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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 6551-6600
TROJAN-Chasing the Storm
EDGE OF SANITY-Infernal
THERION-Symphony Masses: Ho Drakon Ho Megas
THREAD WORM-PARASITISM
EDGE OF SANITY-Purgatory Afterglow-Silent
EDGE OF SANITY-Purgatory Afterglow-Twilight
EDGE OF SANITY-Purgatory Afterglow
I.N.C.-RAZORBACK-RAZORBACK
I.N.C.-RAZORBACK
SIGH-Infidel Art-The Zombie Terror
SIGH-Infidel Art
DANCER-IN THE BEGINNING-BLUE FIRE
DANCER-BEST OF TAIJI FUJIMOTO
MEGADETH
AT THE GATES-Slaughter of the Soul-Unto Others
AT THE GATES-Slaughter of the Soul-Blinded by Fear
AT THE GATES-Slaughter of the Soul
THERION-Sirius B-The Khlysti Evangelist
THERION-Sirius B-The Voyage of Gurdjieff(the Fourth Way)
THERION-Lemuria / Sirius B
PARIAH-Blaze of Obscurity-Blaze of Obscurity
PARIAH-The Kindred-Scapegoat
PARIAH-The Kindred
THERION-Deggial-Deggial
THERION-Deggial-Eternal Return
THERION-Deggial
BLIND ILLUSION-The Sane Asylum-Kamakazi
BLIND ILLUSION-The Sane Asylum
THERION-Theli-To Mega Therion
THERION-Theli-Invocation of Naamah
THERION-Lepaca Kliffoth-Evocation of Vovin
THERION-Lepaca Kliffoth-Black
THERION-Lepaca Crifoth
THERION-Theli
WARFARE-Metal Anarchy
THERION
THERION-Gothic Kabbalah
BLIND GUARDIAN-Tokyo Tales
NUCLEAR ASSAULT-Handle With Care-Mother's Day
NUCLEAR ASSAULT-Handle With Care-Inherited Hell
NUCLEAR ASSAULT-Handle With Care-New Song
NUCLEAR ASSAULT-Out of Order-Save the Planet
NUCLEAR ASSAULT-Something Wicked-No Time
NUCLEAR ASSAULT-Something Wicked-The Forge
NUCLEAR ASSAULT-Survive-Great Depression
NUCLEAR ASSAULT-Survive-Survive
NUCLEAR ASSAULT-Survive-Fight to Be Free
NUCLEAR ASSAULT-Game Over / The Plague-Cross of Iron
NUCLEAR ASSAULT-Game Over / The Plague-The Plague
NUCLEAR ASSAULT-Game Over-Brain Death
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発言している30曲を連続再生 - Youtube



TROJAN-Chasing the Storm ★★ (2007-11-18 11:03:00)

イギリスはウィガン出身の4人組スピード・メタル・バンドが、'85年に発表した1stアルバムが遂に初CD化!
発表当時はEXCITERの『HEAVY METAL MNIAC』や、JAGUARの『POWER GAMES』といったアルバムとよく比較されていたらしいが、
実際のところ、本作に託されたサウンドは、EXCITERよりも劇的(メロディアス)で、JAGUARよりもグッとアグレシッブ。
例えるなら、『THUNDERSTEEL』を発表した頃のRIOTを、ちょいとスラッシュ・メタル寄りにした感じ・・・かな?
実際、全身の血中メタル分が沸騰するOPチューン①は、“THUNDERSTEEL"を彷彿とさせる
リフがブチかまされる超名曲(勿論、発表はこっちの方が先なわけだが)
NWOBHMが終焉を迎え意気下がる英国よりも、寧ろ、新たにスラッシュ・メタルが盛り上がりを
…続き

EDGE OF SANITY-Infernal ★★ (2007-11-15 22:09:00)

40分以上に及ぶ超大作“CRIMSON"1曲のみで構成された問題作、5th『CRIMSON』(国内盤にはボーナス・トラックが
収録されてたけど)がファンから総スカン食らった事に懲りたのか、再び軌道修正を図って'97年に発表した6thアルバム。
前作のやり過ぎ大作主義から一転、今回の収録曲は、何れもコンパクト且つストレートにまとめられていて、
Keyやアコギ等の凝った装飾を排したアレンジも、至ってシンプル。破壊的な音色で刻まれる図太いリフ&リズムが
強調された作風は、まるで3rd『THE SPECTRAL SORROWS』以前のそれに立ち返ったかのよう。
疾走チューンのテンポが、ブラスト・ビートから2ビート主体へと落ちている事と、ツインGの絡みがより整合性を
増したこと、そして北欧的な悲壮感や耽美性が薄まり、スッキリと垢抜けたメロディの質の変化とが相俟っ
…続き

THERION-Symphony Masses: Ho Drakon Ho Megas ★★ (2007-11-14 20:30:00)

'93年にリリースされ、日本の輸入盤市場でもかなり話題となった、初期メロディック・デス・メタル・シーン
屈指の名作の1つにして、初期THERION(デス・メタル路線)の集大成的作品でもある3rdアルバム。
'90年発表の前作『BEYOND SANCTUM』において、早くもメロディへの拘りを発揮していたTHERIONだが、本作では
そのセンスがいよいよ全面展開。大々的にフィーチュアされ、クラシカルなフレーズや大仰なファンファーレを
奏でるKey、寒々しく悲哀に満ちたメロディを紡ぎ出すG、起伏に富んだダイナミズム溢れる曲展開によって演出される、
宗教的荘厳さやオペラティックなドラマティシズムは、前2作とは比較にならないレベルの高さ。
とは言え、重く、暗く、引き摺るように刻まれるGリフ、ディープなグロウルを響かせるVo、自己主張の激しいB、
要所で炸裂
…続き

THREAD WORM-PARASITISM ★★ (2007-11-12 22:36:00)

同じSKULL CRUSHER RECORDSに所属するビジュアル系スラッシュ・メタル・バンドで、バンド名の語感も
似ているせいか、時々、北海道出身のGURADGE/CURSE(良いバンドでした)とゴッチャになってしまう事が
あるのだが、本作は大阪出身の4人組THRED WORMが'95年に発表した1stアルバム。
元ROSENFELDのVo、HISAYOSHIがバンドと共同でプロデュースを手掛けているという事で、サウンド的にもROSENFELDと
共通点の多いパワー/スラッシュ・メタルを演っているが(機械的なエフェクトで歪められたVoの歌唱はもろHISAYOSHI風)、
畳み掛けるように疾駆するOPナンバー①から、尋常ならざるアグレッションを発散するラスト・ナンバー⑧に至るまで、
重厚に刻まれるリフ、硬質なビートを叩き出すリズム隊、なかなかに聴かせる
…続き

EDGE OF SANITY-Purgatory Afterglow-Silent ★★★ (2007-11-10 18:43:15)

EDGE OF SANITY屈指の名曲。
猛烈なブラストから、アコギによる「静」パートへと
目まぐるしく移り変わっていくダイナミックな曲展開が秀逸。
全体を貫くキビキビとした疾走感、
中間部で炸裂するツインGのハモリっぷりも良し。

EDGE OF SANITY-Purgatory Afterglow-Twilight ★★ (2007-11-10 18:37:17)

ノーマルVoとKeyによる幻想的なイントロから、
破壊的なリフ&リズムが刻まれるヘヴィ・パートへと移行する
重量級のミドル・チューン。
後半に向けてどんどん濃度を高めていく、
胸を締め付ける悲哀に満ちたメロディが素晴しい。

EDGE OF SANITY-Purgatory Afterglow ★★★ (2007-11-10 18:25:00)

異能の天才ダン・スウァノ率いるEDGE OF SANITYが作り上げた、このバンドの最高傑作にして、メロディック・デス・メタル黎明期を代表する名盤の1つでもある、'94年発表の4thアルバム。
前作『THE SPECTRAL SORROWS』において、ブルータルなデス・メタルに明確なメロディの流れを持ち込む事で、(CARCASSの『HEARTWORK』に先んじて)メロディック・デス・メタルなるサウンドを、世のメタラー諸氏に知らしめたダンだが、本作では更に、Key、アコギ、クリーンVoを用いた「美しさ」の演出、静と動の対比、それらを効果的に活かしたドラマチックな曲展開といった要素の数々を大胆に導入し、一層の音楽的進化を遂げている。
ヨーロッパ的なダークネスをたっぷりと含んだ流麗なリフ・ワークと、北欧のバンドならではの悲哀と激情を兼ね備えたメロディの素晴しさは出色で、特に、後半に
…続き

I.N.C.-RAZORBACK-RAZORBACK ★★★ (2007-11-08 21:52:55)

1stのアルバム・タイトル・トラック。
劇的なイントロで掴みはOK。乾いた音像のもと、
歯切れ良く刻まれるカリカリのGリフ、派手に動き回って曲に
アクセントを加えるB、ダイナミックな曲展開を支えるDs、
メロディアス且つスリリングなソロを聴かせるG、
ややフラット気味だがキャッチーなメロディを歌うVo・・・と、
バンドの持ち味が上手く活かされた、
7分以上の長尺を飽きさせる事なく聴かせきる名曲。

I.N.C.-RAZORBACK ★★ (2007-11-08 21:35:00)

アメリカはコネチカット州出身で、BがVoも兼任するツインG編成の4人組スラッシュ・メタル・バンド、
I.N.C.ことINDESTRUCTION NOISE COMMANDが、'88年に発表した1stアルバム。
いきなり8分以上もある①(バンド名を冠したテーマ曲でもある)で幕を開けるという、デビュー作にしては
かなり大胆な構成を取ってる本作。①以降も5~8分台の楽曲が並び、全8曲でトータル・ランニング・タイムが50分を
超える大作主義に、このバンドの旺盛なチャレンジ精神が伺える・・・というよりも、単にMETALLICAの名作
『MASTER OF PUPPETS』に影響を受けただけなんだろうなぁ、多分。
とは言え、『MASTER~』に比べると、欧州風味の流麗なメロディや、様式的な構築美といった要素はそれ程でもなく、
むしろ、暗さや湿り気を排した音作
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SIGH-Infidel Art-The Zombie Terror ★★★ (2007-11-05 22:42:01)

音程無視の喚き型Voの迫力不足と、ノーマルVoの音痴さは
如何ともし難いものの、楽曲自体の完成度の高さは流石。
重々しい疾走感を基本としつつも、そこにドラマチックな曲展開や、
荘厳で格調高いシンセサイザーやピアノ・サウンドを巧みに織り込む手腕は、
時にXを思い出したりも。初めて聴いた時はかなり衝撃を受けました。

SIGH-Infidel Art ★★★ (2007-11-05 22:19:00)

浮世絵師・歌川国芳の作品「平相國清盛入道」を用いたジャケット・アートワークが異彩を放つ、'95年発表の2ndアルバム。
現在ではカテゴライズ無用の個性的なメタルを演ってるSIGHなれど、この頃の彼らは、メンバーの顔に施されたコープス・ペイントや、ダークでイーブルな楽曲の数々、そしてブックレットの「この作品を'93年に刺殺されたMYHEMのユーロニモスに捧げる」とのクレジットが物語る通り、バリバリのブラック・メタル・バンド。
それも、大半の収録曲が7分を超える大作主義に、メロディアスに歌い上げるクリーンVO、クラシカルなメロディ、ドラマチックな曲展開といった要素を大胆に取り入れたメロブラ・サウンドを披露。丁度、その手の音楽が大きな盛り上がりを見せていた時期だったが、ブームの中にあっても埋没することのない、確固たる個性を備えた本作は、当時、かなり愛聴させて頂いた覚えがある。(勿論
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DANCER-IN THE BEGINNING-BLUE FIRE ★★★ (2007-11-04 20:24:19)

シャープに疾走する曲調と、哀愁を帯びたメロディ、
やや不安定だが「泣き」を感じさせる前田敏仁のVo、
そしてメロディアス且つスリリングな藤本のGと、
個人的に、DANCERというバンドに興味を持つ
切っ掛けとなった名曲。Keyも地味に良い仕事をしています。

DANCER-BEST OF TAIJI FUJIMOTO ★★ (2007-11-04 20:12:00)

足立裕二と共に「日本のマイケル・シェンカー」の異名を取る(?)ギタリスト、藤本泰司率いる
ハードロック・バンドDANCERのベスト・アルバム。元々は『DANCER MEMORIAL』のタイトルで、
1万枚限定/2枚組仕様で'92年に発表された物だったが、そこから更に藤本自らの選曲により12曲を抜き出し、
タイトルも変更して再リリースされたのが本作。(2枚組の方は、最早、入手困難の様子)
'86年発表のデビュー・ミニ『IN THE BEGINING』から5曲、'88年発表の1stフル『VIOLENT EMOTION』から6曲、
そして7インチ・シングルとしてリリースされた“GRAVE DIGGER"の全12曲からなる構成。
代表曲の1つ“NEVER SURRENDER"に象徴されるように、初期の頃はLAメタル的なポップ色も強かったらしいが、
本作で
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MEGADETH ★★ (2007-11-04 10:50:00)

最近はメタル系のライブじゃ使用されることが少なくなった
(個人的に足を運ぶのはLIONSHEARTの来日公演以来の)サンプラですが
昔から音が良い会場として知られてますよ。

AT THE GATES-Slaughter of the Soul-Unto Others ★★★ (2007-11-02 23:48:22)

ブルータルな曲調の中で閃くアコギの美しさに
ハッとさせられる名曲。
押せ押せの作風の中に、ちゃんとこういう曲を配置して
全体の構成に緩急を演出する辺り、上手いなぁ。

AT THE GATES-Slaughter of the Soul-Blinded by Fear ★★★ (2007-11-02 23:44:23)

鋭さの中に哀感が潜むGリフ、炸裂するような疾走感、
トマス・リンドベルグの激情漲るVo、
そして緩急を演出するドラマチックなインスト・パートと、
AT THE GATESを代表する・・・というよりも、
北欧メロディック・デス・メタルを代表する
完全無欠の名曲の1つ。

AT THE GATES-Slaughter of the Soul ★★ (2007-11-02 23:37:00)

ヨナス(B)とアンダース(G)のビョーラー兄弟が中心となって、スウェーデンのゴッセンバーグにて結成された
5人組デスラッシャーが、'95年に発表した最終作にして最高傑作の4thアルバム。
トータル・ランニング・タイムは35分とタイト極まりなく(国内盤はボーナストラック1曲を追加収録)、
デス声シンガーの中でも指折りの表現力を誇る、トーマス・リンドベルグの激情Voを乗せて、炸裂するように疾走する
楽曲の数々は、1曲平均3分と無駄な贅肉が削ぎ落とされ、前作より徹底的にビルドアップが図られている。
それでいてザクザクと刻まれる分厚いリフには、殺傷力だけでなく、北欧のバンドならでは冷気と哀感が宿り、Gソロも
最小限のメロディで最大の効果が得られるよう、しっかりと練り込まれていてドラマ性も十分と、全く隙のない構成。
それにしても、このGリフのカッコ良さは驚
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THERION-Sirius B-The Khlysti Evangelist ★★ (2007-11-01 23:19:45)

怪僧ラスプーチンをテーマにした歌詞に相応しく、
聴いているとロシアの凍土が思い浮かぶ、
寒々しく、荘厳で怪しげな雰囲気が素晴しい。

THERION-Sirius B-The Voyage of Gurdjieff(the Fourth Way) ★★★ (2007-11-01 23:09:44)

“THE WILD HUNT"以来、久々の直球パワー・メタル・チューン。
ただし、オーケストラ・サウンドの使い方が、より洗練されたせいか、
“THE WILD~"よりも遥かにドラマチック。

THERION-Lemuria / Sirius B ★★ (2007-11-01 19:50:00)

欧州圏における高い人気とは裏腹に、フェードアウト気味だった日本での人気低下に歯止めを掛け、メタル・ファンに
「THERION健在なり」との認識を新たにさせた'04年発表の会心の一作。尚、クリストフェル・ユルソンが
己の創作能力をブーストさせた結果、2枚組仕様にて8th『LEMURIA』と9th『SIRIUS B』の同時リリースと相成った。
DISC-1の①で、いきなり4th『LEPACA KLIFFOTH』以降は封印されていたデス声が炸裂する事からも分かるように、
これまで作品の中核を成していたオーケストラ・サウンドが脇へと引き、代わりに、重厚なリフを刻むG、
パワフルなリズムを叩き出すDs&B、ゲスト参加のマッツ・レヴィンのVoといったバンド・サウンドが
前面に押し出され、メタリックなエッジとヘヴィネスが強調された楽曲が、本編の半数以上を占める。
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PARIAH-Blaze of Obscurity-Blaze of Obscurity ★★★ (2007-10-31 21:04:35)

1stからメロディの魅力を大幅にアップさせた2ndの中でも、
屈指のクオリティを誇る、ドラマチックなセミ・バラード。
メロディアスに歌い上げるマイケル・ジャクソンのVoと、
胸にグッとくるフレーズを積み重ねるGコンビの働きっぷりが素晴しい。

PARIAH-The Kindred-Scapegoat ★★★ (2007-10-31 05:52:09)

スラッシーな疾走感を基調としつつも、
そこにドラマチックな曲展開とツインG(ハモリっぷりが良い)を
フィーチュアして、6分以上をダレることなく聴かせ切る名曲。
個人的には1stアルバムのハイライト・チューン。

PARIAH-The Kindred ★★ (2007-10-30 20:12:00)

英国にて70年代末から、SATAN~BLIND FURY、そしてまたSATANと、メンバー・チェンジに泣かされつつも、改名を繰り返しながら
活動を続けてきたスティーヴ・ラムゼイ(G)が、心機一転を図るべくバンド名をPARIAHと改め、'88年に発表した1stアルバム。
後期SATANは、ポップ路線にも目配せの感じられる作風だったが、本作ではそうしたポップ色は一掃され、
スピーディに疾走するリズムに乗って、如何にもイギリス的な暗い湿り気を帯びたリフが荒々しく刻まれ、
マイケル・ジャクソン(Vo)が鋭角的なシャウトを響かせる・・・といった具合に、NWOBHM期のSATANを、
更にアグレッシブにしたかのような、スラッシュ・メタル・サウンドが展開されている。
楽曲の構築美やメロディの魅力に関しては、'89年発表の2nd『BLAZE OF OBSCURITY』
…続き

THERION-Deggial-Deggial ★★ (2007-10-29 22:49:13)

「サウンドトラック」と揶揄される事の多い
中期THERIONのアルバムだが、実際に聴いてみると、
ちゃんとアグレッシブな楽曲も収録されていることに気付く。
この曲は、『DEGGIAL』の中でも、一際ハードに
疾走するアルバム・タイトル・トラック。
速いだけでなく、ドラマチックなのも良い。

THERION-Deggial-Eternal Return ★★ (2007-10-29 22:45:57)

優雅に始まり、6人編成時代のIRON MAIDENを思わせる
リフをフィーチュアしながら、
徐々に速度を上げてドラマチックに盛り上がっていく名曲。

THERION-Deggial ★★ (2007-10-29 22:08:00)

ファンの評価が分かれる中期THERIONの作品の中でも、取り分け不人気らしい'00年発表の
この7thアルバムだが、個人的には結構お気に入りの1枚だったりする。
その理由はハッキリしていて、アルバム全編が、壮大且つ優雅なオーケストラ・サウンドに埋め尽くされた分、緊張感や
攻撃性に鈍りの感じられた『VOVIN』や『SECRET OF THE RUNES』に比べ、今回はクリスティアン・ニエマン(G)の
加入効果か、全体的にGサウンドが前に出て来ていて、楽曲にヘヴィ・メタル然としたエッジが戻って来ているから。
5th『THELI』以前の作風が復活したわけじゃないが、要所に配された、IRON MAIDEN風のリフをフィーチュアした
ドラマチックな②、本編随一のアグレッションを発散するタイトル・トラック⑥、BLIND GUARADIANのハンズィ・キアシュが
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BLIND ILLUSION-The Sane Asylum-Kamakazi ★★★ (2007-10-28 03:00:52)

タイトルからして最高だが、それだけでなく、
メロディをなぞって歌うVo、沁みるフレーズを積み重ねるG、
メロウなラインを奏でるB、緩急を巧みに使い分けるDsと、
このバンドの叙情サイドの魅力が強く打ち出された名曲。
ポップな疾走感が心地良く、ANNIHILATORの“SOUND GOOD TO ME"に通じる魅力あり。
勿論、こっちの方が先なわけだが。

BLIND ILLUSION-The Sane Asylum ★★★ (2007-10-28 01:32:00)

後にPRIMUSを結成するレス・クレイプール(B)とラリー・ラロンデ(G)が在籍していた事で知られる、ベイエリアの古株テクニカル・スラッシュ・メタル・バンドが、'88年に発表した唯一のフル・アルバム。
結成は'79年と、その活動歴はかなり長く(初期にはHEATHENのデヴィッド・ゴドフレイも在籍)、本作に収められた楽曲には、その頃からコツコツと作り溜められたマテリアルが使用されている。そのせいか、一筋縄で行かない作風の割りに難解さは控えめで、結構取っ付き易い。ベイエリア・クランチ的な明快さとは無縁ながら、暗い湿り気を帯びたメタリックなリフは単純にカッコイイし、③のような(彼らにしては)ストレートに疾走する高速スラッシュ・チューンも収録。
だが何より特筆すべきは、リーダーのマーク・ビーダーマン(G)とラリーによる流麗なツインGで、時に正統派ヘヴィ・メタル然としたハーモニー・プレ
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THERION-Theli-To Mega Therion ★★ (2007-10-27 14:05:40)

彼らのテーマ曲であり、ライブの定番曲でもある。
「THE WORLD WILL BURN BY SORATHS FLAME」
「AND THROUGH THE SOLAR SIGN PROCLAM」
の部分の掛け合いは、THRIONのライブのお約束。

THERION-Theli-Invocation of Naamah ★★★ (2007-10-27 14:01:15)

THERION・・・というか、クリストフェル・ユルソンの美意識の結晶と言うべき
美しくも激しく、そして堪らなくドラマチックな超名曲。
『THELI』のハイライト・チューンであるだけでなく、
THERIONの全楽曲の中でも屈指の完成度の高さでしょう。

THERION-Lepaca Kliffoth-Evocation of Vovin ★★ (2007-10-27 13:55:22)

疾走するイントロのGとKeyのリフで掴みはOK。
あまり上手くはないが、「聴かせる」メロディを丁寧に紡ぐ
クリストフェルのGも美味しい。
オーケストレーションとオペラティックなコーラスを効果的に使って
アルバムのラストを締めるべく怒涛の盛り上がりを見せる様は、
殆ど「ファンファーレ・メタル」といった趣き。

THERION-Lepaca Kliffoth-Black ★★ (2007-10-27 13:49:52)

引き摺るようなヘヴィ・リフに怒号と美しいソプラノVoの
対比も鮮やかな序盤から徐々にスピードを上げて行き、
疾走するリズムの上に、ゆったりとした勇壮なメロディが乗るインスト・パートは、
どことなくジャーマン・メロディック・パワー・メタルを思わせるドラマティックな名曲。

THERION-Lepaca Crifoth ★★ (2007-10-25 23:04:00)

北欧メロディック・デス・メタル黎明期の'93年に発表された3rd『SYMPHONY MASSES:HO DRAKON HO MEGACE』は、
その後のシーンの隆盛を予感させる作品の1つだったが、'95年発表のこの4thアルバムに至っては、
そこから更に一足飛びの音楽的進化を遂げ、ファンの度肝を抜いた。
重く禍々しいリフ・ワークと、クリストフェル・ユルソンのアグレッシブなVoスタイルにこそデス・メタルの面影が
残るものの、スピードを控えめにしてジックリとドラマを醸成する曲調や、気品と優雅さを演出するオペラVo、
リフにソロにと大活躍して、楽曲のスケール感を高めるKey、そして何より大幅増量されたクラシカルなメロディの
数々から構成される楽曲は、最早、デス・メタルと言うよりも、シンフォニックなヘヴィ・メタルといった趣き。
勿論、デス・メタリックなブ
…続き

THERION-Theli ★★ (2007-10-24 23:35:00)

LOUD PARK 07での初来日公演を体験して以来、すっかりTHERION熱が高まってしまった為、最近は彼らの
作品ばかり聴いているのだが、その中でも一番のお気に入りは、やはり、この'96年発表の5thアルバム。
ブルータルなデス・メタル・バンドとしてスタートを切ったTHERIONが、メロデス・シーン初期の名作の1つとして名高い
3rd『SYMPHONY MASSES:HO DRAKON HO MEGACE』と、音楽的に大化けを果たした衝撃の4th『LEPACA CRIFOTH』を経て、
遂にTHERION流メタルの基本形を確立するに至った本作は、レーベル移籍によりアルバムの制作環境が整った事で、
サウンド・プロダクションが飛躍的な向上を遂げただけでなく、これまでよりも更に大胆に投入されたKey、ストリングス、オペラVo等の
効果を得て、ドラマ性やス
…続き

WARFARE-Metal Anarchy ★★ (2007-10-23 23:38:00)

元々はパンク畑で活動していたメンバーが、MOTORHEADやTANK、VENOMを始めとする新世代のへヴィ・メタル・バンドに
触発され、自分達でもパンクの疾走感とメタルのエッジを併せ持った音楽を演るべく'84年に結成した
英国出身のパワー・トリオWARFARE、その'86年発表の2ndアルバムがコレ。
1st『PURE FILTH』のプロデュースはTANKのアルジー・ワードが担当していたが、今回はその座にMOTORHEADの
レミーを迎え入れ(因みに3rdを手掛けたのはVENOMのクロノス)、僅か三日間で突貫レコーディング。
そのためサウンド・プロダクションはお粗末極まりないものの、映画『サウンド・オブ・ミュージック』の
優雅なイントロを引き裂いてヤケクソ気味に突っ走るOPチューン②から、本編最速のスピードで
ラストを締め括る名曲⑩まで、荒々しく
…続き

THERION ★★ (2007-10-21 21:37:00)

自分も見てきました。お昼からの登場ってのはバンドのイメージにそぐわないなぁ~、とか不満に思っていたのですが、
会場が室内だった事と、何よりバンドの素晴しいパフォーマンスに、そんな不満はあっという間に忘却の彼方へ。
曲の素晴しさは今更言うに及ばず、G、B、DSと共にステージに立つ、ルックスも歌声も対照的な、男性コーラス隊2人と
女性コーラス隊2人の存在が非常的に効果的で、ライブをより華やかに、ドラマチックに彩ってくれていました。
特に、活発に動き回りながら、気品漂う歌声と麗しいルックスで目と耳を楽しませてくれた
女性コーラス隊のカタリナ・リルヤ&ハナ・ホルゲンソン嬢の魅力は強力極まりない。
ライブが始まった時、会場には3分の1程度しか客がいなかったのですが、終わった時にはかなりの人数が
スタンディング・ゾーンを埋めていてたので、初来日公演としては大
…続き

THERION-Gothic Kabbalah ★★ (2007-10-21 21:06:00)

LOUD PARK 07で待望の初来日を果たし、期待通りのドラマチックなショウを展開してくれたスウェーデンの
個性派シンフォニック・メタル・バンドが、'07年に発表した10thアルバム。
壮大なオーケストラ・サウンドが、より自然に楽曲の中に織り込まれた事で、従来の優雅さと劇的さを保ちつつも、
ヘヴィ・メタリックな攻撃性を取り戻した本作は、リーダーのクリストフェル・ユルソンが尋常ならざる創作意欲を
発揮した結果、前作『LEMURIA/SIRIUS B』に続いて2枚組仕様と相成ったわけだが、ボーナス・トラックを含めて
全17曲収録、トータル・ランニング・タイムが90分を超えるボリュームにも関わらず、捨て曲なし、
埋め曲なし、ダレ場なしと、相変わらずそのクオリティの高さには微塵の揺るぎもない。
オペラVoに対抗するマッツ・レヴィンのメタルな歌声、リフに
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BLIND GUARDIAN-Tokyo Tales ★★ (2007-10-14 16:51:00)

BLIND GUARDIANが、'92年12月に行った初の日本ツアーの模様を捉えたライブ・アルバム。(リリースは'93年)
「観客は100点満点だったけど、僕らはそうじゃなかった」とライナー・ノーツで語っている通り、メンバー的には
ラフな演奏や、カレ・トラップが手掛けたサウンド・プロダクションに多少の悔いが残っているようだが、
どうしてどうして。ラフな演奏はライブならではの「勢い」を伝えてくれるし、音質面での不満も、
少なくとも個人的には殆ど感じられない。(歓声に手を加えている部分がモロバレの編集はちょっとアレだけど)
1stから4thアルバムの美味しい部分を収録した選曲は、初期ブラガのベスト盤としての機能も果たし、
綿密且つ複雑、壮大にしてドラマチックな現在の彼らのサウンドとは異なる、ストレートでスピーディな
初期メロディック・パワー・メタル時
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NUCLEAR ASSAULT-Handle With Care-Mother's Day (2007-10-08 19:19:37)

別に特に好きな曲というわけではないのだが、
この曲のサビの部分は、何度聴いても
「一斉に食べてみ、一斉に食べてみ、おばちゃん!おばちゃん!おばちゃん!」
に聞こえるので困る。思わずタモリ倶楽部の空耳アワーに投稿してしまったではないか。

NUCLEAR ASSAULT-Handle With Care-Inherited Hell ★★★ (2007-10-08 19:17:29)

劇的なイントロ・パートで「勝負あった!」となる1曲。
ハイテンションな疾走感と、(ジョン・コネリーの得意なスタイルでもある)
「オラオラ状態」で畳み掛けて来る歌メロの
カッコ良さとが相俟って、アルバムの
ハイライト・チューン級の存在感を放つ。

NUCLEAR ASSAULT-Handle With Care-New Song ★★★ (2007-10-08 19:09:23)

ドカドカと豪快なグレン・エヴァンスのDsに先導される形で
猛烈に疾走するOPナンバー。一瞬のブレイク後、
まさに「炸裂」するアンソニー・ブラマンテの
Gソロのカッコ良さも特筆モノ。
この曲を聴けば、本作の出来の良さが分かろうと言うもの。

NUCLEAR ASSAULT-Out of Order-Save the Planet ★★ (2007-10-08 19:06:06)

実験色の色濃いインスト・ナンバー。
美しいアコギに、ドラマチックな曲展開、オマケにKeyソロまで
フィーチュアして、個人的には大好きな曲だが、
と同時に、コアなNUCLEAR ASSAULTファンが口をあんぐりと
開けている様が思い浮かび、居た堪れない気持ちになる曲でもある。

NUCLEAR ASSAULT-Something Wicked-No Time ★★★ (2007-10-08 18:57:48)

『SOMETHING WICKED』の中でも一際ドラマチックで
メロディアスな名曲。このバンドなりのバラードと言えるかも。
凝ったアレンジで聴かせきる楽曲で、
特に、美しさすら演出するエレアコの存在がポイント。

NUCLEAR ASSAULT-Something Wicked-The Forge ★★ (2007-10-08 18:53:20)

ヘヴィで物憂げなミドル・パートを経て、
後半では猛烈な疾走へと転じるダイナミックなスラッシュ・チューン。
ジョン・コネリーとデイヴィッド・ディピエトロによる
劇的なツインGが、楽曲を盛り上げている。

NUCLEAR ASSAULT-Survive-Great Depression ★★★ (2007-10-08 18:46:51)

歌メロの魅力にかけては、本編随一というべき1曲。
曲自体も非常にカッコイイ高速スラッシュ・チューンながら、
やはりこの曲は、緊迫感を漂わせて切り込んで来る歌メロの
ハイテンションなカッコ良さがトドメを刺す。

NUCLEAR ASSAULT-Survive-Survive ★★★ (2007-10-08 18:42:18)

オラオラ状態で畳み掛けて来る、暴力的なまでのカッコ良さを
誇る、アルバムのタイトル・トラック。
単なる彩り以上の存在感を発揮し始めた
アンソニー・ブラマンテのGソロが楽曲を更に盛り上げている。

NUCLEAR ASSAULT-Survive-Fight to Be Free ★★★ (2007-10-08 18:41:13)

劇的な導入部を持ち、相変わらずスラッシーな攻撃性が
前面に押し出されてはいるものの、きっちりと起承転結を
備えた曲展開が、NUCLEAR ASSAULTが益々「メタル分」を
強めたことを物語る、ドラマチックな名曲。

NUCLEAR ASSAULT-Game Over / The Plague-Cross of Iron ★★★ (2007-10-08 18:31:51)

EP『THE PLAGUE』のラストを締める高速スラッシュ・チューン。
曲自体のハイテンションなカッコ良さはもとより、
バラード調の“THE PLAGUE"から、アクセルを一気に
踏み込んだようにこの曲へと展開していく本編の流れも最高。
アンソニー・ブラマンテの正統派テイスト漂うGソロのイカス。

NUCLEAR ASSAULT-Game Over / The Plague-The Plague ★★★ (2007-10-08 18:28:03)

多彩な曲調が揃ったEP『THE PLAGUE』の中でも
一際異彩を放つ、メロディアスな表題曲。
途中でスピードUPするのかな?と思って聴いていると、
最後までそのままで行ってしまうという、
NUCLEAR ASSAULT流バラード。良い曲です。

NUCLEAR ASSAULT-Game Over-Brain Death ★★★ (2007-10-08 18:23:53)

物憂げでメロディアスなイントロから一転、
激烈な疾走を開始するアルバムのラスト・ナンバー。
とにかくリフのカッコ良さが特筆もので、
中盤の反復パートでエネルギーを溜め込み、
ラストで爆発させる緩急の効いた曲展開といい、
7分に及ぶ大作だが全くダレを感じさせない名曲。


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