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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 5551-5600
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THE SCOURGER-Dark Invitation to Armageddon-Last Nail to the Coffin ★★ (2009-08-02 17:17:39)
重厚且つ劇的に本編ラストを飾る、1stアルバムでは
見られなかったタイプのヘヴィ且つメロディアスな
ミドル・チューン。“TO TAME A LIFE"同様、
美しく劇的なメロディを奏でるGソロが秀逸。
THE SCOURGER-Dark Invitation to Armageddon-Dark Invitation to Armageddon ★★★ (2009-08-02 17:11:24)
エキゾチックなイントロに始まり、
スピーディ且つドラマティックに綴られる
起承転結を兼ね備えた曲展開が耳惹く
2ndアルバムのハイライト・チューンにして
THE SCOURGER屈指の名曲の一つ。
THE SCOURGER-Dark Invitation to Armageddon-To Tame a Life ★★ (2009-08-02 17:08:53)
これまでになかったタイプのミドル・チューン。
リフのカッコ良さゆえスピードがなくとも飽きる事はないし、
何より美しく劇的なメロディを紡ぎ出すツインリードが
素晴しいったら。
THE SCOURGER-Dark Invitation to Armageddon-No Redemption ★★ (2009-08-02 17:05:51)
不穏さ漂う序曲“LEX TALIONIS"を経て
アグレッシブに疾走を開始する2ndアルバムのOPナンバー。
ブラスト・ビートも炸裂するが、音作りとVoの歌唱法が
変化しているせいか、デスラッシュ色よりも
スラッシュ・メタル風味の方が強く感じられる。
THE SCOURGER-Blind Date With Violence-The Oath & the Lie ★★ (2009-08-02 17:00:17)
注釈無用で激走する、1stアルバム最速のスラッシュ・ナンバー。
それでいてGソロはメロディックと、このバンドならではの
魅力が非常に良く表された1曲。
THE SCOURGER-Blind Date With Violence-Enslaved to Faith ★★ (2009-08-02 16:42:50)
Gリフからはパンキッシュなノリも感じられるのだが、
曲調自体は北欧のバンドらしく暗く翳りを帯びているという
ミスマッチの妙。
しつこくない程度に挿入される叙情メロディも効果的。
THE SCOURGER-Blind Date With Violence-Maximum Intensity ★★ (2009-08-02 16:39:15)
一際AT THE GATEからの影響が強く感じられるナンバー。
メロディックなGソロが印象に残る。
THE SCOURGER-Blind Date With Violence-Hatehead ★★ (2009-08-02 16:38:01)
アグレッシブだがキャッチーという、
このバンドならではの強みが良く出てる1曲。
ただ、どう聴いたって直球ど真ん中の
デスラッシュ・ナンバーであり、
これがナショナル・チャートの1位を獲得しちゃうんだから
フィンランドってのは凄い国だなぁ、と。
THE SCOURGER-Blind Date With Violence-Decline of Conformity / Grading: Deranged ★★ (2009-08-02 16:35:57)
冒頭に短いイントロ・パートがくっ付けられた
1stアルバムのOPナンバー。
切れ味鋭く疾走するリフ&リズムの上に、
トーマス・リンドバーグ似の絶叫Voが乗るという
デビュー作の方向性を判り易く示した名曲。
この頃はスラッシュというよりもデスラッシュ・メタル
といった趣きが強く感じられる。
DEATH ANGEL-The Ultra-Violence ★★ (2009-08-02 01:17:00)
3rd『ACT Ⅲ』で初めてDEATH ANGELのサウンドに触れた後、遡って本作を購入したのだが、“THRASHERS"のタイトル通り
ハチャメチャに疾走しまくる①がスタートした瞬間、「これ本当に同じバンド?」と思わず烏龍茶吹いた'87年発表の1stアルバム。
『ACT Ⅲ』で聴かせた整合性や実験精神はここには皆無と言ってよく、頭からケツまで、メンバーの平均年齢が
若干17歳(Dsに至っては当時僅か14歳)というピチピチの若さに任せた、衝動性溢るる前のめりな走りっぷりが全開。
未だ演奏は荒削りだが、それすらも「迫力」に転化してしまう、このウルトラ・ヴァイオレンスな勢いには圧倒されますね。
一方、そうした抜き身のアグレッションを猛り狂わせつつも、Gソロは結構メロディアスだったり、曲によっては
Voがちゃんと歌っていたり、リフ/リズム・チェンジの仕掛けら
…続き
OVERKILL-Bloodletting ★★ (2009-08-01 00:53:00)
パワー・メタル色を薄れさせ、みるみるマッチョ化が進んだボビー・ガスタフソン脱退以降のOVERKILLには
嘗て程の思い入れを感じられずにいたのだけれど、そうした意識を一変させてくれたのが、この'00年発表の11thアルバム。
久々に4人編成に戻って制作された本作は、一分の隙もなくビルドアップされまくった、ソリッドでストロングな
作風は相変わらずなれど、勇ましくキャッチーな歌メロをしっかりと「歌う」ブリッツのVoといい、
メロディックなソロを聴かせてくれるデイヴ・リンクスのGといい、ここ数作の中では一際
初期の頃を思い起こさせるパワー/スラッシュ・メタル色が強く表れた仕上がりなのが嬉しい。
また、リズム隊にもスラッシュ・メタル的なフットワークが復活しており、とりわけ、硬質且つダイナミックに疾走する
②③④、メロウなイントロを備えた⑦、重厚にして劇的
…続き
MADISON-Best in Show ★★ (2009-07-28 00:28:00)
北欧メタル史に燦然と輝く名曲“RAY DOWN YOUR ARMS"を収録したデビュー作『DIAMOND MISTRESSで、
多くの北欧メタル・マニアのハートを鷲掴みにしたMADISONが、'86年に発表した2ndアルバム。
ポップ化が進んだ作風に賛否両論あったため、購入にはかなり躊躇した覚えもあるのだが、実際に聴いてみれば
これが、以前よりもグッと技量を高めたヨラン・エドマンのクリスタルなハイトーンVoが心地良い
哀メロ・チューン①を筆頭に、透明感と美旋律満載の「これぞ北欧メタル!」な内容に仕上がっており、ホッと一安心。
僅か12日間で突貫レコーディングされ、NWOBHM的な野暮ったさも漂っていたデビュー作に比べると、今回は予算と
制作期間に余裕があったせいか、サウンド・プロダクションが格段に向上。それゆえ、ヘヴィ・メタリックな
ハードネスは
…続き
THE RODS-Wild Dogs ★★ (2009-07-20 22:28:00)
都会的なクールさ漂う硬派な楽曲に、活きの良いパフォーマンス(おまけに激渋なアートワーク)が
詰め込まれたセルフ・タイトルのデビュー作がNWOBHMに沸く英国で高く評価され、ここ日本でもマニア筋から
「西のY&T、東のTHE RODS」と並び称されたパワー・トリオが、'83年に発表した2ndアルバム。
彼らを語る上で外せない名曲“POWER LOVER"級のキラー・チューンは、残念ながら本作には見当たらないし、
前作に比べると、若干ワイルドさが薄れた気がしなくもないが、代わりに重厚感溢れる硬質な楽曲はHM度が大増量。
特に、メタリックに刻まれるGリフがイカス②、重たい杭が打ち込まれるかの如き③、タイトル通りの
猛々しさを誇る(タイトル・トラックでもある)⑤、VANILLA FUDGEのカヴァーながら違和感なくハマってる⑥、
そして男泣きを誘う熱き名
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SIEGES EVEN-Life Cycle-Apocalyptic Disposition ★★ (2009-07-16 22:11:44)
やや取っ付き難い楽曲が並ぶ本編にあって、
この曲は結構即効性が高い出来。
TESTAMENTの“OVER THE WALL"そっくりのフレーズが
奏でられるのはご愛嬌。
SIEGES EVEN ★★ (2009-07-15 22:08:00)
この項目を見て「SIEGES EVEN!懐かしいな~」と調べてみたら、
まだ現役で活動していると知って驚いた。
てっきりもう解散したものとばかり・・・。
SIEGES EVEN-Life Cycle ★★ (2009-07-15 22:05:00)
81年に西ドイツにて誕生した4人組が、SPV/STEAMHAMMER RECORDSから'88年に発表したデビュー作で、
嘗てはNY出身のスラッシャー、NAPALMの1st『CRUEL TRANQUILITY』とのスプリット仕様で
国内盤もリリースされていた作品。(尺合わせのために2曲ほどカットされてたけど)
生き急ぐかの如く作品毎に音楽性を拡散させていった彼らだが、この頃は、高度な演奏技術を活かした複雑極まりない
曲展開に、素っ頓狂なハイトーンVoが絡むテクニカルなスラッシュ・メタルを演っていて、バンド側は自身の音楽性を
「テクノ・スラッシュ」と呼称していたらしいが、別にKeyやサンプリングが使われているわけでもないのに、なしてテクノ?
BLIND GUARDIANやRHAPSODYなど、引く手数多な腕利きミュージシャン、アレクサンダー(Ds)とオリ
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THE SCOURGER-Dark Invitation to Armageddon ★★ (2009-07-12 22:16:00)
デビュー作『BLIND DATE WITH VIOLENCE』をスマッシュ・ヒットさせたTHE SCOURGERが、
その勢いを駆って'09年にリリースした2ndフル・アルバム。
『BLIND~』では、輸入盤店じゃ「AT THE GATESタイプ。GOOD!」とか書かれそうなデスラッシュ・メタルを聴かせてくれていたが、
今回は、刺々しいサウンド・プロダクションの下、不穏なイントロをささくれ立ったGリフが切り裂き、カミソリ度を増した
ハイテンションVoと、前作以上に練り込まれたGソロ(④⑩なんて思わず「おおっ」と前に身を乗り出しそうになる程)、
それにタイトな走りっぷりが痛快なリズム隊とが、一丸となって畳み掛けて来る②を手始めに、オールドスクールな
スラッシュ・メタル色が大幅増。取り分け、中東風味のメロディが奏でられる導入部から劇的に展開していく
…続き
THE SCOURGER-Blind Date With Violence ★★ (2009-07-12 22:13:00)
セッポ・タルヴァイネン(Ds)が中心となって、フィンランドはヘルシンキにて結成された、元GANDALFの
ヤリ・フルスカイネン(Vo)らを擁する5人組が'06年に発表した1stフル・アルバム。
アルバムからの先行シングルとしてリリースされた“HATEHEAD"が、フィンランドのナショナル・チャートで
第1位を記録するという大ヒットを飛ばし、同国内において若手エクストリーム・メタル・バンドの有望株筆頭に
躍り出た事で知られる彼ら。今年リリースされた2nd『DARK INVITATION TO ARMAGEDDON』では
オールドスクール・テイスト色濃いスラッシュ・メタルを聴かせてくれたが、このデビュー作の時点では
楽曲といい、音作りといい、「デスラッシュ」と形容した方がシックリと来るサウンドで、取り分けリフ・ワークや
Voの歌唱スタイルからはAT
…続き
THE SCOURGER ★★ (2009-07-12 22:12:00)
'03年にドラマーのセッポ・タルヴァイネンと、元GANDALFのヤリ・フルスカイネン(Vo)が中心となって
結成した、フィンランドはヘルシンキ出身のツインGを擁する5人組エクストリーム・メタル・バンド。
シングル“HATEHEAD"や“NEVER BURY THE HATCHET"、EP『MAXIMUM OF INTENSITY』をスマッシュ・ヒットさせ、
同国内において確かな地位を確立。ヒステリックなシャウト型Vo、刻み目の荒いGリフ、
タイトなリズム隊をフィーチュアした、切れ味鋭いオールドスクールなスラッシュ・メタルに、
現代的な攻撃性やモダンなアレンジを加えたサウンドがその持ち味で、
早ければ今年年末には3rdアルバムを発表予定。
GUARDIAN'S NAIL-MERODICAL RENAISSANCE-SECOND WIND ★★★ (2009-07-12 18:32:18)
これは名曲。昔、新宿のレコード屋で読んだフリーペーパーに
この曲を絶賛するレビューが載っていて、興味を駆られて
『MELODICAL RENAISSANCE』を購入したのだけど、大正解でした。
Voがもっと上手ければ・・・と思わなくもないが、多少の不満は
ドラマティックな曲展開と痒い所に手の届くメロディの魅力に
吹っ飛ぶと言うもの。
できれば、この路線でEPも作って欲しかった・・・。
DEICIDE-Serpents of the Light ★★ (2009-07-12 18:02:00)
前作ほどではないにしろ、相変わらずキリスト教徒の神経を逆撫でにする
挑発的なジャケット・アートワークが目印の、'97年発表の4thアルバム。
重く禍々しいGリフと無慈悲に刻まれるリズムの上で、グレン・ベントンがキリスト教に対する
怒りと憎しみに塗れた咆哮をあげるという、3rd『ONCE UPONE THE CROSS』で確立されたDEICIDE流ブルデス・サウンドに
大きな変化は見られないが、今回はオドロオドロしさや圧迫感の下がった(スラッシュ・メタル的な)音作りと、
よりゆったりとメロディアスなフレーズを奏でるようになったホフマン兄弟のGソロのお陰か、前作よりも
かなり聴き易くなったとの印象を受ける。尤も、そうは言ってもラルフ・サントーラ在籍時代のメロディアスさとは
大幅に異なるし、相変わらずサウンド自体はデス・メタル以外の何者でもない仕上がり
…続き
BLACK SABBATH-Tyr ★★ (2009-07-05 22:42:00)
トニー・アイオミ(G)、トニー・マーティン(Vo)、コージー・パウエル(Ds)、二ール・マーレイ(B)、
ジェフ・ニコルズ(Key)という、個人的に最も思い入れのあるラインナップ(そしてオリジナル・メンバーにも
匹敵する強力な面子)によって制作された、'91年発表の15thアルバム。
前作『HEADLESS CROSS』に比べると、トニー・アイオミのGプレイがやや大人しいのと、リバーブ過多な音作りの影響か
ヘヴィネス、ダークネスに代表される「BLACK SABBATHらしさ」は若干薄まったとの印象を受けるが、その代わり、
ジェフ・ニコルズが奏でるKeyをこれまで以上に有効活用して、全体のアンサンブルと構築美重視で組み立てられた、
洗練と格調、それと北欧メタルにも通じる透明感を湛えた作風は、これまでのBLACK SABBATHの作品の中では
頭一つ
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BLACK SABBATH-Headless Cross ★★ (2009-07-04 23:38:00)
様式美HM界究極のパワーUPアイテムことコージー・パウエルを得て'89年に発表された、後期BLACK SABBATHの
最高傑作と言うべき14thアルバム。
SEに続き、ドッスンドッスンと異様に重々しく炸裂するコージーのバスドラに、思わずシャンと背筋が伸びてしまう
名曲②で幕を開ける本作は、トニー・マーティン加入で様式美HM路線へと立ち返った前作『THE ETERNAL IDOL』の
作風を継承しつつ、スケール感、ダークネス、荘厳さと、あらゆる面に置いて桁違いのグレードUPを遂げており、
その最大の推進力は間違いなくコージー御大の存在。凡百のドラマーとは「鳴り」からして違う、厳粛且つヘヴィネス漲る
彼のドラミングの威力はやはり格別で、ドラム・プレイのみでここまで楽曲の「格」を高められる存在が他にいようか?
いや、いない。(ちなみに本作ではアイオミ
…続き
BLACK SABBATH-The Eternal Idol ★★ (2009-07-04 00:22:00)
数々なトラブルを経て開き直ったトニー・アイオミが、男一匹、BLACK SABBATHの看板背負って
やっていく覚悟を決めて作り上げた(?)、'87年発表の13thアルバム。
如何にもブリティッシュな湿り気を帯びた正統派HMの好盤ながら、元々はアイオミのソロ・アルバムとして
制作されたが故に「BLACK SABBATHらしさ」は希薄だった前作『SEVENTH STAR』に比べ、今回は(カリスマ性にこそ乏しいが)
憂いと色艶を漂わせた絶品の歌唱力を持って、魅力的なメロディを歌い上げる実力派シンガー、トニー・マーティンを
得たことで、ロニー時代の様式美サバスを彷彿とさせる「暗さ」「重さ」「劇的さ」が復活。
特に名曲“HEAVEN AND HELL"を思わせるGリフを備えた①や、引き摺るようなヘヴィネスが炸裂する
ドゥーム・メタル然とした⑨等は、『HEA
…続き
KIM KYUNG HO-Chepter Zero ★★ (2009-06-23 23:32:00)
韓国の実力派シンガー、キム・ギョンホがSABER TIGERの木下昭仁を曲作りのパートナーに迎えて制作した、
新曲(①④)、ソロ作のリメイク(②⑤)、そしてFIREHOUSEのカヴァー(③)で構成される5曲入りEP。
圧巻の歌唱力を誇るキム・ギョンホと、Gプレイ及び曲作りの上手さには定評のある木下の組み合わせゆえ、
クオリティが低い筈はなく、全5曲、何れも聴き応え十分の仕上がりながら、新曲に関して言うならば、フックの効いた
メロディの充実度は流石なのだが、全体的にヘヴィ過ぎるというか、やはりこの人にはバラード②のような
メロウな楽曲を情感たっぷりに歌い上げて欲しい、というのが正直な感想。慣れない英詞という事もあってか、
どうにも彼の歌唱が不完全燃焼に感じられ、ソロ作で聴けたような悶絶号泣モノの熱唱が炸裂する場面は少ない。
これなら無理に英語で歌わ
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HEAVEN & HELL-The Devil You Know ★★ (2009-06-22 22:23:00)
『HEAVEN AND HELL』はHR/HM史に残る名盤であり、LOUD PARK 08で見た彼らのライブも大いに楽しませて貰ったが、
とは言え、トニー・アイオミとロニー・J・ディオの組み合わせには『DEHUMANIZER』という前科があるし、
BLACK SABBATHったら『HEADLESS CROSS』が最高傑作でしょ?という厄介なトニー・マーティン支持者的には、本作に寄せる
期待はそう高いモノではなかったのだが、実際に聴いてみるとこれが結構・・・と言うか、かなり良い出来で驚いた。
“HEAVEN AND HELL"や“DIE YOUNG"級の名曲は収録されておらず、一聴地味な印象を受ける作風は
やはり『DEHUMANIZER』を彷彿とさせるのだが、ロニーの歌声の色艶、トニーのGの表現力、そして何より
暗黒のオーラを纏った楽曲自体が放つ「凄み」
…続き
HOLY MOSES ★★ (2009-06-21 21:05:00)
いつの間にか国内盤が発売されておりました。
ボーナス・トラックはSLAYERのトリビュート・アルバムに提供していた
名曲“GHOST OF WAR"のカヴァー。
さて、歌詞とこれ目当てに買ったもんかどうか・・・。
CEREBRAL FIX-Tower of Spite ★★ (2009-06-20 23:19:00)
JUDAS PRIESTやBLACK SABBATH等、数々の名バンドを輩出してきたイギリスはバーミンガム出身の5人組が、
デビュー作の好評を受けROADRUNNER RECORDSと契約後、'91年に発表した2ndアルバム。
巨漢ドラマー、アンディ・ベイカーの叩き出す緩急に富んだ極太のリズムに乗って、濁声Voが吼える
オカルトを題材にした歌詞の数々・・・といった要素から、デス・メタルの枠内で語られる機会の多かったバンドなれど
(実際、それも道理のアグレッションを備えているのだが)、ヘヴィ・リフが引き摺るように刻まれる
もろBLACK SABBATH風味の③を筆頭に、如何にも英国然とした暗さと湿り気、そして、そこはかとないドラマ性が
薫る楽曲の数々からは、70年代HRからの影響も強く匂い立つ。(とか偉そうに言っても、彼らの作品はコレしか持っていない)
…続き
BLOOD TSUNAMI-Grand Feast for Vultures-Horsehead Nebula ★★★ (2009-06-20 19:12:38)
12分以上に及ぶ長尺を、起伏に富んだドラマティックな
曲展開と、IRON MAIDENばりに勇壮なメロディを紡ぎ出す
ツインGを活かして、ダレることなく聴かせきるインストの大作。
多彩なドラムワークも楽曲を引き締めます。
BLOOD TSUNAMI-Grand Feast for Vultures-Nothing but Contempt ★★ (2009-06-20 18:56:41)
基本は、禍々しさを撒き散らしながら疾走する
スラッシュ・ソングだが、要所にドラマティックな
曲展開が取り入れられ、まるで2ndアルバムの作風を
象徴するかのような仕上がり具合。
BLOOD TSUNAMI-Grand Feast for Vultures-Castle of Skulls ★★ (2009-06-20 18:53:15)
アルバムのOPを飾るに相応しい、
カミソリの如き疾走感と物騒な雰囲気を纏った
高速スラッシュ・ナンバー。
「スラッシュ・メタル!」の掛け声と共に
Gソロが走り出すシーンのカッコ良さは特筆モノ。
BLOOD TSUNAMI-Grand Feast for Vultures ★★ (2009-06-20 18:40:00)
人脈的には完全にブラック・メタル・バンドなのに、デビュー作『THRASH METAL』では、
タイトルに偽りなしのオールドスクールなスラッシュ・メタルを聴かせてくれた、ノルウェーは
オスロ出身の4人組BLOOD TSUNAMI(しかし、すげえバンド名だ)が'09年に発表した2ndアルバム。
ギャアギャア喧しく喚きまくるVo、鋭利に刻まれるGリフ、手数の多いタイトなDs、要所をドラマティックに彩るツインG、
そしてアレックス・ホーリーが手掛けたアートワークetc・・・と、基本的には前作の作風を順当に継承しつつも、
今回はヘヴィで荘厳なスロー/ミドル・チューン③⑦を収録する等、ややスピードダウン。徹頭徹尾スピーディに走りまくりな
スラッシュ・メタル然としたアグレッションが薄れてしまった事を残念に思う向きもあるだろうが、より無慈悲に、
よりドラマティッ
…続き
BLOOD TSUNAMI-Thrash Metal-Rampage of Revenge ★★★ (2009-06-15 23:35:36)
スラッシュ・メタルならではの疾走感に、
ブラック・メタル的な禍々しさと、
正統派ヘヴィ・メタリックなドラマ性が同居した
本編のハイライト・ナンバーの一つ。
メロディックなGソロに心打たれます。
BLOOD TSUNAMI-Thrash Metal-Let Blood Rain ★★ (2009-06-15 23:31:16)
本編中、最も「スラッシュ・メタル」してる1曲。
スピーディだが、あくまで「ノリやすい」「頭を振り易い」
速度である点がポイント。
イントロのカッコ良さだけで思わずガッツポーズ。
BLOOD TSUNAMI-Thrash Metal-Evil Unleashed ★★ (2009-06-15 23:28:19)
Voこそブラック・メタル的な絶叫わめき型なれど、
鋭利なGリフといい、せかせかと2ビートを刻むリズムの
疾走感といい、スラッシュ・メタルならではの
カッコ良さを見事に体現する1曲。
BLOOD TSUNAMI-Thrash Metal ★★ (2009-06-15 22:45:00)
元EMPERORのファウスト(Ds)や元HELLRIDEのピート・イーヴル(Vo、G)が籍を置き、日本人にはインパクト十分な
バンド名を名乗る(?)ノルウェーはオスロ出身の4人組スラッシャーが、'07年に発表した1stアルバム。
ヒステリックに喚きまくる絶叫型Vo、鋭角的に刻まれる湿度低めのカリカリなGリフ、そして、スパスパと切り裂くように
疾走するタイトなリズム隊・・・と、オールドスクールなスラッシュ・サウンドに、北欧ブラック・メタル流の殺伐とした
空気を加えて攪拌したかの如き作風は、まさに『THRASH METAL』という直球勝負のアルバム・タイトルと、
コミック・アーティストとしても知られるアレックス・ホーリー画伯が手掛けた、禍々しく
マッチョなジャケット・アートワークから想起される通りの好戦的な内容を誇る。
個人的には、スラッシーな攻撃性
…続き
BONDED BY BLOOD-Feed the Beast-The Evil Within ★★ (2009-06-09 22:36:57)
イカスGリフを作り出すセンスと、腕の良いリズム隊がいれば
スピードに頼らずとも(ミドル・テンポの)良い曲は作れると
証明して見せた1曲。へヴィに始まり、聴かせるGソロで雰囲気を
盛り上げ疾走へ転じる等、彼らの楽曲の中では比較的「構築性」を
感じさせる楽曲でもある。
BONDED BY BLOOD-Feed the Beast-Necropsy ★★ (2009-06-09 22:28:45)
冒頭からマシンガンの如く速射されるGリフ、
攻撃的に言葉を詰め込んでくるVo、共に素晴しいが
やはりこの曲の肝は歯切れ良く激烈なビートを叩き出すDs。
こういう曲を聴くと、スラッシュ・メタルにおける
Dsの重要性が良く分かりますね。
緩急を備えたGソロも効果的だし、アルバムで一番好きな曲かも。
BONDED BY BLOOD-Feed the Beast-Immortal Life ★★ (2009-06-09 22:20:27)
切れ味鋭いリフの刻みから、派手に弾きまくるソロまで
目まぐるしく動き回るツインG、畳み掛けるように
多彩なリズムを叩き出すDsに、そしてハイテンションなVoとが
一丸となって突進する、BONDED BY BLOODというバンドの
美点が判り易く詰め込まれた、名刺代わりの1曲。
BONDED BY BLOOD-Feed the Beast ★★ (2009-06-09 21:30:00)
メンバーの平均年齢が僅か18歳という、アメリカはカリフォルニア州から登場した、ツインGを擁する若き5人組スラッシャーが、
かのマイケル・ローゼンをプロデューサーに迎えて制作、'08年にEARACHE RECORDSから発表した1stアルバム。
前がかりで畳み掛けるような疾走感はVIOLENCEや初期DEATH ANGELといったバンド群を想起させるが、聴いてるだけで
耳から出血しそうな鋭利なGリフ、全編に渡ってピロピロとフラッシーなソロを決めまくるツインG、そして
ハイテンションにまくし立てて来るスティーヴ“ゼトロ"サウザ似のVoと、その最大の影響元は間違いなくEXODUS。
バンド名からしてスラッシュ史に燦然と輝く彼らの名盤『BONDED BY BLOOD』から頂いてるのだし、何より、
緩急自在のスピードを完全にコントロール下に置く、すこぶるタイトな
…続き
BONDED BY BLOOD ★★ (2009-06-09 21:26:00)
'05年、カリフォルニア州にて同じハイスクールに通っていたメンバー達が結成。
1stデモや自主制作EP『EXTINGUISH THE WEAK』が評判を呼び、英エクストリーム・ミュージック・レーベルの
老舗EARACHEと契約し、プロデューサーに名手マイケル・ローゼンを迎えて'08年に1st『FEED THE BEAST』を発表。
タイトで歯切れの良い演奏を武器に繰り出される、非常にオールドスクールなスラッシュ・メタル・サウンドが
好評を博し、HOWLING BULLから日本デビューの予定もあったが、BURRN!!にインタビューや
アルバム・レビューが載ったにも関わらず、直前になってまさかの発売中止。なんでやねん。
EVILE-Enter the Grave-Killer From the Deep ★★ (2009-06-06 23:35:06)
切り裂くようなリフ・ワークといい、
ハイテンションなVoといい、
直線的な疾走感といい、
注釈無用のスラッシュ・メタル・ソング。
いや、カッコイイ。
EVILE-Enter the Grave-Burned Alive ★★ (2009-06-06 23:32:48)
硬質且つダイナミックに疾走するリズムと、
執拗且つ鋭角的に刻まれるGリフが一丸となって突進する、
アルバムでも1、2を争う名曲。
メロディアスなGソロも○。
EVILE-Enter the Grave-Thrasher ★★ (2009-06-06 23:29:19)
モッシュ作法について歌った、
タイトルからしてモロな高速スラッシュ・ナンバー。
高速回転するGリフと、メロディックなGソロが印象的。
EVILE-Enter the Grave-We Who Are About to Die ★★★ (2009-06-06 23:27:43)
7分以上に及ぶ大作チューン。
スローに始まり、へヴィな前半を経て
スラッシーな疾走パートへと移行。
最後は大仰なエンディングを迎えるという
起承転結の決まった曲展開が素敵な名曲。
EVILE-Enter the Grave ★★ (2009-06-06 19:42:00)
帯に付けられた「嗚呼、あの頃を思い出し、目頭が熱くなる!」というキャッチコピーがスラッシャーの笑いを誘った(?)、
英国はヨークシャー州出身の新世代スラッシュ・メタル・バンドが、プロデューサーに名手フレミング・ラスムッセンを起用し、
レコーディング場所にはSWEET SILENCE STUDIOSを使用する等、恵まれた制作環境を得て作り上げた'08年発表の1stアルバム。
近年、続々と登場する若手スラッシュ・メタル・バンドの多くが、どちらかと言えばプリミティブなスラッシュ・サウンドを
追求しているのに対し、こちらは重たく湿った空気に(ドラマティックと表現する程ではないにしろ)カッチリとした
構築性を帯びた曲調といい、SLAMMER辺りを思い起こさせる「如何にも英国産スラッシュ・メタル」といった趣きのサウンドを展開。
特に、刻みの細かい鋭利なGリフと、フ
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EVILE ★★ (2009-06-06 19:40:00)
初期EXODUS、初期SLAYER、もしくはジャーマン・スラッシュ風味のプリミティブな
スラッシュ・メタルを追求するバンドが目立つ新世代スラッシャーの中にあっては珍しく、
どんよりと重たい湿り気に、カッチリとした構築性という、いかにも「英国産」といった趣きを
感じさせるスラッシュ・メタルを聴かせてくれる、ヨークシャー州はハダースフィールド出身の4人組。
華のないMETALLICAというか、ドラマ性を減じたTESTAMENTというか、
ともかく武骨で飾り気のないサウンドを聴いていると、SLAMMERなんかを思い出しますね。
そろそろ2ndアルバムを出してくれい。
STRYPER-In God We Trust ★★ (2009-06-03 21:55:00)
前作『TO HELL WITH THE DEVIL』が米ビルボード32位、シングル・カットされたバラード“HONESTLY"が
シングル・チャート23位、同曲のビデオ・クリップがMTVのリクエスト・チャート第1位にランクイン・・・と、
全盛期を謳歌中のSTRYPERが'88年に発表し、これまたプラチナムを獲得するヒット作となった3rdフル・アルバム。
聴き易い半面メリハリに乏しいサウンド・プロダクションの下、これまで以上にマイケル・スウィートの
(名前通り)甘く伸びやかな歌声と、豊かなボーカル・ハーモニーの存在が強調された本作は、メロディは
一層爽やか&キャッチーに練り込まれ、楽曲からはヘヴィ・メタリックな荒々しさが薄れ・・・といった具合に、
ポップ化に更に拍車が掛かった仕上がり。こと「美しさ」にかけては、STRYPER史上随一と言っても過言じゃあない
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STRYPER-To Hell With the Devil ★★ (2009-06-02 22:33:00)
前作『SOLDIERS UNDER COMMAND』が、インディーズ作品としては異例の50万枚以上を売り上げたことで、
潤沢なレコーディング資金を得て制作環境が整い、サウンド・プロダクションがグッと向上。
スペーシーなイントロ①に導かれてスタートする、重厚且つ劇的なアルバム表題曲②からして、
LAメタルを代表するバンドとしての貫禄すら漂わす、'87年発表の2ndフル・アルバム。
音楽的方向性はそのままに、ヘヴィ・メタリックなダイナミズムが薄れ、よりメロディを聴かせる姿勢が強調された
本作は、この方向転換が奏功しSTRYPER史上最高の売り上げを記録。(最終的にはプラチナムを獲得)
特に、シングル・カットされスマッシュ・ヒットを飛ばしたバラード⑤は、メロディ愛好派ならずとも蕩けること請け合いの
感動的なバラード。また、ここに来て益々表現力を増してい
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STRYPER-The Yellow and Black Attack ★★ (2009-06-01 21:45:00)
カリフォルニア州はオレンジ・カウンティにおいて、マイケル(Vo、G)とロバート(Ds)のスウィート兄弟が中心となり
結成されたROX REGIMEを前身に誕生した、元祖クリスチャン・メタル・バンドことSTRYPERが'84年に発表したデビューEP。
彼らはこの翌年に早くも来日公演を行っているが、本作に収められた実に日本人好みのHMサウンドを聴けば
それも大いに納得が行く。ヨーロピアンな哀愁と、アメリカンなポップ・センスが巧みに同居したメロディ、キリストさんへの
熱烈な信仰を綴った歌詞の数々を、見事なハイトーンを駆使して歌い上げるVo、キャッチーだがメタリックなエッジも
失わないGリフに、美しく楽曲を彩る豊かなボーカル・ハーモニー、そしてメンバーの華やかなルックス・・・と、
STRYPERならではの個性は、早くも本編にしっかりと刻印済み。特に本作はデビュ
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