕掛けてくる、S.O.D.やD.R.I.といったバンドを思い出すクロスオーバー・スラッシュ・メタルという
基本スタイルは不変ながら、今回は全20曲収録で30分強という前作以上にタイトなランニング・タイムが明確に物語る通り
ハードコア度が大幅増量。これまでよりも更にシンプル且つストレートにまとめられた楽曲群は、
安定感を増した演奏にも支えられ、全編を最初から最期まで息継ぎなしに一気呵成で畳み掛けてくる。
と言ってもメタリ
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SSS-Short, Sharp, Shock ★★ (2009-08-10 22:51:00)

短く(SHORT)鋭く(SHARP)衝撃的(SHOCK)。略してSSS・・・という中坊感覚全開なネーミングセンスが素敵な、
イギリスはリヴァプール出身の4人組スラッシュ・メタル・バンドが'07年に発表した1stフル・アルバム。
「リヴァプールの疾走王」とも「MUNICIPAL WASTEへのイギリスからの回答」とも評される彼らが聴かせてくれるのは、シンプルだが
即効性の高いGリフに、切迫感溢れる上擦りシャウトで畳み掛けてくるVo、そして1~2分台とタイトに絞られた曲展開を備えた、
まさに帯表記の「スラッシュ?パンク?ハードコア? NO, NO, THIS IS クロスオーバー!」を地でいくサウンド。
演奏はやや不安定だが、「でも演るんだよ!」的な心意気に溢れた、このガムシャラで前のめりな疾走感はかなり爽快。
全編でハードコア/パンク指数高めの走りっぷり
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SSS ★★ (2009-08-10 22:48:00)

'05年、イギリスはリヴァプールにてハードコア畑出身のメンバー達によって結成される。
同年にセルフ・タイトルの4曲入りEP(俗称『バートンEP』)でデビュー。
翌年、半ば自主制作に近い形で発表した1stフル・アルバムが好評を博し、
その評判を聴きつけたEARACHR RECORDSと契約。
'07年にはボーナス・トラック1曲を追加収録した新装盤をリリース。
これが日本デビュー作ともなった。
バンド名を地で行くクロスオーバー・スラッシュ・サウンドが好評を博し、
「リヴァプールの疾走王」という赤面モノの称号を得るまでに
評価を高めたバンドは、矢継ぎ早に2ndフル・アルバム('08年)を発表。
よりハードコア度を高めた作風は、ファンの期待に見事に応える
ハイクオリティな内容だったが、'09年8月現在、未だ国内盤のリリースはなし・・・。
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DARK ANGEL-Leave Scars ★★ (2009-08-09 20:51:00)

'89年に発表された、ドン・ドーティに代わる新Voロン・ラインハート加入一発目となる3rdアルバム。
曲作りの主導権がジーン・ホグラン(Ds)へと移り、これまでのストレートなスラッシュ・メタル路線から、複雑化/大作化が著しい本作を初めて聴いた時は、無駄に長く、また煮え切らない楽曲が余り好きになれなかった覚えがあるのだが、今改めて聴いてみると、これが十分「走ってる」ストレートなスラッシュ・メタルに聴こえてしまうんだから、時の流れってのは恐ろしい。
ペラペラで厚みに欠けるサウンド・プロダクションとか、『DARKNESS DESCENDS』から『TIME DOES NOT HEAL』へと至る過渡期の作品ゆえの中途半端さ(アレンジや曲展開の未整理)とか、色々気になる部分もあるにはあるが、何のかんの言いつつも、前2作の作風を迷いなく受け継ぐ高速スラッシュ・ナンバー①②、LED ZEPP
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LAAZ ROCKIT-No Stranger to Danger ★★ (2009-08-09 17:13:00)

「ベイエリアのクランチ軍団」の異名を取るLAAZ ROCKITと言えども、デビュー当時はシンプルなHMを演っており
(飽くまでこのバンドにしてはだけど)、特にこの'85年発表の2ndアルバムは、ブライトな音色で刻まれる
Gリフ、シンプルでノリ易いリズム、メロディアスに歌うマイケル・クーンズのVoに、華やかさすら漂わす
コーラス・ハーモニー、曲によっては(③とか⑤とか)「ポップ」とさえ表現できそうなナンバーが収録されていたりと、
彼らのカタログの中でも、一際LAメタルからの影響が強く感じられる作風に仕上がっている。
尤も、そこはLAAZ ROCKIT。デビュー作『CITY'S GONNA BURN』がそうであったように、メロディは常に欧州風味の
湿り気を帯び、流麗に弾きまくる構築度高めのツインGも健在。JUDAS PRIEST風のクールなGリフが映える②
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DARKNESS-Defenders of Justice-Predetermined Destiny ★★★ (2009-08-08 17:56:30)

パートによっては頑張ってメロディアスに歌い上げる濁声Vo、
IRON MAIDENばりのハーモニーを聴かせてくれるツインG、
起承転結がバッチリ決まった曲展開、
いずれもドラマティックな2ndアルバムのハイライト・ナンバー。

DARKNESS-Defenders of Justice-They Need a War ★★ (2009-08-08 17:50:46)

スピードに頼らずとも良い曲が書ける事を証明してみせた
重厚で緊張感に溢れたヘヴィ・チューン。
実はドイツ語バージョンの方が
(曲調と合っていて)カッコイイ。


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