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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 6101-6150
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FORTBRAGG ★★ (2008-04-27 11:11:00)
リマスター化、デモ音源をボーナストラックとして追加収録、
更に小野正利に全曲歌い直して貰って再発。
・・・してくれたら万歳三唱ものなんだけど。無理か。
FORTBRAGG-FORTBRAGG-NOW ★★ (2008-04-27 11:06:27)
ジャパニーズ様式美HMの王道を行く疾走ナンバー。
小野のVoがやや不安定だが、楽曲のカッコ良さは、それを補って余りある。
この曲に関しては、主役はVoよりも
豊かな美旋律を紡ぎ出すGでしょうか。
FORTBRAGG-FORTBRAGG-SHOUT(IN THE NIGHT) ★★ (2008-04-27 11:01:19)
序曲“トロールの森"から繋がる、EPのOPナンバー。
スリリング且つドラマティック、起承転結を備えた曲展開は、
様式美HMファンなら必ずや気に入る筈の魅力を備えている。
若さいっぱい!といった感じの小野のVoが微笑ましい。
BLUE OYSTER CULT-Fire of Unknown Origin-Veteran of the Psychic Wars ★★★ (2008-04-27 01:40:00)
重々しく、ミステリアスに、ドラマティックに展開する
ヘヴィ・ナンバー。歌詞はSF作家のマイケル・ムアコックが提供。
重苦しいだけでなく、ストリングスの音色と
スペーシーなKeyサウンドが、楽曲に壮大なスケール感と
叙情性を演出。メロディアスで聴き応え十分な仕上がり。
BLUE OYSTER CULT-Fire of Unknown Origin-Joan Crawford ★★★ (2008-04-27 01:27:45)
8thアルバムは、アラン・レニアーの美しきピアノ・プレイが
余り聴けないことが大きな不満点なのだが、
その分、この曲のイントロ部分のクラシカルな
ピアノ・サウンドは際立って聴こえます。
不気味さ、キャッチーさ、そしてドラマティシズムといった要素が、
バランスよく配合された、間違いなく本編のハイライト足る名曲。
BLUE OYSTER CULT-Fire of Unknown Origin-Burnin' for You ★★★ (2008-04-27 01:11:36)
メロディ重視の姿勢が押し進められた、
後期BOCを代表する名曲の1つ。
ポップでキャッチー、そして仄かな哀愁の漂うメロディが
心地良いったらありゃしない。
“JOAN CRAWFORD"と双璧を為す、
8thアルバムのハイライト・チューン。
BLUE OYSTER CULT-Fire of Unknown Origin ★★ (2008-04-27 01:07:00)
初期の傑作『SECRET TREATIES』と双璧を為す、後期BOCの代表作としてファンから高い評価を得る'81年発表の8th。(邦題『呪われた炎』)
怪奇趣味が濃厚に漂うジャケット・アートワークもインパクト十分な本作だが、内容の方は、その不気味さに反して、
結構ポップ。前作『CULTOSAURUS ERECTUS』で聴かれたような、疾走感や大作主義、ドラマティックな曲展開といった要素は薄れ、
ミディアム・テンポを中心に、美しいメロディ、泣きのG、華麗なボーカル・ハーモニーが前面に押し出された楽曲は、
何れもコンパクトに練り込まれ、取り分け「キャッチーさ」にかけては、BOC史上最高といっても過言ではない。
しかも、単にポップで美しいだけでなく、アラン・レニアーによるシンセを多用したKeyプレイが、アルバム全編に
仄暗い叙情性とミステリアスな雰囲気を付与
…続き
FORTBRAGG-FORTBRAGG ★★ (2008-04-24 20:04:00)
月9ドラマの主題歌“YOU'RE MY ONLY"をスマッシュ・ヒットさせ、レコ大新人賞を獲得したソロ・シンガー 小野正利や、
後にCONCERTO MOONに参加する長井一郎が嘗て在籍していた事で知られる、東京出身の4人組HMバンドFORTBRAGGが、
'90年にリリースしたセルフ・タイトルのデビューEP。(同タイトルで内容の異なるデモもあるようだが、そちらは未聴)
OPとEDにインスト曲を配置した構成といい、北欧メタルばりの美旋律と、ドラマティックな曲展開を聴かせる楽曲といい、
イングヴェイから多大な影響を受けたと思しき、クラシカルな速弾きを炸裂させるGといい、そのサウンドは、まさに王道様式美HM路線。
さすがに5曲では物足りなさを感じずにはいられないが(歌入りは3曲のみだし)、とりあえず、収録曲の平均クオリティは高めで、
特に、序曲①から展開し
…続き
ZOETROPE-Amnesty + Demos-Amnesty ★★ (2008-04-23 22:37:33)
前のめりに突っ走る高速スラッシュ・ナンバー。
それでいて、スリリングなGソロは正統派HMテイストを
色濃く漂わせていて、なかなかにドラマティック。
ZOETROPEというバンドの魅力が、判り易く示された名曲です。
BLUE OYSTER CULT-Cultösaurus Erectus-Deadline ★★ (2008-04-23 21:41:43)
ソフト&メロウな曲調が、『SPECTERS』の頃を思わせる名曲。
クイクイと胸に沁みる、哀愁を帯びたGフレーズが
心地良いったらありゃしない。
BLUE OYSTER CULT-Cultösaurus Erectus-Unknown Tongue ★★★ (2008-04-23 21:39:21)
ハードロッキンな勢いを取り戻した内容に仕上がった
7thアルバムの中では、さほど活躍の場を与えられていない
アラン・レアニーのKeyだが、この曲は別。
ドラマティックなピアノ・プレイでもって、
アルバムのラストを華麗に締め括ってくれます。
BLUE OYSTER CULT-Cultösaurus Erectus-Monsters ★★★ (2008-04-23 21:35:12)
重いリズムが跳ね回る前半に始まり、
その合間にジャジーなパートを挟みつつ、
後半は劇的且つ華麗な疾走へと転じる、
7thアルバムのハイライト・チューン。
ヘヴィネス、メロディへの拘り、実験精神と、
BOCというバンドの備えた美点が
余すところなく表現された名曲。
BLUE OYSTER CULT-Cultösaurus Erectus ★★ (2008-04-23 21:28:00)
NYにて、ビクター・ヴァン・パールマン教授によって発見された、幻の大恐竜カルトザウルス・エレクタスの
復元図をジャケット・アートワークに用いた、'80年発表の7thアルバム。
明るく、ポップでコマーシャルな作風が、「血迷った」とファンからエラく不評を買った6th『MIRRORS』
(個人的には愛して止まないアルバムなんだが)の出来を反省したのか、名手マーティン・バーチをプロデューサーに起用、
前作から一転して、へヴィ・メタル然とした疾走感や重さを取り戻した内容に仕上がっている本作。
「エターナル・チャンピオン」シリーズ等で知られる、SF作家のマイケル・ムアコックが歌詞を提供した
(というかエリック・ブルームの話だと、一緒に食事した時に「歌詞を書いたんだけど、使ってくんない?」と
いきなり渡されたらしい)、重厚でスケールの大きなOPナンバー①からし
…続き
ZOETROPE-Amnesty + Demos ★★ (2008-04-22 21:43:00)
Ds兼Voのバリー・スターンが中心となって、イリノイ州はシカゴにて結成された、ツインG編成の4人組スラッシャー、
ZOETROPE(イートロープと読む)が、'86年に発表した1stアルバム。
個人的に、お気に入りのスラッシュ・メタルの好盤、'87年発表の2nd『A LIFE OF CRIME』は、曲によっては
IRON MAIDENばりのリフ・ワークやツインGハーモニーが炸裂する、かなりメタル色の強く打ち出された作風だったが、
このデビュー作は、それよりもずっとシンプルで直線的、ハードコア/パンクからの影響が色濃く漂う、前のめりな仕上がり。
当時、「シカゴ最速」との異名を取っていたらしいが、それも納得の爆発的な疾走感は
かなり気持ち良く、それでいて、デビュー以前に、既に10年のキャリアを積んでいるベテラン・バンドだけに、
アグレッシブな楽曲の中に
…続き
BLUE OYSTER CULT-Agents of Fortune-Sinful Love ★★ (2008-04-20 22:12:24)
BOCには珍しく、歌謡曲チックなベタな泣きメロが炸裂する、
哀愁のポップ・チューン。特にGソロ部分の
演歌的とも取れるメロディには、ちょっと笑ってしまった。
いや、十分魅力的な曲なんですが。
BLUE OYSTER CULT-Agents of Fortune-Tattoo Vampire ★★ (2008-04-20 22:09:27)
初期のへヴィ・ロック路線の名残りを感じさせる、
本編随一のアップテンポのハード・ナンバー。
それでいて、大味になることなく、インスト・パートでは
キッチリと、ダークな劇的さを演出している辺りがニクイね、この。
BLUE OYSTER CULT-Agents of Fortune-Morning Final ★★★ (2008-04-20 22:06:23)
泣きを含んだGが奏でる美しいメロディ、
透き通ったピアノの音色で叙情性を増幅するKey、
憂いを帯びた歌メロを気だるげに歌うVo、
そして漂う一抹のダークさ・・・と、
次作『SPECTERS』の作風の布石とも取れる要素を
多分に感じさせる名曲。個人的には、“死神"と並んで
4thアルバムのハイライト・チューン。
BLUE OYSTER CULT-Agents of Fortune-(Don't Fear) The Reaper ★★★ (2008-04-20 21:59:51)
シンプルだが、それゆえスッと胸へと入り込んでくる、
ロマンティックで美しいメロディが非常に印象的な
全米チャート100位内に連続20週ランクイン、最高位第12位と、
息の長いヒット曲となったのも納得の名曲。
ドラマティックな展開を聴かせるインスト・パートでは、
狂気や不気味さもキッチリ表現するなど、
新たな魅力と、従来の「らしさ」が
巧みに組み合わされていますね。
BLUE OYSTER CULT-Agents of Fortune ★★ (2008-04-20 21:39:00)
ビルボードのシングル・チャート12位にランクインする等、BLUE OYSTER CULT史上最大のヒットとなった
バンドの代表曲“(DON'T FEAR)THE REAPER"を収録した、'76年発表の4thアルバム。(邦題は『タロットの呪い』)
前年リリースのライブ盤『地獄の咆哮』で、初期の「文系ヘヴィ・ロック路線」に区切りを付け、もっと大衆性を意識した、
メロディ重視の方向へと足を踏み入れ始めた本作。その最大の成果が、これまでになかったポップでロマンティックな曲調と、
その中から滲み出す「歪み」や「恐怖」までをキッチリと表現した、新たな魅力と従来の「らしさ」を併せ持った名曲③。
ただ問題なのは、この名曲のインパクトが余りにも強烈過ぎるため、他の収録曲の存在が完全に霞んでしまっている点で、
そのせいか、アルバム単位での存在感は(俺の中では)イマイチ希
…続き
BLUE OYSTER CULT-Club Ninja-Shadow Warrior ★★ (2008-04-20 01:05:13)
タイトルからも察しの付く通り、
アルバム『CULB NINJA』のアイデアの発端となった、
緩急の効いたドラマティックな曲展開が光る名曲。
きっちりと疾走パートも組み込まれていて、
本編中、最もメタリックな内容に仕上がっている。
BLUE OYSTER CULT-Club Ninja-Madness to the Method ★★★ (2008-04-20 01:01:48)
『CLUB NINJA』のラストを締め括る、ドラマティックな名曲。
全体的にポップ・ロック風味を強めた同作の中にあって、
一際プログレ色が強く打ち出されている大作ナンバーで、
特に、アラン・レニアーの抜けた穴を埋めるかの如き、
華麗にして流麗なピアノ・ソロを炸裂させるKey奏者が、
非常に良い仕事をしてくれています。
BLUE OYSTER CULT-Club Ninja-White Flags ★★ (2008-04-20 00:49:42)
ビート感を強調した仕上がりの、メランコリックな
メロディが駆け抜けるアルバムのOPナンバー。
外部ライターに作曲を依頼しているため、
BOCらしさは希薄ながらも、シンセを巧みに用いた曲展開は
なかなかにドラマティック。
現BURRRN!!編集長が、「感動したい時に聴く曲」として、
そのタイトルを挙げる気持ちも分からなくはない名曲。
BLUE OYSTER CULT-Club Ninja ★★ (2008-04-20 00:31:00)
作曲面で多大な貢献を果たしていたアルバート・ブーチャード(Ds)と、BOCサウンドの妖しい美しさの要、
アラン・レニアー(Key)が相次いで脱退。バンドは崩壊の瀬戸際にあり、メンバーも認める通り、クリエイティヴな意味において
ドン底だった時期に制作され、一般的な評価も余り芳しくない、'83年発表の10thアルバム。しかもタイトルが
『倶楽部NINJA』と来たもんだ。真面目なメタル・ファンは、このアルバム・タイトルだけで聴く気半減といったところか?
エッジに乏しい音作り(手掛けたのはサンディ・パールマン)や、ダイナミズムに欠けるリズム・セクション等、
大人しくまとまってしまった作風にも若干の物足りなさは残るが、相変わらず楽曲のクオリティ、
分けても叙情メロディの美しさには鈍りがないため、これはこれで、個人的には十分魅力的なアルバムと高く評価している次第。
…続き
FOREIGNER-Mr. Moonlight-Hand on My Heart ★★★ (2008-04-19 00:05:47)
憂いに満ちたメロディを、エモーショナルに歌い上げる
ルー・グラムのVoを聴いていると、あまりの艶やかさに
腰が砕けそうになりますね。
特に、胸をグイグイと締め付ける終盤の熱唱っぷりにゃ
思わず涙がちょちょ切れます。
FOREIGNER-Mr. Moonlight-Running the Risk ★★★ (2008-04-18 23:56:45)
個人的には8thアルバムのハイライト・チューン、
ミック・ジョーンズの曲作りの上手さと、
ルー・グラムのエモーショナルな歌声が、
心行くまで堪能できる劇的な名曲。
気品を演出するKeyが、中期~後期MAGNUMを思わせる場面も。
FOREIGNER-Mr. Moonlight-White Lie ★★★ (2008-04-18 23:53:26)
美しいGのイントロに導かれてスタートする、
まさにOPナンバーに相応しい、爽やかさとキャッチーさを
兼ね備えた名曲。
この曲を聴いた瞬間、アルバムの出来の良さを確信しましたよ。
FOREIGNER-Mr. Moonlight ★★★ (2008-04-18 23:49:00)
6th『INSIDE INFORMATION』を最後に袂を分かっていた、ルー・グラム(Vo)とミック・ジョーンズ(G)がヨリを戻し、FOREIGNER復活を賭けて'94年に発表した8thアルバム。
結果を先に述べてしまうなら、本作はビルボードの100位以内に入ることすら叶わぬままフェードアウト(最高位は123位)。グランジ旋風吹き荒れるミュージック・シーンの逆風をもろに食らって、期待されたようなビッグ・セールスを記録できなかった。そのため評論家筋からは「失敗作」の烙印を押される事の多い1枚だが、いやいや、なかなかどうして。ことクオリティに関しては、全盛期の名盤群と比較したって、決して引けを取らない見事な内容を誇る。(・・・ように思う)
繊細且つ、叙情的なメロディに彩られた収録曲の数々は、これぞFOREIGNER!との魅力に満ち溢れた仕上がりで、特に、ドラマティックな盛り上がり
…続き
BLUE OYSTER CULT ★★ (2008-04-18 21:07:00)
見ました(笑)。ご指摘ありがとうございます。
「BOCは複数のメンバーがリードVoをとるバンド」と、知識として知ってはいても、
全然、声の聴き分けが出来ない、我が身の不明を恥じ入るばかりです。
例えば“ASTRONOMY"については、『IMAGINOS』の国内盤ライナーを読んで
オリジナルをエリックが、リメイクver.をドナルドが歌っていると
理解できても、それ以外の曲となると㌧と区別が付かないんですよね・・・。
挙げて頂いた楽曲を参考に、聴き分けにチャレンジしてみたいと思います(笑)。
BLUE OYSTER CULT-Mirrors-I Am the Storm ★★★ (2008-04-16 21:41:49)
アラン・レニアーのピアノが華麗に活躍するBOCの楽曲に
ハズレはない、というのが個人的な持論だが、これもその1つ。
BOCならではのヘヴィネスと、優れたポップ・センスが
巧みに組み合わされた、メロディアス且つ劇的な名曲。
BLUE OYSTER CULT-Mirrors-The Vigil ★★★ (2008-04-16 21:38:16)
前作『SPECTERS』の路線を受け継ぐ叙情HRナンバー。
哀愁を帯びたイントロで掴みはOK。
ヘヴィな前半の気だるげな雰囲気を一変させる、
美しい泣きのGソロが胸に沁みるったらありゃしない。
BLUE OYSTER CULT-Mirrors-Moon Crazy ★★★ (2008-04-16 21:31:55)
軽快に弾む前半を経て、
メロディアスなGに先導される形でテンポアップ、
哀愁を帯びて疾走する後半の展開が小気味良い名曲。
BLUE OYSTER CULT-Mirrors-In Thee ★★★ (2008-04-16 21:27:57)
BOCのポップ・サイドを代表する名バラード。
ブリティッシュHR的な暗さや重さが一掃された、
スウィートで爽やかな曲調に、初期BOCを愛するファンは
愕然となること請け合いだが、洗練されたメロディの
美しさには捨て難い魅力があるのも確か。
BLUE OYSTER CULT-Mirrors ★★ (2008-04-16 06:12:00)
ウェスト/コースト・ロック風のソフト&メロウなサウンドが、ファンの間で賛否両論を巻き起こした、5th『SPECTERS』の
路線が更に押し進められた、間違いなくBLUE OYSTER CULTの作品史上、最大の問題作と言うべき'79年発表の6thアルバム。
プロデューサーに、CHIEP TRICKとの仕事で知られるトム・ワーマンを起用、ブリティッシュHR的な暗さや重さを
排除したサウンド・プロダクションの下、如何にもアメリカのバンドらしい、抜けるような青空を想起させる、
乾いた雰囲気がアルバム全編を包み込む作風は、従来の屈折した叙情性や劇的さが大幅に薄れ、
ポップでコマーシャル、且つアコースティカルな方向へと大きく足を踏み入れた仕上がり。
その口当たりの甘さゆえ、初めて聴いた時は余り好きになれなかったのだが、どっこい、今ではBOCのアルバムの中でも
…続き
BLUE OYSTER CULT-Heaven Forbid-Live for Me ★★★ (2008-04-13 11:48:56)
エリック・ブルームのVoは、決して上手いわけではなく、
どちらかと言えば「ヘタウマ」に属するように思うが、
ただ、浮遊感を漂わせた歌声は分厚いコーラス・ハーモニーと
よく馴染み、この手のメロウなナンバーを歌わせると、
曲の持つ叙情性を一層引き立たせてくれます。
BLUE OYSTER CULT-Heaven Forbid-Harvest Moon ★★★ (2008-04-13 11:42:29)
エリック・ブルームのいなたいVoによって歌われる
ポップな響きを感じさせる哀メロと、
疾走パートも組み込まれたダイナミックな曲展開の
取り合わせが秀逸な、アルバムのハイライト・ナンバー。
BLUE OYSTER CULT-Heaven Forbid ★★ (2008-04-13 03:20:00)
傑作『IMAGINOS』を作り上げながらも、その後、再分裂してしまったBLUE OYSTER CULT。後に残ったエリック・ブルーム、
ドナルド・ローザー、アラン・レアニーのオリジナル・メンバー3人が、元RAINBOWのチャック・バーキや
ボビー・ロンディネリらの協力を仰ぎつつ制作、前作から10年ぶりとなる'98年に発表した12thアルバムがこれ。
『IMAGINOS』で炸裂しまくっていた、荘厳さや劇的さはすっかり影を潜め、荒々しい疾走チューン①による幕開けに
思わずギョッとさせられる、BOCの全カタログの中でもトップクラスのへヴィな作風を誇る本作。
個人的には、BOCサウンドの肝である(と勝手に信じていた)アラン・レアニーのドラマティックなKeyプレイ、
中でも流麗なピアノの音色が大幅減となってしまった事が残念でならないのだが、その代わりに、今回は
…続き
BLUE OYSTER CULT-Imaginos-Blue Öyster Cult ★★★ (2008-04-09 21:30:33)
浮遊感を漂わせたVoといい、流麗なピアノの旋律といい、
華麗なコーラス・ハーモニーといい、
非常にドラマティックなのに、どこか淡々とした仕上がりなのが、
クールな都市型へヴィ・メタル・バンドの面目躍如。
バンド名を付けるに相応しいクオリティを備えた名曲です。
BLUE OYSTER CULT-Imaginos-The Siege and Investiture of Baron von Frankenstein's Castle at Weisseria ★★★ (2008-04-09 21:25:58)
ロニー・J・ディオを彷彿とさせるVoの熱唱と重厚感溢れるリズムが、
RAINBOWの超名曲“STARGAZER"を思わせる、恐ろしいほどに
ドラマティックな、11thアルバムのハイライト・チューン。
但し、流麗にして凛と美しく、終盤の涙モノの盛り上がりを
演出する、アラン・レニアーが奏でるピアノの調べといい、
透き通った美旋律を紡ぐツインG、そして華麗なコーラス・ハーモニーといい、
全体としては間違いなくBOC印が刻印されている。
BLUE OYSTER CULT-Imaginos-Astronomy ★★★ (2008-04-08 23:34:35)
名曲はどんなアレンジを施されても名曲である、
という事実を見事に証明してみせた仕上がり。
ドラマティックな「オカルト宣言」バージョンに比べると、
こちらは、より軽やかな味わいだが、それが
一層原曲の持つ哀メロの素晴しさを引き立たせている。
BLUE OYSTER CULT-Imaginos ★★ (2008-04-08 23:08:00)
個人的に、初めて聴いたBLUE OYSTER CULTのアルバムであり、同時に、BOCというバンドに
ハマる切っ掛けともなった、'88年発表の傑作11thアルバム。
そもそもは、8th『FIRE OF UNKNOWN ORIGIN』を最後にバンドから脱退した才人ドラマー、アルバート・ブーチャードの
ソロ・アルバムとして制作された作品が、彼のバンドへの復帰に伴い、結局、BOC名義でリリースされる事となったわけだが、
そうした紆余曲折にも関わらず、これまでBOC史に残る、数多くの名曲の誕生に関与して来たアルバートのアイデアが
叩き台になっているだけあって、その内容は流石のクオリティ。『オカルト宣言』のドラマ性、『SPECTERS』の美しさ、
そして『呪われた炎』のキャッチーさを併せ持った作風は、70年代の名盤群と比較しても、全く引けを取らない
素晴し
…続き
MAGNUM-Princess Alice and the Broken Arrow-You'll Never Sleep ★★★ (2008-04-06 17:04:52)
SLADEのジム・リーがゲスト参加して、気品漂う
ヴァイオリン・プレイを聴かせてくれる、
13thアルバムのラスト・ナンバー。
同作のOPナンバー“WHEN WE WERE YOUNGER"にも匹敵する、
華麗にして劇的な哀メロが炸裂する名曲。
MAGNUM-Princess Alice and the Broken Arrow-When We Were Younger ★★★ (2008-04-06 16:59:51)
13thアルバムのOPナンバーにして、
再結成MAGNUMが生み出した最高傑作と言うべき、必殺の名曲。
リリカルなピアノの調べに始まり、
力強く勇壮な曲調、ドラマティックな曲展開、
堂々たるVo、華麗さと叙情性を強化するKey、
絶品のアコギ・ソロを披露するGと、
MAGNUMの三本柱が揃って高いレベルで機能している、
初期MAGNUMっぽさも漂う名曲中の名曲。
MAGNUM-Princess Alice and the Broken Arrow ★★★ (2008-04-06 16:53:00)
再結成後のMAGNUMが生み出した最高傑作と言うべき、必殺の名曲“WHEN WE WERE YOUNGER"で幕を開ける、'07年発表の13thアルバム。
5th『ON A STORYTERRER'S NIGHT』以来、実に久し振りに名匠ロドニー・マシューズの手による、ファンタジック且つ美しい
「本当は残酷なお伽話」風味のイラストを、ジャケット・アートワークに採用した事でも話題となった本作だが、
実際、その内容の方も、決してジャケット負けしていないクオリティの高さを誇る。
前作『BRAND NEW MORNIG』の路線を更に磨き上げ、HR的なエッジと重厚感、そしてブリティッシュ然とした、
憂いを帯びた叙情メロディが見事に同居する楽曲の数々は、ロドニー先生の絵の魅力に引っ張られたのか、
再結成後の作品としては最高値と言えそうな、高いドラマ指数を叩き出す仕
…続き
MAGNUM-Brand New Morning-The Last Goodbye ★★★ (2008-04-05 23:39:32)
マーク・スタンウェイ(Key)によるピアノのイントロに
導かれてスタートする、メランコリック且つ劇的なミドル・チューン。
ボブ・カトレイが力強く歌う、強力なフックと哀愁を備えた
サビメロは、何度聴いても涙腺を刺激するものがあります。
個人的には、12thアルバムのハイライト・チューンの1つ。
MAGNUM-Brand New Morning-I'd Breathe for You ★★ (2008-04-05 23:34:14)
オーソドックスなヘヴィ・チューンと思わせておいて、
ピアノの音色と共に、猛烈な勢いで哀メロ度を高める
サビの展開には、思わず眉毛が八の字に歪んでしまうというもの。
MAGNUM-Brand New Morning-The Blue and the Grey ★★★ (2008-04-05 23:30:43)
MAGNUMには珍しく、ブルージーなフィーリング漂う
渋めの名バラード。じんわりと泣くトニー・クラーキンのG、
この手のエモーショナルな楽曲を歌わせたら右に出る者なし!
なボブ・カトレイの、円やかで深みを感じさせる歌声が
素晴しいったらありゃしない。
MAGNUM-Brand New Morning-It's Time to Come Together ★★★ (2008-04-05 23:22:47)
マーク・スタンウェイの華やかなKeyプレイ
(特にピアノの音色が素晴しい)に心が浮き立つ、
爽やかでポジティブなエネルギーに満ち溢れた名曲。
MAGNUM-Brand New Morning ★★★ (2008-04-05 23:18:00)
結局、ミッキー・バーカー(Ds)の復帰が叶わなかった為、前作『BREATH OF LIFE』発表に伴う復活ツアーに引き続いて、
THUNDER(当時は解散状態にあった)のハリー・ジェイムズのヘルプを仰いで制作、'02年にリリースされた再結成第2弾アルバム。
個人的にも↑のお二方の意見に完全同意で、HR的なエッジをグッと強調した音作りといい、曇天模様のイギリスを
彷彿とさせる湿ったメロディや、漂う重厚感といい、より日本人好みの作風に仕上がっていると言える本作。
尤も、初期MAGNUMのスタイルに立ち返っているわけではないし、ソフティケイトされた叙情HR路線は
相変わらずなわけなのだけど、そも、ここまで徹底されれば、今更彼らに初期の音楽性を求めるファンもおらんでしょう。
ややメロディに弱さの目立った(特に序盤の楽曲)前作に比べると、今回は、OPナンバーに相
…続き
MAGNUM-Breath of Life-After the Rain ★★★ (2008-04-03 23:04:13)
トニー・クラーキンの歌うGプレイ(勿論、曲作りの上手さも)や、
情感豊かなボブ・カトレイの歌声の素晴しさも然る事ながら、
この曲の肝は、ポップでキャッチーな曲調の楽曲に、
潤いと気品を与えているマーク・スタンウェイのKeyプレイ。
特に、インスト・パートのピアノ・ソロには胸躍ります。
MAGNUM-Breath of Life-Still ★★★ (2008-04-03 22:58:55)
高揚感を演出する力強いリズムと、
華麗に舞うキャッチーなメロディの組み合わせが秀逸な名曲。
間違いなく、再結成第1弾アルバムのハイライト・ナンバー。
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