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MAGNUM-Breath of Life ★★ (2008-04-03 22:48:00)
周囲の期待に背中を押される形で、6年振りに再結成を果たしたMAGNUM。一部メンバーは既にミュージシャン稼業から
足を洗ってしまっていたため、オリジナル・メンバーや、黄金時代の編成での復活こそ叶わなかったものの、
バンドの三本柱であるトニー・クラーキン(G)、ボブ・カトレイ(Vo)、マーク・スタンウェイ(Key)は
しっかりと顔を揃えているのだから、それについてとやかく言うファンもいまいて。
本作は、再結成第1弾作品として'02年に発表された、通算12枚目となるオリジナル・アルバムで、その作風は
後期MAGNUMやHARD RAINに近い、産業ロック・テイストを漂わせた親しみ易い叙情HR路線。まぁ、日本ではともかく
イギリスを始めとする欧州圏でMAGNUMの人気が爆発したのは、よりポップでコマーシャルな方向へと舵を切った
6th『VIGILANT
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BLUE OYSTER CULT-Secret Treaties-Astronomy ★★★ (2008-04-02 23:06:11)
BOCが誇る、HR/HM史に残る名曲中の名曲。
そりゃMETALLICAだってカヴァーしますわ。
個人的にも、BOCの曲ではこれが一番のお気に入り。
ドラマティック極まりない曲展開と、胸を詰まらせる程の
強力な泣きメロが最大の魅力なれど、それでいて
決して大仰にも臭くもならない、都会的なクールさが
このバンドならでは味か。
BLUE OYSTER CULT-Secret Treaties-Flaming Telepaths ★★★ (2008-04-02 23:00:09)
美しくも凛としたピアノ・サウンドが本曲の肝。
泣きを含んだ切ないVo、哀愁を帯びたメロディを紡ぎ出すGを
フィーチュアして、息苦しい程に盛り上がる後半の曲展開が涙を誘う名曲。
BLUE OYSTER CULT-Secret Treaties ★★ (2008-04-02 22:35:00)
著名な音楽評論家、サンディ・パールマンとリチャード・メルツァーのバックアップのもとデビューを果たし、
アメリカ版BLACK SABBATHとも言われた破壊的なサウンドと、それとは好対照なラインを描く、知的で文学的な歌詞の数々、
そして前面に掲げられたオカルト趣味が受け、「元祖へヴィ・メタル・バンド」の称号を頂戴するに至った
BOCの初期集大成、最高傑作としてファンから高い評価を得るのが、'74年発表のこの3rdアルバム。
破壊的なサウンドはそのままに、いよいよメロディへの拘りが顔を覗かせ始めていて、ハードさと叙情性が絶妙なバランスを
聴かせる本作。特に、G/Key/Voが紡ぎ出すミステリアスな旋律が、シンプルながらもクセになる①、浮遊するVoが歌う
メランコリックなメロディが心地良い②、シャープでアグレッシブ、且つダイナミックに盛り上がる③、ライブには
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MAGNUM-Wings of Heaven-Wild Swan ★★★ (2008-04-01 23:08:31)
後期MAGNUMは産業ロック色を一気に強めたが、
この曲は『ON A STORYTELLER'S NIGHT』の頃を思わせる、
陰影に富んだ劇的な曲展開を聴かせてくれる名曲。
まさに「熱唱」と表現するに相応しい歌声を響かせる
ボブ・カトレイのVoが胸を締め付けます。
MAGNUM-Wings of Heaven-Don't Wake the Lion (Too Old to Die Young) ★★★ (2008-04-01 23:04:57)
英国の曇天を思わせる、湿度高めのメロディと重厚感が
全編を彩る、7thアルバムのラスト・チューンにしてハイライト・チューン。
初期のようなプログレ色は然程強いわけではないが、
起伏に富んだ曲展開と、凝ったアレンジ、そして哀メロの魅力で、
10分以上に及ぶ長尺を、ダレることなく一気に聴かせきる名曲。
MAGNUM-Wings of Heaven ★★★ (2008-04-01 22:54:00)
6th『VIGILANTE』に伴うツアーが、全公演ソールドアウトという大成功を収め、アンコール・ツアーまで実現させて
勢いに乗るMAGNUMが、プロデュースにアルベルト・ブックフルトを迎えて制作、'88年に発表すると、
全英チャート4位に輝く等、MAGNUM史上最大のヒット作となった7thアルバム。
いきなり、爽やかなメロディアスHRチューン①で本編の幕が開く事からも察しの付く通り、本作は『VIGILANTE』の作風を
順当に継承した産業ロック路線を取りつつも、(QUEENやBON JOVIのライブでお馴染みの)ウェンブリー・アリーナで
ライブを行える程の国民的人気を得たバンドの自信が、覿面に作品のクオリティに反映されていて、メンバーのパフォーマンスと
楽曲の説得力は、前作から桁違いにUP。初期の音楽性に拘るファンの不満をも粉砕するその貫禄は、まさに横
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BLUE OYSTER CULT-Spectres-Nosferatu ★★★ (2008-03-30 22:16:06)
不死の存在である男と、彼に魅入られた女の、恐ろしくも
悲しい愛の顛末を描いた歌詞世界をそのまま表現したかのような、
冷ややか且つ流麗なピアノの音色と、揺らめくように浮遊するVoが歌う、
美しくも、どこか歪んだ不気味さを感じさせるメロディが絶品。
“ASTRONOMY"と双璧を為す、BOC屈指の超名曲。
BLUE OYSTER CULT-Spectres-I Love the Night ★★★ (2008-03-30 22:09:27)
BOCが誇る泣きのバラード。
透明感溢れるGサウンドと、感傷的な雰囲気を漂わすVoが紡ぎ出す
甘い泣きメロが、とにかくもう絶品。
詩情豊かな歌詞も、楽曲の持つ叙情性を大幅に増幅している。
タイトル通り、まさに「夜」に聴くべき超名曲。
BLUE OYSTER CULT-Spectres-Fireworks ★★ (2008-03-30 22:04:12)
浮遊感を感じさせるVoによって歌われる、
メロメロに感傷的な歌メロが胸に沁みるったら。
サビのポップな展開、透明な音色でしみじみと泣くGも良い。
BLUE OYSTER CULT-Spectres-Death Valley Nights ★★ (2008-03-30 22:00:41)
邦題は「死の谷の夜」。
気だるげなVoと、瀟洒なピアノの音色が
アダルトな雰囲気を漂わせる、
メロウなセミ・バラード。
BLUE OYSTER CULT-Spectres-Golden Age of Leather ★★★ (2008-03-30 21:56:00)
アルバート・ブーチャードがQUEENからの影響を認める、
HR的な重量感と、ドラマティックな曲展開、
そして繊細なメロディが融合を果たした、
海外を始め、評論家や関係者からも5thアルバムのハイライトと
太鼓判を押される名曲。
MAGNUM-Vigilante-Midnight (You Won't Be Sleeping) ★★ (2008-03-30 21:50:13)
初期の面影は殆ど感じられない
洗練されたハード・ポップ・ナンバーなれど、
相変わらず、哀愁を帯びたメロディのフックは強力。
効果的にフィーチュアされたサックスも○。
MAGNUM-Vigilante-Back Street Kid ★★★ (2008-03-30 21:47:21)
アルバムのラストをダイナミックに締め括る、
壮大なハード・ロック・チューン。
ライブ映えしそうなノリの良さと、
湿り気を帯びたメロディの相性が抜群で、
インスト・パートの華麗さも印象に残る。
MAGNUM-Vigilante-Vigilante ★★ (2008-03-30 21:41:46)
比較的ポップな曲が揃った6thアルバムの中では、
異彩を放つ(というと大袈裟か)
力強く劇的なアルバムのタイトル・トラック。
MAGNUM-Vigilante ★★ (2008-03-30 21:31:00)
前作『ON A STORYTELLER'S NIGHT』の成功を受け、メジャー・レーベルのPOLYDORとの契約を手に入れたMAGNUMが、
QUEENのロジャー・テイラー(数曲でバッキングVoも担当)をプロデューサーに迎えて制作、'86年に発表した6thアルバム。
ほんのりと漂うプログレ・テイストと、如何にもブリティッシュHR然とした陰影やドラマ性が大幅に後退した代わりに、
洗練の度合いをググッと上げて、ポップでキャッチーな産業ロック路線へと足を踏み入れたサウンドが、初期MAGNUMの
音楽スタイルを愛するファンの間で賛否両論を巻き起こした本作。だがしかし。高い大衆性と、強力なフック、
そして、哀愁のメロディに彩られた楽曲の数々は相変わらず強力極まりなく、コクが薄れアッサリ風味になったとは言え、
これはこれで非常に魅力的。このアルバムに伴うツアーがソ
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BLUE OYSTER CULT-Spectres ★★ (2008-03-29 22:23:00)
「ニューヨークの冷めた狂気」ことBLUE OYSTER CULTと言えば、やはり、前面に押し出されたオカルト趣味と、
文学的な歌詞が評論家筋から絶賛された、1st~3rdといった初期作品こそが必聴盤なのだろうが、
個人的に、それ以上に愛して止まないのが、この'77年発表の5thアルバム。
バンド内における、自身の影響力の低下を感じ取っていたであろうサンディ・パールマンは、このアルバムを
「前作『AGENTS OF FORTUNE』の成功を受け、その型に固執するあまり売れ線に走ってしまった作品」と批判しているが、
どっこい、定まった「型」の中で徹底的に磨き上げられた、洗練された楽曲の数々は、何れも非常にハイクオリティ。
バンドの代表曲として知られる、日本語の名ナレーションが炸裂する(笑)“GODZILLA"や、ノリの良い“R U READY TO ROC
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MAGNUM-On a Storyteller's Night-The Last Dance ★★★ (2008-03-29 14:37:56)
ラストを感動的に締め括る名バラード。
5thアルバムでは、シンセをメインにしたモダンなKeyプレイに
終始するマーク・スタンウェイが、
ここで遂に炸裂させるピアノ・サウンドが
楽曲の一層の盛り上がりを演出しています。
MAGNUM-On a Storyteller's Night-Les Morts Dansants ★★★ (2008-03-29 14:34:40)
憂いに満ちた静かな導入部から、
タメを効かせながら、じっくりと盛り上がっていく
スロー・ナンバー。ある種、神々しさすら備えた曲自体の
完成度の高さも然る事ながら、この曲を更に一段上のレベルへと
高めているのは、間違いなくボブ・カトレイのVoパフォーマンス。
エモーショナルとはこういう事だ!という彼の歌唱は
涙がチョチョ切れそうになるほど感動的。
MAGNUM-On a Storyteller's Night-On a Storyteller's Night ★★★ (2008-03-29 14:28:44)
5thアルバムのタイトル・トラックにして、
アルバムのハイライト・ナンバー。
初期のプログレッシブ・ロック・テイストをホンノリと残した、
雄大且つドラマティックな曲展開と、
胸に染み入る、温かみを帯びた叙情メロディが絶品。
この手の曲を歌わせると、希代のストーリーテラー、
ボブ・カトレイの右に出る者なし!
MAGNUM-On a Storyteller's Night-Just Like an Arrow ★★★ (2008-03-29 14:24:35)
シングル・カットもされた、MAGNUMの代表曲の1つ。
憂いを帯びた、キャッチーなメロディが印象的な
洗練されたポップ・ナンバーで、
後の音楽性を変化を予感させる名曲。
MAGNUM-On a Storyteller's Night-How Far Jerusalem ★★★ (2008-03-29 14:22:33)
静かな冒頭から、ボブ・カトレイの熱唱に引っ張られる形で
力強く盛り上がっていく、5thアルバムのOPナンバー。
絶妙な節回し、抜群のリズム感など、
単に音程が正確というだけでは歌いこなすことの出来ない、
この手の楽曲を説得力十分に歌いきる彼のVoを聴いていると、
やはり凄いシンガーだなぁ、と、しみじみと感心。
MAGNUM-On a Storyteller's Night ★★★ (2008-03-29 10:14:00)
所属レーベルの倒産等、数々の不運が重なり、活動休止(というか事実上の解散)へと追い込まれたMAGNUMが、'84年の
レディング・フェスティバルへの参加を機に復活を果たし、新たにFM RECORDSと契約を結び、'85年に発表した5thアルバム。
全英チャート24位にランクインしたのを筆頭に、欧州全土で好セールスを記録し、MAGNUM起死回生の一撃となった本作は、
ロドニー・マシューズの手による、幻想的なジャケット・アートワークが端的に物語る通り、如何にも英国然とした
湿り気をタップリと含んだ、ファンタジックでドラマティックなHRサウンドが、最初から最後までギッシリと詰め込まれ、
多くのファンが、このアルバムをMAGNUMの最高傑作に推すのも納得のハイクオリティを誇る。
ハード且つソリッドな作風が印象的だった前作から一転、暖かく包み込むようなサウンド・
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MAGNUM-The Eleventh Hour-The Great Disaster ★★★ (2008-03-27 00:07:56)
ダークでドラマティックな“BREAKDOWN"から
間髪入れずに繋がる、ハード・ロッキンなエッジの効いた疾走チューン。
それでいて、ブリティッシュ然とした湿り気を
タップリと含んだメロディと、マーク・スタンウェイによる
潤いに満ちたKeyプレイの威力により、
楽曲が無味乾燥になることもない。
MAGNUM-The Eleventh Hour-The Prize ★★★ (2008-03-27 00:01:25)
ミステリアスなアコギのイントロに導かれてスタートする、
OPナンバーに相応しい劇的さを備えた名曲。
MAGNUM-The Eleventh Hour-Breakdown ★★★ (2008-03-26 23:59:16)
ボブ・カトレイの歌唱が前面に押し出された、
ダークでドラマティックなナンバー。
メインのメロディを、ワンテンポ遅れで追いかける
細川たかし唱法とでも言うべき、
ボブ・カトレイのタメとコブシの効いた歌声が
感動を呼びます。
MAGNUM-The Eleventh Hour ★★★ (2008-03-26 23:47:00)
MAGNUM屈指の名盤と誉れの高い、3rd『CHASE THE DRAGON』と5th『ON A STORYTELLER'S NIGHT』の間に挟まれて、
イマイチ影の薄い'83年発表の4thアルバム。前作に引き続いてロドニー・マシューズがデザインを手掛けながらも、
ファンタジックと言うより、不気味さの勝るジャケット・アートワークや、トニー・クラーキン自身が担当した、
シンプルで飾り気に乏しいサウンド・プロダクションも、そうした印象を強めるのに一役買っているのかな?
確かに、全体的に華やかさに欠ける作風だし、本作には、バンドを代表するような名曲も収録されてはいない。
だが、プログレ色を排し、コンパクト且つストレートにまとめらた収録曲は、ソリッドなGといい、これまでになく
ヘヴィなリズムを叩き出すDs&Bといい、MAGNUMの全カタログの中でも随一と言う
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中間英明-Point of No Return-Inquisition ★★★ (2008-03-24 21:52:05)
イントロのGリフを聴いただけで、
出来の良さを確信できるOPナンバーにして、
アルバムのハイライト・ナンバー。
Voの役割を果たす中間の「歌う」Gプレイのお陰で、
インスト物でも物足りなさを感じる事はない。
中間英明-Point of No Return-Point of No Return ★★★ (2008-03-24 21:48:04)
生オケをフィーチュアした“A SHORT PIECE FOR A GUITER AND STRINGS"を
序曲代わりに、アルバムのラストをドラマティックに締め括る名曲。
イングヴェイからの影響が露骨に感じられるが、
起承転結がバッチリと決まった曲展開の素晴しさの前には些細な事。
Gとガップリと四つに組む、名手・小川文明のKeyも良い仕事をしています。
中間英明-Point of No Return ★★ (2008-03-24 21:39:00)
HURRY SCUARY、ANTHEM等での活動で知られる、ルックス、テクニック、センス(作曲能力)の三拍子揃った、
天が二物も三物も与えた天才ギタリスト・中間英明が、'89年に発表したソロ・アルバム。
イングヴェイ・マルムスティーンからの強い影響を基本に、マイケル・シェンカーばりの濃厚な「泣き」と、
ウルリッヒ・ロートを思わせる、粘りの効いたGの音色を併せ持った様式美HMサウンドのカッコ良さはガッツポーズ物で、
そのクオリティはHURRY SCUARY時代を大きく上回り、更に言うなら、歌入り曲よりもインスト曲の方が遥かに
クオリティが高いのだから、まさに中間英明というギタリストの真価が、120%発揮された内容に仕上がっていると言える。
スピーディな様式美HMナンバー①、クラシカルな③、繊細なエレアコの妙技が堪能できる④、美旋律とエモーショナルな
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MAGNUM-Chase the Dragon-The Lights Burned Out ★★★ (2008-03-23 17:35:45)
2ndアルバムのラストを締め括る、感動的なバラード。
ボブ・カトレイの歌声の素晴しさについては言うに及ばず、
神々しいまでの美しさと、MAGNUMならではの包み込むような
スケールの大きさを感じさせる曲調も絶品。
MAGNUM-Chase the Dragon-Soldier of the Line ★★★ (2008-03-23 17:32:34)
ドラマティックなイントロを経てスタートする、
2ndアルバムのOPナンバー。
ボブ・カトレイが表現力豊かに、戦争の虚しさを
時に悲しく、時に激しく歌い上げる名曲で、
テンポアップする後半の劇的な盛り上がりっぷりは、
まさに本編の幕開けを飾るに相応しい。
MAGNUM-Chase the Dragon-The Spirit ★★★ (2008-03-23 17:28:57)
ライブでは大合唱を誘発するという、
MAGNUM屈指の代表曲にして名曲中の名曲。
繊細なアコギに始まり、チェンバロをフィーチュアした
クラシカル・テイスト溢れる序盤から、
クライマックスに向けてドラマティックに盛り上がっていく
曲展開が素晴しすぎる。「深み」を感じさせる歌詞も◎。
MAGNUM-Chase the Dragon-Sacred Hour ★★★ (2008-03-23 17:25:08)
↑まさにこの方の仰る通り。
雄弁に歌うトニー・クラーキンのG、
深みと表現力を兼ね備えたボブ・カトレイの極上のVoの
素晴しさも然る事ながら、個人的にこの曲で一番痺れたのは、
ドラマティックでクラシカル、且つ気品を漂わせ泣きまくる
マーク・スタンウェイのKeyプレイだったりする。
特にポロポロと零れ落ちていくようなピアノの音色は絶品!
MAGNUM-Chase the Dragon ★★★ (2008-03-23 17:18:00)
Keyがリチャード・ベイリーからマーク・スタンウェイにチェンジ。プロデューサーにKANSASとの仕事で知られる
ジェフ・グリックスマンを迎えて制作され、全英チャート17位にランクインする等、前作『MAGNUM Ⅱ』の
セールス的な不振を吹き飛ばすヒット作となった、'82年発表の3rdアルバム。
名匠ロドニー・マシューズの手による、美しく幻想的なジャケット・アートワーク、叙情的でファンタジック、且つ劇的な
楽曲の数々と、このバンドの何たるかがギュッと凝縮された作風を誇る本作は、MAGNUM初期の代表作としても
知られ、そのクオリティは、最高傑作と名高い5th『ON A STORYTELLOR'S NIGHT』と比べても、何ら遜色ないレベル。
NWOBHMムーブメントの勃発により、意気上がる英国HMシーンの影響を受け、これまで以上にトニー・クラーキンの
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BLIZARD-Blizard of Wizard-Orion ★★★ (2008-03-22 10:15:49)
1stアルバムのハイライトにして、
BLIZARD屈指の名曲の1つ。
コブシの効いた歌メロのカッコ良さも然る事ながら、
やはりこの曲の肝は松川敏也のG。
華麗にしてメロディックなGプレイは
間違いなく本曲のハイライトを飾る。
BLIZARD-Blizard of Wizard-Mama ★★ (2008-03-22 10:13:15)
印象的なコーラスから疾走を開始する、
正統派HMチューン。
華麗に炸裂する松川敏也のGソロが素晴しい。
BLIZARD-Blizard of Wizard ★★ (2008-03-21 08:28:00)
X-RAY(関西のX-RAYとは別バンド)出身の松川敏也(G)が、寺沢功一(B)、孝之(G)と宏之(Ds)の村上兄弟との
出会いを切っ掛けに、新バンドBLIZARDの結成を思い立ち、オーディションにて下村成二郎(Vo)を迎え入れ、
最終的なラインナップを完成させると、'83年にWARNER RECORDSから発表した1stアルバム。
活動後期には、LAメタルからの影響を取り入れたポップ・メタル路線(これが非常に魅力的だった)へとシフトしていった
彼らだが、本作を発表した頃は、アグレッシブで重厚且つダークな楽曲の数々や、『暗黒の聖書』という
仰々しいアルバムの邦題が端的に物語る通り、NWOBHMからの影響を強く感じさせる、欧州風味溢れるHMサウンドを披露。
特筆すべきは「和製ランディ・ローズ」とも評された、松川のスリルとエモーションを兼ね備えた劇的極まり
…続き
MAGNUM-Magnum II-All of My Life ★★★ (2008-03-18 23:29:05)
ジャジーな雰囲気も漂うクールな前半から、
テンポアップして盛り上がっていく、
アルバムのラストを締めるに相応しいドラマティカルなナンバー。
MAGNUM-Magnum II-So Cold the Night ★★★ (2008-03-18 23:26:55)
ホルストの組曲「惑星」の“火星"を思わせる
重厚な導入部を経て、雄々しく、ドラマティックに展開していく
プログレ・テイストが色濃い名曲。
MAGNUM-Magnum II-Reborn ★★ (2008-03-18 23:24:00)
プログレ色が濃厚なダイナミックな曲展開を備えた、
レコードでいうところのA面ラスト・ナンバー。
格調高いピアノ・サウンドにシンセ、フルートをもって、
楽曲のドラマ性を高めるリチャード・ベイリー(Key)の
八面六臂の活躍っぷりが最大の聴きどころ。
MAGNUM-Magnum II-If I Could Live Forever ★★★ (2008-03-18 23:18:51)
荘厳なイントロ部分だけで掴みはOK。
憂いを帯びたメロディを、エモーショナルに歌いこなすボブ・カトレイのVoと、
気品漂う叙情性を演出するリチャード・ベイリーのKeyが
胸を締め付ける名曲。
MAGNUM-Magnum II-Great Adventure ★★★ (2008-03-18 23:14:03)
シンセによる劇的なイントロで一発K.O.となる、
スケールの大きなOPナンバー。
5分に満たないランニング・タイムの中に、
多彩且つドラマティックな曲展開が詰め込まれた名曲。
MAGNUM-Magnum II ★★★ (2008-03-18 23:08:00)
素っ気無いアルバム・タイトルとジャケット・デザインが災いしたのか、MAGNUMのカタログの中では、イマイチ地味な扱いを
受けがちの'79年発表の2ndアルバム。(プロデュースはTEN YEARS AFTERのレオ・ライオンズが担当)
確かにここには、聴き手を一発で虜にする“KINGDOM OF MADNESS"級の強力な名曲は収められていないものの、
どっこい、1st『KINGDOM OF MADNESS』の音楽性を受け継いだ、優雅で劇的、且つファンタジックな
叙情派HRサウンドには一片の曇りもなく、収録曲のクオリティも押し並べて高め。
前作に比べると、大作主義やプログレ色がやや後退し、楽曲がコンパクトに練り込まれているのが特徴で、
リチャード・ベイリー(Key)を中心にまとまったインスト・パートよりも、本作発表前にボーカル・トレーニングを
受け
…続き
BLIZARD-Hot Shot!-Follow Me ★★★ (2008-03-16 22:08:11)
BLIZARDの新たな魅力が詰め込まれた、
爽やか且つポップな名曲。
大衆性に満ちたアレンジと、仄かな叙情味を帯びた
爽快感漂うサビが心地良い。
BLIZARD-Hot Shot!-Shade of Blue ★★★ (2008-03-16 22:04:18)
重厚且つドラマティックな泣きの名曲。
サビメロの展開がカルメン・マキ&OZを思わせ、
この曲の歌唱を聴くと、デビュー当時に比べ、
Voが声域といい表現力といい、
格段の成長を遂げたが良く分かります。
勿論、エモーショナルな松川のGも絶品。
BLIZARD-Hot Shot! ★★★ (2008-03-16 21:47:00)
松川“RAN"敏也(G)、下村成二郎(Vo)、寺沢功一(B)、孝之(G)と宏之(Ds)の村上兄弟の編成から為る、
東京出身のHMバンドBLIZARDが、1st『暗黒の聖書』、2nd『暗黒の警鐘』に続き、'85年に発表した3rdアルバム。
バリバリにブリティッシュ風味のHMバンドとしてスタートを切るも、当時、アメリカで盛り上がりを見せていたLAメタルの影響を受け、
「メタルとポップ・テイストの融合」を掲げて、作品を重ねる毎にメロディ重視の姿勢を強めていったBRIZARDだが、個人的に、
彼らがWARNER時代に残した4枚のアルバムの中では、その試みが最も高いレベルで結実している(ように思う)、本作が一番の好み。
全体的に、ヘヴィ・メタリックなアグレッションや疾走感は薄れたものの、高音域における歌唱や表現力に余裕が
出て来たVo、ドッシリと重厚さを増したリ
…続き
MAGNUM-Kingdom of Madness-Invasion ★★★ (2008-03-15 02:31:19)
邦題は“侵略"で、個人的には“KINGDOM OF MADNESS"と並ぶ
1stアルバムのハイライト・チューン。
劇的なGリフと、ビシバシと打ち込まれる「キメ」が
最高にカッコイイ疾走曲。
MAGNUM-Kingdom of Madness-All That Is Real ★★ (2008-03-15 02:27:30)
穏やかな叙情味に包まれた前半から、
スリリング且つハードなインスト・パートへと雪崩れ込んでいく、
ダイナミックな曲展開が魅力の名曲。
MAGNUM-Kingdom of Madness-Kingdom of Madness ★★★ (2008-03-15 02:24:33)
MAGNUMが屈指の代表曲にして、永遠の名曲。
繊細なアコギと、幻想的なフルートの音色を経て、
劇的なGリフが勇ましく刻まれ始めた瞬間にノックアウト。
中間部のメロウ・パートから、再度、激しく曲が
盛り上がっていく場面は、何度聴いても鳥肌モノのカッコ良さ。
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