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WARBRINGER-Waking Into Nightmares-Senseless Life ★★★ (2009-08-23 22:13:41)
正統派へヴィ・メタリックなGリフと、
疾走する泣きGソロをフィーチュアして
ドラマティックに盛り上りつつ激走する
2ndアルバムの(個人的に)ハイライト・チューン。
WARBRINGER-Waking Into Nightmares-Shadow From the Tomb ★★ (2009-08-23 22:08:34)
デス・メタリックな暴力性も発散する
バイオレントな曲調と、劇的なインスト・パートの
コントラストが印象に残る1曲。
WARBRINGER-Waking Into Nightmares-Living in a Whirlwind ★★ (2009-08-23 22:01:46)
リズム・チェンジからブラスト・ビートまで
事も無げにこなす新加入のDsの怒涛の如きドラミングが
炸裂するブルータルな1曲。
こりゃ前任ドラマーじゃ出来ない曲だ。
WARBRINGER-Waking Into Nightmares-Jackal ★★ (2009-08-23 21:57:57)
イントロを聴いただけで、前作から如何に彼らが
成長を遂げたか伝わって来る、タフでストロングな
高速スラッシュ・ナンバー。
相変わらずメロディアスなGソロも○。
WARBRINGER-War Without End-Beneath the Waves ★★ (2009-08-22 01:16:04)
楽曲自体は刺々しく疾走する高速スラッシュ・チューンなのだが
そこに絡むGソロは非常にメロディアス。
冒頭から正統派HMのノリで歌いまくっており、
ちょっと笑ってしまった。いや、良い曲です。
WARBRINGER-War Without End-At the Crack of Doom ★★★ (2009-08-22 01:09:39)
Gリフにインパクトにかけては本編随一。
ブラスト・ビートを織り交ぜてバイオレントに
疾走するリズムに、よく歌うGと練られた曲展開が
絡む様はメロディック・デス・メタル風味ですらある。
WARBRINGER-War Without End-Hell on Earth ★★ (2009-08-22 01:05:47)
小細工抜きでガンガン攻め立ててくる、
正統派のスラッシュ・メタル・ナンバー。
聴いてるだけで暴れ出したくなりますね。
WARBRINGER-War Without End-Total War ★★★ (2009-08-22 01:01:49)
1stフルのOPナンバーにして、WARBRIGNERというバンドの
何たるかが詰め込まれた彼らの代表曲。
(デビューEP収録曲のリメイクでもある)
荒々しく好戦的な曲調の割りに、フラッシーに弾きまくる
ツインGや一緒に叫びたくなるサビといい
結構キャッチーな仕上がりなのも好ポイント。
WARBRINGER-Waking Into Nightmares ★★ (2009-08-19 22:31:00)
一聴して「うぉ、化けやがった」と驚かされる、カリフォルニア出身の5人組スラッシャーが
プロデューサーにEXODUSのゲイリー・ホルトを迎えて制作、'09年に発表した2ndフル・アルバム。
荒削りな演奏、楽曲、それに音作りと、濃厚に80年代風味が薫るオールドスクールなスラッシュ・メタルを
演っていたデビュー作『WAR WITHOUT END』に対し、本作は、コケ脅し臭の消えたジャケット・アートワーク
(手掛けたのはダン・シーグレイヴ)から、グッと引き締まったサウンド・プロダクション、そしてよりスピーディに、
よりダイナミックに、より劇的に磨き上げられた収録楽曲に至るまで、過酷なロード生活で得た経験値が見事に
本編のクオリティに反映された、あらゆる面においてデビュー作から格段のパワーUPを遂げた内容に仕上がっている。
取り分け、一層のへヴィネスとダイ
…続き
WARBRINGER-War Without End ★★ (2009-08-19 22:28:00)
カリフォルニア出身の5人組スラッシュ・メタル・バンドが、プロデューサーにビル・メトイヤーを迎えて制作、
'08年にCENTURY MEDIAからリリースした1stフル・アルバム。
新世代スラッシャーの多くがそうであるように、彼らもまた、ヒステリックなシャウトを繰り出すVo、ヤスリで削り
出したような刻み目の荒いGリフ、それにバタバタ忙しなく疾走するリズムと、メンバー全員の平均年齢が20歳とは思えぬ、
80年代テイスト満載のオールドスクールなスラッシュ・メタルを実践。ジャケット・アートワークに戦車をあしらい、
歌詞のモチーフに「戦争」を選ぶ姿勢からも明らかなように、アグレッシブで高揚感に満ちた好戦的なサウンドが
その持ち味ながら、フラッシーに弾きまくるツインGと、正統派HM由来の構築性を湛えた曲展開をフィーチュアした
楽曲は存外キャッチーで(ポップ
…続き
WARBRINGER ★★ (2009-08-19 22:27:00)
カリフォルニアにて、ONSLAUGHTとZOMBIEという2つのスラッシュ・メタル・バンドが
合流する形で誕生し、'06年に自主制作した5曲入りEP『ONE BY ONE, THE WICKED FALL』でデビュー。
幾つかのコンピ盤に参加して知名度を高めた後、CENTURY MEDIA RECORDSと契約を交わすと、
'08年に『WAR WITHOUT END』を、'09年には2ndフル『WAKING INTO NIGHTMARE』を発表。
荒々しく尖がった楽曲にイマイチな音質、それにドタバタした演奏がどこか郷愁を誘う、オールドスクールな
スラッシュ・サウンドが詰め込まれた1st、メンバー・チェンジと過酷なツアー生活の成果が
そのクオリティに見事に反映された、よりビルドアップされた内容の2nd、
どちらも聴き応え十分の作品に仕上がっており、
…続き
VANDENBERG-Alibi-Fighting Against the World ★★★ (2009-08-17 21:48:16)
やや大人しめにまとめられた3rdアルバムの中にあって、
重厚且つドラマティックなこの曲のへヴィ・メタリックな
カッコ良さは一際耳を引く。
VANDENBERG-Alibi-Kamikaze ★★★ (2009-08-17 21:35:29)
“KAMIKAZE"というタイトルを名乗るなら
これぐらいカッコ良くないとね、
と実感させられる、アルバムのハイライトを
飾るインストの名曲。
VANDENBERG-Alibi ★★ (2009-08-17 21:12:00)
若さや爽やかさをイメージさせた「青色」から、落ち着きを感じさせる「赤色」へと、ジャケット・アートワークの
変化が物語る通り(?)、ヘヴィ・メタリックな疾走感やエッジが後退し、より成熟したHRバンドへと
その音楽性を変化させた、'85年発表の3rdアルバムにしてVANDENBERGのラスト作。
角が取れ、丸みを帯びたモダンなサウンド・プロダクションに、ボーカル・ハーモニーが強化され、ミドル・テンポの
楽曲がズラリ取り揃えられた楽曲と、以前に増して「聴かせる」姿勢が前面に押し出されており、
エイドリアンのGプレイも相変わらずの泣きとドラマ性を湛えつつ、今回は楽曲の1パートに徹しているとの印象で、
前2作で聴かれたような鮮烈な「華」を感じさせるGソロが炸裂する場面は少ない。
有体に言ってしまうとかなり地味な仕上がりの本作なのだが、ポップで溌剌とした③、
…続き
BIGHORN-BIGHORN-SPARROW ★★★ (2009-08-16 20:47:37)
アルバム『BIGHORN』のハイライトを飾る名曲中の名曲。
叙情的なイントロから一転、軽やかに駆け抜けていく曲調が
「旅」について綴った歌詞世界と絶妙にマッチ。
全体的にポジティブな雰囲気を漂わせつつ、
仄かに薫る哀愁が胸に沁み、なぜだか無性に泣けて仕方がない。
BIGHORN-BIGHORN-MARY-ANNE ★★★ (2009-08-16 20:42:05)
儚げなイントロを聴いただけで胸を締め付けられる名バラード。
やや頼りなさげなVoが切々と歌い上げる泣きメロと、
それを援護する哀切なストリングスとピアノの調べ、
そして透明感を湛えたボーカル・ハーモニーが絶品です。
BIGHORN-BIGHORN-PENNY FOR YOUR DREAMS ★★★ (2009-08-16 20:37:26)
5分足らずという短い時間の中に、
BIGHORNというバンドの魅力が余す所なく詰め込まれた
代表曲と呼ぶに相応しい名曲。
BIGHORN-BIGHORN ★★ (2009-08-16 19:56:00)
90年代末期のCD化大国日本において、ソニーから再発された数多くの「隠れた名盤」の中でも、ARCANGELや
TRILLIONと並んで特に愛聴させて貰ったのが、カナダはバンクーバー出身の5人組メロディアスHRバンドが
唯一残した、'78年発表のこのセルフ・タイトルのデビュー・アルバム。
いきなりQUEENばりに美しいボーカル・ハーモニーで幕が開く名曲①によく表れている通り、キャッチーで繊細な
泣きメロ、透明感を湛えた華麗なボーカル・ハーモニー、そして優美にして流麗なピアノとKeyがタップリと
フィーチュアされたサウンドは、良い意味で典型的なアメリカン・プログレ・ハード路線で、その内容と来た日にゃ、
同時期のSTYXやBOSTONにも匹敵するクオリティの高さ。(もっとポップ寄りだけど)
凝ったアレンジと曲展開を備えた楽曲は、堪らなくドラマティックな
…続き
BIGHORN ★★ (2009-08-16 19:54:00)
カナダはヴァンクーバーにて結成された5人組メロディアスHRバンド。
'78年にセルフ・タイトルの1st『BIGHORN』でデビュー。
システム・エンジニアとして、駆け出し時代のボブ・ロックの名前がクレジットされている
この作品には、ポップな泣きメロと美しいボーカル・ハーモニー、そして劇的な曲展開に
全編が彩られた、全盛期のSTYXを彷彿とさせるサウンドが詰め込まれており、
マニア筋から高い評価を得るが、成功を掴むまでには至らず、結局彼らは
このアルバム1枚を残して消息を絶つ。
'99年、当時「CD化大国」の称号を欲しい侭にしていた日本において
世界初CD化がなされ、世のメロディ愛好諸氏派を喜ばせた事は記憶に新しい。
でももう廃盤?
HUGHES / THRALL-Hughes/Thrall ★★ (2009-08-16 00:05:00)
歌神グレン・ヒューズがギタリストのパット・スロールとタッグを組んで、HUGHES/THRALL名義で
'82年に発表した唯一のアルバムにして、現在でもグレンのライブで必ず演奏される名曲を
数多く収録した、彼を語る上で欠かす事の出来ない重要作品の一つ。
自分がこの作品を購入したのはかなり遅く、'94年に行われたグレンのソロ公演で聴いた名バラード“COAST TO COAST"の
余りの素晴しさに感動した事がその切っ掛けだったのだが、当初の予想ではグレンとパットの組み合わせという事で、
かなり通好みの渋い作風を想像していたのだけれど、実際に聴いてみると、そうした渋みや、如何にもグレン的な
ファンキーな要素を端々に漂わせつつも、全体としては、これが時に産業ロック的なキャッチネスも感じさせる、
非常に洗練されたハードポップ・サウンドが詰め込まれていて良い
…続き
HELSTAR-A Distant Thunder-Winds of War ★★★ (2009-08-14 23:07:37)
叙情バラード風のイントロに始まり、
スピーディ且つアグレッシブに盛り上がりつつ
最後はまたバラード調に締め括られるという
起承転結がバッチリ決まった
様式美パワー・メタル・チューンの名曲。
リリカルなピアノ・サウンドの導入も効果的。
HELSTAR-A Distant Thunder ★★ (2009-08-14 23:03:00)
'81年にテキサス州はヒューストンにて結成され、紆余曲折を経た現在もしぶとく活動を続ける
5人組の正統派HMバンドが、METAL BLADE RECORDS移籍第1弾として'88年に発表した3rdアルバム。
スラッシュ/パワー・メタル風味の攻撃性を備えつつ、スピードよりも構築感を重視した曲展開で畳み掛けるスタイルや、
全盛期のロブ・ハルフォードを彷彿とさせるジェイムズ・リヴェラの突き抜けるようなハイトーンVoと、光沢を帯びた音色で
劇的なメロディを豊かに紡ぎ出すJUDAS PRIESTばりのツインGを前面に押し出した作風は、2nd『DIGITAL DICTATOR』を
発表した頃のVICIOUS RUMORSを彷彿とさせる。(後にジェイムズ・リヴェラは本当にVRに加入する事になるのだが)
歌唱能力の高さに比べ、歌メロにキャッチーさが欠ける(フックが弱い
…続き
SSS-The Dividing Line-Unrest in the Northwest ★★★ (2009-08-11 10:08:24)
前作“BLACK NIGHT WHITE LIGHT"のノリを受け継ぐ
劇的なイントロを聴いただけで思わず笑ってしまう
正統派ヘヴィ・メタリックでドラマティックな大作ナンバー
(といっても4分だけど)
今度はJUDAS PRIESTへのトリビュート・ソングなのだろうか?
SSS-The Dividing Line-Toxic Bee ★★ (2009-08-11 10:04:27)
ハードコア色を強めた2ndアルバムの中では
比較的スラッシュ・メタル寄りな1曲。
ランニング・タイムが2分近くあるし、
何よりイントロのGの刻みっぷりが
えらいカッコイイんだわ。
SSS-The Dividing Line-Oil and Water ★★ (2009-08-11 10:02:12)
正統派へヴィ・メタリックで劇的なイントロ
“THE DIVIDING LINE"の余韻を切り裂いて
1分もないランニング・タイムを息継ぎなしで突っ走る、
まさに「SSSらしい」1曲。
SSS-Short, Sharp, Shock-Black Night White Light ★★★ (2009-08-11 09:55:33)
いきなりアコギから始まって驚かされる
SSSらしからぬ異色の大作ナンバー。
METALLICA(というかクリフ・バートン)について歌った
歌詞といい、メロディックなGソロ(確かに弾き切れていない)といい
初期METALLICAに対するトリビュート・ソングというのも納得な
微笑ましくドラマティックな名曲。
SSS-Short, Sharp, Shock-Overload ★★ (2009-08-11 09:49:23)
ちゃんとソロ・パートが設けられているだけでなく、
全編に渡ってGが大活躍(このバンドにしては)する
一際スラッシュ・メタル色が濃厚なナンバー。
アルバム中盤のハイライトを飾る名曲かと。
SSS-Short, Sharp, Shock-SSS ★★ (2009-08-11 09:41:26)
ゴロンゴロン唸りをあげるBに導かれてスタートする
バンドのテーマソング。この手のバンドの場合、
1曲だけ取り上げてああだこうだ言うのは野暮なような
気がしなくもないが、取り合えずカッコイイものは
カッコイイということで。
SSS-The Dividing Line ★★ (2009-08-10 22:54:00)
いつまで経っても国内盤が発売されず、音楽雑誌に取り上げられる気配もないので、とうとう我慢できずに
輸入盤を購入してしまった、英国はリヴァプール出身の4人組が'08年に発表した2ndフル・アルバム。
スラッシュ・メタル由来の切れ味鋭いGリフを備えながら、短い曲は十数秒、長くても2分台というコンパクトに圧縮された
楽曲が次々に波状攻撃を仕掛けてくる、S.O.D.やD.R.I.といったバンドを思い出すクロスオーバー・スラッシュ・メタルという
基本スタイルは不変ながら、今回は全20曲収録で30分強という前作以上にタイトなランニング・タイムが明確に物語る通り
ハードコア度が大幅増量。これまでよりも更にシンプル且つストレートにまとめられた楽曲群は、
安定感を増した演奏にも支えられ、全編を最初から最期まで息継ぎなしに一気呵成で畳み掛けてくる。
と言ってもメタリ
…続き
SSS-Short, Sharp, Shock ★★ (2009-08-10 22:51:00)
短く(SHORT)鋭く(SHARP)衝撃的(SHOCK)。略してSSS・・・という中坊感覚全開なネーミングセンスが素敵な、
イギリスはリヴァプール出身の4人組スラッシュ・メタル・バンドが'07年に発表した1stフル・アルバム。
「リヴァプールの疾走王」とも「MUNICIPAL WASTEへのイギリスからの回答」とも評される彼らが聴かせてくれるのは、シンプルだが
即効性の高いGリフに、切迫感溢れる上擦りシャウトで畳み掛けてくるVo、そして1~2分台とタイトに絞られた曲展開を備えた、
まさに帯表記の「スラッシュ?パンク?ハードコア? NO, NO, THIS IS クロスオーバー!」を地でいくサウンド。
演奏はやや不安定だが、「でも演るんだよ!」的な心意気に溢れた、このガムシャラで前のめりな疾走感はかなり爽快。
全編でハードコア/パンク指数高めの走りっぷり
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DARK ANGEL-Leave Scars ★★ (2009-08-09 20:51:00)
'89年に発表された、ドン・ドーティに代わる新Voロン・ラインハート加入一発目となる3rdアルバム。
曲作りの主導権がジーン・ホグラン(Ds)へと移り、これまでのストレートなスラッシュ・メタル路線から、複雑化/大作化が著しい本作を初めて聴いた時は、無駄に長く、また煮え切らない楽曲が余り好きになれなかった覚えがあるのだが、今改めて聴いてみると、これが十分「走ってる」ストレートなスラッシュ・メタルに聴こえてしまうんだから、時の流れってのは恐ろしい。
ペラペラで厚みに欠けるサウンド・プロダクションとか、『DARKNESS DESCENDS』から『TIME DOES NOT HEAL』へと至る過渡期の作品ゆえの中途半端さ(アレンジや曲展開の未整理)とか、色々気になる部分もあるにはあるが、何のかんの言いつつも、前2作の作風を迷いなく受け継ぐ高速スラッシュ・ナンバー①②、LED ZEPP
…続き
LAAZ ROCKIT-No Stranger to Danger ★★ (2009-08-09 17:13:00)
「ベイエリアのクランチ軍団」の異名を取るLAAZ ROCKITと言えども、デビュー当時はシンプルなHMを演っており
(飽くまでこのバンドにしてはだけど)、特にこの'85年発表の2ndアルバムは、ブライトな音色で刻まれる
Gリフ、シンプルでノリ易いリズム、メロディアスに歌うマイケル・クーンズのVoに、華やかさすら漂わす
コーラス・ハーモニー、曲によっては(③とか⑤とか)「ポップ」とさえ表現できそうなナンバーが収録されていたりと、
彼らのカタログの中でも、一際LAメタルからの影響が強く感じられる作風に仕上がっている。
尤も、そこはLAAZ ROCKIT。デビュー作『CITY'S GONNA BURN』がそうであったように、メロディは常に欧州風味の
湿り気を帯び、流麗に弾きまくる構築度高めのツインGも健在。JUDAS PRIEST風のクールなGリフが映える②
…続き
DARKNESS-Defenders of Justice-Predetermined Destiny ★★★ (2009-08-08 17:56:30)
パートによっては頑張ってメロディアスに歌い上げる濁声Vo、
IRON MAIDENばりのハーモニーを聴かせてくれるツインG、
起承転結がバッチリ決まった曲展開、
いずれもドラマティックな2ndアルバムのハイライト・ナンバー。
DARKNESS-Defenders of Justice-They Need a War ★★ (2009-08-08 17:50:46)
スピードに頼らずとも良い曲が書ける事を証明してみせた
重厚で緊張感に溢れたヘヴィ・チューン。
実はドイツ語バージョンの方が
(曲調と合っていて)カッコイイ。
DARKNESS-Defenders of Justice ★★ (2009-08-08 17:41:00)
メンバーがプログレッシブ・ロックや、WATCHTOWER等のインテレクチュアル・スラッシュ・メタルからの
影響を告白する、'88年発表の2ndアルバム。
とは言え、本作で聴く事が出来るサウンドは、人を食ったような暢気なイントロ・パートから一転、切れ味鋭く
猛烈な疾走を開始するOPナンバー①を手始めに、濁声Vo、カミソリGリフ、それに性急に突っ走るリズムを兼ね備えた
王道ジャーマン・スラッシュ・メタル以外の何者でもなく、そこには妙な実験精神が入り込む余地なんぞ皆無。
但し、基本的には前作『DEATH SQUAD』の作風を継承しつつも、アレンジや曲展開の複雑化に伴い、一層の長尺化が
進んだ収録楽曲からはこれまで以上に「練り込み」の跡が伺えるのも確かで、取り分け、隠し味的にKeyを用いた④、
下っ腹にズンズン響く重厚なヘヴィ・チューン⑤、メロディアスに
…続き
DARKNESS-Death Squad-Tarsman of Chor ★★ (2009-08-08 17:40:32)
激烈高速スラッシュ・ソングを演奏する一方、
こういう正統派へヴィ・メタリックなインスト曲も
収録して本編の流れにメリハリを付ける辺り、上手い。
曲自体も「スラッシュ化したIRON MAIDEN」調でカッコイイ。
DARKNESS-Death Squad-Faded Pictures ★★ (2009-08-08 17:36:40)
実にDARKNESSらしい高速スラッシュ・ナンバー。
サビの部分を、濁声Voが一生懸命歌ってる辺りに
好感を感じますね。
DARKNESS-Death Squad ★★ (2009-08-08 00:38:00)
'84年に結成され、独スラッシャーの第1世代に属していたエッセン出身の4人組が、'86年に発表した1stアルバム。
ジリジリとノイジーに荒っぽく刻まれるGリフ、濁声で吼え立てるVo、そして取り憑かれたように性急なビートを
叩き出すリズム隊とが一丸となって突っ走る、実にスラッシュ・メタルらしいスラッシュ・メタルが全編に渡って
繰り広げられる本作は、DARKNESSが残した3枚のフル・アルバムの中でも、特に攻撃的な作風を誇る・・・っても、
まぁこれは彼らに限った話じゃなく、同時代の大概のスラッシュ・メタル・バンドのデビュー作に
当て嵌る話なわけだが、その多くが「やりたい事に技術が追い付いていない」状態だったに対し、このバンドが凄いのは
全編をスピーディに押しまくりつつ、その合間に正統派へヴィ・メタリックなインスト・ナンバー⑤や、
アコギに始まりアコギ
…続き
POSSESSED-Beyond the Gates ★★ (2009-08-07 22:50:00)
プロデューサーにTHE RODSのドラマー、カール・キャネディ迎えて制作された'86年発表の2ndアルバム。
劣悪な音質やモタリまくるDsといった、技術的な稚拙さをモロ出しにしつつも、それらの欠点を遥かに超越した
サムシングを備えた異端の名盤として、マニア筋から高く評価される1st『SEVEN CHURCHES』に比べ、
プロデューサーのチョイスや、サウンド・プロダクション&演奏技術の著しい向上等、アングラ臭を薄れさせ
格段にスラッシュ・メタル色を強めた本作の作風は、「普通になってしまった」と嘆かれる機会が多いらしいが、
どっこい、個人的にはこの「聴き易さ」を断固支持。何と言っても音質向上の効果は大きく、これにより
もともと個性的だったリフ・ワークに切れ味の鋭さが加わり、その特異性に一層の磨きが掛かっているし、
また、音にヘヴィネスが宿った事で疾
…続き
FEINSTEIN-Third Wish-Masquerade ★★ (2009-08-07 08:10:58)
胸が熱くなるメロディと、ジョン・ウェストの
伸びやかなVoを纏って疾走するHRナンバー。
そのオーソドックスさゆえ「ここが凄い!」ってな
書き方は出来ないのだが、とにかく全体的に完成度高し。
FEINSTEIN-Third Wish-Third Wish ★★★ (2009-08-07 08:09:33)
メロウに始まり、重厚な前半を経て、
後半は疾走へと転じるデビュー作の表題曲にして
本編のハイライトを飾る10分近くに及ぶ大作ナンバー。
今にもロニー・J・ディオの歌声が聴こえて来そうなくらい
ドラマティック。
FEINSTEIN-Third Wish-Streaming Star ★★ (2009-08-07 08:08:25)
これまたジョン・ウェストの雄々しいVoが映えるナンバー。
特に、クライマックスで炸裂する
朗々とした歌い上げの素晴しさと言ったら。
(バックに流れるGメロディも美しい)
FEINSTEIN-Third Wish-Regeneration ★★★ (2009-08-07 08:06:57)
オーソドックスなHMのカッコ良さが
凝縮されたデビュー作のOPナンバー。
疾走曲だが、スピードは飽くまで
ノリ易く速過ぎない。その上に乗る
ジョン・ウェストの雄々しいVoと、
メロディックなGが最高です。
HELSTAR-Nosferatu-Perseverence and Desperation ★★★ (2009-08-06 23:28:22)
ジェイムズ・リヴェラの代わりに、2本のギターが
これでもか!と歌いまくるドラマティックでクラシカルな
インスト・ナンバーの名曲。
テクニカルなだけでなく、胸にグッとくる哀愁を帯びた
メロディを紡ぎ出すツインGの名演に酔える1曲。
そのまま名バラード“THE CURSE HAS PASSED AWAY"に
繋がっていく展開も上手い。
HELSTAR-Nosferatu-The Curse Has Passed Away ★★★ (2009-08-06 23:23:24)
アコギを効果的に取り入れた
HELSTAR流パワー・バラードの名曲。
パワフルな楽曲のみならず、こうした
スロー・ナンバーも説得力十分に
歌いこなせるジェイムズ・リヴェラは
やはり素晴しいシンガーだ。
HELSTAR-Nosferatu-Baptized in Black ★★★ (2009-08-06 23:11:11)
美しく爪弾かれるアコギをフィーチュアした序曲を、
スラッシーに刻まれるGリフが打ち破ってスタートする
スリリングでドラマティックな4thアルバムOPチューン。
ダークで怪しげな雰囲気漂うメロディを朗々と歌い上げ
楽曲に説得力とドラマ性を付与するジェイムズ・リヴェラのVoと、
テクニカル且つ劇的に弾きまくるツインGが素晴しいったら。
HELSTAR-Nosferatu ★★ (2009-08-06 21:02:00)
吸血鬼のイラストが描かれたジャケット・アートワーク、インスト曲やKeyの導入、曲間にSEやダイアログを配置して
本編に芝居懸った流れを演出するなど、「ドラキュラ(ヴラド・ツェペシュ)伯爵をテーマに取り上げた
半コンセプト・アルバム」という内容に相応しい盛り上げが為された、'89年発表の4thアルバム。
音楽性の方は、ジェイムズ・リヴェラの強力なハイトーンVoと、テクニカル且つメロディックに弾きまくるツインGを
活かした、アメリカのバンドらしからぬダークでドラマティカルなパワー・メタル。荒々しいリフの刻みっぷりからは
スラッシュ・メタル的な勢いも感じられるが(プロデューサーはビル・メトイヤーだし)、起伏に富んだ
曲展開重視で畳み掛けてくるスタイルゆえ、疾走感はそれほどでもない。個人的には初期QUEENSRYCHEを
思い出したりしたが、調べてみると
…続き
FEINSTEIN-Third Wish ★★ (2009-08-03 22:36:00)
元THE RODSのデヴィッド“THE ROCK"フェインシュテインが新たに結成した、自身の名を冠するプロジェクトのデビュー作。
Voとして実力派シンガー、ジョン・ウェストが全面参加していたり、MANOWARのジョーイ・ディマイオと
ロス・ザ・ボスがプロデュースに関わっていたり、BURRN!!誌のレビューで高得点を獲得したりと、いろいろ
話題性はあったにも関わらず、大して評判になる事なく現在では中古屋の片隅で埃を被っている姿を見かける本作。
スラッシュでもデスでもメロスピでもネオクラシカルでもない、実にへヴィ・メタルらしいヘヴィ・メタルが最初から
最後まで詰め込まれた内容は、「何も足さない、何も引かない」サントリー・ウィスキーの如き芳醇な仕上がりで、
全13曲が収録された長丁場にも関わらず、捨て曲なし。一体なぜこのクオリティで人気が出なかったのか・・・
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FEINSTEIN ★★ (2009-08-03 22:32:00)
ロニー・J・ディオの従兄弟とか、ELFの初代Gとか、THE RODSの司令塔とか、様々な肩書きを持つ
デヴィッド・フェインシュテインが、ARTENSIONやROYAL HUNT等での活動を通して日本でも高い人気を誇る
実力派シンガー、ジョン・ウェストとタッグを組んで立ち上げた新プロジェクト。
エグゼクティヴ・プロデューサーとして、アマチュア時代に同じ釜の飯を食った旧友ジョーイ・ディマイオ(MANOWAR)の
名前がクレジットされており、ライナーを読むと制作にはロス・ザ・ボスも1枚噛んでいるのだとか。
サウンドの方は、80年代の伝統を今に伝える、適度な疾走感と重厚感を併せ持った実にHMらしいHMで、
最も勢いのあった頃のDIOを彷彿とさせるサウンド・・・と言えなくもないような。
スピードやアグレッションで押しまくるタイプではないゆえ古臭く感じられた
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THE SCOURGER-Dark Invitation to Armageddon-In the Hour of Ruin ★★ (2009-08-02 17:20:05)
前曲“NO REDEMPTION"の勢いを受け継いで疾走する
高速スラッシュ・ナンバー。
隠し味として導入されているKeyや、ノーマルボイスによる
バックVoが良い仕事をしています。
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