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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 5801-5850
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KANSAS-Monolith ★★ (2008-12-21 00:20:00)
全米チャート最高第10位にランクインを果たし、一般的に、KANSAS黄金時代最後の作品とされる、
'79年発表の7thアルバム。(邦題は『モノリスの謎』)
コンセプト・アルバムというアイデアや、プログレッシブ・ロック然としたファンタジックなジャケット・アートワークに
反して、前作『POINT OF NO RETURN』よりも一層歌モノ化に拍車が掛かった内容に仕上がっている本作。
大作主義は更に薄まり、楽曲もコンパクトにまとめられているが、相変わらず細部に至るまで綿密に練り込まれた曲展開や
アレンジの数々、そして、フックに富むキャッチーなメロディ作りのセンスに全く鈍りが見られないため、
それもマイナスにはなっていない。というか寧ろポップになった分、メロディの素晴しさが益々引き立った印象すらある。
特に、スティーヴ・ウォルシュが情感豊かに歌い上げる泣
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KELLY SIMONZ'S BLIND FAITH-Sign of the Times-Stay in My Heart ★★★ (2008-12-20 11:52:12)
バッハルベルの“カノン"の引用を不自然に感じさせない、
大陸的な雄大さを湛えたクラシカルな叙情バラード。
Gのみならず、エモーショナルな歌声の素晴しさも特筆モノで、
この人のVoはスロー・ナンバーの方が映えますね。
KELLY SIMONZ'S BLIND FAITH-Sign of the Times ★★ (2008-12-20 11:42:00)
アメリカのMIでギターを学び、B、Ds、Keyまでこなすマルチ・プレイヤー、ケリー・サイモン(またの名を島津和博)による、
一人ネオ・クラシカルHMプロジェクトことKELLY SIMONZ'S BLIND FAITHが'98年にリリースした、自主制作の1stアルバム。
余りにイングヴェイそっくりな作風や、ところどころで顔を覗かせる借り物チックなフレーズには流石に苦笑を隠せないが、
テクニックのみならず、確かな表現力をも身につけたケリーの精度の高いGプレイと、美旋律に彩られた、クラシカル且つ
ドラマティックな収録曲の数々を聴いていると、段々「まぁどうでもいいか、んな事は」と思えてくるのも事実。
何よりアメリカで揉まれただけあって、邦楽的な匂いを殆ど感じさせない、この人のバタ臭い作曲センスは貴重だ。
取り分け、単なるイングヴェイ・フォロワーには決して真似で
…続き
金谷幸久-EAU ROUGE-SUNSET'95 ★★★ (2008-12-20 11:35:33)
EBONY EYES時代の名曲をセルフ・リメイク。
「ネオ・クラシカル」とは異なる、良い意味でアナログな
フィーリングを湛えたクラシカルなインスト・ナンバー。
泣きまくる金谷のGに星三つを進呈。
金谷幸久-EAU ROUGE-HERE'S THE TIME(BLOOD TYPE PURPLE!!) ★★★ (2008-12-20 11:28:49)
タイトルからしてニヤけてしまう、ドラマティックなインスト・ナンバー。
10分近くに及ぶ長尺を飽きさせない、起承転結がきっちり決まった
曲展開と、メロディアスに「歌う」金谷のGプレイが素晴しい。
岡垣のKeyのサポート振りもナイス。
金谷幸久-EAU ROUGE-A WARENESS OF ONENESS ★★★ (2008-12-20 11:22:22)
アルバムのハイライトを飾るスピード・ナンバー。
この曲のみ、本編の他の曲とはテンションが一段階違う印象を受けますね。
赤尾のVo、金谷と黒木のGも良いけれど、個人的に一番良い仕事を
していると思うのは、流麗なKeyでしょうか。
金谷幸久-EAU ROUGE ★★ (2008-12-20 11:19:00)
元EBONY EYESの様式美HMギタリスト、金谷幸久が'95年に発表した1stソロ・アルバム。
当時はEBONY EYESの事も、彼がどんなミュージシャンなのかも知らずに、帯に書かれた「紫の神々が失ってしまった
熱き虹色の輝きを継承するメロディカル・ギタリスト」なる大仰なキャッチコピーと、元TERRA ROSAの赤尾和重(Vo)に
岡垣正志(Key)、元WOLFの黒木政彦(G)&堀江睦男(Ds)、そしてマルチ・ミュージシャンの加瀬竜哉(B)といった、
豪華なゲスト勢の顔触れに釣られて本作を購入したのだが、これが正解。テクのひけらかしに終わらない、
しっかりと構築された叙情フレーズを丁寧に奏でる金谷のGプレイを中心に、まさにこの面子が奏でるに相応しい、
コテコテのジャパニーズ・・・というか関西風様式美HMサウンドが、頭から尻までギュッと詰め込まれた1枚
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DEATHROW-Raging Steel ★★ (2008-12-20 11:16:00)
長らくCD化が待たれていた、ドイツはデュッセルドルフ出身の暴走軍団DEATHROWが'88年に発表した2ndアルバムが、
1st『SATAN'S GIFT』('86年)と共に遂にリマスター再発。しかも(帯と解説を輸入盤にくっつけただけの仕様とは言え)
国内盤のリリースまで実現したのだから、最近出回っていたリプロ盤に手を出さず、ずっと我慢して待ち続けた甲斐が
あったというもの。(余談ながら、解説文を担当しているのは日本が世界に誇る暴走スラッシャー軍団FAST KILLの伊藤昭博だ)
で、肝心の内容に関してなんだけど、これが↑上の方々同様まったく文句なし。2枚目と言う事で少しは丸くなるかと思いきや、
つんのめり気味に爆走するスラッシュ・サウンドには微塵の曇りもなく、寧ろその猛々しさはデビュー作をも凌駕する勢い。
しかも今回は、ハリス・ジョンズをプロデューサ
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FORTUNE(L.A)-Fortune-Stormy Love ★★★ (2008-12-09 22:53:50)
アルバム後半のハイライトを飾る、メロメロに泣きまくる
感傷的なバラードの名曲。
切々と憂いに満ちた旋律を歌い上げる歌心に溢れたVoと、
泣きメロ大盤振る舞い状態のKeyの良い仕事っぷりが
キラリ光り輝く逸品。
FORTUNE(L.A)-Fortune-Out on the Streets ★★ (2008-12-09 22:49:24)
憂いを帯びたメロディが軽快に跳ねるポップ・チューン。
分厚いコーラスに包まれて、哀感の滲み出すサビメロは
どことなくPRAYNG MANTISを彷彿とさせるような?
FORTUNE(L.A)-Fortune-Stacy ★★ (2008-12-09 22:45:03)
アルバム『FORTUNE』の中において、
唯一、アメリカンな空気が漂うヒット・バラード。
サックスの調べが良いアクセントになっています。
FORTUNE(L.A)-Fortune-Smoke From a Gun ★★★ (2008-12-09 21:53:31)
憂いを帯びたメロディをエモーショナルに歌うVo、
派手さはないがツボを押さえたプレイを聴かせてくれるG、
そしてキャッチーな美旋律を奏でるKeyとが一体となって
聴く者の涙を搾り取る、プログレ・ハード的な
壮麗な雰囲気を纏ったドラマティックな名曲。
FORTUNE(L.A)-Fortune-Thrill of It All ★★★ (2008-12-09 21:48:23)
美しいKeyのイントロを聴いただけで、その出来の素晴しさを
確信する、泣きメロ満載のOPナンバー。
後にHARLAN CAGEのアルバムでリメイクされたのも納得の、
FORTUNEというバンドの魅力全部入りの名曲。
DEATHROW-Satan's Gift ★★ (2008-12-09 21:11:00)
スヴェン・フリューゲ(G)とマーカス・ハーン(Ds)がデュッセルドルフにおいて結成したSAMHAINが前身となり、
NOISE RECORDSとの契約を期に名をDEATHROWと改めた(アメリカにグレン・ダンジグ率いる同名バンドが存在したため)
ドイツ出身の4人組スラッシュ・メタル・バンドが、'86年に発表した1stアルバム。
ジャーマン・スラッシュ第2世代に属し、シーン屈指の暴走軍団として勇名を馳せた彼らだけあって、
鬼のようにシュレッドされる猛々しいリフ、炸裂感溢れるGソロ、そして何と言っても、まるで倒れる寸前まで前傾姿勢を取ったかの如き、
前のめり過ぎるリズムの走りっぷりが本作の「肝」。アンサンブルのまとまりのなさを力押しでブッ千切る獰猛なサウンドは、
音質も含めてチープではあるものの、バカバカしいまでの迫力に満ち溢れていて単純にカッコいい。
…続き
DRAGON-Fallen Angel ★★ (2008-12-08 22:25:00)
'84年、ヤレク・グロノウスキー(G)が中心となってポーランドはカトヴィツェにおいて結成された
「ポーランドのメタル・レジェンド」ことDRAGONが'90年に発表した2ndアルバム。
デビュー作では、同郷のTURBO辺りに通じるパワー・メタル・サウンドを聴かせてくれていたらしいが(未聴)、
フロントマンをチェンジした本作では、禍々しい咆哮を響かせるVoといい、ドロッと粘着質に刻まれるGリフの質感といい、
一気にデス・メタル化。「サタニズムとは無関係に、現代世界におけるサタンの存在について考察したコンセプト・アルバム」(ヤレク談)
との発言がコケ脅しに聴こえない、重く、ダークで、オドロオドロしい雰囲気が全編を包み込んでいるが、ブラスト・ビートの一歩手前で
前のめりに疾走するスラッシュ・メタル然としたリズムや、如何にも東欧的な雰囲気の漂う、寒々として硬質な
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KANSAS-Point of Know Return-Hopelessly Human ★★★ (2008-12-06 17:28:50)
5thアルバムのラストをドラマティックに締め括る、
7分以上に及ぶ大作ナンバー。
山あり谷ありの曲展開に、泣きのG、流麗なKey、ダイナミックな
リズム隊が綿密に絡み合う凝りまくったアレンジの数々と、
本編随一のプログレッシブ・ロック度の高さを誇る一方、
スティーヴ・ウォルシュの歌うメロディは非常に親しみ易く、
難解さは皆無。悲哀に満ちたメロディを豊かに紡ぎ出す、
ヴァイオリンの活躍っぷりが素晴しいったら。
KANSAS-Point of Know Return-Nobody's Home ★★★ (2008-12-06 17:22:34)
ドラマティック極まりないイントロ部分だけで完璧にノックアウトされてしまう、
5thアルバムの終盤の盛り上がりを支える名曲。
涙腺をビシバシと刺激しまくる、エモーショナルな演奏を炸裂させる
ロビィ・スタインハートのヴァイオリンの素晴しさは、まさに圧巻。
KANSAS-Point of Know Return-Closet Chronicles ★★★ (2008-12-06 17:19:09)
温かみに溢れた叙情メロディと、スケールの大きな、
構築美に満ちた曲展開が魅力のドラマティックな名曲。
↑上で別の方々が仰るとおり、ヨーロッパの童話テイストを
感じさせる歌詞が非常に秀逸。
KANSAS-Point of Know Return-Lightning's Hand ★★ (2008-12-06 17:14:30)
「稲妻の戦士」という邦題が表すとおり、
5thアルバムの中でも一際ハードなロック・ナンバー。
主役は勿論、鋭く切り込んで来るフィル・イハートのGプレイ!
KANSAS-Point of Know Return-Paradox ★★★ (2008-12-06 17:11:07)
曲調はポップだが、アレンジは綿密に作り込まれていて、
まさにKANSASにしか作り得ない名曲。
楽曲のスリルを高める、ヴァイオリンの良い仕事っぷりにも注目。
KANSAS-Point of Know Return-Point of Know Return ★★★ (2008-12-06 17:08:41)
KANSASのポップ・サイドを代表する、
溌剌としたキャッチーな名曲。
ブリッジ・パートにおける、スティーヴ・ウォルシュの
艶やかな熱唱っぷりは何度聴いても「最高!」以外の
形容詞が思いつきません。
KANSAS-Point of Know Return-Dust in the Wind ★★★ (2008-12-06 17:06:21)
切なさと郷愁を誘う美しいメロディと曲調が、
まさに「すべては風の中に」という邦題にドンピシャでハマる、
アコースティック・バラードの名曲。
ヴァイオリンの哀愁の調べが胸に沁みますな~
KANSAS-Point of Know Return ★★ (2008-12-06 01:31:00)
全米チャート4位に食い込む大ヒットを飛ばし、プラチナ・ディスクを獲得と、4th『LEFTOVERTURE』と並んでKANSASの
絶頂期を飾る名盤としてファンから高い評価を得る、'78年発表の5thアルバム。(邦題は『暗黒への曳航』)
Voの熱唱が映える、KANSASのポップ・サイドを代表するキャッチーな名曲①や、全米チャート最高第6位にランクインを
果たした叙情的なアコースティック・バラード⑦を収録する等、スティーヴ・ウォルシュの「歌」を中心に据えた作風は、
前作に比べるとややコンパクトにまとまっている印象だが、収録曲は細部に至るまで綿密に作り込まれていて
密度が半端なく濃いため、物足りなさは皆無。何より、ポップに始まり、後半へ進むにつれてドラマティックに
盛り上がっていく本編の構成が、非常に考え抜かれていて素晴しいったらありゃしない。
プログ
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STEELER(GERMAN)-Undercover Animal-Shadow in the Redlight ★★ (2008-12-02 21:44:48)
アメリカンHMテイストが増量された4thアルバムだが、
アクセルが手掛けた楽曲は従来のジャーマンHMならではの
魅力を保持。中でもこの曲は、本編のハイライトといっても
過言ではないカッコ良さを誇る。
STEELER(GERMAN)-Strike Back-Danger Come Back ★★★ (2008-12-02 21:40:56)
「アクセルが昔いたバンドらしいからチェックしとくか」ぐらいの気持ちで購入した作品だったが、
まさかこれほどの名曲が収録されていようとは。
ソリッドなGリフ、スピーディに疾走するリズム、ダミ声で雄々しいメロディを歌うVo、
そしてドラマティック極まりないソロを紡ぎ出すツインG!(アコギの使い方が効果的)
B級メタル・ファンには、是非一度聴いて頂きたい名曲です。
STEELER(GERMAN) ★★ (2008-12-02 21:34:00)
ドイツはドルトムント近郊の街ボッヘムにおいて、アクセル・ルディ・ペル(G)とフォルカー・クラウツァック(B)が
中心となって'80年に結成。デモテープ収録の名曲(後にアクセルのソロ作でもリメイクされた)“CALL HER PRINCESS"が
評判を呼び、'84年に1st『STEELER』でデビュー。'85年に2nd『RULIN' THE EARTH』を、'87年には独インディーズの大手
SPV/STEAMHAMMERへと移籍して3rd『STRIKE BACK』を発表と、順調に活動を続けていくが、徐々にアクセルと彼以外の
メンバーが目指す音楽的方向性がズレはじめ、所属レーベルとのトラブルもあって4th『UNDERCOVER ANIMAL』('89年)を最後に解散。
アクセルがその後、ソロ・アーティストとしての道を歩み始めた事は皆様ご存知の通り。
(フォ
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STEELER(GERMAN)-Undercover Animal ★★ (2008-12-02 21:17:00)
STEELERの日本デビュー作にして、ラスト作となってしまった'89年発表の4thアルバム。
黒を基調としたレザー&スタッドから、カラフルでヒラヒラな衣装へと、メンバーのアメリカナイズされたルックスの変化が端的に物語る通り、音の方も、エコーを効かせてゴージャス感がいや増したサウンド・プロダクションといい、以前より「歌」を意識した歌唱を聴かせるようになったダミ声Voといい、ミドル・テンポを中心にまとめらた収録楽曲といい、王道ジャーマンHMから、より明快でメロディ重視のスタイルへと、その作風が変化を遂げている本作。
これまで、メイン・ソングライターを務めてきたアクセル・ルディ・ペル(G)の影が薄まった事が、今回の変化の大きな要因と考えれるが、とは言え、バンドのメロディ・センスは相変わらず冴えており、従来の持ち味と新味が上手く溶け合った②のような佳曲を収録するなど、作品自体のクオリ
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STEELER(GERMAN)-Strike Back ★★ (2008-12-02 21:14:00)
STEELERといっても、イングヴェイ・マルムスティーンやロン・キールが在籍していたLAのバンドではなく、こちらはドイツはボッヘム出身の5人組HMバンド。
マニアからは、現在はソロ・アーティストとして活躍するギタリスト、アクセル・ルディ・ペルが嘗て在籍していたバンドとしても知られ、本作は、その彼らが'87年に発表した3rdアルバムに当たる。
中音域をメインにダミ声で歌うVo、ソリッドなGリフ、重厚なリズムをフィーチュアしたACCEPT影響下にある剛直なサウンドは、まさに絵に描いたような「ジャーマン・へヴィ・メタル」然とした作風。
近年は、背伸びし過ぎなGプレイが批判対象になったりするアクセルも、ここでは(ツインG編成ということもあってか)アンサンブル重視のGプレイに終始していて好感触。その彼のソロ作に比べると、正直、全体的にモッサイというか垢抜けない印象は拭えないものの
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KANSAS-Leftoverture-Magnum Opus: a. Father Padilla Meets the Perfect Gnat; b. Howling at the Moon; c. Man Overboard; d. Industry On Parade; e. Release the Beavers; f. Gnat Attack ★★★ (2008-11-30 22:49:33)
スケールの大きなイントロを聴いただけで「名曲!」と
太鼓判が押せる、KANSASのプログレ・サイドを代表する“超大作"。
ハイテクニックの応酬が生むスリル、卓越したアレンジ能力、
劇的極まりない曲展開、そして何よりプログレ的な難解さを
全く感じさせない、キャッチーで取っ付き易い叙情メロディ・・・
まさにKANSASというバンドの魅力の全部入りの1曲。
KANSAS-Leftoverture-Cheyenne Anthem ★★★ (2008-11-30 22:45:16)
“黙示録"との邦題の付けられた、KANSASの卓越した
アレンジ能力の高さが堪能できる名曲。
多彩な表情を見せる、プログレッシブでドラマティックな曲展開は
7分近くに及ぶ長尺を、全くそう感じさせる事なく聴かせきる。
中盤の賛美歌風のアレンジや、オペラティックな女性Voが
良いアクセントとなっています。
KANSAS-Leftoverture-Questions of my Childhood ★★ (2008-11-30 22:39:16)
ポップな躍動感に満ちた、爽快感溢れる名曲。
こうした親しみ易いナンバーを書けるのも、KANSASの強みですね。
KANSAS-Leftoverture-Miracles out of Nowhere ★★★ (2008-11-30 22:36:19)
くにゃっとしたKeyのイントロからスタートする、
4thアルバムのハイライト・チューンの1つ。
プログレッシブ・ロック然とした、緩急自在のドラマティックな
曲展開が聴き所なれど、楽曲の中心に据えられているのは
スティーヴ・ウォルシュのVo(叙情メロディ)なため、難解さは皆無。
KANSAS-Leftoverture-The Wall (Conclusion) ★★★ (2008-11-30 22:26:38)
KANSASの数ある名曲の中でも、
最も強烈な「泣き」を発散する珠玉の名バラード。
哀愁に満ちたヴァイオリンの旋律、エモーショナルなVo、
センチメンタルなKey、しみじみと泣くG、劇的な曲展開・・・
すべてが堪らなく美しく、そしてドラマティック。
KANSAS-Leftoverture ★★ (2008-11-30 00:34:00)
プログレッシブ・ロックならではのインテリジェンスと、大衆性(ポップさ)が高いレベルで融合を果たした、
KANSASの最高傑作にして、アメリカン・プログレ・ハード史上に燦然と輝く名盤として名高い
(『永遠の序曲』という邦題も美しい)、'76年発表の4thアルバム。
前作まで根強く残っていたロックンロール色(ノリで押すタイプの楽曲)が一掃され、起承転結がバッチリと決まった
劇的な楽曲群で全編が固められた本作は、しみじみと泣く珠玉の名バラード②、ヴァイオリン大活躍のドラマティックな④、
卓越したアレンジ能力の高さが堪能できる⑦、そしてラストに鎮座まします、KANSASの全てが注ぎ込まれた
彼らのプログレ・サイドを代表する“超大作"⑧といった、バンド屈指の名曲中の名曲たちがズラリ並ぶ。
全米チャート11位にランクインを果たした大ヒット曲①が、この中に並ぶ
…続き
KANSAS-Masque-The Pinnacle ★★★ (2008-11-27 22:53:47)
歌に入る前の一捻り、壮大なスケール感、凝りまくった曲展開と
アレンジの妙、そして美しいメロディ・・・
切なさの滲み出すヴァイオリンの音色と、スティーヴ・ウォルシュの
絶品の歌声が胸を締め付ける名曲。大作だが、そうと感じさせない構成の見事さよ。
KANSAS-Masque-Mysteries and Mayhem ★★ (2008-11-27 22:50:27)
ランニング・タイムはコンパクトにまとめられているが、
曲展開は非常に多彩でダイナミック。
スピーディでアグレッシブ、そしてプログレッシブなHRナンバー。
フェード・アウトで終わってしまう構成が何とも勿体無い。
KANSAS-Masque-Icarus - Borne on the Wings of Steel ★★★ (2008-11-27 22:44:27)
ヴァイオリンとピアノによるリリカルなイントロに始まり、
力強く羽ばたきながら舞い上がって行くかの如き曲調が堪らなく
ドラマティックな、3rdアルバムのハイライト・チューン。
細部まで凝りまくったアレンジは、まさに「プログレッシブ・ロック」。
KANSAS-Masque ★★ (2008-11-27 00:24:00)
THE MARSHAL TUCKER BAND、ALLMAN BROTHERS BAND、THE OUTLAWSやDIXIE DREGSD等、サザン・ロック系アーティストとの仕事で
知られる画家、ジェイソン・フローノイ・ホームスの手による「騙し絵」風味のジャケット・アートワークも秀逸な、'76年発表の3rdアルバム。
スティーヴ・ウォルシュ主導のロックンロール・ソングと、ケリー・リヴグレン主導のドラマティックな楽曲の
2本立てからなる作風は、基本的に前作『SONG FOR AMERICA』と同一路線ながら、今回は更に曲展開が複雑に、アレンジも
細部まで綿密に練り上げられていて、プログレッシブ・ロック風味が大幅に増量。個人的に、KANSASと聞いて想起するサウンドは、
本作をもって確立された感あり。(この方向性を更に突き詰めたのが、最高傑作と言われる次作『LE
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KANSAS-Song for America-Incomudro - Hymn to the Atman ★★★ (2008-11-24 17:18:35)
中間部にドラム・ソロ・パートを配したりと、
2ndアルバムの中でも最もプログレッシブ・ロック・テイストが
色濃く漂う、ドラマティックなラスト・ナンバー
“宇宙への祈り"という邦題通りのスペーシーな雰囲気を
演出するムーグ・シンセサイザーが非常に効果的。
KANSAS-Song for America-Lamplight Symphony ★★★ (2008-11-24 17:12:24)
長尺も飽きさせない終盤のスリリングな曲展開と、
(幻想的で切ない歌詞のせいか)楽曲全体に漂う物悲しさが胸を打つ、
ファンタジックで叙情的、かつドラマティックなバラード。
KANSAS-Song for America-Song for America ★★★ (2008-11-24 17:03:34)
10分に及ぶ大作ながら、暗さや重さが腹にもたれる事のない
華麗で軽やかな曲展開が印象に残る、KANSASらしい長尺曲。
アメリカ大陸の変遷について歌った歌詞も良いね。
KANSAS-Song for America ★★ (2008-11-24 12:38:00)
プロデューサーに、その後、長い付き合いとなるジェフ・グリックスマンを迎えて制作、彼らの初期作品の中では
全米チャート最高57位に食い込むなど1番の健闘ぶりを見せた、'75年リリースの2ndアルバム。
デビュー作『KANSAS』は、ブリティッシュHRテイストが色濃く漂う(時に初期URIAH HEEPっぽかったりする)、
ハードな作風に仕上がっていたが、今回は、才人ケリー・リヴグレンが本領を発揮。10分前後に及ぶ長尺曲を複数収録するなどの
大作主義が打ち出され、KANSASがいよいよプログレ・ハード路線へと本格的にシフトし始めたと事を物語る内容。
個人的には、アメリカのバンドならではの大らかさと、ヨーロピアンな華麗さや気品を併せ持った、KANSAS独特の
ポップ&キャッチーなメロディが、アルバムのそこここで聴かれるようになった事もポイントかな、と。
…続き
KANSAS-Kansas-Journey From Mariabronn ★★★ (2008-11-24 01:05:26)
初期KANSAS屈指の名曲。とても30年以上昔の楽曲とは思えぬ、
この劇的さは一体どうしたことか。
DREAM THEATER辺りのファンで、この曲を聴いたことのない人は
人生損してますよ!と断言したくなるぐらいお気に入りの1曲。
KANSAS-Kansas ★★ (2008-11-23 23:35:00)
JOURNEY、STIX、BOSTONと並ぶ「アメリカン・プログレ・ハード四天王」の一角にして、ヴァイオリンをフィーチュアした
ハードロック・バンドの代名詞とでも言うべきKANSASが、'74年に発表した記念すべき1stアルバム。
代表作&出世作の4th『LEFTOVERTURE』辺りと比較すると、この頃はまだプログレ風味はそれ程でもなく、ハードでソリッドな①や、
身体がスウィングする②、初期URIAH HEEPを思わせる④といった楽曲に代表されるように、どちらかと言えばそのサウンドは
ブリティッシュHRからの影響が色濃く感じられる、ストレートな仕上がり。(しかもコレがカッコいいんだ)
とは言え、ロビィ・スタインハートが奏でる、「攻め」の姿勢を持ったヴァイオリンを前面に押し出したサウンドは
既に十分過ぎるほど個性的で、何より、後の作品よりも明らかにヴァ
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筋肉少女帯-レティクル座妄想-ワダチ ★★ (2008-11-23 02:21:02)
重く、暗く、壮大な70年代型HRナンバー。
戦犯として裁かれ、処刑された日本兵の遺書を引用したという
歌詞が、強いインパクトを残す1曲。
筋肉少女帯-レティクル座妄想-ノゾミのなくならない世界 ★★★ (2008-11-23 02:18:01)
舞踏のリズムで突っ走る、ポルカ・メタルとでも言うべき
スピード・ナンバーの名曲。作曲は勿論、橘高文彦。
大槻ケンヂの実体験を元にした、
ファンの心理を鋭く突いた歌詞も印象に残る。
筋肉少女帯-レティクル座妄想 ★★ (2008-11-23 02:11:00)
サイケなジャケット・アートワークに、HR/HM、パンク、ポップス、プログレ等、様々な音楽ジャンルからの影響が
闇鍋状態の楽曲、そして、希代のストーリーテラー・大槻ケンヂが歌い綴る独創的な歌詞世界・・・と、筋肉少女帯という
バンドの魅力が非常に判り易い形で凝縮された、彼らの代表作として名高い'94年発表の9thアルバム。
収録曲の完成度の高さも然る事ながら、本作の肝はやはり「歌詞」。普段、歌詞なんぞメロディのツマぐらいにしか
思っていない自分ですら、妄想、電波、猟奇、幻想、終末、アングラ、死への憧れ、過剰な自意識が乱れ飛び交う、
ダークでリリカル、かつエキセントリックな歌詞世界には強烈なインパクトを受けざるを得ない。
しかも、そうした猛毒を有した歌詞を、親しみ易いキャッチーなメロディに包んで届けてくれるのだから凶悪極まりない。
こんなんを10代の頃
…続き
筋肉少女帯-最後の聖戦-221b戦記 ★★★ (2008-11-12 21:52:04)
声優の神谷明や宮村優子が参加していることで話題になった
ナンバーながら、やはり主役は水木一郎御大の
猛烈に「引き」の入ったシャウト。
元々ヒロイックでドラマティックな雰囲気を備えた楽曲を
より一層盛り上げてくれています。
筋肉少女帯-サンフランシスコ-タチムカウ-狂い咲く人間の証明- ★★★ (2008-11-12 21:48:38)
猛烈アジテーション・ソング。
大槻ケンヂの書いた秀逸な歌詞の素晴しさも然る事ながら、
心中を支配する恐怖心を捻じ伏せて、
精一杯の虚勢を張って戦いを挑む心意気を見事に表現した、
本城聡章のメロディ・センスに乾杯。
筋肉少女帯-最後の聖戦-カーネーション・リインカネーション ★★ (2008-11-12 21:41:15)
ブルータル極まりない曲調の中から浮かび上がってくる、
中盤の叙情的でドラマティックな曲展開が演出する
美醜の対比が鮮やかな印象を残す「最後の聖戦」OPナンバー。
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