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火薬バカ一代さんのページ
火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 601-650
TOKYO BLADE-Dark Revolution
LIONVILLE-Magic is Alive-I'll Never Give My Heart Away
LIONVILLE-Magic is Alive-If You Don't Know Me
LIONVILLE-Magic is Alive
ANVIL-Speed of Sound-No Evil
ANVIL-Speed of Sound
PANTERA-Before We Were Cowboys-Power Metal (Live)
PANTERA-Before We Were Cowboys
HEATHEN-Empire of the Blind-A Fine Red Mist
HEATHEN-Empire of the Blind
LIVING DEATH-Worlds Neuroses-Bastard (At the Bus Stop)
LIVING DEATH-Worlds Neuroses
MASSACRE-From Beyond-Corpsegrinder
MASSACRE-From Beyond
HELL FREEZES OVER-Hellraiser-The Last Frontier
HELL FREEZES OVER-Hellraiser
PHANTOM-Phantom-Wolves at the Door
PHANTOM-Phantom
MICHAEL HARRIS-Distorted Views-Blue Tokyo
MICHAEL HARRIS-Distorted Views
AT WAR-Ordered to Kill-Rapechase
AT WAR-Ordered to Kill
SWEET-Sweet Fanny Adams-Set Me Free
SWEET-Desolation Boulevard
LUCIFER'S FRIEND-I'm Just a Rock 'n' Roll Singer-Born on the Run
LUCIFER'S FRIEND-I'm Just a Rock 'n' Roll Singer
OVERLAND-Break Away-This Time
OVERLAND-Break Away
OVERLAND
JAMES CHRISTIAN-Meet The Man-Strong Enough
JAMES CHRISTIAN-Meet The Man-Know You in the Dark
JAMES CHRISTIAN-Meet The Man
91 SUITE-91 Suite-I Will Stand by You
91 SUITE-91 Suite-The Day She Left
91 SUITE-91 Suite
AMERICAN TEARS-Powerhouse-Can't Keep From Cryin'
AMERICAN TEARS-Powerhouse
ALIEN-Alien-Only One Woman
DALTON-Pit Stop-One Voice
DALTON-Pit Stop
ALIEN-Live in Stockholm 1990
TOURNIQUET-Psycho Surgery-Psycho Surgery
TOURNIQUET-Psycho Surgery
101 SOUTH-101 South-Your Razor Is Sharp
101 SOUTH-101 South-Live for the Moment
101 SOUTH-101 South
CLIMB-Take a Chance-Girl Like You
CLIMB-Take a Chance
STAN BUSH-Dial 818 888-8638-Are You Over Me
STAN BUSH-Dial 818 888-8638-Total Surrender
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発言している24曲を連続再生 - Youtube



TOKYO BLADE-Dark Revolution ★★ (2020-10-27 01:16:23)

TOKYO BLADEが’20年に新作をリリースしたとの情報を聞きつけ、「アルバムは『THOUSAND MEN STRONG』(’11年)以来、久々だなぁ」と遅ればせながら購入してみたところ、国内盤の解説を読んでビックリ。何と既に’18年に『THOUSAND~』の次作となるアルバム『UNBROKEN』が発表されている上(しかも当サイトにおいて失恋船長さんがレビュー済み)、いつの間にかデビュー作で歌っていた初代シンガーのアラン・マーシュがバンドに出戻っているじゃありませんか。全然気が付いていませんでしたよ。
…と、ちょっとした浦島太郎状態を味わいつつ聴き始めた本作でしたが、アランの歌声は往年の個性をしっかりキープ・オン・ロッキン。若さに溢れていた前任Voに比べると流石にパワーでは劣る感が否めないものの、その分、力んで歌っても肺から空気が漏れていくようないなたさが如何にもNWOBHMシ
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LIONVILLE-Magic is Alive-I'll Never Give My Heart Away ★★★ (2020-10-23 00:31:14)

冷ややかな哀感を宿したメロディアスHRチューンで、
個人的にはアルバムのハイライト。
零れ落ちるように奏でられるピアノの流麗な調べが
楽曲の絶妙なアクセントとなっています。

LIONVILLE-Magic is Alive-If You Don't Know Me ★★★ (2020-10-23 00:27:17)

心地良く躍動するハードポップ・ナンバー。
仄かな哀愁が薫るフックに富むサビメロが絶品で、
豊かに湧き出すステファノ・ライオネッティの曲作りの
アイデアの泉が、まだまだ枯れる気配がまったくないことに
感心させられますよ、

LIONVILLE-Magic is Alive ★★★ (2020-10-21 22:59:42)

ステファノ・ライオネッティ(G)率いるLIONVILLが、日本では所属先をキングからマーキー/アヴァロンに変えて'20年に発表した4枚目のアルバム。
イタリア系ミュージシャンを中心とする一大メロハー企画SHINIG LINEから派生したため、当初は「豪華なゲスト・ミュージシャンの顔触れが目を惹くメロハー・プロジェクト」的な立ち位置でしたが、ライブ活動を見据えて参加メンバーを固定する等、作を重ねる毎にバンド感が強化。これまでステファノがGと兼任していたKeyパートには専任奏者を加え、曲作りも助っ人は迎えずステファノ自身が一手に担う形で制作された本作においても、そうした方向性が更に推進されています。
となるとぼちぼち収録曲のクオリティ低下が懸念され出す頃合いなれど、すでに4作目を数えてもそういった兆候がまるで見受けられないのだから大したもの。また曲作りにおいてバンド感の重視とライ
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ANVIL-Speed of Sound-No Evil ★★★ (2020-10-20 23:58:12)

ロブ・ライナーの荒ぶるドラミングが主役を張るスピード・ナンバー。
ブラスト・ビートまで飛び出すハッスルぶりにたまげますが、
単に奇をてらっただけでなく、暴風の如く吹き荒れるアグレッシブな楽曲は
アルバムのハイライトに推したいぐらいのカッコ良さを誇っています。

ANVIL-Speed of Sound ★★★ (2020-10-19 23:53:19)

ドキュメンタリー映画で再ブレイクの切っ掛けを掴んだANVIL。それは単に幸運が転がり込んできたのではなく、メタル冬の時代である90年代にも挫けず、また「お、まだやってんかい」ってな無神経な輩(俺ですが)の言葉にも心を折られることなく、ヨーロッパに活路を見い出して地道にアルバム・リリースとツアーを重ねた時期の踏ん張りがあったればこそ。
本作はミュージシャン稼業だけでは家族を養っていけないので、それこそリップス(Vo、G)が給食のおじさんとしても糊口を凌いでいた時期(’99年)に発表された9thアルバム。ここに託されているのは、ダンプカーが屋台や通行人を蹴散らしながら爆走するアクション映画のカーチェイス・シーンを彷彿とさせるパワー・メタルで、ぶっちゃけ『SPEED OF SOUND』という直球極まりないタイトルと、翼とジェット・エンジンを装着した金床(ANVIL)が空飛んでるという底抜
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PANTERA-Before We Were Cowboys-Power Metal (Live) ★★★ (2020-10-16 00:06:14)

4thアルバムのタイトル・トラックで
メタリックなGリフが印象的な正統派パワーメタル・チューン。
スタジオ版もカッコイイのですが、ライブで聴くと
血管がブチきれそうなフィルのハイテンションなVoと
楽器隊のタイトでアグレッシブな演奏が相俟って迫力がマシマシ。
それこそ『PAINKILLER』の世界に本家より先に到達してしまっているような
印象さえ受けるぐらいのものでして。

PANTERA-Before We Were Cowboys ★★★ (2020-10-15 00:51:53)

テリー・グレイズの後任シンガーにフィル・アンセルモを加えたPANTERAが、’88年12月に地元テキサス州ダラスのザ・ベースメント・クラブで行ったライブの模様を収録した実況録音盤が、今頃になってひょっこりリリース。嬉しいじゃありませんか。
セットリストの大半を占めるのは、当時発表されたばかりの4thアルバムにして、1st~3rdともども公式ディスコグラフィーからは抹消済の不遇の名盤『POWER METAL』収録曲。代表作『俗悪』において、その後のヘヴィ・ミュージックの在り方を根底から覆してしまったPANTERAですが、この頃はJUDAS PRIESTからの濃厚な影響を滲ませる正統派パワー・メタルを実践しており、そこに全盛期のロブ・ハルフォードもかくやというハイピッチ・スクリームが鼓膜をつんざくフィルのVo、金属質なリフを刻み鮮烈なソロを焼き付かせるダイムバック・ダレルのG、硬質且つ
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HEATHEN-Empire of the Blind-A Fine Red Mist ★★★ (2020-10-13 23:47:40)

アルバム後半を引き締めるインスト・ナンバー。
当初はインスト曲だと全く気付いていなかったのですが、
というのも2本のGが劇的且つメロディックに曲中を駆け巡って
Voの代わりを十分以上に果たしてくれているから。
クライマックスへ向かってぐいぐいテンションを高めていく
2本のGの絡みに聞き惚れます。

HEATHEN-Empire of the Blind ★★★ (2020-10-12 23:21:26)

復活作となった前作『THE EVOLUSION OF CHAOS』から実に10年のブランクを経て、'20年に発表されたHEATHENの最新アルバム。(通算4作目)
ここまで間が空いてしまったのは、バンドがのんべんだらりと食っちゃ寝していたから…なわけはなく、質量共に80年代を上回るツアーに忙殺されたのと、ジェフ・ハンネマンの急死により空席となったSLAYERのギタリストの座を急遽EXODUSのゲイリー・ホルトが埋めることとなり、その代わりに空席となってしまったEXODUSのギタリストの座をリー・アルタスが埋めるという、スラッシュ・メタル界隈の玉突き衝突的な人材交流の影響でアルバム作りに取り組む時間が作れなかったためだとか。
そうした事情ゆえ今回リーは曲作りにタッチしておらず、代わりに作曲を一手に担ったのは前作からバンドに参加したクラーゲン・ラム(G)。となると出来栄えに関して
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LIVING DEATH-Worlds Neuroses-Bastard (At the Bus Stop) ★★ (2020-10-09 01:00:13)

アメリカのクロスオーバー系スラッシュ・バンドが演りそうな曲調に、
正直「LIVING DEATHらしさ」は薄めと言わざるを得ないのですが
ただ、1曲のスラッシュ・メタル・ナンバーとして評価した場合、
頭を振りたくなるノリの良さと炸裂感を伴う曲調は単純にカッコイイですよ、これが。

LIVING DEATH-Worlds Neuroses ★★ (2020-10-08 00:44:00)

LIVING DEATHが、引き続きプロデューサーにラルフ・ヒューベルトを迎えて制作、AAARRG RECORDSから’88年に発表した4thアルバム。
布陣は前作と同じなのに一聴して明らかな音楽性の変化に加え、発表後にケルヒ兄弟とそれ以外のメンバーがバンド名の権利を巡って法廷闘争を繰り広げた泥沼の分裂劇の悪印象とが相俟って、今に至るも芳しくない評価に晒され続けている本作。斯くいう自分も初めて聴いた当時は、妙に整理された音作りといい、迸る狂気を抑え気味に中途半端に歌おうとするトーステン“トト”ベルグマンのVoといい、ジャーマン・スラッシュ・メタル史に残る傑作だった前作『PROTECTED FROM REALITY』に比べ、ヨーロッパ的ダークネスや聴き手の神経を逆撫でするようなトンガリ具合が大幅に減退してしまったサウンドには、圧倒的「コレジャナイ」感を覚えたクチなのですが。

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MASSACRE-From Beyond-Corpsegrinder ★★★ (2020-10-06 23:42:38)

オリジナルは初期DEATHのデモテープ『REIGN OF TERROR』収録。
ただしそっちで演奏しているのもリック・ロッツとカム・リーなので
カヴァーというよりはリメイクと言うべきか。
のたうつように刻まれるGリフと重低音Voがド直球のデス・メタルっぽさを
醸し出す一方、一緒に叫びたくなるコーラスは案外キャッチー。
疾走感もスラッシュ・メタルに根差したもので、頭振るのに持ってこいという。

MASSACRE-From Beyond ★★★ (2020-10-05 23:27:34)

故チャック・シュルデナーとの関連で度々名前を耳にするものの、実際に音まで聴いたことがあるDEATHファンはあまり多くないという、フロリダの古参デス・メタル・バンドMASSACREが'91年にEARACHE RECORDSから発表した1stアルバム。
製作時の布陣は、MASSACREの看板を背負い続けるリック・ロッツ(G)、デス声のパイオニアの一人であるカム・リー(Vo)、現OBITUARYのテリー・バトラー(B)、一時期名古屋のDISK HEAVENで目撃情報が相次いだ(店員として働いていたらしい)ビル・アンドリュース(Ds)という、全員が初期DEATH、ないしその前身であるMANTASに関わったメンバーばかり。なので出している音も「チャックのいないDEATH」といった趣きのデス・メタル・サウンド…と書くと退屈そうに思われるかもしれまんせんが、さに非ず。
コリン・リチャードソ
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HELL FREEZES OVER-Hellraiser-The Last Frontier ★★★ (2020-10-01 23:42:44)

忙しなく刻まれるGリフがRIOTの名曲“WARRIOR”を思わせる疾走ナンバー。
アルバムにおいて印象に残る“HELLRASIER”“BURN YOUR LIFE”“OVERWHELM”
といった楽曲がEPやデモCDで既出だったのに対し、この曲はまっさらな新曲。
それでこのレベルのカッコ良さなのですから、バンドの地力の高さが伺えるってもんです。

HELL FREEZES OVER-Hellraiser ★★★ (2020-10-01 01:32:09)

看板シンガーの離脱でデビューEPのレコーディング作業やり直しを余儀なくされたかと思えば、記念すべきこの1stフル・アルバム(’20年)のリリース時期もコロナ禍の真っ只中と重なってしまったりと、タイミングに恵まれない印象がつきまとうHELL FREEZES OVER。しかし本作の内容はそうしたモヤモヤを吹っ飛ばすに十分な覇気が満ちています。
RAVENの名物ドラマー、ワッコ兄さんライクなキャラクターが描かれたヘタウマ・ジャケットやラフなエッジを残したプロダクションに加えて、耳をつんざくハイピッチVo、乾いた音色で荒々しく刻まれるGリフ、押せ押せで突き進む直線的なリズムが物語る通り、ここに託されているのは初期METALLICA、RAVEN、EXCITER等々、NWOBHMをやがてスラッシュ・メタルの領域へと押し進めた80年代初頭のスピード・メタル勢を彷彿とさせるサウンド。それでいて懐古
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PHANTOM-Phantom-Wolves at the Door ★★★ (2020-09-30 00:01:06)

イントロの堂々たるシャウト一発で場を攫う
ファルコンのハイトーンVoが強力ですが、
光沢を感じさせるGリフと重厚なリズムが
パワフルに押し出してくる楽曲自体がこれまたカッコイイ。
パワー・メタル化したJUDAS PRIESTといった趣きの名曲です。

PHANTOM-Phantom ★★ (2020-09-28 23:44:15)

念願叶って'87年に1st『DEAD OR ALIVE』でNEW RENAISSANCE REORDSからデビューを飾るも、(案の定と言うべきか)レーベル側は何のケアもしてくれず、無為に時間のみが経過。その間バンドは殆ど解散状態にあったようですが、残されたファルコン・エディ(Vo)とニール・サンデル(G)はデモテープ片手に新たなレコード会社探しに奔走。90年代に入ってようやくドイツのSHARK RECORDSとディールを成立させ陣容も整えると、'91年に本2ndアルバムを発表しました。
制作期間が必要以上に長引くと、しっかり煮詰まった傑作か、作り手の迷いを伺わせる内容かのどちらかに極端に振れることが多い気がするのですが、相変わらず正統派以外の何者でもないサウンドを追求しつつも、曲によっては明るいノリを伴い、そのせいかメロディにも少々フックを欠く楽曲がチラホラ見受けられる本作は、バン
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MICHAEL HARRIS-Distorted Views-Blue Tokyo ★★★ (2020-09-24 23:41:06)

ブルージーな曲調ながら泥臭さはなく、
タイトル通り首都高ドライブのお供なんぞに
ハマリそうな洗練された哀愁が漂ってくる逸品。
一気にエモーションが高まる、中間部の
スローダウン・パートにグッときます。

MICHAEL HARRIS-Distorted Views ★★★ (2020-09-24 01:21:12)

デイヴィッド・T・チャステインの秘蔵っ子で、日本でもマニアから注目を集めたメロディアスHRバンドARCH RIVALの中心メンバーでもあったギタリスト、マイケル・ハリス。ファースト・コンタクトとなった名曲“MIND OR HEART”におけるこの人の泣きのギターには感銘を受けたものの、その後の活動までは積極的にフォローしていなかったので、'99年にマーキー/アヴァロンから、3枚目となる本ソロ・アルバムをリリースしていたことには全く気が付いていませんでした。リリースからしばらく経って中古ショップでアルバムに目が留まり、収録曲の中に“BLUE TOKYO”なる非常に食指をそそられる曲名を見つけてしまったので思わず購入。したらば個人的に主食ではないインスト作品ながらも、これが聴き手を飽きさせない好盤に仕上がっていたのだから嬉しいじゃありませんか。
嫌味にならないテクニックと、確かな表現力
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AT WAR-Ordered to Kill-Rapechase ★★★ (2020-09-22 23:14:46)

濁声Voと刻みの細かいGリフを載せて埃っぽく一心不乱の突撃する
アルバムでも1、2を争うカッコ良さを有するスラッシュ・ナンバー。
このレーベルには付きものの問題とは言え、折角のリフの鋭さや
リズムの疾走感をスポイルする薄っぺらな音質が残念極まりない。

AT WAR-Ordered to Kill ★★★ (2020-09-22 00:16:25)

ヴァージニア州出身のトリオ・スラッシャーAT WAR、'86年発表の1stアルバム。
「うんこメタル製造工場」だの「ポンコツ・バンド梁山泊」だのと散々な悪評を囲う一方、時折ギラリと個性が光るバンドを世に送り出したりもするので油断がならなかったインディーズNEW RENAISSANCE RECORDS。非常にクセの強い同レーベルのカタログの中にあって、本作は「当たり」に分類されてしかるべき1枚ではないかと。
トリオ編成に加えて、ガンベルトと銃器で武装したメンバーのジャケ写や、戦争をテーマに埃っぽく突っ走る楽曲からも明らかな通り、バンドが聴かせてくれるのはMOTORHEADを更にハードコア化させたようなスラッシュ・メタル(実際、MOTORHEADの名曲“THE HAMMER”のカヴァーも収録)。恐ろしく抜けの悪いプロダクションが、折角の演奏のキレと本来サウンドが醸し出すべきスピー
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SWEET-Sweet Fanny Adams-Set Me Free ★★★ (2020-09-18 01:15:42)

仄かな憂いを帯びたメロディ、一度聴けば耳にこびりつくコーラス、
そして快活な疾走感と、元祖HMナンバーの一つに数えられる名曲。
HEATHENのカヴァーを聴いてそのカッコ良さに痺れた時は、てっきり彼らが
メタリックにアレンジしているからだと思ったのですが、
後追いでSWEETのオリジナルを聴いて、ほぼほぼ完コピだった分かった際は吃驚でしたよ。

SWEET-Desolation Boulevard ★★★ (2020-09-16 23:49:14)

グラム・ロックの源流の一つとして、後続勢に多大な影響を与えたSWEETが'72年に発表した3rd。
英盤と米盤で内容が若干異なっており、自分が所有しているのは米盤ベースの国内盤(邦題は『荒廃の街角』)。リリース当時は英米のチャートを席巻し、近年でも映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:REMIX』の予告編にフィーチュアされたことで再びリバイバル・ヒットを飛ばした代表曲“FOX ON THE RUN”を収録、SWEETが「ヒットメーカーにお膳立てされたアイドル・バンド」から「よりヘヴィなサウンドを追求するHRバンド」へと歩みを進める分岐点となった名盤です。
初期から培ってきた甘くポップなメロディ・センスや、親しみ易いキャッチーなコーラス・ワーク、QUEEN等に通じる高音ハーモニーといった従来の魅力に、タイトで歯切れの良いハードネスが加わった本編は、前述の“FOX~”を筆頭に
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LUCIFER'S FRIEND-I'm Just a Rock 'n' Roll Singer-Born on the Run ★★★ (2020-09-16 01:14:24)

軽快なノリの中にも芯の太いグルーヴが通った演奏にアガりまくるHRナンバー。
つくづく「何でも演られる人たちだなぁ」と感心させられますよ。
楽器陣の熱演に一歩も引かないジョン・ロートンのVoも勿論最高です。

LUCIFER'S FRIEND-I'm Just a Rock 'n' Roll Singer ★★★ (2020-09-15 00:49:38)

稀代の名シンガー、ジョン・ロートンを擁して現在も活動中のベテラン・ハードロッカー、LUCIFER’S FRIENDが'74年にVERTIGO RECORDSから発表した3rdアルバム。
オカルティックなバンド名に相応しい、ハモンド・オルガンが重厚にうねるヘヴィ且つプログレッシブなHRを披露して名声を確立した初期2作から一転、「俺はただのロックンロール・シンガーさ」ってな格好いいタイトルとは裏腹に、ファッション・センスは微妙で頭頂部の毛髪も薄くなっているオッサンの後ろ姿を戴くアートワークのひねくれたユーモアが表す通り、本作で早くも路線転換。女性コーラスやブラス・セクションを加え、時にファンキー&ソウルフルに弾んだりもするサウンドに、初めて聴いた当初は「これじゃない」感が半端なかったですよ。但し、演奏はタイトで隙がないうえ、ロートンのパンチの効いた歌声が楽曲にビシッと一本筋を通してくれ
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OVERLAND-Break Away-This Time ★★★ (2020-09-11 00:23:16)

アンダース・リドホルムの冷ややかな哀メロ・センスと
スティーヴ・オーヴァーランドのエモーショナルな歌声のマリアージュ。
両者の最良の部分が化学反応を起こしたサビメロの素晴らしさに万歳三唱を誘われる、
アルバム自体の完成度を確信させらるOPナンバーです。

OVERLAND-Break Away ★★★ (2020-09-10 00:31:04)

FMのフロントマンとして知られるスティーヴ・オーヴァーランド(Vo)が、GRAND ILLUSIONのアンダース・リドホルムをブレインに迎えて制作、'08年にOVERLAND名義で発表したソロ・アルバム。
FM的要素(ブルーズ・ロック色)がほぼ排除され、いかにも北欧的な冷気と憂いを纏って、絶妙な展開で聴き手のハートを鷲掴みにする哀メロと、ハジけるようなキャッチネスを伴ったメロディアスHRサウンドは、紛うかたなきGRAND ILLUSIONワールド。
そりゃバックもGRAND ILLUSIONのメンバーが固めているのだから当然と言えば当然の話なんですが、しかしそこは流石のスティーヴ・オーヴァーランド。相手の世界に飲まれてしまうことなく、類稀なる歌唱力をもってキッチリと主役の座を守りきる辺りが一流のシンガーたる所以です。
特に、アンダース・リドホルムの真骨頂たる悲哀に満ち満
…続き

OVERLAND (2020-09-10 00:25:43)

FM解散後は、SO!、THE LADER、SHADOWMAN等、様々なバンド/プロジェクトで歌っていたスティーヴ・オーヴァーランドが、ESCAPE MUSICのバックアップを受けて立ち上げたソロ・プロジェクト。
ブレイン役を務めたのはGRAND ILLUSIONのアンダース・リドホルムで、バックもGRAND ILLUSION並びにCODEのメンバーによって固められている。
現在までに4枚のアルバムを発表済み。

JAMES CHRISTIAN-Meet The Man-Strong Enough ★★★ (2020-09-09 00:53:48)

明るく爽やかな曲調の中にも仄かな哀愁と
強力なフックを忍ばせるツボを心得た作曲術は
流石スタン・ブッシュ先生。
ロビン・ベックのバックVoも楽曲の爽快感盛り上げに
貢献してくれています。

JAMES CHRISTIAN-Meet The Man-Know You in the Dark ★★★ (2020-09-09 00:49:59)

聴き進むに従って哀メロ濃度が高まっていき、
それが頂点に達するコーラスの素晴らしさは流石ランダル母娘のお仕事。
情感豊かなジェイムズ・クリスチャンの熱唱も相俟って
実にグッとくる楽曲に仕上がっています。

JAMES CHRISTIAN-Meet The Man ★★★ (2020-09-08 01:04:48)

1stソロ『RUDE AWAKENING』がゼロ・コーポレーションからリリースされた当時は、ジェイムズ・クリスチャンというアーティストに全く興味がなかったのでスルーしてしまったのですが、その後HOUSE OF LORDSで快作を連発する彼の実力に瞠目させられ、’06年発表のこの2ndソロを慌ててショップへ買いに走りましたよ。
優秀なシンガーであるだけでなく、ジェイムズ自身が素晴らしい楽曲を書けるソングライターであることに加えて、本作はファブリツィオ・V・グロッシーがプロデュースを手掛け、スタン・ブッシュや、マーク・フリーへの楽曲提供、VENUS & MARSでの活動で知られるジュディス&ロビンのランダル母娘といった百戦錬磨の作曲陣が参加しているのですから、「それもう絶対に大当たりの奴じゃん」と聴く前から期待値がガン上がり。そして実際聴いてみても、高まりきったこちらのテンションにきっ
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91 SUITE-91 Suite-I Will Stand by You ★★★ (2020-09-04 00:05:56)

ほんのり憂いを帯びて軽快に弾むハードポップ・ナンバー。
涼し気に奏でられるエレピと、要所でメロディアスに切り込んでくる
ヘスス・ディアズのGが楽曲の魅力をグッと底上げしてくれています。

91 SUITE-91 Suite-The Day She Left ★★★ (2020-09-03 23:38:26)

アルバムのOPに相応しい高揚感を伴うハードポップ・チューン。
爽やかな曲調ながら、適度にエッジを効かせるGの踏ん張りが
甘口になり過ぎることを防ぎ、楽曲をHRのフィールドに留まらせています。

91 SUITE-91 Suite ★★★ (2020-09-03 01:06:51)

デビュー前からデモテープが耳聡いマニアの間で話題になっていたというスペイン出身の4人組が、'01年にVINNY RECORDSから発表した1stアルバム。
所属レーベルがスペイン国外での活動に非協力的だったせいで速攻廃盤になってしまった日本盤は結構な高値で取引されており、数年前にCD屋で見かけた際には5,000円オーバーの値が付けられていて魂消た覚えあるのですが(今はどうなんだろ)、ことクオリティに関して言えば、プレミア価格で取引されるのも納得の内容であることは間違いありません。
マイク・マンゴールドとアル・フリッチのDRIVE, SHE SAIDコンビがプロデューサーとして腕を振るう本作で披露されているのは、スペイン産と聞いて想起するような「濃さ」「クドさ」の類は殆ど感じられない、いっそ北欧的とすら言えそうな透明感漂う洗練されたメロディアスHRサウンド(ちなみに歌詞は全て英
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AMERICAN TEARS-Powerhouse-Can't Keep From Cryin' ★★★ (2020-09-02 00:45:22)

抒情的なKeyによるイントロの焦らしからスタート。
エモーショナルな熱唱のみならず、哀愁をたっぷり含んだメロディを
奏でてGを泣かせまくるクレイグ・エヴァンス・ブルックスの
見事なミュージシャン・シップにも痺れる劇的な逸品です。

AMERICAN TEARS-Powerhouse ★★★ (2020-09-01 01:04:51)

AMERICAN TEARSといえば、メロディ愛好家にとって信頼のブランドであるマイク・マンゴールドが率いていたTOUCHの前身として知られるバンド。本作はマイク以外のメンバーを刷新するというドラスティックな編成替えを経て、’77年に発表された彼らの3rdアルバムにして最終作。(この後TOUCHと改名することとなる)
マイクのプロ・キャリアの出発点となったVALHALLA時代同様、英国勢からの影響を伺わせるプログレッシブなアプローチも目立っていた(それはそれで大層魅力的だった)1st、2ndに対し、本作では一気にアレンジがアカ抜けて、キャッチーなメロディや印象的なハーモニーが大幅増量。当時チャートを席巻していたBOSTON、KANSAS、STYXといったアメリカン・プログレ・ハード勢のサウンドに触発されたような、より大衆性を意識し洗練された方向へと大きく舵が切られています。

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ALIEN-Alien-Only One Woman ★★★ (2020-08-28 00:37:04)

グラハムの持ち歌をALIENがカヴァーし、本国では1か月以上にわたって
チャート№1の座に居座り続ける大ヒットとなった、美しくノスタルジックな風情漂う名曲。
オリジナルは1968年発表ながら、既に青筋Voの片鱗を伺わせるグラハムの歌唱から、
当時のやっさんのルックスに至るまで、クドさの塊みたいなTHE MABLES版に比べると、
ALIENのカヴァーの方がポップに聴こえるのが可笑しい。

DALTON-Pit Stop-One Voice ★★★ (2020-08-27 00:10:04)

北欧のバンドとは思えぬハジけるようなポップネスと
北欧のバンドらしい涼し気なメロディが同居した
DALTONというバンドの魅力を分かり易く伝えてくれる
キャッチーな名曲。復活作でこのレベルの楽曲を
提示できるのなら大したものですよ。

DALTON-Pit Stop ★★★ (2020-08-26 01:02:20)

かつて北欧メタル作品を熱心に集めていた時期は、様式美系のバンドを優先的にチェックしていたため、後回しにしていたハードポップ系のバンドは結構な数を取りこぼしてしまっていました(購入を先延ばしにしているうちに廃盤→プレミア化→入手困難のパターン)。TREATの1stに参加していたマッツ・ダルトン(Ds)により結成されたDALTONもそうしたバンドの一つで、1stと2ndは入手の機会に恵まれず、結成30周年を祝う復活作として’14年発表されたこの3rdアルバムで、漸く彼らの音に触れることが出来ましたよ。
本作は正確には復活作というより、90年代に制作準備を進めるも結局果たせずに終わった幻の3rdアルバム用の楽曲を、プロデューサーのエリック・モーテンセン(ECLIPSE)の助力を得てブラッシュアップした「蔵出し音源集」的趣きも含むらしいのですが、鼻に掛かったハイトーンVoによって伸びやかに
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ALIEN-Live in Stockholm 1990 ★★★ (2020-08-24 23:57:44)

デビュー作がいきなり本国で記録破りの大成功を収めるも、その代償として発生した諸々の雑事に嫌気が差したジム・ジッドヘッドが「もっと自分の時間が欲しい」とアイドル的なことを言い残して脱退。後任シンガーとして当時MADISONで歌っていたピート・サンドベリを加えたALIENが、2nd『SIFTIN’GEAR』発表前の’90年に、ストックホルムで行われたフェスティバルでトリを務めた際のライブの模様を収めた実況録音盤。(詳細に関してはもうリーダーのトニー・ボルグもあまりよく覚えていないらしい)
'00年にひょっこり本作がリリースされた時は「こんな音源があったんかい!」と、かなり驚かされました。ライブで歌うピートのパフォーマンスが聴けるのはこれぐらいじゃなかろうか?特に会場の盛り上がりが最高潮に達する大ヒット・ナンバー“ONLY THE WOAMN”における彼のエモーショナルな歌声は実に感動動
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TOURNIQUET-Psycho Surgery-Psycho Surgery ★★★ (2020-08-21 00:22:08)

前作で聴けたようなハイトーンは控えめに
シャウト主体のスタイルに切り替えたVoと
畳み込むようなリズムの疾走感、
テンション高くストップ&ゴーを繰り返す曲展開等
インテレクチュアル・スラッシュ・メタル風味を
各段に増したアルバムのOPナンバー。カッコイイ。

TOURNIQUET-Psycho Surgery ★★★ (2020-08-20 01:35:11)

「曲作りにおいてはベートーヴェンから多大な影響を受けた」と語る(別にクラシカルなメロディを大盤振る舞いするわけではない)ドラマー、テッド・カークパトリックがリーダーを務めるLA出身のスラッシュ・メタル・バンド、TOURNIQUETが再び共同プロデューサーにビル・メトイヤーを迎えてレコーディングを行い、'91年にMETAL BLADE RECORDSから発表した2ndアルバム。
購買意欲を著しく削いでくれるジャケットのクオリティに関しちゃ、だいぶグレードダウンしてしまった印象ですが、オーケストラのチューニングの様子をイントロ代わりに、ファスト&テクニカルに炸裂するOPナンバー①のカッコ良さが提示する通り、緊張感を湛えたHMサウンドはデビュー作に負けず劣らず高いテンションをキープしています。
ドライな音作り、ササクレ立ったGリフ、ハイトーン控えめにシャウト主体の歌唱スタイルに切り
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101 SOUTH-101 South-Your Razor Is Sharp ★★★ (2020-08-19 01:37:28)

憂いを帯びたメロディが、サビへ向かって徐々に盛り上がっていき
劇的なコーラスで力強くハジける曲展開がエクスタシー
ロジャー・スコット・クレイグの天才メロディ・メイカーぶりが堪能できる名曲です。

101 SOUTH-101 South-Live for the Moment ★★★ (2020-08-19 01:32:59)

アルバムを締め括る(日本盤はこの後にボーナス・トラックがあるのですが)
本編中最もロック・テイストが色濃く打ち出されたハード・ナンバー。
シンガーが男性的な歌声で熱唱する、フックの効きまくったサビの哀メロっぷりにうっとりですよ。

101 SOUTH-101 South ★★★ (2020-08-18 01:02:41)

HARLAN CAGEや近頃再結成を遂げたFORTUNEでの活動を通じてメロディ愛好家から厚い信頼を勝ち取るロジャー・スコット・クレイグ(Key)が新たに立ち上げたプロジェクト、101 SOUTHが'00年にMTM RECORDSから発表した1stアルバム。
Voは長年の相棒ラリー・グリーン…ではなく、’14年にソロ・デビューも飾っているグレゴリー・リン・ホールなる人物ですが、流石にロジャーのお眼鏡に適ったシンガーだけあって歌唱能力には一点の不安もなし。太めのハスキー・ボイスを駆使するマイルドな歌いっぷりは、むしろこれ程の実力者がローカル・レベルでくすぶっているアメリカのHR/HMシーンの層の厚さに驚かされるぐらいですよ。
力強く重厚な②、アップテンポでキャッチーな⑤、憂いを湛えたコーラス・ワークが胸に迫る⑥等、「よくもまぁこんなグッとくるメロディを考え付く」ってな職人技が冴
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CLIMB-Take a Chance-Girl Like You ★★★ (2020-08-14 01:02:56)

確かシングル・カットもされていたアルバムのOPナンバー。
タイトルがFOREIGNERっぽいですが、方向性としてもそっち路線。
メロディは程よく哀愁が効き、コーラスも実にキャッチー、
シンセBが80年代の薫りを運んでくるお洒落なハードポップです。
YOUTUBEで探すと楽しそうにドラム叩いているクロマティの勇姿も拝めますよ。

CLIMB-Take a Chance ★★ (2020-08-13 01:11:33)

巨人軍の歴代助っ人外国人選手の中でも抜きん出た知名度と人気を誇ったウォーレン・クロマティが、ドラマー兼エグゼクティブ・プロデューサーとして関与していることで話題を呼んだプロジェクトCLIMB、'88年発表の唯一作。(と思ったら2ndもあるらしい)
当時BURRN!!誌で、ゴッドが「Voじゃなくて良かった」的なレビューしていましたが、こっちとしては寧ろ「なんでぇ、歌ってねえのかよ。つまらん」と急速に興味を失い、購入は見送ってフォアボールを選んでしまいました。ところが先日、古本屋のCDコーナーで本作を発見し、懐かしさに駆られて衝動的に購入してみれば、聴いて吃驚。質の高いAOR/産業ロック・アルバムに仕上がっていて、「やったねクロマティ!明日はバンド・ホームランだ!」と思わず声をかけたくなったという。
それもその筈で、作曲陣にはラス・バラード、ビリー・スタインバーグといったヒットメ
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STAN BUSH-Dial 818 888-8638-Are You Over Me ★★★ (2020-08-12 00:31:12)

温もりと哀愁を湛えたメロディをエモーション全開で歌い上げる、
スタン・ブッシュの十八番というべき感動的な名バラード。
結婚式で流したらさぞかし似合いそう・・・とか思ったのですが、
振られ男が去っていった女を恋しがる歌詞だったという。

STAN BUSH-Dial 818 888-8638-Total Surrender ★★★ (2020-08-12 00:24:13)

スタン・ブッシュのHRサイドの魅力を表すかのような
力強さを漲らせつつ、メロディは哀愁を帯び、
歌声もどこまでもエモーショナル。
キャッチーなコーラスが何度聴いても「騙されるな~♪」と
空耳してしまうので、警察は今からでも遅くないので
この曲を「オレオレ詐欺防止キャンペーン」のテーマ曲に認定すべきではなかろうかと。


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