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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 5751-5800
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HARROW-CALL OF THE UNBORN ★★ (2009-01-09 21:51:00)
NOISE RECORDSからのドロップ、新たに契約を交わしたレコード会社の倒産、メンバーの脱退といった数々の困難を
乗り越えて'97年に発表された2ndアルバム。
プロデューサーに、当時、OVERKILLに在籍していたジョー・コミューとセバスチャン・マリノを迎えただけあって、
スラッシュ・メタル色を一気に強めた本作は、別人のように逞しいVoの歌いっぷりといい(歌メロの魅力も向上)、
破壊的なGリフの刻み具合、腰の据わったリズムの突進力、そしてダイナミックな曲展開といい、ドスの効いたヘヴィ・サウンドは
前作『PYLON OF INSANITY』からベロリと一皮向けて、ある種、威厳や貫禄のようなモノを漂わすまでに成長。
疾走チューン④⑪、重々しく劇的な⑤⑧、凝ったアレンジで聴かせるインスト曲⑦、ヘヴィ・バラード⑩といった楽曲は、
彼らの影響元である
…続き
HARROW-THE PYLON OF INSANITY-ETERNAL CHASE ★★ (2009-01-08 22:51:35)
1stアルバムはヘヴィネスに拘った分、歌メロの弱さが気になる
仕上がりだったが、この曲は歌メロの弱さをインスト・パートの
劇的さでカバー。ドスの効いたコーラスもカッコいい。
HARROW-THE PYLON OF INSANITY ★★ (2009-01-08 22:42:00)
'93年に自主制作したEP『THE RISING PHENIX』が評判を呼び、ドイツのNOISE RECORDSとディールを交わした
オランダの5人組HMバンドHARROWが、スヴェン・コンクエストをプロデューサーに迎えてレコーディング、
'94年に発表した(本邦デビュー作ともなった)1stフル・アルバム。
VICIOUS RUMORSやMETAL CHURCHからの影響が伺える、ダークでドラマティックなパワー・メタル・サウンドは
デビューEPの作風の延長線上にあるが、今回は'94年という時節柄、よりへヴィさに拘った内容に仕上がっており、
特に、肉厚な鉈の如きGサウンドと、重厚感をいや増したリズム・セクションにその拘りが顕著に表れている。
とは言え、へヴィネス一辺倒に陥ることなく、疾走曲を要所に配し、叙情メロディにもちゃんと気を配っているのが
こ
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HARROW-THE RISING PHENIX-BLUE LIGHTNING ★★ (2009-01-08 22:35:34)
後の作品ではスラッシュ化が進む彼らなれど、
歌い上げるVoといい、強力なGリフといい、疾走感といい、
この曲はもろパワー・メタリックな仕上がり。
初期HARROW屈指の名曲。
HARROW-THE RISING PHENIX ★★ (2009-01-08 22:31:00)
元VANDENBERGのクルーで(同バンドが'84年に行った来日公演にも帯同した)ギタリストのハリー・ヴェイリングが
中心となり、オランダはオーファーアイセル州ロッシャルにおいて結成された5人組パワー・メタル・バンドが、
'91年に発表した自主制作による6曲入りデビューEP。(後に日本のみで、TYTAN、IRON MAIDEN、TYGERS OF PAN TANG、
MSG、DEEP PURPLE等のカヴァー曲を追加収録したスペシャル・エディション盤がリリースされている)
そのサウンドは、ザクザクと力強く刻まれるGリフと重厚なリズム・セクションの上に、ヘタウマなVoとメロディックな
ツインGが乗っかった、NWOBHMにも通じる垢抜けない雰囲気を漂わせたパワー・メタル。よりコアな方向へと歩みを
進める後の作品に比べると、本作はグッとオーセンティックなHM
…続き
HARROW ★★ (2009-01-08 22:29:00)
VENDENBERGのギター・ローディとして来日経験もあるハリー・ヴェイリング(G)が、ジョニー・フレイターマン(B)を
誘って結成した、オランダはオーファーアイセル州ロッシャル出身の5人組パワー・メタル・バンド。
'93年に6曲入りEP『THE RISING PHENIX』をリリースしてデビュー。
VICIOUS RUMORSばりのパワー・メタル・サウンドが好評を博し、
'94年には、1stフル『THE PYLON OF INSANITY』で日本デビューも果たす。
次作『CALL OF THE UNBORN』('97年)がBURRN!!誌で高得点を獲得、
同作に収録されていたRIOTの名曲“ROAD RACIN"のカヴァーがちょっとした話題となるなど、
順調に活動を展開していくが、メタル冬の時代の逆風には抗い切れず、
'99年リリースの4
…続き
VANDENBERG-Heading for a Storm ★★ (2009-01-04 01:53:00)
必殺の名曲“THIS IS WAR"“WATING FOR THE NIGHT"を収録し、VANDENBERGの日本での人気を決定付けた
'83年発表の傑作2ndアルバム。(邦題は『誘惑の炎』)
泣きメロ満載だが湿っぽくならない、適度なポップさを備えた楽曲を、綿密に構築されたエイドリアン・ヴァンデンバーグの
Gプレイが華麗に彩るHRサウンドは、デビュー作の作風を順当に継承しているものの、本作ではブルーズ風味が薄れ、
よりポップでキャッチーなメロディが前面に押し出された内容に仕上がっている。
収録曲のクオリティにややバラつきが見られる(と言っても、並みのバンドなんぞ寄せ付けないレベルの高さなんだけど)
のが難なれど、キャッチーなポップ・メタル・ソング①、哀メロが胸に染み渡る美しいバラード④、
そしてVANDENBERG史のみならず、HR/HM史に残
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VANDENBERG-Vandenberg ★★ (2009-01-04 01:49:00)
オランダの至宝、エイドリアン・ヴァンデンバーグ率いる4人組HMバンドVANDENBERGが'82年に発表した1stアルバム。
VANDENBERGの最高傑作と言えば、やはり名曲中の名曲“THIS IS WAR"“WAITING FOR THE NIGHT"を収録した
2nd『HEADING FOR A STORM』で決まりだろうが、個人的に彼らの作品で一番好きなのは、このデビュー作だったりする。
上記2曲のような強力なキメ曲こそないものの、収録曲は非常に粒が揃っており、何より、ドラマティックな「泣き」を
満載したエイドリアンの華やかなGプレイに関しては、2ndアルバム以上の充実っぷりを誇っていると言っても良いのでは?
アルバム前半(A面)にメロディをじっくり聴かせるタイプの楽曲が、後半(B面)にはハード・ロッキンな楽曲が並ぶ、
メリハリの効いた構成も素
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ACROPHET-Corrupt Minds-Haunting Once Again ★★ (2009-01-03 19:40:14)
抑えたイントロから疾走へと転じるラスト・ナンバー。
その走りっぷりといい、正統派へヴィ・メタリックな
ツインGの絡み具合といい、この曲はもろ
ベイエリア・スラッシュ風味に仕上がっている。
ACROPHET-Faded Glory-Forever the Fall ★★ (2009-01-03 19:37:52)
疾走するGリフはちょいパンキッシュだが、
Voはメロディを追いかけているし、
ツインGの絡み具合は正統派へヴィ・メタリック。
良い曲です。
ACROPHET-Faded Glory ★★ (2009-01-03 19:29:00)
メンバー全員が若干17歳のティーン・エイジャーという事も話題になった、ウィスコンシン州はミルウォーキー出身の
4人組スラッシュ・メタル・バンドが、'91年に発表した2ndアルバムにしてラスト作。
デビュー作で披露した「ハードコア/パンクがかったスラッシュ・メタル」という作風に大きな変化は見られないが、
スピードをやや抑え目にして、リズム・パターンや曲展開に起伏を持たせた楽曲は、更にスラッシュ・メタル色を
強めており、前作に比べると「勢い」や「テンションの高さ」という点においては物足りなさが残るものの、
しっかりと練り込まれた楽曲群は、これはこれで聴き応え十分。中でも、メロディが増量された④や、
正統派へヴィ・メタリックな味わいを備えた(特にGソロ)高速スラッシュ・チューン⑨⑩のカッコ良さは、本作ならではの味わい。
あ、勿論⑤の如きハイテンションな
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RDX-Thrash Metal Ⅲ-Thrash Metal Attack ★★ (2009-01-03 02:24:24)
“PURGE"と並ぶ、本編最速のスピードでアルバムの最後を
締め括る、高速スラッシュ・ナンバーの名曲。
中盤で一度テンポダウンして、Gソロをじっくりと聴かせた後、
再びフルスピードで大仰なエンディングへと雪崩れ込んでいく
曲展開がカッコいいったら。
RDX-Thrash Metal Ⅲ-Crossover? ★★ (2009-01-03 02:17:45)
攻撃的な福島、硬軟を併せ持つ田中、そして構築美に溢れた木下御大・・・と、
個性的な3人のギタリスト達それぞれも持ち味を活かしたGプレイが絡み合う
インスト・パートの劇的さ加減は圧巻。勿論、畳み掛けるような疾走感も痛快極まりない。
RDX-Thrash Metal Ⅲ-Purge ★★ (2009-01-03 02:12:39)
初期ジャーマン・スラッシュ・メタルばりの突進力と、
猛烈なシュレッド・リフ、そして夜叉の福島克彦による
突き刺さってくるかの如きGソロがハイテンションな
カッコ良さを演出する1曲。
RDX-Thrash Metal Ⅲ-Third Eye ★★★ (2009-01-03 02:08:59)
“PROLOGUE"“THIRD EYE-MY LORD"“THIRD EYE-NEW WORLD"“THIRD EYE-BLACK WIND"
の4曲から構成される高速スラッシュ・チューン。
猛烈な勢いでシュレッドされるGリフ、怒涛の如く畳み掛けてくるリズム隊、
男臭い濁声Voと、そこに絡む女性Vo、そしてメロディアス且つドラマティックなトリプルG・・・
と、まさにRDXというバンドの魅力がギュッと凝縮された仕上がりの名曲。
RDX-Thrash Metal Ⅲ ★★ (2009-01-03 01:15:00)
元NEGAROBOの鈴木“AMPAN"政行が、北海道において立ち上げた道産子スラッシュ・メタル・バンドが、
夜叉の福島克彦(G)、HARD GEARの田中“Machine"康治(G)、SILVER BACKの伊熊誠(Vo)、GALATEAのKYOHKO(Vo)、
そしてSABER TIGERの三瓶朋大(B)、木下昭仁(G)御大らの協力を得て制作、'06年にリリースした1stフル・アルバム。
機関銃の如く徹底的に刻みまくるGリフが、鈴木のタイトでパワフルなドラミングに乗っかって畳み掛けるように
爆走するサウンドは、DEATHROW等の初期ジャーマン・スラッシャーを彷彿とさせるアグレッションと切れ味の鋭さを誇るが、
その一方で、男臭い濁声とノーマルな歌い上げを使い分ける伊熊のVo、そしてインスト・パートをドラマティックに盛り上げる、
福島、田中、木下のトリ
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RDX ★★ (2009-01-03 01:11:00)
かつてのFLATBACKERに始まり、NEGAROBO、SILVER BACK、GRADGE CURSE等、優れた
パワー/スラッシュ・メタル・バンドを数多く輩出してきた北海道において、元NEGAROBOのドラマー鈴木政行が、
そのNEGAROBOの空中分解に伴い、新たに立ち上げた道産子スラッシュ・メタル・バンド。
'06年リリースの1stフル『THRASH METAL Ⅲ』には、MEGA METAL WARRIORS名義で、
SABER TIGERの木下昭仁、三瓶朋大、夜叉の福島克彦、HARDGEARの田中“Machine"康治、
SILVER BACKの伊熊誠らがゲスト参加を果たしている。
そのサウンドは、初期ジャーマン・スラッシュを思い起こさせる切れ味と突進力に、
日本人ならではの木目細かいメロディと、ドラマティックな構築美を持ち込んだスラ
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KROKUS-Metal Rendez-vous-Fire ★★ (2009-01-01 13:13:31)
マーク・ストレイスの歌唱が映える横ノリチューン。
Gがタメの効いたソロを聴かせてくれる、
中盤の劇的なインスト・パートは何度聴いてもグッときます。
KROKUS-Metal Rendez-vous-Streamer ★★ (2009-01-01 13:11:36)
揺らめくような叙情性に彩られた曲調が、
ブルージー且つダイナミックに盛り上がっていく名曲。
シャウトだけじゃない、マーク・ストレイスの歌の上手さが
際立つ1曲。Gも良い仕事をしてくれていますね。
KROKUS-Metal Rendez-vous-Come On ★★ (2009-01-01 13:06:24)
全体的にAC/DC色が濃厚な4thアルバムの中にあって、
この曲のJUDAS PRIESTっぷりは一際異彩を放つ。
(特にツインGのハモリ具合とか)
そういう意味では、後の『HEADHUNTER』の伏線となった1曲と言えるかも?
KROKUS-Metal Rendez-vous-Tokyo Nights ★★★ (2009-01-01 13:03:21)
BABYESのメンバーから聞いた日本のソープランドでの思い出話を
元にしたという歌詞や、ゲイシャが喋る怪しげな日本語
(ドウカ行カナイデ、愛シテル)だけを取り出すと
単なる珍曲だが、それを彩る哀愁を帯びた曲調や、
マーク・ストレイスの歌う泣きの入ったメロディは非常に魅力的。
KROKUS-Metal Rendez-vous ★★ (2009-01-01 12:56:00)
本作より名Voマーク・ストレイスが加入。サウンド・スタイルも、欧州でのNWOBHMの勃発と歩調を合わせるかのように、
それまでの70年代型HRスタイルから、シンプル且つアグレッシブなエネルギーが迸るヘヴィ・メタル路線へと
転換を果たし、KROKUS躍進の切っ掛けともなった、'80年発表の4thアルバム。
ヘヴィ・メタルといっても、ここで聴く事が出来るのは傑作『HEADHUNTER』('84年)のようなJUDAS PRIEST直系の
それではなく、マーク・ストレイスのカミソリVoを活かして、キャッチーなタテノリのリフ&リズムが疾走するAC/DC路線。
自然に身体が動き出す楽曲の数々は、①を筆頭に理屈抜きの気持ち良さを誇るが、個人的な好みで言えば、
マークの幅広い歌唱力が堪能できる、JPを思わせる重厚なツインGをフィーチュアした③、SCORPIONS風の泣
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LAAZ ROCKIT-Left for Dead-My Euphoria ★★ (2008-12-31 18:45:46)
重心低く、地響きを立てて突進するリフ&リズムがド迫力。
ドスの効いたシャウトを決めるVoと、
流麗にメロディを紡ぎ出すツインGも流石の存在感を示す。
LAAZ ROCKIT-Left for Dead-Desolate Oasis ★★★ (2008-12-31 17:41:58)
叙情的にスタートし、へヴィに盛り上がり、
後半はスラッシーの駆け抜けていく
6th『LEFT FOR DEAD』のハイライトを飾る
ドラマティカルな名曲。
LAAZ ROCKIT-Left for Dead-Brain Wash ★★★ (2008-12-31 17:39:56)
OPのGリフが炸裂した瞬間、がっちり掴まれました。
新生LAAZ ROCKITの門出を祝うに相応しい、
パワフル且つスピーディなスラッシュ・ソングの名曲。
LAAZ ROCKIT-Left for Dead ★★ (2008-12-31 17:21:00)
前作『NOTHING$ $ACRED』以来、実に16年ぶりに発表された待望の新作アルバム。(6th)
・・・と言っても国内盤が出るまでに半年近くかかっており、それって最早新作とは言わんよなぁ。
THRASH DOMINATION 05で見た彼らは、ルックス的には完全に「セミ・リタイアしたアメリカの普通のオッサン」状態だったのだが、
こうしてちゃんと復活アルバムを発表してくれて、しかもそれが全盛期の作品群を彷彿とさせる、素晴しいクオリティを
誇っているのだから驚く。そりゃゼトロやチャック・ビリーも「傑作!」との賛辞を寄せますわな。
一発で掴まれる強力なGリフ、マイケル・クーンズのパワフル且つアグレッシブなVo、そして鋼の如き強靭なリズムとが
一丸となって疾走する高速スラッシュ・チューン①で幕を開ける本編は、(GACK時代の悪夢を払拭する)まさに『NOTH
…続き
GERMAN ROCK PROJECT-Let Love Conquer the World-Let Love Conquer the World ★★ (2008-12-30 11:42:01)
正直な話、突出して出来の良いバラードというわけではないし、
この中になら、もっと良い曲が書ける人は幾らでもいたのでは?
と思わなくもないが、とは言え、やはりこれだけ豪華な面子
(ジャーマン・メタル・ファンにとって)が一堂に会して
リレーVoやGソロの共演を繰り広げてくれると、
それだけでテンションは上がるというもの。
GERMAN ROCK PROJECT-Let Love Conquer the World ★★ (2008-12-30 11:35:00)
30名以上に及ぶジャーマン・メタル・シーンのミュージシャン達が、「ヘヴィ・メタルは暴力的と決めつけ、
スポイルしていく傾向にあるTVメディアに対して抗議する」目的で集結した、ジャーマン・メタル版USA FOR AMERICA・・・
というかHEAR'N AIDなプロジェクト、GERMAN ROCK PROJECT。
本作は'91年に発表されたシングルで、トム・ハーゲンとグドラン・ラオスが作詞/作曲を手掛けたバラード
“LET LOVE CONQUER THE WORLD"のバージョン違い3曲を収録。このうち「METALバージョン」では、
14人のシンガーと共に、総勢18人のギタリスト達がリレー方式でGソロの熱演を繰り広げている。
かの名曲“STARS"と比べてしまうと、参加人数の割りにギタリストのキャラ立ちがイマイチとか(まぁ無理もない)、
大ら
…続き
GERMAN ROCK PROJECT ★★ (2008-12-30 11:33:00)
ジャーマン・メタル・シーンのミュージシャン達がレーベルの垣根を越えて、
「HM/HRを暴力的なモノと決め付け、スポイルしていく傾向にあるTVメディアに抗議する」
目的で集結したプロジェクト。
'91年にシングル『LET LOVE CONQUER THE WORLD』を発表。参加バンドは、
AXEL RUDI PELL、CASANOVA、CHROMING ROSE、CORACKO、CROSSROADS、DARXON、
DOMAIN、DORO、EZ LIVIN'、GAMMA RAY、GREAT BIG KISSES、HEADHUNTER、HEAVENS GATE、HOLY MOSES、
JOAL、LETTER X、LOUD&DIE、ASTROS、MEKONG DELTA、OONA、PINK CREAM 69、PYRACANDA、RAGE、ROKO、
…続き
KANSAS-Vinyl Confessions-Play On ★★★ (2008-12-29 23:16:02)
個人的に、9thアルバムのハイライトはこの曲で決まり。
勇ましい曲調に、美しく、凛とした気品とドラマ性を付与する
流麗なピアノの調べは、何度聴いても「最高」以外の
形容詞が思い浮かびません。
KANSAS-Vinyl Confessions-Chasing Shadows ★★ (2008-12-29 23:12:42)
“DUST IN THE WIND"や“HOLD ON"の系譜に連なる
泣きの名バラード。憂いに満ちたメロディを歌う
ジョン・エレファンテの情感豊かなVoと、
儚げな旋律を奏でるピアノの美しい調べにもうメロメロ。
KANSAS-Vinyl Confessions-Play the Game Tonight ★★★ (2008-12-29 23:06:47)
アルバムの出来の良さを確信させる、
リリカルなメロディに彩られた泣きのポップ・チューン。
この曲をOPに持ってくる辺り、KANSASの
「これからは産業ロック路線で行きますよ」という
決意表明に感じられなくもない。(ような?)
KANSAS-Vinyl Confessions ★★ (2008-12-29 22:45:00)
脱退したスティーヴ・ウォルシュに代わって、現在ではソロ・シンガー兼プロデューサーとして手腕を振るう
ジョン・エレファンテを加入させ、前作『AUDIO VISONS』から凡そ2年ぶりに発表された9thアルバム。
ジョン・エレファンテの声質が非常にスティーヴ・ウォルシュのそれと似通っている事と、彼の卓越した歌唱能力の
高さもあって、シンガー交代の違和感は殆ど感じられない本作。プログレ・ハード色がほぼ払拭され、シンプル且つ
コンパクトにまとめられた産業ロック・テイストが増強されているものの、ポップでキャッチーなメロディの魅力は
相変わらず高水準を維持。ただ今回は、曲によっては若干叙情性が薄らいでしまった印象が無きにしも非ずか。
洗練された泣きメロが心地良い、リリカルなポップ・チューン①、哀切に満ちた歌メロとピアノの旋律が
もう辛抱堪らんバラード④、ポッ
…続き
KELLY SIMONZ'S BLIND FAITH-Silent Scream-Without You ★★★ (2008-12-28 10:41:56)
しっとりと哀メロを歌い上げるケリーのVoが胸に沁みる
コンテンポラリー系(?)バラード。
疾走曲ではハードな演奏に埋もれがちな線の細さが気になる
彼の歌唱は、やはりこうした落ち着いたタイプの楽曲の方が映えるなぁ。
KELLY SIMONZ'S BLIND FAITH-Silent Scream-Aftermath ★★ (2008-12-28 10:37:24)
ピアノ信者としては、疾走する曲調に流麗且つリリカルに
絡みつくピアノの調べには感動せざるを得ないわけで。
こういう曲をもっと作って欲しいな。
KELLY SIMONZ'S BLIND FAITH-Silent Scream-Tears in Your Eyes ★★★ (2008-12-28 10:35:27)
インスト曲“LIES"から繋がっていく、
アコースティカルな叙情バラード。
ケリー・サイモンの「静」の表現力の豊かさが
如何なく発揮された内容で、ベタだが猛烈な泣きを伴った
Gソロに思わず悶絶。
2ndアルバムの、バラードやスロー・ナンバーの充実っぷりを表す名曲かと。
KELLY SIMONZ'S BLIND FAITH-Silent Scream-Paradise Lost ★★★ (2008-12-28 10:31:29)
2ndアルバムのハイライトを飾る、
重く、悲しく、ドラマティックな泣きのスロー・ナンバー。
ケリーが「全楽器が『歌う』ように心がけた」という
悲壮感に満ちた展開には、何度聴いても心揺さぶられずにはいられない。
Voが、エレキが、アコギが、Keyが壮絶に泣きまくる
インスト・パートは、息苦しくなるほどの劇的さ加減。
KELLY SIMONZ'S BLIND FAITH-Silent Scream ★★ (2008-12-28 02:42:00)
現在は、日本のMIで講師の職にも就いているというケリー・サイモンが、ソロ名義で'99年に発表した2ndアルバム。
もろイングヴェイ路線だったデビュー作(だが力作)に比べると、楽曲の幅に広がりが見られ、またインスト曲がその数を減らす等、
ギタリストとしてよりも「ミュージシャン:ケリー・サイモン」がより前面に押し出された内容に仕上がっている本作。
ファンキー&グルーヴィな②のような一風変わったタイプの楽曲も収録されているが、全体としては
邦楽的な匂いの殆どしない、美旋律の散りばめられたネオ・クラシカルHMという音楽性にブレはない。
相変わらず、ケリーのGプレイは「静」の表現力に冴えまくっていて、取り分け、まるで韓流ドラマの主題歌のような③、全パートが猛烈に
泣きまくる本編のハイライト⑥、繊細に爪弾かれるアコギに涙がちょちょ切れる⑨、そして、彼の歌の上手さが
…続き
DUBLIN DEATH PATROL-DDP 4 Life-Iron Fist ★★ (2008-12-23 22:05:46)
言わずと知れたMOTORHEADの名曲のカヴァーだが、
他のカヴァー曲に比べても、その音楽性ゆえ
最もDDPというバンドにハマッて聴こえる。
DUBLIN DEATH PATROL-DDP 4 Life-Ddp 4 Life ★★ (2008-12-23 22:03:57)
重量感に溢れた、アルバムのタイトル・トラックにして
バンドのテーマソング。
メロディアスな2本のGが盛り上がりを演出する、
終盤のドラマティックな展開が聴き所か。
DUBLIN DEATH PATROL-DDP 4 Life-R.I.P. ★★ (2008-12-23 21:58:32)
Gが派手に弾きまくられるイントロで「おっ」とさせ、
パワフルでノリの良い前半~中盤で聴き手を引き込み、
爆走を開始する後半で一気に寄り切るOPナンバー。
DUBLIN DEATH PATROL-DDP 4 Life ★★ (2008-12-23 18:35:00)
TESTAMENTのチャック・ビリー(Vo)、元EXODUSのスティーヴ“ゼトロ"サウザ(Vo)、LAAZ ROCKITのウィリー・ラング(G)ら、
カリフォルニア州ダブリン出身のミュージシャン達が寄り集まって立ち上げたパワー/スラッシュ・メタル・プロジェクトが
'07年に発表した5曲入りデビューEP。(国内盤は、更にここに有名バンドのカヴァー曲を追加収録)
いくらスラッシュ・シーン屈指のミュージシャン連中が関わっているプロジェクトとは言え、この御時世、自身のバンドでは
やれないような実験的な音楽性を追求してたら嫌だなぁ、と購入には二の足を踏んでいたのだが、実際に聴いてみれば、
これが実にオールド・スクールなノリのパワー/スラッシュ・サウンドが最初から最後まで詰め込まれていて
ホッと一安心。何せMORTORHEAD、UFO、THIN LIZZYといった
…続き
DUBLIN DEATH PATROL ★★ (2008-12-23 18:33:00)
TESTAMENTのチャック・ビリー、LAAZ ROCKITのウィリー・ラング、
そしてチャックとは幼馴染でもあるEXODUSのスティーヴ・ゼトロ・サウザら、
スラッシュ・シーンの錚々たる面子が寄り集まって'06年に立ち上げられた
パワー/スラッシュ・メタル・プロジェクト。(実際の結成は80年代初頭まで遡るらしいが)
'07年にはMACHINE HEADのフィル・ダメル、VIO-LENCEのエディ・ビリー、TESLAのトロイ・ルケッタらを
ゲストに迎えて5曲入りEP『DDP 4 LIFE』を自主制作・インターネット通販のみでリリース。
RAMPAGE時代に作られたという収録曲は、パワフル&スピーディ、且つ適度なキャッチーさも
備えた優れもので、TESTAMETNTやEXODUS、LAAZ ROCKITファン以外のスラッシャーにも
必ずやアピ
…続き
KANSAS-Audio-Visions-No One Together ★★★ (2008-12-21 21:22:00)
「あ~、KANSASだなぁ」とシミジミと聴き惚れる、
ポップでキャッチーな叙情メロディが華麗に舞う名曲。
『暗黒への曳航』辺りに収録されていてもおかしくない
溌剌と展開される、綿密に構築された曲展開の妙は
まさにこれぞKANSAS!といった感じ。
KANSAS-Audio-Visions-Don't Open Your Eyes ★★★ (2008-12-21 21:16:52)
スティーヴ・ウォルシュに由来するタイトなロックンロール・テイストと、
ケリー・リヴグレンのプログレ志向が見事に融合を果たした、
劇的且つ疾走感に溢れた8thアルバムのハイライト・ナンバー。
前作以降、影が薄くなる一方だったロビィ・スタインハートが
久々に披露する、攻めの姿勢のヴァイオリン・ワークも聴きモノかと。
KANSAS-Audio-Visions-Hold On ★★★ (2008-12-21 21:13:12)
“THE WALL"と双璧を為す、KANSAS屈指の泣きの名バラード。
哀愁が滲み出す絶品のVoによって歌われる
余りに切ないサビメロと、渋く泣くG、
そして艶やかなヴァイオリンの音色に思わず胸キュン。
KANSAS-Audio-Visions ★★ (2008-12-21 21:07:00)
スティーヴ・ウォルシュ在籍時代最後の作品となった、'80年発表の8thアルバム。
80年代に入り、JOURNEYやSTIX、BOSTONといった同期バンドの成功に触発されたのか、ファンタジー色が失せた
即物的なジャケット・アートワーク(正直、かなりのダメジャケ)といい、曲展開がシンプルに整理され、
キャッチーなコーラス・ワークが強化された楽曲の数々といい、モダンな産業ロック方向へと大きく舵を切った本作は、
前作との間にケリー・リヴグレンとスティーヴ・ウォルシュのソロ・アルバムを挟んでいるせいか、ケリー作のプログレ路線と、
スティーヴ作のロックンロール路線とに、収録曲のタイプがハッキリと分かれてしまっているのが特徴と言えるかも。
個人的には、キャッチネスと重量感を兼ね備えたOPナンバー①、泣きの名バラード③、劇的な⑤、流麗且つ軽やかな⑧といった
ケ
…続き
KANSAS-Monolith-Angels Have Fallen ★★★ (2008-12-21 00:36:49)
7thアルバム収録曲の中にあって、
初期プログレ路線の面影を強く残した名曲。
タメを効かせてドラマティックに盛り上がっていくサビに
思わず身悶えしたくなる1曲。
ロビィ・スタインハートのヴァイオリンもナイス・アシスト。
KANSAS-Monolith-People of the South Wind ★★ (2008-12-21 00:33:04)
シングル・カットされ全米シングル・チャート第23位を
記録した、軽快に弾むポップ・チューン。
サビメロから滲み出すどこか寂寥感を湛えた哀愁と、
神秘的な歌詞も秀逸。
KANSAS-Monolith-On the Other Side ★★★ (2008-12-21 00:28:07)
イントロの時点で既に泣ける、コブシの効いたOPナンバー。
この時期のKANSASの楽曲は、徐々にポップ化が進行しつつあったわけだが、
この曲が発散する哀愁は“THE WALL"に迫る泣きっぷり。
それでいてベタついた印象がないのもKANSASならでは。
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