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火薬バカ一代さんのページ
火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 5601-5650
STRYPER-Soldiers Under Command
MEAT LOAF-Bat Out of Hell III: The Monster Is Loose-The Monster Is Loose
MEAT LOAF-Bat Out of Hell III: The Monster Is Loose-Blind as a Bat
MEAT LOAF-Bat Out of Hell III: The Monster Is Loose-Alive
MEAT LOAF-Bat Out of Hell III: The Monster Is Loose
MEAT LOAF-Bat Out of Hell II: Back Into Hell
MEAT LOAF-Bat Out of Hell
WHITE WOLF-Victim of the Spotlight-Don't Turn Away
WHITE WOLF-Victim of the Spotlight-The Eyes of the World
WHITE WOLF-Victim of the Spotlight-America (Hello Again)
WHITE WOLF-Victim of the Spotlight
WHITE WOLF-Endangered Species-She
WHITE WOLF-Endangered Species
WHITE WOLF-Standing Alone-Standing Alone
WHITE WOLF-Standing Alone-Trust Me
WHITE WOLF-Standing Alone-Night Rider
WHITE WOLF-Standing Alone-Shadows in the Night
WHITE WOLF-Standing Alone-Headlines
WHITE WOLF-Standing Alone-What the War Will Bring
WHITE WOLF-Standing Alone
BELIEVER-Gabriel-Focused Lethality
BELIEVER-Gabriel-The Need for Conflict
BELIEVER-Gabriel
PAR LINDH PROJECT-Veni Vidi Vici
AXEL RUDI PELL-Magic
AXEL RUDI PELL-Black Moon Pyramid
AXEL RUDI PELL-Between the Walls
AXEL RUDI PELL-Eternal Prisoner
AXEL RUDI PELL-Nasty Reputation
DGM-Frame
DGM-Different Shapes
DGM-Misplaced-Still Believe
DGM-Misplaced
DGM-Hidden Place-Save Me
DGM-Hidden Place
DGM-Dreamland-Eternity
DGM-Dreamland
DGM-Wings of Time-Mirrors of the Night
DGM-Wings of Time-Guiding Light
DGM-Wings of Time
KIM KYUNG HO-00:00:1998
PAIN OF SALVATION-The Perfect Element, Part I-Chapter II. "It All Catches Up on You When You Slow Down": Her Voices
PAIN OF SALVATION-The Perfect Element, Part I
中村達也-Turn on the Light-Turn on the Light
中村達也-Turn on the Light
MILLENIUM-Jericho
MILLENIUM-Hourglass
MILLENIUM-Angelfire
MILLENIUM-Millenium
MARGE LITCH-Fantasien 1998
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発言している22曲を連続再生 - Youtube



STRYPER-Soldiers Under Command ★★ (2009-05-31 19:14:00)

個人的に、クリスチャン・メタルの枠を飛び越えて、LAメタル・バンドの中でも最も愛して止まない、
異色の(黄色と黒だし)4人組HMバンドSTRYPERが、'85年に発表した1stフル・アルバム。
張り/艶/伸びの三拍子揃ったマイケル・スウィートの絶品の歌声、ヨーロピアンな風情を湛えたドラマティックなツインG、
分厚く壮麗なボーカル・ハーモニー、そして強力なフックを備えた美しい叙情メロディの洪水・・・と、STRYPERという
バンドの美点を余す所なく捉えつつ、まだ荒削りな部分を多く残していたデビューEP『THE YELLOW AND BLACK ATTACK!』
から一足飛びの進歩を遂げ、ハード且つドラマティックな“SLODIER UNDER COMMAND"と、感傷的な泣きのバラード
“FIRST LOVE"という、STRYPERのメタル面とソフト面を代
…続き

MEAT LOAF-Bat Out of Hell III: The Monster Is Loose-The Monster Is Loose ★★★ (2009-05-28 21:37:11)

重たく澱んだGサウンドがゴシック・メタルっぽい雰囲気を
演出する、これまで無かったタイプのアルバムOPナンバー。
壮大且つ優美なストリングスと力強いミートローフの歌声が
たまらなくドラマティック。

MEAT LOAF-Bat Out of Hell III: The Monster Is Loose-Blind as a Bat ★★★ (2009-05-28 21:33:52)

悲しげなピアノの旋律を纏って、
息苦しい程盛り上がっていくドラマティックな名曲。
MEATLOAFの楽曲で、ここまでヨーロピアン風味の翳りを
湛えたメロディが聴かれるのは珍しいような?

MEAT LOAF-Bat Out of Hell III: The Monster Is Loose-Alive ★★★ (2009-05-28 21:31:10)

オルフのカルミナ・ブラーナを彷彿とさせる
大仰でシンフォニックな序曲“MONSTRO"から繋がっていく、
心が浮き立つような飛翔感と高揚感、そして気品を漂わせた
アルバムのハイライト・ナンバー。素晴しい。

MEAT LOAF-Bat Out of Hell III: The Monster Is Loose ★★ (2009-05-28 19:54:00)

ミートローフとジム・スタインマンの仲違いが原因で、発表まで実に13年もの歳月を要した『BAT OUT OF HELL』シリーズ第3弾。
そのため、今回ジムはアルバム用に7曲の既発曲を提供するのみに留まっており、彼に代わるミートローフの新たな
パートナーには懐かしや、デズモンド・チャイルド御大が起用。その他にも売れっ子ライターやら大物ミュージシャンやら
錚々たる面子がゲスト参加していて、この過去に例を見ない豪華な布陣からは、ジム不在の大穴を埋めるべく
なりふり構ってらんないミートローフ側の切羽詰った事情が透けて見えなくもないが、とは言え、
優れたアーティスト達が優れたパフォーマンスを提供してくれているのだから、文句を言う筋合いなど全くない。
派手な曲展開は抑え気味に、重厚且つシンフォニックなアレンジが施された楽曲の数々は、前2章とはやや趣きを異するものの
…続き

MEAT LOAF-Bat Out of Hell II: Back Into Hell ★★ (2009-05-26 23:06:00)

グランジ/オルタナティブ・ロック旋風が猛威を奮い、HR/HMシーンから急速に華やかさが失せていった'93年という
時期に発表され、それとは真逆を行く絢爛豪華な内容にも関わらず、ヨーロッパはおろかアメリカでも爆発的な
セールスを記録し「MEATLOAF健在!」を鮮烈に印象付けた、ロック・オペラ『BAT OUT OF HELL』シリーズ第2弾。
シンプルなロックンロール・テイストも強く感じられたデビュー作に対し、よりゴージャスに、より壮大に、
よりシアトリカルにと、あらゆる面においてスケールアップの図られた本作は、QUEENからオペラティックな部分のみを
抽出し、それを更にカリカチュアしたかのような作風を誇り、時にその芝居がかった大仰さはMANOWARの領域にまで
到達せんとする勢い。特に、まるでミュージカルの如く激しく場面転換を繰り返しながら、心揺さぶる
…続き

MEAT LOAF-Bat Out of Hell ★★ (2009-05-25 21:59:00)

役者としてのキャリアも積む個性派シンガー、ミートローフことマーヴィン・リー・アディと、ワーグナー狂の
ソングライター、ジム・スタインマンがタッグを組んで作り上げ(プロデュースはトッド・ラングレンが担当)、
'78年に発表するや大好評を博し、現在に至るまで全世界で3000万枚以上というギネス級の売り上げを記録しているMEATLOAFの
デビュー作にして、一大ロック・オペラ・アルバム『BAT OUT OF HELL』(邦題『地獄のロックライダー』)シリーズの第1章。
高揚感を生み出す力強いメロディを、全身全霊を込めて熱唱するパワフルなVo、壮大にしてダイナミックな起伏を描く
オペラティックな曲展開、全編を豊かに彩るピアノの旋律にビッグなコーラス・・・。聴き終えた後、思わずそれまで止めていた息を
「っぷは~」と吐き出してしまうくらい、怒涛の盛り上がりっぷりを
…続き

WHITE WOLF-Victim of the Spotlight-Don't Turn Away ★★ (2009-05-20 23:13:35)

ドン・ウルフとカム・マクレオドのダブル・ボーカルが
堪能できる哀愁のHRチューン。
派手さはないが、こういうミドル・チューンをじっくりと聴かせきる
彼らの卓越したメロディ・センスはやはり傑出している。

WHITE WOLF-Victim of the Spotlight-The Eyes of the World ★★ (2009-05-20 23:11:10)

ドラマティックに泣きまくるイントロを聴いただけで
「うむ、名曲」と予感させ、実際、その期待が裏切られることはない。
のみならずアルバムの完成度の高さすら確信させるに十分な1曲。

WHITE WOLF-Victim of the Spotlight-America (Hello Again) ★★★ (2009-05-20 23:07:33)

WHITE WOLFならではの泣き/哀メロが「これでもか!」と
堪能できる、3rdアルバムのハイライト的存在の名曲。
感情のひだを刺激するエモーショナルなGプレイのみならず、
Voとしての才能も発揮するカム・マクレオドの実力
(ドン・ウルフに匹敵する歌の上手さ!)に、ただただ平伏。

WHITE WOLF-Victim of the Spotlight ★★ (2009-05-20 22:59:00)

ESCAPE RECORDSの後押しと、北欧ミュージシャン達のヘルプを受けて、中心メンバーだったドン・ウィルク改めドン・ウルフと、
カム・マクレオドが再びタッグを組み奇跡の復活を遂げたWHITE WOLFが、実に21年ぶりに発表した3rdアルバム。
太くマイルドな声質でパワフルに歌い上げるVoに、緩急自在に泣きのメロディを奏でるG、効果的にKeyを取り入れ、ドラマティックに
紡ぎ出される曲展開、ダブル・ボーカルが生み出す美しいハーモニーetc・・・と、本作で聴く事が出来るのは、Keyがやや奥に
引っ込んでメタリックな感触が増したこと以外は、まさに全盛期のWHITE WOLFをそのまま現代に蘇らせたかのようなサウンド。
収録曲のほぼ全てが80年代に書かれていたらしく、美しく劇的なイントロで幕を開ける、彼らならではの
哀愁のHRサウンドの侘び寂びが詰まった
…続き

WHITE WOLF-Endangered Species-She ★★★ (2009-05-19 22:20:09)

全体的に洗練され、ポップ化が進んだ2ndアルバムの中にあって
この曲の濃厚な泣きっぷりは一際インパクトを放つ。
切々と叙情メロディを歌い上げるドン・ウィルクのVo、
エモーショナルな泣きメロを豊かに紡ぎ出すカム・マクレオドのG、
どちらも感動的なまでの素晴しさ。

WHITE WOLF-Endangered Species ★★ (2009-05-19 22:10:00)

B級チックな鼠(狼か)のイラストから一転、巨匠ヒュー・サイムが手掛けた美麗なジャケット・アートワークへの
グレードアップが端的に物語る通り、30万枚を売り上げた前作『STANDING ALONE』の成功を受け、潤沢なレコーディング資金を
得て海外レコーディングを行う等、『STANDING~』に比べ格段に洗練の度合いを高めた、'86年発表の2ndアルバム。
お洒落(当時)なアレンジが取り入れられ、ポップ化が押し進められた代わりに、泣きのメロディやドラマ性、
ハードロック的なエッジが失われてしまった作風には若干の不満を覚えなくもないが、ドン・ウィルクの伸びやかで
パワフルなVo、カム・マクレオドの良く歌うG、攻めの姿勢は失われたが相変わらずアレンジの重要な鍵を握るKey、
そして分厚いボーカル・ハーモニー等、1stアルバムで披露したWHITE WOLFなら
…続き

WHITE WOLF-Standing Alone-Standing Alone ★★ (2009-05-18 23:21:33)

本編のOPを飾る、重厚且つドラマティックなアルバム表題曲。
思わず胸締め付けられる、泣きの入ったメロディを歌う
Voがとにかく秀逸。
また、スペーシーな雰囲気を盛り上げるKeyも良い仕事をしていますね。

WHITE WOLF-Standing Alone-Trust Me ★★ (2009-05-18 23:16:54)

アルバムをハードに締め括る疾走チューン。
本編中、最もヘヴィ・メタリックな仕上がりな1曲だが、
メロディに大味さは皆無。良い曲です。

WHITE WOLF-Standing Alone-Night Rider ★★★ (2009-05-18 23:13:26)

ハードな疾走ナンバーなれど、楽曲の中心を支えるのはKey。
この攻めの姿勢を持ったKeyが演出するクライマックスの
盛り上がりっぷりはガッツポーズ物のカッコ良さ。
ツボを押さえたメロディアスなG、憂いに満ちたメロディを
パワフルに歌い上げるVoの良い仕事も見逃せない。

WHITE WOLF-Standing Alone-Shadows in the Night ★★ (2009-05-18 23:07:59)

キビキビとした曲調の上に、欧州風味の湿り気を帯びた
メロディが乗るミドル・チューン。
全編を華麗に彩る、美しく分厚いボーカル・ハーモニーが印象的。
PVが作られたのも納得の名曲。

WHITE WOLF-Standing Alone-Headlines ★★ (2009-05-18 23:00:08)

ハードロッキンなGリフ、軽快な疾走感にキャッチーなサビ・・・
良い曲だな~。
適度な哀愁を帯びたメロディを、伸びやかに歌いこなすVoも素晴しい。

WHITE WOLF-Standing Alone-What the War Will Bring ★★★ (2009-05-18 22:54:42)

7分以上に渡って泣きのドラマが繰り広げられる
アルバムのハイライト的存在の名曲。
Gと美しく絡み合いながら後半の盛り上がりを演出する、
攻めの姿勢を持ったKeyが素敵。

WHITE WOLF-Standing Alone ★★ (2009-05-18 22:48:00)

カナダはヴァンクーバー出身の5人組HRバンドが、'84年にRCA RECORDSより発表した1stアルバムにして彼らの最高傑作。
リリース当時こそ日本盤が発売されたものの、その後サックリ廃盤となり、入手困難な「幻の名盤」として長らく
HR/HMファンの間で語り継がれ、'96年にBMG JAPANが世界初CD化に成功した際には、世のメロディ愛好派が狂喜の涙に
咽んだ事で良く知られる(?)本作だが、実際、欧州風味の叙情性と大陸的なポップ・センスを併せ持った
(如何にもカナダのバンドらしい)ドラマティックなHRサウンドは、マニア諸氏の高評価に違わぬ素晴しさ。
憂いに満ちたメロディを熱唱するドン・ウィルクの説得力溢れるVo、味わい深い泣きメロを紡ぎ出す
カム・マクレオドのG、単なるバックグラウンドの埋め草に留まらず、時にリード楽器の役割も果たし
楽曲を劇
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BELIEVER-Gabriel-Focused Lethality ★★ (2009-05-14 23:12:41)

ドリルの如く切り込んで来るイントロのGリフの
カッコ良さにノックダウンされる名曲。
前曲“THE NEED FOR CONFLICT"同様、
初期スラッシュ・スタイルのエッセンスを濃厚に宿した仕上がり。

BELIEVER-Gabriel-The Need for Conflict ★★ (2009-05-14 23:07:53)

ヘヴィなイントロを経て、小気味良く疾走を開始する
初期スタイルのスラッシュ・ナンバー。
これで1stや2ndの頃のようにGソロに華があれば
言う事なしなのだが。

BELIEVER-Gabriel ★★ (2009-05-14 23:01:00)

'94年発表の3rd『DIMENSIONS』を最後に活動停止状態に陥っていた、ペンシルバニア出身の5人組
クリスチャン・デス・メタル・バンド(そこに形容矛盾はないのか?)が、中心メンバーだったGとDsを中心に
再結成を遂げ、'09年にMETAL BLADE RECORDSよりリリースした4thアルバム。
初期のスラッシュ・メタル・スタイルに回帰した復活作を期待していたのだが、実際に出来上がったのは、
ヘヴィなGリフと変拍子バリバリのリズムが荒れ狂い、不協和音を奏でるジャズ/フュージョン・タッチのKeyや
ヴァイオリンをフューチュアした、3rd『DIMENSIONS』で垣間見せたアバンギャルドなノリを全編に拡大させたかのような、
ダークでメカニカル、且つプログレッシブな作風で、正直なところちょっぴり(つーかかなり)肩透かし。
何てったってアータ、前
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PAR LINDH PROJECT-Veni Vidi Vici ★★ (2009-05-09 20:55:00)

THE FLOWER KINGS等と共にスウェーデンのプログレ・シーンを牽引する、「北欧のキース・エマーソン」こと
鬼才パル・リンダー率いるプロジェクトが'01年に発表した、古代ローマの英雄ガイウス・ユリウス・カエサルの
名言「VENI, VIDI, VICI.(来た、見た、勝った)」をタイトルに戴く4thアルバム。(邦題『幻想のノスタルジア』)
↑上の方同様、長いだけのプログレ・サウンドに興味はないのだけれど、このプロジェクトの場合、全編に満ち溢れる
ロマンティックな泣きメロがとにかく素晴しく、例え大作主義が打ち出されていようとも、シンフォニックな
アレンジが施された叙情的な楽曲の数々に、冗長さや難解さは皆無。取り分け、元クラシック・ピアニストという
出自を持つパル・リンダー氏の流麗なKeyプレイは本編の白眉で、生ピアノ、メロトロン、チャーチ・オルガ
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AXEL RUDI PELL-Magic ★★ (2009-05-05 22:55:00)

日本では、所属レコード会社をテイチクからビクターに変えて'97年に発表された6thアルバム。
ブックレットにて、気合の入った魔法使いのコスプレ姿を披露してくれているアクセル・ルディ・ペル(G)の
勇姿(笑)が端的に物語る通り、前作『BLACK MOON PYRAMID』にて完成を見たRAIBOW~DIO直系の様式美HM路線を
順当に継承しつつ、疾走曲はよりスピーディに、バラードはよりエモーショナルに、大作ナンバーはよりドラマティックに・・・
と、その作風は更に発展を遂げ、また、詰め込み過ぎが災いしてやや散漫さも感じられた『BLACK~』の構成を
反省したのか、今回は収録曲が全10曲と、無駄なくタイトに絞り込まれて中弛みがない点も好印象。
シャープな疾走感も然る事ながら、練り込みの跡が伺えるサビメロの展開が秀逸なスピード・ナンバー②③⑦⑧、
アクセ
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AXEL RUDI PELL-Black Moon Pyramid ★★ (2009-05-05 08:43:00)

「らしさ」炸裂のアルバム・タイトルに、お馴染みマーク・クリナート画伯が手掛けた美しく壮大なジャケット・アートワーク、
要所にインスト曲を配して、全編をドラマティックに物語っていく手法、「エジプト」をコンセプトにファンタジー色を強めた
歌詞の数々etc・・・と、アクセル・ルディ・ペル(G)ならではの様式美HMワールドが遂に完成を見た、'96年リリースの5thアルバム。
これ以降の彼は、今度は完成された「型」の中で如何に優れた楽曲を生み出すかに腐心していく事となる。
サービス精神が勝ち過ぎたのか、全15曲で70分を越える収録時間は幾らなんでも詰め込みが過ぎ、通して聴くと
若干の「ダレ」を覚えるのが難点なれど、1曲1曲の楽曲は相変わらずしっかりと練り上げられていて聴き応えは十分。
RAGEのピーヴィ・ワグナーがゲスト参加を果たし、硬質なBプレイを聴かせてくれ
…続き

AXEL RUDI PELL-Between the Walls ★★ (2009-05-04 21:57:00)

3rd『ETERNAL PRISONER』から、Keyプレイヤーを紅一点のジュリー・グローにチェンジして'94年に発表された4thアルバム。
味わい深く爪弾かれるムーディなイントロ①に導かれて、勢い良くスタートする名曲②を筆頭に、アメリカンHM風味も
強く感じられた前作に比べ、ロックンロール色が後退し、暗く湿った欧州へヴィ・メタリックな質感が前面に押し出された本作は、
速弾きはともかく、印象的なメロディの構築にかけては見事な冴えを発揮するアクセルのGプレイ、
ジェフ・スコット・ソートのパワフルな灼熱Vo、そしてヨルグ・マイケル&フォルカー・クラウツァクの
リズム隊が叩き出すタイトなビート・・・と、メンバー間のコンビネーションも一層強固なものとなり、
いよいよ「アクセル・ルディ・ペル」と聞いて、ファンが想起するサウンドの方向性が固まり始めた感あり。
…続き

AXEL RUDI PELL-Eternal Prisoner ★★ (2009-05-04 01:05:00)

Voをロブ・ロックから、必殺仕事人シンガーことジェフ・スコット・ソートにチェンジして'93年に発表された3rdアルバム。
その他の面子は、ヨルグ・マイケル(Ds)にフォルカー・クラウツァク(B)と前作と同じ布陣で(Keyのみメンバーは流動的だが)、
個人的には、よりバンドらしさを強め、長く続いたこのラインナップの時代に一番思い入れを感じていたり。
スピーディなHMナンバーあり、叙情バラードあり、ドラマティックな大作あり・・・と、前作『NASTY REPUTATION』で
確立した音楽性をしっかりと継承しつつも、軽快なノリを持った⑤や、AEROSMITHばりにファンキー&グルーヴィな⑥、
ライブでの盛り上がりが容易に想像できる⑨といった楽曲を収録する等、アクセルの作品の中では一際アメリカンHM風味が
色濃く薫る本作。とは言え、ゴリゴリのHMのみならず、こ
…続き

AXEL RUDI PELL-Nasty Reputation ★★ (2009-05-03 01:52:00)

多数のゲスト・ミュージシャンが迎えられ、如何にも「ギタリストのソロ・アルバム」といった雰囲気を漂わせていた
デビュー作『WILD OBSESSION』に比べ、シンガーの座に現IMPELITTERIのロブ・ロック、リズム隊には
以後、7th『OCEAN OF TIME』に至るまで不動のメンバーとなるドイツ屈指の実力派ドラマー、ヨルグ・マイケルと、
STEELER時代からの盟友フォルカー・クラウツァク(B)を起用し、格段にバンドらしさを高めて制作、
'91年に発表されたアクセル・ルディ・ペルの2ndソロ・アルバム。
LAメタル調の②を収録する等、現在ほど「様式美HM路線」が徹底されているわけではないが、何れの楽曲も
ジャーマンHMならでは哀愁とドラマ性に彩られ、何より、強力なフックを備えたメロディを見事に歌いこなす、
メタル魂を燃焼するかの如きロブ・
…続き

DGM-Frame ★★ (2009-04-29 21:49:00)

リリースする作品のクオリティの高さに反して、頻繁に繰り返されるメンバー・チェンジのせいでバンドの実体が
ハッキリしない事が足を引っ張り、日本では今ひとつマイナーな地位に甘んじているDGMが'09年に発表した7thアルバム。
今回は遂にティッタ・タニ(Vo)が脱退。オリジナル・メンバーではないものの、3rd『DREAMLAND』加入以降、
その見事な歌唱をもってバンドの「格」向上に大きく貢献してきた存在だっただけにショックも一入だったのだが、
このバンドの凄いところは、こうしたドラスティックなメンバー・チェンジが作品の質に何ら影を落さない点だ。
ネオクラシカルなテイストや、クサメロの類がほぼ姿を消し、ファンキーに跳ねるリズムやトランス調のKey等、
モダンなアレンジの数々が積極的に取り入れられている本作だが、ヘヴィ・メタリックな疾走感、流麗なKeyとGの
…続き

DGM-Different Shapes ★★ (2009-04-26 01:54:00)

精度の高いGプレイでもって楽曲の劇的な盛り上げに大きく貢献してきた、オリジナル・メンバーのディアゴ・レアリが脱退。
とうとう、「DGM」というバンドの名の由来にもなっていた3人の結成メンバーが一人もいなくなるという
事態に追い込まれてしまった彼らが、'07年に発表した6thアルバム。
頻繁に繰り返されるメンバー・チェンジは最早このバンドの名物だが、その都度、前任者に勝るとも劣らぬ実力派プレイヤーを
後任に迎え入れ、クオリティを下げることなくアルバムを作り続けてきたのがDGMの凄いところで、それは本作も同様。
メロディック・パワー・メタル寄りのサウンドだった前作『MISPLACED』に比べると、今回はやや肩の力の抜けた
メロディ重視の「聴かせる」姿勢が強調された作風で、その効果は、これまでよりも更にキャッチーさを高めた
各収録曲のサビメロのフックラ
…続き

DGM-Misplaced-Still Believe ★★★ (2009-04-25 01:21:24)

悲壮感を漂わせたメロディを歌う
ティッタ・タニの色気のある歌い回しが映える
ドラマティックなパワー・バラードの名曲。
聴く者の胸を締め上げるディアゴ・レアリの
表現力豊かなGソロも絶品。

DGM-Misplaced ★★ (2009-04-25 01:05:00)

メンバー・チェンジが頻繁なDGMには珍しく、前作『HIDDEN PLACE』と同じ面子で制作、'04年に発表された5thアルバム
その『HIDDEN~』では、やや音楽性に拡散の傾向が見受けられたが、今回は活きの良いOPナンバー①、本編随一の
荒々しさを誇る②といった、冒頭2連発のアグレッシブな畳み掛けが端的に物語る通り、疾走感を取り戻した曲調といい、
ランニング・タイムが5分台以下に絞られ、スリム化が計られた曲展開といい、2nd『WINGS OF TIME』以来、
久々にメロディック・パワー・メタル路線へと回帰を果たした作風に仕上がっている。
とは言え、プログレッシブHMのエレメントが失われてしまったわけではなく、相変わらず緻密に組み立てられた曲展開や
凝ったアレンジの数々は健在で、特に、美しくも悲壮な叙情メロディに胸打たれるヘヴィ・バラード風の④や、
…続き

DGM-Hidden Place-Save Me ★★★ (2009-04-19 21:35:52)

ティッタ・タニの熱唱が映えまくる、
ヴァースからサビにかけて炸裂する劇的な泣きメロに、
「これよ、これ!」と思わずガッツポーズ取りたくなる
DGMならではの優れた哀メロ・センスが堪能できる名曲。
中盤に挿入されたジャジーなパートもユニーク。

DGM-Hidden Place ★★ (2009-04-19 21:31:00)

かねてより貧弱なサポート体制に不満を感じていたELEVATE RECORDSからSCARRET RECODSへと移籍、'03年に発表した4thアルバム。
オリジナル・メンバーの一人だったマウリッツォ・パリオッティ(Key)が脱退し、とうとう結成当初から
残るメンバーはディアゴ・レアリ(G)唯一人となってしまったわけだが、作品のクオリティには全く影響なし。
相変わらずドラマティックでテクニカルな、DGM流HMが全編に渡って貫かれている。
但し、大作主義はそのままに、今回は疾走感やメタリックなアグレッションがやや減退。ジャジーなパートを
随所に入れ込む等、音楽性がやや拡散の傾向を見せているのがその特徴で、スリルやダイナミズムといった要素まで
薄れてしまったため、正直、中盤辺りの展開には若干の「ダレ」を感じなくもないのだが、とは言え、緊迫感を
伴って疾
…続き

DGM-Dreamland-Eternity ★★★ (2009-04-18 21:00:14)

DGMの数ある名曲の中でも、個人的に最も愛して止まない楽曲の一つ。
ティッタ・タニの張りのあるVo、ディアゴ・レアリの
エキサイティングなGプレイの素晴しさも然る事ながら
この曲の肝は、やはり鮮烈且つ格調高い仕事っぷりを
披露する気品漂うKeyでしょう。
効果的に取り入れられている“TUBULARBELLS"のメロディも◎。

DGM-Dreamland ★★ (2009-04-18 20:53:00)

SYMPHONY Xやイングヴェイ・マルムスティーンといったアーティストからの影響をしっかりと咀嚼吸収して、
DGM独自のテクニカルでドラマティックな音楽性へと昇華した'03年発表の3rdアルバム。
本作最大のトピックは、何といってもルチアーノ・レゴリの後任としてバンドに加入した新Vo、ティッタ・タニの存在で、
そのパワフルな歌声は前任者の線の細い歌唱を遥か彼方に吹き飛ばし、バンドの「格」向上に大きく貢献する素晴しさ。
その彼が歌う収録曲の方も、パワー・メタリックな疾走感やネオクラシカル風味が薄れた代わりに、
アレンジはより綿密に、メロディは更にキャッチーに、曲展開は一層ドラマティックに磨き上げられ、
プログレHM的側面が強調されたサウンドは、一回りも二回りもスケールアップを遂げている。
何より、プロデューサーに元GOBLINのクラウディオ・シモ
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DGM-Wings of Time-Mirrors of the Night ★★★ (2009-04-18 00:07:41)

哀愁を帯びたメロディが胸に沁みるセミ・バラード。
疾走系の楽曲ではパワー不足が気になるルチアーノ・レゴリだが、
こうしたメロディアスな楽曲における歌唱を聴くと、
基本、歌の上手いシンガーであることが良く分かる。
それにしても、テクニカルなだけでなく繊細な感情表現にも
長けたディアゴ・レアリのGプレイは素晴しい。
泣きのGソロに思わず悶絶。

DGM-Wings of Time-Guiding Light ★★ (2009-04-17 23:59:41)

キャッチーなイントロ部分だけでガッチリと掴まれる
ドラマティックな疾走ナンバー。
楽曲のハイライトを飾る、ディアゴ・レアリのGソロが
エキサイティング極まりない。

DGM-Wings of Time ★★ (2009-04-17 23:56:00)

90年代半ばにイタリアはオスティアにて結成され、オリジナル・メンバーの頭文字を取ってDGMを名乗った
5人組HMバンドが'99年にELEVATE RECORDSより発表した、日本デビュー作ともなった2ndアルバム。
国内盤未発売に終わったデビュー作『CHANGE DIRECTION』は恥ずかしながらまだ聴いた事がないのだけれど、
SYMPHONY Xを思わせる技巧を凝らした曲展開に、メロディック・パワー・メタルばりの疾走感を併せ持ち、
イングヴェイ・マルムスティーンからの強い影響を感じさせるネオクラシカル風味のGが全編を華麗に彩る
テクニカルでドラマティックなDGMならではのサウンドは、既にこの時点で立派に確立済み。
イントロ一発で「掴みはOK」となるOPナンバー①を筆頭に、技巧に溺れないキャッチーな哀メロ作りに
冴えを見せる彼らだが、何より素晴
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KIM KYUNG HO-00:00:1998 ★★ (2009-04-12 22:44:00)

HR/HM好きとして知られ、最近はSABER TIGERの木下昭仁(G)とコラボったEPも発売されている
韓国出身のソロ・シンガー、キム・ギョンホが'98年に発表した3rdアルバム。
全曲が韓国語で歌われ、歌詞カードを読んでもハングル文字が並んでいて、曲名すらチンプンカンプンな本作だが、
にも拘わらずしっかりと楽しめてしまうのは、声域/声量/表現力を兼ね備えたキム・ギョンホのエクセレントな
歌声によって紡がれる、胸を打つ哀愁に彩られた叙情メロディの魅力ゆえ。特に、美しいアコギとストリングスを
フィーチュアした③、本編のハイライト足るドラマティックな④、歌謡曲に通じる泣きメロに思わずコブシが回る⑥、
分厚いコーラスが印象的な⑧といった、ミディアム/スロー・テンポのバラード系ナンバーの出来栄えは絶品だ。
本国韓国では、ビジネス上の戦略からポップなサウ
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PAIN OF SALVATION-The Perfect Element, Part I-Chapter II. "It All Catches Up on You When You Slow Down": Her Voices ★★★ (2009-04-12 13:05:34)

個々の楽曲よりも全体の構成力で勝負するバンド、
とのイメージがあったのだが、これは素晴しい泣きの名曲。
「北欧的」と表現するのも生温い、暗く、悲痛な泣きメロの
奔流が聴く者の涙腺を揺さぶりまくる。

PAIN OF SALVATION-The Perfect Element, Part I ★★ (2009-04-12 12:38:00)

緻密に組み立てられたコンセプトと、静/動、剛/柔、弛緩と緊張、破壊と構築等、相反する要素を兼ね備えた独創的な楽曲を持って、
近年登場したプログレHMバンドの中では、DREAM THEATERやSHADOW GALLERYに匹敵するインパクトを放っていた
スウェーデンの鬼才、ダニエル・ギルデンロウ(Vo、G)率いるPAIN OF SALVATIONが'00年に発表した3rdアルバム。
ここ数作では、やや敷居の高い難解な方向へと音楽性をシフトさせ、小難しく語られがちな彼らだが、
このバンド最大の魅力は何と言っても、暗く、悲壮感に満ち溢れた泣きのメロディ。特にこの3rdアルバムは、
前2作で確立したプログレHMサウンドを更に発展させつつ、全編に溢れる泣きメロの悲壮感にも一層の磨きがかけられており、
その涙腺破壊力は、普段、知的な音楽とは無縁のミュージックライ
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中村達也-Turn on the Light-Turn on the Light ★★★ (2009-04-05 19:58:09)

個人的にアルバムを購入する切っ掛けともなった名曲。
スピーディに疾走し、「楽曲の中の楽曲」として成立している
良く練り上げられた中村のGソロが素晴しいったら。
やや不安定ながら、感傷的な歌声で楽曲の叙情性を強化するVoも
良い仕事をしています。

中村達也-Turn on the Light ★★ (2009-04-05 16:41:00)

後に高谷学(Vo)と組んでBLINDMANを立ち上げる事となるギタリスト中村達也が、'94年に自主制作で発表した
ソロ・アルバム。(確かこのプロジェクトがBLINDMAN結成の切っ掛けとなったんでしたっけ?)
雑誌を読んでいて見かけた「中村達也なるミュージシャンの“TURN ON THE LIGHT"という楽曲がかなり強力らしい」
との情報を頼りに、なんの予備知識もなく購入した本作だったが、アルバム表題曲にして疾走チューンの
名曲“TURN~"以外にも、②⑥⑧等の佳曲が数多く収録されており、キャッチーな彩りを加えるKeyを
ふんだんに取り入れ、時にポップな味わいも感じさせる正統派HRサウンドは、なかなかの聴き応え。
大半の楽曲が歌入りで、且つ、泣きのインスト曲⑤によく表れているように、無理に音符を詰め込むことなく
一音一音を丁寧に紡ぎ出す中村のG
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MILLENIUM-Jericho ★★★ (2009-04-04 11:22:00)

実力はあるが、ひとっ所に長く留まっていられない性格のヨルン・ランデが脱退してしまったため、オリジナル・シンガーのトッド・プラントとヨリを戻して制作、'04年に発表された3rdアルバム。
いつになく太い音色のGリフがザクザクと刻まれ、トッド・プラントが逞しさを増した歌唱を披露する、重厚なOPナンバー①に代表されるように、前作『HOURGLASS』に比べ「華やかさ」や「爽快感」といった要素が薄れ、よりシリアスで、ヘヴィなサウンドに仕上がっています。
・・・と書くと、EYEWITNESSの2nd『MESSIAH COMPLEX』の悪夢を思い出す人もいるかもしれないが、今回は、まさに飛翔するかの如き高揚感に満ちたラルフ・サントーラのメロディックなGプレイや、憂いを帯びたメロディの魅力をしっかりと保持。寧ろ、ヨーロピアン風味の湿り気は前作以上と言えるぐらいで、過去の失敗を繰り返すような
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MILLENIUM-Hourglass ★★★ (2009-03-29 22:40:00)

トッド・プラント(Vo)がDOOBIE BROTHERSのツアー要員に引き抜かれてしまったため、代わりにNOW AND THEN RECORDSから紹介されたヨルン・ランデを新Voとして迎え入れ、'00年に発表した3rdアルバム。
キャッチーな叙情メロディと、マイケル・シェンカーやウリ・ロートの系譜に連なる官能的なラルフ・サントーラのGプレイ、そして美しいボーカル・ハーモニーをフィーチュアした作風は、前作『ANGELFIRE』の路線を継承しつつ、今回はヨルンのパワフルな歌唱に引っ張られたのか、よりスケールの大きな、エネルギッシュ且つポジティブな雰囲気を漂わせた曲調の楽曲が、数多く収録されているのが特徴。
特に、その筆頭と言えるのがOPを飾る名曲①で、ヨルンの突き抜けるような熱唱が「これでもか!」と映えまくる、鮮烈にして爽快感に満ち溢れた曲展開は、何度聴いても鳥肌モノの素晴しさ
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MILLENIUM-Angelfire ★★★ (2009-03-28 02:30:00)

EYEWITNESS時代のデモテープを流用して制作された「初期音源集」的内容の1st『MILLENIUM』に対し、全曲が完全な新曲で固められ、メンバーの著しい成長ぶりがしっかりと刻まれた、実質的なMILLENIUMのデビュー作と言っても過言ではない'98年発表の2ndアルバム。
ラルフ・サントーラのウリ・ロートを彷彿とさせるメロディックなGプレイと、トッド・プラントの伸びやかで癖のないVo、そして分厚く美しいボーカル・ハーモニーに彩られた楽曲は、叙情性/ドラマ性/そしてフック満載のメロディのキャッチーさ、何れの点においても前作のそれを大きく凌駕。なんせ15曲も収録されていて、捨て曲が全くないのだから畏れ入る(とは言え、曲数はもう少し絞った方が更に印象は上向いたと思うけど)。暗くも重くもなり過ぎない爽やかな哀愁と、心地良いポップセンスが巧みに組み合わされた、所謂「MILLENIUM節
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MILLENIUM-Millenium ★★ (2009-03-22 20:20:00)

初期HAREM SCAREMばりの哀愁のHRサウンドで一躍注目を浴びながら、2ndアルバムではダーク&へヴィ路線に鞍替えして、メロディ愛好派リスナーを落胆させたフロリダ出身のHRバンドEYEWITNESS。その司令塔だったラルフ・サントーラ(G)が、ファンの期待に応えて従来のメロディアスHR路線を追求すべく、盟友トッド・プラント(Vo)らと共に立ち上げた別プロジェクトMILLENIUMが、'96年に発表したセルフ・タイトルの1stアルバム。
全収録曲が、EYEWITENSS時代に制作されたデモテープからの再録ということで、そのサウンドは完全にEYEWITNESSの1stアルバムと同一路線。MILLENIUMの2nd以降と比較してしまうと、未だオーソドックスなアメリカン・ロック風味が強く、叙情性や爽快感といった要素は然程でもないものの、程好く哀愁を帯びたキャッチーなメロディや、トッド
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MARGE LITCH-Fantasien 1998 ★★ (2009-03-22 13:27:00)

横山嘉照(G)を中心に結成され、現ALHAMBRAの世良純子(Vo)、長倉哲郎(Ds)、神保宗久(B)に、GALNERYUSや
ARK STORM等での活動で知られるKey奏者、YUUKIらが在籍していたプログレ/シンフォニックHMバンドが、
現在では入手困難な'90年制作の1stアルバム『FANTASIEN』をセルフ・リメイクした作品がこれ。
全曲日本語で綴られた、御伽噺風味のファンタジックなストーリーと、世良純子の「NHKの歌のお姉さん」ばりに
溌剌とした歌唱はかなり好き嫌いが分かれるところで(歌い手としての実力は折り紙付きなのだが)、
特にメルヘンチックなOPナンバー①は、彼女のキュートな歌声と相俟ってモロ「70年代の少女向けアニメの主題歌」風に
聴こえ、思わず赤面を誘われるこっ恥ずかしい出来なれど、だがしかし、それ以降は全編が大作主義に貫かれ、
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