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筋肉少女帯-最後の聖戦-境目のない世界 ★★★ (2008-11-12 21:37:18)
「最後の聖戦」のハイライトを飾る、
橘高文彦印の憂いに満ちた哀メロが疾走する
高速ハード・ポップ。
ハードさとポップさのバランスが絶妙な名曲。
筋肉少女帯-最後の聖戦 ★★ (2008-11-12 21:32:00)
漫画家・小林源文の代表作の1つ『CAT SHIT ONE』のイラストを用いたジャケット・アートワークが目を惹く、
筋肉少女帯のとりあえずのラスト作となった、'97年発表の12thアルバム。(前作の高橋葉介に
次作の浅田弘幸と、これで漫画家の手によるジャケットが3作続いた事になるわけだ)
美醜の対比が鮮やかなブルータルなOPナンバー①、力強く憂いに満ちたメロディが秀逸な②、水木一郎の猛烈に「引き」の
入ったシャウトが、壮大且つヒロイックな曲調を盛り上げる先行シングル曲⑦、“戦え!何を!?人生を!"ばりの
猛烈アジテーション・ソング⑧、筋肉少女帯のその後の運命を見越していたかのような歌詞が意味深な⑪といった
優れた楽曲を数多く手掛けた、本城聡章(G)のソングライターとしての才能がキラリと光りを放つ本作。
その一方で、出来の良い曲とそうでない曲の差がハ
…続き
筋肉少女帯-筋少の大車輪-サボテンとバントライン ★★ (2008-11-10 23:12:50)
サボテンと猫だけが友達という、
文系の孤独な少年テロリストの短い生涯を、
壮大かつポジティブな曲調で綴った名曲。
明るさの中から滲み出す、ひと匙の哀愁が胸に沁みます。
月光蟲-イワンのばか ★★★ (2008-11-10 23:07:14)
ロシアの凍土を彷彿とさせる、寒々としたメロディが
疾走する様式美HMチューンの名曲。
橘高文彦の流麗且つネオ・クラシカルなGソロに痺れた!
聴いてると、何だか無性にコサックダンスが踊りたくなる1曲。
踊れんけど。
筋肉少女帯-月光蟲 ★★ (2008-11-10 23:02:00)
後に、再結成アルバム『新人』でリメイクされる事となる名曲“イワンのばか"を収録し、沼田元氣の手による奇怪な
ジャケット・アートワークといい、アングラ臭が濃密に匂ってくる歌詞世界といい、ドロッとネガティヴな雰囲気の漂う楽曲の
数々といい、筋肉少女帯のカタログの中でも、一際、ダークな(と言うか「病んでる」)作風を誇る'90年発表の5thアルバム。
収録楽曲は、やはり正統派HMとはかなり距離を感じさせる捻くれた味わいだし、とてもじゃないが「キャッチー」と言い難い
仕上がりなんだけど、聴けば聴くほど、この奇妙な味わいがクセになってくるのだから不思議だ。
アグレッシブなGリフとリズムが畳み掛けてくる①、シュールな歌詞と、橘高文彦の流麗なGソロが耳を惹く②、
鬱々としたバラード③、孤独な少年テロリストの短い一生を、やたら壮大且つポジティブな曲調で綴った④、
…続き
筋肉少女帯-エリーゼのために-生きてあげようかな ★★★ (2008-11-09 20:44:51)
ほんわか和み系の曲調に混ぜられた、ひとつまみの哀愁と、
リリカルな歌詞が胸を打つバラード。
橘高文彦のブライアン・メイを彷彿とさせるGプレイも良いねぇ。
筋肉少女帯-エリーゼのために-スラッシュ禅問答 ★★★ (2008-11-09 20:40:41)
スラッシュと言うよりもパワー・メタルといった感じの曲調だが、
重厚なGリフ、怒涛の突進力、ドラマティックな曲展開と、
カッコいいものはカッコいい。
中原中也の「サーカス」を引用した歌詞も印象に残る。
筋肉少女帯-エリーゼのために ★★ (2008-11-09 20:29:00)
個人的に、初めて購入した筋肉少女帯のアルバムであり、ここに収録された名曲“スラッシュ禅問答"を聴き、
その重厚なGリフ、パワー・メタリックな疾走感、そして劇的な曲展開の余りのカッコ良さにノックアウトされて以来、
「筋肉少女帯って色物バンドかと思ってたけど、違うんだなぁ」と、彼らを見直す切っ掛けともなった'92年発表の7thアルバム。
メロディ無視で畳み掛けてくる、大槻ケンヂの歌うというよりも「朗読する」といった感じの歌唱スタイルや、
HMのみならず、プログレ、パンク、ファンク、ポップスといった様々な音楽からの影響がごった煮された
クセの強い収録曲は、かなり好き嫌いが分かれるものの、随所で発揮されるメロディ・センスの良さ
(特にキャッチーなサビメロ作りの上手さ)と、凝ったアレンジの数々で、不思議と最後まで聴き通せてしまう本作。
中でも、前述の名曲⑦
…続き
GRIM REAPER-See You in Hell-The Show Must Go On ★★★ (2008-11-09 17:14:00)
1stアルバム後半のクライマックスを飾る、
7分以上に及ぶ大作パワー・バラード。
エモーショナルな歌唱で憂いに満ちたメロディを歌い上げる
スティーヴ・グリメットのVo、そしてしみじみとした泣きメロを
紡ぎ出す、ニック・ボウコットのGプレイが聴きモノ。
GRIM REAPER-See You in Hell-See You in Hell ★★★ (2008-11-09 17:10:02)
カッコ悪くてカッコイイPVも印象的な、
1stアルバムのOPナンバーにしてアルバム・タイトル・トラック。
如何にもブリティッシュな湿り気を帯びて、
勇壮且つキャッチーに疾走する曲調、
そして堂々たる歌唱を披露するスティーヴ・グリメットのVoが
カッコイイったらありゃしない。
終盤で炸裂するスティーヴのシャウトは圧巻。
GRIM REAPER-See You in Hell ★★ (2008-11-09 17:05:00)
NWOBHMシーン屈指の実力派シンガー、スティーヴ・グリメットを擁し、イギリスはウースター州ドロイトウィッチから
登場した4人組HMバンドGRIM REAPERが、僅か4日間の突貫レコーディング作業の後、'83年にリリースした1stアルバムがこれ。
個人的に、GRIM REAPERの最高傑作と言えば3rd『ROCK YOU TO HELL』で決まりなのだが、デビュー作ならではの
荒々しさに満ち、未洗練ではあるものの、GRIM REAPERの作品の中では最もNWOBHM然としたアグレッシブな作風に
仕上がっている本作も、こと楽曲の完成度の高さにおいては、決して3rdアルバムに引けを取るものではない。
(つか、マニアの間では本作を彼らの最高傑作に押す人も多いと聞く)
劣悪なサウンド・プロダクションを持ってしても、シャープで疾走感に溢れた楽曲のカッコ良さには
…続き
THE RODS-The Rods-Ace in the Hole ★★ (2008-11-09 11:12:10)
「戦う男の哀愁」がプンプンと漂ってくる、
THE RODS流の泣きのバラード。
“POWER LOVER"と並ぶ、アルバム最大の聴き所でしょう。
THE RODS-The Rods-Power Lover ★★★ (2008-11-09 11:09:44)
THE RODSというバンドの魅力がギュッと詰め込まれた
パワフルな疾走チューン。
ライバル・バンドY&Tの泣きメロが「号泣」ならば、
こちらは「男泣き」とでも表現したくなる、
食いしばった歯の隙間から漏れる嗚咽的なGソロが良い感じ。
THE RODS-The Rods ★★ (2008-11-09 11:02:00)
ロニー・J・ディオの従兄弟で、ELFの初代Gでもあったデイヴィッド“ROCK"ファインスタインが、
Dsのカール・キャネディらと共に結成、活動初期には、あのMANOWARのジョーイ・ディマイオも
曲作りに参加していたというNY出身のパワー・トリオTHE RODSが、'81年に発表した1stフル・アルバム。
80年代初頭、古参メタラーから「西のY&T、東のTHE RODS」と並び称されたのも今は昔。日本における彼我の人気差は、
このサイトにおける、両バンドへの投票数を見比べれば悲しでまでに一目瞭然だが、どっこい
本作の内容はY&Tの傑作群と比べたって、決して引けを取るものではない。
ブルーズ・ベースのロックンロールをNWOBHM風に仕上げた、埃っぽくもワイルドなサウンドは、どこか明るくなりきれず、
硬質な哀愁と醒めた雰囲気が漂う辺りが、如何にもNY
…続き
JOURNEY-Revelation-After All These Years ★★★ (2008-11-08 17:25:53)
個人的にも、この曲は今年のベスト・チューン候補。
どこまでも真っ直ぐに伸びていくVo、透明感と叙情性に満ち溢れたKey、
そしてエモーショナル極まりないGが紡ぎ出す哀メロの洪水に、
通勤中に初めて聴いた時は「ぎょえ~、これは堪らん!」と、
身悶えを抑えるのに一苦労でした。やはりJOURNEYは凄い。
MADISON-Diamond Mistress-Turn Me Loose ★★★ (2008-11-08 17:11:19)
“LAY DOWN YOUR ARMS"に勝るとも劣らぬ光りを放つ、
スピーディ且つドラマティックな本編ラスト・ナンバー。
1度スローダウンして、そこから再度疾走へと転じる場面で
炸裂Gプレイのカッコイイこと!(ちょっぴり“THUNDERSTEEL"風?)
初めて聴いた時は、思わずガッツポーズ取っちゃいましたよ。
MADISON-Diamond Mistress-Pictures Return ★★★ (2008-11-08 17:06:46)
ピアノの旋律に導かれてスタートする、泣きの名バラード。
本編の方では少々不安定さが耳につくヨラン・エドマンのVoだが、
この曲における歌いっぷりは「見事」の一言。
聴く者の胸を締め付ける、美しくも儚く物悲しいメロディを
切々と情感豊かに歌い上げてくれています。
勿論、ツインGの泣きっぷりも美味しい。
MADISON-Diamond Mistress-Lay Down Your Arms ★★★ (2008-11-08 17:03:32)
MADISONといえばこの曲。
スリリング且つドラマティックに絡み合い、
豊かに美旋律を紡ぎ出すツインGがカッコイイったらありゃしない。
様式美HMファンは聴かずに死ぬ事なかれ。
MADISON-Diamond Mistress ★★ (2008-11-08 16:42:00)
EUROPEの“SEVEN DOORS HOTEL"やPRETTY MAIDSの“BACK TO BACK"等と共に、第1次北欧メタル・ブームを代表する
名曲として今に語り継がれる“LAY DOWN YOUR ARMS"を収録した、スウェーデン出身の5人組HMバンドMADISON、
'85年リリースの1stアルバム。(邦題は『神嵐の序曲』)
Voは、後にイングヴェイ・マルムスティーンのバンドに参加した事で一躍有名になるヨラン・エドマンで、
「Mr.北欧ボイス」とまで呼ばれる現在の彼に比べると、流石にその歌声にはまだまだ青さが目立つが、
既に、その透明感溢れるハイトーンは健在。また、ドラマティックに絡み合い、豊かに美旋律を紡ぎ出すツインGの
カッコ良さもこのバンドの大きな武器であり、取り分け、北欧様式美メタルならではの起承転結がビシッと決まった①、
…続き
KROKUS-Headhunter-Ready to Burn ★★ (2008-11-07 23:08:54)
メタリックな攻撃力と、適度なノリの良さを併せ持ったHMチューン。
バックVoとしてロブ・ハルフォードがゲスト参加。
一聴してそれと分かる特徴的な声でマーク・ストレイスのVoを
食いまくっていて、そのせいか、この曲のJUDAS PRIEST度は
他の収録曲に比べてもかなり高い。
KROKUS-Headhunter-Screaming in the Night ★★★ (2008-11-07 23:02:15)
名盤『HEADHUNTER』のメロウ・サイドを代表する名曲。
ダークでドラマティックな楽曲自体の完成度の高さも
然る事ながら、エモーショナルな歌声を聴かせてくれる、
マーク・ストレイスのVoが素晴しいったらありゃしない。
カミソリ・ボイスでスピード・ナンバーの切れ味を増す一方、
こういった叙情的な楽曲も情感豊かに歌い上げるんだから、
本当に優れたシンガーですなぁ。
KROKUS-Headhunter-Headhunter ★★★ (2008-11-07 22:56:01)
カミソリの如きVo、ソリッドで切れ味鋭いリフ、
タイトに疾走するリズム、そしてヨーロピアンな翳りを
湛えた劇的なツイン・リード・・・と、
HMバンドとしてのKROKUSの魅力がギュッと詰まった必殺の名曲。
アグレッシブでスピーディ、尚且つ非常にキャッチー。
いやー、カッコイイ。
KROKUS-Headhunter ★★ (2008-11-07 22:49:00)
スイスの国民的人気バンドKROKUSが'83年にリリースした、彼らの最高傑作と名高い7thアルバム。邦題は『髑髏の紋章』
カミソリの如きVo、ソリッドなGリフにタイトなリズム、そして、欧州のバンドならではの翳りを湛えたメロディが
一体となって疾走する楽曲の数々は、(↑上で別の方が指摘されている通り)確かに『KILLNG MACHINE』や
『BRITISH STEEL』の頃のJUDAS PRIESTを彷彿とさせる仕上がりで、実際、プロデュースを担当しているのは
JUDAS PRIESTとの仕事で有名なトム・アロムだし、本家JPからはロブ・ハルフォードもゲスト参加。
だが、何よりも本作最大の魅力は、そのキャッチーさ。この親しみ易いノリの良さがあったればこそ、本作は
全米チャート最高25位にランクイン、ミリオン・セラーを記録する等の商業的大成功を収められた
…続き
GRIM REAPER-Rock You to Hell-Waysted Love ★★★ (2008-11-05 22:56:27)
バラードではないが、3rdアルバム収録曲の中では最も強く
叙情性が滲む、“ROCK YOU TO HELL"と双璧を為す
3rdアルバムのハイライト・ナンバー。
強烈な憂いを発散するサビメロは、
何度聴いても悶絶モノの素晴しさを誇っている。
GRIM REAPER-Rock You to Hell-Rock Me 'till I Die ★★ (2008-11-05 22:54:10)
3rdアルバム収録曲は、“ROCK YOU TO HELL"とか
“WHEN HEAVEN COMES DOWN"とか、リズム・パターンの乏しさゆえ、
どの曲も非常に似通った印象を受けてしまうのだが、
でもどの曲も無茶苦茶カッコイイんだから仕方ない。
リフのカッコ良さも然る事ながら、この曲の白眉は
やはりスティーヴ・グリメットの張り/艶/伸びの三拍子揃った
強力極まりない歌声でしょうか。
GRIM REAPER-Rock You to Hell-When Heaven Comes Down ★★★ (2008-11-05 22:49:34)
ヘヴィ・メタルならではのアグレッションと
キャッチーさを兼ね備えた、GRIM REAPERならではの魅力に
満ち溢れた名曲。
煽情度の高いメロディを紡ぎ出すGソロも良い仕事をしています。
GRIM REAPER-Rock You to Hell-Night of the Vampire ★★ (2008-11-05 22:44:44)
単純にかっこいいアップテンポのHMチューンだが、
本曲の肝は、強力なフックを備えた歌メロ。
そのコブシの効きっぷりには、(別の方も仰っておられたが)
どこかジャパメタっぽい雰囲気が漂う。
Gソロも○。
GRIM REAPER-Rock You to Hell-Rock You to Hell ★★★ (2008-11-05 22:39:34)
凡百のメタル・シンガーとの「格」の違いを見せ(聴かせ)つける
スティーヴ・グリメットの強力なシャウトで幕を開ける
3rdアルバムのタイトル・トラックにしてOPナンバー。
シャープなGリフ、英国然とした湿り気を帯びたメロディが
駆け抜けていく、GRIM REAPERというバンドの魅力を
判り易く示した名曲。
GRIM REAPER-Rock You to Hell ★★ (2008-11-05 22:31:00)
「ルックスはイマサンだが歌唱力はハイレベル」との(失礼な?)評価を得る、HR/HMシーンでも指折りの実力派Vo
スティーヴ・グリメットを擁し、80年代にはアメリカでも高い人気を博した事で知られる、英国はウースター州出身の
HMバンドGRIM REAPER、'87年発表のラスト作にして、彼らの最高傑作とファンの間でも評価の高い3rdアルバム。
メジャー・レーベルへの移籍を果たし、プロデューサーに名手マックス・ノーマンを迎え初めてプロフェッショナルな
環境でレコーディングされた本作は、サウンド・プロダクションの格段の向上、Gリフ主導のNWOBHMスタイルの
曲作りからの脱却、張り/艶/伸びの三拍子揃ったスティーヴの強力なVoを中心に据え、インスト・パートをコンパクトに
まとめ、よりキャッチーな味わいが強調された楽曲etc・・・と、従来のマイナー臭さが一掃さ
…続き
RIK EMMETT-Good Faith ★★ (2008-11-04 23:02:00)
リック・エメットが'03年に発表した(ソロとしては今のところ最後の作品となる)8thアルバム。
ジャズだったりブルーズだったりAORだったりと、アルバム毎に作風が異なるエメット師匠のソロ作だけど、
今回は完全にギターよりも「歌」が主役のポップス路線。しかも、どちらかと言えばホンワカ和み系の楽曲が
大勢を占め、彼独特の、洗練された哀メロが聴かれる場面は少ないため、一般のロック・リスナーにとっては、
最も取っ付き難い作品に仕上がっている。(かも)
こちとらファンなので、「艶っぽいトランペットの音色が、ムーディでアダルトな雰囲気を醸し出す④は良いねぇ」とか、
「清々しさとポジティブなムードに満ちた⑧で聴かれる、エメット師匠の伸びやかなVoは最高でしょう」とか、
「⑨でサックスが奏でる泣きメロは胸に沁みるねぇ」とか、良い所探しに余念がないわけだが、
…続き
RIK EMMETT-Swing Shift-Veronica's Blue Walls ★★ (2008-11-03 20:58:33)
宮廷音楽風の優雅さを漂わせる、
洗練された泣きのスロー・ナンバー。
悲哀に満ちたアコーディオンの音色には、
堪らんもんがありますな。
RIK EMMETT-Swing Shift-Santa Fe Horizon ★★★ (2008-11-03 20:53:22)
地平線に向かって真っ直ぐに伸びる一本道を、
ひたすら車で走り続けているかのような気分が味わえる、
ロマンティック且つ美しい哀メロ・ナンバー。
絶妙なニュアンスで爪弾かれ、胸をキューっと締め付ける
アコギがとにかく絶品。
RIK EMMETT-Swing Shift ★★ (2008-11-02 23:44:00)
ルーツ・ミュージック三部作の第2弾として「ジャズ」をテーマに制作、自ら立ち上げたOPEN HOUSE RECORDSから
RIK EMMET & OHC名義で'98年にリリースした、リック・エメット師匠、5枚目のソロ・アルバム。
発表当時、本作に初めて触れた時は、エレキの「エ」の字もロックの「ロ」の字も見当たらない本格的なジャズ路線に
「こりゃアカン」と2、3度聴いたきりで投げ出してしまった記憶があるのだが、今回、この文章を書くに当たって
改めて棚から引っ張り出してきて聴き直してみたら・・・あれ?けっこう良いよ?これ。
俺がリスナーとして成熟して、ジャズも聴けるようになったから・・・なんて事はなく、単にじっくりと腰を据えて
聴いてみたら、メロディの良さが再発見できただけの事で、まぁ、中には和み系ナンバーもあるにはあるが、
軽快な前半を経て、中盤か
…続き
RIK EMMETT-Handiwork-Twilight ★★ (2008-11-02 10:26:54)
“TWILIGHT"というタイトル通り、夕暮れ時の郷愁や
物悲しさが漂ってくるような、叙情的なインスト曲。
滑らかに爪弾かれるアコースティック・ギターの美しい音色に、
ただただ聴き惚れるばかり。
普通に弾いたって、全体にこんな「深い」音色では鳴りませんて。
RIK EMMETT-Handiwork-Libre Animado ★★ (2008-11-02 10:23:51)
リック・エメットお得意の、ラテン風味が取り入れられた
哀愁のインスト・ナンバー。
本当に、この手の曲を演らせると上手いなぁ。
RIK EMMETT-Handiwork-Two Jigs ★★ (2008-11-02 10:18:57)
タイトル通り、ジグ(舞曲)のメロディを取り入れた
軽快なインスト小曲。
メロディアスで躍動感溢れるGプレイが最高に素晴しく、
アコギ一本でここまで「聴かせる」事の出来るミュージシャンは
ロック・シーン広しと言えどもそうはいない。
RIK EMMETT-Handiwork ★★ (2008-11-02 02:38:00)
ジャズにフォークにワールド・ミュージック・・・様々な音楽のエッセンスを消化吸収した、アコースティカルで叙情的な作風が
『TEN INVITATIONS FROM THE MINSTRESS MR.E』を思わせる、'02年リリース、リック・エメット7枚目のソロ・アルバム。
何度トライしても、本編の途中で寝てしまう作品でもあるのだが、それは決して内容が退屈だからなのではなく、
全編に溢れる叙情メロディが余りにも心地良いから。まぁ、HRとはかなり距離のある、刺激に欠ける音楽性ゆえ・・・というも
なくはないのだろうが、繊細にしてソウルフルなGによって紡ぎ出される、リック・エメット印の洗練された哀メロの威力は
とにかく強力無比。リリカルに絡み合うピアノとアコギに惚れ惚れとなる②、ジグ(舞曲)の要素を取り入れた、
躍動感に満ち溢れたGプレイがTRIUMPH時代を彷
…続き
SABBRABELLS ★★ (2008-11-01 01:51:00)
調べてみたら、本当に再発されるんですねぇ。
しかもDOOMやGROUND ZEROなんかと一緒に!これは嬉し過ぎる・・・。
ついでにHEAVY METAL FORCEシリーズや、SACRIFICEの1stとかも再発してくんないかなぁ。
RIK EMMETT-Raw Quartet-Too Little Too Late ★★★ (2008-11-01 01:26:30)
アルバム『RAW QUARTET』の中において、
“THE LAST GOODBYE"と双璧を為す泣きの名バラード。
インストの“THE LAST~"に対し、こちらは歌入り。
エメット師匠の渋くソウルフルなVoと、
そのVoと同じくらい雄弁に「歌う」Gが、とにかく胸に沁みます。
RIK EMMETT-Raw Quartet-The Last Goodbye ★★★ (2008-11-01 01:22:35)
一音一音に魂の込められた泣きっぷりに
涙腺が激しく刺激される、エモーショナルで感動的な
インスト・バラード。
RIK EMMETT-Live at the Berklee ★★ (2008-11-01 01:17:00)
'00年1月に、ボストンは、かのバークリー音楽大学において行われた希代の名ギタリスト、
リック・エメットのソロ・コンサートの模様を収録したライブ・アルバム。
ステージ上にはギターを抱えたリック・エメットただ一人、リズムは全て打ち込みというシンプルな編成から、
てっきり「エメット師匠を囲むアコースティックな夕べ」ってな感じのまったりとした内容を想像していたのだが、
確かに会場の雰囲気は暖かで和気藹々とした空気が漂っているものの、エメット師匠の演奏は、これがすこぶるエネルギッシュで、
ショウにはしっかりと緩急が演出されている。終盤の盛り上がりっぷりなんて、かなりのものじゃあないでしょうか?
ただ、やはり本作においても個人的に耳を惹かれるのは、師匠の繊細な表現力が最大限に発揮されるメロウな楽曲の数々。
取り分け、タイトル通り「メランコリック」な曲調が心
…続き
RIK EMMETT-Raw Quartet ★★ (2008-10-29 22:38:00)
アコースティカルな『TEN INVITATIONS FROM THE MINSTRESS OF MR. E』、ジャジーな『SWING SHIFT』に続く、
ルーツ・ミュージック三部作のトリを飾る作品として「ブルーズ」をテーマに制作、'99年にリリースされた
リック・エメット6枚目のソロ・アルバム。(ちなみに国内盤が発売された最後の作品でもある)
オール・インストだった『TEN~』や、本格的なジャズ作だった『SWING~』に対し、今回は歌入り、
しかもアップテンポの④⑩を収録するなど、よりハードな作風ということで、前2作に比べグッと取っ付き易い内容に
仕上がっていると言える本作だが、飽くまで直球勝負の「ブルーズ」であり、「ブルージーなHR」というわけではないので、
その渋さゆえ、地味(退屈)に感じてしまう若いメタル・ファンも多いかもしれんなぁ、と。
…続き
BULLDOZER-Neurodeliri-Dance Got Sick - Part One ★★ (2008-10-29 22:32:59)
今ではなかったことになっている(?)
'92年リリースのEP『TRILOGY-DANCE GOT SICK!"収録曲で、
4th『NEURODELIRI』のMETAL MINDからの再発盤にも、
ボーナス・トラックとしてオマケ収録されている1曲。
ラップVoとダンサブルなKeyを大胆に取り入れた異色曲ながら、
これが色物感のまったくない、実に真っ当にカッコイイ
スラッシュ・チューンに仕上がっているのだから驚く。
バンドの曲作りの上手さが光る名曲。
BULLDOZER-Neurodeliri-Art of Deception ★★ (2008-10-29 22:17:54)
激烈な疾走感はまさにスラッシュ・メタルそのものながら、
終盤において、KeyとGがバトルを繰り広げるという
異色のパワー・メタル・チューン。
4thアルバムの実験精神を最も判り易く体現した1曲か。
BULLDOZER-Neurodeliri-Overture / Neurodeliri ★★★ (2008-10-29 22:14:43)
荘厳な序曲を経て、激烈な疾走へと転じる
アルバムのタイトル・トラックにしてOPナンバー。
大仰なKeyの音色を纏って疾走する様は、
まるでメロディック・ブラック・メタル。
先駆性と理屈抜きのカッコ良さを兼ね備えた名曲かと。
BULLDOZER-Neurodeliri ★★ (2008-10-27 22:57:00)
自殺してしまった初代B、ダリオ・カーリアに捧げられた'88年発表の4thアルバムにして、BULLDOZER最後の
フル・アルバム。(アルバム・タイトルは、そのダリオが活動していたバンド名から取られているらしい)
激烈に疾走しまくるSLAYER直系のスラッシュ・ソングと、バイオレントなロックンロール・スラッシュの2本立てに、欧州のバンドらしい
ドラマティックなメロディと曲展開をブチ込んだ音楽性は、傑作だった前作『IX』の作風を順当に継承しているが、今回は更にそこに、
単なる装飾を越えて大胆に導入され、楽曲に一層のスケール感と禍々しさを演出する、Keyの存在が一際異彩を放っている。
取り分け、荘厳な序曲を経て、禍々しさを撒き散らしながら突っ走るOPナンバー①や、起伏に富んだ曲展開をKeyの音色が
大仰に装飾する⑤、邪悪且つドラマティックに本編を締め括る⑧辺
…続き
RIK EMMETT-The Spiral Notebook-The Hardest Part ★★★ (2008-10-25 21:47:03)
3rdアルバムの中でも一際そのハードさが光りを放つ、
ブルージーなHRナンバー。
後半へ進むにつれて、熱く、激しく熱を帯びていく
VoとGのパフォーマンスがとにかく圧巻。
TRIUMPHの名曲“ROCKN'ROLL MACHINE"を彷彿とさせる
クライマックスのGプレイには聴き惚れます。
RIK EMMETT-The Spiral Notebook-The Numbers Game ★★ (2008-10-25 21:42:00)
洗練されたハード・ポップ・チューン。
仄かに漂う哀愁がただひたすらに心地良い、
エメット師匠の優れたポップ・センスが堪能できる1曲。
RIK EMMETT-The Spiral Notebook-The Longing ★★★ (2008-10-25 21:35:09)
美しく感動的な、珠玉の名バラード。
エモーショナルな歌声の素晴しさも然る事ながら、
やはり白眉は「表現力豊かなGプレイ」のお手本のような、
一音入魂のアコギ・プレイ。聴く度に腰が砕けそうになります。
RIK EMMETT-The Spiral Notebook-Raise High ★★ (2008-10-25 21:31:23)
レゲエ調のまったりとしたリズムの上に
哀愁を帯びたメロディが乗っかる、
曲作りの上手さとアレンジ・センスの良さが光る1曲。
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