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BLUES CREATION-Carmen Maki - Blues Creation ★★ (2007-11-27 19:52:00)
アングラ・フォーク・シンガーのカルメン・マキが、天才G奏者・竹田和夫率いるBLUES CREATIONと組んで作り上げた、'71年発表の作品。
「ジャパニーズ・ロックの黎明期が記録された貴重なドキュメント」(帯より抜粋)としての記録的価値のみならず、
クオリティ的にも全く文句の付けようのない本作。ここで聴く事が出来るのは、「ブルーズに光と影を付けて
ドラマティックに演奏した」LED ZEPPELINからの多大な影響が感じ取れる、ダイナミックなハード・ロック・サウンドで、
「日本のバンドにしては」等という注釈を必要としない、問答無用のカッコ良さを誇る。
マキ姐さんのVoも、声の表現力や深みにおいては、後のカルメン・マキ&OZ時代には及ばないものの、
若々しい歌声は聴いていて単純に心地良いし、何より、歌の巧さにかけては、既にこの頃から一級品。
ジミー
…続き
BLUES CREATION-Carmen Maki - Blues Creation-Motherless Child ★★★ (2007-11-26 22:58:08)
トラッド/フォークの名曲を、劇的なハードロック・バージョンにアレンジ。
「押し」と「引き」を自在に操るマキ姐さんのVoも素晴しいが、
本曲のハイライトは、火傷しそうな勢いで引きまくる
竹田和夫の絶品のGプレイ。特に後半部分の鬼気迫る迫力は
半端じゃありません。
BLUES CREATION-Carmen Maki - Blues Creation-Lord, I Can't Be Goin' No More ★★★ (2007-11-26 22:37:08)
LED ZEPPELINの“あなたを愛し続けて"を彷彿とさせる、
猛烈な「泣き」を発散するブルーズ・ナンバー。
情感豊かな竹田和夫のGとマキ姐さんのVoが
素晴しいったらありゃしない!
PESTILENCE-Testimony of the Ancients-Land of Tears ★★ (2007-11-25 21:13:06)
楽曲自体はストレートに疾走する
高速スラッシュ・チューンなのだが、
ブルータルな曲調とは正反対の繊細な「泣き」を発散して、
聴き手の胸を締め付けるGソロの威力が
とにかく半端じゃない。
PESTILENCE-Testimony of the Ancients-Twisted Truth ★★ (2007-11-25 21:08:56)
ヘヴィでアグレッシブな曲調と好対照を描き出す、
美しい広がりを感じさせるインスト・パートの
ドラマティシズムが印象的なミドル・チューン。
PESTILENCE-Testimony of the Ancients-Presence of the Dead ★★★ (2007-11-25 20:59:21)
ストレートなデス/スラッシュ・メタル・バンドだった
PESTILENCEが大化けしたことを伝える名曲。
サビでGが奏でる勇壮なテーマ・メロディと、
幻想的な美しさを演出するKeyをフィーチュアした
インスト・パートの、何とドラマティックなことよ。
EXHORDER-Slaughter in the Vatican-Death in Vain ★★ (2007-11-25 17:05:57)
不気味なSEを引き裂いて、耳から血が出そうな鑢状のリフが
シュレッドされる1stアルバムのOPナンバー。
楽曲の持つ疾走感を倍化させる、勢いに満ち溢れたなGソロも素敵。
EXHORDER-Slaughter in the Vatican-Desecrator ★★ (2007-11-25 16:57:43)
のたうつようなヘヴィネスの効いた前半~中盤から一転、
後半で爆発的な疾走へと転じるダイナミックな仕上がりの1曲。
昔、タモリ倶楽部の空耳アワーで、ラストの畳み掛ける歌詞の部分が
「どすこい、どすこい、どすこい、どすこい、だぁ!」
と聞こえると取り上げられ、爆笑を誘っていた。(Tシャツ獲得)
DEMOLITION HAMMER-Epidemic of Violence-Skull Fracturing Nightmare ★★ (2007-11-25 16:43:59)
スラッシュ・メタル・アルバムのOPナンバーはこうでないと!
・・・といった感じで疾走しまくる高速スラッシュ・チューン。
猛烈に畳み掛けて来る分厚いリフ&タイトなリズムと、
意外なくらいメロディアスなツインGが良い味出してます。
(叙情的というわけではないが)
DEMOLITION HAMMER-Epidemic of Violence-Epidemic of Violence ★★ (2007-11-25 16:31:54)
デビュー作のタイトル・トラック。
都会派らしい、硬質で断固とした疾走感と、
アグレッシブ極まりない曲調に反して、
結構メロディアスなGソロのコントラストが印象に残る名曲。
個人的にはアルバムのハイライト・チューン。
EPIDEMIC-Decameron-Territories ★★ (2007-11-25 16:03:56)
山あり谷ありの曲展開と、
雪崩を打つようなド迫力の突進力が強いインパクトを放つ。
緩急自在・・・というか、「物凄い速い」と「普通に速い」リズムを
ガンガン叩き出すDsの凄まじさが際立つ1曲。
リフのカッコ良さと、短いながらハイテンションなGソロもイカス。
EPIDEMIC-Decameron-Circle of Fools ★★ (2007-11-25 15:54:10)
デス声寸前で喚き立てるVoに手数の多さで圧倒するDsと
笑っちゃうぐらい速いデビュー作のOPチューン。
但し、Gソロはハイテンションでカッコイイし、
曲展開もダイナミズムに溢れ、勢い任せではない
「練り」の感じられる仕上がりなのが素晴しい。
HEXENHAUS-Awakening-The Eternal Nightmare-act Ⅱ ★★ (2007-11-25 13:33:06)
前作に収められた“THE ETERNAL NIGHTMARE-ACT ONE"の続編に当たる楽曲。
アコギやKeyを積極的に導入し、プログレッシブ・ロック的な味わいを醸し出す。
歌メロがイマイチな点のみ惜しまれる。
HEXENHAUS-Awakening-Necronomicon Ex Mortis ★★ (2007-11-25 13:27:37)
3rdアルバムのハイライト・チューン。
歌えるVoの存在と、隠し味として使用されているKey、
そしてインスト・パートにおけるアコギ・ソロが
非常に効果を上げているドラマティカルな名曲。
こういう曲は、このアルバムじゃないと出来ないわな。
HEXENHAUS-Awakening-Awakening ★★ (2007-11-25 13:17:07)
歌えるVoの加入で、よりメロディを重視した仕上がりとなった
3rdアルバムだけど、ちゃんとこうした疾走感タップリの楽曲も
収録されているので侮れない。
とは言え、やはり以前よりはずっとメロディアスで聴き易い印象。
HEXENHAUS-The Edge of Eternity-The Eternal Nightmare - Act One ★★ (2007-11-25 13:12:13)
エキゾチックなインスト曲“A TEMPLE FOR THE SOUL"を経て、
爆発的に疾走を開始するスラッシュ・チューン。
寒々とした疾走感を基本としつつも、異国情緒を漂わせた
サビメロとGソロの組み込まれたドラマティックな曲展開が
非常に印象に残る名曲。ちなみ“ACT TWO"は次作に収録。
HEXENHAUS-The Edge of Eternity-Toxic Threat ★★ (2007-11-25 13:00:42)
ベートーベンの“月光"をモチーフにしたプレリュードから、
タイトに疾走を開始するOPナンバー。
インスト・パートで、如何にも北欧のバンド的な
寒々としたメロディを紡ぎ出すツインGが
良い仕事をしています。
SAVAGE GRACE-After the Fall from Grace-Trial by Fire ★★ (2007-11-25 12:42:48)
スラッシュ・メタル・バンドとしてのSAVAGE GRACEの色が
強く出た1曲。それでも十分メロディアスで劇的な仕上がりだが。
作曲はアジア系のメンバー、B.EASTが担当。
ステージ・ネームと日章旗のハチマキから、
てっきり日系人かと思ったけど、実は中国系の人らしい。
SAVAGE GRACE-After the Fall from Grace-We came, We saw, We conquered ★★★ (2007-11-25 12:37:48)
序曲風の“A CALL TO ARMS"に導かれてスタートする
スピード・ナンバーにして、アルバムのハイライト・チューン。
起承転結を盛り込んだドラマティックな曲展開は、
それだけでアルバム1枚を聴き通したかのような満足感を与えてくれる。
Voのピッチの甘さが惜しまれます。
カルメンマキ&OZ ★★ (2007-11-25 01:55:00)
自分もカルメン・マキ&5Xの音源が一度で良いから聴いてみたい。
出来れば、5Xの旧譜と併せて再発して貰えないものかなぁ。
カルメンマキ&OZ-Ⅲ-空へ ★★★ (2007-11-24 21:26:14)
3rdアルバム『Ⅲ』収録で、同作の(個人的に)ハイライト・チューン。
タメを効かせて、ドラマティックに盛り上がっていく曲展開と、
全編を貫くポジティブな力強さが感動を呼ぶ名曲。
カルメンマキ&OZ-Ⅲ-昔 ★★★ (2007-11-24 21:22:08)
全体的にアコースティカルでコンパクトにまとめられた
3rd『Ⅲ』の中でも、前2作の路線を踏襲した10分を超える
大作の本曲は、一際強いインパクトを放つ。
様々な表情を見せる曲調と、郷愁を誘うメロトロンの音色が
プログレッシブ・ロック的な雰囲気を演出していて素敵。
カルメンマキ&OZ-Ⅲ ★★★ (2007-11-24 21:03:00)
落ち着いた感じのジャケット・アートワークが、バンドの音楽性の変化を物語る、'76年発表の3rdアルバムにしてラスト作。・・・というか、本作がリリースされた時点で、既にバンドは解散していたらしい。
アコースティック・ギターを活用した、爽やかに駆け抜けていく①に代表されるように、今回は全体的にポップというかアコースティカルな作風で、大作主義が影を潜めた楽曲は、いずれもコンパクト且つシンプルにまとめられている。
とは言え、抜群の表現力を誇るマキ姐さんの歌唱と、春日博文(G)が作り出す、キャッチーでフックに富んだ叙情メロディの数々、そして6人目のメンバーと言うべき、ダディ竹千代こと加治木剛が手掛けた、70年代の情景がリアルに蘇ってくるかのような、詩情豊かに心象風景を綴った絶品の歌詞とが揃えば、それだけでアルバムの完成度の高さは約束されたようなもの。
また、後半に用意された、ポジ
…続き
EXCITER-Heavy Metal Maniac-Heavy Metal Maniac ★★★ (2007-11-24 18:35:26)
カミソリ・リフにハイテンションな疾走感、
そして喧しいVoが一丸となって突っ走る、
EXCITERの何たるかがギュギュっと凝縮された、
スラッシュ/パワー・メタル好きなら避けて通れない名曲。
SAVATAGE-Streets: A Rock Opera-Somewhere in Time / Believe ★★★ (2007-11-24 17:48:41)
名作のラストを締めるに相応しい超名曲。
ただドラマティックなだけでなく、安息を得た主人公の心情を
代弁するかのような、優しさの滲む曲調も素晴しい。
SAVATAGE-Streets: A Rock Opera-St.patrick´s ★★★ (2007-11-24 17:45:12)
息苦しくなるほどエモーショナルなジョン・オリヴァのVo、
よく「歌う」クリス・オリヴァのG、
気品を漂わすピアノの美しい調べ、そして劇的極まりない曲展開と、
SAVATAGEの美味しい部分が全て詰まった超名曲。
SAVATAGE-Streets: A Rock Opera-Tonight He Grins Again / Strange Reality ★★★ (2007-11-24 17:40:30)
二部構成から成る楽曲だが、お薦めは悲哀に満ち、
且つドラマティックな前半部分。
サビにおける、ジョン・オリヴァのエモーショナルは歌唱には
涙がちょちょ切れます。
SAVATAGE-Gutter Ballet-Summer's Rain ★★★ (2007-11-24 17:37:17)
SAVATAGEのバラードではこの曲が一番好きだ。
ヒステリックで好き嫌いがかなりハッキリと分かれる
ジョン・オリヴァの歌唱だが、個人的には、この感情移入過多で
息苦しくなる程の彼の歌声があってこそ、このバラードは
ここまでの完成度を得たと信じて疑わない次第。
そしてクリス・オリヴァ入魂の泣きのGプレイ!
もう涙で溺死するかと思いましたよ。
SAVATAGE-Gutter Ballet-When the Crowds Are Gone ★★★ (2007-11-24 17:32:36)
インストの名曲“TEMPTATION REVELATION"の余韻を引き継ぎ、
静かに始まり、後半へ進むほど息苦しい程にドラマティックに
盛り上がっていく、“GUTTER BALLET"にも匹敵する超名曲。
感情移入過多とも言える、ジョンのボーカリぜーションが
とにかく圧巻。
SAVATAGE-Gutter Ballet-Temptation Revelation ★★★ (2007-11-24 17:28:27)
悲しみに彩られたクラシカルなメロディといい、
曲中を華麗に舞うクリスの「歌う」Gといい、
オーケストレーションを伴って、
劇的に盛り上がっていくクライマックスの曲展開といい、
完全無欠のインスト・ナンバー。
SAVATAGE-Fight for the Rock-Hyde ★★ (2007-11-24 17:24:04)
レコード会社の横槍で、迷いを感じさせる作風となってしまった
2ndアルバムだが、この曲のような初期の重々しくダークで、
アグレッシブな雰囲気を宿した楽曲もちゃんと収録されているので、
個人的にはそんなに嫌いじゃない。ファンなら1度はちゃんと聴いてみよう。
SAVATAGE-Power of the Night-Power of the Night ★★ (2007-11-24 17:18:44)
シンセサイザーによるイントロをGリフが切り裂いて
疾走を開始する2ndアルバム(メジャー・デビュー作)の
OPナンバーにしてアルバム・タイトル・トラック。
現在のSAVATAGEとはかなりノリが異なる正統派のメタル・チューンだが、
これはこれで非常にカッコイイ。
SAVATAGE-Sirens / The Dungeons Are Calling-The Dungeons Are Calling ★★ (2007-11-24 17:15:08)
ダークなリフのカッコ良さが際立つ、
'84年発表のEPのタイトル・トラック。
未だにライブでもプレイされている名曲だが、
インスト・パートにおけるドラマティックな曲展開を聴けば、
それも大いに納得が行くというもの。
SAVATAGE-Sirens-Sirens ★★ (2007-11-24 17:10:44)
ダーク且つアグレッシブで、劇的な展開を聴かせる
1stアルバムのOPナンバー。
未だにライブでプレイされているのも納得のカッコ良さ。
重々しく不気味なインスト・パートが最高。
カルメンマキ&OZ-閉ざされた街-崩壊の前日 ★★★ (2007-11-23 18:51:20)
2nd『閉ざされた町』のOPナンバー。
全体的に、ゆったりとしたメロディ重視の楽曲が
多く並んでいた2ndの中にあって、
この曲のパワフルさは際立っています。
イントロダクションで雰囲気を盛り上げ、
最高潮に達したところで曲がスタートする
ドラマティックな展開もたまらない。
カルメンマキ&OZ-カルメンマキ&OZ-午前1時のスケッチ ★★ (2007-11-23 00:58:37)
曲自体の素晴しさも然ることながら、個人的には、
70年代の歌舞伎町ゴールデン街やションベン横丁の、
アルコールやゲロのすえた匂いが漂ってきそうな
加治木剛の手掛けた歌詞が最高にお気に入り。
カルメンマキ&OZ-閉ざされた街-閉ざされた町 ★★★ (2007-11-23 00:52:05)
重々しく刻まれる破壊力抜群のリフ&リズム、
よく歌うG、ヴィヴラートかけまくりで雄々しい歌声を響かせるVo、
曇天を突いて差し込む日の光を思わせる中盤の美しい叙情パート・・・と、
2ndアルバムのタイトル・トラックにして、ハイライト・チューン的存在の名曲。
1stにあった歌謡曲テイストが薄まり、洋楽リスナーにもアピールする仕上がりだ。
カルメンマキ&OZ-カルメンマキ&OZ-私は風 ★★★ (2007-11-23 00:45:38)
カルメン・マキ&OZを代表する、名曲中の名曲。
12分近くに及ぶ長尺を、全くダレることなく聴かせきる、
起伏の激しいドラマティックな曲展開、
緩急自在のテクニックを備えたメンバーの力量、
分けても、圧倒的声量と表現力で聴く者を打ちのめす
マキ姐さんの歌唱は感動的ですらある。
いかにも70年代的な「チュッチュッチュチュー」コーラスも含めて
愛して止まない1曲。
カルメンマキ&OZ-閉ざされた街 ★★★ (2007-11-23 00:32:00)
デビュー作『カルメン・マキ&OZ』が、当時のハードロック・バンドとしては異例の10万枚以上を売り上げる好セールスを記録した勢いに乗り、ロサンゼルスで4ヶ月かけてレコーディングされた、'76年発表の2ndアルバム。
わざわざ海外まで出掛けて行った成果は、確実に作品のクオリティに反映されていて、サウンド・プロダクションの向上はもとより、プロローグに始まりエピローグに終わる、起承転結を意識したドラマティックな全体の構成、そして何より、楽曲から歌謡曲的な「臭み」が抜け、メロディがスッキリと洗練された事で、メジャー・アクトとしての凄みすら感じさせる作風に仕上がっている。(あの歌謡曲テイストを愛していた身には、ドロッとした暗い雰囲気が薄まってしまった点は残念だけど・・・)
今回は前作に比べると、ゆったりとしたテンポの楽曲が多く並び、Voの圧倒的歌唱能力を前面に押し出したメロディ重視の作り
…続き
カルメンマキ&OZ-カルメンマキ&OZ ★★★ (2007-11-21 22:10:00)
アングラ劇団「天井桟敷」出身で、ヒット曲“時には母のない子のように"(作詞は寺山修司が担当)で知られたフォーク・シンガー カルメン・マキが、自身の理想とする音楽を追求するために、春日博文(G)らと結成したハード・ロック・バンド、カルメン・マキ&OZの'75年発表のデビュー作。
和製ジャニス・ジョプリンと評された、圧倒的声量と表現力を備えたVo、豪快さと繊細さを併せ持つG、強烈なウネリを生み出すリズム・セクション、ハモンド・オルガンの音色で、叙情性とスケール感を演出するプログレ感覚溢れるKeyとが一体となって奏でるサウンドは、非常にパワフル且つダイナミック。
ブリティッシュ・ハード・ロックからの影響を消化吸収して血肉へと変え、更にそこに、日本人の琴線に訴えかける歌謡曲的なメロディと、ドロッとした暗いヘヴィネス(別の方の発言を借りるなら「情念」という表現がピッタリ)を加えた感じの
…続き
TROJAN ★★ (2007-11-18 19:42:00)
'82年に、英国はウィガンにて、ピート・ウェイドソン(G)が中心となって結成。
'85年にROADRUNNER RECORDSより『CHASING THE STORM』でデビュー。
(確か当時、日本盤も発売されたはず)
新たにスラッシュ・メタルが盛り上がりを見せ始めていた欧州圏では、
パワフルでスピーディなサウンドが好評を博したが、
NWOBHMが終焉を迎え、意気下がる一方だったイギリス本国では
その存在は完璧に無視され、結局、そうした状況に業を煮やしたメンバーが
他の活動へと興味を移してしまったため、解散へと至った。
TROJAN-Chasing the Storm-Aggressor ★★★ (2007-11-18 19:31:26)
叙情的なイントロを経て、けたたましいリフ&リズム&Voが
ハイテンションで疾走を開始する
まさに「タイトルに偽りなし」のカミソリ・チューン。
これを聴くと、彼らがよくEXCITERと比較されていた
という話も大いに納得がいきます。
TROJAN-Chasing the Storm-Icehouse ★★★ (2007-11-18 19:27:33)
ファンの間でも特に高い人気を誇ると言う、ドラマティックな名曲。
アップテンポの前半を経て、後半は疾走パートへと移行するのだが、
ここでピート・ウェイドソンが披露するGプレイは、
本編のハイライトと言うべき凄まじいクオリティ。
丁寧にフレーズを積み重ねて、劇的なドラマを演出するGソロには、
「んかーっ!これよ、これ!」と思わず悶絶&涙。
TROJAN-Chasing the Storm-Chasing the Storm ★★★ (2007-11-18 19:22:32)
1stの幕開けを飾る、アルバム・タイトル・トラック。
RIOTの“THUNDERSTEEL"を彷彿とさせるリフが
炸裂した瞬間、全身の血中メタル成分が燃焼を開始する超名曲。
メロディアス且つドラマティックなGソロも最高です。
DEICIDE-Deicide-Crucifixation ★★★ (2007-11-18 18:44:12)
1stアルバムを締め括る猛烈な高速ナンバー。
禍々しいグレン・ベントンのVo、間断なくシュレッドされる
マシンガン・リフ、畳み掛けるように疾走するリズム、
ドリルの如く頭に突き刺さってくるGソロが、
一丸となって雪崩を打って突進する様は、
一種、荘厳でドラマティックな雰囲気すら漂わす。
DEICIDE-The Stench of Redemption-Never to Be Seen Again ★★ (2007-11-18 18:36:36)
曲自体も良いが、まるで“巨人の星"のような
コブシの効いたメロディを奏でるGソロのインパクトが凄い。
しかもこれを弾いているのが、ラルフ・サントーラではなく、
元CANNIBAL CORPSEの肩書きを持つ、
ジャック・オーウェンの方だと知って、2度びっくり。
THREAD WORM-PARASITISM-BEYOND THE FUTURE ★★ (2007-11-18 18:29:34)
デビュー作の中でも一際メロディアスな8分以上に及ぶ大作曲。
メロディアスに歌い上げるVoや、
じっくりと聴かせるGソロなんかを駆使して、
長尺を飽きさせずに最後まで聴かせきる手腕は立派なもの。
この曲のみ、Voに機械的なエフェクト処理が施されていない点も良い。
THREAD WORM-DEATHSIDE DESTROY-PLAY ONLY NIGHT SONG ★★ (2007-11-18 18:23:52)
イントロで溜めてから、猛烈な疾走へと転じるという、
スラッシュ・メタル・アルバムのOPチューンとして
教科書通りの展開を聴かせてくれる1曲。
リフのカッコ良さはなかなかのモノ。
THERION-Symphony Masses: Ho Drakon Ho Megas-The Eye of Eclipse ★★ (2007-11-18 18:20:12)
メロディック・デス・メタル・バンドとしての
THERIONの魅力を判り易く伝える名曲。
暗黒版“FINAL COUNTDOWN"といった趣きのファンファーレを伴って、
ヘヴィなミドル・パートから高速ブラスト・パートまで、
振幅の激しい曲展開は、非常にダイナミック且つドラマチック。
THERION-Symphony Masses: Ho Drakon Ho Megas-Dawn of Perishness ★★ (2007-11-18 18:12:38)
THERIONがデス・メタル・バンドから大きく変貌を遂げた事を
端的に物語る、3rdアルバムのハイライト・チューン。
正統派へヴィ・メタリックなリフのカッコ良さが際立っています。
あと、何度聴いても最後の歌詞の部分が
「童貞」「辛いです」というコール&レスポンスに聞こえて仕方がない。
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