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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 5451-5500
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FRANKE & THE KNOCKOUTS-Makin' the Point-You Don't Want Me(like I Want You) ★★★ (2009-09-29 21:31:12)
BON JOVIの1stアルバムに収録されている
“SHE DON'T KNOW ME"と異名同曲だが、
こちらはVoとKeyが前面に押し出されたHR色の
薄いアレンジが施されているため、印象はかなり異なる。
といってもどっちも名曲には違いない。
Voの上手さに関しては本曲の方に軍配が上がるかな。
FRANKE & THE KNOCKOUTS-Makin' the Point-You're All That Really Matters ★★★ (2009-09-29 21:28:32)
クサさが漂う一歩手前で踏み止まってさめざめと泣くG、
キャッチーなメロディをエモーショナルに歌い上げるVo、
楽曲の叙情性を効果的に高めるKeyと、
「産業ロック斯くあるべし!」といった感じの
洗練されたバラードの名曲。
FRANKE & THE KNOCKOUTS-Makin' the Point ★★ (2009-09-29 21:23:00)
アメリカはニュージャージー出身で、フランク・プレヴァイト(Vo)率いる5人組AOR系バンドのラスト作となった、
'84年発表の3rdアルバム。(ジャケットがBAD COMPANYの『STRAIGHT SHOOTER』と似てる?)
日本のHR/HMファンの間では、BON JOVIのティコ・トレース(Ds)が一時在籍していたバンドとしても知られ、
また、そのBON JOVIのデビュー作に収録されていた名曲“SHE DON'T KNOW ME"と異名同曲である
“YOU DON'T WANT ME(LIKE I WANT YOU)"が収めれている事でもちょっぴり話題を呼んだ本作。実際ここで
聴く事ができるのは、初期BON JOVIをグッと洗練して産業ロック寄りにしたかのような極上のハードポップ・サウンドで、
キャッチーなメロディを歌う張りのあるハイトーンVo
…続き
FRANKE & THE KNOCKOUTS ★★ (2009-09-29 21:20:00)
シンガー/ソングライターのフランク・プレヴァイト(Vo)が中心となって、ニュージャージー州にて結成され
3枚のオリジナル・アルバムを持って80年代を彩ったAOR/産業ロック・バンド。
アメリカではセルフ・タイトルのデビュー作に収録された名曲“SWEETHEART"の大ヒットで知られ、
日本のHR/HMファンの間では、BON JOVIのティコ・トレース(Ds)が一時在籍し、またDREAM THEATERの初代Vo、
チャーリー・ドミニシが彼らの1stアルバムにバッキングVoとして参加していた事でお馴染み・・・か?
一度、90年代末に3枚のオリジナル・アルバムがCD化され、ESCAPE RECORDSからリリースされたが、その後速攻で
廃盤となり、現在ではかなり高額なプレミア価格で中古盤が取引されている模様。
「1stや2ndも一緒に買っておけば良か
…続き
APOCALYPSE-Apocalypse-Apocalypse ★★ (2009-09-28 23:09:46)
テクニカルな見せ場を備えた劇的な曲展開や、
ドラマティックなツインGの絡みなど、
このバンドならではの魅力がきっちりと織り込まれた
バンド名を冠するに相応しいクオリティを備えた名曲。
APOCALYPSE-Apocalypse-The Night Before ★★ (2009-09-28 23:07:20)
アルバム中、最もパワー・メタリックな仕上がりを誇る
重厚且つメロディックなヘヴィ・チューン。
重心低く刻まれるGリフがカッコイイ。
APOCALYPSE-Apocalypse-Crash! ★★ (2009-09-28 23:05:44)
バンドの地力の高さが伺えるインスト・ナンバー。
クサくない程度に劇的に絡み合うツインG、
軽快なフットワークでボトムを支えるDs、
メロディアスなソロもとるBと、
Voがなくとも不満は一切ない。
SSS ★★ (2009-09-27 21:22:00)
メンバーによると
「大好きなバンドだけど、バンド名とCHAOS U.K.のアルバム・タイトルが被ったのは偶然」
らしいですよ。
APOCALYPSE-Apocalypse ★★★ (2009-09-27 21:18:00)
'88年に英インディーズのUNDER ONE FLAGから発表した1stアルバム。(ミックスは名手フレミング・ラスムッセンが担当)
長らくイギリス出身バンドと信じて疑っていなかったのだが、この文章を書くに当たって調べてみたら、実はスイスのジェネーブに本拠を置くバンドだったと分かって驚いた。全編を包み込む暗く湿った雰囲気といい、煮え切らないメロディを歌うヘタウマVoに、ドラマティックに絡み合うツインG、スピードよりも、手数の多いGリフの積み重ねと劇的な曲展開を重視した楽曲の数々といい、生半可なイギリスのスラッシュ・メタル・バンドよりもよっぽど英国然とした風格漂うスラッシュ・サウンドを披露してくれているのになー。
鋭角的なGリフが疾走する高速スラッシュ・ナンバー①⑨を筆頭に、2nd~3rd期のMETALLICAからの影響が濃厚に感じられる作風だが、メロディックなツインGを組み込ん
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APOCALYPSE ★★ (2009-09-27 21:13:00)
スイスはジェネーブにて結成された、ツインGを擁する5人組スラッシュ・メタル・バンド。
情報が少なく、調べても詳しい活動履歴が分からんのだけれど、ともかく'88年にスイスのインディーズOUT OF TIME RECORDSからセルフ・タイトルの1stアルバム『APOCALYPSE』を発表、デビューを飾っている。
後にこのアルバムはUNDER ONE FLAG RECORDSを通じて海外へと配給される事になるが、この時(多分)アートワークがトゥルー・メタル調のモノからスラッシャーにお馴染みの「ツノ付き蝙蝠」イラストに差し替えられ、また本編もSWEET SILENCE STUDIOにおいてフレミング・ラスムッセンの手によるミックスが施されている。
'93年にはシンガーを代えて2nd『THE FAITHLESS』をリリース。この時加入したニック・ラボーなるシンガーは、後にGOT
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APOCRYPHA-The Forgotten Scroll-Broken Dream ★★ (2009-09-26 22:50:27)
無駄に力むことなく、エモーショナルな歌声を
聴かせてくれるVoの歌唱が映える
デビュー作のラストを締める叙情バラード。
メロディを大事にしたGプレイに専念する
トニー・フレディアンリも良い仕事をしています。
APOCRYPHA-The Forgotten Scroll-Tablet of Destiny ★★ (2009-09-26 22:46:05)
「これぞSHRAPNEL!」といった感じのインスト・ナンバー。
トニー・フレディアンリはテクニカルな速弾きのみならず、
楽曲のクラシカルな雰囲気を高めるKeyワークも披露。
あと、何気にBのアル・ラムリーもかなりのテクシャンっぷりを
聴かせてくれている。
CRYSTAL VIPER-The Curse of Crystal Viper-The Last Axeman ★★ (2009-09-26 20:01:12)
後にEPのタイトル・トラックともなった
重厚なエピック・チューン。
スピードに頼らずともこうした優れた楽曲を
作り出せるのがこのバンドの良いところか。
CRYSTAL VIPER-The Curse of Crystal Viper-City of the Damned ★★ (2009-09-26 19:59:50)
雄々しくキャッチーに疾走するサビメロが
秀逸且つ痛快極まりない、本編でも1、2を争う名曲。
CRYSTAL VIPER-Metal Nation-Her Crimson Tears ★★ (2009-09-26 19:52:30)
女性シンガーならではの「艶」を活かした
マルタ・ガブリエルのしっとりとした歌声が
楽曲の叙情性を増幅するパワー・バラード。
CRYSTAL VIPER-Metal Nation-Agents of Steel ★★★ (2009-09-26 19:49:34)
言わずと知れたAGENT STEELの代表曲のカヴァー。
見事なハマりっぷりで、個人的にはジョン・サイリースの
ヒステリックなハイトーンVo版よりもこっちの方が
好きなくらいなもので。
CRYSTAL VIPER-Metal Nation-Gladiator, Die by the Sword ★★★ (2009-09-26 19:47:15)
2ndアルバムのクライマックスを飾る、
3部構成からなる力強く重厚なエピック・チューン。
東欧調のテーマ・メロディが印象的。
CRYSTAL VIPER-Metal Nation-Metal Nation ★★★ (2009-09-26 19:40:49)
物悲しげな序曲“BREAKING THE CURSE"を経て、
劇的に疾走を開始する2ndアルバムのタイトル・トラック。
どこか民俗音楽的な風情を湛えた雄々しくもキャッチーな
サビメロが秀逸。
CRYSTAL VIPER-Metal Nation ★★ (2009-09-26 00:05:00)
レザー・ウィッチ改めマルタ・ガブリエル(Vo)率いる、ポーランド出身の4人組パワー・メタル・バンドが、
ミキシング&マスタリング・エンジニアにアンディ・ラ・ロックを迎えて制作、デビュー作との間に
EP『THE LAST AXEMAN』('08年)のリリースを挟んで'09年に発表した、日本デビュー作ともなった2ndフル・アルバム。
新Bとして元DRAGONのトム・ヴォリナが加入したりと陣容に若干の変化はあれど、マルタ(とその旦那で、バンドの
プロデュースも務めるバート・ガブリエル)が健在な以上大勢に影響がある筈もなく、前作『THE CURSE OF CRYSTAL VIPER』で
披露した、彼女のパワフルな歌唱を中心に据えたヒロイックでドラマティック、且つキャッチーな
パワー・メタル・サウンドには一転の曇りもない。寧ろ、よりスピーディに、よりドラマティッ
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CRYSTAL VIPER-The Curse of Crystal Viper-Shadows on the Horizon ★★ (2009-09-25 22:05:56)
ブンブン唸りまくるBといい、
ドラマティックなフレーズを奏でるGといい、
ブルース・ディッキンソン風の歌い上げを披露するVoといい、
「自分ら、IRON MAIDEN尊敬してますから!」
ってな感じの曲調が微笑ましくもカッコイイ。
1stで一番好きな曲かも。
CRYSTAL VIPER-The Curse of Crystal Viper ★★ (2009-09-24 23:36:00)
才色兼備のフロント・ウーマン、レザー・ウィッチによってポーランドはカトヴィツェにて結成された
4人組パワー・メタル・バンドが、'07年に独インディーズのKARTHAGO RECORDSより発表した1stアルバム。
ファンタジックなコンセプト、マッチョなジャケット・アートワーク、そしてヒロイックな楽曲群が端的に
物語る通り、本作に詰め込まれたサウンドは、MANOWARやIRON MAIDENといったバンドからの影響を叩き台とした、
スピーディでドラマティック、それでいてキャッチーな味わいも備えた正統派パワー・メタル。
その個性確立に大きく貢献しているのが、CRYSTAL VIPERの中心人物でもあるレザー・ウィッチのパワフルなVoであり、
ガテラル系でも、オペラ系でも、ゴシック系でもない、正しく女ロニー・ディオの系譜に連なる彼女の歌声は、
楽曲のキ
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CRYSTAL VIPER ★★ (2009-09-24 23:33:00)
'03年、ポーランドはカトヴィツェにてマルタ・ガブリエル(Vo)と、マネージャー兼プロデューサー
(そしてマルタの旦那でもある)バート・ガブリエルが音頭を取って結成。W.A.S.P.、MANILLA ROADといった
バンドのトリビュート・アルバムに参加しつつ知名度を高め、ドイツのインディーズ・レーベル
KARTHAGO RECORDSと契約。'07年にデビュー作『THE CURSE OF CRYSTAL VIPER』を発表、好評を博す。
'08年、VIRGIN STEELEのカヴァーやライブ、未発表音源を収録した企画盤『THE LAST AXEMAN』を、
翌'09年にはジャケットはレベルダウンしたものの、内容はグレードUPを果たした2ndフル・アルバム
『METAL NATION』をリリース。元RAGEのマンニ・シュミット、STORMWARRIOR
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APOCRYPHA-The Forgotten Scroll ★★ (2009-09-23 21:38:00)
現在は人気バンドTHIRD EYE BLINDに籍を置くトニー・フレディアンリ(G)が中心となって、アメリカは
ネヴァダ州にて結成された4人組パワー/スラッシュ・メタル・バンドが、プロデューサーにCACOPHONY時代の
マーティ・フリードマンを迎えてレコーディング、'87年にSHRAPNEL RECORDSからリリースした1stアルバム。
ダークな雰囲気漂うジャケット・アートワークを、タトゥー・アーティストとして大成したガイ・エイチソンが
手掛けていたりと、今考えると結構豪華な陣容で制作されている本作だが、各楽器の分離の悪いゴチャッとした
音作り(エンジニアはSHRAPNELお抱えのスティーヴ・フォンタノ)や、欧州HMからの影響を伺わせる、アグレッシブだが
キャッチーさに欠けるマイナー調のパワー・メタル・サウンドは、如何にもSHRAPNEL RECO
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EXODUS-Let There Be Blood ★★ (2009-09-23 02:18:00)
ロブ・デュークス(Vo)、ゲイリー・ホルト(G)、リー・アルタス(G)、トム・ハンティング(Ds)、
ジャック・ギブソン(B)という編成に落ち着いたEXODUSが、「黎明期のスラッシュ・シーンに燦然と輝く名盤」と
高く評価される、'85年発表の1st『BONDED BY BLOOD』をセルフ・リメイク。
本作はTESTAMENTの『FIRST STRIKE STILL DEADLY』の方法論に触発されて制作されたらしいが、様式美HMに通じる
構築美やドラマ性を湛えた初期TESTAMENTの名曲群が、リ・レコーディングによって一層魅力的に蘇っていたのに対し、
『BONDED~』の魅力は、楽曲のカッコ良さのみならず、ヘタクソなVoや劣悪な音質といったマイナス要素すらも
強力な武器へと転化してしまう、当時のEXODUSが放っていた圧倒的「初期衝動」や「カリス
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CYCLONE TEMPLE-Building Errors in the Macine ★★ (2009-09-23 02:02:00)
Voをブライアン・トロックからマルコ・サリナスにチェンジして'93年に発表された6曲入りEP。
跳ねるリズムやヘヴィネスが強調された、所謂「モダン・へヴィネス」影響下にある作風が、リリース当時、
スラッシャー諸氏の落胆を誘った作品で、個人的にも初めて①を聴いた時は「CYCLONE TEMPLEよ、お前もか・・・」と
溜息を吐いたクチなのだが、先日、THRASH DOMINATION 09に足を運んでスラッシュ・メタル熱が高まった勢いを駆って、
久し振りに棚から引っ張り出して本作を聴き直してみたら、これが案外悪くない。と言うか結構良いんですわ、これが。
確かにリズムからはストレートな疾走感が、曲展開からは劇的さが、そしてメロディからは憂い/泣きといった要素が
薄れてしまっているのだけど、それでも尚、スラッシュ・メタル然としたスピード感は必要にして
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MEGADETH-Endgame ★★ (2009-09-16 22:01:00)
10th『THE SYSTEM HAS FILED』でファンが望む音楽性に帰還を遂げて以降、MEGADETHは(と言うかデイヴ・ムスティンは)
新作を発表する度に、こちらが「ま、これぐらいかな」と予想するラインを、更に大きく上回るクオリティの
アルバムを提供し続けて来てくれたわけだが、それは今回も同様であり、スリリングなインスト曲①に続いて、
(もろ『PEACE SELLS...BUT WHO'S BUYING?』の頃を彷彿とさせる)鋭角的なGリフ、キレのある曲展開、そして
テンション高めのGソロが畳み掛けるように疾駆する②が始まった瞬間、喝采を上げた人も少なくなかったんじゃなかろうか?
“WASHINGTON IS NEXT!"のようなキャッチーな名曲こそ収録されてはいないが、その分、前作『UNITED ABOMINATIONS』には
欠けていた「ス
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RIOT V-The Privilege of Power ★★ (2009-09-12 19:26:00)
曲間に挟み込まれた長~いSEや、ホーン・セクションを大胆に導入したチャレンジブルな姿勢が、
ファンの間で賛否両論を巻き起こした、RIOT初のコンセプト作でもある'89年発表の7thアルバム。
かつては「SE長過ぎるよね」と指摘される度に「いや!そんな事はない!お前はRIOTのセンスを理解していない!」
と憤り立って反論していたが、オッサンになった今改めて本作を聴き直すと・・・やっぱりSE長過ぎるよね(笑)
(①~②の流れなんて、ライブ盤『RIOT IN JAPAN-LIVE!!』の間髪入れない展開の方が数倍劇的でカッコイイ)
とは言え、アルバム自体は前作『THUNDERSTEEL』の路線を継承した、疾走感&哀愁兼備のパワー・メタル路線という
方向性にブレはなく、それはポルポト派のジェノサイドについて歌った名曲中の名曲⑤を聴けば明らか。
また、楽曲
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JUGGERNAUT-Baptism Under Fire-Cut Throat ★★ (2009-09-12 18:05:26)
複雑な事をやろうとすると、
冗長さが気になってしまうこのバンドだが、
こういう小細工なしの突撃スラッシュ・チューンは、
ボビーのDsの威力もあって単純にカッコイイ。
JUGGERNAUT-Baptism Under Fire-Impaler ★ (2009-09-08 21:55:18)
エリザベート・バソリー伯爵夫人を題材に採ったナンバーらしいが、
何度聴いても「ピンクパンサー」のテーマ曲の
スラッシュ・メタル・バージョンにしか聴こえないんだよなぁ。
カッコイイし、好きな曲だけどね。
JUGGERNAUT-Baptism Under Fire ★★ (2009-09-08 21:51:00)
日本のHR/HMファンからはRIOTのメンバーとして親しまれ、現在ではロブ・ハルフォードも一目置く凄腕として
世界的な知名度を誇る名ドラマー、ボビー・ジャーゾンベクのキャリアの出発点となった、テキサス州は
サンアントニオ出身の4人組スラッシュ・メタル・バンドが'86年に発表した最初で最後のフル・アルバム。
プログレッシブ・ロックからの影響を垣間見せる、複雑且つ緊張感に満ちた曲展開を備えたテクニカルな
スラッシュ・メタルを演っており、派手に動き回るB(かなり良い仕事してます)と共にボトムを支えるボビーのDsは、
この時点で既に一級品。力強さと手数の多さを併せ持った彼のドラミングが、その完成度を数段引き上げている
②のような楽曲を聴くと、「やはり巧い人は昔から巧いんだなぁ~」と、感心させられること請け合い。
尤も、いくらリズム隊がサウンドを引き締めよ
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JUGGERNAUT ★★ (2009-09-08 21:50:00)
'80年代初頭、テキサス州はサンアントニオにてハーラン・グレン(Vo)が中心となって結成される。
元々はKAMIKAZEというバンド名だったらしいが、ハーランのオカンのアイデアを採用してJUGGERNAUTと改名。
『METAL MASACRE Ⅶ』に楽曲を提供する等して知名度を高め、'86年にMETAL BLADE RECORDSより
1st『BAPTISM UNDER FIRE』を発表、レコード・デビューを飾っている。
現在では、凄腕ドラマーとして勇名を馳せるボビー・ジャーゾンベクが世に出る
切っ掛けになったバンドとして知られるが、ボビー以外にも、RIOT休止中のマーク・リアリと一緒に
NARITAをやっていたメンバーが在籍していたりと、何かとRIOTとは縁の深いバンドである。
活動後期にはSACRED REICH~MACHINE HEADの
…続き
LAZARUS A.D.-The Onslaught-Who I Really Am ★★ (2009-09-06 22:40:33)
ブラスト・ビートも炸裂するデス・メタリックな
ブルータリティと、メロディックに弾きまくるGソロの同居が
このバンドならではの個性を主張する
アルバムのラスト・ナンバー。
LAZARUS A.D.-The Onslaught-The Onslaught, Part 1: Revolution ★★ (2009-09-06 22:31:25)
正統派へヴィ・メタリックなツインGの
ドラマティックな絡みを活かして突っ走る、
タフ&ストロングな高速スラッシュ・ナンバー。
個人的には1stアルバムのハイライト・ソング。
LAZARUS A.D.-The Onslaught-Last Breath ★★ (2009-09-06 22:28:23)
リフに次ぐリフという、歌に入る前の一捻りが印象的な
デビュー作のOPナンバー。
一聴しただけで、LAZARUS A.D.がどんなサウンドを標榜する
スラッシュ・メタル・バンドなのか良く理解できる
まさに名刺代わりの1曲。
LAZARUS A.D.-The Onslaught ★★ (2009-09-06 22:22:00)
アメリカはウィスコンシン州出身で、LOUD PARK 09において早くも来日公演が決まっているツインG編成の
4人組スラッシュ・メタル・バンドが、'07年に自主制作したデビュー作にリミックス/リマスター、曲順の変更、
ジャケット・アートワークの差し替え、ブックレットの刷新といった諸々の手を加えてパワーアップを施し、
'09年、新たにMETAL BLADE RECORDSから出し直したのがこれ。
エンジニアとしてクレジットされている、クリス・ジュリチッチ、ジェイムズ・マーフィといった錚々たる面子の
名前を見ただけで、ある程度本作のクオリティの高さは推測できるが、実際、メロディアスにも歌える
ドスの効いたVo、リフにソロにと両ワークに冴えをみせるG、安定感あるリズムを叩き出すB&Dsが一塊となって
猛然と突貫しまくるタフでストロングなスラッシュ・サウ
…続き
RIOT V-Thundersteel ★★ (2009-09-06 21:28:00)
RIOT復活作にして、多くのファンが「彼らの最高傑作」と太鼓判を押す'88年発表の6thアルバム。個人的にも自分の
お金で初めて購入し、HR/HMにのめり込む切っ掛けとなった作品という事で、非常に思い入れを感じている1枚。
豊かな声量を活かして歌いまくるトニー・ムーアと、元JUGGERNAUTの名ドラマー、ボビー・ジャーゾンベクを得て
(但し、本編の半分でDsを叩いているのはLION時代のマーク・エドワーズ)、かつてのオーセンティックな
HMサウンドから一気にパワー・メタル色を強めた本作の魅力は、痛快なハイトーンVo、手数の多いダイナミックな
ドラミング、そしてシャープに切り込んで来るツインG(でもバンドはシングルG編成)が一丸となって
都会的な哀愁を伴い疾走する、アルバム表題曲①に集約されているといっても過言ではない。
HMのカッコ良さを余す所
…続き
RIOT V-Born in America ★★ (2009-09-05 11:09:00)
比較的に入手が容易だったにも関わらず、RIOTのカタログの中では飛び抜けた影の薄さを誇った不遇の5thアルバム。
よりゴージャスで華やかな方向へとHR/HMシーンが推移していた'84年という時期にあっては、まず売れなさそうな
(そして実際売れなった)男臭くマイナー調のHMサウンドが詰め込まれた本作は、タイトルからして「メタル」してる
スピーディな④を筆頭に、前作『RESTLESS BLEED』に比べるとヘヴィ・メタリックなアグレッションや疾走感がやや回復。
代わりに哀愁や泣きといった要素が薄れ、大味になってしまった気がしなくもないが、レット・フォリスターの
小手先のテクニックだけでは表現不可能な、素敵なサムシングを備えたやさぐれチンピラ風味のVoが楽曲にえも言われぬ
エモーションを与えており、特に、バラード調に始まりテンポアップして盛り上がっていくHM
…続き
BULLDOZER-Unexepected Fate ★★ (2009-09-05 10:47:00)
BOXセットの発売や、旧譜リイシュー等の再評価機運の高まりを受け、ACワイルド率いる
イタリアの古参スラッシャーBULLDOZERがプロジェクト体制ながらも復活を果たし、
豪華ゲストの協力を得て完成に至った、'09年発表の5thアルバムがコレ。
いつの間にやらユーロビート界で大成功を収めていたACだが、本作では、ラッパーと組んでファンの度肝を抜いた
問題作(でも秀作)『DANCE GOT SICK!』で聴かせた様な実験色は一切排除。クラシカルなイントロに次いでブラスト・ビートが
炸裂する①を手始めに、全編をスピーディでアグレッシブな疾走系ナンバーで固めつつ、Keyを効果的に用いて
荘厳さや劇的さの演出が為された作風は、まさしくラスト作となった『NEURODELIRI』の後に続くべき内容に仕上がっている。
ただ、良くも悪くもベテラン・バンド然とした
…続き
RIOT V-Restless Breed ★★ (2009-09-02 22:05:00)
『FIRE DOWN UNDER』同様、長らく入手困難な状態が続いていた'83年発表の4thアルバム。邦題は『非常警戒』。
と言っても、「RIOT屈指の名盤」「ガイ・スペランザ時代の最高傑作!」と評価の高い『FIRE~』に比べると、
レット・フォリスター(Vo)加入第1作となった本作は、「音楽性が拡散したRIOTらしからぬ問題作」と否定的に
紹介される事が多かったため(最近はそうでもないけど)、別に聴けなくともそれほど惜しいとは思っていなかったのだが、
'90年代末になってようやっと再発されたのを期に購入し、聴いてみて驚いたの何のって。何じゃこの傑作は?!
確かに、気持ち良さげにハーモニカが吹き鳴らされる⑤のような異色曲が収録されているし、ミディアム・テンポの
楽曲を中心にまとめられた本編は疾走感を減じている。どっこい、「RIOTの魅力=哀愁のメロディ
…続き
RIOT V-Fire Down Under ★★ (2009-09-01 22:04:00)
完成度の高さに反して、契約上の問題から長らく廃盤状態が続き、'90年代末に再発されるまで後追いファン(俺です)
には聴く事が叶わなかった、ガイ・スペランザ在籍時代最後の作品となった'81年発表の3rdアルバム。
当時、日本と共にRIOTが高い支持を取り付けていたイギリスでのNWOBHM勃発に影響を受けたのか、従来のロックンロール色が
大幅に減退し、ソリッドなGリフ主導で疾走する楽曲の数々は、よりハードに、よりスピーディにと、
これまで以上にエッジの効いた、最早ハードロックというよりもヘヴィ・メタルと表現すべき作風に仕上がっており、
その筆頭が、アルバムのOPを勇ましく駆け抜けていく高揚感溢れる名曲①。それ以降も、①の勢いを受け継ぐ
アルバム表題曲②、シンプル且つミステリアスなGリフが印象的なミッド・チューン③、ライブでも
お馴染みのウェスタンな雰
…続き
RIOT V-Narita ★★ (2009-08-31 22:44:00)
デビュー作『ROCK CITY』の日本での成功に感謝の意を捧げてこのタイトルになったという、'79年発表の2ndアルバム。
「力士」+「アザラシ」(そしてフジヤマ&ジャンボジェット機)というジャケット・アートワークの出来は
不憫極まりないが、中身は前作の路線を順当に受け継ぐ、アメリカのバンドらしいシンプルなノリの良さに、
NY出身バンドならではのストリート感覚と乾いた哀愁をまぶした、硬派でハード・ドライヴィンなロックンロール・サウンド。
熱く弾ける②や、こっ恥ずかしくも勢いよく疾走する⑦といった楽曲に明らかなように、これまで以上にハードな
ツインGの絡みが前面に押し出され、攻撃性を増した作風はHR度が前作から格段にレベルアップ。
その最大の成果と言うべきが、成田空港の三里塚闘争に着想を得たという、印象的なテーマ・メロディを備えた
スリリングなイン
…続き
RIOT-Rock City ★★ (2009-08-31 22:34:00)
疾走感溢れる曲調、哀愁のメロディ、そしてエモーショナル且つドラマティックなツインGという、
RIOTというバンドの魅力がギュッと凝縮された名曲中の名曲にして、HR/HMファン永遠のアンセム“WARRIOR"を
収録した'78年発表の1stアルバム。(『怒りの廃墟』って邦題の意味はよう分からんが)
傑作『THUNDERSTEEL』でRIOTファンとなり、遡って本作を購入したクチなので、初めて聴いた時は
(ライブに欠かせないバンドの代表曲③⑥を収録しつつも)、本編に詰め込まれたその余りに飾り気のない、
シンプルなロックンロール・サウンドに思わず拍子抜けしてしまったわけだが、とは言え、ガイ・スペランザの
パッショネイトなVoによって歌われる楽曲は、NY出身バンドならではの硬質感と乾いた哀愁をそこはかとなく漂わせ、
「如何にもアメリカン」といった感じの能
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ARTILLERY-When Death Comes-When Death Comes ★★ (2009-08-30 14:46:34)
『BY INHERITANCE』とも、それ以前の作風とも異なる、
新生ARTILLERYの魅力が詰め込まれた5thアルバムのOPナンバー。
今後もこの路線で突っ走ってくれると嬉しいな、と。
ARTILLERY-When Death Comes ★★ (2009-08-29 23:50:00)
ARTILLERYが'91年に発表した3rd『BY INHERITANCE』をこよなく愛する身としては、初期ブルータル・スラッシュ路線の
復活作『B.A.C.K』は諸手を挙げて絶賛できる内容ではなかったのだが、そんな彼らが10年ぶりに新作を発表、
しかもそれがどうやら『BY~』の頃を彷彿とさせる作風に仕上がってるらしい・・・・と聞いては否が応にも期待が
高まり、それこそ嬉し涙の海で溺死する覚悟を決めて本作('09年、5thアルバム)を購入したのですが・・・。
ARTILLERYのトレードマークである、独特の動きを魅せる手数の多いGリフは健在だし、本編のそこここで聴かれる
東洋風味のメロディは確かに『BY~』を思い起こさせる。——んだけれども、その割に、繰り返し聴いても
今ひとつ己のメタル魂が鼓舞されないのは、歌メロが余りにも普通過ぎるせいかな、と。
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JON LORD-Before I Forget-Tender Babes ★★★ (2009-08-29 21:17:54)
静謐なイントロを豪快にブチ破る、コージー・パウエルの
破壊的なドラミングに総毛立つ。(あと余りに特徴的過ぎてちょっと笑う)
イントロに限らず、終始ジョン・ロードのKeyとコージーのDsが
火花を散らしまくるスリリングなインストの名曲。
JON LORD-Before I Forget-Bach Onto This ★★★ (2009-08-29 21:13:26)
バッハの“トッカータとフーガ"の旋律で幕を開ける、
8分に及ぶクラシカル&プログレッシブなインストの大作ナンバー。
全編を華麗に彩る、攻めの姿勢を持ったジョン・ロードの
Keyプレイがたまらなくカッコイイ。
JON LORD-Before I Forget-Where Are You ★★★ (2009-08-29 21:10:52)
個人的にはアルバムで最も好きなナンバー。
アルコール焼けしたちょいしゃがれ気味の
エルマー・ガントリーの渋い歌声に絡む、
ジョン・ロードの流麗で包み込むような優しさに満ちた
Keyの調べを聴いてるだけでもう泣けてくる絶品のバラード。
星三つじゃ足りません。
JON LORD-Before I Forget-Say It's All Right ★★★ (2009-08-29 21:03:53)
ヴィッキー・ブラウンのエモーショナルな歌声に
どっぷりと酔いしれる、ソウルフルなバラード。
BAD COMPANYから客演している、ミック・ラルフス入魂の
泣きのGソロも涙腺を刺激してくれます。
JON LORD-Before I Forget-Before I Forget ★★★ (2009-08-29 21:01:00)
リッチー・ブラックモアがRAINBOWで演りそうな
美しく幻想的な雰囲気を漂わせたハーフ・インスト・ナンバー。
サビ部分を彩る、PINK FLOYD等との仕事で知られる
サム&ヴィッキー母娘の可憐なコーラス・ハーモニーが印象的。
AMORAL-Show Your Colors ★★ (2009-08-24 22:24:00)
去年、フィンランド・フェスト08を見に行った時の話。2番手として登場したアリ・コイヴネンに対し、ステージ前方に
陣取った外人客が終始、中指を立てて野次を飛ばしまくっているのを目撃して、やはりコアなメタル・マニアからの
風当たりはキツイものがあるのか・・・と暗澹たる気分を味わったのだけど、ニコ・カリオヤルヴィ(Vo)に代わる
新たなフロントマンとして、そのアリを加入させたAMORALが'09年に発表するや、ファンの間で
「問題作」として賛否両論を巻き起こした本作(4th)を聴いていたら、ふとその事が思い出された。
尤も、「エクストリーム・メタル・バンドにメタル・アイドル加入」という経緯こそが問題なのであって、内容自体は、
北欧のバンドならではのメランコリックなメロディを満載にした、非常に優れたHMアルバムに仕上がっているように思うのだが・・・。
た
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